JP7334744B2 - テープカートリッジ - Google Patents

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Description

本技術は、例えば磁気テープを巻装したリールを回転可能に収容するテープカートリッジに関する。
従来より、コンピュータ等の外部記録媒体として使用されている磁気テープカートリッジには、磁気テープを巻装した単一のテープリールをカートリッジケース内に回転自在に収容したタイプのものが知られている。この種の磁気テープカートリッジは、コンピュータ等のデータ保存用として用いられ、重要かつ膨大な情報が記録されているため、落下等の衝撃で使用不能にならない構造である必要がある。
上述の単一リール型の磁気テープカートリッジは、カートリッジの非使用時、カートリッジケースの内部におけるテープリールの回転による磁気テープの弛みを防止するために、テープリールの回転を抑止するリールロック機構が設けられている。このリールロック機構は、磁気テープカートリッジの種類に応じて異なる構成を有し、例えば、LTO(リニアテープオープンカートリッジ)タイプの磁気テープカートリッジにおいては、テープリールのリールハブの内部にリールロック機構が設けられている(例えば特許文献1参照。)。
特開2009-76160号公報
上述した従来の磁気テープカートリッジにおいては、テープリールをテープ弛み方向に回した際や輸送時の振動や衝撃などが加わった際、瞬間的にリールロック機構が解除されてしまい、予期せぬテープ弛みを発生することがあった。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、振動や衝撃に起因するテープの弛みを防止することができるテープカートリッジを提供することにある。
本技術の一形態に係るテープカートリッジは、テープリールと、カートリッジケースと、リールロック部材とを具備する。
前記テープリールは、テープを巻装した有底円筒形状のリールハブを有する。
前記カートリッジケースは、上シェルと、下シェルとを有する。前記上シェルは、前記リールハブの底部の中心に向かって突出する第1突起部と、前記第1突起部の周囲に配置された複数の第2突起部とを有する。前記下シェルは、前記上シェルに結合される。前記カートリッジケースは、前記テープリールを一軸周りに回転可能に収容する。
前記リールロック部材は、前記リールハブの内部に配置される。前記リールロック部材は、前記第1突起部と嵌合する第1筒部と前記複数の第2突起部と嵌合する複数の第2筒部とを有する第1の面と、前記リールハブの底部に係合可能な第2の面とを有する。前記リールロック部材は、前記第2の面が前記リールハブの底部と係合するロック位置と、前記第2の面と前記リールハブの底部との係合が解除されたロック解除位置との間で前記一軸方向に移動可能である。
上記テープカートリッジにおいては、上シェルに対するリールロック部材の位置決め精度が向上し、テープリールをロック位置に安定に保持される。これにより、輸送時の振動や落下衝撃に起因するテープの弛みを防止することができる。
前記第1突起部及び前記複数の第2突起部は、それぞれ円筒形状を有し、前記第1筒部及び前記複数の第2筒部は、それぞれ角筒形状を有してもよい。
前記複数の第2筒部は、前記第1筒部の周囲に等角度間隔で配置された4つの筒部であってもよい。
前記第1筒部は4つの側面を有し、前記4つの側面は、前記4つの筒部それぞれの1つの側面を構成してもよい。
前記第1突起部及び前記複数の第2突起部は、それぞれ同一の外径を有してもよい。
前記第1突起部は、前記第1筒部の各側面に向かって突出する複数のリブを有してもよい。
前記第1筒部は、前記複数のリブと対向する複数の突部を有してもよい。
前記複数の第2突起部の先端は、前記一軸方向とのなす角が15°以下のテーパ形状を有してもよい。
前記テープカートリッジは、コイルスプリングをさらに具備してもよい。前記コイルスプリングは、前記上シェルと前記リールロック部材との間に配置され、前記リールロック部材を前記ロック位置へ付勢する。前記リールロック部材は、前記複数の第2筒部の周囲に配置され前記コイルスプリングの内径部に対向する複数の突出部をさらに有する。
前記リールロック部材は、前記複数の突出部の周囲に配置され前記コイルスプリングの外径部に対向する環状リブをさらに有してもよい。
前記テープカートリッジは、リールロック解除部材をさらに具備してもよい。前記リールロック解除部材は、前記リールロック部材と前記リールハブの底部との間に配置され、前記コイルスプリングの付勢力に抗して前記リールロック部材を前記ロック解除位置へ移動させることが可能である。
本技術の一実施形態に係るテープカートリッジの全体斜視図であって、Aは、上シェル側から見たときの斜視図、Bは、下シェル側から見たときの斜視図である。 上記テープカートリッジの分解斜視図である。 上記テープカートリッジの分解側断面図である。 上シェルを取り外して見たときのテープカートリッジの水平方向断面図である。 図4における[V]-[V]線方向の断面図であり、Aはテープカートリッジの非使用時、Bはその使用時の状態を示している。 図4における[VI]-[VI]線方向の断面図であり、Aはテープカートリッジの非使用時、Bはその使用時の状態を示している。 リールロック部材の全体図であって、Aは上面図、Bは側面図、Cは底面図である。 リールロック部材の側断面図であって、Aは図7における[VIIIa]-[VIIIa]線断面図、Bは図7における[VIIIb]-[VIIIb]線断面図である。 リールロック部材の要部の拡大平面図である。 リールロック部材と嵌合する上シェルの内面構造を示す図であって、Aは、上シェル2の内面側から見たときの要部平面図、BはAにおける[Xb]-[Xb]線断面図である。 リールロック部材の要部側断面図である。 比較例に係るテープカットリッジの分解斜視図である。 比較例に係るテープカットリッジの分解側断面図である。 比較例に係る磁気テープカートリッジの要部断面図であって、Aは、水平方向断面図、Bはその側断面図である。 本発明の一実施形態に係るテープカートリッジの作用を説明する要部の側断面図である。 同要部の側断面図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本技術の一実施形態に係るテープカートリッジ1の全体斜視図であって、Aは上面(上シェル2)側から見たときの斜視図、Bは下面(下シェル3)側から見たときの斜視図である。図2はテープカートリッジ1の分解斜視図、図3はその分解側断面図、図4は、上シェルを取り外して見たときのテープカートリッジ1の水平方向断面図である。図4において下シェル3についてはその外形のみを概略的に示す。
[全体構成]
本実施形態のテープカートリッジ1は、LTO規格に準ずる磁気テープカートリッジとして構成される。テープカートリッジ1は、上シェル2と下シェル3とを複数本のネジ部材43により結合して形成されるカートリッジケース4の内部に、磁気テープ22を巻装した単一のテープリール5を回転可能に収納した構成を有している。
テープリール5は、有底円筒形状のリールハブ6と、リールハブ6の上端(開口端)に接合された上フランジ7と、リールハブ6の下端に一体形成された下フランジ8とを有し、それぞれ合成樹脂材料の射出成形体で形成されている。
テープリール5の下面中央には、テープドライブ装置のリール回転駆動軸と係合するチャッキングギヤ9が環状に形成されており、図1Bに示すように、下シェル3の中央に設けられた開口部10を介して外部へ露出している。このチャッキングギヤ9の内周側には、上記リール回転駆動軸と磁気吸着する環状の金属プレート11がインサート成形によりリールハブ6の底部外面に固着されている。
上シェル2の内面とテープリール5との間には、リールスプリング15、リールロック部材13およびリールロック解除部材14が配置されており、これらにより、テープカートリッジ1の非使用時におけるテープリール5の回転を抑止するリールロック機構が構成される。なお、このリールロック機構の詳細については後述する。
カートリッジケース4の一側壁26には、磁気テープ22の一端を外部へ引き出すための引出口27が設けられている。側壁26の内方には、引出口27を開閉するスライドドア29が配置されている。スライドドア29は、テープドライブ装置のテープローディング機構(図示略)との係合によりトーションバネ57の付勢力に抗して引出口27を開放する方向にスライドするように構成される。
磁気テープ22の一端部には、リーダーピン31が固定されている。リーダーピン31は、引出口27の内方側に設けられたピン保持部33に対して着脱可能に構成される。ピン保持部33は、上シェル2の内面及び下シェル3の内面にそれぞれ取り付けられており、リーダーピン31の上端部及び下端部をそれぞれ弾性的に保持することが可能に構成される。
そして、カートリッジケース4の内部には、磁気テープ22に記録された情報の誤消去防止用のセイフティタブ53のほか、磁気テープ22に記録された情報に関する内容を非接触で読み書き可能なカートリッジメモリ54が配置されている。カートリッジメモリ54は、基板上にアンテナコイル、ICチップ等が搭載された非接触通信媒体で構成される。
[リールロック機構]
続いて、リールロック機構の詳細について説明する。
図3に示すように、リールハブ6の内部には、テープカートリッジ1の非使用時におけるテープリール5の回転を抑止するためのリールロック機構が設けられている。リールロック機構は、リールハブ6の底部60の上面に立設された複数のギヤ形成壁12と、ギヤ形成壁12の上面に形成されたギヤ部12aに噛合する係合歯13aを有するリールロック部材13と、ギヤ形成壁12とリールロック部材13との係合を解除するためのリールロック解除部材14と、上シェル2の内面とリールロック部材13の上面との間に設けられたリールスプリング15とを含む。リールスプリング15は、コイルスプリングであり、リールロック部材13を介してテープリール5を下シェル3側へ付勢する。
ギヤ形成壁12は円弧状を有し、リールハブ6の底部60の上面であって、リールハブ6の軸心のまわりの同一円周上に3カ所等間隔に形成されている。ギヤ形成壁12のギヤ部12aに対向するリールロック部材13の係合歯13aは、リールロック部材13の下面に環状に形成されており、リールスプリング15を受けて常時、ギヤ部12aと係合する方向に付勢されている。リールロック部材13の上面には、後述する嵌合部130が形成されているとともに、上シェル2の内面略中央部には、この嵌合部130に嵌合する突起群2aが形成されている。
リールロック解除部材14は略三角形状を有し、リールハブ6の底部60とリールロック部材13との間に配置されている。リールロック解除部材14の下面には、その略三角形状の各々の頂点部付近から下方へ向けて計3本の脚14aが突出形成されており、これらの脚は、カートリッジ非使用時、リールハブ6の底部60に形成された挿通孔6aを介してチャッキングギヤ9のギヤ間に位置している。
リールロック解除部材14の各脚14aは、カートリッジ使用時、チャッキングギヤ9に係合するテープドライブ装置のリール回転駆動軸により上方へ押圧されることで、リールロック部材13をリールスプリング15の付勢力に抗してロック解除位置へ移動させる。そして、テープリール5とともにリールロック部材13に対して回転可能に構成される。リールロック解除部材14の上面略中央部には、リールロック部材13の下面略中央部に突出形成された断面円弧状の摺接部13bを支持する支持面14bが設けられている。
図5は、図4における[V]-[V]線方向の断面図であり、Aはテープカートリッジ1の非使用時、Bはその使用時の状態を示している。図6は、図4における[VI]-[VI]線方向の断面図であり、Aはテープカートリッジ1の非使用時、Bはその使用時の状態を示している。
本実施形態のテープカートリッジ1においては、非使用時、リールロック部材13は図5A及び図6Aに示すロック位置にあり、リールスプリング15の付勢力によりテープリール5を下シェル3側へ押し付けるとともに、その係合歯13aをギヤ形成壁12のギヤ部12aに係合させて、テープリール5の回転を抑止している。
一方、テープカートリッジ1の使用時は、図示しないテープドライブ装置のリール回転駆動軸がチャッキングギヤ9に係合することによって、このチャッキングギヤのギヤ間に臨んでいたリールロック解除部材14の脚14aがカートリッジケース4の内方側へ押し上げられる。これにより、リールロック部材13はリールスプリング15の付勢力に抗して図5B及び図6Bに示すロック解除位置へ移動する結果、ギヤ部12aと係合歯13aの間の係合が解除される。
そして、金属プレート11とリール回転駆動軸との間の磁気吸着作用でテープリール5がリール回転駆動軸と一体化し、チャッキングギヤを介してテープリール5が回転駆動される。このとき、リールロック部材13は、その嵌合部130と上シェルの突起群2aとの嵌合作用により回転動作が規制され、リールロック解除部材14は、その上面の支持面14bとリールロック部材13の摺接部13bとの間の点接触状態における摺接作用を介して、テープリール5とともに回転する。
[リールロック部材]
続いて、リールロック部材13の詳細について説明する。
図7は、リールロック部材13の全体図であって、Aは上面図、Bは側面図、Cは底面図である。図8は、リールロック部材13の側断面図であって、Aは図7における[VIIIa]-[VIIIa]線断面図、Bは図7における[VIIIb]-[VIIIb]線断面図である。図9は、リールロック部材13の嵌合部130の拡大平面図である。
リールロック部材13は、合成樹脂材料の射出成形体であり、全体的に円盤形状を有する。合成樹脂材料は特に限定されず、例えば、POM(ポリアセタール)等の摺動性に優れた樹脂材料で構成される。リールロック部材13は、円板状の部品本体13sを有する。部品本体13sは、表面13s1(第1の面)と、裏面13s2(第2の面)とを有する。表面13s1には嵌合部130が設けられ、裏面13s2には環状の係合歯13a及びその中心に位置する摺接部13bがそれぞれ設けられている。
上シェル2の内面中央部には、嵌合部130に嵌合する突起群2aが設けられる。図10は、突起群2aの構成の一例を示す図であって、Aは、上シェル2の内面側から見たときの突起群2aの平面図、Bは、Aにおける[Xb]-[Xb]線断面図である。図10A,Bに示すように、突起群2aは、第1突起部201と、複数の第2突起部202とを有する。突起群2aの周囲に設けられた環状のリブ203は、リールスプリング15の上端を位置決めするためのものである。突起群2a及びリブ203は、上シェル2と一体的に形成され、例えば、ポリカーボネート等の合成樹脂材料で構成される。
第1突起部201は、上シェル2の内面からリールハブ6の底部60の中心に向かって突出する。複数の第2突起部202は、第1突起部201の周囲に配置され、本実施形態では第1突起部201の軸心と同心的な円周上に90°間隔で配置された4つの筒部で構成される。第1突起部201及び第2突起部202は、それぞれが独立して上シェル2の内面から同一の高さで突出し、相互に同一の外径を有する円筒形状に形成される。第1突起部201及び第2突起部202の先端部は先細り形状に形成されており、これにより嵌合部130との組立性を高めることができる。
嵌合部130は、部品本体13sの表面13s1の中心部に設けられる。嵌合部130は、第1筒部131と、その周囲に配置された複数の第2筒部132とを有する。
第1筒部131は、リールハブ6の底部の中心を通る軸心を有し、第1突起部201と嵌合する。複数の第2筒部132は、第1筒部131の周囲に配置され、複数の第2突起部202とそれぞれ嵌合する。複数の第2筒部132は、第1筒部131の軸心と同心的な円周上に90°間隔で配置された4つの筒部で構成される。
第1筒部131は、第1突起部201との嵌合作用により、上シェル2に対してリールロック部材13を水平方向に位置決めする。第2筒部132は、第2突起部202との嵌合作用により、上シェル2に対してリールロック部材13を軸心まわりに位置決めする。このように第1及び第2筒部131,132が第1及び第2突起部201,202に個々に嵌合するように構成されることで、後述するように、単一の凹凸構造部どうしを嵌合させる場合(図14A,B参照)と比較して上シェル2に対するリールロック部材13のガタツキを抑制し、テープリール5の回転規制状態(ロック状態)をより安定に保持することが可能となる。
続いて、リールロック部材13の嵌合部130の詳細について説明する。
上述のように嵌合部130は、第1筒部131と、4つの第2筒部132とを有する。本実施形態では図9に示すように、4つの第2筒部132は、複数の連結部Wを介してそれぞれ連結される。各連結部Wは、嵌合部130の側面の一部を構成する。
第1筒部131は、4つの第2筒部132の間に設けられる。本実施形態では、第1筒部131及び各第2筒部132がそれぞれ4つの側面を有する角筒形状に形成され、第1筒部131の4つの側面は、4つの第2筒部132の各々内方側の1つの側面を構成する。これにより、嵌合部130の構成の簡素化を図ることができるため、成形性及び使用樹脂材料の削減を図ることができる。また、第1筒部131と第2筒部132との間の距離、及び、4つの第2筒部132間の距離の最小化を図ることができるため、嵌合部130の小型化を図ることができる。
また、第1筒部131の内面の四隅には、溝部Vがそれぞれ設けられている。これにより、樹脂厚が局所的に大きい領域の存在に起因する成形不良(ヒケ)を抑制して、第1及び第2筒部131,132の寸法精度を高めることができる。
さらに、円筒形状に形成された第1及び第2突起部201,202に嵌合する第1及び第2筒部131,132が角筒形状に形成されているため、組立性が向上する。また、図9に示すように、嵌合後における第1筒部131と第1突起部201との接触点、及び、第2筒部132と第2突起部202との接触点が安定的に定まることになる結果、上シェル2に対するリールロック部材13のガタツキの低減を図ることができる。
上シェル2に対するリールロック部材13の水平方向の位置決め精度を高めるためには、第1筒部131と第1突起部201との隙間は小さいほど好ましい。そこで本実施形態では、図9に示すように、第1突起部201は、第1筒部131の内壁面に向かって突出する複数のリブ201pを有する。複数のリブ201pは、第1突起部201の周面に90°間隔で設けられる。第1筒部131の各内壁面に向かって突出することで、第1筒部131との隙間を低減させる。この構成によれば、第1突起部201の外径を第1筒部131の内部寸法に合わせて成形する場合と比較して、寸法精度を容易に高めることができる。
なお、第1筒部131の内壁面にも同様に、第1突起部201の各リブ201pに対向する複数の突部Pが設けられてもよい(図9参照)。これにより、第1筒部131と第1突起部201の間のクリアランスの更なる低減を図ることができる。突起Pの高さは特に限定されず、第1突起部201のリブ201pの高さに応じて適宜設定することが可能である。
第2筒部132の開口部には、第2突起部202を第2筒部132の内部にガイドするテーパ面Tが設けられている。これにより、第2筒部132に対する第2突起部202の嵌合が容易となり、上シェル2に対するリールロック部材13の組立性の向上を図ることができる。
リールロック部材13はさらに、リールスプリング15を支持する複数の突出部133と環状リブ134を有する。
複数の突出部133は、嵌合部130の周囲に配置され、部品本体13sの表面13s1に一体的に設けられる。各突出部133は、図7Aに示すように、リールスプリング15の内径部に対向する。複数の突出部133は、嵌合部130の周囲に等角度間隔で配列され、本実施形態で第1筒部131の軸心と同心的な円周上に90°間隔で配置された4つの突出部で構成されるが、数はこれに限られず、2つ以上、好ましくは3つ以上であればよい。
環状リブ134は、複数の突出部133の周囲に配置され、部品本体13sの表面13s1に一体的に設けられる。環状リブ134は、嵌合部130と同心的に円形状を有する。環状リブ134は、図7Aに示すように、リールスプリング15の外径部に対向する。環状リブ134の最大高さは、リールスプリング15を構成する金属線材の直径またはその前後の大きさに形成される。
図11は、突出部133と環状リブ134とリールスプリング15との関係を示すリールロック部材13の要部側断面図である。同図に示すように、突出部133と環状リブ134との間は、リールスプリング15を構成する金属線材の直径以上、その直径の2倍未満の大きさに設定される。これにより、突出部133と環状リブ134との間に2本以上の金属線材が入り込むことがなくなるため、輸送時の振動や落下衝撃などで横方向の力が加わったときにおいても、スプリング末端部がずれて重なることが防止される。
突出部133は環状リブ134よりも大きな高さ寸法を有する。これにより、リールスプリング15がリールロック部材13に対して安定的に位置決めされる。各突出部133の外周側の側面は下向き傾斜のテーパ面となっており、このテーパ面は、リールスプリング15を突出部133の外周側に案内するガイド面として機能する。
リールロック部材13は、係合歯13aがリールハブ6の底部60のギヤ形成壁12(ギヤ部12a)と係合するロック位置と、係合歯13aとギヤ部12aとの係合が解除されたロック解除位置との間でテープリール5の軸心方向に移動可能に構成される。
ここで、この種のテープカートリッジにおいては、テープリールをテープ弛み方向に回した際や輸送時の振動や衝撃などが加わった際、瞬間的にリールロック機構が解除されてしまい、予期せぬテープ弛みを発生することがあった。
例えば、カートリッジが落下衝撃を受けると、テープリールはその軸方向あるいは軸まわりに慣性力を受け、テープカートリッジの内部で不安定に揺動する。そして、リールロック部材のギヤ部がリールハブのギヤ部を乗り越えるほどの大きさの力がテープリールに瞬間的にでも作用すると、テープリールの回転方向の移動が阻止できなくなる。近年、磁気テープの薄化の進展によりテープ長は益々大きくなり、磁気テープを巻装したテープリールの重量も増加する傾向にある。その結果、テープリールの慣性質量が増加するため、上記問題がより顕著となる。
本実施形態によれば、上述のように第1及び第2筒部131,132が第1及び第2突起部201,202に個々に嵌合するように構成されることで、単一の凹凸構造部どうしを嵌合させる場合と比較して上シェル2に対するリールロック部材13のガタツキを抑制し、テープリール5の回転規制状態(ロック状態)をより安定に保持することが可能となる。
例えば図12及び図13に、比較例に係るリールロック部材113を備えたテープカットリッジ101の構成を示す。図12は、テープカートリッジ101の分解斜視図、図13はその分解側断面図である。なお、各図において図2及び図3と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細については省略するものとする。
比較例に係るテープカートリッジ101は、リールロック部材113の嵌合部113cが単一の凸構造面で構成されている。一方、上シェル2の内面中央部には、リールロック部材113の嵌合部113cに嵌合する嵌合壁部102aが設けられている。嵌合壁部102aは、図13に示すように、嵌合部113cの外周面を被覆することが可能に環状に形成される。
図14は、比較例に係る磁気テープカートリッジの要部断面図であって、Aは、嵌合壁部102aの平面形状を示す水平方向断面図、Bは嵌合壁部102aと嵌合部113cとの関係を示す側断面図である。
図14Aに示すように、嵌合壁部102aは、嵌合部113cの外形に対応する形状の凹凸部を含む周面を有し、嵌合部113cとの間に、90°間隔で設けられた4か所の凹凸嵌合構造Fを有する。比較例では、リールロック部材113及び上シェル102がこれら嵌合部113cおよび嵌合壁部102aによる各々単一の構造部どうしの嵌合作用によって相対的に位置決めされる。
しかしながら、これら単一の構造部どうしの嵌合作用では、成形上の問題で高精度な寸法精度を確保することができず、嵌合状態においてリールロック部材113が上シェル102に対して任意の角度で傾く場合がある。この場合、輸送時の振動や落下衝撃を受けたときに、リールロック部材113がカートリッジケース104内で傾動し、テープリール5の回転方向に力が加わった際、リールロック部材113のギヤ部113aがリールハブ6のギヤ部12aを乗り越えやすくなる。その結果、テープリール5の回転を阻止することができなくなり、磁気テープ22の弛みが誘発される。
これに対して本実施形態のテープカートリッジ1においては、リールロック部材13の嵌合部130(第1、第2筒部131,132)及び上シェル2の突起群2a(第1、第2突起部201,202)が複数の構造部どうしの嵌合作用によって相対的に位置決めされる。このため、上シェル2に対するリールロック部材13の位置決め精度が向上し、上シェル2に対するリールロック部材13の傾きを阻止しつつ、テープリール5をロック位置に安定に保持することができる。また、輸送時の振動や落下衝撃により、テープリール5から回転方向の慣性力を受けたとしても、第2筒部132及び第2突起部202間の複数の嵌合構造によって安定した回転規制が確保されるため、振動や衝撃に起因するテープの弛みが防止される。
リールロック部材13がロック位置にある場合において、第2筒部132及び第2突起部202間の嵌合構造におけるテープリール5の回転規制力は、第2筒部132と第2突起部202との間の接触部の形状によっても調整することができる。例えば図15にリールロック部材13がロック位置にあるときの第2筒部132と第2突起部202との嵌合関係を模式的に示す。
図15に示すように第2突起部202は、ロック位置においてテーパ状の先端部202tが第2筒部132のテーパ面Tの下端に当接あるいは近接している。この状態でリールロック部材13に回転モーメントが作用すると、図16に示すように第2突起部202の先端部202tに対しては回転方向に平行な応力F1が作用し、第2筒部132には応力F1と直交する反力F2が作用する。反力F2は、第2筒部132を下方すなわちロック位置へ付勢する応力に相当する。応力F2は、第2突起部202の先端部202tにおける垂直方向(テープリールの回転軸方向)に対する傾斜角αによって調整が可能である。
角度αは15°以下が好ましく、例えば10°である。これにより、リールロック部材13が回転モーメントを受けた場合でも当該回転モーメントをロック位置へ向かう押し付け力に変換することができるため、テープリール5の不用意な回転を効果的に防止することができる。
<変形例>
例えば以上の実施形態では、リールロック部材13の第1及び第2筒部131,132がそれぞれ断面四角形の概略角筒形状に形成されたが、これに限られず、円筒形状などの他の筒型形状に形成されてもよい。
同様に、上シェル2の第1及び第2突起部201,202が円筒形状に形成されたが、これに限られず、円柱形状や角柱形状などの他の軸形状に形成されてもよい。
第1筒部の4側面は、第2筒部の一部の側面で構成される例に限られず、第2筒部とは独立した側面を有してもよい。
第2筒部132及び第2突起部202の数も4つに限られず、2つ以上あればよい。
以上の実施形態では、磁気テープを巻装したテープリールを内蔵する磁気テープカートリッジについて説明したが、クリーニングテープを巻装したテープリールを内蔵するクリーニングテープカートリッジにも同様に適用可能である。
以上の実施形態では、LTO規格に準じたテープカートリッジについて説明したが、これに限られず、他の規格のテープカートリッジにおけるリールロック機構にも同様に適用可能である。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1) テープを巻装した有底円筒形状のリールハブを有するテープリールと、
前記リールハブの底部の中心に向かって突出する第1突起部と、前記第1突起部の周囲に配置された複数の第2突起部とを有する上シェルと、前記上シェルに結合される下シェルとを有し、前記テープリールを一軸周りに回転可能に収容するカートリッジケースと、
前記リールハブの内部に配置されたリールロック部材であって、前記第1突起部と嵌合する第1筒部と前記複数の第2突起部と嵌合する複数の第2筒部とを有する第1の面と、前記リールハブの底部に係合可能な第2の面とを有し、前記第2の面が前記リールハブの底部と係合するロック位置と、前記第2の面と前記リールハブの底部との係合が解除されたロック解除位置との間で前記一軸方向に移動可能なリールロック部材と
を具備するテープカートリッジ。
(2)上記(1)に記載のテープカートリッジであって、
前記第1突起部及び前記複数の第2突起部は、それぞれ円筒形状を有し、
前記第1筒部及び前記複数の第2筒部は、それぞれ角筒形状を有する
テープカートリッジ。
(3)上記(2)に記載のテープカートリッジであって、
前記複数の第2筒部は、前記第1筒部の周囲に等角度間隔で配置された4つの筒部である
テープカートリッジ。
(4)上記(3)に記載のテープカートリッジであって、
前記第1筒部は4つの側面を有し、
前記4つの側面は、前記4つの筒部それぞれの1つの側面を構成する
テープカートリッジ。
(5)上記(2)~(4)のいずれか1つに記載のテープカートリッジであって、
前記第1突起部及び前記複数の第2突起部は、それぞれ同一の外径を有する
テープカートリッジ。
(6)上記(2)~(5)のいずれか1つに記載のテープカートリッジであって、
前記第1突起部は、前記第1筒部の各側面に向かって突出する複数のリブを有する
テープカートリッジ。
(7)上記(6)に記載のテープカートリッジであって、
前記第1筒部は、前記複数のリブと対向する複数の突部を有する
テープカートリッジ。
(8)上記(1)~(7)のいずれか1つに記載のテープカートリッジであって、
前記複数の第2突起部の先端は、前記一軸方向とのなす角が15°以下のテーパ形状を有する
テープカートリッジ。
(9)上記(1)~(8)のいずれか1つに記載のテープカートリッジであって、
前記上シェルと前記リールロック部材との間に配置され、前記リールロック部材を前記ロック位置へ付勢するコイルスプリングをさらに具備し、
前記リールロック部材は、前記複数の第2筒部の周囲に配置され前記コイルスプリングの内径部に対向する複数の突出部をさらに有する
テープカートリッジ。
(10)上記(9)に記載のテープカートリッジであって、
前記リールロック部材は、前記複数の突出部の周囲に配置され前記コイルスプリングの外径部に対向する環状リブをさらに有する
テープカートリッジ。
(11)上記(9)又は(10)に記載のテープカートリッジであって、
前記リールロック部材と前記リールハブの底部との間に配置され、前記コイルスプリングの付勢力に抗して前記リールロック部材を前記ロック解除位置へ移動させることが可能なリールロック解除部材をさらに具備する
テープカートリッジ。
1…テープカートリッジ
2…上シェル
3…下シェル
4…カートリッジケース
5…テープリール
6…リールハブ
12…ギヤ形成壁
13…リールロック部材
14…リールロック解除部材
22…磁気テープ
60…リールハブの底部
131…第1筒部
132…第2筒部
133…突出部
134…環状リブ
201…第1突起部
202…第2突起部

Claims (11)

  1. テープを巻装した有底円筒形状のリールハブを有するテープリールと、
    前記リールハブの底部の中心に向かって突出する第1突起部と、前記第1突起部の周囲に配置された複数の第2突起部とを有する上シェルと、前記上シェルに結合される下シェルとを有し、前記テープリールを一軸周りに回転可能に収容するカートリッジケースと、
    前記リールハブの内部に配置されたリールロック部材であって、前記第1突起部と嵌合する第1筒部と前記複数の第2突起部と嵌合する複数の第2筒部とを有する第1の面と、前記リールハブの底部に係合可能な第2の面とを有し、前記第2の面が前記リールハブの底部と係合するロック位置と、前記第2の面と前記リールハブの底部との係合が解除されたロック解除位置との間で前記一軸方向に移動可能なリールロック部材と
    を具備するテープカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のテープカートリッジであって、
    前記第1突起部及び前記複数の第2突起部は、それぞれ円筒形状を有し、
    前記第1筒部及び前記複数の第2筒部は、それぞれ角筒形状を有する
    テープカートリッジ。
  3. 請求項2に記載のテープカートリッジであって、
    前記複数の第2筒部は、前記第1筒部の周囲に等角度間隔で配置された4つの筒部である
    テープカートリッジ。
  4. 請求項3に記載のテープカートリッジであって、
    前記第1筒部は4つの側面を有し、
    前記4つの側面は、前記4つの筒部それぞれの1つの側面を構成する
    テープカートリッジ。
  5. 請求項2に記載のテープカートリッジであって、
    前記第1突起部及び前記複数の第2突起部は、それぞれ同一の外径を有する
    テープカートリッジ。
  6. 請求項2に記載のテープカートリッジであって、
    前記第1突起部は、前記第1筒部の各側面に向かって突出する複数のリブを有する
    テープカートリッジ。
  7. 請求項6に記載のテープカートリッジであって、
    前記第1筒部は、前記複数のリブと対向する複数の突部を有する
    テープカートリッジ。
  8. 請求項1に記載のテープカートリッジであって、
    前記複数の第2突起部の先端は、前記一軸方向とのなす角が15°以下のテーパ形状を有する
    テープカートリッジ。
  9. 請求項1に記載のテープカートリッジであって、
    前記上シェルと前記リールロック部材との間に配置され、前記リールロック部材を前記ロック位置へ付勢するコイルスプリングをさらに具備し、
    前記リールロック部材は、前記複数の第2筒部の周囲に配置され前記コイルスプリングの内径部に対向する複数の突出部をさらに有する
    テープカートリッジ。
  10. 請求項9に記載のテープカートリッジであって、
    前記リールロック部材は、前記複数の突出部の周囲に配置され前記コイルスプリングの外径部に対向する環状リブをさらに有する
    テープカートリッジ。
  11. 請求項9に記載のテープカートリッジであって、
    前記リールロック部材と前記リールハブの底部との間に配置され、前記コイルスプリングの付勢力に抗して前記リールロック部材を前記ロック解除位置へ移動させることが可能なリールロック解除部材をさらに具備する
    テープカートリッジ。
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