JP7328802B2 - inspection equipment - Google Patents
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Description
本発明は、荷物を搬送しつつ検査を行う検査装置に関する。 The present invention relates to an inspection device that inspects a package while it is being conveyed.
荷物の検査に関する技術として、例えばゲートを通過する通行人と探知装置により内容物を探知される手荷物とを関連付けるゲート装置が知られている(特許文献1)。特に、特許文献1に開示の技術では、通行人の手荷物の内容物の情報に応じて、その通行人がゲートを通過することの可否を判定する態様としている。さらに、特許文献1では、手荷物が探知部を通過可能なサイズであるか否かを距離画像に基づき特定するものとしている。
2. Description of the Related Art As a technology related to luggage inspection, for example, a gate device that associates a passerby passing through a gate with baggage whose contents are detected by a detection device is known (Patent Document 1). In particular, in the technology disclosed in
しかしながら、この場合、手荷物のサイズ特定において、距離画像の測定が前提となるため、距離画像センサーの設置や距離画像センサーによる手荷物のサイズ読取りといったことが必要となり、装置の構造が複雑になったり、処理に時間が掛かったりする可能性がある。 However, in this case, since the measurement of the distance image is a prerequisite for identifying the size of the baggage, it is necessary to install a distance image sensor and read the size of the baggage with the distance image sensor, which makes the structure of the device complicated, Processing may take time.
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、イベント会場や鉄道その他の大量輸送機関等での荷物の検査に適用可能であり、手荷物が検査部を通過可能であるか否かを簡易な構成で迅速に判定できる検査装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and is applicable to baggage inspection at event venues, railways, and other mass transportation facilities, and can easily determine whether or not baggage can pass through the inspection section. An object of the present invention is to provide an inspection apparatus capable of making a quick determination with a simple configuration.
上記目的を達成するための検査装置は、荷物を検査する検査部と、検査部の入り口側に設置されて、搬送される荷物が当たると変位する搬入部と、搬入部の変位を検知するセンサーとを備える。 An inspection device for achieving the above object comprises an inspection unit that inspects packages, a loading unit that is installed on the entrance side of the inspection unit and is displaced when the transported package hits it, and a sensor that detects the displacement of the loading unit. and
上記検査装置では、搬送される荷物が搬入部に当たると搬入部が変位することで、荷物の検査可否を簡易な構成で迅速に検知可能となり、荷物検査のスループット向上や、省人化を図ることができる。 In the above-mentioned inspection device, when the transported baggage hits the loading section, the loading section is displaced, so that it is possible to quickly detect whether the baggage can be inspected with a simple configuration, and to improve the throughput of baggage inspection and save manpower. can be done.
本発明の具体的な側面では、搬入部は、荷物の大きさが検査部における検査可能な寸法を超えている場合に変位する。この場合、搬送される荷物の大きさが検査可能な寸法を超えていることを、搬入部の変位により検知することで、手荷物が通過可能なサイズであるか否かを検知できる。 In a specific aspect of the present invention, the carry-in section is displaced when the size of the package exceeds the dimensions that can be inspected by the inspection section. In this case, it is possible to detect whether or not the size of the baggage to be conveyed exceeds the size that can be inspected by detecting the displacement of the carry-in section.
本発明の別の側面では、センサーは、搬入部の変位に伴って着脱するマグネット部を有する。この場合、マグネット部の着脱によって搬入部の変位を検知できる。 In another aspect of the present invention, the sensor has a magnet section that is attached and detached along with the displacement of the carry-in section. In this case, the displacement of the carry-in section can be detected by attaching and detaching the magnet section.
本発明のさらに別の側面では、センサーは、搬入部の変位を検出する光センサーである。この場合、搬入部の変位に伴って光の受光状態が変化することで、検知が可能になる。 In still another aspect of the present invention, the sensor is an optical sensor that detects displacement of the loading section. In this case, detection becomes possible by changing the state of receiving light with the displacement of the carry-in section.
本発明のさらに別の側面では、搬入部の入り口は、検査部で検査可能な範囲に対応した形状を有する。この場合、搬入部の入り口における荷物の通過の可否によって、当該荷物が検査可能な大きさであるか否かを判定できる。 In still another aspect of the present invention, the entrance of the carry-in section has a shape corresponding to a range that can be inspected by the inspection section. In this case, it is possible to determine whether or not the baggage is of a size that can be inspected, depending on whether or not the baggage can pass through the entrance of the carry-in section.
本発明のさらに別の側面では、センサーにより搬入部の変位を検知した場合、荷物の搬送及び検査部での検査を停止させる強制停止部を有する。この場合、検査に迅速な停止が可能になる。 According to still another aspect of the present invention, there is provided a forced stop section that stops the transportation of the baggage and the inspection at the inspection section when the sensor detects the displacement of the carry-in section. In this case, the inspection can be stopped quickly.
本発明のさらに別の側面では、荷物を搬送するコンベヤを有し、搬入部は、コンベヤの搬送方向に沿って延びる透明部材である。この場合、荷物の搬送を行うコンベヤに沿って搬入部が形成でき、かつ、当該搬入部が透明部材であることで、搬入部の内部の状況を外側から観察できる。 According to still another aspect of the present invention, a conveyor is provided for conveying packages, and the carry-in section is a transparent member extending along the conveying direction of the conveyor. In this case, the carry-in section can be formed along the conveyor that conveys the cargo, and the carry-in section is made of a transparent member, so that the state inside the carry-in section can be observed from the outside.
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態である検査装置の詳細について説明する。
[First embodiment]
Details of the inspection apparatus according to the first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1及び図2に示す検査装置100は、例えばイベント会場の入場口等に設置されるものであり、X線検査装置10と、コンベヤ20と、搬入部30と、センサー40と、制御装置50とを備える。このうち、X線検査装置10及び制御装置50は、荷物を検査する検査部DTとして、すなわち検査対象についての安全性を判定するものとして機能する。なお、以下、図示において、検査装置100による荷物BAの搬送方向D1をX方向とし、X方向に対して垂直な左右方向(水平方向)をY方向とし、X方向及びY方向に対して垂直な上下方向(垂直方向)をZ方向とする。
An
以上のような検査装置100において、コンベヤ20が、検査対象である荷物(入場しようとする対象者の手荷物)BAを受け取って直進するように搬送し、X線検査装置10が、コンベヤ20により搬送される荷物BAを経路上で検査する。すなわち、検査装置100は、X線検査装置10によって対象者の荷物BAについて内部を透視して危険物の有無等に関する情報の収集検査を行う。また、上記検査に際して、矩形状(コの字状)の搬入部30が、検査部DTの入り口側すなわちX線検査装置10の入り口側に設置されており、搬入部30を通過可能なサイズの荷物BAのみが検査対象となる。さらに、本実施形態では、搬入部30を通過できない大きなサイズの荷物は、搬入部30において引っ掛かるようになっており、この際、搬入部30が変位し、その変位をセンサー40が検知するようになっている。これにより、検査部DTにおける検査可能な寸法を超えていることを簡易な構成で迅速に捉えることを、X線検査装置10に到達するよりも前の早期の段階で行うことを可能にしている。
In the
検査装置100のうち、X線検査装置10は、検査対象である荷物BAに対して放射線であるX線RLを照射するX線源11と、X線源11からのX線RLのうち荷物BAを通過した成分を受けるラインセンサーであるX線センサー部12と、X線源11とX線センサー部12とを内部に収納する直方体状の遮蔽ボックス15とを有する。なお、X線検査装置10の詳しい一構成例は図2を参照して後述する。
Among the
コンベヤ20は、例えば図2に示すように、遮蔽ボックス15に設けた入り口ENから出口EXに向かってX方向に延び、X線源11とX線センサー部12との間を通る。これにより、コンベヤ20によって遮蔽ボックス15内でX線源11とX線センサー部12との間において荷物BAを通過させつつ検査を行うことができる。
For example, as shown in FIG. 2, the
搬入部30は、既述のように、また、図示のように、X線検査装置10の入り口EN側に設置される筐体部材である。より具体的には、搬入部30は、例えばアクリル等の透明素材で形成され、図示の例では、3つの板状部分で構成される断面U字状(コの字型)の透明フード31を本体部分とする部材である。搬入部30が透明であることで、搬入部30を通過中の荷物BAの状態を外側から監視することが可能となっている。また、搬入部30は、搬送方向D1(X方向)について、例えば30cm程度の長さを有している。これにより、例えばイベント会場の来場者(客)のように検査装置100についてよく分かっていない利用者が、自己の荷物BAをコンベヤ20に載置する際に、誤ってX線検査装置10の中に手を入れてしまう、といった事態が生じることを未然に回避可能にしている。詳しい一例については図3等を参照して後述するが、搬入部30は、搬送される荷物BAの大きさが、検査部DTすなわちX線検査装置10における検査可能な寸法を超えている場合に、荷物BAとの接触に伴って変位するような構造を有しており、当該変位を検知することで、荷物BAがサイズオーバーであることが、X線検査装置10に到達する前に判定される。
The carry-in
センサー40は、搬入部30に付随して設けられている、あるいは搬入部30の近辺に設置されており、搬入部30の変位を捉える。詳しくは図3等を参照して後述するが、本実施形態の一例では、センサー40は、搬入部30の変位に伴って着脱するマグネット部MGを有している。センサー40は、制御装置50に接続されており、マグネット部MGの着脱に応じて、信号の出力がなされる。
The
制御装置50は、CPUや各種ストレージデバイス等で構成されており、X線検査装置10やコンベヤ20のほか、センサー40の各部と接続して、これらの動作制御を司るとともに、X線検査装置10における検査に際して取得される画像データを含む各種データを解析し、荷物BAの内部における危険物の有無を自動判定する。以上の場合、例えば、人間の目視に依ることなく画像データ等の各種データ解析から自動的に危険物の有無を判定することが可能になり、荷物検査に際して、迅速かつ的確な判定処理を行える。さらに、本実施形態では、制御装置50は、センサー40からの情報に基づき、搬入部30の変位の有無を捉えることで、X線検査装置10における検査においてサイズオーバーとなってしまう荷物BAがX線検査装置10に進入することを予め防ぐことを可能にしている。特に、ここでは、制御装置50は、センサー40により搬入部30の変位を検知した場合、荷物BAの搬送及び検査部DTでの検査を停止させる強制停止部FSとして機能する。さらに、制御装置50は、搬入部30の変位に関する強制停止部FSとして機能することを含めた安全装置であり、装置全体の動作停止を制御するインターロック機構として機能する。
The
以下、図2を参照して、検査装置100として機能するための主要な内容として、上記のような画像データを含む各種データを取得するためのX線検査装置10やコンベヤ20の一構成例について詳細を説明する。
Hereinafter, with reference to FIG. 2, a configuration example of the
まず、X線検査装置10のうち、X線源11は、X線RLを射出する放射線源である。X線源11は、遮蔽ボックス15の中央付近の下部側に配置されており、放射線であるX線RLをX線センサー部12に向けて照射する。X線センサー部12は、X線RLを受ける放射線センサー部である。X線センサー部12は、コンベヤ20の搬送路を挟んでX線源11に対向するように遮蔽ボックス15の中央付近の上部側に配置されている。X線センサー部12は、例えば受光素子を搬送方向D1(X方向)に対して垂直なY方向に延びるようにライン状に並べて配置することで、コンベヤ20による搬送と同期してライン型のスキャンを可能にしている。すなわち、荷物BAが遮蔽ボックス15の内部空間の中央付近を通過する際に、荷物BAへのX線RLの照射がなされ、X線センサー部12が受けた結果に基づき荷物BA内部についてXY面に沿った2次元的な検査がなされる。遮蔽ボックス15は、入り口ENや出口EXを構成する矩形状の開口部を有する直方体状の筐体であり、入り口ENや出口EXを構成する矩形状の開口部を有する。なお、遮蔽ボックス15を構成する各内壁部は、外部へのX線漏洩を抑制するために、鉛等のX線吸収部材で形成されている。遮蔽ボックス15の入り口EN及び出口EXには、入り口EN及び出口EX及びその周辺を覆って遮蔽ボックス15外へのX線の漏れを阻止する遮蔽カーテン(不図示)が設けられている。
First, in the
なお、X線検査装置10における画像取得に際しては、種々の態様とすることが考えられ、例えば単独の高エネルギー照射によるX線画像データを取得可能とする態様のほか、デュアルエナジーセンサーによって高エネルギー画像データと低エネルギー画像データとの双方を取得してもよい。すなわち、荷物BAに対してエネルギーX線量の異なる照射をするようにしてもよい。この場合、例えばX線量の差異に基づく透過画像の差分を利用することで、画像データとして濃淡のある画像データ、つまり階調に関するデータを取得可能となる。
Various modes are conceivable for image acquisition in the
次に、コンベヤ20は、図示に例示するように、上面に荷物BAが載置されるベルト部5aや、ベルト部5aの両端の位置に回転可能に固定されベルト部5aが掛け渡される一対のローラー部5b、さらに、ベルト部5a及びベルト部5a上に載置された荷物BAを支えるベルト支持体5c等を有して、荷物BAをコンベヤ20の右端(-X端)からコンベヤ20の左端(+X端)まで所望の速度で移動させる。ベルト部5aは、X線検査装置10を通過し、X線に対する透過性を有する。遮蔽ボックス15の入り口ENに対応する位置と、出口EXに対応する位置とにおいて、荷物BAまでの距離や移動を検出する荷物検知部22s,22pが設けられており、荷物検知部22s,22pは、ベルト部5aの入り口及び出口において荷物BAが存在するか否かを検出する。制御装置50は、例えば荷物検知部22s,22pの出力や搬送状況等に基づいて、コンベヤ20の動作開始又は動作停止を制御する。
Next, as shown in the figure, the
以上のような構成とすることで、X線照射に基づく荷物BAの画像データの取得が可能となる。 With the configuration as described above, it is possible to acquire image data of the baggage BA based on X-ray irradiation.
また、検査装置100は、制御装置50における安全性の判定結果を端的に示すためのランプLPを有している。ランプLPは、例えば赤、青、黄での灯色を可能としており、表示色によって赤(危険性:高)、青(危険性:無)、黄(危険性:中)危険度を端的に示すものとなっている。上記のようなランプLPの点灯は、X線検査装置10で取得した画像データに基づく解析結果についてすなわち荷物BAの内容物に関する安全性(危険度)の判定結果のほか、他の種々の動作上での判定結果においても使用される。ここでは、制御装置50は、センサー40による搬入部30の変位を検知した場合に、強制停止部FSとして機能すべく、X線検査装置10での画像取得の動作等の各部の主要な動作を停止させるとともに、ランプLPについて高い危険性を示す赤色に点灯させる。つまり、ランプLPは、制御装置50からの指示に従って、センサー40での検知結果を報知する報知部として機能する。
In addition, the
以下、図3等を参照して、搬入部30や、センサー40の一構成例について説明する。図3(A)及び図3(B)において、概念的に示す一例の搬入部30は、本体部分として、透明フード31を有し、透明フード31をX線検査装置10に対して回転可能な状態で取り付けるための治具として、蝶番32を有する。
Hereinafter, one configuration example of the carry-in
透明フード31は、既述のように、3つの透明な板状部分で構成されており、コンベヤ20の搬送方向D1に沿って延びる透明部材である。より具体的には、例えば図3(B)に示すように、透明フード31は、一対の対向する側面部分31a,31bと、側面部分31aと側面部分31bとを繋ぎつつ上方側を覆う天面部分31cとの3つの透明な板状部分が搬送方向D1に沿って延びて構成されることで、断面視U字形状であって、長方形状の一体成形部材となっており、荷物BAの搬送を行うコンベヤ20に沿って搬入部30すなわち透明フード31の内部の状況を外側から観察できる。ここで、透明フード31により形成される搬入部30の入り口EN1は、矩形状であり、この形状は、X方向について一定に保たれている。さらに、ここでは、この形状が、検査部DT(X線検査装置10)で検査可能な範囲に対応した形状となっている。これにより、入り口EN1における荷物BAの通過の可否によって、当該荷物BAが検査可能な大きさであるか否かを判定できる。
As described above, the
蝶番32は、図3(A)に示すように、透明フード31を構成する板状の天面部分31cのうち、一方の端部とX線検査装置10との間を繋ぐように設けられ、透明フード31がX線検査装置10に対して回転可能になるようにしている。具体的には、透明フード31は、図中において実線及び破線で示すように、Y方向に延びる蝶番32を軸としてXZ面に平行な面内について回転可能となっている。ただし、図示において実線で示す定常位置に透明フード31がある場合、X線検査装置10及びコンベヤ20があることで、図示における時計回りの方向については、これ以上動かない。一方、図示における反時計回りの方向については、透明フード31は、定常位置から図示において破線で示すような位置へ回転可能すなわち変位可能となっている。つまり、反時計回りの回転方向について作用する力のモーメントを受けると、透明フード31すなわち搬入部30は、この方向について変位する。
As shown in FIG. 3A, the
また、図中において破線X1で囲んで一部拡大図として示すように、センサー40は、一対のマグネットMGa,MGbで構成されるマグネット部MGと、マグネットMGaに接続される配線部WRとで構成されている。図示のように、一対のマグネットMGa,MGbのうち、一方のマグネットMGaは、透明フード31すなわち搬入部30に取り付けられているのに対して、他方のマグネットMGbは、コンベヤ20側面の枠体に取り付けられている。図示において実線で示す定常位置に透明フード31がある場合、一対のマグネットMGa,MGbは、互いの磁力により引っ付いた状態で固定されている。なお、この場合、破線X1で囲んで示すように、センサー40において、マグネット部MGは、通電して配線部WRを介して流れる電流あるいはこれに応じた信号が制御装置50に対して送信された状態を維持する。一方、図示において透明フード31が受ける反時計回りの回転方向について作用する力のモーメントとして、一対のマグネットMGa,MGbの間にはたらく磁力及びこれに透明フード31を回転させるのに必要な力を加えたものよりも大きいものが作用した場合には、透明フード31が定常位置から回転して例えば破線で示すような位置に変位する。このように、一対のマグネットMGa,MGbが外れた状態になった場合、維持されていた通電の状態が解除され、配線部WRを介して流れていた電流あるいはこれに応じた信号が制御装置50に対して送られない状態となる。この変化が検出されることによって制御装置50は、搬入部30の変位を検知する。
Further, as shown in a partially enlarged view surrounded by a dashed line X1 in the figure, the
また、ここで、上記の場合における透明フード31に関して、側面部分31a,31bの内面と、天面部分31cの内面と、ベルト部5aの上面とによって、透明フード31において荷物BA(図2参照)を通過させることが可能な内部空間が形成される。これを2次元的に示すと、図3(B)に示すように、搬入部30の入り口EN1により形成される矩形の領域DD1が相当することになる。すなわち、荷物BA(図2参照)は、領域DD1を通過可能であるか否かによって、透明フード31を通過可能であるかが決まる。さらに単純化すれば、矩形の領域DD1についての縦方向(Z方向)についての高さH1や、横方向(Y方向)についての幅H1を超えるような荷物BAは、搬入部30を通過できない。ここで、本実施形態では、この領域DD1が、X線検査装置10における検査可能な範囲に対応したサイズ及び形状となっている。したがって、検査可能なサイズを超える荷物BAが搬入部30に到達した場合、当該荷物BAが搬入部30から先に進入できず、さらに、搬入部30に接触する際にはたらく力によって搬入部30を回転(変位)させることで、X線検査装置10よりも手前に設置した搬入部30において当該荷物BAを自動で検知し、除去できる。
Here, regarding the
例えば、図4(A)及び図4(B)、さらには、図4(A)中において破線X2で囲んで異なる方向から見た図として例示するように、搬入部30において検査可能な寸法内の荷物BA1が搬送される場合、搬入部30を変位させるような力のモーメントは生じず、搬入部30は、定常位置にあるまま、荷物BA1を内部空間すなわち領域DD1において通過させる。
For example, as shown in FIGS. 4A and 4B, and further in FIG. When the load BA1 is conveyed, no moment of force is generated to displace the load-in
一方、図5(A)及び図5(B)、さらには、図中において破線X3,X4で囲んで異なる方向から見た図として示すように、搬入部30において検査可能な寸法を超えている荷物BA2が搬送される場合、側面部分31a,31b及び天面部分31cの入り口側(-X側)の端部で形成される端面EFに物BA2が接触する。図示の例では、端面EFのうち天面部分31cによって形成される箇所に荷物BA2が接触する。この場合、荷物BA2が搬送方向D1について進もうとすると、天面部分31cすなわち透明フード31は、当該接触箇所において矢印AR1で示す方向の力を荷物BA2から受けることになる。このような力に起因して、透明フード31をY方向に延びる蝶番32を軸としてXZ面内において反時計回りの方向に回転させるモーメントが生じる。つまり、図5(B)に示すように、透明フード31は、定常位置から反時計回りに回転した位置に変位(回転)する。以上のように、搬入部30は、物BA2の接触に伴って変位(回転)するような構造となっている。上記のように、制御装置50は、搬入部30が回転したことを、センサー40での検知により把握できる。
On the other hand, as shown in FIGS. 5(A) and 5(B) and also as views from different directions surrounded by dashed lines X3 and X4 in the drawings, the dimensions that can be inspected in the carry-in
以上のように、本実施形態に係る検査装置100は、荷物を検査する検査部DTと、検査部DTの入り口EN側に設置されて、搬送される荷物BAの大きさが検査部DTにおける検査可能な寸法を超えている場合に、荷物BAが当たることで変位する搬入部30と、搬入部30の変位を検知するセンサー40とを備える。この場合、搬送される荷物BAの大きさが検査可能な寸法を超えていることを、搬入部30の変位により検知(検出)する、すなわち搬入部30が可動となるようにしていることで、簡易な構成で迅速な検知(検出)あるいは早期の検知(検出)が可能となり、荷物検査のスループット向上や、省人化を図ることができる。特に、この場合、荷物検査における入り口付近での見張りを要しなくすることでの人員削減が期待できる。
As described above, the
〔第2実施形態〕
以下、図6を参照して、第1実施形態を変形した第2実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る検査装置200は、第1実施形態に係る検査装置100の変形例であり、搬入部の変位を検知するためのセンサーの構造を除いて第1実施形態の場合と同様であるので、全体構成についての図示や説明を省略し、必要に応じて、第1実施形態において説明した事項を適宜参照する。
[Second embodiment]
A second embodiment, which is a modification of the first embodiment, will be described below with reference to FIG. Note that the
図6(A)及び図6(B)は、本実施形態に係る検査装置200の動作の一例を説明するための概念的な側面図であり、図5(A)及び図5(B)に対応する図である。すなわち、搬送される荷物BAの大きさが検査可能な寸法を超えている場合について例示している。図示において、例えば破線Y1,Y2で囲った部分において一部拡大して示すように、検査装置200におけるセンサー240は、マイクロスイッチで構成されている。具体的に説明すると、図示の例では、センサー240は、マイクロスイッチのうち外部から受ける力や動きを内部機構に伝えるためのアクチュエータ部ACを、搬入部30すなわち透明フード31に向けた状態で、コンベヤ20に取り付けられている。したがって、図6(A)に示すように、透明フード31が定常位置にある場合には、アクチュエータ部ACが押された状態となり、図6(B)に示すように、透明フード31が変位した位置にある場合には、アクチュエータ部ACが開放された状態となる。かかる状態の変化が、制御装置50(図2参照)に伝えられることで、制御装置50は、搬入部30が回転したことを把握できる。
FIGS. 6A and 6B are conceptual side views for explaining an example of the operation of the
本実施形態においても、搬送される荷物BAの大きさが検査可能な寸法を超えていることを、搬入部30の変位により検知することで、簡易な構成で迅速な検知が可能となり、荷物検査のスループット向上や、省人化を図ることができる。本実施形態の場合、センサー240としてのマイクロスイッチにより、搬入部30の変位を検知(検出)できる。また、この場合、センサー240を搬入部30側には取り付けない態様にできる。
In the present embodiment as well, by detecting that the size of the transported package BA exceeds the size that can be inspected by the displacement of the carry-in
〔第3実施形態〕
以下、図7を参照して、第1実施形態等を変形した第3実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る検査装置300は、第1実施形態に係る検査装置100等の変形例であり、搬入部の変位を検知するためのセンサーの構造を除いて第1実施形態等の場合と同様であるので、全体構成についての図示や説明を省略し、必要に応じて、第1実施形態において説明した事項を適宜参照する。
[Third embodiment]
A third embodiment, which is a modification of the first embodiment and the like, will be described below with reference to FIG. Note that the
図7(A)及び図7(B)は、本実施形態に係る検査装置300の動作の一例を説明するための概念的な側面図であり、図5(A)及び図5(B)あるいは図6(A)及び図6(B)に対応する図である。すなわち、搬送される荷物BAの大きさが検査可能な寸法を超えている場合について例示している。図示において、例えば破線Z1,Z2で囲った部分において異なる方向から見た図として示すように、検査装置300におけるセンサー340は、光電センサー(あるいは光センサー)で構成されている。具体的に説明すると、図示の例では、センサー340は、例えば赤外光等の光LL1を発生する発光部340aと、発光部340aからの光LL1を受光する受光部340bとで構成されている。図示のように、発光部340aと受光部340bとは、コンベヤ20のうちベルト部5aから外れた固定位置において、透明フード31を挟んで対向するように配置されており、かつ、透明フード31が定常位置にある場合と変位した位置にある場合とで、発光部340aと受光部340bとの間における透明フード31の有無が変化するように配置されている。さらに、透明フード31の回転等に際して荷物BAが透明フード31の内部に多少入り込んでも荷物BAによって光LL1が遮られないように、センサー340は、搬送方向D1(X方向)について搬入部30の入り口側よりもやや奥まった位置に配置されている。
FIGS. 7A and 7B are conceptual side views for explaining an example of the operation of the
なお、発光部340aから発生させる光LL1の強度や種類、受光部340bでの受光感度等は、透明フード31の有無が捉えられるように、透明フード31の遮光性や周囲環境等に応じて、適宜調整されている。
The intensity and type of the light LL1 generated from the
以上の場合、受光部340bでの光LL1の検知結果を利用することで、制御装置50は、搬入部30が回転したことを把握できる。
In the above case, the
本実施形態においても、搬送される荷物BAの大きさが検査可能な寸法を超えていることを、搬入部30の変位により検知することで、簡易な構成で迅速な検知が可能となり、荷物検査のスループット向上や、省人化を図ることができる。本実施形態の場合、センサー340としての光電センサー(あるいは光センサー)により、搬入部30の変位を検知(検出)できる。また、この場合、センサー340を、搬入部30に対して、非接触式とすることができる。
In the present embodiment as well, by detecting that the size of the transported package BA exceeds the size that can be inspected by the displacement of the carry-in
〔その他〕
この発明は、上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
〔others〕
The present invention is not limited to the above embodiments, and can be implemented in various forms without departing from the scope of the invention.
まず、上記において、搬入部30の変位のさせ方は例示であり、搬送される荷物BAの寸法が検査部DTにおいて検査可能であるか否かに伴って搬入部30が変位する機構であれば、上記のような治具(蝶番32)を用いた回転以外にも種々の態様が考えられる。また、例えば、搬入部30の変位についても、回転に限らず、平行にずれる等の各種移動態様も考えられ、さらに、これらのほかにも、搬入部30の伸縮等の変形について検知するような構成としてもよい。
First, in the above description, the method of displacing the
また、搬入部30の形状や大きさ、材質等についても種々の物が考えられる。例えば上記では、透明としていたが、透明でないものを使用してもよい。また、上記では、搬入部30の端面EF側での形状すなわち搬入部30の入り口を形成する領域DD1によって通過の可否を決定しているが、例えば、内部に通過領域を形成する搬入部30の途中において、通過の可否が決まるような形状としてもよい。
Also, various shapes, sizes, materials, etc. of the carry-in
また、例えば、図5において、矢印AR1で示す方向の力が、反時計回りの方向に回転させるモーメントを生じさせやすいように、搬入部30(透明フード31)の形状の一部を変形させてもよい。例えば、端面EFの形状をテーパー状にしたり、側面部分31a,31bや天面部分31cの形状を平板状以外の形状としたりすることも考えられる。
Further, for example, in FIG. 5, a part of the shape of the carry-in section 30 (the transparent hood 31) is deformed so that the force in the direction indicated by the arrow AR1 tends to generate a moment to rotate counterclockwise. good too. For example, the shape of the end face EF may be tapered, or the shape of the
上記の一例では、搬入部30について、搬送方向D1(X方向)の長さを、人の手の長さ等を鑑みて、30cm程度の長さとしたが、これに限らず、搬入部30(透明フード31)の変位や、その検知のための態様に応じて種々変更可能である。
In the above example, the length of the transport direction D1 (X direction) of the
また、センサー40等の取付位置についても、搬入部30の入り口EN1近辺に限らず、使用態様等に応じて種々変更可能である。
Also, the mounting position of the
また、上記では、説明の簡略化のため、荷物BAが、高さH1についてオーバーサイズとなる場合についてのみ言及したが、幅W1についてオーバーサイズとなる場合においても、搬入部30の変位を利用した検知が行える。 Further, in the above description, for the sake of simplification of explanation, only the case where the baggage BA is oversized in terms of height H1 has been mentioned. can be detected.
また、搬入部30の変位の程度や当該変位についての検知の精度については、例えば日常で生じ得る程度の変位等との区別がつく程度に適宜調整可能である。
Further, the degree of displacement of the carry-in
また、上記において、例えば、第1実施形態において、検査装置100を構成する各部のうち、搬入部30と、センサー40と、センサー40での検知に基づいて搬入部30の変位を判定する判定部としての制御装置50とをもって、検査前の段階における荷物の寸法に基づく判定を行う判定装置(判別装置)と捉えることも可能である。
Further, in the above description, for example, in the first embodiment, among the components constituting the
例えば、イベント会場等においては、複数の出入り口を設ける場合が考えられる。このような場合に対応すべく、複数の検査装置を、会場の出入り口ごとに設け、管理部において、これらを統括管理する構成としてもよい。なお、人の配置としては、例えば各検査機構には、検査員を一人ずつ配置する構成(ワンマンオペレータ)とする一方、管理部には、複数の管理者を配置する等が考えられる。 For example, at an event site, etc., it is conceivable that a plurality of entrances and exits are provided. In order to deal with such a case, a configuration may be adopted in which a plurality of inspection devices are provided for each entrance/exit of the venue, and the management unit manages them in an integrated manner. As for personnel arrangement, for example, each inspection mechanism may have a configuration in which one inspector (one-man operator) is assigned, while a plurality of managers may be assigned to the management section.
また、検査装置100において、複数の箇所に荷物の搬送や検査部での検査等を停止させる強制停止部としての強制停止ボタンを設けてもよい。特に、ワンマンオペレータとする場合、検査員は、自分が現在いる位置から最も近い位置にある強制停止ボタンを押すことで、迅速に強制停止させることができる。この際、強制停止部FSとしての制御装置50において、強制停止ボタンによる停止動作の内容を、上記したセンサー40等での検知に伴う強制停止同等なものとして取り扱う構成としてもよい。
Further, in the
また、上記実施形態のうち、例えば第3実施形態では、光電センサー(あるいは光センサー)で構成されるセンサー340について、発光部340aと受光部340bとを、透明フード31を挟んで対向配置させる構成としているが、これに限らず、例えば、一方に発光部と受光部とを設け、対向する位置に反射用もミラーを配置してもよい。あるいは、拡散反射型の光電センサーを利用してもよい。
Further, among the above-described embodiments, for example, in the third embodiment, the
上記実施形態では、検査装置100により荷物BAを検査することについてのみ説明したが、例えば、検査装置100に加え、荷物BAの持ち主すなわち入場しようとする対象者についての身体監視装置を併存させる態様とすることも考えられる。
In the above-described embodiment, only the inspection of the baggage BA by the
上記実施形態では、X線検査装置10がX線による検査装置であるとしたが、X線RL以外の他の放射線を用いた検査装置のような様々な検査装置とすることができる。さらに、放射線以外の方法による検査装置において、本発明を適用してもよい。
In the above embodiment, the
また、図8に例示するように、荷物BA1(BA)の置き方によっても、搬送不能すなわち検査不能として検知される場合も生じ得る。まず、図8のうち、破線R1で囲った部分において例示するように、搬入部30の入り口EN1に当たることなく合わせられる形状(図示の例では直方体形状)の荷物BA1を通過させる場合について考える。この場合、図中において面Qとして示す荷物BA1の面が、入り口EN1に当たらない範囲に収まっている。この場合、荷物BA1は、搬入部30を変位させることなくX線検査装置10の内部に進入可能となる。しかしながら、このような場合であっても、破線R2で囲った部分において例示するように、点線で示す範囲にあった荷物BA1が、搬送の途中で倒れてしまって実線に示す範囲にある状態となると、検査可能な範囲から外れてしまうことになる。あるいは、初めから荷物BA1の置き方が悪くて破線R2に示すような状態となってしまっていることも考えられる。このような場合、面Qが、入り口EN1に当たって搬入部30が変位することで、検査不能と判定される。
In addition, as illustrated in FIG. 8, depending on how the package BA1 (BA) is placed, it may be detected that it cannot be transported, that is, cannot be inspected. First, as exemplified in the portion surrounded by the dashed line R1 in FIG. 8, consider the case where a load BA1 having a shape (a rectangular parallelepiped shape in the illustrated example) that fits without coming into contact with the entrance EN1 of the carry-in
5a…ベルト部、5b…ローラー部、5c…ベルト支持体、10…X線検査装置、11…X線源、12…X線センサー部、15…遮蔽ボックス、20…コンベヤ、22s,22p…荷物検知部、30…搬入部、31…透明フード、31a,31b…側面部分、31c…天面部分、32…蝶番、40…センサー、50…制御装置、100…検査装置、200…検査装置、240…センサー、300…検査装置、340…センサー、340a…発光部、340b…受光部、AC…アクチュエータ部、AR1…矢印、BA,BA1,BA2…荷物、D1…搬送方向、DD1…領域、DT…検査部、EF…端面、EN,EN1…入り口、EX…出口、FS…強制停止部、H1…幅、LL1…光、LP…ランプ、MG…マグネット部、MGa,MGb…マグネット、RL…X線、W1…幅、WR…配線部、X1~X4,Y1,Y2,Z1,Z2…破線
5a... Belt
Claims (6)
前記検査部の入り口側に設置されて、搬送される前記荷物が当たると変位する搬入部と、
前記搬入部の変位を検知するセンサーと
を備え、
前記搬入部は、前記荷物の大きさが前記検査部における検査可能な寸法を超えている場合に変位する、検査装置。 an inspection unit that inspects the baggage;
a carrying-in section that is installed on the entrance side of the inspection section and that is displaced when the transported baggage hits;
A sensor that detects displacement of the loading unit ,
The inspection device, wherein the carrying-in section is displaced when the size of the baggage exceeds the dimensions that can be inspected by the inspection section.
前記搬入部は、前記コンベヤの搬送方向に沿って延びる透明部材である、請求項1~5のいずれか一項に記載の検査装置。 Having a conveyor for conveying the baggage,
The inspection apparatus according to any one of claims 1 to 5 , wherein the carry-in section is a transparent member extending along the conveying direction of the conveyor.
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