JP3832330B2 - 外筒回転型濃縮機および汚泥の分離濃縮方法 - Google Patents

外筒回転型濃縮機および汚泥の分離濃縮方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、外筒回転型濃縮機および汚泥の分離濃縮方法に関し、特に、前処理でポリマー凝集した下水汚泥を濾過分離方式で濃縮し、排出する外筒回転型の濃縮機および汚泥の分離濃縮方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
下水汚泥等の濃縮に使用される濃縮機としては、円筒周面をスクリーン(濾材)により構成された外筒にスクリューが同心配置され、水平配置の外筒内に入れられた汚泥をスクリューの回転によって外筒の軸線方向に移送しつつ濾過分離方式で濃縮排出するもの(実開平7−9406号公報)が知られている。
【0003】
また、円筒周面をスクリーンにより構成された外筒と外筒内に同心配置されたスクリューとが互いに逆方向に回転して水平配置の外筒内に入れられた汚泥をスクリューによって外筒の軸線方向に移送しつつ濾過分離方式で濃縮排出する外筒回転型濃縮機(特開2001−179492号公報)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
外筒回転型濃縮機は、外筒とスクリューとが逆回転するので、汚泥の送り出しがよく、濃縮効率が高いと云う特徴を有するが、従来の外筒回転型濃縮機は、外筒内に汚泥を入れる汚泥入口と外筒内より外筒外へ汚泥を排出する汚泥出口がスクリューの円筒状中心軸の周面に形成されているため、汚泥入口や汚泥出口のサイズを大きくすることができず、しかも、汚泥の流れが直線的でないため、濃縮汚泥の排出抵抗が大きく、前処理でポリマー凝集した下水汚泥の場合、汚泥中のポリマー凝縮フロックを破壊する虞れがあり、安定した濃縮処理を行うことができない。その他、汚泥が詰まり易いと云う問題もある。
【0005】
また、従来の外筒回転型濃縮機は、外筒内における汚泥の滞留時間を調整することが難しく、汚泥の濃縮処理の調整性に欠けている。
【0006】
この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、濃縮汚泥の排出抵抗が少なく、汚泥中のポリマー凝集フロックを破壊する虞れがなく、安定した濃縮処理を行うことができ、汚泥がスムーズに流れて詰まりを生じ難く、しかも、外筒内における汚泥の滞留時間を容易に調整することができる外筒回転型濃縮機、およびその外筒回転型濃縮機を使用した好適な汚泥の分離濃縮方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明による外筒回転型濃縮機は、両端を円盤状のフランジ板により閉じられて円筒周面を金属濾材(パンチングメタル)等によるスクリーンにより構成された外筒と、前記外筒内に同心配置されたスクリューとを有し、前記外筒と前記スクリューとが互いに逆方向に回転駆動される外筒回転型濃縮機において、前記スクリューは外周面にスクリュー羽根を有する円筒状中心軸を有し、前記円筒状中心軸が前記外筒内の一端側に位置する部分の軸周面に被処理物であるポリマー凝集汚泥を当該円筒状中心軸の中空筒部より前記外筒内に導入する入口開口が設けられ、前記外筒の他端側の前記フランジ板に出口開口が形成され、前記出口開口の開口面積を増減調節する出口開口度調節機構が前記外筒に設けられ、前記出口開口の外筒外周側の開口縁がスクリーンによる前記円筒周面と前記外筒の径方向に見てほぼ同一位置であり、ポリマー凝集フロックは破壊されることなく、濃縮汚泥は前記出口開口より大きい排出抵抗を受けることなく外筒外に排出されることを特徴とする。
【0008】
上述した構成による外筒回転型濃縮機によれば、円筒状中心軸の入口開口より外筒内に導入されたポリマー凝集汚泥の被処理物の濃縮が、外筒とスクリューとの逆回転によって高効率で行われ、濃縮汚泥等はスクリュー回転による移送方向(外筒の軸線方向)の正面に位置するフランジ板に形成された出口開口より大きい排出抵抗を受けることなく外筒外に排出される。また、この出口開口の開口面積の増減調節により、外筒内における汚泥の滞留時間を調整することができる。さらに、前記出口開口の外筒外周側の開口縁がスクリーンによる前記円筒周面と前記外筒の径方向に見てほぼ同一位置であり、運転終了後に、外筒内に汚泥が溜まることがなく、清掃が容易になる。
【0009】
出口開口度調節機構としては、前記出口開口を形成されたフランジ板の重り合って配置されて当該フランジ板に対して回転変位可能なシャッタ板を含み、当該シャッタ板の前記フランジ板に対する回転変位位置に応じて当該シャッタ板による前記出口開口の塞ぎ量を増減する構造のものとすることができる。
【0010】
また、上述の目的を達成するために、この発明による汚泥の分離濃縮方法は、両端を円盤状のフランジ板により閉じられて円筒周面をスクリーンにより構成された外筒を実質的に水平な自身の中心軸線周りに回転させると共に、前記外筒内に同心配置されたスクリューを前記外筒の回転方向とは逆方向に回転させ、被処理物であるポリマー凝集汚泥を前記スクリューの円筒状中心軸の中空筒部に供給し、当該汚泥を前記円筒状中心軸が前記外筒内の一端側に位置する部分の軸周面に設けられた入口開口より前記外筒内に上部空間を残した態様で導入し、前記外筒の外部上方から洗浄液を前記外筒の円筒周面に向けて噴射し、前記スクリーンの洗浄を連続的又は間欠的に行いつつ、前記円筒状中心軸の外周面に設けられているスクリュー羽根によって前記外筒内の汚泥を前記外筒の一端側より他端側に移送して前記外筒の他端側のフランジ位置に形成されている出口開口より排出する過程で、前記スクリーンによって汚泥の濾過を行なうとともに、前記出口開口の開口面積を増減調節して前記外筒内の汚泥滞留時間を調整し、ポリマー凝集フロックは破壊されることなく、濃縮汚泥は前記出口開口より大きい排出抵抗を受けることなく外筒外に排出されることを特徴とする。
【0011】
この発明による汚泥の分離濃縮方法では、汚泥の分離濃縮効率を良好に保ってスクリーンの洗浄回復をよくするために、前記外筒内の汚泥の充填率を50%以上、90%以下とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
図1〜図4はこの発明による外筒回転型濃縮機の一つの実施の形態を示している。
【0014】
架台1は左右の側板3、5を有し、側板3、5には軸受スリーブ7と軸受ブラケット9とが一つの水平軸線X上に固定されている。軸受スリーブ7と軸受ブラケット9は軸受部材11、13によって外筒15を回転可能に支持している。
【0015】
外筒15は、両端を円盤状のフランジ板17、19により閉じられて円筒周面をパンチングメタル等によるメタルスクリーン21により構成されている。一方(左側)のフランジ板17には短軸スリーブ23が固定されており、短軸スリーブ23の内周側に軸受部材11が取り付けられている。他方(右側)のフランジ板19には長軸スリーブ25が固定されており、長軸スリーブ25の外周側には軸受部材13が取り付けられている。
【0016】
円筒状のメタルスクリーン21は、図2、図3に示されているように、半割形状で、ボルト・ナット29によって互いに締結される2つの半円環状部材27A、27Bに両端部に固定され、左右の半円環状部材27A、27Bが各々ボルト・ナット31によってフランジ板17、19に締結されている。左右の半円環状部材27A、27Bの間には複数個のタイバー33が掛け渡されており、各タイバー33の軸線方向の中間部にメタルスクリーン21の軸線方向中間部を外側から補助支持する複数個の支持リング35が取り付けられている。
【0017】
長軸スリーブ25には外筒回転駆動用のスプロケット37が固定されている。スプロケット37は、図示されていない外筒回転駆動用の電動機と駆動連結され、外筒15を例えば反時計廻り方向(図5参照)に回転駆動する。
【0018】
外筒15内にはスクリュー39が回転可能に同心配置されている。スクリュー39は、円筒状中心軸41と、円筒状中心軸41の外周面に設けられた螺旋形状のスクリュー羽根43と、円筒状中心軸41の閉じ端部(右端部)に同心連結された回転駆動軸45とを有している。
【0019】
円筒状中心軸41は、外筒15内にあり、一端側(左側)が軸受スリーブ7内に延出し、その延出軸部47を軸受部材49によって長軸スリーブ7より回転可能に支持されている。延出軸部47の先端面は開口しており、開口端が汚泥(被処理物)の投入口51になっている。
【0020】
円筒状中心軸41が外筒15内の一端側(フランジ板17側)に位置する部分の軸周面には被処理物の汚泥を円筒状中心軸41の中空筒部53より外筒15内に導入する入口開口55が2つ設けられている。なお、円筒状中心軸41の中空筒部53には入口開口55の位置より被処理物の汚泥が中空筒部53内を図1にて右側へ侵入することを禁止するための閉じ板57が固定されている。
【0021】
回転駆動軸45は、長軸スリーブ25を軸線方向に貫通し、長軸スリーブ25より回転可能に支持されており、図示されていないスクリュー回転駆動用の電動機と駆動連結され、スクリュー39を例えば時計廻り方向に回転駆動する。
【0022】
スクリュー羽根43は、スクリュー39の時計廻り方向に回転により、外筒15内の汚泥を図1にて左側(フランジ板17側)より右側(フランジ板19側)へ移送する。スクリュー羽根43の外周縁は、汚泥がショートパスしないようメタルスクリーン21の内周面との間に微小間隙をおいて対向している。なお、必要に応じてスクリュー羽根43にスクレーパを取り付け、かき落としによってメタルスクリーン21の再生回復を行うこともできる。
【0023】
フランジ板19には外筒15内の濃縮汚泥を外筒15外へ排出する複数個の出口開口59が開口形成されている。出口開口59は、外筒15の中心と同心の円弧形状の開口であり、外筒外周側の開口縁61がメタルスクリーン21による円筒周面(内周面)と外筒15の径方向に見てほぼ同一位置になっている。これは、メタルスクリーン21に内周面と出口開口59との間に堰がないことを意味する。これにより、運転終了後に、外筒15内に汚泥が溜まることがなく、清掃が容易になる。
【0024】
フランジ板19には出口開口59の開口面積(有効面積)を増減調節する出口開口度調節機構として、図4によく示されているように、フランジ板19の外側面の重り合って配置されたシャッタ板63がボルト65によってフランジ板17に対して回転変位可能に固定されている。シャッタ板63は、各出口開口59毎に翼形状部67を有し、フランジ板19に対する回転変位位置(回転方向の固定位置)に応じて翼形状部67による出口開口59の塞ぎ量を一様に増減する。なお、シャッタ板63に形成されているボルト65の通し孔69は外筒15の中心と同心の円弧形状の長孔になっており、通し孔69の範囲内で、ボルト65によってシャッタ板63をフランジ板19に対して任意の回転角位置で固定できる。
【0025】
外筒15の外部上方には洗浄液噴出用の洗浄管71が左右の側板3、5間に掛け渡された態様で固定配置されている。洗浄管71は、洗浄管71より噴射された洗浄液が効率よくメタルスクリーンにかかるよう、外筒15の直上位置より少し外筒15の回転方向遅れ側に偏倚した位置に配置されている。
【0026】
つぎに、上述の構成による外筒回転型濃縮機を使用した汚泥の分離濃縮方法について説明する。
【0027】
外筒15を反時計廻り方向に、スクリュー39を外筒15の回転方向とは逆の時計廻り方向に各々回転駆動し、前処理で例えば高分子ポリマーを加えてポリマー凝集した汚泥を延出軸部47の投入口51より中空筒部53内に連続投入する。この汚泥は、中空筒部53を通って入口開口55より外筒15内に入り、回転しているスクリュー羽根43によって外筒15の一端側(左側)より他端側(右側)に移送される。
【0028】
この移送過程で、汚泥中の液成分(濾液)がメタルスクリーン21を透過して外筒15の下方への分離流出し、汚泥の濃縮が行われ、濃縮された汚泥は移送方向(軸線方向)を変更されることなく、各出口開口59より外筒15の外部へスムーズに排出される。
【0029】
これにより、濃縮汚泥を大きい排出抵抗を受けることなく外筒15外に排出することができ、ポリマー凝集したフロックを壊すことがない。また、シャッタ板63によって出口開口59の有効面積を増減することにより、外筒15内の汚泥滞留時間を容易に調整することができる。
【0030】
上述した汚泥濃縮過程において、外筒15の外部上方の洗浄管71により洗浄液が外筒15の円筒周面をなすメタルスクリーン21へ噴射することにより、メタルスクリーン21の洗浄が行われ、外筒15が回転することで、メタルスクリーン21による外筒濾過面積全体(全周)が有効に作用し、処理能力が飛躍的に向上する。この場合、汚泥の分離濃縮効率を良好に保ってメタルスクリーン21の洗浄回復をよくするために、図5に示されているように、外筒15内の汚泥の充填率を50%以上、90%以下とすることが好ましい。
【0031】
また、スクリュー回転による濃縮汚泥の搬送効果と、外筒濾面(メタルスクリーン21)と逆方向に回転するスクリュー羽根43先端の差速による濾面の掻き取り効果により、連続した効率的な汚泥濃縮が行われる。外筒15とスクリュー39との逆回転差速は汚泥に応じて最適設定でき、4RPM以上が望ましい。また、洗浄は常に連続的に行われるものであるが、濾過性がよい場合には、連続的でなく間欠的に行うようにしてもよい。さらに濾過性が非常によい場合には洗浄水は不要にすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、この発明による外筒回転型濃縮機および汚泥の分離濃縮方法によれば、円筒状中心軸の入口開口より外筒内に導入されたポリマー凝集汚泥等の被処理物の濃縮が、外筒とスクリューとの逆回転によって高効率で行われ、濃縮汚泥等はスクリュー回転による移送方向(外筒の軸線方向)の正面に位置するフランジ板に形成された出口開口より大きい排出抵抗を受けることなく外筒外に排出されるから、汚泥中のポリマー凝集フロックを破壊する虞れがなく、安定した濃縮処理を行うことができ、汚泥がスムーズに流れて詰まりも生じ難くなる。また、この出口開口の開口面積の増減調節により、外筒内における汚泥の滞留時間を調整することができる。この発明による外筒回転型濃縮機においてはさらに、前記出口開口の外筒外周側の開口縁がスクリーンによる前記円筒周面と前記外筒の径方向に見てほぼ同一位置であり、運転終了後に、外筒内に汚泥が溜まることがなく、清掃が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による外筒回転型濃縮機の一つの実施の形態を示す断面図である。
【図2】 この発明による外筒回転型濃縮機のメタルスクリーン部分の正面図である。
【図3】 図2の線III−III断面図である。
【図4】 この発明による外筒回転型濃縮機の外筒の端面図である。
【図5】 この発明による外筒回転型濃縮機の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 架台
15 外筒
17、19 フランジ板
21 メタルスクリーン
39 スクリュー
41 円筒状中心軸
43 スクリュー羽根
55 入口開口
59 出口開口
63 シャッタ板

Claims (4)

  1. 両端を円盤状のフランジ板により閉じられて円筒周面をスクリーンにより構成された外筒と、前記外筒内に同心配置されたスクリューとを有し、前記外筒と前記スクリューとが互いに逆方向に回転駆動される外筒回転型濃縮機において、前記スクリューは外周面にスクリュー羽根を有する円筒状中心軸を有し、前記円筒状中心軸が前記外筒内の一端側に位置する部分の軸周面に被処理物であるポリマー凝集汚泥を当該円筒状中心軸の中空筒部より前記外筒内に導入する入口開口が設けられ、前記外筒の他端側の前記フランジ板に出口開口が形成され、前記出口開口の開口面積を増減調節する出口開口度調節機構が前記外筒に設けられ、前記出口開口の外筒外周側の開口縁がスクリーンによる前記円筒周面と前記外筒の径方向に見てほぼ同一位置であり、ポリマー凝集フロックは破壊されることなく、濃縮汚泥は前記出口開口より大きい排出抵抗を受けることなく外筒外に排出されることを特徴とする外筒回転型濃縮機。
  2. 請求項1記載の外筒回転型濃縮機において、前記出口開口度調節機構は前記出口開口を形成されたフランジ板の重り合って配置されて当該フランジ板に対して回転変位可能なシャッタ板を含み、当該シャッタ板の前記フランジ板に対する回転変位位置に応じて当該シャッタ板による前記出口開口の塞ぎ量を増減することを特徴とする外筒回転型濃縮機。
  3. 両端を円盤状のフランジ板により閉じられて円筒周面をスクリーンにより構成された外筒を実質的に水平な自身の中心軸線周りに回転させると共に、前記外筒内に同心配置されたスクリューを前記外筒の回転方向とは逆方向に回転させ、被処理物であるポリマー凝集汚泥を前記スクリューの円筒状中心軸の中空筒部に供給し、当該汚泥を前記円筒状中心軸が前記外筒内の一端側に位置する部分の軸周面に設けられた入口開口より前記外筒内に上部空間を残した態様で導入し、前記外筒の外部上方から洗浄液を前記外筒の円筒周面に向けて噴射し、前記スクリーンの洗浄を連続的又は間欠的に行いつつ、前記円筒状中心軸の外周面に設けられているスクリュー羽根によって前記外筒内の汚泥を前記外筒の一端側より他端側に移送して前記外筒の他端側のフランジ位置に形成されている出口開口より排出する過程で、前記スクリーンによって汚泥の濾過を行なうとともに、前記出口開口の開口面積を増減調節して前記外筒内の汚泥滞留時間を調整し、ポリマー凝集フロックは破壊されることなく、濃縮汚泥は前記出口開口より大きい排出抵抗を受けることなく外筒外に排出されることを特徴とする汚泥の分離濃縮方法。
  4. 請求項3記載の汚泥の分離濃縮方法において、前記外筒内の汚泥の充填率を50%以上、90%以下とすることを特徴とする汚泥の分離濃縮方法。
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