JP7350402B1 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、およびリフト券管理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、およびリフト券管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】リフト券の販売に係る情報を収集して活用することを可能とする。【解決手段】情報処理装置は、リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージに関する情報とを記憶部に格納し、リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応するチャージに関する情報を更新し、記憶部に記憶されたリフト券の識別情報、リフト券の販売場所に関する情報、スキー場に関する情報、チャージに関する情報のうちいずれか1つまたは複数の組み合わせを用いて、所定の費用を算出する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、およびリフト券管理システムに関する。
従来、スキー場等においては、ゲレンデ内に設置されたリフト等(例えば、チェアリフト、ゴンドラ等のゲレンデ内における交通手段のことで、以降は単に「リフト等」と表記)を利用するための利用券(以降、「リフト券」と表記)が発行されている。そして、近年では、このリフト券とリフト等に乗降するためのゲート開閉システムとを連動させ通行管理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007-249272号公報
しかしながら、従来技術では、リフト券の販売に係る情報を収集して活用することが難しい、という課題があった。例えば、従来のリフト券には固有の識別情報が付与されているものの、リフト券の購入に関する情報(例えば、販売場所、対象のスキー場、利用料金等)を取得して蓄積することが難しく、スキー場を訪れるユーザ情報の活用が難しいという課題があった。具体例として、従来は、所定の費用として販売されたリフト券の販売金額(リフト券の売上金額)を算出する際に、販売場所、リフト券が対象とするスキー場および利用料金等に関する情報等を用いて管理者等が手作業で集計を行う必要があった。
そこで、上記の課題を解決し目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージに関する情報とを記憶部に格納する格納部と、前記リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応する前記チャージに関する情報を更新する更新部と、前記記憶部に記憶された前記リフト券の識別情報、前記リフト券の販売場所に関する情報、前記スキー場に関する情報、前記チャージに関する情報のうちいずれか1つまたは複数の組み合わせを用いて、所定の費用を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、リフト券の販売に係る情報を収集して活用することを可能とする、という効果を奏する。
図1は、本実施形態に係るリフト券管理システムの概要を示す図である。 図2は、本実施形態に係るリフト券管理システムの構成の一例を示す図である。 図3は、本実施形態に係るリフト券管理システムの装置ごとの構成の一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係るリフト券の一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る費用の割り戻しの一例を示す図である。 図6は、本実施形態に係るリフト券の販売の一例を示す図である。 図7は、本実施形態に係るアクセス情報の表示の一例を示す図である。 図8は、本実施形態に係るリフト券の回収の概要を示す図である。 図9は、本実施形態に係る情報処理手順についてのフローチャートである。 図10は、本実施形態に係る情報処理手順についてのフローチャートである。 図11は、本実施形態に係る情報処理手順についてのフローチャートである。 図12は、本実施形態に係る情報処理手順についてのフローチャートである。 図13は、本実施形態に係る装置の機能を実現するハードウェア構成の一例を示す図である。
ここから、図面を参照しながら、本発明の実施の形態(以降、「実施形態」)の一例について説明する。なお、以下の説明において、共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
〔1.全体概要〕
本実施形態に係るリフト券管理システム1は、スキー場等のリフト券を販売した事業者に関する情報(リフト券の購入場所に関する情報で、以降は「販売場所に関する情報」と表記)、購入したリフト券がどのスキー場で利用できるかの情報(以降は、「スキー場に関する情報」と表記)、およびリフト券の販売金額等についての情報(以降は、「チャージに関する情報」と表記)をリフト券に付与されている固有の識別情報(例えば、リフト券番号等のリフト券の識別情報)に関連付けて格納する。
そして、リフト券管理システム1は、前述した情報を用いてリフト券の販売に係る所定の費用(例えば、リフト券の売上金額や販売関係者の手数料等)を算出するという機能を提供する。また、リフト券管理システム1は、ユーザが所定の方法を用いて当該リフト券へチャージ(リフト券を有効化するために所定の料金を支払うことで、以降は「チャージ」と表記)を行うための機能を提供する。
また、リフト券管理システム1は、使用済みリフト券の回収場所や日時等の情報(削除に関する情報)を取得することで、リフト券の回収を促進する機能を提供する。また、リフト券管理システム1は、前述した情報とユーザの識別情報(例えば、ユーザID等)とを関連付けて格納することで、スキー場やスキー場の近隣施設を利用するユーザに対して所定の還元やサービス提供を行う機能を提供する。
〔1-1.リフト券管理システムの概要〕
ここから、本実施形態に係るリフト券管理システム1の提供する機能の概要について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るリフト券管理システム1の概要を示す図である。図1に示す通り、リフト券管理システム1が提供する機能は、リフト券についての「発行」、「流通」、「チャージ」、「回収」のフェーズに分けられる。
「発行」のフェーズにおいて、リフト券管理システム1に含まれる情報処理装置100は、循環型(すなわち、再利用が可能な)のリフト券10を発行する。ここで、情報処理装置100は、チャージが行われていないリフト券10を発行する際に、リフト券10の識別情報(例えば、図1のリフト券10の右下に記載されたリフト券番号等)を格納する。
「流通」のフェーズにおいて、リフト券管理システム1に含まれる券売装置200は、発行されたリフト券10をユーザに販売し、流通させる。この時、券売装置200は、「どのリフト券を、どのスキー場を対象として、どの販売場所で販売したか」といった情報であるリフト券に関する情報(リフト券の識別情報、販売場所に関する情報およびスキー場に関する情報であって、以降は単に「リフト券に関する情報」と表記する場合がある)を取得する。さらに、券売装置200は、取得したリフト券に関する情報を情報処理装置100に送信する。そして、情報処理装置100は、リフト券に関する情報に含まれるリフト券の識別情報と、販売場所に関する情報、スキー場に関する情報および後述のチャージに関する情報とを関連付けて格納する。なお、リフト券10は、券売装置200による自動販売以外にも、販売場所の管理者(例えば、宿のフロントの従業員等)により販売が行われてもよい。
「チャージ」のフェーズにおいて、リフト券管理システム1に含まれる情報処理装置100および端末装置300は、ユーザ等がリフト券10へチャージを行うチャージ画面の出力と表示を行う。具体的には、リフト券管理システム1は、リフト券10が対象とするスキー場のリフト券として機能するように、所定の決済方法を用いてチャージする機能を提供する。例えば、図1に示す通り、端末装置300は、リフト券や、券売装置200の筐体や、スキー場内の所定の場所に表示された二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標)等で以降は単に「二次元バーコード」と表記)等のアクセス情報を読み取って受け付けることに、チャージ画面を表示できる。
「回収」のフェーズにおいて、情報処理装置100は、使用済みのリフト券10が回収された際に回収装置400により取得された当該リフト券の識別情報と、情報処理装置100に格納された所定の情報(リフト券に関する情報、チャージに関する情報、ユーザに関する情報等)との関連付けを削除する。さらに、情報処理装置100は、回収装置400から削除に関する情報(使用済みリフト券の識別情報の取得が行われた場所や実施者、削除日時等の情報のことで、以降は単に「削除に関する情報」と表記)を取得することで、使用済みリフト券がどの場所で回収されたか等について把握することを可能とする。その結果、本実施形態に係るリフト券管理システムは、リフト券の再利用およびその促進を実現する。
上記したような、「発行」、「流通」、「チャージ」、「回収」のフェーズは、本実施形態に係るリフト券管理システム1による機能に基づいて循環することが可能となる。その結果、本実施形態に係るリフト券管理システム1は、消費者の利便性、事業者の収益性を高め、更にリフト券の再利用による環境保護にも貢献することを可能とする。
〔2.システム構成の概要〕
次に、リフト券管理システム1のシステム構成について説明する。図2は、本実施形態に係るリフト券管理システム1の構成の一例を示す図である。
図2に示す通り、リフト券管理システム1は、情報処理装置100、券売装置200、端末装置300および回収装置400から構成され、それぞれの装置が所定のネットワークNW(例えば、インターネット等)を介して、相互に接続されている。
情報処理装置100は、リフト券10を発行する際にリフト券10の個別の識別情報である、リフト券の識別情報を取得する。そして、情報処理装置100は、後述の各装置から取得するリフト券に関する情報およびチャージに関する情報を、リフト券の識別情報と関連付けて格納する。
券売装置200は、ユーザにリフト券を販売する装置であり、リフト券の販売に基づきリフト券に関する情報を取得する。そして、券売装置200は、取得したリフト券に関する情報を所定のネットワークNWを介して、情報処理装置100に送信する。
端末装置300は、ユーザにより操作される情報処理端末であり、例えば、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、ノートPC(Personal Computer)等であってよい。端末装置300は、リフト券、券売装置200の筐体、スキー場内の所定の場所等に表示されたアクセス情報(例えば、二次元バーコード等)を受け付けることで、所定の決済方法によりリフト券にチャージを行うチャージ画面にアクセスできる。そして、端末装置300は、リフト券のチャージが行われた場合は、当該リフト券に係るチャージに関する情報(ユーザによりチャージが行われた日時、料金等の情報で、以降は単に「チャージに関する情報」と表記)を情報処理装置100に送信する。
回収装置400は、使用済みのリフト券が回収された際に当該使用済みリフト券の識別情報および削除に関する情報を取得して、情報処理装置100に送信する装置である。具体的には、回収装置400は、使用済みリフト券のゲート開閉システムに関する情報が削除される際に、リフト券の識別情報を取得して情報処理装置100に送信する。また、情報処理装置100が使用済みリフト券の識別情報と、リフト券に関する情報およびチャージに関する情報との関連付けを削除する際に、削除に関する情報を取得して情報処理装置100に送信する。
ここから、実施形態に係るリフト券管理システム1を構成する各装置について、図3を用いて詳細を説明する。図3は、本実施形態に係るリフト券管理システム1の装置ごとの構成の一例を示す図である。図3に示す通り、リフト券管理システム1は、情報処理装置100と、券売装置200と、端末装置300と、回収装置400とを含み、所定のネットワークNWで相互に接続されてよい。
〔2-1.情報処理装置の構成〕
ここから、情報処理装置100の構成について説明を行う。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、タッチパネルやキーボードやマウス等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)やネットワークインタフェースコントローラ等によって実現される。通信部110は、ネットワークNW(例えばインターネット)と有線または無線で接続される。そして、通信部110は、ネットワークNWを介して外部機器(例えば、券売装置200、端末装置300、回収装置400等)との間で情報の送受信を行う。なお、通信部110は、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth、SIM(Subscriber Identity Module)、LPWA(Low Power Wide Area)等の任意の通信規格もしくは通信技術を用いて、情報の送受信を行ってもよい。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示す通り、記憶部120は、リフト券情報記憶部121と、費用情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123とを有する。
(リフト券情報記憶部121)
リフト券情報記憶部121は、リフト券に関する情報を記憶する。具体的には、リフト券情報記憶部121は、リフト券に関する情報として、リフト券の識別情報121aと、販売場所に関する情報121bと、スキー場に関する情報121cと、チャージに関する情報121dと、削除に関する情報121eとを記憶する。なお、本実施形態においては、リフト券情報記憶部121は、前述したリフト券に関する情報について、リフト券の識別情報121aと、販売場所に関する情報121bと、スキー場に関する情報121cおよびチャージに関する情報121dとが関連付けられた情報として記憶する。
ここで本実施形態に係るリフト券10について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るリフト券10の一例を示す図である。図4に示す通り、リフト券10には、チャージを行うチャージ画面へのアクセス情報11(例えば、二次元バーコード等)と、リフト券ごと固有のリフト券の識別情報121aとが表示される。
当該リフト券10は、アクセス情報11を用いてアクセスするチャージ画面から利用料金がチャージされることにより有効化(対象のスキー場でリフトを利用できる状態となること)され、対象のスキー場で利用できる状態となる。なお、本実施形態においては、チャージが行われていないリフト券に対して、スキー場を利用するユーザ自身でチャージを行う前提で説明を行うが、予めリフト券を販売する事業者等がチャージを行い、チャージ済みリフト券として用いることもできる。なお、リフト券10は、新規に製造されたリフト券であってもよいし、使用済みリフト券が回収されリサイクルされたリフト券であってもよい。
さらに、本実施形態に係るリフト券10は、図4に示す通り紙やプラスチックといった物理券として記載されているが、リフト券の形状は限定されない。例えば、リフト券10は、物理券の他、端末装置300等に表示される電子タイプのリフト券等であってよい。
また、図4の一例では、リフト券10にはチャージ画面へのアクセス情報11として二次元バーコードが記載されているが、アクセス情報の記載方法は、これに限定されない。例えば、リフト券10は、アクセス情報として二次元バーコードの他、URL等の文字列や、検索エンジン等で検索を促すような表記等がされてよい。
(リフト券の識別情報121a)
リフト券の識別情報121aは、リフト券10に個別に付与された識別情報である。例えば、図4に示す一例では、リフト券10は、リフト券の識別情報121aとして「12341234123412341234」が示されている。なお、リフト券の識別情報121aは、前述した数値以外にも文字列や記号等であってもよく、固有の識別情報として認識可能であれば特に限定されない。
(販売場所に関する情報121b)
ここで、図3に戻り説明を続ける。販売場所に関する情報121bは、スキー場の利用ユーザ等にリフト券10を販売した販売場所に関する情報である。例えば、販売場所に関する情報121bは、販売場所に関する情報として、スキー場の券売窓口、近隣の宿泊施設、地域の観光協会窓口、商業施設(例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等)、インターネット上の販売サイト等を識別する情報であってよい。
(スキー場に関する情報121c)
スキー場に関する情報121cは、有効化されたリフト券10の利用可能なスキー場に関する情報である。前述したように、リフト券10は、ユーザやリフト券を販売する事業者等により料金がチャージされることで有効化される。
そのため、スキー場に関する情報121cは、チャージされたリフト券10がどのスキー場で利用できるかを識別するための情報であってよい。例えば、スキー場に関する情報121cは、「Aスキー場専用リフト券」、「Aスキー場およびBスキー場のどちらも利用可能な共通リフト券」といったようにリフト券の利用対象のスキー場を特定する情報であってよい。
なお、スキー場に関する情報121cは、本実施形態においてはリフト券が販売されたタイミングで後述の券売装置200により取得される前提で説明するが、これに限定されない。例えば、スキー場に関する情報121cは、ユーザによるチャージの際に指定された対象のスキー場に関する情報として情報処理装置100に送信され、取得されてよい。
(チャージに関する情報121d)
チャージに関する情報121dは、スキー場を利用するユーザ等やリフト券10を販売する事業者等により行われるチャージに関する情報である。例えば、チャージに関する情報121dは、リフト券へのチャージが実施された際のチャージ日時、チャージ金額(すなわち、リフトの利用料金等)、決済方法、チャージしたユーザや事業者等を識別する識別情報等が含まれていてよい。
また、チャージに関する情報121dは、ユーザの識別情報と関連付けられて累積して記憶されてよい。言い換えると、チャージに関する情報121dは、過去にリフト券へチャージを行ったユーザごとのチャージ履歴に関する情報を含んでいてよい。なお、チャージに関する情報121dは、前述した内容の情報に限定されず、リフト券10のチャージに係る情報の範疇であれば限定されない。
(削除に関する情報121e)
削除に関する情報121eは、使用済みリフト券の識別情報に関連付けられたリフト券に関する情報およびチャージに関する情報の削除の実施に関する情報である。例えば、削除に関する情報121eは、使用済みのリフト券10の回収の際の当該リフト券の識別情報の取得が行われた場所や実施者、削除日時等の情報であってよい。なお、前述した情報は、あくまで一例であり削除に関する情報121eに含まれる情報は限定されない。
(費用情報記憶部122)
費用情報記憶部122は、後述の算出部134により算出された所定の費用に関する情報を記憶する。具体的には、費用情報記憶部122は、所定の費用としてリフト券10へのチャージ料金額、複数リフト券のチャージ料金の合計額、販売場所やスキー場ごとのリフト券のチャージ料金の合計額、リフト券販売に係る事業者等の手数料(例えば、割戻金、リベート)等を記憶することができる。
なお、費用情報記憶部122は、所定の費用に関する情報について形式を限定せずに記憶することができる。例えば、費用情報記憶部122は、所定の費用に関する情報として、リフト券10のリフト券の識別情報121aと関連付けられたチャージ料金を一覧表形式に記憶してよい。また、費用情報記憶部122は、後述の算出部134により前述のリフト券10のチャージ料金が販売場所ごとに算出された合計金額(例えば、販売場所ごとの売上金額等)といった形式で記憶してもよい。また、費用情報記憶部122は、リフト券10の個別のチャージ料金に基づいて、販売場所の事業者、スキー場の事業者および情報処理装置100の管理者等ごとに割り当てられる手数料等を個別に記憶してもよい。
(ユーザ情報記憶部123)
ユーザ情報記憶部123は、リフト券10へチャージ、またはスキー場やその近隣施設を利用したユーザに関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部123は、前述のユーザに関する情報として、ユーザを識別する固有の識別情報(以降は、「ユーザの識別情報」と表記)、ユーザの属性情報、ユーザのサービス利用履歴に関する情報、ユーザのチャージ履歴に関する情報等を記憶することができる。なお、ユーザ情報記憶部123は、ユーザに関する情報の範疇に含まれる情報であれば、限定無く記憶することができる。
例えば、前述のユーザの識別情報は、ユーザID等であってよい。また、前述のユーザの属性情報は、例えば、ユーザごとの年齢、性別、居住地域、身長、体重等のユーザの身体に関する情報等であってよい。また、前述のユーザのサービス利用履歴に関する情報は、ユーザごとの利用したレンタル用品のサイズや種類、レンタル日数やレンタルの履歴に関する情報等であってよい。また、前述のユーザのチャージ履歴に関する情報は、例えば、これまで利用したスキー場、チャージした金額や回数等であってよい。
(制御部130)
制御部130は、プロセッサ(Processor)や、MPU(Micro Processing Unit)や、CPU(Central Processing Unit)等が、記憶部120に記憶されている各種プログラムについて、RAMを作業領域として実行することにより、実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。そして、図3に示す通り、制御部130は、取得部131と、格納部132と、更新部133と、算出部134と、出力部135と、削除部136とを有する。
(取得部131)
取得部131は、リフト券管理システム1で用いられる所定の情報を取得する。例えば、取得部131は、後述の券売装置200からリフト券に関する情報(リフト券の識別情報121a、販売場所に関する情報121bおよびスキー場に関する情報121c)を取得できる。また、取得部131は、ユーザ等により操作された端末装置300からリフト券のチャージに関する情報121dを取得できる。
さらに、取得部131は、使用済みリフト券の回収の際に後述の削除部136により所定の情報が削除された場合に、削除に関する情報を取得する。具体的には、取得部131は、使用済みリフト券が回収の際に、当該リフト券のリフト券の識別情報121aと所定の情報との関連付けが後述の削除部136により削除された場合に、削除に関する情報を回収装置400から取得することができる。
また、取得部131は、ユーザごとのサービス利用履歴を取得することができる。具体的には、取得部131は、外部のサーバ等からユーザがスキー場やその近隣施設に係るサービス(例えば、スキーやスノーボードの用具レンタル、宿泊、飲食等)を利用した際の、日時、内容等に関する情報を取得することができる。
(格納部132)
格納部132は、取得部131により取得された所定の情報であるリフト券の識別情報121aに関連付けてリフト券の販売場所に関する情報121bと、スキー場に関する情報121cと、チャージに関する情報121dとをリフト券情報記憶部121(記憶部)に格納する。
格納部132は、取得部131により取得された所定の情報であるチャージに関する情報121dとして、リフト券に記載された共通の二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標)等)を端末装置300が読み取ることにより表示される所定の管理画面の操作に基づきリフト券にチャージされた料金に関する情報を格納する。なお、格納部132は、所定の決済方法によりチャージされた場合のチャージに関する情報も格納することができる。例えば、格納部132は、所定の決済方法として、クレジットカードと、銀行振込による決済と、コンビニ決済と、キャリア決済と、後払い決済と、プリペイド決済と、ID決済との少なくともいずれか1つを用いてチャージされたリフト券に係るチャージに関する情報121dを格納できる。
格納部132は、ユーザに関する情報に含まれるユーザの識別情報(例えば、ユーザID等)に関連付けてリフト券のチャージ履歴に関する情報を格納できる。例えば、格納部132は、前述のユーザのチャージ履歴に関する情報として、例えば、これまで利用したスキー場、チャージした金額や回数等に関する情報を、ユーザ情報記憶部123(記憶部)に格納することができる。
格納部132は、ユーザに関する情報に含まれるユーザの識別情報(例えば、ユーザID等)に関連付けてユーザのサービス利用履歴に関する情報を格納できる。例えば、格納部132は、前述のユーザのサービス利用履歴に関する情報として、レンタル用品のサイズや種類、レンタル用品のレンタル日数やレンタル履歴等に関する情報を格納することができる。
(更新部133)
更新部133は、リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報121aに対応するチャージに関する情報121dを更新する。例えば、更新部133は、ユーザが端末装置300を介してリフト券のチャージを実施した場合に、チャージ日時、チャージ方法(決済方法)、チャージ料金等に関して、リフト券情報記憶部121に記憶されたチャージに関する情報を更新できる。
さらに、更新部133は、リフト券の識別情報121aに関連付けてチャージに関する情報を更新できる。また、更新部133は、リフト券の識別情報121aおよびユーザに関する情報に関連付けたチャージ履歴に関する情報を更新できる。
(算出部134)
算出部134は、リフト券情報記憶部121(記憶部)に記憶されたリフト券の識別情報121a、リフト券の販売場所に関する情報121b、スキー場に関する情報121c、チャージに関する情報121dのうちいずれか1つまたは複数の組み合わせを用いて、所定の費用を算出する。
例えば、算出部134は、リフト券の識別情報121aとチャージに関する情報121dとを用いて、リフト券のチャージ料金(リフト券の売上金額)を集計して所定の費用として算出できる。また、算出部134は、リフト券の識別情報121a、販売場所に関する情報121bおよびチャージに関する情報121dを用いて、販売場所ごとのリフト券のチャージ料金(リフト券の売上金額)を集計して所定の費用として算出できる。また、算出部134は、リフト券の識別情報121a、スキー場に関する情報121cおよびチャージに関する情報121dを用いて、スキー場ごとのリフト券のチャージ料金(リフト券の売上金額)を集計して所定の費用として算出できる。
また、算出部134は、所定の費用として、リフト券の販売場所の管理者(事業者)と、スキー場の管理者(事業者)と、情報処理装置100の管理者(例えば、システムの運営事業者等)との少なくともいずれか1つに係る手数料を算出する。具体的には、算出部134は、リフト券10ごとの所定の費用(売上)に基づいて、販売場所の事業者、スキー場の事業者および情報処理装置100の管理者等ごとに割り当てられる手数料を個別に記憶してもよい。
ここで、図5を用いて、リフト券販売に関係する事業者等へ割り当てられる手数料の算出の一例について説明する。図5は、本実施形態に係る費用の割り戻しの一例を示す図である。なお、図5に示す内容は、あくまで一例であり実際の費用の割り戻し等に関してはこれに限定されない。
図5では、ユーザ20、スキー場21、システム運営者22、観光局23および販売場所24が示されている。図5のユーザ20は、スキー場を利用するユーザであり販売場所24からリフト券を購入する。スキー場21は、スキー場を運営する事業者である。システム運営者22は、リフト券管理システム1に含まれる情報処理装置100の機能を提供する事業者である。観光局23は、スキー場が存在する地域の観光情報を広報する機関であり、図5の事例においては当該スキー場の広報等を行っている前提とする。販売場所24は、リフト券を販売する事業者で、例えば、リフト券の販売窓口や近隣の宿泊施設、リフト券のオンライン販売サイトの運営事業者等である。
図5に示すように、販売されたリフト券のチャージ料金は、直接各事業者に分配されるわけではなく一旦スキー場が徴収し、所定のルールに基づいて各事業者に分配される前提として説明する。図5の一例では、ユーザ20は、販売場所24から購入(購入の費用は限定されず、例えば、無償での取得であってもよい)したリフト券について、ユーザ20の操作する端末装置等を介して、「10,000円」をチャージする。
ここで、算出部134は、リフト券に関する情報を用いて対象リフト券の所定の費用を算出する。例えば、算出部134は、リフト券のチャージ料金に対して、システム運営者22が「(チャージ料金の)2.5%」、観光局23および販売場所24が「(チャージ料金の)5.0%」という割合を乗じて、手数料を算出できる。その結果、算出部134は、ユーザ20により購入されたリフト券の代金「10,000円」に対して、システム運営者22が「250円」、観光局23および販売場所24が「500円」といったように、所定の手数料を算出することができる。
なお、図5に記載したリフト券のチャージ料金と各事業者への分配割合は、あくまで一例でありこれに限定されない。また、算出部134は、リフト券がチャージされるごとに前述の算出処理を実施してもよいし、所定の周期(例えば、1か月ごと)にて合算して所定の費用を算出してよい。また、本項目では、ユーザによりリフト券にチャージが行われる前提として説明を行ったがこれに限定されず、例えば、スキー場の管理者や販売場所の管理者等により所定の利用料がチャージされたリフト券であってもよい。
(出力部135)
ここで、図3に戻り説明を続ける。出力部135は、ユーザに関する所定の情報を出力することができる。具体的には、出力部135は、ユーザの識別情報とリフト券のチャージ履歴に関する情報に基づき、所定の還元に関する情報を出力する。例えば、出力部135は、リフト券へのチャージ回数やチャージ金額等を含むチャージ履歴に関する情報基づいた所定の還元(例えば、キャッシュバック、スキー場に関連する施設や近隣地域で利用可能なポイント等)に関する情報を出力することができる。
その他に、算出部134は、所定の費用としてユーザのチャージ履歴に基づいた所定の還元に係る費用を算出することができる。例えば、算出部134は、所定の費用としてユーザがリフト券へチャージを行った回数や金額等に基づく所定の還元(例えば、キャッシュバックやポイント付与等)を行うための金額(具体的には、前述の還元を行うための原資等)を算出することができる。
また、算出部134は、所定の費用としてユーザのサービス利用履歴に基づいて提供される所定のサービスに係る費用を算出することができる。具体的には、算出部134は、所定の費用としてユーザの過去のサービス利用履歴に基づいてユーザに対して提案されるサービス(例えば、宿泊施設、飲食施設、スキー用品のレコメンド等)に係る費用を算出することができる。例えば、算出部134は、前述したレコメンド情報を提供するための手数料(例えば、プロモーション費用等)を算出してよい。
出力部135は、ユーザの識別情報とユーザのサービス利用履歴に関する情報に基づき、所定のサービスに関する情報を出力する。具体的には、出力部135は、ユーザの過去のサービス利用履歴として、レンタル用品のレンタル履歴に基づいたレンタル品のレコメンドや宿泊履歴、飲食履歴等に基づいた宿泊施設や商業施設のレコメンドに関する情報を出力することができる。
例えば、出力部135は、ユーザが以前レンタルした際のレンタル履歴に関する情報に基づいて、スキー用品のサイズ、柄、メーカー(ブランド)、性能等をユーザに対してレコメンドする情報を出力できる。また、出力部135は、ユーザが過去宿泊した施設についての履歴情報に基づいて、同じ宿泊施設、当該宿泊施設に類似する宿泊施設、人気の宿泊施設等をユーザに対してレコメンドする情報を出力できる。また、出力部135は、ユーザが過去利用した飲食施設についての履歴情報に基づいて、同じ飲食施設、同じジャンルの飲食施設、類似する飲食施設、人気の飲食施設等をユーザに対してレコメンドする情報を出力できる。
他方、出力部135は、所定の管理画面を出力する。例えば、出力部135は、所定の管理画面として、ユーザが端末装置を用いてアクセスして所定の決済方法に基づいてリフト券へのチャージを行うチャージ画面を出力することができる。
また、出力部135は、情報処理装置100により出力された所定のアクセス情報(例えば、URL等)を端末装置300が読み取ることにより表示されるユーザごとの固有の管理画面を出力する。例えば、出力部135は、ユーザごとに提供されたリフト券の情報を管理する画面、当該リフト券へチャージを行う画面、過去のリフト券のチャージ履歴を参照する画面、スキー場に付帯するサービスへの申し込みや過去の利用履歴を閲覧する画面等を含む、ユーザ固有の管理画面(例えば、ユーザのマイページ)を出力することができる。
(削除部136)
削除部136は、使用済みリフト券を回収する際にリフト券の回収装置400により読み取られた使用済みのリフト券の識別情報121aに関連付けられた所定の情報を削除する。具体的には、削除部136は、使用済みリフト券のリフト券の識別情報121aと、当該リフト券の識別情報121aと関連付けられた所定の情報(例えば、リフト券に関する情報、チャージに関する情報、ユーザに関する情報等)との関連付けを削除する。なお、削除部136は、前述したタイミング以外にも所定のタイミング(例えば、予め設定した所定の周期や管理者等による入力に基づくタイミング等)で、関連付けの削除を実施してよい。
〔2-2.券売装置の構成〕
ここから、券売装置200の構成について説明を行う。図3に示すように、券売装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、券売装置200は、管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、タッチパネルやキーボードやマウス等)を有してもよい。
ここで、図6を用いて券売装置200によりリフト券の販売について説明する。図6は、本実施形態に係るリフト券10の販売の一例を示す図である。図6に示す通り、券売装置200は、リフト券を自動で販売する所定の場所に設置された自動販売機等の装置であってよい。例えば、券売装置200は、スキー場のリフト券販売窓口、宿泊施設のフロント、近隣の商業施設(例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンター、スポーツ用品店等)、近隣の飲食店、地域の観光局や公的施設等に設置されてよい。
なお、券売装置200は、自動販売機型の筐体に限定されず、例えば、宿泊施設のフロントに設置されるタイプの券売装置201(例えば、予め準備されたリフト券を宿泊施設のフロントの管理者等により販売され、都度販売情報が入力される等)であってもよい。その場合、券売装置201は、ユーザに対してリフト券の販売を行うと共に、リフト券に関する情報を取得して情報処理装置100に送信する。
(通信部210)
ここで、図3に戻り説明を続ける。通信部210は、例えば、NICやネットワークインタフェースコントローラ等によって実現される。通信部210は、ネットワークNW(例えばインターネット)と有線または無線で接続される。そして、通信部210は、ネットワークNWを介して外部機器(例えば、情報処理装置100等)との間で情報の送受信を行う。なお、通信部210は、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth、SIM、LPWA等の任意の通信規格もしくは通信技術を用いて、情報の送受信を行ってもよい。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。なお、記憶部220は、制御部230が券売装置200として所定の機能を実現するためのプログラムやデータ等を限定無く記憶することができる。
(制御部230)
制御部230は、プロセッサや、MPUや、CPU等が、記憶部220に記憶されている各種プログラムについて、RAMを作業領域として実行することにより、実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。図3に示す通り、制御部230は、取得部231と、送信部232とを有する。
(取得部231)
取得部231は、リフト券の識別情報121aと、リフト券の販売場所に関する情報121bと、スキー場に関する情報121cとを取得する。具体的には、取得部231は、ユーザにリフト券が販売された場合、当該リフト券のリフト券の識別情報121aと、販売場所に関する情報121bと、スキー場に関する情報121cとを取得することができる。
例えば、取得部231は、リフト券10をユーザに払い出す際にリフト券10に記載または格納されたリフト券の識別情報121aを取得できる。また、取得部231は、リフト券10をユーザに払い出す際に券売装置200に設定された販売場所に関する情報121bを取得できる。また、取得部231は、リフト券10をユーザに払い出す際にユーザにより選択されたリフト券10の利用対象のスキー場についてのスキー場に関する情報121cを取得することができる。
(送信部232)
送信部232は、取得部231により取得されたリフト券の識別情報121aと、販売場所に関する情報121bと、スキー場に関する情報121cとを情報処理装置100に送信する。なお、送信部232が情報処理装置100に前述のリフト券に関する情報を送信するタイミングは、特に限定されない。例えば、送信部232は、予め設定された所定のタイミング(例えば、1日ごと等)や、情報処理装置100からの送信指示に基づいて、リフト券に関する情報を情報処理装置100に送信してよい。
〔2-3.端末装置の構成〕
ここから、端末装置300の構成について説明を行う。図3に示すように、端末装置300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを有してよい。なお、端末装置300は、ユーザ等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、タッチパネルやキーボードやマウス等)を有してもよい。
端末装置300は、ユーザの操作に基づいてアクセス情報(例えば、二次元バーコード、URL等)を読み込むことで、所定の管理画面(例えば、チャージ画面やユーザ固有の管理画面等)に接続できる。なお、ここでいう端末装置300は、ユーザが操作する情報処理端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA、PC等であってよい。
(通信部310)
通信部310は、例えば、NICやネットワークインタフェースコントローラ等によって実現される。通信部310は、ネットワークNW(例えばインターネット)と有線または無線で接続される。そして、通信部310は、ネットワークNWを介して外部機器(例えば、情報処理装置100等)との間で情報の送受信を行う。なお、通信部310は、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth、SIM、LPWA等の任意の通信規格もしくは通信技術を用いて、情報の送受信を行ってもよい。
(記憶部320)
記憶部320は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現されてよい。なお、記憶部320は、制御部330が端末装置300として所定の機能を実現するためのプログラムやデータ等を限定無く記憶することができる。
(制御部330)
制御部330は、プロセッサや、MPUや、CPU等が、記憶部320に記憶されている各種プログラムについて、RAMを作業領域として実行することにより、実現されてよい。また、制御部330は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてよい。図3に示す通り、制御部330は、受付部331と、出力部332とを有してよい。
(受付部331)
受付部331は、所定のアクセス情報を受け付けることができる。例えば、受付部331は、所定のアクセス情報として、リフト券のチャージ画面にアクセスするための二次元バーコード等を読み取って受け付けることができる。
(出力部332)
出力部332は、リフト券に記載された二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))を読み取り表示された所定の管理画面に基づき、リフト券に料金のチャージを行う所定の管理画面を表示することができる。ここで、図7を用いて、端末装置300によるアクセス情報の読み取りとチャージ画面にアクセスについて説明する。図7は、本実施形態に係るアクセス情報の表示の一例を示す図である。
図7の一例では、アクセス情報が、掲示12Aに示すリフト搬器、券売装置200、リフト券10に示されている。端末装置300の受付部331は、リフト券10のアクセス情をユーザの操作に基づき読み取り、受け付けることができる(図7の(1-1)、(1-2))。そして、出力部332は、受付部331により読み取られたアクセス情報に基づき、チャージ画面を表示することができる。
他方、出力部332は、図7のリフト券10Aに示す通り、チャージ画面へのURLや検索エンジンで検索を促す表記等によりユーザ等に入力されたアクセス情報に基づいて、チャージ画面を表示することができる(図7の(1-2))。
〔2-4.回収装置の構成〕
ここで、図3に戻り回収装置400の構成について説明を行う。図3に示すように、回収装置400は、通信部410と、記憶部420と、制御部430とを有する。なお、回収装置400は、管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、タッチパネルやキーボードやマウス等)を有してもよい。
ここで、図8を用いて、使用済みリフト券の回収について説明する。図8は、本実施形態に係るリフト券10の回収の概要を示す図である。回収装置400は、使用済みリフト券の回収を促進するための機能を提供する装置である。回収装置400は、使用済みリフト券が回収された場合に、当該使用済みのリフト券10のリフト券の識別情報121aを取得する。そして、取得されたリフト券の識別情報121aと、当該リフト券の識別情報121aと関連付いたリフト券に関する情報やチャージに関する情報、ユーザに関する情報等との関連付けを削除する(図8の(1))。なお、回収装置400の筐体の形状は限定されず、例えば、スマートフォンやPC、バーコードリーダ等の情報の読み取りや入力な可能な情報処理装置であれば特に限定されない。
また、図8の一例の掲示12Bに示す通り、リフトの支柱に「リフト券を捨てないで!」という掲示がされている。このように、リフト券管理システム1が提供するリフト券へのチャージ機能によりリフト券のリサイクルが可能になるため、チャージやリサイクルを促す掲示を行うことで、リフト券のリサイクルを促進することができる。
(通信部410)
ここで、図3に戻り説明を続ける。通信部410は、例えば、NICやネットワークインタフェースコントローラ等によって実現される。通信部410は、ネットワークNW(例えばインターネット)と有線または無線で接続される。そして、通信部410は、ネットワークNWを介して外部機器(例えば、情報処理装置100等)との間で情報の送受信を行う。なお、通信部410は、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth、SIM、LPWA等の任意の通信規格もしくは通信技術を用いて、情報の送受信を行ってもよい。
(記憶部420)
記憶部420は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。なお、記憶部420は、制御部430が回収装置400として所定の機能を実現するためのプログラムやデータ等を限定無く記憶することができる。
(制御部430)
制御部430は、プロセッサや、MPUや、CPU等が、記憶部420に記憶されている各種プログラムについて、RAMを作業領域として実行することにより、実現される。また、制御部430は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。図3に示す通り、制御部430は、取得部431と、送信部432とを有する。
(取得部431)
取得部431は、使用済みのリフト券の識別情報121aおよび削除に関する情報を取得する。なお、取得部431による取得方法は特に限定されず、例えば、撮像画像による画像解析や手動での入力された情報を取得してよい。
(送信部432)
送信部432は、取得部431により取得された使用済みリフト券の識別情報を情報処理装置100に送信する。なお、送信部432が情報処理装置100に使用済みリフト券の識別情報および削除に関する情報を送信するタイミングは、特に限定されない。例えば、送信部432は、予め設定された所定のタイミング(例えば、1日ごと等)や、情報処理装置100からの送信指示に基づいて、使用済みリフト券の識別情報および削除に関する情報を情報処理装置100に送信してよい。
〔3.処理手順〕
ここから、リフト券管理システム1に係る処理手順について、図9から12を用いて説明する。図9から図12は、本実施形態に係る情報処理手順についてのフローチャートである。なお、フローチャートは、「リフト券へのチャージと費用の算出」と、「リフト券の回収」と、「ユーザへの還元情報の出力」と、「利用履歴に基づく情報の出力」とに分けて説明する。なお、以下に記載する各工程は、異なる順序で実行されてもよいし、省略される処理があってもよい。また、それぞれの処理手順を適宜組み合わせて実施されてよい。
(リフト券へのチャージと費用の算出)
まず、リフト券へのチャージと費用の算出について、図9を用いて説明する。券売装置200の取得部231は、販売されたリフト券についてリフト券に関する情報(リフト券の識別情報、販売場所に関する情報、スキー場に関する情報)を取得する(工程S101)。
端末装置300は、ユーザの操作に基づいてチャージが実施された際に、取得されたチャージに関する情報を情報処理装置100に送信する(工程S102)。情報処理装置100の格納部132は、券売装置200から送信されたリフト券に関する情報と、端末装置300から送信されたチャージに関する情報とを格納する(工程S103)。
情報処理装置100の更新部133は、チャージに関する情報を更新する(工程S104)。具体的には、更新部133は、リフト券に関する情報に含まれるリフト券の識別情報とチャージに関する情報とを関連付けて、更新することができる。
算出部134は、リフト券に関する情報とチャージに関する情報とを用いて、所定の費用を算出する(工程S105)。例えば、算出部134は、リフト券に関する情報とチャージに関する情報とを用いて、リフト券の売上金額やリフト券の販売関係者への手数料(例えば、割戻金やリベート等)を所定の費用として算出できる。そして、出力部135は、算出部134により算出された所定の費用に関する情報を出力し(工程S106)、工程を終了する。
(リフト券の回収)
次に、リフト券の回収について、図10を用いて説明する。券売装置200の取得部231は、販売されたリフト券についてリフト券に関する情報(リフト券の識別情報、販売場所に関する情報、スキー場に関する情報)を取得する(工程S201)。
端末装置300は、ユーザの操作に基づいてチャージが実施された際に、取得されたチャージに関する情報を情報処理装置100に送信する(工程S202)。情報処理装置100の格納部132は、券売装置200から送信されたリフト券に関する情報と、端末装置300から送信されたチャージに関する情報とを格納する(工程S203)。
情報処理装置100の更新部133は、チャージに関する情報を更新する(工程S204)。具体的には、更新部133は、リフト券に関する情報に含まれるリフト券の識別情報とチャージに関する情報とを関連付けて、更新することができる。
ここで、リフト券の使用が終了しない場合(工程S205のNo)は、工程を戻り処理を継続(待機)する。他方、リフト券の使用が終了した場合(工程S205のYes)は、回収装置400の取得部431は、回収された使用済みリフト券からリフト券の識別情報を取得する(工程S206)。
回収装置400の送信部432は、取得部431により取得された使用済みリフト券のリフト券の識別情報を情報処理装置100に送信する(工程S207)。そして、情報処理装置100の削除部136は、リフト券の識別情報と関連付く所定の情報(リフト券に関する情報、チャージに関する情報、ユーザに関する情報等)を削除する(工程S208)。
回収装置の取得部431は、情報処理装置によりリフト券の識別情報と関連付くリフト券に関する情報が削除された際に、削除に関する情報(当該削除の実施場所、実施者、実施日時等の情報)を取得する(工程S209)。続けて、回収装置の送信部432は、情報処理装置100に削除に関する情報を送信する(工程S210)。そして、情報処理装置100の格納部132は、削除に関する情報を格納して(工程S211)、工程を終了する。
(ユーザへの還元情報の出力)
次に、ユーザへの還元情報の出力について、図11を用いて説明する。券売装置200の取得部231は、販売されたリフト券についてリフト券に関する情報(リフト券の識別情報、販売場所に関する情報、スキー場に関する情報)を取得する(工程S301)。
端末装置300は、ユーザの操作に基づいてチャージが実施された際に、取得されたチャージに関する情報を情報処理装置100に送信する(工程S302)。情報処理装置100の格納部132は、券売装置200から送信されたリフト券に関する情報と、端末装置300から送信されたチャージに関する情報とを格納する(工程S303)。
情報処理装置100の更新部133は、ユーザの識別情報と、チャージに関する情報とを関連付けて更新する(工程S304)。具体的には、更新部133は、チャージに関する情報を、ユーザの識別情報(例えば、ユーザID等)と関連付けて、更新することができる。
ユーザが所定の条件を満たす場合(工程S305のYes)、出力部135は、所定の還元に関する情報を出力する(工程S306)。例えば、出力部135は、更新されたユーザの識別情報に関連付くチャージに関する情報(例えば、累積料金、チャージ回数等の過去のチャージ履歴等)が所定の条件を満たす場合に、ユーザへの還元(例えば、キャッシュバックやポイント付与等)に関する情報を出力できる。そして、情報処理装置100は、工程S306の処理を実施後に、工程を終了する。
他方、ユーザが所定の条件を満たさない場合、出力部135は、所定の還元に関する情報を出力せず(工程S305のNo)、工程を終了する。
(サービスの利用履歴に基づく情報の出力)
次に、サービスの利用履歴に基づく情報の出力について、図12を用いて説明する。券売装置200の取得部231は、販売されたリフト券についてリフト券に関する情報(リフト券の識別情報、販売場所に関する情報、スキー場に関する情報)を取得する(工程S401)。
端末装置300は、ユーザの操作に基づいてチャージが実施された際に、取得されたチャージに関する情報を情報処理装置100に送信する(工程S402)。情報処理装置100の格納部132は、券売装置200から送信されたリフト券に関する情報と、端末装置300から送信されたチャージに関する情報とを格納する(工程S403)。
情報処理装置100の更新部133は、ユーザの識別情報と、リフト券に関する情報およびユーザに関する情報とを関連付けて更新する(工程S404)。具体的には、更新部133は、リフト券に関する情報およびユーザに関する情報とユーザの識別情報(例えば、ユーザID等)と関連付けて、更新することができる。
ユーザが所定の条件を満たす場合(工程S405のYes)、出力部135は、所定のサービスに関する情報を出力する(工程S406)。例えば、出力部135は、更新されたユーザの識別情報に関連付くリフト券に関する情報およびユーザに関する情報に含まれる、過去のスキー場の利用履歴や近隣施設の利用履歴が所定の条件を満たす場合に、ユーザへのサービスに関する情報を出力できる。そして、情報処理装置100は、工程S406の処理を実施後に、工程を終了する。
他方、ユーザが所定の条件を満たさない場合、出力部135は、所定のサービスに関する情報を出力せず(工程S405のNo)、工程を終了する。
〔4.効果〕
ここから、本実施形態に係るリフト券管理システム1が提供する効果について説明する。従来の物理的なリフト券の販売に係る情報を収集して活用することが難しい、という課題があった。例えば、従来のリフト券には固有の識別情報が付与されているものの、リフト券の購入に関する情報(例えば、販売場所、対象のスキー場、利用料金等)を取得し、蓄積することが難しく、スキー場を訪れるユーザ情報の活用が難しいという課題があった。具体例として、従来は、所定の費用として販売されたリフト券の販売金額(リフト券の売上金額)を、販売場所、リフト券が対象とするスキー場、利用料金等に関する情報を用いて、管理者等が手作業で集計を行う必要があった。
また、販売関係者には、リフト券の販売促進のために所定の販売場所に対してリフト券のユーザへの販売金額に応じた事前購入費用の割り戻し(リベート)が行われる場合がある。その場合は、リフト券の事前購入金額(在庫仕入れ)や販売枚数、販売金額等の集計等の処理を行う必要があった。そのため、従来は、リフト券販売の販売場所やスキー場等は、販売されたリフト券の売上の集計や、実際に販売したリフト券の枚数等に応じた割り戻し手数料の算出等を手作業で行う必要があった。
また、前述したゲート開閉システムと連動するリフト券は、予めリフト等の利用料金がチャージされた状態で、所定の販売場所(例えば、スキー場内のリフト券売り場や、スキー場近傍のホテル、旅館、その他の施設等)で販売される場合がある。この場合、前述の所定の場所の管理者等は、対象となるスキー場等からリフト券を事前に購入しておく必要があった。そのため、前述の通りリフト券は、予めチャージされた状態で販売されることが多くユーザ自身でのチャージが出来ずユーザ自身が所定の販売場所まで赴いたり、事前にインターネット等で購入したりする必要があり、リフト券の入手に手間がかかる場合があった。
そこで、本実施形態に係るリフト券管理システム1の情報処理装置100の格納部132は、リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージに関する情報とを記憶部に格納する。情報処理装置100の更新部133は、リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応するチャージに関する情報を更新する。情報処理装置100の算出部134は、リフト券情報記憶部121(記憶部)に記憶されたリフト券の識別情報、リフト券の販売場所に関する情報、スキー場に関する情報、チャージに関する情報のうちいずれか1つまたは複数の組み合わせを用いて、所定の費用を算出する、ことを特徴とする。
そのため、リフト券管理システム1の情報処理装置100は、リフト券の販売に係る情報を収集して活用することを可能とする、という効果を奏する。
具体的には、算出部134は、所定の費用としてリフト券のチャージ料金(リフト券の売上)を算出する。また、算出部134は、所定の費用として、リフト券の販売場所の管理者と、スキー場の管理者と、情報処理装置100の管理者との少なくともいずれか1つに係る手数料を算出する。これにより、情報処理装置100は、リフト券の販売費用に関する集計を自動的に行うことで、リフト券の販売関係者の作業工数の削減等を実現する、という効果を提供する。
また、格納部132は、チャージに関する情報として、リフト券に記載された共通の二次元バーコードを端末装置300が読み取ることにより表示される所定の管理画面の操作に基づきリフト券にチャージされた料金に関する情報を格納する。また、格納部132は、所定の決済方法として、クレジットカードと、銀行振込による決済と、コンビニ決済と、キャリア決済と、後払い決済と、プリペイド決済と、ID決済との少なくともいずれか1つを用いてチャージされたリフト券に係る前記チャージに関する情報を格納する。これにより、情報処理装置100は、従来に比べユーザがスキー場のリフト券を購入する際の利便性を向上させるという効果を提供する。
また、情報処理装置100の削除部136は、リフト券の回収装置400により取得された使用済みのリフト券の識別情報に関連付けられた所定の情報(リフト券に関する情報、チャージに関する情報、ユーザに関する情報等)を削除する。そして、情報処理装置100の取得部131は、削除部136により所定の情報(リフト券に関する情報、チャージに関する情報、ユーザに関する情報等)が削除された場合に、削除に関する情報を回収装置400から取得する。
従来、リフト券の発行に多額の費用が生じている。また、多量の使用済みリフト券の廃棄が行われている。例えば、スキー場への年間来場者数が100万人で、リフト券原価が1枚当たり100円とした場合、従来ではリフト券の準備のため年間1億円の経費が発生し、更に年間100万枚のリフト券が廃棄されていた。しかしながら、リフト券管理システム1は、循環型のリフト券の回収促進を実現し、リフト券に係る費用削減や従来廃棄されていたリフト券が廃棄不要になることでの環境負荷の低減という効果を提供する。例えば、前述した例の場合、リフト券の再利用率が「50%」の場合、リフト券の原価費用削減効果が5,000万円、廃棄ロス削減効果が50万枚である。
また、情報処理装置100の格納部132は、ユーザの識別情報に関連付けてリフト券のチャージ履歴に関する情報を格納する。そして、情報処理装置100の出力部135は、ユーザの識別情報とリフト券のチャージ履歴に関する情報に基づき、所定の還元に関する情報を出力する。これにより、情報処理装置100は、スキー場を利用したユーザの過去のチャージ履歴を管理することで、スキー場をリピート利用するユーザへのインセンティブ付与(例えば、キャッシュバックやポイント付与等)を実現する。そのため、情報処理装置100は、スキー場へのユーザの集客効果を奏する。
また、情報処理装置100の格納部132は、ユーザの識別情報に関連付けてユーザのサービス利用履歴に関する情報を格納する。そして、情報処理装置100の出力部135は、ユーザの識別情報とユーザのサービス利用履歴に関する情報に基づき、所定のサービスに関する情報を出力する。これにより、情報処理装置100は、スキー場を利用したユーザの過去のサービス利用履歴を管理することで、スキー場をリピート利用するユーザへのより充実したサービス提供(例えば、おすすめサービスのレコメンド等)を実現する。そのため、情報処理装置100は、スキー場へのユーザの集客効果を奏する。
上記に加えて、情報処理装置100の出力部135は、情報処理装置100により出力された所定のアクセス情報を端末装置300が読み取ることにより表示されるユーザごとの固有の管理画面を出力する。これにより、情報処理装置100は、ユーザごとに固有の管理画面(例えば、ユーザのマイページ等)を出力することができる。このマイページは、ユーザごとに提供されたリフト券の情報を管理する画面、当該リフト券へチャージを行う画面、過去のリフト券のチャージ履歴を参照する画面、スキー場に付帯するサービスへの申し込みや過去の利用履歴を閲覧する画面等を含むことができる。そのため、情報処理装置100は、ユーザに対してより利便性の高いサービス提供を可能として、スキー場やスキー場のある地域への集客効果を奏する。
〔5.ハードウェア構成〕
本実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、本実施形態に係る装置の機能を実現するハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ1000は、CPU1100、メモリ1200、補助記憶装置1300、入力インタフェース1400、出力インタフェース1500、通信インタフェース1600が、バス1700により接続された形態を有する。
CPU1100は、メモリ1200または補助記憶装置1300に格納されたプログラムに基づいて動作し、各機能部の制御を行う。メモリ1200は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等で構成され、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
例えば、コンピュータ1000が本実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、メモリ1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現することができる。
補助記憶装置1300は、CPU1100によって実行されるプログラム、および係るプログラムによって使用されるデータ等を格納する。CPU1100は、入力インタフェース1400を介して、キーボードやマウス等の入力装置1410を制御する。またCPU1100は、入力インタフェース1400を介して、入力装置1410からデータを取得する。
CPU1100は、出力インタフェース1500を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置1510を制御する。また、CPU1100は、生成したデータ等について出力インタフェース1500を介して出力装置1510へ出力する。
通信インタフェース1600は、所定のネットワークNWを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定のネットワークNWを介して他の機器へ送信する。
〔6.その他〕
前述の実施形態および変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の通り構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述してきた実施形態および変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、前述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」等に読み替えることができる。例えば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
以上、実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で、本実施形態について実施をすることが可能である。
1 リフト券管理システム
10,10A リフト券
11 アクセス情報
12A,12B 掲示
20 ユーザ
21 スキー場
22 システム運営者
23 観光局
24 販売場所
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 リフト券情報記憶部
121a リフト券の識別情報
121b 販売場所に関する情報
121c スキー場に関する情報
121d チャージに関する情報
121e 削除に関する情報
122 費用情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 格納部
133 更新部
134 算出部
135 出力部
136 削除部
200,201 券売装置
210 通信部
220 記憶部
230 制御部
231 取得部
232 送信部
300 端末装置
310 通信部
320 記憶部
330 制御部
331 受付部
332 出力部
400 回収装置
410 通信部
420 記憶部
430 制御部
431 取得部
432 送信部
1000 コンピュータ
1100 CPU
1200 メモリ
1300 補助記憶装置
1400 入力インタフェース
1410 入力装置
1500 出力インタフェース
1510 出力装置
1600 通信インタフェース
1700 バス
NW 所定のネットワーク

Claims (11)

  1. リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージに関する情報とを記憶部に格納する格納部と、
    前記リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応する前記チャージに関する情報を更新する更新部と、
    前記記憶部に記憶された前記リフト券の識別情報、前記リフト券の販売場所に関する情報、前記スキー場に関する情報、前記チャージに関する情報のうちいずれか1つまたは複数の組み合わせを用いて、所定の費用を算出する算出部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記格納部は、前記チャージに関する情報として、前記リフト券に記載された共通の二次元バーコードを端末装置が読み取ることにより表示される所定の管理画面の操作に基づきリフト券にチャージされた料金に関する情報を格納する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記格納部は、所定の決済方法として、クレジットカードと、銀行振込による決済と、コンビニ決済と、キャリア決済と、後払い決済と、プリペイド決済と、ID決済との少なくともいずれか1つを用いてチャージされた前記リフト券に係る前記チャージに関する情報を格納する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記算出部は、前記所定の費用として、前記リフト券の販売場所の管理者と、前記スキー場の管理者と、前記情報処理装置の管理者との少なくともいずれか1つに係る手数料を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記リフト券の回収装置により取得された使用済みの前記リフト券の識別情報に関連付けられた所定の情報を削除する削除部と、
    前記削除部により前記所定の情報が削除された場合に、削除に関する情報を取得する取得部とを更に有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記格納部は、ユーザの識別情報に関連付けて前記リフト券のチャージ履歴に関する情報を格納し、
    前記ユーザの識別情報と前記リフト券のチャージ履歴に関する情報に基づき、所定の還元に関する情報を出力する出力部とを更に有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記格納部は、ユーザの識別情報に関連付けて前記ユーザのサービス利用履歴に関する情報を格納し、
    前記ユーザの識別情報と前記ユーザのサービス利用履歴に関する情報に基づき、所定のサービスに関する情報を出力する出力部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置により出力された所定のアクセス情報を端末装置が読み取ることにより表示されるユーザごとの固有の管理画面を出力する出力部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージした金額に関する情報とを記憶部に格納する格納工程と、
    前記リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応する前記チャージした金額に関する情報を更新する更新工程と、
    前記記憶部に記憶された前記リフト券の識別情報と、前記リフト券の販売場所に関する情報と、前記スキー場に関する情報と、前記チャージに関する情報とを用いて、所定の費用を算出する算出工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージした金額に関する情報とを記憶部に格納する格納ステップと、
    前記リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応する前記チャージした金額に関する情報を更新する更新ステップと、
    前記記憶部に記憶された前記リフト券の識別情報と、前記リフト券の販売場所に関する情報と、前記スキー場に関する情報と、前記チャージに関する情報とを用いて、所定の費用を算出する算出ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  11. 券売装置と、端末装置と、情報処理装置とを有するリフト券管理システムであって、
    所定の場所に設置された前記券売装置は、
    リフト券の識別情報と、リフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報とを取得する取得部を有し、
    前記端末装置は、
    前記リフト券に記載された二次元バーコードを読み取り表示された所定の管理画面に基づき、前記リフト券に料金のチャージを行う所定の管理画面を表示する出力部を有し、
    前記情報処理装置は、
    リフト券の識別情報に関連付けてリフト券の販売場所に関する情報と、スキー場に関する情報と、チャージに関する情報とを記憶部に格納する格納部と、
    前記リフト券のチャージ要求を受け付けた場合には、当該チャージ要求を受け付けたリフト券の識別情報に対応する前記チャージに関する情報を更新する更新部と、
    前記記憶部に記憶された前記リフト券の識別情報、前記リフト券の販売場所に関する情報、前記スキー場に関する情報、前記チャージに関する情報のうちいずれか1つまたは複数の組み合わせを用いて、所定の費用を算出する算出部を有する、
    ことを特徴とするリフト券管理システム。
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