JP7307451B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベル貼付装置に関する。
一般的なラベル貼付装置では、メインスイッチをオン状態にすると、主電源がオン状態となり、主制御部、印字機構部、ラベル貼付機構部等へ電力が供給される(特許文献1参照)。
ラベル貼付装置の保守作業においては、印字機構部のサーマルヘッドやプラテンなどの清掃や部品交換、センサ類の調整や清掃の頻度が高い。
内部を目視確認し易く、清掃や部品交換等の保守作業が容易な内部照明付きのプリンタが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2017-036093号公報 特開2012-096389号公報
しかしながら、一般的なラベル貼付装置では、例えば、大きな工場ではラベル貼付装置は大きなラインの一部に組み込まれるのでメンテナンス等のためにその装置だけを止めることができない。
また、一度主電源をオフ状態とし、メンテナンス完了後、再び主電源をオン状態にすると、通常のラベル発行処理やラベル貼付処理を行うことが可能な状態に復旧するまでに、比較的時間が掛かり、ライン全体に影響を与えることがある。
また、工場ではラベル貼付装置はラインの一部に組み込まれるために場所の制約を課されることがある。そのためにメンテナンスしにくい状態に置かれたり、電源制御を行うための操作表示部が近くになかったりすることもある。
また、ラベル貼付装置では、主電源をオフ状態とせずにオン状態のまま、印字機構部の印字ヘッドとプラテンローラとを離間させて、ラベル用紙を装置内にセットしたり、印字ヘッドを清掃したりする等のメンテナンスを行うことがある。この場合、主電源がオン状態なので、ラベル貼付機構部の吸引ファンが作動し続け、吸引ファンの回転軸や回転軸を支持する支持部材が早く消耗したり、吸引ファンの稼働により無駄な電力が消費されたりする等の不具合が生じる虞がある。
制御部は電源ONの後、運転できるようになるまでに機械内部のプログラム等の複雑な処理があるためどうしても時間が掛かっていた。
このため、メンテナンス終了後、通常のラベル発行処理やラベル貼付処理が可能な状態に復旧するまでの時間が短く、メンテナンス時の無駄な電力消費を抑制するラベル貼付装置が望まれている。
本発明のラベル貼付装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
印字データの内容をラベルに印字し、印字したラベルを発行するラベルプリンタと、
ラベルを被貼付物に貼付するラベル貼付機構部と、を備えるラベル貼付装置であって、
前記ラベルプリンタは、
主電源部と、
印字されたラベルを発行する印字機構部であって、ラベルに印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対向する位置に設けられたプラテンローラを接離させる操作レバーからなる接離操作部を有する印字機構部と、
前記印字機構部を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段と、
前記ラベルプリンタの主制御部と、
前記主電源部から、前記印字機構部、前記主制御部への電力供給を制御する電源制御部とを有し、
前記ラベル貼付機構部は、
ラベルを吸引するための吸引ファンと、
前記印字機構部により発行され、前記吸引ファンにより吸引されるラベルを被貼付物へ貼付するラベル貼付部と、を有し、
前記電源制御部は、前記停止指示検出手段、前記操作レバーの操作による前記印字ヘッドと前記プラテンローラとの離間を検出した場合、前記主電源部から前記主制御部へ電力を供給した状態で、前記印字機構部への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行うとともに、前記吸引ファンへの電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う
ことを特徴とする。
本発明によれば、停止指示検出手段の操作1つで印字機構部等の部品を壊さず、寿命を延ばし、容易に部品を交換することができるラベルプリンタ、ラベル貼付装置を提供することができる。
また、本発明のラベルプリンタによれば、操作者の近くに操作表示部が無い場合であっても、停止指示検出手段により、主電源を落とさずに、メンテナンスに必要な電力供給の停止もしくは抑制を行うことができる。
また、本発明によれば、メンテナンス終了後、通常のラベル発行処理やラベル貼付処理が可能な状態に復旧するまでの時間が短く、メンテナンス時の無駄な電力消費を抑制できるラベルプリンタ、ラベル貼付装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るラベルプリンタを備えたラベル貼付装置(印字ヘッド部閉状態)の概念図である。 メンテナンス時のラベル貼付装置(印字ヘッド部開状態)の一例を示す概念図である。 本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の平面概念図である。 本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の電気的な機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の電気的な機能ブロックの一具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の動作の一例を示すフローチャートである。 ラベルプリンタを備えたラベル貼付装置の操作入力部(表示操作部)の設定操作画面の一例を示す図である。
〈第一の実施形態(停止指示検出手段の利用)〉
本発明の一実施形態に係るラベルプリンタは、印字データの内容をラベルに印字し、印字したラベルを発行する。このラベルプリンタは、主電源部と、印字されたラベルを発行する印字機構部と、印字機構部を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段と、ラベルプリンタの主制御部と、主電源部から、印字機構部、主制御部への電力供給を制御する電源制御部とを有する。印字機構部は、ラベルに印字を行う印字ヘッドと、印字ヘッドに対向する位置に設けられたプラテンローラを接離させる接離操作部を有する。停止指示検出手段は、接離操作部による印字ヘッドとプラテンローラとの離間を検出した場合、電源制御部は、主電源部から主制御部へ電力を供給した状態で、印字機構部への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う。
また、本発明に係るラベル貼付装置は、上記ラベルプリンタ、及びラベル貼付機構部等を有する。
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
図1に示す、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタを備えたラベル貼付装置100には、規定のラベル長の複数のラベルが長尺の台紙(ラベル台紙)に剥離自在に貼付された、台紙付きラベルロールRがラベルロール保持部11にセットされている。
ラベル貼付装置100は、ラベルロールRから引き出された台紙に貼付されているラベルに、印字ヘッド16(印字部)により商品情報を印字し、印字されたラベルを台紙から剥離することでラベルを発行する印字機構部110(ラベル発行機構部)と、印字機構部110により発行されたラベルを、商品等の被貼付物に貼付するラベル貼付機構部120とを有する。
図1に示す例では、印字機構部110の印字ヘッド16により印字され、発行されるラベルLは、下面が印字面であり、上面が粘着面である。
なお、ラベル貼付装置100の印字機構部110(ラベル発行機構部)は、商品情報等の印字情報の量に応じたラベル長となる可変長のライナレスラベルを発行してもよい。ラベル貼付機構部120は、そのラベルを商品等の被貼付物に貼付してもよい。
以下、ラベル貼付装置100の印字機構部110やラベル貼付機構部120の各構成要素について説明する。
<印字機構部110>
印字機構部110は、ラベルロール保持部11、台紙巻取り部12、ガイド部13、ラベル用紙搬送部(ラベル搬送部14)、プラテンローラ15、印字ヘッド16(サーマルヘッド)、印字ヘッド開閉機構17(固定部17A、可動部17B)、印字ヘッド開閉検出部142、操作レバー17L(印字ヘッド開閉操作部)等を有し、それらが印字機構部110の本体部110Bに設けられている。
また、ラベル貼付装置100は、主制御手段としての制御装置10を有する。制御装置10は、ラベル搬送部14、印字機構部110、ラベル貼付機構部120等を統括的に制御する。図1に示す例では、制御装置10は、キー入力部134a等を備えた表示操作部134(操作入力部)、制御部、記憶部などを有する。制御装置10の詳細な構成を後述する。
ラベルロール保持部11は、ラベルロールRを保持する水平保持軸11a,11b、ラベルロールRの水平移動を規制する規制後板部11c、規制前板部11d、水平保持軸11aを支持する支柱11e等を有する。
ラベルロールRから引き出されたラベル用紙LMは、印字機構部110の本体部110B内に設けられたガイド部13に沿って搬送される。図1に示す例では、印字ヘッド16が本体部110Bの上部付近に設けられており、ラベルロールRの下端付近から引き出されたラベル用紙LMは、本体部110Bの下部付近から斜め上に延出するように設けられたガイド部13の外周に沿って搬送され、印字ヘッド16とプラテンローラ15の間へ導かれる。
印字機構部110の印字ヘッド16とプラテンローラ15は、印字ヘッド開閉機構17に設けられている。印字ヘッド開閉機構17は、固定部17A、可動部17B等を有する。図1に示す例では、印字ヘッド開閉機構17の固定部17Aには、プラテンローラ15が設けられている。
印字ヘッド開閉機構17の可動部17Bは、固定部17Aの下部に設けられており、可動部17Bには印字ヘッド16が設けられている。可動部17Bは、本体部110Bに設けられた第1回転支持軸171により回転自在に支持されている。
印字ヘッド開閉機構17の可動部17Bには、第2回転支持軸172により軸支された操作レバー17Lが設けられている。操作レバー17Lの略中央部は、第2回転支持軸172により回転自在に軸支されており、操作レバー17Lの上端部には切欠形状の係止部17Lfが設けられている。この係止部17Lfは、印字ヘッド開閉機構17の固定部17Aに設けられた突起状の係止部17kに係止可能に構成されている。
図1に示す例では、操作レバー17Lの係止部17Lfが、印字ヘッド開閉機構17の係止部17kに係止した状態であり、プラテンローラ15と印字ヘッド16との間にラベル用紙LMが搬送され、ラベル用紙がプラテンローラ15により印字ヘッド16に押圧されている(印字ヘッド部閉状態)。
〈メンテナンスモード〉
印字ヘッド開閉機構17は、図2に示すように、操作レバー17Lを操作して(図1,図2に示す例では第2回転支持軸172を回転中心として左回転)、操作レバー17Lの係止部17Lfを、印字ヘッド開閉機構17の係止部17kに対して非係止状態とした場合、印字ヘッド開閉機構17の可動部17Bが第1回転支持軸171を回転中心として回転可能となり、印字ヘッド16を、プラテンローラ15に対して離間させる方向(下方)に移動させることができる(印字ヘッド部開状態:メンテナンスモード)。
なお、図2に示すように、操作レバー17Lを操作して、印字ヘッド開閉機構17の可動部17Bを下方に移動させ、印字ヘッド16を、プラテンローラ15に対して離間させることを、停止指示という。
メンテナンス時、図2に示す停止指示状態で、ラベルロールを交換し、ラベル用紙をプラテンローラ15と印字ヘッド16の間へ配置したり、印字ヘッド16の交換をしたり、吸引ファンの交換をしたり、印字ヘッド16の清掃等のメンテナンスを行うことができる。
これまではメンテナンス時には操作画面上で電源の操作を行っていたが、本体の停止指示検出手段を利用し電源を操作できるので、現場でのメンテナンス時に容易に本体電源の制御ができるようになる。
〈通常モード(通常処理モード)〉
メンテナンス終了後、図1に示すように、印字ヘッド開閉機構17の可動部17Bを、第1回転支持軸171を回転中心として上方に持ち上げ、詳細には印字ヘッド16を、プラテンローラ15に対して近づける方向(上方)に移動させ、操作レバー17Lを操作して(図1,図2に示す例では第2回転支持軸172を回転中心として右回転)、操作レバー17Lの係止部17Lfを、印字ヘッド開閉機構17の係止部17kに対して係止状態とする(閉状態:通常モード)。
なお、図1に示すように、印字ヘッド16とプラテンローラ15の間にラベル用紙を搬送し、操作レバー17Lを操作して、印字ヘッド開閉機構17の可動部17Bを上方に移動させ、印字ヘッド16を、プラテンローラ15に対して近接させ、印字ヘッド16とプラテンローラ15によりラベル用紙を挟持させることを、停止指示の解除(非停止指示)という。
〈停止指示検出手段〉
また、印字ヘッド開閉機構17には、印字ヘッド開閉検出部142が設けられており、上記印字ヘッド16がプラテンローラ15に対して所定距離以上離間した状態(開状態:以下ヘッドアップという)を検出したり、印字ヘッド16がプラテンローラ15に対して所定距離未満に近接した状態(閉状態)を検出し、その検出結果を示す信号を出力する。
印字ヘッド開閉検出部142は、例えば、可動部17Bが上方に位置(閉状態)するか、下方に位置するか(開状態)を検出する光センサ、近接スイッチ、金属センサ等であってもよい。
制御装置10が印字ヘッド開閉検出部142からの検出結果を示す信号を受信したときには、通信履歴でヘッドアップ操作のログを記憶部に記憶する。
また、ラベル発行動作中に印字ヘッド開閉検出部142からの検出結果を示す信号を受信したときには画面上にエラーメッセージを表示する。さらにヘッドアップ状態でラベルを発行しようとした場合も同じエラーメッセージを表示する。
〈ラベル搬送部〉
印字ヘッド16により商品情報等が印字されたラベルLは、プラテンローラ15のラベル搬送方向下流側に設けられた剥離部(不図示)にて、台紙とラベルが剥離され、ラベルLがラベル貼付機構部120側に移動し、台紙は図1に示すように、本体部110Bの上部付近を通り、ラベル用紙搬送部(ラベル搬送部14)のローラ14r、及びローラ14sを介して台紙巻取り部12のローラ12rにより巻き取られる。
ローラ14rの表面には凹凸部が設けられており、摩擦抵抗が大きい。また、ローラ14rは、例えば無端状ベルトやチェーン等を介してラベル送りモータ146により回転駆動可能に構成されている。
台紙巻取り部12のローラ12rは、ラベル送りモータ146により回転駆動可能に構成されていてもよいし、ローラ12r専用の駆動モータにより回転駆動するように構成されていてもよい。
図3はラベル貼付装置100の上面図の一例を示す図である。図3に示すように、印字機構部110において、印字ヘッド開閉機構17の固定部17Aには、上面視でU字形状の固定部材170aが設けられている。U字形状の固定部材170aは、プラテンローラ15と、ローラ14rとの間に配置されている。このU字形状の固定部材170aには、ラベルが剥離された長尺の台紙Mの幅を目視で容易に確認できるように、目盛り17sが設けられている。また、この固定部材170aには、台紙Mの搬送中の幅方向のズレを抑制する規制部材170b,170cが設けられている。この規制部材170b,170cは、台紙Mの幅方向に移動可能に構成されている。
<ラベル貼付機構部120>
ラベル貼付機構部120は、印字機構部110により商品情報等が印字されたラベルを被貼付物Wへ貼付する。
ラベル貼付機構部120は、樹脂材料などからなる弾性体の筒状部材121(ラベル貼付部)が制御装置10の制御により、上下動自在に設けられている。本実施形態では、ラベル貼付機構部120はエア駆動式を採用している。なお、ラベル貼付機構部120はモータ駆動式であってもよい。
ラベル貼付機構部120の本体部120Bは略直方体形状に形成されており、印字機構部110に隣接するように配置されている。図3に示すように、本体部120Bの上面に開口部120pが設けられている。弾性体の筒状部材121は、待機時、その筒状部材121の上端が本体部120Bの内部に位置し、ラベル貼付動作時には、開口部120pを通って上昇し、ラベルLを被貼付物Wに押圧してラベルを貼付するように構成されている。
筒状部材121は、エアシリンダ123のピストンロッド122の先端部に設けられている。
ラベル貼付機構部120は、制御装置10の制御により、高圧エア源(不図示)からの高圧エアが、空気圧回路(不図示)を介してエアシリンダ123に所定のタイミングで入出力されることによって、ピストンロッド122が上下動するように構成されている。
なお、ラベル貼付機構部120は、上述した高圧エアの代わりに他の気体を用いた駆動装置を採用してもよい。
ラベル貼付機構部120の本体部120Bは、その側面下部等に開口部120hが設けられており、開口部120hの内側近傍にラベル吸引ファン145が設けられている。ラベル吸引ファン145の稼働時、本体部120B内の空気が本体部120Bの外部に排気され、本体部120Bの内部が負圧状態となる。そして、本体部120Bの上面の開口部120pから本体部120B内へ空気が吸入することにより、印字機構部110で発行されたラベルLが本体部120B側に吸引される。
すなわち、ラベルLを、ラベル貼付機構部120の本体部120Bの上面の所定位置に確実に保持させ、ラベルLを所定位置に待機させることができる。また、ラベル発行時に、ラベルLに反りが生じる場合であっても、上述したように、ラベル貼付機構部120の本体部120B側に吸引することにより、その反りを低減して、確実にラベルLを所定位置に待機させることができ、被貼付物Wにきれいにラベルを貼付することができる。
つまり、ラベル貼付装置100のラベル貼付機構部120は、本体部120B(ケース)に、本体部120B(ケース)内の空気を吸い出す排気装置(ラベル吸引ファン145)が取り付けられ、ケース外部に排気し、これによって該ケースの上面に設けられた開口部に吸着力が生じ、ラベルLをケースの上面に吸着保持するための補助吸着力として作用する。
ラベル吸引ファン145は、電力が供給されている場合に稼働状態となり、電力が供給されていない場合に停止状態(非稼働状態)となる。
ラベル吸引ファン145の駆動モータとしては、例えば、ステッピングモータなどの各種モータを採用することができる。
長尺のラベル用紙をセットする場合、まず、ヘッドアップ状態とし、プラテンローラと印字ヘッドとの間に、長尺の台紙付きラベルをセットし、印字ヘッドを含む可動構造部を上方に移動させ、プラテンローラと印字ヘッドにより長尺の台紙付きラベルを挟持し、操作レバー(係合部材の下端部)を、第2回転支持軸172を回転中心に、上記所定方向に対して逆方向に回転(図1に示す例では右回転)させることで、係合部材の係合部(切欠部)と突出部(ピン)とが係合状態となる。
〈電気的な機能ブロック図〉
図4は本発明の実施形態に係るラベル貼付装置100の電気的な機能ブロックを示す図である。図5はラベル貼付装置の電気的な機能ブロックの一具体例を示す図である。
図4に示すように、ラベル貼付装置100は、主電源部としての主電源回路143と、主電源回路143をオン状態又はオフ状態に切り替える電源スイッチ144と、ラベルを発行する印字機構部110と、印字機構部110により印字されたラベルを被貼付物に貼付するラベル貼付機構部120と、ラベル搬送部14と、印字機構部110の印字制御、ラベル搬送部14の搬送制御、及びラベル貼付機構部120のラベル貼付制御を行う主制御部1と、主電源部(主電源回路143)から、印字機構部110、ラベル貼付機構部120、ラベル搬送部14、主制御部1への電力供給を制御する電源制御部141とを有する。
後述するように、主制御部1としての制御装置10は制御部131(CPU)を有する。ラベル貼付機構部120はラベル吸引ファン145を有する。印字機構部110は印字ヘッド16を有する。ラベル搬送部14はラベル送りモータ146を有する。
詳細には、図5に示すように、ラベル貼付装置100は、主制御部1(主制御手段)としての制御部131(CPU)、記憶部としてのROM132及びRAM133、表示操作部134、ラベルピッチ検出部135、ラベル台紙巻取りモータ136、ラベル検出センサ137、ラベル貼付駆動部138(ラベル貼付シリンダ)、ラベル送りスイッチ139、電源制御部141、印字ヘッド開閉検出部142、主電源回路143(主電源部)、電源スイッチ144、ラベル貼付機構部120のラベル吸引ファン145、印字ヘッド16(サーマルヘッド)、ラベル搬送部14のラベル送りモータ146などを有する。
制御部131は、ROM132、RAM133、表示操作部134、ラベルピッチ検出部135、ラベル台紙巻取りモータ136、ラベル検出センサ137、ラベル貼付駆動部138(ラベル貼付シリンダ)、ラベル送りスイッチ139、電源制御部141等と通信線や電力供給線などを介して電気的に接続されている。
図5に示す実施例では、制御装置10が、制御部131(CPU)、記憶部としてのROM132及びRAM133、表示操作部134を有するように構成されている。
主電源回路143(主電源部)は、商用電源などの外部電源900からの電力を、所定の電圧等に変換して、電源制御部141の制御により、ラベル吸引ファン145、印字ヘッド16(サーマルヘッド)、ラベル送りモータ146、制御装置10などに、適宜、電力を供給する。図示しないがラベル貼付装置100にオプションでバーコードチェッカーなどを搭載する場合にも適宜、電力を供給できる。
外部電源900は、例えば、100Vや200V等の交流電源などである。
また、主電源回路143(主電源部)は、商用電源などの外部電源900からの電力を、所定の電圧等に変換して、制御装置10、制御部131、ROM132、RAM133、表示操作部134等に供給してもよい。
〈電力供給の制御〉
また、電源制御部141は、印字ヘッド開閉検出部142による検出結果を示す信号、又は、制御部131の制御により、主電源回路143(主電源部)から、ラベル吸引ファン145の停止と稼働、印字ヘッド16(サーマルヘッド)の通電と遮断、ラベル送りモータ146の電力制限等の電力供給を制御する。
詳細には、例えば、電源制御部141は、印字ヘッド開閉検出部142により印字ヘッド部が開状態を示す信号を受けた場合、ラベル吸引ファン145、印字ヘッド16、ラベル搬送部14のラベル送りモータ146の電力供給を停止する。
また、ラベル送りモータ146としては、例えばステッピングモータを採用することができる。この場合、電源制御部141は、例えば、印字ヘッド開閉検出部142により印字ヘッド部がヘッドアップ状態を示す信号を受けた場合に、そのステッピングモータの励磁を弱めるように電力供給を制御してもよい。
〈制御プログラム〉
制御部131(CPU)は、制御装置10の各構成要素、ラベル貼付装置100の各構成要素を統括的に制御する。制御部131は、例えば、記憶部としてのROM132やRAM133に記憶されているプログラムを実行することにより、本発明に係るラベル貼付装置の機能を実現する。
ROM132(記憶部)は、ラベル貼付装置100を制御する制御プログラム(プログラム)や制御に用いられる各種パラメータ、商品情報などを記憶する。
RAM133(記憶部)は、制御部131の作業エリア等として用いられる。
制御装置10はCPU、ROM132やRAM133などで構成されているので処理に時間が掛かかり電源をONにしてもすぐに使えないデメリットがある。
表示操作部134は、例えば、表示装置付きタッチパネルやキー入力部134aなどを備え、操作者の操作に応じた信号を制御部131へ出力する。なお、表示操作部134は、表示装置と操作入力部が別体で設けられていてもよい。
ラベルピッチ検出部135は、長尺の台紙に貼付されている複数のラベルのピッチ(長尺方向の間隔)を検出する検出装置であり、検出結果を示す信号を制御部131に出力する。ラベルピッチ検出部135としては、例えば光センサや撮像装置を採用することができる。
ラベル台紙巻取りモータ136は、台紙(ラベル台紙)を巻き取るローラ12rを駆動するためのモータであり、制御部131により駆動制御される。
ラベル検出センサ137は、例えば、ラベル貼付機構部120の本体部120Bの上面等に設けられており、印字機構部110により印字、発行されたラベルを検出し、検出結果を示す信号を制御部131に出力する。
ラベル貼付駆動部138は、例えば、制御部131の制御により、エアシリンダを駆動する駆動部であり、ラベル貼付機構部120の筒状部材121を上下動させることにより、ラベルを被貼付物に貼付する。
ラベル送りスイッチ139は、台紙(ラベル台紙)の頭出しを行うときに操作されるスイッチである。制御部131は、ラベル送りスイッチ139が操作された場合、ラベル駆動部を駆動して台紙(ラベル台紙)を所定距離だけ台紙搬送方向に移動させる処理を行う。
電源制御部141は、主電源回路143(主電源部)から印字機構部110、ラベル貼付機構部120、ラベル搬送部14、制御部131(主制御部1)含む制御装置10などへの電力供給を制御する。
電源制御部141は、例えば、停止指示検出手段としての印字ヘッド開閉検出部142により停止指示を検出した場合、主電源回路143(主電源部)から制御部131(主制御部1)へ電力を供給した状態で、印字機構部110、ラベル搬送部14、又はラベル貼付機構部120への電力供給を機構部全体または一部について停止もしくは抑制する制御を行う。電源制御部141の詳細な動作については後述する。
ここでいう抑制とは電気(電力)の供給を通電又は遮断することだけでなく、電気(電力)の供給の量を抑えて弱い電気を流し、完全には止めないが通常の搬送のスピードよりも遅くしたり、ファンの回転を遅くしたりすることも含む。
また、制御装置10の設定により主電源回路143(主電源部)から、ラベル吸引ファン145、印字ヘッド16(サーマルヘッド)、ラベル送りモータ146への電力供給を制御する組み合わせを決めてもいい。例えばメンテナンスモードの時には少なくともラベル吸引ファン145は常に電源停止させ、印字ヘッド16(サーマルヘッド)、又はラベル送りモータ146だけ止めるようにしてもいい。組み合わせはどの組み合わせでもよい。
メンテナンスを行う部品等はそれぞれ耐久寿命まで使えるものと決まった頻度で交換しなければならないものがあり、交換後に長期間交換が要らなければ制御の対象から外すことで復旧に時間が掛からない利点もある。
また、前述した設置場所の制約からメンテナンス作業が必要であるが作業が大変なため、できる限り交換作業を行いたくない場合は積極的に電源制御を行い、耐久寿命を延ばしたい場合も考えられる。
そのような観点から使用者の判断に合わせて電源の制御を設定できるようにもできる。
印字ヘッド開閉検出部142は、例えば、上述した印字機構部110の印字ヘッド開閉機構17の固定部17Aのプラテンローラ15に対して、可動部17Bの印字ヘッド16が所定距離以上離間している場合(印字ヘッド開状態)に、その旨を示す信号を停止指示として出力し、印字ヘッド16が近接してラベル用紙を介してプラテンローラ15を押圧している場合(印字ヘッド部閉状態)に、その旨を示す信号を停止指示の解除(非停止指示)として、電源制御部141や制御部131に出力する。
主電源回路143(主電源部)は、上述したように、商用電源などの外部電源900からの電力を、所定の電圧等に変換し、適宜、ラベル貼付装置の各構成要素に供給する。
電源スイッチ144(メインスイッチ)は、主電源回路143をオン状態又はオフ状態とするときに、操作者により操作されるスイッチである。
ラベル吸引ファン145は、上述したように、ラベル貼付機構部120の本体部120Bに設けられており、電源制御部141の電力供給に応じて稼働状態又は停止状態となる。
印字ヘッド16は、上述したように、印字機構部110の本体部110Bに設けられており、電源制御部141の電力供給に応じて通電状態又は遮断状態となる。また、印字ヘッド16は、制御部131の制御信号により、商品情報などをラベルに印字する。印字ヘッド16はラベルとして感熱紙を採用した場合サーマルヘッドなどを用いる。また、印字ヘッド16はラベルとして非感熱紙を採用した場合インクを塗布する印字装置を採用する。
ラベル送りモータ146は、ラベル搬送部の駆動用モータであり、制御部131の制御により駆動制御される。ラベル送りモータ146は、印字機構部110の本体部110Bに設けられており、電源制御部141の電力供給に応じて稼働状態又は非稼働状態となる。本実施形態では、ラベル送りモータ146としては、ステッピングモータを採用する。この場合、電源制御部141は、例えば、印字ヘッド開閉検出部142により印字ヘッド部が開状態を示す信号を受けた場合に、そのステッピングモータの励磁を弱めるように電力供給を制御してもよい。
〈電源制御動作〉
次に、本発明の一実施形態に係るラベル貼付装置100の動作の一例、詳細には電源制御に関する動作の一例を、図6などを参照しながら説明する。
ステップST1において、電源スイッチがオン状態にされた場合、主電源回路143がオン状態となる。
ステップST2において、電源制御部141は、操作レバー17Lの操作状況に応じて、印字ヘッド16とプラテンローラ15が離間状態(停止指示あり)か否(非停止指示)かを判別し、離間状態(停止指示あり)である場合にステップST6の処理に進み、非離間状態(非停止指示)の場合に、ステップST3の処理に進む。
ステップST3において、電源制御部141は、主電源部を通常モード(通常処理モード)に設定する。電源制御部141は主電源回路143から主制御部1(制御部131)を含む制御装置10、印字機構部110、ラベル貼付機構部120、ラベル搬送部14へ電力(通常電力)を供給する。
通常モードでは、制御装置10の制御により、印字機構部110がラベルの発行処理、ラベル貼付機構部120がラベル貼付処理、ラベル搬送部14がラベル用紙の搬送を行う。
ステップST4において、電源スイッチ144(メインスイッチ)をオフ状態にすると、ステップST5の処理に進み、制御装置10の制御部131が所定のシャットダウン処理を行い、主電源回路143がオフ状態となり、ラベル貼付装置100がオフ状態となる(ステップST5)。
また、ステップST4において、電源スイッチ144(メインスイッチ)がオン状態である場合には、ステップST2の処理に進む。
ステップST6において、上述したように、印字ヘッド16とプラテンローラ15が離間状態(停止指示あり)である場合、電源制御部141は、主電源部(主電源回路143)から主制御部1(制御装置10の制御部131)へ電力供給した状態で、主電源部から印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120への電力供給を停止又は制限する処理を行う。
ステップST7において、ラベル用紙の交換や、印字ヘッドの清掃、印字ヘッドの交換などのメンテナンスが行われる。
ステップST8において、電源制御部141は、操作レバー17Lの操作状況に応じて、印字ヘッド16とプラテンローラ15が非離間状態(非停止指示あり)か否(停止指示)かを判別し、非離間状態(非停止指示あり)である場合にステップST3の処理に進み、主制御部1(制御装置10の制御部131など)、印字機構部110、ラベル搬送部14、ラベル貼付機構部120へ電源を供給する処理を行い、離間状態(停止指示あり)の場合には、ステップST6の処理に進む。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係るラベルプリンタは、印字データの内容をラベルに印字し、印字したラベルを発行する。このラベルプリンタは、主電源部(主電源回路143)と、印字されたラベルを発行する印字機構部110と、印字機構部110を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142、表示操作部134など)と、ラベルプリンタの主制御部1(制御部131)と、主電源部(主電源回路143)から、印字機構部110、主制御部1(制御部131)への電力供給を制御する電源制御部141とを有する。印字機構部110は、ラベルに印字を行う印字ヘッド16と、印字ヘッド16に対向する位置に設けられたプラテンローラ15を接離させる接離操作部(操作レバー17L)を有する。停止指示検出手段が、接離操作部(操作レバー17L)による印字ヘッド16とプラテンローラ15との離間を検出した場合、電源制御部141は、主電源部(主電源回路143)から主制御部1(制御部131)へ電力を供給した状態で、印字機構部110への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う。
また、本発明の一実施形態に係るラベル貼付装置100は、ステップST1~ステップST8により被貼付物にラベルを貼付する。このラベル貼付装置100は、主電源部(主電源回路143)と、印字されたラベルを発行する印字機構部110と、印字機構部110により印字されたラベルを被貼付物に貼付するラベル貼付機構部120と、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142、表示操作部134など)と、少なくとも、印字機構部110の印字制御、及びラベル貼付機構部120のラベル貼付制御を行う主制御部1(制御部131)と、主電源部(主電源回路143)から印字機構部110、ラベル貼付機構部120、主制御部1(制御部131)等を含む制御装置10への電力供給を制御する電源制御部141とを有する。電源制御部141は、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142、表示操作部134など)により停止指示を検出した場合、主電源部(主電源回路143)から主制御部1(制御部131)等を含む制御装置10へ電力を供給した状態で、印字機構部110又はラベル貼付機構部120への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う。
すなわち、例えば、メンテナンス時、ラベルプリンタ(ラベル貼付装置)の主制御部1(制御部131)を止めずに、印字機構部110、ラベル搬送部14やラベル貼付機構部120の電源制御を行うことで、メンテナンス時の作業安定性、運転安定性を実現するラベルプリンタ及びラベル貼付装置100を提供することができる。
また、ラベルプリンタ及びラベル貼付装置100は、上記停止指示が解除された場合、電源制御部141は、主電源部(主電源回路143)から主制御部1(制御部131)等を含む制御装置10へ電力を供給した状態で、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120へ電力供給の停止の解除もしくは抑制を解除する、つまり、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120へ通常の電力を供給する。
すなわち、メンテナンス後、通常のラベル発行可能な状態、及びラベル貼付可能な状態への復帰時間が短いラベル貼付装置を提供することができる。
また、主制御部1(制御部131)は、メンテナンスモード時に、主制御部1は、印字機構部110やラベル貼付機構部120の各デバイス(ラベル吸引ファン、印字ヘッド、ラベル送りモータ等)に関する状態や各種パラメータを記憶部(RAM等)に記憶した状態で、印字機構部110、ラベル搬送部14やラベル貼付機構部120への電力供給を停止もしくは抑制した後、メンテナンスモードから通常処理モードに移行する時、電源制御部141は、印字機構部110、ラベル搬送部14やラベル貼付機構部120への電力供給を停止の解除もしくは抑制の解除を行い、主制御部1(制御部131)は、記憶部(RAM、ROM等)に記憶されている、印字機構部110、ラベル搬送部14やラベル貼付機構部120の各デバイス(ラベル吸引ファン145、印字ヘッド16、ラベル送りモータ146等)に関する各状態や各種パラメータを使用することで、短時間で、印字機構部110、ラベル搬送部14やラベル貼付機構部120の各デバイスを制御可能な状態に復旧することができる。
なお、主制御部1(制御部131)は、印字ヘッド16やモータなどのデバイスの交換が行われたことを検出した場合、そのデバイスに関するパラメータの設定を優先的に行うことで、短時間に新しいデバイスを使用可能とすることができる。
また、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタ及びラベル貼付装置100の印字機構部110は、ラベルに印字を行う印字ヘッド16と、印字ヘッド16に対向する位置に設けられたプラテンローラ15と、印字ヘッド16とプラテンローラ15を接離させる接離操作部(操作レバー17L)とを有する。停止指示検出手段は、接離操作部(操作レバー17L)による印字ヘッド16とプラテンローラ15の接離を検出する手段である。電源制御部141は、接離操作部(操作レバー17L等)による印字ヘッド16とプラテンローラ15の接離に基づいて、印字機構部110又はラベル貼付機構部120への電力供給の制御を行う。
詳細には、メンテナンス時、接離操作部(操作レバー17L)により、印字ヘッド16とプラテンローラ15が所定距離以上離間した状態となった場合に、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)では停止指示と検出され、その検出結果に基づいて、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120への電力供給の停止するもしくは抑制する制御を行う。また、接離操作部(操作レバー17L)により、印字ヘッド16とプラテンローラ15が当接した状態、又は印字ヘッド16とプラテンローラ15が所定距離未満で、印字ヘッド16によりラベルLを介してプラテンローラ15を押圧した状態となった場合(通常時(非メンテナンス時))には、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)では非停止指示と検出され、その検出結果に基づいて、電源制御部141は、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120への電力供給の停止の解除もしくは抑制を解除する、つまり、印字機構部110、ラベル搬送部14、ラベル貼付機構部120へ通常の電力を供給する。
すなわち、操作者による接離操作部(操作レバー17L等)への操作に応じて、電源制御部141により、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120への電力供給の制御を短時間に確実に行うことができるラベルプリンタ及びラベル貼付装置を提供することができる。
また、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタを備えるラベル貼付装置100のラベル貼付機構部120は、ラベルLを吸引するための吸引ファン(ラベル吸引ファン145)と、印字機構部110により発行され、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)により吸引されるラベルLを被貼付物Wへ貼付するラベル貼付部(筒状部材121、ラベル貼付駆動部138等)とを有する。停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)が、接離操作部(操作レバー17L)による印字ヘッド16とプラテンローラ15との離間を検出した場合に、メンテナンスモードとなり、電源制御部141は、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)への電力供給を停止する制御を行う。
すなわち、メンテナンス時、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)への電力供給を停止、又は抑制する制御を行うことで、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)による電力消費を抑制することができる。さらに、吸引ファンの寿命を延ばすことができる。
また、メンテナンス終了後、接離操作部(操作レバー17L)により、印字ヘッド16とプラテンローラ15が当接した状態、又は印字ヘッド16とプラテンローラ15が所定距離未満で、印字ヘッド16によりラベルLを介してプラテンローラ15を押圧した状態となった場合、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)が印字ヘッドの閉状態を検出した場合に、通常モードとなり、電源制御部141は、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)への電力供給を開始する制御を行う。
すなわち、接離操作部(操作レバー17L)の簡単な操作により、メンテナンスモードから通常モードに設定することができ、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)への電力供給が開始され、吸引ファン(ラベル吸引ファン145)が駆動し、通常の可能な状態に復旧するまでの時間が短い、ラベル貼付装置100を提供することができる。
また、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタを備えるラベル貼付装置100の電源制御部141は、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)が、接離操作部(操作レバー17L)による印字ヘッド16とプラテンローラ15との離間を検出した場合、印字ヘッド16への電力供給を停止する制御を行う。すなわち、接離操作部(操作レバー17L)への簡単な操作により、簡単にメンテナンスモードとなり、印字ヘッド16への電力供給を停止させることができる。これにより交換時の印字ヘッド16の破損を防止することができる。
また、電源制御部141は、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142)が接離操作部(操作レバー17L)による印字ヘッド16の閉状態を検出した場合、印字ヘッド16へ電力を供給する制御を行う。すなわち、接離操作部(操作レバー17L)の操作により、メンテナンスモードから通常モードへ設定した場合、印字ヘッド16を短時間に稼働可能な状態とする、ラベル貼付装置100を提供することができる。
また、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタを備えるラベル貼付装置100は、ラベル搬送部駆動用モータ(ラベル送りモータ146)を備えたラベル搬送部を有する。電源制御部141は、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)が、接離操作部(操作レバー17L)による印字ヘッド16とプラテンローラ15との離間を検出した場合、ラベルLを搬送するためのラベル搬送部駆動用モータ(ラベル送りモータ146)の励磁を弱める、又はラベル搬送部駆動用モータ(ラベル送りモータ146)への電力供給を停止する処理を行う。
すなわち、接離操作部(操作レバー17L)により、印字ヘッド16とプラテンローラ15とを所定距離以上離間させた場合に、メンテナンスモードになり、ラベル搬送部駆動用モータ(ラベル送りモータ146)の励磁を弱める、又は電力供給を停止させることで、ラベル搬送部駆動用モータ(ラベル送りモータ146)のモータ回転軸が回転自在となり、ラベル用紙を、印字機構部110のラベル用紙の移動路に容易にセットすることができる。詳細には、ラベルロール保持部11、台紙巻取り部12、ガイド部13、ラベル搬送部14、プラテンローラ15、印字ヘッド16(サーマルヘッド)、印字ヘッド開閉機構17等にラベル用紙を容易にセットすることができる。
〈第2の実施形態〉
本発明の第2の実施形態に係るラベルプリンタを備えたラベル貼付装置100は、操作入力部(表示操作部134)を有する。
図7はラベルプリンタを備えたラベル貼付装置100の操作入力部(表示操作部134)の設定操作画面の一例を示す図である。
詳細には、図7に示す設定操作画面は、商品情報表示部D1、配送先時間情報表示部D2、配送先名称情報表示部D3、賞味期限表示部D4、製造日表示部D5、バーコード識別番号表示部D6、値段表示部D7、ラベル種類表示部D8、ラベル残枚数表示部D9、商品内容量表示部D10、単位表示部D11、時刻表示部D21、ラベル貼付装置(ラベルプリンタ)の装置番号表示部D22、ラベル整理番号を表示する表示部D23、ラベルの発行形態(連続又は単体)を示すラベル発行形態表示部D24、ラベル発行中等の装置の状態を示す装置状態表示部D25などを有する。制御部131は各種装置の状態等に応じて設定操作画面の上記各表示部の表示を制御する。
また、図7に示すラベル貼付装置100の操作入力部(表示操作部134)の設定操作画面は、ラベラー(プリンタ)選択ボタンB1、商品コード表示設定ボタンB2、値段を加算する際に操作される加算ボタンB3、値段設定ボタンB4、日付を設定するときに操作される日付設定ボタンB5、商品情報を設定するときに操作される商品情報設定ボタンB6、設定画面頁数を設定するための設定ボタンB7、商品イメージを表示する際に操作される商品イメージ表示ボタンB8、ラベルの発行を中止する際に操作される発行中止ボタンB9、ラベルに印字される商品情報の印字位置を調整する際に操作される調整ボタンB10、各種処理を中止させる際に操作される中止ボタンB11、メンテナンスボタンB134a、メンテナンス解除ボタンB134b等を有する。主制御部1(制御部131)は、上記各種ボタンの操作に応じた所定の処理を行う。
詳細には、主制御部1(制御部131)は、操作入力部(表示操作部134)からメンテナンスの停止指示を受けた場合、例えば、図7に示すように、操作入力部(表示操作部134)のメンテナンスボタンB134aが操作された場合(停止指示)、電源制御部141により、主電源部(主電源回路143)から少なくとも主制御部1(制御部131)へ電力を供給した状態で、印字機構部110、ラベル搬送部14、又はラベル貼付機構部120への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う。
すなわち、例えば、操作者による操作入力部(表示操作部134等)の簡単な操作により、詳細には停止指示ボタン等を操作することにより、操作入力部(表示操作部134等)から停止指示を示す信号が、主制御部1(制御部131)に入力され、主制御部1(制御部131)がメンテナンスモードに設定し、電源制御部141により、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行うことができる。
また、操作者は、操作入力部(表示操作部134等)により、例えば停止指示ボタンのオン状態をオフ状態とする操作を行うことで、又は図7に示すメンテナンス解除ボタンB134bが操作された場合(非停止指示)、主制御部1(制御部131)が、メンテナンスモードから通常モードに設定し、電源制御部141により、印字機構部110、ラベル搬送部14又はラベル貼付機構部120へ電力を供給する。
すなわち、操作者は、操作入力部(表示操作部134等)により、例えば停止指示ボタンのオン状態をオフ状態とする操作を行うことで、簡易な操作により、通常モードに設定することができ、印字機構部110、又はラベル貼付機構部120へ電力を供給し、通常のラベル印字処理、ラベル貼付処理を行うことが可能な状態に短時間に復旧することができる。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタの制御方法において、ラベルプリンタは、主電源部(主電源回路143)と、印字されたラベルを発行する印字機構部110と、印字機構部を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段と、ラベルプリンタの主制御部1と、主電源部(主電源回路143)から、印字機構部、主制御部1への電力供給を制御する電源制御部141とを有し、印字機構部は、ラベルに印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対向する位置に設けられたプラテンローラを接離させる接離操作部を有する。
停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)により停止指示を検出していない場合、電源制御手段(電源制御部141)は、主電源部(主電源回路143)から主制御部(主制御部1)、印字機構部110等へ電力を供給するステップと、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)により停止指示を検出した場合、電源制御手段(電源制御部141)は、主電源部(主電源回路143)から主制御部(主制御部1)へ電力を供給した状態で、印字機構部110等への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行うステップと、を有する。
すなわち、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)により停止指示を検出していない場合(通常モード時)、電源制御手段(電源制御部141)は、主電源部(主電源回路143)から主制御部(主制御部1)、印字機構部110等へ電力を供給する。また、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)により停止指示を検出した場合(メンテナンスモード時)、電源制御手段(電源制御部141)は、主電源部(主電源回路143)から主制御部(主制御部1)へ電力を供給した状態で、印字機構部110等への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行うので、メンテナンス時の無駄な電力消費を抑制し、メンテナンス終了後、通常のラベル発行処理等が可能な状態に復旧するまでの時間が短い、ラベル貼付装置の制御方法を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るプログラムは、主電源部(主電源回路143)と、印字されたラベルを発行する印字機構部110と、印字機構部110等を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)とを有する、ラベルプリンタとしてのコンピュータを、少なくとも、印字機構部110の印字制御等を行う主制御部(主制御部1)と、主電源部(主電源回路143)から、印字機構部110、主制御部(主制御部1)等への電力供給を制御し、停止指示検出手段(印字ヘッド開閉検出部142等)により停止指示を検出した場合、主電源部(主電源回路143)から主制御部(主制御部1)へ電力を供給した状態で、印字機構部110等への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う、電源制御手段(電源制御部141)として機能させるためのプログラムである。
すなわち、本発明の一実施形態に係るプログラムによれば、メンテナンス時の無駄な電力消費を抑制し、メンテナンス終了後、通常のラベル発行処理等が可能な状態に復旧するまでの時間を短くすることができる。
また、上記実施形態に係るラベルプリンタ、ラベル貼付装置、制御システム、ラベル貼付装置の制御方法、プログラムの効果をまとめると以下のように記載することができる。
本発明によれば、ラベル貼付装置の運転安定性と、メンテナンス時の作業安定性の両立を実現することができる。
本発明によれば、特に、接離操作部としての操作レバー17Lを操作して上記電源制御を行う場合に、タッチパネル等の操作入力部(表示操作部)での操作を行うことなく、印字関係部分(印字機構部、ラベル貼付機構部)を遮断する、抑制することができる。
また、本発明によれば、ラベル貼付装置の印字関係機構(印字機構部、ラベル貼付機構部)の電源制御を行うことが可能となり、ラベル貼付装置のメイン電源は止めずに、メンテナンスに関連する部分の電源を遮断、又は抑制することでメンテナンス時の作業安定性を確保することができる。
また、本発明によれば、1つの操作レバーの操作で、印字ヘッド(サーマルヘッド等)への通電を停止させることができ、印字ヘッド(サーマルヘッド等)の交換が容易になり、印字ヘッドに関係する制御基板の故障を回避することができる。
また、本発明によれば、メンテナンスのとき等、吸引ファンを停止させるので、吸引ファンの消耗を防止することができる。結果として、吸引ファンの寿命が延びる。
また、本発明によれば、レバー操作、又は操作可能に表示された操作ボタンが操作された場合に、印字ヘッド(サーマルヘッド等)の通電を禁止し、吸引ファンの制御や搬送部の励磁を弱める効果がある。
また、例えば、メイン電源(主電源回路)を遮断すると、立ち上げるのに時間が掛かるので、本発明によれば、印字関係部分(印字機構部、ラベル搬送部やラベル貼付機構部)だけを遮断する、又は抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、本発明に係るラベル貼付装置を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、本発明に係るラベル貼付装置からラベル貼付機構部等を取り除き、印字構造部を有するラベルプリンタ(ラベル発行装置)に適用してもよい。
ラベル貼付装置は、印字部として、台紙レスラベルを発行する台紙レスラベル発行装置を有していてもよく、例えば、台紙レスラベル発行装置により発行されたラベルを、ラベル貼付部により、被貼付物に貼付してもよい。
連続媒体であるラベル用紙に印字部により印字を行い、カッタ等の切断部により所定の長さにラベル用紙を切断することにより、枚葉状の台紙レスラベルを発行する。
また、上述した実施形態では、台紙搬送部の駆動用モータへの励磁を弱める、又は駆動用モータへの電力供給を停止したが、台紙巻取り軸を回転駆動する駆動用モータの励磁を制御してもよい。
また、ラベル貼付装置が、台紙レスラベルを発行する台紙レスラベル発行装置を有する場合、ラベル用紙を搬送するラベル用紙搬送回転軸を駆動する駆動用モータへの励磁を制御してもよい。
1…主制御部(主制御手段)
14…ラベル搬送部(ラベル用紙搬送部)
15…プラテンローラ
16…印字ヘッド(サーマルヘッド)
17L…操作レバー(接離操作部)
110…印字機構部
120…ラベル貼付機構部
121…筒状部材
122…ピストンロッド
123…エアシリンダ
131…制御部
132…ROM(記憶部)
133…RAM(記憶部)
134…表示操作部(操作入力部)
135…ラベルピッチ検出部
136…ラベル台紙巻取りモータ
137…ラベル検出センサ
138…ラベル貼付駆動部(ラベル貼付シリンダ)
139…ラベル送りスイッチ
141…電源制御部(電源制御手段)
142…印字ヘッド開閉検出部(停止指示検出手段)
143…主電源回路(主電源部)
144…電源スイッチ
145…ラベル吸引ファン
146…ラベル送りモータ
900…外部電源

Claims (5)

  1. 印字データの内容をラベルに印字し、印字したラベルを発行するラベルプリンタと、
    ラベルを被貼付物に貼付するラベル貼付機構部と、を備えるラベル貼付装置であって、
    前記ラベルプリンタは、
    主電源部と、
    印字されたラベルを発行する印字機構部であって、ラベルに印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対向する位置に設けられたプラテンローラを接離させる操作レバーからなる接離操作部を有する印字機構部と、
    前記印字機構部を停止させる停止指示を検出する停止指示検出手段と、
    前記ラベルプリンタの主制御部と、
    前記主電源部から、前記印字機構部、前記主制御部への電力供給を制御する電源制御部とを有し、
    前記ラベル貼付機構部は、
    ラベルを吸引するための吸引ファンと、
    前記印字機構部により発行され、前記吸引ファンにより吸引されるラベルを被貼付物へ貼付するラベル貼付部と、を有し、
    前記電源制御部は、前記停止指示検出手段、前記操作レバーの操作による前記印字ヘッドと前記プラテンローラとの離間を検出した場合、前記主電源部から前記主制御部へ電力を供給した状態で、前記印字機構部への電力供給を停止もしくは抑制する制御を行うとともに、前記吸引ファンへの電力供給を停止もしくは抑制する制御を行う
    ことを特徴とするラベル貼付装置
  2. 前記電源制御部は、前記停止指示検出手段が、前記操作レバーの操作による前記印字ヘッドと前記プラテンローラとの離間を検出したメンテナンスモード後、前記印字ヘッドが前記プラテンローラを押圧していることを検出した場合には、前記印字機構部及び前記吸引ファンへの電力供給の停止の解除もしくは抑制の解除を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
  3. 操作者の操作に応じた信号を前記主制御部へ出力する表示操作部を備え、
    前記ラベルプリンタによるラベル発行動作中に前記停止指示検出手段からの検出結果を示す信号を受信した場合、又は、前記印字ヘッドが前記プラテンローラに対して所定距離以上離間した状態でラベルを発行しようとした場合には、前記表示操作部の画面にエラーメッセージを表示する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベル貼付装置。
  4. 前記主制御部は、前記操作レバーの操作により前記印字ヘッドと前記プラテンローラとが離間したメンテナンスモード時に、前記印字機構部及び前記ラベル貼付機構部に関する状態やパラメータを記憶部に記憶した状態で、前記印字機構部及び前記ラベル貼付機構部への電力供給を停止もしくは抑制する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のラベル貼付装置。
  5. 前記印字機構部は、台紙レスラベルを発行する台紙レスラベル発行装置として構成される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のラベル貼付装置。
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