JP7320322B1 - フリーズドライ装置、フリーズドライシステム、およびフリーズドライ方法 - Google Patents

フリーズドライ装置、フリーズドライシステム、およびフリーズドライ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】風味豊かなコーヒーや茶を実現するためのフリーズドライ装置、フリーズドライシステム、およびフリーズドライ方法を提供する。【解決手段】上方が開放され、抽出後のコーヒーまたは茶が貯められた容器750を収容するためのチャンバー801と、チャンバー内を冷却することによって、容器内のコーヒーまたは茶を凍結させるための冷却部820と、チャンバー801内を減圧することによって、容器内のコーヒーまたは茶の水分を蒸発させるための減圧部830と、を備えるフリーズドライ装置800が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、フリーズドライの技術に関し、特にコーヒーや茶などの抽出液をフリーズドライするための技術に関する。
従前より、真空凍結乾燥技術(フリーズドライ)に関する技術が知られている。たとえば、特表平11-505118号公報(特許文献1)には、ペレット形態のコーヒー抽出物をフリーズドライする方法が開示されている。
特表平11-505118号公報
上述した通り、通常のフリーズドライにおいては、コーヒー抽出物を凍結させ、ペレット形態にしてから、真空状態において短期間に水分を蒸発させるというものである。しかしながら、このような方法では、コーヒーの風味が損なわれてしまうという不具合があった。そこで、本発明の目的は、風味豊かなコーヒーや茶を実現するためのフリーズドライ装置、フリーズドライシステム、およびフリーズドライ方法を提供することにある。
本発明の一態様に従うと、上方が開放され、抽出後のコーヒーまたは茶が貯められた容器を収容するためのチャンバーと、チャンバー内を冷却することによって、容器内のコーヒーまたは茶を凍結させるための冷却部と、チャンバー内を減圧することによって、容器内のコーヒーまたは茶の水分を蒸発させるための減圧部と、を備えるフリーズドライ装置が提供される。
以上のように、本発明によれば、従来よりも風味豊かなコーヒーや茶を実現することができるフリーズドライ装置、フリーズドライシステム、およびフリーズドライ方法が提供される。
第1の実施の形態にかかるコーヒーのフリーズドライ製品の製造システム1の全体構成を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる真空凍結乾燥装置の構造を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかる製造システム1を利用したコーヒーのフリーズドライ製品の製造方法を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる真空凍結乾燥装置の構成を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかる製造システム1を利用したコーヒーのフリーズドライ製品の製造方法を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる製造システム1を利用したコーヒーのフリーズドライ製品の製造方法を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる製造システム1の全体構成を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかる制御装置100の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態にかかる製造システム1Bを利用したコーヒーのフリーズドライ製品の製造方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<全体構成>
まず、本実施の形態にかかるノンカラム式、すなわち通常のドリップ式コーヒーのフリーズドライ製品を製造するための製造システム1の全体構成について説明する。図1を参照して、本実施の形態にかかるフリーズドライコーヒー製造システム1は、主な構成部品として、コンロ200と、第1の容器300と、充てん装置400と、第2の容器500と、第3の容器600と、小分け装置700と、真空凍結乾燥装置800と、密封装置900と、印刷装置950と、を含む。
コンロ200は、第1の容器300を温める。コンロ200は、ガスコンロであってもよいし、IH(Induction heating)などであってもよい。
第1の容器300は、アルミや鉄製の寸動鍋などであって、コンロ200から供給される熱によって湯を沸かす。本実施の形態においては、第1の容器300では、水から93℃まで温める。
充てん装置400は、第1の容器300の湯を第2の容器500に供給するものである。本実施の形態においては、充てん装置400は、操作部420や、ポンプ460や、出力部としてのパイプやホース410などを有している。操作部420がユーザからの流量調節命令を受け付けて、ポンプ460を駆動させる。充てん装置400は、パイプやホース310などを介して第1の容器300から湯を吸い上げて、パイプやホース410などを介して当該湯を第2の容器500に供給する。
第2の容器500は、アルミや鉄製の寸動鍋などであって、上端部に第1のフィルタ530がセットされる。第1のフィルタ530は円錐状にセットされることが好ましい。たとえば、第1のフィルタ530には、ポリエステルのスパンボンド不織布の、目付が50g/mのものなどを利用できる。
そして、第1のフィルタ530には、粉砕されたコーヒー豆Cがセットされる。なお、たとえば、4リットル分のコーヒー飲料を製造する場合は、400グラム程度のコーヒー豆Cがセットされる。また、たとえば、16リットル分のコーヒー飲料を製造する場合は、1600グラム程度のコーヒー豆Cがセットされる。16リットル分のコーヒー飲料を製造する場合は、まず、800グラム程度のコーヒー豆Cを第1のフィルタ530にセットして、8リットル分の抽出を行ってから、当該第1のフィルタ530を取り換えて再度800グラム程度のコーヒー豆Cをセットして8リットル分の抽出を行ってもよい。
本実施の形態においては、コーヒーの作業者は、片方の手で充てん装置400の操作部420を介して流量を制御しながら、もう一方の手で充てん装置400の出力部としてのパイプやホース410を握って湯を第1のフィルタ530の任意の点に注ぎ込む。たとえば、本実施の形態においては、コーヒーの作業者は、90秒で8リットル程度を出力するぐらいの流量となるように、充てん装置400の操作部420を調整する。
より詳細には、本実施の形態においては、充てん装置400の出力側のホース410の内径は7mm~13mm程度、より好ましくは8.5mm~11mm程度、に形成されており、上記の流量、すなわち90秒で8リットル程度、を出力する場合には、ホース310の先から加圧された湯が噴出する構成となっている。これによって、第1のフィルタ530上のコーヒー豆Cがよくかき回されながら、コーヒー飲料が抽出される。
第3の容器600は、アルミや鉄製の寸動鍋などであって、上端部に第2のフィルタ630がセットされる。なお、第2のフィルタ630としては、第1のフィルタ530よりも目が細かいものが使用される。たとえば、第2のフィルタ630には、80ミクロンのネル生地などを利用することができる。第2の容器500に貯められたコーヒー飲料は、パイプまたはホース510を介して、第3の容器600へ供給さえる。たとえば、ポンプ520を利用することによって、第2の容器500から第3の容器600にコーヒー飲料を移してもよい。
より詳細には、第1のフィルタ530よりも第2のフィルタ630の方が目が細かいものを利用してもよいし、逆に、第1のフィルタ530よりも第2のフィルタ630の方が目が粗いものを利用してもよい。ただし、第1のフィルタ530の方が粉砕したコーヒー豆からの抽出液すなわちコーヒーをスムーズにろ過するものであることが好ましい。たとえば、第2のフィルタ630の方が第1のフィルタ530よりも起毛しやすい材質で構成されてもよい。これによって、第1のフィルタ530によって抽出液すなわちコーヒーをスムーズにろ過しつつ、第2のフィルタ630によってコーヒーから細かい不純物を取り除くことができる。
本実施の形態においては、コーヒー飲料の風味を損なわないように、第1のフィルタ530すなわちコーヒー豆Cに湯が供給され始めてから約5分が経過すると、作業者がフィルタ530ごとコーヒー豆Cを第2の容器500から外すようにしている。
第2のフィルタ630を通過したコーヒー飲料は、パイプやホース610を介して小分け装置700に送られる。作業者は、小分け装置700を操作して、第3の容器600からのコーヒー飲料を所定の量ずつ、容器750,750・・・に入れていく。なお、この容器は、略直方体の、数cm四方の、上方が開口されたプラスチック製であることが好ましい。1つの容器毎に1杯分のコーヒーが注入されるスペースが設けられてもよいし、1つの容器に複数の凹部が形成されて、それぞれの凹部に1杯分のコーヒーが注入されてもよい。
コーヒー飲料が貯められた容器750,750は、真空凍結乾燥装置800の内部に載置される。図2に示すように、真空凍結乾燥装置800は、複数の棚802,802・・・が設けられたチャンバー801と、チャンバー801内の空気を冷却する冷却ユニット820と、チャンバー801内を真空にするために空気を抜き出す真空ユニット830と、それらを制御するための制御部810とを含む。
制御部810は、CPU811やメモリ812やタイマー813などを含む。棚802やチャンバー801の内壁には温度センサ816が設けられる。温度センサ816は、測定した温度を制御部210に入力する。また、チャンバー801の内側にはチャンバー801内の気圧を測定する圧力センサ817が設けられる。圧力センサ817は、測定した気圧を制御部810に入力する。
そして、作業員は、チャンバー801内の棚802,802・・・にコーヒー飲料が貯められた複数の容器750,750・・・を載置してから、チャンバー801の扉803を閉じる。制御部810は、作業員による操作に基づいて、冷却ユニット820を稼働させて、チャンバー801内の温度を-30℃~-45℃まで低下させる。
その後、コーヒー飲料が凍結すると、制御部810は、自動的に、あるいは作業員による操作に基づいて、真空ユニット830を稼働させて、チャンバー801内の気圧を100Pa以下まで低下させる。特に、本実施の形態においては、制御部810は、24時間以上かけて、ゆっくりと複数の容器750,750・・・内のコーヒーを乾燥させていくものである。より好ましくは、制御部810は、48時間以上かけて、ゆっくりと複数の容器750,750・・・内のコーヒーを乾燥させていくものである。
作業員は、乾燥後のコーヒーの容器750,750を密封装置900に投入する。密封装置は、1つの容器750を1枚のアルミ袋に入れて、窒素充填してから、当該アルミ袋を密封する。
印刷装置950は、当該アルミ袋の表面に、文字や図柄などを印刷する。
<通常のドリップ抽出によるフリーズドライコーヒーの製造方法>
次に、図3を参照しながら、本実施の形態にかかるノンカラム抽出されたコーヒーのフリーズドライ製品の製造方法について説明する。まず、作業者は、第1の容器300に水を入れて、コンロ200による加熱をスタートする(ステップS102)。
作業者が、第2の容器500に第1のフィルタ530をセットして、第3の容器600に第1のフィルタ530よりも目が細かい第2のフィルタ630をセットする(ステップS104)。このとき、第1のフィルタ530は、円錐形状となるようにセットすることが好ましい。
次に、作業者は、第1のフィルタ530上に、焙煎され、その後に粉砕されたコーヒー豆Cをセットする(ステップS106)。
第1の容器300の水の温度が93℃になると(ステップS108)、作業者は、充てん装置400からのホース410を握ってコーヒー豆Cに向けて、充てん装置400の操作部420を制御することによってコーヒー豆Cに向けて湯を噴き付ける(ステップS110)。
これによって、コーヒーの抽出が開始される(ステップS112)。また、第1のフィルタ530によるコーヒー飲料のろ過が開始され、第2の容器500にコーヒー飲料が貯まり始める(ステップS114)。ここで、本実施の形態のような容器型のフリーズドライ製品に関しては、コーヒー抽出液のブリックス値は10以下であることが好ましい。より好ましくは、コーヒー抽出液のブリックス値は4~6程度である。
充てん装置400からの湯の供給が開始されてから、5分が経過すると、作業者は、フィルタ530を第2の容器500から取り外して、第2の容器500のコーヒー飲料を第3の容器600のフィルタ630上に注ぐ(ステップS116)。これによって、コーヒー飲料から細かい不純物も取り除く。なお、第2の容器500にコーヒー飲料をためずに、第1のフィルタ530を通過するとそのまま第2のフィルタ630上にコーヒー飲料を注ぐ構成であってもよい。
作業者は、第3の容器600に貯まったコーヒー飲料を、小分け装置700を使って複数の容器750,750・・・に入れていく(ステップS118)。
作業者は、真空凍結乾燥装置800のチャンバー801の扉803を開ける。作業者は、チャンバー801内の棚802,802・・・に、コーヒー飲料が貯められた容器750,750・・・を載置していく(ステップS120)。
作業者は、チャンバー801の扉を閉めて、真空凍結乾燥装置800の冷却ユニット820を起動させて、チャンバー801内の温度を-30℃~-40℃よりも低い温度に設定する(ステップS122)。これによって、容器750,750内のコーヒーを凍結させることができる。
コーヒーが凍結すると、作業者は、真空凍結乾燥装置800の真空ユニット830を起動させて、チャンバー801内の気圧を100Paに下げていく(ステップS124)。
これによって、コーヒーに含まれる水分が蒸発していく(ステップS126)。
制御部810は、真空状態で所定の時間(たとえば24時間以上72時間以下が好ましく、本実施の形態においては40時間である。)が経過すると、真空ポンプをOFFして、チャンバー801内の気圧を通常の気圧に合わせる(ステップS132)。
作業者は、真空凍結乾燥装置800のチャンバー801の扉803を開ける。作業者は、チャンバー801内の棚802,802・・・から、乾燥されたコーヒーの容器750,750・・・を取り出して、密封装置900に投入する(ステップS134)。密封装置900は、乾燥されたコーヒーを収容する容器750,750・・・を図示しないアルミ袋に入れて、窒素を充填してから、密封される。
印刷装置950が、図示しないアルミ袋に、製品や会社のロゴや図形や文字などを印刷する(ステップS136)。
このようにして、本実施の形態においては、コーヒーを容器750に入れたままで、素早く冷凍することによってコーヒーの酸化を抑制しつつ、逆に時間をかけてでも従来よりも低温でゆっくり真空乾燥させるため、購入者がお湯でコーヒー飲料に戻した際に、従来よりも風味豊かなコーヒーを味わうことができるようになる。
[第2の実施の形態]
上記の実施の形態においては、制御部810は、ステップS126において所定の時間が経過すると、コーヒーの乾燥が完了したものと判断して、真空状態を解除するものであった。しかしながら、棚802,802や壁面やチャンバー801に設けた温度センサ816や、図4に示すように、容器750内のコーヒーに差し込んだ温度センサ816Bの値に応じて乾燥が完了したと判断するものであってもよい。
より詳細には、図3のステップS126において、コーヒーの水分の蒸発に伴って、コーヒーから気化熱が奪われて、コーヒーの温度がさらに下がろうとする。そのため、制御部810は、チャンバー801内が真空状態において、温度センサ816,816の測定温度が上がり始めると、乾燥が完了したものと判断して、真空状態を解除してもよい。
たとえば、図5に示すように、コーヒーが凍結すると、作業者は、真空凍結乾燥装置800の冷却ユニット820をOFFにして、真空ユニット830を起動させて、チャンバー801内の気圧を100Paに下げていく(ステップS224)。
これによって、コーヒーに含まれる水分が蒸発し始める(ステップS226)。
制御部810は、棚802,802・・・の温度や、チャンバー801内のその他の温度が上がり始めたか否かを判断する(ステップS228)。
制御部810は、コーヒーの水分の気化熱によって、棚802,802・・・の温度や、チャンバー801内のその他の温度が下がり続けている場合(ステップS228にてNOである場合)、真空状態を続ける(ステップS226)。
制御部810は、棚802,802・・・の温度や、チャンバー801内のその他の温度が上がり始めると(ステップS228にてYESである場合)、真空ポンプをOFFして、チャンバー801内の圧力を通常の気圧に合わせる(ステップS132)。
[第3の実施の形態]
図3のステップS126の蒸発過程において、コーヒーの温度がステップS122の凍結用の温度付近まで下がりすぎると、蒸発速度が遅すぎる可能性がある。そこで、本実施の形態においては、ステップS126において、図4に示すように、制御部810は、棚802,802に設けられた温度センサ816の測定値を取得しながら、棚802の温度が-20℃程度となるように真空ユニット830のパワーを制御したり、ヒーター840を制御したりする。より詳細には、温度が低すぎると、制御部810は、真空ユニット830のパワーを下げたり、ヒーター840をONしたりする。逆に、温度が高すぎると、制御部810は、真空ユニット830のパワーを上げたり、ヒーター840をOFFしたり、冷却ユニット820をONしたりする。
あるいは、図6に示すように、コーヒーが凍結すると、作業者は、真空凍結乾燥装置800の真空ユニット830を起動させて、チャンバー801内の気圧を100Paに下げていく(ステップS324)。これによって、コーヒーに含まれる水分が蒸発し始める(ステップS326)。ここでは、制御部810は、棚802,802に設けられた温度センサ816の測定値を取得しながら、棚802の温度が-20℃程度となるように真空ユニット830のパワーを制御したり、ヒーター840を制御したりする。
制御部810は、ヒーター840をOFFした状態においても、棚802,802・・・の温度や、チャンバー801内のその他の温度が、-15℃よりも高くなったか否かを判断する(ステップS328)。
制御部810は、ヒーター840によって、棚802,802・・・の温度や、チャンバー801内のその他の温度を-20℃で維持できる場合(ステップS328にてNOである場合)、真空状態を続ける(ステップS326)。
制御部810は、棚802,802・・・の温度や、チャンバー801内のその他の温度が-15℃よりも高くなった場合(ステップS328にてYESである場合)、真空ポンプをOFFして、チャンバー801内の圧力を通常の気圧に合わせる(ステップS132)。
[第4の実施の形態]
上記の実施の形態のフリーズドライコーヒー製造システム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、第1の容器300とコンロ200が1つの装置であってもよいし、第2の容器500と第3の容器600とが1つの装置であってもよいし、密封装置900と印刷装置950が1つの装置であってもよい。あるいは、上記の実施の形態のフリーズドライコーヒー製造システム1の各装置の役割の一部または全部を人間が実行してもよいし、逆に、作業者の役割の一部または全部をコンピュータや装置が担ってもよい。
たとえば、図7に示すように、作業者の代わりに、制御装置100を利用して、自動的に充てん装置400の出力を制御したり、ホース410の把持装置450を利用して、ホース410の出力位置を自動的に制御したり、抽出後のコーヒーを容器750に自動的に投入したり、容器750を自動的にチャンバー801に移したり、自動的にチャンバー801内を冷却したり真空にしたりしてもよい。
より詳細には、制御装置100は、図8に示すように、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、制御装置100の各部やフリーズドライコーヒー製造システム1の各装置を制御する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現され、制御装置100に内包されているものであってもよいし、制御装置100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、制御装置100からアクセス可能な他の装置内のデータベースであってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータや、その他のコーヒー飲料の製造に利用される各種データなどを記憶する。
操作部140は、作業者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、充てん装置400や小分け装置700や真空凍結乾燥装置800や印刷装置950などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
このように構成されているので、本実施の形態においては、制御装置100は以下のような情報処理を実行する。なお、本実施の形態においては、予め、作業者が、第1の容器300に水を入れて、第2の容器500に第1のフィルタ530をセットして、第3の容器600に第1のフィルタ530よりも目が細かい第2のフィルタ630をセットして、第1のフィルタ530上に粉砕済みのコーヒー豆Cをセットする。そして、作業者が制御装置100の操作部140にコーヒー飲料の製造の開始の指示を入力すると、制御装置100は図9に示すような処理を実行する。
まずCPU110は、通信インターフェイス160を介して、コンロ200による第1の容器300の加熱をスタートする(ステップS402)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、第1の容器300の水の温度を取得して、水温が93℃になると(ステップS408)、充てん装置400を制御して、ホース410からコーヒー豆Cに向けて湯を噴き付ける(ステップS410)。このとき、把持装置450によってホース410による湯の噴出目標位置を変化させることが好ましい。
これによって、コーヒーの抽出が開始される(ステップS412)。また、第1のフィルタ530によるコーヒー飲料のろ過が開始され、第2の容器500にコーヒー飲料が貯まり始める(ステップS414)。
充てん装置400からの湯の供給が開始されてから、3~4分が経過すると、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、第2の容器500の栓511を開放し、ポンプ520によって第2の容器500のコーヒー飲料を第2のフィルタ630上に注ぎこむ(ステップS416)。これによって、コーヒー飲料から細かい不純物も取り除く。なお、第2の容器500にコーヒー飲料をためずに、第1のフィルタ530を通過するとそのまま第2のフィルタ630上にコーヒー飲料を注ぐ構成であってもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、小分け装置700を制御して、第3の容器600に貯まったコーヒー飲料を容器750,750・・・に順番に入れていく(ステップS418)。
CPU110は、真空凍結乾燥装置800の制御部810に命令を送信することによって、チャンバー801の扉803のモータを駆動して扉803を開放させる。CPU110は、ロボットアーム851やベルトコンベアーなどを制御して、チャンバー801内の棚802,802・・・に、コーヒー飲料が貯められた容器750,750・・・を載置していく(ステップS420)。
CPU110、真空凍結乾燥装置800の制御部810に命令を送信することによって、冷却ユニット820を起動させて、チャンバー801内の目標温度を-30℃~-40℃程度に設定する(ステップS422)。これによって、容器750,750内のコーヒーを凍結させることができる。
コーヒーが凍結すると、CPU110は、真空凍結乾燥装置800の制御部810に命令を送信することによって、真空ユニット830を起動させて、チャンバー801内の気圧を100Pa以下にまで下げていく(ステップS424)。
これによって、コーヒーに含まれる水分が蒸発していく(ステップS426)。
CPU110は、真空状態で所定の時間(たとえば24時間以上72時間以下が好ましく、本実施の形態においては40時間である。)が経過すると、真空凍結乾燥装置800の制御部810に命令を送信することによって、真空ポンプをOFFして、チャンバー801内の圧力を通常の気圧に合わせる(ステップS432)。
CPU110は、真空凍結乾燥装置800の制御部810に命令を送信することによって、チャンバー801の扉803のモータを駆動して扉803を開ける。CPU110は、ロボットアーム852などを制御して、チャンバー801内の棚802,802・・・から、乾燥されたコーヒーの容器750,750・・・を取り出して、密封装置900に投入する(ステップS434)。乾燥されたコーヒーは容器750,750・・・に入れられたままで図示しないアルミ袋内に密封される。
CPU110は、印刷装置950を制御することによって、図示しないアルミ袋に、製品や会社のロゴや図形や文字などを印刷する(ステップS436)。
このようにして、本実施の形態においては、コーヒーを容器750に入れたままで、時間をかけて真空乾燥させるため、購入者がお湯でコーヒー飲料に戻した際に、従来よりも風味豊かなコーヒーを飲むことができるようになる。
[第5の実施の形態]
上記の実施の形態においては、コーヒー抽出液を入れる容器750,750・・・として、略直方体の、数cm四方の、上方が開口された、コーヒー1杯分のプラスチック製品を利用するものであった。しかしながら、コーヒー複数杯分の抽出液を大きめの容器に入れて、チャンバー801内で凍結させたり、当該大きめの容器に入れたままで当該チャンバー801内にて真空乾燥させたりしてもよい。
たとえば、コーヒー抽出液を、縦が数十cm、横が数十cm、高さが数cmなどの、金属または樹脂製の容器に入れてもよい。換言すれば、たとえば、コーヒー数十杯分またはコーヒー数百杯分またはそれ以上の抽出液をプラスチックやステンレスなどのバットなどに入れてもよい。そして、当該容器に入れたままで、チャンバー801内でコーヒーを冷凍し、そのまま当該容器に入れたままで、チャンバー801内を真空にしてコーヒーの水分を蒸発させてもよい。この場合は、乾燥が完了した後で、当該コーヒーを粉砕して、瓶などの容器に入れて、ユーザに販売することも可能である。
[第6の実施の形態]
上記の実施の形態においては、粉砕したコーヒー豆から透過式でコーヒーを抽出することによってコーヒーのフリーズドライ製品を製造するシステムについて説明した。しかしながら、エスプレッソ式や、フレンチプレスのような浸漬式の抽出方法によって、コーヒーの抽出液を生成してもよい。
さらに、製造の対象物は、コーヒーには限られない。つまり、第1のフィルタ530には、コーヒー豆の代わりに、紅茶や緑茶やハーブなどをセットしてもよい。すなわち、茶葉から茶を抽出することによって、それらのフリーズドライ製品を製造するシステムであってもよい。
[まとめ]
上記の実施の形態においては、上方が開放され、抽出後のコーヒーまたは茶が貯められた容器を収容するためのチャンバーと、チャンバー内を冷却することによって、容器内のコーヒーまたは茶を凍結させるための冷却部と、チャンバー内を減圧することによって、容器内のコーヒーまたは茶の水分を蒸発させるための減圧部と、を備えるフリーズドライ装置が提供される。
好ましくは、フリーズドライ装置は、冷却部と減圧部とを制御するための制御部をさらに備える。制御部は、冷却部を制御して、コーヒーまたは茶を冷凍した後、減圧部を制御して、チャンバー内を減圧しながら、24時間以上かけて、コーヒーまたは茶の水分を蒸発させる。
好ましくは、フリーズドライ装置は、冷却部と減圧部とを制御するための制御部をさらに備える。制御部は、冷却部を制御して、チャンバー内の空気の温度、または容器が載置される棚の温度を、-30℃~-45℃にすることによってコーヒーまたは茶を冷凍し、冷凍後に、減圧部を制御して、チャンバー内を減圧しながら、コーヒーまたは茶の水分を蒸発させる。
好ましくは、フリーズドライ装置は、ヒーターをさらに備える。制御部は、減圧部とヒーターとを制御することによって、チャンバー内の空気の温度、または容器が載置される棚の温度を、-15℃~-30℃に維持しながら、コーヒーまたは茶の水分を蒸発させる。
好ましくは、フリーズドライ装置は、冷却部と減圧部とを制御するための制御部と、ヒーターと、をさらに備える。制御部は、冷却部を制御して、チャンバー内の空気の温度、または容器が載置される棚の温度の目標値を第1の所定温度としてコーヒーまたは茶を冷凍し、減圧部とヒーターとを制御することによって、チャンバー内の空気の温度、または容器が載置される棚の温度の目標値を、第1の所定温度よりも10℃~20℃高い第2の所定温度として、コーヒーまたは茶の水分を蒸発させる。
上記の実施の形態においては、水を所定の温度まで温めるための装置と、コーヒー豆または茶葉とフィルタとがセットされ、コーヒーまたは茶を抽出するための抽出機と、当該抽出液を、所定の容器に入れたままで、フリーズドライさせるための、上記のフリーズドライ装置と、を備えるフリーズドライシステムが提供される。
好ましくは、抽出機は、ブリックス値が10以下のコーヒーまたは茶を抽出する。フリーズドライ装置は、当該ブリックス値が10以下のコーヒーまたは茶をフリーズドライさせる。
上記の実施の形態においては、上方が開放された容器に、抽出後のコーヒーまたは茶を入れるステップと、当該容器をチャンバー内の棚に載置するステップと、チャンバー内を冷却することによって、コーヒーまたは茶を容器に入れたままで冷凍するステップと、チャンバー内を減圧することによって、コーヒーまたは茶を容器に入れたままで、その水分を蒸発させるステップと、を備えるフリーズドライ方法が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :フリーズドライコーヒー製造システム
1B :製造システム
100 :制御装置
110 :CPU
120 :メモリ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :コンロ
210 :制御部
300 :第1の容器
310 :ホース
400 :充てん装置
410 :ホース
420 :操作部
450 :把持装置
460 :ポンプ
500 :第2の容器
510 :ホース
511 :栓
520 :ポンプ
530 :第1のフィルタ
600 :第3の容器
610 :ホース
630 :第2のフィルタ
700 :小分け装置
750 :容器
800 :真空凍結乾燥装置
801 :チャンバー
802 :棚
803 :扉
810 :制御部
811 :CPU
812 :メモリ
813 :タイマー
816 :温度センサ
816B :温度センサ
817 :圧力センサ
820 :冷却ユニット
830 :真空ユニット
840 :ヒーター
851 :ロボットアーム
852 :ロボットアーム
900 :密封装置
950 :印刷装置
C :コーヒー豆

Claims (7)

  1. フィルタとコーヒー豆とがセットされ、ドリップ式またはエスプレッソ式で、コーヒーを抽出するための抽出部と、
    上方が開放され、抽出後のコーヒーが貯められた容器を収容するためのチャンバーと、
    前記チャンバー内を冷却することによって、前記容器のコーヒーを凍結させるための冷却部と、
    前記チャンバー内を減圧しながら、24時間以上かけて、前記容器のコーヒーの水分を蒸発させるための減圧部と、を備えるフリーズドライシステム
  2. 前記冷却部によって、前記チャンバー内の空気の温度、または前記容器が載置される棚の温度を、-30℃~-45℃にすることによって前記コーヒーを冷凍る、請求項1に記載のフリーズドライシステム
  3. ヒーターをさらに備え、
    前記減圧部と前記ヒーターとを制御することによって、前記チャンバー内の空気の温度、または前記容器が載置される棚の温度を、-15℃~-30℃に維持しながら、前記コーヒーの水分を蒸発させる、請求項に記載のフリーズドライシステム
  4. ヒーターをさらに備え、
    前記冷却部によって、前記チャンバー内の空気の温度、または前記容器が載置される棚の温度の目標値を第1の所定温度として前記コーヒーを冷凍し、
    前記減圧部と前記ヒーターとによって、チャンバー内の空気の温度、または前記容器が載置される棚の温度の目標値を、前記第1の所定温度よりも10℃~20℃高い第2の所定温度として、前記コーヒーの水分を蒸発させる、請求項1に記載のフリーズドライシステム
  5. コーヒーの抽出液を、前記容器に入れたままで、フリーズドライさせる、請求項1から4のいずれか1項に記載のフリーズドライシステム
  6. 前記抽出は、ブリックス値が10以下のコーヒーを抽出し、
    前記冷却部と前記減圧部とは、当該ブリックス値が10以下のコーヒーをフリーズドライさせる、請求項に記載のフリーズドライシステム。
  7. フィルタとコーヒー豆とをセットするステップと、
    前記コーヒー豆の上から湯を注いで、ドリップ式またはエスプレッソ式にて、コーヒーを抽出するステップと、
    上方が開放された容器に、抽出後のコーヒーを入れるステップと、
    当該容器をチャンバー内の棚に載置するステップと、
    前記チャンバー内を冷却することによって、前記コーヒーを前記容器に入れたままで冷凍するステップと、
    前記チャンバー内を減圧しながら、24時間以上かけて、前記コーヒーを容器に入れたままで、その水分を蒸発させるステップと、を備えるフリーズドライ方法。
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