JP7322626B2 - 冷却装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体チップ等の発熱性素子を冷却する冷却装置の製造方法、及び冷却装置の製造装置に関する。
なお、本発明に係る冷却装置の上下方向は限定されるものではないが、本明細書及び特許請求の範囲では、冷却装置の構成を理解し易くするため、冷却装置における発熱性素子が搭載される側を冷却装置の上側、及び、その反対側を冷却装置の下側と定義する。
また本明細書では、文中に特に明示する場合を除き、「アルミニウム」の語は純アルミニウム及びアルミニウム合金の双方を含む意味で用いられ、「銅」の語は純銅及び銅合金の双方を含む意味で用いられる。
発熱性素子として例えばパワー半導体チップを備えるパワーモジュールは、パワー半導体チップを冷却する冷却装置をパワーモジュール基板として一般に具備している。
冷却装置は、パワー半導体チップが上面に搭載される配線層と、パワー半導体チップの熱を放散する放熱部材(例:ヒートシンク)とを備えており、さらに、配線層と放熱部材との間に配置された絶縁層を備えている。絶縁層は、配線層と放熱部材を電気的に絶縁するための層である。絶縁層としてはセラミック基板又は絶縁樹脂シートが広く用いられている。
セラミック基板は、絶縁樹脂シートと比べて熱伝導性に優れているが、剛性が高い。そのため、セラミック基板を絶縁層として備えた冷却装置では、長期間に亘る冷熱負荷や半導体チップの高温動作時にセラミック基板の内部に発生する熱応力によりセラミック基板にクラックが発生する懸念がある。さらに、冷却装置の製造過程において高温焼結を行わなければならない場合がある。
絶縁樹脂シートは柔軟性を有している。そのため、絶縁樹脂シートを絶縁層として備えた冷却装置では、上述した冷熱負荷や上述した熱応力が絶縁樹脂シートで緩和されるため、パワーモジュールの信頼性が高められる。さらに、この冷却装置ではその製造過程において高温焼結を行う必要がないという利点がある。
特開2011-146471号公報(特許文献1)は、上述のような絶縁樹脂シートを備えた冷却装置の製造方法を開示している。この冷却装置では、絶縁樹脂シートは、絶縁樹脂シートの下層を形成する第1絶縁樹脂シートと、絶縁樹脂シートの上層を形成する第2絶縁樹脂シートとから構成されている。
特開2011-146471号公報
上記公報の冷却装置の製造方法では、まず第1絶縁樹脂シートを放熱部材としての冷却器に熱圧着により接着し、次いで、第1絶縁樹脂シートと配線層としての放熱ブロックとの間に第2絶縁樹脂シートを介在させ、そして第2絶縁樹脂シートを第1絶縁樹脂シートに熱圧着により接着するとともに、第2絶縁樹脂シートに放熱ブロックを熱圧着により接着している。
したがって、この冷却装置の製造方法では、絶縁樹脂シート(第1及び第2絶縁樹脂シート)を放熱部材(冷却器)と配線層(放熱ブロック)とに接着するために複数回の接着工程が行われる。そのため、冷却装置の製造工程数が多かった。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、製造工程数の削減を図りうる冷却装置の製造方法、及び冷却装置の製造装置を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
1) 放熱部材と前記放熱部材の上面に配置された絶縁樹脂シートと前記絶縁樹脂シートの上面に配置され且つ前記絶縁樹脂シートの前記上面よりも狭い大きさを有する配線層とを備えた第1積層体における前記放熱部材と前記絶縁樹脂シートと前記配線層とを接着一体化する工程を含み、
前記接着一体化する工程では、前記絶縁樹脂シートの前記上面の露出部と前記配線層の上面とを流体で前記放熱部材に対して同時に押圧することにより、前記放熱部材と前記絶縁樹脂シートと前記配線層とを同時に接着一体化する、冷却装置の製造方法。
2) 前記第1積層体はワーク室内に配置され、
前記流体は、前記ワーク室に対して上側に隔壁を介して隣接する流体室内に充填されるものであり、
前記接着一体化する工程では、前記ワーク室内の雰囲気圧力と前記流体室内に充填された前記流体の圧力との間の圧力差によって前記隔壁を前記絶縁樹脂シートと前記配線層とからなる第2積層体の上面の凹凸形状に追従するように変形させた状態で、前記流体室内に充填された前記流体で前記隔壁を介して前記絶縁樹脂シートの前記露出部と前記配線層の前記上面とを前記放熱部材に対して同時に押圧する前項1記載の冷却装置の製造方法。
3) 前記隔壁は樹脂フィルムで形成されている前項2記載の冷却装置の製造方法。
4) 前記隔壁は金属箔で形成されている前項2記載の冷却装置の製造方法。
5) 前記隔壁は前記第2積層体に対して離型性を有している前項2~4のいずれかに記載の冷却装置の製造方法。
6) 前記ワーク室内の雰囲気はガスであり、
前記隔壁は、真空引き手段を備えた真空チャック機構によって前記ワーク室を包囲する周側壁上に吸着固定され、
前記ワーク室内の前記雰囲気圧力は、前記真空引き手段により減少される前項2~5のいずれかに記載の冷却装置の製造方法。
7) 前記隔壁は、前記ワーク室を包囲する周側壁上と前記流体室を包囲する周側壁上とのうち少なくとも一方にシール用グリスを介して配置される前項2~6のいずれかに記載の冷却装置の製造方法。
8) 放熱部材と前記放熱部材の上面に配置された絶縁樹脂シートと前記絶縁樹脂シートの上面に配置され且つ前記絶縁樹脂シートの前記上面よりも狭い大きさを有する配線層とを備えた第1積層体における前記放熱部材と前記絶縁樹脂シートと前記配線層とを積層状に接着一体化する接着装置を具備し、
前記接着装置は、前記第1積層体が配置されるワーク室と、前記ワーク室に対して上側に隔壁を介して隣接するとともに流体が充填される流体室と、前記ワーク室内の雰囲気圧力と前記流体室内の前記流体の圧力との間に前記流体室内の前記流体の圧力が前記ワーク室内の前記雰囲気圧力よりも高くなるように圧力差を発生させる圧力差発生手段と、を備え、
前記隔壁は、前記圧力差によって、前記ワーク室内に配置された前記第1積層体における前記絶縁樹脂シートと前記配線層とからなる第2積層体の上面の凹凸形状に追従するように変形可能である冷却装置の製造装置。
本発明は以下の効果を奏する。
前項1では、放熱部材と絶縁樹脂シートと配線層とを同時に接着一体化するので、冷却装置の製造工程数の削減を図ることができる。
さらに、絶縁樹脂シートの上面の露出部と配線層の上面とを流体で同時に押圧するので、押圧力が絶縁樹脂シートの上面の露出部略全体と配線層の上面略全体とに均一に且つ同時に加わる。これにより、放熱部材と絶縁樹脂シートとの接着面、及び絶縁樹脂シートと配線層との接着面に接着不良(接着ムラ、未接着部など)が発生するのを抑制することができ、冷却装置の信頼性が向上する。
前項2では、ワーク室内の雰囲気圧力と流体室内に充填された流体の圧力との間の圧力差によって隔壁を第2積層体(絶縁樹脂シート及び配線層)の上面の凹凸形状に追従するように変形させた状態で、流体室内の流体で隔壁を介して絶縁樹脂シートの露出部と配線層の上面とを放熱部材に対して同時に押圧するので、前項1の効果を確実に奏し得る。
前項3では、隔壁は樹脂フィルムで形成されているので第2積層体の上面の凹凸形状に対して高い追従性を有している。したがって、前項1又は2の効果を確実に奏し得る。
前項4では、隔壁は金属箔で形成されているので、隔壁が樹脂フィルムで形成されているものよりも高い耐熱性を有している。そのため、放熱部材と絶縁樹脂シートと配線層との接着が加熱条件下で行われる場合(例えば、当該接着が熱圧着により行われる場合)でも、当該接着を確実に良好に行うことができる。
前項5では、隔壁が第2積層体に対して離型性を有しているので、隔壁の第2積層体との接着を抑制することができる。
前項6では、隔壁が真空チャック機構によりワーク室の周側壁上に吸着固定されるので、隔壁の周側壁上への固定作業を容易に行うことができる。しかも、ワーク室内の雰囲気圧力が真空チャック機構の真空引き手段により減少されるので、上述した圧力差も発生させることができる。
前項7では、隔壁が所定の周側壁上にシール用グリスを介して配置されるので、隔壁と所定の周側壁との間を確実に封止することができる。
前項8では、少なくとも前項2記載の冷却装置の製造方法に好適に用いることができる冷却装置の製造装置を提供できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る冷却装置の概略斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る冷却装置の製造装置におけるワーク室型を、そのワーク室内に第1積層体(放熱部材、絶縁樹脂シート及び配線層)を配置した状態で示す概略斜視図である。 図3は、図2中のA-A線の概略断面図である。 図4は、同ワーク室型の周側壁上に隔壁を配置した状態の概略斜視図である。 図5は、同ワーク室型の周側壁上に同隔壁を介して流体室型を配置した状態を示す、図2中A-A線に対応する概略断面図である。 図6は、同隔壁を第2積層体(絶縁樹脂シート及び配線層)の上面の凹凸形状に追従するように変形させた状態を示す、図2中A-A線に対応する概略断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る冷却装置の製造装置を示す、図5に対応する概略断面図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係る冷却装置の製造装置におけるワーク室型の周側壁上に隔壁を配置した状態の概略斜視図である。
次に、本発明の幾つかの実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る冷却装置35は、半導体チップ(例:パワー半導体チップ)等の発熱性素子(図示せず)を冷却するものであり、具体的には例えばパワーモジュール基板として用いられるものである。
この冷却装置35は、放熱部材31と、放熱部材31の上面31aに配置された絶縁樹脂シート32と、絶縁樹脂シート32の上面32aに配置された少なくとも一つの配線層33とを積層状に備えている。本第1実施形態では、配線層33の数は複数であり、具体的には4個である。
放熱部材31は、板状の金属(例:アルミニウム、銅)製のものであり、具体的にはヒートシンク、放熱板などである。
ただし本発明では、放熱部材31はヒートシンク又は放熱板であることに限定されるものではなく、その他に例えば、冷却液(例:冷却水)が流通する孔又は溝からなる冷却液流通路を有するものであってもよい。
放熱部材31の上面31aは平坦状に形成されており、その平面視形状は例えば略四角形状である。
絶縁樹脂シート32は、配線層33と放熱部材31とを電気的に絶縁するためのものであり、高い電気絶縁性を有している。絶縁樹脂シート32の材料は限定されるものではなく、具体的には熱硬化性樹脂(例:エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂)、熱可塑性樹脂(例:ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂)などであり、本第1実施形態では熱硬化性樹脂である。さらに、絶縁樹脂シート32中には高電気絶縁性及び高熱伝導性を有するフィラー(例:窒化ホウ素粒子、アルミナ粒子)が含有されていてもよい。
絶縁樹脂シート32の厚さは限定されるものではなく、通常30μm~200μmである。
絶縁樹脂シート32の平面視形状は限定されるものではなく、本第1実施形態では放熱部材31の上面31aの平面視形状に対応する略四角形状である。さらに、絶縁樹脂シート32(詳述すると絶縁樹脂シート32の下面)は放熱部材31の上面31aよりも若干狭い大きさを有している。
各配線層33は、その平坦状の上面33aに上述した発熱性素子がはんだ層(図示せず)を介して接合されて搭載されるものである。なお、発熱性素子が配線層33の上面33aに接合される際には、配線層33の上面33aのはんだ付け性を高めることなどを目的としてニッケルめっき層などのニッケル層が配線層33の上面33aに形成される場合がある。
各配線層33は電気伝導性を有するものであり、その材料はアルミニウム、銅、金属-炭素粒子複合材(例:アルミニウム-炭素粒子複合材)などである。
各配線層33の厚さは限定されるものではなく、通常0.3mm~3mmである。
各配線層33の平面視形状は限定されるものではなく、本第1実施形態では略四角形状である。さらに、各配線層33(詳述すると各配線層33の下面)は絶縁樹脂シート32の上面32aよりも狭い大きさを有している。
そして、冷却装置35では、放熱部材31の上面31aに絶縁樹脂シート32が熱圧着により接着されており、さらに、絶縁樹脂シート32の上面32aに各配線層33が熱圧着により接着されており、その結果、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と各配線層33とが積層状に接着一体化されている。
ここで本発明では、放熱部材31の上面31aに絶縁樹脂シート32が熱圧着により接着されることに限定されるものではなく、その他に例えば接着剤により接着されていてもよい。これと同じく、絶縁樹脂シート32の上面32aに各配線層33が熱圧着により接着されていることに限定されるものではなく、その他に例えば接着剤により接着されていてもよい。
放熱部材31の上面31aに絶縁樹脂シート32が接着された状態において、絶縁樹脂シート32(詳述すると絶縁樹脂シート32の下面)の外周縁は放熱部材31の上面31aの外周縁よりも若干内側に位置している。
絶縁樹脂シート32の上面32aに各配線層33が接着された状態において、各配線層33(詳述すると各配線層33の下面)の外周縁は絶縁樹脂シート32の上面32aの外周縁よりも内側に位置しており、更に、各配線層33は互いに離間している。
したがって、絶縁樹脂シート32の上面32aは、各配線層33が接着されていない領域、即ち各配線層33(詳述すると各配線層33の下面)で隠蔽されていない領域からなる露出部32bを有している。
本第1実施形態の冷却装置35では、各配線層33の上面33aに搭載された発熱性素子の熱は、発熱性素子から配線層33、絶縁樹脂シート32及び放熱部材31に順次伝導し、放熱部材31から放散される。その結果、発熱性素子が冷却される。
次に、本第1実施形態の冷却装置35の製造装置1Aについて図2~6を参照して以下に説明する。
図2~5に示すように、冷却装置35の製造装置1Aは、放熱部材31と放熱部材31の上面31aに配置された絶縁樹脂シート32と、絶縁樹脂シート32の上面32aに配置された各配線層33とを積層状に接着一体化する接着装置2を具備している。
ここで、図2及び3に示すように、放熱部材31と放熱部材31の上面31aに配置された絶縁樹脂シート32と絶縁樹脂シート32の上面32aに配置された各配線層33とを備えた積層体30、すなわち放熱部材31と絶縁樹脂シート32と各配線層33とが接着一体化される前の積層体30を、説明の便宜上「第1積層体30」という。また、第1積層体30における放熱部材31の上面31aよりも上側に配置された積層体、すなわち絶縁樹脂シート32と各配線層33とからなる積層体34を、説明の便宜上「第2積層体34」という。したがって、第2積層体34の上面34aは、絶縁樹脂シート32の上面32aの露出部32bと各配線層33の上面33aと各配線層33の側面33bとからなる。
接着装置2は、図5に示すように、第1積層体30が配置されるワーク室3を形成するワーク室型4と、ワーク室3に対して上側に隔壁15を介して隣接する流体室10を形成する流体室型11と、ワーク室3内の雰囲気圧力と流体室10内に充填された流体の圧力との間に圧力差を発生させる圧力差発生手段25と、を備えている。圧力差発生手段25は、詳述すると、流体室10内の流体の圧力がワーク室3内の雰囲気圧力よりも高くなるように圧力差を発生させるものである。
ワーク室型4は、金属製のものであり、ワーク室3の下側に配置された底壁6と、底壁6の外周部に上方突出状に一体に設けられるとともにワーク室3を包囲する周側壁5とを備えており、周側壁5の内側(即ちワーク室3)が上方に開口している。周側壁5の平面視形状は、図2に示すように略口字状(略四角枠状)である。
流体室型11は、流体室10内に流体が充填される金属製のものであり、流体室10の上側に配置された天壁13と、天壁13の外周部に下方突出状に一体に設けられるとともに流体室10を包囲する周側壁12とを備えており、周側壁12の内側(即ち流体室10)が下方に開口している。周側壁12の形状及び大きさはワーク室型4の周側壁5と概ね同じである。
本第1実施形態では、ワーク室3内の雰囲気はガスであり、詳述すると空気であり、また流体室10内に充填される流体もガスであり、詳述すると空気である。
ここで本発明では、ワーク室3内の雰囲気は空気であることに限定されるものではなく、その他に、不活性ガス(例:窒素ガス、アルゴンガス)等であってもよいし、液体であってもよく、液体である場合は水やシリコーン油等の沸点の高い液体であることが好ましい。これと同様に、流体室10内に充填される流体は空気であることに限定されるものではなく、その他に、不活性ガス(例:窒素ガス、アルゴンガス)等であってもよいし、液体であってもよく、液体である場合は水やシリコーン油等の沸点の高い液体であることが好ましい。
図3及び4に示すように、接着装置2は、ワーク室型4の周側壁5の上面からなる固定面5aに隔壁15の外周部15aを吸着固定するための真空チャック機構20を備えている。
真空チャック機構20は、ワーク室型4の周側壁5の内部に形成されるとともに互いに連通した複数の流体吸出し通路としての吸気通路22を備えている。各吸気通路22は二つの流体吸出し口としての吸気口22a、22bを有するものであり、一方は、周側壁5の固定面5aに開口した真空チャック用第1吸気口22aであり、他方は、周側壁5におけるワーク室3に向いた側面5b(即ち周側壁5の内側面5b)に開口した真空引き用第2吸気口22bである。
図2に示すように、各第1吸気口22aは、周側壁5の固定面5aに周側壁5の周方向に互いに離間して配設されている。各第2吸気口22bは、周側壁5の内側面5bに周側壁5の周方向に互いに離間して配設されている。
さらに、真空チャック機構20は、真空引き手段としての真空ポンプ21を備えている。また、圧力差発生手段25は、ワーク室3内の雰囲気圧力を減少させるためにこの真空ポンプ21を備えている。したがって、この真空ポンプ21は、真空チャック機構20と圧力差発生手段25とに共通して用いられている。
図3に示すように、真空ポンプ21は吸気通路22に接続されており、真空ポンプ21を動作させることにより、その吸引力が吸気通路22の第1吸気口22a及び第2吸気口22bにそれぞれ伝わるように構成されている。そして、ワーク室3内の雰囲気流体(空気)は第2吸気口22bから吸い出されてその雰囲気圧力が減少する。その結果、ワーク室3内の雰囲気圧力と流体室10内に充填された流体(空気)の圧力との間に、流体室10内の流体の圧力がワーク室3内の雰囲気圧力よりも高くなるように圧力差が発生する。
隔壁15は、図5に示すように、ワーク室型4のワーク室3と流体室型11の流体室10とを仕切るものであり、図6に示すように、真空ポンプ21の動作により発生する圧力差によって、ワーク室3内に配置された第1積層体30における第2積層体34(絶縁樹脂シート32及び配線層33)の上述した上面34aの凹凸形状に追従するように変形しうるものである。
具体的には、隔壁15は、柔軟なフィルム状乃至箔状のものであり、詳述すると樹脂フィルム又は金属箔で形成されている。
樹脂フィルムの材料は限定されるものではなく、具体的には熱可塑性樹脂(例:ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂)、熱硬化性樹脂(例:ポリイミド樹脂)などである。樹脂フィルムの厚さは限定されるものではなく、通常1μm~30μmである。
金属箔の材料は限定されるものではなく、具体的にはアルミニウム、銅、ニッケル、銀、金、チタン、ステンレス鋼などである。金属箔の厚さは限定されるものではなく、通常0.1μm~100μmである。
隔壁15の大きさは、隔壁15でワーク室3の上方全体を覆い且つ隔壁15の外周部15aをワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に載置しうる大きさに設定されている。
次に、冷却装置35の製造方法について以下に説明する。
図2及び3に示すように、流体中(本第1実施形態では大気中)において、接着装置2のワーク室型4の底壁6上に第1積層体30(放熱部材31、絶縁樹脂シート32及び配線層33)を載置することにより、第1積層体30をワーク室3内に配置する。このときの第1積層体30の配線層33の上面33aの高さ位置は、ワーク室型4の周側壁5の固定面5aの高さ位置と略同じであり、また放熱部材31は下方向に押圧されても動かないように底壁6上に位置固定状に載置されている。
次いで、図4に示すように、隔壁15がワーク室型4のワーク室3の上方全体を覆うように隔壁15の外周部15aをワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に載置する。
そして、図5に示すように、ワーク室型4の上側から流体室型11の周側壁12をワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に、流体室型11の周側壁12の下面12aとワーク室型4の周側壁5の固定面5aとの間で隔壁15の外周部15aを挟着するように載置する。これにより、流体室型11の流体室10がワーク室型4のワーク室3に対して上側に隔壁15を介して隣接するように配置されるとともに、ワーク室3内の雰囲気が空気となり、また流体室10内に流体としての空気が充填された状態になり、更に、隔壁15の外周部15aが位置ずれしないように固定される。
次いで、真空ポンプ21を動作させるとともに、接着装置2に備えられた図示しない加熱手段(例:ヒーター)によって第1積層体30を加熱する。
真空ポンプ21の動作により、隔壁15の外周部15aがワーク室型4の周側壁5の固定面5aに第1吸気口22aで吸着固定されるとともに、ワーク室3内の雰囲気流体(空気)が第2吸気口22bから吸い出されてその雰囲気圧力が減少する。これにより、ワーク室3内の雰囲気圧力と流体室10内の流体の圧力との間に、流体室10内の流体(空気)の圧力がワーク室3内の雰囲気圧力よりも高くなるように圧力差が発生する。
すると、この圧力差によって、図6に示すように隔壁15が第2積層体34(絶縁樹脂シート32及び配線層33)の上面34aの凹凸形状(詳述すると本第1実施形態では第1積層体30における放熱部材31の上面31aと当該上面31aよりも上側の部分とからなる凹凸形状)に追従するように変形するとともに、絶縁樹脂シート32の上面32aの露出部32b全体と各配線層33の上面33a全体とが流体室10内の流体で当該変形した隔壁15を介して放熱部材31に対して同時に押圧される。この状態で第1積層体30が上述した加熱手段により加熱され、そして所定時間経過後に第1積層体30への加熱が停止されて第1積層体30が冷却される。
これにより、放熱部材31の上面31aに絶縁樹脂シート32が熱圧着により接着されると同時に、絶縁樹脂シート32の上面32aに各配線層33が熱圧着により接着される。その結果、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と各配線層33とが積層状に一体化されて、上述した冷却装置35が得られる。
第1積層体30の加熱温度は限定されるものではなく、絶縁樹脂シート32の材料の種類などに応じて設定されるものであり、例えば、絶縁樹脂シート32の材料が熱硬化性樹脂である場合、加熱温度は通常100℃~250℃に設定される。
上述した圧力差は限定されるものではなく、絶縁樹脂シート32の材料の種類などに応じて設定されるものであり、通常0.1MPa~10MPaに設定される。
上記第1実施形態の冷却装置35の製造方法によれば、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33とを同時に接着一体化するので、冷却装置35の製造工程数の削減を図ることができる。
さらに、絶縁樹脂シート32の上面32aの露出部32bと各配線層33の上面33aとを流体(空気)で同時に押圧するので、押圧力が絶縁樹脂シート32の上面32aの露出部32b略全体と各配線層33の上面33a略全体とに均一に且つ同時に加わる。これにより、放熱部材31と絶縁樹脂シート32との接着面、及び絶縁樹脂シート32と各配線層33との接着面に接着不良(接着ムラ、未接着部など)が発生するのを抑制することができる。したがって、冷却装置35は高い信頼性を有している。
隔壁15が樹脂フィルムで形成されている場合は、隔壁15は第2積層体34の上面34aの凹凸形状に対して高い追従性を有しており、そのため隔壁15を凹凸形状に確実に追従させることができる。しかも、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33とを接着する時の熱で隔壁15が加熱されることにより、隔壁15が凹凸形状に追従するように変形し易くなるので、上述した接着不良の発生を確実に抑制することができる。
隔壁15が金属箔で形成されている場合は、隔壁15が樹脂フィルムで形成されているものよりも高い耐熱性を有しており、そのため放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33との接着が上記第1実施形態のように加熱条件下で行われる場合(すなわち、当該接着が熱圧着により行われる場合)でも、当該接着を確実に良好に行うことができる。
また、隔壁15は第2積層体34に対して離型性を有していることが好ましい。この場合、隔壁15の第2積層体34との接着を抑制することができる。そのような隔壁として、具体的にはポリテトラフルオロエチレン、シクロオレフィンポリマー、ポリ塩化ビニル等からなる群より選択される少なくとも一種からなる隔壁が好適に用いられ、また、隔壁15における少なくとも第2積層体34との接触部に、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、窒化ホウ素粒子、グラファイト粒子等を離型成分として含む離型剤を付着させてもよい。
ここで、上記第1実施形態では、流体室型11の周側壁12をワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に載置した後で真空ポンプ21を動作させているが、本発明では、その他に例えば、真空ポンプ21を動作させた後で流体室型11の周側壁12をワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に載置してもよい。この場合、隔壁15の外周部15aがワーク室型4の周側壁5の固定面5aに吸着固定されるので、隔壁15の外周部15aを周側壁5の固定面5aに固定する作業を容易に行うことができる。しかも、ワーク室3内の雰囲気圧力が真空ポンプ21により減少されるので、圧力差も発生させることができる。
また、上記第1実施形態では、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33とを熱圧着により接着するため、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33との接着は加熱条件下で行われている。さらに本発明では、その他に例えば、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33とを熱圧着ではなく接着剤により接着してもよい。この場合、第1積層体30における放熱部材31と絶縁樹脂シート32との間、及び絶縁樹脂シート32と各配線層33との間とにそれぞれ接着剤を介在させておき、放熱部材31と絶縁樹脂シート32と配線層33との接着を非加熱条件下(例えば略室温下)で行う。ただし、本発明では当該接着を非加熱条件下で行うことに限定されるものではなく、加熱条件下で行ってもよい。
図7は、本発明の第2実施形態に係る冷却装置の製造装置1Bを説明する図である。この図において、上記第1実施形態の冷却装置の製造装置1Aの要素と同じ作用をする要素には同一の符号が付されている。本第2実施形態について上記第1実施形態との相異点を中心に以下に説明する。
本第2実施形態の冷却装置の製造装置1Bは、圧力差発生手段25として真空ポンプ21だけではなく更に流体加圧手段としてのガス加圧ポンプ26を備えている。
すなわち、流体室型11(詳述すると流体室型11の天壁13)には流体供給通路としての給気通路27がその流体供給口としての給気口27aを流体室10に臨ませて形成されている。この給気通路27にガス加圧ポンプ26が接続されている。
そして、ガス加圧ポンプ26を動作させることにより、流体室10内に流体(空気)が給気通路27を通過して給気口27aから供給充填されて流体室10内の流体の圧力が増加する。また、真空ポンプ21を動作させることにより、ワーク室型4のワーク室3の雰囲気圧力が減少する。
したがって、この製造装置1Bによれば、ガス加圧ポンプ26と真空ポンプ21とによって圧力差を発生させることができる。
上記第2実施形態では、圧力差発生手段25は真空ポンプ21とガス加圧ポンプ26を備えているが、ガス加圧ポンプ26だけで圧力差を発生させうる場合は、圧力差発生手段25は必ずしも真空ポンプ21を備えていなくてもよい。すなわち、圧力差発生手段25は真空ポンプ21とガス加圧ポンプ26とのうち少なくとも一方を備えていればよい。
図8は、本発明の第3実施形態に係る冷却装置の製造装置1Cを説明する図である。この図において、上記第1実施形態の冷却装置の製造装置1Aの要素と同じ作用をする要素には同一の符号が付されている。本第3実施形態について上記第1実施形態との相異点を中心に以下に説明する。
本第3実施形態では、隔壁15の外周部15aの上下両表面にはそれぞれシール用グリス17(ドットハッチングで示す)が隔壁15の外周部15aの周方向に連続して層状に塗布されて付着している。そして、隔壁15がワーク室型4のワーク室3の上方全体を覆うように隔壁15の外周部15aがワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に載置されている。これにより、隔壁15の外周部15aがワーク室型4の周側壁5の固定面5a上にグリス17を介して配置されている。
さらに、図示していないが流体室型(11、図5参照)の周側壁(12、図5参照)がワーク室型4の周側壁5の固定面5a上に、流体室型11の周側壁12の下面12aとワーク室型4の周側壁5の固定面5aとの間で隔壁15の外周部15aを挟着するように載置される。これにより、隔壁15の外周部15aが流体室型11の周側壁12の下面12a上にグリス17を介して配置される。
この製造装置1Cによれば、隔壁15の外周部15aの上下両表面にそれぞれシール用グリス17が付着しているので、隔壁15の外周部15aの上下両表面、ワーク室型4の周側壁5の固定面5a、及び流体室型11の周側壁12の下面12aにそれぞれ微細な凹凸が形成されている場合でも、隔壁15とワーク室型4の周側壁5との間、及び隔壁15と流体室型11の周側壁12との間をそれぞれ確実に封止することができる。
上記第3実施形態では、シール用グリス17は、隔壁15の外周部15aの上下両表面にそれぞれ付着しているが、本発明では、その他に例えばワーク室型4の周側壁5の固定面5aに付着していてもよいし、流体室型11の周側壁12の下面12aに付着していてもよい。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、半導体チップ等の発熱性素子を冷却する冷却装置の製造方法、及び冷却装置の製造装置に利用可能である。
1A~1C:冷却装置の製造装置 2:接着装置
3:ワーク室 4:ワーク室型
5:ワーク室型の周側壁 10:流体室
11:流体室型 12:流体室型の周側壁
15:隔壁 17:シール用グリス
20:真空チャック機構 21:真空ポンプ
25:圧力差発生手段 26:ガス加圧ポンプ
30:第1積層体 31:放熱部材
32:絶縁樹脂シート 33:配線層
34:第2積層体 34a:第2積層体の上面
35:冷却装置

Claims (8)

  1. 放熱部材と前記放熱部材の上面に配置された絶縁樹脂シートと前記絶縁樹脂シートの上面に配置され且つ前記絶縁樹脂シートの前記上面よりも狭い大きさを有する配線層とを備えた第1積層体における前記放熱部材と前記絶縁樹脂シートと前記配線層とを接着一体化する工程を含み、
    前記接着一体化する工程では、柔軟なフィルム乃至箔を前記絶縁樹脂シートと前記配線層とからなる第2積層体の上面の凹凸形状に追従するように変形させた状態で、前記柔軟なフィルム乃至箔を介して前記絶縁樹脂シートの前記上面の露出部と前記配線層の上面とを流体で前記放熱部材に対して同時に押圧することにより、前記放熱部材と前記絶縁樹脂シートと前記配線層とを同時に接着一体化する、冷却装置の製造方法。
  2. 前記第1積層体はワーク室内に配置され、
    前記流体は、前記ワーク室に対して上側に前記柔軟なフィルム乃至箔からなる隔壁を介して隣接する流体室内に充填されるものであり、
    前記接着一体化する工程では、前記ワーク室内の雰囲気圧力と前記流体室内に充填された前記流体の圧力との間の圧力差によって前記隔壁を前記2積層体の前記上面の凹凸形状に追従するように変形させた状態で、前記流体室内に充填された前記流体で前記隔壁を介して前記絶縁樹脂シートの前記露出部と前記配線層の前記上面とを前記放熱部材に対して同時に押圧する請求項1記載の冷却装置の製造方法。
  3. 前記隔壁は樹脂フィルムで形成されている請求項2記載の冷却装置の製造方法。
  4. 前記隔壁は金属箔で形成されている請求項2記載の冷却装置の製造方法。
  5. 前記隔壁は前記第2積層体に対して離型性を有している請求項2~4のいずれかに記載の冷却装置の製造方法。
  6. 前記ワーク室内の雰囲気はガスであり、
    前記隔壁は、真空引き手段を備えた真空チャック機構によって前記ワーク室を包囲する周側壁上に吸着固定され、
    前記ワーク室内の前記雰囲気圧力は、前記真空引き手段により減少される請求項2~5のいずれかに記載の冷却装置の製造方法。
  7. 前記隔壁は、前記ワーク室を包囲する周側壁上と前記流体室を包囲する周側壁上とのうち少なくとも一方にシール用グリスを介して配置される請求項2~6のいずれかに記載の冷却装置の製造方法。
  8. 放熱部材と前記放熱部材の上面に配置された絶縁樹脂シートと前記絶縁樹脂シートの上面に配置され且つ前記絶縁樹脂シートの前記上面よりも狭い大きさを有する配線層とを備えた第1積層体における前記放熱部材と前記絶縁樹脂シートと前記配線層とを積層状に接着一体化する接着装置を具備し、
    前記接着装置は、前記第1積層体が配置されるワーク室と、前記ワーク室に対して上側に隔壁を介して隣接するとともに流体が充填される流体室と、前記ワーク室内の雰囲気圧力と前記流体室内の前記流体の圧力との間に前記流体室内の前記流体の圧力が前記ワーク室内の前記雰囲気圧力よりも高くなるように圧力差を発生させる圧力差発生手段と、を備え、
    前記隔壁は、前記圧力差によって、前記ワーク室内に配置された前記第1積層体における前記絶縁樹脂シートと前記配線層とからなる第2積層体の上面の凹凸形状に追従するように変形可能である冷却装置の製造装置。
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