JP7359443B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明はコネクタ装置に関する。
回路基板に固定されるベースコネクタとソケットコネクタとを備えたコネクタ装置が知られている。このようなコネクタ装置において、ロックアームとラッチ部とを係合させることにより、ベースコネクタとソケットコネクタとの接続状態を維持する構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1のコネクタ装置においては、ソケットコネクタのソケットハウジングに設けられたロックアームは、回路基板に垂直な方向に延びている。また、ベースコネクタのベースハウジングに設けられたラッチ部は、ロックアームの先端に設けられたフック部と回路基板に垂直な方向に係合するように構成されている。これにより、特許文献1のコネクタ装置は、ベースコネクタとソケットコネクタとの接続状態を維持できるように構成されている。
特許文献1に示されたロックアームは、ロックアームの上端に設けられ、ロック解除時に操作される力点部と、ロックアームの下端に設けられたフック部と、力点部とフック部との間に支点部が設けられている。ロックアームは、支点部を支点として回動するシーソー状に構成され、力点部が押圧操作されると、支点部を中心にロックアームが回動して、フック部は力点部の押圧方向とは反対方向に移動して、ラッチ部とフック部との係合が解除される。これにより、特許文献1のコネクタ装置は、ベースコネクタとソケットコネクタとの接続状態を維持できるように構成されている。
特開2010-27532号公報
しかし、特許文献1のコネクタ装置において、ロックアームは回路基板に垂直な方向に延びているので、コネクタ装置を低背化しようとすると、バネとして機能するロックアームの長さが短くなる。そのため、短いロックアームをラッチ部からの係合を解除するために操作したときに、十分な弾性が得られず、ロックアームの操作が困難となるうえ、ロックアームが折れたり、塑性変形したり破損してしまう場合がある。一方、ロックアームの長さを回路基板に垂直な方向に長くすると、コネクタ装置の低背化ができない。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みて、ロックアームのバネ長を確保しつつ、コネクタ装置を低背化することが可能なコネクタ装置の提供を目的とする。
本発明のコネクタ装置は、ベース側係合部を有するベースハウジングを備え、回路基板に固定されるベースコネクタと、前記ベースコネクタに接続されるソケットコネクタとを備えたコネクタ装置であって、前記ソケットコネクタが、前記ベースハウジングと接続されるソケットハウジングを備え、前記ソケットハウジングは、前記ベースハウジングに接続された接続状態で、前記ソケットハウジングの側面において、前記回路基板に垂直な第1方向に対して垂直な第2方向に沿って、前記側面から片持ち式に延びるロックアームを備え、前記ロックアームは、前記側面と繋がる基端部と、前記ロックアームの自由端側となる先端部とを有し、前記先端部が、前記ベース側係合部に係合するソケット側係合部と、前記ソケット側係合部の前記ベース側係合部に対する係合を解除するように操作可能な操作部とを備えている。
また、前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して前記第1方向に移動することにより嵌合可能であることが好ましい。
また、前記操作部は、前記先端部の前記第1方向の両縁部のうち、前記回路基板から遠い第1縁部側に設けられ、前記ソケット側係合部は、前記先端部の前記第1方向の両縁部のうち、前記第1方向で前記回路基板に近い第2縁部側に設けられ、前記ロックアームと前記ロックアームに対向する前記側面との間に、前記操作部を前記側面に向かって操作したときに、前記ロックアームの前記第1縁部が前記側面に近付きかつ前記第2縁部が前記側面から離れるような前記ロックアームの撓みを所定範囲に規制する撓み防止機構を備えていることが好ましい。
また、前記撓み防止機構は、前記ロックアームに設けられたアーム側当接部と、前記側面に設けられた側面側当接部とを備え、前記アーム側当接部および前記側面側当接部は、前記第1方向で対向し、前記操作部が前記側面に向かって操作されたときに互いに当接するように構成されていることが好ましい。
また、前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して前記第1方向に移動することにより嵌合可能であり、前記ソケット側係合部が、前記第1方向で前記ソケットハウジングが前記ベースコネクタから離脱することを防止する第1係合面と、前記第2方向で前記ソケットコネクタが前記ベースコネクタから離脱することを防止する第2係合面とを有し、前記ベース側係合部が、前記接続状態において、前記第1係合面に前記第1方向で係合する第1被係合面と、前記第2係合面に前記第2方向で係合する第2被係合面とを有していることが好ましい。
また、前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して、前記第1方向および前記第2方向に嵌合可能であり、前記ソケット側係合部が、前記第1方向で前記回路基板に近い側に設けられた第1テーパ部と、前記第2方向における前記ソケットコネクタの嵌合方向および離脱方向のうち、前記嵌合方向側に設けられた第2テーパ部とを有していることが好ましい。
本発明のコネクタ装置によれば、ロックアームのバネ長を確保しつつ、コネクタ装置を低背化することができる。
本発明の一実施形態のコネクタ装置において、ベースコネクタとソケットコネクタとが接続される前の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のコネクタ装置において、ベースコネクタとソケットコネクタとが接続された接続状態を示す斜視図である。 図1に示されたベースコネクタの上面図である。 図1に示されたソケットコネクタの斜視図である。 図4とは異なる角度から見たソケットコネクタの斜視図である。 ソケットコネクタの底面図である。 ソケットコネクタの正面図である。 ロックアームが捻じれた状態を示す参考図である。 ベースコネクタのベース側係合部とソケットコネクタのソケット側係合部とが係合した状態を示す概略図である。 図9に示される状態からロックアームの操作部がわずかに操作された状態を示す概略図である。 図10に示される状態からロックアームの操作部がさらに操作され、ソケットコネクタのソケット側係合部とベースコネクタのベース側係合部とが係合解除された状態を示す概略図である。 撓み防止機構の変形例を示す概略図である。 ソケット側係合部の変形例を示す斜視図である。 ソケット側係合部の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態のコネクタ装置を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本発明のコネクタ装置は、以下の実施形態に限定されない。
図1および図2に示されるように、本実施形態のコネクタ装置1は、ベース側係合部E1を有するベースハウジング21を備え、回路基板Sに固定されるベースコネクタ2と、ベースコネクタ2に接続されるソケットコネクタ3とを備えている。本実施形態では、ソケットコネクタ3には電線Wが設けられており、コネクタ装置1は、回路基板Sに固定されたベースコネクタ2と電線Wが設けられたソケットコネクタ3とを接続する基板対電線コネクタとして構成されている。本実施形態では、ソケットコネクタ3は、図1および図2に示されるように、ベースコネクタ2に向かって、回路基板Sに垂直な方向に嵌合できるように構成されているが、ソケットコネクタ3は、ベースコネクタ2に向かって水平方向(後述する第2方向D2)に嵌合されてもよい。
なお、本明細書において、回路基板Sに垂直な方向を第1方向D1と呼び、第1方向D1に垂直な一の方向を第2方向D2と呼ぶ。第1方向D1は、コネクタ装置1の高さ方向と言い換えることもでき、本実施形態では、ソケットハウジング31の嵌合方向とも言い換えることができる。第2方向D2は、第1方向D1に垂直な方向であれば特に限定されない。本実施形態では、第2方向D2は、ソケットコネクタ3の端子32の延在方向であり(図6参照)、言い換えると、第2方向D2は、端子32の先端側となるソケットハウジング31の前部31aと電線Wが導出されるソケットハウジング31の後部31bとを結ぶ前後方向である。また、第1方向D1および第2方向D2に垂直な方向を第3方向D3と呼ぶ。本実施形態では、第3方向D3は、ソケットコネクタ3の複数の端子32(図6参照)が隣接して配列されるソケットハウジング31の幅方向である。なお、図2に示されるソケットハウジング31がベースハウジング21に接続された状態を接続状態と呼ぶ。
ベースコネクタ2は、図1および図2に示されるように、回路基板Sの表面に固定されるコネクタである。ベースコネクタ2は、図1および図3に示されるように、ベースハウジング21と、複数の端子22とを備えている。端子22は、導電性を有する金属材料によって形成されている。端子22は、ベースハウジング21から第2方向D2に突出し、第3方向D3で互いに離間して配列された金属片によって構成されている。端子22の一端は、ベースハウジング21から第2方向D2で一方側に突出し、端子22の他端は、回路基板Sに例えば半田接続などによって接続される。端子22の形状は特に限定されないが、本実施形態では、図1および図3に示されるように、端子22は第3方向D3が板厚方向となる略矩形の薄板状に形成されている。
ベースハウジング21は、回路基板Sに固定されて、ソケットハウジング31と接続される。ベースハウジング21は、合成樹脂等の絶縁性を有する材料によって形成されている。
ベースハウジング21の形状および構造は、ソケットハウジング31と接続可能であり、後述するベース側係合部E1を有していれば、特に限定されない。本実施形態では、図1~図3に示されるように、ベースハウジング21は、端子22を有し、第3方向D3に延びる壁部211と、壁部211の第3方向D3の両端から第2方向D2に延びる一対の側壁212、212とを備えている。ベースハウジング21は、全体として第2方向D2で一方側に開口した(上面視で)略C字状に形成され、壁部211および一対の側壁212、212の内側に、ソケットハウジング31の一部が収容可能な収容凹部が形成されている。なお、ベースハウジング21は、本実施形態では一対の側壁212、212の間に底部を有していないが、底部など、他の部分を有していてもよい。
ベースハウジング21は、ソケットハウジング31のソケット側係合部E2と係合するベース側係合部E1を有している。ベース側係合部E1は、図2に示されるように、接続状態において、ソケット側係合部E2と係合して、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2から離脱することを防止する。ベース側係合部E1が設けられる位置は、ソケット側係合部E2に係合できる位置であれば特に限定されず、ソケット側係合部E2が設けられる位置に応じて適宜変更することができる。本実施形態では、図1に示されるように、ソケット側係合部E2は、第3方向D3でソケットハウジング31の外側に向かって突出しており、ベース側係合部E1は、ソケットハウジング31を挟み込む一対の側壁212、212の内面に設けられている。
ベース側係合部E1の構造は、ソケット側係合部E2と係合してソケットコネクタ3がベースコネクタ2から離脱することを防止することができれば、特に限定されない。本実施形態では、ベース側係合部E1は、図1に示されるように、接続状態において、後述するソケット側係合部E2の第1係合面E21に第1方向D1で係合する第1被係合面E11を有している。これにより、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2から第1方向D1で離脱することを防止することができる。本実施形態では、第1被係合面E11は、第1方向D1に垂直に延びる平坦面である。また、本実施形態では、ベース側係合部E1は、接続状態において、後述するソケット側係合部E2の第2係合面E22に第2方向D2で係合する第2被係合面E12を有している。これにより、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2から第2方向D2で離脱することを防止することができる。第2被係合面E12は、第2方向D2に垂直に延びる平坦面である。なお、本実施形態では、図1に示されるように、第1被係合面E11および第2被係合面E12は、側壁212に形成された凹部に設けられている。
ソケットコネクタ3は、ベースコネクタ2に接続される。本実施形態では、ソケットコネクタ3は、図1および図2に示されるように、ベースコネクタ2に対して、第1方向D1に移動することにより嵌合可能である。本実施形態では、ソケットコネクタ3は、ベースハウジング21と接続されるソケットハウジング31と、ソケットハウジング31に収容される複数の端子32(図6参照)と、端子32に接続され、ソケットハウジング31から導出される複数の電線Wとを備えている。端子32は、導電性を有する金属材料によって形成されている。端子32は、図5~図7に示されるように、ソケットハウジング31において、第3方向D3に配列されている。端子32の形状は特に限定されない。本実施形態では、端子32のそれぞれは、ソケットコネクタ3を第1方向D1に移動させたときに、ベースコネクタ2の板状の端子22を挟み込めるように、図6に示されるように、第3方向D3に離間して配置された一対の金属片によって構成されている。電線Wは各端子32に接続され、ソケットハウジング31から第2方向D2に導出される。
ソケットハウジング31は、図2に示されるように、ベースハウジング21に接続される。ソケットハウジング31は、合成樹脂等の絶縁性を有する材料によって形成されている。ソケットハウジング31の形状は、端子32を収容することができ、ベースハウジング21に接続することができれば、特に限定されない。本実施形態では、ソケットハウジング31は、後述するロックアーム33を除いた部分が、略直方体形状となるように形成されている。ソケットハウジング31は、本実施形態では、図4および図5に示されるように、第1方向D1に対向する上面USおよび底面BSを有している。ソケットハウジング31は、ソケットハウジング31の上面USおよび底面BSの間に、4つの側面LS1、LS2、LS3、LS4を有している(図4~図6参照)。4つの側面LS1~LS4のうち、電線Wが導出される側面(後面)LS3には、電線導出孔(図示せず)が形成されている。また、4つの側面LS1~LS4のうち、第2方向D2で後面LS3と反対側となる側面(前面)LS4には、図5および図6に示されるように、ベースコネクタ2の端子22が通過するための側面開口OP1が形成されている。この側面開口OP1は、底面BSに形成された底面開口OP2と、前面LS4と底面BSとが交差する部分において連通している。ソケットハウジング31をベースハウジング21に向かって第1方向D1に移動させたときに、ベースハウジング21の板状の端子22が、側面開口OP1と底面開口OP2とを通って、ソケットハウジング31をベースハウジング21に嵌合させることができる。また、ソケットハウジング31が側面開口OP1と底面開口OP2とを有している場合、後述するように、ソケットハウジング31を第1方向D1および第2方向D2から嵌合することも可能となる。
ソケットハウジング31は、図4~図7に示されるように、ロックアーム33を有している。ロックアーム33は、図4~図6に示されるように、接続状態(図2参照)で、ソケットハウジング31の側面LS1、LS2において、第2方向D2に沿って、側面LS1、LS2から片持ち式に延びている。ロックアーム33は、側面LS1、LS2と繋がる基端部33aと、ロックアーム33の自由端側となる先端部33bとを有している。先端部33bは、ベース側係合部E1に係合するソケット側係合部E2と、ソケット側係合部E2のベース側係合部E1に対する係合を解除するように操作可能な操作部331とを備えている。
ロックアーム33は、ロックアーム33に設けられたソケット側係合部E2がベース側係合部E1と係合することにより、ソケットコネクタ3のベースコネクタ2からの離脱を防止する。ロックアーム33は、弾性変形可能な板バネ状の部位であり、ソケット側係合部E2がベース側係合部E1と係合する過程で弾性変形し、ソケット側係合部E2とベース側係合部E1との間の係合を解除する際に、操作部331の操作によって弾性変形する。
本実施形態では、ロックアーム33は、ソケットハウジング31の前面LS4と後面LS3とを繋ぐ対向する一対の側面LS1、LS2のそれぞれに設けられている。しかし、ロックアーム33は、ソケットハウジング31の側面のうち少なくとも1つの側面に向けられていればよい。例えば、側面LS1においてはロックアーム33によってベースハウジング21と係合し、側面LS1に対向する側面LS2においてはロックアーム33が設けられずに、他の係合突起などの係合構造によってベースハウジング21と係合するように構成してもよい。
ロックアーム33は、本実施形態では、図4および図5に示されるように、第1方向D1に所定の幅を有する板状に形成され、側面LS1、LS2に沿って第2方向D2に延びている。具体的には、ロックアーム33の第1方向D1の寸法(幅)は、第3方向D3の寸法(厚さ)よりも長く、第2方向D2の寸法(長手方向の長さ)は、第1方向D1の寸法(幅)よりも長い。ロックアーム33は、第1方向D1で回路基板Sから遠い第1縁部ED1と、第1方向D1で回路基板Sに近い第2縁部ED2とを有している。本実施形態では、ロックアーム33の先端部33bを除いて、ロックアーム33の第1方向D1の幅(第1縁部ED1から第2縁部ED2までの長さ)はほぼ同じであり、先端部33bにおいて、操作部331が、先端部33bを除く第1縁部ED1から第1方向D1で回路基板Sから離れる方向に突出している。ロックアーム33の長手方向(第2方向D2)の長さは特に限定されないが、側面LS1、LS2の第2方向D2の長さと同程度の長さとなるように形成されている。
ロックアーム33の基端部33aは、ロックアーム33の長さ方向の一端において、側面LS1、LS2と接続されている部位であり、基端部33aによってロックアーム33が片持ち状態で支持される。本実施形態では、基端部33aは、側面LS1、LS2のうち、第2方向D2で後面LS3側に繋がっているが、後述するように、側面LS1、LS2のうち、前面LS4側に繋がっていてもよい。
ロックアーム33の先端部33bは、ロックアーム33の長手方向(第2方向D2)で基端部33aの反対側(自由端側)となる所定の領域である。先端部33bは、上述したように、ソケット側係合部E2と、操作部331とを備えている。先端部33bの側面LS1、LS2と対向する内面は、ロックアーム33に負荷がかかる前の状態(図1に示される状態)、接続状態のいずれにおいても、側面LS1、LS2に対して第3方向D3で所定の隙間が形成されている。
ソケット側係合部E2は、ベース側係合部E1と係合することにより、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2から離脱することを防止する。ソケット側係合部E2が設けられる位置はロックアーム33の先端部33bであれば特に限定されない。本実施形態では、ソケット側係合部E2は、先端部33bの外面(側面LS1、LS2に対向する内面と反対側の面)に設けられているが、先端部33bの内面に設けられていてもよい。なお、ソケット側係合部E2が、第3方向D3で内側に向かって先端部33bの内面から突出する場合(図1等とは反対側に突出)には、例えば、ベースハウジング21に底面を設け(本実施形態では底面は設けられていない)、その底面に先端部33bの内面から突出するソケット側係合部E2に係合可能なベース側係合部を設ければよい。
ソケット側係合部E2の構造は、ベース側係合部E1と係合してソケットコネクタ3がベースコネクタ2から離脱することを防止することができれば、特に限定されない。本実施形態では、ソケット側係合部E2は、図4、図5および図7に示されるように、第1方向D1でソケットコネクタ3がベースコネクタ2から離脱することを防止する第1係合面E21を有している。第1係合面E21は、接続状態において、ベース側係合部E1の第1被係合面E11と係合する(図9参照)。これにより、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2から第1方向D1で離脱することを防止することができる。第1係合面E21は、本実施形態では、ロックアーム33の先端部33bに設けられたソケット側係合部E2において第1方向D1に垂直に延びる平坦面である。
また、本実施形態では、ソケット側係合部E2は、図4および図5に示されるように、第2方向D2でソケットコネクタ3がベースコネクタ2から離脱することを防止する第2係合面E22を有している。これにより、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2から第2方向D2で離脱することを防止することができる。第2係合面E22は、本実施形態では、ロックアーム33の先端部33bに設けられたソケット側係合部E2において第2方向D2に垂直に延びる平坦面である。
本実施形態では、ソケット側係合部E2が、ベース側係合部E1の第1被係合面E11および第2被係合面E12の両方にそれぞれ係合する第1係合面E21と第2係合面E22とを有している。この場合、簡単な構造でソケットコネクタ3のベースコネクタ2からの第1方向D1および第2方向D2での離脱を防止することができる。
また、本実施形態では、図4、図5および図7に示されるように、ソケット側係合部E2は、第1方向D1で回路基板Sに近い側に設けられたテーパ部Tを有している。テーパ部Tは、ソケットコネクタ3がベースコネクタ2に向かって第1方向D1に移動して嵌合される際に、ベースコネクタ2の一部と接触して、ロックアーム33を、基端部33aを支点にして弾性変形させる。本実施形態では、ソケット側係合部E2のテーパ部Tがベースハウジング21の側壁212のベース側接触部212a(図1および図3参照)と当接し、ソケットハウジング31が第1方向D1でさらに押し込まれると、テーパ部Tの作用によりロックアーム33の先端部33bが側面LS1、LS2に近付くように弾性変形する。ソケット側係合部E2がベースハウジング21の側壁212に形成された凹部の位置に到達すると、ソケット側係合部E2がロックアーム33の復元力により凹部内に入り、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2とが係合する。なお、ベース側接触部212aは、ソケットコネクタ3のベースコネクタ2への嵌合を容易にするために、テーパ部Tと同方向に傾斜していてもよい。
なお、本実施形態では、図4および図5に示されるように、ロックアーム33の基端部33aは、側面LS1、LS2において後面LS3側に位置し、ソケット側係合部E2が、側面LS1、LS2において前面LS4側に位置している。この場合、例えば、電線Wが図2において下方に引き回された場合など、ソケットハウジング31の後部31b側(後面LS3側)が前部31a側(前面LS4側)に対して下がるような力が加わった場合に、よりソケットハウジング31がベースハウジング21に対して外れにくくなる。なお、変形例として、ロックアーム33の基端部33aが、側面LS1、LS2において前面LS4側に位置し、ソケット側係合部E2が、側面LS1、LS2において後面LS3側に位置していてもよい。この場合、例えば、電線Wが図2において上方に引き回された場合など、ソケットハウジング31の後部31b側(後面LS3側)が前部31a側(前面LS4側)に対して上がるような力が加わった場合に、よりソケットハウジング31がベースハウジング21に対して外れにくくなる。
操作部331は、ロックアーム33の先端部33bに設けられ、押圧操作されることによって、ロックアーム33の先端部33bを所定の方向に変位させて、ソケット側係合部E2のベース側係合部E1に対するロックを解除する。操作部331の形状は、ロックアーム33の先端部33bを所定の方向に変位させて、ソケット側係合部E2のベース側係合部E1に対するロックを解除できるように押圧操作が可能であれば、特に限定されない。本実施形態では、操作部331は、ロックアーム33の操作部331(およびソケット側係合部E2)を除いた他の部分よりも肉厚に形成されている。具体的には、操作部331は、図7に示されるように、ロックアーム33の操作部331以外の部位に対して第3方向D3で外側に突出しており、押圧操作時に指がかけやすいように段部が形成されている。
後述するように、操作部331は、先端部33bにおいて、第1方向D1で第1縁部ED1側に設けられている。より具体的には、操作部331は、先端部33bよりも基端部33a側の部分における第1縁部ED1よりも第1方向D1で回路基板Sから離れる方向に突出している。そして、図2に示される接続状態において、操作部331は、第3方向D3に押圧可能となるように、ベースハウジング21の側壁212の上端212bの上方へと突出している。
上述したように、本実施形態のコネクタ装置1は、側面LS1、LS2から第2方向D2に沿って片持ち式に延びるロックアーム33を備え、ロックアーム33の先端部33bがソケット側係合部E2と操作部331とを備えている。この場合、ロックアーム33はコネクタ装置1の回路基板Sからの高さ方向となる第1方向D1に対して垂直な方向である第2方向D2に延びている。そして、本実施形態では、ロックアーム33が基端部33aから片持ち式に延びているので、特許文献1のようなシーソー状のものと異なり、バネとして機能する部分の長さを側面LS1、LS2の第2方向D2の長さと同程度まで長くすることができる。したがって、コネクタ装置1を低背化したうえで、弾性変形するロックアーム33の長さを十分に確保することができる。したがって、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2とを係合する際や、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2との間の係合を操作部331を操作して解除する際に、ロックアーム33が撓みやすく、係合動作および係合解除動作が容易となる。また、本実施形態のコネクタ装置1の場合、第1方向D1に延びて長さが短いロックアームのように、ロックアームが折れたり、塑性変形したりすることが抑制される。このように、本実施形態のコネクタ装置1は、ロックアーム33のストローク(第3方向D3での変位量)を大きくしてもロックアーム33が破損しにくくなる。したがって、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2との第3方向D3での係合長さを長くして確実なロックが可能となり、電線Wの引き回しに対する強度を高くすることができる。
上述したように、本実施形態では、操作部331は、図4および図5に示されるように、先端部33bの第1縁部ED1側に設けられ、ソケット側係合部E2は、先端部33bの第2縁部ED2側に設けられている。そして、ロックアーム33は第2方向D2に長く延びている。このような構造において、ロックアーム33の第1縁部ED1側の操作部331が押圧された場合、図8に示されるように、ロックアーム33が第1方向D1で均一に撓まずに矢印Aの方向に捻じれて、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2との係合が解除されない可能性がある。そのため、このようなロックアーム33の撓みを抑制するために、図9に示されるように、ロックアーム33とロックアーム33に対向する側面LS1、LS2との間に、撓み防止機構Mを備えていることが好ましい。この撓み防止機構Mは、操作部331を側面LS1、LS2に向かって操作したときに、ロックアーム33の第1縁部ED1が側面LS1、LS2に近付きかつ第2縁部ED2が側面LS1、LS2から離れるようなロックアーム33の撓み(図8参照)を所定範囲に規制する(図9~図11参照)。したがって、操作部331が操作されたときに、ロックアーム33の先端部33bの第2縁部ED2側に設けられたソケット側係合部E2の第3方向D3での変位量を十分に確保することができ、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2との間の係合解除を確実にすることができる。
撓み防止機構Mの構造は図示する構造に限定されないが、本実施形態では、撓み防止機構Mは、ロックアーム33に設けられたアーム側当接部M1と、側面LS1、LS2に設けられた側面側当接部M2とを備えている。アーム側当接部M1および側面側当接部M2は、第1方向D1で対向し、操作部331が側面LS1、LS2に向かって操作されたときに互いに当接するように構成されている。この場合、操作部311の第3方向D3への操作によってロックアーム33にモーメントが生じても、第1方向D1でアーム側当接部M1と側面側当接部M2とが当接することにより(図10参照)、ロックアーム33はそれ以上捻じれることが規制される。これにより、操作部331の押圧操作時に、ロックアーム33の撓みが所定範囲に規制され、アーム側当接部M1が側面側当接部M2上をガイドされながら第3方向D3にスライドする。したがって、ソケット側係合部E2が第3方向D3に変位することができ、ベース側係合部E1とソケット側係合部E2との間の係合解除を確実にすることができる。
なお、アーム側当接部M1は、本実施形態では、ロックアーム33の先端部33bの内面において、側面LS1、LS2に向かって第3方向D3に突出する突起P1に設けられている。一方、側面側当接部M2は、アーム側当接部M1を有する突起P1を収容可能な凹部C1に設けられている。アーム側当接部M1を有する突起P1と側面側当接部M2が設けられている凹部C1との間には、第1方向D1で所定のクリアランスが設けられているが、このクリアランスの量は特に限定されない。また、凹部C1の第3方向D3での奥行きは、ロックアーム33の先端部33bの第3方向D3のストロークに応じた長さに設定される。なお、凹部C1は底のある穴状に形成されているが、凹部C1は、第3方向D3で貫通していてもよい。
また、撓み防止機構Mの変形例として、図12に示されるように、側面LS1、LS2から第3方向D3でロックアーム33に向かう方向に延びる突起P2に側面側当接部M2が設けられ、ロックアーム33の先端部33bに、側面側当接部M2が当接可能なアーム側当接部M1を有する凹部C2が設けられていてもよい。この場合も、操作部331が操作されると、アーム側当接部M1が側面側当接部M2と当接して、ロックアーム33の撓み(捻じれ)が所定範囲に規制され、ソケット側係合部E2の第3方向D3での変位量を十分に確保することができる。また、図12において突起P2の上側に位置するアーム側当接部M1および側面側当接部M2に代えて、またはアーム側当接部M1および側面側当接部M2に加えて、突起P2の下側に位置するアーム側当接部M3および側面側当接部M4によって、ロックアーム33の撓み(捻じれ)を所定範囲に規制してもよい。また、図示は省略するが、撓み防止機構Mのさらなる変形例として、アーム側当接部および側面側当接部の両方がロックアーム33の内面および側面LS1、LS2から突出する突起に設けられていてもよい。すなわち、ロックアーム33から側面LS1、LS2に向かって突出する突起にアーム側当接部を設けて、側面LS1、LS2からロックアーム33に向かって突出する突起に側面側当接部を設けても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の変形例として、図13および図14に示されるように、ソケットコネクタ3は、ベースコネクタ2に対して、第1方向D1および第2方向D2に嵌合可能に構成することもできる。この場合、図13および図14に示されるように、ソケット側係合部E2が、第1方向D1で回路基板Sに近い側に設けられた第1テーパ部T1と、第2方向D2におけるソケットコネクタ3の嵌合方向および離脱方向のうち、嵌合方向側に設けられた第2テーパ部T2とを有するように構成される。この場合、第1方向D1に嵌合するときには、第1テーパ部T1がベースハウジング21の側壁212のベース側接触部212aと当接した後、ロックアーム33が側面LS1、LS2に近付くように弾性変形する。さらにソケットコネクタ3を押し込むと、ソケット側係合部E2がベース側係合部E1に係合して、第1方向D1での嵌合が可能となる。一方、第2方向D2に嵌合するときには、第2テーパ部T2がベースハウジング21の側壁212の端面212cと当接した後、ロックアーム33が側面LS1、LS2に近付くように弾性変形する。さらにソケットコネクタ3を第2方向D2に押し込むと、ソケット側係合部E2がベース側係合部E1に係合して、第2方向D2での嵌合が可能となる。このように、ソケット側係合部E2が第1テーパ部T1および第2テーパ部T2を有している場合、コネクタ装置1の嵌合方向の自由度を高めることができる。
1 コネクタ装置
2 ベースコネクタ
21 ベースハウジング
211 壁部
212 側壁
212a ベース側接触部
212b 側壁の上端
212c 側壁の端面
22 端子
3 ソケットコネクタ
31 ソケットハウジング
31a ソケットハウジングの前部
31b ソケットハウジングの後部
32 ソケットコネクタの端子
33 ロックアーム
33a 基端部
33b 先端部
331 操作部
BS 底面
C1、C2 凹部
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
E1 ベース側係合部
E11 第1被係合面
E12 第2被係合面
E2 ソケット側係合部
E21 第1係合面
E22 第2係合面
ED1 第1縁部
ED2 第2縁部
LS1、LS2 側面
LS3 側面(後面)
LS4 側面(前面)
M 撓み防止機構
M1、M3 アーム側当接部
M2、M4 側面側当接部
OP1 側面開口
OP2 底面開口
P1、P2 突起
S 回路基板
T テーパ部
T1 第1テーパ部
T2 第2テーパ部
US 上面
W 電線

Claims (7)

  1. ベース側係合部を有するベースハウジングを備え、回路基板に固定されるベースコネクタと、前記ベースコネクタに接続されるソケットコネクタとを備えたコネクタ装置であって、
    前記ソケットコネクタが、前記ベースハウジングと接続されるソケットハウジングを備え、前記ソケットハウジングは、前記ベースハウジングに接続された接続状態で、前記ソケットハウジングの側面において、前記回路基板に垂直な第1方向に対して垂直な第2方向に沿って、前記側面から片持ち式に延びるロックアームを備え、
    前記ロックアームは、前記側面と繋がる基端部と、前記ロックアームの自由端側となる先端部とを有し、
    前記先端部が、前記ベース側係合部に係合するソケット側係合部と、前記ソケット側係合部の前記ベース側係合部に対する係合を解除するように操作可能な操作部とを備え
    前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して前記第1方向に移動することにより嵌合可能である、コネクタ装置。
  2. 前記操作部は、前記先端部の前記第1方向の両縁部のうち、前記回路基板から遠い第1縁部側に設けられ、前記ソケット側係合部は、前記先端部の前記第1方向の両縁部のうち、前記第1方向で前記回路基板に近い第2縁部側に設けられ、
    前記ロックアームと前記ロックアームに対向する前記側面との間に、前記操作部を前記側面に向かって操作したときに、前記ロックアームの前記第1縁部が前記側面に近付きかつ前記第2縁部が前記側面から離れるような前記ロックアームの撓みを所定範囲に規制する撓み防止機構を備えている、請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記撓み防止機構は、前記ロックアームに設けられたアーム側当接部と、前記側面に設けられた側面側当接部とを備え、前記アーム側当接部および前記側面側当接部は、前記第1方向で対向し、前記操作部が前記側面に向かって操作されたときに互いに当接するように構成されている、請求項に記載のコネクタ装置。
  4. 前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して前記第1方向に移動することにより嵌合可能であり、前記ソケット側係合部が、前記第1方向で前記ソケットハウジングが前記ベースコネクタから離脱することを防止する第1係合面と、前記第2方向で前記ソケットコネクタが前記ベースコネクタから離脱することを防止する第2係合面とを有し、前記ベース側係合部が、前記接続状態において、前記第1係合面に前記第1方向で係合する第1被係合面と、前記第2係合面に前記第2方向で係合する第2被係合面とを有している、請求項1~のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  5. 前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して、前記第1方向および前記第2方向に嵌合可能であり、
    前記ソケット側係合部が、前記第1方向で前記回路基板に近い側に設けられた第1テーパ部と、前記第2方向における前記ソケットコネクタの嵌合方向および離脱方向のうち、前記嵌合方向側に設けられた第2テーパ部とを有している、
    請求項1~のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  6. ベース側係合部を有するベースハウジングを備え、回路基板に固定されるベースコネクタと、前記ベースコネクタに接続されるソケットコネクタとを備えたコネクタ装置であって、
    前記ソケットコネクタが、前記ベースハウジングと接続されるソケットハウジングを備え、前記ソケットハウジングは、前記ベースハウジングに接続された接続状態で、前記ソケットハウジングの側面において、前記回路基板に垂直な第1方向に対して垂直な第2方向に沿って、前記側面から片持ち式に延びるロックアームを備え、
    前記ロックアームは、前記側面と繋がる基端部と、前記ロックアームの自由端側となる先端部とを有し、
    前記先端部が、前記ベース側係合部に係合するソケット側係合部と、前記ソケット側係合部の前記ベース側係合部に対する係合を解除するように操作可能な操作部とを備え、
    前記操作部は、前記先端部の前記第1方向の両縁部のうち、前記回路基板から遠い第1縁部側に設けられ、前記ソケット側係合部は、前記先端部の前記第1方向の両縁部のうち、前記第1方向で前記回路基板に近い第2縁部側に設けられ、
    前記ロックアームと前記ロックアームに対向する前記側面との間に、前記操作部を前記側面に向かって操作したときに、前記ロックアームの前記第1縁部が前記側面に近付きかつ前記第2縁部が前記側面から離れるような前記ロックアームの撓みを所定範囲に規制する撓み防止機構を備えている、コネクタ装置。
  7. ベース側係合部を有するベースハウジングを備え、回路基板に固定されるベースコネクタと、前記ベースコネクタに接続されるソケットコネクタとを備えたコネクタ装置であって、
    前記ソケットコネクタが、前記ベースハウジングと接続されるソケットハウジングを備え、前記ソケットハウジングは、前記ベースハウジングに接続された接続状態で、前記ソケットハウジングの側面において、前記回路基板に垂直な第1方向に対して垂直な第2方向に沿って、前記側面から片持ち式に延びるロックアームを備え、
    前記ロックアームは、前記側面と繋がる基端部と、前記ロックアームの自由端側となる先端部とを有し、
    前記先端部が、前記ベース側係合部に係合するソケット側係合部と、前記ソケット側係合部の前記ベース側係合部に対する係合を解除するように操作可能な操作部とを備え、
    前記ソケットコネクタは、前記ベースコネクタに対して、前記第1方向および前記第2方向に嵌合可能であり、
    前記ソケット側係合部が、前記第1方向で前記回路基板に近い側に設けられた第1テーパ部と、前記第2方向における前記ソケットコネクタの嵌合方向および離脱方向のうち、前記嵌合方向側に設けられた第2テーパ部とを有している、
    コネクタ装置。
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