JP7361485B2 - 毛髪強化剤 - Google Patents

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Description

本発明は毛髪強化剤に関し、特に毛髪に塗布することで、洗い流した後でも毛髪強化効果に優れた毛髪強化剤に関する。
毛髪をブリーチ、カラーリング、パーマ剤などで処理すると、毛髪の色彩等を変化させることができる反面、毛髪へダメージを与えてしまう。ダメージの1つとして、毛髪が柔らかくなってしまうという現象がある。毛髪が柔らかくなってしまうと、スタイリングがしづらくなったり、枝毛や切れ毛ができやすくなってしまう。
そこで、損傷を受けた毛髪に毛髪強化効果を付与できる毛髪強化剤が開発されている。例えば、シトルリンおよびその塩類から選ばれる1種または2種以上を有効成分とする毛髪強化剤が知られている(特許文献1)。しかし、この毛髪強化剤は、毛髪強化効果に改善の余地があるものであった。
特開2010-6724号公報
本発明は前記従来技術の課題に鑑み行われたものであり、損傷を受けた毛髪や損傷を受けていない毛髪に塗布することで、洗い流した後でも毛髪強化効果に優れた毛髪強化剤を提供することを目的とする。
本発明者らが前述の問題を解決すべく鋭意研究を行った結果、中性アミノ酸およびベントナイトを含み、中性アミノ酸:ベントナイト=1000:1~0.3:1であることにより、毛髪に塗布することで、洗い流した後でも毛髪強化効果に優れた毛髪強化剤を得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる毛髪強化剤は、中性アミノ酸およびベントナイトを含み、中性アミノ酸:ベントナイト=1000:1~0.3:1であることを特徴とする。
前記毛髪強化剤において、中性アミノ酸がグリシン、アラニン、シスチンからなる群から選択される1種または2種以上であることが好適である。
前記毛髪強化剤において、中性アミノ酸がグリシンおよびアラニンおよびシスチンであることが好適である。
本発明にかかる毛髪化粧料は、前記毛髪強化剤を含むことを特徴とする。
前記毛髪化粧料において、毛髪強化剤を0.1~10質量%含むことが好適である。
本発明にかかる毛髪処理剤は、前記毛髪化粧料からなることを特徴とする。
前記毛髪処理剤において、ヘアブリーチ剤、染毛剤、パーマ剤であることが好適である。
本発明にかかるダメージケア用毛髪化粧料は、前記毛髪化粧料において、ダメージヘア用であることを特徴とする。
前記ダメージケア用毛髪化粧料において、ヘアトリートメント、ヘアウォーターであることが好適である。
本発明にかかる毛髪化粧料は、アミノ酸およびベントナイトを含むことを特徴とする。
本発明にかかるヘアブリーチ剤は、過硫酸塩およびアミノ酸およびベントナイトを含むことを特徴とする。
本発明にかかる毛髪強化剤は、中性アミノ酸およびベントナイトを含み、中性アミノ酸:ベントナイト=1000:1~0.3:1である毛髪強化剤であり、毛髪に塗布することで、洗い流した後でも毛髪強化効果に優れた毛髪強化剤を提供することができる。
図1は、各種アミノ酸を配合したヘアブリーチ剤により処理した毛髪の毛髪強度(kgf/mm2)を示す説明図である。 図2は、各種アミノ酸及びベントナイトを配合したヘアブリーチ剤により処理した毛髪の毛髪強度(kgf/mm2)を示す説明図である。
本発明にかかる毛髪強化剤は、中性アミノ酸およびベントナイトを含み、中性アミノ酸:ベントナイト=1000:1~0.3:1であることを特徴とする。
中性アミノ酸は、水に溶解した場合に中性を示すアミノ酸、すなわち、RCH(NH)COOHにおける置換基Rが酸性を示す官能基及び塩基性を示す官能基のいずれでもないアミノ酸である。本発明に用いられる中性アミノ酸は、このような中性アミノ酸であれば特に限定されず、1種または2種以上を用いることができる。
中性アミノ酸を用いて、ベントナイトと組み合わせることで、グルタミン酸等の酸性アミノ酸やアルギニン等の塩基性アミノ酸を用いる場合と比べて、高い毛髪強化効果を得られる。
中性アミノ酸の具体例としては、例えば、グリシン、アラニン、シスチン、セリン、システイン、アスパラギン、グルタミン、トレオニン、チロシン、トリプトファン、メチオニン、プロリン、フェニルアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン等が挙げられる。また、中性アミノ酸としては、通常L体のものを使用するが、D体を使用してもよいし、D体、L体の混合体であってもよい。
本発明に用いられる中性アミノ酸としては、グリシン、アラニン、シスチンであることが好ましい。
ベントナイトは、粘土鉱物であるモンモリロナイトを主成分とする粘土であり、水や有機溶媒等と接触することにより膨潤する。
ベントナイトは、中性アミノ酸と特定の割合で混合することで、中性アミノ酸もしくはベントナイトのみを用いる場合より、非常に高い毛髪強化効果を得ることができる。
中性アミノ酸とベントナイトの配合比は、中性アミノ酸:ベントナイト=1000:1~0.3:1であることが必要である。また、500:1~0.5:1であることが好ましい。中性アミノ酸の配合割合が多すぎると、ベントナイトの配合量が少なすぎて、中性アミノ酸とベントナイトを組み合わせることによる相乗効果を感じにくい。ベントナイトの配合割合が多すぎると、毛髪強化効果に劣る。
中性アミノ酸およびベントナイトの混合方法は、特に限定されない。
本発明にかかる毛髪強化剤は、固形のため、毛髪にそのまま塗布することは困難である。このため、本発明にかかる毛髪強化剤は、任意の製剤に配合することが好ましい。任意の製剤としては、液状、ゲル状、クリーム状、スプレー状、粉末状であることが好ましい。
本発明の毛髪強化剤もしくは毛髪強化剤を配合された製剤を毛髪に塗布した場合、毛髪を水で洗い流した後でも、優れた毛髪強化効果を有する。
このことから、本発明にかかる毛髪強化剤は、毛髪化粧料に配合することが好ましい。毛髪強化剤は、毛髪化粧料全量中0.1~10質量%含むことが好ましい。配合量が少なすぎると、毛髪強化効果を感じづらくなる場合はある。配合量が多すぎると、製剤の機能や使用性を損なう場合がある。
また、本発明にかかる毛髪化粧料は、毛髪処理剤またはダメージケア用毛髪化粧料であることが好ましい。
毛髪処理剤としては、例えば、ヘアブリーチ剤、染毛剤、パーマ剤等が挙げられる。
本発明をブリーチ剤、染毛剤に用いる場合、毛髪強化剤は、1剤、2剤のいずれか、或いは両方に配合してもよい。
また、本発明をパーマ剤に用いる場合、毛髪強化剤は1剤、2剤のいずれかのみに配合しても、両方に配合しても良いが、一方のみに配合する場合には2剤に配合することが好ましい。
ダメージケア用毛髪化粧料としては、例えば、ヘアトリートメント、ヘアウォーター等が挙げられる。
本発明にかかる毛髪化粧料には、必須成分である毛髪強化剤以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常毛髪化粧料に配合可能な成分を配合することができる。
このような成分としては、例えば、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、保湿剤、シリコーン化合物、有機酸及びその塩、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、高級アルコール、炭化水素、エステル油、着色剤、毛髪保護剤、エモリエント剤、香料、溶剤、脂肪酸、粘度調整剤、結合剤、皮膜形成剤等が挙げられる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。なお、以下の実施例において、配合量は特記しない限り質量%で示す。
はじめに、本発明で用いた毛髪および毛髪強度の評価方法について示す。
<本発明に用いた毛髪>
ケミカル処理が施されていない同一人物毛束(未処理毛)を使用した。
(未処理毛)
前記毛髪をシャンプーで洗浄後、ドライヤーで乾燥させ、試験用の未処理毛とした。
(ブリーチ毛)
(1)ブリーチ剤1剤:2剤=1:2の割合で混合し、処理剤とする。
(2)前記毛髪1gにつき8gの処理剤を塗布。
(3)30℃で20分放置。
(4)シャンプーで洗浄後、ドライヤーで乾燥させ、試験用のブリーチ毛とした。
<毛髪強度の評価方法>
引張試験機を用いて以下の測定を行い、毛髪強度を得た。
(1)引張試験測定部位の毛髪1本の直径を測定。
(2)毛髪1本の直径を測定した部位の両端を固定し、セットする。
(3)セットした状態で、測定する毛髪を水に1分30秒間漬け、毛髪内の水素結合を解く。
(4)水中の状態で、一定速度で破断する(切れる)まで毛髪を引張る。
(5)引張強さ(N)を測定し、(1)で測定した直径値と共に解析する。
(判定基準)
++:効果あり。基準値に対して、試料の毛髪強度が有意に高い(有意差p<0.05)。
+:効果あり。基準値に対して、試料の毛髪強度が有意に高い(有意差p>0.05)。
-:効果なし。基準値に対して、試料の毛髪強度が同等または低い。
本発明者らは、下記表1に示すヘアブリーチ剤を常法により調製し、本発明に用いた毛髪(未処理毛)を、下記処理方法で処理した。なお、用いたアミノ酸は、グリシン、アラニン、セリン、シスチン、グルタミン酸、アルギニン、システインのいずれか1種類である。また、表1中のパウダーブリーチは、表2に記載した処方を用いた。処理した毛髪の毛髪強度を、上記評価方法に基づき評価した。結果を図1に示す。
(ブリーチ剤処理方法)
(1)ブリーチ剤を1剤:2剤=1:2の割合で混合し、処理剤とする。
(2)毛髪1gにつき8gの処理剤を塗布。
(3)30℃で20分放置。
(4)シャンプーで洗浄後、ドライヤーで乾燥させる。
Figure 0007361485000001
Figure 0007361485000002
図1より、ヘアブリーチ剤にアミノ酸を配合すると、ブリーチ後の毛髪の毛髪強化効果があることがわかった。酸性アミノ酸であるグルタミン酸や塩基性アミノ酸であるアルギニンを配合した場合と比較して、中性アミノ酸を配合した場合に、毛髪強化効果に優れることが明らかになった。
本発明者らは、下記表3に示すヘアブリーチ剤を常法により調製し、本発明に用いた毛髪(未処理毛)を、上記処理方法で処理した。なお、用いたアミノ酸は、グリシン、アラニン、シスチン、グルタミン酸、アルギニンのいずれか1種類である。また、表3中のパウダーブリーチは、表2に記載した処方を用いた。処理した毛髪の毛髪強度を、上記評価方法に基づき評価した。結果を図2に示す。
Figure 0007361485000003
図2より、中性アミノ酸を配合したヘアブリーチ剤のアミノ酸の半量をベントナイトに置換すると、驚くべきことに毛髪強化効果が増大することがわかった。
しかし、酸性アミノ酸や塩基性アミノ酸を配合したヘアブリーチ剤のアミノ酸の半量をベントナイトに置換しても、毛髪強化効果の増大はほとんど見られないか下がってしまうことがわかった。
次に、本発明者らは、下記表4に示すヘアブリーチ剤1剤(パウダーブリーチは表2の処方)、上記表1に示すヘアブリーチ剤2剤を用いて、本発明に用いた毛髪を、上記処理方法で処理した。処理した毛髪の毛髪強度を、上記評価方法および判定基準に基づき評価した。結果を表4に示す。
Figure 0007361485000004
表4より、中性アミノ酸とベントナイトを1:1で配合すると、有意に毛髪強化効果が増大することがわかった(実施例1-1~1-3)。また、中性アミノ酸3種類(アラニン、シスチン、グリシン)とベントナイトを1:1:1:1で含んだ実施例1-4も、有意に毛髪強化効果が増大することがわかった。
しかし、酸性アミノ酸や塩基性アミノ酸とベントナイトを配合しても、毛髪強化効果の増大は見られないことがわかった(比較例1-4、1-5)。
したがって、本発明にかかる毛髪強化剤は、中性アミノ酸およびベントナイトを含むことが必要である。
次に本発明者らは、中性アミノ酸とベントナイトの配合比および配合量について検討を行った。本発明者らは、下記表5に示すヘアブリーチ剤1剤(パウダーブリーチは表2の処方)、上記表1に示すヘアブリーチ剤2剤を用いて、本発明に用いた毛髪を、上記処理方法で処理した。処理した毛髪の毛髪強度を、上記評価方法および判定基準に基づき評価した。結果を表5に示す。
Figure 0007361485000005
表5より、中性アミノ酸とベントナイトは、幅広い配合比で毛髪強化効果を有することがわかった。しかし、ベントナイトの配合比が多すぎると、少し毛髪強化効果が減少することが明らかになった。
したがって、中性アミノ酸とベントナイトの配合比は、中性アミノ酸:ベントナイト=1000:1~0.3:1であることが必要である。また、500:1~0.5:1であることが好ましい。
また、実施例2-7~2-9より、ヘアブリーチ剤の中性アミノ酸およびベントナイトの配合量は、幅広い配合量で毛髪強化効果を有することがわかった。
本発明者らは、ヘアブリーチ剤以外の他の毛髪化粧料においても、毛髪強化効果について確認を行った。
本発明者らは、下記表6~9に示す毛髪化粧料(染毛剤、パーマ剤、ヘアトリートメント、ヘアウォーター)を常法により調製し、本発明に用いた毛髪(未処理毛またはブリーチ毛)を、下記処理方法で処理した。処理した毛髪の毛髪強度を、上記評価方法および判定基準に基づき評価した。結果を表6~9に示す。
(染毛剤処理方法)
(1)染毛剤1剤:2剤=1:1の割合で混合し、処理剤とする。
(2)毛髪1gにつき8gの処理剤を塗布。
(3)30℃で20分放置。
(4)シャンプーで洗浄後、ドライヤーで乾燥させる。
(パーマ剤処理方法)
(1)パーマ剤1剤を毛髪1gにつき8g塗布する。
(2)30℃で15分放置。
(3)1分間水で洗い流す。
(4)パーマ剤2剤を毛髪1gにつき8g塗布する。
(5)室温で15分放置。
(6)1分間水で洗い流す。
(7)ドライヤーで乾燥させる。
(ヘアトリートメント処理方法)
(1)毛髪を水洗いする。
(2)ヘアトリートメントを毛髪1gにつき8g塗布する。
(3)水洗い後、ドライヤーで乾燥させる。
(ヘアウォーター処理方法)
(1)毛髪を水洗いする。
(2)ヘアウォーターを毛髪1gにつき8g塗布する。
(3)水洗い後、ドライヤーで乾燥させる。
Figure 0007361485000006
Figure 0007361485000007
Figure 0007361485000008
Figure 0007361485000009
表6~9より、染毛剤、パーマ剤、ヘアトリートメント、ヘアウォーターにおいても、中性アミノ酸およびベントナイトを配合したものは、有意に毛髪強化効果が増大することがわかった。また、この効果は、ダメージのあるブリーチ毛だけではなく、未処理毛についても認められた。
以下に、本発明の毛髪強化剤の処方例を挙げる。本発明はこれらの処方例によって限定されるものではない。
処方例1:ヘアブリーチ剤
Figure 0007361485000010
処方例2:染毛剤
Figure 0007361485000011
処方例3:パーマ剤
Figure 0007361485000012
処方例4:ヘアトリートメント
Figure 0007361485000013

Claims (9)

  1. 中性アミノ酸およびベントナイトを含み、中性アミノ酸:ベントナイト=500:1~0.3:1
    であり、中性アミノ酸がグリシンおよびアラニンおよびシスチンであること
    を特徴とする毛髪強化剤。
  2. 請求項1のいずれかに記載の毛髪強化剤を含むことを特徴とする毛髪化粧料。
  3. 請求項2に記載の毛髪化粧料において、毛髪強化剤を0.1~10質量%含むことを特徴とする毛髪化粧料。
  4. 請求項2または3に記載の毛髪化粧料からなることを特徴とする毛髪処理剤。
  5. 請求項4に記載の毛髪処理剤において、ヘアブリーチ剤、染毛剤、パーマ剤であることを特徴とする毛髪処理剤。
  6. 請求項2または3に記載の毛髪化粧料において、ダメージヘア用であることを特徴とするダメージケア用毛髪化粧料。
  7. 請求項6に記載のダメージケア用毛髪化粧料において、ヘアトリートメント、ヘアウォーターであることを特徴とするダメージケア用毛髪化粧料。
  8. アミノ酸およびベントナイトを含み、アミノ酸がグリシンおよびアラニンおよびシスチンであることを特徴とする毛髪化粧料。
  9. 過硫酸塩およびアミノ酸およびベントナイトを含み、アミノ酸がグリシンおよびアラニンおよびシスチンであることを特徴とするヘアブリーチ剤。
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