JP7314204B2 - 撮像装置、撮像方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7314204B2
JP7314204B2 JP2021096875A JP2021096875A JP7314204B2 JP 7314204 B2 JP7314204 B2 JP 7314204B2 JP 2021096875 A JP2021096875 A JP 2021096875A JP 2021096875 A JP2021096875 A JP 2021096875A JP 7314204 B2 JP7314204 B2 JP 7314204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
unit
image
imaging
correction unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021096875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021157188A (ja
Inventor
康一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Publication of JP2021157188A publication Critical patent/JP2021157188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7314204B2 publication Critical patent/JP7314204B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/684Vibration or motion blur correction performed by controlling the image sensor readout, e.g. by controlling the integration time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6811Motion detection based on the image signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • H04N23/687Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation by shifting the lens or sensor position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

本開示は、撮像装置、撮像方法、及びプログラムに関する。
従来、手ぶれ補正等のために、撮像レンズ及び撮像装置本体の双方にぶれ補正機能を有する撮像装置が知られており、撮像レンズのぶれ補正機能と撮像装置本体のぶれ補正機能とを協調させて、像ぶれの補正を行う撮像装置が知られている。この種の撮像装置に関する技術として、撮像レンズのぶれ補正機能及び撮像装置本体のぶれ補正機能の一方による補正と、双方を協調させた補正とを、組み合わせて像ぶれの補正を行う撮像装置が知られている。
例えば、特許文献1には、露光開始の指示があるまでは、撮像レンズのぶれ補正機能により補正を行い、露光開始の指示があると、撮像レンズのぶれ補正機能及び撮像装置本体のぶれ補正機能を協調させて像ぶれの補正を行う撮像装置が開示されている。また例えば、特許文献2には、レリーズ釦が押下される前は、像ぶれのぶれ量のうちの高周波部分を撮像レンズのぶれ補正機能により補正し、レリーズ釦が押下された後は、高周波成分を撮像レンズのぶれ補正機能により補正し、低周波成分を撮像装置本体のぶれ補正機能により補正することで協調して像ぶれの補正を行う撮像装置が開示されている。
特開2009-265182号公報 特開2015-194711号公報
しかしながら、撮像レンズのぶれ補正機能及び撮像装置本体のぶれ補正機能のいずれか一方による補正と、双方を協調させた補正とを、組み合わせて像ぶれの補正を行う技術では、ぶれを精度よく補正できない場合があった。例えば、いずれか一方による補正から協調させた補正に切り換える場合、それまで補正を行っていなかった他方の補正機能が動作を開始する結果、ぶれを精度よく補正できない場合があった。
本開示は、以上の事情を鑑みて成されたものであり、ぶれを精度よく補正することができる撮像装置、撮像方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様の撮像装置は、撮像素子を含む撮像装置本体と、制御部と、光学像の観察に用いられる観察部と、撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部とを備え、制御部は、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、観察部により光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、観察モードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、第1補正部及び第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、観察モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、表示モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う
また、本開示の第2の態様の撮像装置は、第1の態様の撮像装置において、制御部は、動画を撮像する動画撮像モードが設定されている場合は、第1補正部及び第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行う
また、本開示の第3の態様の撮像装置は、第1の態様または第2の態様の撮像装置において、制御部は、観察モードの場合、撮像指示の受け付け前からぶれ量の検出の開始を指示する
また、本開示の第の態様の撮像装置は、第の態様の撮像装置において、制御部は、撮像指示を受け付ける前から第2補正部による像ぶれの補正を行わせる事前制御を行う。
また、本開示の第4の態様の撮像装置は、撮像素子を含む撮像装置本体と、制御部と、光学像の観察に用いられる観察部と、を備え、制御部は、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し観察部により光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる制御を行い、観察モードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる制御を行い、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる場合における第2補正部の分担比率について、観察モードの場合の分担比率を、表示モードの場合の分担比率よりも大きくする
また、本開示の第の態様の撮像装置は、第の態様の撮像装置において、制御部は、動画を撮像する動画撮像モードが設定されている場合は、第1補正部及び第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行う。
また、上記目的を達成するために、本開示の第の態様の撮像装置は、撮像レンズと、撮像レンズを通過した光学像を撮像する撮像素子を含む撮像装置本体と、撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部と、撮像レンズのぶれ量を検出する第1検出部と、撮像装置本体のぶれ量を検出する第2検出部と、第1検出部の検出結果に基づいて、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部と、第2検出部の検出結果に基づいて、撮像装置本体で像ぶれの補正を行う第2補正部と、撮像レンズを通過した光学像の観察に用いられる観察部と、光学像の撮像指示を受け付ける受付部と、制御部と、を備え制御部は、観察部により光学像の観察が行われる観察モードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1検出部及び第2検出部の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ第1補正部のみに像ぶれの補正を行わせ、撮像指示の受け付け中は、第1検出部及び第2検出部の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ第1補正部及び第2補正部の各々に像ぶれの補正を行わせ、表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、撮像指示の受け付け中であるか否かにかかわらず、第1検出部及び第2検出部の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ第1補正部及び第2補正部の各々に像ぶれの補正を行わせ、観察モードで撮像指示を受け付けた場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量は、表示モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きい。
また、上記目的を達成するために、本開示の第の態様の撮像装置は、第9の態様の撮像装置において、制御部は、観察モードの場合、撮像指示の受け付け前から第1検出部及び第2検出部にぶれ量の検出の開始を指示する。
一方、上記目的を達成するために、本開示の第の態様の撮像方法は、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、光学像の観察に用いられる観察部により光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、観察モードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、第1補正部及び第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、観察モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、表示モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う
また、上記目的を達成するために、本開示の第10の態様のプログラムは、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、光学像の観察に用いられる観察部により光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、観察モードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、第1補正部及び第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、観察モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、表示モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う、処理を実行させるためのものである。
また、本開示の撮像装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、光学像の観察に用いられる観察部により光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、第1補正部及び第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、観察モードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、第1補正部及び第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、観察モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、表示モードの場合に第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う
本開示によれば、ぶれを精度よく補正することができる。
OIS及びBISのいずれか一方によりぶれの補正を行う場合の問題点を説明するための図である。 OIS及びBISの双方により協調してぶれの補正を行う処理の概念図である。 実施形態の撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の撮像装置に含まれる撮像レンズのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の第1検出部及び第2検出部の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の撮像レンズに含まれるレンズ側主制御部の二次記憶部の記憶内容の一例を示す概念図である。 実施形態の撮像装置本体に含まれる本体側主制御部の二次記憶部の記憶内容の一例を示す概念図である。 第1実施形態のぶれ補正処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態のぶれ補正処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態のぶれ補正処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の協調処理の変形例を説明するための図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。なお、以下では、撮像レンズによるぶれ補正をOIS(Optical Image Stabilizer)といい、撮像装置本体によるぶれ補正をBIS(Body Image Stabilizer)という。
まず、実施形態の詳細を説明する前に、OIS及びBISの双方により協調して像ぶれの補正を行う協調処理について説明する。
OISによって補正を行う場合、後述する撮像レンズ14(図3及び図4参照)に含まれる補正用レンズ73(図4参照)を移動させて補正を行うが、補正用レンズ73の可動域には制限がある。補正用レンズ73の可動域に応じて、OISによって補正が可能な補正範囲にも制限があり、補正量の最大値が予め定められている。また、BISによって補正を行う場合、後述する撮像素子22(図3参照)を移動させて補正を行うが、撮像素子22の可動域には制限がある。撮像素子22の可動域に応じて、BISによって補正が可能な補正範囲にも制限があり、補正量の最大値が予め定められている。
図1に示すように、検出したぶれ量が、OISの補正範囲及びBISの補正範囲のいずれも超える、比較的大きなぶれの場合、OISのみによる補正では、ぶれの補正が完全には行えず、ぶれが残る場合が有る。また、この場合、BISのみによる補正でも、ぶれの補正が完全には行えず、ぶれが残る場合がある。
詳細は後述するが、本実施形態の撮像装置のように、TTL(Through the Lens)式の光学ファインダを備えた撮像装置の場合、後述する光学ビューモードにおいて、光学ファインダに被写体光が導かれた状態では、光学像の補正はOISでしか行えない。換言すると、光学ファインダにより観察される光学像の像ぶれは、OISでしか補正を行うことができない。
一方、後述するライブビューモードの場合、及び光学ビューモードであっても撮像素子22(図3参照)により撮像された光学像を補正する場合、BIS及びOISのいずれによっても補正を行うことができる。そこで、この場合、BIS及びOISの双方により協調して補正を行うことにより、BISによる補正範囲及びOISによる補正範囲を超える、比較的大きなぶれ量の像ぶれに対応することができる。例えば、一例として図2に示すように、a<1として、分担比率a:(1-a)によって分担して、BISとOISとで協調して補正を行うことにより、比較的大きなぶれ量の像ぶれであっても、対応することができる。
そこで、本実施形態では光学ビューモードにおいて、撮像指示の受け付け中以外は、OISのみにより補正を行い、撮像指示の受け付け中は、BIS及びOISの双方により協調して像ぶれの補正を行う。
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態の撮像装置10の構成を説明する。図3に示すように、撮像装置10は、レンズ交換式のデジタルカメラであり、撮像装置本体12及び撮像レンズ14を含む。撮像レンズ14は、撮像装置本体12に対して交換可能に装着される。
本実施形態の撮像装置10は、撮像系の動作モードとして、静止画撮像モードと動画撮像モードとを有する。静止画撮像モードは、被写体が撮像されて得られた静止画像を記録する動作モードであり、動画撮像モードは、被写体が撮像されて得られた動画像を記録する動作モードである。
撮像装置10では、ユーザから撮像装置10に対して与えられた指示に応じて、静止画撮像モードと動画撮像モードとが選択的に設定される。また、静止画撮像モードでは、ユーザから撮像装置10に対して与えられた指示に応じて、マニュアルフォーカスモードとオートフォーカスモードとが選択的に設定される。なお、以下では、オートフォーカスを「AF(AutoFocus)」と表記する。
AFモードでは、撮像装置本体12に設けられたレリーズボタン(図示省略)を半押し状態にすることにより撮像条件の調整が行われ、その後、引き続き全押し状態にすると本露光が行われる。つまり、レリーズボタンを半押し状態にすることによりAE(AutoExposure:自動露出)機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御が行われ、レリーズボタンを全押し状態にすると撮像が行われる。
撮像装置本体12はマウント13を備えており、撮像レンズ14は、マウント15を備えている。撮像レンズ14は、マウント13にマウント15が結合されることにより撮像装置本体12に交換可能に装着される。撮像レンズ14は、レンズユニット18、絞り19、及び制御装置20を含む。絞り19は、レンズユニット18よりも撮像装置本体12側に設けられており、レンズユニット18を透過した被写体光の光量を調節し、被写体光を撮像装置本体12内に導く。制御装置20は、マウント13、15を介して撮像装置本体12に電気的に接続されており、撮像装置本体12からの指示に従って撮像レンズ14の全体を制御する。
撮像装置本体12は、撮像素子22、第1ミラー24、第2ミラー26、本体側主制御部28、ミラー駆動部30、撮像素子ドライバ32、画像信号処理回路34、画像メモリ36、画像処理部38、表示制御部40、及びディスプレイ42を含む。また、撮像装置本体12は、受付I/F(InterFace)44、受付デバイス46、メディアI/F48、メモリカード50、外部I/F52、及びファインダ54を更に含む。また、撮像装置本体12は、第2駆動部33、撮像素子位置センサ35、及び第2検出部58を更に含む。本実施形態の撮像素子22が、撮像レンズ14を通過した光学像を撮像する撮像素子の一例である。なお、本実施形態では、静止画像、動画像、及びライブビュー画像等、撮像素子22により撮像された画像を総称する場合は、「撮像画像」という。
本体側主制御部28は、撮像装置10を制御するコンピュータの一例であり、CPU(Central Processing Unit)60、一次記憶部62、及び二次記憶部64を備えている。CPU60は、撮像装置10の全体を制御する。一次記憶部62は、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。一次記憶部62の一例としては、RAM(Random Access Memory)が挙げられる。二次記憶部64は、各種プログラム及び各種パラメータ等を予め記憶した不揮発性のメモリである。二次記憶部64の一例としては、フラッシュメモリが挙げられる。
CPU60、一次記憶部62、及び二次記憶部64は、バスライン56に接続されている。また、ミラー駆動部30、撮像素子ドライバ32、画像信号処理回路34、画像メモリ36、画像処理部38、表示制御部40、受付I/F44、メディアI/F48、及び外部I/F52も、バスライン56に接続されている。また、第2駆動部33、撮像素子位置センサ35、及び第2検出部58も、バスライン56に接続されている。
第1ミラー24は、撮像素子22の受光面22Aとレンズユニット18との間に介在しており、受光面被覆位置αと受光面開放位置βとに移動可能な可動ミラーである。第1ミラー24は、ミラー駆動部30に接続されており、ミラー駆動部30は、CPU60の制御下で、第1ミラー24を駆動させ、第1ミラー24を受光面被覆位置αと受光面開放位置βとに選択的に配置する。すなわち、第1ミラー24は、受光面22Aに対して被写体光を受光させない場合にミラー駆動部30によって受光面被覆位置αに配置され、受光面22Aに対して被写体光を受光させる場合にミラー駆動部30によって受光面開放位置βに配置される。
受光面被覆位置αでは、第1ミラー24が受光面22Aを覆い、かつ、レンズユニット18から導かれた被写体光を反射して第2ミラー26に導く。第2ミラー26は、第1ミラー24から導かれた被写体光を反射することで光学系(図示省略)を介して、ファインダ54に導く。ファインダ54は、第2ミラー26によって導かれた被写体光を透過させる。このようにして被写体光を透過させることにより、本実施形態のファインダ54は、撮像レンズ14を透過した光学像のユーザによる観察に用いられる。本実施形態のファインダ54が、本開示の観察部の一例である。本実施形態では、ユーザがファインダ54により被写体の光学像を観察するモードを、「光学ビューモード」という。本実施形態の光学ビューモードが、本開示の観察モードの一例である。
詳細は後述するが、一例として本実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1ミラー24は、受光面被覆位置αに配置される。一方、撮像装置10では、光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中は、第1ミラー24は、受光面開放位置βに配置される。また、撮像装置10では、後述するライブビューモードの場合、撮像指示の受け付け中及び受け付け中以外のいずれにおいても、第1ミラー24は、受光面開放位置βに配置される。
受光面開放位置βでは、第1ミラー24によって受光面22Aが覆われた状態が解除され、被写体光が第1ミラー24で反射されることなく、受光面22Aによって受光され、撮像素子22に到達する。
撮像素子ドライバ32は、撮像素子22に接続されており、CPU60の制御下で、撮像素子22に駆動パルスを供給する。撮像素子22の各画素は、撮像素子ドライバ32によって供給された駆動パルスに従って駆動する。なお、本実施形態では、撮像素子22として、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを用いているが、本開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の他のイメージセンサを用いてもよい。
画像信号処理回路34は、CPU60の制御下で、撮像素子22から1フレーム分の画像信号を画素毎に読み出す。画像信号処理回路34は、読み出した画像信号に対して、相関二重サンプリング処理、自動利得調整、及びA/D変換等の各種処理を行う。画像信号処理回路34は、画像信号に対して各種処理を行うことでデジタル化した画像信号を、CPU60から供給されるクロック信号で規定される所定のフレームレート(例えば、数十フレーム/秒)で1フレーム毎に画像メモリ36に出力する。画像メモリ36は、画像信号処理回路34から入力された画像信号を一時的に保持する。
画像処理部38は、画像メモリ36から所定のフレームレートで1フレーム毎に画像信号を取得し、取得した画像信号に対して、ガンマ補正と、輝度及び色差変換と、圧縮処理等の各種処理を行う。また、画像処理部38は、各種処理を行って得た画像信号を所定のフレームレートで1フレーム毎に表示制御部40に出力する。更に、画像処理部38は、各種処理を行って得た画像信号を、CPU60の要求に応じて、CPU60に出力する。
表示制御部40は、ディスプレイ42に接続されており、CPU60の制御下で、ディスプレイ42を制御する。また、表示制御部40は、画像処理部38から入力された画像信号を1フレーム毎に所定のフレームレートでディスプレイ42に出力する。ディスプレイ42は、表示制御部40から所定のフレームレートで入力された画像信号により示される画像をライブビュー画像として表示する。また、ディスプレイ42は、単一フレームで撮像されて得られた単一フレーム画像である静止画像も表示する。なお、ディスプレイ42には、ライブビュー画像の他に、メニュー画面等も表示される。
このように、本実施形態のディスプレイ42は、撮像素子22により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する。本実施形態のディスプレイ42は、本開示の表示部の一例である。本実施形態では、ユーザがディスプレイ42によりライブビュー画像を観察するモードを、「ライブビューモード」という。本実施形態のライブビューモードが、本開示の表示モードの一例である。
受付デバイス46は、不図示のダイヤル、レリーズボタン、十字キー、MENUキー、及びタッチパネル等を有しており、光学ビューモード及びライブビューモードのいずれのモードとするか等の指示を含む、ユーザからの各種指示を受け付ける。受付デバイス46は、受付I/F44に接続されており、受け付けた指示の内容を示す指示内容信号を受付I/F44に出力する。受付I/F44は、受付デバイス46から入力された指示内容信号をCPU60に出力する。CPU60は、受付I/F44から入力された指示内容信号に応じた処理を実行する。本実施形態の受付デバイス46が、本開示の受付部の一例である。
メディアI/F48は、メモリカード50に接続されており、CPU60の制御下で、メモリカード50に対する画像ファイルの記録及び読み出しを行う。メディアI/F48によってメモリカード50から読み出された画像ファイルは、CPU60の制御下で、画像処理部38によって伸長処理が施されてディスプレイ42に再生画像として表示される。
外部I/F52は、マウント13にマウント15が接続されることで、撮像レンズ14の制御装置20と接続され、CPU60と制御装置20との間の各種情報の送受信を司る。
第2駆動部33は、CPU60の制御下で、撮像素子22を移動させる。本実施形態では、第2駆動部33は、撮像素子22を光軸L1に垂直な面内(例えば、光軸L1をZ軸とした場合のXY平面内)で移動させる。これにより、第2駆動部33は、像ぶれの補正を行う。第2駆動部33が、撮像装置本体12で像ぶれの補正を行う第2補正部の一例である。この第2駆動部33が撮像素子22を移動させることによって行われる像ぶれの補正が、前述したBISに相当する。なお、第2駆動部33は、撮像素子22を移動可能な部材であれば特に限定されない。例えば、第2駆動部33として、磁石とホール素子とを用いた部材を適用してもよいし、ステッピングモータ及び超音波モータ等を含むアクチュエータ等を適用してもよい。
撮像素子位置センサ35は、撮像素子22の光軸L1に垂直な面内での位置を検出する。撮像素子位置センサ35により検出された撮像素子22の位置は、第2駆動部33により撮像素子22を移動させる際に用いられる。なお、撮像素子位置センサ35は、撮像素子22の光軸L1に垂直な面内での位置を検出可能なセンサであれば特に限定されない。例えば、撮像素子位置センサ35として、磁気式のセンサを適用してもよいし、光学式のセンサを適用してもよい。
第2検出部58は、撮像装置本体12に固定されて設けられ、撮像装置本体12のぶれ量を検出する。なお、第2検出部58の詳細な構成については後述する。
一例として図4に示すように、本実施形態のレンズユニット18は、入射レンズ70、ズームレンズ72、補正用レンズ73、及びフォーカスレンズ74を含む。入射レンズ70、ズームレンズ72、補正用レンズ73、及びフォーカスレンズ74は、光軸L1に沿って設けられており、絞り19側から光軸L1に沿ってフォーカスレンズ74、補正用レンズ73、ズームレンズ72、及び入射レンズ70の順に配置されている。
被写体光は、入射レンズ70に入射される。入射レンズ70は、被写体光を透過させ、ズームレンズ72に導く。本実施形態のズームレンズ72は、光軸L1に沿って移動可能な複数のレンズを含み、ズームレンズ72の状態を調節することによって撮像レンズ14の焦点距離(以下、単に「焦点距離」という)を調節する。具体的には、ズームレンズ72は、撮像レンズ14に設けられたズームリング(図示省略)が回転されることにより各レンズが光軸L1に沿って近づいたり、遠ざかったりすることによってレンズ間の光軸L1に沿った位置関係が調節され、焦点距離が調節される。ズームレンズ72は、入射レンズ70から入射された被写体光を透過させ、補正用レンズ73に導く。
補正用レンズ73は、光軸L1に垂直な面内(例えば、光軸L1をZ軸とした場合のXY平面内)において移動可能なレンズであり、光軸L1に垂直な面内において移動することで、像ぶれを補正する。補正用レンズ73は、ズームレンズ72から入射された被写体光を透過させ、フォーカスレンズ74に導く。
フォーカスレンズ74は、光軸L1に沿って移動可能なレンズであり、光軸L1に沿って移動することで撮像素子22の受光面22Aに形成される被写体像のピントを変化させる。なお、以下では、単にフォーカスレンズ74の位置と記載した場合は、光軸L1に沿ったフォーカスレンズ74の位置を表すものとする。フォーカスレンズ74は、補正用レンズ73から入射された被写体光を透過させ、絞り19に導く。絞り19は、フォーカスレンズ74から入射された被写体光の光量を調整し、かつ被写体光を透過させて撮像装置本体12に導く。
撮像レンズ14の制御装置20は、レンズ側主制御部76、第1検出部78、第1駆動部80、レンズ位置センサ82、及び外部I/F86を含む。
レンズ側主制御部76は、CPU88、一次記憶部90、及び二次記憶部92を備えている。CPU88は、撮像レンズ14の全体を制御する。一次記憶部90は、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。一次記憶部90の一例としては、RAMが挙げられる。二次記憶部92は、各種プログラム及び各種パラメータ等を予め記憶した不揮発性のメモリである。二次記憶部92の一例としては、フラッシュメモリが挙げられる。
CPU88、一次記憶部90、及び二次記憶部92は、バスライン94に接続されている。また、第1検出部78、第1駆動部80、レンズ位置センサ82、及び外部I/F86も、バスライン94に接続されている。
外部I/F86は、マウント15にマウント13が接続されることで、撮像装置本体12の外部I/F52と接続され、外部I/F52と協働して、CPU88と撮像装置本体12のCPU60との間の各種情報の送受信を司る。
第1検出部78は、撮像レンズ14に固定されて設けられ、撮像レンズ14のぶれ量を検出する。なお、第1検出部78の詳細な構成については後述する。
第1駆動部80は、CPU88の制御下で、補正用レンズ73を移動させる。本実施形態では、第1駆動部80は、補正用レンズ73を光軸L1に垂直な面内で移動させる。これにより、第1駆動部80は、像ぶれの補正を行う。第1駆動部80が、補正用レンズ73で像ぶれの補正を行う第1補正部の一例である。この第1駆動部80が補正用レンズ73を移動させることによって行われる像ぶれの補正が、前述したOISに相当する。なお、第1駆動部80は、補正用レンズ73を移動可能な部材であれば特に限定されない。例えば、第1駆動部80として、磁石とホール素子とを用いた部材を適用してもよいし、ステッピングモータ及び超音波モータ等を含むアクチュエータ等を適用してもよい。
レンズ位置センサ82は、補正用レンズ73の光軸L1に垂直な面内での位置を検出する。レンズ位置センサ82により検出された補正用レンズ73の位置は、第1駆動部80により補正用レンズ73を移動させる際に用いられる。なお、レンズ位置センサ82は、補正用レンズ73の光軸L1に垂直な面内での位置を検出可能なセンサであれば特に限定されない。例えば、レンズ位置センサ82として、磁気式のセンサを適用してもよいし、光学式のセンサを適用してもよい。
次に、図5を参照して、本実施形態の第1検出部78及び第2検出部58の構成を説明する。図5に示すように、第2検出部58は、ジャイロセンサ58A、ADC(Analog to Digital Converter)58B、HPF(High Pass Filter、ハイパスフィルター)58C、及び積分器58Dを備えている。ジャイロセンサ58Aは、撮像装置本体12の角速度[deg/sec]を検出し、検出した角速度を表すアナログ信号をADC58Bに出力する。
ADC58Bは、ジャイロセンサ58Aから入力された角速度を表すアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換して得られた角速度を表すデジタル信号をHPF58Cに出力する。HPF58Cは、ADC58Bから入力された角速度を表すデジタル信号のうち、カットオフ周波数未満の成分を遮断し、カットオフ周波数以上の成分を積分器58Dに出力するハイバスフィルターである。
積分器58Dは、HPF58Cから入力されたデジタル信号を積分することによって、撮像装置本体12のぶれ量[deg]を出力する。
また、図5に示すように第1検出部78は、ジャイロセンサ78A、ADC78B、HPF78C、及び積分器78Dを備えている。ジャイロセンサ78A、ADC78B、HPF78C、及び積分器78Dは、それぞれジャイロセンサ58A、ADC58B、HPF58C、及び積分器58Dと同様の機能を有する構成部位であるため、説明を省略する。
以上の構成により、第1検出部78は、撮像レンズ14のぶれ量を検出し、第2検出部58は、撮像装置本体12のぶれ量を検出する。
一例として図6に示すように、レンズ側主制御部76の二次記憶部92は、レンズ側ぶれ補正プログラム96を記憶している。CPU88は、二次記憶部92からレンズ側ぶれ補正プログラム96を読み出して一次記憶部90に展開し、展開したレンズ側ぶれ補正プログラム96に従って後述するぶれ補正処理(図8参照)におけるCPU88による処理を実行する。換言すると、CPU88は、レンズ側ぶれ補正プログラム96を実行することで第1駆動部80を制御する第1制御部として動作する。
また、レンズ側主制御部76の二次記憶部92は、レンズ側ぶれ補正情報97も記憶している。本実施形態のレンズ側ぶれ補正情報97は、第1駆動部80による補正量の最大値を含む。この第1駆動部80による補正量の最大値は、補正用レンズ73の移動量の最大値に対応する。
一方、一例として図7に示すように、本体側主制御部28の二次記憶部64は、本体側ぶれ補正プログラム98を記憶している。CPU60は、二次記憶部64から本体側ぶれ補正プログラム98を読み出して一次記憶部62に展開し、展開した本体側ぶれ補正プログラム98に従って後述するぶれ補正処理(図8参照)を実行する。換言すると、CPU60は、本体側ぶれ補正プログラム98を実行することで第2駆動部33を制御する第2制御部として動作する。
また、本体側主制御部28の二次記憶部64は、本体側ぶれ補正情報99も記憶している。本実施形態の本体側ぶれ補正情報99は、第2駆動部33による補正量の最大値を含む。この第2駆動部33による補正量の最大値は、撮像素子22の移動量の最大値に対応する。
次に、図8を参照して、本実施形態の撮像装置10の作用を説明する。なお、図8に示すぶれ補正処理は、例えば、撮像装置10の電源スイッチがオン状態とされた場合に実行される。
図8のステップS100でCPU60は、第1検出部78に、ぶれ量の検出の開始を指示する。具体的には、CPU60は、CPU88に対し、検出の開始の指示を表す検出指示信号を出力する。CPU88は、CPU60から検出の開始の指示を表す検出指示信号が入力されると、第1検出部78に、ぶれ量の検出を開始させる。一例として本実施形態では、上述した第1検出部78が備えるジャイロセンサ78A、ADC78B、HPF78C、及び積分器78Dの各々により順次行う処理を全て行う。そのため、第1検出部78の積分器78Dからは、補正用レンズ73のぶれ量が出力される。
次のステップS102でCPU60は、第2検出部58に、ぶれ量の検出の開始を指示する。一例として本実施形態では、上述した第2検出部58が備えるジャイロセンサ58A、ADC58B、HPF58C、及び積分器58Dの各々により順次行う処理のうち、ジャイロセンサ58A、ADC58B、及びHPF58Cによる処理までを行う。なお、本実施形態に限定されず、第2検出部58が、積分器58Dまでの処理を全て行う形態としてもよい。
次のステップS104でCPU60は、設定されているモードが光学ビューモードであるか否かを判定する。なお、本実施形態の撮像装置10では、動作モードとして、動画撮像モードが設定されている場合、撮像指示の受け付け中であるか否かにかかわらずディスプレイ42にライブビュー画像が表示される。そのため、動画撮像モードが設定されている状態は、ライブビューモードが設定されている状態として扱う。
設定されているモードが光学ビューモードではない場合、換言するとライブビューモードが設定されている場合、ステップS104の判定が否定判定となり、ステップS106へ移行する。
ステップS106でCPU60は、協調処理の設定を行う。具体的には、CPU60は、第1駆動部80及び第2駆動部33による像ぶれの補正における分担比率を導出し、導出した分担比率を設定する。一例として本実施形態では、第1駆動部80及び第2駆動部33による像ぶれの補正における分担比率を(1-a):aとしている。そこで、CPU60は、下記の(1)式により、分担比率を表すaを導出する。なお、下記の(1)式におけるM1は、第1駆動部80による像ぶれの補正量の最大値を表し、M2は、第2駆動部33による像ぶれの補正量の最大値を表す。換言すると、第1駆動部80及び第2駆動部33による像ぶれの補正における分担比率は、第1駆動部80による像ぶれの補正量の最大値と第2駆動部33による像ぶれの補正量の最大値との比に相当する。
a=M2÷(M1+M2)・・・ (1)
次のステップS108でCPU60が、第2駆動部33による像ぶれの補正を開始させた後、ステップS110へ移行する。具体的には、CPU60は、第2検出部58の積分器58Dに、HPF58Cから入力されたデジタル信号を積分させ、積分器58Dから撮像装置本体12のぶれ量を出力させる。さらに、CPU60は第2検出部58により検出されたぶれ量を取得する。そして、CPU60は、検出したぶれ量を打ち消す補正量を導出する。具体的には、CPU60は、第2検出部58で検出されたぶれ量のうち、上記ステップS106で設定したaを乗算した分のぶれを打ち消す補正量を導出する。本実施形態では、導出した補正量が撮像素子22の移動量に相当する。
一方、設定されているモードが光学ビューモードの場合、上記ステップS104の判定が肯定判定となり、ステップS110へ移行する。ステップS110でCPU60は、第1駆動部80による像ぶれの補正の開始を指示する。具体的には、CPU60は、CPU88に対して、補正の開始の指示を表す補正指示信号を出力する。CPU88は、CPU60から補正の開始の指示を表す補正指示信号が入力されると、第1検出部78により検出されたぶれ量を取得する。そして、CPU88は、検出したぶれ量を打ち消す補正量を導出する。本実施形態では、導出した補正量が補正用レンズ73の移動量に相当する。
なお、ステップS104で肯定判定となった後にステップS110に移行した場合、第1駆動部80のみで像ぶれの補正を行う。そのため、第1検出部78で検出されたぶれ量の全てを、第1駆動部80で補正する。CPU88は、第1駆動部80により、導出した補正量に応じて補正用レンズ73を移動させることで像ぶれの補正を行う。
一方、ステップS108の後にステップS110に移行した場合、上記ステップS106で設定した協調処理の設定に応じた分担比率に応じて、第1検出部78で検出されたぶれ量を第1駆動部80で補正する。具体的には、CPU88は、第1検出部78で検出されたぶれ量のうち、上記ステップS106で設定した(1-a)を乗算した分のぶれを打ち消す補正量を導出する。CPU88は、第1駆動部80により、導出した補正量に応じて補正用レンズ73を移動させることで像ぶれの補正を行う。
次のステップS112でCPU60は、受付デバイス46に含まれるレリーズボタンが押し下げられたか否かを判定する。なお、一例として、本実施形態では、レリーズボタンが押し下げられてから、撮像素子22により撮像された画像信号が画像メモリ36に保持されるまでの期間を、撮像指示の受け付け中といい、この期間外を撮像指示の受け付け中以外という。従って、換言すると本ステップでは、CPU60は、撮像指示を受け付けたか否かを判定する。
レリーズボタンが押し下げられるまでステップS112の判定は否定判定となり、レリーズボタンが押し下げられると、ステップS112の判定が肯定判定となりステップS114へ移行する。
ステップS114でCPU60は、協調処理を行っている最中であるか否かを判定する。上述のように本実施形態では、光学ビューモードの場合、協調処理を行っていない。協調処理を行っていない場合、ステップS114の判定が否定判定となり、ステップS116へ移行する。
ステップS116でCPU60は、上記ステップS106と同様に、協調処理の設定を行う。次のステップS118でCPU60は、上記ステップS108と同様に、CPU60が、第2駆動部33による像ぶれの補正を開始させた後、ステップS120へ移行する。
一方、上述のように本実施形態では、ライブビューモードの場合、協調処理を行っている。協調処理を行っている場合、上記ステップS114の判定が肯定判定となり、ステップS120へ移行する。
ステップS120でCPU60は、上述したように撮像素子22により撮像を行う。なお、本実施形態では、撮像素子22による撮像の前に、CPU60は、第1検出部78による、ぶれ量の検出を終了させ、第1駆動部80による、像ぶれの補正を終了させる。具体的には、CPU60は、CPU88に対し、検出の終了の指示を表す検出指示信号、及び補正の終了の指示を表す補正指示信号を出力する。CPU88は、CPU60から検出の終了の指示を表す検出指示信号、及び補正の終了の指示を表す補正指示信号が入力されると、第1検出部78による、ぶれ量の検出を終了させ、また、第1駆動部80による、像ぶれの補正を終了させる。また、CPU60は、第2検出部58による、ぶれ量の検出を終了させ、第2駆動部33による、像ぶれの補正を終了させる。
次のステップS124でCPU60は、本ぶれ補正処理を終了するか否かを判定する。本実施形態では、一例として、撮像装置10の電源スイッチがオフ状態とされたことを終了条件とし、CPU60は終了条件を満たすか否かを判定する。終了条件を満たすまで、ステップS124の判定が否定判定となり、ステップSS100に戻り、本ぶれ補正処理を繰り返す。一方、終了条件を満たす場合、ステップS124の判定が肯定判定となり、本ぶれ補正処理を終了する。
このように、本実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1検出部78及び第2検出部58の各々がぶれ量の検出を行い、第1駆動部80のみにより、像ぶれの補正を行う。また、撮像指示の受け付け中は、第1検出部78及び第2検出部58の各々がぶれ量の検出を行い、第1駆動部80及び第2駆動部33が協調して、像ぶれの補正を行う。一方、ライブビューモードの場合、撮像指示の受け付け中であるか受け付け中以外であるかに関わらず、第1検出部78及び第2検出部58の各々がぶれ量の検出を行い、第1駆動部80及び第2駆動部33が協調して、像ぶれの補正を行う。
本実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第2駆動部33による補正は行わないが、第2検出部58によるぶれ量の検出は行う。従って、本実施形態の撮像装置10では、撮像指示の受け付け中となり、協調処理を行う場合、第2駆動部33による補正を速やかに精度良く行うことができるようになる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態では、上記第1実施形態で説明した構成及び作用と同一の構成及び作用については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態の撮像装置10の構成は、第1実施形態の撮像装置10の構成(図1~図7参照)と同様であるため、説明を省略する。
一方、本実施形態の撮像装置10の作用は、ぶれ補正処理の一部が異なっている。光学ビューモードでは、撮像指示の受け付け中以外は、第1駆動部80のみにより補正用レンズ73を移動させて補正を行う。撮像指示を受け付けた時点(上記第1実施形態では、レリーズボタンが押し下げられた時点)では、第1駆動部80により、補正用レンズ73の移動に応じて、補正用レンズ73が、可動範囲の中心点から外れた位置に配置された状態となっている。そのため、補正用レンズ73を移動させた場合、可動域に達し易くなる。換言すると、可動範囲の中心点に補正用レンズ73が配置された状態に比べて、補正用レンズ73の移動可能な距離が、短くなる。一方、撮像指示の受け付け中以外は、第2駆動部33による補正は行われておらず、撮像素子22は移動していないため、撮像指示を受け付けた時点では、撮像素子22は、可動範囲の中心点に配置された状態となっている。そのため、撮像素子22の移動については、補正用レンズ73を移動させる場合のように、可動域に達し易くなることはない。
そこで、本実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中となり、協調処理を行う場合の第2駆動部33による分担比率を大きくする。具体的には、光学ビューモードにおける分担比率をa1とし、ライブビューモードにおける分担比率をa2とした場合、分担比率a1を分担比率a2よりも大きく(a2<a1)する。
一例として本実施形態では、分担比率a2を、第1実施形態の分担比率a相当としている。また、一例として、分担比率a1を、分担比率a2よりも1割大きな値(a1=a2×1.1)としている。なお、分担比率a1をどの程度の大きさとするかは、補正用レンズ73及び撮像素子22の可動域等を考慮して、予め定めておけばよく、本実施形態に限定されるものではない。
図9には、本実施形態のぶれ補正処理の一例を表すフローチャートを示す。図9に示した本実施形態のぶれ補正処理は、第1実施形態のぶれ補正処理(図8参照)のステップS106に代わりステップS107の処理を実行し、ステップS116に代わりステップS117の処理を実行する点で異なっている。
図9に示すように、ステップS107でCPU60は、ライブビューモードにおける協調処理の設定を行う。協調処理の設定方法は、第1実施形態のぶれ補正処理(図8参照)のステップS106と同様であるが、上述したように、本実施形態では、分担比率が第1実施形態と異なる。具体的には、本実施形態では、第1駆動部80及び第2駆動部33による像ぶれの補正における分担比率を(1-a2):a2としている。CPU60は、下記の(2)式により、分担比率a2を導出する。なお、下記の(2)式におけるM1及びM2は、上記(1)式のM1及びM2と同様である。
a2=M2÷(M1+M2) ・・・(2)
また、図9に示すようにステップS117でCPU60は、光学ビューモードにおける協調処理の設定を行う。協調処理の設定方法は、第1実施形態のぶれ補正処理(図8参照)のステップS116と同様であるが、上述したように、本実施形態では、分担比率が第1実施形態と異なる。具体的には、本実施形態では、第1駆動部80及び第2駆動部33による像ぶれの補正における分担比率を(1-a1):a1としている。CPU60は、下記の(3)式により、分担比率a1を導出する。
a1=a2×1.1 ・・・(3)
このように、本実施形態の撮像装置10では、協調処理における第2駆動部33の分担比率について、光学ビューモードの場合の分担比率a1を、ライブビューモードの場合の分担比率a2よりも大きくする。光学ビューモードにおいて協調処理を行う場合の第2駆動部33による補正の分担比率a1を大きくすることにより、協調処理において、補正のために第1駆動部80が補正用レンズ73を移動させた場合に可動域に達し難くすることができる。従って、本実施形態の撮像装置10によれば、第1駆動部80による補正の制限が抑制されるため、精度よく補正を行うことができる。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態では、上記第1実施形態で説明した構成及び作用と同一の構成及び作用については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態の撮像装置10の構成は、第1実施形態の撮像装置10の構成(図1~図7参照)と同様であるため、説明を省略する。
一方、本実施形態の撮像装置10の作用は、ぶれ補正処理の一部が異なっている。
光学ビューモードの場合、上述したように撮像指示の受け付け中以外は、第2駆動部33による補正は行われず、撮像素子22は移動していない。撮像指示を受け付けると、協調処理を行うために、第2駆動部33は補正量に応じて撮像素子22の移動を開始させる。ここで、急に撮像素子22の移動を開始させた場合、第2駆動部33が滑らかに動かない等の問題が生じる懸念がある。そのため、本実施形態では、光学ビューモードにおいて撮像指示の受け付け中以外の場合、第2駆動部33による撮像素子22の移動を予め行うことにより、協調処理を開始した際に、第2駆動部33を滑らかに動かす。なお、光学ビューモードにおいて撮像指示の受け付け中以外は、上述したように第1ミラー24が受光面被覆位置αに配置されているため、撮像素子22を動かしてもファインダ54で観察される光学像の像ぶれは補正されない。
光学ビューモードにおいて撮像指示の受け付け中以外に、撮像素子22を動かす量(移動量)は、第2駆動部33による補正性能に影響が生じない程度とする。例えば、撮像素子22の移動量が大きすぎる場合、第2実施形態において説明した補正用レンズ73の可動域の問題と同様に、協調処理を開始した際に撮像素子22が可動域に達し易くなるという問題が生じ、補正性能が低下する懸念が生じる。そこで、撮像素子22の可動範囲の大きさを1とした場合、予め撮像素子22を予め移動させる移動量を可動範囲の0.1(1割)未満であれば、補正性能に影響が生じ難い。
図10には、本実施形態のぶれ補正処理の一例を表すフローチャートを示す。図10に示した本実施形態のぶれ補正処理は、第1実施形態のぶれ補正処理(図8参照)のステップS104の処理で肯定判定となった後、ステップS110の前にステップS105に移行する点で異なっている。
図10に示すように、ステップS105でCPU60は、ライブビューモードにおける協調処理の設定を行う。第2駆動部33により、撮像素子22を移動させる。上述したように、本実施形態のCPU60は、撮像素子22の可動範囲の大きさに、0.1を乗じた値を移動量として、第2駆動部33により撮像素子22を移動させる。
このように本実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードにおいて撮像指示の受け付け中以外の場合、第2駆動部33による撮像素子22の移動を予め行う。撮像素子22の移動を予め行うことにより、撮像指示を受け付け、協調処理を開始した場合に、第2駆動部33により撮像素子22の移動を速やかに行うことができる。従って、本実施形態の撮像装置10によれば、精度よく補正を行うことができる。また、本実施形態の撮像装置10によれば、撮像素子22を移動させてぶれを補正する補正時間を短縮することができる。
以上説明したように、上記各実施形態の撮像装置10は、撮像レンズ14と、撮像レンズ14を通過した光学像を撮像する撮像素子22を含む撮像装置本体12と、を備える。また、撮像装置10は、撮像レンズ14のぶれ量を検出する第1検出部78と、撮像装置本体12のぶれ量を検出する第2検出部58と、第1検出部78の検出結果に基づいて、補正用レンズ73で像ぶれの補正を行う第1駆動部80と、第2検出部58の検出結果に基づいて、撮像装置本体12で像ぶれの補正を行う第2駆動部33と、を備える。また、撮像装置10は、撮像レンズ14を通過した光学像の観察に用いられるファインダ54と、光学像の撮像指示を受け付ける受付デバイス46を備える。また、撮像装置10は、ファインダ54により光学像の観察が行われる光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中以外は、第1検出部78及び第2検出部58の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ第1駆動部80のみに像ぶれの補正を行わせる制御を行うCPU60及びCPU88と、を備える。
このように、本実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードでは、第1駆動部80のみが像ぶれの補正を行うため、協調処理を行う場合よりも、補正可能な補正量を大きくすることができる。
また、一般的に、HPF58Cには過渡応答が存在するため、HPF58Cが処理を開始してから、ジャイロセンサ58Aのゼロ点ドリフトの影響を無視できる状態となるまで時間を要する。そのため、HPF58Cが処理を開始した直後は、ゼロ点ドリフトの影響により、ぶれ量の検出精度が低下する場合がある。
これに対して、上記各実施形態の撮像装置10では、光学ビューモードの場合、撮像指示の受け付け中以外も、第2検出部58が、ぶれ量の検出を行う。具体例として、上記各実施形態では、第2検出部58は、第2検出部58のジャイロセンサ58A、ADC58B、及びHPF58Cの各々による処理を行う。そのため、上記各実施形態の撮像装置10では、撮像指示を受け付け、協調処理を開始する際には、上記ゼロ点ドリフトの影響を抑制することができる状態となる。
従って、上記各実施形態の撮像装置10によれば、ぶれを精度よく補正することができる。
なお、上記各実施形態では、協調処理を行う場合、第1駆動部80及び第2駆動部33の各々が所定の分担比率に応じたぶれ量を補正する形態について説明したが、補正の分担の方法は、説明した形態に限定されない。例えば、図11に示した一例のように、像ぶれのぶれ量の周波数毎に、第1駆動部80及び第2駆動部33で分担する形態としてもよい。例えば、検出したぶれに含まれる低周波のぶれは、ゆっくりとした大きなぶれとなり、高周波のぶれは、早く小刻みなとなる傾向を示す。この場合、低周波のぶれの補正量は、高周波のぶれの補正量よりも大きくなる。上述したように、協調処理を開始した状態では、補正用レンズ73は移動しているため可動域に達しやすい一方、撮像素子22は移動していない、または稼働していても移動量がわずかであるため可動域に達し難い傾向がある。このような場合、補正量が大きくなる、高周波のぶれを第2駆動部33で補正し、低周波のぶれを第1駆動部80で補正する形態とすることが好ましい。
また例えば、第1検出部78のHPF78C及び第2検出部58のHPF58Cのカットオフ周波数に応じて、第1駆動部80及び第2駆動部33のいずれが低周波(高周波)の補正を行うかを定める形態としてもよい。HPF78C及びHPF58Cのカットオフ周波数は、各々、ジャイロセンサ78A及びジャイロセンサ58Aのゼロ点ドリフトと相関関係にあり、ゼロ点ドリフトが大きいほどカットオフ周波数が高くなることが多い。従って、ジャイロセンサ78A及びジャイロセンサ58Aの性能が異なると、HPF78C及びHPF58Cのカットオフ周波数が異なる。この場合、第1検出部78及び第2検出部58のうち、カットオフ周波数がより低いHPFを備える、換言するとより低周波のぶれ量を検出が可能な検出部の検出結果に基づいて補正を行う方が、低周波のぶれを補正する形態とすることが好ましい。
例えば、図11に示した一例のように、検出したぶれ量のうち、所定の周波数以上の高周波のぶれを第1駆動部80(OIS)で補正を行い、所定の周波数未満の低周波のぶれを第2駆動部33(BIS)で補正を行う場合、第2検出部58及び第1検出部78を以下の構成とすればよい。第2検出部58では、HPF58Cと積分器58Dとの間に、所定の周波数未満の低周波成分を遮断するHPFを設ければよい。また、第1検出部78では、HPF78Cと積分器78Dとの間に、所定の周波数以上の高周波成分を遮断するLPF(Low Pass Filter、ローパスフィルター)を設ければよい。なお、所定の周波数は、上記のように、補正用レンズ73及び撮像素子22各々の可動範囲、及びジャイロセンサ78A及びジャイロセンサ58A各々のゼロ点ドリフト等に応じて定めることができる。
なお、上記各実施形態では、受付デバイス46が光学ビューモード及びライブビューモードのいずれのモードとするかを受け付ける受付部の一例とする形態について説明したが、受付部は、説明した形態に限定されないことはいうまでもない。例えば、受付部の一例として、ファインダ54の近傍に設けた、ユーザの眼の接近を検出するための接眼センサを用いる形態としてもよい。この場合、接眼センサが、ファインダ54にユーザの眼が接近していることを検出している期間は、光学ビューモードが設定され、その他の期間、換言すると、ファインダ54にユーザの眼が接近していない期間は、ライブビューモードが設定される形態とされる。
また、上記実施形態では、2つの制御部(上記実施形態では、本体側主制御部28及びレンズ側主制御部76)が連携して像ぶれを補正する制御を行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、1つの制御部が像ぶれを補正する制御を行う形態としてもよい。この場合、本体側主制御部28が第1駆動部80を直接制御する形態が例示される。
また、上記実施形態では、図8~図10の各々に示すぶれ補正処理をCPU60が実行し、CPU88は、CPU60の指示に従って像ぶれを補正する制御を行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、図8~図10の各々に示すぶれ補正処理をCPU88が実行し、CPU60は、CPU88の指示に従って像ぶれを補正する制御を行う形態としてもよい。
また、上記実施形態では、撮像装置10全体を制御する本体側主制御部28が像ぶれを補正する制御を行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、本体側主制御部28とは別にぶれ補正専用の制御部を撮像装置本体12に設け、ぶれ補正専用の制御部のCPUが図8~図10の各々に示すぶれ補正処理を実行する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、第1駆動部80及び第2駆動部33によって分担して像ぶれの補正を行う場合の分担比率として、第1駆動部80による像ぶれの補正量の最大値と第2駆動部33による像ぶれの補正量の最大値との比を適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、上記分担比率として、固定値として予め定められた比(例えば、1:1)を適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、第1駆動部80が像ぶれの補正を行う際に第1検出部78により検出されたぶれ量を使用し、第2駆動部33が像ぶれの補正を行う際に第2検出部58により検出されたぶれ量を使用する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、第1駆動部80及び第2駆動部33の何れがぶれの補正を行う場合でも、第1検出部78又は第2検出部58により検出されたぶれ量を使用する形態としてもよい。この場合、第1検出部78及び第2検出部58のうちのぶれ量の検出性能が高い方により検出されたぶれ量を使用する形態が例示される。
また、上記実施形態において、例えば、第1制御部及び第2制御部といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
また、上記実施形態では、本体側ぶれ補正プログラム98が二次記憶部64に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。本体側ぶれ補正プログラム98は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、本体側ぶれ補正プログラム98は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
また、上記実施形態では、レンズ側ぶれ補正プログラム96が二次記憶部92に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。レンズ側ぶれ補正プログラム96は、CD-ROM、DVD-ROM、及びUSBメモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、レンズ側ぶれ補正プログラム96は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10 撮像装置
12 撮像装置本体
13、15 マウント
14 撮像レンズ
18 レンズユニット
19 絞り
20 制御装置
22 撮像素子
22A 受光面
24 第1ミラー
26 第2ミラー
28 本体側主制御部
30 ミラー駆動部
32 撮像素子ドライバ
33 第2駆動部
34 画像信号処理回路
35 撮像素子位置センサ
36 画像メモリ
38 画像処理部
40 表示制御部
42 ディスプレイ
44 受付I/F46 受付デバイス
48 メディアI/F50 メモリカード
52、86 外部I/F54 ファインダ
56、94 バスライン
58 第2検出部
58A、78A ジャイロセンサ
58B、78B ADC58C、78C HPF58D、78D 積分器
60、88 CPU62、90 一次記憶部
64、92 二次記憶部
70 入射レンズ
72 ズームレンズ
73 補正用レンズ
74 フォーカスレンズ
76 レンズ側主制御部
78 第1検出部
80 第1駆動部
82 レンズ位置センサ
96 レンズ側ぶれ補正プログラム
97 レンズ側ぶれ補正情報
98 本体側ぶれ補正プログラム
99 本体側ぶれ補正情報
L1 光軸α 受光面被覆位置β 受光面開放位置

Claims (10)

  1. 撮像素子を含む撮像装置本体と、
    制御部と、
    光学像の観察に用いられる観察部と、
    前記撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部とを備え、
    前記制御部は、
    補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、前記撮像素子で前記像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、
    前記観察部により前記光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に分担させて前記像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、
    前記観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け中以外は、前記第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記表示部が前記撮像画像を表示する表示モードの場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記観察モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、前記表示モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う、
    撮像装置。
  2. 前記制御部は、動画を撮像する動画撮像モードが設定されている場合は、前記第1補正部及び前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行う
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け前からぶれ量の検出の開始を指示する
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 撮像素子を含む撮像装置本体と、
    制御部と、
    光学像の観察に用いられる観察部と、を備え、
    前記制御部は、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、前記撮像素子で前記像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し
    前記観察部により前記光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に分担させて前記像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け中以外は、前記第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    表示部が撮像画像を表示する表示モードの場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に分担させて像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記第1補正部及び前記第2補正部に分担させて前記像ぶれの補正を行わせる場合における前記第2補正部の分担比率について、前記観察モードの場合の分担比率を、前記表示モードの場合の分担比率よりも大きくする
    撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記撮像指示を受け付ける前から前記第2補正部による前記像ぶれの補正を行わせる事前制御を行う
    請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、動画を撮像する動画撮像モードが設定されている場合は、前記第1補正部及び前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行う
    請求項4に記載の撮像装置。
  7. 撮像レンズと、
    前記撮像レンズを通過した光学像を撮像する撮像素子を含む撮像装置本体と、
    前記撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部と、
    前記撮像レンズのぶれ量を検出する第1検出部と、
    前記撮像装置本体のぶれ量を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部の検出結果に基づいて、補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部と、
    前記第2検出部の検出結果に基づいて、前記撮像装置本体で像ぶれの補正を行う第2補正部と、
    前記撮像レンズを通過した前記光学像の観察に用いられる観察部と、
    前記光学像の撮像指示を受け付ける受付部と、
    制御部と、を備え
    前記制御部は、
    前記観察部により前記光学像の観察が行われる観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け中以外は、前記第1検出部及び前記第2検出部の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ前記第1補正部のみに像ぶれの補正を行わせ、前記撮像指示の受け付け中は、前記第1検出部及び前記第2検出部の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ前記第1補正部及び前記第2補正部の各々に像ぶれの補正を行わせ、
    前記表示部が前記撮像画像を表示する表示モードの場合、前記撮像指示の受け付け中であるか否かにかかわらず、前記第1検出部及び前記第2検出部の各々にぶれ量の検出を行わせ、かつ前記第1補正部及び前記第2補正部の各々に像ぶれの補正を行わせ、
    前記観察モードで前記撮像指示を受け付けた場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量は、前記表示モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きい、
    撮像装置。
  8. 前記制御部は、前記観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け前から前記第1検出部及び前記第2検出部にぶれ量の検出の開始を指示する
    請求項7に記載の撮像装置。
  9. 補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で前記像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、
    光学像の観察に用いられる観察部により前記光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に分担させて前記像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、
    前記観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け中以外は、前記第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部が前記撮像画像を表示する表示モードの場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記観察モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、前記表示モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う、
    撮像方法。
  10. 補正用レンズで像ぶれの補正を行う第1補正部、及び、撮像素子で前記像ぶれの補正を行う第2補正部を制御し、
    光学像の観察に用いられる観察部により前記光学像の観察が行われる観察モードにおいて撮像指示を受け付けた場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に分担させて前記像ぶれの補正を行わせる分担制御を行い、
    前記観察モードの場合、前記撮像指示の受け付け中以外は、前記第1補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部が前記撮像画像を表示する表示モードの場合、前記第1補正部及び前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる制御を行い、
    前記観察モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量を、前記表示モードの場合に前記第2補正部に像ぶれの補正を行わせる補正量よりも大きくなるように制御を行う、
    処理を実行させるためのプログラム。
JP2021096875A 2018-08-31 2021-06-09 撮像装置、撮像方法、及びプログラム Active JP7314204B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163901 2018-08-31
JP2018163901 2018-08-31
JP2020540155A JP6898693B2 (ja) 2018-08-31 2019-07-23 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020540155A Division JP6898693B2 (ja) 2018-08-31 2019-07-23 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021157188A JP2021157188A (ja) 2021-10-07
JP7314204B2 true JP7314204B2 (ja) 2023-07-25

Family

ID=69644191

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020540155A Active JP6898693B2 (ja) 2018-08-31 2019-07-23 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
JP2021096875A Active JP7314204B2 (ja) 2018-08-31 2021-06-09 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020540155A Active JP6898693B2 (ja) 2018-08-31 2019-07-23 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11431905B2 (ja)
JP (2) JP6898693B2 (ja)
WO (1) WO2020044881A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6898693B2 (ja) 2018-08-31 2021-07-07 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
JP7301531B2 (ja) * 2018-12-04 2023-07-03 キヤノン株式会社 制御装置、撮像装置、レンズ装置および制御方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008164A1 (ja) 2007-07-09 2009-01-15 Panasonic Corporation デジタル一眼レフカメラ
JP2009265182A (ja) 2008-04-22 2009-11-12 Canon Inc 撮像装置
JP2015194711A (ja) 2014-03-28 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
JP2017021253A (ja) 2015-07-13 2017-01-26 オリンパス株式会社 カメラシステム、そのブレ補正方法、カメラボディ、及び交換レンズ
JP2018060160A (ja) 2016-10-06 2018-04-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
WO2020044881A1 (ja) 2018-08-31 2020-03-05 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3988220B2 (ja) * 1997-09-29 2007-10-10 株式会社ニコン カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ
WO2007077705A1 (ja) * 2005-12-07 2007-07-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. カメラシステム、カメラ本体、交換レンズおよびカメラシステムの制御方法
JP6351247B2 (ja) * 2013-12-12 2018-07-04 キヤノン株式会社 像振れ補正装置及びその制御方法、光学機器、撮像装置
US10171737B2 (en) 2016-10-06 2019-01-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device
JP6967463B2 (ja) * 2018-01-23 2021-11-17 Omデジタルソリューションズ株式会社 撮像装置、手ぶれ補正方法、レンズユニット、及びボディユニット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008164A1 (ja) 2007-07-09 2009-01-15 Panasonic Corporation デジタル一眼レフカメラ
JP2009265182A (ja) 2008-04-22 2009-11-12 Canon Inc 撮像装置
JP2015194711A (ja) 2014-03-28 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
JP2017021253A (ja) 2015-07-13 2017-01-26 オリンパス株式会社 カメラシステム、そのブレ補正方法、カメラボディ、及び交換レンズ
JP2018060160A (ja) 2016-10-06 2018-04-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
WO2020044881A1 (ja) 2018-08-31 2020-03-05 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20210120162A1 (en) 2021-04-22
US11431905B2 (en) 2022-08-30
JP2021157188A (ja) 2021-10-07
JP6898693B2 (ja) 2021-07-07
WO2020044881A1 (ja) 2020-03-05
JPWO2020044881A1 (ja) 2021-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103477277B (zh) 图像拾取装置
JP5864938B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP7087156B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
US10694109B2 (en) Imaging apparatus
JP2009048125A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009036986A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP7314204B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
US11159726B2 (en) Lens apparatus, camera, control method, and storage medium
JP2009251491A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
CN101373254B (zh) 摄影装置及摄影装置的控制方法
JP6932531B2 (ja) 像ブレ補正装置、撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2009065582A (ja) 拡大表示機能付きカメラおよびカメラの制御方法
JP6188407B2 (ja) 交換レンズ
JP2009036985A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP6218385B2 (ja) 交換レンズ及び撮像装置
JP2009053296A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2016066007A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2009048123A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009088679A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP5027029B2 (ja) 拡大表示機能付きカメラおよびカメラの制御方法
JP2009036987A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009037084A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009048126A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
US20230171494A1 (en) Imaging apparatus and operation method thereof
JP2009086037A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220322

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7314204

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150