JP7311165B2 - 温度スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、熱変形部材の温度変化による弾性変形によって電流を制御する温度スイッチに関する。
従来、接点が設けられた可動板をバイメタルによって駆動する温度スイッチでは、可動板が弾性体、すなわちバネであるため、可動接点が固定接点から解離した後に可動板先端に大きな振動が残っていた。この振動は、アークを引き起こす。アークは、特に直流の場合に問題となる。
そこで、可動板の先端を折り曲げることによって可動平面部を設け、可動接点が固定接点から解離した後の振動を可動平面部によって吸収する温度スイッチが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2015/129093号
しかしながら、上述のように可動板に可動平面部を設けた温度スイッチでは、可動板の先端を折り曲げることによって可動平面部を設けるため、既存の可動板形状を大きく変更することになる。したがって、製造設備の変更、温度スイッチの再評価などを行うことが必須となってしまう。
本発明の目的は、簡素な構成で、可動接点が設けられた可動板の振動を抑制することができる温度スイッチを提供することである。
1つの態様では、温度スイッチは、弾性変形可能な可動板と、前記可動板に設けられた可動接点と、前記可動接点に対向するように設けられた固定接点と、温度変化で弾性変形することによって、前記可動板を、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触位置と前記固定接点から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材と、前記可動板が前記接触位置から前記離隔位置に弾性変形する際に、前記可動接点の中心よりも、前記可動板の固定端側において当該可動板に接触し、当該可動板の振動を抑制する振動抑制部とを備える。
前記態様によれば、簡素な構成で、可動接点が設けられた可動板の振動を抑制することができる。
第1実施形態に係る温度スイッチを示す斜視図である。 第1実施形態に係る温度スイッチを示す断面図である。 第2実施形態に係る温度スイッチを示す斜視図である。 第3実施形態に係る温度スイッチを示す斜視図である。 第3実施形態に係る、絶縁ケースを装着した状態の温度スイッチの内部構造を透視的に示す斜視図である。 第3実施形態に係る、絶縁ケースを装着した状態の温度スイッチを示す平面図である。 第3実施形態に係る、絶縁ケースを装着した状態の温度スイッチの内部構造を透視的に示す平面図である。 第4実施形態に係る、絶縁ケースを装着した状態の温度スイッチの内部構造を透視的に示す斜視図である。 第4実施形態に係る、絶縁ケースを装着した状態の温度スイッチの内部構造を透視的に示す正面図である。 第5実施形態に係る、絶縁ケースを装着した状態の温度スイッチを示す断面図である。 図10のXI-XI断面図である。
以下、本発明の第1~第5実施形態に係る温度スイッチ(可動板の振動の抑制)について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1及び図2は、第1実施形態に係る温度スイッチ10を示す斜視図及び断面図である。
なお、図1及び図2並びに後述する図3~図11に示す上下、前後、左右の各方向は、説明の便宜上の一例に過ぎないが、例えば、上下方向は鉛直方向であり、前後方向及び左右方向は水平方向である。
図1及び図2に示す温度スイッチ10は、可動板11と、可動接点12と、固定接点13と、バイメタル素子14と、保護カバー15と、基台16と、支持部17と、第1の端子18と、第2の端子19とを備える。
可動板11は、弾性変形可能な例えばステンレス或いは銅合金からなる板材である。可動板11は、第1の端子18に接続されている。可動板11は、バイメタル素子14を支持する一対の支持爪部11a,11bを有する。この支持爪部11a,11bは、可動板11から上方に突出し、バイメタル素子14の上方へ横方向(左右方向)に屈曲する。
図2に示すように、可動接点12は、可動板11のうち自由端(右端)近傍の底面に設けられ、可動板11を介して第1の端子18に接続されている。
固定接点13は、可動接点12に対向するように設けられ、第2の端子19に接続されている。
バイメタル素子14は、温度変化で弾性変形することによって、可動板11を、可動接点12が固定接点13に接触する接触位置(図2参照)と固定接点13から離隔した離隔位置(図2に二点鎖線で示す可動板11-1参照)とに弾性変形させる熱変形部材(熱応動素子)の一例である。バイメタル素子14は、例えば、熱膨張係数の異なる2枚の平板状の合金を貼り合わせることにより形成され、設定温度を境界として反転(弾性変形)する。バイメタル素子14は、中央が上に凸となるように反転した際に、可動板11を接触位置に反転させ、中央が下に凸となるように反転した際に、可動板11を離隔位置に反転させる。
図1及び図2に示す保護カバー15は、可動接点12及び固定接点13の周囲に配置されたカバーの一例である。保護カバー15は、例えば金属製のカバーである。図2に示すように、保護カバー15には、凸部15aが下方に突出するように設けられている。この凸部15aは、可動板11が接触位置から離隔位置に反転する際に、可動接点12の中心Cよりも、可動板11の固定端側(左側)において可動板11に接触し、この可動板11の振動を抑制する振動抑制部の一例である。なお、凸部15aは、可動板11に設けられてもよい。この場合、保護カバー15のうち可動板11の凸部に接触する部分が、振動抑制部として機能することになる。この可動板11の凸部は、支持爪部11bであってもよい。
なお、保護カバー15は、可動板11が保護カバー15の凸部15aに接触した後に可動接点12の中心C(図2参照)よりも可動板11の自由端側(右側)において可動板11とは非接触となるように配置されている。
基台16は、絶縁性の材料からなる。
支持部17は、可動板11を下方から貫通した状態でバイメタル素子14の底面中心を支持する。
第1の端子18及び第2の端子19の先端には、加締め部18a,19aが設けられている。この加締め部18a,19aには、図示しない外部のリード線を挟み込んだ状態で加締めが行われる。
以上説明した第1実施形態では、温度スイッチ10は、弾性変形可能な可動板11と、この可動板11に設けられた可動接点12と、この可動接点12に対向するように設けられた固定接点13と、温度変化で弾性変形することによって、可動板11を、可動接点12が固定接点13に接触する接触位置(図2参照)と固定接点13から離隔した離隔位置(図2に二点鎖線で示す可動板11-1参照)とに弾性変形させる熱変形部材の一例であるバイメタル素子14と、可動板11が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に、可動接点12の中心Cよりも、可動板11の固定端側(左側)において可動板11に接触し、可動板11の振動を抑制する振動抑制部の一例である凸部15aとを備える。
これにより、凸部15aを支点として、可動板11の自由端側が振動する。振動周波数は、長さの二乗に反比例して小さくなるため、凸部15aを支点とする振動が可動板11の固定端側から自由端にかけての全体の振動と打ち消し合い、可動板11の振動を抑制することができる。結果として、可動接点12が固定接点13から離隔した直後の可動接点12と固定接点13との接点距離を大きく維持することができる。よって、振動抑制部(凸部15a)を設けるという簡素な構成によって、可動板11が接触位置から離隔位置に弾性変形(反転)する際に生じる可動板11の振動を抑制することができる。したがって、可動接点12と固定接点13との間の直流での遮断性能を大きく改善することもできる。なお、接点間で生じるアークは、可動接点12及び固定接点13の寿命に大きな影響を与える。電流を遮断する際の接点ギャップが遮断と同時にできる限り大きな距離で安定することは、早くアークを切ることになるので、交流遮断であっても耐久性の改善が可能となる。
また、本第1実施形態では、温度スイッチ10は、可動接点12及び固定接点13の周囲に配置されたカバーの一例である保護カバー15を更に備え、振動抑制部は、保護カバー15に設けられた凸部15aである。そのため、保護カバー15に凸部15aを設けるという簡素な構成によって、可動板11の振動を抑制することができる。
また、本第1実施形態では、カバーの一例である保護カバー15は、可動板11が振動抑制部の一例である凸部15aに接触した後に可動接点12の中心C(図2参照)よりも可動板11の自由端側(右側)において可動板11とは非接触となるように配置されている。これにより、可動板11における可動接点12の中心Cよりも自由端側に保護カバー15が接触する場合と比較して、可動板11が接触位置から離隔位置に弾性変形した後に、跳ね返りによって可動接点12が固定接点13に再接触するのを防止することができる。
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態に係る温度スイッチ20を示す斜視図である。
なお、本第2実施形態では、カバーの一例である保護カバー25が切り欠き25bを有することのみ上述の第1実施形態と相違し、その他の事項については上述の第1実施形態と同様にすることができる。
すなわち、温度スイッチ20は、第1実施形態に係る温度スイッチ10と同様に、支持爪部21a,21bが設けられた可動板21と、可動接点22と、固定接点23と、バイメタル素子24と、凸部25aが設けられた保護カバー25と、基台26と、支持部27と、加締め部28aが設けられた第1の端子28と、加締め部29aが設けられた第2の端子29とを有する。そして、保護カバー25には、上述のとおり、さらに切り欠き25bが設けられている。
切り欠き25bは、可動板21の自由端側(右側)と保護カバー25とが接触しないように設けられている。すなわち、保護カバー25は、可動板21が保護カバー25の凸部25aに接触した後に可動接点22の中心C(図2参照)よりも可動板21の自由端側において可動板21とは非接触となるように配置されている。
なお、保護カバー25に切り欠き25bが設けられていなくとも、例えば、保護カバー25の底面に上方に窪んだ凹部が設けられた構成、或いは保護カバー25に貫通孔が設けられた構成などによっても、可動板21の自由端側(右側)と保護カバー25とを非接触とすることは可能である。また、上述の第1実施形態のように、保護カバー25に切り欠き25bなどが設けられなくとも、可動板21の自由端側と保護カバー25とを非接触とすることは可能である。
以上説明した第2実施形態では、上述の第1実施形態と同様の事項に関しては同様の効果、すなわち、簡素な構成で可動板21の振動を抑制することができるという効果などを得ることができる。
また、本第2実施形態では、カバーの一例である保護カバー25は、切り欠き25bが設けられていることによって、可動板21が振動抑制部の一例である凸部25aに接触した後に可動接点22の中心C(図2参照)よりも可動板21の自由端側(右側)において可動板21とは非接触となるように配置されている。これにより、保護カバー25を可動板21に近接させて温度スイッチ20の小型化を図っても、可動板21が接触位置から離隔位置に弾性変形した後に、跳ね返りによって可動接点22が固定接点23に再接触するのをより確実に防止することができる。
<第3実施形態>
図4は、第3実施形態に係る温度スイッチ30を示す斜視図である。
図5~図7は、絶縁ケース35を装着した状態の温度スイッチ30を示す図であり、図5は内部構造を透視的に示す斜視図であり、図6は平面図であり、図7は内部構造を透視的に示す平面図である。
図4~図7に示すように、温度スイッチ30は、可動板31と、可動接点32と、固定接点33と、バイメタル素子34と、絶縁ケース35(図5~図7参照)と、基台36と、支持部37と、第2の端子38とを備える。
可動板31は、折り曲げ部31aと、支持延出部31bと、支持凹部31cと、第1の端子31dと、保持部31e,31fと、ストッパ31gとを有する。可動板31は、弾性変形可能な例えばステンレス或いは銅合金からなる板材である。
折り曲げ部31aは、可動板31をU字形状に折り曲げられた部分である。可動板31は、折り曲げ部31aよりも自由端側(上側)の部分が3股に分かれており、中央の支持延出部31bは、バイメタル素子34を支持する。また、3股の両端の部分は、自由端側で再度合流して一体になっており、前後方向の幅が狭くなりながら第2の端子38側(後側)に湾曲して延びる。この一体の部分には、下方に窪んだ支持凹部31cが設けられている。この支持凹部31cは、支持延出部31bと同様にバイメタル素子34を支持する。
第1の端子31dは、可動板31のうち折り曲げ部31aを挟んで可動接点32とは反対側(下側)に設けられ、図示しない外部のリード線に接続される。第1の端子31dは、折り曲げ部31a側から第2の端子38の前方に延びる。なお、第1の端子31dは、折り曲げ部31aよりも前後方向の幅が狭い。
保持部31eは、可動板31のうち折り曲げ部31aよりも第1の端子31d側(下側)の部分のうち折り曲げ部31aの近傍において可動板31の幅方向(前後方向)の両端に設けられている。保持部31eは、下方に屈曲した後、基台36を挟み込むように基台36の下部に向かって屈曲するとよい。
また、保持部31fは、可動板31のうち折り曲げ部31aよりも第1の端子31d側(下側)の部分のうち第1の端子31dの近傍において可動板31の幅方向(前後方向)の両端に設けられている。保持部31fは、下方に屈曲した後、基台36を挟み込むように基台36の下部に向かって屈曲するとよい。
保持部31e,31fは、基台36を挟み込んだまま基台36に対し左方向にスライド挿入された状態で基台36を保持する。
ストッパ31gは、可動板31のうち折り曲げ部31aよりも第1の端子31d側(下側)に設けられている。ストッパ31gは、可動板31を基台36にロックするためのストッパである。例えば、ストッパ31gは、可動板31から下方に延びる爪であり、可動板31が基台36に対しスライド挿入された状態で、基台36の上面に引っ掛けられるとよい。
図4及び図5に示すように、可動接点32は、可動板31のうち折り曲げ部31aを挟んで第1の端子31dとは反対側(上側)の底面に設けられている。
固定接点33は、可動接点32に対向するように第2の端子38に設けられている。
バイメタル素子34は、温度変化で弾性変形することによって、可動板31を、可動接点32が固定接点33に接触する接触位置と固定接点33から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材の一例である。本第3実施形態では、バイメタル素子34は、図7に示すように円板形状(支持部37の周囲に配置されたドーナツ形状)を呈し、中央が下に凸となるように反転した際に、周縁を上述の支持延出部31b及び支持凹部31cによって支持される。このとき、バイメタル素子34は、可動接点32が固定接点33から離隔した離隔位置に可動板31を弾性変形させる。
なお、バイメタル素子34の中央が上に凸となるように反転した際には、可動接点32が固定接点33に接触するように可動板31を弾性変形させる。このとき、可動板31は、バイメタル素子34によって上方に押圧されず、可動接点32が固定接点33に接触する接触位置に復帰する。
図5~図7に示す絶縁ケース35は、可動接点32及び固定接点33の周囲に配置されたカバーの一例であり、可動板31及びバイメタル素子34を覆うように温度スイッチ30の上部に配置されている。
絶縁ケース35には、開口部の一例である切り欠き35aが設けられている。なお、開口部としては、絶縁ケース35に設けられた貫通孔などであってもよい。
切り欠き35aのエッジは、可動板31が接触位置から離隔位置に反転する際に、可動接点32の中心C(図7参照)よりも、可動板31の固定端側(左側)において可動板31に接触し、この可動板31の振動を抑制する振動抑制部の一例である。また、切り欠き35aは、可動板31の自由端側(右側)と絶縁ケース35とが接触しないように設けられているとよい。
絶縁ケース35及び基台36は、絶縁性の材料からなる。なお、絶縁ケース35の材質は、金属でもよい。
支持部37は、バイメタル素子34を下方から貫通した状態でバイメタル素子34を支持する。
第2の端子38には、固定接点33が設けられている。第2の端子38は、保持部38aと、ストッパ38bとを有する。保持部38aは、第2の端子38の幅方向(前後方向)の両端に設けられている。保持部38aは、下方に屈曲した後、基台36を挟み込むように基台36の下部に向かって屈曲するとよい。
保持部38aは、保持部31e,31fと同様に、基台36を挟み込んだまま基台36に対し左方向にスライド挿入された状態で基台36を保持する。
ストッパ38bは、固定接点33の近傍に設けられ、第2の端子38を基台36にロックするためのストッパである。例えば、ストッパ38bは、第2の端子38から下方に延びる爪であり、第2の端子38が基台36に対しスライド挿入された状態で、基台36の上面に引っ掛けられるとよい。
以上説明した第3実施形態では、上述の第1及び第2実施形態と同様に、温度スイッチ30は、弾性変形可能な可動板31と、この可動板31に設けられた可動接点32と、この可動接点32に対向するように設けられた固定接点33と、温度変化で弾性変形することによって、可動板31を、可動接点32が固定接点33に接触する接触位置と固定接点33から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材の一例であるバイメタル素子34と、可動板31が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に、可動接点32の中心C(図7参照)よりも、可動板31の固定端側(左側)において可動板31に接触し、可動板31の振動を抑制する振動抑制部の一例である切り欠き35aのエッジとを備える。
これにより、上述の第1及び第2実施形態と同様に、振動抑制部(絶縁ケース35の切り欠き35aのエッジ)を設けるという簡素な構成によって、可動板31が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に生じる可動板31の振動を抑制することができる。
また、本第3実施形態では、可動接点32及び固定接点33の周囲に配置されたカバーの一例である絶縁ケース35を更に備え、振動抑制部は、絶縁ケース35に設けられた開口部の一例である切り欠き35aのエッジである。そのため、絶縁ケース35に切り欠き35aを設けるという簡素な構成によって、可動板31の振動を抑制することができる。
また、本第3実施形態では、カバーの一例である絶縁ケース35は、切り欠き35aが設けられていることによって、可動板31が切り欠き35aのエッジに接触した後に可動接点32の中心C(図7参照)よりも可動板31の自由端側(右側)において可動板31とは非接触となるように配置されている。これにより、絶縁ケース35を可動板31に近接させて温度スイッチ30の小型化を図っても、可動板31が接触位置から離隔位置に弾性変形した後に、跳ね返りによって可動接点32が固定接点33に再接触するのをより確実に防止することができる。
また、本第3実施形態では、可動接点32及び固定接点33の周囲に配置されたカバーの一例が、可動板31及びバイメタル素子34を覆うように配置された絶縁ケース35である。そのため、切り欠き35aが設けられる部材を既存の絶縁ケース35とすることができるため、簡素な構成で、可動板31の振動を抑制することができる。
また、本第3実施形態では、可動板31は、U字形状に折り曲げられた折り曲げ部31aと、外部のリード線に接続される端子の一例である第1の端子31dと、折り曲げ部31aよりも第1の端子31d側(下側)に設けられ、基台36に対しスライド挿入された状態で基台36を保持する保持部31e,31fと、折り曲げ部31aよりも第1の端子31d側に設けられ、可動板31を基台36にロックするためのストッパ31gとを有し、可動接点32は、可動板31のうち折り曲げ部31aを挟んで第1の端子31dとは反対側(上側)に設けられている。これにより、可動板31の振動を、上述の切り欠き35aのエッジと可動板31との接触のみならず、折り曲げ部31aによっても吸収することができるため、可動板31の振動をより一層抑制することができる。また、切り欠き35aのエッジと可動板31とが接触した際の振動も小さくすることができる。
<第4実施形態>
図8及び図9は、絶縁ケース45を装着した状態の温度スイッチ40の内部構造を透視的に示す斜視図及び正面図である。
なお、本第4実施形態では、絶縁ケース45に、切り欠き35aではなく凸部45aが設けられ、この凸部45aにおいて可動板41に接触すること、及び、凸部45aが可動板41の固定端と自由端とを結ぶ中心線Lに対して幅方向(前後方向)にシフト(オフセット)した位置で可動板41に接触することのみ上述の第3実施形態と相違し、その他の事項については上述の第3実施形態と同様にすることができる。
すなわち、温度スイッチ40は、第3実施形態に係る温度スイッチ30と同様に、折り曲げ部41a、支持延出部41b、支持凹部41c、第1の端子41d、保持部41e,41f、及びストッパ41gが設けられた可動板41と、可動接点42と、固定接点43と、バイメタル素子44と、絶縁ケース45と、基台46と、支持部47と、保持部48a及びストッパ48bが設けられた第2の端子48とを備える。そして、絶縁ケース45には、上述のとおり、凸部45aが設けられている。
図9に示すように、絶縁ケース45の凸部45aは、下方に突出するように設けられている。この凸部45aは、可動板41が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に、可動接点42の中心Cよりも、可動板41の固定端側(左側)において可動板41に接触し、この可動板41の振動を抑制する振動抑制部の一例である。なお、凸部45aは、可動板41に設けられてもよい。この場合、絶縁ケース45のうち、可動板41の凸部に接触する部分が振動抑制部として機能することになる。
また、凸部45aは、絶縁ケース45の幅方向(前後方向)の中心に設けられているが、可動板41の自由端側(右側)が第2の端子48側(後側)に湾曲して延びるため、可動板41の中心線Lに対しては幅方向にシフトした位置で可動板41に接触する。なお、このように、振動抑制部(凸部45a)が、可動板41の中心線Lに対して幅方向にシフトした位置で可動板41に接触する態様(本第4実施形態)は、上述の第1及び第2実施形態並びに後述する第5実施形態に適用してもよい。なお、第3実施形態に適用したのが、本第4実施形態である。
本第4実施形態においても、絶縁ケース45は、可動板41が絶縁ケース45の凸部45aに接触した後に可動接点42の中心C(図9参照)よりも可動板41の自由端側(右側)において可動板41とは非接触となるように配置されている。
以上説明した第4実施形態では、上述の第3実施形態と同様の事項に関しては同様の効果、すなわち、簡素な構成で可動板41の振動を抑制することができるという効果などを得ることができる。
また、本第4実施形態では、振動抑制部は、可動接点42及び固定接点43の周囲に配置されたカバーの一例である絶縁ケース45に設けられた凸部45aである。そのため、絶縁ケース45に凸部45aを設けるという簡素な構成によって、可動板41の振動を抑制することができる。
また、本第4実施形態では、振動抑制部の一例である凸部45aは、可動板41の固定端と自由端とを結ぶ中心線Lに対して幅方向(前後方向)にシフトした位置で可動板41に接触する。これにより、可動板41が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に生じる可動板41の振動を、凸部45aと可動板41との接触部分よりも可動板41の自由端側(右側)における小さな部分の振動とすることができるとともに、可動板41がねじれる方向に弾性変形することによって可動板41の振動を打ち消すことができる。したがって、可動板41の振動をより一層抑制することができる。
<第5実施形態>
図10は、第5実施形態に係る、絶縁ケース55を装着した状態の温度スイッチ50を示す断面図である。
図11は、図10のXI-XI断面図である。
図10及び図11に示す温度スイッチ50は、可動板51と、可動接点52と、固定接点53と、バイメタル素子54と、絶縁ケース55と、第1の端子56と、第2の端子57とを備える。
可動板51は、弾性変形可能な例えばステンレス或いは銅合金からなる板材である。可動板51は、第1の端子56に接続されている。可動板51は、バイメタル素子54に接触可能な凹部51aを有する。
可動接点52は、可動板51のうち自由端近傍に設けられ、可動板51を介して第1の端子56に接続されている。
固定接点53は、可動接点52に対向するように、第2の端子57上に設けられている。
バイメタル素子54は、温度変化で弾性変形することによって、可動板51を、可動接点52が固定接点53に接触する接触位置(図10参照)と固定接点53から離隔した離隔位置(図10に二点鎖線で示す可動板51-1参照)とに弾性変形させる熱変形部材の一例である。例えば、バイメタル素子54は、中央が上に凸となるように反転した際に、可動板51を離隔位置に弾性変形させる。
絶縁ケース55は、可動接点52及び固定接点53の周囲に配置されたカバーの一例であり、可動板51及びバイメタル素子54を覆うケースである。絶縁ケース55は、第1の端子56及び第2の端子57側(右側)の面のみ開口した直方体形状を呈する。絶縁ケース55は、絶縁性の材料からなる。
絶縁ケース55には、上部底面から下方に突出するように凸部55aが設けられている。この凸部55aは、可動板51が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に、可動接点52の中心Cよりも、可動板51の固定端側(左側)において可動板51に接触し、この可動板51の振動を抑制する振動抑制部の一例である。なお、凸部55aは、可動板51に設けられてもよい。この場合、絶縁ケース55のうち、可動板51の凸部に接触する部分が振動抑制部として機能することになる。
本第5実施形態においても、絶縁ケース55は、可動板51が絶縁ケース55の凸部55aに接触した後に可動接点52の中心Cよりも可動板51の自由端側(右側)において可動板51とは非接触となるように配置されている。
第1の端子56は、支持爪部56a,56bを有する。この支持爪部56a,56bは、バイメタル素子54の上方へ突出するように設けられている。図11に示すように、第1の端子56には、第1のリード線58が接続されている。この第1のリード線58は、芯線58aと、この芯線58aを被覆する絶縁性の被覆部58bとを有する。
第2の端子57には、第2のリード線59が接続されている。この第2のリード線59は、芯線59aと、この芯線59aを被覆する絶縁性の被覆部59bとを有する。
なお、絶縁ケース55の開口部分には、絶縁性の合成樹脂である充填材Fが充填されている。この充填材Fによって、第1の端子56と第1のリード線58との接続部分、及び第2の端子57と第2のリード線59との接続部分が覆われている。
以上説明した第5実施形態では、上述の第1~第4実施形態と同様に、温度スイッチ50は、弾性変形可能な可動板51と、この可動板51に設けられた可動接点52と、この可動接点52に対向するように設けられた固定接点53と、温度変化で弾性変形することによって、可動板51を、可動接点52が固定接点53に接触する接触位置(図10参照)と固定接点53から離隔した離隔位置(図10に二点鎖線で示す可動板51-1参照)とに弾性変形させる熱変形部材の一例であるバイメタル素子54と、可動板51が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に、可動接点52の中心Cよりも、可動板51の固定端側(左側)において可動板51に接触し、可動板51の振動を抑制する振動抑制部の一例である凸部55aとを備える。
これにより、上述の第1~第4実施形態と同様に、振動抑制部(絶縁ケース55の凸部55a)を設けるという簡素な構成によって、可動板51が接触位置から離隔位置に弾性変形する際に生じる可動板51の振動を抑制することができる。
また、本第5実施形態では、温度スイッチ50は、可動接点52及び固定接点53の周囲に配置されたカバーの一例である絶縁ケース55を更に備え、振動抑制部は、絶縁ケース55に設けられた凸部55aである。そのため、絶縁ケース55に凸部55aを設けるという簡素な構成によって、可動板51の振動を抑制することができる。
また、本第5実施形態では、カバーの一例である絶縁ケース55は、可動板51が振動抑制部の一例である凸部55aに接触した後に可動接点52の中心Cよりも可動板51の自由端側(右側)において可動板51とは非接触となるように配置されている。これにより、可動板51における可動接点52の中心Cよりも自由端側に絶縁ケース55が接触する場合と比較して、可動板51が接触位置から離隔位置に弾性変形した後に、跳ね返りによって可動接点52が固定接点53に再接触するのを防止することができる。
また、本第5実施形態では、可動接点52及び固定接点53の周囲に配置されたカバーの一例が、可動板51及びバイメタル素子54を覆うように配置された絶縁ケース55である。そのため、凸部55aが設けられる部材を既存の絶縁ケース55とすることができるため、簡素な構成で、可動板51の振動を抑制することができる。
以上、第1~5実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
弾性変形可能な可動板と、
前記可動板に設けられた可動接点と、
前記可動接点に対向するように設けられた固定接点と、
温度変化で弾性変形することによって、前記可動板を、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触位置と前記固定接点から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材と、
前記可動板が前記接触位置から前記離隔位置に弾性変形する際に、前記可動接点の中心よりも、前記可動板の固定端側において当該可動板に接触し、当該可動板の振動を抑制する振動抑制部と
を備えることを特徴とする温度スイッチ。
[付記2]
前記可動接点及び前記固定接点の周囲に配置されたカバーを更に備え、
前記振動抑制部は、前記カバーに設けられた凸部である
ことを特徴とする付記1記載の温度スイッチ。
[付記3]
前記可動接点及び前記固定接点の周囲に配置されたカバーを更に備え、
前記振動抑制部は、前記カバーに設けられた開口部のエッジである
ことを特徴とする付記1記載の温度スイッチ。
[付記4]
前記カバーは、前記可動板が前記振動抑制部に接触した後に前記可動接点の中心よりも前記可動板の自由端側において前記可動板とは非接触となるように配置されている
ことを特徴とする付記2又は3記載の温度スイッチ。
[付記5]
前記カバーは、前記可動板及び前記熱変形部材を覆うように配置された絶縁ケースである
ことを特徴とする付記2から4のいずれか記載の温度スイッチ。
[付記6]
前記振動抑制部は、前記可動板の前記固定端と自由端とを結ぶ中心線に対して幅方向にシフトした位置で前記可動板に接触する
ことを特徴とする付記1から5のいずれか記載の温度スイッチ。
[付記7]
前記可動板は、U字形状に折り曲げられた折り曲げ部と、外部のリード線に接続される端子と、前記折り曲げ部よりも前記端子側に設けられ、基台に対しスライド挿入された状態で当該基台を保持する保持部と、前記折り曲げ部よりも前記端子側に設けられ、前記可動板を前記基台にロックするためのストッパとを有し、
前記可動接点は、前記可動板のうち前記折り曲げ部を挟んで前記端子とは反対側に設けられている
ことを特徴とする付記1から6のいずれか記載の温度スイッチ。
10 温度スイッチ
11 可動板
11a,11b 支持爪部
12 可動接点
13 固定接点
14 バイメタル素子
15 保護カバー
15a 凸部
16 基台
17 支持部
18 第1の端子
18a 加締め部
19 第2の端子
19a 加締め部
20 温度スイッチ
21 可動板
21a,21b 支持爪部
22 可動接点
23 固定接点
24 バイメタル素子
25 保護カバー
25a 凸部
25b 切り欠き
26 基台
27 支持部
28 第1の端子
28a 加締め部
29 第2の端子
29a 加締め部
30 温度スイッチ
31 可動板
31a 折り曲げ部
31b 支持延出部
31c 支持凹部
31d 第1の端子
31e,31f 保持部
31g ストッパ
32 可動接点
33 固定接点
34 バイメタル素子
35 絶縁ケース
35a 切り欠き
36 基台
37 支持部
38 第2の端子
38a 保持部
38b ストッパ
40 温度スイッチ
41 可動板
41a 折り曲げ部
41b 支持延出部
41c 支持凹部
41d 第1の端子
41e,41f 保持部
41g ストッパ
42 可動接点
43 固定接点
44 バイメタル素子
45 絶縁ケース
45a 凸部
46 基台
47 支持部
48 第2の端子
48a 保持部
48b ストッパ
50 温度スイッチ
51 可動板
51a 凹部
52 可動接点
53 固定接点
54 バイメタル素子
55 絶縁ケース
55a 凸部
56 第1の端子
56a,56b 支持爪部
57 第2の端子
58 第1のリード線
58a 芯線
58b 被覆部
59 第2のリード線
59a 芯線
59b 被覆部
C 可動接点の中心
F 充填材
L 中心線

Claims (5)

  1. 弾性変形可能な可動板と、
    前記可動板に設けられた可動接点と、
    前記可動接点に対向するように設けられた固定接点と、
    温度変化で弾性変形することによって、前記可動板を、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触位置と前記固定接点から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材と、
    前記可動板が前記接触位置から前記離隔位置に弾性変形する際に、前記可動接点の中心よりも、前記可動板の固定端側において当該可動板に接触し、当該可動板の振動を抑制する振動抑制部と
    前記可動接点及び前記固定接点の周囲に配置されたカバーと、を備え、
    前記振動抑制部は、前記カバーに設けられた開口部のエッジである
    とを特徴とする温度スイッチ。
  2. 前記カバーは、前記可動板が前記振動抑制部に接触した後に前記可動接点の中心よりも前記可動板の自由端側において前記可動板とは非接触となるように配置されている
    ことを特徴とする請求項記載の温度スイッチ。
  3. 前記カバーは、前記可動板及び前記熱変形部材を覆うように配置された絶縁ケースである
    ことを特徴とする請求項記載の温度スイッチ。
  4. 弾性変形可能な可動板と、
    前記可動板に設けられた可動接点と、
    前記可動接点に対向するように設けられた固定接点と、
    温度変化で弾性変形することによって、前記可動板を、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触位置と前記固定接点から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材と、
    前記可動板が前記接触位置から前記離隔位置に弾性変形する際に、前記可動接点の中心よりも、前記可動板の固定端側において当該可動板に接触し、当該可動板の振動を抑制する振動抑制部とを備え、
    前記振動抑制部は、前記可動板の前記固定端と自由端とを結ぶ中心線に対して幅方向にシフトした位置で前記可動板に接触する
    ことを特徴とする温度スイッチ。
  5. 弾性変形可能な可動板と、
    前記可動板に設けられた可動接点と、
    前記可動接点に対向するように設けられた固定接点と、
    温度変化で弾性変形することによって、前記可動板を、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触位置と前記固定接点から離隔した離隔位置とに弾性変形させる熱変形部材と、
    前記可動板が前記接触位置から前記離隔位置に弾性変形する際に、前記可動接点の中心よりも、前記可動板の固定端側において当該可動板に接触し、当該可動板の振動を抑制する振動抑制部とを備え、
    前記可動板は、U字形状に折り曲げられた折り曲げ部と、外部のリード線に接続される端子と、前記折り曲げ部よりも前記端子側に設けられ、基台に対しスライド挿入された状態で当該基台を保持する保持部と、前記折り曲げ部よりも前記端子側に設けられ、前記可動板を前記基台にロックするためのストッパとを有し、
    前記可動接点は、前記可動板のうち前記折り曲げ部を挟んで前記端子とは反対側に設けられている
    ことを特徴とする温度スイッチ。
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