JP7356956B2 - 異常予兆診断装置およびその診断方法 - Google Patents
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Description
また、空気作動弁では、ウォームギアの代わりに、ピストンシール部の摺動劣化が生じる。
実施形態の異常予兆診断装置は、電動仕切弁のウォームギア、弁棒ネジ部、弁棒とグランドパッキンの接触面、弁体と弁座の接触面等の摺動部のそれぞれについて、弁の開閉作動により発生するアコースティックエミッション(弾性波)を摺動音として音響センサにより測定し、測定した摺動音に基づいて、摺動部の面粗さ、摩擦係数、漏洩量を取得し、異常予兆、メンテナンス時期、および欠損を含む摺動部の状態を診断する。流体の流動音は、測定する摺動音のノイズとなるため、電動仕切弁が設置された設備の稼働を止めた状態で、実施形態の異常予兆診断装置は、診断を行うようにする。
図1は、電動仕切弁1(以下、弁1と記す)の断面と音響センサ2の設置位置を示す図である。
音響センサ2を、聴針棒31を介して設置する場合には、音響センサ2と聴針棒31の間にカプラント21を介在させる。
カプラント21の材質は、グリス、ワックス、または接着剤等である。
図2の異常予兆診断装置20は、図1において、弁1の駆動部5に設けた音響センサ2aによりウォームギア24の摺動音を検出し、音響センサ2bにより弁棒4とグランドパッキン28の接触面の摺動音を検出し、音響センサ2cにより弁体29と弁座30の接触面の摺動音を検出して、異常予兆診断を行う。なお、異常予兆診断装置20は、図2の音響センサ2a、2b、2cに限定されず、他の場所に設置した音響センサ2により検出した摺動音により異常予兆診断を行えることは言うまでもない。
また、信号処理部9は、さらにローパスフィルタや包絡線検波回路を備えて弾性波の信号弁別を高めるようにしてもよい。
摺動音の波形抽出・分割部10と漏洩量値取得部12と面粗さ値取得部13と摩擦係数値取得部14の詳細については後述する。
図3は、音響センサ2a、2b、2cのそれぞれの検出信号の時間変化の一例を示す図である。
音響センサ2aはウォームギア24の摺動音を検出し、音響センサ2bは弁棒4とグランドパッキン28の接触面の摺動音を検出し、音響センサ2cは弁体29と弁座30の接触面の摺動音をそれぞれ同期して検出する。
弁棒が直立している正立の状態では、弁体の自重による調心が行われるため、弁体の着座時に発生する摺動は調心による挙動のため複数回発生した後にシート面全体で摺動しながら着座し、流路を閉止する。このため、最後の着座による摺動音に着目することが好ましい。
ステップS41で、波形抽出・分割部10は、A/D変換器8によりデジタル変換した音響センサ2の信号毎に、ステップS42からステップS46を繰り返す。
そして、分析部11は、摺動音を周波数分析するスペクトル分析部15により算出した、所定の音響センサ2で検出した摺動音のスペクトル強度に基づいて、図5に示した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係から、摺動音を検出した際の摺動部の使用開始時からの作動による劣化と流体力や経年等による劣化が加味された作動回数を求める。ここで、検出された摺動音のスペクトル強度から求められた作動回数は、実際の作動回数とは一致せず、求められた作動回数に相当する劣化を検出していることに留意する。
分析部11は、実測した面粗さと作動回数の相関関係を予め記憶しておく。
詳しくは、面粗さ値取得部13は、まず、先に説明したように、音響センサ2で検出した摺動音のスペクトル強度に基づいて、摺動部の使用開始時からの作動回数を求める(図5)。そして、図6Aに示した面粗さと作動回数の相関関係から、作動回数に相当する摺動部の面粗さ値を取得する。
分析部11は、実測した摩擦係数と作動回数の相関関係を予め記憶しておく。
詳しくは、摩擦係数値取得部14は、まず、先に説明したように、音響センサ2で検出した摺動音のスペクトル強度に基づいて、摺動部の使用開始時からの作動回数を求める(図5)。そして、図6Bに示した摩擦係数と作動回数の相関関係から、作動回数に相当する摺動部の摩擦係数値を取得する。
分析部11は、実測した漏洩量と面粗さの相関関係を予め記憶しておく。
詳しくは、漏洩量値取得部12は、まず、先に説明したように、音響センサ2で検出した摺動音のスペクトル強度に基づいて、摺動部の使用開始時からの作動回数を求める(図5)。そして、図6Aに示した面粗さと作動回数の相関関係から、作動回数に相当する摺動部の面粗さ値を取得する。その後、図6Cに示した漏洩量と面粗さの相関関係から、取得した摺動部の面粗さ値に対応する漏洩量値を取得する。
また、漏洩発生までの作動回数推定部17は、求めた漏洩発生までの作動回数が所定の作動回数より小さい場合に、弁の流体を閉止する機能に関する劣化の予兆があると判定する。
また、仕切能力の推定部18は、駆動力と作動回数の相関関係から駆動部5の最大駆動力に到達する作動回数を求め、弁仕切能力の限界の作動回数を予測する。この際の作動回数は、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係から求めた作動回数を適用する。
そして、異常判定部19は、取得した各摺動部の摩擦係数の変化量と面粗さの変化量を算出する。
この場合には、初期のハンマリングによる摺動音、駆動時に常時発生するグランドパッキン28の摺動音、一定の周期で発生する手動ハンドル23のギア(不図示)の摺動音、ウォームギア24および弁棒ネジ部25に発生する摺動音、閉止直前の弁体29のぐらつきによる衝撃音、閉止時の弁体29と弁座30のシート部に発生する摺動音、その他噛みこみなどによる異常なパルス音が異なるパターンの摺動音として取得できる。
なお、音響センサ2は、最も診断を優先するべき摺動箇所の近傍、または摺動音の振幅が小さいグランドパッキン28の近傍に設置することが好ましい。
玉形弁では、仕切弁と同様に弁体と弁座の接触面であるシート部において、開閉作動時に摺動が生じる。仕切弁と比較して、作動時間および摺動距離が短いが、衝突音が発生した後に短い摺動音の信号を得ることができる。この摺動音の信号により、シート部の状態の診断が可能となる。
また、バタフライ弁、ボール弁では、弁棒および弁体が回転することで、流路を閉止しているが、上記の仕切弁と同様の摺動が発生するため、摺動音の信号による診断が可能となる。
原子力発電設備に設置される弁は、高温な弁、流体が常時弁内部を通過している弁、雰囲気の放射線量が高い場所に設置される弁、運転中の騒音が大きい場所に設置される弁など様々存在する。そのため、原子力発電設備へ適用する場合には定期検査時のような常温であり、系統が停止しており、放射線量が高くなく、静かな状態にて実施することが好ましい。
弁箱3の保温材33には、保温効果に影響が出ない程度の筒状のアクセス通路が備えており、診断の際には、そのアクセス通路に筒状の取付治具34が備わった聴針棒31を差し込む。ここで、保温材33の綿等の内部物質と聴針棒31が接触しないようになっていることが重要であり、これが達成される構造であれば、他の構造であってもよい。
これにより、原子力発電設備おいて、弁の分解点検の物量、労力、コスト、被ばく量の低減および検査期間の縮小による稼働率の向上を実現できる。
2、2a、2b、2c 音響センサ
6 増幅部(信号処理部)
7 ハイパスフィルタ(信号処理部)
8 A/D変換器(信号処理部)
9 信号処理部
10 摺動音の波形抽出・分割部(分析部)
11 分析部
12 漏洩量値取得部(分析部)
13 面粗さ値取得部(分析部)
14 摩擦係数値取得部(分析部)
15 スペクトル分析部(分析部)
16 判定部
17 漏洩発生までの作動回数推定部(判定部)
18 仕切能力の推定部(判定部)
19 異常判定部(判定部)
20 異常予兆診断装置
Claims (15)
- 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
前記信号処理部で処理され、前記音響センサにより検出した摺動音のスペクトル強度から前記摺動音を発する摺動部の漏洩量、面粗さ、または摩擦係数の状態を求める分析部と、
前記分析部で求めた摺動部の漏洩量、面粗さ、または摩擦係数から弁の流体を閉止する機能および動的機能に関する正常か否かを含む劣化の予兆を判定して弁の分解を含むメンテナンス時期を予測する判定部と、
を備え、
前記分析部は、摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係、実測した漏洩量と面粗さの相関関係、実測した摩擦係数と作動回数の相関関係、及び実測した面粗さと作動回数の相関関係を予め記憶しておき、摺動音のスペクトル強度から前記摺動部の漏洩量、面粗さ、または摩擦係数の状態を求める
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項1に記載の異常予兆診断装置において、
前記信号処理部は、弁の弁体と弁座との摺動部、グランドパッキンと弁棒との摺動部、弁棒のネジ部の摺動部、電動弁のウォームギアの摺動部、または空気作動弁のピストン部の摺動部で発生する摺動音を検出した音響センサの信号を処理する
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項2に記載の異常予兆診断装置において、
前記分析部が、弁棒が直立している正立の状態の前記弁の弁体と弁座との摺動部においては、弁体の着座時に複数回発生する摺動音のうち最後の摺動音に基づいてメンテナンス時期を予測し、正立していない前記弁の弁体と弁座との摺動部においては、前半の偏った着座面の摺動音と後半の着座面全体の摺動音に基づいてメンテナンス時期を予測する
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項1に記載の異常予兆診断装置において、
前記信号処理部は、アコースティックエミッションセンサ、圧電センサ、または超音波センサのいずれかの音響センサの信号を処理する
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項2に記載の異常予兆診断装置において、
前記信号処理部は、前記弁体と弁座の摺動部、前記弁棒とグランドパッキンの摺動面、前記弁棒のネジ部の摺動部、前記電動弁のウォームギアの摺動部、または前記空気作動弁のピストン部の摺動部の摺動音の直接波の伝播経路となる弁外表面の位置に直接または聴針棒を介して設置される音響センサの信号を処理する
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項5に記載の異常予兆診断装置において、
前記音響センサは、組込みまたは取り外し可能な設置治具または接着剤またははんだ付けまたは手持ちにより設置され、
前記取り外し可能な設置治具は磁石、吸盤、万力、ボルトのうちひとつまたは複数により、弁外表面に直接設置されるか、または地面に設置された三脚または柱や他の機器から伸びたアームにより設置される
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項5に記載の異常予兆診断装置において、
前記弁が断熱材や壁で覆われている場合、前記断熱材や壁に開閉可能な筒状のアクセス通路を確保し、そこに前記聴針棒と一体となった筒状の取付治具が差し込まれ、前記聴針棒が前記音響センサおよび前記弁以外に接触しないよう設置される
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 請求項2に記載の異常予兆診断装置において、
前記分析部は、前記弁の閉操作時における音響センサの信号を、信号パターンに応じて、ハンマリングの摺動音、グランドパッキンの摺動部の摺動音、駆動部のモータ音もしくはエア音、ギアおよびネジ部の摺動音、閉止直前の弁体のぐらつきによる衝撃音、閉止時の弁体と弁座の摺動音、またはその他噛みこみなどによる異常音に分類する摺動音の波形抽出・分割部を有する
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係、及び実測した摩擦係数と作動回数の相関関係を予め記憶しておき、前記信号処理部で処理され、前記音響センサにより検出した摺動音のスペクトル強度から前記摺動音を発する摺動部の摩擦係数の状態を求める分析部と、
前記分析部で取得した摺動部の摩擦係数が正常時の摩擦係数より大きい場合に、摩擦係数の変化量に応じて、弁の流体を閉止する機能および動的機能に関して正常か否かを判定すると共に、摩擦係数の変化量が所定値より大きい場合に、摺動部の劣化の予兆があると判定する判定部と、
を備えることを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係、及び実測した面粗さと作動回数の相関関係を予め記憶しておき、前記信号処理部で処理され、前記音響センサにより検出した摺動音のスペクトル強度から前記摺動音を発する摺動部の面粗さの状態を求める分析部と、
前記分析部で取得した面粗さが正常時の面粗さより大きい場合に、面粗さの変化量に応じて、弁の流体を閉止する機能および動的機能に関して正常か否かを判定すると共に、面粗さ値の変化量が所定値より大きい場合に、摺動部の劣化の予兆があると判定する判定部とを備える
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係、実測した摩擦係数と作動回数の相関関係、及び実測した面粗さと作動回数の相関関係を予め記憶しておき、摺動音のスペクトル強度から前記摺動部の面粗さ、または摩擦係数の状態を求める分析部と、
前記分析部で取得した摺動部の摩擦係数が正常時の摩擦係数より大きい場合に、摩擦係数の変化量に応じて、弁の流体を閉止する機能および動的機能に関して正常か否かを判定すると共に、摩擦係数の変化量が所定値より大きい場合に、摺動部の劣化の予兆があると判定するか、または、
前記分析部で取得した面粗さが正常時の面粗さより大きい場合に、面粗さの変化量に応じて、弁の流体を閉止する機能および動的機能に関して正常か否かを判定すると共に、面粗さ値の変化量が所定値より大きい場合に、摺動部の劣化の予兆があると判定する判定部とを備える
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数または/かつ経過時間の相関関係、及び実測した摩擦係数と作動回数または/かつ経過時間の相関関係を予め記憶しておき、摺動音のスペクトル強度から前記摺動部の摩擦係数の状態を求める分析部と、
前記分析部で取得した摺動部の摩擦係数と作動回数または/かつ経過時間との相関関係から摩擦係数が許容される最大値に達する作動回数または/かつ経過時間を求め、摩擦係数の最大値に達するまでの作動回数または/かつ経過時間が所定の作動回数または/かつ経過時間になるタイミングを弁の分解を含むメンテナンス時期と予測する判定部とを備える
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係、及び実測した摩擦係数と作動回数の相関関係を予め記憶しておき、摺動音のスペクトル強度から前記摺動部の摩擦係数の状態を求める分析部と、
摺動音の検出と同期して弁の駆動部の駆動電流を計測し、駆動力の変化率を求めると共に前記分析部で取得した各摺動部の摩擦係数値の変化率を求め、前記駆動力の変化率と各摺動部の摩擦係数値の変化率を対比して、駆動力の変化率が大きくなった際に、摩擦係数値の変化率が大きくなった摺動部を、駆動力低下の原因箇所と予測するとともに、
駆動力と作動回数の相関関係から駆動部の最大駆動力に到達する作動回数を求め、弁仕切能力の限界の作動回数を予測する判定部とを備える
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理する信号処理部と、
摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数または/かつ経過時間の相関関係、実測した漏洩量と面粗さの相関関係、及び実測した面粗さと作動回数または/かつ経過時間の相関関係を予め記憶しておき、前記信号処理部で処理され、前記音響センサにより検出した摺動音のスペクトル強度から前記摺動部の漏洩量、及び面粗さの状態を求める分析部と、
摺動部の漏洩量と面粗さの相関関係から漏洩が発生する面粗さを求め、面粗さと作動回数または/かつ経過時間との相関関係から前記漏洩が発生する面粗さに相当する作動回数または/かつ経過時間を求め、前記漏洩が発生する作動回数または/かつ経過時間から漏洩が無い状態において摺動音を検出した際の作動回数または/かつ経過時間を減じて漏洩発生までの作動回数または/かつ経過時間を算出し、算出した漏洩発生までの作動回数または/かつ経過時間が所定の作動回数または/かつ経過時間になるタイミングを弁の分解を含むメンテナンス時期と予測する判定部とを備える
ことを特徴とする異常予兆診断装置。 - 弁の摺動部の状態を診断する異常予兆診断装置の診断方法であって、
弁体と弁座の閉止時の接触面の摺動音を検出する少なくともひとつの音響センサの信号を処理するステップと、
弁体と弁座の摺動部のそれぞれについて、実測した摺動音のスペクトル強度と摺動部の作動回数の相関関係、実測した漏洩量と面粗さの相関関係、実測した摩擦係数と作動回数の相関関係、及び実測した面粗さと作動回数の相関関係を予め記憶しておき、処理した摺動音のスペクトル強度から前記摺動音を発する摺動部の漏洩量、面粗さ、または摩擦係数の状態を求めるステップと、
求めた摺動部の漏洩量、面粗さ、または摩擦係数から弁の流体を閉止する機能および動的機能に関する正常か否かを含む劣化の予兆を判定して弁の分解を含むメンテナンス時期を予測するステップと、
を含むことを特徴とする診断方法。
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