JP7311025B2 - 電磁接触器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁接触器に係わり、特に端子カバーを保持する構造に関する。
電磁接触器は、絶縁性を有する合成樹脂材で形成した後ケース及び前ケースを備えており、前ケースには、接点をそれぞれ有する端子部及び電磁石のコイル端子が固定されているとともに、前ケース内の消弧室に可動接点及び固定接点を備えた接点部が収納されている。後ケース内には、接点部を駆動させる電磁石及び駆動レバーが収納されている。また、前ケースには、消弧室内の接点部を覆う消弧カバーと、端子部及び電磁石のコイル端子を覆う端子カバーとが装着されている(例えば特許文献1)。
電磁接触器は、短絡事故などで電磁接触器の接点部に異常な大電流が流れると、発生したアークガスによる消弧室の内圧上昇によって消弧カバーが吹き飛ぶおそれがある。
そこで、例えば特許文献2では、矩形状の消弧カバーの一対の長辺側壁の長手方向一端側から外部に突出するボス軸を形成し、前ケースに一対のボス穴を形成し、この一対のボス穴に一対のボス軸を嵌合した状態で前ケースに消弧カバーを装着した電磁接触器が知られている。
この特許文献2の電磁接触器は、消弧室の内圧が上昇すると、前ケースのボス穴に嵌合したボス軸回りに消弧カバーが回転し、消弧カバーの一方の短辺側が他方の短辺側より先に浮き上がった片開き状態となることで、発生したアークガスをガス抜き穴から外部に放出させて、消弧室の内圧を減少させるようにしている。
特開2005-340013号公報 特開2011-44287号公報
ところで、特許文献1、2に記載されている電磁接触器において前ケースに装着されている端子カバーは、アークガスが発生した際に前ケースから吹き飛ぶのを防止する対策がなされていない。
そこで、本発明は、消弧室に発生したアークガスを外部に放出しつつ端子カバーの吹き飛びを確実に防止することができる電磁接触器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電磁接触器は、可動接点と固定接点とが設けられた消弧室と、消弧室を有するケースと、ケースに装着され、消弧室を覆う消弧カバーと、消弧カバーに配置されてケースに装着された端子カバーと、を備えた電磁接触器において、ケースに第1係合部が形成されており、端子カバーに、第1係合部に係合することでケースに端子カバーが保持される第2係合部が形成されており、第1係合部と第2係合部との間に隙間を有する第1状態と、可動接点及び固定接点の間にアークが発生し、消弧室の内圧上昇により端子カバーが消弧カバーから離間する方向に移動し、第1係合部と第2係合部が係合する第2状態のいずれかでケースに端子カバーが保持されるようにしている。
本発明に係る電磁接触器によれば、消弧室に発生したアークガスを外部に放出しつつ端子カバーの吹き飛びを確実に防止することができる。
本発明に係る第1実施形態の電磁接触器を示す斜視図である。 第1実施形態の電磁接触器を前側から示した図である。 第1実施形態の電磁接触器の消弧カバー及び端子カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 端子カバーを係合する前ケースの一部に形成した第1実施形態の第1係合部を示す図である。 端子カバーを係合する前ケースの他の部位に形成した第1実施形態の第1係合部を示す図である。 図2におけるIV-IV線矢視図である。 端子カバーの形状を示す図である。 前ケースに形成した第1係合部に係合する端子カバーに形成した第2係合部を示す図である。 消弧カバーに係合する端子カバーを示す断面図である。 前ケースに係合する端子カバーを示す断面図である。 前ケースに形成した所定位置の第1係合部に、端子カバーに形成した所定位置の第2係合部が係合している状態を示す図である。 前ケースに形成した他の位置の第1係合部に、端子カバーに形成した他の位置の第2係合部が係合している状態を示す図である。 前ケースに形成した第2実施形態の所定位置の第1係合部に、端子カバーに形成した所定位置の第2係合部が係合している状態を示す図である。 前ケースに形成した第2実施形態の他の位置の第1係合部に、端子カバーに形成した他の位置の第2係合部が係合している状態を示す図である。 第2実施形態の電磁接触器において、アークガスの発生により端子カバーが消弧カバーから離間する方向にスライド移動した状態を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
なお、以下の説明で記載されている「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向を示す用語は、添付図面の方向を参照して用いられている。
[第1実施形態]
図1及び図2は、電磁接触器1を制御盤(不図示)に取付けた状態を示しており、絶縁性を有する合成樹脂材で形成した後ケース2及び前ケース3を備えている。前ケース3の上側には、電源側端子部4a~4d及び電磁石の一方のコイル端子6aが配置され、前ケース3の下側には、負荷側端子部5a~5d及び電磁石の他方のコイル端子6bが配置されている。また、前ケース3には、電源側端子部4a~4d及びコイル端子6aを覆う第1端子カバー7aと、負荷側端子部5a~5d及びコイル端子6bを覆う第2端子カバー7bが着脱自在に係合されているとともに、前ケース3には、第1端子カバー7a及び第2端子カバー7bの間に消弧カバー8が着脱自在に係合されている。
前ケース3は、図3に示すように、左右方向に離間している一対のケース外壁10a,10bと、これら一対のケース外壁10a,10bの間の上側空間及び下側空間に配置された複数のケース内壁11と、を備えている。これらケース外壁10a,10b及び複数のケース内壁11により上部側の左右方向に5箇所の電源側端子室12が設けられ、下部側の左右方向に5箇所の負荷側端子室13が設けられている。そして、5箇所の電源側端子室12に、前述した電源側端子部4a~4d及び電磁石の一方のコイル端子6aが配置され、5箇所の負荷側端子室13に、前述した負荷側端子部5a~5d及び電磁石の他方のコイル端子6bが配置されている。ここで、ケース内壁11の前側端縁には、後述する第1及び第2端子カバー7a,7bに形成した係合凹部37に嵌合する係合凸部19が形成されている。
図4に示すように、前ケース3を構成しているケース外壁10aの内面(ケース内壁11に対向する面)に、前後方向に延在して前端縁で開口している溝条17aと、溝条17aの後部で連続し、上下方向に延在して上端縁で開口している溝条17bとで第1L字状溝部17が形成されている。
また、図3及び図5に示すように、前ケース3を構成しているケース外壁10bの前側の内面にも、前後方向に延在する第1溝条18aと、第1溝条18aの後部で連続して上下方向に延在する第2溝条18bからなる第2L字状溝部18が形成されている。
また、図3に戻って、電源側端子室12及び負荷側端子室13の間には、消弧室14を収容する消弧室収容部15が設けられており、消弧室14には接点部16が配置されている。
接点部16は、可動接点支え16aと、この可動接点支え16aの長手方向の一端に配置され、可動接点支え16aを長手方向の他端側に付勢する復帰ばね(不図示)とを備えている。また、可動接点支え16bの長手方向の他端側は、駆動レバー(不図示)を介して後ケース2に収納された電磁石(不図示)に連結しており、電磁石を構成する励磁コイル(不図示)が励磁状態になると、復帰ばねに抗して可動接点支え16bが長手方向の一端側に移動していく。可動接点支え16bが長手方向の一端側に移動すると、可動接点支え16aに設けた複数の可動接触子(不図示)の可動接点が、電源側端子部4a~4d及び負荷側端子部5a~5dに設けた固定接触子(不図示)の固定接点に対して接離動作を行う。
消弧カバー8は、絶縁性を有する合成樹脂材で形成した部材であり、矩形状の消弧カバー本体8aと、消弧カバー本体8aの長辺側縁部から互いに対向して形成された一対の長辺壁部8b,8bと、カバー本体8aの短辺側縁部から互いに対向して形成された一対の短辺壁部8c,8dと、を備えている。また、消弧カバー8は、カバー本体8aの一方の短辺側縁部に一方の短辺壁部8cを間に位置して短辺方向に離間して形成された一対の係合脚部20と、カバー本体8aの他方の短辺側縁部に他方の短辺壁部8dを間に位置して短辺方向に離間して形成された一対の係合脚部21と、を備えている。一対の長辺壁部8b,8bには、消弧室14で発生したアークガスが吹き出すアークガス吹出口9が形成されている。また、一対の係合脚部20及び係合脚部21は、前ケース3に対する消弧カバー8の装着方向に沿って形成されている。
カバー本体8bの一方の短辺側縁部に形成されている一対の係合脚部20の基端側には、カバー本体8bの長手方向の外側に突出する第1フック部22が形成されており、一対の係合脚部20の先端に、第1フック部22と同一方向に突出する第2フック部23が形成されている。また、カバー本体8bの他方の短辺側縁部に形成されている一対の係合脚部21の基端側には、カバー本体8bの長手方向の外側に突出する第1フック部24が形成されており、一対の係合脚部21の先端に、第1フック部24と同一方向に突出する第2フック部25が形成されている。
図6に示すように、前ケース3のケース外壁10aの内壁には、消弧カバー8の一対の係合脚部20の第1フック部22及び第2フック部23に係合するフック係合部26が形成されている。また、前ケース3のケース外壁10bに、後ケース2側から上方に延在する2本のスリット27が形成されており(図3参照)、これらスリット27の上端縁部に、消弧カバー8の一対の係合脚部21の第1フック部24及び第2フック部25に係合するフック係合部28が形成されている。
そして、図6に示すように、消弧室収容部15を覆うように消弧カバー8を前ケース3に嵌め込むと、一対の長辺壁部8bが消弧室収容部15に入り込み、一対の係合脚部20及び一対の係合脚部21が弾性変形しながら前ケース3の一対のケース外壁10a,10bの内面に摺動する。そして、係合脚部20の第1フック部22がフック係合部26に係合し、係合脚部21の第1フック部24がフック係合部28に係合する。これにより、消弧カバー8は、消弧室収容部15を覆った状態で前ケース3に装着される。
次に、電源側端子部4a~4d及びコイル端子6aを覆う第1端子カバー7aの形状について、図7(a)~(c)、図8(a)、(b)を参照して説明する。なお、負荷側端子部5a~5d及びコイル端子6bを覆う第2端子カバー7bの形状も、第1端子カバー7aと同一構造なので、第1端子カバー7aのみの説明を行う
第1端子カバー7aは、絶縁性を有する合成樹脂材で形成した部材であり、図7(a)に示すように、長方形板状のカバー本体30と、カバー本体30の長手方向の両端部に形成された板状のカバー連結部31,32と、カバー本体30の表裏に連通して長手方向に等間隔に形成された複数の工具挿通孔33a~33eと、カバー本体30の裏面から各工具挿通孔33a~33eに対応する位置で突出する筒形状のガイド部34a~34eと、カバー本体30の幅方向一側から外方に突出して形成された2箇所の消弧カバー係合片35と、を備えている。
また、図7(b)に示すように、カバー本体30の幅方向他側からガイド部34a~34eと同一方向に延在する板状のガード片36a~36eが、ガイド部34a~34eに連結して形成されているとともに、図7(c)に示すように、カバー本体30の裏面に2箇所の係合凹部37が形成されている。
また、図7(c)に示すように、カバー本体30の長手方向の一端に形成されたカバー連結部31と、これに隣接するガイド部34a及びガード片36aの間にはスリット38が形成されており、カバー本体30の長手方向の他端に形成されたカバー連結部31と、これに隣接するガイド部34e及びガード片36eの間にもスリット39が形成されている。
そして、図8(a)は、カバー本体30の長手方向の一端に形成されているカバー連結部31を示しており、カバー本体30に向けて直線状に延在している第1凸条40aと、カバー本体30から最も離間している第1凸条40aの縁部から第1凸条40aに対して直角方向に延在している第2凸条40bからなる第1L字状凸部40が形成されている。また、図8(b)は、カバー本体30の長手方向の他端に形成されているカバー連結部32を示しており、カバー本体30に向けて直線状に延在している第1凸条41aと、カバー本体30から最も離間している第1凸条41aの縁部から第1凸条41aに対して直角方向に延在している第2凸条41bからなる第2L字状凸部41が形成されている。
そして、図9に示すように、消弧カバー8の長辺壁部8bの裏側に第1端子カバー7aの消弧カバー係合片35を差し込む。この動作を行うことで、成形時に湾曲していた第1端子カバー7aが直線状に矯正される。そして、第1端子カバー7aが直線状に矯正されることで、図10に示すように、カバー本体30の裏面に形成した係合凹部37にケース内壁11に形成した係合凸部19が嵌合し、カバー連結部31を長手方向の内方に弾性変形させながらケース外壁10aの第1L字状溝部17に、カバー連結部31の第1L字状凸部40が係合し(図11参照)、カバー連結部32を長手方向の内方に弾性変形させながらケース外壁10bの第2L字状溝部18に、カバー連結部32の第2L字状凸部41が係合することで(図12参照)、第1端子カバー7aが前ケース3に着脱自在に装着される。
ここで、ケース外壁10aの第1L字状溝部17にカバー連結部31の第1L字状凸部40が係合する際には、図11に示すように、第1L字状凸部40の第1凸条40aが第1L字状溝部17の第1溝条17aの上側に位置する溝辺17a1に当接し、第1L字状凸部40の第2凸条40bが第1L字状溝部17の第2溝条17bの後側に位置する溝辺17b1に当接している。また、ケース外壁10bの第2L字状溝部18にカバー連結部32の第2L字状凸部41が係合する際には、図12に示すように、第2L字状凸部41の第1凸条41aが第2L字状溝部18の第1溝条18aの上側に位置する溝辺18a1に当接し、第2L字状凸部41の第2凸条41bが第2L字状溝部18の第2溝条18bの前側に位置する溝辺18b1に当接する。
また、第2端子カバー7bも、第1端子カバー7aと同一構造で前ケース3に着脱自在に装着される。
前ケース3に第1及び第2端子カバー7a,7bが装着されると、図1,図2に示すように、第1端子カバー7aが電源側端子部4a~4d及びコイル端子6aを覆い、第2端子カバー7bが負荷側端子部5a~5d及びコイル端子6bを覆う。また、図1に示すように、第1端子カバー7aのガード片36a~36eが電源側端子部4a~4d及びコイル端子6aの近くまで延在するので、作業員の指が、電源側端子部4a~4d及びコイル端子6a側に入り難い構造とされている。また、図示しないが、第2端子カバー7bのガード片36a~36eも負荷側端子部5a~5d及びコイル端子6bの近くまで延在するので、作業員の指が電源側端子部4a~4d及びコイル端子6a側に入り難い構造とされ、安全性を高めた電磁接触器1を提供することができる。
上記構成の電磁接触器1は、短絡事故などで接点部16に異常な大電流が流れ、発生したアークガスにより消弧室14の内圧が過大に上昇すると、消弧カバー8の係合脚部20が図6の右側に弾性変形することで、フック係合部26が第1フック部22の断面三角形状の頂部に移動していき、第1フック部22との係合状態が外れ、係合脚部21が図6の左側に弾性変形することで、フック係合部28が第1フック部24の頂部に移動していき、第2フック部25との係合状態が外れる。そして、前ケース3に対して消弧カバー8が浮き上がることで、係合脚部20の第2フック部23がフック係合部26に噛み合って第2フック部23及びフック係合部26の係合が維持され、係合脚部21の第2フック部25がフック係合部28に噛み合って第2フック部25及びフック係合部28の係合が維持される。これにより、消弧カバー8の消弧カバー本体8aの全周に隙間が形成され、この隙間がガス抜き穴となって消弧室14内のアークガスが外部に放出され、消弧室14の内圧が減少して消弧カバー8の吹き飛びが防止される。
また、消弧カバー8の上下方向に隣接して第1及び第2端子カバー7a,7bが配置されており、消弧室14で発生したアークガスが、消弧カバー8の一対の長辺壁部8b,8bに形成したアークガス吹出口9から第1及び第2端子カバー7a,7bに向けて噴射する。
第1及び第2端子カバー7a,7bは、長手方向の一端のカバー連結部31に形成した第1L字条凸部40が、前ケース3を構成するケース外壁10aに形成した第1L字条溝部17に係合し(第1凸条40aが第1溝条17aの溝辺17a1に当接し、第2凸条40bが第2溝条17bの溝辺17b1に当接し)、長手方向の他端のカバー連結部32に形成した第2L字条凸部41が、前ケース3を構成するケース外壁10bに形成した第2L字条溝部18に係合(第1凸条41aが第1溝条18aの溝辺18a1に当接し、第2凸条41bが第2溝条18bの溝辺18b1に当接し)しているので、重力やアークガスが第1及び第2端子カバー7a,7bに向けて噴射して第1及び第2端子カバー7a,7bに前方向及び上下方向の外力が作用しても、第1及び第2端子カバー7a,7bは前ケース3から脱落しない。
したがって、本実施形態の第1及び第2端子カバー7a,7bは、長手方向の両端のカバー連結部31,32に形成した第1L字条凸部40及び第2L字条凸部41が、ケース外壁10a,10bに形成した第1L字条溝部17及び第2L字条溝部18に係合しており、アークガスが第1及び第2端子カバー7a,7bに向けて噴射して前方向及び上下方向の外力が作用しても前ケース3から脱落しない構造とされているので、第1及び第2端子カバー7a,7bが前ケース3から吹き飛ぶのを確実に防止することができる。
また、第1及び第2端子カバー7a,7bのカバー連結部31,32は、隣接するガイド部34a,34e及びガード片36a,36eとの間にスリット38,39を形成して弾性変形が容易な部位とされているので、ケース外壁10a,10bの第1L字条溝部17及び第2L字条溝部18に、簡単に第1L字条凸部40及び第2L字条凸部41を係合させることができる。
また、第1及び第2端子カバー7a,7bのカバー連結部31,32に凸部(第1L字条凸部40及び第2L字条凸部41)を形成し、ケース外壁10a,10bに凹部(第1L字条溝部17及び第2L字条溝部18)を形成するという簡便な構造で、前ケース3に対する第1及び第2端子カバー7a,7bの保持構造が得られるので、製造コストの低減化を図ることができる。
[第2実施形態]
次に、図13から図15は、本発明に係る第2実施形態の電磁接触器1の要部を示すものである。なお、図1から図12で示した第1実施形態の電磁接触器1と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
第2実施形態の第1端子カバー7aも、カバー連結部31に第1実施形態と同一構造の第1L字条凸部40が形成され、カバー連結部32にも第1実施形態と同一構造の第2L字条凸部41が形成されている。また、第2端子カバー7bも、第1端子カバー7aと同一構造である。
図13に示すように、前ケース3を構成しているケース外壁10aの内面には、前後方向に延在して前端縁で開口している第1溝条42aと、第1溝条42aの後部で連続し、上下方向に延在して上端縁で開口している第2溝条42bとで第2実施形態の第1L字状溝部42が形成されている。
第2実施形態の第1L字条溝部42の第1溝条42aは、第1実施形態の第1L字条溝部17の第1溝条17aの溝幅より大きく形成されており、カバー連結部31の第1L字条凸部40が係合すると、第1凸条40aが第1L字状溝部42の第1溝条42aの前側に位置する溝辺42a1から離れた位置で対向している。なお、第1L字状凸部40の第2凸条40bは、第1L字状溝部42の第2溝条42bの前側に位置する溝辺42b1に当接している。
図14に示すように、前ケース3を構成しているケース外壁10bの内面には、前後方向に延在して前端縁で開口している第1溝条43aと、第1溝条43aの後部で連続し、上下方向に延在して下端縁で開口している第2溝条43bとで第2実施形態の第2L字状溝部43が形成されている。
第2実施形態の第2L字条溝部43の第1溝条43aは、第1実施形態の第2L字条溝部18の第1溝条18aの溝幅より大きく形成されており、カバー連結部32の第2L字条凸部41が係合すると、第1凸条41aが第2L字状溝部43の第1溝条43aの上側に位置する溝辺43a1から離れた位置で対向している。なお、第2L字状凸部41の第2凸条41bは、第2L字状溝部43の第2溝条43bの前側に位置する溝辺43b1に当接している。
そして、第1端子カバー7aは、第2実施形態のケース外壁10aに形成した第1L字状溝部42と、ケース外壁10bに形成した第2L字状溝部43とに係合して装着され、第2端子カバー7bも、ケース外壁10aに形成した第1L字状溝部42と、ケース外壁10bに形成した第2L字状溝部43に係合して装着される。
本実施形態の電磁接触器1は、発生したアークガスにより消弧室14の内圧が過大に上昇すると、第1実施形態と同様に、前ケース3に対して消弧カバー8が浮き上がることで、消弧カバー8の消弧カバー本体8aの全周に隙間が形成され、この隙間がガス抜き穴となって消弧室14内のアークガスが外部に放出され、消弧室14の内圧が減少して消弧カバー8の吹き飛びが防止される。
また、消弧室14で発生したアークガスが、消弧カバー8の一対の長辺壁部8b,8bに形成したアークガス吹出口9から第1及び第2端子カバー7a,7bに向けて噴射すると、第1端子カバー7aは、消弧カバー8の長辺壁部8bから離間して上方向にスライド移動する。この際、第1端子カバー7aは、カバー連結部31に形成した第1L字条凸部40の第2凸条40bはケース外壁10aに形成した第1L字条溝部42の第2溝条42bの溝辺42b1に摺動し、カバー連結部32に形成した第2L字条凸部41の第2凸条41bはケース外壁10bに形成した第1L字条溝部43の第2溝条43bの溝辺43b1に摺動する。そして、第1L字条凸部40の第1凸条40aが第1L字条溝部42の第1溝条42aの溝辺42a1に当接し、第2L字条凸部41の第1凸条41aが第2L字条溝部43の第1溝条43aの溝辺43a1に当接したときに、第1端子カバー7aが停止する。
また、第2端子カバー7bも、消弧カバー8の長辺壁部8bから離間して下方向にスライド移動する。
このように、第1端子カバー7aが上方向にスライド移動し、第2端子カバー7bが下方向にスライド移動すると、図15に示すように、消弧カバー8の長辺壁部8bと、第1及び第2端子カバー7a,7bの幅方向縁部との間に、消弧室14に連通するガス抜き空間44,45が形成される。
したがって、消弧室14で発生したアークガスが消弧カバー8の一対の長辺壁部8b,8b側から第1及び第2端子カバー7a,7bに向けて噴射し、第1端子カバー7aが上方向にスライド移動し、第2端子カバー7bが下方向にスライド移動することで、消弧室14に連通するガス抜き空間44,45が形成されると、消弧室14で発生したアークガスの排出量を増大させることができるので、電磁接触器1の遮断性能を向上させることができる。
なお、上記実施形態では第1及び第2端子カバー7a,7bのカバー連結部31,32に第1L字条凸部40及び第2L字条凸部41を形成し、ケース外壁10a,10bに第1L字条溝部17及び第2L字条溝部18(或いは、第1L字条溝部42及び第2L字条溝部43)を形成したが、本発明の要旨がこれに限定されるものではなく、第1及び第2端子カバー7a,7bのカバー連結部31,32に係合凹部(溝部)を形成し、ケース外壁10a,10bに係合凸部を形成した構造であっても、本発明と同様の効果を奏することができる。
1 電磁接触器
2 後ケース
3 前ケース
4a~4d 電源側端子部
6a コイル端子
5a~5d 負荷側端子部
6b コイル端子
7a 第1端子カバー
7b 第2端子カバー
8 消弧カバー
8a 消弧カバー本体
8b 一対の長辺壁部
8c,8d 一対の短辺壁部
9 アークガス吹出口
10a,10b ケース外壁
11 複数のケース内壁
12 電源側端子室
13 負荷側端子室
14 消弧室
15 消弧室収容部
16 接点部
16a 可動接点支え
17 第1L字状溝部(第1係合部)
17a 第1溝条
17b 第2溝条
18 第2L字状溝部(第1係合部)
18a 第1溝条
18b 第2溝条
19 係合凸部
20,21 係合脚部
22 第1フック部
23 第2フック部
24 第1フック部
25 第2フック部
26 フック係合部
27 スリット
28 フック係合部
30 カバー本体
31,32 カバー連結部
33a~33e 工具挿通孔
34a~34e ガイド部
35 消弧カバー係合片
36a~36e ガード片
37 係合凹部
38,39 スリット
40 第1L字状凸部(第2係合部、凸部)
40a 第1凸条
40b 第2凸条
41 第2L字状凸部(第2係合部、凸部)
41a 第1凸条
41b 第2凸条
42a 第1溝条
42b 第2溝条
42 第1L字状溝部(第2係合部、凹部)
42a1 溝辺
42b1 溝辺
43 第2L字状溝部(第2係合部、凹部)
43a 第1溝条
43b 第2溝条
43a1 溝辺
43b1 溝辺
44,45 ガス抜き空間

Claims (7)

  1. 可動接点と固定接点とが設けられた消弧室と、
    前記消弧室を有するケースと、
    前記ケースに装着され、前記消弧室を覆う消弧カバーと、
    前記消弧カバーに配置されて前記ケースに装着された端子カバーと、を備えた電磁接触器において、
    前記ケースに第1係合部が形成されており、
    前記端子カバーに、前記第1係合部に係合することで前記ケースに当該端子カバーが保持される第2係合部が形成されており、
    前記第1係合部と前記第2係合部との間に隙間を有する第1状態と、前記可動接点及び前記固定接点の間にアークが発生し、前記消弧室の内圧上昇により前記端子カバーが前記消弧カバーから離間する方向に移動し、前記第1係合部と前記第2係合部が係合する第2状態のいずれかで前記ケースに前記端子カバーが保持されることを特徴とする電磁接触器。
  2. 前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記端子カバーが前記消弧カバーから離間する方向にスライド可能とすることを特徴とする請求項1記載の電磁接触器。
  3. 前記第1係合部及び前記第2係合部の一方は凸部であり、他方は、前記凸部に係合する凹部であることを特徴とする請求項1又は2記載の電磁接触器。
  4. 前記凸部は、第1凸条と、第2凸条とを直交して形成したL字条凸部であり、
    前記凹部は、前記第1凸条に係合する第1溝条と、前記第2凸条に係合する第2溝条とを直交して形成したL字条溝部であることを特徴とする請求項3記載の電磁接触器。
  5. 前記端子カバーは、長方形板状のカバー本体と、前記主回路端子部に対応して前記カバー本体の表裏に連通して形成した複数の挿通孔と、前記カバー本体の長手方向の両端部に形成された一対のカバー連結部と、を備え、前記一対のカバー連結部に前記第2係合部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電磁接触器。
  6. 可動接点と固定接点とが設けられた消弧室と、
    前記消弧室を有するケースと、
    前記ケースに装着され、前記消弧室を覆う消弧カバーと、
    前記消弧カバーに配置されて前記ケースに装着された端子カバーと、を備えた電磁接触器において、
    前記ケースに第1係合部が形成されており、
    前記端子カバーに、前記第1係合部に係合することで前記ケースに当該端子カバーが保持される第2係合部が形成されており、
    前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記端子カバーが前記消弧カバーから離間する方向に移動するのを阻止する第1凸条及び第2溝条と、前記端子カバーが前記消弧カバーの反装着方向に移動するのを阻止する第2凸条及び第2溝条を有することを特徴とする電磁接触器。
  7. 前記第1係合部は、前記第1溝条と、前記第2溝条とを直交して形成されるL字条溝部であり、
    前記第2係合部は、前記第1凸条と、前記第2凸条とを直交して形成されるL字条凸部であることを特徴とする請求項6記載の電磁接触器。
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