JP7302156B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルからシートへインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
従来より、シートへインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置では、装置内部に、搬送されるシートを案内するためのガイド部材や、当該シートに当接する当接部材が配置される。例えば、特許文献1には、搬送路に位置するシートを案内するローラを支持するローラホルダ(ガイド部材)と、シートに当接することでシートに波形状を付与する当接部材とを備えたインクジェット記録装置が開示されている。
特開2014-156079号公報
特許文献1に開示されたインクジェット記録装置では、ローラホルダと当接部材とは、個別に装置のフレームの一つであるガイドレールに取り付けられている。この場合、ローラホルダのガイドレールへの組み付け時のばらつきと、当接部材のガイドレールへの組み付け時のばらつきとが重複してしまう。例えば、ローラホルダがガイドレールに対して右へ傾いた状態で組み付けられ、当接部材がガイドレールに対して左へ傾いた状態で組み付けられた場合、ローラホルダに対する当接部材の傾きが大きくなってしまう。すると、ローラホルダに支持されたローラに案内されたシートが当接部材に当接したときに、シートが変形して折れ曲がりや浮き上がりが生じ、シートの破損や画像記録結果の悪化などが生じるおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートを案内するための部材と、シートに当接する部材との相互間の取付誤差を小さくして、シートの変形や破損などを低減することができる手段を提供することにある。
本発明に係るインクジェット記録装置は、シートの搬送路に位置しており、シートを挟持して搬送向きに搬送するローラ対と、上記搬送路における上記ローラ対より上記搬送向きの下流に位置しており、シートの第1面へノズルからインクを吐出する記録ヘッドを有する記録部と、上記搬送路における上記ローラ対及び上記ノズルの間に位置しており、シートの上記第1面に当接する第1当接部と、上記搬送路における上記第1当接部より上記搬送向きの上流に上記第1当接部とは上記搬送向きに間隔を空けて設けられており、上記搬送路に位置するシートを案内するためのガイド部と、を備える。上記第1当接部及び上記ガイド部は、一体成形品である。
本構成によれば、第1当接部及びガイド部が一体成形品であるため、第1当接部及びガイド部の相互間の取付誤差を無くすことができる。
本発明によれば、シートの変形や破損などを低減することができる。
図1は、本発明の実施形態の一例である複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、プリンタ部11の内部構造における記録部24及びガイドレール56、57周辺の斜視図である。 図4は、当接部材41とプラテン42と用紙12との模式断面図である。 図5は、変形例1における当接部材41とピンチローラ61とガイドレール56とを模式的に示す左側面図である。 図6(A)は、変形例2における当接部材41とピンチローラ61とガイドレール56とを模式的に示す左側面図であり、図6(B)は、変形例2における当接部材41を模式的に示す平面図である。 図7(A)は、変形例3における当接部材41とピンチローラ61とガイドレール56とを模式的に示す左側面図であり、図7(B)は、図7(A)のB-B断面を模式的に示す断面図である。 図8は、変形例3の別実施形態における当接部材41とピンチローラ61とガイドレール56とを模式的に示す左側面図である。 図9は、変形例4における当接部材41と搬送ローラ対59とガイドレール56とローラホルダ85とフレーム93とを模式的に示す左側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。上下方向7、前後方向8、及び左右方向9は、互いに直交する。本実施形態では、上下方向7が鉛直方向に相当し、前後方向8及び左右方向9が水平方向に相当する。
[複合機10の全体構造]
図1に示されるように、複合機10は、概ね直方体形状の外観の筐体14を備えている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
筐体14の上部にスキャナ部17が設けられている。スキャナ部17は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されているが、ここでは、スキャナ部17の内部構成の詳細な説明は省略される。
筐体14の下部にプリンタ部11(インクジェット記録装置の一例)が設けられている。プリンタ部11は、インクジェット方式で用紙12(シートの一例、図2参照)に画像を記録するプリント機能を有している。
図2に示されるように、筐体14の内部に、一対のサイドフレーム55(図3参照)、ガイドレール56、57、給送トレイ20、給送部16、外側ガイド部材18、内側ガイド部材19、記録部24、搬送ローラ対59、排出ローラ対44、及び当接部材41などが配置されている。
[フレーム]
図3に示されるように、筐体14内には、少なくとも2種類のフレーム(一対のサイドフレーム55及びガイドレール56、57)が配置されている。一対のサイドフレーム55は、第2フレームの一例である。ガイドレール56は、フレームの一例であるとともに、第1フレームの一例である。
一対のサイドフレーム55は、左右方向9に間隔を空けて配置されている。サイドフレーム55は、搬送路65よりも右方、及び搬送路65よりも左方に配置されている。サイドフレーム55は、金属製のフレームである。
ガイドレール56、57は、前後方向8に間隔を空けて配置されている。ガイドレール56、57は、金属製のフレームである。ガイドレール56、57は、一対のサイドフレーム55に固定された状態で、一対のサイドフレーム55によって支持されている。ガイドレール56、57に形成された開口68に、サイドフレーム55に形成された突部69が挿入されている。これにより、ガイドレール56、57は、サイドフレーム55に嵌合されて固定されている。なお、サイドフレーム55とガイドレール56、57とは、嵌合以外の手段、例えばビスによって固定されていてもよい。また、サイドフレーム55とガイドレール56、57は、金属製でなく、ポリアセタール(POM)などの樹脂を主成分とした樹脂製のフレームであってもよい。
[給送トレイ20]
図1に示されるように、プリンタ部11の正面には、開口13が形成されている。給送トレイ20が、前後方向8に沿って、開口13を介してプリンタ部11に挿入及び脱抜可能である。給送トレイ20は、プリンタ部11に挿入された状態において、筐体14の下部に配置されている。給送トレイ20は、上側が開放された箱形状の部材である。給送トレイ20の底板22(図2参照)には、用紙12が重ねられた状態で支持される。
給送トレイ20の前部の上方には、排出トレイ21が支持されている。排出トレイ21の上面には、記録部24によって画像を記録された用紙12が排出される。
[給送部16]
図2に示されるように、給送部16は、プリンタ部11に挿入された状態の給送トレイ20の底板22の上方に設けられている。給送部16は、給送ローラ25、給送アーム26、及び駆動伝達機構27を備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端部で軸支されている。給送アーム26は、基端部に設けられた支軸28を中心として、矢印29の方向に回動する。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20または給送トレイ20に支持された用紙12に対して、当接及び離間が可能である。
給送ローラ25は、複数のギヤが噛合されてなる駆動伝達機構27によって、モータ(不図示)の駆動力が伝達されて回転する。これにより、底板22に支持された用紙12のうち、給送ローラ25と当接している最も上の用紙12が、搬送路65に沿って給送される。なお、駆動伝達機構27は、複数のギヤが噛合されている形態に限らず、例えば支軸28と給送ローラ25の軸とに架け渡されたベルトであってもよい。
[搬送路65]
図2に示されるように、給送トレイ20の後端部から搬送路65が延出している。搬送路65は、湾曲部分33及び延出部分34よりなる。湾曲部分33は、給送トレイ20の後端部から上方且つ前方へ湾曲しつつ延びている。延出部分34は、湾曲部分33の上端と連続しており前後方向8に延びている。
湾曲部分33は、所定間隔を隔てて互いに対向する外側ガイド部材18と内側ガイド部材19とによって形成されている。延出部分34は、当接部材41及び記録部24とプラテン42とによって形成されている。
給送トレイ20に支持された用紙12は、給送ローラ25によって、給送トレイ20の後方に位置する傾斜板23へ給送される。傾斜板23によって、用紙12の進行向きが変化されて用紙12は湾曲部分33へ進入する。湾曲部分へ進入した用紙12は、湾曲部分33を下方から上方へUターンするように搬送されて搬送ローラ対59(ローラ対の一例)に到達する。搬送ローラ対59に挟持された用紙12は、延出部分34を記録部24へ向けて前方へ搬送される。記録部24の直下に到達した用紙12は、記録部24により画像を記録される。画像記録が行われた用紙12は、延出部分34に沿って前方へ搬送されて排出トレイ21に排出される。以上より、用紙12は、図2に一点鎖線の矢印で示される搬送向き15へ搬送される。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、延出部分34の上方に設けられている。記録部24の下方且つ記録部24と対向する位置には、プラテン42が設けられている。
図3に示されるように、プラテン42は、その上面から上方へ立設され且つ前後方向8に延設されたリブ43(第2当接部の一例)を備えている。リブ43は、搬送向き15と交差(本実施形態では搬送向き15と直交)する左右方向9(幅方向の一例)に間隔を空けて複数配置されている。リブ43は、搬送路65の延出部分34を搬送される用紙12の下面12B(第2面の一例)に下方から当接することによって用紙12を支持する(図4参照)。
図2に示されるように、記録部24は、キャリッジ40と記録ヘッド38とを備えている。キャリッジ40は、ガイドレール56、57によって左右方向9へ往復移動可能に支持されている。キャリッジ40は、ガイドレール56、57を跨ぐようにして配置されている。キャリッジ40の後端部は、ガイドレール56に支持されている。キャリッジ40の前端部は、ガイドレール57に支持されている。
ガイドレール57の上面には、公知のベルト機構(不図示)が配置されている。ベルト機構は、ガイドレール57の左右両端部に配置されたプーリと、当該プーリに架け渡されたベルトとを備えている。ベルトは、キャリッジ40とキャリッジ駆動用モータ(不図示)とに連結されている。キャリッジ駆動用モータが駆動すると、左右方向9への駆動力がベルト機構を介してキャリッジ40に伝達される。これにより、キャリッジ40は、左右方向9へ往復移動する。
記録ヘッド38は、キャリッジ40に搭載されている。記録ヘッド38には、インクが貯留されるインクカートリッジ(不図示)やインクタンク(不図示)からインクが供給される。記録ヘッド38の下面32には、複数のノズル39が形成されている。キャリッジ40が左右方向9に移動しているときに、記録ヘッド38は、プラテン42に支持された用紙12の上面12A(第1面の一例、図4参照)へ向けて、ノズル39からインク滴を吐出する。これにより、用紙12に画像が記録される。
[搬送ローラ対59及び排出ローラ対44]
図2に示されるように、搬送ローラ対59は、延出部分34における記録部24よりも搬送向き15の上流に配置されている。排出ローラ対44は、延出部分34における記録部24よりも搬送向き15の下流に配置されている。
搬送ローラ対59は、延出部分34の下方に配置された搬送ローラ60(第1ローラの一例)と、延出部分34の上方に搬送ローラ60と対向して配置されたピンチローラ61(第2ローラの一例)とを備えている。搬送ローラ60は、左右方向9を軸方向として回転する。ピンチローラ61は、左右方向9に間隔を空けて複数設けられている。各ピンチローラ61は、搬送ローラ60に従動する。
搬送ローラ60は、一対のサイドフレーム55(図3参照)によって回転可能に支持されている。ピンチローラ61は、当接部材41における後述するローラホルダ85によって回転可能に支持されている。
排出ローラ対44は、延出部分34の下方に配置された排出ローラ62と、延出部分34の上方に排出ローラ62と対向して配置された拍車63とを備えている。排出ローラ62及び拍車63は、左右方向9を軸方向として回転する。拍車63は、コイルバネなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ62に押圧されている。拍車63は、排出ローラ62に従動する。
搬送ローラ60及び排出ローラ62は、モータ(不図示)から駆動力が伝達されて回転する。なお、モータは、給送ローラ25へ駆動力を付与するモータと共通であってもよいし別であってもよい。搬送ローラ対59に用紙12が挟持されている状態で搬送ローラ60が回転すると、当該用紙12は、搬送ローラ対59によってプラテン42上へ向けて搬送向き15に搬送される。また、排出ローラ対44に用紙12が挟持されている状態で排出ローラ62が回転すると、当該用紙12は、排出ローラ対44によって排出トレイ21上へ向けて搬送向き15に搬送される。
[当接部材41]
図2に示されるように、当接部材41は、搬送路65における記録部24のノズル39よりも搬送向き15の上流に配置されている。
当接部材41は、複数の延出部81(図3参照)と、1つのガイド部82とを備えている。ガイド部82は、左右方向9に延びており、複数の延出部81は、左右方向9に間隔を空けてガイド部82から概ね前方へ延出している。
本実施形態において、各当接部材41は、ポリアセタール(POM)などの樹脂を主成分とした一体成形品である。つまり、本実施形態において、複数の延出部81と1つのガイド部82とは、一体に成形されている。
図2及び図3に示されるように、当接部材41は、前突起83と、複数の後突起84とを備える。前突起83及び後突起84は、ガイド部82の上面から上方へ突出している。前突起83及び後突起84の各々の先端部は屈曲している。
ガイドレール56には、前突起83に対応して開口66が形成されており、後突起84の各々に対応して開口67が形成されている。前突起83が開口66に挿入されて、前突起83の先端部がガイドレール56の上面に支持されることにより、前突起83はガイドレール56に係合される。また、後突起84が開口67に挿入されて、後突起84の先端部がガイドレール56の上面に支持されることにより、後突起84はガイドレール56に係合される。これにより、当接部材41は、ガイドレール56に組み付けられている。
なお、開口66は前突起83より大きく、開口67は後突起84より大きい。これにより、当接部材41がガイドレール56に組み付けられた状態において、当接部材41は、前突起83及び後突起84が設けられている部分を中心として、ガイドレール56に対して回動可能である。
なお、当接部材41がガイドレール56に組み付けられる手段は、前突起83、後突起84、及び開口66、67による係合に限らない。例えば、当接部材41が備える前突起83及び後突起84の数や位置は、図3に示された数や位置に限らない。また、例えば、当接部材41のガイドレール56への組み付けは、接着などの係合以外の手段によって行われてもよい。
[延出部81]
図3及び図4に示されるように、延出部81の各々は、左右方向9において、隣り合うリブ43の間に配置されている。つまり、延出部81及びリブ43とは、左右方向9に沿って交互に配置されている。
延出部81の各々は、同構成である。そのため、以下の説明では、原則として、一つの延出部81の構成が説明される。
図2に示されるように、延出部81は、当接部材41の前部を構成している。延出部81は、ガイド部82から下方且つ前方に湾曲しつつ延びている。
延出部81は、延出部分34における搬送ローラ対59とノズル39との間まで延びている。つまり、延出部81の先端部81A(第1当接部の一例)は、延出部分34における搬送ローラ対59とノズル39との間に位置している。先端部81Aは、搬送向き15において、リブ43の搬送向き15の上流端よりも下流まで延びている。
図4に示されるように、先端部81Aは、リブ43の上端よりも下方に位置している。先端部81Aは、延出部分34における搬送ローラ対59とノズル39との間において、延出部分34を搬送される用紙12の上面12Aと当接する。また、リブ43は、延出部分34における搬送ローラ対59とノズル39との間において、延出部分34を搬送される用紙12の下面12Bと当接する。用紙12は、上方から先端部81Aに当接され且つ下方からリブ43に当接されることによって、左右方向9に連続する波形状にされる。以上より、先端部81A及びリブ43は、互いに協同して用紙12に左右方向9に沿った波形状を付与する。
[ガイド部82]
ガイド部82は、搬送路65の延出部分34の一部を規定している。つまり、ガイド部82は、延出部分34に位置する用紙12を案内するためのものである。
図2に示されるように、ガイド部82は、当接部材41の後部を構成している。つまり、ガイド部82は、延出部81より搬送向き15の上流に位置している。ガイド部82は、延出部81の先端部81Aと搬送向き15に間隔を空けて設けられている。
ガイド部82は、ローラホルダ85(ローラホルダの一例)とガイド面86とを備えている。
ローラホルダ85は、ガイド部82の前部を構成している。ローラホルダ85には、貫通孔87が形成されている。ピンチローラ61の軸61Aが、貫通孔87に挿入されている。これにより、ローラホルダ85は、ピンチローラ61を回転可能に支持している。ローラホルダ85がピンチローラ61を支持した状態において、ピンチローラ61の外周面の一部は、ローラホルダ85の下面よりも下方に位置する。
ガイド面86は、ガイド部82の下面のうち、延出部分34におけるローラホルダ85より搬送向き15の上流に位置する部分である。ガイド面86は、搬送向き15の下流へ向かうにしたがって下方へ向かうように前後方向8に対して傾斜している。つまり、ガイド面86の上下方向7の位置は、搬送向き15の下流へ向かうにしたがってピンチローラ61及び搬送ローラ60が接する位置(換言すると搬送ローラ対59のニップ位置)に近づく。すなわち、ガイド面86は、搬送向き15に搬送される用紙12を、搬送ローラ対59のニップ位置へ向けて案内する面である。
[コイルバネ88]
ローラホルダ85とガイドレール56との間に、コイルバネ88(付勢部材の一例)が設けられている。コイルバネ88の下端は、ローラホルダ85の上面に接続されている。コイルバネ88の上端は、ガイドレール56の下面に接続されている。
ピンチローラ61が搬送ローラ60と当接した状態において、コイルバネ88は自然長より短い。この状態において、コイルバネ88は、当接部材41を下方へ付勢している。つまり、コイルバネ88は、ローラホルダ85を介して、ピンチローラ61を搬送ローラ60へ向けて付勢している。コイルバネ88が縮むと、当接部材41に対して上向きの付勢力が作用する。このとき、ピンチローラ61の搬送ローラ60に対する付勢力が小さくなる。更にコイルバネ88が縮むと、ピンチローラ61が上方へ移動するように当接部材41が回動する。これにより、ピンチローラ61が搬送ローラ60から離間する。
なお、ピンチローラ61を搬送ローラ60へ向けて付勢する部材は、板バネなどのコイルバネ88以外の部材であってもよい。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、延出部81及びガイド部82が一体成形品であるため、延出部81及びガイド部82の取付誤差を無くすことができる。
また、本実施形態によれば、延出部81及びガイド部82をガイドレール56によって位置決めできる。
また、仮に、延出部81の位置が固定であると、厚い用紙が搬送ローラ対59にニップされた場合に、厚い用紙は薄い用紙よりも延出部81の先端部81Aに近い位置となる。そのため、先端部81Aによる厚い用紙に対する押圧力は、先端部81Aによる薄い用紙に対する押圧力よりも大きくなる。これにより、先端部81Aによる厚い用紙に対する搬送抵抗が大きくなってしまう。
そこで、本実施形態では、厚い用紙が搬送ローラ対59にニップされた場合、ピンチローラ61、ローラホルダ85、及び延出部81は、コイルバネ88の付勢力に抗して付勢の向き(下向き)と逆向き(上向き)に一体的に移動する。これにより、厚い用紙が搬送される場合に、延出部81の先端部81Aの厚い用紙に対する搬送抵抗を弱めることができる。
また、本実施形態によれば、ガイド面86によって、用紙12を搬送ローラ対59によるニップ位置へ案内することができる。
また、本実施形態によれば、用紙12を左右方向9に沿った波形状とすることによって、用紙12の剛性を向上させ、用紙12の折れ曲がりや浮き上がりといった変形を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、延出部81またはガイド部82の少なくとも一方が組み付けられるガイドレール56が、搬送ローラ対59を構成する2つのローラの一方(本実施形態では搬送ローラ60)を支持する一対のサイドフレーム55に固定されている。これにより、延出部81またはガイド部82の少なくとも一方の、搬送ローラ対59を構成する2つのローラの一方に対する位置精度を良好に維持できる。
[変形例1]
上述の実施形態では、当接部材41はガイドレール56に組み付けられた状態においてガイドレール56に対して回動可能であり、当接部材41が回動することによってピンチローラ61が移動した。しかし、図5に示されるように、当接部材41は、ガイドレール56に固定されていてもよい。なお、図5では、当接部材41がガイドレール56に固定される具体的な構成は省略されているが、当該構成は嵌合や接着などの公知の手段によって実現される。
図5に示される構成の場合、当接部材41のガイド部82のローラホルダ85には、上下方向7に延びた貫通孔である長孔89が形成されている。ピンチローラ61の軸61Aが、長孔89に挿入されている。これにより、ローラホルダ85は、ピンチローラ61を回転可能且つ上下方向7に移動可能に支持している。
また、図5に示される構成の場合、ピンチローラ61とガイドレール56との間に、コイルバネ90(付勢部材の一例)が設けられている。コイルバネ90の下端は、ピンチローラ61の上面に接続されている。コイルバネ90の上端は、ガイドレール56の下面に接続されている。
ピンチローラ61が搬送ローラ60と当接した状態において、コイルバネ88は自然長より短い。この状態において、コイルバネ88は、ピンチローラ61を下方へ付勢している。つまり、コイルバネ88は、ピンチローラ61を搬送ローラ60へ付勢している。コイルバネ88が縮むと、ピンチローラ61に対して上向きの付勢力が作用する。これにより、ピンチローラ61の搬送ローラ60に対する付勢力が小さくなる。更にコイルバネ88が縮むと、ピンチローラ61が上方へ移動する。これにより、ピンチローラ61が搬送ローラ60から離間する。
変形例1によれば、ピンチローラ61が延出部81に対して個別に移動するため、用紙12の厚さにかかわらず、延出部81の先端部81Aの位置を一定にすることができる。
[変形例2]
上述の実施形態では、当接部材41は一体成形品であったが、当接部材41は複数の部材によって構成されていてもよい。
例えば、図6に示されるように、延出部81とガイド部82とが別部材であってもよい。図6の構成の場合、ガイド部82は、嵌合や接着などの公知の手段によって、ガイドレール56に組み付けられている。また、延出部81は、嵌合や締結などの公知の手段によってガイド部82に着脱可能に取り付けられている。図6の構成では、ガイド部82の前上端部に凹部91が形成されており、延出部81の基端部81Bが凹部91に嵌め込まれることによって、延出部81がガイド部82に装着される。
延出部81がガイド部82に装着された状態において、延出部81の右面811、左面812、後面813、底面814、及び前面815は、それぞれ凹部91を区画する内面と当接している。これにより、延出部81が、ガイド部82に対して上下方向7、前後方向8、及び左右方向9に位置決めされている。
なお、図6の構成及び後述する図7及び図8の構成は、図5の構成(変形例1)と同様に、ガイド部82がガイドレール56に固定されており、ガイド部82がピンチローラ61を回動可能且つ上下方向7に移動可能に支持している。しかし、図6~図8の構成は、このような構成に限らず、例えば、図2の構成と同様に、ガイド部82がガイドレール56に移動可能に組み付けられており、ガイド部82がピンチローラ61を回動可能に支持しており、ガイド部82が移動することによってピンチローラ61が移動する構成であってもよい。
変形例2によれば、延出部81がガイド部82に取り付けられるため、延出部81及びガイド部82の相互間の取付誤差を小さくすることができる。また、延出部81及びガイド部82を個別に部品交換可能である。
[変形例3]
上述の実施形態では、当接部材41は一体成形品であったが、当接部材41は複数の部材によって構成されていてもよい。また、変形例2では、延出部81及びガイド部82のうち、ガイド部82のみがガイドレール56に組み付けられていたが、延出部81及びガイド部82の各々が、ガイドレール56に組み付けられていてもよい。
例えば、図7に示されるように、延出部81の基端部81Bが、上下方向7におけるガイドレール56とガイド部82の間に入り込んでいてもよい。図7に示された構成では、延出部81が突起101を備え、ガイド部82が突起102を備えている。なお、突起101、102の数は任意である。突起101、102の各々の先端部は屈曲している。ガイドレール56には、突起101の各々に対応して開口103が形成されており、突起102の各々に対応して開口104が形成されている。
突起101が開口103に挿入されて、突起101の先端部がガイドレール56の上面に支持されることにより、突起101はガイドレール56に係合される。これにより、延出部81は、ガイドレール56に組み付けられている。また、突起102が開口104に挿入されて、突起102の先端部がガイドレール56の上面に支持されることにより、突起102はガイドレール56に係合される。これにより、ガイド部82は、ガイドレール56に組み付けられている。なお、延出部81には、突起102に対応する位置に開口109が形成されている。これにより、突起102は、延出部81に干渉することなく、ガイドレール56の開口104を貫通可能である。
延出部81は、凸部105を備えている。凸部105は、延出部81の基端部81Bの下面から下方へ突出している。凸部105は、左右方向9の長さが前後方向8の長さよりも長く、左右方向9に延びている。
ガイド部82には、凹部106が形成されている。凹部106は、ガイド部82の上面82Aから下方へ凹んでいる。凹部106は、凸部105に対応する位置に形成されている。凹部106は、凸部105に対応する形状に形成されている。つまり、凹部106は、凸部105と同様に、左右方向9の長さが前後方向8の長さよりも長く、左右方向9に延びている。すなわち、凹部106の前端を区画する前内面106A、及び凹部106の後端を区画する後内面106Bは、左右方向9に延びた面である。前内面106A及び後内面106Bは、前後方向8に間隔を空けて対向する面である。前内面106A及び後内面106Bは、一対の面の一例である。
延出部81及びガイド部82のそれぞれがガイドレール56に組み付けられた状態において、凸部105は凹部106に挿入された状態である。そして、当該状態において、前内面106Aは凸部105の前面に前方から当接しており、後内面106Bは凸部105の後面に後方から当接している。つまり、当該状態において、前内面106A及び後内面106Bは、前後から凸部105を挟んだ状態で凸部105に当接している。これにより、延出部81及びガイド部82は、互いに位置決めされる。
なお、図7に示された構成では、凸部105及び凹部106は、左右方向9の長さが前後方向8の長さよりも長く、左右方向9に延びていた。しかし、凸部105及び凹部106の構成は、これに限らない。例えば、凸部105及び凹部106は、前後方向8の長さが左右方向9の長さよりも長く、前後方向8に延びていてもよい。
また、図7に示された構成とは逆に、ガイド部82が凸部105を備え、延出部81に凹部106が形成されていてもよい。
また、図8に示されるように、延出部81及びガイド部82のそれぞれがガイドレール56に組み付けられた状態において、凹部106の代わりに設けられた2つの凸部107、108が凸部105を挟んでもよい。この場合、凸部107の後面107Aと、凸部108の前面108Aとが、前後から凸部105を挟んだ状態で凸部105に当接している。この場合、後面107A及び前面108Aが、一対の面に相当する。また、この場合、図8に示された構成とは逆に、延出部81が2つの凸部107を備え、ガイド部82が凸部105を備えていてもよい。
変形例3によれば、延出部81がガイドレール56に組み付けられた状態でガイド部82に当接しているため、延出部81及びガイド部82の相互間の取付誤差を小さくすることができる。また、延出部81及びガイド部82を個別に部品交換可能である。
また、変形例3によれば、凹部106の前内面106A及び後内面106Bが凸部105を挟んだ状態であるため、前内面106A及び後内面106Bが対向する方向(前後方向8)において、延出部81及びガイド部82の相互間の取付誤差を小さくすることができる。
また、変形例3によれば、凸部105、前内面106A、及び後内面106Bが搬送向き15と直交する左右方向9に延びているため、搬送向き15(前後方向8)において、延出部81及びガイド部82の相互間の取付誤差を小さくすることができる。
[変形例4]
上述の実施形態では、ピンチローラ61が搬送ローラ60の上方に位置していた。しかし、図9に示されるように、ピンチローラ61が搬送ローラ60の下方に位置していてもよい。
図9に示された構成の場合、当接部材41のガイド部82は、搬送ローラ60を支持していない。なお、搬送ローラ60は、一対のサイドフレーム55に回転可能に支持されている。また、当接部材41は、ピンチローラ61を支持していない。つまり、図9に示された構成において、ガイド部82は、ローラホルダ85を備えていない。ピンチローラ61を回転可能に支持するローラホルダ85は、当接部材41とは別部材として設けられている。ローラホルダ85は、当接部材41の下方に当接部材41と対向して設けられている。ローラホルダ85は、ガイド面92を備えている。
ガイド面92は、ローラホルダ85の上面のうち、延出部分34におけるピンチローラ61より搬送向き15の上流に位置する部分である。ガイド面92は、搬送向き15の下流へ向かうにしたがって上方へ向かうように前後方向8に対して傾斜している。ガイド面92は、搬送向き15に搬送される用紙12を、搬送ローラ対59のニップ位置へ向けて案内する面である。
なお、図9に示されるローラホルダ85の構成は、図2に示されたローラホルダ85と上下に対称の配置である点、及び、ガイドレール56ではなくプリンタ部11の内部に設けられたフレーム93に組み付けられる点を除いて、図2に示されたローラホルダ85と概ね同構成である。そのため、ここでは、これ以上の詳細な説明は省略される。
なお、図9に示される構成において、当接部材41は、搬送ローラ60を回転可能に支持していてもよい。
[その他の変形例]
上述の実施形態では、当接部材41は、複数の延出部81と、1つのガイド部82とを備えており、1つのガイド部82から複数の延出部81が延出されていた。しかし、当接部材41は、前述のような構成に限らない。例えば、プリンタ部11は、複数の当接部材41を備えており、複数の当接部材41の各々は、1つの延出部81と1つのガイド部82とを備えていてもよい。
上述の実施形態では、当接部材41はガイドレール56に組み付けられていたが、当接部材41は、プリンタ部11の内部に配置されたガイドレール56以外のフレームに組み付けられていてもよい。
上述の実施形態では、延出部81は、リブ43と協同して用紙12に左右方向9に沿った波形状を付与するものとして機能していた。しかし、延出部81は、用紙12に波形状を付与するものとして機能しなくてもよい。例えば、延出部81は、単に、用紙12に上方から当接して下方へ押すものとして機能していてもよい。この場合、プラテン42は、リブ43を備えていなくてもよい。
変形例4以外の実施形態では、当接部材41のガイド部82は、ローラホルダ85とガイド面86とを備えていた。しかし、ガイド部82は、ローラホルダ85またはガイド面86の一方のみを備えていてもよい。
11・・・プリンタ部(インクジェット記録装置)
12・・・用紙(シート)
12A・・・上面(第1面)
15・・・搬送向き
24・・・記録部
38・・・記録ヘッド
39・・・ノズル
59・・・搬送ローラ対(ローラ対)
65・・・搬送路
81・・・延出部
81A・・・先端部(第1当接部)
82・・・ガイド部

Claims (11)

  1. シートの搬送路に位置しており、シートを挟持して搬送向きに搬送するローラ対と、
    上記搬送路における上記ローラ対より上記搬送向きの下流に位置しており、シートの第1面へノズルからインクを吐出する記録ヘッドを有する記録部と、
    上記記録部と対向する位置に配置されており、シートの上記第1面の裏面である第2面を支持するプラテンと、
    上記搬送路における上記ローラ対及び上記ノズルの間において上記プラテンと対向しており、シートの上記第1面に当接する第1当接部と、
    上記搬送路における上記第1当接部より上記搬送向きの上流に上記第1当接部とは上記搬送向きに間隔を空けて設けられており、上記搬送路に位置するシートの上記第1面を案内するためのガイド部と、を備え、
    上記第1当接部及び上記ガイド部は、一体成形品であるインクジェット記録装置。
  2. 上記第1当接部及び上記ガイド部が組み付けられるフレームを更に備える請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. シートの搬送路に位置しており、シートを挟持して搬送向きに搬送するローラ対と、
    上記搬送路における上記ローラ対より上記搬送向きの下流に位置しており、シートの第1面へノズルからインクを吐出する記録ヘッドを有する記録部と、
    上記記録部と対向する位置に配置されており、シートの上記第1面の裏面である第2面を支持するプラテンと、
    上記搬送路における上記ローラ対及び上記ノズルの間において上記プラテンと対向しており、シートの上記第1面に当接する第1当接部と、
    上記搬送路における上記第1当接部より上記搬送向きの上流に上記第1当接部とは上記搬送向きに間隔を空けて設けられており、上記搬送路に位置するシートの上記第1面を案内するためのガイド部と、
    フレームと、を備え、
    上記ガイド部は、上記フレームに組み付けられており、
    上記第1当接部は、上記ガイド部に着脱可能に取り付けられているインクジェット記録装置。
  4. シートの搬送路に位置しており、シートを挟持して搬送向きに搬送するローラ対と、
    上記搬送路における上記ローラ対より上記搬送向きの下流に位置しており、シートの第1面へノズルからインクを吐出する記録ヘッドを有する記録部と、
    上記記録部と対向する位置に配置されており、シートの上記第1面の裏面である第2面を支持するプラテンと、
    上記搬送路における上記ローラ対及び上記ノズルの間において上記プラテンと対向しており、シートの上記第1面に当接する第1当接部と、
    上記搬送路における上記第1当接部より上記搬送向きの上流に上記第1当接部とは上記搬送向きに間隔を空けて設けられており、上記搬送路に位置するシートの上記第1面を案内するためのガイド部と、
    フレームと、を備え、
    上記ガイド部は、上記フレームに組み付けられており、
    上記第1当接部は、上記ガイド部に当接した状態で上記フレームに組み付けられているインクジェット記録装置。
  5. 上記第1当接部または上記ガイド部の一方は、凸部を備え、
    上記第1当接部または上記ガイド部の他方は、上記凸部を挟んだ状態で各々が上記凸部に当接する一対の面を備える請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 上記凸部及び上記一対の面は、上記搬送向きと交差する幅方向に延びている請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 上記ローラ対は、
    第1ローラと、
    上記第1ローラとの間にシートを挟持して上記搬送向きに搬送する第2ローラと、を備え、
    上記ガイド部は、上記第2ローラを回転可能に支持するローラホルダを備え、
    上記ローラホルダを上記第1ローラへ向けて付勢する付勢部材を更に備える請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 上記ローラ対は、
    第1ローラと、
    上記第1ローラとの間にシートを挟持して上記搬送向きに搬送する第2ローラと、を備え、
    上記ガイド部は、上記第2ローラを回転可能且つ上記第1ローラに対して接離可能に支持するローラホルダを備え、
    上記第2ローラを上記第1ローラへ向けて付勢する付勢部材を更に備える請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 上記ガイド部は、上記搬送路における上記ローラ対より上記搬送向きの上流に位置してシートを上記ローラ対によるシートのニップ位置へ向けてガイドするガイド面を備える請求項1から8のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  10. 上記搬送路における上記ローラ対及び上記ノズルの間においてシートの上記第2面に当接し、上記搬送向きと交差する幅方向において各々が離間した複数の第2当接部を更に備え、
    上記第1当接部は、複数設けられており、
    複数の上記第1当接部の各々は、上記幅方向における複数の上記第2当接部の間においてシートと当接することによって、上記複数の上記第2当接部と協同してシートに上記幅方向に沿った波形状を付与するものである請求項1から9のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  11. 上記第1当接部または上記ガイド部の少なくとも一方が組み付けられる第1フレームと、
    上記ローラ対を構成する2つのローラの一方が回転可能に支持される第2フレームと、を備え、
    上記第1フレームは、上記第2フレームに固定されている請求項1から10のいずれかに記載のインクジェット記録装置。


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