JP7341594B2 - シャント抵抗モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、シャント抵抗器を備えたシャント抵抗モジュールに関する。
例えば、パワー半導体装置等の電流を検出するために、シャント抵抗器が用いられる。
シャント抵抗器は、特許文献1に示すような面実装タイプや板状の構造体が知られている。
特開2013-201339号公報
パワー半導体装置等の高電圧用途(電流検出)において、大電流に対応したシャント抵抗器の構造が求められ、その結果、シャント抵抗器の寸法は大きくなり、基板に対する実装面積が増大する問題があった。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、小型化で、大電流に対応可能であり、精度良く電流検出を行うことができるシャント抵抗モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一態様のシャント抵抗モジュールは、複数の柱状の抵抗体及び、前記抵抗体の両端に電極を備えたシャント抵抗器と、前記抵抗体を収容可能な複数の貫通孔及び、前記貫通孔に挿入された前記シャント抵抗器の前記電極間の電圧を検出するための複数の電圧検出端子を備えた基板と、を具備し、各電圧検出端子は、前記シャント抵抗器の重心の近傍に集約されることを特徴とする。
本発明のシャント抵抗モジュールによれば、シャント抵抗器を構成する複数の柱状の抵抗体を、基板に設けられた各貫通孔に夫々収容し、また、複数の電圧検出端子を、シャント抵抗器の重心の近傍に集約した。これにより、小型化で、大電流に対応可能な構造にできるとともに、電圧検出端子に対し、シャント抵抗器に電流が流れた際に生じる磁束の影響を低減することができ、精度良く電流検出を行うことが可能である。
図1Aは、第1の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの平面図であり、図1Bは、第1の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの裏面図である。 図1Aに示すA-A線に沿って切断し矢印方向から見たシャント抵抗モジュールの断面図である。 図3A及び図3Bは、基板に挿通されたシャント抵抗器を示す部分拡大断面図である。 磁束のキャンセル効果を説明するためのシャント抵抗モジュールの概念図である。 2個のシャント抵抗器と、電圧検出端子の配置例を示す部分拡大平面図である。 3個のシャント抵抗器と、電圧検出端子の配置例を示す部分拡大平面図である。 4個のシャント抵抗器と、電圧検出端子の配置例を示す部分拡大平面図である。 8個のシャント抵抗器と、電圧検出端子の配置例を示す部分拡大平面図である。 図9Aは、電圧検出端子からの信号線の取り出し位置を説明するためのシャント抵抗モジュールの概念図(斜視図)であり、図9Bは、図9Aの断面模式図である。 図10Aは、信号線の引き出し例を示す内層面図であり、図10Bは、GND線の引き出し例を示す内層面図であり、図10Cは、積層基板の断面模式図である。 信号線を基板の表面から取り出した変形例を示すシャント抵抗モジュールの概念図である。 第2の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの概念斜視図である。 第3の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの分解斜視図である。 図14Aは、第3の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの表面斜視図であり、図14Bは、裏面斜視図である。 第3の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールを裏面から見た分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係るシャント抵抗モジュールについて説明する。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、大電流に対応すべく、シャント抵抗器を、基板に平面的に配置する構成から基板に挿通する構成に変更するとともに、シャント抵抗器に電流が流れた際に生じる、電圧検出端子への磁束の影響を抑制すべく本発明を開発するに至った。
すなわち、本実施の形態のシャント抵抗モジュールは、
(1)複数の柱状の抵抗体及び、抵抗体の両端に電極を備えたシャント抵抗器と、
(2)抵抗体を収容可能な複数の貫通孔及び、貫通孔に挿入されたシャント抵抗器の電極間の電圧を検出するための複数の電圧検出端子を備えた基板と、を具備し、
(3)各電圧検出端子は、シャント抵抗器の重心の近傍に集約される、ことを特徴とする。
以下、第1の実施の形態のシャント抵抗モジュール1の構造について説明する。
<第1の実施の形態のシャント抵抗モジュール1>
図1Aは、第1の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの平面図であり、図1Bは、第1の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの裏面図である。図2は、図1Aに示すA-A線に沿って切断し矢印方向から見たシャント抵抗モジュールの断面図である。図3A及び図3Bは、基板に挿通されたシャント抵抗器を示す部分拡大断面図である。
図1A、図1B及び図2に示すように、シャント抵抗モジュール1は、複数のシャント抵抗器2と、シャント抵抗器2の抵抗体4を収容可能に支持する基板3と、を具備する。
(シャント抵抗器2)
図3A及び図3Bに示すように、シャント抵抗器2は、高さ方向(Z方向)に高さを有する柱状(棒状)であり、例えば、円柱形状で形成される。
シャント抵抗器2は、柱状の抵抗体4と、抵抗体4の上下両端に配置される第1の電極5及び第2の電極6を有して構成される。第1の電極5及び第2の電極6は、抵抗体4より電気抵抗値が低い。材質を限定するものではないが、例えば、抵抗体4は、Cu-Ni系、Cu-Mn系、Ni―Cr系等の金属であり、電極5、6は、Cu等の金属である。図3Aでは、抵抗体4の上端に位置する第1の電極5の径が、抵抗体4の径よりも大きく、また、基板3に形成された貫通孔7の径よりも大きい。また、図3Aでは、抵抗体4の下端に位置する第2の電極6の径は、抵抗体4の径と略同一である。上記したように、第1の電極5の径は、基板3の貫通孔7の径より大きいため、シャント抵抗器2を基板3の貫通孔7に挿入すると、第1の電極5は、基板3の表面3aに引っかかり抜け止めとなる。図3Aに示すように、シャント抵抗器2の第1の電極5は、基板3の表面3aに形成された表面導通部10に半田層20を介して電気的に接続される。また、シャント抵抗器2の第2の電極6は、基板3の裏面3bに形成された裏面導通部11に半田層20を介して電気的に接続される。図3Aに示すように、抵抗体4は、貫通孔7内に収容される。
図3Aでは、第2の電極6と、基板3の貫通孔7との間に多少の隙間が空く場合でも、貫通孔7内に収容された抵抗体4に半田が乗らないように保護されており、抵抗特性に影響を与えない。
図3Bに示すシャント抵抗器2の第2の電極6は、図3Aと異なって、抵抗体4の径より多少大きいが、第1の電極5の径に比べて小さい。例えば、図3Bに示す第2の電極6の径は、貫通孔7の径と略同一である。これにより、シャント抵抗器2を第2の電極6側から貫通孔7へ挿入することができる。図3Bでは、シャント抵抗器2を貫通孔7へ挿入した状態では、第2の電極6の一部が、基板3の貫通孔7内に入っている。第2の電極6は、貫通孔7との隙間を埋めており、半田層20が、該隙間へ侵入するのを効果的に防止するとともに、第2の電極6と裏面導通部11との間を半田層20を介して適切に導通接続することができる。
(基板3)
図1A、図1B及び図2に示すように、基板3には、シャント抵抗器2の抵抗体4を収容可能な複数の貫通孔7と、複数の電圧検出端子8が形成されている。基板3は、例えば、プリント基板であり、基板3の表面3a或いは裏面3bには、シャント抵抗器2の他に図示しない各種電子部品が搭載されている。
図1A及び、図1Bに示す実施の形態では、基板3に支持されるシャント抵抗器2の数は4個であるため、基板3にも4個の貫通孔7が形成される。各貫通孔7は、基板3の表面(第1の面)3aから、表面3aに相対向する裏面(第2の面)3bにかけて形成される。図2に示すように、表面3aと裏面3bは、XY平面に平行な面であることが好ましい。
基板3の表面3aには、図3Aに示す表面導通部10が設けられており、基板3の裏面3bには、図3Aに示す裏面導通部11が設けられている。表面導通部10は、バスバー等の外部配線部材14を電気的に接続するための導通設置部12に連続しており(図2参照)、表面導通部10は、第1の電極5と半田付けする貫通孔7の周囲領域を除いて絶縁層21で覆われている。裏面導通部11も第2の電極6と導通する箇所などを除いて絶縁層で覆われている。
図2に示すように、各シャント抵抗器2が、基板3の各貫通孔7に挿通されて抵抗体4が貫通孔7に収容された状態で、各シャント抵抗器2の電極5、6が、表面導通部10及び裏面導通部11に夫々半田付けされて、電気的に接続される。
図1Aに示すように、貫通孔7から離れた位置に、導通設置部12が形成されている。導通設置部12には、例えば、基板3を貫通する固定穴12aが形成されている。図2のように、バスバー等の外部配線部材14を導通設置部12上に設置し、ネジ等の固定部材15を固定穴12aに通すことで、外部配線部材14を基板3上に適切に固定支持することができる。外部配線部材14を通して基板3に流れる電流は、表面導通部10-シャント抵抗器2-裏面導通部11の電流経路を経由する。
図1A、図1Bに示すように、基板3には、2個の電圧検出端子8a、8bが形成されている。これら電圧検出端子8a、8bは、例えば、基板3の表面3aから裏面3bにかけて形成されるスルーホールの内壁面に導通層が形成された構成である。第1の電圧検出端子8aは、表面導通部10と電気的に接続されるが、裏面導通部11とは電気的に接続されていない。図1Bに示すように、裏面導通部11と第1の電圧検出端子8aの間は電気的に遮断されている。一方、第2の電圧検出端子8bは、裏面導通部11と電気的に接続されるが、表面導通部10とは電気的に接続されていない。
図1Aに示すように、各電圧検出端子8a、8bからは夫々、基板3の内層面に沿って信号線16、17が引き出されており、例えば、これら信号線16、17は、基板3の裏面3b側で第1の外部接続端子23及び第2の外部接続端子24に電気的に接続されている。図1Bに示すように、基板3の裏面3bには、第1の外部接続端子23及び第2の外部接続端子24のほか、GND端子25が設けられる。なお、第1の外部接続端子23、第2の外部接続端子24及び、GND端子25は、基板3の表面3aに形成されてもよいし、基板3の表面3aと裏面3bとに分けて形成されてもよい。
第1の外部接続端子23及び、第2の外部接続端子24は、図示しない電流計に接続され、第1の外部接続端子23及び、第2の外部接続端子24との間の電圧値、すなわちシャント抵抗器2の電極5、6間の電圧値を計測する。本実施の形態では、4個のシャント抵抗器2の合成電圧値を計測することができる。このとき、シャント抵抗器2の抵抗体4の抵抗値は既知であるため、オームの法則により、電流値を検出することができる。このように、図1に示すシャント抵抗モジュール1は、電流検出装置として用いることができる。
図1等に示すように、本実施の形態では、シャント抵抗モジュール1に適用するシャント抵抗器2の抵抗体4は、柱状であるため、平板状の構成に比べて、小型化しつつ大きな断面積を確保でき、基板3への設置面積を広げることなく、大電流に対応することができる。また、本実施の形態では、柱状の抵抗体4を、基板3の貫通孔7へ収容する構成であるため、シャント抵抗モジュール1の低背化を実現することができる。加えて、本実施の形態では、柱状の抵抗体4を複数用いることで、抵抗値をより下げることができ、より効果的に大電流への対応が可能である。
(電圧検出端子8a、8bの配置について)
本実施の形態では、電圧検出端子8a、8bの配置を工夫して、シャント抵抗器2に電流が流れた際に生じる磁束の影響を極力受けない構造としている。磁束のキャンセル効果について、図4の概念図を用いて説明する。
図4では、2個のシャント抵抗器2が、基板3の表面3aと裏面3bとの間に、平面視にて間隔を空けて配置されている。なお、図4では、省略しているが、図3A及び、図3Bで説明したように、各シャント抵抗器2には、柱状の抵抗体4とその上下端に電極5、6が設けられている。図4では、シャント抵抗器2を棒状で図示したが、実際には、図3Aや図3Bの構造である。図4では、基板3の裏面3bから、各シャント抵抗器2を介して、基板3の表面3aに流れる電流経路Aを想定すると、各シャント抵抗器2を軸として各シャント抵抗器2の周囲には、右ねじの法則により、磁束(磁場)Bが生じる。電圧検出端子8が磁束の影響を受けると、電圧値が変動し、正確な電流値を計測できなくなるため、電圧検出端子8に対する磁束の影響を極力弱める必要がある。
図4の電流経路Aに示すように、各シャント抵抗器2には同じ方向に電流が流れるため、各シャント抵抗器2の周囲には同じ方向に磁束が生じる。そのため、各シャント抵抗器2の間の位置では、磁束の方向が逆になり打ち消し合うことから、図4に示すように、電圧検出端子8を、2個のシャント抵抗器2の間に配置することで、電圧検出端子8に対する磁束Bの影響を弱めることができる。好ましくは、電圧検出端子8を、2個のシャント抵抗器2の間の中心に配置することで、磁束Bのキャンセル効果が適切に発揮され、より効果的に、電圧検出端子8への磁束の影響を抑制することができる。
本実施の形態では、上記(3)に記載したように、各電圧検出端子8a、8bを、シャント抵抗器2の重心の近傍に集約させている。各電圧検出端子8a、8bの具体的な配置を、図5~図8を用いて説明する。
図5では、2個の貫通孔7に、シャント抵抗器2の抵抗体7を収容して2個のシャント抵抗器2を配置した例である。図5に示すように、各シャント抵抗器2は、Y方向に間隔を空けて配置されている。ここで、「重心」とは、物理的重心及び、幾何的重心のいずれの概念をも含む。図5に示すシャント抵抗器2の重心O1は、各シャント抵抗器2の中心O2から、各シャント抵抗器2の並び方向であるY方向に等距離にある位置を指す。なお、換言すれば、重心O1は、各貫通孔7の重心と読み替えることもできる。
そして、図5に示すように、2個の電圧検出端子8a、8bが、平面視にて、シャント抵抗器2の重心O1の近傍に集約されている。
図5に示すように、2個の電圧検出端子8a、8bは、重心O1を挟んでX方向(Y方向と直交する方向)に等距離に配置されている。換言すれば、電圧検出端子8a、8bの重心O3は、シャント抵抗器2の重心O1と一致している。
図6は、3個の貫通孔7に、シャント抵抗器2の抵抗体7を収容して3個のシャント抵抗器2を配置した例である。
図6では、3個のシャント抵抗器2の中心O2が、同心円C1上に120度ずつの間隔で配置されている。そして、2個の電圧検出端子8a、8bが、各シャント抵抗器2の中心O2から等距離にある重心O1の近傍に集約されている。各電圧検出端子8a、8bは、少なくとも同心円C1内に配置される。図6に示すように、2個の電圧検出端子8a、8bは、重心O1を挟んでY方向に等距離に配置されている。換言すれば、電圧検出端子8a、8bの重心O3は、シャント抵抗器2の重心O1と一致している。
図7は、4個の貫通孔7に、シャント抵抗器2の抵抗体7を収容して4個のシャント抵抗器2を配置した例である。図7では、4個のシャント抵抗器2の中心O2が、同心円C2上に90度ずつの間隔で配置されている。
図7では、4個のシャント抵抗器2が、X方向及びY方向にマトリクスに配置される。そして、2個の電圧検出端子8a、8bが、各シャント抵抗器2の中心O2から等距離にある重心O1の近傍に集約されている。各電圧検出端子8a、8bは、少なくとも同心円C2内に配置される。図7に示すように、2個の電圧検出端子8a、8bは、重心O1を挟んでY方向に等距離に配置されている。換言すれば、電圧検出端子8a、8bの重心O3は、シャント抵抗器2の重心O1と一致している。
図8は、8個の貫通孔7に、シャント抵抗器2の抵抗体7を収容して8個のシャント抵抗器2を配置した例である。
図8では、4個のシャント抵抗器2aの中心O2が、同心円C3上に90度ずつの間隔で配置され、X方向及びY方向にマトリクスに配置される。更に、その外側に、残り4個のシャント抵抗器2bの中心O2が、同心円C3よりも径の大きい同心円C4上に90度ずつの間隔で配置されており、シャント抵抗器2aとシャント抵抗器2bは45度ずつずれて配置されている。8個のシャント抵抗器2の物理的重心が、重心O1であり、2個の電圧検出端子8a、8bが、重心O1の近傍に集約されている。各電圧検出端子8a、8bは、少なくとも同心円C3内に配置される。図8に示すように、2個の電圧検出端子8a、8bは、重心O1を挟んでY方向に等距離に配置されている。換言すれば、電圧検出端子8a、8bの重心O3は、シャント抵抗器2の重心O1と一致している。
上記のした図5~図8の配置例では、いずれも各電圧検出端子8a、8bを、シャント抵抗器2の重心O1の近傍に集約しており、これにより、各電圧検出端子8a、8bに対する磁束の影響を効果的に抑制することができる。
また、上記のように、各電圧検出端子8a、8bの重心O3と、各シャント抵抗器2の重心O1とを一致させることで、より効果的に、磁束のキャンセル効果を高めることができ、高精度な電流検出を行うことが可能になる。
(信号線16、17の取り出し位置について)
本実施の形態では、各電圧検出端子8a、8bの配置を改良することに加え、各電圧検出端子8a、8bからの各信号線16、17の取り出し位置も改良した。
図9Aは、電圧検出端子から引き出される信号線の配置を説明するためのシャント抵抗モジュールの概念図(斜視図)であり、図9Bは、図9Aの断面模式図である。
図9A及び図9Bに示すように、各電圧検出端子8a、8bから引き出される信号線16、17を、基板3の厚み方向において同一高さから取り出す。本実施の形態では、各信号線16、17は、必ず同一高さから取り出すことが好ましい。各信号線16、17を同一高さから引き出すことで、電圧検出端子8aから信号線16への信号ラインが受ける磁束の強さと、電圧検出端子8bから信号線17への信号ラインが受ける磁束の強さを互いに近づけることができ、磁束キャンセル効果を最大限に利用できること且つ、発生する磁束に対してより影響を受けずに各信号線16、17を引き出すことで、磁束差をより効果的に小さくでき、より高精度な電流検出を行うことが可能になる。
各信号線16、17及び、GND線19の引き出しに関する具体的な構成について図10を用いて説明する。図10Aは、信号線の引き出し例を示す内層面図であり、図10Bは、GND線の引き出し例を示す内層面図であり、図10Cは、積層基板の断面模式図である。
図10Cに示すように、基板3は、複数の層30~33が積層された積層基板である。各電圧検出端子8a、8bから引き出される信号線16、17は、例えば、図10Cに示す層31と層32の間の同一の中央内層面31aに配置される。このように、信号線16、17は、同一高さから取り出されている。この実施の形態では、中央内層面31aは、基板3の厚み中心に位置している。図10Aに示すように、信号線16、17は、中央内層面31a上に、各電圧検出端子8a、8bから外部接続端子23、24(図1B参照)に繋がるスルーホール導通部22a、22bにまで引き出されている。図10A及び図10Bに示すように、各信号線16、17は、GND線19よりもできるだけ細いパターンで形成される。
また、図10Bに示すGND線19は、中央内層面31a以外の内層面に形成することができ、例えば、層30と層31の間の内層面30a上に形成される。図10Bに示すように、GND線19は、電圧検出端子8bからGND端子25(図1B参照)に繋がるスルーホール導通部22Cにまで引き出されている。
図9及び、図10では、各信号線16、17を基板3内の同一の内層面から引き出していたが、例えば、図11に示すように、各信号線16、17を、例えば、基板3の表面3aに沿って取り出すことも可能である。ただし、例えば、信号線16、17が、電流経路Aに対し垂直の方向(X方向)に引き出されると、電流経路Aを妨げることになるため、各信号線16、17の引き出し方向は、電流経路Aと同じ方向(図11では、Y方向)であることが好ましい。
<第2の実施の形態のシャント抵抗モジュール>
上記にて説明した第1の実施の形態のシャント抵抗モジュール1では、複数の電圧検出端子8a、8bが平面視にて、間隔を空けて配置されている。このとき、各電圧検出端子8a、8bが磁束の影響を受けにくいように、電圧検出端子8a、8bを、シャント抵抗器2の重心O1の近傍に集約させた。
一方、第2の実施の形態では、図12に示すように、第1の電圧検出端子8aと、第2の電圧検出端子8bと、シャント抵抗器2の重心O1とを、基板3の厚さ方向(Z方向)と同一直線L上に位置させている。このような構成は、基板3をビルドアップ配線基板とすることで、達成することができる。このように、第1の電圧検出端子8aと、第2の電圧検出端子8bを、シャント抵抗器2の重心O1と高さ方向(Z方向)で一致させることで、第1の電圧検出端子8aと、第2の電圧検出端子8bを、最も磁束をキャンセルできる中心位置に配置することができ、より高精度な電流検出を行うことが可能である。
<第3の実施の形態のシャント抵抗モジュール>
図13は、第3の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの分解斜視図である。図14Aは、第3の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールの表面斜視図であり、図14Bは、裏面斜視図である。図15は、第3の実施の形態に係るシャント抵抗モジュールを裏面から見た分解斜視図である。
図13に示すように、複数の柱状の抵抗体4の上端が、共通の第1の電極5に接続されている。一方、各抵抗体4の下端に第2の電極6が設けられている。このように、図13では、複数の抵抗体4を共通の第1の電極5に固定した一体型のシャント抵抗器2が構成される。シャント抵抗器の第1の電極の中央には、バスバー40を、固定部材41を用いて固定するための固定穴2cが形成されている。なお、この固定穴2cは、第1の電極5の途中まで形成され、貫通していない。
図13に示すように、基板3には、抵抗体4の数と同数の貫通孔7が形成されている。各貫通孔7は、第2の電極6と略同一の径、或いは、第2の電極6の径よりも大きい径で形成されている。この実施の形態では、貫通孔7と第2の電極6の径は略同一である。
図13に示すように、基板3の中心には、複数の電圧検出端子8a、8bが形成されている。電圧検出端子8a、8bの好ましい配置は、図7で説明した通りである。基板3の表面には、表面導通部10がパターン形成されている。表面導通部10は、シャント抵抗器2を設置した際に、シャント抵抗器2の第1の電極5と当接する。また、図15に示すように、基板3の裏面には、裏面導通部11が形成されている。なお、裏面導通部11は、第2の電極6との接続箇所を除いて、レジスト等の絶縁層で覆われている。また、図13に示すように、基板3の側面には、各電圧検出端子8a、8bから信号線16、17が引き出されている。
なお、図13では、基板3は、シャント抵抗器2の搭載部分のみ図示しており、実際は、もっと広い面積を有しており、図示しない各種電子部品が搭載されている。
図13に示すシャント抵抗器2の各抵抗体4及び各第2の電極6を各貫通孔7に通して、シャント抵抗器2を、基板3の表面に設置する。更に、第1の電極5と表面導通部10との間、及び第2の電極6と裏面導通部11との間を夫々半田付けすることで、図14に示すシャント抵抗モジュールが完成する。図14A及び図14Bに示す符号20は、半田層である。
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本実施の形態は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらに、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
下記に、上記実施の形態における特徴点を整理する。
上記実施の形態に記載のシャント抵抗モジュールは、複数の柱状の抵抗体及び、前記抵抗体の両端に電極を備えたシャント抵抗器と、前記抵抗体を収容可能な複数の貫通孔及び、前記貫通孔に挿入された前記シャント抵抗器の前記電極間の電圧を検出するための複数の電圧検出端子を備えた基板と、を具備し、各電圧検出端子は、前記シャント抵抗器の重心の近傍に集約される。
また、本実施の形態のシャント抵抗モジュールでは、前記シャント抵抗器の重心と、複数の前記電圧検出端子の重心とが一致していることが好ましい。
また、本実施の形態のシャント抵抗モジュールでは、前記電圧検出端子の夫々から信号線が、同一の高さ位置から引き出されることが好ましい。
また、本実施の形態のシャント抵抗モジュールでは、前記シャント抵抗器の重心と、各電圧検出端子とが、前記基板の高さ方向の同一線上で一致していることが好ましい。
以上説明したように、本発明のシャント抵抗モジュールは、小型化で、大電流に対応可能であり、精度良く電流検出を行うことができ、例えば、パワー半導体装置等の制御用途の電流検出、バッテリーのエネルギーマネジメントに適用することができる。
1 :シャント抵抗モジュール
2 :シャント抵抗器
3 :基板
4 :抵抗体
5 :第1の電極
6 :第2の電極
7 :貫通孔
8 :電圧検出端子
8a :第1の電圧検出端子
8b :第2の電圧検出端子
10 :表面導通部
11 :裏面導通部
12 :導通設置部
14 :外部配線部材
16 :信号線
17 :信号線
19 :GND線
20 :半田層
21 :絶縁層
22a、22b、22C :スルーホール導通部
23 :第1の外部接続端子
24 :第2の外部接続端子
25 :GND端子
30a :内層面
31a :中央内層面
40 :バスバー
41 :固定部材
A :電流経路
B :磁束
C1~c4 :同心円
C2 :同心円
C3 :同心円
C4 :同心円
L :同一直線
O1、O3 :重心
O2 :中心

Claims (4)

  1. 複数の柱状の抵抗体及び、前記抵抗体の両端に電極を備えたシャント抵抗器と、
    前記抵抗体を収容可能な複数の貫通孔及び、前記貫通孔に挿入された前記シャント抵抗器の前記電極間の電圧を検出するための複数の電圧検出端子を備えた基板と、を具備し、
    各電圧検出端子は、前記シャント抵抗器の重心の近傍に集約されることを特徴とするシャント抵抗モジュール。
  2. 前記シャント抵抗器の重心と、複数の前記電圧検出端子の重心とが一致していることを特徴とする請求項1に記載のシャント抵抗モジュール。
  3. 前記電圧検出端子の夫々から信号線が、同一の高さ位置から引き出されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシャント抵抗モジュール。
  4. 前記シャント抵抗器の重心と、各電圧検出端子とが、前記基板の高さ方向の同一線上で一致していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシャント抵抗モジュール。


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