JP7340917B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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また、吸収性本体の一対の防漏壁の各々が、吸収体の長さよりも長い有効長を有する弾性部材を含んでいる。その弾性部材の収縮により、各防漏壁を非常に高く起立させることができると共に、腹側部及び背側部における吸収体の縦方向の両外側に位置する部分を起立するような形状に変形させることができる。すなわち、横方向の両側の壁(防漏壁)に加え、縦方向の両側の壁(腹側部及び背側部の部分)も高く起立させて、多量の***物を安定的に収納し、保持することが可能な領域、すなわち大容量の収容領域を形成できる。
それにより、接合部を引き剥がす途中で中央部分に亀裂が進展しても、露出した吸収性物品の肌側の面から、収容領域の***物が外部に漏洩することを抑制できる。更に、収容領域に保持された***物の量が多く、吸収性物品が水平面(例示:床面)に対して傾いていても、収容領域から***物が漏洩して着用者の脚などに接触することを抑制できる。
それに加えて、接合部を引き剥がした後で、腹側部及び背側部の縦方向の両方の端縁における一対の防漏壁の間の部分を縦方向Lの両外側へ引っ張ることで、高く起立した一対の防漏壁の各々を横方向に互いに接近させて、その相対的な距離を互いに狭めることができる。すなわち、一対の防漏壁を互いに接触する又は重なるようにして、収容領域の少なくとも一部を肌面側から一対の防漏壁で覆うことができる。それにより、接合部を引き剥がした後でも、収容領域の***物が着用者の脚などに接触したり、床に落ちたりすることを抑制できる。
このように接合部を有する吸収性物品において、吸収性物品の取り外し時に、吸収性物品の肌側の面に保持された***物による汚染が生じることを抑制することができる。
本吸収性物品では、弾性部材の有効長が吸収性本体の長さの80%以上の長さである。そのため、一対の防漏壁、すなわち横方向の両側の壁をより高く起立させ、腹側部及び背側部の吸収体の両外側に位置する部分、すなわち縦方向の両側の壁をより高く起立させることができる。したがって、より多量の***物を収容可能にすることができ、収容領域の容量をより大きくできる。それにより、接合部を引き剥がしの途中や、引き剥がしの後でも、***物が収容領域から漏洩することをより抑制できる。
本吸収性物品では、防漏壁の自由端から固定端までの長さ(の下限)は50mm以上である。したがって、各防漏壁の起立の高さとして必要な高さを確保できると共に、接合部を引き剥がした後でも一対の防漏壁の各々で収容領域を肌面側から覆う幅として必要な幅を確保できる。それにより、接合部を引き剥がした後でも、***物が収容領域から漏洩することをより抑制できる。一方、防漏壁の自由端から固定端までの長さ(の上限)は防漏壁が大き過ぎて装着者が違和感を覚えることを抑制する観点から100mm以下である。
本吸収性物品では、一対の防漏壁の各々の壁部は、着用時に、基部の内側の部分と共に起立して、基部に対向する面(非肌側の面)とは反対側の面(肌側の面)で着用者の肌に当接する。また、壁部は、取り外し時に、横方向の内側に倒れて、向かい合うもう一方の壁部と横方向に互いに接触し又は重なることができる。すなわち、取り外し時に、収容領域を肌面側から一対の壁部で覆うことができる。それにより、接合部を引き剥がした後の取り外し時にも、収容領域の***物が着用者の脚などに接触したり、床に落ちたりすることをより抑制できる。
本吸収性物品では、結合部が、基部と壁部とを連接した連接端の横方向の外側の位置で、基部と壁部とを部分的に結合している。それにより一対の防漏壁の各々において、横方向の外側から見て窪んだ、したがって内側から見て突出した形状を形成できる。その内側から見て突出した凸部により、吸収性物品が水平面(例示:床面)に対して傾いても、凸部が防漏壁内の一種の堰となり、傾いた防漏壁から外側へ***物が漏洩することを抑制できる。それゆえ、例えば横臥した装着者からの吸収性物品の取り外しの場合でも、収容領域の***物が着用者の脚などに接触したり、床に落ちたりすることをより抑制できる。
本吸収性物品では、吸収体における中央領域の横方向の幅は、前方領域及び後方領域の横方向の幅よりも狭く、したがって中央領域の剛性が低い。そのため、吸収性物品を取り外したとき、***物の重みで吸収性物品が撓んで中央領域が大きく垂れ下がるので、中央領域の防漏壁を幅の狭い吸収体の端縁から起立させることができる。すなわち、中央領域における防漏壁の高さを実質的に高くすることができ、収容領域の容量を高めることができる。それにより、吸収性物品を取り外した直後などで、収容領域の***物が防漏壁から漏れて着用者の脚などに接触したり、床に落ちたりすることをより抑制できる。
本吸収性物品では、ウエスト側端部領域及びレッグ側端部領域の少なくとも一方における複数の融着部各々の剥離強度が相対的に高い。それにより、例えば、レッグ側端部領域の融着部の剥離強度が相対的に高い場合、ウエスト開口部の側から接合部の引き剥がしを行うとき、ウエスト側端部領域から中央領域まで、各融着部又はその周辺で腹側シート部材と背側シート部材とを一気に分離できる。それと共に、分離を中央領域からレッグ側端部領域へ移行させるとき、融着部の剥離強度が高まるため、腹側シート部材と背側シート部材との分離を自然に一旦停止することができる。すなわち、レッグ側端部領域における腹側シート部材と背側シート部材との分離前に、間を置くことができる。それにより、接合部全体を一気に引き剥がし切ることにより、吸収性物品の肌側の面が傾きつつ勢いよく露出して、防漏壁から***物が漏洩する、という事態を抑制できる。その後に、レッグ側端部領域における腹側シート部材と背側シート部材との分離を、各シートを把持する位置を変更したり、分離の速度を遅くしたりして、丁寧に行うことで、吸収性物品の肌側の面が露出しても、防漏壁から***物が漏洩する事態を抑制できる。ウエスト側端部領域の融着部の剥離強度が相対的に大きい場合、レッグ開口部の側から接合部の引き剥がしを行うときについても同様である。
剥離強度を高める方法としては、例えば、腹側シート部材及び背側シート部材の少なくとも一方の坪量を多くすることで融着部を厚く大きくする方法、又は、複数の融着部の各々のコア部(超音波ホーンの凸部)の形状の周の長さを長くする方法などが挙げられる。これらの方法は、安定的に融着部の剥離強度を高めることができる。
本吸収性物品では、腹側シート部材及び背側シート部材の少なくとも一方において、ウエスト側端部領域及びレッグ側端部領域の少なくとも一方における横方向の応力が中央領域における横方向の応力よりも大きくなっている。それにより、例えば、レッグ側端部領域の応力が相対的に大きい場合、ウエスト開口部の側から接合部の引き剥がしを行うとき、ウエスト側端部領域から中央領域まで、腹側シート部材と背側シート部材とを一気に分離した後、レッグ側端部領域へ入る前に分離を一旦停止する際に、接合部が部分的に引き剥がされていても、レッグ側端部領域の応力により、吸収性物品を着用者に装着した状態を維持できる。それにより、分離を一旦停止する際に、途中まで分離された吸収性物品が着用者の腰部からずり落ちて、防漏壁から***物が漏洩する、という事態を抑制できる。ウエスト側端部領域の応力が相対的に大きい場合、レッグ開口部の側から接合部の引き剥がしを行うときについても同様である。
応力を大きくする方法としては、例えば、腹側部及び背側部に、横方向に延在する弾性部材を多く配置する方法、又は、その弾性部材の太さや倍率を調整する方法が挙げられる。これらの方法は、安定的に応力を大きくすることができる。
本吸収性物品では、まず、右側及び左側の接合部の各々において、別々に、開始領域から終了領域へ向かって、腹側シート部材と背側シート部材とを互いに引き剥がす。そして、引き剥がしが終了領域に達したところで、終了領域の一部又は全部を残して、引き剥がしを一旦停止する。その後、右側及び左側の接合部において、同時に、ウエスト側端部領域の横方向の中央の部分を互いに離間するように引っ張って、腹側シート部材と背側シート部材とを縦方向に連続的に最後まで互いに引き剥がす。
このように、まず一部を残して左側及び右側の接合部をそれぞれ別々に破り、その後、前側及び後側のウエスト側端部領域を把持して一気に引っ張って残りの左側及び右側の接合部を同時に破る。それにより、防漏壁が傾いたりずれたりせずに、着用者の身体から簡単に取り外すことが出来る。
このとき、接合部を引き剥がす方法として、例えば、まず右側の接合部を一気に全部引き剥がし、その後に左側の接合部を一気に全部引き剥がす方法が考えられる。しかし、その場合には、右側の接合部を引き剥がした段階で、吸収性物品が右側に傾き、***物が右側に偏ってしまい、右側の防漏壁から***物が漏洩するおそれがある。
しかし、本使用方法では、例えば、まず一部を残して右側の接合部を破り、次に一部を残して左側の接合部を破る。したがって、この段階では、吸収性物品は右側及び左側のいずれにも傾かない。そして、その後、残りの左側及び右側の接合部を同時に破る。したがって、吸収性物品を傾かせることなく、一気に引き剥がすことができる。
それにより、吸収性物品が傾き、***物が偏ってしまい、防漏壁から***物が漏洩する、という事態を抑制できる。
弾性部材8d、8eとしては、例えば糸ゴムが挙げられ、図2の展開状態で所定の伸長状態になるように配置されている。弾性部材8d、8eが縦方向Lに収縮することにより、一対の防漏壁6a、6bが縦方向に収縮でき、それにより一対の防漏壁6a、6bが起立でき、一対の防漏壁6a、6b間に***物を収容可能な収容領域が形成される。
なお、本実施形態では、このような剥離の形態も融着部30の剥離といい、その剥離に関する剥離強度を融着部30の剥離強度という。
それにより接合部14a、14bを引き剥がす途中で腹側部11又は背側部13の中央部分や中間部12に亀裂が進展した場合でも、露出した使い捨ておむつ1の肌側の面から、収容領域Vの***物が外部に漏洩することを抑制できる。それに加え、収容領域Vに保持された***物の量が多く、使い捨ておむつ1が水平面(例示:床面)に対して傾いた場合でも、収容領域Vから***物が漏洩して着用者の脚などに接触することを抑制できる。
それに加え、図13に示すように、接合部14a、14bを引き剥がした後、腹側部11及び背側部13の縦方向Lの端部11e、13eにおける一対の防漏壁6a、6aの間の部分Z1、Z2を縦方向Lの両外側へ引っ張ることで、一対の防漏壁6a、6bの各々を横方向Wに互いに接近させ、その相対的な距離を互いに縮めることができる。すなわち、一対の防漏壁6a、6bを互いに接触する又は重なるようにして、収容領域Vの少なくとも一部を肌面側から一対の防漏壁6a、6bで覆うことができる。それにより、接合部14a、14bを引き剥がした後で、収容領域の***物が着用者の脚などに接触したり、床に落ちたりすることを抑制できる。
このように接合部14a、14bを有する使い捨ておむつ1において、使い捨ておむつ1の取り外し時に、使い捨ておむつ1の肌側の面に保持された***物による汚染が生じることを抑制することができる。
融着部の剥離強度は以下のようにして測定することができる。
(1)使い捨ておむつにおける接合部(腹側部のカバーシート(腹側シート部材)及び背側部のカバーシート(背側シート部材)を含む)の一部を含む部分を、縦方向L25mm×横方向W50mmの大きさで切り出し、試料とする。
(2)剥離試験用の試験機を使用し、切り出した試料の腹側部のカバーシート及び背側部のカバーシートにおける横方向Wの同じ側(切り出される前の使い捨ておむつの中央側)の端部を、試験機が備える二つのチャック(冶具)でそれぞれ把持する。ただし、把持するときのチャック間の距離(初期値)は予め30mmに設定されている。
(3)試験機にて、二つのチャックの間隔が拡がるように、二つのチャックを一定速度(例示:100mm/min)で引っ張って、接合部の腹側部のカバーシートと背側部のカバーシートとを180°方向に剥離させつつ、二つのチャックの間隔と二つのチャックに掛かる荷重Fを測定する。
(4)二つのチャック間に掛かる荷重Fと二つのチャックの間隔Dmとの関係に基づき、接合部の剥離強度を測定する。測定された荷重Fの最大値を剥離強度(N/25mm)とする。これにより接合部の縦方向L25mmの部分に含まれるn個の融着部30(例示:n=6)による接合に対する剥離強度が計測される。試料間での剥離強度の比較は、例えばn個分(nは自然数)の融着部30同士で比較することができる。あるいは、その剥離強度を個数nで割り、近似的に1個の融着部30の剥離強度に変換して試料間での剥離強度の比較を行ってもよい。
このとき、接合部14a、14bを引き剥がす方法として、例えば、まず右側の接合部14aを一気に全部引き剥がし、その後に左側の接合部14bを一気に全部引き剥がす方法が考えられる。しかし、その場合には、右側の接合部14aを引き剥がした段階で、使い捨ておむつ1が右側に傾き、***物が右側に偏ってしまい、右側の防漏壁6aから***物が漏洩するおそれがある。
しかし、本使用方法では、例えば、まず一部を残して右側の接合部を破り、次に一部を残して左側の接合部14bを破る。したがって、この段階では、使い捨ておむつ1は右側及び左側のいずれにも傾かない。そして、その後、左側及び右側の接合部14a、14b残りの部分を同時に破る。したがって、使い捨ておむつ1を傾かせることなく、一気に引き剥がすことができる。
それにより、使い捨ておむつ1が傾き、***物が偏ってしまい、防漏壁6a(、6b)から***物が漏洩する、という事態を抑制できる。
4 吸収体
6a、6b 防漏壁
8d、8e 弾性部材
10 吸収性本体
11 腹側部
13 背側部
11e、13e 端部
14a、14b 接合部
30 融着部
Claims (9)
- 互いに直交する縦方向、横方向及び厚さ方向を有し、腹側シート部材を含む腹側部と、背側シート部材を含む背側部と、一端を前記腹側部に、他端部を前記背側部にそれぞれ連結され、表面シートと吸収体と裏面シートとを前記厚さ方向にこの順で含む吸収性本体と、を備え、前記腹側部及び前記背側部における前記横方向の両端部同士が前記縦方向に沿って前記厚さ方向に重なり合った状態で互いに接合された接合部を含む吸収性物品であって、
前記接合部は、前記縦方向に沿って互いに離間しつつ配置された複数の融着部を含み、
前記複数の融着部の各々は、
前記腹側シート部材と前記背側シート部材とが互いに前記厚さ方向に融着されていて、前記厚さ方向における前記腹側部と前記背側部との境界から前記腹側部又は前記背側部の側にずれ、かつ、前記腹側シート又は前記背側シートにおける前記厚さ方向の端面よりも前記境界の側に位置するコア部と、
前記コア部の周縁から前記厚さ方向に筒状に延びるように、前記腹側シート部材と前記背側シート部材とが互いに前記厚さ方向に融着された周壁部と、
を含み、
前記吸収性本体は、肌側の前記横方向の両端部に互いに向かい合うように配置され、前記縦方向に沿って連続的に延在する一対の防漏壁を含み、
前記一対の防漏壁の各々は、シート状であり、前記縦方向に沿って配置された弾性部材を含み、
前記弾性部材が弾性体として機能する長さとしての有効長は、前記吸収体の前記縦方向の長さよりも長い、
吸収性物品。 - 前記有効長は、前記吸収性本体の前記縦方向の長さの80%以上の長さである、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記一対の防漏壁の各々は、
前記吸収性本体に固定された、前記横方向の一方の端縁である固定端と、
前記吸収性本体に固定されず、前記横方向の他方の端縁である自由端と、
を有し、
前記横方向において、前記一対の防漏壁の各々における前記自由端から、前記固定端までの長さは、50mm以上、100mm以下である、
請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 前記一対の防漏壁の各々は、
前記横方向において、少なくとも外側の端縁を前記吸収性本体に固定された基部と、
前記横方向において、内側の端縁を前記基部の内側の端縁に連接され、外側の端縁を移動自在とされ、着用時に起立する壁部と、
を含む、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記基部の肌側の面と前記壁部の非肌側の面との間に位置し、前記基部の前記横方向の内側の端縁と前記壁部の前記横方向の内側の端縁とが連接された連接端から、前記横方向に前記壁部及び前記基部より短い所定幅かつ前記縦方向に所定長さを有し、前記基部と前記壁部とを部分的に結合する結合部を備える、
請求項4に記載の吸収性物品。 - 前記吸収体は、前記縦方向の中央に位置する中央領域と、前記中央領域の前記縦方向の前方及び後方に位置する前方領域及び後方領域と、を有し、
前記中央領域の前記横方向の幅は、前記前方領域及び前記後方領域の前記横方向の幅よりも狭い、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性物品は、ウエスト開口部と、レッグ開口部と、を有し、
前記腹側部及び前記背側部は、前記縦方向において、中央の領域である中央領域、前記ウエスト開口部の側の端部の領域であるウエスト側端部領域、及び、前記レッグ開口部の側の端部の領域であるレッグ側端部領域に区画され、
前記接合部における前記ウエスト側端部領域及び前記レッグ側端部領域の少なくとも一方の前記複数の融着部各々の剥離強度は、前記中央領域における前記複数の融着部の各々の剥離強度よりも高い、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記腹側シート部材及び前記背側シート部材の少なくとも一方において、前記ウエスト側端部領域及び前記レッグ側端部領域の少なくとも一方における前記横方向の応力は、前記中央領域における前記横方向の応力よりも大きい、
請求項7に記載の吸収性物品。 - 請求項7又は8に記載の吸収性物品の使用方法であって、
前記吸収性物品を着用者から取り外すとき、前記横方向における右側及び左側の前記接合部の各々において、別々に、前記ウエスト側端部領域及び前記レッグ側端部領域のいずれか一方である開始領域から他方である終了領域へ向かって、前記接合部の前記腹側シート部材と前記背側シート部材とを、前記縦方向に連続的に互いに引き剥がし、前記終了領域に達したときに一旦停止するステップと、
前記腹側部及び前記背側部の各々における前記ウエスト側端部領域の前記横方向の中央の部分を互いに離間するよう引っ張って、前記終了領域において、前記横方向における右側及び左側の前記接合部の前記腹側シート部材と前記背側シート部材とを、同時に、前記縦方向に連続的に最後まで互いに引き剥がすステップと、
を備える、
吸収性物品の使用方法。
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