JP7326032B2 - 濾過装置 - Google Patents

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本発明は、例えば下水処理場から発生する下水汚泥等に凝集剤が添加されて凝集された有機性汚泥、化学工場や食品工場等の排水汚泥や、パルプスラリー等の被処理物に温水等の洗浄液を供給して濃縮するような処理を行う濾過装置に関するものである。
このような濾過装置として、例えば特許文献1には、外筒内に濾過筒(濾過スクリーン)を収容し、濾過筒の内部にスパイラルスクリュー(スクリュー羽根)を回転可能に収容し、スパイラルスクリューを回転駆動することによって、汚泥凝集槽から濾過筒内に導入される汚泥を搬送しながら、汚泥に含まれる水分を濾過筒の濾過面を通過させて分離液として分離液排出管から排出して汚泥を濃縮するとともに、濃縮された汚泥を濾過筒の内部より排出する汚泥濃縮装置において、スパイラルスクリューの回転軸を中空とし、回転軸から濾過筒内に洗浄水(洗浄液)を流して濾過筒内の汚泥を洗浄するようにしたものが提案されている。
このような濾過装置において、濾過筒内に導入された凝集汚泥は、回転するスパイラルスクリューによって下方へと搬送されるとともに、これに含まれる水分が濾過筒の濾過面を通過して外筒内に分離液(濾液)として収容される。また、こうして濾過筒内を下方へと搬送される凝集汚泥は水分が分離されることによって濃縮汚泥となるが、洗浄水が回転軸の下部に形成された複数の流出口から濾過筒内へと流出して供給されることにより、濾過筒内の下部に滞留する高濃度の汚泥フロックの間隙を通過する過程で汚泥フロックを洗浄する結果、濃縮汚泥に含まれるMアルカリが洗浄水によって効果的に洗い流され、濃縮汚泥のMアルカリ度が下げられる。
特開2008-043914号公報
ところで、このような濾過装置においては、洗浄液を単に濾過スクリーン内の有機性汚泥に供給しただけでは、洗浄液の流速や流量によっては洗浄液が有機性汚泥と十分に接触せずに流れてしまい、十分な洗浄効果を得ることができなくなるおそれがある。特に、洗浄液として有機性汚泥よりも温度の高い温水を供給する場合に、こうして洗浄液が濾過スクリーン内の有機性汚泥に十分に接触せずに濾過スクリーン外に排出されてしまうと、温水は有機性汚泥から分離した濾液を加温するだけとなってしまい、有機性汚泥の含水率を低下させることが困難となる。
本発明は、このような背景の下になされたもので、濾過スクリーン内の有機性汚泥等の被処理物に洗浄液を供給する場合に、洗浄液が被処理物に十分に接触しないで排出されるのを防ぎ、特に洗浄液として温水を供給する場合でも、被処理物を効果的に加温することが可能な濾過装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、軸線を中心とした円筒状の濾過スクリーンと、この濾過スクリーンの外周に配設された濾液室と、上記軸線に沿って延びる回転軸と、この回転軸の周りに螺旋状に配設されたスクリュー羽根とを備えて上記濾過スクリーン内に収容された搬送手段と、上記濾過スクリーン内に洗浄液を排出するノズルとを有し、上記濾過スクリーン内に供給された被処理物を上記搬送手段によって上記軸線方向に搬送しつつ、上記ノズルから洗浄液を排出して上記被処理物に供給する濾過装置であって、上記濾過スクリーンは、この濾過スクリーンの内外が遮蔽された遮蔽部を上記軸線方向において部分的に備えていることを特徴とする。
このように構成された濾過装置では、軸線を中心とした円筒状の濾過スクリーンが、この濾過スクリーンの内外が遮蔽された遮蔽部を上記軸線方向において部分的に備えているので、ノズルから排出されて上記軸線に対する径方向に拡散した洗浄液が、濾過スクリーンの位置においてこの遮蔽部に達するように配設することにより、洗浄液が濾過スクリーン外周の濾液室にすぐに抜けてしまうのを防いで濾過スクリーン内に滞留させ、被処理物の洗浄を行うことができる。
なお、濾過スクリーン内に供給された被処理物を搬送手段によって上記軸線方向に搬送するときに、濾過スクリーン内への被処理物の供給側においては、含水率の高い被処理物を濾過して濃縮するために濾過スクリーンが必要となり、また被処理物の搬送方向側においても、洗浄液によって希釈された被処理物を再濃縮するために濾過スクリーンが必要となる。このため、上記軸線方向における上記遮蔽部の一端側と他端側とには、上記濾過スクリーンが残されていることが望ましい。また、複数の上記ノズルを、上記スクリュー羽根がなす螺旋に合わせて螺旋状に配設することにより、スクリュー羽根とノズルとの間隔を一定として、スクリュー羽根によって搬送される被処理物に均一に洗浄液を供給することができる。
また、濾過スクリーンは、上記軸線が横方向に延びるものであってもよいが、特に次述するように洗浄液が被処理物よりも温度の高い温水である場合には、上記濾過スクリーンは、縦方向に延びる上記軸線を中心とした円筒状の濾過スクリーンであることがより効果的である。このように濾過スクリーンの軸線が縦方向に延びているとともに、洗浄液が被処理物よりも温度の高い温水である場合、例えば被処理物が有機性汚泥のときには、有機性汚泥が温水によって加温されることにより、有機性汚泥に保水されていた水分が蛋白質の熱変性によって分離するとともに有機性汚泥の粘度が低下するため、より小さい濾過面積で有機性汚泥を濃縮することができるが、有機性汚泥との比重の差によって温水は濾過スクリーン内の有機性汚泥中を上昇してしまう。従って、このように濾過スクリーンの軸線が縦方向に延びているとともに、洗浄液が被処理物よりも温度の高い温水である場合には、上記遮蔽部の上端は上記ノズルよりも上記軸線方向の上端側に位置していることが望ましい。
さらに、このように濾過スクリーンの軸線が縦方向に延びているとともに、洗浄液が被処理物よりも温度の高い温水である場合には、上記ノズルを下向きに開口させることにより、ノズルから排出された洗浄液は濾過スクリーン内の被処理物中を一旦下降した後に比重の差によって上昇するので、効率的に被処理物と混合して加温することができる。
さらにまた、同じく濾過スクリーンの軸線が縦方向に延びているときに、ノズルから濾過スクリーン内に排出される洗浄液の流速や流量が高い場合には、洗浄液は速やかに濾過スクリーンの位置に達してしまうため、ノズルが軸線方向における遮蔽部の下端よりも下方に開口していると、洗浄液は遮蔽部の下方から濾液室にすぐに抜けてしまうおそれがある。従って、このように洗浄液の流速や流量が高い場合には、上記ノズルは、上記軸線方向における遮蔽部の上端と下端の間に開口していることが望ましい。
一方、濾過スクリーンの軸線が縦方向に延びているときに、逆に、ノズルから濾過スクリーン内に排出される洗浄液の流速や流量が低い場合には、特に洗浄液が被処理物よりも温度の高い温水であるときに、洗浄液はゆっくりと被処理物中を上昇して濾過スクリーンに達するため、上述のようにノズルが上記軸線方向における遮蔽部の上端と下端との間に開口していると、洗浄液は遮蔽部を越えて遮蔽部の上方から濾液室に抜けてしまう。従って、このように洗浄液の流速や流量が低い場合には、上記ノズルは、上記軸線方向における上記遮蔽部の下端よりも下方に開口していることが望ましい。
以上説明したように、本発明によれば、濾過スクリーン内に洗浄液を滞留させることができ、洗浄液が被処理物と十分に接触することができ、被処理物を効率的に洗浄することが可能となる。特に、洗浄液が被処理物よりも温度が高い温水である場合には、被処理物を効果的に加温することが可能となって、後段の脱水機においてより低い含水率に脱水することができる。
本発明の濾過装置の第1の実施形態を示す縦断面図である(ただし、説明のため、凝集槽は小さく描かれている。)。 図1に示す実施形態において、ノズルが軸線方向における遮蔽部の上端と下端の間に開口している場合に、洗浄液の流速が低いとき(図2の左側)と高いとき(図2の右側)の洗浄液の流れを説明する概略図である。 図1に示す実施形態において、ノズルが軸線方向における遮蔽部の下端よりも下方に開口している場合に、洗浄液の流速が低いとき(図3の左側)と高いとき(図3の右側)の洗浄液の流れを説明する概略図である。 図1に示す実施形態の搬送手段の第1の変形例を示す側面図である。 図4におけるAA断面図である。 図4に示す第1の変形例を軸線回りに90°回転した方向から見た側面図である。 図4に示す第1の変形例を下側から見た斜視図である。 図7におけるB部の拡大図である。 図1に示す実施形態の搬送手段の第2の変形例を示す側面図である。 図9におけるAA断面図である。 図9に示す第2の変形例を軸線回りに90°回転した方向から見た側面図である。 図9に示す第2の変形例を下側から見た斜視図である。 図12におけるB部の拡大図である。 図1に示す実施形態の搬送手段の第3の変形例を示す側面図である。 図14におけるAA断面図である。 図14におけるBB断面図である。 図16におけるCC断面図である。 図16におけるDD断面図である。 図15におけるEE断面図である。 図14に示す第3の変形例を軸線回りに90°回転した方向から見た側面図である。 図14に示す第3の変形例を下側から見た斜視図である。 本発明の濾過装置の第2の実施形態を示す縦断面図である(ただし、説明のため、凝集槽は小さく描かれている。)。
図1~図3は、本発明の濾過装置の第1の実施形態を示すものである。本実施形態の濾過装置1は、下水処理場から発生して供給された混合生汚泥等の有機性汚泥Aに高分子凝集剤(ポリマー)Bを添加して凝集槽2において撹拌することにより固形分がある程度凝集した凝集汚泥Cを被処理物として濃縮する有機性汚泥の縦型の濃縮装置である。
この濾過装置1は、上記凝集槽2から供給された凝集汚泥Cが保持される、縦方向に延びる軸線Oを中心とした有底円筒状の濃縮槽3を備えており、凝集汚泥Cは濃縮槽3の上部から濃縮槽3内に供給される。ただし、この濃縮槽3の円筒状の胴部は、後述する遮蔽部を除いてウェッジワイヤーやパンチングメタル等によって形成された濾過スクリーン3aとされるとともに、この濾過スクリーン3aの外周にはジャケット状の濾液室4が配設されている。
この濃縮槽3の濾過スクリーン3a内には、濃縮槽3の軸線Oに沿って延びる軸線Oを中心として該軸線O回りに回転される中空の円筒状の回転軸5aと、この回転軸5aの周りに螺旋状に配設されたスクリュー羽根5bとを備えた搬送手段5が収容されている。また、濃縮槽3の上部には、回転軸5aを回転させるモーター等の回転駆動手段5cが配設されて回転軸5aと連結されている。
この回転駆動手段5cによって搬送手段5の回転軸5aとスクリュー羽根5bとが軸線O回りに回転させられることにより、濃縮槽3の上部から供給された凝集汚泥Cは下方に搬送されながら濾過スクリーン3aによって水分が分離されて、汚泥濃度5wt%以上、望ましくは汚泥濃度8wt%~10wt%の範囲に濃縮され、濃縮槽3の底部から濃縮汚泥Dとして抜き出される。
なお、この濃縮槽3の底部と上記凝集槽2の底部は、下方に向かうに従い縮径する円錐台状に形成されている。また、濃縮槽3の濾過スクリーン3aによって凝集汚泥Cから分離された水分は、濃縮槽3の外周のジャケット状の濾液室4に収容され、排水Eとして処理される。
さらに、搬送手段5の中空の回転軸5a内には、本実施形態では回転軸5aの下端から洗浄液FがポンプPによって供給され、回転軸5aに設けられたノズル6から排出されて濾過スクリーン3a内の凝集汚泥C(有機性汚泥)と混合される。本実施形態では、この洗浄液Fは、凝集汚泥Cの温度よりも高い、50℃以上100℃未満の範囲の温度、望ましくは60℃以上90℃以下の範囲の温度の温水である。
回転軸5aには、上記軸線O方向の中央部よりも下端寄りの位置に、複数(4つ)の図示されない貫通孔が周方向に等間隔に形成されている。本実施形態では、これらの貫通孔は、軸線O方向には互いに等しい位置に形成されている。ここで、本実施形態におけるノズル6は、これらの貫通孔に内部が連通するように回転軸5aにそれぞれ接合された同形同大のL字形のエルボ管であり、このノズル6の回転軸5aとの接合部とは反対側の開口部は下向きに開口している。
そして、上記濾過スクリーン3aには、この濾過スクリーン3aの内外を遮蔽する遮蔽部3bが、上記軸線O方向において部分的に備えられている。この遮蔽部3bは、濾過スクリーン3aを軸線O方向に間をあけて分割するように切断して、その間の部分を円筒板によって繋いだものでもよく、また濾過スクリーン3aの内周または外周を円筒板によって覆ったものでもよい。
また、上述のように洗浄液Fが温水である本実施形態では、遮蔽部3bの上端はノズル6の開口部よりも軸線O方向の上端側に位置している。なお、本実施形態では、遮蔽部3bの上端縁および下端縁は、それぞれ軸線Oに垂直な平面上に位置して濾過スクリーン3aの上端および下端と間隔をあけていて、濃縮槽3においては、上記軸線O方向における遮蔽部3bの上端(一端)側と下端(他端)側とに、上述のようにウェッジワイヤーやパンチングメタル等によって形成された濾過スクリーン3aが残されている。また、濃縮槽3において遮蔽部3bが濾過スクリーン3aの内外を遮蔽する箇所は、本実施形態では軸線O方向に1箇所だけである。
このように構成された濾過装置1において、濃縮槽3に供給された凝集汚泥Cは、上述のように搬送手段5によって下方に搬送されながら、濃縮槽3の遮蔽部3bよりも上端側においては含水率が高い凝集汚泥Cが上端側の濾過スクリーン3aによって水分が分離されて濃縮される。さらに、ノズル6から洗浄液Fが排出されて供給されることにより、濃縮槽3の底部に滞留する凝集汚泥Cが洗浄されてMアルカリ度が低下させられ、こうして洗浄された凝集汚泥Cは濃縮槽3の遮蔽部3bよりも下端側においても濾過スクリーン3aによって濃縮される。
特に、本実施形態では、この洗浄液Fが凝集汚泥Cの温度よりも高い温度の温水であるので、この温水によって凝集汚泥Cの粘度が低下させられるとともに、温水によって加熱されることにより凝集汚泥C中の蛋白質が熱変性し、保水されていた水分が分離して排水Eとして排出されることにより、濃縮汚泥Dを上述のような濃度に効果的に濃縮することができる。
そして、上記構成の有機性汚泥の濾過装置1では、縦方向に延びる軸線Oを中心とした円筒状の濾過スクリーン3aが、この濾過スクリーン3aの内外を遮蔽する目張りされた遮蔽部3bを軸線O方向において部分的に備えているので、この遮蔽部3bによってノズル6から排出されて軸線Oに対する径方向に拡散した洗浄液Fを濃縮槽3内に滞留させて凝集汚泥Cを効率的に洗浄することができる。このため、洗浄液Fが凝集汚泥Cと十分に接触せずに濾過スクリーン3aに達し、そのまま濾液室4に排出されてしまうのを防ぐことができる。
特に、上述したように本実施形態における洗浄液Fは凝集汚泥Cよりも温度の高い温水であり、このような温水は凝集汚泥Cとの比重の差によって濾過スクリーン3a内の凝集汚泥C中を上昇してしまう。これに対して、本実施形態では、遮蔽部3bの上端がノズル6よりも軸線O方向の上端側に位置しているので、このように凝集汚泥C中を上昇する洗浄液(温水)Fを確実に遮蔽して濾液室4に排出されるのを防ぎ、一層効率的な加温による凝集汚泥Cの濃縮を図ることができる。
また、このように洗浄液Fが凝集汚泥C中を上昇する凝集汚泥Cよりも温度の高い温水であるのに対し、本実施形態では凝集汚泥C中に洗浄液Fを供給するノズル6が下向きに開口している。従って、洗浄液Fは、ノズル6から排出されて凝集汚泥C中を一旦下降した後に上昇することになって、凝集汚泥C中に長く滞留することになるので、さらに効率的に凝集汚泥Cを加温して濃度を低減することができる。
ところで、本実施形態の濾過装置1では、濾過スクリーン3aの遮蔽部3bは、上述のように上端がノズル6の開口部よりも軸線O方向の上端側に位置しているとともに、下端は図1に示したようにノズル6の開口部よりも軸線Oを中心の下端側に位置していて、ノズル6の開口部が軸線O方向における遮蔽部3bの上端と下端の間に下向きに開口している。
ところが、このような場合において、温水である洗浄液Fの流速や流量が低いと、図2の左側に示すように洗浄液Fが凝集汚泥C中を一旦下降する距離が短く、直ぐに上昇して遮蔽部3bの上端よりも上方の濾過スクリーン3aへ到達してそのまま濾液室4に排出されてしまうおそれがある。
そこで、このようにノズル6の開口部が軸線O方向における遮蔽部3bの上端と下端の間に下向きに開口している場合には、温水である洗浄液Fの流速や流量を高くして洗浄液Fが凝集汚泥C中を一旦下降する距離を長くすることにより、図2の右側に示すように下降から上昇に転じた洗浄液Fが軸線Oに対する径方向において濾過スクリーン3aの部分に達する位置を遮蔽部3bの位置に合わせることができる。
このため、洗浄液Fが濾過スクリーン3aへ到達してそのまま濾液室4に排出されてしまうのを防ぐことができ、洗浄液Fを凝集汚泥C中に長時間滞留させて、例えば洗浄液Fが温水である場合に凝集汚泥Cを効果的に加温することができる。言い換えれば、洗浄液Fが温水である場合に、流速や流量が高いときには、ノズル6は、軸線O方向における遮蔽部3bの上端と下端の間に開口していることが望ましい。
一方、同じく洗浄液Fが凝集汚泥C(有機性汚泥)よりも温度の高い温水であって、遮蔽部3bの上端がノズル6よりも軸線O方向の上端側に位置している場合でも、図3に示すようにノズル6が遮蔽部3bの下端よりも軸線O方向の下方に下向きに開口している場合には、洗浄液Fの流速や流量が高いと、図3の右側に示すように下降から上昇に転じた洗浄液Fが遮蔽部3bに達する前に濾過スクリーン3aへ到達して濾液室4に排出されてしまうおそれがある。
そこで、このようにノズル6が軸線O方向における遮蔽部3bの下端よりも下方に開口している場合には、洗浄液Fの流速や流量を低くすることにより、図3に左側に示すように下降から上昇に転じた洗浄液Fが軸線Oに対する径方向において濾過スクリーン3aの部分に達する位置を遮蔽部3bの位置に合わせることができる。
このため、洗浄液Fを凝集汚泥C中に長時間滞留させることができ、やはり洗浄液Fが温水である場合に凝集汚泥Cを効果的に加温することができる。言い換えれば、洗浄液Fの流速や流量が低い場合には、ノズル6は、軸線O方向における遮蔽部3bの下端よりも下方に開口していることが望ましい。なお、本実施形態においては、中空の円筒状の回転軸5a内を通して洗浄液Fを供給しているが、回転軸5aの軸線O方向に挿通した配管を通して洗浄液Fを供給するようにしてもよい。
次に、図4~図8は、図1~図3に示した実施形態の濾過装置1における搬送手段5の第1の変形例を示すものであり、以降に説明する第2、第3の変形例も含めて、図1に示した実施形態と共通する部分には同一の符号を配してある。図1~図3に示した実施形態の搬送手段5では、回転軸5aの複数の貫通孔およびノズル6が軸線O方向には互いに等しい位置に配設されていたのに対し、この第1の変形例の搬送手段5においては、回転軸5aの複数の貫通孔およびノズル6は、周方向には等間隔であるものの、軸線O方向にはスクリュー羽根5bがなす螺旋に合わせてずらされて螺旋状に配列されるように形成されている。
回転軸5aの貫通孔の軸線O方向の位置は、各貫通孔の軸線O方向上端側と下端側とに隣接するスクリュー羽根5bの略中央部に位置している。そして、これらの貫通孔に内部が連通して下向きに開口するように同形同大のL字形のエルボ管状のノズル6が回転軸5aにそれぞれ接合されている。従って、スクリュー羽根5bの捩れが一定であれば、周方向に隣接するノズル6の軸線O方向のずれ量は一定である。
このように構成された第1の変形例の搬送手段5を有する濾過装置においては、複数のノズル6が、スクリュー羽根5bがなす螺旋に合わせて螺旋状に配設されることになるので、スクリュー羽根5bとノズル6との間隔を一定とすることができる。従って、この第1の変形例の搬送手段5を有する濾過装置によれば、スクリュー羽根5bによって搬送される凝集汚泥C(有機性汚泥)に均一に洗浄液Fを供給することが可能となり、効率的な濃縮等の処理を図ることができる。
また、図9~図13は、図1~図3に示した実施形態の濾過装置1における搬送手段5の第2の変形例を示すものである。図1~図3に示した実施形態や図4~図8に示した第1の変形例の搬送手段5では、回転軸5aに形成された貫通孔に連通するようにL字形のエルボ管状のノズル6が接合されて下向きに開口しているのに対し、この第2の変形例の搬送手段5では、第1の変形例と同じく軸線O方向にスクリュー羽根5bがなす螺旋に合わせてずらされて螺旋状に配列された貫通孔に内部が連通するようにして、略半球状の中空のキャップ形のノズル6が回転軸5aに接合され、このノズル6に下向きに開口するように開口部6aが形成されている。
このような第2の変形例の搬送手段5においては、第1の変形例と同様に、複数のノズル6が、スクリュー羽根5bがなす螺旋に合わせて螺旋状に配設されるので、スクリュー羽根5bにより搬送される凝集汚泥C(有機性汚泥)に均一に洗浄液Fを供給することができるとともに、図1~図3に示した実施形態や第1の変形例の搬送手段5のようなL字形のエルボ管状のノズル6よりも、半球状のノズル6が回転軸5aから突出する部分を小さくすることができる。
このため、搬送手段5を回転駆動手段5cによって回転させる際に、ノズル6が凝集汚泥C(有機性汚泥)から受ける抵抗を低減することができ、濃縮槽3内で部分的な過度な濃縮を抑制するとともに、濃縮槽3内での汚泥閉塞を防止することが可能となる。また、こうしてノズル6が受ける抵抗が低減されることにより、L字形のエルボ管状のノズル6のように曲がり等の損傷が生じるおそれも少なくなる。
さらに、図14~図21は、図1~図3に示した実施形態の濾過装置1における搬送手段5の第3の変形例を示すものである。図1~図3に示した実施形態や第1、第2の変形例では、ノズル6が搬送手段5の回転軸5aから外周側に突出するように設けられていたのに対し、この第3の変形例では、搬送手段5のスクリュー羽根5bに中空の回転軸5aの内部に連通する供給路7が設けられ、この供給路7に下向きに開口するノズル8が設けられている。
ここで、この第3の変形例では、回転軸5aの軸線O方向における中央部よりも下端寄りのスクリュー羽根5bの下面に、軸線Oに対する半径方向に延びる軸線O方向に偏平した断面「コ」字形の直線状の径方向供給路7aが開口部を上向きにして接合されている。図17に示すように、この径方向供給路7aの軸線Oに対する径方向の内周部は中空の回転軸5aに接合されて回転軸5aの内部に連通しているとともに、外周部は閉塞されている。
また、同じくスクリュー羽根5bの下面には、軸線Oに対する径方向の内周側と外周側とに間隔をあけて、軸線O方向に偏平した断面「コ」字形で軸線Oを中心とする円弧状の複数(本実施形態では2つ)の周方向供給路7bが、開口部を上向きにしてスクリュー羽根5bの下面に沿って同心円状に下方に向けて略1周するように接合されている。これらの周方向供給路7bの上端部は径方向供給路7aに接合されて連通しているとともに、下端部は閉塞されている。
そして、複数(2つ)の周方向供給路7bと接合した径方向供給路7aの内周部と外周部の下面には、複数(2つ)のノズル8が下向きに開口するように設けられている。さらに、周方向供給路7bの下面には、径方向供給路7aの複数(2つ)のノズル8からそれぞれ下方に向けて周方向に間隔をあけて複数のノズル8が下向きに開口するように設けられている。本実施形態では、複数(2つ)の周方向供給路7bのノズル8は、径方向供給路7aの複数(2つ)のノズル8からそれぞれ軸線O回りに45°ずつの等間隔に配設されている。
このように構成された第3の変形例において、中空の回転軸5aの内部を通って供給された洗浄液Fは、この回転軸5aの内部と連通した供給路7のうちの径方向供給路7aに流れ込み、複数(2つ)のノズル8から下向きに排出される。さらに、この径方向供給路7aに流れ込んだ洗浄液Fは、径方向供給路7aに連通する複数(2つ)の周方向供給路7bに流れ込み、それぞれのノズル8からやはり下向きに排出され、凝集汚泥C(被処理物)に供給される。
このような第3の変形例の搬送手段5を備えた濾過装置1では、凝集汚泥C(被処理物)に洗浄液Fを供給するノズル8が搬送手段5のスクリュー羽根5bの下面に設けられた供給路7の径方向供給路7aおよび周方向供給路7bに配設されているので、スクリュー羽根5bとノズル8との間隔も自ずと一定となり、第1、第2の変形例と同様に凝集汚泥Cに均一に洗浄液Fを供給して効率的な濃縮等の処理を図ることが可能となる。
また、供給路7の周方向供給路7bは、軸線O方向に偏平した断面「コ」字形で軸線Oを中心とする円弧状とされているので、搬送手段5の回転により凝集汚泥Cから受ける抵抗が少なく、濃縮槽3内で部分的な過度な濃縮を抑制するとともに、濃縮槽3内での汚泥閉塞を防止することが可能となる。なお、この第3の変形例では、ノズル8のすべてから洗浄液Fを供給するのではなく、ノズル8にプラグを取り付けて洗浄液Fを供給するノズル8を選択し、選択されなかったノズル8は封止するようにしてもよい。
さらに、図22は、本発明の濾過装置の第2の実施形態を示すものであり、図1に示した第1の実施形態と共通する部分には同一の符号を配してある。第1の実施形態の濾過スクリーン3aが縦方向に延びる軸線Oを有する円筒状であったのに対し、この第2の実施形態の濾過装置1は、濾過スクリーン3aの軸線Oが横方向に延びていることを特徴としている。
本実施形態において、凝集汚泥C(被処理物)は、濃縮槽3の一端(図22において左端)側上部から濾過スクリーン3a内に供給されて搬送手段5により他端(図22において右端)側に搬送されつつ濾過されて濃縮され、濃縮汚泥Dとして濃縮槽3の他端側下部から排出される。また、洗浄水Fは、第1の実施形態と同じく凝集汚泥Cよりも高温の温水であり、濃縮槽3の他端側から中空の回転軸5a内に供給されて、ノズル6から他端側に向けて排出される。
なお、図22では、ノズル6は軸線O方向において遮蔽部3bの一端と他端との間に位置して他端側に向けて開口しているが、このようにノズル6が軸線O方向において濾過スクリーン3aの他端側に向けて開口している場合には、洗浄水Fの流量や流速によっては、遮蔽部3bの一端よりも一端側に開口していてもよい。また、図22では、ノズル6が軸線O方向には互いに等しい位置に配設されているが、第1の実施形態の第1の変形例の搬送手段5等と同じく、複数のノズル6が、スクリュー羽根5bがなす螺旋に合わせて螺旋状に配設されていてもよい。
さらに、本実施形態では、ノズル6は他端側に向けて開口していなくてもよく、例えば軸線Oに対する外周側に向けて開口していてもよい。この場合には、図22に示したように、ノズル6の開口部は、軸線O方向において遮蔽部3bの一端と他端との間に位置して他端側に向けて開口しているのが望ましい。
さらにまた、ノズル6は、図22に示したのとは逆に、軸線O方向において濾過スクリーン3aの一端側に向けて開口していてもよい。この場合には、洗浄水Fの流量や流速によっては、軸線O方向において遮蔽部3bの他端よりも他端側にノズル6の開口部が位置していてもよい。
このような第2の実施形態の濾過装置1においても、遮蔽部3bによって濾過スクリーン3a内に洗浄液Fを滞留させることにより、洗浄液Fを凝集汚泥C(被処理物)と十分に接触させることができるので、凝集汚泥Cを効率的に洗浄することが可能となる。特に洗浄液Fが凝集汚泥Cよりも温度が高い温水である場合には、凝集汚泥Cを効果的に加温することが可能となるので、後段の脱水機においてより低い含水率に脱水することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、こうした実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
次に、本発明の実施例を挙げて、本発明の効果について実証する。本実施例では、図3に示した実施形態に基づく濾過装置1を用いて、汚泥濃度2.8wt%の凝集汚泥Cを流量3m/hで濃縮槽3に供給し、ノズル6から温度86℃の温水である洗浄液Fを流量1.3m/hで供給しつつ濃縮して、汚泥濃度8wt%の濃縮汚泥Dを流量1.3m/hで抜き出した。
なお、この実施例において、濃縮槽3の遮蔽部3bの面積は濃縮槽3の周面全体の面積の約1/3、濾過スクリーン3aの約1/2であった。また、この実施例に対する比較例として、遮蔽部3bを設けずに濃縮槽3の周面全体が濾過スクリーン3aとされた濾過装置を用いて、実施例と同様の条件で濃縮処理を行った。そして、これら実施例と比較例とで、濃縮汚泥Dの温度と濾液室4に排出された排水Eの温度を測定するとともに、濃縮汚泥Dの熱量と温水(洗浄液F)の熱量から算出される理論汚泥温度と実際の汚泥温度との比率である加温効率を計算した。
この結果、比較例では、濃縮汚泥Dの温度が34℃であったのに対して排水Eの温度は39℃であり、濃縮汚泥Dよりも排水Eが温水によって加温された結果となって、加温効率も63%と低かった。これに対して、実施例では、排水Eの温度が37℃であったのに対して濃縮汚泥Dの温度は48℃であり、濃縮汚泥Dの方が排水Eよりも10℃以上加温されていて、加温効率も91%と100%に近い効率であった。
1 濾過装置
2 凝集槽
3 濃縮槽
3a 濾過スクリーン
3b 遮蔽部
4 濾液室
5 搬送手段
5a 回転軸
5b スクリュー羽根
5c 回転駆動手段
6、8 ノズル
7 供給路
7a 径方向供給路
7b 周方向供給路
O 濾過スクリーン3aの軸線
A 有機性汚泥
B 高分子凝集剤
C 凝集汚泥
D 濃縮汚泥
E 排水
F 洗浄液(温水)

Claims (8)

  1. 軸線中心とした円筒状の濃縮槽と、
    前記濃縮槽のうち遮蔽部を除いた部分である濾過スクリーンと、
    この濾過スクリーンの外周に配設された濾液室と、
    上記軸線に沿って延びる回転軸と、この回転軸の周りに螺旋状に配設されたスクリュー羽根とを備えて上記濾過スクリーン内に収容された搬送手段と、
    上記濾過スクリーン内に洗浄液を排出するノズルとを有し、
    上記濾過スクリーン内に供給された被処理物を上記搬送手段によって上記軸線方向に搬送しつつ、上記ノズルから洗浄液を排出して上記被処理物に供給する濾過装置であって、
    前記濃縮槽において前記遮蔽部が前記濾過スクリーンの内外を遮蔽する箇所は、前記軸線方向に1箇所であり、
    前記遮蔽部の面積は前記濃縮槽の周面全体の面積の約1/3であり、前記濾過スクリーンの面積に対して約1/2であることを特徴とする濾過装置。
  2. 上記軸線方向における上記遮蔽部の一端側と他端側とには、上記濾過スクリーンが残されていることを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
  3. 複数の上記ノズルが、上記スクリュー羽根がなす螺旋に合わせて螺旋状に配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の濾過装置。
  4. 上記濾過スクリーンは、縦方向に延びる上記軸線を中心とした円筒状の濾過スクリーンであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の濾過装置。
  5. 上記洗浄液は上記被処理物よりも温度の高い温水であり、上記遮蔽部の上端は上記ノズルよりも上記軸線方向の上端側に位置していることを特徴とする請求項4に記載の濾過装置。
  6. 上記洗浄液は上記被処理物よりも温度の高い温水であり、上記ノズルは下向きに開口していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の濾過装置。
  7. 上記ノズルは、上記軸線方向において上記遮蔽部の上端と下端の間に開口していることを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれか一項に記載の濾過装置。
  8. 上記ノズルは、上記軸線方向において上記遮蔽部の下端よりも下方に開口していることを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれか一項に記載の濾過装置。
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