JP7299585B2 - 携帯情報端末及び携帯情報端末の通信方法 - Google Patents

携帯情報端末及び携帯情報端末の通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、購入者が実店舗で商品を購入する際の購入者の支援に関し、特に、ショッピングモール等の複数の店舗を収容する商業施設における購入者の支援に関する。
一般に、ショッピングモール等の商業施設は複数の店舗を収容する。それらの店舗の中には、同一または類似のカテゴリーに属する商品を扱う店舗が複数存在することが多い。
このようなショッピングモールで買い物をするとき、目的の商品を扱う店舗をいくつか巡り、商品を比較・検討した後、購入する商品を決定するといった購入方法を採る購入者が存在する。
このような購入方法によれば、購入者は、まず、目的の商品を扱う店舗に移動してその店舗で購入候補となる商品があるかチェックし、別の店舗に移動してその店舗で購入候補となる商品があるかチェックする、というように、店舗間の移動と商品のチェックを繰り返す。次に、自らの記憶や簡単なメモ等を頼りとして、購入候補の中から実際に購入する商品を選択する。そして、選択した商品を扱う店舗に再び移動し、購入の手続きを行う。
特開2004-62539号公報
このように、購入者は、目的の商品を扱う店舗を巡った後、所望の商品を扱う店舗に戻って商品を購入する。この過程には同じ店舗への移動の繰り返しが含まれていることもあり、完了に時間がかかる。購入者、即ち、ショッピングモール等の客の立場から見て、時間的に非効率な方法となっている。また、ショッピングモール側の立場から見ると、店舗内や駐車場の回転率を下げる恐れがあり、結果として、ショッピングモールの売り上げに影響を及ぼしかねない。
同じ店舗に戻ることを煩雑に思う購入者は、店舗毎に商品の購入の要否を判断し、原則として同じ店舗には戻らないといった購入方法を採るものことが考えられる。この場合、購入者は、購入した商品を持ち歩きながらショッピングモール内を移動する必要がある。ショッピングカート等を利用することにより、購入した商品を持ち運ぶ際の負担を軽減することはできるものの、その後のショッピングモール内における購入者の行動を制約することは避けられない。
本発明に関連した技術が特許文献1に記載されている。同文献には、その発明の名称である「実店舗と仮想ショッピングモールとを組み合わせた注文と引渡しシステム、注文と引渡し方法及び注文と引渡しプログラム」からも明らかなように、実店舗と仮想ショッピングモールとを組み合わせたシステムにおける注文と引渡しに関する技術が開示されている。
しかしながら、同文献には、実店舗において購入する際に要する時間を短縮する技術については特に記載されていない。時間に関連した記載として、同文献の第0042段落には第5の効果が記載されている。ここでいう「複数の店舗」は、受付センター端末20上で運営され、それぞれが実店舗に対応する仮想店舗であり、注文者は実際の商品に触れることなく商品を注文する(特に第0030-0032段落を参照)。
本発明はこのような状況を鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、実店舗における購入に要する時間を短縮し、必要な労力を軽減する技術を提供することである。
上述の課題を解決するため、本発明は、その一態様として、購入者が購入候補とする商品と共に商業施設内に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記商品識別情報を取得するための商品識別情報入力手段、前記取得した複数の商品の前記商品識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の外観画像と在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報をデータベースから取得するための無線通信手段、前記複数の商品の商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための前記外観画像と当該商品を購入するか否かのチェック欄と前記在庫数とを少なくとも含む商品比較画面を表示するための表示手段、前記購入候補とする複数の商品の中から前記チェック欄にチェックを入れ、かつ購入数欄に所望の数を入力することで購入商品を指定する入力を受け付けるための操作手段を備え、前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記無線通信手段が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する、携帯情報端末を提供する。
また、本発明は、他の一態様として、店舗を収容する商業施設で商品を購入する購入者が携帯する携帯情報端末の通信方法において、前記購入者が購入候補とする商品と共に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記携帯情報端末が前記商品識別情報を取得する段階と、前記取得した前記商品識別情報に基づいて、前記携帯情報端末が、前記購入候補とする商品の外観画像と在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報をデータベースから取得する段階と、複数の商品について取得した前記商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための前記外観画像と当該商品を購入するか否かのチェック欄と前記在庫数とを少なくとも含む商品比較画面を、前記携帯情報端末が表示する段階と、前記購入候補とする複数の商品の中から前記チェック欄にチェックを入れ、かつ購入数欄に所望の数を入力することで購入商品を指定する入力を、前記携帯情報端末が受け付ける段階と、前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記携帯情報端末が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する段階とを含む、携帯情報端末の通信方法を提供する。
また、本発明は、他の一態様として、購入者が購入候補とする商品と共に商業施設内に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記商品識別情報を取得するための商品識別情報入力手段、前記取得した複数の商品の前記商品識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の外観画像と在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報をデータベースから取得するための無線通信手段、前記複数の商品の商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための前記外観画像と当該商品を購入するか否かのチェック欄と前記在庫数とを少なくとも含む商品比較画面を表示するための表示手段、前記購入候補とする複数の商品の中から前記チェック欄にチェックを入れ、かつ購入数欄に所望の数を入力することで購入商品を指定する入力を受け付けるための操作手段として、携帯情報端末のコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記無線通信手段が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する、プログラムを提供する。
本発明によれば、実店舗における購入に要する時間を短縮し、必要な労力を軽減することができる。
本発明の第1の実施の形態である購入支援システム1のブロック図である。 記録媒体2を商品毎に設けた場合の例を説明する図であり、二次元バーコードを印刷した紙片を記録媒体2として商品のTシャツ毎に設けた例を説明する図である。 携帯情報端末3のブロック図である。 携帯情報端末3の一例であるタブレット端末の表面を説明するための図である。 携帯情報端末3の一例であるタブレット端末の裏面を説明するための図である。 購入支援システム1の動作を説明するための図である。 商品詳細情報に基づいて表示部33に表示した商品詳細画面の一例について説明するための図である。 2つの商品の商品詳細情報を比較するための商品比較画面の一例について説明するための図である。 4つの商品の商品詳細情報を比較するための商品比較画面の一例について説明するための図である。 図9の商品比較画面でチェック欄に入力した後の画面の例について説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態である購入支援システム50のブロック図である。 購入支援システム50の動作について説明するための図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施の形態である購入支援システム1について説明する。購入支援システム1は、実店舗(以下単に店舗と記す)における購入を支援するためのシステムである。尚、ここでいう店舗は、後述する第2の実施の形態における商業施設のうち、収容する店舗がひとつの場合に相当する。
購入支援システム1は、記録媒体2、携帯情報端末3、商品データベース(database, DB)4、窓口端末5を備える。更に、携帯情報端末3と商品DB4、窓口端末5との間を接続する無線データ通信回線を備える。無線データ通信回線は、例えば、無線LAN(Local Area Network)であってもよいし、携帯電話回線であってもよい。無線LANを用いる場合、商品DB4と窓口端末5とが接続されたLAN6には、無線LANのアクセスポイント(AP)7が設けられる。携帯電話回線を用いる場合、LAN6にはルータ8が設けられる。ルータ8はインターネット9、携帯電話回線ネットワーク10、基地局11を介して携帯情報端末3と接続される。
記録媒体2は商品識別情報(商品ID)を記録する。記録媒体2は商品毎に、或いは、所定の商品を納める商品棚毎に設けられる。店舗スタッフは商品毎にその商品の商品IDを記録した記録媒体2を添付する。或いは、店舗スタッフは、その商品を納める商品棚に、その商品の商品IDを記録した記録媒体2を添付する。記録媒体2には紙片、プラスチックシート、フィルムといった被印刷物を用いることとしてもよいし、非接触IC(Integrated Circuit)、USB(Universal Serial Bus)メモリといった電磁的な記録媒体を用いることとしてもよい。
被印刷物には光学読取が可能な形で商品IDが印刷される。印刷の形態としては、例えば、商品IDを、バーコード或いは二次元バーコード(以下、これらを総称して単にバーコードと記すこともある)として印刷することが考えられる。商品IDを印刷した被印刷物の例としては、JAN(Japanese Article Number)コードを印刷したタグ、シールがある。商品IDを人間に可読な情報として、即ち、日本語、英語等の自然言語の文字を被印刷物に印字することとしてもよい。
被印刷物である紙片に二次元バーコードを印刷したものを記録媒体2として用いて、商品であるTシャツ毎に設けた例を図2に示す。この例では、Tシャツの襟元のタグに紙片を不図示の糸で結びつけている。
携帯情報端末3は、店舗での購入の際に購入者が携帯する情報端末である。具体例としては、携帯情報端末3は携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末である。携帯情報端末3は、購入者個人が所有する携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末等でもよいし、店舗が購入者に貸与するタブレット端末等でもよい。図3を参照すると、携帯情報端末3は、無線通信部31、商品ID入力部32、表示部33、操作部34を備える。
携帯情報端末3は、予め特定の購入者に対して割り当てられている。各購入者には購入者識別情報(購入者ID)が予め付与されている。購入者IDは、購入者を識別するために用いる識別情報であり、そのために専用の識別情報を発行することとしてもよいし、他の識別情報を用いることとしてもよい。
後述する無線通信部31が無線LANとデータ通信を行うための無線LAN送受信機である場合、その無線LAN送受信機に対して予め付与されたMAC(Media Access Control)アドレス或いはMACアドレスに基づいて生成したユニークな文字列を購入者IDとして用いることとしてもよい。同様に、無線通信部31が携帯電話回線と無線通信するための移動通信送受信機である場合、その携帯電話端末の電話番号、その携帯電話端末のSIM(Subscriber Identify Module)カードのIMSI(International Mobile Subscriber Identity)や、これらに基づいて生成したユニークな文字列を購入者IDとして用いることとしてもよい。
無線通信部31は無線データ通信を行うための送受信機である。無線データ通信の方式は無線LANであってもよいし、或いは、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、GSM(登録商標)(Global Systems for Mobile communications)、CDMA (Code Division Multiple Access)、LTE (Long Term Evolution)等の携帯電話回線であってもよい。無線LANを用いる場合、無線通信部31は無線LAN送受信機である。携帯電話回線を用いる場合、無線通信部31は対応する移動通信送受信機である。
商品ID入力部32は、記録媒体2から商品IDを入力するための装置である。記録媒体2が被印刷物の場合、図5に示すように、商品ID入力部32は、印刷されたバーコード、文字情報を撮影して画像を生成するためのデジタルカメラ32Aを備える。また、デジタルカメラ32Aで生成した画像から、バーコード、文字情報を抽出する商品ID抽出部32Bを備える。
商品IDがバーコードの場合、商品ID抽出部32Bは画像中からバーコードを抽出し、その解釈して、商品IDを抽出する処理を行う。商品IDが文字情報の場合、商品ID抽出部32Bは画像に対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行って商品IDを抽出する。商品ID抽出部32Bは、デジタルカメラで生成した画像に対してバーコードの抽出、解釈処理や、OCR処理を実行するプログラムを、携帯情報端末3が備える不図示のCPU(Central Processing Unit)により、ソフトウエア的に実現してもよいし、これら処理に専用のハードウェアを設けてもよい。
記録媒体2が電磁的な記録媒体である場合、商品ID入力部32は、その記録媒体に対応するインタフェース装置や、CPUがその記録媒体にアクセスして、読み出し処理を実行するためのドライバプログラムを備える。例えば、記録媒体2が非接触ICである場合、商品ID入力部32は非接触ICリーダー装置を備える。また、記録媒体2がUSB(Universal Serial Bus)メモリである場合、携帯情報端末3はUSBインタフェース、USBメモリのドライバプログラムを備える。
表示部33は、主に携帯情報端末3のユーザに対し、画像、文字を表示するための表示装置であり、例えば、液晶ディスプレイ装置、OEL (Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ装置、CRT(Cathode Ray Tube)等である。
操作部34は携帯情報端末3のユーザによる操作を受け付けるための入力装置であり、キーボード、マウス、タッチパッド等である。
携帯情報端末3の一例としてタブレット端末を挙げる。図4に示すように、タブレット端末の表面には、表示部33と操作部34を兼ねるタッチディスプレイ装置が設けられている。図5に示すように、タブレット端末の裏面には、商品ID入力部32のデジタルカメラ32Aが設けられている。
商品データベース(DB)4は、売り場に陳列した商品の商品ID、その商品の商品詳細情報を関連付けて格納したデータベースである。商品詳細情報は、その商品に関する様々な詳細情報からなり、例えば、その商品の画像、動画等の外観を提示する情報や、その商品のサイズ、価格、在庫数を含むことが考えられる。
窓口端末5は、店舗のオペレータが使用する端末である。窓口端末5はLAN6を介してデータ通信可能であって、表示装置を備える情報処理端末である。デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ワークステーション、タブレット端末、スマートフォン等を窓口端末5として用いることができる。
次に、購入支援システム1の動作について図6を参照して説明する。今、売り場には商品C101、C102、…C10N(Nは自然数)が陳列されている。商品C101、C102、…C10Nの近傍には、それぞれ、記録媒体2が設けられている。記録媒体2は対応する商品の参照符号が商品IDとして格納されているものとする。例えば、商品C102の近傍に設けられた記録媒体2は商品IDとしてC102を格納している。ここでは、図2に示したように、売り場に陳列している商品をTシャツとし、二次元バーコードを印刷した紙片を記録媒体2として各Tシャツの襟元に結び付けているものとする。
購入者は店舗内を移動し、陳列された商品を直近で目視し、可能であれば直接に手を触れながら商品をチェックする。購入の候補とする商品を見つけると、購入者は、携帯情報端末3の商品ID入力部32を用いて、その商品と共に配置された記録媒体2から、その商品の商品IDを読み取る(ステップS1)。購入者は、この時点ではその商品を店舗内で持ち歩く必要はない。
購入者が商品IDを読み出した商品については、その商品の商品詳細情報を携帯情報端末3の表示部33に表示することができる。購入者が操作部34にて商品詳細情報を閲覧したい商品の商品IDを指定すると、携帯情報端末3の無線通信部31は、店舗内に配置されたAP7、LAN6を経由(無線LAN経由)して、購入者IDと、その商品の商品IDとを含む商品詳細情報のリクエストを、商品データベース(DB)4に送信する(ステップS2)。無線LAN経由で送信する代わりに、基地局11、携帯電話回線ネットワーク10、インターネット9、ルータ8、LAN6を経由(携帯電話回線経由)でリクエストを送信してもよい。
リクエストに応答して、商品DB4は、無線LAN経由或いは携帯電話回線経由で、商品詳細情報を携帯情報端末3に送信する(ステップS3)。商品DB4は、リクエストに含まれる商品IDに対応する商品詳細情報を検索し、ヒットした商品詳細情報を、リクエストの送信元の携帯情報端末3に送信する。
商品DB4から商品詳細情報を受信した携帯情報端末3は、図7に示すように、その商品詳細情報を表示部33にて表示する(ステップS4)。購入者がこの画面を表示した時点でその商品の購入を決定した場合、購入者は、操作部34によりチェック欄41Aにチェックを入れてもよい。
購入者は、購入の候補とする商品それぞれについて、少なくともステップS1を行い、必要に応じて、ステップS2~S4を行う。こうして、店舗内で購入候補とする商品すべての商品IDを読み出した後、購入者は、商品比較画面を表示するための所定の操作を操作部34にて行う。
この操作を受けて、携帯情報端末3は、今までに商品IDを読み出した全ての商品の商品詳細情報に基づいて、商品比較画面を生成し、表示部33で表示する(ステップS4)。まだ商品DB4から商品詳細情報を取得していない商品がある場合、商品比較画面の生成に先立って、携帯情報端末3はその商品IDについてステップS2~S4を行う。その結果、ほとんどの場合、携帯情報端末3は、複数の商品の商品詳細情報を商品DB4から受け取ることになる。
商品比較画面は、複数の商品の商品詳細情報に基づいて、それら商品の商品詳細情報の一部乃至全部を一度に表示する画面である。図8のように2つの商品の商品詳細情報を一覧表示することとしてもよいし、3つ、或いは図9のように4つの商品の商品詳細情報を一覧表示することとしてもよい。一覧表示する商品の数は、表示部33の画面の大きさ、商品ひとつについて表示する商品詳細情報の情報量等に応じて適宜定められる。
購入候補の商品の数が一覧表示する商品の数よりも多い場合、携帯情報端末3は、複数のページを切り替えて全商品の商品詳細情報を表示する。購入者が操作部34で「次へ」ボタン45を押下すると、携帯情報端末3は表示部33に表示するページを切り替えて、次の一覧表示を表示する。次の一覧表示には、一覧表示に未表示の商品の商品詳細情報を、一覧表示可能な商品の数ずつ表示する。前のページに戻りたいときには「戻る」ボタン46を押下する。このようにして、購入者は購入候補の商品の商品詳細情報を閲覧して、最終的に購入する商品を検討することができる。その際、購入者は購入候補の商品を店舗内で持ち歩く必要がない。
検討が終わり、購入する商品が決定したら、購入者は、商品比較画面を参照して、操作部34により、最終的に購入する商品のチェック欄にチェックを入れる(ステップS5)。図9の商品比較画面でチェック欄にチェックを入れた状態を図10に示す。ここでは、チェック欄43B、43Dにチェックを入れている。チェックを入れた商品については、その商品を購入する数を入力するための購入数欄44B、44Dが表示される。購入者は操作部34で購入数欄44B、44Dに所望の数を入力する。
すべてのページの一覧表示において、所望の商品すべてのチェック欄と購入数を入力した後、購入者は操作部34で「送信」ボタン47を押下する。この操作に応じて、携帯情報端末3は、チェック欄にチェックが入った商品の商品ID、その商品の購入数、及び、購入者の購入者IDを、無線LAN経由或いは携帯電話回線経由で窓口端末5に送信する(ステップS6)。窓口端末5は、表示装置に購入者ID毎に商品IDをまとめて表示する。このとき、窓口端末5は、受信した商品IDが示す商品の価格を商品DB4に問い合わせて、合計金額を算出して表示することとしてもよい。窓口端末5のオペレータは、商品IDが示す商品をまとめて、受け渡しの準備を行う(ステップS7)。
オペレータは売り場に行って商品を集めてもよいし、倉庫から商品を集めてもよい。倉庫から集めることとする場合、売り場には必要最小限の商品見本のみを用意すればよく、在庫品をまとめて陳列する必要はなくなる。このため、同じ面積の売り場により多くの商品を陳列することができる。或いは、同じ数の商品をより小さな売り場面積で陳列することができる。
次に、オペレータは、集めた商品を包装し、引き渡しの準備をする。包装の代わりに、宅配便による配送の準備をすることとしてもよい。
購入者は、窓口端末5のオペレータに自身の購入者IDを提示する(ステップS8)。購入者自身が口頭で伝達することとしてもよいし、携帯情報端末3の操作部34で所定の操作を行い、表示部34に購入者IDを表示させることとしてもよい。オペレータは、提示された購入者IDに基づいて、予め引き渡し準備を行った商品を選択し、商品の代金の受け取り等の会計処理を行い、その購入者に引き渡す(ステップS9)。
本実施形態によれば、購入者は、店舗内で購入候補を選択する間、商品を持ち歩く必要がない。また、同面積の売り場により多くの商品を陳列することができる。或いは、同数の商品をより小さな売り場面積で陳列することができるので、店舗は売り場の有効活用を図ることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施の形態である購入支援システム50について図11を参照して説明する。購入支援システム50は、複数の店舗を収容する商業施設における購入を支援するためのシステムである。この種の商業施設の例としてはショッピングモールがある。ここでは、第1の実施の形態の購入支援システム1と異なる点を中心に説明する。
第1の実施の形態の購入支援システム1は、単一の店舗内における購入を支援するものであったのに対して、本実施の形態の購入支援システム50は、例えばショッピングモールのように複数の店舗51、52、…を収容する商業施設における購入を支援するものである。説明を簡単にするため、店舗51、52を代表として挙げて説明する。店舗51、52についての説明は他の店舗についても同様に当てはまるものとする。
店舗51、52はひとつの商業施設に収容されている。店舗51、52のそれぞれについて、店舗を識別するための店舗識別情報(店舗ID)が予め定められている。店舗51の店舗IDはM51であり、店舗52の店舗IDはM52である。店舗51は商品C101、C102、…、C10Nを売り場に陳列している。店舗52は商品C201、C202、…、C20M(Mは自然数)を売り場に陳列している。
店舗51の各商品は記録媒体53と共に陳列されている。記録媒体53には、店舗ID=M51と、対応する商品の商品IDとが予め記録されている。同様に、店舗52の各商品は記録媒体54と共に陳列されている。記録媒体54には、店舗ID=M52と、対応する商品の商品IDとが予め記録されている。
商品データベース(DB)55には、商業施設内の各店舗の店舗ID、その店舗が販売する商品の商品ID、その商品の商品詳細情報を関連付けて格納している。商品詳細情報は、その商品に関する様々な詳細情報からなり、例えば、その商品の画像、動画等の外観を提示する情報や、その商品のサイズ、価格、在庫数を含むことが考えられる。また、商品DB55は、店舗IDと店舗の名称を関連付けて格納している。
図12を参照して購入支援システム50の動作について説明する。商業施設で買い物をしようとする購入者は、携帯情報端末3を持って商業施設内の店舗51、52を自由に散策し、気になる商品を見つけると、携帯情報端末3の商品ID入力部32を使って、その商品の記録媒体53、54から店舗IDと商品IDとを読み出す(ステップS11)。
上述のステップS2~S4と同様に、購入者は、携帯情報端末3を使って適宜商品詳細情報を商品DB55から取得して、その商品の商品詳細情報を閲覧することができる(ステップS12~S14)。商品比較画面を表示して、最終的に購入する商品とその購入数を指定する点でもステップS5と同様である(ステップS15)。
購入する商品の指定入力を受けて、携帯情報端末3の無線通信部31は、購入者ID、指定された商品を陳列していた店舗の店舗ID、指定された商品の商品ID、指定された商品の購入数を窓口端末5に送信する(ステップS16)。
窓口端末5は、受信した購入者ID毎に、店舗ID、商品ID、購入数を表示する。これを見た窓口端末5のオペレータ等は、店舗IDが示す店舗に赴いて、商品IDが示す商品を購入数だけ受け取る(ステップS17)。或いは、商業施設の出口付近に各店舗別に商品を格納する倉庫を用意し、オペレータ等はその倉庫から、店舗ID、商品IDで指定された商品を、購入数で指定された数だけ揃えることとしてもよい。倉庫から集めることとする場合、各店舗には必要最小限の商品見本のみを用意すればよく、店舗毎に在庫品を置いておく必要はなくなる。このため、同じ面積の店舗により多くの商品を陳列することができる。或いは、同じ数の商品をより小さな店舗で陳列することができる。
この後、ステップS8、S9と同様に、購入者は購入商品の代金の支払い等の手続きを行い、包装等の受け渡し準備が済んだ商品を受けとる(ステップS18、S19)。
本実施の形態によれば、上述のように、商業施設内の同じ面積の店舗により多くの商品を陳列することができる。或いは、同じ数の商品をより小さな店舗で陳列することができる。このため、商業施設の各店舗は売り場の有効活用を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、購入者は、複数の店舗を収容する商業施設での購入の手間を軽減することができる。一般に、ショッピングモールは多数の店舗を収容し、同じカテゴリの商品を扱う店舗を複数収容することも珍しくない。このため、従来であれば、購入者は、店舗毎に購入するしないを決定した後、別店舗に移動するか、購入する前に複数の店舗を巡り、購入する商品を決定した後、所望の商品を扱う店舗に再び赴いて購入の手続きを行う。しかし、本実施形態によれば、購入者は、商業施設内で複数の店舗を巡る過程で店舗毎に会計を済ませる必要はない。また、商業施設内の複数の店舗を巡って購入候補の商品を見た後、自らの記憶のみに頼って購入候補の商品の中から購入する商品を選択し、その商品を扱う店舗に戻って購入手続きをする必要もない。
購入者は、購入候補とする商品と共に陳列された記憶媒体53、54、…から店舗ID、商品IDを読み出し、それに基づいて商品DB55から商品詳細情報を取得し、図8、図9のような商品比較画面を参照しつつ、購入する商品を決定した後、窓口端末5のオペレータに通知する。各店舗からの商品の収集はショッピングモールのスタッフが行うので、購入者自身はショッピングモール内で商品を持ち歩く必要はない。
また、商品を受け取る前に、窓口端末5のオペレータ等の商業施設のスタッフに購入する商品を伝え、各店舗からの購入商品の収集や、受け渡しの準備を商業施設のスタッフに任せることができるので、その間、購入者の行動は制約されない。
(変形1)
上述の第1及び第2の実施形態では、購入者が記録媒体2(53、54)から商品ID(及び店舗ID)を読み出した後、購入者の操作に応じて、商品DB4(55)に商品詳細情報を問い合わせた。
その代わりに、携帯情報端末3は、記録媒体2(53、54)からの商品ID(及び店舗ID)の読み出しに応じて、商品DB4(55)に対してその商品の在庫の有無を問い合わせ、その結果を表示部33に表示することとしてもよい。
本変形によれば、購入者がある商品を購入候補とし、商品ID等を記録媒体から読み出すと、即座に、その商品の在庫数が購入者に通知される。このため、購入者は所望の商品をより確実に入手することができる。
(変形2)
上述の実施形態では、ステップS7またはS17で包装等の商品の受け渡しの準備を行い、ステップS9またはS19で包装した商品の受け渡しを行った。本変形では、商品の店頭受け渡しの準備を行う代わりに、宅配便等による配送の準備を行う。
ステップS6またはS16において、購買者の携帯情報端末3は、その購買者の購入者ID、購入する商品の商品ID(及び店舗ID)、購入数を窓口端末5に通知するが、その際に、宅配便等による配送を希望する旨を窓口端末5に通知する。
ステップS7またはS17において、この通知を受けた窓口端末5は、購入者ID毎に、店舗ID、商品ID、購入数を表示すると共に、配送希望である旨を示すメッセージを表示装置にて表示する。これを見た窓口端末5のオペレータ等は、店頭受け渡しのための包装を行う代わりに、配送のための梱包作業に入る。
配送伝票を作成するため、LAN6上に、購入者データベース(DB)を設ける。購入者DBは購入者IDとその購入者の住所、氏名を関連付けて予め格納している。窓口端末5は、ステップS7またはS17において配送希望である旨を示すメッセージを表示すると共に、購入者DBに対し、ステップS7またはS17で受信した購入者IDを指定して、購入者の名前及び住所を要求する。購入者の名前及び住所を取得した窓口端末5は、LAN6上或いは窓口端末5に直接接続されたプリンタから、購入者の住所を配送先とした配送伝票を印刷する。
本変形によれば、配送準備に要する作業時間を短縮することができる。
(変形3)
上述の実施形態では、ステップS9またはS19において、購入代金の支払いを行った後、商品の引き渡しを行った。本変形では、携帯情報端末3に電子決済機能を設けて、ステップS6またはS16において、携帯情報端末3が購入者ID、(店舗ID)、商品ID及び購入数を窓口端末5に通知する際に、支払い手続きを行う。
本変形によれば、ステップS9またはS19において支払い手続きを行う必要がないので、包装等の準備が整い次第、購入者はすぐに商品を受け取ることができる。
上記の実施形態及び変形の一部又は全部は以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
購入者が購入候補とする商品と共に商業施設内に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記商品識別情報を取得するための商品識別情報入力手段、
前記取得した複数の商品の前記商品識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の商品詳細情報をデータベースから取得するための無線通信手段、
前記複数の商品の商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための商品比較画面を表示するための表示手段、
前記購入候補とする複数の商品の中から購入商品を指定する入力を受け付けるための操作手段を備え、
前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記無線通信手段が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する、携帯情報端末。
(付記2)
前記商業施設は複数の店舗を収容し、
前記記録媒体は、前記商品識別情報と共に、前記複数の店舗それぞれに予め付与された店舗識別情報を記録し、
前記商品識別情報入力手段は、前記購入者が購入候補とする商品と共に前記商業施設内に配置された前記記録媒体から、前記商品識別情報及び店舗識別情報を取得し、
前記無線通信手段は、前記取得した複数の商品の前記商品識別情報及び前記店舗識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の商品詳細情報を前記データベースから取得する
付記1に記載の携帯情報端末。
(付記3)
前記記録媒体は商品識別情報がバーコード或いは二次元バーコードとして印刷された被印刷物であり、前記商品識別情報入力手段はバーコードリーダーである、付記1または付記2に記載の携帯情報端末。
(付記4)
前記記録媒体は商品識別情報を電磁的に記録した非接触IC(Integrated Circuit)であり、前記商品識別情報入力手段は非接触ICリーダー装置である、付記1または付記2に記載の携帯情報端末。
(付記5)
前記記録媒体は商品識別情報を文字として印字した被印刷物であり、前記商品識別情報入力手段はOCR(Optical Character Recognition)である、付記1または付記2に記載の携帯情報端末。
(付記6)
店舗を収容する商業施設で商品を購入する購入者が携帯する携帯情報端末の通信方法において、
前記購入者が購入候補とする商品と共に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記携帯情報端末が前記商品識別情報を取得する段階と、
前記取得した前記商品識別情報に基づいて、前記携帯情報端末が、前記購入候補とする商品の商品詳細情報をデータベースから取得する段階と、
複数の商品について取得した前記商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための商品比較画面を、前記携帯情報端末が表示する段階と、
前記購入候補とする複数の商品の中から購入商品を指定する入力を、前記携帯情報端末が受け付ける段階と、
前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記携帯情報端末が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する段階と
を含む、携帯情報端末の通信方法。
(付記7)
前記商業施設は複数の店舗を収容し、
前記記録媒体は、前記商品識別情報と共に、前記複数の店舗それぞれに予め付与された店舗識別情報を記録し、
前記購入者が購入候補とする商品と共に前記商業施設内に配置された前記記録媒体から、前記携帯情報端末は、前記商品識別情報及び店舗識別情報を取得し、
前記取得した複数の商品の前記商品識別情報及び前記店舗識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の商品詳細情報を前記データベースから取得する
付記6に記載の携帯情報端末の通信方法。
(付記8)
前記記録媒体は商品識別情報がバーコード或いは二次元バーコードとして印刷された被印刷物であり、前記携帯情報端末はバーコードリーダーを用いて商品識別情報を読み出す、付記6または付記7に記載の携帯情報端末の通信方法。
(付記9)
前記記録媒体は商品識別情報を電磁的に記録した非接触IC(Integrated Circuit)であり、前記携帯情報端末は、非接触ICリーダー装置を用いて非接触ICから商品識別情報を読み出す、付記6または付記7に記載の携帯情報端末の通信方法。
(付記10)
前記記録媒体は商品識別情報を文字として印字した被印刷物であり、前記携帯情報端末はOCR(Optical Character Recognition)を用いて商品識別情報を読み出す、付記6または付記7に記載の携帯情報端末の通信方法。
(付記11)
購入者が購入候補とする商品と共に商業施設内に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記商品識別情報を取得するための商品識別情報入力手段、
前記取得した複数の商品の前記商品識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の商品詳細情報をデータベースから取得するための無線通信手段、
前記複数の商品の商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための商品比較画面を表示するための表示手段、
前記購入候補とする複数の商品の中から購入商品を指定する入力を受け付けるための操作手段
として、携帯情報端末のコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記無線通信手段が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する、プログラム。
(付記12)
前記商業施設は複数の店舗を収容し、
前記記録媒体は、前記商品識別情報と共に、前記複数の店舗それぞれに予め付与された店舗識別情報を記録し、
前記商品識別情報入力手段は、前記購入者が購入候補とする商品と共に前記商業施設内に配置された前記記録媒体から、前記商品識別情報及び店舗識別情報を取得し、
前記無線通信手段は、前記取得した複数の商品の前記商品識別情報及び前記店舗識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の商品詳細情報を前記データベースから取得する
付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記記録媒体は商品識別情報がバーコード或いは二次元バーコードとして印刷された被印刷物であり、前記商品識別情報入力手段はバーコードリーダーである、付記11または付記12に記載のプログラム。
(付記14)
前記記録媒体は商品識別情報を電磁的に記録した非接触IC(Integrated Circuit)であり、前記商品識別情報入力手段は非接触ICリーダー装置である、付記11または付記12に記載のプログラム。
(付記15)
前記記録媒体は商品識別情報を文字として印字した被印刷物であり、前記商品識別情報入力手段はOCR(Optical Character Recognition)である、付記11または付記12に記載のプログラム。
1、50 購入支援システム
2、53、54 記録媒体
3 携帯情報端末
4、55 商品データベース(DB)
5 窓口端末
6 LAN(Local Area Network)
7 アクセスポイント
8 ルータ
9 インターネット
10 携帯電話回線ネットワーク
11 基地局
31 無線通信部
32 商品識別情報(ID)入力部
33 表示部
34 操作部
41 商品詳細画面
41A、42A、42B、43A~43D チェック欄
42、43 商品比較画面
44B、44D 購入数欄
45 「次へ」ボタン
46、48 「戻る」ボタン
47 「送信」ボタン
51、52 店舗
C101、C102、…、C10N、C201、C202、…、C20M 商品(M、Nは自然数)

Claims (10)

  1. 購入者が購入候補とする商品と共に商業施設内に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記商品識別情報を取得するための商品識別情報入力手段、
    前記取得した複数の商品の前記商品識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の外観画像と在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報をデータベースから取得するための無線通信手段、
    前記複数の商品の商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための前記外観画像と当該商品を購入するか否かのチェック欄と前記在庫数とを少なくとも含む商品比較画面を表示するための表示手段、
    前記購入候補とする複数の商品の中から前記チェック欄にチェックを入れ、かつ購入数欄に所望の数を入力することで購入商品を指定する入力を受け付けるための操作手段を備え、
    前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記無線通信手段が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する、携帯情報端末。
  2. 前記商業施設は複数の店舗を収容し、
    前記記録媒体は、前記商品識別情報と共に、前記複数の店舗それぞれに予め付与された店舗識別情報を記録し、
    前記商品識別情報入力手段は、前記購入者が購入候補とする商品と共に前記商業施設内に配置された前記記録媒体から、前記商品識別情報及び店舗識別情報を取得し、
    前記無線通信手段は、前記取得した複数の商品の前記商品識別情報及び前記店舗識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の前記外観画像と前記在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報を前記データベースから取得する
    請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記記録媒体は商品識別情報がバーコード或いは二次元バーコードとして印刷された被印刷物であり、前記商品識別情報入力手段はバーコードリーダーである、請求項1または請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記記録媒体は商品識別情報を電磁的に記録した非接触IC(Integrated Circuit)であり、前記商品識別情報入力手段は非接触ICリーダー装置である、請求項1または請求項2に記載の携帯情報端末。
  5. 前記記録媒体は商品識別情報を文字として印字した被印刷物であり、前記商品識別情報入力手段はOCR(Optical Character Recognition)である、請求項1または請求項2に記載の携帯情報端末。
  6. 店舗を収容する商業施設で商品を購入する購入者が携帯する携帯情報端末の通信方法において、
    前記購入者が購入候補とする商品と共に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記携帯情報端末が前記商品識別情報を取得する段階と、
    前記取得した前記商品識別情報に基づいて、前記携帯情報端末が、前記購入候補とする商品の外観画像と在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報をデータベースから取得する段階と、
    複数の商品について取得した前記商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための前記外観画像と当該商品を購入するか否かのチェック欄と前記在庫数とを少なくとも含む商品比較画面を、前記携帯情報端末が表示する段階と、
    前記購入候補とする複数の商品の中から前記チェック欄にチェックを入れ、かつ購入数欄に所望の数を入力することで購入商品を指定する入力を、前記携帯情報端末が受け付ける段階と、
    前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記携帯情報端末が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する段階と
    を含む、携帯情報端末の通信方法。
  7. 前記商業施設は複数の店舗を収容し、
    前記記録媒体は、前記商品識別情報と共に、前記複数の店舗それぞれに予め付与された店舗識別情報を記録し、
    前記購入者が購入候補とする商品と共に前記商業施設内に配置された前記記録媒体から、前記携帯情報端末は、前記商品識別情報及び店舗識別情報を取得し、
    前記取得した複数の商品の前記商品識別情報及び前記店舗識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の前記外観画像と前記在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報を前記データベースから取得する
    請求項6に記載の携帯情報端末の通信方法。
  8. 前記記録媒体は商品識別情報がバーコード或いは二次元バーコードとして印刷された被印刷物であり、前記携帯情報端末はバーコードリーダーを用いて商品識別情報を読み出す、請求項6または請求項7に記載の携帯情報端末の通信方法。
  9. 前記記録媒体は商品識別情報を電磁的に記録した非接触IC(Integrated Circuit)であり、前記携帯情報端末は、非接触ICリーダー装置を用いて非接触ICから商品識別情報を読み出す、請求項6または請求項7に記載の携帯情報端末の通信方法。
  10. 購入者が購入候補とする商品と共に商業施設内に配置される記録媒体であって、当該商品に予め付与された商品識別情報を記録した前記記録媒体から、前記商品識別情報を取得するための商品識別情報入力手段、
    前記取得した複数の商品の前記商品識別情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品の外観画像と在庫数とを少なくとも含む商品詳細情報をデータベースから取得するための無線通信手段、
    前記複数の商品の商品詳細情報に基づいて、前記購入候補とする複数の商品を互いに比較するための前記外観画像と当該商品を購入するか否かのチェック欄と前記在庫数とを少なくとも含む商品比較画面を表示するための表示手段、
    前記購入候補とする複数の商品の中から前記チェック欄にチェックを入れ、かつ購入数欄に所望の数を入力することで購入商品を指定する入力を受け付けるための操作手段
    として、携帯情報端末のコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記商業施設の者が使用する窓口端末に、前記購入者及び前記購入商品に関する情報を表示させるため、前記無線通信手段が、前記購入商品の商品識別情報と、前記購入者に予め割り当てられた購入者識別情報とを、前記窓口端末に送信する、プログラム。
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