JP7339143B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7339143B2
JP7339143B2 JP2019222057A JP2019222057A JP7339143B2 JP 7339143 B2 JP7339143 B2 JP 7339143B2 JP 2019222057 A JP2019222057 A JP 2019222057A JP 2019222057 A JP2019222057 A JP 2019222057A JP 7339143 B2 JP7339143 B2 JP 7339143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber
holding groove
tip
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019222057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021092619A (ja
Inventor
裕紀 安田
知敬 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019222057A priority Critical patent/JP7339143B2/ja
Publication of JP2021092619A publication Critical patent/JP2021092619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7339143B2 publication Critical patent/JP7339143B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、2本の光ファイバの先端面同士を直接突き合せた状態で接続する光コネクタに関する。
この種の光コネクタとしては、特許文献1に開示されたものがある。この光コネクタ101は、図11に示すように、第1ハウジング102と、第1ハウジング102に保持された第1光ファイバ110と、第2ハウジング112と、前記第2ハウジング112に保持された第2光ファイバ120とを備えている。
第1ハウジング102は、第2ハウジング112側に突出する第1保持溝形成部103と、第1保持溝形成部103の先端まで形成された第1ファイバ保持溝104とを有する。第2ハウジング112は、第1ハウジング102側に突出する第2保持溝形成部113と、第2保持溝形成部113の先端まで形成された第2ファイバ保持溝114とを有する。第1保持溝形成部103と第2保持溝形成部113は、異なる高さに形成されている。
第1ハウジング102には、ファイバ結合過程の後半で、第2ハウジング112の第2保持溝形成部113の先端を押圧するテーパ状の押圧部105が設けられている。
第1光ファイバ110は、その先端面110aの位置を第1保持溝形成部103の先端より手前位置として第1ファイバ保持溝104に配置されている。第2光ファイバ120は、その先端面120aの位置を第2保持溝形成部113の先端より手前位置として第2ファイバ保持溝114に配置されている。
次に、第1ハウジング102と第2ハウジング112のファイバ結合過程の動作を説明する。図11(a)に示すように、第1ハウジング102と第2ハウジング112を近接する方向に移動する。
ここで、第1保持溝形成部103と第2保持溝形成部113が異なる高さであるため、第1光ファイバ110の先端部又は第2光ファイバ120に曲がり癖があっても、第2保持溝形成部113や第1保持溝形成部103の各先端に互いに干渉することなく近づく。
図11(b)に示すように、第1光ファイバ110の先端面110aと第2光ファイバ120の先端面120aが近接する位置まで移動が進むと、第2保持溝形成部113の先端が押圧部105に押圧されて上方に撓み変形する。これに倣って第2光ファイバ120も上方に撓み変形し、第2光ファイバ120の先端面120aが第1光ファイバ110の先端面110aと同じ高さに変移する。これにより、第1光ファイバ110の先端部が2ファイバ保持溝114の先端側に、第2光ファイバ120の先端部が第1ファイバ保持溝104の先端側にそれぞれ入り込む。
ここで、第1光ファイバ110の先端部が曲がり癖で第1ファイバ保持溝104にしっかり入り込んでいなくても、第2ファイバ保持溝114にガイドされて第1ファイバ保持溝104と第2ファイバ保持溝114の間に入り込み、挟み込まれる。第2光ファイバ120の先端部が曲がり癖で第2ファイバ保持溝114にしっかりと入り込んでいなくても、同様にして第1ファイバ保持溝104と第2ファイバ保持溝114の間に挟み込まれる。 つまり、第1光ファイバ110の先端面110aと第2光ファイバ120の先端面120aが調芯される。
その後の第1ハウジング102と第2ハウジング112の近接方向への移動によって、第1光ファイバ110と第2光ファイバ120の先端面110a、120a同士が突き当たる。
第1光ファイバ110と第2光ファイバ120の先端面110a、120a同士が突き当てられた後も、第1ハウジング102と第2ハウジング112の近接方向への移動が行われる。これにより、図11(c)に示すように、第2ファイバ120が屈曲し、これでファイバ結合過程が完了する。この第2光ファイバ120の屈曲変形を復帰させる力によって、第1光ファイバ110と第2光ファイバ120の先端面110a、120a同士を押圧する。
この従来例では、屈折率整合材を用いることなく簡易にコネクタ接続できる。又、上記したように、曲がり癖がある第1光ファイバ110や第2光ファイバ120であっても確実に調芯できる。
特許第6186617号公報
しかしながら、前記従来例では、第2光ファイバ120の先端部が第2保持溝形成部113に倣って曲がった状態でファイバ結合されるので、第1光ファイバ110と第2光ファイバ120の先端面110a、120a同士が角度を持って結合される。そのため、光の伝送損失が発生し、接続の信頼性が低下するという問題がある。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、曲がり癖がある第1光ファイバや第2光ファイバであっても確実に調芯でき、且つ、その先端面同士が角度を持たない状態で突き当てでき、接続の信頼性が高い光コネクタを提供することにある。
本発明の態様に係る光コネクタは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに保持された第1光ファイバと、第2ハウジングと、前記第2ハウジングに保持された第2光ファイバと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングのファイバ結合過程での相対移動をガイドする移動ガイド手段とを備え、前記第1ハウジングは、第1対向面が形成された第1保持溝形成部と、前記第1対向面に先端まで一直線に形成された第1ファイバ保持溝とを有し、前記第1光ファイバは、先端面の位置を前記第1ファイバ保持溝の先端より手前位置とし、且つ、前記第1対向面よりファイバ側周面が突出する状態で第1ファイバ保持溝に配置され、前記第2ハウジングは、第2対向面が形成された第2保持溝形成部と、前記第2対向面に先端まで一直線に形成された第2ファイバ保持溝とを有し、前記第2光ファイバは、先端面の位置を前記第2ファイバ保持溝の先端より手前位置とし、且つ、前記第2対向面よりファイバ側周面が突出する状態で第2ファイバ保持溝に配置され、前記移動ガイド手段は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングのファイバ結合過程では、前記第1保持溝形成部と前記第2保持溝形成部の先端が前記第2光ファイバと前記第1光ファイバの先端面の位置をそれぞれ超えるまで前記第1対向面と前記第2対向面の間の対向間隔を離間距離として相対移動させ、前記第1保持溝形成部と前記第2保持溝形成部の先端が前記第2光ファイバと前記第1光ファイバの先端面の位置を超えた位置では、前記第1対向面と前記第2対向面が近接する方向の変移により、前記第1光ファイバの前記第1対向面より突出した前記ファイバ側周面が前記第2ファイバ保持溝の先端側に、前記第2光ファイバの前記第2対向面より突出した前記ファイバ側周面が前記第1ファイバ保持溝の先端側にそれぞれ入り込む位置まで相対移動させ、一直線上に並んだ前記第1光ファイバと前記第2光ファイバの先端面同士が付き当たる位置まで相対移動させる構成である。
前記移動ガイド手段は、前記第1対向面と前記第2対向面のいずれか一方に設けられた凸部と、他方に設けられ、前記第1光ファイバの先端面と前記第2光ファイバの先端面が近接する位置で前記凸部が入り込み、且つ、前記第1光ファイバと前記第2光ファイバの先端面同士が突き当たる位置まで前記凸部の移動が可能である凹部とを有することが好ましい。
前記凹部は、前記第1光ファイバの先端面と前記第2光ファイバの先端面が近接する位置から前記第1光ファイバと前記第2光ファイバの先端面同士が突き当たる位置まで徐々に深くなるテーパ面を有することが好ましい。
前記移動ガイド手段は、前記凸部が前記第1対向面と前記第2対向面の双方に設けられ、前記凹部が前記第1対向面と前記第2対向面の双方に設けられていることが好ましい。
前記移動ガイド手段は、前記凸部と前記凹部の他に、前記凸部と前記凹部と同じガイド移動軌跡を持つ補助ガイド部を有することが好ましい。
本発明によれば、曲がり癖がある第1光ファイバや第2光ファイバであっても確実に調芯でき、且つ、その先端面同士が角度を持たない状態で突き当てでき、接続の信頼性が高い光コネクタを提供することができる。
第1実施形態を示し、光コネクタのファイバ結合過程の開始時の要部断面図である。 第1実施形態を示し、(a)は図1のIIa-IIa線に沿う第1保持溝形成部の断面図、(b)は図1のIIb-IIb線に沿う第2保持溝形成部の断面図、(c)は(a)のIIc部拡大図、(d)は(a)のIId部拡大図である。 第1実施形態を示し、第1ハウジングの第1保持溝形成部側(下面側)を見た図である。 第1実施形態を示し、第2ハウジングの第2保持溝形成部側(上面側)を見た図ある。 第1実施形態を示し、光コネクタのファイバ結合過程にあって凸部が凹部に入り込み始めた時の要部断面図である。 第1実施形態を示し、光コネクタのファイバ結合過程の結合完了時の要部断面図である。 第1実施形態を示し、(a)は図6のVIIa-VIIa線断面図、(b)は図7のVIIb部拡大図である。 第2実施形態を示し、光コネクタのファイバ結合過程の結合完了時の要部断面図である。 第3実施形態を示し、光コネクタのファイバ結合過程の結合完了時の要部断面図である。 第4実施形態を示し、光コネクタのファイバ結合過程の結合完了時の要部断面図である。 従来例を示し、(a)~(c)は光コネクタのファイバ結合過程の動作時をそれぞれ示す要部断面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係る光コネクタ1を詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る光コネクタ1は、図1~図7に示すように、第1ハウジング2と、第1ハウジング2に保持された第1光ファイバ10と、第2ハウジング12とを有する。又、光コネクタ1は、第2ハウジング12に保持された第2光ファイバ20と、第1ハウジング2とを有し、更に、第2ハウジング12のファイバ結合過程での相対移動をガイドする移動ガイド手段30を有する。
第1ハウジング2は、第1ベースハウジング2Aと、第1ベースハウジング2Aより第2ハウジング12側に突出する第1保持溝形成部3とを有する。第1ベースハウジング2Aは、第1保持溝形成部3に開口する第1ファイバ貫通穴7を有する。
第1保持溝形成部3は、その下面が第1対向面5に形成されている。第1保持溝形成部3は、第1対向面5に形成され、第1保持溝形成部3の突出方向の先端まで形成された第1ファイバ保持溝4を有する。
第1ファイバ貫通穴7と第1ファイバ保持溝4は、連続し、一直線上に配置されている。第1ファイバ保持溝4は、断面V字状の溝である(図2(c)参照)。詳細には、第1ファイバ保持溝4は、第1ファイバ保持溝4の長手方向に直交する方向の断面形状がV字状の溝である。
第1光ファイバ10は、第1ファイバ貫通穴7を貫通している。第1光ファイバ10は、その被覆部11(図3に示す)の箇所が第1ファイバ貫通穴7の一部に入り込み、この箇所で接着剤等によって第1ハウジング2に固定されている。第1ファイバ貫通穴7を貫通した第1光ファイバ10の先端部は、第1ファイバ保持溝4に配置されている。第1光ファイバ10は、その先端面10aの位置が第1ファイバ保持溝4の先端より手前位置に位置している。第1光ファイバ10の先端面10aの詳細な位置は、下記する。
第1光ファイバ10は、そのファイバ側周面10bの半分以上が第1対向面5より突出する状態で第1ファイバ保持溝4に配置されている(図2(c)参照)。
第2ハウジング12は、第2ベースハウジング12Aと、第2ベースハウジング12Aより第1ハウジング2側に突出する第2保持溝形成部13とを有する。第2ベースハウジング12Aは、第2保持溝形成部13に開口する第2ファイバ貫通穴17を有する。第2保持溝形成部13は、その上面が第2対向面15に形成されている。第2対向面15は、第1対向面5の下方に位置している。第2対向面15と第1対向面5は、互いに対向し、図6に示す調芯完了位置ではほぼ全域が対向配置される。
第2保持溝形成部13は、第2対向面15に形成され、第2保持溝形成部13の突出方向の先端まで形成された第2ファイバ保持溝14を有する。
第2ファイバ貫通穴17と第2ファイバ保持溝14は、連続し、一直線上に配置されている。第2ファイバ保持溝14は、断面V字状の溝である(図2(d)参照)。詳細には、第2ファイバ保持溝14は、第2ファイバ保持溝14の長手方向に直交する方向の断面形状がV字状の溝である。
第2光ファイバ20は、第2ファイバ貫通穴17を貫通している。第2光ファイバ20は、その被覆部21(図4に示す)の箇所が第2ファイバ貫通穴17の一部に入り込み、この箇所で接着剤等によって第2ハウジング12に固定されている。第2ファイバ貫通穴17を貫通した第2光ファイバ20の先端部は、第2ファイバ保持溝14に配置されている。第2光ファイバ20は、その先端面20aが第2ファイバ保持溝14の先端より手前位置に位置している。第2光ファイバ20の先端面20aの詳細な位置は、下記する。
第2光ファイバ20は、そのファイバ側周面20bの半分以上が第2対向面15より突出する状態で第2ファイバ保持溝14に配置されている(図2(d)参照)。
第1光ファイバ10の先端面10aと第2光ファイバ20の先端面20aの詳細な位置について説明する。図3に示すように、第1ハウジング2の第1保持溝形成部3には、第1ファイバ保持溝4を挟んで左右の外側に一対の第1マーク8が設けられている。この一対の第1マーク8は、第1保持溝形成部3の突出方向の全長をaとすると、第1保持溝形成部3の根元位置から(a/2+b)の配置される。つまり、第1光ファイバ10の先端面10aは、第1保持溝形成部3の中間よりもb寸法だけ先端寄りに配置される。
図4に示すように、第2ハウジング12の第2保持溝形成部13には、第2ファイバ保持溝14を挟んで左右の外側に一対の第2マーク18が設けられている。この一対の第2マーク18は、第2保持溝形成部13の突出方向の全長をaとすると、第2保持溝形成部13の根元位置から(a/2+b)の位置に設けられている。第2光ファイバ20の先端面は、この第2マーク18の位置に配置される。つまり、第2光ファイバ20の先端面20aは、第2保持溝形成部13の中間よりもb寸法だけ先端寄りに配置される。
第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の各先端面10a、20aを第1マーク8と第2マーク18の位置にそれぞれ位置させると、双方の第1ハウジング2と第2ハウジング12のファイバ結合過程では、次のような位置関係となる。第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士が突き当たり、且つ、第1保持溝形成部3の先端と第2ベースハウジング12Aとの間、及び、第2保持溝形成部13の先端と第1ベースハウジング2Aとの間に隙間d(図6参照)を形成する。
隙間dは、bの寸法によって形成される。bは、0.25mm以上が望ましい。0.25mm未満の場合、実装時のトレランス温度変化等により、隙間dを確保できずに第1光ファイバ10と第2光ファイバ20間の所望の荷重を加えることができない。場合によっては第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の双方の先端面10a、20a同士を当接できなくなるからである。
第1マーク8と第2マーク18は、形態を問わないが、相手側部材に干渉しない構造、例えば凹部、穴が望ましい。
第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の各先端面10a、20aの位置と下記する凸部31と凹部32の位置関係については、下記するファイバ結合動作で説明する。
移動ガイド手段30は、第1保持溝形成部3の第1対向面5に突設された一対の凸部31と、第2保持溝形成部13の第2対向面15に設けられた一対の凹部32とを有する。一対の凸部31は、第1ファイバ保持溝4を中心とする左右の外側位置に配置されている。一対の凹部32は、第2ファイバ保持溝14を中心とする左右の外側位置に配置されている。凸部31は、ファイバ結合過程で、第1光ファイバ10の先端面10aと第2光ファイバ20の先端面20aが近接する位置で凹部32に入り込むよう形成されている。
各凹部32は、凸部31が進入する側がテーパ面32aに形成されている。テーパ面32aによって凸部31が徐々に凹部32に入り込むようになっている。移動ガイド手段30におけるファイバ結合過程でのガイドについては、次のファイバ結合動作で説明する。
次に、第1ハウジング2と第2ハウジング12のファイバ結合動作を説明する。第1ハウジング2と第2ハウジング12は、互いに近接する方向に移動されると、図1に示すように、第1保持溝形成部3の一対の凸部31が第2保持溝形成部13の第2対向面15上を摺動する。
ここで、第1対向面5と第2対向面15の間の対向間隔は、第1光ファイバ10の先端部が曲がり癖で第1ファイバ保持溝4にしっかり入り込んでいなくても(第1ファイバ保持溝4より浮いていても)、干渉しない寸法に設定されている。従って、第1光ファイバ10又は第2光ファイバ20の各先端部に曲がり癖があっても、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の各先端面10a、20aが相手側の第2保持溝形成部13と第1保持溝形成部3の先端13a、3aに互いに干渉することなく近づく。
つまり、移動ガイド手段30は、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13の先端3a、13aが第2光ファイバ20と第1光ファイバ10の先端面10aの位置をそれぞれ超えるまで第1対向面5と第2対向面15の対向間隔を離間距離として相対移動させる。
第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13の先端3a、13aが第2光ファイバ20と第1光ファイバ10の先端面10aの位置をそれぞれ超えた位置に達する。換言すれば、第1光ファイバ10の先端面10aと第2光ファイバ20の先端面20aが近接する位置に達する。すると、図5に示すように、第1保持溝形成部3の凸部31が第2保持溝形成部13の凹部32に入り込み、凸部31が凹部32のテーパ面32aを摺動する。これにより、第1対向面5と第2対向面15が近接する方向に徐々に変移する。第1光ファイバ10の第1対向面5より突出したファイバ側周面10bが第2ファイバ保持溝14の先端側に、第2光ファイバ20の第2対向面15より突出したファイバ側周面20bが第1ファイバ保持溝4の先端側にそれぞれ徐々に入り込む。
ここで、第1光ファイバ10の先端部が曲がり癖で第1ファイバ保持溝4にしっかり入り込んでいなくても、第2ファイバ保持溝14にガイドされて第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14の間に入り込む。第2光ファイバ20の先端部が曲がり癖で第2ファイバ保持溝14にしっかりと入り込んでいなくても、同様にして第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14の間に入り込む。
そして、凸部31が凹部32のテーパ面32aを降下し終える位置では、第1光ファイバ10の先端側と第2光ファイバ20の先端側が第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14の双方でそれぞれ挟み込む(図7参照)。これにより、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20が一直線上に配置、つまり、第1光ファイバ10の光軸と第2光ファイバ20の光軸が同軸上に配置される。
凸部31が凹部32のテーパ面32aを降下し終える位置、又、凸部31が凹部32のテーパ面32aを降下して少し凹部32内を進んだ位置で、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士が調芯された状態で当接される。第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士は、双方の光軸が同軸上である状態で双方の先端面10a、20aが結合されるため、光の伝送損失の低下を極力防止できる。
第1ハウジング2と第2ハウジング12のファイバ結合完了時には、第1ハウジング2と第2ハウジング12の間に、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士を押圧する付勢力が作用する。これにより、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士の間に常に押圧力が作用するため、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士が常に付き当たっている状態を維持する。
第1実施形態に係る光コネクタ1では、第1ハウジング2と、第1ハウジング2に保持された第1光ファイバ10と、第2ハウジング12と、第2ハウジング12に保持された第2光ファイバ20とを備えている。これに加え、第1ハウジング2と第2ハウジング12のファイバ結合過程での相対移動をガイドする移動ガイド手段30を備えている。そして、第1ハウジング2は、第1対向面5が形成された第1保持溝形成部3と、第1対向面5に先端まで一直線に形成された第1ファイバ保持溝4とを有する。第1光ファイバ10は、先端面10aの位置を第1ファイバ保持溝4の先端より手前位置とし、且つ、第1対向面5よりファイバ側周面10bが突出する状態で第1ファイバ保持溝4に配置されている。第2ハウジング12は、第2対向面15が形成された第2保持溝形成部13と、第2対向面15に先端まで一直線に形成された第2ファイバ保持溝14とを有する。第2光ファイバ20は、先端面20aの位置を第2ファイバ保持溝14の先端より手前位置とし、且つ、第2対向面15よりファイバ側周面20bが突出する状態で第2ファイバ保持溝14に配置されている。移動ガイド手段30は、第1ハウジング2と第2ハウジング12のファイバ結合過程では、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13の先端3a、13aが第2光ファイバ20と第1光ファイバ10の先端面10aの位置をそれぞれ超えるまで第1対向面5と第2対向面15の対向間隔を離間距離として相対移動させる。次に、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13の先端3a、13aが第2光ファイバ20と第1光ファイバ10の先端面10aの位置をそれぞれ超えた位置では、第1対向面5と第2対向面15が近接する方向の変移により、第1光ファイバ10の第1対向面5より突出したファイバ側周面10bが第2ファイバ保持溝14の先端側に、第2光ファイバ20の第2対向面15より突出したファイバ側周面20bが第1ファイバ保持溝4の先端側にそれぞれ入り込む位置まで相対移動させる。次に、一直線上に並んだ第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士が突き当たる位置まで相対移動させる。
従って、曲がり癖がある第1光ファイバ10や第2光ファイバ20であっても確実にその先端面10a、20a同士を突き当て、且つ、その先端面10a、20a同士が角度を持たない状態で突き当てでき、接続の信頼性が高い光コネクタ1を提供することができる。
移動ガイド手段30は、第1ハウジング2と第2ハウジング12のファイバ結合過程では、第1対向面5と第2対向面15の間の対向間隔を離間距離から近接距離に第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13の相対移動をガイドすることによって行う、そのため、従来例の撓み変形による移動よりも大きな距離の移動が可能である。従って、大きな曲がり癖がある第1光ファイバ10や第2光ファイバ20にも対応可能である。
移動ガイド手段30は、第1対向面5に設けられた凸部31と、第2対向面15に設けられた凹部32とを有する。凹部32には、第1光ファイバ10の先端面10aと第2光ファイバ20の先端面20aが近接する位置で凸部31が入り込み、凹部32は、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士が突き当たる位置まで凸部31の移動が可能とする。
従って、凸部31は、第1光ファイバ10が配置される第1保持溝形成部3に設けられ、凹部32が第2光ファイバ20が配置される第2保持溝形成部13に設けられる。これにより、移動ガイド手段30が第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13以外の箇所に設けられる場合に比較し、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13の相対移動、ひいては、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の移動を精度良く正確に行える。
この第1実施形態と異なり、凸部31を第2保持溝形成部13に、凹部32を第1保持溝形成部3にそれぞれ設けても良い。つまり、移動ガイド手段30は、第1対向面5と第2対向面15のいずれか一方に設けられた凸部31と、他方に設けられた凹部32とを有する構成であれば良い。
凹部32は、第1光ファイバ10の先端面10aと第2光ファイバ20の先端面20aが近接する位置から第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士が突き当たる位置まで徐々に深くなるテーパ面32aを有する。
従って、第1光ファイバ10の先端部や第2光ファイバ20の先端部に曲がり癖がある場合に、第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14に徐々に導くことができる。そのため、第1光ファイバ10の先端部や第2光ファイバ20の先端部に極力ダメージを与えることなく、第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14の間に入り込ませることができる。
この第1実施形態と異なり、凹部32は凸部31の進入側をテーパ面32aとすることなく、テーパ面32aを形成しない構造であっても良い。
第1実施形態では、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の先端面10a、20a同士の間に作用させる押圧力は、付勢手段(例えばバネ)によって得ている。付勢手段(例えばバネ)に替えて、第1光ファイバ10、又は、第2ファイバ120、又は、第1光ファイバ10及び第2光ファイバ20の双方を屈曲し、この屈曲変形を復帰させる力によって得るように構成しても良い。
第1実施形態では、第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14はV字状の溝に形成されているが、U字状の溝であっても良い。
第1実施形態では、図7(b)に示すように、ファイバ結合完了時には、第1対向面5と第2対向面15は、隙間d1を介して対向配置されている。従って、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20は、そのファイバ側周面10b、20bが第1ファイバ保持溝4と第2ファイバ保持溝14に4点で押圧される状態で挟持されるため、ガタ付きがなく保持される。これにより、光損失の低下を極力防止できる。また、第1対向面5と第2対向面15は、隙間なく密着状態で対向配置させても良い。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る光コネクタ1が図8に示されている。この第2実施形態では、移動ガイド手段30は、前記第1実施形態の凸部31と凹部32の他に、凸部31と凹部32によるガイド移動軌跡と同じガイド移動軌跡を持つ補助ガイド部33を有する。補助ガイド部33は、補助凸部34と補助凹部35とを有する。補助凸部34と補助凹部35は、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13とは異なる部位に設けられている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。図面の同一箇所には同一符号を付して明確化を図る。
この第2実施形態では、移動ガイド手段30が第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13に凸部31と凹部32をそれぞれ有すると共に、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13とは別の部位にも補助凸部34と補助凹部35をそれぞれ有する。従って、第1実施形態に比べて、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の移動を精度良く正確に行うことができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る光コネクタ1が図9に示されている。この第3実施形態では、移動ガイド手段30は、前記第2実施形態と同様に、前記第1実施形態の凸部31と凹部32の他に、凸部31と凹部32によるガイド移動軌跡と同じガイド移動軌跡を持つ補助ガイド部33を有する。補助ガイド部33は、ガイドピン36とガイドピン36が移動するガイド溝37である。ガイドピン36とガイド溝37は、第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13とは別の部位に設けられている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。図面の同一箇所には同一符号を付して明確化を図る。
この第3実施形態では、移動ガイド手段30は、異なる構造の2組を有するため、第1実施形態に比べて、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の移動を精度良く正確に行うことができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る光コネクタ1が図10に示されている。この第4実施形態では、移動ガイド手段30は、一対の凸部31が第1対向面5と第2対向面15の双方に設けられ、一対の凹部32が第1対向面5と第2対向面15の双方に設けられている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。図面の同一箇所には同一符号を付して明確化を図る。
この第4実施形態では、移動ガイド手段30が第1保持溝形成部3と第2保持溝形成部13に凸部31と凹部32をそれぞれ有するため、第1実施形態に比べて、第1光ファイバ10と第2光ファイバ20の移動を精度良く正確に行うことができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
1 光コネクタ
2 第1ハウジング
3 第1保持溝形成部
4 第1ファイバ保持溝
5 第1対向面
10 第1光ファイバ
10a 先端面
10b ファイバ側周面
12 第2ハウジング
13 第2保持溝形成部
14 第2ファイバ保持溝
15 第2対向面
20 第2光ファイバ
20a 先端面
20b ファイバ側周面
30 移動ガイド手段
31 凸部
32 凹部
32a テーパ面
33 補助ガイド部

Claims (4)

  1. 第1ハウジングと、前記第1ハウジングに保持された第1光ファイバと、第2ハウジングと、前記第2ハウジングに保持された第2光ファイバと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングのファイバ結合過程での相対移動をガイドする移動ガイド手段とを備え、
    前記第1ハウジングは、第1対向面が形成された第1保持溝形成部と、前記第1対向面に先端まで一直線に形成された第1ファイバ保持溝とを有し、
    前記第1光ファイバは、先端面の位置を前記第1ファイバ保持溝の先端より手前位置とし、且つ、前記第1対向面よりファイバ側周面が突出する状態で第1ファイバ保持溝に配置され、
    前記第2ハウジングは、第2対向面が形成された第2保持溝形成部と、前記第2対向面に先端まで一直線に形成された第2ファイバ保持溝とを有し、
    前記第2光ファイバは、先端面の位置を前記第2ファイバ保持溝の先端より手前位置とし、且つ、前記第2対向面よりファイバ側周面が突出する状態で第2ファイバ保持溝に配置され、
    前記移動ガイド手段は、前記第1対向面と前記第2対向面のいずれか一方に設けられた凸部と、他方に設けられ、前記第1光ファイバの先端面と前記第2光ファイバの先端面が近接する位置で前記凸部が入り込み、且つ、前記第1光ファイバと前記第2光ファイバの先端面同士が突き当たる位置まで前記凸部の移動が可能である凹部とを有し、
    前記移動ガイド手段は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングのファイバ結合過程では、前記第1保持溝形成部と前記第2保持溝形成部の先端が前記第2光ファイバと前記第1光ファイバの先端面の位置を超えるまで前記第1対向面と前記第2対向面の間の対向間隔を離間距離として相対移動させ、
    前記第1保持溝形成部と前記第2保持溝形成部の先端が前記第2光ファイバと前記第1光ファイバの先端面の位置を超えた位置では、前記第1対向面と前記第2対向面が近接する方向の変移により、前記第1光ファイバの前記第1対向面より突出した前記ファイバ側周面が前記第2ファイバ保持溝の先端側に、前記第2光ファイバの前記第2対向面より突出した前記ファイバ側周面が前記第1ファイバ保持溝の先端側にそれぞれ入り込む位置まで相対移動させ、
    一直線上に並んだ前記第1光ファイバと前記第2光ファイバの先端面同士が突き当たる位置まで相対移動させる光コネクタ。
  2. 前記凹部は、前記第1光ファイバの先端面と前記第2光ファイバの先端面が近接する位置から前記第1光ファイバと前記第2光ファイバの先端面同士が突き当たる位置まで徐々に深くなるテーパ面を有する請求項記載の光コネクタ。
  3. 前記移動ガイド手段は、前記凸部が前記第1対向面と前記第2対向面の双方に設けられ、前記凹部が前記第1対向面と前記第2対向面の双方に設けられている請求項又はに記載の光コネクタ。
  4. 前記移動ガイド手段は、前記凸部と前記凹部の他に、前記凸部と前記凹部と同じガイド移動軌跡を持つ補助ガイド部を有する請求項のいずれか一項に記載の光コネクタ。
JP2019222057A 2019-12-09 2019-12-09 光コネクタ Active JP7339143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019222057A JP7339143B2 (ja) 2019-12-09 2019-12-09 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019222057A JP7339143B2 (ja) 2019-12-09 2019-12-09 光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021092619A JP2021092619A (ja) 2021-06-17
JP7339143B2 true JP7339143B2 (ja) 2023-09-05

Family

ID=76312318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019222057A Active JP7339143B2 (ja) 2019-12-09 2019-12-09 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7339143B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243984A (ja) 2001-02-22 2002-08-28 Murata Mfg Co Ltd 光ファイバコネクタ
JP2015014660A (ja) 2013-07-04 2015-01-22 矢崎総業株式会社 光コネクタ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4186997A (en) * 1977-02-14 1980-02-05 Amp Incorporated Overlap type waveguide connector assembly and method
GB1576459A (en) * 1977-04-28 1980-10-08 Standard Telephones Cables Ltd Optical fibres connectors
JPS5421356A (en) * 1977-07-18 1979-02-17 Mitsubishi Electric Corp Optical fiber connector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243984A (ja) 2001-02-22 2002-08-28 Murata Mfg Co Ltd 光ファイバコネクタ
JP2015014660A (ja) 2013-07-04 2015-01-22 矢崎総業株式会社 光コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021092619A (ja) 2021-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6441804B2 (ja) 光コネクター
JP5053709B2 (ja) 光接続部材
JP3760376B2 (ja) 光ファイバコネクタ
US9606300B2 (en) Adapter and optical connector coupling system
US8118495B2 (en) Method of assembling an optical connector and an optical connector
US8480311B2 (en) Optical connector, method of attaching the optical connector to coated optical fiber, and optical connection member
CN103597389A (zh) 具有开放的光纤夹紧槽的光纤连接器套圈
WO1998040772A1 (fr) Element de transmission optique et son procede de production
WO2017163880A1 (ja) 光コネクタフェルール
US7407333B2 (en) Optical fiber fixing system, optical fiber butting system and optical fiber fusion-splicing system
JP5705602B2 (ja) 光コネクタ
JP4535340B2 (ja) 光ファイバ固定組立体
JP5074806B2 (ja) メカニカルスプライスの組立方法
JP7339143B2 (ja) 光コネクタ
JP6672246B2 (ja) 光ファイバ付きフェルール及び光ファイバ付きフェルールの製造方法
JP4424085B2 (ja) 光ファイバ接続器
JP7339144B2 (ja) 光コネクタ
JP5074805B2 (ja) メカニカルスプライスの組立方法
US20200310044A1 (en) Optical connector ferrule and optical connector
US11280963B2 (en) Optical fiber clamp
JP6186617B2 (ja) 光コネクタ
JP3681641B2 (ja) 光ファイバ接続器
JP7123857B2 (ja) フェルール、ファイバ付きフェルール及びファイバ付きフェルールの製造方法
WO2023074563A1 (ja) 光コネクタおよびプラグ
JP4576163B2 (ja) 光学接続方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7339143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150