JP7327831B2 - 通信方法及びデバイス - Google Patents

通信方法及びデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP7327831B2
JP7327831B2 JP2021517405A JP2021517405A JP7327831B2 JP 7327831 B2 JP7327831 B2 JP 7327831B2 JP 2021517405 A JP2021517405 A JP 2021517405A JP 2021517405 A JP2021517405 A JP 2021517405A JP 7327831 B2 JP7327831 B2 JP 7327831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
header
data packet
compressed
receiving device
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021517405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022501945A (ja
Inventor
シュ、ビン
リー、ビンチャオ
チェン、レイ
ワン、シュエロン
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2022501945A publication Critical patent/JP2022501945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7327831B2 publication Critical patent/JP7327831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • H04W28/065Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information using assembly or disassembly of packets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/22Parsing or analysis of headers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/324Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the data link layer [OSI layer 2], e.g. HDLC
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0205Traffic management, e.g. flow control or congestion control at the air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/02Data link layer protocols

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本願は、2018年9月27日に中国国家知識産権局に出願された「通信方法及びデバイス(COMMUNICATION METHOD AND DEVICE)」と題する中国特許出願第201811133808.1号に基づく優先権を主張し、当該特許出願はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は通信分野に関し、より具体的には、通信方法及びデバイスに関する。
通信ネットワークでは、エアインタフェースの無線リソースが貴重である。エアインタフェースの無線リソースを減らすために、データパケットが伝送される場合、データパケットは最初に圧縮されてよく、次いで圧縮後に得られたデータパケットが伝送される。例えば、データパケットのヘッダが圧縮されてよい。
いくつかの通信シナリオでは、データ通信時に、データパケットがイーサネット(登録商標)フォーマットに基づいて伝送される。例えば、5G通信では、産業用通信が重要なシナリオである。産業用通信では、データパケットは通常、イーサネットフォーマットで伝送される。しかしながら現在では、イーサネットヘッダを含むデータパケットに適用可能な圧縮手段がない。
本願は、イーサネットヘッダを含むデータパケットの圧縮及び解凍を行うための通信方法及びデバイスを提供することで、エアインタフェースの無線伝送リソースを減らす。
第1態様によれば、通信方法が提供される。本通信方法は、送信デバイスが送信対象データパケットを決定する段階であって、送信対象データパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである、決定する段階と、送信デバイスが送信対象データパケットのヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定する段階と、送信デバイスが送信対象データパケットのヘッダを、予め設定した手段に従って圧縮する段階であって、予め設定した手段は、圧縮されるフィールドをデータパケットのヘッダから削除すること、又は圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることを含む、圧縮する段階と、送信デバイスが圧縮後に得られたデータパケットを送信する段階とを含む。
本願で提供される解決手段において、送信デバイスは、予め設定した手段に従って、イーサネットヘッダを含むデータパケットを圧縮し、圧縮後に得られたデータパケットがエアインタフェースを介して伝送されることにより、エアインタフェースの無線伝送リソースを減らすことができる。
第1態様に関連して、第1態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、送信デバイスが送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信する段階を含んでよく、ヘッダコンテキスト情報は、送信対象データパケットの完全ヘッダ、圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、及びショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係のうちの少なくとも1つを含む。
この実装形態では、送信デバイスがヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信することにより、受信デバイスは、ヘッダコンテキスト情報に基づいて、圧縮後に得られた受信済みデータパケットを解凍できる。
ある実装形態では、送信デバイスは、データパケットのヘッダコンテキスト情報が変わったと判定した場合、ヘッダコンテキスト変更指示情報を受信デバイスに送信する。このように、送信デバイス側のヘッダコンテキスト情報は受信デバイス側のヘッダコンテキスト情報と必ず一致することになる。
ある実装形態では、ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられる。
ある実装形態では、ヘッダコンテキスト内のルールが削除されていると判定することは、当該ルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合に、当該ルールが削除されていると判定することを含む。
第1態様に関連して、第1態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、圧縮後に得られたデータパケットを送信デバイスが送信する前に、送信デバイスが受信デバイスから第1のフィードバック情報を受信する段階を含んでよく、第1のフィードバック情報は、データパケットのヘッダの圧縮を開始するよう送信デバイスに指示するのに用いられる。このように、受信デバイスが解凍に必要なヘッダコンテキスト情報を受信したと判定された後に、データ圧縮の実行が開始されてよい。
ある実装形態では、第1のフィードバック情報は第1の指示情報を含み、第1の指示情報はヘッダ圧縮の圧縮レベルを示すのに用いられる。
第1態様に関連して、第1態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、ある指定条件が満たされていると判定した場合に、送信デバイスが圧縮後に得られたデータパケットの送信を停止する、且つ/又は送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに再度送信するか、若しくはヘッダ圧縮の圧縮レベルを調整する段階を含んでよく、その指定条件は以下に挙げる条件、すなわち、第2のフィードバック情報を受信していること(第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる)、及び第3のフィードバック情報を指定時間内に受信していないこと(第3のフィードバック情報はヘッダコンテキスト情報が受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる)のうちの少なくとも1つを含む。
第1態様に関連して、第1態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、圧縮後に得られたデータパケットを送信デバイスが送信する前に、第2の指示情報を受信デバイスに送信する段階を含んでよく、第2の指示情報はデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる。あるいは、圧縮後に得られたデータパケットのヘッダが第3の指示情報を含み、第3の指示情報はデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる。このように、受信デバイスは、第2の指示情報又は第3の指示情報に基づいて、データパケットを解凍する必要があるかどうかを判定できる。
ある実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケットのヘッダ圧縮機能が、無線リソース制御RRCシグナリングを介してネットワークデバイスにより構成される。
第2態様によれば、通信方法が提供される。本通信方法は、受信デバイスが第1のデータパケットを受信する段階であって、第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである、受信する段階と、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると受信デバイスが判定した場合、予め設定した手段に従って第1のデータパケットを解凍する段階であって、予め設定した手段は、圧縮済みフィールドの完全コンテンツを第1のデータパケットのヘッダに追加すること、又は第1のデータパケットのヘッダ内のショートフィールドを対応する圧縮済みフィールドの完全コンテンツに置き換えることを含む、解凍する段階とを含む。
本願で提供される解決手段において、送信デバイスは、予め設定した手段に従って、イーサネットヘッダを含むデータパケットを圧縮し、圧縮後に得られたデータパケットがエアインタフェースを介して伝送されることにより、エアインタフェースの無線伝送リソースを減らすことができる。受信デバイスは、対応する方法に従って、データパケットを解凍してよい。
第2態様に関連して、第2態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、受信デバイスが第1のデータパケットのヘッダコンテキスト情報を受信する段階を含んでよく、ヘッダコンテキスト情報は、第1のデータパケットの完全ヘッダ、圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、及びショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係のうちの少なくとも1つを含む。
この実装形態では、受信デバイスはヘッダコンテキスト情報を受信し、ヘッダコンテキスト情報に基づいて、圧縮後に得られた受信済みデータパケットを解凍してよい。
ある実装形態では、本通信方法はさらに、受信デバイスがヘッダコンテキスト変更指示情報を受信する段階であって、ヘッダコンテキスト変更指示情報はデータパケットのヘッダコンテキスト情報が変わったことを示すのに用いられる、受信する段階と、ローカルに格納されたヘッダコンテキスト情報を受信デバイスがヘッダコンテキスト変更指示情報に基づいて更新する段階とを含む。このように、送信デバイス側のヘッダコンテキスト情報は受信デバイス側のヘッダコンテキスト情報と必ず一致することになる。
ある実装形態では、ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられる。
ある実装形態では、本通信方法はさらに、当該ルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、ローカルに格納されたヘッダコンテキスト情報から当該ルールを削除する段階を含む。
第2態様に関連して、第2態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、受信デバイスが第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信する段階を含んでよく、第1のフィードバック情報は、データパケットのヘッダの圧縮を開始するよう送信デバイスに指示するのに用いられる。このように、受信デバイスが解凍に必要なヘッダコンテキスト情報を受信したと判定された後に、データ圧縮の実行が開始されてよい。
ある実装形態では、第1のフィードバック情報は第1の指示情報を含み、第1の指示情報はヘッダ圧縮の圧縮レベルを示すのに用いられる。
第2態様に関連して、第2態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、受信デバイスが第2のフィードバック情報を送信デバイスに送信する段階を含んでよく、第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる。
第2態様に関連して、第2態様の実行可能な実装形態では、本通信方法はさらに、受信デバイスが第3のフィードバック情報を送信デバイスに送信する段階を含んでよく、第3のフィードバック情報は、ヘッダコンテキスト情報が受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる。
ある実装形態では、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると受信デバイスが判定する段階は、受信デバイスが第1のデータパケットを受信する前に第2の指示情報を受信する段階であって、第2の指示情報は第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、受信する段階と、受信デバイスが第2の指示情報に基づいて、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると判定する段階、又は受信デバイスが第3の指示情報に基づいて、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると判定する段階であって、第3の指示情報は第1のデータパケットのヘッダに含まれており、第3の指示情報は第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、判定する段階とを含む。
ある実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケットのヘッダ圧縮機能が、無線リソース制御RRCシグナリングを介してネットワークデバイスにより構成される。
第3態様によれば、送信デバイスが提供される。送信デバイスは、第1態様又は第1態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実行するように構成される。具体的には、送信デバイスは、第1態様又は第1態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実行するように構成されたモジュールを含んでよい。
第4態様によれば、送信デバイスが提供される。送信デバイスはメモリ及びプロセッサを含み、メモリは命令を格納するように構成され、プロセッサはメモリに格納された命令を実行するように構成され、メモリに格納された命令を実行することによって、プロセッサは第1態様又は第1態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける方法を実行することが可能になる。
第5態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、プログラムがプロセッサによって実行されると、第1態様又は第1態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つによる方法が実施される。
第6態様によれば、受信デバイスが提供される。受信デバイスは、第2態様又は第2態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実行するように構成される。具体的には、受信デバイスは、第2態様又は第2態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実行するように構成されたモジュールを含んでよい。
第7態様によれば、受信デバイスが提供される。受信デバイスはメモリ及びプロセッサを含み、メモリは命令を格納するように構成され、プロセッサはメモリに格納された命令を実行するように構成され、メモリに格納された命令を実行することによって、プロセッサは第2態様又は第2態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける方法を実行することが可能になる。
第8態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、プログラムがプロセッサによって実行されると、第2態様又は第2態様の実行可能な実装形態のうちのいずれか1つにおける方法が実施される。
本発明の一実施形態が適用可能なシステムアーキテクチャの概略図である。
本発明の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による通信デバイスのプロトコルアーキテクチャの概略図である。
本発明の一実施形態による送信デバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による送信デバイスの別の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による送信デバイスのさらに別の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による受信デバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による受信デバイスの別の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による受信デバイスのさらに別の概略ブロック図である。
本願の一実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本願の一実施形態による通信装置の別の概略ブロック図である。
本願の一実施形態による通信装置のさらに別の概略ブロック図である。
以下では、添付図面を参照して、本願の技術的解決手段を説明する。
本願で提供される技術的解決手段は、例えば、現在の4G通信システム、及び5G通信システムなどの将来の進化型ネットワークといった様々な通信システム、例えば、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、ロングタームエボリューションアドバンスド(LTE Advanced、LTE-A)システム、新無線(new radio、NR)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(third generation partnership project、3GPP)に関連したセルラーシステム、公衆陸上移動体ネットワーク(public land mobile network、PLMN)システム、複数の通信コンバージェンスシステム、及び他のそのような通信システムに適用されてよい。複数の応用シナリオが含まれてよい。例えば、マシンツーマシン(machine to machine、M2M)、デバイスツーマシン(device to machine、D2M)、マクロ-マイクロ通信、高速モバイルインターネット(enhance mobile broadband、eMBB)、超高信頼低遅延通信(ultra-reliable low-latency communication、uRLLC)、及び大量のマシンタイプ通信(massive machine type communication、mMTC)などのシナリオが含まれる。これらのシナリオは、限定されるものではないが、ユーザ機器(user equipment、UE)同士の通信シナリオ、ネットワークデバイス同士の通信シナリオ、及びネットワークデバイスとUEとの間の通信シナリオなどを含んでよい。
本願の実施形態で提供される技術的解決手段は、図1に示すシステムアーキテクチャに適用されてよい。このシステムアーキテクチャには、ネットワークデバイス100と、ネットワークデバイス100に接続された1つ又は複数の端末デバイス200とが含まれてよい。
ネットワークデバイス100は、端末デバイス200と通信できるデバイスであってよい。ネットワークデバイス100は、LTEにおけるeNB(evolutional NodeB)でもeNodeBでもよい。ネットワークデバイス100は代替的に、中継局、又はアクセスポイントなどであってもよい。ネットワークデバイス100は代替的に、クラウド型無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよい。ネットワークデバイス100は代替的に、将来の5Gネットワークにおけるネットワークデバイス又は将来の進化型ネットワークにおけるネットワークデバイスであってもよく、ウェアラブルデバイス又は車載デバイスなどであってもよい。
本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイス100は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)デバイスとも呼ばれることがある。RANデバイスは、端末デバイスに接続され、端末デバイスからデータを受信し、そのデータをコアネットワークデバイスに送信するように構成される。RANデバイスは、異なる通信システムの異なるデバイスに対応する。例えば、RANデバイスは、2Gシステムにおける基地局及び基地局コントローラに対応し、3Gシステムにおける基地局及び無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)に対応し、4Gシステムにおける進化型NodeB(evolutional NodeB、eNB)に対応し、5Gシステムにおける5Gシステム、例えば、新無線(new radio、NR)システムにおけるアクセスネットワークデバイス(例えば、gNB、CU、又はDU)に対応する。
端末デバイス200は、無線送受信機能を含み且つネットワークデバイスと連携して通信サービスをユーザに提供できるデバイスであってよい。具体的には、端末デバイス200は、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)端末、アクセス端末、UEユニット、UE局、移動局、モバイルコンソール、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、UE端末、端末、無線通信デバイス、UEエージェント、又はUE装置などであってよい。IoT端末は、データを収集してデータをネットワークデバイス100に送信する機能を実装し、データ収集、予備処理、暗号化、及び伝送などの複数の機能を担っている。IoT端末は、シェアサイクル、水道メータ、電気メータ、街灯、火災報知器、マンホールカバー、給油所、高速鉄道、又はプリンタなどであってもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、無線モデムに接続されたコンピューティングデバイス又は他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークの端末、又は将来の進化型ネットワークの端末などであってもよい。これらの端末デバイス200のうちの1つ又は複数が、別の端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信用の中継デバイス又はトランジットデバイスとしての機能を果たしてよい。
図1に示すシステムアーキテクチャは、一例として用いられているだけであり、本願の技術的解決手段の限定を意図するものではないことに留意されたい。当業者であれば、特定の実装プロセスにおいて、このシステムアーキテクチャはさらに別のデバイスを含んでよく、ネットワークデバイス100及び端末デバイス200は特定の要件に基づいて構成されてもよいことを理解するはずである。
図1に示すシステムアーキテクチャでは、通信デバイス同士のデータ伝送が異なるタイプのシステム要件に適合するために、異なるカプセル化フォーマットが用いられてよい。例えば、従来型のセルラーネットワーク通信では、データ通信がインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)にほとんど準拠しており、データパケットもIPパケットフォーマットに基づいて伝送される。従来型のセルラーネットワークとは異なり、5Gシステム、例えば産業用通信シナリオでは、データパケットがイーサネットフォーマットで伝送されてよい。データが通信デバイス同士で伝送される場合、データパケットが送信デバイス側で圧縮されてよく、受信デバイスが、データパケットを受信した後に、データパケットを解凍するので、伝送リソースを減らすことができる。現在、イーサネットヘッダを含むデータパケットを圧縮/解凍する機能を実装するのに用いることができる、イーサネットヘッダを圧縮/解凍するための手段はない。別のフォーマットのデータパケットを圧縮/解凍する手段を、イーサネットヘッダを含むデータパケットに適用することはできない。例えば、IPフォーマットのヘッダとイーサネットヘッダとは異なる構造を有するので、IPフォーマットのデータパケットをデータパケット伝送のために圧縮/解凍する手段を、イーサネットヘッダを含むデータパケットの伝送に適用することはできない。
例えば、イーサネットフォーマットのデータパケットの構造が表1に示されている。
表1では、送信先アドレスフィールドと送信元アドレスフィールドとがそれぞれ、6バイトの長さを有し、データパケットの受信アドレス及び送信アドレスを表している。例えば、各ネットワークアダプタ(受信デバイス)は6バイト長の1つの媒体アクセス制御(medium access control、MAC)アドレスを有しており、このアドレスは、イーサネットのネットワークアダプタを一意に識別するのに用いられる。ネットワークアダプタは、データパケットを受信する場合、送信先アドレスフィールドをネットワークアダプタのMACアドレスと比較して、このデータパケットを受信するかどうかを判定してよい。例えば、6バイト長の送信先アドレスという書き込みフォーマットが、00-01-02-03-04-05である。この6バイトがイーサネットでは左から右へ送信される。バイトごとに、最下位ビットのビット0が最初に送信され、最上位ビットのビット7が最後に送信される。送信先アドレスは、ユニキャストアドレス、マルチキャストアドレス、及びブロードキャストアドレスという3つのタイプに分類されてよい。ユニキャストアドレスは通常、特定のネットワークアダプタのMACアドレスに対応し、最初のバイトのビット0が0であることを必要とする。マルチキャストアドレスは、最初のバイトのビット0が1であることを必要とする。このように、あるネットワークのマルチキャストアドレスが任意のネットワークアダプタのMACアドレスと同じになることはなく、マルチキャストデータを複数のネットワークアダプタが同時に受信できる。ブロードキャストアドレスの全48ビットが全て1である(すなわち、FF-FF-FF-FF-FF-FF)。同じローカルエリアネットワークの全てのネットワークアダプタが、ブロードキャストされたデータパケットを受信できる。
長さ/タイプフィールドが2バイトの長さを有し、データ/パディングフィールドの長さ又はタイプを示す。長さ/タイプフィールドの値が1518より小さい場合、それはデータ/パディングフィールドの長さを示す。長さ/タイプフィールドの値が1518より大きい場合、それはイーサネットフォーマットのデータパケットが属する上位層プロトコルを示す(例えば0x800はIPデータパケットを表し、0x806はアドレス解決プロトコル(address resolution protocol、ARP)データパケットを表す)。
データ/パディングフィールドの長さは、46バイトから1500バイトに及ぶ。
チェックシーケンスフィールドの巡回冗長コード(cyclic redundancy check、CRC)フィールドは、4バイトの長さを有する。受信デバイスは、CRCフィールドに基づいて、データパケットが正確に伝送されているかどうかを判定する。データパケットが間違って伝送されていると判定された場合、受信デバイスはこのデータパケットを破棄する。
例えば、IPフォーマットのデータパケットの構造が表2に示されている。
IPフォーマットのヘッダ用の圧縮アルゴリズムは完全アルゴリズムであり、IPフォーマットの標準的なデータパケットだけを識別できる。IPフォーマットのデータパケットとイーサネットフォーマットのデータパケットとはそれぞれ、一連の0及び1を含む数字列である。デバイスがデータパケットを処理する場合、デバイスが直感的に理解できるコンテンツは、一連の0及び1を含む数字列だけである。したがって、異なるパケットフォーマットが、対応するデータパケットのタイプをどのように理解して処理するかをデバイスに示すために、様々なアルゴリズムルールを作成する必要がある。具体的には、データパケットの各フィールドの構成及びサイズと、各フィールドの境界の画定方法とを明確に示す必要がある。フィールドのタイプが、そのフィールドの境界、サイズ、及び構成に基づいて判定されることで、対応する圧縮手段が選択されて、異なるパケットフォーマットのフィールド又は同じパケットフォーマットの異なるタイプのフィールドが圧縮される。以上のように、IPフォーマットのヘッダの構造は、イーサネットヘッダの構造とは異なる。IPフォーマットのヘッダ用の圧縮アルゴリズムがイーサネットフォーマットのデータパケットに用いられ、イーサネットフォーマットのデータパケットがIPフォーマットに基づいて解析された場合、データパケットの各フィールドの境界及び値を識別することはできない。したがって、IPパケットのヘッダ圧縮アルゴリズムに特有の解析ルールがイーサネットのデータパケットに用いられた後に、間違った圧縮パケットが生成されるので、受信側はそのパケットを解析できない。さらに、一連の成熟した圧縮アルゴリズムでは、圧縮ルールをパケットフォーマットの特徴に基づいて具体的に作成する必要があるだけでなく、特定の圧縮フィードバックメカニズム及び特定の応用シナリオも必要になる。以下では、ある実施形態の通信システムにおける、イーサネットフォーマットのパケット用の圧縮アルゴリズムを説明する。本願の一実施形態が、イーサネットヘッダを含むデータパケットの圧縮及び解凍を行う通信方法を提供する。本願のこの実施形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケットはイーサネットフォーマットのデータパケットであってよく、このデータパケットのヘッダはイーサネットヘッダである。あるいは、イーサネットヘッダを含むデータパケットは、IPフォーマットのデータパケットとイーサネットフォーマットのデータパケットとを組み合わせることで得られるデータパケットであってもよく、このデータパケットのヘッダはイーサネットヘッダである。例えば、IPフォーマットのデータパケットとイーサネットフォーマットのデータパケットとの組み合わせとは、イーサネットフォーマットのデータパケットがIPフォーマットのデータパケットのペイロードデータとして用いられることであっても、IPフォーマットのデータパケットがイーサネットフォーマットのデータパケットのペイロードデータとして用いられることであってもよい。
以下では、本願に現れるいくつかの用語の意味を説明し、その特徴を述べる。
1.圧縮されるフィールド、ショートフィールド
イーサネットヘッダを含むデータパケットが圧縮されている場合、圧縮されるフィールドが圧縮されるフィールドであり、圧縮後に得られたデータパケットには圧縮されるフィールドが含まれていない。
ショートフィールドとは、その長さが、圧縮されるフィールドの長さより短いフィールドである。ショートフィールドは、圧縮されるフィールドを示すのに用いられてよい。例えば、ショートフィールドの値が、インデックスであっても、コンテキスト識別子であってもよい。ショートフィールドは、圧縮される1つ又は複数のフィールドに対応してよい。
2.本明細書における用語「複数の」が意味することは、2つ又はそれより多いということである。本明細書では、「第1」及び「第2」という用語は、異なる対象物同士を区別することを意図しており、それらの対象物の特定の順序を示すものではない。例えば、「第1のフィードバック情報」と「第2のフィードバック情報」とが、異なるフィードバック情報を区別するのに用いられており、これらのフィードバック情報の特定の順序を説明するのに用いられているわけではない。本明細書での「及び/又は」という用語は、関連する対象物を説明するための対応関係だけを説明しており、3つの関係が存在し得ることを表している。例えば、A及び/又はBとは、Aだけが存在する、A及びBが両方とも存在する、Bだけが存在するという3つの場合を表してよい。本明細書では、「/」が「又は」の関係を表している。例えば、A/Bとは、Aだけが存在する、Bだけが存在するという2つの場合を表してよい。
本願の実施形態では、「例」又は「例えば」という用語は、一例、実例、又は説明の提示を表すのに用いられている。本願の実施形態において「例」として又は「例えば」と説明される実施形態又は設計方式はどれも、別の実施形態又は設計方式より好ましい又はより多くの利点を有していると解釈されるべきではない。正確には、「例」又は「例えば」という用語の使用は、特定の方式における相対概念を示すことを意図している。
本願の一実施形態が通信方法を提供する。本通信方法は、図1に示すシステムアーキテクチャ内の任意の2つの通信デバイスが互いに通信するというシナリオに適用される。2つの通信デバイス間で伝送されるデータパケットにはイーサネットヘッダが含まれている。イーサネットヘッダを含むデータパケットを通信デバイスが別の通信デバイスに伝送する場合、データパケットを送信するデバイスが送信対象データパケットを圧縮し、圧縮後に得られたデータパケットを受信デバイスに送信して、伝送リソースを減らすことができる。受信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを受信し、送信デバイスの圧縮手段に対応する解凍手段に従って圧縮済みデータパケットを解凍して、完全なデータパケットを取得する。例えば、ダウンリンク伝送では、送信デバイスは図1のネットワークデバイス100であり、受信デバイスは図1の端末デバイス200である。あるいは、アップリンク伝送では、送信デバイスは図1の端末デバイス200であり、受信デバイスは図1のネットワークデバイス100である。あるいは、送信デバイス及び受信デバイスは両方とも、図1の端末デバイス200である。送信デバイス及び受信デバイスの具体的な形態が、本願のこの実施形態において限定されることはない。
本願のこの実施形態における通信方法では、送信デバイス又は受信デバイスの実行部の具体的な構造が、本願のこの実施形態において特に限定されることはない。ただし、本願のこの実施形態における通信方法のコードを記録したプログラムを実行して、本願のこの実施形態における通信方法に従って通信を行うことができるものとする。例えば、本願のこの実施形態で提供される通信方法は、ネットワークデバイス又は端末デバイスによって実行されてもよく、ネットワークデバイス又は端末デバイスに含まれ且つプログラムを呼び出して実行できる機能モジュールによって実行されてもよく、ネットワークデバイス又は端末デバイスに用いられる装置(例えば、チップ)によって実行されてもよい。これについては、本願において限定されることはない。本明細書では、ネットワークデバイス及び端末デバイスが前述の通信方法を実行するという一例が、説明に用いられている。
図2に示すように、本願のこの実施形態で提供される通信方法は、S101~S113を含んでよい。
S101:ネットワークデバイスが、イーサネットヘッダを含むデータパケットのヘッダ圧縮機能を構成する。
ある実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能は、ネットワークデバイスによって構成される。ネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスの指示に従って又はサービス要件に従って、イーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能を、サービスを運ぶチャネルがサポートしていると判定する。ある実装形態では、コアネットワークデバイスは、IPベースのチャネル又はイーサネットベースのチャネルの確立を選択してよい。コアネットワークデバイスは、異なるタイプのチャネルを確立する場合、指示情報をネットワークデバイスに送信して、IPパケットのヘッダ圧縮メカニズム又はイーサネットパケットのヘッダ圧縮メカニズムを用いてデータパケットのヘッダを圧縮するようネットワークデバイスに指示してよい。
ある実装形態では、ネットワークデバイスは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングを介して、チャネルに対応する端末デバイスがイーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能をサポートするように構成してよい。例えば、RRCシグナリングは、イーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能がサポートされていることを示すのに用いられる情報要素を含む、又はイーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能をサポートする情報要素の値が「true」に設定されている。ネットワークデバイス又は端末デバイスが送信デバイスとしての機能を果たしてデータを送信する場合、ネットワークデバイス又は端末デバイスは、イーサネットヘッダを含む送信対象データパケットを圧縮してよい。
S102:送信デバイスは送信対象データパケットを決定する。
送信デバイスは送信対象データパケットを決定し、送信対象データパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである。例えば、送信デバイスは、受信デバイスへのQ個の送信対象データパケット(Qは1より大きい)を決定する。Q個のデータパケットは同じサービスのデータパケットであり、Q個のデータパケットは表1に示すフォーマットになっている。Q個のデータパケットは、同じ送信先アドレスに送信され、同じ送信元アドレスから送信される。
S103:送信デバイスは、送信対象データパケットのヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定する。
例えば、Q個の送信対象データパケットのヘッダでは、送信先アドレス及び送信元アドレスは同じままであり、ヘッダ内の送信先アドレス及び送信元アドレスは圧縮されてよく、送信デバイスは、圧縮されるフィールドが送信先アドレス及び送信元アドレスであると判定する。
S104:送信デバイスは、送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信する。
ヘッダコンテキスト情報は、ヘッダのフィールドの指示情報を含む。送信デバイスは、送信対象データパケットを決定した後に、送信対象データパケットのヘッダに関する完全情報を取得し、ヘッダに関する完全情報に基づいてヘッダコンテキスト情報を生成してよい。送信デバイスは、ヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信する。ある実装形態では、送信デバイス及び受信デバイスは、得られたヘッダコンテキスト情報をローカルに格納する。受信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを受信した後に、圧縮済みデータパケットのヘッダに関する完全情報をヘッダコンテキスト情報に基づいて取得してよい。送信デバイスがヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信する方式には、制御シグナリングを介してヘッダコンテキスト情報を転送すること、送信対象データパケットのヘッダを介してヘッダコンテキスト情報を転送すること、又は専用のデータパケットを介してヘッダコンテキスト情報を転送することが含まれてよい。
例えば、図3に示すように、送信デバイス又は受信デバイスは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)層、サービスデータアダプテーションプロトコル(service data adaptation protocol、SDAP)層、パケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)層、無線リンク制御(radio link control、RLC)層、媒体アクセス制御(media access control、MAC)層、及び物理層(physical、PHY)などのプロトコル層を含んでよい。専用のデータパケットを介してヘッダコンテキスト情報を転送することは、PDCP制御用プロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)及びSDAP制御用PDUなどの制御用PDUを介してヘッダコンテキスト情報を送信することを含んでよい。
ヘッダコンテキスト情報は、送信対象データパケットの完全ヘッダ、圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、又はショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係のうちの少なくとも1つを含んでよい。
ある実装形態では、ヘッダコンテキスト情報は少なくとも1つのルールを含み、1つのルールはショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられる。例えば、1つのヘッダコンテキスト情報が表3に示されている。
例えば、最初のルールは、ショートフィールド00に対応する圧縮されるフィールドが送信先アドレス00-01-02-03-04-05及び送信元アドレス10-01-08-03-04-05であることを示している。ショートフィールドは、圧縮されるフィールドより短い指定コンテンツであってよい。例えば、ショートフィールドはSDAP層のフロー識別子(Flow ID)であってよい。
ある実装形態では、データパケットのヘッダコンテキスト情報が変わったと送信デバイスが判定した場合、送信デバイスはヘッダコンテキスト変更指示情報を受信デバイスに送信する。ヘッダコンテキスト変更指示情報は、データパケットのヘッダコンテキスト情報が変わったことを示すのに用いられる。受信デバイスは、ヘッダコンテキスト変更指示情報に基づいて、ローカルに格納したヘッダコンテキスト情報を更新する。
ある実装形態では、ヘッダコンテキスト情報はショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を含み、ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含む。
例えば、送信対象データパケットのヘッダが新たな送信先アドレス02-03-09-05-06-01を含み、対応する送信元アドレスが00-03-C4-05-09-07であると送信デバイスが判定した場合、送信デバイスは新たなルールを追加すると決定する。例えば、ルール4を追加した後のヘッダコンテキスト情報が表4に示されている。
送信デバイスは、制御シグナリング又は制御用PDUを介してヘッダコンテキスト変更指示情報を受信デバイスに送信して、新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを示してよい。ある実装形態では、送信デバイスは1つの制御シグナリング又は1つの制御用PDUを受信デバイスに送信する。制御シグナリング又は制御用PDUは、追加された新たなルールのコンテンツを含み、ショートフィールド及び圧縮されるフィールドを含む。別の実装形態では、送信デバイスは、新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを示すのに、制御シグナリング又は制御用PDUを受信デバイスに別個に送信しない。受信デバイスが受信したデータパケットのヘッダが、ローカルのヘッダコンテキスト情報に格納されていないショートフィールドを含む場合、新たなルールが追加されていると判定される。例えば、受信デバイスは、ショートフィールドに対応するヘッダコンテキスト情報を要求するためのフィードバック情報を送信デバイスに送信して、追加された新たなルールを取得してよい。
例えば、送信デバイスは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていると判定した場合、制御シグナリング又は制御用PDUを介してヘッダコンテキスト変更指示情報を受信デバイスに送信し、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていることを示してよい。ヘッダコンテキスト変更指示情報は、修正されたルールのコンテンツを含む。
例えば、送信デバイスは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていると判定した場合、制御シグナリング又は制御用PDUを介してヘッダコンテキスト変更指示情報を受信デバイスに送信し、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていることを示してよい。例えば、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていると送信デバイスが判定する方法は以下の通りである。各ルールが確立されている場合、送信デバイスはルールに対応するタイマーを設けて、ルールに対応するデータパケットを送信デバイスが受信するたびにタイマーを再始動させる。ルールに対応するデータパケットを特定の時間内に受信していない(タイマーがタイムアウトした)場合)、ルールが削除されていると判定される。ルールに対応するデータパケットとは、ルール内にあるものと一致するショートフィールド又は圧縮されるフィールドをデータパケットのヘッダが含んでいることを意味する。受信デバイスは、ヘッダコンテキスト変更指示情報に基づいて、ローカルにルールを削除する。別の実装形態では、受信デバイスは、各ルールが受信デバイス側で確立している場合、ルールに対応するタイマーを代替的に設けて、ルールに対応するデータパケットを受信するたびにタイマーを再始動させてよい。ルールに対応するデータパケットを特定の時間内に受信していない(タイマーがタイムアウトした)場合、受信デバイスはルールをローカルに削除してよい。
S105:受信デバイスはヘッダコンテキスト情報を受信する。
受信デバイスは、ヘッダコンテキスト情報を送信デバイスから受信した後に、ヘッダコンテキスト情報をローカルに格納してよい。
受信デバイスは、必要に応じて、ヘッダコンテキスト情報を受信した後にS106を実行してよい。
S106:受信デバイスは第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信する。
第1のフィードバック情報は、データパケットのヘッダの圧縮を開始するよう送信デバイスに指示するのに用いられる。
ある実装形態では、第1のフィードバック情報は第1の指示情報を含み、第1の指示情報はヘッダ圧縮の圧縮レベルを示すのに用いられる。例えば、圧縮レベルは、第1レベル、第2レベル、及び第3レベルに分類される。例えば、第1レベルは1つのフィールドが圧縮されていることを示し、第2レベルは2つのフィールドが圧縮されていることを示し、第3レベルは3つのフィールドが圧縮されていることを示す。あるいは、例えば、第1レベルはw個のフィールドが圧縮されていることを示し、第2レベルはs個のフィールドが圧縮されていることを示し、第3レベルはz個のフィールドが圧縮されていることを示す。ここで、0≦w<s<zである。
S107:送信デバイスは第1のフィードバック情報を受信する。
S108:送信デバイスは送信対象データパケットのヘッダを圧縮する。
必要に応じて、送信デバイスが第1のフィードバック情報を受信した場合、送信デバイスはイーサネットヘッダを含むデータパケットに対してヘッダ圧縮の実行を開始する。必要に応じて、別の実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能が構成されていると送信デバイスが判定した場合、送信デバイスは、データパケットを送信する必要があるときにヘッダ圧縮の実行を開始する。例えば、送信デバイスがデータパケットを送信する必要がある場合、送信デバイスは最初に、R個のヘッダコンテキスト情報を送信し、次いで、送信対象データパケットのヘッダの圧縮を開始する。
送信デバイスは、指定された方法に基づいて送信対象データパケットのヘッダを圧縮し、圧縮後に得られたデータパケットを取得する。設定手段が、圧縮されるフィールドをデータパケットのヘッダから削除すること、又は圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることを含んでよい。
いくつかの実施形態では、データパケットのヘッダを圧縮する手段が、圧縮されるフィールドをデータパケットのヘッダから削除することである。
例えば、ヘッダフォーマットが表1に示すヘッダであるデータパケットが圧縮され、圧縮前のヘッダは、送信先アドレス(00-01-02-03-04-05)、送信元アドレス(10-01-08-03-04-05)、及び長さ/タイプ(00-9C)という3つのフィールドを含み、合計で14バイトを有する。例えば、ヘッダは表5に示す形式で表されてよく、1つの行が1バイトを表し、1つのセルが1ビットを表している。表5は、ヘッダ内のフィールドが占有するバイトの数とビットの数とを説明するのに用いられ、データパケットのヘッダの形式を限定するわけではないことに留意されたい。
例えば、圧縮されるフィールドは送信先アドレスであり、圧縮後に得られたヘッダが、送信元アドレス及び長さ/タイプという2つのフィールドを含み、合計で8バイトを有する。このヘッダは、表6に示す形式で表されてよい。
例えば、圧縮されるフィールドは、送信先アドレス及び送信元アドレスという2つのフィールドであり、圧縮後に得られたヘッダが長さ/タイプという1つのフィールドを含み、合計で2バイトを有する。このヘッダは、表7に示す形式で表されてよい。
例えば、圧縮されるフィールドは、送信先アドレス、送信元アドレス、及び長さ/タイプという3つのフィールドであり、データパケットのヘッダ内の3つのフィールドは全て圧縮されている。
いくつかの実施形態では、データパケットのヘッダを圧縮する手段が、圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることである。
例えば、圧縮前のヘッダが、送信先アドレス(00-01-02-03-04-05)、送信元アドレス(10-01-08-03-04-05)、及び長さ/タイプ(00-9C)という3つのフィールドを含む。ショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係が表8に示されている。ショートフィールドの長さは1バイトである。
ヘッダフォーマットが表1に示すヘッダであるデータパケットが圧縮される。圧縮前のヘッダが、送信先アドレス、送信元アドレス、及び長さ/タイプという3つのフィールドを含み、合計で14バイトを有する。圧縮されるフィールドは、送信先アドレス及び送信元アドレスという2つのフィールドである。圧縮後に得られたヘッダが、ショートフィールド及び長さ/タイプという2つのフィールドを含み、表9に示すように合計で3バイトを有する。
例えば、圧縮前のヘッダが、送信先アドレス(00-01-02-03-04-05)、送信元アドレス(00-F2-03-04-05-06)、及び長さ/タイプ(00-9C)という3つのフィールドを含む。ショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係が表10に示されている。ショートフィールドの長さは4バイトであり、ショートフィールドの値範囲は0~15である。
ヘッダフォーマットが表1に示すヘッダであるデータパケットが圧縮される。圧縮前のヘッダが、送信先アドレス、送信元アドレス、及び長さ/タイプという3つのフィールドを含み、合計で14バイトを有する。圧縮されるフィールドは、送信先アドレス及び送信元アドレスという2つのフィールドである。圧縮後に得られたヘッダが、ショートフィールド及び長さ/タイプという2つのフィールドを含み、表11に示すように合計で3バイトを有する。
例えば、圧縮前のヘッダが、送信先アドレス(00-01-02-03-04-05)、送信元アドレス(00-F2-03-04-05-06)、及び長さ/タイプ(00-9C)という3つのフィールドを含む。ショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係が表12に示されている。ショートフィールドの長さは2バイトであり、ショートフィールドの値範囲は0~3である。
ヘッダフォーマットが表1に示すヘッダであるデータパケットが圧縮される。圧縮前のヘッダが、送信先アドレス、送信元アドレス、及び長さ/タイプという3つのフィールドを含み、合計で14バイトを有する。圧縮されるフィールドは長さ/タイプである。圧縮後に取得されたヘッダが、送信先アドレス、送信元アドレス、及びショートフィールドという3つのフィールドを含み、表13に示すように合計で13バイトを有する。13番目のバイトの最初のビット及び2番目のビットがショートフィールドの値であり、13番目のバイトの3番目のビットから8番目のビットまでが予約ビットである。
例えば、圧縮前のヘッダが、送信先アドレス(00-02-03-04-05-06)、送信元アドレス(10-01-08-03-04-05)、及び長さ/タイプ(08-06)という3つのフィールドを含む。ショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係が表14に示されている。ショートフィールドの長さは2バイトであり、ショートフィールドの値範囲は0~3である。
ヘッダフォーマットが表1に示すヘッダであるデータパケットが圧縮される。圧縮前のヘッダが、送信先アドレス、送信元アドレス、及び長さ/タイプという3つのフィールドを含み、合計で14バイトを有する。圧縮されるフィールドは、送信先アドレス、送信元アドレス、及び長さ/タイプである。圧縮後に取得されたヘッダがショートフィールドを含み、表15に示すように合計で1バイトを有する。最初のビット及び2番目のビットが送信先アドレスに対応するショートフィールドの値であり、3番目のビット及び4番目のビットが送信元アドレスに対応するショートフィールドの値であり、5番目のビット及び6番目のビットが長さ/タイプに対応するショートフィールドの値であり、7番目のビット及び8番目のビットが予約ビットである。
ある実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケットの圧縮機能が、PDCP層に位置してよい。別の実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケットの圧縮機能が、SDAP層に位置してよい。あるいは、イーサネットヘッダを含むデータパケットの圧縮機能が、RLC層又はMAC層に位置してよい。別の実装形態では、イーサネットヘッダを含むデータパケットの圧縮機能が、コアネットワークノード、例えば、ユーザプレーン機能モジュール(user plane function、UPF)に位置してもよい。
S109:送信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを送信する。
ある実装形態では、送信デバイスは第2の指示情報を受信デバイスに送信する。第2の指示情報は、送信されるデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる(例えば、第2の指示情報は、その後に送信されるN個のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示してよい)。次いで送信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを送信する。
第2の指示情報は、専用のデータパケットであっても制御シグナリング(例えば、RRCシグナリング、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)シグナリング、又はダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)など)であってもよい。例えば、第2の指示情報は、PDCPパケットヘッダ、SDAPパケットヘッダ、又はRLC/MACデータパケットヘッダに含まれてもよい。
別の実装形態では、送信デバイスは圧縮後に得られたデータパケットを送信し、圧縮後に得られたデータパケットのヘッダが第3の指示情報を含み、第3の指示情報は、データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる。
S110:受信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを受信する。
受信デバイスは第1のデータパケットを受信し、第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである。受信デバイスは、第1のデータパケットを受信した後に、第2の指示情報又は第3の指示情報に基づいて、第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであると判定してよい。
ある実装形態では、送信デバイスの圧縮手段が、圧縮されるフィールドをデータパケットのヘッダから削除することである。送信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットと、対応するヘッダコンテキスト情報とを受信デバイスに送信する。ヘッダコンテキスト情報は、送信対象データパケットの完全ヘッダ又は圧縮されるフィールドの完全コンテンツを含む。受信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを受信した後に、圧縮されるフィールドの完全ヘッダ又は完全コンテンツを受信済みデータパケットのヘッダに追加し、データパケットを解凍してよい。
ある実装形態では、送信デバイスの圧縮手段が、圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることである。送信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットと、対応するヘッダコンテキスト情報とを受信デバイスに送信する。ヘッダコンテキスト情報は、ショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を含む。受信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットを受信した後に、ショートフィールドを圧縮されるフィールドの完全コンテンツに置き換え、データパケットを解凍してよい。
さらに、ある実装形態では、受信デバイスは、解凍が失敗したと判定した場合、S111を実行して第2のフィードバック情報を送信デバイスに送信する。第2のフィードバック情報は、解凍が失敗したことを示すのに用いられる。例えば、受信デバイスがM個のデータパケット(Mは0より大きい)を解凍できない場合、解凍が失敗したと判定される。例えば、受信デバイスが連続したM個のデータパケットを解凍できない、又は受信デバイスがM個のデータパケットを指定時間内に解凍できない。
ある実装形態では、受信デバイスは送信デバイスに第3のフィードバック情報を通常の解凍処理で送信してよい。第3のフィードバック情報は、ヘッダコンテキスト情報が受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる。例えば、解凍が失敗しなかったと受信デバイスが判定した場合、S112が指定時間の間隔を置いて実行され、第3のフィードバック情報を送信デバイスに送信する。
S111:受信デバイスは第2のフィードバック情報を送信デバイスに送信する。
S112:受信デバイスは第3のフィードバック情報を送信デバイスに送信する。
ある実装形態では、受信デバイスは、第2のフィードバック情報又は第3のフィードバック情報を、専用の制御シグナリングまたは専用の制御用PDUを介して送信デバイスに送信してよい。例えば、専用のPDCP制御用PDUが表16に示されている。
データパケットが制御用PDUなのかデータ用PDUなのかを示すのに、D/Cフィールドが用いられる。PDUタイプフィールドがPDUのタイプを示すのに用いられる。例えば、PDUタイプは、IPフォーマットのヘッダの圧縮、イーサネットヘッダの圧縮、又はステータスレポートなどであってもよい。Rは予約ビットを示す。データは、ステータスフィードバック、ヘッダコンテキスト情報、又はショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係などの、圧縮及び解凍に用いられる情報であってよく、送信デバイス及び受信デバイスが圧縮ステータスと圧縮情報とを同期させるのに用いられてよい。
S113:送信デバイスは、受信デバイスが実行した解凍が失敗したと判定する。
ある実装形態では、ある指定条件が満たされていると判定した場合、送信デバイスは、圧縮後に得られたデータパケットの送信を停止する、且つ/又は送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに再度送信するか若しくはヘッダ圧縮の圧縮レベルを調整する。その指定条件は、第2のフィードバック情報を受信していること、及び第3のフィードバック情報を指定時間内に受信していないことのうちの少なくとも1つを含む。例えば、イーサネットヘッダを含むデータパケット用のヘッダ圧縮機能の実行を開始するとき、送信デバイスはタイマーを始動させ、タイマーがタイムアウトする前に第3のフィードバック情報を受信した場合、タイマーを再始動させ、タイマーがタイムアウトした後に第3のフィードバック情報を受信していない場合、受信デバイスが解凍を実行できないと判定する。
本願のこの実施形態で提供される通信方法によれば、イーサネットヘッダを含むデータパケットは、データ伝送時に圧縮され、また解凍されてよく、これにより、伝送リソースを減らすことができる。
上記では本発明の実施形態で提供される通信方法を説明しているが、以下では、本発明の実施形態で提供される送信デバイス及び受信デバイスを説明する。
図4は、本発明の一実施形態による送信デバイス400の概略ブロック図である。送信デバイス400は、送信対象データパケットを決定するように構成された処理モジュール401であって、送信対象データパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットであり、処理モジュール401はさらに、送信対象データパケットのヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定するように構成され、処理モジュール401はさらに、送信対象データパケットのヘッダを、予め設定した手段に従って圧縮するように構成され、予め設定した手段は、圧縮されるフィールドをデータパケットのヘッダから削除すること、又は圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることを含む、処理モジュール401と、圧縮後に得られたデータパケットを送信するように構成された送信モジュール402とを含む。
ある実施形態では、送信モジュール402はさらに、送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信するように構成され、ヘッダコンテキスト情報は、送信対象データパケットの完全ヘッダ、圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、及びショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係のうちの少なくとも1つを含む。
ある実施形態では、処理モジュール401はさらに、データパケットのヘッダコンテキスト情報が変わったかどうかを判定するように構成され、送信モジュール402はさらに、データパケットのヘッダコンテキスト情報が変わったと決定モジュール401が判定した場合に、ヘッダコンテキスト変更指示情報を受信デバイスに送信するように構成される。
ある実施形態では、ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられる。
ある実施形態では、図5に示すように、送信デバイス400はさらに、データパケットを受信するように構成された受信モジュール403を含み、処理モジュール401はさらに、受信モジュール403がルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、そのルールが削除されていると判定するように構成される。
ある実施形態では、受信モジュール403は、圧縮後に得られたデータパケットを送信モジュール402が送信する前に、第1のフィードバック情報を受信デバイスから受信するように構成され、第1のフィードバック情報は、データパケットのヘッダの圧縮を開始するよう送信デバイスに指示するのに用いられる。
ある実施形態では、第1のフィードバック情報は第1の指示情報を含み、第1の指示情報はヘッダ圧縮の圧縮レベルを示すのに用いられる。
ある実施形態では、処理モジュール401はさらに、ある指定条件が満たされているかどうかを判定するように構成され、その指定条件は、第2のフィードバック情報を受信していること(第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる)、及び第3のフィードバック情報を指定時間内に受信していないこと(第3のフィードバック情報はヘッダコンテキスト情報が受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる)のうちの少なくとも1つを含む。また、送信モジュール402はさらに、ある事前設定条件が満たされていると処理モジュール401が判定した場合、圧縮後に得られたデータパケットの送信を停止する、且つ/又は送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに再度送信するか若しくはヘッダ圧縮の圧縮レベルを調整するように構成される。
ある実施形態では、送信モジュール402はさらに、圧縮後に得られたデータパケットを送信する前に、第2の指示情報を受信デバイスに送信するように構成され、第2の指示情報は、データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、又は圧縮後に得られたデータパケットのヘッダが第3の指示情報を含み、第3の指示情報はデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる。
本発明のこの実施形態の処理モジュール401は、プロセッサ又はプロセッサ関連の回路部品により実装されてよく、送信モジュール402及び受信モジュール403は、送受信機又は送受信機関連の回路部品により実装されてよいことを理解されたい。
図6に示すように、本発明の一実施形態がさらに送信デバイス500を提供する。送信デバイス500は、プロセッサ501と、メモリ502と、送受信機503とを含む。メモリ502は命令又はプログラムを格納し、プロセッサ501は、メモリ502に格納された命令又はプログラムを実行するように構成される。メモリ502に格納された命令又はプログラムが実行されると、プロセッサ501は、前述の実施形態の処理モジュール401により行われるオペレーションを行うように構成され、送受信機503は、前述の実施形態の送信モジュール402及び受信モジュール403により行われるオペレーションを行うように構成される。
本発明の実施形態による送信デバイス400又は送信デバイス500は、本発明の実施形態による通信方法のS101~S113における送信デバイスに対応してよく、送信デバイス400又は送信デバイス500の各モジュールのオペレーション及び/又は機能が図2における方法の対応する手順を実装できることを理解されたい。詳細は再度ここで説明しない。
図7は、本発明の一実施形態による受信デバイス700の概略ブロック図である。受信デバイス700は、第1のデータパケットを受信するように構成された受信モジュール701であって、第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである、受信モジュール701と、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されているかどうかを判定するように構成された処理モジュール702であって、処理モジュール702はさらに、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると判定した場合、予め設定した手段に従って第1のデータパケットを解凍するように構成され、予め設定した手段は、圧縮済みフィールドの完全コンテンツを第1のデータパケットのヘッダに追加すること、又は第1のデータパケットのヘッダ内のショートフィールドを対応する圧縮済みフィールドの完全コンテンツに置き換えることを含む、処理モジュール702とを含む。
ある実施形態では、受信モジュール701はさらに、第1のデータパケットのヘッダコンテキスト情報を受信するように構成され、ヘッダコンテキスト情報は、第1のデータパケットの完全ヘッダ、圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、及びショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係のうちの少なくとも1つを含む。
ある実施形態では、受信モジュール701はさらに、ヘッダコンテキスト変更指示情報を受信するように構成され、ヘッダコンテキスト変更指示情報は、データパケットにヘッダコンテキスト情報が変わったことを示すのに用いられる。また、処理モジュール702はさらに、ヘッダコンテキスト変更指示情報に基づいて、ローカルに格納されたヘッダコンテキスト情報を更新するように構成される。
ある実施形態では、ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールがヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられる。
ある実施形態では、処理モジュール702はさらに、受信モジュール701がルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、ローカルに格納されたヘッダコンテキスト情報からそのルールを削除するように構成される。
ある実施形態では、図8に示すように、受信デバイスはさらに、第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信するように構成された送信モジュール703を含み、第1のフィードバック情報は、データパケットのヘッダの圧縮を開始するよう送信デバイスに指示するのに用いられる。
ある実施形態では、第1のフィードバック情報は第1の指示情報を含み、第1の指示情報はヘッダ圧縮の圧縮レベルを示すのに用いられる。
ある実施形態では、送信モジュール703は第2のフィードバック情報を送信デバイスに送信するように構成され、第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる。
ある実施形態では、送信モジュール703は第3のフィードバック情報を送信デバイスに送信するように構成され、第3のフィードバック情報は、ヘッダコンテキスト情報が受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる。
ある実施形態では、受信モジュール701はさらに、第1のデータパケットを受信する前に第2の指示情報を受信するように構成され、第2の指示情報は第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられ、処理モジュール702はさらに、第2の指示情報に基づいて、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると判定するように構成される。また、処理モジュール702はさらに、第3の指示情報に基づいて、第1のデータパケットのヘッダが圧縮されていると判定するように構成され、第3の指示情報は第1のデータパケットのヘッダに含まれており、第3の指示情報は第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる。
本発明のこの実施形態の処理モジュール702は、プロセッサ又はプロセッサ関連の回路部品により実装されてよく、受信モジュール701及び送信モジュール703は、送受信機又は送受信機関連の回路部品により実装されてよいことを理解されたい。
図9に示すように、本発明の一実施形態がさらに受信デバイス800を提供する。受信デバイス800は、プロセッサ801と、メモリ802と、送受信機803とを含む。メモリ802は命令又はプログラムを格納し、プロセッサ801は、メモリ802に格納された命令又はプログラムを実行するように構成される。メモリ802に格納された命令又はプログラムが実行されると、プロセッサ801は、前述の実施形態の処理モジュール702により行われるオペレーションを行うように構成され、送受信機803は、前述の実施形態の受信モジュール701及び送信モジュール703により行われるオペレーションを行うように構成される。
本発明の実施形態による受信デバイス700又は受信デバイス800は、本発明の実施形態による通信方法のS101~S113における受信デバイスに対応してよく、受信デバイス700又は受信デバイス800の各モジュールのオペレーション及び/又は機能が図2における方法の対応する手順を実装できることを理解されたい。詳細は再度ここで説明しない。
本発明の一実施形態がさらにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、プログラムがプロセッサにより実行されると、前述の方法の実施形態で提供された通信方法における送信デバイスに関連した手順が実施されてよい。
本発明の一実施形態がさらにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、プログラムがプロセッサにより実行されると、前述の方法の実施形態で提供された通信方法における受信デバイスに関連した手順が実施されてよい。
本願の一実施形態がさらに通信装置を提供する。通信装置は、端末デバイスであっても回路であってもよい。通信装置は、前述の方法の実施形態における端末デバイスにより行われる動作を行うように構成されてよい。端末デバイスは、前述の方法の実施形態における送信デバイスであっても受信デバイスであってもよい。
通信装置が端末デバイスである場合、図10は、端末デバイスの簡略化した概略構造図である。理解と説明を容易にするために、図10では、端末デバイスが携帯電話である一例が用いられている。図10に示すように、端末デバイスは、プロセッサ、メモリ、無線周波数回路、アンテナ、及び入力/出力装置を含む。プロセッサは主に、通信プロトコル及び通信データの処理、端末デバイスの制御、ソフトウェアプログラムの実行、及びソフトウェアプログラムのデータの処理などを行うように構成される。メモリは主に、ソフトウェアプログラム及びデータを格納するように構成される。無線周波数回路は主に、ベースバンド信号と無線周波数信号との間の変換を行い、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは主に、電磁波形の無線周波数信号を送受信するように構成される。タッチスクリーン、表示画面、及びキーボードなどの入力/出力装置は主に、ユーザが入力したデータを受信し、データをユーザに出力するように構成される。いくつかのタイプの端末デバイスは入力/出力装置を備えていなくてもよいことに留意されたい。
データを送信する必要がある場合、プロセッサは、送信対象データに対してベースバンド処理を行い、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を行った後に、アンテナを介して電磁波形の無線周波数信号を送信する。データが端末デバイスに送信されると、無線周波数回路はアンテナを介して無線周波数信号を受信し、この無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、このベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、このデータを処理する。説明を容易にするために、図10は1つのメモリ及び1つのプロセッサだけを示している。実際の端末デバイス製品では、1つ又は複数のプロセッサ及び1つ又は複数のメモリがあってもよい。メモリは、記憶媒体又は記憶装置などとも呼ばれることがある。メモリは、プロセッサから独立して配置されてもよく、プロセッサと一体化されてもよい。これについては、本願のこの実施形態で限定されることはない。
本願のこの実施形態では、送受信機機能を有するアンテナ及び無線周波数回路は、端末デバイスの送受信機ユニットとみなされてよく、処理機能を有するプロセッサは端末デバイスの処理ユニットとみなされてよい。図10に示すように、端末デバイスは送受信機ユニット1001と処理ユニット1002とを含む。送受信機ユニットは、送受信機マシン、送受信機、又は送受信機装置などとも呼ばれることがある。処理ユニットは、プロセッサ、処理ボード、処理モジュール、又は処理装置などとも呼ばれることがある。必要に応じて、送受信機ユニット1001内にあって受信機能を実装するように構成されたコンポーネントが受信ユニットとみなされてよく、送受信機ユニット1001内にあって送信機能を実装するように構成されたコンポーネントが送信ユニットとみなされてよい。言い換えれば、送受信機ユニット1001は受信ユニット及び送信ユニットを含む。送受信機ユニットは、送受信機、送受信機マシン、又は送受信機回路などとも呼ばれることがある。受信ユニットは、受信機、受信機マシン、又は受信機回路などとも呼ばれることがある。送信ユニットは、送信機、送信機マシン、又は送信機回路などとも呼ばれることがある。
送受信機ユニット1001は、前述の方法の実施形態における端末デバイス側で送信オペレーション及び受信オペレーションを行うように構成され、処理ユニット1002は、前述の方法の実施形態における端末デバイスで送信オペレーション及び受信オペレーションを除くオペレーションを行うように構成されることを理解されたい。
例えば、ある実装形態では、送受信機ユニット1001は、図2のS104、S106、S109、S111、若しくはS112における端末デバイス側での送信オペレーション、又はS105、S107、若しくはS110における端末デバイス側での受信オペレーションを行うように構成される、且つ/又は送受信機ユニット1001はさらに、本願の実施形態における端末デバイス側で他の送受信段階を行うように構成される。処理ユニット1002は、図2のS102、S103、S108、若しくはS113を行うように構成され、且つ/又は処理ユニット1002はさらに、本願の実施形態における端末デバイス側で別の処理段階を行うように構成される。
通信装置がチップである場合、このチップは送受信機ユニットと処理ユニットとを含む。送受信機ユニットは、入力/出力回路であっても通信インタフェースであってもよい。処理ユニットは、プロセッサ、マイクロプロセッサ、又はチップ上に統合された集積回路であってもよい。
この実施形態の通信装置が端末デバイスである場合には、図11に示すデバイスを参照されたい。一例において、本デバイスは、図6のプロセッサ501又は図9のプロセッサ801の機能と同様の機能を備えることができる。図11において、本デバイスは、プロセッサ1101と、データ送信プロセッサ1102と、データ受信プロセッサ1103とを含む。前述の実施形態の処理モジュール710は、図11のプロセッサ1101であってよく、対応する機能を備えている。前述の実施形態の送信モジュール402及び送信モジュール703は図11のデータ送信プロセッサ1102であってよく、受信モジュール403及び受信モジュール701は図11のデータ受信プロセッサ1103であってよい。図11はチャネル符号化器及びチャネル復号器を示しているが、これらのモジュールはこの実施形態に対する限定となるのではなく、単なる例にすぎないことが理解されるであろう。
図12は、この実施形態の別の形態を示す。処理装置1200は、変調サブシステム、中央演算処理サブシステム、及び周辺装置サブシステムなどのモジュールを含む。この実施形態の通信装置は、処理装置1200の変調サブシステムとして用いられてよい。具体的には、変調サブシステムはプロセッサ1203及びインタフェース1204を含んでよい。プロセッサ1203は、処理モジュール401又は処理モジュール702の機能を備え、インタフェース1204は送信モジュール402、受信モジュール403、受信モジュール701、又は送信モジュール703の機能を備えている。別の変形体では、変調サブシステムは、メモリ1206と、プロセッサ1203と、メモリ1206に格納され且つプロセッサ上で実行可能なプログラムとを含む。プロセッサ1203は、プログラムを実行すると、前述の方法の実施形態における端末デバイス側でこの方法を実施する。メモリ1206は不揮発性であっても揮発性であってもよいことに留意されたい。メモリ1206は、変調サブシステム内に位置してもよく、処理装置1200内に位置してもよい。ただし、メモリ1206はプロセッサ1203に接続できるものとする。
この実施形態の別の形態では、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、命令が実行されると、前述の方法の実施形態における端末デバイス側での方法が実行される。
この実施形態の別の形態では、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。命令が実行されると、前述の方法の実施形態における端末デバイス側での方法が実行される。
上記に提供した送信デバイス、受信デバイス、通信装置、端末デバイス、コンピュータ可読記憶媒体、及びコンピュータプログラム製品のうちのいずれか1つの関連内容の説明及び有益な効果については、上記に提供した対応する方法の実施形態を参照されたい。詳細は再度ここで説明しない。
本発明の実施形態で言及したプロセッサは、中央演算処理装置(central processing unit、CPU)であってもよく、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)若しくは別のプログラム可能型論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジックデバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、このプロセッサは任意の従来型のプロセッサなどであってもよい。
本発明の実施形態のメモリは揮発性メモリであっても不揮発性メモリであってもよく、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことをさらに理解されたい。不揮発性メモリは、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、プログラム可能型リードオンリメモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラム可能型リードオンリメモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラム可能型リードオンリメモリ(electrically EPROM、EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして用いられるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってよい。限定的な説明ではなく例を通じて、多くの形式のRAMが用いられてよく、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、高速同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、及びダイレクトランバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)である。
プロセッサが汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA若しくは別のプログラム可能型論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジックデバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントである場合、メモリ(記憶モジュール)はプロセッサに統合されることに留意されたい。
本明細書で説明したメモリは、限定されることはないが、これらのメモリ及び別の適切なタイプの任意のメモリを含むことを意図していることに留意されたい。
前述の処理の連続番号は本願の様々な実施形態において実行順序を意味しているわけではないことを理解されたい。これらの処理の実行順序は、これらの処理の機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装処理に対するいかなる限定とも解釈されるべきではない。
当業者であれば、本明細書で開示された実施形態で説明した各例のユニット及びアルゴリズム段階と組み合わせて、本願が、電子的ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組み合わせにより実現され得ることに気づくであろう。これらの機能がハードウェアで実行されるのかソフトウェアで実行されるのかは、技術的解決手段の具体的な用途及び設計上の制約で決まる。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明した具体的な用途の機能を実現するかもしれないが、その実装形態が本願の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
簡便且つ簡潔な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な作業処理については、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照することとし、詳細は再度ここで説明しないことを、当業者であれば明確に理解するであろう。
本願で提供したいくつかの実施形態では、開示したシステム、装置、及び方法が他の方式で実現されてもよいことを理解されたい。例えば、説明した装置の実施形態は単なる例にすぎない。例えば、複数のユニットへの分割は単なる論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが別のシステムに組み合わされても統合されてもよく、いくつかの特徴が無視されても行われなくてもよい。さらに、示された又は説明された相互連結、すなわち直接的な連結又は通信接続が、いくつかのインタフェースを介して実現されてよい。装置同士又はユニット同士の間接的な連結又は通信接続が、電気的形式、機械的形式、又は他の形式で実現されてよい。
別個の部分として説明した各ユニットが物理的に離れていてもいなくてもよく、ユニットとして示した部分が物理的なユニットであってもなくてもよい。言い換えれば、同じ位置に配置されてもよく、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。これらのユニットの一部又は全てが、実際の要件に基づいて選択され、各実施形態の解決手段の目的を実現してよい。
さらに、本願の実施形態の各機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されてもよく、これらのユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、2つ又はそれより多くのユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、別個の製品として販売又は使用される場合、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決手段は基本的に、又は先行技術に寄与する部分、又は技術的解決手段の一部は、ソフトウェア製品の形式で実現されてよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本願の実施形態で説明した方法の段階の全て又は一部を行うようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータでも、サーバでも、ネットワークデバイスでもよい)に指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体には、プログラムコードを格納できる任意の媒体、例えば、USBフラッシュドライブ、着脱式ハードディスク、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクなどが含まれる。
前述の説明は、本願の単なる具体的な実装形態にすぎず、本願の保護範囲の限定を意図するものではない。本願に開示された技術的範囲内で当業者が容易に考え出す変形例又は置換例はどれも、本願の保護範囲に含まれることになる。したがって、本願の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に従うことになる。
[他の可能なクレーム]
(項目1)
通信方法であって、
送信デバイスが送信対象データパケットを決定する段階であって、上記送信対象データパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである、決定する段階と、
上記送信デバイスが上記送信対象データパケットの上記ヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定する段階と、
上記送信デバイスが上記送信対象データパケットの上記ヘッダを、予め設定した手段に従って圧縮する段階であって、上記予め設定した手段は、上記圧縮されるフィールドを上記データパケットの上記ヘッダから削除すること、又は上記圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることを含む、圧縮する段階と、
上記送信デバイスが上記圧縮後に得られたデータパケットを送信する段階と
を備える方法。
(項目2)
上記方法はさらに、
上記送信デバイスが上記送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信する段階を備え、
上記ヘッダコンテキスト情報は、
上記送信対象データパケットの完全ヘッダ、
上記圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、又は
上記ショートフィールドと上記圧縮されるフィールドとの対応関係
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記方法はさらに、
上記データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報が変わったと判定した場合、上記送信デバイスが上記受信デバイスにヘッダコンテキスト変更指示情報を送信する段階を備える、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、
上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールが上記ヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられ、
上記ヘッダコンテキスト内の上記ルールが削除されていると判定する段階は、
上記ルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、上記ルールが削除されていると判定する段階を有する、項目3に記載の方法。
(項目5)
上記送信デバイスが上記圧縮後に得られたデータパケットを送信する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記送信デバイスが上記受信デバイスから第1のフィードバック情報を受信する段階を備え、上記第1のフィードバック情報は、上記データパケットの上記ヘッダの圧縮を開始するよう上記送信デバイスに指示するのに用いられる、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
上記方法はさらに、
ある指定条件が満たされていると判定した場合、上記送信デバイスが上記圧縮後に得られた上記データパケットの送信を停止する、且つ/又は上記送信対象データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報を上記受信デバイスに再度送信するか、若しくはヘッダ圧縮の圧縮レベルを調整する段階を備え、
上記指定条件は、
第2のフィードバック情報を受信していることであって、上記第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる、受信していること、及び
第3のフィードバック情報を指定時間内に受信していないことであって、上記第3のフィードバック情報は上記ヘッダコンテキスト情報が上記受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる、受信していないこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記方法はさらに、
上記送信デバイスが上記圧縮後に得られた上記データパケットを送信する前に、上記受信デバイスに第2の指示情報を送信する段階を備え、上記第2の指示情報は上記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、又は
圧縮後に得られた上記データパケットのヘッダが第3の指示情報を含み、上記第3の指示情報は上記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
通信方法であって、
受信デバイスが第1のデータパケットを受信する段階であって、上記第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである、受信する段階と、
上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると上記受信デバイスが判定した場合、予め設定した手段に従って上記第1のデータパケットを解凍する段階であって、上記予め設定した手段は、圧縮済みフィールドの完全コンテンツを上記第1のデータパケットの上記ヘッダに追加すること、若しくは上記第1のデータパケットの上記ヘッダ内のショートフィールドを対応する上記圧縮済みフィールドの上記完全コンテンツに置き換えることを含む、解凍する段階と
を備える方法。
(項目9)
上記方法はさらに、
上記受信デバイスは上記第1のデータパケットのヘッダコンテキスト情報を受信する段階を備え、
上記ヘッダコンテキスト情報は、
上記第1のデータパケットの完全ヘッダ、
上記圧縮済みフィールドの上記完全コンテンツ、及び
上記ショートフィールド及び上記圧縮済みフィールドとの対応関係
のうちの少なくとも1つを含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
上記方法はさらに、
上記受信デバイスがヘッダコンテキスト変更指示情報を受信する段階であって、上記ヘッダコンテキスト変更指示情報は上記データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報が変わったことを示すのに用いられる、受信する段階と、
上記受信デバイスが、上記ヘッダコンテキスト変更指示情報に基づいて、ローカルに格納された上記ヘッダコンテキスト情報を更新する段階と
を備える、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、
上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールが上記ヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮済みフィールドとの対応関係を示すのに用いられ、
上記方法はさらに、上記ルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、ローカルに格納された上記ヘッダコンテキスト情報から上記ルールを削除する段階を備える、項目10に記載の方法。
(項目12)
上記方法はさらに、
上記受信デバイスが第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信する段階を備え、上記第1のフィードバック情報は、上記データパケットの上記ヘッダの圧縮を開始するよう上記送信デバイスに指示するのに用いられる、項目8から11のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
上記方法はさらに、
上記受信デバイスが上記送信デバイスに第2のフィードバック情報を送信する段階を備え、上記第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる、項目8から12のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
上記方法はさらに、
上記受信デバイスが上記送信デバイスに第3のフィードバック情報を送信する段階を備え、上記第3のフィードバック情報は、上記ヘッダコンテキスト情報が上記受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる、項目8から12のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると上記受信デバイスが判定する上記段階は、
上記受信デバイスが上記第1のデータパケットを受信する前に第2の指示情報を受信する段階であって、上記第2の指示情報は上記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、受信する段階と、上記受信デバイスが上記第2の指示情報に基づいて、上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると判定する段階、又は
上記受信デバイスが第3の指示情報に基づいて、上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると判定する段階であって、上記第3の指示情報は上記第1のデータパケットの上記ヘッダに含まれ、上記第3の指示情報は上記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、判定する段階
を有する、項目8から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
送信対象データパケットを決定するように構成された処理モジュールであって、上記送信対象データパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットであり、上記処理モジュールはさらに、上記送信対象データパケットの上記ヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定するように構成され、上記処理モジュールはさらに、予め設定した手段に従って上記送信対象データパケットの上記ヘッダを圧縮するように構成され、上記予め設定した手段は、上記圧縮されるフィールドを上記データパケットの上記ヘッダから削除すること、又は上記圧縮されるフィールドを対応するショートフィールドに置き換えることを含む、処理モジュールと、
上記圧縮後に得られたデータパケットを送信するように構成された送信モジュールと
を備える送信デバイス。
(項目17)
上記送信モジュールはさらに、上記送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信するように構成され、
上記ヘッダコンテキスト情報は、
上記送信対象データパケットの完全ヘッダ、
上記圧縮されるフィールドの上記完全コンテンツ、及び
上記ショートフィールドと上記圧縮されるフィールドとの対応関係
のうちの少なくとも1つを含む、項目16に記載の送信デバイス。
(項目18)
上記処理モジュールはさらに、上記データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報が変わったかどうかを判定するように構成され、
上記送信モジュールはさらに、上記データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報が変わったと上記決定モジュールが判定した場合、上記受信デバイスにヘッダコンテキスト変更指示情報を送信するように構成される、項目17に記載の送信デバイス。
(項目19)
上記ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、
上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールが上記ヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮されるフィールドとの対応関係を示すのに用いられ、
上記デバイスはさらに受信モジュールを備え、
上記受信モジュールは上記データパケットを受信するように構成され、
上記処理モジュールはさらに、上記受信モジュールが上記ルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、上記ルールが削除されていると判定するように構成される、項目18に記載の送信デバイス。
(項目20)
上記デバイスはさらに受信モジュールを備え、
上記受信モジュールは、上記送信モジュールが上記圧縮後に得られた上記データパケットを送信する前に、上記受信デバイスから第1のフィードバック情報を受信するように構成され、上記第1のフィードバック情報は、上記データパケットの上記ヘッダの圧縮を開始するよう上記送信デバイスに指示するのに用いられる、項目16から19のいずれか一項に記載の送信デバイス。
(項目21)
上記処理モジュールはさらに、指定条件が満たされているかどうかを判定するように構成され、
上記指定条件は、
第2のフィードバック情報を受信していることであって、上記第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる、受信していること及び
第3のフィードバック情報を指定時間内に受信していないことであって、上記第3のフィードバック情報は上記ヘッダコンテキスト情報が上記受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる、受信していないこと
のうちの少なくとも1つを含み、
上記送信モジュールはさらに、事前設定条件が満たされていると上記処理モジュールが判定した場合、上記圧縮後に得られた上記データパケットの送信を停止する、且つ/又は上記送信対象データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報を上記受信デバイスに再度送信するか若しくはヘッダ圧縮の圧縮レベルを調整するように構成される、項目16から20のいずれか一項に記載の送信デバイス。
(項目22)
上記送信モジュールはさらに、上記圧縮後に得られた上記データパケットを送信する前に、上記受信デバイスに第2の指示情報を送信するように構成され、上記第2の指示情報は上記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、又は
上記圧縮後に得られた上記データパケットにヘッダが第3の指示情報を含み、上記第3の指示情報は上記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、項目16から21のいずれか一項に記載の送信デバイス。
(項目23)
第1のデータパケットを受信するように構成された受信モジュールであって、上記第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットである、受信モジュールと、
上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されているかどうかを判定するように構成された処理モジュールと
を備える受信デバイスであって、
上記処理モジュールはさらに、上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると判定した場合、予め設定した手段に従って上記第1のデータパケットを解凍するように構成され、上記予め設定した手段は、上記第1のデータパケットの上記ヘッダに圧縮済みフィールドの完全コンテンツを追加すること、又は上記第1のデータパケットの上記ヘッダ内のショートフィールドを対応する上記圧縮済みフィールドの上記完全コンテンツに置き換えることを含む、受信デバイス。
(項目24)
上記受信モジュールはさらに、上記第1のデータパケットのヘッダコンテキスト情報を受信するように構成され、
上記ヘッダコンテキスト情報は、
上記第1のデータパケットの完全ヘッダ、
上記圧縮済みフィールドの上記完全コンテンツ、及び
上記ショートフィールドと上記圧縮済みフィールドとの対応関係
のうちの少なくとも1つを含む、項目23に記載の受信デバイス。
(項目25)
上記受信モジュールはさらに、ヘッダコンテキスト変更指示情報を受信するように構成され、上記ヘッダコンテキスト変更指示情報は、上記データパケットの上記ヘッダコンテキスト情報が変わったことを示すのに用いられ、
上記処理モジュールはさらに、上記ヘッダコンテキスト変更指示情報に基づいて、ローカルに格納された上記ヘッダコンテキスト情報を更新するように構成される、項目24に記載の受信デバイス。
(項目26)
上記ヘッダコンテキスト情報が変わるということは、
上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが削除されていること、上記ヘッダコンテキスト情報内のルールが修正されていること、又は新たなルールが上記ヘッダコンテキスト情報に追加されていることを含み、1つのルールがショートフィールドと圧縮済みフィールドとの対応関係を示すのに用いられ、
上記処理モジュールはさらに、上記受信モジュールが上記ルールに対応するデータパケットを指定時間内に受信していない場合、上記ルールをローカルに格納された上記ヘッダコンテキスト情報から削除するように構成される、項目25に記載の受信デバイス。
(項目27)
上記デバイスはさらに送信モジュールを備え、
上記送信モジュールは第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信するように構成され、上記第1のフィードバック情報は、上記データパケットの上記ヘッダの圧縮を開始するよう上記送信デバイスに指示するのに用いられる、項目23から26のいずれか一項に記載の受信デバイス。
(項目28)
上記デバイスはさらに送信モジュールを備え、
上記送信モジュールは上記送信デバイスに第2のフィードバック情報を送信するように構成され、上記第2のフィードバック情報は解凍が失敗したことを示すのに用いられる、項目23から27のいずれか一項に記載の受信デバイス。
(項目29)
上記デバイスはさらに送信モジュールを含み、
上記送信モジュールは上記送信デバイスに第3のフィードバック情報を送信するように構成され、上記第3のフィードバック情報は上記ヘッダコンテキスト情報が上記受信デバイスで有効であることを示すのに用いられる、項目23から27のいずれか一項に記載の受信デバイス。
(項目30)
上記受信モジュールはさらに、上記第1のデータパケットを受信する前に第2の指示情報を受信するように構成され、上記第2の指示情報は上記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられ、
上記処理モジュールはさらに、上記第2の指示情報に基づいて、上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると判定するように構成され、
上記処理モジュールはさらに、第3の指示情報に基づいて、上記第1のデータパケットの上記ヘッダが圧縮されていると判定するように構成され、上記第3の指示情報は上記第1のデータパケットの上記ヘッダに含まれており、上記第3の指示情報は上記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、項目23から29のいずれか一項に記載の受信デバイス。
(項目31)
メモリと、プロセッサと、上記メモリに格納され且つ上記プロセッサ上で実行できるプログラムとを備える通信装置であって、上記プロセッサが上記プログラムを実行すると、項目1から7のいずれか一項に記載の方法が実施される、通信装置。
(項目32)
メモリと、プロセッサと、上記メモリに格納され且つ上記プロセッサ上で実行できるプログラムとを備える通信装置であって、上記プロセッサが上記プログラムを実行すると、項目8から15のいずれか一項に記載の方法が実施される、通信装置。
(項目33)
コンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、上記コンピュータプログラムを実行すると、項目1から7のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目34)
コンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、上記コンピュータプログラムを実行すると、項目8から15のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目35)
項目16から22のいずれか一項に記載の送信デバイスと、項目23から30のいずれか一項に記載の受信デバイスとを備える通信システム。

Claims (21)

  1. 通信方法であって、
    送信デバイスが送信対象データパケットを決定する段階であって、前記送信対象データパケットは、イーサネットヘッダを含むデータパケットであり、前記送信対象データパケットのヘッダ圧縮機能がパケットデータコンバージェンスプロトコル層(PDCP層)に位置している、決定する段階と、
    前記送信デバイスが前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定する段階と、
    前記送信デバイスが前記送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を受信デバイスに送信する段階と、
    前記送信デバイスが前記受信デバイスから第1のフィードバック情報を受信する段階であって、前記第1のフィードバック情報は、前記データパケットのヘッダ圧縮の実行を開始するよう前記送信デバイスに指示するのに用いられる、段階と、
    前記送信デバイスが前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダを前記PDCP層内の予め設定した手段に従って圧縮する段階であって、前記予め設定した手段は、前記圧縮されるフィールドを前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダから削除すること、又は前記圧縮されるフィールドを前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダのコンテキスト識別子に置き換えることを含み、前記圧縮されるフィールドは、送信先アドレスフィールド、送信元アドレスフィールド、及び長さ/タイプフィールドを含む、圧縮する段階と、
    前記送信デバイスが前記圧縮の後に得られたデータパケットを送信する段階と
    を備え
    前記ヘッダコンテキスト情報は、
    前記送信対象データパケットの完全ヘッダ、
    前記圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、又は
    前記コンテキスト識別子と前記圧縮されるフィールドとの対応関係
    のうちの少なくとも1つを含む、
    方法。
  2. 前記ヘッダ圧縮機能はネットワークデバイスにより無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して構成され
    前記予め設定した手段は、前記圧縮されるフィールドを前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダのコンテキスト識別子に置き換えることを含み、
    前記ヘッダコンテキスト情報は、前記コンテキスト識別子と前記圧縮されるフィールドとの対応関係を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法はさらに、
    前記送信デバイスが前記圧縮の後に得られた前記データパケットを送信する前に、前記受信デバイスに第2の指示情報を送信する段階を備え、前記第2の指示情報は前記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、又は
    圧縮の後に得られた前記データパケットの前記イーサネットヘッダは第3の指示情報を含み、前記第3の指示情報は前記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記方法はさらに、
    前記送信デバイスが前記ヘッダコンテキスト情報をローカルに格納する段階を備える、請求項に記載の方法。
  5. 通信方法であって、
    受信デバイスが第1のデータパケットのヘッダコンテキスト情報を受信する段階と、
    前記受信デバイスが第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信する段階であって、前記第1のフィードバック情報はデータパケットのヘッダ圧縮の実行を開始するよう前記送信デバイスに指示するのに用いられる、段階と、
    前記受信デバイスが前記第1のデータパケットを受信する段階であって、前記第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットであり、圧縮済みヘッダを含むデータパケットのヘッダ解凍機能がパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層に位置している、受信する段階と、
    前記第1のデータパケットの前記ヘッダが圧縮されていると前記受信デバイスが判定し、予め設定した手段に従って解凍する段階であって、前記予め設定した手段は、前記第1のデータパケットの前記ヘッダに圧縮済みフィールドの完全コンテンツを追加すること、又は前記第1のデータパケットの前記ヘッダのコンテキスト識別子を対応する前記圧縮済みフィールドの前記完全コンテンツに置き換えることを含み、前記圧縮済みフィールドは、送信先アドレスフィールド、送信元アドレスフィールド、及び長さ/タイプフィールドを含む、解凍する段階と
    を備え
    前記ヘッダコンテキスト情報は、
    前記第1のデータパケットの完全ヘッダ、
    前記圧縮済みフィールドの前記完全コンテンツ、及び
    前記コンテキスト識別子と前記圧縮済みフィールドとの対応関係
    のうちの少なくとも1つを含む、
    方法。
  6. 前記ヘッダ解凍機能はネットワークデバイスにより無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して構成され
    前記予め設定した手段は、前記第1のデータパケットの前記ヘッダのコンテキスト識別子を対応する前記圧縮済みフィールドの前記完全コンテンツに置き換えることを含み、
    前記ヘッダコンテキスト情報は、前記コンテキスト識別子と前記圧縮済みフィールドとの対応関係を含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1のデータパケットの前記ヘッダが圧縮されていると前記受信デバイスが判定する前記段階は、
    前記受信デバイスが前記第1のデータパケットを受信する前に第2の指示情報を受信する段階であって、前記第2の指示情報は前記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、受信する段階と、前記受信デバイスが前記第2の指示情報に基づいて、前記第1のデータパケットの前記ヘッダが圧縮されていると判定する段階、又は
    前記受信デバイスが第3の指示情報に基づいて、前記第1のデータパケットの前記ヘッダが圧縮されていると判定する段階であって、前記第3の指示情報は前記第1のデータパケットの前記ヘッダに含まれ、前記第3の指示情報は前記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、判定する段階
    を有する、請求項に記載の方法。
  8. 前記方法はさらに、
    前記受信デバイスが前記ヘッダコンテキスト情報をローカルに格納する段階を備え
    前記受信デバイスによってローカルに格納された前記ヘッダコンテキスト情報は、前記送信デバイスから受信した指示情報に基づいて更新され、前記指示情報は、前記データパケットの前記ヘッダコンテキスト情報が変わったことを示す、請求項に記載の方法。
  9. 送信デバイスであって、
    送信対象データパケットを決定するように構成された処理モジュールであって、前記送信対象データパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットであり、前記送信対象データパケットのヘッダ圧縮機能がパケットデータコンバージェンスプロトコル層(PDCP層)に位置しており、前記処理モジュールはさらに、前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダ内の圧縮されるフィールドを決定するように構成された、処理モジュールと、
    受信デバイスから第1のフィードバック情報を受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1のフィードバック情報は、前記データパケットのヘッダ圧縮の実行を開始するよう前記送信デバイスに指示するのに用いられ、前記処理モジュールはさらに、前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダを前記PDCP層内の予め設定した手段に従って圧縮するように構成され、前記予め設定した手段は、前記圧縮されるフィールドを前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダから削除すること、又は前記圧縮されるフィールドを前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダのコンテキスト識別子に置き換えることを含み、前記圧縮されるフィールドは、送信先アドレスフィールド、送信元アドレスフィールド、及び長さ/タイプフィールドを含む、受信モジュールと、
    前記圧縮の後に得られたデータパケットを送信するように構成された送信モジュールと
    を備え
    前記送信モジュールはさらに、前記処理モジュールが前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダ内の圧縮される前記フィールドを決定した後、前記受信モジュールが前記受信デバイスから前記第1のフィードバック情報を受信する前に、前記送信対象データパケットのヘッダコンテキスト情報を前記受信デバイスに送信するように構成され、
    前記ヘッダコンテキスト情報は、
    前記送信対象データパケットの完全ヘッダ、
    前記圧縮されるフィールドの完全コンテンツ、及び
    前記コンテキスト識別子と前記圧縮されるフィールドとの対応関係
    のうちの少なくとも1つを含む、
    送信デバイス。
  10. 前記ヘッダ圧縮機能はネットワークデバイスにより無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して構成され
    前記予め設定した手段は、前記圧縮されるフィールドを前記送信対象データパケットの前記イーサネットヘッダのコンテキスト識別子に置き換えることを含み、
    前記ヘッダコンテキスト情報は、前記コンテキスト識別子と前記圧縮されるフィールドとの対応関係を含む、請求項に記載の送信デバイス。
  11. 前記送信モジュールはさらに、前記圧縮の後に得られた前記データパケットを送信する前に、前記受信デバイスに第2の指示情報を送信するように構成され、前記第2の指示情報は前記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、又は
    前記圧縮の後に得られた前記データパケットのヘッダが第3の指示情報を含み、前記第3の指示情報は前記データパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、請求項9又は10に記載の送信デバイス。
  12. 前記送信デバイスは前記ヘッダコンテキスト情報をローカルに格納するように構成される、請求項に記載の送信デバイス。
  13. 第1のフィードバック情報を送信デバイスに送信するように構成された送信モジュールであって、前記第1のフィードバック情報は、データパケットのヘッダ圧縮の実行を開始するよう前記送信デバイスに指示するのに用いられる、送信モジュールと、
    第1のデータパケットを受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1のデータパケットはイーサネットヘッダを含むデータパケットであり、圧縮済みヘッダを含むデータパケットのヘッダ解凍機能がパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層に位置している、受信モジュールと、
    前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダが圧縮されているかどうかを判定するように構成された処理モジュールであって、前記処理モジュールはさらに、前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダが圧縮されていると判定し、予め設定した手段に従って解凍するように構成され、前記予め設定した手段は、前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダに圧縮済みフィールドの完全コンテンツを追加すること、又は前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダのコンテキスト識別子を対応する前記圧縮済みフィールドの前記完全コンテンツに置き換えることを含み、前記圧縮済みフィールドは、送信先アドレスフィールド、送信元アドレスフィールド、及び長さ/タイプフィールドを含む、処理モジュールと
    を備え
    前記受信モジュールはさらに、前記送信モジュールが前記第1のフィードバック情報を前記送信デバイスに送信する前に、前記第1のデータパケットのヘッダコンテキスト情報を受信するように構成され、
    前記ヘッダコンテキスト情報は、
    前記第1のデータパケットの完全ヘッダ、
    前記圧縮済みフィールドの前記完全コンテンツ、及び
    前記コンテキスト識別子と前記圧縮済みフィールドとの対応関係
    のうちの少なくとも1つを含む、
    受信デバイス。
  14. 前記ヘッダ解凍機能はネットワークデバイスにより無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して構成され
    前記予め設定した手段は、前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダのコンテキスト識別子を対応する前記圧縮済みフィールドの前記完全コンテンツに置き換えることを含み、
    前記ヘッダコンテキスト情報は、前記コンテキスト識別子と前記圧縮済みフィールドとの対応関係を含む、請求項13に記載の受信デバイス。
  15. 前記処理モジュールはさらに、第3の指示情報に基づいて、前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダが圧縮されていると判定するように構成され、前記第3の指示情報は前記第1のデータパケットの前記イーサネットヘッダに含まれており、前記第3の指示情報は前記第1のデータパケットが圧縮済みデータパケットであることを示すのに用いられる、請求項13又は14に記載の受信デバイス。
  16. 前記受信デバイスは前記ヘッダコンテキスト情報をローカルに格納するように構成され
    前記受信デバイスによってローカルに格納された前記ヘッダコンテキスト情報は、前記送信デバイスから受信した指示情報に基づいて更新され、前記指示情報は、前記データパケットの前記ヘッダコンテキスト情報が変わったことを示す、請求項13に記載の受信デバイス。
  17. メモリと、プロセッサと、前記メモリに格納され且つ前記プロセッサ上で実行できるプログラムとを備える通信装置であって、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、請求項1からのいずれか一項に記載の方法が実施される、通信装置。
  18. メモリと、プロセッサと、前記メモリに格納され且つ前記プロセッサ上で実行できるプログラムとを備える通信装置であって、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、請求項からのいずれか一項に記載の方法が実施される、通信装置。
  19. コンピュータにより実行されると、請求項1からのいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに実行させる命令を備えたコンピュータプログラム。
  20. コンピュータにより実行されると、請求項からのいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに実行させる命令を備えたコンピュータプログラム。
  21. 請求項から12のいずれか一項に記載の送信デバイスと、請求項13から16のいずれか一項に記載の受信デバイスとを備えた通信システム。
JP2021517405A 2018-09-27 2019-09-09 通信方法及びデバイス Active JP7327831B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201811133808.1A CN110958646B (zh) 2018-09-27 2018-09-27 通信方法与设备
CN201811133808.1 2018-09-27
PCT/CN2019/104982 WO2020063318A1 (zh) 2018-09-27 2019-09-09 通信方法与设备

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022501945A JP2022501945A (ja) 2022-01-06
JP7327831B2 true JP7327831B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=69951055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021517405A Active JP7327831B2 (ja) 2018-09-27 2019-09-09 通信方法及びデバイス

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11956667B2 (ja)
EP (1) EP3852433B1 (ja)
JP (1) JP7327831B2 (ja)
KR (1) KR102598577B1 (ja)
CN (1) CN110958646B (ja)
CA (1) CA3114450C (ja)
WO (1) WO2020063318A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113115361B (zh) * 2019-01-16 2023-03-10 Oppo广东移动通信有限公司 以太网帧头压缩处理方法、装置、芯片及计算机程序
CN115136571A (zh) * 2021-01-13 2022-09-30 北京小米移动软件有限公司 一种压缩处理方法及装置
CN115484312B (zh) * 2021-05-31 2024-05-17 展讯通信(上海)有限公司 以太网包头压缩方法及装置
US11849011B2 (en) 2022-01-31 2023-12-19 Nokia Solutions And Networks Oy Enabling ethernet communication over IP transport
KR102484674B1 (ko) 2022-11-10 2023-01-03 젬텍(주) 헤더 압축을 통한 패킷 전송 방법, 장치 및 시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010106663A1 (ja) 2009-03-19 2010-09-23 富士通株式会社 受信装置、送信装置、受信方法、送信方法、通信システムおよび通信方法
CN102025737A (zh) 2010-12-09 2011-04-20 中兴通讯股份有限公司 微波通信中以太网数据包压缩、传输方法和压缩机、***
JP2012169764A (ja) 2011-02-10 2012-09-06 Panasonic Corp 通信システム、送信制御装置及び送信制御方法
JP2022511297A (ja) 2018-09-07 2022-01-31 維沃移動通信有限公司 イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および機器

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US181882A (en) * 1876-09-05 Improvement in self-loading carts
US181762A (en) * 1876-09-05 Improvement in scroll-sawing machines
US9031071B2 (en) * 2005-08-26 2015-05-12 Alcatel Lucent Header elimination for real time internet applications
WO2008093413A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Fujitsu Limited 無線通信制御方法並びに無線基地局及び無線端末
EP2043313B1 (en) * 2007-09-28 2013-08-14 Alcatel Lucent Circuit emulation service method and telecommunication system for implementing the method
US9674311B2 (en) * 2009-08-14 2017-06-06 Qualcomm Incorporated Robust header compression for relay nodes
US20110149848A1 (en) * 2009-08-17 2011-06-23 Qualcomm Incorporated Header compression for relay nodes
US20130022032A1 (en) * 2011-01-26 2013-01-24 Qualcomm Incorporated Systems and methods for communicating in a network
CN103369593B (zh) * 2012-04-05 2016-08-03 中兴通讯股份有限公司 一种压缩和解压缩以太网报文的方法及网元设备
CN104067523B (zh) * 2013-01-17 2018-03-09 华为技术有限公司 一种数据包处理方法和装置
KR102192165B1 (ko) * 2013-11-25 2020-12-16 삼성전자주식회사 전자 장치에서 헤더 압축된 패킷을 처리하기 위한 장치 및 방법
CN104079488B (zh) * 2014-07-22 2017-03-29 武汉虹信通信技术有限责任公司 基于以太网二层头压缩的传输设备及方法
US10205660B2 (en) * 2015-06-03 2019-02-12 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Apparatus and method for packet header compression
KR101859805B1 (ko) * 2015-12-16 2018-05-18 연세대학교 산학협력단 이동통신 시스템에서 rrc 상태 제어 방법 및 그 방법을 수행하는 단말기
CN105791459B (zh) 2016-03-01 2018-09-28 山东航天电子技术研究所 一种IP网络到AdHoc网络的业务映射方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010106663A1 (ja) 2009-03-19 2010-09-23 富士通株式会社 受信装置、送信装置、受信方法、送信方法、通信システムおよび通信方法
CN102025737A (zh) 2010-12-09 2011-04-20 中兴通讯股份有限公司 微波通信中以太网数据包压缩、传输方法和压缩机、***
JP2012169764A (ja) 2011-02-10 2012-09-06 Panasonic Corp 通信システム、送信制御装置及び送信制御方法
JP2022511297A (ja) 2018-09-07 2022-01-31 維沃移動通信有限公司 イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および機器

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Ericsson,Ethernet Header Compression[online],3GPP TSG RAN WG2 #103bis R2-1814811,2018年09月27日
Ericsson,On the scope of study for NR Industrial IoT study[online],3GPP TSG RAN #81 RP-181882,2018年09月03日

Also Published As

Publication number Publication date
EP3852433A1 (en) 2021-07-21
KR102598577B1 (ko) 2023-11-06
CN110958646B (zh) 2023-03-31
CA3114450C (en) 2023-09-26
CA3114450A1 (en) 2020-04-02
KR20210064345A (ko) 2021-06-02
EP3852433B1 (en) 2024-02-21
JP2022501945A (ja) 2022-01-06
US20210219174A1 (en) 2021-07-15
US11956667B2 (en) 2024-04-09
EP3852433A4 (en) 2021-11-24
WO2020063318A1 (zh) 2020-04-02
CN110958646A (zh) 2020-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7327831B2 (ja) 通信方法及びデバイス
US11477306B2 (en) Wireless communication methods and devices
CN114208137B (zh) 以太帧头的压缩、解压方法和装置
JP2021535677A (ja) データ伝送方法及び関連装置
WO2018227814A1 (zh) 数据指示方法、装置、通信***
EP3849148A1 (en) Communication method and apparatus for ethernet data
US20230259092A1 (en) Extracting ethercat datagrams from an ethercat frame
EP4089936A1 (en) Data processing method and apparatus
WO2021012260A1 (zh) 用于传输数据的方法、发送端设备和接收端设备
US20240080729A1 (en) Communication Method and Apparatus
CN113115361A (zh) 以太网帧头压缩处理方法、装置、芯片及计算机程序
CN112187400B (zh) 数据传输方法及装置
WO2021087923A1 (zh) 一种传输信息的方法和装置
WO2021087729A1 (zh) 一种指示解压缩对象的方法及装置、通信设备
WO2020097855A1 (zh) 无线通信的方法和通信设备
EP4344293A1 (en) Method for sending data, method for receiving data, and communication device
CN113678501B (zh) 一种以太网数据包头压缩方法、处理方法及其装置
EP4344329A1 (en) Communication method and apparatus
WO2021213186A1 (zh) 数据处理方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230511

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7327831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150