JP7325125B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP7325125B2
JP7325125B2 JP2021026767A JP2021026767A JP7325125B2 JP 7325125 B2 JP7325125 B2 JP 7325125B2 JP 2021026767 A JP2021026767 A JP 2021026767A JP 2021026767 A JP2021026767 A JP 2021026767A JP 7325125 B2 JP7325125 B2 JP 7325125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music
output
background music
relay
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021026767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022128312A (ja
Inventor
敏彦 平口
Original Assignee
株式会社サンセイアールアンドディ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンセイアールアンドディ filed Critical 株式会社サンセイアールアンドディ
Priority to JP2021026767A priority Critical patent/JP7325125B2/ja
Publication of JP2022128312A publication Critical patent/JP2022128312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7325125B2 publication Critical patent/JP7325125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技機に関する。
当否抽選結果を示す図柄の変動中(変動中演出中)には背景楽曲(BGM)が出力される(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2020‐202919号公報
本発明が解決しようとする課題は、変動中演出中に出力される背景楽曲が単調になるのを抑制することが可能な遊技機を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、装飾図柄が変動を開始してから当否抽選結果を示す態様で停止するまでの変動中演出中に出力される背景楽曲を出力する音出力手段を備え、前記背景楽曲は、前半部分およびそれに続く後半部分に区分けされ、前記背景楽曲を変更する背景楽曲変更条件が成立した場合には、新たな背景楽曲が前記前半部分の冒頭から出力される一方、前記背景楽曲を変更させる条件ではないリセット条件が成立した場合には、前記背景楽曲が前記後半部分の冒頭から出力されることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、変動中演出中に出力される背景楽曲が単調になるのを抑制することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示領域に表示された装飾図柄および保留図柄を示した図である。 モード移行(一例として演出モードAから演出モードBへの移行を示す)およびそれに伴う楽曲の制御を説明するための図である。 具体例1-1を説明するための図である。 具体例1-2を説明するための図である。 具体例1-4を説明するための図である。 具体例1-5を説明するための図である。 具体例1-5(具体例1-2の構成を前提とした例)を説明するための図である。 背景楽曲の制御を説明するための図である。 具体例2-1を説明するための図である。 特定演出発生時における楽曲の制御を説明するための図である。 基準箇所を説明するための図である。 具体例3-1を説明するための図である。 具体例3-2を説明するための図である。 具体例3-3を説明するための図である。 具体例3-4を説明するための図である。 具体例3-5を説明するための図である。
1)遊技機の基本構成
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。なお、以下の説明において画像というときは、静止画だけでなく、動画を含むものとする。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動領域904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能な部分である。また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動領域904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否抽選手段が始動領域904への遊技球の入賞を契機として実行する。本実施形態では、始動領域904として、第一始動領域904a(いわゆる「特図1」の始動領域)と第二始動領域904b(いわゆる「特図2」の始動領域)が設けられている。始動領域904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否抽選情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否抽選結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、未だ当否抽選結果の報知が完了していない当否抽選情報が存在する場合には、新たに取得された当否抽選情報は保留情報として図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。記憶手段に保留情報が記憶されていることは、保留図柄10として表示される。つまり、保留図柄10は、対応する当否抽選結果の報知が完了していない当否抽選情報の存在を示す。
本実施形態では、保留図柄10として、当否抽選結果を報知する変動中演出(装飾図柄80(装飾図柄群80g)の変動開始から、当否抽選結果を示す組み合わせで完全に停止するまでの演出、いわゆる一変動中分の演出をいう)は開始されているものの、当否抽選結果の報知は完了していない当否抽選情報(以下、変動中保留情報と称することもある)に対応する変動中保留図柄11(いわゆる「当該変動保留」の存在を示す図柄)と、当否抽選結果を報知する変動中演出が開始されていない当否抽選情報(以下、変動前保留情報と称することもある)に対応する変動前保留図柄12が表示される(図2参照)。本実施形態では、変動中保留図柄11と変動前保留図柄12の基本的な形態は同じである。変動中保留図柄11と変動前保留図柄12の基本的な形態が全く異なるものとしてもよい。また、変動中保留図柄11が表示されない構成としてもよい。なお、変動前保留図柄12に対応する当否抽選結果の報知が完了する順番(いわゆる保留「消化順」)は、右に位置するものほど早い。
変動前保留情報の最大の記憶数は上限が決められている。本実施形態では、第一始動領域904aに入賞することによって得られる第一変動前保留情報(特図1保留)の最大の記憶数は四つであり、第二始動領域904bに入賞することによって得られる第二変動前保留情報(特図2保留)の最大の記憶数は四つである。したがって、特図1および特図2の一方に相当する保留図柄10に関していえば、一つの変動中保留図柄11と、最大四つの変動前保留図柄12が表示されることがある(図2参照)。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される装飾図柄80(図2参照)の組み合わせによって当否抽選結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の装飾図柄80を含む装飾図柄群80g(左装飾図柄群80gL、中装飾図柄群80gC、右装飾図柄群80gR)が変動を開始し、最終的に各装飾図柄群80gから一の装飾図柄80が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各装飾図柄群80gから選択されて停止した装飾図柄80の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ装飾図柄80の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。装飾図柄80は、数字とキャラクタ等が組み合わされたものとしてもよい。
本実施形態では、遊技状態として、通常遊技状態と特別遊技状態が設定されている。特別遊技状態は、通常遊技状態に比して遊技者に有利な遊技状態である。通常遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しにくい低ベース状態(低確率・時短無)である。特別遊技状態としては、第一特別遊技状態と第二特別遊技状態が設定されている。第一特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が高い高確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(高確率・時短有)である。第二特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(低確率・時短有)である。通常遊技状態においては、遊技者は、第一始動領域904aを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「左打ち」を行う。特別遊技状態は、第二始動領域904bを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「右打ち」を行う。特別遊技状態は、普通始動領域905に遊技球が進入することを契機とした第二始動領域904bの開放抽選に当選しやすい状態であるため、比較的容易に第二始動領域904bに遊技球が入賞する。
2)以下、本実施形態にかかる遊技機1が実行可能な演出等について説明する。なお、以下で説明する演出等の一部のみ実行可能な構成としてもよい。また、表示領域911の外縁近傍に、目立たないように各種情報を示す画像(いわゆる「小図柄」等)が表示されるようにしてもよい(各図においては当該画像の図示を省略する)。遊技者は、この種の画像を意識せずに遊技を楽しむことが可能となっている。
2-1)演出様式および中継演出
本実施形態では、変動中演出の態様を司る要素ものとして、複数種の演出様式が設定されている。ある種の演出様式が設定されている際には、別種の演出様式が設定されている際には生じない態様の変動中演出を構成する演出(独自演出)が発生することになる。なお、演出様式は、遊技者が享受する直接的な利益(出玉)の期待値に関係するものではない(あくまで実行される演出の違いを生じさせるものに過ぎない)。演出様式は、「モード」や「ステージ」等と称されるものであり、各種演出様式のモチーフとなるキャラクタや場所が対応づけられるものである。本実施形態では、キャラクタAをモチーフとしたモードA、キャラクタBをモチーフとしたモードB、キャラクタCをモチーフとしたモードCという三種類の演出様式が設定されている。変動中演出が実行されている最中に、現在設定されている演出様式を示す画像(例えば、「○○モード(ステージ)」といった画像)が表示領域911に表示されるようにするとよい。このようにすることで、遊技者は、現在設定されている演出様式を容易に把握することができる。本実施形態では、演出様式の変化(以下、モード移行と称することもある)は自動的に発生する。移行先のモードを遊技者が任意に選択できるというものではない。ただし、遊技者の選択によりモード移行が生じるものとしてもよい。
モード移行は、ある変動中演出が実行されることを契機として発生する。例えば、モードAが設定された状態にある変動中演出(以下、先の変動中演出と称することもある)が終了することを契機として、モードBが設定された状態にある次の変動中演出(以下、後の変動中演出と称することもある)が開始されるといったモード移行が生じる(図3参照)。先の変動中演出の終了時点で記憶手段に記憶される変動前保留情報が存在すれば、先の変動中演出と後の変動中演出は連続して実行されることになる。以下の説明においては、モード移行前のモードを先のモード(先の演出様式)と、モード移行後のモード(移行先のモード)を後のモード(後の演出様式)と称することもある。本実施形態では、モード移行が発生する場合には、中継演出が実行される(図3(b)参照)。本実施形態では、中継演出は後の変動中演出中に実行される。つまり、後の変動中演出が開始されてから所定時間経過するまでの間(後の変動中演出の開始時点を含む所定期間)にて中継演出が実行される。ただし、中継演出が実行される時間は、後の変動中演出の時間(変動時間)よりも必ず短いものとされる。つまり、後の変動中演出を通じて中継演出が実行されるということはなく、中継演出が終了した後は移行先のモード(後のモード)での変動中演出が実行される。
中継演出においては、モード移行が生じたことを示す画像(中継画像20)が表示領域911に表示される。例えば、「○○モード」(「○○モード」は後のモードを示す)といった部分を含む中継画像20が表示領域911に表示されるようにする(図3(b)参照)。つまり、後のモードに依存した態様の中継画像20が表示されるようにする。これにより、遊技者はモード移行が発生したことおよび移行先のモード(後のモード)の種類を容易に把握することができる。
本実施形態では、中継演出が実行されている最中に、スピーカ70(音出力手段;図1参照)から中継楽曲が出力される(図3(b)参照)。中継楽曲の態様は、先のモードに基づいて決まるものとされる。具体的には次の通りである。本実施形態では、各モードに対応する背景楽曲(様式対応楽曲)が設定されている。なお、変動中演出にて各種演出(大当たり信頼度を示唆する演出)が実行される場合には、当該背景楽曲に重ねて実行される演出用の効果音が出力される。
本実施形態では、モードAが設定されている状態での変動中演出においては背景楽曲Aが、モードBが設定されている状態での変動中演出においては背景楽曲Bが、モードCが設定されている状態での変動中演出においては背景楽曲Cが出力されるものとされる(ただし、中継演出が実行されている状態を除く)。なお、著作物として異なるものだけでなく、遊技者が異なる楽曲であると認識するものも「異なる(種類の)楽曲」であるとする(以下の「楽曲」について同じ)。遊技者は、出力される背景楽曲の種類によっても、設定されているモードを把握できるといえる。各背景楽曲は所定の長さ(所定時間で冒頭から結末に至る)を有するものであり、結末まで出力された際には冒頭から循環して出力される。なお、本実施形態では、モード移行が生じない場合には二以上の変動中演出に跨って対応する背景楽曲が継続的に出力される。つまり、変動中演出が終了する度に冒頭から出力される(変動中演出が終了する度にリセットされる)というものではない。
本実施形態では、中継楽曲として、上述した背景楽曲の種類の数分(すなわちモードの種類の数分)の楽曲が設けられている。すなわち、背景楽曲Aに対応する中継楽曲A、背景楽曲Bに対応する中継楽曲B、背景楽曲Cに対応する中継楽曲Cが設けられている。各種中継楽曲は、対応する背景楽曲の「アウトロ」である(「アウトロ」であるため、次第にフェードアウトするような旋律とされる)。よって、背景楽曲の種類に応じて、中継楽曲の態様は異なる(複数種の中継楽曲のそれぞれは固有の態様を有する)ことになる。また、本実施形態における各中継楽曲の旋律(メロディ)は、対応する背景楽曲の一部の旋律と一致するものではない(「背景楽曲の一部=中継楽曲」というものではない)。換言すれば、各中継楽曲の旋律は、対応する背景楽曲にも完全に同じとなる部分がない独自のものであり、中継演出が実行されない限り中継楽曲を聴くことはできないということである。また、先の変動中演出が終了するタイミングは不定であり、それに対応する背景楽曲が終了し中継楽曲の出力に移行するタイミングも不定であるから、各中継楽曲とされる「アウトロ」は対応する背景楽曲がどの時点で終了する場合であっても滑らかに続くように聴こえる態様とされる。
モードAからモードBへのモード移行が生じる場合における楽曲の出力は次のようになる。先の変動中演出においては、背景楽曲Aが出力された状態にある(図3(a)参照)。先の変動中演出が終了し、後の変動中演出が開始されるとともに中継演出が実行される。つまり、中継楽曲A(背景楽曲Aのアウトロ)が出力された状態となる(図3(b)参照)。中継演出が終了することを契機として、背景楽曲Bが出力された状態になる(図3(c)参照)。大まかにみれば、アウトロを含む背景楽曲Aの出力が完了した後、背景楽曲Bが出力された状態に移行するという流れになる。
このように、本実施形態では、モード移行が発生する場合に中継楽曲が出力される(中継演出が発生する)ことになるところ、当該中継楽曲は先のモードに対応する背景楽曲に依存したもの(先のモードに対応する背景楽曲の「アウトロ」)とされる。このようにすることで、突発的に背景楽曲が切り替わるというモード移行の態様にはならず、先のモードから後のモードへの変化をスムーズにみせることができる。
以下、上記演出様式および中継演出に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、可能な限りにおいて、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇具体例1-1
上記実施形態では、中継演出として出力される中継楽曲の態様が先のモード(移行前のモード)に基づいて決まることを説明したが、後のモードに基づいて決まるものとしてもよい。上記実施形態のように、背景楽曲A~C(モードA~C)のそれぞれに対応する中継楽曲A~Cが設けられているものとする。例えば、図4に示すように、モードBからモードCへのモード移行が発生する場合には、中継演出として、後のモードであるモードC(背景楽曲C)に対応する中継楽曲Cが出力されるものとする(図4(b)参照)。すなわち、背景楽曲B(先のモード)→中継楽曲C(中継演出)→背景楽曲C(後のモード)というような流れで楽曲変化が生じるものとする。
上記実施形態における中継楽曲は、対応する背景楽曲の「アウトロ」であることを説明したが、本例のような設定とする場合には、中継楽曲は、対応する背景楽曲の「イントロ」とするとよい。中継楽曲に続いて対応する背景楽曲が出力された状態に移行するのであるから、当該対応する背景楽曲の導入部分(例えば前奏部分)が中継楽曲とされるものとする。モードBからモードCへのモード移行が発生する場合(図4の例の場合)、大まかにみれば、背景楽曲Bが出力された状態から、イントロを含む背景楽曲Cが出力される状態に移行するという流れになる。本例のようにしても、上記実施形態と同様に、先のモードから後のモードへの変化をスムーズにみせることができる。
〇具体例1-2
上記実施形態では、中継演出として出力される中継楽曲の態様が先のモード(移行前のモード)に基づいて決まることを説明したが、先のモードおよび後のモードの両方に基づいて決まるものとしてもよい。上記実施形態のように、モードA~Cが設定されているのであれば、それぞれのモードが先のモードまたは後のモードとなった場合の組み合わせ分、中継楽曲が用意される。すなわち、モードA→Bの移行に対応する中継楽曲AB、モードA→Cの移行に対応する中継楽曲AC、モードB→Aの移行に対応する中継楽曲BA、モードB→Cの移行に対応する中継楽曲BC、モードC→Aの移行に対応する中継楽曲CA、モードC→Bの移行に対応する中継楽曲CBが用意されたものとする。
例えば、図5に示すように、モードCからモードAへのモード移行が発生する場合には、中継演出として、中継楽曲CAが出力されるものとする。すなわち、背景楽曲C(先のモード)→中継楽曲CA(中継演出)→背景楽曲A(後のモード)というような流れで楽曲変化が生じるものとする。
本例のような設定とする場合には、中継楽曲は、先のモードに対応する背景楽曲(先の背景楽曲)の「アウトロ」と、後のモードに対応する背景楽曲(後の背景楽曲)の「イントロ」とを含むものとするとよい。例えば、上記中継楽曲CAは、背景楽曲Cの「アウトロ」を前半部分に含み、それに続いて、背景楽曲Aの「イントロ」を後半部分に含むものとされる(図5(b)参照)。このようにすることで、モードCからモードAのモード移行が生じる場合、アウトロを含む背景楽曲Cが出力された後、イントロを含む背景楽曲Aが出力される状態に移行することになる。本例のようにしても、上記実施形態と同様に、先のモードから後のモードへの変化をスムーズにみせることができる。
〇具体例1-3
上記実施形態では、中継演出として出力される中継楽曲の態様(種類)が先のモードに基づいて決まるものであることを説明したが、楽曲以外の演出を中継演出とし、当該中継演出の態様が先のモードに基づいて決まるものとしてもよい。例えば、中継演出として表示される表示領域911に表示される映像(以下、中継映像と称する)が、先のモードに基づいて決まるものとする。上記実施形態のようにモードA~Cの三種類が設定されているのであれば、モードAに対応する中継映像A、モードBに対応する中継映像B、モードCに対応する中継映像Cがそれぞれ設けられているものとする。中継映像は、対応するモードを直接的または間接的に示す要素を含むものとされるとよい。例えば、中継映像AはキャラクタAを含み、中継映像BはキャラクタBを含み、中継映像CはキャラクタCを含むものとする。
〇具体例1-4
上記実施形態では、中継演出は後の変動中演出にて実行されるものであることを説明したが、先の変動中演出にて実行されるものとしてもよい(図6参照)。つまり、先の変動中演出の終了時点を含む結末部分にて中継演出が実行されるものとする。
また、図示しないが、先の変動中演出と後の変動中演出に跨って中継演出が実行されるものとしてもよい。つまり、先の変動中演出の終了時点を含む結末部分と、後の変動中演出の開始時点を含む冒頭部分とを含めた両変動中演出に跨る所定期間中に中継演出が実行されるものとする。
また、図示しないが、一の変動中演出にてモード移行が発生するものとしてもよい。すなわち、先のモード(先の背景楽曲)→中継演出(中継楽曲)→後のモード(後の背景楽曲)という一連の変化が一の変動中演出にて発生するものとする。
〇具体例1-5
上記実施形態にて説明した通り、中継演出が実行されている最中(中継楽曲が出力されている最中)においては、中継画像20が表示領域911に表示される。上記実施形態では、当該中継画像20の態様は後のモードに基づいて決まる(後のモードに依存して決まる)ものであることを説明したが、先のモードに基づいて決まるものとする。すなわち、中継画像20としてモードAに対応する中継画像A(例えばキャラクタAを含む画像とする)、モードBに対応する中継画像B(例えばキャラクタBを含む画像とする)、モードCに対応する中継画像C(例えばキャラクタCを含む画像とする)が設定されたものとし、先のモードがモードA~Cのいずれであるかに応じ、中継画像A~Cのいずれが表示されるかが決まる。図7に示すように、先のモードが演出モードAであるのであれば、中継演出として、中継楽曲Aが出力されるとともに、中継画像Aが表示されることになる。
本例のようにすることで、出力される楽曲(中継楽曲)と画像(中継画像20)が対応関係にある中継演出になるという利点がある。すなわち、上記実施形態のようにした場合、中継楽曲は先のモードに対応し、中継画像20は後のモードに対応したものとなるため、同じ中継演出にて出力される中継楽曲と中継画像20の組み合わせ(対応関係)が同じではないということになるのに対し、本例では、中継楽曲と中継画像20の組み合わせは常に同じになる(中継演出は、必ず「中継楽曲Aと中継画像A」、「中継楽曲Bと中継画像B」、「中継楽曲Cと中継画像C」の組み合わせで出力されるものとなる)という利点がある。
なお、図示しないが、上記具体例1-1のように、中継楽曲の態様(種類)が後のモードに対応して決まるものとするのであれば、中継画像20の態様(種類)も後のモードに対応して決まるものとすればよい。これにより、中継演出における中継楽曲と中継画像20の組み合わせが常に同じになる。
また、上記具体例1-2のように、中継楽曲の態様(種類)が先のモードおよび後のモードに対応して決まるものとするのであれば、中継楽曲のそれぞれに対応する中継画像20が設定された構成とすればよい。すなわち、中継楽曲ABに対応する中継画像AB、中継楽曲ACに対応する中継画像AC、中継楽曲BAに対応する中継画像BA、中継楽曲BCに対応する中継画像BC、中継楽曲CAに対応する中継画像CA、中継楽曲CBに対応する中継画像CBが用意されたものとする(図8(中継画像CAが表示される例)参照)。ただし、中継画像20に関しては、先のモードと後のモードの組み合わせが同じであれば、同じ画像が表示されるものとしてもよい。すなわち中継画像ABと中継画像BA、中継画像ACと中継画像CA、中継画像BCと中継画像CBは互いに態様が同じである設定としてもよい。
〇具体例1-6
先の背景楽曲(先のモードに対応した背景楽曲)が出力される状態と、中継楽曲が出力される状態との間に一瞬の無音期間(背景楽曲および中継楽曲のいずれも出力されない期間)が設定されたものとしてもよい。先の背景楽曲が終了するタイミング(先の変動中演出が終了するタイミング)は不定であるから、このような一瞬の無音期間を設けることで、先の背景楽曲から中継楽曲に続く流れをよりスムーズなものとすることができる。
同様の考え方で、中継楽曲が出力される状態と、後の背景楽曲(後のモードに対応した背景楽曲)が出力される状態との間に、一瞬の無音期間が設定される構成としてもよい。
2-2)背景楽曲
上述した通り、本実施形態では、モード(演出様式)A~Cのそれぞれに対応する背景楽曲A~Cが用意されている。各背景楽曲は、前半部分およびそれに続く後半部分に区分けされるものとする(図9(a)参照)。例えば、各背景楽曲のメロディ部分(いわゆるAメロ、Bメロといった部分)を前半部分とし、それに続くサビ部分を後半部分とすることが考えられる。各背景楽曲は、前半部分を最初から最後まで出力するのに要する時間よりも後半部分を最初から最後まで出力するのに要する時間の方が長く設定されている。すなわち、「前半部分の長さ/トータルの長さ<0.5」となるように設定されている。
背景楽曲の制御に関する条件として、背景楽曲変更条件およびリセット条件が設けられている。背景楽曲変更条件は、スピーカ70を通じて出力すべき背景楽曲の種類を変更させる条件である。本実施形態では、モード(演出様式)の種類に応じた背景楽曲が出力されるのであるから、モード移行が背景楽曲変更条件の成立に相当することになる。換言すれば、先の変動中演出の終了(後の変動中演出の開始)が背景楽曲変更条件の成立に相当することになる。
一方、リセット条件は、背景楽曲変更条件とは異なり、背景楽曲の種類を変更させる条件ではなく、一旦リセットして同じ種類の背景楽曲を出力する条件である。当該リセット条件は種々の観点から設定することができる。本実施形態では、リーチ(三つの装飾図柄80のうちの二つが同じ種類の装飾図柄80となった状態であり、残りの一つの装飾図柄80がリーチを構成する装飾図柄80と同じ種類のものが選択された場合には大当たりとなる状態)が成立した上で、対応する当否抽選結果がはずれであることが報知された変動中演出(以下、「リーチはずれ変動」と称することもある)の終了がリセット条件として設定されている。つまり、リーチはずれ変動が発生した場合、次の変動中演出(以下、リーチはずれ変動の次の変動中演出を単に「次変動」と称することもある)ではリセットされた状態で(後述するリセット箇所から)背景楽曲が出力されることになる(ただし、リーチはずれ変動から次変動に移行する際にモード移行が発生する場合(背景楽曲変更条件が成立する場合)を除く。すなわちリーチはずれ変動と次変動が同じモードであることを前提とする)。リーチが成立せずにはずれが報知される変動中演出(いわゆる「どはずれ」変動)ではリセット条件は成立しない。
なお、「リーチ」の発生をリセット条件とすることはあくまで一例である。全ての変動中演出にて必ず発生する演出(毎変動必ず発生する演出)でなければよい。「リーチ」に代えて別の演出の発生をリセット条件として設定した構成としてもよいし、「リーチ」とともに別の演出の発生をリセット条件として設定した構成(二以上のリセット条件を設定した構成)としてもよい。
背景楽曲変更条件が成立した場合には、新たな背景楽曲(後のモードに対応する背景楽曲)が前半部分の冒頭(楽曲全体での冒頭)(図4(a)のP1)から出力される(図4(b-1)参照)。例えば、モードAからモードBの移行が発生した場合には、モードBに対応する背景楽曲Bが前半部分の冒頭から出力されることになる。
一方、リセット条件が成立した場合には、背景楽曲は後半部分の冒頭(図4(a)のP2)から出力される。つまり、背景楽曲の前半部分と後半部分の境界箇所が、「リセット箇所」として設定されているということである。例えば、モードBが設定されている状態でのある変動中演出(先の変動中演出)が「リーチはずれ変動」となった場合、当該モードBが維持された状態での「次変動」(後の変動中演出)の開始とともに背景楽曲Bが後半部分の冒頭から出力されることになる(図4(b-2)参照)。
背景楽曲が結末(すなわち後半部分の結末でもある)まで進行した場合には、当該背景楽曲は後半部分の冒頭(図4(a)のP2)から出力される(図4(b-3)参照)。すなわち、背景楽曲が最後まで出力された場合には、前半部分から出力されるのではなく、後半部分から出力される。換言すれば、背景楽曲は、後半部分が循環して(ループして)出力されることを基本態様とするものである。さらに言えば、背景楽曲変更条件が成立しない限り、背景楽曲の前半部分は出力されないということである。本実施形態では、各背景楽曲について、前半部分の旋律(メロディ)と全く同じ個所は後半部分には存在しない。つまり、背景楽曲変更条件が成立しない限り、前半部分の旋律を遊技者は聴くことができないということである。
このように、本実施形態では、背景楽曲変更条件が成立した場合には新たな背景楽曲が前半部分の冒頭から出力されるものの、リセット条件が成立した場合には後半部分の冒頭から出力される。仮に、リセット条件が成立した場合においても前半部分の冒頭から出力されるとすると、前半部分が頻繁に出力されることになり、遊技者が飽きてしまう(背景楽曲の出力による演出効果が単調なものとなってしまう)ところ、本実施形態ではリセット条件成立時には前半部分が出力されないため、このような状況が生じてしまうおそれを低減することができる。
また、背景楽曲が結末まで移行した場合には、前半部分ではなく、後半部分の冒頭から出力されることになる(前半部分を含めず後半部分を循環させる)から、前半部分が出力される頻度をさらに低下させることができる。
以下、上記背景楽曲に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、可能な限りにおいて、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇具体例2-1
上述した通り、背景楽曲の前半部分は、楽曲変更条件が成立しない限り出力されない部分である。すなわち、背景楽曲を構成する特別な部分とみることもできる。そのため、当該背景楽曲の前半部分が出力されている状態にて、それを強調するための特別画像30が表示領域911に表示されるものとする(図10(a)参照)。特別画像30は、背景楽曲の後半部分が出力されている状態(図10(b)参照)においては表示されることがない「前半部分専用の画像」であるといえる。特別画像30は、背景画像の種類の数分用意される。すなわち、背景楽曲Aの前半部分が表示された状態にて出力される特別画像A、背景楽曲Bの前半部分が表示された状態にて出力される特別画像B、背景楽曲Cの前半部分が表示された状態にて出力される特別画像Cが用意される(特別画像A~Cは互いに態様が異なる)。このようにすることで、出力される背景楽曲の種類が変化したことが分かりやすくなる。
なお、上述した中継演出にて表示される中継画像20として特別画像30が表示されるものとしてもよい。つまり、背景楽曲の前半部分が、中継演出にて出力される中継楽曲として機能する構成としてもよい。
〇具体例2-2
大当たりに当選し、それによる大当たり遊技の終了後、一回目の変動中演出(以下、大当たり直後の変動と称することもある)においては、背景楽曲の前半部分(図9(a)のP1)から出力されるものとする。つまり、背景楽曲の種類が変化した場合のみならず、大当たり直後の変動でも前半部分を聴くことができる設定とする。このようにすることで、大当たり遊技終了後、改めて大当たりの獲得を目指して遊技する遊技意欲の向上に資する。なお、大当たり直後の変動にて設定されるモードは決まっていてもよいし、毎回変化しうるものとしてもよい。前者のようにすれば、大当たり直後の変動で出力される背景楽曲の種類は毎回同じであるということになる(例えば、モードAが設定されるのであれば、毎回背景楽曲Aが出力されることになる)から、当該大当たり直後の変動の開始から所定時間経過までは当該背景楽曲の前半部分が出力されることになる。
〇具体例2-3
遊技機1の電源がONとされた後の一回目の変動中演出(以下、朝一変動と称することもある)においては、背景楽曲の前半部分(図9(a)のP1)から出力されるものとする。つまり、背景楽曲の種類が変化した場合のみならず、電源ON後の最初の変動でも前半部分を聴くことができる設定とする。このようにすることで、いわゆる朝一状態(遊技店の開店後、誰も遊技していない遊技機を遊技する際)では、背景楽曲における循環出力される部分ではない特別な部分を聴くことができるから、遊技者の遊技意欲の向上に資する。なお、朝一変動にて設定されるモードは決まっていてもよいし、毎回変化しうるものとしてもよい。前者のようにすれば、朝一変動で出力される背景楽曲の種類は毎回同じであるということになる(例えば、モードAが設定されるのであれば、毎回背景楽曲Aが出力されることになる)から、当該朝一変動の開始から所定時間経過までは当該背景楽曲の前半部分が出力されることになる。
〇具体例2-4
大当たり確率等、遊技者の出玉(期待値)に関係する確率を変更させることが可能な遊技機(いわゆる「設定」が搭載された遊技機)であるとする。当該「設定」を変更した後の一回目の変動中演出(以下、設定変更後変動と称することもある)においては、背景楽曲の前半部分(図9(a)のP1)から出力されるものとする(なお、「設定」の変更には、同じ設定を再度セットすることも含まれる)。このようにすることで、設定変更がなされているか否かを遊技者が推測する手段として背景楽曲を機能させることができる。すなわち、一般的に設定変更は遊技店が閉店時に行うものであるところ、開店後全く変動中演出が実行されていない遊技機の一回目の変動中演出にて背景楽曲の前半部分の冒頭から出力されれば「設定変更」がなされたことが濃厚になり、背景楽曲の後半部分の冒頭から出力されれば「設定変更」がなされていないことが濃厚となる、という遊技性が実現される。
〇具体例2-5
上記実施形態では、リーチはずれ変動の終了がリセット条件の成立として設定されていることを説明したが、当否抽選結果がはずれとなる変動中演出(はずれ変動)の全て(ただし、モード移行が発生する場合を除く)がリセット条件の成立として設定されていてもよい。このようにした場合、モード移行が発生するケースを除き、基本的には全ての変動中演出において背景楽曲が後半部分の冒頭(図9(a)のP2)から出力されることになる。すなわち、モード移行が実行された最初の変動では前半部分の冒頭から、それ以外においては後半部分の冒頭から出力されるという構成となるため、モード移行の発生の有無が分かりやすくなる。
〇具体例2-6
上記実施形態では、背景楽曲が結末まで進行した場合には当該背景楽曲が後半部分の冒頭から出力されることを説明したが、背景楽曲が結末まで進行した場合(図9(b-2)のケース)には当該背景楽曲が前半部分の冒頭(図9(a)のP1)から出力される構成としてもよい。つまり、リセット条件が成立していない状況下においては前半部分および後半部分の両方を含めた背景楽曲の全体が循環出力される構成としつつ、リセット条件が成立した場合には背景楽曲の後半部分の冒頭から出力されるものとする。例えば、背景楽曲がある程度長く(冒頭から結末までに要する時間が比較的長く)、リセット条件が成立せずに結末まで進行する頻度(確率)がそれほど高くないのであれば、前半部分の冒頭から「循環出力」される設定としても、前半部分がそれほど頻繁に出力されることはない。
2-3)特定演出
本実施形態では、スピーカ70から出力される背景楽曲を、複数種の候補楽曲のうちから選択可能な状態(選択楽曲出力状態)が存在する。具体的には、複数種のモード(演出様式)のうちの一つが特殊モードとされており、当該特殊モードが設定されている状況においては出力される背景楽曲を選択することが可能である(図11(a)参照)。つまり、特殊モードは、複数種の候補楽曲のうち、遊技者が好みの楽曲を聴くことができる状態である。なお、このような特殊モードが設定されておらず、常時背景楽曲が選択可能である(常時選択楽曲出力状態である)構成としてもよい。
本実施形態では、候補楽曲X、候補楽曲Y、候補楽曲Zのうちの一つが背景楽曲として出力される(以下、実際に出力される背景楽曲を選択楽曲と称する)。選択楽曲の選択方法はどのようなものであってもよい。本実施形態では、特殊モードが設定された変動中演出にて遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段(十字キーや押ボタン)を操作することで、背景楽曲を変化させること(基本的には全ての変動にて背景楽曲を変化させること)ができる(図11(a)参照)。ただし、後述する特定演出の実行中には背景楽曲を変化させることはできない。本実施形態では、変動中演出にてリーチが成立していない状態においては、背景楽曲を変化させることができる(以下、背景楽曲を変化させることができる期間を選択可能期間と称することもある)。これとは異なり、選択可能期間が限られている設定としてもよい。例えば、特殊モードに移行する際に候補楽曲のうちのいずれを選択するかが促され、そこで選択された楽曲が特殊モードの終了まで選択楽曲とされる構成(それ以降は選択楽曲を変更することができない構成)としてもよい。特殊モード中(選択楽曲出力状態中)は、選択楽曲の種類を示す画像が表示領域911に表示される(遊技者が選択している楽曲を把握できる)ものとするとよい(図11(a)参照)。
特殊モードが設定されている状態(選択楽曲出力状態)にて実行される変動中演出を構成する演出として、特定演出が発生しうる(図11(b)(c-1)(c-2)参照)。本実施形態では、特殊モードが設定されている状態でなければ特定演出は発生しない。特定演出は、リーチ演出(スーパーリーチ演出)の一種である。特定演出は、遊技者に有利な結末(有利結末)(図11(c-1)参照)および遊技者に不利な結末(不利結末)(図11(c-2)参照)に至るものである。特定演出が発生する変動中演出に対応する当否抽選結果(対象当否抽選結果)が大当たりである場合には有利結末に至り、はずれである場合には不利結末に至る。ただし、一旦はずれであると見せかけて大当たりが報知される逆転パターンが発生する場合に不利結末に至ることもある(このような逆転パターンが設定されていない構成、すなわち不利結末に至った場合には対象当否抽選結果がはずれであることが確定する構成としてもよい)。いずれにせよ、有利結末に至った場合には対象当否抽選結果が大当たりであることが確定するものである。本実施形態における特定演出は、味方キャラクタ(遊技者側のキャラクタ)と敵キャラクタが戦い、味方キャラクタが勝利することが有利結末として、味方キャラクタが敗北することが不利結末として設定されたいわゆる「バトル演出」である。
特定演出(特定演出が実行されている期間)は、事前期間およびそれに続く事後期間に区分けされる。事前期間は結末(有利結末or不利結末)が判明していない状態である。事後期間は結末が判明している状態である。すなわち、事前期間と事後期間の境界時点は結末が判明する分岐点であって、結末に移行する前が事前期間、移行した後が事後期間であるといえる。
事前期間においては、スピーカ70から専用楽曲が出力される(図11(b)参照)。当該専用楽曲は特定演出が発生した場合にしか出力されない当該特定演出専用の背景楽曲である。したがって、当該専用楽曲は、上記複数の候補楽曲X~Zのいずれとも異なる種類の楽曲である。本実施形態では、事前期間の長さは一定であるため、専用楽曲の長さも一定である(事前期間の長さに合わせたものである)。専用楽曲は、あくまで「背景楽曲」であるため、いわゆるチャンスアップ演出等が発生したことを示す効果音は、当該専用楽曲に重ねて出力されることになる。
事後期間に移行した上で有利結末となる場合には、スピーカ70から選択楽曲(すなわち、候補楽曲X~Zのいずれか)が出力される。具体的には、特定演出(事前期間)が発生する直近(特定演出開始時点の直近の選択可能期間が終了した時点のことをいう)に設定されていた選択楽曲が出力される。選択楽曲Y(候補楽曲Yが選択)とされた状態(図11(a)参照)での変動中演出(当該変動中演出の途中で楽曲を変更していないとする)にて特定演出(事前期間)が発生したのであれば、当該特定演出の事後期間(有利結末)に移行することを契機として選択楽曲Yが出力される(図11(c-1)参照)ことになる。このように、有利結末に至る事後期間では(候補楽曲のうちの)遊技者の好みの楽曲が出力される(好みの楽曲で祝福される)から、大きく盛り上がることになる
本実施形態では、複数種の候補楽曲X~Z(選択楽曲となりうる楽曲)のそれぞれについて基準箇所が定められている。有利結末となる事後期間に移行したとき(図11(c-1)の状態に移行するケース)には、選択楽曲が当該基準箇所から出力される(図12参照)。例えば、候補楽曲(選択楽曲)X~Zのそれぞれにおける「サビ」(楽曲で一番盛り上がる部分)の冒頭箇所を基準箇所とする。このようにすれば、遊技者の好みの楽曲が出力される事後期間がさらに盛り上がるものとなる。
一方、事後期間に移行した上で不利結末となる場合には、選択楽曲は出力されない。本実施形態では、不利結末専用の楽曲(以下、不利結末用楽曲と称する)が出力される。つまり、候補楽曲X~Zのいずれが選択楽曲とされている場合であっても、当該不利結末用楽曲が出力される(図11(c-2)参照)。なお、不利結末用楽曲は、候補楽曲X~Zのいずれとも異なるものである。このように、不利結末に至った場合には選択楽曲(遊技者の好みの楽曲)は出力されないのであるから、有利結末に至った場合と不利結末に至った場合の違いが明確になる。
以下、上記特定演出に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、可能な限りにおいて、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇具体例3-1
上記実施形態では、有利結末となる事後期間に移行したときには、選択楽曲が基準箇所(例えば「サビ」の冒頭箇所)から出力されることを説明したが、特定演出(事前期間)に移行した時点での選択楽曲の進行に合わせた箇所から出力されるようにする。例えば、選択可能期間の終了時点で選択楽曲の出力は停止されることになるところ、有利結末となる事後期間に移行したときには当該停止箇所から(すなわち「続き」から)選択楽曲の出力が開始されることとなる(図13参照)。このようにすれば、特定演出(事前期間)に移行することで中断していた選択楽曲が、事後期間(有利結末)への移行を契機として再開されるという流れの演出形態となる。
〇具体例3-2
上記実施形態では、不利結末となる事後期間に移行した場合には選択楽曲は出力されないことを説明したが、不利結末となる事後期間に移行した場合であっても選択楽曲が出力されるようにしてもよい(図14(c-2)参照)。ただし、有利結末となる場合と不利結末となる場合とで、選択楽曲における出力箇所が異なるものとする。例えば、有利結末となる場合には選択楽曲の「サビ」の部分が出力される(図14(c-1)参照)一方、不利結末となる場合には選択楽曲の「アウトロ」の部分が出力される(図14(c-2)参照)ようにする。すなわち、有利結末となる場合には選択楽曲の盛り上がる箇所が出力され、不利結末となる場合には盛り上がりに欠けるような箇所が出力されるようにする。不利結末となる場合には次第にフェードアウトする(次第に音量が小さくなる)ような制御がなされるようにしてもよい。
〇具体例3-3
有利結末となる事後期間にて選択楽曲が出力されるのは、所定条件を満たした場合に限られるものとする。具体的には、デフォルトの楽曲として有利結末用楽曲(楽曲X~Zおよび不利結末用楽曲のいずれとも異なる)が設定されており、所定条件が満たされていない場合には有利結末に移行したときに当該有利結末用楽曲が出力され(図15(c-1)参照)、所定条件が満たされている場合には選択楽曲(候補楽曲X~Zのいずれか)が出力される(図15(c-2)参照)ものとする。
上記所定条件として設定する条件は種々考えられる。一例として、遊技者が全く選択行動をとっていない場合には所定条件が成立しない構成とすることが考えられる。すなわち、基準時点(リセット時点)以降、遊技者が背景楽曲の変更を全く行っていない場合には所定条件不成立状態であり、一度でも背景楽曲の変更を行っている場合には所定条件成立状態であると判断するような構成とする。遊技者が選択行動をとっていないということは、現在出力されている背景楽曲(選択楽曲)は遊技者の好みのものではないことが想定されるため、有利結末となる場合であっても選択楽曲が出力されないようにする。
なお、上記基準時点は適宜設定することができる。上記実施形態のように特殊モード(選択楽曲出力状態)に移行したときに背景楽曲が選択可能となるのであれば、当該特殊モードに移行した時点を基準時点とする。すなわち、背景楽曲が選択可能となってから(新たな選択可能期間に移行してから)一度も背景楽曲の変更がなされていないときには所定条件不成立状態にあるものとする。また、待機状態(変動中演出が実行されていない状態となってから所定時間で移行する状態)が解消された時点を基準時点として設定することが考えられる。すなわち、待機状態が解消されてから一度も背景楽曲の変更がなされていないときには所定条件不成立状態にあるものとする。
〇具体例3-4
複数種の候補楽曲のうちの一部の楽曲(以下、対象楽曲とする)は有利結末となる事後期間にて出力されるものの、その他の楽曲(以下、非対象楽曲とする)は有利結末となる事後期間にて出力されないものとする(図16参照)。すなわち、特定演出が開始される直近(図16(a)参照)にて対象楽曲にあたる選択楽曲が出力されていた場合には、有利結末となる事後期間にて当該選択楽曲が出力される(図16(c-1)参照)が、特定演出が開始される直近(図16(a)参照)にて非対象楽曲にあたる選択楽曲が出力されていた場合には、有利結末となる事後期間にて当該選択楽曲は出力されない(例えば、上記具体例3-3で説明した有利結末用楽曲(デフォルトの楽曲)が出力される)(図16(c-2)参照)構成とする。
候補楽曲(選択楽曲となりうる楽曲)のうちのいずれを対象楽曲(非対象楽曲)とするかは種々の観点から設定することができる。例えば、上記実施形態のように候補楽曲X~Zが設定されているものとし、遊技者が選択行動をまったくとらなかった場合には候補楽曲Xが選択楽曲とされる(すなわち候補楽曲Xが「基本」(デフォルト)の楽曲であり、それ以外が「特殊」な楽曲であるとする)ものであるとする。この場合には、候補楽曲Yおよび候補楽曲Zを対象楽曲と、候補楽曲Xを非対象楽曲とする(図16参照)。すなわち、候補楽曲Xが選択楽曲とされている状況は、遊技者が好みの楽曲を選択していない蓋然性が高いものとして、有利結末となる場合であっても当該楽曲Xが出力されないものとする。候補楽曲YやZが選択楽曲とされている状況は、遊技者が好みの楽曲を選択している蓋然性が高いものとして、有利結末となる場合に当該楽曲YやZが出力されるものとする。
〇具体例3-5
有利結末となる事後期間においては、出力されている楽曲を表す画像(楽曲画像50)が表示領域911に表示されるものとする(図17(c-1)参照)。つまり、特定演出が開始される直近にて候補楽曲Xが選択楽曲とされていたのであれば当該楽曲Xの名称を含む楽曲画像Xが、候補楽曲Yが選択楽曲とされていたのであれば当該楽曲Yの名称を含む楽曲画像Yが、候補楽曲Zが選択楽曲とされていたのであれば当該楽曲Zの名称を含む楽曲画像Zが事後期間にて表示されるものとする。有利結末となった場合に選択楽曲が出力されているということに遊技者が気付かないおそれがあるため、選択楽曲に応じて異なる画像が表示されるようにすることで、選択楽曲が出力されていることを遊技者が気付きやすくなる。例えば、初めて特定演出(有利結末)に接した遊技者は、有利結末となった場合に選択楽曲が出力されることを知らない蓋然性が高いところ、このような楽曲画像50が表示されることで、選択楽曲が出力されているということに気付き、次回からは好みの楽曲を選択楽曲としておくことを検討するきっかけになる。
なお、不利結末となる事後期間においては、選択楽曲が出力されないのであるから、上記楽曲画像50は表示されない(図17(c-2)参照)。したがって、有利結末と不利結末とは、楽曲画像50の表示の有無において相違するということになり、どちらの結末に至ったのかより分かりやすくなる。また、不利結末に接した後、有利結末に接した遊技者は、不利結末時には表示されていなかった楽曲を表す画像が有利結末時に表示されていることに気付き、そこで有利結末となる場合には選択楽曲が出力されるということを把握する可能性がある。
〇具体例3-6
上記実施形態では特定演出が発生するのは変動中演出中であること(特定演出は変動中演出を構成するものであること)を説明したが、変動中演出が実行されているとき以外に特定演出が発生するものとしてもよい。
例えば、大当たり遊技中(ラウンド中)に特定演出が発生するものとすることが考えられる。大当たり遊技においては、出力される楽曲(選択楽曲)を複数種の候補楽曲のうちから選択することが可能、すなわち選択楽曲出力状態であるとする。その状態で特定演出が発生する。事前期間中は選択楽曲が出力されないが、事後期間が有利結末となる場合には選択楽曲が出力される(不利結末となる場合には選択楽曲は出力されない)。特定演出の結末(有利結末となるか否か)により報知される対象は種々考えられる。例えば、大当たり遊技終了後の遊技状態が、高確率状態となるか否か(第一特別遊技状態となるか否か)が報知されるものとすることが考えられる。
3)以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にて説明した事項は、ぱちんこ遊技機特有の構成を利用した点を除いて、回胴式遊技機等その他の遊技機にも適用することが可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1-1
装飾図柄が変動を開始してから当否抽選結果を示す態様で停止するまでの変動中演出の様式として、複数種の演出様式が設定された遊技機であって、先の演出様式が設定された状態から後の演出様式が設定された状態に変化する際に実行される中継演出の態様が、当該先の演出様式の種類および当該後の演出様式の種類の少なくとも一方に基づいて決まることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、演出様式の変化を円滑に見せることが可能である。
・手段1-2
複数種の前記演出様式のそれぞれには、当該演出様式が設定されているときに出力される様式対応楽曲が設定されており、前記中継演出として出力される中継楽曲は、前記先の演出様式に対応づけられた先の様式対応楽曲に基づいて決まるものであることを特徴とする手段1-1に記載の遊技機。
・手段1-3
複数種の前記演出様式のそれぞれには、当該演出様式が設定されているときに出力される様式対応楽曲が設定されており、前記中継演出として出力される中継楽曲は、前記後の演出様式に対応づけられた後の様式対応楽曲に基づいて決まるものであることを特徴とする手段1-1に記載の遊技機。
このようにすることで、演出様式の変化が発生する際に、様式対応楽曲が突発的に切り替わることが防止される(中継楽曲がその前後の様式対応楽曲を滑らかにつなぐ役割を果たす)。
・手段1-4
前記中継演出においては、前記中継楽曲に応じた中継画像が表示されることを特徴とする手段1-2または手段1-3に記載の遊技機。
このようにすることで、出力される楽曲と画像が対応関係にある中継演出とすることができる。
・手段2-1
装飾図柄が変動を開始してから当否抽選結果を示す態様で停止するまでの変動中演出中に出力される背景楽曲を出力する音出力手段を備え、前記背景楽曲は、前半部分およびそれに続く後半部分に区分けされ、前記背景楽曲を変更する背景楽曲変更条件が成立した場合には、新たな背景楽曲が前記前半部分の冒頭から出力される一方、前記背景楽曲を変更させる条件ではないリセット条件が成立した場合には、前記背景楽曲が前記後半部分の冒頭から出力されることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、背景楽曲の前半部分が頻繁に出力されることで、遊技が単調になってしまうことが抑制される。
・手段2-2
前記背景楽曲が結末まで進行した場合には当該背景楽曲が前記後半部分の冒頭から出力されることを特徴とする手段2-1に記載の遊技機。
このようにすることで、背景楽曲の後半部分が循環して出力される構成となる。
・手段2-3
前記リセット条件の一つとして、リーチが成立した上ではずれとなった前記変動中演出の終了が設定されていることを特徴とする手段2-1または手段2-2に記載の遊技機。
このようにすることで、「リーチはずれ」が発生しても背景楽曲の前半部分が出力されることはない。
・手段2-4
前記背景楽曲の前記前半部分が出力されている状態では、前記後半部分が出力されている状態では表示されない専用の画像が表示装置に表示されることを特徴とする手段2-1から手段2-3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、背景楽曲の前半部分が出力されていること(背景楽曲変更条件が成立したこと)が分かりやすい。
・手段3-1
音出力手段と、複数種の候補楽曲のうちから遊技者が選択した選択楽曲が前記音出力手段から出力される選択楽曲出力状態にて発生しうる特定演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記特定演出は、前記音出力手段から専用楽曲が出力される事前期間、および当該事前期間に続く期間であって前記選択楽曲が前記音出力手段から出力される場合がある事後期間を含むことを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、遊技者の好みの楽曲が事後期間にて出力されるという面白みのある特定演出を実行することが可能である。
・手段3-2
前記特定演出は、遊技者に有利な有利結末または遊技者に不利な不利結末に至るものであって、前記事前期間においては結末が判明せず、当該事前期間が終了して前記事後期間に移行することで結末が判明するものであり、前記有利結末に至る場合の前記事後期間においては前記選択楽曲が出力され、前記不利結末に至る場合の前記事後期間においては前記選択楽曲が出力されないことを特徴とする手段3-1に記載の遊技機。
このようにすることで、有利結末に至ったことが好みの楽曲で祝福されるという特定演出とすることが可能である。
・手段3-3
前記専用楽曲は、複数の前記候補楽曲のいずれとも異なる楽曲であることを特徴とする手段3-1または手段3-2に記載の遊技機。
このようにすることで、有利結末となる場合には、選択楽曲が出力された状態から、一旦別の楽曲(専用楽曲)が出力された上で、選択楽曲が出力されるという流れの特定演出となる。
・手段3-4
前記選択楽曲となりうる複数種の前記候補楽曲のそれぞれについて基準箇所が定められており、前記選択楽曲出力状態における前記特定演出が開始されるまでの前記選択楽曲の進行の程度がどのようなものであっても、前記事後期間にて前記選択楽曲が出力される場合には当該選択楽曲の前記基準箇所から出力が開始されることを特徴とする手段3-1から手段3-3のいずれかに記載の遊技機。
基準箇所をいわゆる「サビ」の冒頭箇所等、選択楽曲の盛り上がる部分の冒頭とすれば、事後期間にて選択楽曲が出力される場合、その盛り上がる部分を聴くことができるという構成となる。
1 遊技機
10 保留図柄
20 中継画像
30 特別画像
50 楽曲画像
70 スピーカ
80 装飾図柄
91 表示装置
911 表示領域

Claims (3)

  1. 装飾図柄が変動を開始してから当否抽選結果を示す態様で停止するまでの変動中演出中に出力される背景楽曲を出力する音出力手段を備え、
    前記背景楽曲は、前半部分およびそれに続く後半部分に区分けされ、
    前記背景楽曲を変更する背景楽曲変更条件が成立した場合には、新たな背景楽曲が前記前半部分の冒頭から出力される一方、
    前記背景楽曲を変更させる条件ではないリセット条件が成立した場合には、前記背景楽曲の進行にかかわらず前記背景楽曲が前記後半部分の冒頭から出力され、
    前記リセット条件の一つとして、リーチが成立した上ではずれとなった前記変動中演出の終了が設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記背景楽曲が結末まで進行した場合には当該背景楽曲が前記後半部分の冒頭から出力されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記背景楽曲の前記前半部分が出力されている状態では、前記後半部分が出力されている状態では表示されない専用の画像が表示装置に表示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
JP2021026767A 2021-02-22 2021-02-22 遊技機 Active JP7325125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021026767A JP7325125B2 (ja) 2021-02-22 2021-02-22 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021026767A JP7325125B2 (ja) 2021-02-22 2021-02-22 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022128312A JP2022128312A (ja) 2022-09-01
JP7325125B2 true JP7325125B2 (ja) 2023-08-14

Family

ID=83060924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021026767A Active JP7325125B2 (ja) 2021-02-22 2021-02-22 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7325125B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018083038A (ja) 2016-11-15 2018-05-31 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018102448A (ja) 2016-12-24 2018-07-05 株式会社藤商事 弾球遊技機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018083038A (ja) 2016-11-15 2018-05-31 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018102448A (ja) 2016-12-24 2018-07-05 株式会社藤商事 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022128312A (ja) 2022-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7256568B2 (ja) 遊技機
JP6605430B2 (ja) 遊技機
JP7325125B2 (ja) 遊技機
JP7291366B2 (ja) 遊技機
JP7118387B2 (ja) 遊技機
JP2022128311A (ja) 遊技機
JP2022128323A (ja) 遊技機
JP2022128313A (ja) 遊技機
JP6777945B2 (ja) 遊技機
JP6956998B2 (ja) 遊技機
JP7204222B2 (ja) 遊技機
JP7296094B2 (ja) 遊技機
JP7265783B2 (ja) 遊技機
JP7251806B2 (ja) ぱちんこ遊技機
JP2020178748A (ja) 遊技機
JP2020178745A (ja) 遊技機
JP2020178746A (ja) 遊技機
JP7321482B2 (ja) 遊技機
JP7205905B2 (ja) 遊技機
JP7304072B2 (ja) 遊技機
JP7256516B2 (ja) 遊技機
JP6745540B2 (ja) 遊技機
JP7123389B2 (ja) 遊技機
JP6869534B2 (ja) 遊技機
JP7195609B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7325125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150