JP7296284B2 - テープ付きスポンジの製造方法、及びテープ付きスポンジの製造装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、プレスロールにより、両面接着テープを発泡プラスチックシートに貼着する方法が開示されている。
また、特許文献2には、載置保持されたワークに向けて帯状の粘着テープを供給し、供給される粘着テープの表面に貼付けローラを接触させてワークの表面に粘着テープを貼り付ける方法が開示されている。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、エア噛みが抑制されたテープ付きスポンジを提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
前記スポンジシートに前記両面テープを貼り付ける際には、板状の弾性体のエッジで前記両面テープの一面を押圧して、前記両面テープの他面の一部を前記スポンジシートの前記片面に押しつけて接触させるとともに、前記スポンジシートのうち前記両面テープが接触した部分を前記スポンジシートの厚み方向に圧縮変形させつつ、前記スポンジシートの前記片面に前記両面テープを貼り付ける、テープ付きスポンジの製造方法。
〔2〕前記弾性体で前記両面テープの前記一面を押圧する際には、前記弾性体を湾曲させる、テープ付きスポンジの〔1〕に記載の製造方法。
前記弾性体は、前記スポンジシートを横断しており、前記弾性体の側端部は、前記スポンジシートの側端部を超えた外側の位置まで進出している、〔1〕~〔4〕のいずれか1項に記載のテープ付きスポンジの製造方法。
スポンジシートを連続的に搬送する搬送部と、
前記スポンジシートに、両面テープが対向するように、前記両面テープを供給する両面テープ供給部と、
前記スポンジシートの片面に、前記両面テープを貼り付ける貼り付け部と、を備え、
前記貼り付け部には、前記両面テープの一面を押圧して、前記両面テープの他面の一部を前記スポンジシートの前記片面に押しつけて接触させるとともに、前記スポンジシートのうち前記両面テープが接触した部分を前記スポンジシートの厚み方向に圧縮変形させつつ、前記スポンジシートの前記片面に前記両面テープを貼り付ける板状の弾性体が、備えられており、
前記弾性体のエッジにより、前記両面テープの前記一面を押圧する、テープ付きスポンジの製造装置。
本実施形態のテープ付きスポンジ1の製造方法は、連続的に搬送されているスポンジシート3の片面3Aに、両面テープ5を貼り付ける製造方法である。スポンジシート3は、帯状とされている。
スポンジシート3に両面テープ5を貼り付ける際には、次のように、スポンジシート3の片面3Aに両面テープ5を貼り付ける。すなわち、板状の弾性体7のエッジ7Aで両面テープ5の一面5Aを押圧して、両面テープ5の他面5Bの一部5Cをスポンジシート3の片面3Aに押しつけて接触させる。そして、スポンジシート3のうち両面テープ5が接触した部分3Bをスポンジシート3の厚み方向に圧縮変形させつつ、スポンジシート3の片面3Aに両面テープ5を貼り付ける。
搬送部13は、スポンジシート3を連続的に搬送する。図1においては、スポンジシート3は左側から右側へ搬送される。搬送部13は、特に限定されない。搬送部13として、例えば、搬送ベルト(ベルトコンベア)が例示される。搬送ベルトは、電動モータ等の駆動機構によって駆動される。搬送速度は、特に限定されない。搬送速度は、例えば、6m/min以上8m/min以下が好適に採用される。
両面テープ供給部15は、スポンジシート3に、両面テープ5が対向するように、両面テープ5を供給する。両面テープ5は、帯状であり、基材16の両面に接着剤層18を有する。両面テープ5の一面5Aでは、接着剤層18が剥離紙19によって覆われている。両面テープ5の他面5Bでは、接着剤層18が露出している。両面テープ供給部15では、両面テープ5は、ロール状に巻かれた状態とされている。両面テープ供給部15は、スポンジシート3の片面3Aに、両面テープ5の他面5Bの接着剤層18が対向するように、両面テープ5を供給する。
なお、製造装置11においては、エッジ7Aが目視で確認できるように、エッジ7Aが外部から観察可能に構成されていることが好ましい。
スポンジシート3の幅は、特に限定されない。スポンジシート3の幅は、用途に応じて適宜変更されるが、例えば、100mm以上200mm以下が好ましい。
なお、25%圧縮荷重の測定方法は、以下の通りである。
〔1〕サンプルサイズ(30mm×30mm)にカット(打ち抜き)する。
〔2〕厚さゲージ(テクロック PG-20)で厚さを3点測定しその平均をとる。
〔3〕オートグラフにて圧縮(荷重速度:10mm/min)する。
〔4〕25%圧縮した際の荷重を読む。
〔5〕〔4〕の荷重を900mm2で割り、値を求める。
搬送部13は、スポンジシート3を連続的に搬送する。両面テープ供給部15は、スポンジシート3の上に、両面テープ5を供給する。板状の弾性体7のエッジ7Aで両面テープ5の一面5Aを押圧して、両面テープ5の他面5Bの一部5Cをスポンジシート3の片面3Aに押しつけて接触させる。そして、スポンジシート3のうち両面テープ5が接触した部分3Bをスポンジシート3の厚み方向に圧縮変形させつつ、スポンジシート3の片面3Aに両面テープ5を貼り付ける。貼付の際には、両面テープ5が接触した部分3Bがスポンジシート3の厚み方向に圧縮変形するから、この部分3Bにおけるスポンジシート3の片面3Aでは、表面の凹凸が小さくなり、エアを噛まずに両面テープ5が貼り付く。よって、この製造方法では、エア噛みが抑制されたテープ付きスポンジ1が連続的に製造される。
3 …スポンジシート
3A…片面
3B…部分
3D…側端部
5 …両面テープ
5A…一面
5B…他面
5C…一部
7 …弾性体
7A…エッジ
7B…後部
7C…側端部
7D…突出長さ
11…製造装置
13…搬送部
15…両面テープ供給部
16…基材
17…貼り付け部
18…接着剤層
19…剥離紙
21…保持部
Claims (6)
- 連続的に搬送されているスポンジシートの片面に、両面テープを貼り付ける、テープ付きスポンジの製造方法であって、
前記スポンジシートに前記両面テープを貼り付ける際には、板状の弾性体のエッジで前記両面テープの一面を押圧して、前記両面テープの他面の一部を前記スポンジシートの前記片面に押しつけて接触させるとともに、前記スポンジシートのうち前記両面テープが接触した部分を前記スポンジシートの厚み方向に圧縮変形させつつ、前記スポンジシートの前記片面に前記両面テープを貼り付ける、テープ付きスポンジの製造方法。 - 前記弾性体で前記両面テープの前記一面を押圧する際には、前記弾性体を湾曲させる、請求項1に記載のテープ付きスポンジの製造方法。
- 前記弾性体の押圧力が可変とされている、請求項1又は請求項2に記載のテープ付きスポンジの製造方法。
- 前記弾性体は、板バネである、請求項1~3のいずれか1項に記載のテープ付きスポンジの製造方法。
- 前記弾性体は、前記スポンジシートの搬送方向と交差するように設置されるとともに、
前記弾性体は、前記スポンジシートを横断しており、前記弾性体の側端部は、前記スポンジシートの側端部を超えた外側の位置まで進出している、請求項1~4のいずれか1項に記載のテープ付きスポンジの製造方法。 - テープ付きスポンジの製造装置であって、
スポンジシートを連続的に搬送する搬送部と、
前記スポンジシートに、両面テープが対向するように、前記両面テープを供給する両面テープ供給部と、
前記スポンジシートの片面に、前記両面テープを貼り付ける貼り付け部と、を備え、
前記貼り付け部には、前記両面テープの一面を押圧して、前記両面テープの他面の一部を前記スポンジシートの前記片面に押しつけて接触させるとともに、前記スポンジシートのうち前記両面テープが接触した部分を前記スポンジシートの厚み方向に圧縮変形させつつ、前記スポンジシートの前記片面に前記両面テープを貼り付ける板状の弾性体が、備えられており、
前記弾性体のエッジにより、前記両面テープの前記一面を押圧する、テープ付きスポンジの製造装置。
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JP2019168060A JP7296284B2 (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | テープ付きスポンジの製造方法、及びテープ付きスポンジの製造装置 |
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2019
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