JP7304663B2 - 噴射ノズル及びこの噴射ノズルを備えた噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気体と液体との混合流体を所定の領域に噴射して吹き付ける噴射ノズル及びこの噴射ノズルを備えた噴射装置に関する。
従来から、気体と液体との混合流体を噴射して、対象面の汚れを取り除く噴射装置が知られている。この種の噴射装置としては、例えば、下記特許文献1において開示されている噴射装置が知られている。この特許文献1において開示されている噴射装置は、外ノズル及び内ノズルを有しており、外ノズルから噴出される加圧気体と、内ノズルから噴出される洗浄液とが混合された状態で、ノズルの先端から噴出されるように構成されている。
特開2003-154294号公報
上記した特許文献1において開示された噴出装置において、噴射時に加圧気体と洗浄液との混合が充分に行われず、そのため洗浄液の分散が不十分となり、噴射される洗浄液は粒度の粗いものであった。その結果、対象面に付着している汚れを十分に除去することが困難であるという問題があった。また、上記噴出装置は、加圧気体供給源から供給される加圧気体を用いて洗浄液を噴出させるときに高い圧力を必要としていたため、加圧気体の供給効率が悪いという問題も生じていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、洗浄用として用いた場合に、被洗浄面に付着している汚れを効果的に除去することができるとともに、圧縮気体の供給効率を向上させることができる噴射ノズル及びこの噴射ノズルを備えた噴射装置を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)外側カバー内に、回転体を収納し且つ気体が導入される回転体収納部を設け、前回転体収納部に、内部に気体が導入される挿通孔を備えた回転体を回転自在に設け、前記回転体に、挿通孔を有する回転体突出部を設け、前記回転体突出部の先端部を、前記外側カバーに設けた開口部を通して外方に突出させると共に、前記回転体突出部を前記開口部の内周面に当接させ、前記当接状態において前記回転体突出部と前記開口部との間に隙間部が形成され、前記回転体の内部に可撓性を有する材料からなる液体排出管を挿通すると共に、前記液体排出管の先端部を、前記回転体突出部の挿通孔に挿通させ、前記回転体を前記液体排出管により支持して、前記回転体が前記液体排出管により支持された状態で前記液体排出管を中心軸として回転し且つ前記回転体の回転体突出部が前記開口部の内周面に沿って当接した状態で回転するように設け、前記回転体収納部に導入された気体が前記回転体突出部の挿通孔から噴射されると共に、前記隙間部から噴射され、前記隙間部から噴射される気体が、ノズル先端から噴射される液体と気体との混合流体を拡散するように構成してなることを特徴とする噴射ノズル、
(2)前記回転体に回転翼が設けられている前記(1)に記載の噴射ノズル、
(3)前記回転体は回転体本体部を有し、前記回転体突出部は前記回転体本体部と連結して設けられ、前記回転体本体部と前記回転体突出部のそれぞれに相互に連通した挿通孔が設けられ、この連通した挿通孔に前記液体排出管が挿通されている前記(1)又は(2)に記載の噴射ノズル、
(4)前記外側カバーの内部にカバー体を設け、前記カバー体を通して前記回転体収納部に圧縮気体を導入するように構成した前記(1)又は(2)に記載の噴射ノズル、
(5)外側カバー内に、回転体を収納し且つ気体が導入される回転体収納部を設け、前記回転体収納部に、内部に気体が導入される挿通孔を備えた回転体を回転自在に設け、前記回転体に、挿通孔を有する回転体突出部を設け、前記回転体突出部の先端部を、前記外側カバーに設けた開口部を通して外方に突出させると共に、前記回転体突出部を前記開口部の内周面に当接させ、前記当接状態において前記回転体突出部と前記開口部との間に隙間部が形成され、前記回転体の内部に可撓性を有する材料からなる液体排出管を挿通すると共に、前記液体排出管の先端部を、前記回転体突出部の挿通孔に挿通させ、前記回転体を前記液体排出管により支持して、前記回転体が前記液体排出管により支持された状態で前記液体排出管を中心軸として回転し且つ前記回転体の回転体突出部が前記開口部の内周面に沿って当接した状態で回転するように設け、前記回転体収納部に導入された気体が前記回転体突出部の挿通孔から噴射されると共に、前記隙間部から噴射され、前記隙間部から噴射される気体が、ノズル先端から噴射される液体と気体との混合流体を拡散するように構成してなる噴射ノズルと、
圧縮気体供給源から圧縮気体を前記噴射ノズルにおける前記回転体収納部に導入する圧縮気体供給部と、
液体を、前記噴射ノズルにおける前記回転体の内部に設けた前記液体排出管に送る液体供給部とを備えてなることを特徴とする噴射装置を要旨とする。
本発明の噴射ノズルは、外側カバー内に回転体収納部を設け、前記回転体収納部に回転体を設け、前記回転体に回転体突出部を設け、前記回転体突出部の先端部を、前記外側カバーに設けた開口部を通して外方に突出させ、前記回転体の内部に液体排出管を設け、前記液体排出管の先端部を、前記回転体突出部の挿通孔に挿通させて構成したものであるから、噴射装置を駆動して、圧縮気体を回転体突出部の挿通孔から噴射させたときに、液体排出管の噴射口の周辺に負圧力を発生させることができ、この負圧力により液体を吸引して液体排出管より液体を噴射することができ、その結果、本発明の噴射装置によれば、液体を加圧状態にして噴出させるときのように高い圧力を必要とせず、圧縮気体の供給圧力を高く設定しなくても液体の噴射が可能であり、それにより圧縮気体の供給効率を向上させることができる。また本発明によれば、噴射された液体と圧縮気体の混合流体を、上下左右方向に広範囲に対象面に吹き付けることができ、それにより吹き付け面積を大きくでき、噴射効率を増大できる効果がある。
本発明の第1の実施の形態に係る噴射装置を一部断面で表す側面図である。 図2Aは、噴射ノズルが被洗浄面と対向している図であって、噴射装置の駆動が停止しているときの噴射ノズル及びノズル取付部の形態を示す縦断面図であり、図2Bは、図2Aに示す噴射ノズルを矢印A-A線方向から見たときの正面図である。 図3Aは、噴射装置が稼働しているときの噴射ノズル及びノズル取付部の形態を示す縦断面図であり、図3Bは、図3Aに示す噴射ノズルを矢印B-B線方向から見たときの正面図である。 図4Aは、噴射装置が稼働しているときの噴射ノズル及びノズル取付部の形態を示す縦断面図であり、図4Bは、図4Aに示す噴射ノズルを矢印C-C線方向から見たときの正面図である。 図5Aは、噴射装置が稼働しているときの噴射ノズル及びノズル取付部の形態を示す縦断面図であり、図5Bは、図5Aに示す噴射ノズルを矢印D-D線方向から見たときの正面図である。 図6Aは、噴射装置が稼働しているときの噴射ノズル及びノズル取付部の形態を示す縦断面図であり、図6Bは、図6Aに示す噴射ノズルを矢印E-E線方向から見たときの正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る噴射ノズルの縦断面図である。
本発明の噴射ノズル及び噴射装置は、洗浄や塗装の目的に用いることができ、洗浄液や塗装液を噴射して、対象面にそれらの液を吹き付けることができる。本発明において、「液体」とは、洗浄液や塗装液を意味する。以下、噴射ノズル及び噴射装置を洗浄の目的に用いる場合を例にとり、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る噴射装置を一部断面で表す側面図であり、図2Aは、噴射装置が被洗浄面と対向している図であって、噴射装置の駆動が停止しているときの噴射ノズル及びノズル取付部の形態を示す縦断面図であり、図2Bは、図2Aに示す噴射ノズルを矢印A-A線方向から見たときの正面図である。図1に示す側面図において、水平方向が前後方向を示し、この水平方向における左方向が前方位置であり、反対の右方向が後方位置である。また、前記水平方向に対する垂直方向が上下方向を示し、この垂直方向における上方向が上方位置であり、反対の下方向が下方位置である。
図1において、1は本実施の形態に係る噴射装置で、該噴射装置1は、操作部2、圧縮気体供給源18,貯留容器3、開閉弁操作部材4、連結体5、ノズル取付部6及び噴射ノズル7を備えている。噴射ノズル7は、外側カバー55を有し、外側カバー55の内方には回転体収納部54が形成され、回転体収納部54には回転自在に設けられた回転体56が収納されている。回転体56は、回転体本体部61と、この回転体本体部61の前方に形成された回転体突出部60と、回転体本体部61の後方部に設けられた回転翼62を備えている。回転体本体部61と回転体突出部60はいずれも円筒状に形成されている。回転体本体部61の内部に挿通孔63が形成され、回転体突出部60の内部にも回転体本体部61の挿通孔63と連通する挿通孔63が形成されている。回転翼62は、圧縮気体20による力を受けて回転体56を回転させる作用を有するもので、回転体本体部61の外周面に沿って複数設けられている。
操作部2は、ガン本体11と引き金12とを備えている。ガン本体11は握り部67を有し、また引き金12の前方位置に筒部68が設けられている。握り部67の下方端部に流入端13が形成され、筒部68の先端に流出端14が形成されている。流入端13には、圧縮気体20を導入するための導入口15が形成されており、流出端14には、導入口15から導入された圧縮気体20を排出するための排出口16が形成されている。導入口15と排出口16の間には、圧縮気体20を導くための流通通路17が形成されている。尚、流通通路17については、筒部68における流通通路17のみ図示し、その他の部分における流通通路17は図示省略している。19は、導入口15と圧縮気体供給源18を連通する供給管路である。
引き金12を操作することにより、圧縮気体供給源18から圧縮気体20を流通通路17に送ることができると共に、圧縮気体20の流量を調整することができる。23は、圧縮気体20の流量を調整するための流量調整部である。引き金12を引いて、引き金12をガン本体11に近づけると、流量調整部23における弁の開口面積が大きくなり、圧縮気体20の流量を大きくでき、引き金12を引く力を緩めると、流量調整部23における弁の開口面積が小さくなり、圧縮気体20の流量を小さくすることができる。尚、操作部2としては、ガン形状の形態のものに限定されるものではなく、ガン形状以外の他の形態のものであってもよい。
圧縮気体供給源18としては、例えばエアコンプレッサーが用いられる。引き金12が引かれることによって、連結体5の圧縮気体流路46に向けて、圧縮気体供給源18から圧縮気体20が送り込まれる。送り込まれた圧縮気体20は、圧縮気体流路46を通り、ノズル取付部6に設けた気体導入通路51を経て回転体収納部54に導入される。引き金12を引いている間、圧縮気体20は上記経路で回転体収納部54に供給され、引き金12を戻すことでその供給は停止する。
開閉弁操作部材4の下方に、洗浄液24を貯留する貯留容器3が着脱自在に設けられている。この貯留容器3には、洗浄液24が非加圧状態で貯留されている。貯留容器3には、挿入管25が貯留容器3の底部26に向けて延びた状態で挿入されている。貯留容器3を取り外して、洗浄液24を補充したり、他の洗浄液と交換することができるように構成されている。
噴射ノズル7の内部空間と、ノズル取付部6の気体導入通路51と、連結体5の内部空間とが相互に連通している空間内に、円管状の形態を有する液体排出管53が遊離状態で水平方向に挿入されており、連結体5の内部空間において途中で垂直方向に折れ曲がり、連結部30に挿通されて、貯留容器3内の挿入管25と連通する液体通路(図示せず)の上端部と連通状態で連結されている。液体排出管53の内部に形成される通路は、洗浄液24が流通する洗浄液流通通路57を構成している。液体排出管53は、可撓性を有する材料により形成されており、この可撓性を有する材料としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ナイロン樹脂等が挙げられる。
連結体5の開口部29に、開閉弁操作部材4の上方部を連結する連結部30が設けられ、貯留容器3の入口部に、開閉弁操作部材4の下方部を連結する接続部27が設けられている。開閉弁操作部材4には、貯留容器3内に貯留した洗浄液24を液体排出管53まで導入する導入部(図示せず)が内部に設けられている。31は、開閉弁操作部材4の開閉弁を操作するための操作レバーである。この操作レバー31を操作することにより、液体排出管53と挿入管25とを繋ぐ連通通路を遮断したり、或いは開放したりすることができる。操作レバー31により前記連通通路を開放すれば、洗浄液24を液体排出管53に向けて導入することができる。
連結体5は、筒部68、ノズル取付部6及び連結部30のそれぞれに連結されており、流入口41を有する流入部42及び排出口49を有する排出部45を備えている。流入部42及び排出部45は連通しており、これら流入部42及び排出部45の間に圧縮気体流路46が形成されている。連結体5と筒部68との連結、連結体5とノズル取付部6との連結及び連結体5と連結部30との連結は、それぞれ、ネジ嵌合その他の結合手段を用いて行うことができる。圧縮気体供給源18から導入される圧縮気体20は連結体5の流入口41及び圧縮気体流路46を通り、排出口49から回転体収納部54に導入されるように構成されている。
ノズル取付部6は、ノズル取付本体部48、気体導入通路51及び取付板52を有している。ノズル取付部6の前方には噴射ノズル7が取り付けられており、噴射ノズル7は外側カバー55及びこの外側カバー55内に収納された回転体56を有し、外側カバー55は取付板52にネジ止め等の結合手段により固定されている。外側カバー55は角型筒形状を有し、外側カバー55の前面板には開口部66が形成され、この開口部66を通して回転体56の回転体突出部60が外方に突出するように形成されている。外側カバー55は角型筒形状に限定されず、円筒形状であってもよい。65は、開口部66と回転体突出部60との間に形成される隙間部である。開口部66は、外側カバー55の中心部に位置するように形成することが好ましい。外側カバー55及び回転体56の材料は特に限定されないが、合成樹脂が好ましく、合成樹脂として例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂等の汎用樹脂を用いることができる。
回転体収納部54は、外側カバー55と取付板52で囲まれる内部空間に形成されており、この回転体収納部54における空間は、回転体本体部61の空間、即ち挿通孔63と連通している。回転体56における回転体突出部60の外径は、回転体本体部61の外径よりも小さく形成されている。回転翼62は、回転体本体部61の周面に対し傾斜して設けられる。この場合、回転翼62を回転体56の右回転方向に傾斜させて設けることも、或いは左回転方向に傾斜させて設けることも可能であり、回転翼62の姿勢により、回転体56を右方向に回転させたり、或いは左方向に回転させたりすることができる。
外側カバー55の前面板には開口部66が形成されており、この開口部66に回転体56の回転体突出部60が挿通されている。回転体突出部60の先端部は開口部66よりも外方に突出している。開口部66と回転体突出部60との間に隙間部65が形成され、この隙間部65から圧縮気体20を外方に噴出することができるように構成されている。回転体本体部61の挿通孔63と回転体突出部60の挿通孔63とは上記の如く連通しており、この連通した挿通孔63、63内に液体排出管53が挿通されている。回転体突出部60の挿通孔63に挿通されている液体排出管53の先端部は、回転体突出部60の挿通孔63より外方に突出しており、その突出端部は、洗浄液24を噴射するための噴射口64となっている。回転体突出部60の挿通孔63に、液体排出管53の先端部が挿通されている状態において、挿通孔63の内面と液体排出管53の外面との間に、圧縮気体20が通ることができる空間が形成されている。従って、回転体突出部60の挿通孔63からも圧縮気体20を外方に噴出することができるように構成されている。回転体本体部61の挿通孔63は、ノズル取付本体部48における気体導入通路51と連通している。
噴射装置1の駆動が停止している状態において、図2A及び図2Bに示すように、回転体56の回転体突出部60は開口部66の内周面下部に当接した状態となっており、噴射装置1の駆動時には、回転体突出部60を開口部66に当接させながら、回転体56が回転するように構成されている。回転体収納部54に流入した圧縮気体20により、回転体56の回転翼62が風圧を受け、それにより回転体56が回転する。ここにおいて、回転体本体部61の挿通孔63と回転体突出部60の挿通孔63との連通した挿通孔63、63内に液体排出管53が挿通されていることによって、回転体56は液体排出管53に支持された状態となっている。それにより、液体排出管53が回転体56の回転の中心軸となり、液体排出管53に支持された形で回転体56が回転する。回転体56は液体排出管53に固定されていないので、液体排出管53は回転しない。一方、回転体56の回転体突出部60が開口部66の内周面に当接した状態で回転体56が回転するので、回転体突出部60も開口部66の内周面に沿って当接状態で回転する。この開口部66の内周面に沿う回転体突出部60の回転によって、液体排出管53を中心軸とした回転体56の回転軸の方向が変化し、回転体突出部60と開口部66との当接点を支点として円軌道を描くように回転体56が周回運動を行う。このように、液体排出管53を中心軸とした回転体56の回転運動と、回転体突出部60と開口部66との当接点を支点として回転する回転体56の周回運動が同時に起こる。従って、回転運動を行う回転体56の姿勢が連続的に変化するが、回転体56を支持している液体排出管53は可撓性材料からなるので、回転体56の姿勢の変化に対応できる。
次に、本発明の実施形態における噴射ノズル及び噴射装置の作用について説明する。回転体56を図2Aの矢印A-A線方向から見た場合、即ち回転体56を正面から見た場合において、回転体56が右方向に回転する場合の実施形態について説明する。図2Aに示すように、回転体突出部60の挿通孔63に挿通されている液体排出管53の前方部は、挿通孔63の内周面上部に当接し、回転体突出部60は、開口部66の内周面下部に当接している。この状態において、回転体突出部60と、開口部66との間には、図2Bに示すように、開口部66の内周面下部から内周面上部にかけて次第に空間が大きくなる隙間部65が形成されている。
図1に示す圧縮気体供給源18であるコンプレッサーを駆動させると共に。開閉弁操作部材4の操作レバー31により液体排出管53と挿入管25とを結ぶ連通通路が開いた状態にする。
ガン本体11の引き金12を引くと、コンプレッサーから圧縮気体20が送られ、圧縮気体20は、流通通路17、圧縮気体流路46、気体導入通路51、回転体収納部54及び回転体本体部61の挿通孔63を経て回転体突出部60の挿通孔63に導入される。回転体突出部60の挿通孔63を通った圧縮気体20は、該挿通孔63の先端部から勢いよく噴射され、それにより液体排出管53の噴射口64の周辺に負圧力が発生する。その結果、液体排出管53内の洗浄剤流通通路57と挿入管25の内部にも負圧力が発生することで、貯留容器3内の洗浄液24が挿入管25より吸い上げられ、洗浄液24は液体排出管53を経て噴射口64から噴射される。
一方、回転体収納部54に導入された圧縮気体20は、回転体56の回転翼62に作用し、圧縮気体20の圧力により回転体56を右方向に回転させる。この回転体56の回転により、回転体収納部54内の圧縮気体20の圧力が増し、より高圧状態となる。図3A、図3Bは、回転体56が回転運動して、回転体突出部60が開口部66の内周面上部に当接している状態を示している。この状態において、回転体56の姿勢は、図3Aに示すように、その前方部が上向きとなる傾斜した姿勢となっており、その傾斜姿勢に対応するように液体排出管53が途中から湾曲した状態となっている。液体排出管53は可撓性を有する材料にて形成されているので回転体56の傾斜姿勢に対応して湾曲することが可能である。
図3Aに示すように、回転体突出部60は開口部66の内周面上部に当接して上向き姿勢となっている。液体排出管53の前方部は、上向き姿勢となっている回転体突出部60の内周面上部に当接しているので、液体排出管53も同様に図3Aに示すように、上向き姿勢となっており、従って、噴出口64から噴射される洗浄液24は上向きに噴射される。噴射された洗浄液24は、挿通孔63から噴射される圧縮気体20と混じり合い、混合流体81となる。ここにおいて、回転体突出部60と、開口部66との間には、図3Bに示すように、開口部66の内周面上部から内周面下部にかけて次第に空間が大きくなる隙間部65が形成されている。
隙間部65から圧縮気体20が噴射され、圧縮気体20は、混合流体81と交じり合い、混合流体81を拡散する。隙間部65から噴射される圧縮気体20は上方に流動する気体流となるので、それにより混合流体81は上方に拡散された流体83となる。拡散された流体83は粒径の細かい流体84となり、このようにして、噴射口64から噴射される洗浄液24は、粒径の細かい流体84として被洗浄面80上方領域に吹き付けられ、被洗浄面80が洗浄される。上記の回転体56の回転運動において、液体排出管53の前方部が挿通孔63の周面上部に当接するので、回転体56が斜め上方に傾斜し過ぎることがなく、そのため、回転体本体部61の前面部が外側カバー55の内面に接触することがないので、隙間部65を塞ぐことがなく、隙間部65の空間を確保することが可能となる。また上記の如き回転体56の傾斜姿勢において、回転翼62が外側カバー55の内面に接触することもない。図4、図5及び図6における回転体56の回転姿勢においても同様に、回転体56が外側カバー55の内面に接触することはない。
図4A、図4Bは、回転体56が右方向に回転運動して、回転体突出部60が開口部66の内周面右側部に当接している状態を示している。回転体56を図4Aの矢印C-C線方向から見た場合、即ち回転体56を正面から見た場合において回転体56の姿勢は、その前方部が右側に傾斜した姿勢となっている。回転体突出部60は開口部66の内周面右側部に当接して、図4Bの正面図において右向き姿勢となっている。液体排出管53の前方部は、右向き姿勢となっている回転体突出部60の内周面右側部に当接しているので、液体排出管53も同様に噴射ノズル7の正面視右向き姿勢となっており、従って、噴出口64から噴射される洗浄液24は噴射ノズル7の正面視右方向きに噴射される。噴射された洗浄液24は、挿通孔63から噴射される圧縮気体20と混じり合い、混合流体81となる。ここにおいて、回転体突出部60と、開口部66との間には、図4Bに示すように、開口部66の内周面右側部から内周面左側部にかけて次第に空間が大きくなる隙間部65が形成されている。
隙間部65から圧縮気体20が噴射され、圧縮気体20は、混合流体81と交じり合い、混合流体81を拡散する。隙間部65から噴射される圧縮気体20は、噴射ノズル7の正面視右方向に流動する気体流となるので、それにより混合流体81は噴射ノズル7の正面視右方向に拡散された流体83となる。拡散された流体83は粒径の細かい流体84となり、このようにして、噴射口64から噴射される洗浄液24は、粒径の細かい流体84として被洗浄面80の左側領域(被洗浄面80を正面から見た場合において左側の領域をいう)に吹き付けられ、被洗浄面80が洗浄される。
図5A、図5Bは、回転体56が右方向に回転運動して、回転体突出部60が開口部66の内周面下部に当接している状態を示している。図5Aに示すように、回転体56の姿勢は、その前方部が下方に傾斜した姿勢となっている。図5Aに示すように、回転体突出部60は開口部66の内周面下部に当接して、下向き姿勢となっている。液体排出管53の前方部は、下向き姿勢となっている回転体突出部60の内周面下部に当接しているので、液体排出管53も同様に図5Aに示すように、下向き姿勢となっており、従って、噴出口64から噴射される洗浄液24は下向きに噴射される。噴射された洗浄液24は、挿通孔63から噴射される圧縮気体20と混じり合い、混合流体81となる。ここにおいて、回転体突出部60と、開口部66との間には、図5Bに示すように、開口部66の内周面下部から内周面上部にかけて次第に空間が大きくなる隙間部65が形成されている。
隙間部65から圧縮気体20が噴射され、圧縮気体20は、混合流体81と交じり合い、混合流体81を拡散する。隙間部65から噴射される圧縮気体20は下方に流動する気体流となるので、それにより混合流体81は下方に拡散された流体83となる。拡散された流体83は粒径の細かい流体84となり、このようにして、噴射口64から噴射される洗浄液24は、粒径の細かい流体84として被洗浄面80の下方領域に吹き付けられ、被洗浄面80が洗浄される。
図6A、図6Bは、回転体56が右方向に回転運動して、回転体突出部60が開口部66の内周面左側部に当接している状態を示している。回転体56を図6Aの矢印E-E線方向から見た場合、即ち回転体56を正面から見た場合において回転体56の姿勢は、その前方部が左側に傾斜した姿勢となっている。回転体突出部60は開口部66の内周面左側部に当接して、図6Bの正面図において左向き姿勢となっている。液体排出管53の前方部は、左向き姿勢となっている回転体突出部60の内周面左側部に当接しているので、液体排出管53も同様に噴射ノズル7の正面視左向き姿勢となっており、従って、噴出口64から噴射される洗浄液24は噴射ノズル7の正面視左方向きに噴射される。噴射された洗浄液24は、挿通孔63から噴射される圧縮気体20と混じり合い、混合流体81となる。ここにおいて、回転体突出部60と、開口部66との間には、図6Bに示すように、開口部66の内周面左側部から内周面右側部にかけて次第に空間が大きくなる隙間部65が形成されている。
隙間部65から圧縮気体20が噴射され、圧縮気体20は、混合流体81と交じり合い、混合流体81を拡散する。隙間部65から噴射される圧縮気体20は噴射ノズル7の正面視左方向に流動する気体流となるので、それにより混合流体81は噴射ノズル7の正面視左方向に拡散された流体83となる。拡散された流体83は粒径の細かい流体84となり、このようにして、噴射口64から噴射される洗浄液24は、粒径の細かい流体84として被洗浄面80の右側領域(被洗浄面80を正面から見た場合において右側の領域をいう)に吹き付けられ、被洗浄面80が洗浄される。
上記の如く、回転体突出部60と開口部66とが当接した状態で、この当接箇所を支点として回転体56が回転するので、開口部66の内周面に沿って回転する回転体突出部60の動きに応じて、回転軸が円周方向に変化する。その結果、噴射された洗浄液24と圧縮気体20の混合流体81を、上下左右方向に広範囲に被洗浄面80に吹き付けることができ、吹き付け面積を大きくできる。本実施形態によれば、洗浄液24を圧縮気体20と混合することによって、洗浄液24を粒子状に拡散させ、粒径の細かい粒子状の状態で洗浄液24を吹き付けることができるので、被洗浄面80に対して均一に洗浄液24を吹き付けることができると共に、洗浄力を増大することができる。また本実施形態によれば、洗浄液24及び圧縮気体20を噴射口64付近に集中して噴射することができるので、噴射ノズル7と被洗浄面80との距離が小さい場合でも、確実に被洗浄面80に洗浄液24を噴射することができ、効率の良い洗浄を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図7に基づき説明する。この実施形態における噴射ノズル90は、外側カバー55の内部にカバー体67を設けて構成される。カバー体67は円筒部77と、この円筒部77の後方開口部を塞ぐ円形状の後面板76とを備えており、前方部が開口した円筒体として形成されている。カバー体67は、固定部69、70によって外側カバー55の内面に固定されており、この固定状態において外側カバー55の内面とカバー体67の外周面との間に空間部が形成され、この空間部は気体流通部72として形成されている。
カバー体67の後面板76と取付板52との間に、空間部74が形成されている。円筒部77と後面板76との間の角隅部に斜め状の流入孔68が複数、周方向に沿って設けられており、これらの流入孔68の一端は空間部74に開口し、他端は気体流通部72に開口している。円筒部77には、周面に沿って複数の流出孔71が設けられ、これらの流出孔71の一端は気体流通部72に開口し、他端はカバー体67の内方空間に開口している。
流出孔71の孔径は、0.3mm~3.0mmが好ましく、0.8mm~1.2mmがより好ましい。後面板76には、液体排出管53を挿通させるための穴部73が形成されている。回転体56の後方部は、カバー体67の内方空間に収納され、従って、回転翼62はカバー体67の内方空間に収納されている。前記流出孔71は、回転翼62の近傍位置に設けることが好ましい。
この実施形態において、圧縮気体20をノズル取付部6の気体導入通路51を通して回転体収納部54に送出した際、圧縮気体20は空間部74に入り込むと共に、流入孔68を経て気体流通部72に入り込む。気体流通部72に入り込んだ圧縮気体20は気体流通部72内を円周方向に流動すると共に、流出孔71を経てカバー体67の内方空間に流出する。流出孔71より流出した圧縮気体20により回転翼62は回転方向の力を受け、回転体56を回転させる。流出孔71が回転翼62の近傍位置に設けられている場合は、至近距離で圧縮気体20を回転翼62に吹き付けることができるので、大きな風圧を回転翼62に作用させることができる。
圧縮気体20は小径の流出孔71を通して気体流通部72よりカバー体67の内方空間に流出するので、高い圧力状態となった圧縮気体20がカバー体67の内方空間に供給され、それにより、回転体本体部61の挿通孔63及び回転体突出部60の挿通孔63を経て噴射される圧縮気体20の圧力を高圧なものとすることができる。その結果、液体排出管53の噴射口64の周辺に発生する負圧力を大きくでき、液体排出管53を通して洗浄液24を吸引する力を大きくできる。
また、上記の如く、高い圧力状態となった圧縮気体20がカバー体67の内方空間に供給されるので、回転翼62に高圧の圧縮気体20が吹き付けられ、それにより回転体56を高速で回転させると共に、隙間部65から噴射される圧縮気体20の圧力を高圧なものとすることができる。それにより、混合流体81を被洗浄面80に向けて高速で噴射することができる。
本発明の実施形態によれば、噴射装置1を駆動して、圧縮気体20を回転体突出部60の挿通孔63から噴出させることにより、液体排出管53の噴射口64の周辺に負圧力を発生させることができ、この負圧力により洗浄液24を吸引して液体排出管53より洗浄液24を噴射することができる。その結果、本発明の実施形態によれば、洗浄液24を加圧状態にして噴出させるときのように高い圧力を必要とせず、圧縮気体20の供給圧力を高く設定しなくても洗浄液24の噴射が可能であり、それにより圧縮気体20の供給効率を向上させることができる。また本発明の実施形態によれば、噴射された洗浄液24と圧縮気体20との混合流体81を、上下左右方向に広範囲に被洗浄面80に吹き付けることができ、それにより吹き付け面積を大きくでき、洗浄効率を増大できる。
1 噴射装置
7、90 噴射ノズル
53 液体排出管
54回転体収納部
55 外側カバー
56 回転体
60 回転体突出部
62 回転翼
63 挿通孔
66 開口部

Claims (5)

  1. 外側カバー内に、回転体を収納し且つ気体が導入される回転体収納部を設け、前記回転体収納部に、内部に気体が導入される挿通孔を備えた回転体を回転自在に設け、前記回転体に、挿通孔を有する回転体突出部を設け、前記回転体突出部の先端部を、前記外側カバーに設けた開口部を通して外方に突出させると共に、前記回転体突出部を前記開口部の内周面に当接させ、前記当接状態において前記回転体突出部と前記開口部との間に隙間部が形成され、前記回転体の内部に可撓性を有する材料からなる液体排出管を挿通すると共に、前記液体排出管の先端部を、前記回転体突出部の挿通孔に挿通させ、前記回転体を前記液体排出管により支持して、前記回転体が前記液体排出管により支持された状態で前記液体排出管を中心軸として回転し且つ前記回転体の回転体突出部が前記開口部の内周面に沿って当接した状態で回転するように設け、前記回転体収納部に導入された気体が前記回転体突出部の挿通孔から噴射されると共に、前記隙間部から噴射され、前記隙間部から噴射される気体が、ノズル先端から噴射される液体と気体との混合流体を拡散するように構成してなることを特徴とする噴射ノズル。
  2. 前記回転体に回転翼が設けられている請求項1に記載の噴射ノズル。
  3. 前記回転体は回転体本体部を有し、前記回転体突出部は前記回転体本体部と連結して設けられ、前記回転体本体部と前記回転体突出部のそれぞれに相互に連通した挿通孔が設けられ、この連通した挿通孔に前記液体排出管が挿通されている請求項1又は2に記載の噴射ノズル。
  4. 前記外側カバーの内部にカバー体を設け、前記カバー体を通して前記回転体収納部に圧縮気体を導入するように構成した請求項1又は2に記載の噴射ノズル。
  5. 外側カバー内に、回転体を収納し且つ気体が導入される回転体収納部を設け、前記回転体収納部に、内部に気体が導入される挿通孔を備えた回転体を回転自在に設け、前記回転体に、挿通孔を有する回転体突出部を設け、前記回転体突出部の先端部を、前記外側カバーに設けた開口部を通して外方に突出させると共に、前記回転体突出部を前記開口部の内周面に当接させ、前記当接状態において前記回転体突出部と前記開口部との間に隙間部が形成され、前記回転体の内部に可撓性を有する材料からなる液体排出管を挿通すると共に、前記液体排出管の先端部を、前記回転体突出部の挿通孔に挿通させ、前記回転体を前記液体排出管により支持して、前記回転体が前記液体排出管により支持された状態で前記液体排出管を中心軸として回転し且つ前記回転体の回転体突出部が前記開口部の内周面に沿って当接した状態で回転するように設け、前記回転体収納部に導入された気体が前記回転体突出部の挿通孔から噴射されると共に、前記隙間部から噴射され、前記隙間部から噴射される気体が、ノズル先端から噴射される液体と気体との混合流体を拡散するように構成してなる噴射ノズルと、
    圧縮気体供給源から圧縮気体を前記噴射ノズルにおける前記回転体収納部に導入する圧縮気体供給部と、
    液体を、前記噴射ノズルにおける前記回転体の内部に設けた前記液体排出管に送る液体供給部とを備えてなることを特徴とする噴射装置。
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