JP7322438B2 - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
従来、フォルダに格納されているファイル同士を関連づける技術が知られている。
例えば特許文献1には、ワークスペース及びフォルダから引き出された関連情報が記憶部上において管理され、それらの情報を利用して特定文書に関連する関連文書の候補が選び出され、各候補に対する重み付け処理の結果から関連文書リストが生成される文書検索システムが開示されている。
また、例えば特許文献2には、過去の削除ファイルデータを基に削除可能確率を計算し、ファイル直下のファイルについて削除可能確率の偏りからフォルダが削除できるかどうかを判別し、ほとんどのファイルが不要と判断できたフォルダについては、必要なファイルのみ自動的に削除対象から除外し、削除対象外のファイルの提示と確認をし、ファイルサーバから削除対象外のファイル以外のファイルをまとめて削除する業務文書処理システムが開示されている。
一方、複数のファイルを1つの表示領域に表示させ、複数のファイルに対してユーザが操作を行った後に、操作後の複数のファイルを元の格納領域に対して上書きする技術がある。表示領域において表示されていた複数のファイルは、ユーザにとって互いに関連したファイルであるため、表示領域が非表示にされた後も、ファイルの入手などのためにその関連をユーザが辿りたい場合がある。
特開2009-223409号公報 特開2014-021552号公報
本発明は、現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示して、表示領域に表示した複数のファイルに対して操作が行われる場合において、前記表示領域を非表示にした後に、前記表示領域において表示されていたファイル同士の関係を辿れる情報処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る情報処理装置は、
現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
前記表示領域に表示された複数のファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、を備え
前記関連づけ手段は、前記表示領域で複数のファイルを合成する編集が行われた場合には、当該編集が行われない場合よりも強くファイル同士を関連づけることを特徴とする。
請求項2に係る情報処理装置は、
現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
前記表示領域に表示された複数のファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、を備え、
前記関連づけ手段は、前記表示領域へファイルが表示された時間差が第1時間差の場合には、表示された時間差が当該第1時間差よりも長い第2時間差の場合よりも強くファイル同士を関連づけることを特徴とする。
請求項3係る情報処理装置は、
現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
前記表示領域に表示された複数のファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、を備え、
前記関連づけ手段は、表示された時間差が特定の時間差内である場合にファイル同士を関連づけ、表示された時間差が当該特定の時間差外である場合にはファイル同士を関連づけないことを特徴とする。
請求項に係る情報処理装置は、請求項1から3の情報処理装置において、
上記表示領域におけるファイルの編集を、当該ファイルに相当する、上記現実の格納領域に格納されているファイルに反映させる編集反映手段を更に備えることを特徴とする。
請求項に係る情報処理装置は、請求項1からの情報処理装置において、
上記表示制御手段が、操作者の操作に応じて上記表示領域上のファイルの表示位置を変更するものであり、
上記関連づけ手段は、上記表示領域上におけるファイル同士の距離が第1距離の場合には、当該ファイル同士の距離が当該第1距離よりも遠い第2距離の場合よりも強く当該ファイル同士を関連づけることを特徴とする。
請求項に係る情報処理装置は、請求項の情報処理装置において、
上記関連づけ手段は、ファイル同士が上記表示領域上で特定の距離内である場合に当該ファイル同士を関連づけ、ファイル同士が当該特定の距離外である場合には当該ファイル同士を関連づけないことを特徴とする。
請求項に係る情報処理装置は、請求項1からの情報処理装置において、
上記表示制御手段は、上記表示領域に少なくとも一度表示されたことがあるファイルの
表示に際して、上記関連データにおいて当該ファイルに関連づけられたファイルも上記表示領域へ表示させることを特徴とする。
請求項に係る情報処理装置は、請求項の情報処理装置において、
上記表示制御手段は、ファイルの表示に際して上記関連データにおいて当該ファイルに関連づけられたファイルを上記表示領域への表示候補として提示し、表示を許可する指示を受けて当該表示候補を当該表示領域へ表示することを特徴とする。
請求項に係る情報処理装置は、請求項1からの情報処理装置において、
上記現実の格納領域に格納されているファイルを検索する検索手段を更に備え、
上記検索手段は、検索で見つかったファイルの提示に際して、上記関連データにおいて当該ファイルに関連づけられたファイルも提示することを特徴とする。
請求項10に係る情報処理装置は、請求項の情報処理装置において、
上記検索手段は、検索で見つかったファイルと当該ファイルに関連づけられたファイルとを視覚的に対応付けて提示することを特徴とする。
請求項11に係る情報処理プログラムは、
情報処理装置を、
現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
前記表示領域に表示された複数のファイルに関し、前記表示領域で複数のファイルを合成する編集が行われた場合には、当該編集が行われない場合よりも強くファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、として動作させることを特徴とする。
請求項12に係る情報処理プログラムは、
情報処理装置を、
現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
前記表示領域に表示された複数のファイルに関し、前記表示領域へファイルが表示された時間差が第1時間差の場合には、表示された時間差が当該第1時間差よりも長い第2時間差の場合よりも強くファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、として動作させることを特徴とする。
請求項13に係る情報処理プログラムは、
情報処理装置を、
現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
前記表示領域に表示された複数のファイルに関し、表示された時間差が特定の時間差内である場合にファイル同士を関連づけ、表示された時間差が当該特定の時間差外である場合にはファイル同士を関連づけない関連データを作成する関連づけ手段と、
前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、として動作させることを特徴とする。
請求項1から3に係る情報処理装置および請求項11から13に係る情報処理プログラムによれば、現実の格納領域に格納されている複数のファイルが、仮想的な格納領域を表した表示領域に表示され、表示領域に表示したファイルに対して操作が行われる場合において、上記表示領域を非表示にした後に、上記表示領域において表示されていたファイル同士の関係を辿ることができる。
また、請求項1に係る情報処理装置および請求項11に係る情報処理プログラムによれば、表示領域に表示されたファイルを合成する操作に応じて、表示領域に表示されたファイル同士を関連づけられる。
また、請求項2に係る情報処理装置および請求項12に係る情報処理プログラムによれば、表示領域に表示されたファイルが表示領域へ表示された時間差に応じて、表示領域に表示されたファイル同士を関連づけられる。
さらに、請求項3に係る情報処理装置および請求項13に係る情報処理プログラムによれば、表示領域に表示されたファイルが表示領域へ表示された時間差が特定の時間差以内である場合、該ファイル同士を関連づけることができる。
請求項4に係る情報処理装置によれば、仮想の格納領域における、ファイルに対する編集を、再度、ユーザが現実の格納領域に格納されているファイルに行わなくてすむ。
請求項に係る情報処理装置によれば、表示領域に表示されたファイルを表示している距離に応じて、表示領域に表示されたファイル同士を関連づけられる。
請求項に係る情報処理装置によれば、表示領域に表示されたファイルを表示している距離が特定の距離以内の場合、該ファイル同士を関連づけられる。
請求項に係る情報処理装置によれば、表示領域に少なくとも一度表示されたことがあるファイルを、表示領域に再び表示する際、関連づけられたファイルも表示領域に表示することができる。
請求項に係る情報処理装置によれば、関連づけられたファイルのうち不要なファイルの表示領域における表示を回避することができる。
請求項に係る情報処理装置によれば、ファイルの検索で見つかったファイルに関連づけられているファイルも提示することができる。
請求項10に係る情報処理装置によれば、ファイル同士の対応が提示されない場合に較べて、ユーザがファイルの関連を理解しやすい。
本発明の情報処理装置の一実施形態が組み込まれたファイル管理システムの概略構成図である。 ファイル管理システムによって表示されるファイル管理画面を示す図である。 図2に例示された3つのファイルにおける管理項目を示す表である。 「束ね/ばらし」が操作された場合の例を示す図である。 「一時保存」「元に戻す」が選択操作される場合の処理手順を表すフローチャートである。 関連度の評価基準を示す表である。 図3に示す管理項目に基づいて作成された関連データの例を示す図である。 関連データの別の例を示す図である。 作業スペースへのファイルの表示を説明する図である。 「作業スペースにコピー」が選択操作される場合の処理手順を表すフローチャートである。 作業スペースへの関連ファイルの表示をユーザに確認する画面を示す図である。 関連ファイルではないファイルの表示について確認する画面を示す図である。 検索結果を掲示する検索結果画面を示す図である。 検索結果と共に表示された作業スペースの保存画面を示す図である。
本発明の実施形態について、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態が組み込まれたファイル管理システムの概略構成図である。
ファイル管理システム100は、ハードウェアとしては1台あるいは複数台のコンピュータからなるシステムである。このファイル管理システム100は、システム内に組み込まれている管理フォルダ群102の各フォルダ130に格納されているファイルを管理する。管理フォルダ群102の各フォルダ130には、文書ファイルや画像ファイルや動画ファイルなどといった各種のファイルが格納されている。
また、本実施形態では、管理フォルダ群102の各フォルダ130に対し、種類分けなどで整理整頓されてファイルが格納されているものとする。管理フォルダ群102の各フォルダ130に整理整頓されたファイルは、例えば1つの部署や1つのチームなどで共用されるファイルとして管理されている場合もある。この管理フォルダ群102が、本発明にいう「現実の格納領域」の一例に相当する。
ファイル管理システム100には、各フォルダ130にファイルを整理したり、ファイルの整理構造を改変したりするための機能が備えられているが、それらの機能については説明を省略する。
管理フォルダ群102に格納されているファイルが用いられて作業が行われる場合には、複数のフォルダ130それぞれに格納されている複数のファイルが参照されることも多い。このような場合、複数のフォルダ130それぞれに格納されている状態のままではファイルの参照や編集が煩雑になってしまう。しかしながら、各フォルダ130からファイルが作業用に移動されてしまうと、ファイルの整理状態が乱れてしまう虞がある。
そこで、本発明の情報処理装置の一実施形態に相当する作業管理アプリ110がファイル管理システム100に組み込まれている。
この作業管理アプリ110は、フォルダ130に格納されたファイルに対する参照や編集の作業を、管理フォルダ群102におけるファイルの整理状態を乱さずに行うためのアプリケーションソフトウェアである。作業管理アプリ110は、管理フォルダ群102に含まれたフォルダである作業スペース136に、作業に必要なファイルを表示する。図1に示す作業管理アプリ110は、そのようなアプリケーションソフトウェアのプログラム構造を表していると共に、アプリケーションソフトウェアによってファイル管理システム100のハードウェア上に構築される本発明の情報処理装置の一実施形態の機能構造も表している。
作業スペース136は、管理フォルダ群102の各フォルダ130とは区別された特別なフォルダである。作業管理アプリ110によるファイルの表示は、各フォルダ130から作業スペース136へのファイル移動ではなく、例えばファイルのコピーが作業スペース136に作成されることで実現される。また、作業スペース136に作成されたファイルのコピーと元のファイルとは、作業管理アプリ110によって内部的に関連づけられており、作業後には、作業スペース136へ表示したファイルに対する操作が、元のフォルダ130に格納されているファイルに反映される。
この作業スペース136が、本発明にいう「仮想の格納領域」の一例に相当する。なお本発明では、ファイルの実体が格納されている格納領域を「現実の格納領域」と定義し、該ファイルの実体は格納されていないが、該ファイルのコピー等が格納されている格納領域を「仮想の格納領域」と定義する。
作業スペース136へのファイルの表示としては、例えばファイルにリンクされたアイコンが作業スペース136に作成されることで実現されてもよい。
以下、図1および他の図を参照しながら、作業管理アプリ110の詳細について説明する。
図2は、ファイル管理システムによって表示されるファイル管理画面を示す図である。
ファイル管理画面200には、フォルダ表示欄210と、ファイル表示欄220と、メニューバー230が設けられている。
フォルダ表示欄210には、管理フォルダ群102の各フォルダ130が、いわゆるツリー構造で表示され作業スペース136も表示される。
ファイル表示欄220には、フォルダ表示欄210で選択されたフォルダ130や作業スペース136内のファイルやサブフォルダが表示される。図2には、一例として作業スペース136が選択された場合が示されており、ファイル表示欄220には、3つのファイル222,224,226が一例として示されている。
作業スペース136が選択された場合におけるファイル表示欄220へのファイル222,224,226の表示は、作業管理アプリ110のファイル表示制御部116によって実行される。作業スペース136が選択された場合におけるファイル表示欄220が、本発明にいう表示領域の一例に相当し、ファイル表示制御部116が、本発明にいう表示制御手段の一例に相当する。
ファイル表示欄220に表示される各ファイル222,224,226は、ユーザによって各フォルダ130内から選択されて、作業スペース136へ表示されたものである。ファイル表示制御部116は、ユーザの例えばマウス操作などを受けて各ファイル222,224,226を、ファイル表示欄220内の作業に適した位置に配置する。
ファイル表示欄220に表示される各ファイル222,224,226のうち、最初にユーザが選択したファイルを以下では主ファイルと称する。図2に示す例では、左上に配置されたファイル222が主ファイルであるものとする。作業スペース136内の各ファイル222,224,226に対してユーザは、ファイル表示欄220を介した参照操作や編集操作によって内容の参照や編集を行う。編集操作は作業管理アプリ110のファイル編集部118が受付ける。ファイル222,224,226が参照される場合、複数の頁を有するファイルについては、作業スペース136上で頁をめくる操作も可能である。
メニューバー230には、複数の操作項目232,234,236,238,239とファイル検索部240が並べて表示される。メニューバー230の「作業スペースにコピー」232という操作項目は、管理フォルダ群102の各フォルダ130でユーザが選択操作したファイルを作業スペース136へ表示するための操作項目である。この「作業スペースにコピー」232がユーザによって選択操作されると、作業管理アプリ110のファイル表示制御部116によってファイルのコピーが作業スペース136に表示される。上述したように、コピーの替わりとしてアイコンが表示されてもよい。なお、以下の説明では、このようにファイルのコピーが作業スペース136に表示されることを、単に、ファイルが作業スペース136に表示されると表現する場合がある。
ここで、図2に例示された3つのファイル222,224,226について作業管理アプリ110が管理している項目の具体例を説明する。
図3は、図2に例示された3つのファイルにおける管理項目を示す表である。
図3には、管理項目として「ファイル名」「属性」「内容」「位置関係」「作業スペースへの表示時間」および「元の場所」が示されている。これらの管理項目のうち「ファイル名」「属性」および「内容」は、元のファイルからコピーされた項目である。「属性」は、ファイルに対して任意に付与される追加情報であり、タイトル、サブタイトル、作成者、キーワード、コメント、ユーザー定義、などといった追加情報が「属性」として付与され得る。
管理項目のうち「位置関係」「作業スペースへの表示時間」および「元の場所」は、作業スペース136にファイルが表示された際に、作業管理アプリ110のファイル表示制御部116によって作成される項目である。「元の場所」は、元のファイルが格納されているフォルダのパスである。
「位置関係」および「作業スペースへの表示時間」としては、主ファイルを基準とした相対的な値が算出される。図2に示す例では、上述したように左上のファイル222が主ファイルであり、主ファイルの右隣のファイル224が、主ファイルから20ポイントの距離に、主ファイル表示の5.6秒後に表示されている。また、主ファイルの右下のファイル226は、主ファイルから50ポイントの距離に、主ファイル表示の32.2秒後に表示されている。
図2に戻って説明を続ける。
メニューバー230の「一時保存」234という操作項目は、作業スペース136に表示されたファイルが仮想的な格納領域に残されたまま、他の作業に移るための操作項目である。この「一時保存」234という操作項目がユーザによって選択操作されると、一時保存用のサブフォルダが作成され、ファイル表示欄220に表示されている各ファイル222,224,226がそのサブフォルダに移動される。
メニューバー230の「元に戻す」236という操作項目は、ファイル表示欄220に表示されている各ファイル222,224,226を元のフォルダ130に格納されている各ファイルへ反映するための操作項目である。この「元に戻す」236という操作項目がユーザによって選択操作されると、各ファイル222,224,226に対する編集内容が、各フォルダ130内に格納されている元のファイルに、作業管理アプリ110のファイル編集部118における編集反映部120によって反映される。そして、各ファイル222,224,226が作業スペース136から削除される。この編集反映部120が、本発明にいう編集反映手段の一例に相当する。
なお、「一時保存」234および「元に戻す」236という操作項目のいずれかが選択操作されると、作業管理アプリ110のファイル関連部122によって関連データが作成されて保存される。関連データについては後で詳述する。
メニューバー230の「束ね/ばらし」238という操作項目は、作業スペース136上でファイル222,224,226の合成または分解を行うための操作項目である。これらの操作項目に対する選択操作も、作業管理アプリ110のファイル編集部118が受け付け、選択操作された操作項目に応じた編集がファイル222,224,226に行われる。
「束ね/ばらし」238という操作項目がユーザによって選択操作されると、作業スペース136上で選択されている複数のファイルが1つのファイルに合成される。
図4は、「束ね/ばらし」が操作された場合の例を示す図である。
図4に示す例では、作業スペース136上の3つのファイル222,224,226のうち、2つのファイル222,226が選択されて「束ね/ばらし」239が操作されたものとする。
2つのファイル222,226のうち、先に選択されたファイル222が優先となり、優先のファイル222の最終頁の後に、他のファイル226の頁が追加される。そして、頁が追加された他のファイル226は作業スペース136上から削除される。
なお、1つのファイルが選択されて「束ね/ばらし」238が操作されると、その選択されたファイルの各頁が別々のファイルに分解される。
メニューバー230のファイル検索部240は、管理フォルダ群102のフォルダ130に格納されているファイルの検索に用いられる。ファイル検索部240には検索のキーが入力され、作業管理アプリ110のファイル検索部112が、そのキーによるファイルの検索を実行する。このファイル検索部112が、本発明にいう検索手段の一例に相当する。
次に、関連データの作成および保存について説明する。上述した様に、関連データの作成および保存は、「一時保存」234および「元に戻す」236という操作項目のいずれかが選択操作された場合に実行される。
図5は、「一時保存」「元に戻す」が選択操作される場合の処理手順を表すフローチャートである。
図5に示す手順が開始されると、ステップS102で、「一時保存」234および「元に戻す」236という操作項目のいずれかが選択操作されるまで待機状態となる。そして、「一時保存」234および「元に戻す」236のいずれかが選択操作されるとステップS104で、作業スペース136上の各ファイル222,224,226を関連づける関連データが作成される。作業スペース136上の各ファイル222,224,226に対して行われた操作は、最終的には元のフォルダに格納されている各ファイルへ反映されるので、関連データは、各ファイル222,224,226のコピー元同士を関連づけるものとなる。
この関連データの作成は、作業管理アプリ110のファイル関連部122におけるデータ作成部124が実行する。このファイル関連部122が、本発明にいう関連づけ手段の一例に相当する。関連データとしては、作業スペース136上の全ファイル222,224,226を相互に関連づける関連データが作成されてもよいが、本実施形態では、主ファイルが関連ファイル群の代表ファイルとして用いられ、この代表ファイルである主ファイルと他のファイルとを関連づける関連データが作成される。
関連データの作成に際しては、ファイル同士の関連度が算出される。
図6は、関連度の評価基準を示す表である。
関連度の評価基準として図7には、7つの評価基準が例示されている。
「ファイル名による一致度」という評価基準では、図3に例示した管理項目のうちの「ファイル名」に用いられている単語の一致度が高い程高い関連度が得られる。「ファイル名による一致度」という評価基準での関連度には、7つの評価基準全体で100に対し例えば20の重み付けが与えられる。
「属性による一致度」という評価基準では、図3に例示した管理項目のうちの「属性」に用いられている単語の一致度が高い程高い関連度が得られる。「属性による一致度」という評価基準での関連度には例えば15の重み付けが与えられる。
「ファイル内容の特徴語抽出による一致度」という評価基準では、図3に例示した管理項目のうちの「内容」に基づいて既知の技術によって特徴語抽出が行われ、抽出された特徴語の一致度が高い程高い関連度が得られる。「ファイル内容の特徴語抽出による一致度」という評価基準での関連度には例えば10の重み付けが与えられる。
「作業スペース内での距離」という評価基準では、図3に例示した管理項目のうちの「位置関係」に基づいて、距離が近い程高い関連度が得られる。「作業スペース内での距離」という評価基準での関連度には例えば20の重み付けが与えられる。
「束ね/ばらしの実施状況」という評価基準では、図2に示す「束ね/ばらし」238という操作項目により合成された場合に高く、ばらされた場合に低い関連度が得られる。「束ね/ばらしの実施状況」という評価基準での関連度には例えば15の重み付けが与えられる。
「作業スペースへの表示時間」という評価基準では、図3に例示した管理項目のうちの「作業スペースへの表示時間」に基づいて、表示の時間差が短い程高い関連度が得られる。「作業スペースへの表示時間」という評価基準での関連度には例えば20の重み付けが与えられる。
このように各評価基準で得られた各関連度が重み付けによって足し合わされることにより、ファイル同士の関連度が算出される。そして、関連度と、関連するファイルを示すデータとが組み合わされて、関連データが作成される。
図7は、図3に示す管理項目に基づいて作成された関連データの例を示す図である。
図7に示す関連データは、主ファイルと関連した関連ファイル群を表したデータとなっている。関連データには「ファイル名」「関連度」「元の場所」という項目が含まれている。「ファイル名」という項目には、関連ファイル群に含まれる各ファイルのファイル名が記載されている。「関連度」には、各ファイルと主ファイルとの関連性を表した関連度の値が記載されている。「元の場所」には、各ファイルの元のファイルが格納されている場所を示すパスが、主ファイルの元のファイルを基準とした相対パスで記載されている。このように「元の場所」が記載されていることで、関連データは、実質上、元のファイル同士を関連づけるデータとなっている。
図5のステップS104でこのような関連データが作成されると、ステップS106でこの関連データが、例えば管理フォルダ群102に含まれた関連データフォルダ132に保存される。この関連データの保存は、作業管理アプリ110のファイル関連部122におけるデータ保存部126が実行する。このデータ保存部126が、本発明にいう格納手段の一例に相当する。
ステップS106でこのように関連データが保存されると、本実施形態ではステップS108で、作業スペース136上で各ファイル222,224,226が配置されている画面(即ち図2に示すファイル表示欄220の画像)が保存される。この画面の保存は、作業管理アプリ110のファイル関連部122における画面保存部128が実行する。この画面保存部128が、本発明にいう保存手段の一例に相当する。
画面の保存場所は、例えば管理フォルダ群102に含まれた保存画面フォルダ134である。このような画面は、作業時における各ファイル222,224,226の関連性を視覚的に示しており、ユーザに各ファイル222,224,226の関連性を想起させる。
ステップS108で作業スペースの画面が保存されると、ステップS110で、「一時保存」234および「元に戻す」236のうち選択操作された方に応じた、上述した処理が実行され、図5に示す手順が終了する。
なお、関連データの形式としては、主ファイルを中心としたファイル群の関連性をまとめて示す図7に例示された関連データの形式の他に、主ファイルとの関連性を各ファイルについて個別に示す関連データの形式も考えられる。
図8は、関連データの別の例を示す図である。
図8に示す関連データは、図7の表の2段目に記載されたファイルと主ファイルとの関連性を示している。この関連データの保存場所は、主ファイルと関連づけられた関連ファイル自体であり、例えば属性の1つとして関連ファイルに付加されて保存される。
関連データの形式に関わらず、作業スペース136での作業が行われる度に関連データは蓄積される。また、既に関連づけられているファイル同士が再び作業スペース136で利用されると、従前の関連度も考慮された新たな関連度が算出されて関連データが修正される。例えばチームでファイル管理システム100が利用されている場合には、チームに所属している各員が作業スペース136で作業を行うことにより、チーム全体としてのファイルの活用傾向が蓄積されることになる。また、例えば一人の利用者のみがファイル管理システム100を利用している場合には、その利用者の個人的なファイル活用の傾向が蓄積されることになる。
以下、このように作成されて保存される関連データの利用方法について説明する。
関連データが、例えば、作業スペースへのファイルの表示時に利用されることで作業の効率化が図られる。
図9は、作業スペースへのファイルの表示を説明する図である。
図9には、ファイル管理画面200のフォルダ表示欄210で、申請書のフォルダ130が選択された状態が示されている。この申請書のフォルダ130には複数のファイル262,264,266が格納されており、これらのファイル262,264,266のうち、左端に示されているファイル262は、図2で例示した主ファイル(即ち左上のファイル222)に対応した元ファイルである。この元ファイルが選択され、「作業スペースにコピー」232という操作項目が選択操作されると、以下説明するように関連データが利用され、選択された主ファイルと一緒に関連ファイルも作業スペース136にまとめて表示される。
図10は、「作業スペースにコピー」が選択操作される場合の処理手順を表すフローチャートである。
図10に示す手順が開始されると、ステップS202で、「作業スペースにコピー」232という操作項目が選択操作されるまで待機状態となる。そして、「作業スペースにコピー」232が選択操作されるとステップS204で、関連データの蓄積数が確認される。例えばチームでファイル管理システム100が利用されている場合に蓄積数が少ないと、関連データが表す関連性がチーム全体の傾向に収束しておらず、適切な関連ファイルが得られない場合があると考えられる。一方、例えば一人の利用者のみがファイル管理システム100を利用している場合には、関連データの蓄積数が少なくても、その利用者の好みが反映された関連性を示していると考えられる。従って、ステップS204では、ファイル管理システム100の利用状況に応じた閾値が用意され、その閾値を超える数の関連データが蓄積されている場合には、ステップS206へと進んで関連データが利用される。
ステップS206では、作業スペース136に対する最初のファイル表示(即ち主ファイルの表示)であるか、2番目以降のファイル表示であるかが確認される。主ファイルの表示である場合にはステップS208に進み、その主ファイルに関連づけられている関連ファイルが関連データに基づいて確認される。関連データが図7に例示された形式の場合には、関連デーフォルダ132に保存されている関連データが参照されて、主ファイルに関連づけられている関連ファイルが確認される。また、関連データが図8に例示された形式の場合には、主ファイルの格納フォルダから、ツリーを辿って例えば2つ先までに位置する各フォルダのファイルが探索される。そして、各ファイルに例えば属性として付加されている関連データが参照されて、主ファイルに関連づけられている関連ファイルが確認される。
このように関連ファイルが確認されると、その関連ファイルがユーザに対して表示され、主ファイルと一緒に作業スペースに表示することが提案される。
図11は、作業スペースへの関連ファイルの表示をユーザに確認する画面を示す図である。
図11に示す確認画面300には、主ファイルと関連度の高いファイルが見つかったことを知らせる通知文302と、見つかった関連ファイル304が表示される。また、関連ファイル304には、関連度306も付されて表示される。ユーザは、これらの表示に基づいて、主ファイルと一緒に作業に用いるべきファイルであるか否かを判断する。
また、図11に示す確認画面300には、保存画面フォルダ134に保存された画面のうち、選択された主ファイルが以前に用いられた作業スペースの保存画面308も表示される。この保存画面308によって以前の作業内容やファイル同士の関連性などがユーザに感覚的に理解され、今回の作業における関連ファイル304の必要性も理解される。
確認画面300には、主ファイルと一緒に関連ファイル304も作業スペースに表示することの問いかけ文310も表示され、はいボタン312といいえボタン314が用意されている。ユーザは、関連ファイル304の表示の是非を検討した上で、はいボタン312かいいえボタン314のいずれかを例えばマウスで操作し、表示の是非を返答する。
図10のステップS212では、ユーザの返答内容が確認され、「はい」であればステップS214で、作業スペース136へコピーする対象として関連ファイルを表示する。その後、ステップS216では、コピーの対象となっている各ファイルのコピーが作業スペース136に表示される。
このように、ステップS212でユーザの返答が「はい」であった場合には、関連ファイルもまとめて作業スペースに表示されるため、関連したファイルを探す手間や関連したファイルを個別に作業スペースに表示させる手間が省かれ、作業効率が向上する。
なお、ステップS212でユーザの返答が「いいえ」であった場合には、関連ファイルがコピー対象として表示されずにステップS216に進み、主ファイルのみが作業スペースに表示される。また、ユーザの返答が「いいえ」であった場合には、関連データが表している関連性が不正確と考えられるので、関連データが修正されて関連度が下げられてもよい。
上記ステップS206で、2番目以降のファイル表示であった場合には、ステップS218に進み、既に作業スペース136に表示されている主ファイルに対し、今回表示を指示されたファイルを関連づける関連データがある(即ち今回表示したファイルが主ファイルに対して関連ファイルである)か否かが確認される。そして、今回の表示を指示されたファイルと主ファイルとを関連づけた関連データが見つからなかった場合には、ステップS220に進み、表示を指示されたファイルの表示についての確認が表示される。
図12は、主ファイルに対して関連度が低いファイルの表示について確認する画面を示す図である。
図12に示す確認画面320には、今回選択されたファイルが、主ファイルとの関連性の低いファイルであることの通知と、作業スペースのファイルを一時保存してからコピーを表示することの問いかけとを含んだ確認文322が表示される。また、はいボタン324といいえボタン326が用意されており、ユーザは、作業スペースの一時保存の是非を検討した上で、はいボタン324かいいえボタン326のいずれかを例えばマウスで操作し、一時保存の是非を返答する。
図10のステップS222では、ユーザの返答内容が確認され、「はい」であればステップS224で、作業スペースの一時保存が実行される。このように、表示を指示されたファイルが主ファイルに対して関連性があるかどうか関連データを確認することにより、作業スペースへの関連性が低いファイルが表示されることを防ぐことができる。その後、ステップS216で、今回の表示ファイルが新たな主ファイルとして作業スペースに表示される。これによって、関連性の低いファイルを作業スペースへ表示する際は、現状、表示している作業スペースを一時的に保存し、新たな作業スペースで操作を行うことができる。
一方、ステップS218の確認で、表示が指示されたファイルが主ファイルに対して関連ファイルであることが確認された場合や、主ファイルに対する関連ファイルでなくてもステップS222でユーザの返答が「いいえ」であった場合には、ステップS216に進んで、表示が指示されたファイルが現状の作業スペースに表示される。このように作業スペース136に表示されたファイルは、「一時保存」や「元に戻す」の選択操作時に主ファイルと関連づけられ、新たな関連データが作成されるか以前の関連データが修正されることになる。
次に、ファイル検索時における関連データの利用方法について説明する。
関連データが、例えば、ファイル管理画面200の検索部240を介したファイルの検索時に利用されることで作業の効率化が図られる。
ファイルの検索時には検索のキーに該当するファイルが探索され、キーに該当するファイルが見つかった場合には、その見つかったファイルに対して関連データで関連づけられたファイルが確認される。そして、検索結果として、キーに該当するファイルと、そのファイルに関連づけられたファイルとの双方が表示される。
図14は、検索結果を表示する結果表示画面を示す図である。
結果表示画面340には、検索のキーに該当するファイル342についてファイルの名前346と格納場所348が表示されると共に、そのようなファイル342に関連した関連ファイル344についても、ファイルの名前346と格納場所348が表示される。関連ファイル344は、例えば関連度の高い順に表示され、例えば関連度の値と共に表示される。また、ファイル同士の関連が、例えばツリー表示によって視覚的に示される。これらの表示方法は、検索者がファイル同士の関連を理解するのに役に立つ。特に、視覚的な関連の表示は、関連性が感覚的に理解されるので有用である。
このような検索結果を見ることで検索者は、検索キーでは発見することができないような、例えば画像が主な内容のファイルなどであっても、関連性の高いファイルであれば、検索キーで発見されたファイルと一緒に認識することになり、検索の効率が向上する。
さらに、本実施形態では、保存画面フォルダ134に保存された作業スペースの保存画面のうち、キーで見つかったファイルと関連ファイルとが関連データで関連づけられた際の保存画面も検索結果と共に表示される。
図14は、検索結果と共に表示された作業スペースの保存画面を示す図である。
作業スペースの保存画面350は、例えば、キーで見つかったファイルの一つが例えばマウス操作などで選択されると表示される。保存画面350の表示は例えばポップアップ画面で関連ファイル344の近辺に表示される。
このような保存画面350が検索者によって確認されることで、検索者は作業内容やファイル同士の関連性などを感覚的に理解するので、関連ファイル344が検索の目的に合ったファイルであるか否かの判断が容易である。
このように関連データは、作業スペースにおける作業の効率化に様々な手法で活用され得る。
なお、本発明は、「発明が解決しようとする課題」欄に記載された課題を解決する目的で発明されたものであるが、本発明の構成は、この課題を解決しない形での他の目的への転用が妨げられるものではなく、そのように本発明の構成が転用された形態も本発明の一実施形態である。
100……ファイル管理システム、102……管理フォルダ群、
110……作業管理アプリ、112……ファイル検索部、116……ファイル表示制御部、
118……ファイル編集部、120……編集反映部、122……ファイル関連部、
124……データ作成部、126……データ保存部、128……画面保存部、
130……フォルダ、132……関連データフォルダ、134……保存画面フォルダ、
136……作業スペース

Claims (13)

  1. 現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された複数のファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
    前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、を備え
    前記関連づけ手段は、前記表示領域で複数のファイルを合成する編集が行われた場合には、当該編集が行われない場合よりも強くファイル同士を関連づけることを特徴とする情報処理装置。
  2. 現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された複数のファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
    前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、を備え、
    前記関連づけ手段は、前記表示領域へファイルが表示された時間差が第1時間差の場合には、表示された時間差が当該第1時間差よりも長い第2時間差の場合よりも強くファイル同士を関連づけることを特徴とする情報処理装置。
  3. 現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された複数のファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
    前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、を備え、
    前記関連づけ手段は、表示された時間差が特定の時間差内である場合にファイル同士を関連づけ、表示された時間差が当該特定の時間差外である場合にはファイル同士を関連づけないことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記表示領域におけるファイルの編集を、当該ファイルに相当する、前記現実の格納領域に格納されているファイルに反映させる編集反映手段を更に備えることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段が、操作者の操作に応じて前記表示領域上のファイルの表示位置を変更するものであり、
    前記関連づけ手段は、前記表示領域上におけるファイル同士の距離が第1距離の場合には、当該ファイル同士の距離が当該第1距離よりも遠い第2距離の場合よりも強く当該ファイル同士を関連づけることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記関連づけ手段は、ファイル同士が前記表示領域上で特定の距離内である場合に当該ファイル同士を関連づけ、ファイル同士が当該特定の距離外である場合には当該ファイル同士を関連づけないことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示領域に少なくとも一度表示されたことがあるファイルの表示に際して、前記関連データにおいて当該ファイルに関連づけられたファイルも前記表示領域へ表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、ファイルの表示に際して前記関連データにおいて当該ファイルに関連づけられたファイルを前記表示領域への表示候補として提示し、表示を許可する指示を受けて当該表示候補を当該表示領域へ表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記現実の格納領域に格納されているファイルを検索する検索手段を更に備え、
    前記検索手段は、検索で見つかったファイルの提示に際して、前記関連データにおいて
    当該ファイルに関連づけられたファイルも提示することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記検索手段は、検索で見つかったファイルと当該ファイルに関連づけられたファイルとを視覚的に対応付けて提示することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置を、
    現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された複数のファイルに関し、前記表示領域で複数のファイルを合成する編集が行われた場合には、当該編集が行われない場合よりも強くファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
    前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、として動作させることを特徴とする情報処理プログラム。
  12. 情報処理装置を、
    現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された複数のファイルに関し、前記表示領域へファイルが表示された時間差が第1時間差の場合には、表示された時間差が当該第1時間差よりも長い第2時間差の場合よりも強くファイル同士を関連づけた関連データを作成する関連づけ手段と、
    前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、として動作させることを特徴とする情報処理プログラム。
  13. 情報処理装置を、
    現実の格納領域に格納されている複数のファイルを、仮想の格納領域を表した表示領域に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された複数のファイルに関し、表示された時間差が特定の時間差内である場合にファイル同士を関連づけ、表示された時間差が当該特定の時間差外である場合にはファイル同士を関連づけない関連データを作成する関連づけ手段と、
    前記表示領域が非表示になった場合に参照可能な場所に前記関連データを格納する格納手段と、として動作させることを特徴とする情報処理プログラム。
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