JP7357828B2 - 二輪車用灯具 - Google Patents

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Description

本開示は、二輪用車灯具に関する。
二輪用車灯具の一つである、特許文献1に記載の鞍乗り型車両に搭載されるヘッドランプシステムでは、コーナリングのときに、車体が左右方向にバンクすることによりロービーム用灯具の照光範囲が変化しても、好ましい配光を、前記ヘッドランプシステムの大型化を抑制しつつ、実現することを目的とする。当該目的のために、前記ヘッドランプシステムでは、ヘッドランプユニットの配光を補う、複数のサブランプを含むサブランプユニットが、配置されている。
特開2016-064723号公報
しかしながら、上記したヘッドランプシステムでは、左側用のサブランプユニットが、上記したヘッドランプユニットの左方かつ上後方に配置され、同様に、右側用のサブランプユニットが、上記したヘッドランプユニットの右方かつ上後方に配置されることから、前記した両サブランプユニットを配置するための比較的大きいスペースを確保しなければならなかった。
本開示の目的は、コーナリングに伴う視界の悪化を低減することを、前記低減のための構成を配置するスペースの大きさを抑制しつつ行う二輪車用灯具を提供することにある。
上記した課題を解決すべく、本開示に係る二輪車用灯具は、第1の光を生成する第1の光源と、前記第1の光源により生成された第1の光を集光する集光レンズと、二輪車の前方への配光でのカットオフラインより下方を照射すべく、前記集光レンズにより集光された第1の光を反射する反射面と、前記反射面により反射された第1の光を前記二輪車の前方へ出射する出射面と、を有する投射レンズと、第2の光を生成する第2の光源と、前記配光での前記カットオフラインより上方を照射すべく、前記投射レンズの前記反射面とは反対の面の側に存在する空間に配置された機構であって、前記第2の光源により生成された第2の光が入射する入射面と、前記入射面から入射した第2の光を前記二輪車の前方へ反射する反射面と、を有する前記機構と、を含む。
本開示に係る二輪車用灯具によれば、コーナリングに伴う視界の悪化を低減することを、前記低減のための構成を配置するスペースの大きさを抑制しつつ行うことができる。
図1Aは、実施形態1の二輪車用灯具NTの構成(その1)を示す斜視透視図である。図1Bは、実施形態1の二輪車用灯具NTの構成(その2)を示す斜視透視図である。 実施形態1の二輪車用灯具NTのロービームLBの光路を示す側面透視図である。 図3Aは、実施形態1の二輪車用灯具NTの補助ビームHBの光路を示す側面透視図である。図3Bは、実施形態1の二輪車用灯具NTの補助ビームHBの光路を示す底面透視図である。 実施形態1の配光HK、カットオフラインCL、及び左側上方領域JR(H)を示す。 実施形態2の二輪車用灯具NTの構成を示す斜視透視図である。 実施形態3の二輪車用灯具NTの制御ユニットの構成を示す。 実施形態3のテーブルTBを示す。 二輪車が直線道路を走行するときの、実施形態3の二輪車用灯具NTの動作を示す。 図9Aは、二輪車が曲線道路を走行するときの、実施形態3の二輪車用灯具NTの動作(その1)を示す。図9Bは、二輪車が曲線道路を走行するときの、実施形態3の二輪車用灯具NTの動作(その2)を示す。図9Cは、二輪車が曲線道路を走行するときの、実施形態3の二輪車用灯具NTの動作(その3)を示す。 実施形態4のテーブルTBLを示す。 実施形態5の二輪車用灯具NTの構成を示す透視斜視図である。 実施形態5の配光HK、カットオフラインCL、及び右側上方領域JR(M)を示す。 実施形態6の二輪車用灯具NTの構成を示す側面図である。 実施形態7の二輪車用灯具NTの構成を示す透視斜視図である。
本開示に係る二輪車用灯具の実施形態について説明する。
実施形態1.
〈実施形態1〉
実施形態1の二輪車用灯具NTについて説明する。
図1は、実施形態1の二輪車用灯具NTの構成を示す斜視透視図である。
図2は、実施形態1の二輪車用灯具NTのロービームLBの光路を示す側面透視図である。
図3は、実施形態1の二輪車用灯具NTの補助ビームHBの光路を示す側面透視図及び底面透視図である。
図4は、実施形態1の配光HK、カットオフラインCL、及び左側上方領域JR(H)を示す。
実施形態1の二輪車用灯具NTの構成及び動作について、図1~図4を参照して説明する。
実施形態1の二輪車用灯具NTは、オートバイ及びスクーター等の二輪車(図示せず。)に搭載されており、図1A、図1Bに示されるように、光源KGと、集光レンズSLと、投射レンズTLと、補助光源HKGと、補助機構HKKと、を含む。図1Bに示される補助光源HKG及び補助機構HKKは、二輪車の進行方向に対して左側上方を照らす。この構成は、左側通行の道路で特に望ましい。
光源KGは、「第1の光源」に対応し、集光レンズSLは、「集光レンズ」に対応し、投射レンズTLは、「投射レンズ」に対応し、補助光源HKGは、「第2の光源」に対応し、補助機構HKKは、「機構」に対応する。
光源KG、集光レンズSL、及び投射レンズTLは、相互間で協働して、図2に図示のロービームLBを形成する。
光源KG、集光レンズSL、及び投射レンズTL間の位置関係については、図1A、図1Bに示されるように、投射レンズTL上に集光レンズSLが設けられ、かつ、集光レンズSL上に光源KGが設けられている。
補助光源HKG、及び補助機構HKKは、相互間で協働して、図3A、図3Bに図示の、二輪車の進行方向左側(以下、単に「左側」という。)用である左側補助ビームHB(H)を形成する。
補助光源HKG、及び補助機構HKK間の位置関係については、図1Bに示されるように、補助機構HKKの入射面NM(HKK)から離隔された位置に、補助光源HKGが設けられている。
光源KGは、図2に示されるように、ロービームLBのための第1の光H1を生成する。
集光レンズSLは、図2に示されるように、光源KGにより生成された第1の光H1を集光する。
投射レンズTLは、二輪車の前方(Y軸の+方向)への配光HK(例えば、図4に図示。)におけるカットオフラインCL(例えば、図4に図示。)より下方を照射すべく、反射面HM(TL)と、出射面SM(TL)と、を有する。
反射面HM(TL)は、図2に示されるように、集光レンズSLにより集光された第1の光H1を反射する。出射面SM(TL)は、反射面HM(TL)により反射された第1の光H1を二輪車の前方(Y軸の+方向)へ出射する。
投射レンズTLは、図2に示されるように、投射レンズTLに入射される第1の光H1と、投射レンズTLから出射される第1の光H1、即ち、ロービームLBとを、Z軸方向について反転させる。例えば、第1の光H1aは、投射レンズTLの反射面HM(TL)に、Z軸方向について高い位置で入射すると、投射レンズTLの出射面SM(TL)から、Z軸方向について低い位置で、ロービームLBaとして、出射する。
上記とは対照的に、第1の光H1cは、図2に示されるように、投射レンズTLの反射面HM(TL)に、Z軸方向について低い位置で入射すると、投射レンズTLの出射面SM(TL)から、Z軸方向について高い位置で、ロービームLBcとして、出射する。
第1の光H1aと第1の光H1cとの間にある第1の光H1bは、図2に示されるように、投射レンズTLの反射面HM(TL)に、Z軸方向について、第1の光H1aが入射した位置と第1の光H1cが入射した位置との間の位置で入射すると、投射レンズTLの出射面SM(TL)から、Z軸方向について、ロービームLBaが出射した位置とロービームLBcが出射した位置との間の位置で、ロービームLBbとして、出射する。
上記した、Z軸方向について、入射する光の位置と出射する光の位置とが反転するという、投射レンズTLの機能は、第2の光H2についても、同様である。
補助光源HKGは、図1Bに示されるように、第1の発光素子HS1、第2の発光素子HS2、及び第3の発光素子HS3を有する。第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3は、Z軸方向に沿って、即ち、二輪車の上下方向に沿って上から下へ、第1の発光素子HS1、第2の発光素子HS2、第3の発光素子HS3の順番で配置されている。補助光源HKGは、図3Bに示されるように、左側補助ビームHB(H)のための第2の光H2を生成する。
補助機構HKKは、図4に示されるように、配光HKにおけるカットオフラインCLより上方に位置する領域(以下、「上方領域」という。)のうち、二輪車の走行方向左側の領域である左側上方領域JR(H)を照射すべく、図1A、図1Bに示されるように、投射レンズTLの反射面HM(TL)とは反対の面である裏面RM(TL)の側に存在する空間KKに配置されている。
補助機構HKKは、より詳しくは、図3Bに示されるように、空間KKにおいて、左側補助ビームHB(H)を形成すべく、投射レンズTLの光軸KJ上ではなく、投射レンズTLの光軸KJから、X軸の+方向に距離d1だけ離隔した位置に配置されている。
補助機構HKKは、図1B、図3Bに示されるように、入射面NM(HKK)と、反射面HM(HKK)と、を有する。入射面NM(HKK)は、図3Bに示されるように、補助光源HKGにより生成された第2の光H2の入射を受ける。反射面HM(HKK)は、図3Bに示されるように、入射面NM(HKK)から入射した第2の光H2を二輪車の前方(Y軸の+方向)へ反射する。
上述したように、実施形態1の二輪車用灯具NTでは、図1A、図1Bに示されるように、補助機構HKKが、投射レンズTLの反射面HM(TL)の反対の面である裏面RM(TL)の下方に位置する空間KKに設けられている。これにより、補助機構HKKは、補助光源HKGと協働して、図4に示されるように、左側上方領域JR(H)を照らすことができる。実施形態1の二輪車用灯具NTでは、前記の効果に加えて、補助機構HKKを配置するための空間を別途に確保する必要がない。これにより、実施形態1の二輪車用灯具NTを、従来のサブランプユニットを配置するための空間を別途に確保する必要がある二輪車用灯具に比して、小型化することが可能となる。
〈変形例〉
上述した左側通行の道路に好適である実施形態1の二輪車用灯具NTとは相違し、補助光源HKG及び補助機構HKKが、図3Bに図示された光軸KJに対してX軸の-方向に距離d1だけ離隔した位置に配置されることにより、右側通行の道路に好適となる。
実施形態2.
〈実施形態2〉
実施形態2の二輪車用灯具NTについて説明する。
実施形態2の二輪車用灯具NTは、投射レンズTLの出射面SM(TL)の曲率に特徴を有する。
図5は、実施形態2の二輪車用灯具NTの構成を示す斜視透視図である。
実施形態2の二輪車用灯具NTは、基本的に、実施形態1の二輪車用灯具NT(図1~図3に図示。)と同様の構成を有する。
実施形態2の投射レンズTLでは、図5に示されるように、出射面SM(TL)のX軸方向(二輪車の左右方向)についての曲率が、出射面SM(TL)のZ軸方向(二輪車の上下方向)についての曲率より小さい。より詳しくは、出射面SM(TL)は、例えば、Z軸方向については、曲率を有することから、曲面であるものの、X軸方向については、実質的には曲率を有さないことから、平面である。
上述したように、実施形態2の二輪車用灯具NTでは、出射面SM(TL)の、二輪車の左右方向についての曲率が、出射面SM(TL)の、二輪車の上下方向についての曲率より小さい。これにより、投射レンズTLは、補助光源HKGからの第2の光H2、換言すれば、例えば、左側補助ビームHB(H)(いずれも、例えば、図3A、図3Bに図示。)を、二輪車の前方におけるX軸方向に広がるように、即ち、二輪車の前方における左右方向に広がるように照らす。その結果、例えば、左側補助ビームHB(H)が、二輪車の前方におけるZ軸方向に広がること、即ち、二輪車の前方における上下方向に広がることを抑制することから、長手方向がX軸方向であるべき左側上方領域JR(H)(例えば、図4に図示。)の形状に合わせて、補助光源HKGが生成する第2の光H2を効率的に使用することが可能となる。
実施形態3.
〈実施形態3〉
実施形態3の二輪車用灯具NTについて説明する。
実施形態3の二輪車用灯具NTは、補助光源HKGを構成する第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3が、コーナリングのときの二輪車のバンク角に応じて点灯し又は消灯することを特徴とする。
実施形態3の二輪車用灯具NTは、基本的に、実施形態1の二輪車用灯具NT(図1~図3に図示。)と同様の構成を有する。
実施形態3の二輪車用灯具NTでは、特に、実施形態1で図1Bを参照して説明したように、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3が、二輪車の上下方向に沿って上から下へ、第1の発光素子HS1、第2の発光素子HS2、第3の発光素子HS3の順番で配置されている。
図6は、実施形態3の二輪車用灯具NTの制御ユニットの構成を示す。
実施形態3の二輪車用灯具NTは、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3を二輪車のバンク角に応じて点灯させ、または、消灯させるべく、制御ユニットSYを有する。
制御ユニットSYは、図6に示されるように、加速度センサKSと、プロセッサPCと、記憶媒体KBと、を有する。記憶媒体KBは、テーブルTBを記憶している。
プロセッサPCは、加速度センサKSにより検出される二輪車のバンク角に基づき、記憶媒体KBに記憶されているテーブルTBを参照することにより、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3を点灯し、または、消灯する。
図7は、実施形態3のテーブルTBを示す。
テーブルTBは、図7に示されるように、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3について、二輪車のバンク角と、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3の明るさとの関係を示す。
第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3は、それぞれ、バンク角がθ1、θ2、θ3であることを基準に、点灯または消灯に切り換われる。
より詳しくは、図7に示されるように、第1の発光素子HS1は、バンク角が増加している場合、バンク角がθ1になったとき、消灯の状態から点灯を開始し、バンク角がθ2になるまで、明るさを徐々に増す。第1の発光素子HS1は、他方で、バンク角度が減少している場合、バンク角がθ2を下回ったとき、明るさを徐々に減らし、バンク角がθ1になったとき、点灯を終了し、消灯の状態に戻る。
図7に示されるように、第2の発光素子HS2は、バンク角が増加している場合、バンク角がθ2になったとき、消灯の状態から、点灯を開始し、バンク角がθ3になるまで、明るさを徐々に増す。第2の発光素子HS2は、他方で、バンク角度が減少している場合、バンク角がθ3を下回ったとき、明るさを徐々に減らし、バンク角がθ2になったとき、点灯を終了し、消灯の状態に戻る。
図7に示されるように、第3の発光素子HS3は、バンク角が増加している場合、バンク角がθ3になったとき、消灯の状態から、点灯を開始し、バンク角がθ4になるまで、明るさを徐々に増す。第3の発光素子HS3は、他方で、バンク角度が減少している場合、バンク角がθ4を下回ったとき、明るさを徐々に減らし、バンク角がθ3になったとき、点灯を終了し、消灯の状態に戻る。
図8は、二輪車が直線道路を走行するときの、実施形態3の二輪車用灯具NTの動作を示す。
図9は、二輪車が曲線道路を走行するときの、実施形態3の二輪車用灯具NTの動作を示す。
図8に示されるように、二輪車が直線道路を走行しているときには、光源KG、集光レンズSL、及び投射レンズTL(いずれも、例えば、図2に図示。)が協働して、ロービームLB(図2に図示。)を照射することにより、図8に示されるように、配光HKを形成する。
図9Aに示されるように、二輪車が曲線道路を走行している場合に、図7に示されるように、バンク角が増加していき、θ1に至ったとき、第1の発光素子HS1は、点灯を開始し、徐々に明るさを増大させる。これにより、図9Aに示されるように、カットオフラインCLの上方に位置する第1の左側上方領域JR1(H)が、照射される。
図9Bに示されるように、二輪車が曲線道路を走行している場合に、図7に示されるように、バンク角が増加していき、θ1を超えて、θ2に至ったとき、第2の発光素子HS2は、点灯を開始し、徐々に明るさを増大させる。これにより、図9Bに示されるように、第1の左側上方領域JR1(H)の上方に位置する第2の左側上方領域JR2(H)が、照射される。
図9Cに示されるように、二輪車が曲線道路を走行している場合に、図7に示されるように、バンク角が増加していき、θ1、θ2を超えて、θ3に至ったとき、第3の発光素子HS3は、点灯を開始し、徐々に明るさを増大させる。これにより、図9Cに示されるように、第2の左側上方領域JR2(H)の上方に位置する第3の左側上方領域JR3(H)が、照射される。
バンク角が減少する場合については、上記した動作と反対の動作を行う。
例えば、第3の発光素子HS3は、図7に示されるように、バンク角度が減少し始めたとき、明るさを徐々に減少させる。これにより、第3の発光素子HS3は、バンク角がθ3に至ったとき、点灯を終了する。
同様に、第2の発光素子HS2は、図7に示されるように、バンク角度がθ3に至ったとき、明るさを徐々に減少させる。これにより、第2の発光素子HS2は、バンク角がθ2に至ったとき、点灯を終了する。
更に同様に、第1の発光素子HS1は、図7に示されるように、バンク角度がθ2に至ったとき、明るさを徐々に減少させる。これにより、第1の発光素子HS1は、バンク角がθ1に至ったとき、点灯を終了する。
上述したように、実施形態3の二輪車用灯具NTでは、バンク角の大きさに応じて、第1の左側上方領域JR1(H)~第3の左側上方領域JR3(H)のうちの1つ以上を照射することにより、バンク角の大きさの如何に拘わらず、走行に必要な視界を確保することができる。
〈変形例〉
第1の発光素子HS1は、図7を参照して上述したように、バンク角のθ1からθ2へ亘って徐々に明るくなることに代えて、バンク角が大きくなりθ1に至ったときに、直ちにオフからオンになるように、すなわち100%の明るさになってもよい。同様に、第2の発光素子HS2は、バンク角がθ2に至ったときに、直ちに100%の明るさになってもよく、また、第3の発光素子HS3は、バンク角がθ3に至ったときに、直ちに100%の明るさになってもよい。
上記とは対照的に、第3の発光素子HS3は、バンク角が小さくなりθ3に至ったときに、直ちにオンからオフになるように、すなわち0%の明るさになってもよい。同様に、第2の発光素子HS2は、バンク角がθ2に至ったときに、直ちに0%の明るさになってもよく、また、第1の発光素子HS1は、バンク角がθ1に至ったときに、直ちに、0%の明るさになってもよい。
実施形態4.
〈実施形態4〉
実施形態4の二輪車用灯具NTについて説明する。
〈実施形態4の構成〉
実施形態4の二輪車用灯具NTは、補助光源HKGを構成する第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3の点灯する速度が、消灯する速度に比して速いことを特徴とする。
実施形態4の二輪車用灯具NTは、実施形態3(図6に図示。)と同様に、加速度センサKSと、プロセッサPCと、記憶媒体KBとを含む。記憶媒体KBは、テーブルTBLを記憶している。
プロセッサPCは、加速度センサKSにより検出される二輪車のバンク角に基づき、記憶媒体に記憶されているテーブルTBLを参照することにより、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3を点灯するときの所要時間、及び消灯するときの所要時間を制御し、換言すれば、点灯するときの速度、及び消灯するときの速度を制御する。
〈テーブルの内容〉
図10は、実施形態4のテーブルTBLを示す。
テーブルTBLは、図10に示されるように、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3について、点灯の過渡的動作を開始する時刻、点灯の過渡的動作を終了する時刻、消灯の過渡的動作を開始する時刻、及び消灯の過渡的動作を終了する時刻と、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3の明るさとの関係を示す。
ここで、「過渡的動作」とは、点灯し続ける動作、及び消灯し続ける動作という定常的動作とは対照的に、徐々に明るくなる動作、及び、徐々に暗くなる動作をいう。
〈点灯の過渡的動作〉
第1の発光素子HS1は、図10に示されるように、例えば、バンク角がθ1に至ったとき(図7に図示。)である時刻t1(HS1)のとき、点灯の過渡的動作を開始し、即ち、明るさを徐々に増大させ、時刻t2(HS1)のとき、点灯の過渡的動作を終了する。第1の発光素子HS1は、時刻t2(HS1)以後、点灯をし続ける。
第2の発光素子HS2は、図10に示されるように、バンク角がθ2に至ったとき(図7に図示。)である時刻t1(HS2)のとき、点灯の過渡的動作を開始し、即ち、明るさを徐々に増大させ、時刻t2(HS2)のとき、点灯の過渡的動作を終了する。第2の発光素子HS2は、時刻t2(HS2)以後、点灯をし続ける。
第3の発光素子HS3は、図10に示されるように、バンク角がθ3に至ったとき(図7に図示。)である時刻t1(HS3)のとき、点灯の過渡的動作を開始し、即ち、明るさを徐々に増大させ、時刻t2(HS3)のとき、点灯の過渡的動作を終了する。第3の発光素子HS3は、時刻t2(HS3)以後、点灯をし続ける。
〈消灯の過渡的動作〉
第3の発光素子HS3は、図10に示されるように、バンク角が減少し始めたとき(図7に図示。)である時刻t3(HS3)のとき、消灯の過渡的動作を開始し、即ち、明るさを徐々に減少させ、時刻t4(HS3)のとき、消灯の過渡的動作を終了する。第3の発光素子HS3は、時刻t4(HS3)以後、消灯をし続ける。
第2の発光素子HS2は、図10に示されるように、バンク角がθ3に至ったとき(図7に図示。)である時刻t3(HS2)のとき、消灯の過渡的動作を開始し、即ち、明るさを徐々に減少させ、時刻t4(HS2)のとき、消灯の過渡的動作を終了する。第2の発光素子HS2は、時刻t4(HS2)以後、消灯をし続ける。
第1の発光素子HS1は、図10に示されるように、バンク角が減少しθ2に至ったとき(図7に図示。)である時刻t3(HS1)のとき、消灯の過渡的動作を開始し、即ち、明るさを徐々に減少させ、時刻t4(HS1)のとき、消灯の過渡的動作を終了する。第1の発光素子HS1は、時刻t4(HS1)以後、消灯をし続ける。
〈過渡的動作の所要時間〉
第1の発光素子HS1は、点灯の過渡的動作に要する所要時間(t2(HS1)-t1(HS1))が、消灯の過渡的動作に要する所要時間(t4(HS1)-t3(HS1))より短い。
同様に、第2の発光素子HS2は、点灯の過渡的動作に要する所要時間(t2(HS2)-t1(HS2))が、消灯の過渡的動作に要する所要時間(t4(HS2)-t3(HS2))より短い。
更に同様に、第3の発光素子HS3は、点灯の過渡的動作に要する所要時間(t2(HS3)-t1(HS3))が、消灯の過渡的動作に要する所要時間(t4(HS3)-t3(HS3))より短い。
上記を要約すれば、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3は、それぞれ、点灯の速度が、消灯の速度より速い。
上述したように、実施形態4の二輪車用灯具NTでは、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3は、点灯の速度が、消灯の速度より速い。これにより、二輪車が曲線道路を走行している場合に、バンク角の増加に伴って、視界が悪化しつつあるとき、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3の、消灯に比して速やかな点灯により、前記視界の悪化を抑制することができる。他方で、二輪車が曲線道路を走行している場合に、バンク角が減少しているとき、第1の発光素子HS1~第3の発光素子HS3の、点灯に比して緩やかな消灯により、視界を緩やかに変化させ、二輪車を運転する者に違和感を与えることを低減することができる。
実施形態5.
〈実施形態5〉
実施形態5の二輪車用灯具NTについて説明する。
実施形態5の二輪車用灯具NTは、二輪車の走行方向についての左右の両側に、一対の補助機構を有することを特徴とする。
図11は、実施形態5の二輪車用灯具NTの構成を示す透視斜視図である。
実施形態5の二輪車用灯具NTは、図11に示されるように、実施形態1の二輪車用灯具NT(例えば、図1に図示。)と同様に、光源KGと、集光レンズSLと、投射レンズTLと、を含む。
実施形態5の二輪車用灯具NTは、他方で、実施形態1の二輪車用灯具NTと相違し、補助光源HKG及び補助機構HKKに代えて、左側用補助光源HKG(H)と、右側用補助光源HKG(M)と、左側用補助機構HKK(H)と、右側用補助機構HKK(M)と、を含む。
左側用補助光源HKG(H)は、「左側用第2の光源」に対応し、右側用補助光源HKG(M)は、「右側用第2の光源」に対応し、左側用補助機構HKK(H)は、「左側用機構」に対応し、右側用補助機構HKK(M)は、「右側用機構」に対応する。
実施形態5の左側用補助光源HKG(H)、及び左側用補助機構HKK(H)は、実施形態1の補助光源HKG、及び補助機構HKKが設けられている位置に設けられている。
他方で、実施形態5の右側用補助光源HKG(M)、及び右側用補助機構HKK(M)は、投射レンズTLの光軸KJ(図3Bに図示。)を含むYZ平面について、左側用補助光源HKG(H)、及び左側用補助機構HKK(H)と面対称の関係の位置に設けられている。
図12は、実施形態5の配光HK、カットオフラインCL、及び右側上方領域JR(M)を示す。
左側用補助機構HKK(H)は、文字通り、左側用補助光源HKG(H)により生成される第2の光H2(実施形態1の図3に図示されたH2と同一。)を用いて、図4に示されるように、配光HKでのカットオフラインCLより上方に位置する領域である上方領域のうち、二輪車の走行方向左側の領域である左側上方領域JR(H)を照射する。
右側用補助機構HKK(M)は、右側用補助光源HKG(M)により生成される第2の光H2(実施形態1の図3に図示されたH2と相違。図示無し。)を用いて、図12に示されるように、配光HKでのカットオフラインCLより上方に位置する領域である上方領域のうち、二輪車の走行方向右側の領域である右側上方領域JR(M)を照射する。
上述したように、実施形態5の二輪車用灯具NTでは、図4に示されるように、二輪車が曲線道路を左に旋回するときには、左側用補助光源HKG(H)、及び左側用補助機構HKK(H)(いずれも、図11に図示。)が、左側上方領域JR(H)を照射する。
実施形態5の二輪車用灯具NTでは、他方で、図12に示されるように、二輪車が曲線道路を右に旋回するときには、右側用補助光源HKG(M)、及び右側用補助機構HKK(M)(いずれも、図11に図示。)が、右側上方領域JR(M)を照射する。
従って、実施形態5の二輪車用灯具NTでは、二輪車が、曲線道路を左に旋回するとき(図4に図示。)、及び、曲線道路を右に旋回するとき(図12に図示。)のいずれのときでも、前記した旋回に伴う視界の悪化を改善することができる。
〈変形例〉
実施形態5の二輪車用灯具NTは、図11を参照して上述したように、二輪車の走行方向についての左右の両側に一対の補助光源HKG(H)、HKG(M)を有するものの、必ずしも、左カーブ及び右カーブのそれぞれに応じて、点灯させる必要はない。
例えば、左側通行の国では、左カーブに進入したときには、左側用補助光源HKG(H)を駆動することにより左側上方を照らす。他方で、右カーブに進入したときには、右側上方は対向車線であり、対向車線を必ずしも照らす必要が無いことから、右側用補助光源HKG(M)を駆動することなく、右側上方を照らさなくてもよい。
同様に、右側通行の国では、右カーブに進入したときには、右側用補助光源HKG(M)を駆動することにより、右側上方を照らす。他方で、左カーブに進入したときには、左側用補助光源HKG(H)を駆動することなく、左側上方を照らさなくてもよい。
上述した駆動の切り換えにより、実施形態5の二輪車用灯具NTは、納品先である国が、左側通行の国であるか、それとも、右側通行の国であるかを問わず、仕様を変更する必要が無く、即ち、仕様を共用化することができる。
実施形態6.
〈実施形態6〉
実施形態6の二輪車用灯具NTについて説明する。
実施形態6の二輪車用灯具NTは、投射レンズTLの焦点の位置に特徴を有する。
図13は、実施形態6の二輪車用灯具NTの構成を示す側面図である。
実施形態6の二輪車用灯具NTは、基本的に、実施形態1の二輪車用灯具NT(図1~図3に図示。)と同様の構成を有する。
実施形態6の二輪車用灯具NTでは、図13に示されるように、投射レンズTLの焦点STは、投射レンズTLの反射面HM(TL)における、カットオフラインCL(例えば、図4、図12に図示。)を規定するための端辺TH(図1Bにも図示。)の位置から、Y軸方向に、即ち、投射レンズTLの出射面SM(TL)がある側に、距離d2だけ離隔した位置に設定されている。
上述したように、実施形態6の二輪車用灯具NTでは、投射レンズTLの焦点STが、投射レンズTLの反射面HM(TL)における、カットオフラインCLを規定するための端辺THから、投射レンズTLの出射面SM(TL)の方向に距離d2だけ離隔した位置に設定されている。換言すれば、投射レンズTLの焦点STの位置と、投射レンズTLの反射面HM(TL)での端辺THの位置とが、一致していない。
光源KGにより生成された第1の光H1が投射レンズTLの反射面HM(TL)で反射した後に、投射レンズTLの出射面SM(TL)から出射されるロービームLB(図2に図示。)が規定するカットオフラインCLは、上記した両位置が一致していないことに起因して、前記両位置が一致しているときと比較して、ぼやける。これにより、カットオフラインCL及びカットオフラインCLの周辺において、ロービームLBによる照射と、右側補助ビームHB(M)(図3A、図3Bに図示。)及び左側補助ビームHB(H)(図示なし。)による照射との間の境目をぼやかし、その結果、前記境目を目立たなくすることができる。
実施形態7.
〈実施形態7〉
実施形態7の二輪車用灯具NTについて説明する。
実施形態7の二輪車用灯具NTは、補助機構の上面に特徴を有する。
図14は、実施形態7の二輪車用灯具NTの構成を示す透視斜視図である。
実施形態7の二輪車用灯具NTでは、図14に示されるように、補助機構HKKは、三角柱に近似する形状を有する。実施形態7の補助機構HKKは、図14に示されるように、上面として第2の反射面HM2(HKK)(図3Aにも図示。)を含む。第2の反射面HM2(HKK)は、図14に示されるように、端辺TH(HKK)を備える。
カットオフラインCL(図4、図12に図示。)は、補助機構HKKにおける第2の反射面HM2(HKK)が備える端辺TH(HKK)(図14に図示。)によって規定され、かつ、実施形態6でも説明したように、投射レンズTLにおける反射面HM(TL)が備える端辺TH(TL)(図14に図示。図13、図1Bにも図示。)によっても規定される。
前者の端辺TH(HKK)、及び、後者の端辺TH(TL)は、図14に示されるように、X軸方向に沿って、即ち、二輪車の左右方向に沿って延びる仮想直線KC上に位置している。
上述したように、実施形態7の二輪車用灯具NTでは、図14に示されるように、端辺TH(HKK)及び端辺TH(TL)の両者が、同一の仮想直線KC上に位置している。これにより、ロービームLB(図2に図示。)が規定するカットオフラインCLの位置と、右側補助ビームHB(M)(図3A、図3Bに図示。)及び左側補助ビームHB(H)(図示せず。)が規定するカットオフラインCLの位置とが、同一になる。その結果、両カットオフラインCLの位置が相違することに起因して、二輪車を運転する者が、両カットオフラインCL及両カットオフラインCLの周辺の視界で違和感を持つという事態を回避することができる。
本開示の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態同士を組み合わせてもよく、また、各実施形態中の構成要素を適宜、削除し、変更し、または、他の構成要素を追加してもよい。
本開示に係る二輪車用灯具は、コーナリングに伴う視界の悪化を低減することを、前記低減のための構成を配置するスペースの大きさを抑制しつつ、行うことに利用することができる。
CL カットオフライン、d1 距離、d2 距離、H1 第1の光、H2 第2の光、HB 補助ビーム、HK 配光、HKG 補助光源、HKK 補助機構、HM(HKK) 反射面、HM2(HKK) 第2の反射面、HM(TL) 反射面、HS1 第1の発光素子、HS2 第2の発光素子、HS3 第3の発光素子、JR 上方領域、KB 記憶媒体、KC 仮想直線、KG 光源、KJ 光軸、KK 空間、KS 加速度センサ、LB ロービーム、NM(HKK) 入射面、NT 二輪車用灯具、PC プロセッサ、RM 裏面、SL 集光レンズ、SM(TL) 出射面、ST 焦点、SY 制御ユニット、TB テーブル、TBL テーブル、TH(HKK) 端辺、TH(TL) 端辺、TL 投射レンズ。

Claims (6)

  1. 第1の光を生成する第1の光源と、
    前記第1の光源により生成された第1の光を集光する集光レンズと、
    二輪車の前方への配光でのカットオフラインより下方を照射すべく、前記集光レンズにより集光された第1の光を反射する反射面と、前記反射面により反射された第1の光を前記二輪車の前方へ出射する出射面と、を有する投射レンズと、
    第2の光を生成する第2の光源と、
    前記配光での前記カットオフラインより上方を照射すべく、前記投射レンズの前記反射面とは反対の面の側に存在する空間に配置された機構であって、前記第2の光源により生成された第2の光が入射する入射面と、前記入射面から入射した第2の光を前記二輪車の前方へ反射する反射面と、を有する前記機構と、を含み、
    前記機構は、上面としての第2の反射面であって、前記機構の前記反射面における、前記カットオフラインを規定するための端辺と、前記投射レンズの前記反射面における、前記カットオフラインを規定するための端辺とが、同一の仮想直線上に位置する前記第2の反射面を有する、
    二輪車用灯具。
  2. 前記投射レンズの出射面の、前記二輪車の左右方向についての曲率が、前記投射レンズの出射面の、前記二輪車の上下方向についての曲率より小さい、
    請求項1に記載の二輪車用灯具。
  3. 前記第2の光源は、前記二輪車の上下方向に沿って配置された複数の発光素子であって、各発光素子が前記二輪車のバンク角に応じて点灯しまたは消灯する前記複数の発光素子を有する、
    請求項1記載の二輪車用灯具。
  4. 前記複数の発光素子は、点灯する速度が消灯する速度に比して速い、
    請求項3記載の二輪車用灯具。
  5. 前記第2の光源は、右側用第2の光源と、左側用第2の光源と、を有し、
    前記機構は、前記右側用第2の光源により生成される第2の光を用いて、前記配光での前記カットオフラインより上方のうち、前記二輪車の走行方向の右側寄りを照射するための右側用機構と、前記左側用第2の光源により生成される第2の光を用いて、前記配光での前記カットオフラインより上方のうち、前記二輪車の走行方向の左側寄りを照射するための左側用機構と、を有する
    請求項1に記載の二輪車用灯具。
  6. 前記投射レンズの前記第1の光源側の焦点は、前記投射レンズの前記反射面における、前記カットオフラインを規定するための端辺の位置から、前記投射レンズの出射面がある側に離隔した位置に設定されている、
    請求項1記載の二輪車用灯具。
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