JP7352785B2 - 電動機 - Google Patents

電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP7352785B2
JP7352785B2 JP2021561327A JP2021561327A JP7352785B2 JP 7352785 B2 JP7352785 B2 JP 7352785B2 JP 2021561327 A JP2021561327 A JP 2021561327A JP 2021561327 A JP2021561327 A JP 2021561327A JP 7352785 B2 JP7352785 B2 JP 7352785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixture
housing
leader line
electric motor
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021561327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021106675A1 (ja
Inventor
康仁 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2021106675A1 publication Critical patent/JPWO2021106675A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7352785B2 publication Critical patent/JP7352785B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/50Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明は、電動機に関するものである。
従来、巻線組と巻線組から引き出される引出線とで構成されるステータと、ステータを格納するハウジングと、ハウジングに設けられた引出線挿通穴と、挿通穴と引出線のクリアランスを埋める引出線固定具で構成されるモータが知られている。
以下にその構成につて図12を参照しながら説明する。
図12に示すようにステータ111は、鉄心112と巻線113と前記巻線から引き出された引出線114と、前記引出線に挿通された引出線固定具115と、端末に取り付けられた中継コネクタ116により構成されている。
ハウジング117は、引出線固定具115が係合する引出線固定具挿通穴118を有している。
ステータ111をハウジング117へ格納する際、中継コネクタ116を含む引出線114を引出線固定具挿通穴118へ挿通すると共に、引出線固定具115を引出線固定具挿通穴118へ係合させることで、ハウジング内部の密閉性を高め、塵埃や水分に対しての耐力向上が期待できるとしている。
実開昭63-93752号公報
このような従来の引出線固定具とハウジングに挿通穴を設けた構成では、引出線先端にコネクタなどの中継部品を装着する際、挿通穴より大きな中継部品の場合においては、先に引出線を挿通させた後に、中継部品を装着する必要があった。
また、本構成においては引出線に挿通した引出線固定具の引出線上の位置は、一義に決めることが困難で、ハウジング側も挿通穴である構成のため、作業員による組立が必須となっており、その作業性が課題であった。
よって、本発明は、ステータをハウジングに格納する際、引出線先端の仕様を問わず、塵埃や水分に対しての耐力を維持しつつ、組立の自動化が期待できる電動機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の電動機は、ステータと、前記ステータの軸方向における一端側に配置される基板と、前記基板から引き出される引出線と、前記一端側から前記ステータを内部空間に保持する有底円筒形のハウジングと、前記ハウジングの側面に天面開口から底面に向けて設けられた切欠き部と、前記引出線を保持して前記切欠き部に固定する引出線固定具と、を備え、前記ステータは、環形状に形成された鉄心と、前記鉄心に巻回された巻線と、前記鉄心と前記巻線との間を絶縁するインシュレータと、を備え、前記インシュレータは、外周方向に突出して前記引出線固定具と係合する固定具係合部を備え、前記引出線固定具は、前記固定具係合部に固定され、前記固定具係合部は、前記インシュレータから外周方向に突出する基部と、前記基部の突出方向先端において環形状における接線方向に突出し前記引出線固定具の外周方向への移動を制限する止め部と、を備える。これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、ステータをハウジングで格納する際、引出線先端の仕様を問わず、塵埃や水分に対しての耐力を維持しつつ、組立の自動化が期待できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動機の分解斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係るステータの平面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係るインシュレータの部分斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係るインシュレータと基板の上面図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る引出線固定具の斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る引出線固定具の側断面図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る引出線固定具の下面図である。 図8は、本発明の実施の形態1に係る基板組と引出線固定具の係合状態における斜視図である。 図9は、本発明の実施の形態1に係る基板と引出線固定具の分解斜視図である。 図10は、本発明の実施の形態1に係る電動機の分解斜視図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係る引出線固定具の側断面図である。 図12は、従来の巻線の状態を簡略化して示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を簡略化または省略している。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1を参照して本実施の形態に係る電動機6について説明する。なお、図1は便宜上、回転子を除いた電動機6の分解斜視図である。電動機6は、ステータ1、ハウジング16a、16b、及び図示しない回転子から構成される。
ステータ1は、中空円筒形状を有し、中空空間に回転子を備える。ステータ1は、通電により回転子を回転させることで、回転子に設けられハウジング16bから外部に突出した回転軸を回転駆動させ、これにより電動機として機能する。なお、ステータ1の詳細構造については後述する。
ハウジング16aは、ステータ1に備える鉄心2の外径とほぼ同径の内周径を有する。ハウジング16aは、ステータ1を内部空間に保持する有底円筒形であって、ハウジングの側面に、天面開口から底面に向けて設けられ、天面開口側に開口するU字形状の切欠き部17を備え、後述する引出線固定具12(図2参照)と係合する。
ハウジング16bは、鉄心2の外径とほぼ同径の内周径を有し、ステータ1を内部空間に保持する有底円筒形であって、同心円を以てステータ1及びハウジング16aと嵌合する。ハウジング16bは、切欠き部17を備えず、底面中央部に回転軸が貫通する貫通孔を備える点でハウジング16aと異なるが、これら以外はハウジング16aとほぼ同一形状を有する。ただし、貫通孔をハウジング16a側に備えてもよい。
ハウジング16a、ハウジング16bともに、天面開口から外周に向かって延設されたフランジ34を備える。
フランジ34は、ハウジング16aについては切欠き部17を除いた全周にわたって設けられる。またフランジ34は、ハウジング16bについては全周にわたって設けられる。フランジ34は、ハウジング16aとハウジング16bとで共通する貫通孔41を備え、貫通孔41同士を一致させることで閉じたハウジングを形成する。
続いて、図2を参照してステータ1の構成について説明する。なお、図2はステータ1の平面図である。
ステータ1は、ステータコアすなわち鉄心2と、インシュレータ3と、巻線4と、端末接続部5と、基板組8とを備える。
鉄心2は、継鉄部7と継鉄部7から内周側に突出する歯部(図示なし)とが一体に形成され、一体ないし複数の分割鉄心により環形状を形成している。
インシュレータ3は、鉄心2を覆う構成であって、巻線4の銅やアルミニウムの合金を主な素材とする導電線を、インシュレータ3を介して複数の歯部に対して巻回することで、鉄心2と巻線4の電気的絶縁を図る役割を果たす。インシュレータ3は、鉄心2と同様に、分割鉄心に対応させた環形状を有する。インシュレータ3は、引出線固定具12が備える括れ係合部40が係合するT字状の外周へ突出した固定具係合部13と、基板位置決め用の突起部14(突起部14a、突起部14b)(図3参照)とを備えるが、詳細は後述する。
巻線4は、インシュレータ3を備えた鉄心2に巻回される導電線であり、要求される仕様に応じ巻回仕様が異なる。
端末接続部5は、インシュレータ3に立設され、回転軸と平行に設けられた導電可能なピンである。端末接続部5は、鉄心2に巻回された巻線4の端部が接続され、さらに基板9の電気的接点と接続されることで巻線4と引出線10とが導通する。
基板組8は、基板9と、基板9に接続された引出線10と、引出線10を挿通された引出線固定具12とを有しているが、詳細は後述する。
基板9は、複数の電気的接点を接続することで、外部の例えばインバータ回路等と巻線4とを接続する。基板9は、中心角を約160度とした中空円形の一部分をその輪郭とする形状、すなわち部分ドーナツ形状を有する。基板9は、鉄心2の中心軸19と同心であって、中心軸19に垂直な平面上に、中心軸19から鉄心2の方向に所定の距離を離した位置に配置される。基板9は、インシュレータ3の天面側端部、つまり天面における外周部に載置されて固定され、基板9の天面、すなわち鉄心2とは逆側の面に引出線10が接続される。基板9は、インシュレータ3に係止するための、図4に示す切欠き15a、切欠き15bを備えるが詳細は後述する。
引出線10は、導電線が絶縁被覆にて覆われた複数の電線で構成されており、入力電力を基板9に供給するため、基板設計に応じて引出線10の末端が基板9の電気的接点と接続される。引出線10は、モータの仕様に応じ本数や径が異なり、引出線10を構成し導電線や絶縁被膜を保護する保護チューブ11も同様に要求仕様に応じ適宜選定される。
図5に斜視図、図6に側断面図で示すように、引出線固定具12は、ラップ部33と、内周部31と、外周部29と、接続部30と、挿通孔27と、括れ係合部40と、溝とを有する。ラップ部33は、鉄心2の外周と面する。内周部31は、ハウジング16の内周面に位置する。外周部29は、ハウジング16の外周面に位置する。接続部30は、内周部31と外周部29を接続する。挿通孔27は、引出線10と保護チューブ11が挿通される。括れ係合部40は、インシュレータ3が備える固定具係合部13と係合する。溝は、後述する内周部31と外周部29を接続する接続部30により形成され、ハウジング16aが備える切欠き部17と係合する。詳細については後述する。
続いて、図3を参照してインシュレータ3の詳細について説明する。なお、図3はインシュレータ3の部分斜視図である。
インシュレータ3は、インシュレータ3の軸方向における端部近傍であって、中心軸19に垂直な平面、つまりインシュレータ3の天面(あるいは底面)に固定具係合部13を備える。なお、インシュレータ3の天面、及び底面は、中空のドーナツ形状を有しており、ドーナツ形状における外周側端部に、天面からさらに軸方向に突出する外径側膨出部端面24を、内周側端部に天面からさらに軸方向に突出する内径側膨出部端面25を備える。
固定具係合部13は、インシュレータ3の環形状における最外周であるインシュレータ外径20を起点にさらに外周側、つまり継鉄部7方向に膨出する。固定具係合部13は、天面視においてT字形状を有し、T字形状における頭部が止め部21として固定具係合部13の外周側に位置し、T字形状における足部が基部22としてインシュレータ外径20に接続され、インシュレータ3から外周側に突出する。止め部21は、基部22の外周側端部にて、鉄心2の環状における接線方向両側に突出する。止め部21の突出により、止め部21と基部22とが固定具係合部13における括れを形成する。なお、基部22は、接線方向の幅が引出線10の径よりも小さく構成することが好ましい。固定具係合部13は、インシュレータ3の軸方向に強度十分な厚みを有すると共に、引出線10と接触する配線平面23を備える。
また、固定具係合部13の内周側であって外径側膨出部端面24上には突起部14aが、天面の基板9が配置される内径側に位置する内径側膨出部端面25上には突起部14bが、軸方向に突出している。突起部14(突起部14a、突起部14b)は、基板9をインシュレータ3に配置する際に、基板9を把持するとともに、基板9の位置を径方向および周方向に対し安定させる役割を果たす。本実施の形態では一例として、外径側膨出部端面24上においては固定具係合部13の周方向における基部22よりも広い幅(間隔)を設けて突起部14aを配置している。また、突起部14bは、内径側膨出部端面25上において、基部22中心から周方向に両側各45°の方向に離隔した位置に形成される。
続いて、図4を参照し基板9とインシュレータ3の構成詳細を説明する。なお、図4は基板9とインシュレータ3の平面図である。
基板9は、部分ドーナツ形状の内径および外径から、基板9の内部方向に向かう切欠き15、つまり切欠き15aおよび切欠き15bを備えている。各切欠き15の位置とサイズは、その目的からインシュレータ3の有する突起部14aと突起部14bに対応する。つまり基板9載置時には、基板9が備える切欠き15a、切欠き15bとインシュレータ3が備える突起部14a、突起部14bとがそれぞれ係合することで、径方向および周方向の位置が決まる。また、軸方向の位置は、基板9と外径側膨出部端面24および内径側膨出部端面25が接することで決まる。この状態では、固定具係合部13は基板9の外周よりもさらに外周に突出している。
また基板9は、切欠き15近傍に、引出線固定具12が備える基板保持リブ37(図5、図6参照)が係合するための、膨出部26を有する。
膨出部26は、基板9の外周近傍にて外周方向に突出することにより、切欠き15を形成する。膨出部26は、周方向両側に辺A48と辺B49とを備える。辺A48と辺B49とは、平行ではなく、膨出部26の上面視にして外広がりに設けられている。すなわち膨出部26は上面視にして上底を内周側に、下底を外周側に向けた略台形形状を有している。これにより、基板9と引出線固定具12との係合時における、径方向への移動を強く抑制でき、引出線10の引き抜きに対して強い耐性を有する。
続いて図5、図6、図7を参照し、引出線固定具12の詳細を説明する。なお、図5は引出線固定具12の斜視図、図6は図5の引出線固定具12におけるA-A断面図、図7は引出線固定具12(図6)における下面図である。
引出線固定具12は、引出線10が挿通される挿通部43と、基板9及びインシュレータ3と係合するための、括れ係合部40とを備える。
挿通部43は、引出線固定具12の内周側端部から外周側端部までを貫通した孔である。また挿通部43は、中空円筒形であり、内部空間を引出線10が挿通される。挿通部43は、挿通孔27と、挿通孔延長部44とより構成される。
挿通孔27は、外周部29と、内周部31と、接続部30とを備える。言い換えると、挿通部43における、外周部29から接続部30を介して内周部31までに至るまでの範囲が挿通孔27に該当する。
外周部29は、挿通孔27の外周面からさらに外周に突出する。外周部29は、厚み方向に板状のアーチ形状を有し、アーチ形状における曲部近傍で挿通孔27が貫通する。アーチ形状は、ハウジング16aに設けられたU字形状の切欠き部17よりもひと回り大きく、すなわち切欠き部17全体を覆うことが可能である。外周部29は、ラップ部33と、フランジ接面35とを備える。
ラップ部33は、アーチ形状の下端矩形部に該当し、引出線固定具12を切欠き部17に嵌め込んだ際に、鉄心2と同一円状にまで延設され、すなわち鉄心2と径方向で一致する。言い換えると、ラップ部33の内周面は、鉄心2と対向し、ハウジング16aとハウジング16bとが係合した際には、内周面はハウジング16bと対向する。
フランジ接面35は、アーチ形状の下端矩形部の底面であり、ハウジング16aとハウジング16bとが係合した際に、ハウジング16bのフランジ34と面する。言い換えると、フランジ接面35は、ハウジング16bの天面開口と同一面上に位置する。
内周部31は、挿通孔27の延び方向における外周部29の内周側に、接続部30を隔てて設けられる。内周部31は、挿通孔27における狭窄部28とは逆側の端部において、挿通孔27の外周面からさらに外周に突出する。内周部31は、板状であり、中央部近傍で挿通孔27が貫通する。言い換えると、挿通孔27は、外周部29と内周部31とを貫通する。内周部31のハウジング16a側における軸方向の高さは、外周部29の同高さよりも高く構成される。内周部31は、鉄心接面36と、基板保持リブ37とを備える。
鉄心接面36は、内周部31において、フランジ接面35よりも挿通孔27に近い位置に、フランジ接面35と平行に設けられる。鉄心接面36は、ハウジング16aとハウジング16bとが係合した際に、鉄心2の継鉄部と面し、すなわち鉄心2に被る。
基板保持リブ37は、内周部31における鉄心接面36とは挿通孔27を挟んで逆の位置に設けられる。基板保持リブ37は、挿通孔27における狭窄部28とは逆側の端部からさらに中心軸19側に突出し、基板9と係合することで引出線と基板9との位置関係を安定させる。基板保持リブ37は、楔形状溝38と、基板接面39とを備える。
楔形状溝38は、基板9の備える膨出部26が係合するよう、楔形状を有する。つまり、膨出部26がオス側、楔形状溝38がメス側となり係合する。図7に示すように、楔形状溝38は、基板保持リブ37の下方から上方に向けて彫り込まれた溝であり、引出線固定具12を基板9の上方から嵌め込むことで、膨出部26が楔形状溝38と係合する。
基板接面39は、楔形状溝38の底面を構成する。つまり、基板接面39が、膨出部26が楔形状溝38に嵌め込まれた状態で、膨出部26と接することで、基板保持リブ37が基板9に固定される。
接続部30は、外周部29と内周部31とを、両者の間に所定の間隔(隙間)をあけて接続する。つまり接続部30は、挿通孔27の外周面の一部であって、外周部29の外周側端部から内周部31の内周側端部までの範囲である。接続部30により設けられた隙間には、U字形状の切欠き部17の周縁が位置する。すなわち外周部29の内周面(ただしラップ部33を除く)と、内周部31の外周面とで切欠き部17を有するハウジング16aの側面を挟持する。
挿通孔延長部44は、挿通孔27の外周側の一端、つまり外周部29から外周方向に立設され、挿通部43の一部を構成する。挿通孔延長部44は、挿通孔27を外周方向に延長する。挿通孔延長部44は、外周側端部に、内周側よりも内径が狭く形成された狭窄部28を備える。つまり狭窄部28は、挿通孔27の延長方向先端、すなわち挿通孔延長部44の先端において、壁面を内周方向に屈折させて伸長することで、挿通孔27の開口面積を狭く形成している。また、挿通孔延長部44は、延長方向に対して垂直な断面視において、内周面から外周面までの厚みが周囲より厚い肉厚部32を備える。ここで周囲とは、挿通孔27を形成する壁面であって、肉厚部32よりも厚みが薄い部位を指す。
また、引出線固定具12は、括れ係合部40を備える。
括れ係合部40は、外周部29と、内周部31と、接続部30により形成され、インシュレータ3に形成された固定具係合部13と係合する。具体的には、図6及び図7に示すように、括れ係合部40は、径方向において、外周部29の内周面であってラップ部33よりも挿通孔延長部44側の面と、内周部31の外周面とで挟まれた空間である。また、括れ係合部40は、周方向において、接続部30の周方向両端で挟まれた空間である。括れ係合部40は、図3や図4に示した固定具係合部13を下方より上方に向けて挿入し、格納することで、引出線固定具12をインシュレータ3に固定する。つまり、引出線固定具12は、括れ係合部40と、楔形状溝38とによって、基板9及びインシュレータ3に強固に固定される。
続いて図8、図9、図10を参照し、基板組8を構成する基板9、引出線10、保護チューブ11、引出線固定具12、について説明する。図8は基板組8の下面斜視図及び上面斜視図であり、図9は基板9と、引出線固定具12の分解図、図10は、電動機6にハウジング16aのみ載置していない分解斜視図である。
引出線10は、複数の導電線45と、複数の導電線をそれぞれ被覆する絶縁被膜46と、複数の絶縁被膜46を束ねて保護する保護チューブ11とで構成される。
保護チューブ11は、引出線固定具12の挿通孔27に挿通され、引出線端末が基板9の各電気接点と接続される。
基板9は、膨出部26において、引出線固定具12が備える基板保持リブ37と係合する。つまり、基板9は、図9に示す破線矢印47に示す方向に沿って引出線固定具12に嵌め込むことで、引出線固定具12の基板保持リブ37が備える楔形状溝38および基板接面39と、基板9が有する膨出部26が係合し、保持される。引出線固定具12の楔形状溝38は、基板9の膨出部26を把持する目的から相似形となっており、楔形状により、基板9の位置を径方向および周方向に対し安定させることができる。
ステータ1は、図10に示すように、ステータ1に備える鉄心2の外径とほぼ同径の内周径を有するハウジング16bに所定の深さ嵌合している。この際、基板組8が備える引出線固定具12の括れ係合部40は、インシュレータ3が備える固定具係合部13と係合しており、軸方向においては、鉄心2の継鉄部7と引出線固定具12が備える鉄心接面36が面している。また、ハウジング16bの備えるフランジ34に対し、引出線固定具12が備えるフランジ接面35が面している。
上記構成において、基板組8における引出線固定具12の取り付け位置は、図4に示した基板9が備える膨出部26および、図5~図7に示した引出線固定具12の基板保持リブ37が備える楔形状溝38と基板接面39により決定される。また、ステータ1における基板組8の取り付け位置は、図6~図7に示した引出線固定具12が備える括れ係合部40と、図3~図4に示したインシュレータ3が備えるT字状の固定具係合部13により決定される。基板組8のインシュレータ3に対する周方向と径方向の位置については、図4に示したインシュレータ3が備える突起部14や、基板9が備える切欠き15、括れ係合部40により決定される。
また、基板組8の軸方向載置高さについては、図3に示したインシュレータ3が備える外径側膨出部端面24と内径側膨出部端面25で決定される。
電動機6におけるハウジング16aの載置においては、引出線固定具12が備える接続部30により形成された溝と、ハウジング16aが備える切欠き部17が係合することで、容易な組立が可能となる。ハウジング16aとハウジング16bとを係合し押圧する際、基板9は、図3に示した外径側膨出部端面24と、引出線固定具12が備える基板接面39で挟持されることで軸方向高さが安定する。
また、引出線固定具12が備える外周部29と内周部31のハウジング16a側における軸方向高さにおいては、相互に高低差を設けている。この高低差によって、ハウジング16aをステータ1に組み付ける際、ハウジング16aと引出線固定具12とのズレを吸収でき、容易な組立自動化が期待できる。つまり、あらかじめハウジング16aを引出線固定具12の外周部29側、つまり低い方に僅かにずらして近接させ、所定の高さでハウジング16aを内周部31側に移動させる。これにより、ハウジング16aの内周側側面が、内周部31の外周面に当接し、ズレを修正できる。この状態で、ハウジング16aとハウジング16bとを組み付けることで、隙間の狭い接続部30に、切欠き部17を正確に挿入可能となる。なお、本実施の形態では、外周部29の高さを内周部31の高さよりも低く構成しているが、逆に構成しても同様の効果が得られる。つまり、高さ(高さ方向の位置)に差異があれば良い。
さらに、ハウジング16aとハウジング16bとを係合し押圧する際、図7の形状で示したように、括れ係合部40に挿入された固定具係合部13が内側から周方向外側に向けて、接続部30にて狭持された切欠き部17が外側から周方向内側に向けて、引出線固定具12を挟持する。つまり、引出線固定具12とハウジング16aとは密に係合し、塵埃や水分に対しての耐力向上が期待できる。
また、鉄心接面36は、鉄心2の継鉄部と面するため、すなわち鉄心2に被るため、切欠き部17の天面開口側において、外周部29と引出線固定具12との間をすり抜けた埃などが存在したとしても、鉄心2に阻まれて、電動機6の内部まで侵入することを防止できる。
また、引出線固定具12が備える挿通部43や狭窄部28および、フランジ接面35や、鉄心接面36により、外部からの塵埃や水分を遮断できる。より外部からの塵埃や水分を遮断したい際には、引出線10(保護チューブ11)が挿通された状態で、引出線固定具12の備える挿通孔延長部44をインシュロックタイなどの結束部で縛ることで、更なる塵埃や水分の耐力向上が期待できる。結束部で挿通孔延長部44を縛る際は、挿通孔延長部44に内周面から外周面までの厚みが周囲より厚い肉厚部32を備えることで、肉厚部32の強度が上がることから肉厚部32基準で縛ることが可能となり、引出線固定具12の全体的な変形を抑制できる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図11を参照して本実施の形態に係る引出線固定具12について説明する。図11は引出線固定具12の側断面図で、図6の側断面図に対し延設部50とインシュレータ係合溝52の構成が異なる。その他、共通となる構成部、取り付け方法の説明は、実施の形態1と重複するため割愛する。
延設部50は、内周部31の楔形状溝38における内周側端部を鉄心接面36方向へ延設することで形成される。インシュレータ係合溝52は、挿通孔端部51と延設部50によって側断面視においてコの字状に形成される。延設部50の延設長や延設部の厚みは、インシュレータ3の外壁、すなわちインシュレータ3の天面と引出線固定具12を係合し保持する目的から、適宜長さと厚みを選定する。コの字状のインシュレータ係合溝52に関しても、インシュレータ3の外壁と係合し保持する目的から、インシュレータ3の外壁に適した幅を選定する。
上記構成により、実施の形態1で示した、固定具係合部13と括れ係合部40による保持に加え、インシュレータ3の外壁と、コの字状のインシュレータ係合溝52による引出線固定具12の保持が可能となり、より強固な把持が期待できる。また、モータ小型化や、モータの設計都合により鉄心2が有する継鉄部7の径方向厚みが薄くなり、インシュレータ3が有する固定具係合部13の形成が困難な場合においても、インシュレータ3の外壁と、コの字状のインシュレータ係合溝52による引出線固定具12の保持を実現することができる。
なお、実施の形態2では実施の形態1に加えた構成にて引出線固定具12の保持を説明しているが、実施の形態2の構成、つまりインシュレータ3の外壁と、コの字状のインシュレータ係合溝52による引出線固定具12の保持のみを実施してもよい。
本発明にかかるモータは、引出線先端の仕様問わず、塵埃や水分に対しての耐力を維持しつつ、組立の自動化が期待できる。
1、111 ステータ
2、112 鉄心
3 インシュレータ
4、113 巻線
5 端末接続部
6 電動機
7 継鉄部
8 基板組
9 基板
10、114 引出線
11 保護チューブ
12、115 引出線固定具
13 固定具係合部
14、14a、14b 突起部
15、15a、15b 切欠き
17 切欠き部
19 中心軸
20 インシュレータ外径
21 止め部
22 基部
23 配線平面
24 外径側膨出部端面
25 内径側膨出部端面
26 膨出部
27 挿通孔
28 狭窄部
29 外周部
30 接続部
31 内周部
32 肉厚部
33 ラップ部
34 フランジ
35 フランジ接面
36 鉄心接面
37 基板保持リブ
38 楔形状溝
39 基板接面
40 括れ係合部
41 貫通孔
43 挿通部
44 挿通孔延長部
45 導電線
46 絶縁被膜
47 破線矢印
48 辺A
49 辺B
50 延設部
51 挿通孔端部
52 インシュレータ係合溝

Claims (13)

  1. ステータと、
    前記ステータの軸方向における一端側に配置される基板と、
    前記基板から引き出される引出線と、
    前記一端側から前記ステータを内部空間に保持する有底円筒形のハウジングと、
    前記ハウジングの側面に天面開口から底面に向けて設けられた切欠き部と、
    前記引出線を保持して前記切欠き部に固定する引出線固定具と、を備え、
    前記ステータは、
    環形状に形成された鉄心と、
    前記鉄心に巻回された巻線と、
    前記鉄心と前記巻線との間を絶縁するインシュレータと、を備え、
    前記インシュレータは、
    外周方向に突出して前記引出線固定具と係合する固定具係合部を備え、
    前記引出線固定具は、
    前記固定具係合部に固定され、
    前記固定具係合部は、
    前記インシュレータから外周方向に突出する基部と、
    前記基部の突出方向先端において環形状における接線方向に突出し前記引出線固定具の外周方向への移動を制限する止め部と、を備えた電動機。
  2. ステータと、
    前記ステータの軸方向における一端側に配置される基板と、
    前記基板から引き出される引出線と、
    前記一端側から前記ステータを内部空間に保持する有底円筒形のハウジングと、
    前記ハウジングの側面に天面開口から底面に向けて設けられた切欠き部と、
    前記引出線を保持して前記切欠き部に固定する引出線固定具と、を備え、
    前記ステータは、
    環形状に形成された鉄心と、
    前記鉄心に巻回された巻線と、
    前記鉄心と前記巻線との間を絶縁するインシュレータと、を備え、
    前記引出線固定具は、
    前記インシュレータの前記一端側に固定され、
    当該引出線固定具と前記インシュレータとで前記基板を挟持する、
    電動機。
  3. 前記引出線固定具は、
    外周側端部が前記鉄心の外周面と一致する請求項1または2記載の電動機。
  4. 前記引出線固定具は、
    前記ハウジングの内周面に位置する内周部と、
    前記ハウジングの外周面に位置する外周部と、
    前記内周部と前記外周部とを接続する接続部と、
    前記内周部と前記外周部と前記接続部とを貫通し前記引出線を挿通するための挿通孔と、を備えた請求項1または2記載の電動機。
  5. 前記引出線固定具は、
    前記内周部と前記外周部とで前記切欠き部を形成する前記ハウジングの側面を挟持する請求項4に記載の電動機。
  6. 前記引出線固定具は、
    前記ハウジングの内周面に位置する内周部と、
    前記ハウジングの外周面に位置する外周部と、
    前記内周部と前記外周部とを接続する接続部と、
    前記内周部と前記外周部と前記接続部とを貫通し前記引出線を挿通するための挿通孔と、を備え、
    前記内周部と前記外周部とで前記固定具係合部を挟持する請求項に記載の電動機。
  7. 前記引出線固定具は、
    前記ハウジングの内周面に位置する内周部と、
    前記ハウジングの外周面に位置する外周部と、
    前記内周部と前記外周部とを接続する接続部と、
    前記内周部と前記外周部と前記接続部とを貫通し前記引出線を挿通するための挿通孔と、を備え、
    前記内周部と前記外周部とで前記切欠き部を形成する前記ハウジングの側面を径方向から挟持し、
    前記内周部と前記外周部とで前記固定具係合部を径方向から挟持し、
    前記ハウジングの側面と前記固定具係合部は、
    前記接続部を周方向から挟持する、請求項に記載の電動機。
  8. 前記引出線固定具は、
    前記外周部における前記ハウジングの天面開口側の端部が前記ハウジングの天面開口と同一面上に位置する請求項4記載の電動機。
  9. 前記引出線固定具は、
    前記外周部における前記ハウジングの天面開口側の端部が前記鉄心に被る請求項4記載の電動機。
  10. 前記引出線固定具は、
    中空円筒形で前記外周部から外周方向に立設し前記挿通孔を延長する挿通孔延長部を備え、
    前記挿通孔延長部は、
    延長方向に対して垂直な断面視において、内周面から外周面までの厚みが周囲より厚い肉厚部を備えた、請求項4記載の電動機。
  11. 前記挿通孔延長部は、
    延長方向先端部にて内径方向に伸長することで前記挿通孔を狭窄化する狭窄部を備えた請求項10記載の電動機。
  12. 前記引出線固定具は、
    前記内周部と前記外周部の軸方向の高さに差異を設けた請求項4記載の電動機。
  13. 前記引出線は、
    複数の導電線と、
    前記複数の導電線それぞれを被覆する絶縁被覆と、
    複数の前記絶縁被覆を束ねる保護チューブと、を備え、
    前記挿通孔延長部に前記保護チューブが挿通された状態で前記挿通孔延長部を結束する結束部を備えた請求項10に記載の電動機。
JP2021561327A 2019-11-29 2020-11-17 電動機 Active JP7352785B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217063 2019-11-29
JP2019217063 2019-11-29
PCT/JP2020/042743 WO2021106675A1 (ja) 2019-11-29 2020-11-17 電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021106675A1 JPWO2021106675A1 (ja) 2021-06-03
JP7352785B2 true JP7352785B2 (ja) 2023-09-29

Family

ID=76129312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021561327A Active JP7352785B2 (ja) 2019-11-29 2020-11-17 電動機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7352785B2 (ja)
CN (1) CN114270668A (ja)
WO (1) WO2021106675A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273517A (ja) 2009-05-25 2010-12-02 Mitsubishi Electric Corp 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法
WO2012008135A1 (ja) 2010-07-14 2012-01-19 パナソニック株式会社 ブラシレスモータおよびその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4956923B2 (ja) * 2005-06-23 2012-06-20 日本電産株式会社 ブラシレスモータ
CN104113149B (zh) * 2013-08-15 2016-11-16 广东威灵电机制造有限公司 电机定子组件及其装配方法和电机

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273517A (ja) 2009-05-25 2010-12-02 Mitsubishi Electric Corp 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法
WO2012008135A1 (ja) 2010-07-14 2012-01-19 パナソニック株式会社 ブラシレスモータおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021106675A1 (ja) 2021-06-03
CN114270668A (zh) 2022-04-01
JPWO2021106675A1 (ja) 2021-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11557936B2 (en) Motor including a bearing holder with through-holes
JP6513203B2 (ja) 電気機械用のステータおよびその製造方法
JP5951110B2 (ja) 電動機の固定子、電動機、空気調和機、及び電動機の固定子の製造方法
JP5827840B2 (ja) Vr型レゾルバ
JP6969894B2 (ja) ステータおよびレゾルバ
WO2018150964A1 (ja) モータおよびポンプ装置
US11539260B2 (en) Stator and motor
KR20200071472A (ko) 모터
US10608483B2 (en) Stator, electric motor, and air conditioner
JP2013051825A (ja) Vr型レゾルバ
WO2018043364A1 (ja) 巻線固定構造体、及び電動機
WO2014132364A1 (ja) モールド固定子、モールド電動機、および空気調和機
JP7352785B2 (ja) 電動機
CN111095754B (zh) 定子构造以及旋转变压器
JP6087443B2 (ja) 固定子、電動機及び空気調和機
JP2017034826A (ja) レゾルバ
JP2019054561A (ja) ステータ構造およびレゾルバ
WO2016063428A1 (ja) 電動機の固定子、電動機および空気調和機
WO2014132363A1 (ja) モールド固定子、モールド電動機、および空気調和機
JP6940706B2 (ja) ステータ、モータ、及び送風装置
JP2019146367A (ja) ステータ構造およびレゾルバ
JP2003348782A (ja) 固定子、固定子の製造方法およびモータ
WO2024029273A1 (ja) レゾルバのステータ
JP2018061329A (ja) バスリング取付け構造、バスリング固定具、及び回転電機
WO2015162692A1 (ja) 電動機の固定子、モールド電動機、および空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220202

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20221024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230821

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7352785

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151