JP7315448B2 - 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体 - Google Patents

非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP7315448B2
JP7315448B2 JP2019225731A JP2019225731A JP7315448B2 JP 7315448 B2 JP7315448 B2 JP 7315448B2 JP 2019225731 A JP2019225731 A JP 2019225731A JP 2019225731 A JP2019225731 A JP 2019225731A JP 7315448 B2 JP7315448 B2 JP 7315448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
adapter
peripheral surface
width direction
rim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019225731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021094909A (ja
Inventor
明彦 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2019225731A priority Critical patent/JP7315448B2/ja
Priority to PCT/JP2020/045651 priority patent/WO2021117714A1/ja
Publication of JP2021094909A publication Critical patent/JP2021094909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7315448B2 publication Critical patent/JP7315448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C7/00Non-inflatable or solid tyres

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体に関する。
従来から、リムの外周面に、内筒、外筒、および連結部材を有する非空気入りタイヤが装着されたタイヤ組立体が知られている。
ここで、空気入りタイヤが装着される汎用のホイールにおけるリムの外周面には、タイヤ周方向に延びる装着凹部が設けられている。汎用のホイールに装着された非空気入りタイヤとして、例えば下記特許文献1に示されるような、タイヤ周方向に複数に分割され、分割された内筒が各別に装着凹部に嵌合された構成が知られている。
特許第4093318号公報
しかしながら、前記従来の非空気入りタイヤでは、タイヤ周方向に複数に分割しなければ、汎用のホイールに装着することができないという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、汎用のホイールに非空気入りタイヤを容易に装着することができる非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る非空気入りタイヤ用取付アダプタは、リムの外周面をタイヤ径方向の外側から囲う内筒、前記内筒をタイヤ径方向の外側から囲う外筒、および前記内筒の外周面と前記外筒の内周面とを連結する弾性変形可能な複数の連結部材を有する非空気入りタイヤと、外周面にタイヤ周方向に延びる装着凹部が設けられたリムと、の間に配設されて用いられ、前記内筒の内側に嵌合されるとともに、内周面に前記装着凹部に嵌合される嵌合突起が形成され、少なくとも一部がタイヤ周方向に分断され、前記リムの外周面に装着可能に構成されている、非空気入りタイヤ用取付アダプタ。
この発明では、非空気入りタイヤ用取付アダプタ(以下、アダプタという)の少なくとも一部が、タイヤ周方向に分断され、アダプタが、リムの外周面に装着可能に構成されているので、タイヤ組立体の状態ではタイヤ周方向で隣接することとなる、アダプタの各分断面同士を互いに離した状態で、嵌合突起をリムの装着凹部に嵌合することが可能になり、内周面に嵌合突起が形成されたアダプタであっても、リムの外周面に容易に装着することができる。そして、アダプタをリムの外周面に装着した後は、内筒の内側にアダプタを嵌合することにより、タイヤ組立体を得ることが可能になることから、外周面に装着凹部が設けられたリムを有する汎用のホイールであっても、装着凹部に嵌合突起を嵌合しつつ、非空気入りタイヤを容易に装着することができる。
アダプタは、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片によって構成されてもよい。
この場合、アダプタが、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片によって構成されているので、嵌合突起を装着凹部に嵌合しつつ、複数のアダプタ片を各別にリムの外周面に装着することが可能になり、アダプタをリムの外周面に容易に装着することができる。
アダプタにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う分断面は、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びるとともに、互いに当接、若しくは近接してもよい。
この場合、アダプタにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う分断面が、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びるとともに、互いに当接、若しくは近接しているので、これらの分断面のうち、いずれか一方の分断面が、他方の分断面によりタイヤ径方向の外側から支持されることとなり、アダプタをリムから外れにくくすることができる。
アダプタにおけるタイヤ幅方向の一方側の端部に、タイヤ径方向の外側に向けて突出し、前記内筒におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁に当接、若しくは近接する支持突起が形成されてもよい。
この場合、アダプタにおけるタイヤ幅方向の一方側の端部に、タイヤ径方向の外側に向けて突出した支持突起が形成されているので、内筒の内側に、タイヤ幅方向の一方側の開口部から、アダプタを嵌合する際に、内筒におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁を、支持突起にタイヤ幅方向に突当てることが可能になり、内筒およびアダプタのタイヤ幅方向の相対的な位置を調整せずに、内筒の内側にアダプタを嵌合することができる。
前記嵌合突起に、タイヤ周方向に延びる周溝が、タイヤ幅方向に間隔をあけて2つ形成され、前記嵌合突起のうち、前記周溝よりタイヤ幅方向の外側に位置する部分が、タイヤ幅方向に弾性変形可能に形成されてもよい。
この場合、嵌合突起のうち、周溝よりタイヤ幅方向の外側に位置する部分が、タイヤ幅方向に弾性変形可能に形成されているので、嵌合突起と装着凹部とのタイヤ幅方向の締め代を大きくしても、嵌合突起に欠損等を生じさせずに、嵌合突起を装着凹部に容易に嵌合することができる。
本発明に係るタイヤ組立体は、本発明の非空気入りタイヤ用取付アダプタと、前記非空気入りタイヤと、前記リムを有するホイールと、を備え、前記内筒の内側に、前記非空気入りタイヤ用取付アダプタが嵌合され、前記装着凹部に前記嵌合突起が嵌合されている。
この発明では、アダプタが、前述のように、リムの外周面に装着可能に構成されているので、アダプタの嵌合突起を、リムの装着凹部に容易に嵌合することが可能になり、外周面に装着凹部が設けられたリムを有する汎用のホイールであっても、装着凹部に嵌合突起を嵌合しつつ、非空気入りタイヤを容易に装着することができる。
前記非空気入りタイヤ用取付アダプタの外周面、および前記内筒の内周面それぞれにおいて、少なくともタイヤ幅方向に沿う中央部から一方側の端部にわたる部分は、タイヤ幅方向に沿って中央部から一方側の端部に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延びてもよい。
この場合、アダプタの外周面、および内筒の内周面それぞれにおいて、少なくともタイヤ幅方向に沿う中央部から一方側の端部にわたる部分が、タイヤ幅方向に沿って中央部から一方側の端部に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延びている。したがって、内筒の内側に、タイヤ幅方向の一方側の開口部から、アダプタを嵌合することにより、アダプタの外周面と内筒の内周面との締め代を大きくしても、アダプタを容易に内筒の内側に嵌合することができる。
前記非空気入りタイヤ用取付アダプタの外周面、および前記内筒の内周面のうちのいずれか一方に、タイヤ周方向に延びる係止溝が形成されるとともに、いずれか他方に、前記係止溝に嵌合された係止突起が形成されてもよい。
この場合、アダプタの外周面、および内筒の内周面のうちのいずれか一方に、タイヤ周方向に延びる係止溝が形成されるとともに、いずれか他方に、係止溝に嵌合された係止突起が形成されているので、アダプタおよび内筒のタイヤ幅方向の相対的な位置ずれを抑制することが可能になり、アダプタおよび内筒を強く固定することができる。
前記リムにタイヤ径方向に貫く貫通孔が1つ形成され、前記貫通孔に挿入されて前記リムをタイヤ径方向に貫くボルトが、前記非空気入りタイヤ用取付アダプタに形成された装着孔に係合してもよい。
この場合、リムをタイヤ径方向に貫くボルトが、アダプタに形成された装着孔に係合しているので、ホイールおよびアダプタの相対的なタイヤ周方向の位置ずれを防止することができる。特に、アダプタが、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片によって構成されている場合、1つのアダプタ片をボルトによってリムに固定すれば、複数のアダプタ片の全てをリムに対してタイヤ周方向に固定することが可能になる。したがって、アダプタが、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片によって構成されていても、アダプタがリムに対して強く固定されたタイヤ組立体を容易に組み立てることができる。
なお、リムとして、空気入りタイヤが装着される汎用のホイールを採用し、前記貫通孔は、リムに設けられる空気注入用のバルブが挿入されていたものを流用してもよい。
この発明によれば、汎用のホイールに非空気入りタイヤを容易に装着することができる。
本発明の一実施形態に係るタイヤ組立体の、一部縦断面を含む側面図である。 本発明の第1実施形態として示した図1のA-A線矢視断面図である。 本発明の第1実施形態として示した図1のIII-III線矢視断面図である。 本発明の第1実施形態として示した図1のIV-IV線矢視断面図である。 図1のV部を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態として示した図1のA-A線矢視断面図である。 本発明の変形例に係るタイヤ組立体の要部を示す縦断面図である。
以下、本実施形態に係るタイヤ組立体1を、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、タイヤ組立体1は、リム12を有するホイール2、非空気入りタイヤ3、トレッド部材4、および非空気入りタイヤ用取付アダプタ5を備えている。タイヤ組立体1は、例えば自転車、車いす、二輪車、および自動車等に装着されて用いられる。
本実施形態では、図2~図4に示されるように、タイヤ幅方向の大きさが比較的狭く、自転車、若しくは車いすに装着されるタイヤ組立体1について説明する。なお、例えば図7に示されるように、タイヤ組立体20として、自動車等に装着される、タイヤ幅方向の大きさが比較的広い構成を採用してもよい。
リム12、非空気入りタイヤ3、トレッド部材4、および非空気入りタイヤ用取付アダプタ5はそれぞれ、円環状に形成され、各中心軸は共通軸上に位置している。この共通軸を中心軸Oといい、中心軸Oに沿う方向をタイヤ幅方向という。また、タイヤ幅方向から見て、中心軸O回りに周回する方向をタイヤ周方向といい、この中心軸Oに交差する方向をタイヤ径方向という。
ホイール2、非空気入りタイヤ3、トレッド部材4、および非空気入りタイヤ用取付アダプタ5それぞれにおけるタイヤ幅方向の中央部は、互いに一致している。
ホイール2は、車軸に取り付けられるハブ11と、ハブ11をタイヤ径方向の外側から囲うリム12と、ハブ11の外周面とリム12の内周面とを連結した複数のスポーク13と、を備えている。
ハブ11は、筒状に形成され、中心軸Oと同軸に配設されている。スポーク13は、ハブ11の外周面とリム12の内周面とを連結している。複数のスポーク13は、ハブ11の外周面とリム12の内周面との間におけるタイヤ周方向の全域にわたって設けられている。
リム12は、タイヤ周方向の全長にわたって連続して延びる本体管14と、本体管14の外周面からタイヤ径方向の外側に向けて突出した側壁15と、を備えている。図2~図4に示されるように、タイヤ幅方向およびタイヤ径方向の双方向に沿う縦断面視で、本体管14の内周面および外周面は、タイヤ径方向の内側に向けて張り出すように湾曲している。側壁15は、タイヤ周方向の全長にわたって連続して延びている。側壁15は、タイヤ幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つの側壁15同士の間の隙間が、タイヤ径方向の外側に向けて開口し、タイヤ周方向の全長にわたって連続して延びる装着凹部16となっている。これにより、リム12の外周面に、装着凹部16が設けられている。側壁15は、本体管14の外周面におけるタイヤ幅方向の両端部に設けられている。
以上のホイール2は、空気入りタイヤが装着されている汎用の構成と同じになっている。
非空気入りタイヤ3は、リム12の外周面をタイヤ径方向の外側から囲う内筒21、内筒21をタイヤ径方向の外側から囲う外筒22、および内筒21の外周面と外筒22の内周面とを連結する弾性変形可能な複数の連結部材23を有している。非空気入りタイヤ3を形成する材質の弾性率は、例えば300MPa以上1500MPa以下となっている。
内筒21および外筒22の各中心軸は、中心軸Oと同軸に配設されている。内筒21、外筒22、および連結部材23は、それぞれのタイヤ幅方向の中央部が互いに一致した状態で配置されている。
複数の連結部材23は、内筒21の外周面と外筒22の内周面との間に、タイヤ周方向に間隔をあけて設けられている。複数の連結部材23は、タイヤ周方向に等間隔をあけて設けられている。図1に示されるように、複数の連結部材23は、タイヤ幅方向から見て、タイヤ径方向に対して同じ向きに傾斜して延びている。連結部材23は、板状に形成され、表裏面がタイヤ周方向、若しくはタイヤ径方向を向き、かつ側面がタイヤ幅方向を向く姿勢で設けられている。
内筒21、外筒22、および連結部材23は、熱可塑性樹脂により一体に形成されている。熱可塑性樹脂としては、例えば1種だけの樹脂、2種以上の樹脂を含む混合物、または1種以上の樹脂と1種以上のエラストマーとを含む混合物であってもよく、さらに、例えば老化防止剤、可塑剤、充填剤、若しくは顔料等の添加物を含んでいてもよい。
なお、内筒21、外筒22、および連結部材23はそれぞれ、別体に形成されていてもよい。内筒21、外筒22、および連結部材23は、熱可塑性樹脂以外の材質により形成されていてもよい。
非空気入りタイヤ3を成形する金型は、型開き時に、キャビティが非空気入りタイヤ3におけるタイヤ幅方向の中央部で二等分割されるように、一対備えられ、非空気入りタイヤ3の表面のうち、タイヤ幅方向の中央部に位置する部分に、不図示のパーティングラインが設けられている。
トレッド部材4は、弾性変形可能に形成され、外筒22に外嵌されている。トレッド部材4を形成する材質の弾性率は、非空気入りタイヤ3を形成する材質の弾性率よりも小さい。図2~図4に示されるように、トレッド部材4の外周面は、タイヤ幅方向およびタイヤ径方向の双方向に沿う縦断面視において、タイヤ径方向の外側に向けて突となる曲線状を呈する。
トレッド部材4は、例えば、天然ゴム又は/及びゴム組成物が加硫された加硫ゴム、或いは熱可塑性材料等で形成されている。耐摩耗性の観点ではトレッド部材4を加硫ゴムで形成するのが好ましい。熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。
熱可塑性エラストマーとしては、例えばJIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。
非空気入りタイヤ用取付アダプタ(以下、アダプタという)5は、非空気入りタイヤ3の内筒21と、ホイール2のリム12と、の間に設けられている。アダプタ5は、内筒21とリム12との間におけるタイヤ周方向の全長にわたって隙間無く設けられている。
アダプタ5は、非空気入りタイヤ3と同様に、熱可塑性樹脂により形成されている。アダプタ5は、熱可塑性樹脂以外の材質により形成されていてもよい。
アダプタ5は、内筒21の内側に嵌合されている。
図2~図4に示されるように、アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面それぞれにおいて、少なくともタイヤ幅方向に沿う中央部から一方側の端部にわたる部分は、タイヤ幅方向に沿って中央部から一方側の端部に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延びている。図示の例では、アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面それぞれにおいて、タイヤ幅方向に沿う中央部から他方側の端部にわたる部分は、タイヤ幅方向にほぼ真直ぐ延びている。これにより、非空気入りタイヤ3を成形する、前述した一対の金型のうち、非空気入りタイヤ3におけるタイヤ幅方向の他方側半分を成形する金型のキャビティに、型開き時には、非空気入りタイヤ3を確実に保持させることが可能になっている。
なお、アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面はそれぞれ、例えば、タイヤ幅方向の他方側の端部から一方側の端部に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延びてもよいし、タイヤ幅方向の全長にわたって、タイヤ幅方向にほぼ真直ぐ延びてもよい。
アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面のうちのいずれか一方に、タイヤ周方向に延びる係止溝24が形成されるとともに、いずれか他方に、係止溝24に嵌合された係止突起25が形成されている。図示の例では、係止突起25は、アダプタ5の外周面に形成され、係止溝24は、内筒21の内周面に形成されている。係止突起25および係止溝24は、アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面それぞれにおいて、タイヤ幅方向に沿う中央部より他方側に位置する部分に各別に設けられている。係止突起25および係止溝24はそれぞれ、タイヤ周方向の全長にわたって連続して延びている。
なお、例えば、係止溝24をアダプタ5の外周面に形成するとともに、係止突起25を内筒21の内周面に形成する等、係止溝24および係止突起25の各形態は、適宜変更してもよいし、係止溝24および係止突起25を、アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面に設けなくてもよい。
アダプタ5の外周面におけるタイヤ幅方向の他方側の端部は、タイヤ幅方向の他方側に向かうに従い、タイヤ径方向の内側に向けて延びている。アダプタ5の外周面におけるタイヤ幅方向の他方側の端部は、内筒21からタイヤ幅方向の他方側に突出している。
アダプタ5におけるタイヤ幅方向の一方側の端部に、タイヤ径方向の外側に向けて突出し、内筒21におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁に当接、若しくは近接する支持突起26が形成されている。アダプタ5におけるタイヤ幅方向の一方側の端部は、内筒21からタイヤ幅方向の一方側に突出している。支持突起26は、タイヤ周方向の全長にわたって隙間無く延びている。支持突起26は、内筒21の外周面よりタイヤ径方向の内側に位置している。支持突起26の表面のうち、タイヤ幅方向の他方側を向く面、および内筒21におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁はそれぞれ、前記縦断面視でタイヤ径方向に真直ぐ延びている。
なお、アダプタ5に支持突起26を形成しなくてもよい。
アダプタ5の内周面に、リム12の装着凹部16に嵌合された嵌合突起27が形成されている。嵌合突起27は、タイヤ周方向の全長にわたって隙間無く延びている。嵌合突起27は、アダプタ5の内周面におけるタイヤ幅方向の両端部を除く全域に設けられている。嵌合突起27は、側壁15からタイヤ幅方向の圧縮力を加えられた状態で、装着凹部16に嵌合されている。嵌合突起27におけるタイヤ径方向の内端部は、リム12における本体管14の外周面よりタイヤ径方向の外側に位置している。アダプタ5の内周面におけるタイヤ幅方向の両端部は、側壁15におけるタイヤ径方向の外端縁に当接している。アダプタ5、およびトレッド部材4それぞれにおけるタイヤ幅方向の両端部のタイヤ幅方向の位置は互いに同等になっている。
図3および図5に示されるように、アダプタ5、および内筒21に、タイヤ径方向に貫く第1貫通孔(装着孔)31および第2貫通孔32が各別に形成され、第1貫通孔31および第2貫通孔32に、第1ボルト28が一体に挿入されて締結されることで、アダプタ5と非空気入りタイヤ3とが固定されている。第1貫通孔31および第2貫通孔32は、アダプタ5、および内筒21に、タイヤ周方向の全長にわたって、タイヤ周方向に間隔をあけて複数ずつ各別に設けられている。第1貫通孔31および第2貫通孔32は、アダプタ5、および内筒21それぞれにおけるタイヤ幅方向の中央部に設けられている。
なお、第1貫通孔31として、例えばアダプタ5をタイヤ径方向に貫通せず、第1ボルト28が螺着される雌ねじ部等を採用してもよい。
アダプタ5の嵌合突起27に、タイヤ径方向の内側に向けて開口し、タイヤ幅方向に延びる保持溝35が形成されている。保持溝35は、第1貫通孔31のうちのタイヤ径方向の内側部分を構成している。保持溝35は、嵌合突起27におけるタイヤ幅方向の両端部のうち、他方側の端部にのみ開口している。保持溝35のうち、タイヤ径方向の外側部分35aは、タイヤ径方向の内側部分35bよりタイヤ周方向の幅が広くなっている。保持溝35におけるタイヤ径方向の外側部分35a、およびタイヤ径方向の内側部分35bそれぞれのタイヤ周方向の中央部の位置は互いに一致している。
第1ボルト28は、頭部および軸部を有する頭部付きボルトとされ、頭部が内筒21の外周面に配置され、軸部が第1貫通孔31および第2貫通孔32に一体に挿入されている。軸部は保持溝35をタイヤ径方向に貫いている。
第1ボルト28の軸部におけるタイヤ径方向の内端部に、第1ナット29が螺着されている。第1ナット29は、保持溝35に装着されている。第1ナット29は、雌ねじ筒およびフランジ部が一体に形成されたフランジナットとされ、雌ねじ筒が、保持溝35におけるタイヤ径方向の内側部分35bに収容され、フランジ部が、保持溝35におけるタイヤ径方向の外側部分35aに収容されている。第1ナット29は、保持溝35に、タイヤ幅方向の他方側の開口からタイヤ幅方向に挿入されて装着される。
この際、第1ナット29の雌ねじ筒が、保持溝35におけるタイヤ径方向の内側部分35bの内面に支持され、第1ナット29のフランジ部が、保持溝35におけるタイヤ径方向の外側部分35aの内面に支持されることで、第1ナット29が保持溝35から脱落することが防止される。第1ナット29の雌ねじ筒は六角ナットとされ、雌ねじ筒の外周面に形成された6つの平面のうちの2つの平面が、保持溝35におけるタイヤ径方向の内側部分35bの内面のうち、タイヤ周方向で互いに対向する2つの内面に当接、若しくは近接している。
なお、第1ナット29をインサート品として、アダプタ5を射出成形することで、第1ナット29およびアダプタ5が一体に形成された構成を採用してもよい。
図4および図5に示されるように、リム12に、タイヤ径方向に貫き、第1貫通孔31および第2貫通孔32に連通する第3貫通孔(貫通孔)33が形成されている。第3貫通孔33は、本体管14における内周面および外周面の双方に開口し、本体管14の内部空間は、第3貫通孔33の一部となっている。第3貫通孔33は、リム12に1つ設けられ、空気注入用のバルブが挿入されていたものとなっている。第3貫通孔33に挿入されてリム12をタイヤ径方向に貫く第2ボルト36が、アダプタ5に形成された第1貫通孔(装着孔)31に係合している。本実施形態では、第2ボルト36が、第1貫通孔31、第2貫通孔32、および第3貫通孔33に一体に挿入されて締結されている。これにより、ホイール2と、アダプタ5および非空気入りタイヤ3と、の相対的なタイヤ周方向の位置ずれが防止される。なお、第3貫通孔33に連通する第1貫通孔31として、例えばアダプタ5をタイヤ径方向に貫通せず、第2ボルト36が螺着される雌ねじ部等を採用してもよい。
第2ボルト36は、頭部および軸部を有する頭部付きボルトとされ、頭部が座金38を介してリム12の内周面に配置され、軸部が第1貫通孔31、第2貫通孔32、および第3貫通孔33に一体に挿入されている。第2ボルト36の軸部におけるタイヤ径方向の外端部に第2ナット37が螺着されている。第2ナット37は、内筒21の外周面に配置されている。
そして、本実施形態では、アダプタ5の少なくとも一部がタイヤ周方向に分断され、アダプタ5がリム12の外周面に装着可能に構成されている。
図示の例では、アダプタ5は、タイヤ周方向に分割された複数(図示の例では8個)のアダプタ片17によって構成されている。各アダプタ片17が、リム12の外周面に対して離脱可能に装着されることで、アダプタ5におけるタイヤ周方向に沿う少なくとも一部が、タイヤ径方向の外側に拡張可能に構成されている。タイヤ周方向で互いに隣り合うアダプタ片17の外周面は、タイヤ周方向に段差無く連なっている。
図1および図5に示されるように、アダプタ5において、タイヤ周方向で互いに隣り合う分断面5aは、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びるとともに、互いに当接、若しくは近接している。これらの分断面5aは、タイヤ径方向で重なり合っている。複数のアダプタ片17全てにおいて、分断面5aは、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びている。複数のアダプタ片17は全て、互いに同じ形状で同じ大きさに形成されている。タイヤ幅方向から見て、分断面5aが、タイヤ径方向に対して傾斜して延びる向きと、連結部材23が、タイヤ径方向に対して傾斜して延びる向きと、が互いに逆向きになっている。
なお、アダプタ5において、タイヤ周方向で互いに隣り合う分断面5aが、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びていれば、分断面5aがタイヤ径方向に対して傾斜して延びる向きは、アダプタ5が有する複数の分断面5aの全てについて同じでなくてもよい。
各アダプタ片17の内周面におけるタイヤ周方向の全長にわたって、嵌合突起27の一部が設けられている。なお、嵌合突起27は、アダプタ5の内周面に、タイヤ周方向に間隔をあけて断続的に設けられてもよい。
各アダプタ片17に、第1貫通孔31および保持溝35が、タイヤ周方向に間隔をあけて複数(図示の例では2つ)形成されている。
次に、以上のように構成されたタイヤ組立体1の製造方法について説明する。
まず、複数のアダプタ片17それぞれについて、第1ナット29の雌ねじ筒が、保持溝35におけるタイヤ径方向の内側部分35bに収容され、かつ第1ナット29のフランジ部が、保持溝35におけるタイヤ径方向の外側部分35aに収容されるように、第1ナット29を、保持溝35に、タイヤ幅方向の他方側の開口からタイヤ幅方向に挿入することで、第1ナット29を保持溝35に装着する。この際、複数の保持溝35のうちの1つは、第1ナット29を装着せず空にしておく。
次に、複数のアダプタ片17それぞれの嵌合突起27を、リム12の装着凹部16に嵌合し、アダプタ5をリム12の外周面に装着する。
次に、非空気入りタイヤ3の内筒21の内側に、タイヤ幅方向の一方側の開口部から、アダプタ5を嵌合する。この際、内筒21におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁を、アダプタ5の支持突起26にタイヤ幅方向に突当てる。また、内筒21の第2貫通孔32、およびアダプタ5の第1貫通孔31それぞれのタイヤ周方向の位置を一致させる。
次に、第1ボルト28の軸部を、内筒21の第2貫通孔32、およびアダプタ5の第1貫通孔31に、この順に挿入し、第1貫通孔31のうちのタイヤ径方向の内側部分を構成する保持溝35に到達させる。そして、第1ボルト28を、その軸線回りに第1ナット29に対して回転させ、第1ボルト28の軸部におけるタイヤ径方向の内端部を、第1ナット29に螺着することにより、内筒21がアダプタ5の外周面に固定される。この際、第1ナット29の雌ねじ筒の外周面に形成された6つの平面のうちの2つの平面が、保持溝35におけるタイヤ径方向の内側部分35bの内面のうち、タイヤ周方向で互いに対向する2つの内面に当接することで、第1ナット29がその軸線回りに保持溝35に対して回転することが規制される。
また、第2ボルト36の軸部を、リム12の第3貫通孔33、第1ナット29が装着されていない空の保持溝35を一部に有する第1貫通孔31、および第2貫通孔32に、この順に挿入し、内筒21の外周面からタイヤ径方向の外側に突出させる。そして、第2ボルト36および第2ナット37を相対的に回転させ、第2ボルト36の軸部におけるタイヤ径方向の外端部に、第2ナット37を螺着することにより、リム12が非空気入りタイヤ3およびアダプタ5に対して固定される。
トレッド部材4は、非空気入りタイヤ3の内筒21の内側にアダプタ5を嵌合する前に、外筒22に外嵌してもよいし、内筒21の内側にアダプタ5を嵌合した後に、外筒22に外嵌してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るアダプタ5およびタイヤ組立体1によれば、アダプタ5の少なくとも一部が、タイヤ周方向に分断され、アダプタ5が、リム12の外周面に装着可能に構成されているので、タイヤ組立体1の状態ではタイヤ周方向で隣接することとなる、アダプタ5の各分断面5a同士を互いに離した状態で、嵌合突起27をリム12の装着凹部16に嵌合することが可能になり、内周面に嵌合突起27が形成されたアダプタ5であっても、リム12の外周面に容易に装着することができる。そして、アダプタ5をリム12の外周面に装着した後は、内筒21の内側にアダプタ5を嵌合することにより、タイヤ組立体1を得ることが可能になることから、外周面に装着凹部16が設けられたリム12を有する汎用のホイール2であっても、装着凹部16に嵌合突起27を嵌合しつつ、非空気入りタイヤ3を容易に装着することができる。
アダプタ5が、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片17によって構成されているので、嵌合突起27を装着凹部16に嵌合しつつ、複数のアダプタ片17を各別にリム12の外周面に装着することが可能になり、アダプタ5をリム12の外周面に容易に装着することができる。
アダプタ5において、タイヤ周方向で互いに隣り合う分断面5aが、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びるとともに、互いに当接、若しくは近接しているので、これらの分断面5aのうち、いずれか一方の分断面5aが、他方の分断面5aによりタイヤ径方向の外側から支持されることとなり、アダプタ5をリム12から外れにくくすることができる。
アダプタ5におけるタイヤ幅方向の一方側の端部に、タイヤ径方向の外側に向けて突出した支持突起26が形成されているので、内筒21の内側に、タイヤ幅方向の一方側の開口部から、アダプタ5を嵌合する際に、内筒21におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁を、支持突起26にタイヤ幅方向に突当てることが可能になり、内筒21およびアダプタ5のタイヤ幅方向の相対的な位置を調整せずに、内筒21の内側にアダプタ5を嵌合することができる。
アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面それぞれにおいて、少なくともタイヤ幅方向に沿う中央部から一方側の端部にわたる部分が、タイヤ幅方向に沿って中央部から一方側の端部に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延びている。したがって、内筒21の内側に、タイヤ幅方向の一方側の開口部から、アダプタ5を嵌合することにより、アダプタ5の外周面と内筒21の内周面との締め代を大きくしても、アダプタ5を容易に内筒21の内側に嵌合することができる。
アダプタ5の外周面、および内筒21の内周面のうちのいずれか一方に、タイヤ周方向に延びる係止溝24が形成されるとともに、いずれか他方に、係止溝24に嵌合された係止突起25が形成されているので、アダプタ5および内筒21のタイヤ幅方向の相対的な位置ずれを抑制することが可能になり、アダプタ5および内筒21を強く固定することができる。
リム12をタイヤ径方向に貫く第2ボルト36が、アダプタ5に形成された第1貫通孔31に係合しているので、ホイール2およびアダプタ5の相対的なタイヤ周方向の位置ずれを防止することができる。
リム12をタイヤ径方向に貫く第2ボルト36が、アダプタ5に形成された第1貫通孔31に係合していることから、1つのアダプタ片17を第2ボルト36によってリム12に固定すれば、複数のアダプタ片17の全てをリム12に対してタイヤ周方向に固定することが可能になる。したがって、アダプタ5が、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片17によって構成されていても、アダプタ5がリム12に対して強く固定されたタイヤ組立体1を容易に組み立てることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るタイヤ組立体10を、図6を参照しながら説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
嵌合突起27に、タイヤ周方向に延びる周溝39が、タイヤ幅方向に間隔をあけて2つ形成され、嵌合突起27のうち、周溝39よりタイヤ幅方向の外側に位置する部分が、タイヤ幅方向に弾性変形可能に形成されている。この弾性変形に伴い、周溝39の溝幅が拡縮する。周溝39は、タイヤ周方向の全長にわたって連続して延びている。周溝39は、タイヤ径方向の内側に向けて開口している。周溝39は、嵌合突起27におけるタイヤ幅方向の両端部に各別に形成されている。嵌合突起27のうち、周溝39よりタイヤ幅方向の外側に位置する部分は、タイヤ幅方向の内側に向けて弾性変形した状態で、リム12の装着凹部16に嵌合されている。
以上説明したように、本実施形態に係るタイヤ組立体10によれば、嵌合突起27のうち、周溝39よりタイヤ幅方向の外側に位置する部分が、タイヤ幅方向に弾性変形可能に形成されているので、嵌合突起27と装着凹部16とのタイヤ幅方向の締め代を大きくしても、嵌合突起27に欠損等を生じさせずに、嵌合突起27を装着凹部16に容易に嵌合することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記実施形態では、アダプタ5を、タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片17によって構成したが、これに限らず例えば、タイヤ周方向に沿う1箇所のみがタイヤ周方向に分断され、例えばこの分断部分にタイヤ径方向で対向する部分等の一部が、弾性変形可能、若しくは折曲変形可能に形成されたアダプタ等を採用してもよい。
タイヤ組立体1、10、20は、トレッド部材4を有さなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した各実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、10、20 タイヤ組立体
2 ホイール
3 非空気入りタイヤ
4 トレッド部材
5 非空気入りタイヤ用取付アダプタ
5a 分断面
12 リム
16 装着凹部
17 アダプタ片
21 内筒
22 外筒
23 連結部材
24 係止溝
25 係止突起
26 支持突起
27 嵌合突起
31 第1貫通孔(装着孔)
32 第2貫通孔
33 第3貫通孔(貫通孔)
36 第2ボルト(ボルト)
39 周溝

Claims (9)

  1. リムの外周面をタイヤ径方向の外側から囲う内筒、前記内筒をタイヤ径方向の外側から囲う外筒、および前記内筒の外周面と前記外筒の内周面とを連結する弾性変形可能な複数の連結部材を有する非空気入りタイヤと、
    外周面にタイヤ周方向に延びる装着凹部が設けられたリムと、の間に配設されて用いられ、
    前記内筒の内側に嵌合されるとともに、内周面に前記装着凹部に嵌合される嵌合突起が形成され、
    少なくとも一部がタイヤ周方向に分断され、前記リムの外周面に装着可能に構成されている、非空気入りタイヤ用取付アダプタ。
  2. タイヤ周方向に分割された複数のアダプタ片によって構成されている、請求項1に記載の非空気入りタイヤ用取付アダプタ。
  3. タイヤ周方向で互いに隣り合う分断面は、タイヤ径方向の外側に向かうに従い、タイヤ周方向に沿う同じ向きに延びるとともに、互いに当接、若しくは近接している、請求項1または2に記載の非空気入りタイヤ用取付アダプタ。
  4. タイヤ幅方向の一方側の端部に、タイヤ径方向の外側に向けて突出し、前記内筒におけるタイヤ幅方向の一方側の端縁に当接、若しくは近接する支持突起が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤ用取付アダプタ。
  5. 前記嵌合突起に、タイヤ周方向に延びる周溝が、タイヤ幅方向に間隔をあけて2つ形成され、
    前記嵌合突起のうち、前記周溝よりタイヤ幅方向の外側に位置する部分が、タイヤ幅方向に弾性変形可能に形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤ用取付アダプタ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤ用取付アダプタと、
    前記非空気入りタイヤと、
    前記リムを有するホイールと、を備え、
    前記内筒の内側に、前記非空気入りタイヤ用取付アダプタが嵌合され、
    前記装着凹部に前記嵌合突起が嵌合されている、タイヤ組立体。
  7. 前記非空気入りタイヤ用取付アダプタの外周面、および前記内筒の内周面それぞれにおいて、少なくともタイヤ幅方向に沿う中央部から一方側の端部にわたる部分は、タイヤ幅方向に沿って中央部から一方側の端部に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延びている、請求項6に記載のタイヤ組立体。
  8. 前記非空気入りタイヤ用取付アダプタの外周面、および前記内筒の内周面のうちのいずれか一方に、タイヤ周方向に延びる係止溝が形成されるとともに、いずれか他方に、前記係止溝に嵌合された係止突起が形成されている、請求項6または7に記載のタイヤ組立体。
  9. 前記リムにタイヤ径方向に貫く貫通孔が1つ形成され、
    前記貫通孔に挿入されて前記リムをタイヤ径方向に貫くボルトが、前記非空気入りタイヤ用取付アダプタに形成された装着孔に係合している、請求項6から8のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
JP2019225731A 2019-12-13 2019-12-13 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体 Active JP7315448B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019225731A JP7315448B2 (ja) 2019-12-13 2019-12-13 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体
PCT/JP2020/045651 WO2021117714A1 (ja) 2019-12-13 2020-12-08 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019225731A JP7315448B2 (ja) 2019-12-13 2019-12-13 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021094909A JP2021094909A (ja) 2021-06-24
JP7315448B2 true JP7315448B2 (ja) 2023-07-26

Family

ID=76329857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019225731A Active JP7315448B2 (ja) 2019-12-13 2019-12-13 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7315448B2 (ja)
WO (1) WO2021117714A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024057476A (ja) * 2022-10-12 2024-04-24 株式会社ブリヂストン タイヤ・リム組立体

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070215259A1 (en) 2003-11-28 2007-09-20 Crocodile Technolgoy (Uk) Limited Tyre
JP2009269413A (ja) 2008-04-30 2009-11-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 非空気圧タイヤ、リムホイール、及び車輪
WO2015052987A1 (ja) 2013-10-10 2015-04-16 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤ
JP2017100588A (ja) 2015-12-02 2017-06-08 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤおよび非空気入りタイヤの製造方法
JP2017100589A (ja) 2015-12-02 2017-06-08 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤ、金型および非空気入りタイヤの製造方法
WO2019009910A1 (en) 2017-07-06 2019-01-10 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin NON-PNEUMATIC WHEEL HAVING POLYAMIDE RAYS
US20190366767A1 (en) 2016-12-22 2019-12-05 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Method of mounting a non-pneumatic tire onto a hub

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018086864A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤ
JP6754686B2 (ja) * 2016-12-13 2020-09-16 Toyo Tire株式会社 非空気圧タイヤ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070215259A1 (en) 2003-11-28 2007-09-20 Crocodile Technolgoy (Uk) Limited Tyre
JP2009269413A (ja) 2008-04-30 2009-11-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 非空気圧タイヤ、リムホイール、及び車輪
WO2015052987A1 (ja) 2013-10-10 2015-04-16 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤ
JP2017100588A (ja) 2015-12-02 2017-06-08 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤおよび非空気入りタイヤの製造方法
JP2017100589A (ja) 2015-12-02 2017-06-08 株式会社ブリヂストン 非空気入りタイヤ、金型および非空気入りタイヤの製造方法
US20190366767A1 (en) 2016-12-22 2019-12-05 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Method of mounting a non-pneumatic tire onto a hub
WO2019009910A1 (en) 2017-07-06 2019-01-10 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin NON-PNEUMATIC WHEEL HAVING POLYAMIDE RAYS

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021117714A1 (ja) 2021-06-17
JP2021094909A (ja) 2021-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9616703B2 (en) Non-pneumatic tire
US9931890B2 (en) Non-pneumatic tire
EP2889158B1 (en) Non-pneumatic tire
EP3069897B1 (en) Non-pneumatic tire
EP3056354B1 (en) Non-pneumatic tire
EP2896510B1 (en) Non-pneumatic tyre
US8118072B2 (en) Run flat tire system and device
WO2015052987A1 (ja) 非空気入りタイヤ
EP3162591B1 (en) Non-pneumatic tire
WO2016084512A1 (ja) 非空気入りタイヤ
JP7315448B2 (ja) 非空気入りタイヤ用取付アダプタ、およびタイヤ組立体
JP6591882B2 (ja) 非空気入りタイヤおよび非空気入りタイヤの製造方法
JP2017100589A (ja) 非空気入りタイヤ、金型および非空気入りタイヤの製造方法
WO2022114069A1 (ja) 非空気入りタイヤ、およびタイヤ組立体
JP7518739B2 (ja) タイヤ組立体
WO2022114062A1 (ja) タイヤ組立体
WO2024079937A1 (ja) タイヤ・リム組立体
WO2024079938A1 (ja) タイヤ・リム組立体
US20130014875A1 (en) Run flat tire and system
JP6522936B2 (ja) 非空気入りタイヤ
JP6522931B2 (ja) 非空気入りタイヤ
JP2005138651A (ja) 支持体および空気入りランフラットタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7315448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150