JP7346514B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
鞍乗り型車両には、ブレーキケーブルやハーネス等のケーブルが配策される。この種のケーブル配策技術には、フレームの内部空間にハーネスを配策する技術において、フレームから外部へ出たワイヤーハーネスを案内する筒状のガイドと、フレームに設けられた開口部を塞ぐグロメットとを備える構成が開示されている(例えば、特許文献1)。また、後方に向いて開放される開口を有し、ABSユニットに接続されるブレーキ配管が前記開口を通して内部空間外に配設された構成も開示されている(例えば、特許文献2)。
実開昭62-172221号公報 特開2007-76555号公報
特許文献1記載の技術は、筒状のガイドや、開口部を塞ぐグロメットが必要になり、部品点数が多くなる。一方、ガイドやグロメットを省略した場合や、特許文献2のような後方に開放する開口を有する場合、塵埃や雨水等(以下、塵埃等と言う)が開口部へ進入し易くなると共に、開口部が外観に露出し、外観性の向上に不利となる。
開口部への塵埃等の進入を抑制するために外部カバーを設ける方法も考えられるが、部品点数が多くなるだけでなく、外部カバー追加に伴う部品コストの上昇が生じる。コスト低減の観点からは、外部カバーやグロメット等を使用しない簡易な構成で、塵埃等の進入を抑制することが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、開口部への塵埃等の進入を抑制すると共に、開口部の外観露出を抑制することを目的とする。
車外に向けて開口する開口部を有する車体フレームと、前記開口部を通過する第一ケーブルとを備える鞍乗り型車両において、前記第一ケーブルの少なくとも一部は前記車体フレーム内部に配され、前記開口部の車外側であって、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記開口部と重なる位置に、前記第一ケーブルと異なる第二ケーブルが配置され、前記車体フレームは中空であり、前記開口部は、前記車体フレームにおける車体下方に向く面に設けられていることを特徴とする。
また、車外に向けて開口する開口部を有する車体フレームと、前記開口部を通過する第一ケーブルとを備える鞍乗り型車両において、前記第一ケーブルの少なくとも一部は前記車体フレーム内部に配索され、前記開口部の車外側であって、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記開口部と重なる位置に、前記第一ケーブルと異なる第二ケーブルが配置され、前記開口部の周囲に設けられ、前記第一ケーブルと、前記第二ケーブルと、前記開口部の車外側に配置される第三ケーブルとを保持する固定部材を備え、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記開口部に遠い側から、前記第三ケーブル、前記第二ケーブル、前記第一ケーブルの順に並び、前記開口部における車外かつ一端側に、前記固定部材が設けられ、前記開口部における車外かつ他端側に、前記第二ケーブルを、前記開口部から離間させるガイドが設けられていることを特徴とする。
また、車外に向けて開口する開口部を有する車体フレームと、前記開口部を通過する第一ケーブルとを備える鞍乗り型車両において、前記第一ケーブルの少なくとも一部は前記車体フレーム内部に配索され、前記開口部の車外側であって、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記開口部と重なる位置に、前記第一ケーブルと異なる第二ケーブルが配置され、前記開口部の周囲に設けられ、前記第一ケーブルと、前記第二ケーブルと、前記開口部の車外側に配置される第三ケーブルとを保持する固定部材を備え、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記開口部に遠い側から、前記第三ケーブル、前記第二ケーブル、前記第一ケーブルの順に並び、前記第一ケーブルを構成する複数のケーブル同士を接続するジョイント部を備え、前記ジョイント部が前記固定部材に支持されていることを特徴とする。
簡易な構成で、開口部への塵埃等の進入を抑制すると共に、開口部の外観露出を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 車体フレームの左側面図である。 車体フレームを上方から見た図である。 車体フレーム前部を周辺構成と共に示す左側面図である。 車体フレーム前部を周辺構成と共に左斜め下方から示す斜視図である。 車体フレーム前部を周辺構成と共に下方から示す図である。 図6のVII-VII断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
図2は、車体フレーム11の左側面図であり、図3は、車体フレーム11を上方から見た図である。図3中の符号C1は車幅中心を前後に延びる線(以下、車幅中心線と言う)である。
鞍乗り型車両10の車体フレーム11は、ヘッドパイプ18と、フロントフレーム19と、リアフレーム20と、リアフレーム20の下部から下方に延出するピボットフレーム31とを一体に備える一体型フレームであり、鞍乗り型車両10のボディを兼ねるモノコックフレームに形成されている。モノコックフレームの材料は、金属材料、又はカーボン材料等の剛性を有する適宜な材料を適用可能である。
フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後方に向けて延出する中空の板状フレームであり、メインフレームと言うこともできる。リアフレーム20は、フロントフレーム19の後端から後方に延出する板状或いはパネル状のフレームであり、シート17を支持するシートフレームとして機能する。リアフレーム20は、フロントフレーム19よりも上下に長く、フロントフレーム19に対し、下方に延出する。ピボットフレーム31は、リアフレーム20の下端から下方に延出する板状又はパネル状のフレームであり、ピボット軸22及びステップ28等を支持する。
図2及び図3に示すように、車体フレーム11は、車体フレーム11の左右の側壁部を形成する左右の側壁部材51,52を有し、左右の側壁部材51,52によって、フロントフレーム19、リアフレーム20、及びピボットフレーム31の側壁部分が一体に形成される。左右の側壁部材51,52は、車幅中心線C1を基準にして略左右対称形状であるが、左右対称形状でなくてもよい。
また、車体フレーム11は、フロントフレーム19の上面を構成する前側上板部材53と、リアフレーム20の後部上面を構成する後側上板部材54と、フロントフレーム19の下面を構成する前側下板部材55と、リアフレーム20の下面、及び後面をそれぞれ構成する後側下板部材56及び後側板部材57とを備える。
これら上板部材、前側下板部材55、後側下板部材56、及び後側板部材57が、左右の側壁部材51,52の対応する箇所にそれぞれ連結されることによって、左右の側壁部材51,52の左右間を架橋する架橋部材として機能し、車体フレーム11の剛性向上にも寄与する。フロントフレーム19の前端開口は、ヘッドパイプ18の後面によって閉塞される。
左右の側壁部材51,52は、鞍乗り型車両10の外観を構成する部材となり、鞍乗り型車両10の外観を構成するボディということができ、また、鞍乗り型車両10の所定の構成部品(後述するエアクリーナ71、燃料タンク29、及びバッテリー73等)を車幅方向外側から覆うカバーとしても機能する。
図3に示すように、リアフレーム20の上面には、上方に開口する上面開口58が設けられる。上面開口58は、前側上板部材53と、後側上板部材54との間に位置し、車体フレーム11の内部空間59に対し、外部から容易にアクセス可能な大開口を形成する。この上面開口58は着脱自在な蓋部材(不図示)で覆われると共に、その上方からシート17によって覆われる。シート17は例えば前端部を基準にして上下に回動自在に車体フレーム11に取り付けられる。
リアフレーム20の前下部には、下方に突出するエンジンハンガー部60が設けられ、エンジンハンガー部60に、パワーユニット12のクランクケース23の上部が支持される。また、クランクケース23の後部はピボットフレーム31に支持される。
フロントフレーム19よりも下方かつ左右のリアフレーム20の間には、車体前方に向けて開口する前方開口部62が設けられる。前方開口部62は、上方に向けて切り欠かれた形状を有している。
図1に示すように、車体フレーム11の内部空間59には、エアクリーナ71、燃料タンク29、バッテリー73、及びABSモジュレーター74等が配置される。
より具体的には、内部空間59のうち、シート17下方には、エアクリーナ71、燃料タンク29が上下に並べて配置されると共に、エアクリーナ71の前方にバッテリー73が配置される。エアクリーナ71の前端部には、コネクティングチューブ75の後端部が連結される。エアクリーナ71、燃料タンク29は、少なくとも一部が車体上下方向に重なるように配置されている。したがって、車体側面視で、エアクリーナ71の下方に燃料タンク29の少なくとも一部が配置され、車体上面視で見た場合も、エアクリーナ71及び燃料タンク29のそれぞれの一部が上下方向に重なる。
コネクティングチューブ75は、パワーユニット12の前端部に向かって延出し、パワーユニット12の前部上面に連結されたスロットルボディ76に連結される。燃料タンク29内の燃料は、不図示の燃料ポンプによってスロットルボディ76に設けられたインジェクタに供給される。スロットルボディ76には、ハンドル21に設けられたスロットルに連結されるスロットルワイヤ100が連結される。これによって、鞍乗り型車両10の吸気系及び燃料供給系が構成される。
なお、パワーユニット12は、シリンダー部24の軸線24aが車両側面視で略水平に車両前後方向に延びる水平エンジンであり、クランクケース23には、車幅方向に延びる駆動軸(クランク軸77等)が収容される。
パワーユニット12の前部下面には、排気管25aが接続され、排気管25aの後端にはマフラー25bが接続され、排気管25a及びマフラー25bによって排気装置25が構成される。
ABSモジュレーター74は、前輪13及び後輪15のブレーキ装置の液圧を制御することで、前輪13及び後輪15のロックを防止する制動力調整装置であり、モーターによって駆動されて液圧を調整するポンプ、このポンプに接続される液圧回路部、この液圧回路部を切り替えるバルブ、及び上記モーターを制御する電子制御部等を備える電装部品でもある。
図1に示すように、車体フレーム11の車幅方向外側(本実施形態では左側)、かつ、パワーユニット12の上方には収納ボックス80が設けられる。収納ボックス80には、クランク回転数などの駆動装置の状態に応じて車載部品を制御するECU(Engine Control Unit)、及び、クランクの回転に応じて発電される電気の電圧を調整するレギュレータ等の電装部品が収納される。
また、ヘッドパイプ18の前方にはヘッドライト84が配置され、リアフェンダー27にはテールライト85が配置され、スイングアーム16と車体フレーム11との間には、左右一対のリアクッション86が掛け渡される。スイングアーム16の上方には、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材を構成するチェーン87を覆うチェーンケース88が設けられる。チェーンケース88は、スイングアーム16に取り付けられているが、この構成に限定しなくてもよい。また、クランクケース23におけるシリンダー部24寄りの上面には、パワーユニット12の始動に使用するセルモータ89が配置される。
図4は、車体フレーム11前部を周辺構成と共に示す左側面図である。図5は、車体フレーム11前部を周辺構成と共に左斜め下方から示す斜視図である。図6は、車体フレーム11前部を周辺構成と共に下方から示す図である。
図4に示すように、車体フレーム11前部の下方には、ABSモジュレーター74につながる一対のブレーキケーブル101,102、複数の電装部品につながる配線を束ねたメインハーネス91、及び、ハンドル21に設けられたスロットルに連結されるスロットルワイヤ100が配策される。
ブレーキケーブル101,102のうちの一方は、ハンドル21に設けられたブレーキ操作子の操作に応じた油圧を発生するマスターシリンダに連結されたブレーキケーブルであり、他方は、前輪13のブレーキ装置につながるブレーキケーブルである。ブレーキケーブル101,102は、ブレーキホース、及びブレーキ配管と称される場合もある。
図5に示すように、フロントフレーム19の下面を構成する前側下板部材55には、下方に開口する開口部55aが設けられ、ブレーキケーブル101,102はこの開口部を55a通って、中空のフロントフレーム19内部に入り、ABSモジュレーター74につながる。開口部55aは、本発明の「車外に向けて開口する開口部」に相当し、以下、「ケーブル用開口部55a」と表記する。
図6に示すように、ケーブル用開口部55aは、車幅方向の長さに比べて前後方向に長い開口形状に形成され、車体平面視で、車幅中心線C1と重なる位置に配置される。なお、ケーブル用開口部55aの開口形状は、ブレーキケーブル101,102を通過可能な範囲で適宜に変更してもよい。
一対のブレーキケーブル101,102のそれぞれは、車外に配策される第1ブレーキケーブル101a,102aと、一部がフロントフレーム19内に配策される第2ブレーキケーブル101b,102bとを備える。
第1ブレーキケーブル101a,102aは、柔軟性を有するケーブルであり、マスターシリンダ及び前輪13のブレーキ装置のそれぞれからヘッドパイプ18の下方に引き回された後、車体側面視で下方凸の湾曲形状に引き回され、前側下板部材55に設けられた固定部材78に保持される。
固定部材78は、第一ケーブル保持具として機能するジョイント部78aと、第二ケーブル保持具として機能するケーブル保持具78bと、第三ケーブル保持具として機能するケーブル保持具78c(図5、図6)とを備える。以下、ケーブル保持具78bを「第二ケーブル保持具78b」と表記し、ケーブル保持具78cを「第三ケーブル保持具78c」と表記する。ただし、ジョイント部78aと第二ケーブル保持具78b及び第三ケーブル保持具78cは同一部材でもよいし別部材でも構わない。
ジョイント部78aは、一方のブレーキケーブル101を構成する第1及び第2ブレーキケーブル101a,101b同士を接続する部分と、他方のブレーキケーブル102を構成する第1及び第2ブレーキケーブル102a,102b同士を接続する部分とを一体に備えている。このジョイント部78aは、ケーブルジョイント、及び、ケーブル継手とも称され、広く流通するジョイント部材を適用可能である。
第2ブレーキケーブル101b,102bは、ジョイント部78aとABSモジュレーター74との間に延在するケーブルである。第2ブレーキケーブル101b,102bは、柔軟性を有するブレーキケーブルに限定する必要がなく、例えば、金属製や樹脂製の配管が適用される。
第二ケーブル保持具78bは、ジョイント部78aに対し、車幅方向一方側(本実施形態では左側)、かつ、車体前方にオフセットした位置に設けられ、メインハーネス91を保持する。
メインハーネス91は、その前端が、ヘッドパイプ18近傍に位置し、車体前部の電装部品(ヘッドライト84等)と電気的に接続される。このメインハーネス91は、ヘッドパイプ18の下方を通ってヘッドパイプ18後方へ延びた後、パワーユニット12の前上方からパワーユニット12と車体上下方向で重なる位置まで下方へ延び、その後、後上方へ延び、テールライト85等に電気的に接続される。
上記第二ケーブル保持具78bは、筒状部材であり、この筒状部材の向きが予め設定された向き及び位置で固定部材78に固定されることによって、図5に示すように、車体前方からのメインハーネス91を、ブレーキケーブル101,102から離れる側に相当する左側に向けると共に、ケーブル用開口部55a側に相当する後上方に向けて保持する。
より具体的には、図6に示すように、車体下面視(ケーブル用開口部55aに対して垂直方向外側から視て、に相当)において、第二ケーブル保持具78bは、メインハーネス91を、ブレーキケーブル101,102に対して車幅方向一方側に相当する左側、かつ、ケーブル用開口部55aと上下方向で重なる位置に保持する。メインハーネス91がケーブル用開口部55aと上下方向で重なるので、ケーブル用開口部55aをグロメット等で覆わなくても、外部から、塵埃や雨水等からなる塵埃等がケーブル用開口部55aに進入する事態を抑制できる。
第三ケーブル保持具78cは、ジョイント部78aを基準にして第二ケーブル保持具78bの車幅方向反対側に相当する右側に設けられ、かつ、第二ケーブル保持具78bよりも車体後方、かつ、第二ケーブル保持具78b及びジョイント部78aよりも車体下方にオフセットした位置に設けられる。
この第三ケーブル保持具78cは、単一の線状部材を弓状に屈曲した屈曲形状に形成され、スロットルワイヤ100を着脱自在に保持する。
本構成では、図6に示すように、車体下面視(ケーブル用開口部55aに対して垂直方向外側から視て、に相当)で、第三ケーブル保持具78cは、スロットルワイヤ100を、ブレーキケーブル101,102に対して車幅方向他方側に相当する右側に保持する。このスロットルワイヤ100は、車体下面視でケーブル用開口部55aと重なる領域の近傍に位置し、スロットルワイヤ100下方からケーブル用開口部55aへ向かう塵埃等の進入を、ある程度防止することが可能である。
本構成では、図6に示すように、ケーブル用開口部55aに対して、車体下面視で、メインハーネス91、ブレーキケーブル101,102、及びスロットルワイヤ100の順で車幅方向に並んでいる。したがって、ブレーキケーブル101,102のケーブル用開口部55aへのアクセスをスムーズにしながら、ブレーキケーブル101,102の両側に位置するメインハーネス91、及び、スロットルワイヤ100によって、ケーブル用開口部55aの外観露出を抑制し、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入を抑制することができる。
なお、第三ケーブル保持具78cによって、スロットルワイヤ100を、車体下面視でケーブル用開口部55aと重なる位置に保持するようにしてもよい。この場合、スロットルワイヤ100によって、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入をより抑制し易くなる。また、第二ケーブル保持具78b、及び第三ケーブル保持具78cのそれぞれの形状は適宜に変更してもよい。第二ケーブル保持具78b、及び第三ケーブル保持具78cのそれぞれには、広く流通するケーブルクランプを適用可能である。
本実施形態のブレーキケーブル101,102は、本発明の第一ケーブルに相当し、メインハーネス91は、本発明の第二ケーブルに相当し、スロットルワイヤ100は、本発明の第三ケーブルに相当する。但し、各ケーブル101,102、91,100のレイアウトを変更することによって、各ケーブル101,102、91,100を、本発明の第一~第三ケーブルのいずれかに適宜に割り振るようにしてもよい。また、本発明における第一~第三ケーブルは、上記のケーブルに限定しなくてもよい。
図5及び図6に示すように、ケーブル用開口部55aにおける車外側、かつ、ケーブル用開口部55aに対して固定部材78の反対側に相当する車体後方側には、ケーブル用開口部55aから離れる側(下方かつ車体後方)に向けて傾斜する傾斜部55bが設けられている。
この傾斜部55bは、フロントフレーム19の下面を構成する前側下板部材55の一部を、車体後方に向けて凹ませることによって、前側下板部材55に一体に形成されるので、傾斜部55bを、後上方に凹む凹部と言うこともできる。
図7は、図6のVII-VII断面図であり、ケーブル用開口部55aの周辺構成を模式的に示している。説明の便宜上、図7には、メインハーネス91を二点鎖線で示している。
図7に示すように、ケーブル用開口部55aに向けて後上方に延出するメインハーネス91は、傾斜部55bによって後下方に向けてガイドされることによって、ケーブル用開口部55aを、ケーブル用開口部55aの下方に離間させる。
換言すると、傾斜部55bによって、メインハーネス91を、前側下板部材55の表面近傍に配置しながら、ケーブル用開口部55aの縁等に当接させずに配策することができる。したがって、メインハーネス91を、ケーブル用開口部55a周辺のスペースを効率良く利用して配置でき、メインハーネス91を外観から目立たなく配置できる。すなわち、傾斜部55bは、ケーブル用開口部55a近傍に配策されるメインハーネス91を、ケーブル用開口部55aから離間させるガイドとして機能する。
メインハーネス91がケーブル用開口部55aの縁等に接触する事態を抑制できるので、メインハーネス91に設けられる被覆層を薄くでき、メインハーネス91の大径化を回避し易くなる、と言うメリットも得られる。しかも、傾斜部55bを設けることによって、ケーブル用開口部55aの周辺を単純な平板形状にした場合と比べ、ケーブル用開口部55a周辺の強度を高め易くなる、といったメリットも得られる。
図7に示すように、傾斜部55bの一部には、車外に相当する下方から締結部材110が締結される。この締結部材110によって、傾斜部55bの裏側(前側下板部材55の上方に相当)に、所定部品111が固定される。所定部品111は、中空のフロントフレーム19内に配置される部品であり、本実施形態では、第2ブレーキケーブル101b,102bの支持に関わる支持部材112が取り付けられる部品である。なお、傾斜部55b以外の位置に、締結部材110を締結するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態の鞍乗り型車両10は、図6に示したように、車体フレーム11は、車外に向けて開口するケーブル用開口部55aを有し、ケーブル用開口部55aを、第一ケーブルに相当するブレーキケーブル101,102が通過する。ブレーキケーブル101,102の少なくとも一部は、車体フレーム11内部に配策され、ケーブル用開口部55aの車外側であって、ケーブル用開口部55aに対して垂直方向外側に相当する車体下方から視て、ケーブル用開口部55aと重なる位置に、第二ケーブルに相当するメインハーネス91が配置される。
なお、本説明の「ケーブル用開口部55aに対して垂直方向外側から視て」とは、「ケーブル用開口部55aの開口断面垂直視で」、と言うこともできるし、「ケーブル用開口部55aの軸線方向に沿って車外側から視て」、と言うこともできる。
この構成によれば、メインハーネス91によって、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入を抑制すると共に、ケーブル用開口部55aの外観露出を抑制することができる。したがって、ケーブル用開口部55aを、グロメットや外部カバーで覆う構成と比べ、部品点数を低減できると共に、部品コストの上昇を避けやすくなる。したがって、簡易な構成で、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入を抑制し、ケーブル用開口部55aの外観露出を抑制することができる。
また、図6に示したように、ケーブル用開口部55aの周囲に設けられる固定部材78には、ブレーキケーブル101,102と、メインハーネス91と、ケーブル用開口部55aの車外側に配置される第三ケーブルに相当するスロットルワイヤ100とが保持される。そして、ケーブル用開口部55aに対して垂直方向外側から視て、スロットルワイヤ100、ブレーキケーブル101,102、及びメインハーネス91の順に並んでいる。
この構成によれば、ブレーキケーブル101,102のケーブル用開口部55aへのアクセスをスムーズにしながら、スロットルワイヤ100及びメインハーネス91によって、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入を効果的に抑制しかつ、ケーブル用開口部55aの外観露出を抑制することができる。
また、図4及び図5に示したように、固定部材78は、第二ケーブル保持具78bによって、メインハーネス91をケーブル用開口部55aに近づける方向である後上方に向けて保持している。換言すると、固定部材78は、ケーブル用開口部55aの側断面視で、メインハーネス91を、ケーブル用開口部55aに近接させる向きで保持している。
この構成によれば、メインハーネス91をケーブル用開口部55aに近づけることができ、メインハーネス91によって、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入を抑制する効果、及び、ケーブル用開口部55aの外観露出を抑制する効果をより得やすくなる。
さらに、図6に示したように、ケーブル用開口部55aにおける車外かつ一端側に相当する前側に、固定部材78が設けられ、ケーブル用開口部55aにおける車外かつ他端側に相当する後側に、メインハーネス91を、ケーブル用開口部55aから離間させるガイドとして機能する傾斜部55bが設けられる。
この構成によれば、メインハーネス91をケーブル用開口部55aに近づけて配置しても、傾斜部55bによって、メインハーネス91がケーブル用開口部55aの縁等に接触しないようにできる。したがって、メインハーネス91に設けられる被覆層を薄くし、メインハーネス91の大径化を抑制し易くなる。メインハーネス91の大型化を抑制することで、メインハーネス91の配置スペースを確保し易くなり、メインハーネス91を配策し易くなる。
本発明のガイドは、上記傾斜部55bの形状に限定しなくてもよい。本発明のガイドには、第二ケーブルとしてのメインハーネス91を、ケーブル用開口部55aから離間させる形状を広く適用可能である。
また、図4に示したように、車体フレーム11は中空であり、ケーブル用開口部55aは、中空の車体フレーム11における車体下方に向く面に設けられている。
この構成によれば、ケーブル用開口部55aが下方を向くので、上方からの塵埃や雨水がケーブル用開口部55aに進入し難くなる。これによっても、ケーブル用開口部55aへの塵埃等の進入を抑制し易くなり、ケーブル用開口部55aの外観露出を抑制し易くなる。
また、ブレーキケーブル101を構成する第1及び第2ブレーキケーブル101a,101b同士、及び、ブレーキケーブル102を構成する第1及び第2ブレーキケーブル102a,102b同士をそれぞれ接続するジョイント部78aを備え、ジョイント部78aが固定部材78に支持されている。
この構成によれば、ジョイント部78aを用いずにブレーキケーブル101,102を固定部材78に支持する場合と比べて、ブレーキケーブル101,102をより強固に保持できると共に、ブレーキケーブル101,102の支持強度の向上、及び、組み付け性の向上を図りやすくなる。
なお、上述の実施形態は本発明の一態様を示すものであり、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、中空のフロントフレーム19の下面に、ブレーキケーブル101,102が通過するケーブル用開口部55aを形成する場合を例示したが、ケーブル用開口部55aの位置は適宜に変更してもよい。また、ケーブル用開口部55aの位置、及び、各ケーブル101,102,91,100の位置に合わせて、固定部材78の位置や、ケーブル保持具(ジョイント部78a、第二ケーブル保持具78b、及び第三ケーブル保持具78c)、及び傾斜部55bの位置も適宜に変更してもよい。
また、駆動装置として機能するパワーユニット12は、内燃機関を有する構成に限定されず、駆動モーター等の車体を駆動可能な駆動源を有する構成を広く適用可能である。また、本発明を、図1等に示す自動二輪車に適用する場合を説明したが、これに限定されず、本発明を、他の自動二輪車、及び、三輪タイプや四輪タイプを含む鞍乗り型車両に適用してもよい。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)車外に向けて開口する開口部を有する車体フレームと、前記開口部を通過する第一ケーブルとを備える鞍乗り型車両において、前記第一ケーブルの少なくとも一部は前記車体フレーム内部に配策され、前記開口部の車外側であって、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記開口部と重なる位置に、前記第一ケーブルと異なる第二ケーブルが配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、開口部をグロメットや外部カバーで覆う構成と比べ、簡易な構成で、開口部への塵埃等の進入を抑制すると共に、開口部の外観露出を抑制することができる。
(構成2)前記開口部の周囲に設けられ、前記第一ケーブルと、前記第二ケーブルと、前記開口部の車外側に配置される第三ケーブルとを保持する固定部材を備え、前記開口部に対して垂直方向外側から視て、前記第三ケーブル、前記第一ケーブル、前記第二ケーブルの順に並ぶことを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、第一ケーブルの開口部へのアクセスをスムーズにしながら、第二ケーブル及び第三ケーブルによって、開口部への塵埃等の進入を抑制することができる。
(構成3)前記固定部材は、前記第二ケーブルを前記開口部に近づける方向に向けて保持することを特徴とする構成2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、第二ケーブルを開口部に近づけることができ、第二ケーブルによって、開口部への塵埃等の進入を抑制する効果、及び、開口部の外観露出を抑制する効果を効果的に高めることができる。
(構成4)前記開口部における車外かつ一端側に、前記固定部材が設けられ、前記開口部における車外かつ他端側に、前記第二ケーブルを、前記開口部から離間させるガイドが設けられていることを特徴とする構成2又は3に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、第二ケーブルを開口部に近づけて配置した際に、ガイドによって、第二ケーブルが開口部の縁等に接触しないようにでき、第二ケーブルの被覆層を薄くし、第二ケーブルの大径化を抑制し易くなる。
(構成5)前記車体フレームは中空であり、前記開口部は、前記車体フレームにおける車体下方に向く面に設けられていることを特徴とする構成1から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、上方からの塵埃や雨水が開口部に進入し難くなり、開口部周辺の第一から第三ケーブルによって開口部への塵埃等の進入を十分に抑制し易くなる。
(構成6)前記第一ケーブルを構成する複数のケーブル同士を接続するジョイント部を備え、前記ジョイント部が前記固定部材に支持されていることを特徴とする構成2から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、ジョイント部によって第一ケーブルを強固に保持できると共に、ジョイント部の位置が安定するので、第一ケーブルの組み付け性が向上する。
10 鞍乗り型車両
11 車体フレーム
12 パワーユニット(駆動装置)
17 シート
18 ヘッドパイプ
19 フロントフレーム
20 リアフレーム
55a ケーブル用開口部
55b 傾斜部(ガイド)
78 固定部材
91 メインハーネス(第二ケーブル)
100 スロットルワイヤ(第三ケーブル)
101,102 ブレーキケーブル(第一ケーブル)

Claims (7)

  1. 車外に向けて開口する開口部(55a)を有する車体フレーム(11)と、前記開口部(55a)を通過する第一ケーブル(101,102)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記第一ケーブル(101,102)の少なくとも一部は前記車体フレーム(11)内部に配され、
    前記開口部(55a)の車外側であって、前記開口部(55a)に対して垂直方向外側から視て、前記開口部(55a)と重なる位置に、前記第一ケーブル(101,102)と異なる第二ケーブル(91)が配置され
    前記車体フレーム(11)は中空であり、
    前記開口部(55a)は、前記車体フレーム(11)における車体下方に向く面に設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記開口部(55a)の周囲に設けられ、前記第一ケーブル(101,102)と、前記第二ケーブル(91)と、前記開口部(55a)の車外側に配置される第三ケーブル(100)とを保持する固定部材(78)を備え、
    前記開口部(55a)に対して垂直方向外側から視て、前記開口部(55a)に遠い側から、前記第三ケーブル(100)、前記第二ケーブル(91)、前記第一ケーブル(101,102)の順に並ぶことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記固定部材(78)は、前記第二ケーブル(91)を前記開口部(55a)に近づける方向に向けて保持することを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記開口部(55a)における車外かつ一端側に、前記固定部材(78)が設けられ、
    前記開口部(55a)における車外かつ他端側に、前記第二ケーブル(91)を、前記開口部(55a)から離間させるガイド(55b)が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記第一ケーブル(101,102)を構成する複数のケーブル同士を接続するジョイント部(78a)を備え、前記ジョイント部(78a)が前記固定部材(78)に支持されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 車外に向けて開口する開口部(55a)を有する車体フレーム(11)と、前記開口部(55a)を通過する第一ケーブル(101,102)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記第一ケーブル(101,102)の少なくとも一部は前記車体フレーム(11)内部に配され、
    前記開口部(55a)の車外側であって、前記開口部(55a)に対して垂直方向外側から視て、前記開口部(55a)と重なる位置に、前記第一ケーブル(101,102)と異なる第二ケーブル(91)が配置され
    前記開口部(55a)の周囲に設けられ、前記第一ケーブル(101,102)と、前記第二ケーブル(91)と、前記開口部(55a)の車外側に配置される第三ケーブル(100)とを保持する固定部材(78)を備え、
    前記開口部(55a)に対して垂直方向外側から視て、前記開口部(55a)に遠い側から、前記第三ケーブル(100)、前記第二ケーブル(91)、前記第一ケーブル(101,102)の順に並び、
    前記開口部(55a)における車外かつ一端側に、前記固定部材(78)が設けられ、
    前記開口部(55a)における車外かつ他端側に、前記第二ケーブル(91)を、前記開口部(55a)から離間させるガイド(55b)が設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  7. 車外に向けて開口する開口部(55a)を有する車体フレーム(11)と、前記開口部(55a)を通過する第一ケーブル(101,102)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記第一ケーブル(101,102)の少なくとも一部は前記車体フレーム(11)内部に配され、
    前記開口部(55a)の車外側であって、前記開口部(55a)に対して垂直方向外側から視て、前記開口部(55a)と重なる位置に、前記第一ケーブル(101,102)と異なる第二ケーブル(91)が配置され
    前記開口部(55a)の周囲に設けられ、前記第一ケーブル(101,102)と、前記第二ケーブル(91)と、前記開口部(55a)の車外側に配置される第三ケーブル(100)とを保持する固定部材(78)を備え、
    前記開口部(55a)に対して垂直方向外側から視て、前記開口部(55a)に遠い側から、前記第三ケーブル(100)、前記第二ケーブル(91)、前記第一ケーブル(101,102)の順に並び、
    前記第一ケーブル(101,102)を構成する複数のケーブル同士を接続するジョイント部(78a)を備え、前記ジョイント部(78a)が前記固定部材(78)に支持されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
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