JP7318594B2 - 噴射制御装置 - Google Patents

噴射制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7318594B2
JP7318594B2 JP2020111595A JP2020111595A JP7318594B2 JP 7318594 B2 JP7318594 B2 JP 7318594B2 JP 2020111595 A JP2020111595 A JP 2020111595A JP 2020111595 A JP2020111595 A JP 2020111595A JP 7318594 B2 JP7318594 B2 JP 7318594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energization
correction amount
current
time correction
energization time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020111595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022010835A (ja
Inventor
心宇 郭
雅司 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2020111595A priority Critical patent/JP7318594B2/ja
Priority to US17/357,012 priority patent/US11525418B2/en
Publication of JP2022010835A publication Critical patent/JP2022010835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7318594B2 publication Critical patent/JP7318594B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/64Testing of capacitors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/2003Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils using means for creating a boost voltage, i.e. generation or use of a voltage higher than the battery voltage, e.g. to speed up injector opening
    • F02D2041/2006Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils using means for creating a boost voltage, i.e. generation or use of a voltage higher than the battery voltage, e.g. to speed up injector opening by using a boost capacitor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/06Fuel or fuel supply system parameters
    • F02D2200/0606Fuel temperature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、燃料噴射弁を開弁・閉弁制御する噴射制御装置に関する。
噴射制御装置は、燃料噴射弁を開弁・閉弁することで燃料を内燃機関に噴射するために用いられる。噴射制御装置は、電気的に駆動可能な燃料噴射弁に電流を通電することで開弁制御している。近年では、指令噴射量に基づく通電電流の理想電流プロファイルが定められており、噴射制御装置は、理想電流プロファイルに基づいて燃料噴射弁に電流を印加することで開弁制御している。
燃料噴射弁の通電電流の勾配が、周辺温度環境、経年劣化等の様々な要因を理由として理想電流プロファイルよりも低下してしまうと、実噴射量が指令噴射量から大きく低下してA/F値の悪化を来す虞がある。これを防ぐためには、予めばらつきを見込んで燃料噴射弁への通電指示時間を長めに調整することが望ましいが、通電指示時間を長めに確保すると反対に燃費が悪化してしまう虞がある。
そこで出願人は、目標ピーク電流に達するまでの目標となる理想電流プロファイルの積算電流と検出電流の積算電流との電流の面積補正技術により通電時間を補正することを先の出願(特願2019-41574号)により提案している。
この方法によれば、実際の通電電流プロファイルが理想電流プロファイルに対して低下している場合には、リアルタイムで面積補正の処理を実行することで通電指示時間を補正して予め指定した指令噴射量で燃料噴射弁を駆動制御することができる。
特開2016-33343号公報
しかしながら、上記のような構成を用いた場合でも、通電指示時間の補正の処理が実際の電流に基づいて実施された場合でも、制御系統の劣化などが発生した場合には補正時間が異常に長くなるなどの不具合が発生する虞がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、燃料噴射弁への電流の傾きが理想電流プロファイルに対して低下した場合に、実際の検出電流の傾きとの差に起因して不足する電荷量を補うように通電時間を補正する構成において、通電時間の補正が適正に実施されているか否かを判定できるようにした噴射制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の噴射制御装置は、充電用コンデンサに充電した電荷を放電することによりエンジンへの燃料噴射を行う燃料噴射弁を電流駆動する噴射制御装置であって、前記燃料噴射弁を電流駆動して燃料を噴射させる際に、前記燃料噴射弁に流れる電流の面積補正を実施して通電時間補正量(ΔTi)を算出する通電時間補正量算出部(5d)を備え、通電指示時間を補正して通電制御する駆動制御部(5)と、理想電流プロファイルの電流傾き、推定電流プロファイルの電流傾きおよび要求通電時間から推定噴射量不足分を算出し、推定通電時間補正量を算出する推定通電時間補正量算出部(12)と、算出した推定通電時間補正量と前記駆動制御部により算出された前記通電時間補正量とを比較することにより前記充電用コンデンサの劣化を判定する劣化判定部(11)とを備える。
上記構成を採用することにより、駆動制御部は、通電指示時間の通電指示が与えられると、通電時間補正量算出部により、充電用コンデンサから燃料噴射弁に流れる電流の面積補正を実施して通電時間補正量を算出して通電指示時間を補正して通電制御する。このとき、推定通電時間補正量算出部は、理想電流プロファイルの電流傾き、推定電流プロファイルの電流傾きおよび要求通電時間から推定噴射量不足分を算出し、推定通電時間補正量を算出する。劣化判定部は、算出した推定通電時間補正量と前記駆動制御部により算出された通電時間補正量とにより充電用コンデンサの劣化を判定する。これにより、充電用コンデンサの劣化に起因してフル充電状態であっても規定の電圧まで充電されず、通電時間補正量が所定以上に増大する状態を検出することができる。
一実施形態を示す電気的構成図 マイコンおよび制御ICの機能ブロック構成図 積算電流差の算出方法の説明図 ピーク電流推定値の算出方法の説明図 充電用コンデンサの劣化判定処理の流れ図 推定通電時間補正量の算出方法の説明図
以下、噴射制御装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、電子制御装置1(ECU:Electronic Control Unit)は、例えば自動車などの車両に搭載された内燃機関に燃料を多段で噴射するソレノイド式の燃料噴射弁2(インジェクタとも称される)を駆動制御する噴射制御装置として構成される。ここでは4気筒分の燃料噴射弁2を示しているが、3気筒、6気筒、8気筒のエンジンにも適用可能である。
電子制御装置1は、昇圧回路3、マイクロコンピュータ4(以下、マイコン4と略す)、制御IC5、駆動回路6、及び電流検出部7としての電気的構成を備え、燃料を噴射制御する噴射制御装置として用いられる。マイコン4は、1又は複数のコア4a、ROM、RAMなどのメモリ4b、A/D変換器などの周辺回路4cを備えて構成され、メモリ4bに記憶されたプログラム、及び、各種のセンサ8から取得されるセンサ信号に基づいて各種制御を行う。
センサ8は、クランク軸が所定角回転するごとにパルス信号を出力するクランク角センサ、内燃機関のシリンダブロックに配置され冷却水温を検出する水温センサ9、噴射時の燃料圧力を検出する燃圧センサ、吸気量を検出する吸気量センサ、内燃機関の排気の空燃比すなわちA/F値を検出するA/Fセンサ、などである。また、マイコン4は、温度センサとしての水温センサ9により取り込んだ信号から周辺回路4cを通じて燃料噴射弁2のソレノイドコイル2aの温度をコイル温度Tcとして検出する。
マイコン4は、クランク角センサのパルス信号によりエンジン回転数を算出すると共に、スロットル開度信号からスロットル開度を取得する。マイコン4は、水温センサ9の冷却水温から燃料噴射弁2の温度を推定すると共に、スロットル開度、油圧、及びA/F値に基づいて、内燃機関に要求される目標トルクを算出し、この目標トルクに基づいて目標となる要求噴射量を算出する。
またマイコン4は、この目標となる要求噴射量、及び、燃圧センサにより検出される燃料圧力に基づいて通電指示TQの通電指示時間Tiを算出する。マイコン4は、前述した各種のセンサ8から入力されるセンサ信号に基づいて各気筒に対する噴射指令タイミングを算出し、この噴射指令タイミングにおいて燃料の通電指示TQを制御IC5に出力する。
なおマイコン4は、クランク角センサのパルス信号により算出されるエンジン回転数に基づいて、各気筒に対する噴射開始時間を算出できる。
制御IC5は、例えばASICによる集積回路装置であり、例えばロジック回路、CPUなどによる制御主体と、RAM、ROM、EEPROMなどの記憶部、コンパレータを用いた比較器など(何れも図示せず)を備え、ハードウェア及びソフトウェアに基づいて各種制御を実行するように構成される。制御IC5は、昇圧制御部5a、通電制御部5b1および電流モニタ部5cとしての機能を備える。
昇圧部3は、昇圧型のDCDCコンバータにより構成された昇圧回路3aと充電用コンデンサ3bとを備え、バッテリ電圧VBを入力して動作する。昇圧制御部5aは、昇圧回路3aに入力されたバッテリ電圧VBを昇圧制御し、昇圧回路3aから出力した昇圧電圧Vboostを充電用コンデンサ3bに充電して駆動回路6に供給させる。
駆動回路6は、バッテリ電圧VB及び昇圧電圧Vboostを入力するように設けられ、制御IC5の通電制御部5bの通電制御により、各気筒の燃料噴射弁2のソレノイドコイル2aに電圧、すなわち昇圧電圧Vboost又はバッテリ電圧VBを印加することで燃料噴射弁2を駆動して燃料を噴射させる。
電流検出部7は、電流検出抵抗により構成される。制御IC5の電流モニタ部5cは、例えばコンパレータによる比較部及びA/D変換器等(何れも図示せず)を用いて構成され、燃料噴射弁2のソレノイドコイル2aに流れる電流を、電流検出部7を通じてモニタする。
また、図2にはマイコン4及び制御IC5の機能的構成の一部を概略的に示している。マイコン4は、コア4aがメモリ4bに記憶されたプログラムを実行することで、通電指示時間算出部10、充電用コンデンサ劣化判定部11、推定通電時間補正量算出部12、コイル温度検出部13として機能する。また制御IC5は、前述した昇圧制御部5a、通電制御部5b、電流モニタ部5cとしての機能の他、面積補正部としての通電時間補正量算出部5dの機能も備える。
通電指示時間算出部10は、内燃機関に係る各種センサ8のセンサ信号に基づいて噴射制御の開始時に要求噴射量を演算し、通電指示TQの通電指示時間Tiを演算する。通電指示TQの通電指示時間Tiは、噴射制御時に電圧、例えば昇圧電圧Vboostを燃料噴射弁2に印加指示する時間を示している。
また、通電指示時間算出部10は補正係数α、βを設定する。補正係数αは、燃料噴射弁2に流す理想電流プロファイルPIと実際の通電電流EIとの電流差を推定するために用いられる係数である。補正係数αは、燃料噴射弁2の負荷特性などにより予め算出されるゼロ以上の値に設定される係数であり、αマップによってメモリ4bに予め記録されている。
αマップは、通電指示TQの通電指示時間Tiと噴射時の燃圧センサによる燃圧とから補正係数αを導出するためのマップを示すもので、ピーク電流未到達~ピーク電流到達を超える範囲まで補正係数αを設定するために設けられる。補正係数αは、後述する(1)式~(4)式において通電時間補正量ΔTiを算出するために設けられる。補正係数αを大きく設定することで通電時間補正量ΔTiを大きくでき、ゼロに設定することで通電時間補正量ΔTiをゼロにもできる。
また補正係数βは、噴射制御のピーク電流推定値Ipkiを推定するために用いられる係数であり、燃料噴射弁2の負荷特性などにより通電電流EIの非線形性に起因した誤差を修正するために予め設定される係数である。
制御IC5の通電制御部5bは通電指示TQの通電指示時間Tiを入力し、通電時間補正量算出部5dは補正係数α、βを入力する。制御IC5の通電制御部5bは、通電指示TQの通電指示時間Tiを入力すると駆動回路6から電源(例えば昇圧電圧Vboost)を燃料噴射弁2に通電制御する。他方、制御IC5の通電時間補正量算出部5dは、通電制御部5bにより燃料噴射弁2を電流駆動して燃料噴射弁2から燃料を噴射する際に、燃料噴射弁2に流れる電流を取得して当該電流の面積補正を実施することで通電時間補正量ΔTiを算出する。
通電時間補正量算出部5dは、通電時間補正量ΔTiを算出すると通電制御部5bにフィードバックする。通電制御部5bは、ある噴射に対応して入力される通電指示TQの通電指示時間Tiに対して通電時間補正量ΔTiをリアルタイムに反映して燃料噴射弁2に通電制御する。
マイコン4において、推定通電時間補正量算出部12は、後述するようにして推定通電時間補正量ΔTieを算出する。推定通電時間補正量ΔTieの算出に際しては、コイル温度検出部13からコイル温度Tcを取り込んで実施する。
コイル温度検出部13は、水温センサ9から水温データを取り込み、コイル温度Tcとして検出する。燃料噴射弁2の温度すなわちソレノイドコイル2aの温度は、水温センサ9により検出されるエンジン冷却水の温度とほぼ等価であるから、このデータに基づいてコイル温度Tcを検出するものである。
充電用コンデンサ劣化判定部11は、制御IC5の通電時間補正量算出部5dで算出された通電時間補正量ΔTiの値を、推定通電時間補正量算出部12により算出された推定通電時間補正量ΔTieの値と比較して、充電用コンデンサ3bの劣化状態を判定する。
次に、燃料噴射弁2による燃料噴射を実施する場合の詳細動作について説明する。
バッテリ電圧VBが電子制御装置1に与えられると、マイコン4及び制御IC5は起動する。制御IC5の昇圧制御部5aは、昇圧制御パルスを昇圧部の昇圧回路3aに出力することで昇圧回路3aの出力電圧を昇圧させ、充電用コンデンサ3bに充電する。昇圧電圧Vboostは、バッテリ電圧VBを超えた所定の昇圧完了電圧のレベルまで充電される。
マイコン4は、通電指示をするオンタイミングt0にて通電指示時間算出部10によりピーク電流制御の通電開始時に要求噴射量を演算すると共に、通電指示TQの通電指示時間Tiを演算し、制御IC5の通電制御部5bに出力する。これによりマイコン4は、制御IC5に対し通電指示TQにより通電指示時間Tiを指示する。
制御IC5は、燃料噴射弁2に通電する目標電流となる理想電流プロファイルPIを内部メモリに記憶しており、理想電流プロファイルPIに基づいて、通電制御部5bの制御により燃料噴射弁2aに昇圧電圧Vboostを印加することで目標ピーク電流Ipkに達するようにピーク電流制御を行う。
制御IC5は、通電指示TQの通電指示時間Tiに基づいて理想電流プロファイルPIの示すピーク電流目標値Ipkに達するまで燃料噴射弁2aの端子間に昇圧電圧Vboostを印加し続ける。燃料噴射弁2aの通電電流EIが急激に上昇し開弁する。図3に示すように、燃料噴射弁2aの通電電流EIは、燃料噴射弁2aの構造に基づいて非線形的に変化する。
通電時間補正量算出部5dは、理想電流プロファイルPIと燃料噴射弁2aに通電する実際の通電電流EIとの積算電流差である不足エネルギEiを算出する。不足エネルギEiは、非線形の電流曲線に囲われた領域となるため、詳細に算出するには演算負荷が大きくなりやすい。このため、図3中に示す4つの点(t1n、I1)、(t1、I1)、(t2n、I2)、(t2、I2)、を頂点とした台形の面積ΔEがほぼ不足エネルギEiと比例関係にあると見做して簡易的に算出することができる。
Figure 0007318594000001
このため、通電時間補正量算出部5dは、電流閾値I1に達する理想到達時間t1nから電流閾値I2に達する理想到達時間t2nまでの理想電流プロファイルPIと、実際に電流閾値I1に達する到達時間t1から電流閾値I2に達する到達時間t2までの燃料噴射弁2aの通電電流EIとの間の積算電流差すなわち面積ΔEを簡易的に算出できる。通電時間補正量算出部5dは、算出した面積ΔEに式(2)に示すように、予め設定された補正係数αを面積ΔEに乗ずることで不足エネルギEiを算出する。
Figure 0007318594000002
通電時間補正量算出部5dは、図3に示すように、噴射指示信号のオンタイミングt0から電流閾値I1に達する到達時間t1までの電流勾配を算出し、通電指示TQの示す通電指示時間Tiを経過した時点のピーク電流推定値Ipkiを算出する。このとき、通電電流EIが非線形であることを考慮して、式(3)に示すように、補正係数βを切片として加算してピーク電流推定値Ipkiを算出することができる。
Figure 0007318594000003
補正係数βは、理想電流プロファイルPIの印加オフタイミング時tnのピーク電流推定値Ipkiを精度良く推定するためのオフセット項として設定している。なお、式(3)では、通電電流プロファイルEIの電流勾配を、通電指示TQのオンタイミングt0から電流閾値I1に達する時刻t1までの傾きで算出したが、オンタイミングt0から電流閾値I2に達する時刻t2までの傾きで算出することもできる。
次に、通電時間補正量算出部5dは、図3に例示したように、不足エネルギEiを補うための通電時間補正量ΔTiを算出する。具体的には、通電時間補正量算出部5dは、式(4)に示すように、推定したピーク電流推定値Ipkiにより、算出された不足エネルギEiを除することで通電時間補正量ΔTiを算出する。
Figure 0007318594000004
上記の式(4)では、実際には検出電流I1、I2のA/D変換値を物理量に変換するためのゲイン値を乗ずるが、式(4)中では省略して示している。なお、式(4)中、2で割り算をする項は、係数αに含めてαxとして表記している。このようにして不足分のエネルギEiおよびピーク電流推定値Ipkiに依存した式(4)を用いて通電時間補正量ΔTiを導出することで、不足分のエネルギEiを補うだけの延長時間の算出処理に要する演算負荷を軽減できている。
通電時間補正量算出部5dは、算出した通電時間補正量ΔTiを通電制御部5aに出力すると、通電制御部5aは、電流モニタ部5cの検出電流Iがピーク電流推定値Ipkiに達するタイミングまでの間に、通電指示TQの通電指示算出値+通電時間補正量ΔTiを補正後の通電指示TQの通電指示時間Tiとして補正する。これにより、通電指示TQの通電指示時間Tiを簡易的に補正でき、通電時間を延長できる。
また、通電時間補正量算出部5dは、電流閾値I2に到達してからピーク電流推定値Ipkiに達するタイミングtnまでの間に通電時間補正量ΔTiを算出している。このため、余裕をもって通電指示時間Tiを補正できる。なお、式(1)~式(4)に基づいて通電指示時間補正量ΔTiを算出する形態を示したが、この数式は一例を示すものであり、この方法に限られるものではない。
なお、補正係数αは、設定可能な通電時間の全てに対応してαマップを設定しておくことができる。通電時間補正量算出部5dは、燃料噴射弁2の駆動電流が目標ピーク電流Ipkに到達したか否かに拘わらず、前述したように補正係数α、βを用いた面積補正を噴射毎に常時実施することで、通電時間補正量ΔTiを算出することができる。
上記のようにして、制御IC5は、マイコン4の通電指示時間算出部10から通電指示時間Tiの通電指示TQが与えられると、この通電指示TQを達成するように燃料噴射弁2に通電制御を実施する。ここでは、制御IC5は、燃料噴射弁2の駆動電流が目標時刻tnまでに目標ピーク電流Ipkに到達しない場合には、通電時間補正量算出部5dにて通電時間補正量ΔTiを算出して通電指示時間Tiに追加することで通電指示TQに対応した燃料噴射を達成している。
これに対して、マイコン4は、上記した制御IC5により算出された通電時間補正量ΔTiが適正な範囲にあるか否かを、制御IC5の設定とは別に、推定通電時間補正量ΔTieを算出して比較することで制御系統のうちの充電用コンデンサ3bの劣化状態を判定する。この判定処理では、マイコン4は、図5に示す劣化判定処理のフローに基づいて実施する。
すなわち、マイコン4は、まず、ステップS100で、今回の燃料噴射弁2の動作が単発噴射であるか否かを判断する。単発噴射では、前回の噴射から十分に時間が経過しているため、昇圧部3による充電用コンデンサ3bへの充電時間は十分に確保されているので、フル充電状態となっていることが判断できる。
マイコン4は、ここでYESの場合にはステップS110に進み、NOの場合には判定処理を終了する。マイコン4は、ステップS110に進むと、コイル温度検出部13において取得している水温センサ9からの水温データからコイル温度Tcを推定通電時間補正量算出部12に取り込む。
次に、マイコン4は、ステップS120で、コイル温度Tcが所定温度の範囲にあるか否かを判断する。コイル温度Tcつまり燃料噴射弁2のソレノイドコイル2aの温度Tcが所定温度範囲を超えると、抵抗値が増大するために、推定電流を抵抗値に応じて修正する必要がある。判定処理のための処理負荷を軽減するとともに、精度を向上させるために、コイル温度Tcが所定温度範囲であって、ソレノイドコイル2aの抵抗値の増大による修正が不要となる条件を判定する。
マイコン4は、ステップS120でYESになると、続くステップS130で、充電用コンデンサ劣化判定部11において、制御IC5の通電時間補正量算出部5dから通電時間補正量ΔTiのデータを取得する。
続いて、マイコン4は、ステップS140で、推定通電時間補正量算出部12において推定通電時間補正量ΔTieを算出する。推定通電時間補正量ΔTieの算出過程については後述する。
次に、マイコン4は、ステップS150に進み、通電時間補正量ΔTiの値から推定通電時間補正量ΔTieの値を差し引いた差分を演算し、最大差分値としてのしきい値Tx以下であるか否かを判断する。
このとき、充電用コンデンサ3bの充電が規定通りであれば他の変動要素を排除して推定通電時間補正量ΔTieの値を算出しているので、通電時間補正量ΔTiの値が推定通電時間補正量ΔTieの値から大きく外れることはない。したがって、マイコン4は、ステップS150で、しきい値Tx以下であってYESとなった場合には、ステップS160に進んで充電用コンデンサ3bが正常状態であることを判定する。
一方、マイコン4は、ステップS150でNOと判断した場合には、充電用コンデンサ3bがフル充電されているにも拘らず、劣化状態となっているために充電量が不足していることが推定でき、ステップS170に移行して充電用コンデンサ3bが劣化状態であることを判定する。
次に、上記したマイコン4による推定通電時間補正量ΔTieの算出について図6を参照して説明する。推定通電時間補正量ΔTieの算出に必要な情報は、充電用コンデンサ3bの推定充電量と燃料噴射弁2の温度すなわちソレノイドコイル2aのコイル温度Tcである。
燃料噴射弁2の通電電流の傾きは、コイル温度Tcと充電用コンデンサ3bの充電量に依存している。すなわち、コイル温度Tcが高くなると、ソレノイドコイル2aの抵抗値が上がり、これによって通電電流の傾きは小さくなる。また、充電用コンデンサ3bの充電量が小さい場合においても、通電電流の傾きは小さくなる。
このため、エンジンの水温センサ9から燃料噴射弁2のコイル温度Tcを推定し、コイル温度Tcが正常範囲内にある場合において、燃料噴射弁2の通電電流の傾きが下がる原因は、充電用コンデンサ3bの充電量が低いことであると考えられる。
充電用コンデンサ3bの充電量は、蓄積されている電荷量であり、電荷量Qは、次式(5)で表されるから、フル充電の状態では電圧Uの値は一意に定まる。
Q=C×U …(5)
ただし、Q:充電量(電荷量)、C:容量、U:電圧である。
したがって、コンデンサ充電量Qが下がる原因は、コンデンサ容量Cが下がっていることだと推定でき、これは充電用コンデンサ3bが劣化している状態であると判定することができる。
以上により、充電用コンデンサ3bがフル充電状態であって、エンジン水温から推定されるコイル温度Tcが正常範囲内かつ直噴単発噴射モードであれば、マイコン4により推定される推定通電時間補正量ΔTieの値と制御IC5側の通電時間補正量ΔTi値との間に、しきい値Txを超える乖離がある場合に、マイコン4により充電用コンデンサ3bの劣化状態を判定することができる。
以上の条件から、充電用コンデンサ3bに劣化がない状態では、予めわかっている条件に基づいてフル充電時の状態を認識できるので、マイコン4により、推定電流ESIを算出することができる。
これにより、マイコン4は、図6中に示すように、理想電流プロファイルPIの電流傾きと推定電流ESIの電流傾きの違いから、差分の面積Sdを算出することで、電流面積補正制御を実行することにより、差分面積Sdに相当する電流面積Seを確保するように推定通電時間補正量ΔTieを算出することができる。
この場合、充電用コンデンサ3bが劣化していない状態では、制御IC5にて算出された通電時間補正量ΔTiと推定通電時間補正量ΔTieとは大きく乖離することはない。しかし、充電用コンデンサ3bに劣化が生じていて、フル充電状態であっても劣化していない状態に比べて通電電流EIが低下してしまうと、制御IC5にて算出された通電時間補正量ΔTiと推定通電時間補正量ΔTieとが大きく乖離する。
したがって、このような条件においてマイコン4により、充電用コンデンサ3bの劣化状態を判定することができる。
なお、上記した図5の判定処理のフローでは、ステップS100、S120において、充電用コンデンサ3bのフル充電状態で且つコイル温度Tcが所定温度Tth以下である条件を用いて、判定処理を実施しているが、充電用コンデンサ3bの充電量や推定電流ESIの算出精度が高い場合には、これらの条件を考慮して推定電流ESIを合わせ込んで算出することで、判定条件を限定しないで判定処理を行うこともできる。
このような本実施形態によれば、制御IC5により算出した通電時間補正量ΔTiについて、マイコン4により推定通電時間補正量ΔTieを算出して比較することで、一定条件の元で、充電用コンデンサ3bの劣化状態を判定することができる。
また、上記の判定処理では、マイコン4により、単発噴射時で且つコイル温度Tcが所定範囲にあることを条件としているので、劣化のない充電用コンデンサ3bの場合の推定通電時間補正量ΔTieを一意に推定することができる。
なお、上記したように、充電用コンデンサ3bの充電状態を精度良く推定でき、且つ、コイル温度Tcに応じて補正をすることができる場合には、単発噴射の条件や、コイル温度Tcの判定条件を行わないで劣化判定処理を行うことができる。
なお、この場合には、通電電流EIにより制御IC5が算出したときの燃料噴射の条件やコイル温度Tcに応じて推定電流ESIを算出することで、通電電流補正量ΔTiについて、その条件で推定通電時間補正量ΔTieを算出して劣化判定処理を実施することができる。
(他の実施形態)
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができ、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば以下に示す変形又は拡張が可能である。前述した複数の実施形態を必要に応じて組み合わせて構成しても良い。
上記実施形態においては、燃料噴射弁2として内燃機関の燃焼室の中に直接噴射する筒内噴射に適用したが、これに限定されることはなく、周知の吸気バルブの手前で燃料を噴射するポート噴射に適用しても良い。
前述実施形態では台形の面積を算出することで簡易的に積算電流差に相当する不足エネルギΔEを算出する形態を示したが、演算処理能力が高い場合にはさらに精度を高める条件で不足エネルギΔEを算出することができる。
燃料噴射弁2aの通電電流EIは、ピーク電流Ipkに達する前、ピーク電流Ipkに達した後の何れにおいても非線形的に変化する。このため、三角形、長方形、台形などの多角形を用いて電流の積算電流を近似して算出することで、簡易的に積算電流差を算出すると良い。
マイコン4と制御IC5が別体の集積回路により構成されている形態を適用して説明したが一体に構成しても良い。一体構成する場合には、高速処理可能な演算処理装置などを用いて構成すると良い。
本発明は、前述した実施形態に準拠して記述したが、本発明は当該実施形態や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範畴や思想範囲に入るものである。
図面中、1は電子制御装置(噴射制御装置)、2は燃料噴射弁、4はマイコン(マイクロコンピュータ)、5は制御IC、5bは通電制御部、5dは通電時間補正量算出部、9
は水温センサ(温度センサ)、10は通電指示時間算出部、11は充電用コンデンサ劣化判定部、12は推定通電時間補正量算出部、13はコイル温度検出部である。

Claims (4)

  1. 充電用コンデンサに充電した電荷を放電することによりエンジンへの燃料噴射を行う燃料噴射弁を電流駆動する噴射制御装置であって、
    前記燃料噴射弁を電流駆動して燃料を噴射させる際に、前記燃料噴射弁に流れる電流の面積補正を実施して通電時間補正量(ΔTi)を算出する通電時間補正量算出部(5d)を備え、通電指示時間を補正して通電制御する駆動制御部(5)と、
    理想電流プロファイルの電流傾き、推定電流プロファイルの電流傾きおよび要求通電時間から推定噴射量不足分を算出し、推定通電時間補正量を算出する推定通電時間補正量算出部(12)と、
    算出した推定通電時間補正量と前記駆動制御部により算出された前記通電時間補正量とを比較することにより前記充電用コンデンサの劣化を判定する劣化判定部(11)とを備えた噴射制御装置。
  2. 前記劣化判定部は、前記通電時間補正量を前記燃料噴射弁の単発噴射時における算出結果を用いる請求項1に記載の噴射制御装置。
  3. 前記劣化判定部は、前記通電時間補正量が前記推定通電時間補正量よりも所定量以上大きいときに前記充電用コンデンサの劣化を判定する請求項1または2に記載の噴射制御装置。
  4. 前記燃料噴射弁の温度を検出する温度センサ(9)を備え、
    前記劣化判定部は、前記温度センサにより検出される前記燃料噴射弁の温度が所定温度範囲のときに、前記充電用コンデンサの劣化を判定する請求項1から3のいずれか一項に記載の噴射制御装置。
JP2020111595A 2020-06-29 2020-06-29 噴射制御装置 Active JP7318594B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020111595A JP7318594B2 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 噴射制御装置
US17/357,012 US11525418B2 (en) 2020-06-29 2021-06-24 Injection control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020111595A JP7318594B2 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 噴射制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022010835A JP2022010835A (ja) 2022-01-17
JP7318594B2 true JP7318594B2 (ja) 2023-08-01

Family

ID=79031583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020111595A Active JP7318594B2 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 噴射制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11525418B2 (ja)
JP (1) JP7318594B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004053317A1 (ja) 2002-12-10 2004-06-24 Mikuni Corporation 燃料噴射制御方法及び燃料噴射制御装置
JP2007113547A (ja) 2005-10-24 2007-05-10 Denso Corp 燃料噴射制御装置
WO2015174310A1 (ja) 2014-05-13 2015-11-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の燃料噴射装置
JP2017125441A (ja) 2016-01-13 2017-07-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関制御装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7212011B2 (en) * 2004-06-30 2007-05-01 Matsushita Electrid Industrial Co. Ltd. Capacitor deterioration judgment method
JP4274138B2 (ja) * 2005-03-17 2009-06-03 株式会社デンソー 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4655828B2 (ja) * 2005-08-29 2011-03-23 株式会社デンソー 電磁弁駆動装置
JP6292070B2 (ja) 2014-07-31 2018-03-14 株式会社デンソー 燃料噴射制御装置
US10669964B2 (en) * 2014-08-25 2020-06-02 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Diagnosis of boost capacitor using discharge circuit
JP6405919B2 (ja) * 2014-11-12 2018-10-17 株式会社デンソー 電子制御装置
US10450995B2 (en) * 2015-02-05 2019-10-22 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Control device for internal combustion engine
JP6477321B2 (ja) * 2015-07-23 2019-03-06 株式会社デンソー 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP7172753B2 (ja) 2019-03-07 2022-11-16 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP7380425B2 (ja) * 2020-05-28 2023-11-15 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP7428085B2 (ja) * 2020-06-10 2024-02-06 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP7310732B2 (ja) * 2020-06-29 2023-07-19 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP7367625B2 (ja) * 2020-06-29 2023-10-24 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP7415821B2 (ja) * 2020-06-29 2024-01-17 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP7428094B2 (ja) * 2020-07-16 2024-02-06 株式会社デンソー 噴射制御装置
JP2022025426A (ja) * 2020-07-29 2022-02-10 株式会社デンソー 噴射制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004053317A1 (ja) 2002-12-10 2004-06-24 Mikuni Corporation 燃料噴射制御方法及び燃料噴射制御装置
JP2007113547A (ja) 2005-10-24 2007-05-10 Denso Corp 燃料噴射制御装置
WO2015174310A1 (ja) 2014-05-13 2015-11-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の燃料噴射装置
JP2017125441A (ja) 2016-01-13 2017-07-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20210404403A1 (en) 2021-12-30
JP2022010835A (ja) 2022-01-17
US11525418B2 (en) 2022-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020143633A (ja) 噴射制御装置
JP7298555B2 (ja) 噴射制御装置
JP7380425B2 (ja) 噴射制御装置
US11384704B2 (en) Injection control device
US11181068B1 (en) Injection control device
JP7428094B2 (ja) 噴射制御装置
JP7322816B2 (ja) 噴射制御装置
JP7310732B2 (ja) 噴射制御装置
JP7318594B2 (ja) 噴射制御装置
JP7367625B2 (ja) 噴射制御装置
JP7347347B2 (ja) 噴射制御装置
JP7298554B2 (ja) 噴射制御装置
US11255286B2 (en) Injection control device
JP7435333B2 (ja) 噴射制御装置
JP2022025426A (ja) 噴射制御装置
JP7306339B2 (ja) 噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230703

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7318594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151