JP7359330B1 - 光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

光ファイバ母材の製造方法は、第1端および第2端を有し、第1孔が設けられたクラッド材と、第1端および第2端を有し、第2孔が設けられた第1ガラスブロックと、ガラスブロックの第1端に接続された第1部分を含む第1ガラスパイプと、を用いて行われ、クラッド材の第1端に第1ガラスパイプの第1部分を接続することと、接続することの後に、第1ガラスパイプ及び第2孔を通じて第1孔に気体を導入し、第1孔の内面を気相処理することと、気相処理することの後に、コア材を、その先端が第1ガラスブロックに突き当たるまで、クラッド材の第2端から第1孔に挿入することと、挿入することの後に、クラッド材とコア材とを加熱により一体化することと、を含む。

Description

本開示は、光ファイバ母材の製造方法に関する。本出願は、2022年3月1日出願の日本出願第2022-031021号に基づく優先権を主張し、日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
特許文献1には、クラッド材に設けられた孔部にコア材を挿入する工程と、クラッド材の両端に接続されたガラスパイプにコマを挿入し、コマによりコア材を挟んで固定する工程と、コア材とクラッド材とを加熱により一体化する工程と、を含む光ファイバ母材の製造方法が開示されている。
特開2011-168464号公報
本開示の一態様に係る光ファイバ母材の製造方法は、第1端および第2端を有し、第1孔が設けられたクラッド材と、第1端および第2端を有し、第2孔が設けられた第1ガラスブロックと、ガラスブロックの第1端に接続された第1部分を含む第1ガラスパイプと、を用いて行われ、クラッド材の第1端に第1ガラスパイプの第1部分を接続することと、接続することの後に、第1ガラスパイプ及び第2孔を通じて第1孔に気体を導入し、第1孔の内面を気相処理することと、気相処理することの後に、コア材を、その先端が第1ガラスブロックに突き当たるまで、クラッド材の第2端から第1孔に挿入することと、挿入することの後に、クラッド材とコア材とを加熱により一体化することと、を含む。
図1は、実施形態に係る光ファイバ母材の断面図である。 図2は、実施形態に係る光ファイバ母材の製造方法を示すフローチャートである。 図3は、第1ガラスパイプを準備する工程について説明するための、第1ガラスパイプの中心軸を含む断面図である。 図4は、図3のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は、第1ガラスパイプ及び第2ガラスパイプが接続されたクラッド材の中心軸を含む断面図である。 図6は、図5のVI-VI線に沿う断面図である。 図7は、コア材を挿入する工程について説明するための第1ガラスパイプ及び第2ガラスパイプが接続されたクラッド材の中心軸を含む断面図である。 図8は、コア材を示す平面図である。 図9は、第2ガラスブロックを固定する工程及び空焼き処理を行う工程について説明するための第1ガラスパイプ及び第2ガラスパイプが接続されたクラッド材の中心軸を含む断面図である。 図10は、図9のX-X線に沿う断面図である。 図11は、図9のXI-XI線に沿う断面図である。 図12は、前処理を行う工程を説明するための第1ガラスパイプが接続されたクラッド材の中心軸を含む断面図である。 図13は、前処理を行う工程を説明するための第1ガラスパイプおよびガラス棒が接続されたクラッド材の中心軸を含む断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
上記光ファイバ母材の製造方法では、コマとガラスパイプとの間にクリアランスがあるので、製造時にクラッド材を軸方向周りに回転させることにより、ガラスからなるコマがガラスパイプ内で回転する。コマがガラスパイプ内で擦れたり、欠けたりすることにより、ガラス屑が発生する。ガラス屑は、プロセスガスにより流されて、コア材とクラッド材との界面に入り込み、光ファイバの品質を低下させる要因となり得る。
本開示は、光ファイバの品質低下を抑制可能な光ファイバ母材の製造方法を提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示によれば、光ファイバの品質低下を抑制可能な光ファイバ母材の製造方法を提供することができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示の一態様に係る光ファイバ母材の製造方法は、第1端および第2端を有し、第1孔が設けられたクラッド材と、第1端および第2端を有し、第2孔が設けられた第1ガラスブロックと、ガラスブロックの第1端に接続された第1部分を含む第1ガラスパイプと、を用いて行われ、クラッド材の第1端に第1ガラスパイプの第1部分を接続することと、接続することの後に、第1ガラスパイプ及び第2孔を通じて第1孔に気体を導入し、第1孔の内面を気相処理することと、気相処理することの後に、コア材を、その先端が第1ガラスブロックに突き当たるまで、クラッド材の第2端から第1孔に挿入することと、挿入することの後に、クラッド材とコア材とを加熱により一体化することと、を含む。
上記光ファイバ母材の製造方法では、第1ガラスパイプにはガラスブロックが一体化されているので、第1ガラスパイプとガラスブロックとが接触し、ガラス屑が発生することが抑制される。よって、ガラス屑が気相処理の際に気体に流されて、第1孔に入り込むことが抑制される。この結果、クラッド材とコア材との界面にガラス屑が入り込み、光ファイバの品質を低下させることが抑制される。
第1ガラスパイプは、第1ガラスブロックの第2端に接続された第2部分を更に含んでもよい。この場合、第1ガラスブロックとクラッド材とが直接接続されていないので、気相処理において気体が流れ易い。
クラッド材には、複数の第1孔が設けられていてもよい。この場合、気相処理において気体が流れ易い効果が顕著である。
コア材は、第1孔に挿入される本体部と、本体部と接続され、第1ガラスパイプの第1部分に挿入されるダミー部と、を有してもよい。この場合、ダミー部はコア部にならない非有効部なので、例えば、廃材をダミー部として用いれば、材料を有効利用できる。
接続することでは、クラッド材の軸方向から見て、第1孔の少なくとも一部が第2孔と重ならないように第1ガラスパイプを接続してもよい。この場合、コア材が第1ガラスブロックに突き当たる構成が実現できる。
第1孔の孔径は、第2孔の孔径よりも大きくてもよい。この場合、コア材が第1ガラスブロックに突き当たる構成が容易に実現できる。
上記光ファイバ母材の製造方法は、気相処理することの前に、クラッド材の第2端に第2ガラスパイプを接続することと、挿入することの後であって一体化することの前に、第2ガラスパイプの内部に第2ガラスブロックを挿入し、第2ガラスブロックをコア材の後端に突き当たる位置に固定することと、を更に含んでもよい。この場合、コア材の両端を固定することができるので、コア材の位置ずれが抑制される。
固定することは、第2ガラスパイプの内部に配置され、第3孔が設けられた円筒状のガラス治具と、第3孔に挿通されたガラス棒と、を用いて行われてもよい。この場合、第2ガラスパイプ内でガラス棒が振動することをガラス治具により抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の光ファイバ母材の製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係る光ファイバ母材の断面図である。この図では、光ファイバ母材1の中心軸に垂直な断面が示されている。光ファイバ母材1は、複数のコア部2と、共通のクラッド部3と、を備えるマルチコア光ファイバ母材である。本実施形態では、コア部2の数は4である。
複数のコア部2は、光ファイバ母材1の中心軸に沿って延在している。複数のコア部2は、中心軸に直交する断面において、中心軸に対して回転対称をなす位置に配置されている。複数のコア部2の断面形状は、互いに同じ円形状である。コア部2の直径は、例えば、6μm以上12μm以下である。クラッド部3は、複数のコア部2を取り囲んでいる。クラッド部3の直径は、例えば、124μm以上126μm以下である。
コア部2の屈折率は、クラッド部3の屈折率よりも高い。コア部2及びクラッド部3は、シリカ系ガラス材料からなる。コア部2及びクラッド部3それぞれは、シリカガラスを主成分とし、屈折率調整用のドーパントを含んでいる。
図2は、実施形態に係る光ファイバ母材の製造方法を示すフローチャートである。図2に示されるように、光ファイバ母材1の製造方法は、第1ガラスパイプ10(図3参照)を準備する工程S10、第1ガラスパイプ10及びクラッド材30(図5参照)を接続する工程S20、第2ガラスパイプ20(図5参照)及びクラッド材30を接続する工程S30、コア材40(図7参照)を固定する工程S40、及び、コア材40及びクラッド材30を加熱により一体化する工程S50を含む。この製造方法では、工程S10から工程S50がこの順に実施されることにより、光ファイバ母材1が製造される。ただし、工程S20は、工程30の後に実施されてもよく、工程S30と同時に実施されてもよい。
図3は、第1ガラスパイプ10を準備する工程S10について説明するための、第1ガラスパイプ10の中心軸を含む断面図である。工程S10では、図3に示されるように、第1ガラスブロック13が一体化されている第1ガラスパイプ10が準備される。第1ガラスパイプ10は、第1部分11及び第2部分12を含んでいる。第1部分11は、第1ガラスブロック13の第1端13aに接続されている。第2部分12は、第1ガラスブロック13の第2端13bに接続されている。第1部分11及び第2部分12は、断面円形状のガラスパイプである。第1部分11及び第2部分12は、互いに同じ外径すると共に、互いに同じ内径を有している。
図4は、図3のIV-IV線に沿う断面図である。図3及び図4に示されるように、第1ガラスブロック13は、1または複数の孔14が設けられた円柱状部材である。孔14は、第1ガラスブロック13の軸方向に沿って延在している。孔14は断面円形状を有する。本実施形態では、孔14の数は4である。孔14の位置及び孔径(直径)は任意である。第1ガラスブロック13の外径は、第1部分11及び第2部分12の外径と同等である。第1ガラスブロック13は、第1部分11及び第2部分12のそれぞれと同軸となるように、第1部分11と第2部分12との間に配置されている。第1ガラスブロック13は、第1部分11及び第2部分12のそれぞれと一体化されている。
工程S10は、第1ガラスブロック13に孔14を開ける工程S11、第1ガラスブロック13及び第1部分11を接続する工程S12、及び、第1ガラスブロック13及び第2部分12を接続する工程S13を含む。工程S10では、工程S11から工程S13がこの順に実施されることにより、第1ガラスブロック13が一体化されている第1ガラスパイプ10が準備される。ただし、工程S12は、工程S13の後に実施されてもよく、工程S13と同時に実施されてもよい。
工程S11では、例えば、ドリルにより、円柱状の第1ガラスブロック13に1または複数の孔14が開けられる。工程S12では、第1部分11となるガラスパイプが第1ガラスブロック13の第1端13aに溶融接続される。工程S13では、第2部分12となるガラスパイプが第1ガラスブロック13の第2端13bに溶融接続される。
図5は、第1ガラスパイプ10及び第2ガラスパイプ20が接続されたクラッド材30の中心軸を含む断面図である。工程S20では、図5に示されるように、第1ガラスブロック13が一体化されている第1ガラスパイプ10の第1部分11をクラッド材30の第1端30aに溶融接続する。
第1ガラスパイプ10の第1部分11は、クラッド材30の軸方向から見て、複数の孔31の周りを取り囲むように第1端30aに溶融接続される。第1部分11は、クラッド材30と同軸となるように、第1端30aに接続される。第1部分11は、第1ガラスブロック13及び第2部分12と同軸であるから、クラッド材30は、第1ガラスパイプ10全体と同軸となると共に、第1ガラスブロック13とも同軸となる。
図6は、図5のVI-VI線に沿う断面図である。図5及び図6に示されるように、クラッド材30は、複数の孔31が設けられた円柱状部材である。クラッド材30は、例えば、ドリルにより、円柱状のガラス部材に複数の孔31を開けることにより作製される。複数の孔31は、クラッド材30の軸方向に沿って延在している。孔31は、断面円形状を有する。孔31の孔径(直径)は、孔14の孔径よりも大きい。本実施形態では、孔31の数は4である。クラッド材30は、クラッド部3(図1参照)となる部材であり、クラッド部3に対応する形状を有している。本実施形態では、クラッド材30の外径は、第1ガラスパイプ10の第1部分11の外径よりも大きいが、同等であってもよい。
工程S20では、クラッド材30の軸方向から見て、孔31の少なくとも一部が孔14と重ならないように、第1ガラスパイプ10を接続する。クラッド材30の軸方向から見て、孔31の全体が孔14の内側に配置されていると、後述の工程でコア材40が孔14に入り込むおそれがある。よって、孔31の全体が孔14の内側に配置されることがないように、第1ガラスパイプ10の接続が行われる。本実施形態では、クラッド材30の軸方向から見て、孔31の全体が孔14と重ならない。すなわち、孔14及び孔31が互いに重ならず、離隔している。
工程S30では、第2ガラスパイプ20をクラッド材30の第2端30bに溶融接続する。第2ガラスパイプ20は、図5に示されるように、断面円形状のガラスパイプである。第2ガラスパイプ20は、円筒形状を有している。第2ガラスパイプ20は、第1ガラスパイプ10の第1部分11及び第2部分12のそれぞれと互いに同じ外径を有すると共に、互いに同じ内径を有している。第2ガラスパイプ20は、クラッド材30の軸方向から見て、複数の孔31の周りを取り囲むように第2端30bに溶融接続される。すなわち、第2ガラスパイプ20は、軸方向から見て、複数の孔31の周りを取り囲むように第2端30bに接続される。第2ガラスパイプ20は、クラッド材30と同軸となるように、第2端30bに接続される。
工程S40は、エッチング処理を行う工程S41、コア材40を挿入する工程S42、第2ガラスブロック50(図9参照)を固定する工程S43、空焼き処理を行う工程S44、及び、加熱引きちぎり工程S50の前処理を行う工程S45を含む。工程S40では、工程S41から工程S43がこの順に実施されることにより、コア材40がクラッド材30に固定される。
工程S41では、第1ガラスパイプ10及び第1ガラスブロック13の孔14を通じて、クラッド材30の孔31に気体を導入し、孔31の内面をエッチング処理(気相処理)する。エッチング処理は、例えば、クラッド材30を軸方向周りに回転させると共に、クラッド材30の外周面を外部熱源により加熱しながら行われる。エッチング処理により、孔31の内面の不純物が除去され、孔31の内面が平滑化される。
孔31に導入される気体は、例えば、SF等のエッチングガスである。第1ガラスパイプ10の第2部分12から供給され、第2部分12、第1ガラスブロック13の孔14、及び、第1部分11を順に流れてクラッド材30の孔31に導入される。気体は、孔31を流れた後、第2ガラスパイプ20を介して排出される。孔31に対し、第1ガラスパイプ10側が気体の上流側となり、第2ガラスパイプ20側が気体の下流側となる。
第2部分12の端部には、第2部分12を気体の供給系に接続するためのジョイント(不図示)が取り付けられる。第2ガラスパイプ20の端部には、第2ガラスパイプ20を気体の排気系に接続するためのジョイント63(図9参照)が取り付けられる。エッチング処理は、第2部分12及び第2ガラスパイプ20がカラス旋盤の把持部(不図示)により回転可能に把持された状態で行われる。把持部は、外部熱源により加熱されるクラッド材30ではなく、第2部分12及び第2ガラスパイプ20を把持するので、把持部への熱的影響を抑制することができる。
図7は、コア材40を挿入する工程S42について説明するための、第1ガラスパイプ10及び第2ガラスパイプ20が接続されたクラッド材30の中心軸を含む断面図である。図7に示されるように、工程S42では、複数のコア材40をクラッド材30の複数の孔31に一本ずつ挿入する。複数のコア材40は、互いに等しい長さに設定されている。コア材40の外径は、孔31の孔径よりもわずかに小さく、孔14の孔径よりも大きい。コア材40は、第2ガラスパイプ20を通ってクラッド材30の第2端30b(気体の下流側)から孔31に挿入される。コア材40は、その先端40aが第1ガラスブロック13の第1端13aに突き当たるまで挿入される。
図8は、コア材40を示す平面図である。図8に示されるように、コア材40は、孔31及び第2ガラスパイプ20に挿入される本体部41と、孔31から突出し、第1ガラスパイプ10の第1部分11に挿入されるダミー部42(ダミー硝材)を有している。本体部41は、孔31に挿入される第1部分43と、第2ガラスパイプ20に挿入される第2部分44と、を含む。第1部分43は、コア部2となる有効部である。第2部分44は、コア材40の後端40bを含む。第2部分44及びダミー部42は、コア部2とならない非有効部である。
ダミー部42は、先端40aを含み、本体部41の第1部分43に接続されている。本体部41及びダミー部42は、互いに同軸となるように溶融接続されている。ダミー部42の軸方向の長さL1は、第1ガラスパイプ10の第1部分11の軸方向の長さL2に合わせて設定されている。長さL1は、例えば、長さL2と同等となるように設定されている。工程S42を終えた時点で、第1部分43は、孔31の内部に配置されている。本体部41の第2部分44は、第2ガラスパイプ20の内部に配置されている。ダミー部42は、第1部分11の内部に配置されている。本体部41は、有効部を含むので、コア部2と同じ組成を有する必要があるが、ダミー部42は、非有効部のみからなるので、コア部2と異なる組成を有してもよい。
図9は、第2ガラスブロック50を固定する工程S43及び空焼き処理を行う工程S44について説明するための、第1ガラスパイプ10及び第2ガラスパイプ20が接続されたクラッド材30の中心軸を含む断面図である。図10は、図9のX-X線に沿う断面図である。図11は、図9のXI-XI線に沿う断面図である。図9に示されるように、工程S43では、第2ガラスパイプ20の内部に第2ガラスブロック50を挿入し、第2ガラスブロック50をコア材40の後端40bに突き当たる位置に固定する。工程S43は、ガラス治具60及びガラス棒62を用いて行われる。
図9及び図10に示されるように、第2ガラスブロック50は、外周面に1または複数の溝部51が設けられた円柱状部材である。溝部51は、第2ガラスブロック50の軸方向に沿って延在している。溝部51は、断面V字状である。溝部51は、第2ガラスパイプ20の内面との間に気体の流路となる隙間を形成する。溝部51により、気体の流れがスムーズになる。本実施形態では、溝部51の数は4である。第2ガラスブロック50の直径は、第2ガラスパイプ20の内径よりも小さい。
図9及び図11に示されるように、ガラス治具60は、ガラス棒62を挿通させるための孔61が中央に設けられた円筒状部材である。孔61は、ガラス治具60の軸方向に沿って延在している。孔61は、断面円形状を有する。第2ガラスブロック50の直径は、第2ガラスパイプ20の内径よりも小さい。ガラス棒62は、断面円形状を有する。ガラス棒62の直径は、孔61の孔径(直径)よりも小さい。
工程S43では、一例として、まず第2ガラスブロック50が第2ガラスパイプ20の内部に挿入され、コア材40の後端40bに突き当たる位置まで押し込まれる。続いて、ガラス治具60及びガラス棒62が第2ガラスパイプ20の内部に挿入される。ガラス治具60は、第2ガラスパイプ20の軸方向の略中央位置まで挿入される。ガラス棒62は、予め孔61に挿通され、ガラス治具60を装着した状態で、ガラス治具60と共に第2ガラスパイプ20の内部に挿入される。ガラス棒62は、その先端62aが第2ガラスブロック50と当接するように配置される。つまり、ガラス治具60を装着したガラス棒62により第2ガラスブロック50を押さえる。
最後に、ジョイント63を第2ガラスパイプ20の端部に取付ける。ジョイント63は、例えば、テフロン(登録商標)等の耐熱樹脂からなり、第2ガラスパイプ20の端部を覆う。ジョイント63は、ガラス棒62の後端62bと当接し、ガラス棒62が軸方向に移動することを抑制する。これにより、第2ガラスブロック50が軸方向に移動することも抑制される。すなわち、第2ガラスブロック50は、コア材40の後端40bに突き当たる位置に固定される。これにより、コア材40は、第1ガラスブロック13及び第2ガラスブロック50に挟まれて固定される。全てのコア材40を確実に固定するためには、複数のコア材40を互いに等しい長さに揃えておく必要がある。
工程S44では、第1ガラスパイプ10及び第1ガラスブロック13の孔14を通じて、クラッド材30の孔31に気体を導入し、孔31の内面を空焼き処理(気相処理)する。エッチング処理と同様に、空焼き処理は、例えば、クラッド材30を軸方向周りに回転させると共に、クラッド材30の外周面を外部熱源により加熱しながら行われる。空焼き処理は、第1ガラスパイプ10の第2部分12及び第2ガラスパイプ20がガラス旋盤の把持部(不図示)により回転可能に把持された状態で行われる。
空焼き処理により、孔31の内面の異物が除去され、孔31の内面が平滑化される。孔31に導入される気体は、例えば、塩素や酸素等の清浄化処理用ガス(すなわち、空焼きガス)である。気体は、第1ガラスパイプ10の第2部分12から供給され、第2部分12、第1ガラスブロック13の孔14、及び、第1部分11を順に流れてクラッド材30の孔31に導入される。気体は、孔31を流れた後、第2ガラスパイプ20を介して排出される。
図12及び図13は、加熱一体化処理の前処理を行う工程を説明するための、第1ガラスパイプ10が接続されたクラッド材30の中心軸を含む断面図である。工程S45では、まず、図12に示されるように、コア材40が固定された状態で、クラッド材30と第2ガラスパイプ20との接続部を外部熱源(不図示)により加熱しながら引きちぎる。これにより、テーパー形状を有する引きちぎり部70が形成される。引きちぎり部70では、クラッド材30とコア材40とが一体化されている。したがって、引きちぎりにより、コア材40の固定が解放されることはない。
引きちぎり部70は、孔31の一端を封止する封止部としても機能する。加熱一体化処理は、第1ガラスパイプ10側から孔31の内部を真空引きしながら行われる。このため、加熱一体化処理の前処理として、孔31を第2ガラスパイプ20側で封止する必要がある。続いて、図13に示されるように、引きちぎり部70にガラス棒71を溶融接続する。ガラス棒71は、クラッド材30と同軸となるように接続される。
工程S50では、第1ガラスパイプ10側から孔31の内部を真空引きしながら、クラッド材30とコア材40とを加熱により一体化する。エッチング処理及び空焼き処理と同様に、加熱一体化処理は、例えば、クラッド材30を軸方向周りに回転させると共に、クラッド材30の外周面を外部熱源により加熱しながら行われる。加熱一体化処理は、第1ガラスパイプ10の第2部分12及びガラス棒71がガラス旋盤の把持部(不図示)により回転可能に把持された状態で行われる。コア材40は軸方向の位置が固定されているので、コア材40が加熱により伸びて細くなることを防ぎながら、複数のコア材40を同時にクラッド材30と加熱一体化することができる。
以上説明したように、上記実施形態に係る光ファイバ母材1の製造方法では、第1ガラスパイプ10には第1ガラスブロック13が一体化されているので、第1ガラスパイプ10と第1ガラスブロック13とが接触し、ガラス屑が発生することが抑制される。よって、工程S41のエッチング処理や工程S44の空焼き処理において、ガラス屑が気体に流されて、孔31に入り込むことが抑制される。この結果、クラッド材30とコア材40との界面にガラス屑が入り込み、光ファイバの品質を低下させることが抑制される。
第2ガラスパイプ20には第2ガラスブロック50が一体化されていない。これは、孔31に対し、第1ガラスパイプ10側が気体の上流側となり、第2ガラスパイプ20側が気体の下流側となるためである。仮に第2ガラスパイプ20と第2ガラスブロック50とが接触し、ガラス屑が発生しても、ガラス屑は気体の下流側に流される。よって、ガラス屑が孔31に入り込むことが抑制される。
第1ガラスパイプ10は、クラッド材30の第1端30aに接続される第1部分11を含む。第1ガラスブロック13とクラッド材30との間には第1部分11が配置され、第1ガラスブロック13とクラッド材30とが直接接続されていない。このため、工程S41のエッチング処理や工程S44の空焼き処理において気体が流れ易い。気体の流れがスムーズになることにより、複数の孔31の内面を均等にエッチングすることができる。
工程S20では、第1部分11とクラッド材30とを接続すればよいので、第1ガラスブロック13とクラッド材30とを直接接続する場合に比べて、容易に溶融接続することができる。
特許文献1に記載の製造方法では、ガラスパイプの一部を加熱縮径してガラスブロックを固定するので、ガラスパイプを再利用するためには、加熱縮径部分をその都度切り落とす必要がある。よってガラスパイプの消費量が多くなり易い。更に、ガラスブロックが存在する位置でガラスパイプを加熱縮径する場合は、ガラスブロックを再利用することができない。これに対し、本実施形態では第1ガラスパイプ10を縮径することなく、第1ガラスブロック13を固定できる。よって、工程S50の加熱一体化処理の後で、クラッド材30と接続された第1部分11の端部だけを切り落とせば、第1ガラスパイプ10の残り及び第1ガラスブロック13を再利用することができる。
コア材40は、ダミー部42を有している。ダミー部42はコア部2にならない非有効部なので、廃材をダミー部42として用いれば、材料を有効利用できる。
工程S20では、クラッド材30の軸方向から見て、孔31の少なくとも一部が孔14と重ならないように、クラッド材30及び第1ガラスパイプ10が接続される。これにより、コア材40が孔14に入り込むことを抑制し、コア材40が第1ガラスブロック13に突き当たる構成が実現できる。
孔31の孔径は、孔14の孔径よりも大きいので、クラッド材30の軸方向から見て、孔31の少なくとも一部は必ず孔14と重ならない。コア材40の外径は、孔31の孔径よりもわずかに小さいだけなので、コア材40が孔14に入り込むことを更に抑制し、コア材40が第1ガラスブロック13に突き当たる構成が容易に実現できる。孔14の孔径は、コア材40の外径よりも小さいので、コア材40が孔14に入り込むことが確実に抑制される。よって、工程S20において、クラッド材30と第1ガラスパイプ10との接続角度(軸方向周りの角度)を調整する必要がない。
コア材40の先端40aは、第1ガラスブロック13により固定され、コア材40の後端40bは、工程S43において、第2ガラスブロック50により固定される。このように、コア材40の両端を固定することができるので、コア材40の軸方向の位置ずれが抑制される。工程S45の引きちぎりでもコア材40の固定は維持される。
第2ガラスブロック50は、コア材40の後端40bに突き当たる位置にガラス棒62によって固定される。特許文献1に記載の製造方法とは異なり、本実施形態では、第2ガラスパイプ20を加熱縮径することなく、第2ガラスブロック50を固定できる。よって、工程45の引きちぎりの後で、第2ガラスブロック50の端部だけを切り落とせば、第2ガラスパイプ20の残り及び第2ガラスブロック50を再利用することができる。
工程S43では、第2ガラスブロック50を押さえるガラス棒62だけでなく、ガラス棒62が挿通されたガラス治具60を用いて行われる。ガラス治具60によれば、ガラス棒62が軸方向に直交する方向に移動することが抑制される。特に、工程S44の空焼き処理や工程S50の加熱一体化処理では、クラッド材30を軸方向周りに回転させるので、ガラス棒62が第2ガラスパイプ20内で振動し易い。ガラス治具60によれば、第2ガラスパイプ20内でガラス棒62が振動することが抑制される。よって、第2ガラスパイプ20が振動するガラス棒62により損傷することを抑制することができる。
以上、実施形態について説明してきたが、本開示は必ずしも上述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態に係る製造方法で製造される光ファイバ母材1は、マルチコア光ファイバ母材であるが、シングルコア光ファイバ母材であってもよい。この場合、クラッド材30に設けられた孔31の数は1である。
コア材40はダミー部42を含まず、コア材40の全体が本体部41で構成されていてもよい。
孔31の孔径が、孔14の孔径以下であってもよい。この場合、工程S20において、クラッド材30の軸方向から見て、孔31の少なくとも一部が孔14と重ならないように、クラッド材30と第1ガラスパイプ10との接続角度が調整される。
上記実施形態及び変形例は、適宜組み合わせられてもよい。
上述した実施形態及び変形例の記載から把握されるとおり、本明細書では以下に示す態様の開示を含んでいる。
(付記1)
第1孔が設けられたクラッド材の第1端に、第2孔が設けられた第1ガラスブロックが一体化されている第1ガラスパイプを接続することと、
前記接続することの後に、前記第1ガラスパイプ及び前記第2孔を通じて前記第1孔に気体を導入し、前記第1孔の内面を気相処理することと、
前記気相処理することの後に、コア材を、その先端が前記第1ガラスブロックに突き当たるまで、前記クラッド材の第2端側から前記第1孔に挿入することと、
前記挿入することの後に、前記クラッド材と前記コア材とを加熱により一体化することと、を含む、
光ファイバ母材の製造方法。
(付記2)
クラッド材に第1ガラスパイプを接続することであって、第1端および第2端を有し、第1孔が設けられた前記クラッド材と、第1端および第2端を有し、第2孔が設けられた第1ガラスブロックと、前記ガラスブロックの前記第1端に接続された第1部分を含む前記第1ガラスパイプと、を用い、前記クラッド材の前記第1端に前記第1ガラスパイプの前記第1部分を接続することと、
前記接続することの後に、前記第1ガラスパイプ及び前記第2孔を通じて前記第1孔に気体を導入し、前記第1孔の内面を気相処理することと、
前記気相処理することの後に、コア材を、その先端が前記第1ガラスブロックに突き当たるまで、前記クラッド材の前記第2端から前記第1孔に挿入することと、
前記挿入することの後に、前記クラッド材と前記コア材とを加熱により一体化することと、を含む、
光ファイバ母材の製造方法。
1…光ファイバ母材
2…コア部
3…クラッド部
10…第1ガラスパイプ
11…第1部分
12…第2部分
13…第1ガラスブロック
13a…第1端
13b…第2端
14…孔
20…第2ガラスパイプ
30…クラッド材
30a…第1端
30b…第2端
31…孔
40…コア材
40a…先端
40b…後端
41…本体部
42…ダミー部
43…第1部分
44…第2部分
50…第2ガラスブロック
51…溝部
60…ガラス治具
61…孔
62…ガラス棒
62a…先端
62b…後端
63…ジョイント
70…引きちぎり部
71…ガラス棒

Claims (13)

  1. 第1端および第2端を有し、第1孔が設けられたクラッド材と、第1端および第2端を有し、第2孔が設けられた第1ガラスブロックと、前記ガラスブロックの前記第1端に接続された第1部分を含む第1ガラスパイプと、を用いて行われ、前記クラッド材の前記第1端に前記第1ガラスパイプの前記第1部分を接続することと、
    前記接続することの後に、前記第1ガラスパイプ及び前記第2孔を通じて前記第1孔に気体を導入し、前記第1孔の内面を気相処理することと、
    前記気相処理することの後に、コア材を、その先端が前記第1ガラスブロックに突き当たるまで、前記クラッド材の前記第2端から前記第1孔に挿入することと、
    前記挿入することの後に、前記クラッド材と前記コア材とを加熱により一体化することと、を含む、
    光ファイバ母材の製造方法。
  2. 前記第1ガラスパイプは、前記第1ガラスブロックの前記第2端に接続された第2部分を更に含んでいる、
    請求項1に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  3. 前記クラッド材には、複数の前記第1孔が設けられている、
    請求項2に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  4. 前記コア材は、前記第1孔に挿入される本体部と、前記本体部と接続され、前記第1ガラスパイプの前記第1部分に挿入されるダミー部と、を有する、
    請求項2に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  5. 前記コア材は、前記第1孔に挿入される本体部と、前記本体部と接続され、前記第1ガラスパイプの前記第1部分に挿入されるダミー部と、を有する、
    請求項3に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  6. 前記接続することでは、前記クラッド材の軸方向から見て、前記第1孔の少なくとも一部が前記第2孔と重ならないように前記第1ガラスパイプを接続する、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  7. 前記第1孔の孔径は、前記第2孔の孔径よりも大きい、
    請求項に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  8. 前記気相処理することの前に、前記クラッド材の第2端に第2ガラスパイプを接続することと、
    前記挿入することの後であって前記一体化することの前に、前記第2ガラスパイプの内部に第2ガラスブロックを挿入し、前記第2ガラスブロックを前記コア材の後端に突き当たる位置に固定することと、を更に含む、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  9. 前記気相処理することの前に、前記クラッド材の第2端に第2ガラスパイプを接続することと、
    前記挿入することの後であって前記一体化することの前に、前記第2ガラスパイプの内部に第2ガラスブロックを挿入し、前記第2ガラスブロックを前記コア材の後端に突き当たる位置に固定することと、を更に含む、
    請求項6に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  10. 前記気相処理することの前に、前記クラッド材の第2端に第2ガラスパイプを接続することと、
    前記挿入することの後であって前記一体化することの前に、前記第2ガラスパイプの内部に第2ガラスブロックを挿入し、前記第2ガラスブロックを前記コア材の後端に突き当たる位置に固定することと、を更に含む、
    請求項7に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  11. 前記固定することは、前記第2ガラスパイプの内部に配置され、第3孔が設けられた円筒状のガラス治具と、前記第3孔に挿通されたガラス棒と、を用いて行われる、
    請求項8に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  12. 前記固定することは、前記第2ガラスパイプの内部に配置され、第3孔が設けられた円筒状のガラス治具と、前記第3孔に挿通されたガラス棒と、を用いて行われる、
    請求項9に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  13. 前記固定することは、前記第2ガラスパイプの内部に配置され、第3孔が設けられた円筒状のガラス治具と、前記第3孔に挿通されたガラス棒と、を用いて行われる、
    請求項10に記載の光ファイバ母材の製造方法。
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