JP7296161B1 - 両面研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定孔及び厚さ測定センサを、ワークの中心付近(データ取得範囲)を通過する頻度が高い配設範囲に設けた両面研磨装置を提供する。【解決手段】下定盤13と、上定盤14と、前記下定盤13及び前記上定盤14の間に配置されて円板状のワークWを保持するキャリア20と、を具備する両面研磨装置10であって、前記上定盤14又は前記下定盤13の中心と、前記キャリア20の透孔22の中心と、の距離が最短又は最長となる前記透孔22の中心位置を第1基準位置Eとして、前記透孔22の半径の30%以内の所定の長さであり事前に設定された第1距離に対して、前記第1基準位置Eから前記キャリア20の中心の方向に前記第1距離の1/2の長さ離れた位置を第2基準位置Fとして、前記厚さ測定センサ34は、平面視で前記第2基準位置Fを中心として前記第1距離の範囲内に設けられていることを要件とする。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばウェハのようなワークの上下面の研磨をする両面研磨装置に関する。
キャリアの内部に保持されたウェハ(本願では、「ワーク」と称する場合がある)を上下の定盤によって挟み込んで研磨をする両面研磨装置が知られている。当該両面研磨装置において、特許文献1(特開2008-227393号公報)では、上定盤の上方に配置された支持フレームに厚さ測定センサが設けられている。また、上定盤には窓部(「測定孔」に該当)が設けられており、回転する上定盤の窓部を厚さ測定センサのレーザ光が通過することによって、当該窓部の直下にあるワークの厚さを取得している。特許文献2(特開2017-207455号公報)では、上定盤の中心から当該上定盤の径方向外側に所定距離離間した位置に設けられたワーク厚さ測定孔がワークを通過した軌跡(以下、単に「通過軌跡」と称する場合がある)上の厚さを取得することで、加工中のワークの厚さ分布を取得している。
特開2008-227393号公報 特開2017-207455号公報
特許文献1、特許文献2に開示されている両面研磨装置において、ワークを保持するキャリアは、一例として、図1に示すように、加工中において、下定盤及び上定盤の中心周りに回転(C方向に公転)され、且つ当該キャリアの中心周りにも回転(D方向に自転)される。また、特許文献2に開示されている両面研磨装置において、測定孔及び厚さ測定センサが設けられた上定盤又は下定盤は、当該キャリアの公転とは逆方向に回転される。さらに、キャリアの中心に対してワークは偏心した位置に保持されている。これらの構成により、ワークの中心の軌跡は、例えばトロコイド曲線のように複雑である。特許文献2のように、測定孔及び厚さ測定センサが設けられた上定盤又は下定盤が回転されると、当該測定孔及び当該厚さ測定センサに対するワークの中心の軌跡はさらに複雑である。
一方で、厚さ測定センサを両面研磨装置の高さ方向のいずれの箇所に設けた場合であっても、測定孔及び厚さ測定センサがワークの中心付近を通過した際のワークの厚さを取得することが望ましい。しかしながら、上記の複雑な通過軌跡に対して、ワークの中心付近を通過する頻度が高くなる測定孔及び厚さ測定センサの配設範囲を特定することは困難であった。より具体的には、ワークの中心付近としてユーザがデータ取得範囲を設定した場合に、測定孔及び厚さ測定センサが種々のデータ取得範囲を通過する頻度が高くなる配設範囲を特定することは困難であるという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、設定されたデータ取得範囲を測定孔及び厚さ測定センサが通過する頻度が高くなる範囲に測定孔及び厚さ測定センサを配設した両面研磨装置を提供することを目的とする。
本発明に係る両面研磨装置は、下定盤と、上定盤と、前記下定盤及び前記上定盤の間に配置されて円板状のワークを保持するキャリアと、を具備する両面研磨装置であって、前記キャリアは、前記下定盤及び前記上定盤の中心周りに回転され、且つ前記キャリアの中心周りに回転される構成であり、前記上定盤の上方若しくは前記下定盤の下方である固定位置、又は前記上定盤の上部若しくは前記下定盤の下部である可動位置に厚さ測定センサを有しており、前記キャリアは、前記キャリアの中心に対して偏心した位置で前記ワークを保持する円形状の透孔を有しており、前記上定盤又は前記下定盤の中心と、ユーザが事前に設定したいずれかの前記透孔の中心の距離が最短又は最長となる前記透孔の中心位置を第1基準位置として、前記透孔の半径の30%以内の所定の長さである第1距離に対して、前記第1基準位置から前記キャリアの中心の方向に前記第1距離の1/2の長さ離れた位置を第2基準位置として、前記厚さ測定センサは、平面視で前記第2基準位置を中心として前記第1距離の範囲内に設けられており、前記厚さ測定センサは、前記厚さ測定センサを配設した側の前記上定盤又は前記下定盤に設けられた測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成であることを要件とする。
これによれば、ユーザが事前に設定したデータ取得範囲を測定孔及び厚さ測定センサが通過する頻度を高めることができる。
また、前記上定盤又は前記下定盤の中心と、前記透孔の中心又は前記透孔の外接円の中心と、の距離が最短となる前記透孔の中心位置又は前記透孔の外接円の中心位置を第1基準位置とすることが好ましい。これによれば、厚さ測定センサを定盤の内周側に配設できることから、ワーク上を通過する際の測定孔及び厚さ測定センサの通過速度(周速)が定盤の外周側に測定孔及び厚さ測定センサを配設した場合と比べて遅くなるため、正確に、高い精度でワークの厚さを取得することができる。また、ワークの厚さの測定間隔が狭くなり、精度の高い厚さ分布を取得することができる。
本発明によれば、設定されたデータ取得範囲を測定孔及び厚さ測定センサが通過した際の厚さ並びに通過軌跡に対応する厚さ分布の取得頻度の高い両面研磨装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係るキャリアの自転と公転との関係の一例を示す説明図である。 横軸を時刻、縦軸を下定盤及び上定盤の中心からの距離としたときのワークの中心付近(データ取得範囲)の変化の様子を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る両面研磨装置の正面図である。 図3に示す両面研磨装置の厚さ測定部におけるブロック図である。 図3に示す両面研磨装置の制御部におけるブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る両面研磨装置の正面図である。 図6に示す両面研磨装置の厚さ測定部におけるブロック図である。 実施例1における、通過軌跡がワークの中心付近(データ取得範囲)を通過した頻度を示すグラフである。 実施例2における、通過軌跡がワークの中心付近(データ取得範囲)を通過した頻度を示すグラフである。 実施例3における、通過軌跡がワークの中心付近(データ取得範囲)を通過した頻度を示すグラフである。 実施例4における、通過軌跡がワークの中心付近(データ取得範囲)を通過した頻度を示すグラフである。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の第1、第2実施形態に係るキャリア20の自転と公転との関係を示す説明図である。図2は、横軸を時刻、縦軸を下定盤13及び上定盤14の中心からの距離としたときのワークWの中心付近(データ取得範囲)の変化の様子を示す説明図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る両面研磨装置10の正面図(断面図)である。図4は、図3に示す両面研磨装置10の厚さ測定部30におけるブロック図である。図5は、図3に示す両面研磨装置10の制御部40におけるブロック図である。なお、本実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
先ず、本実施形態においては、キャリア20に設けられた円形の透孔22の中心位置を基準として厚さ測定センサ34の配設範囲について説明するが、ワークWは円板状であって、透孔22に隙間なく保持される場合には、ワークWの中心位置を基準としてもよい。また、透孔22が三角形、長方形、正方形又は正多角形である場合には、透孔22の外接円の中心位置を基準とすればよいが、ワークWが透孔22に隙間なく保持される場合には、ワークWの外接円の中心位置を基準としてもよい。
次に、ワークWが円板状の場合には、「ワークWの中心付近」について、本実施形態においては「透孔22(ワークW)の中心から透孔22(ワークW)の半径の30%以内の範囲」と定義する。また、ワークWが、三角形、長方形、正方形又は正多角形の平板状の場合には、「ワークWの中心付近」について、「透孔22(ワークW)の外接円の中心から透孔22(ワークW)の外接円の半径の30%以内の範囲」と定義する。ワークWが円板状ではない場合でも、ワークWの中心付近は円形の範囲である。
また、「データ取得範囲」は、この範囲を通過した通過軌跡上の厚さデータを取得すべき範囲であり、目的に応じてワークWの中心又はワークWの外接円の中心から任意の距離(以下、単に「データ取得範囲を定める距離」と称する場合がある)内に設定される。本実施形態においては、一例として、「透孔22(ワークW)の中心又は透孔22(ワークW)の外接円の中心から透孔22(ワークW)の半径又は透孔22(ワークW)の外接円の半径の30%以内の範囲であって、この範囲を通過した通過軌跡上の厚さデータを取得すべき範囲」と定義する。すなわち、データ取得範囲はユーザが事前に設定する値である。これにより、ユーザが事前に設定した「ワークWの中心付近」の範囲を通過した通過軌跡上の厚さデータが取得される。また、後述する「第1距離」は、測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設範囲を決定する際の基準となる距離であり、データ取得範囲と連動して設定される構成とするのが好ましい。すなわち、ユーザがデータ取得範囲を事前に設定すれば、透孔22(ワークW)の半径又は透孔22(ワークW)の外接円の半径の30%以内の所定の長さとして第1距離も設定される。なお、本実施形態においては、第1距離は、一例として、データ取得範囲を定める距離と同じ距離として扱うものとする。本発明に係る両面研磨装置10は、ユーザが事前に設定したデータ取得範囲に対して、当該データ取得範囲を測定孔35及び厚さ測定センサ34が通過する頻度が高くなる配設範囲を特定するものである。より具体的には、ユーザが事前に設定した「ワークWの中心付近」の範囲に対して、当該範囲を測定孔35及び厚さ測定センサ34が通過する頻度が高くなる配設範囲を特定するものである。
さらに、第1実施形態において、「測定孔35及び厚さ測定センサ34がワークWを通過する」とは、上定盤14又は下定盤13が回転されることによって測定孔35がワークWを通過し、且つ当該測定孔35を通じて厚さ測定センサ34によってワークWの厚さ又は厚さ分布を測定できる状態である。後述する第2実施形態において、「測定孔35及び厚さ測定センサ34がワークWを通過する」とは、上定盤14又は下定盤13が回転されることによって測定孔35がワークWを通過する状態である。第2実施形態において、測定孔35と厚さ測定センサ34とは、平面視で同位置に設けられているため、測定孔35がワークWを通過すれば、当該測定孔35を通じて厚さ測定センサ34によってワークWの厚さ又は厚さ分布を測定することができる。
(両面研磨装置)
次に、本実施形態に係る両面研磨装置10は、図3、図4、図5に示すように、ワークWの両面研磨をする主本体部12と、研磨中のワークWの厚さの時系列データを測定する厚さ測定部30と、断面形状測定及びキャリア20の回転速度の制御を行う制御部40と、を備えている。
一方、研磨対象のワークWは、ウェハ(例えば、シリコンウェハ)等の平板状(特に、円板状)であり、外径や厚さは特に限定されるものではない(一例として、外径数cm~数十cm程度、厚さ数μm~数mm程度)。また、ワークWは、平板状(特に、三角形、長方形、正方形又は正多角形)であってもよく、寸法や厚さは特に限定されるものではない(一例として、上記矩形の外接円の直径数cm~数十cm程度、厚さ数μm~数mm程度)。なお、後述する制御部40での各制御や後述する各実施例において、ワークWの外接円をワークWの領域とみなすことができる。
本実施形態に係る両面研磨装置10の主本体部12は、一例として、下定盤13と、上定盤14と、下定盤13及び上定盤14の外周側に配置されたインターナルギア15と、下定盤13と上定盤14との中心部の間に回転自在に配置された太陽ギア16と、下定盤13及び上定盤14の間に配置されたキャリア20と、を備える構成となっている。また、下定盤13の上面と上定盤14の下面とには研磨パッド17、18が貼付されている。
次に、本実施形態に係る下定盤13は、金属材料(一例として、ステンレス合金等)を用いて平面視円形状に形成されており、図3に示すように、定盤受け26上に回転自在に載置されている。定盤受け26は、ベアリング51を介して基台52によって支持されている。また、定盤受け26は、動力伝動ギア53及び筒状シャフト54を介して伝達される回転駆動装置(一例として、電気モータを備えた駆動装置)55によって回転駆動される構成となっている。定盤受け26が回転されることによって、下定盤13も回転される。
次に、本実施形態に係る上定盤14は、金属材料(一例として、ステンレス合金等)を用いて平面視円形状に形成されており、図3に示すように、ロッド25を介して、円盤24によって回転自在に吊持されている。円盤24は、吊り支柱23を介して、支持フレーム28に上下動且つ回転自在に支持されている。吊り支柱23は、回転駆動装置(一例として、電気モータを備えた駆動装置)62及び上下動駆動装置63によって上下動且つ回転駆動される構成となっている。吊り支柱23及び円盤24が回転されることによって、上定盤14も回転される。なお、上定盤14と下定盤13とは互いに反対方向に回転される。
また、図3では、上定盤14には、後述する厚さ測定センサ34と平面視で同位置に、測定孔35が設けられている。すなわち、平面視における上定盤14の中心から厚さ測定センサ34までの距離と、上定盤14の中心から測定孔35までの距離と、は等距離である。上定盤14は回転されるため、所定の回転位相において、厚さ測定センサ34と測定孔35とは平面視で重なり合う構成である。測定孔35のワークW側には、図示しない窓材が設けられている。窓材は一例としてガラス製である。
次に、本実施形態に係るインターナルギア15は、金属材料(一例として、ステンレス合金等)を用いて、図3に示すように、下定盤13及び上定盤14と軸心を一致させて、下定盤13の外周側に形成されている。インターナルギア15は、動力伝動ギア56及び筒状シャフト57を介して伝達される回転駆動装置(一例として、電気モータを備えた駆動装置)58により、一例として、A方向に回転される。
次に、本実施形態に係る太陽ギア16は、金属材料(一例として、ステンレス合金等)を用いて、図3に示すように、下定盤13及び上定盤14と軸心を一致させて、下定盤13の中心側上部、且つ、上定盤14の中心側下部に形成されている。太陽ギア16は、インターナルギア15と同様に、動力伝動ギア59及び筒状シャフト60を介して伝達される回転駆動装置(一例として、電気モータを備えた駆動装置)61により、一例として、B方向に回転される。キャリア20は、キャリア20の歯数、太陽ギア16の歯数、インターナルギア15の歯数と、太陽ギア16の回転数及び回転方向並びにインターナルギア15の回転数及び回転方向によって、自転、公転の回転数及び回転方向が決定される。なお、一例として、インターナルギア15のA方向回転の回転数を、太陽ギア16のB方向回転の回転数よりも小さい所定の回転数に設定した場合、キャリア20は、図1に示すように、C方向に公転され、D方向に自転される。
ここで、本実施形態に係るキャリア20は、図1に示すように、金属材料(一例としてステンレス合金等)を用いて、一例として、インターナルギア15と、太陽ギア16との間に、両者に噛合され、周方向に一定の間隔をおいて配置されている。また、キャリア20には、内部にワークWを保持するための透孔22が設けられている。図1に示すように、キャリア20は、インターナルギア15及び太陽ギア16に噛合される遊星歯車機構の構造となっており、キャリア20は、インターナルギア15及び太陽ギア16が同方向に異なる所定の回転数で回転されることによって、太陽ギア16の周りに回転(公転)され、キャリア20は、自身の軸心を中心として回転(自転)される。また、下定盤13と上定盤14とが互いに反対方向に回転されることによって、各研磨パッド17、18と、ワークWの表面とが互いに摺接される。これにより、ワークWの両面の研磨をすることができる。ただし、本実施形態では、一例として、インターナルギア15と太陽ギア16との間に、3個の透孔22が設けられた5個のキャリア20が配設される構成としているが、これに限定されるものではない。また、キャリア20とインターナルギア15と太陽ギア16とは、それぞれに設けられたギア同士が噛合される構造に限定されるものではない。
次に、本実施形態に係る制御部40は、CPU及びメモリから構成され、予め設定された動作プログラム及び操作部から入力される設定信号に基づいて動作する。ここでは、キャリア20、各定盤13、14の回転速度を調整する制御について説明する。回転制御部43はCPUに相当する。また、記憶部41はメモリに相当し、研磨時における測定孔35の通過軌跡の座標及び透孔22(ワークW)の中心からの距離が記憶されている(以下、単に「事前データ」と称する場合がある)。回転制御部43は、事前データを参照して、測定孔35がワークWの中心付近(データ取得範囲)を通過し、且つ測定孔35を通じて厚さ測定センサ34によってワークWの厚さ又は厚さ分布を取得できる際に、キャリア20の回転速度(回転数)が減速しているように、出力部44から各回転駆動装置58、61の回転速度(回転数)を制御する構成である。すなわち、制御部40は、キャリア20の回転速度(回転数)が減速するように、インターナルギア15又は太陽ギア16(両方である場合を含む)を調整(減速、定速、加速を含む)させる構成である。さらに、回転制御部43は、上記の場合において、測定孔35が配設された上定盤14又は下定盤13が減速しているように、出力部44から各回転駆動装置55、62の回転速度(回転数)を制御する構成であってもよい。すなわち、制御部40は、測定孔35が配設された上定盤14又は下定盤13の回転速度(回転数)を減速させる構成である。キャリア20、又は各定盤13、14(両方である場合を含む)を減速させることによって、正確に、高い精度で厚さ又は厚さ分布を取得することができる。また、ワークWの中心付近(データ取得範囲)に対する通過軌跡の測定間隔を小さくすることができ、精度の高い厚さ分布を取得することができる。なお、ワークWが三角形、長方形、正方形又は正多角形の平板状の場合には、記憶部41は、研磨時における測定孔35の通過軌跡の座標及び透孔22(ワークW)の外接円の中心からの距離が記憶されている構成とすればよい。すなわち、測定孔35がワークWの中心付近(データ取得範囲)を通過し、且つ測定孔35又は厚さ測定センサ34が前記外接円の領域を通過する際に、キャリア20や各定盤13、14の回転速度(回転数)を減速させる構成とすればよい。
また、本実施形態に係る主本体部12は、スラリーの供給を行うスラリー供給装置を備える構成としている(不図示)。これによれば、ワークWの材質や加工条件に応じて、加工工程におけるスラリーの供給(非供給を含む)について適宜、設定することができる。
さらに、主本体部12は、一例として、公知のキャリア検出センサを測定孔35内に備える構成としてもよい(不図示)。これによれば、研磨時にキャリア20を検出し、キャリア20とワークWとの実測境界部を厚さ測定センサ34が通過する時刻として検出することができる。したがって、厚さ測定センサ34がワークW上を通過する瞬間の正確な時刻を取得することができる。また、キャリア20上にスラリーの膜が形成されていたとしても、キャリア20を検出することにより、それがキャリア20上のスラリー厚さであることを判断することができる。
本実施形態に係る厚さ測定部30は、図4に示すように、一例として、レーザ光源31と、サーキュレータ32と、厚さ測定センサ34としてレーザセンサ(一例として、プローブ)34と、フォトダイオード36と、データ収集器37と、を備える構成となっている。なお、厚さ測定センサ(プローブ)34は、支持フレーム28において上定盤14と対向する位置に設けられている。すなわち、本実施形態において、厚さ測定センサ(プローブ)34は支持フレーム28に固定されているため、上定盤14又は下定盤13と共に回転されない。厚さ測定センサ(プローブ)34が支持フレーム28に固定されていることにより、各定盤13、14の回転や振動の影響を受けずに、ワークWの厚さを取得することができる。レーザ光源31から測定孔35を通じて研磨中のワークWに対してレーザ光が照射され、窓材の表面、窓材の裏面、ワークWの表面、ワークWの裏面で反射される。これらの反射光のうち、ワークWの表面及び裏面からの干渉光を電気信号(以下、干渉光信号と称する)として観測することによって、ワークWの厚さの時系列データを取得することができる。厚さの時系列データは、後述する厚さ演算部42に出力される。測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設位置については、(厚さ測定センサの配設範囲)にて詳述する。
なお、測定孔35は、下定盤13に設けられている構成としてもよい(不図示)。この場合、厚さ測定センサ(プローブ)34は、下定盤13側の支持フレーム(不図示)における下定盤13と対向する位置に設けられる構成である。また、下定盤13は回転されるため、所定の回転位相において、厚さ測定センサ34と測定孔35とは平面視で重なり合う構成である。
また、厚さ測定部30は、レーザ光によるものに限定されるものではない。他の例として、レーザ光源の代わりに拡散光源や超音波発生源を採用し、厚さ測定センサ34を光電センサや超音波センサとしてもよい。なお、超音波センサを採用した場合には、レーザセンサや光電センサを採用した場合に比べて、ワークWの材質や色の影響を受けずにワークWの厚さを測定することができる。
次に、ワークWの厚さを取得する制御について説明する。厚さ演算部42は、制御部40のCPUに相当する。厚さ演算部42が、記憶部41から読み出す事前データと厚さの時系列データとを対応付けることによって、通過軌跡ごとのワークWの厚さの分布を取得することができる。
(厚さ測定センサの配設範囲)
以上説明した両面研磨装置10の主本体部12、厚さ測定部30、制御部40によって、ワークWの両面の研磨をして、ワークWの厚さを取得することができる。次に、本実施形態に係る測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設範囲について説明する。実際には、ワークWの中心、ワークWの中心付近(データ取得範囲)は、トロコイド曲線のような複雑な軌跡となっている。本実施形態の場合には、各位置でのワークWの中心及びワークWの中心付近(データ取得範囲)の滞在時間について考えればよい。横軸を時刻、縦軸を下定盤13及び上定盤14の中心からの距離とした際において、キャリア20が一定の速度で自転する場合には、ワークWの中心の軌跡は、図2のように正弦波曲線となる。また、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の軌跡は、図2のように正弦波状の領域となる。発明者らが鋭意検討した結果、図2のように、ワークWの中心の滞在時間が最長となるのは、ワークWの中心が下定盤13及び上定盤14の最内周及び最外周(すなわち、正弦波の頂点)に来たときであるとの結論に至った。これに対して、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の滞在時間が最長となるのは、ワークWの中心が正弦波曲線の各頂点の内側付近に来た時であるとの結論に至った。
ワークWの中心付近(データ取得範囲)の軌跡の上記特徴を利用して、発明者らは、測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設位置として、次の範囲を究明した。
本実施形態に係る測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設範囲(以下、単に「第1範囲」と称する場合がある)として、発明者らは以下の構成に想到した。先ず、下定盤13及び上定盤14の中心と、透孔22(すなわち、ワークW)の中心又は透孔22(ワークW)の外接円の中心と、の距離が最短又は最長となる位置における透孔22(ワークW)の中心位置又は透孔22(ワークW)の外接円の中心位置(以下、単に「第1基準位置E」と称する場合がある)を基準とする。なお、データ取得範囲に対応(連動)して、透孔22(ワークW)の半径又は透孔22(ワークW)の外接円の半径の30%以内の所定の長さである第1距離をユーザが事前に設定する。また、キャリア20の中心(自転中心)の方向に第1基準位置Eから第1距離の1/2の長さだけ離れた位置(以下、単に「第2基準位置F」と称する場合がある)を基準とする。そして、第2基準位置Fを中心として、第1距離の範囲内に測定孔35及び厚さ測定センサ34を配設する。より具体的には、測定孔35は、上定盤14又は下定盤13に平面視で第1範囲内となるように設けられる。また、厚さ測定センサ34は、支持フレーム28に平面視で第1範囲内となるように配設される。
これによれば、ユーザが事前に設定したデータ取得範囲を測定孔及び厚さ測定センサが通過する頻度を高めることができる。
また、上定盤14又は下定盤13の中心と、透孔22(ワークW)の中心又は透孔22(ワークW)の外接円の中心と、の距離が最短となる透孔22(ワークW)の中心位置又は透孔22(ワークW)の外接円の中心位置を第1基準位置Eとすることが好ましい。測定孔35及び厚さ測定センサ34を上定盤14又は下定盤13の内周側に配設できることから、ワークW上を通過する際の測定孔35の通過速度(周速)が上定盤14又は下定盤13の外周側に測定孔35及び厚さ測定センサ34を配設した場合と比べて遅くなるため、正確に、高い精度でワークWの厚さを取得することができる。また、ワークWの厚さの測定間隔が狭くなり、精度の高い厚さ分布を取得することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について、第1実施形態との違いを中心に説明する。第2実施形態に係る両面研磨装置10は、第1実施形態に係る両面研磨装置10の構成とは異なり、図6、図7のような構成となっている。すなわち、厚さ測定センサ(プローブ)34は、上定盤14又は下定盤13の測定孔35に設けられている。なお、図6、図7は、上定盤14の測定孔35に厚さ測定センサ(プローブ)34が設けられた場合である。第1実施形態では、厚さ測定センサ(プローブ)34は支持フレーム28に設けられているため、固定されていたが、本実施形態では、厚さ測定センサ(プローブ)34は、上定盤14又は下定盤13と共に回転される構成である。また、図6において、回転駆動装置62及び上下動駆動装置63は不図示としているが、制御部40は回転駆動装置62にも接続されている。
本実施形態における測定孔35及び厚さ測定センサ34も平面視で第1実施形態と同様の範囲に設ければよい。より具体的には、測定孔35及び厚さ測定センサ34は、上定盤14又は下定盤13に平面視で第1範囲内となるように設けられる。また、上定盤14又は下定盤13の中心と、透孔22(ワークW)の中心と、の距離が最短となる透孔22(ワークW)の中心位置を第1基準位置Eとすることが好ましい。
なお、本実施形態に係る厚さ測定部30は、第1実施形態とは異なり、厚さ測定センサ34が上定盤14又は下定盤13と共に回転されるため、図7に示すように、ロータリージョイント33を備える構成となっている。
制御部40は、実際に研磨をして、測定孔35又は厚さ測定センサ34が、ワークWの中心付近(データ取得範囲)を通過する際に、キャリア20の回転速度を減速させる構成である。すなわち、キャリア20の回転速度が減速するようにインターナルギア15又は太陽ギア16(両方である場合を含む)の回転速度(回転数)を調整させる構成である。また、制御部40は、測定孔35が配設された上定盤14又は下定盤13を減速させる構成を有していてもよい。キャリア20、又は各定盤13、14(両方である場合を含む)を減速させることによって、正確に、高い精度で厚さを取得することができる。また、ワークWの中心付近(データ取得範囲)に対する通過軌跡の測定間隔を小さくすることができ、精度の高い厚さ分布を取得することができる。なお、第2実施形態は、第1実施形態とは異なり、厚さ測定センサ34は上定盤14又は下定盤13と共に回転されているため、測定孔35又は厚さ測定センサ34がワークWの中心付近(データ取得範囲)を通過する際には、必ずワークWの厚さ又は厚さ分布を取得することができる。なお、第2実施形態においても、ワークWが三角形、長方形、正方形又は正多角形の平板状の場合には、記憶部41は、研磨時における測定孔35の通過軌跡の座標及び透孔22(ワークW)の外接円の中心からの距離が記憶されている構成とすればよい。すなわち、測定孔35又は厚さ測定センサ34がワークWの中心付近(データ取得範囲)を通過し、且つ測定孔35又は厚さ測定センサ34が前記外接円の領域を通過する際に、キャリア20や各定盤13、14の回転速度(回転数)を減速させる構成とすればよい。
(シミュレーション方法)
第2実施形態に係る両面研磨装置10の構成を想定して、測定孔35及び厚さ測定センサ34の各配設位置に対して、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の通過頻度を算出するシミュレーションを行った。透孔22(ワークW)の中心と、下定盤13及び上定盤14の中心と、の距離が最短となる場合の第1基準位置Eを測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設位置の0点とした。所定の間隔ごとに測定孔35及び厚さ測定センサ34の配設箇所を想定して、当該配設箇所をワークWの中心付近(データ取得範囲)が通過した回数をカウントした。なお、図8~図11に示す結果では、縦軸を厚さ測定センサ34の通過頻度とし、通過回数が最大となる値を1とした。シミュレーションには、汎用数値計算ソフトを用いた。また、後述の通り、シミュレーション条件を設定した。
(実施例1)
ワークWの外径は、φ200mmであり、1つのキャリア20に設けられた3つの透孔22をキャリア20の中心に対称に配置するように設定した。ワークWの中心はキャリア20の中心から140mm離れている設定とした。キャリア20の中心と下定盤13及び上定盤14の中心との距離は、460mmの設定とした。すなわち、ワークWが最内周にある際のワークWの中心と下定盤13及び上定盤14の中心との距離は320mmであり、ワークWが最外周にある際のワークWの中心と下定盤13及び上定盤14の中心との距離は600mmである。
インターナルギア15が5.5rpmでA方向に回転されて、太陽ギア16が17rpmでB方向に回転されることによって、キャリア20は、C方向に8rpm程の回転数で下定盤13及び上定盤14の中心周りを公転されて、D方向に1rpm程の回転数で自転されると設定した。また、センサが取り付けられている定盤13、14は、キャリア20の公転方向とは逆方向に12rpm(キャリア20との相対速度20rpm)で回転される設定とした。なお、本シミュレーションでは、バックラッシ等の影響なく、回転が伝達されると想定した。
また、実際の研磨においては、研磨段階に応じて、インターナルギア15、太陽ギア16及び各定盤13、14の回転速度は変更されるが、当該実施例はシミュレーションによるものであるため、いずれも一定速である。すなわち、本実施例に係るシミュレーションは、キャリア20が、一定の速度で自転及び公転され、各定盤13、14が、一定の速度で自転される場合を想定した。
シミュレーションにおいて、任意の初期状態(各キャリア20の位相の初期状態はどのようであっても構わない)からキャリア20を一定の速度で回転させて、5min中に測定孔35及び厚さ測定センサ34がワークWの中心付近(データ取得範囲)を通過した回数をカウントした。本実施例におけるワークWの中心付近(データ取得範囲)は、透孔22(ワークW)の中心から10mm(透孔22(ワークW)の半径の10%に相当)と設定した。また、第1距離も10mmと設定した。
(シミュレーション結果1)
結果を図8に示す。第1基準位置Eは、厚さ測定センサ配設位置xが0mm、280mmの位置である。第2基準位置Fは、厚さ測定センサ配設位置xが5mm、275mmの位置である。第1範囲は、-5mm≦x≦15mm、265mm≦x≦285mmである(それぞれ、図8の網掛け範囲に該当)。図8に示すように、第1範囲内において、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に通過頻度のピークが確認された。また、図8に示すように、各ピークからキャリア20の中心に向かうにしたがって減少して、一定の値(以下、単に「収束値」と称する場合がある)に収束していることが確認された。すなわち、各ピーク間は、バスタブ曲線の様相で変化している。さらに、各ピークからキャリア20の外側に向かって、厚さ測定センサ34の通過頻度は単調に減少していることが確認された。上記の第1範囲はピークを含み、また、バスタブ曲線における収束値よりも高い値になっていることから、厚さ測定センサ34を第1範囲に配設すれば、上記した収束値よりも高い通過頻度が得られる。なお、データ取得範囲を定める距離と第1距離とが等距離の場合において、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の通過頻度を最大にするには、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に厚さ測定センサ34を配設すればよいことが確認された。
(実施例2)
続いて、実施例1と同様の条件で、データ取得範囲を透孔22(ワークW)の中心から30mm(透孔22(ワークW)の半径の30%に相当)に設定した場合のシミュレーションを実施した。また、第1距離も30mmと設定した。
(シミュレーション結果2)
結果を図9に示す。第1基準位置Eは、厚さ測定センサ配設位置xが0mm、280mmの位置である。第2基準位置Fは、厚さ測定センサ配設位置xが15mm、265mmの位置である。第1範囲は、-15mm≦x≦45mm、235mm≦x≦295mmである(それぞれ、図9の網掛け範囲に該当)。実施例1と同様に、第1範囲内において、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に通過頻度のピークが確認された。また、図9に示すように、各ピークからキャリア20の中心に向かうにしたがって減少して、収束値に収束しており、各ピーク間は、バスタブ曲線の様相で変化していることが確認された。さらに、各ピークからキャリア20の外側に向かって、厚さ測定センサ34の通過頻度は単調に減少していることが確認された。上記の第1範囲はピークを含み、また、バスタブ曲線における収束値よりも高い値になっていることから、厚さ測定センサ34を第1範囲に配設すれば、収束値よりも高い通過頻度が得られる。また、実施例2においても、データ取得範囲を定める距離と第1距離とが等距離の場合において、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の通過頻度を最大にするには、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に厚さ測定センサ34を配設すればよいことが確認された。実施例1、実施例2の各シミュレーション結果から、φ200mmのワークWにおいて、ワークWの中心付近(データ取得範囲)に関わらず、第2基準位置Fから第1距離の範囲内で顕著な効果が得られると推測される。
(実施例3)
続いて、ワークWの外径をφ75mmと設定した。ワークWの中心はキャリア20の中心から53mm離れている設定とした。キャリア20の中心と下定盤13及び上定盤14の中心との距離は、220mmの設定とした。すなわち、ワークWが最内周にある際のワークWの中心と下定盤13及び上定盤14の中心との距離は167mmであり、ワークWが最外周にある際のワークWの中心と下定盤13及び上定盤14の中心との距離は273mmである。
また、インターナルギア15、太陽ギア16の回転数は、それぞれ5.4rpm、15rpmであり、キャリア20は、8rpm程の回転数で公転されて、1rpm程の回転数で自転される設定とした。
ワークWの中心付近(データ取得範囲)を透孔22(ワークW)の中心から5mm(透孔22(ワークW)の半径の14%に相当)と設定した。また、第1距離も5mmと設定した。
また、上記以外のシミュレーション条件は、実施例1、実施例2と同様である。
(シミュレーション結果3)
結果を図10に示す。第1基準位置Eは、厚さ測定センサ配設位置xが0mm、106mmの位置である。第2基準位置Fは、厚さ測定センサ配設位置xが2.5mm、103.5mmの位置である。第1範囲は、-2.5mm≦x≦7.5mm、98.5mm≦x≦108.5mmである(図10の網掛け範囲に該当)。実施例1、実施例2と同様に、第1範囲内において、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に通過頻度のピークが確認された。また、各ピークからキャリア20の中心に向かうにしたがって減少して、収束値に収束しており、各ピーク間は、バスタブ曲線の様相で変化していることが確認された。さらに、各ピークからキャリア20の外側に向かって、厚さ測定センサ34の通過頻度は単調に減少していることが確認された。上記の第1範囲はピークを含み、また、バスタブ曲線における収束値よりも高い値になっており、厚さ測定センサ34を第1範囲に配設すれば、収束値よりも高い通過頻度が得られる。また、実施例3においても、データ取得範囲を定める距離と第1距離とが等距離の場合において、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の通過頻度を最大にするには、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に厚さ測定センサ34を配設すればよいことが確認された。
(実施例4)
続いて、実施例3と同様の条件で、データ取得範囲を10mm(透孔22(ワークW)の半径の27%に相当)、第1距離も10mmに設定した場合のシミュレーションを実施した。
(シミュレーション結果4)
結果を図11に示す。第1基準位置Eは、厚さ測定センサ配設位置xが0mm、106mmの位置である。第2基準位置Fは、厚さ測定センサ配設位置xが5mm、101mmの位置である。第1範囲は、-5mm≦x≦15mm、91mm≦x≦111mmである(図11の網掛け範囲に該当)。実施例1~実施例3と同様に、第1範囲内において、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に通過頻度のピークが確認された。また、各ピークからキャリア20の中心に向かうにしたがって減少して、収束値に収束しており、各ピーク間は、バスタブ曲線の様相で変化していることが確認された。さらに、各ピークからキャリア20の外側に向かって、厚さ測定センサ34の通過頻度は単調に減少していることが確認された。上記の第1範囲は、ピークを含み、また、バスタブ曲線における収束値よりも高い値になっており、厚さ測定センサ34を第1範囲に配設すれば、収束値よりも高い通過頻度が得られる。また、実施例4においても、データ取得範囲を定める距離と第1距離とが等距離の場合において、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の通過頻度を最大にするには、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に厚さ測定センサ34を配設すればよいことが確認された。実施例1~実施例4の各シミュレーション結果から、透孔22(ワークW)の径に関わらず、第1距離をワークWの半径の30%以内(一例として、データ取得範囲を定める距離と等距離)とすれば、同様の効果が得られると推測される。例えば、φ300、φ400等の径のワークWに対しても、第1範囲内に厚さ測定センサ34を配設すれば、同様の効果が得られると推測される。また、第1距離を、(データ取得範囲を定める距離の2/3)≦(第1距離)≦(データ取得範囲を定める距離)とすることが好ましい。第1範囲内に厚さ測定センサ34の通過頻度のピークを必ず含み、且つ第1範囲内の当該通過頻度がより高い範囲に測定孔35又は厚さ測定センサ34を配設できるからである。
以上がシミュレーション結果であるが、実際の研磨(キャリア20の回転数が一定ではない場合)においても、同様の結果(5min中の通過頻度は異なるが、実施例1~実施例4と同様の傾向で各位置の通過頻度が得られる)であると推測される。なお、ワークWの中心付近(データ取得範囲)の通過頻度を最大にするには、第1距離とデータ取得範囲を定める距離とが等距離の場合には、第1基準位置Eからキャリア20の中心に向かって、第1距離離れた位置付近に厚さ測定センサ34を配設すればよい。また、本シミュレーションでは、厚さ測定センサ34が上定盤14に設けられた場合を想定しているが、支持フレーム28に設けた場合(すなわち、厚さ測定センサ34を固定とした場合)であっても、同様の結果が得られる。また、ワークWが三角形、長方形、正方形又は正多角形の平板状の場合であっても、ワークWの外接円をワークWの領域とみなして、当該外接円の半径や中心位置に基づいて、第1距離及び第1範囲を定めてもよい。この場合も、ワークWが円板状の場合(各実施例1~4)と同様の結果が得られると推測される。さらに、ワークWが三角形、長方形、正方形又は正多角形の平板状の場合、当該矩形の内接円(長方形の場合には、所定の内接円)をワークWの領域とみなして、当該内接円の半径や中心位置に基づいて、第1距離及び第1範囲を定めてもよい。この場合にも、ワークWが円板状の場合(各実施例1~4)と同様の結果が得られると推測される。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更可能である。一例として、厚さ測定センサ34は、支持フレーム28、上定盤14又は下定盤13以外に固定して設けられていてもよい。より具体的には、上定盤14又は下定盤13と支持フレーム28との間の所定の空間に、厚さ測定センサ34が固定して設けられている構成としてもよい。また、別の一例として、上定盤14又は下定盤13と支持フレーム28との間の所定の空間に、厚さ測定センサ34が回転可能に設けられている構成としてもよい。より具体的には、上定盤14又は下定盤13と支持フレーム28との間の所定の空間に設けられて、上定盤14又は下定盤13と同期して回転される回転部材(不図示)に厚さ測定センサ34が設けられている構成としてもよい。
10 両面研磨装置
13 下定盤
14 上定盤
20 キャリア
22 透孔
28 支持フレーム
30 厚さ測定部
34 厚さ測定センサ(プローブ)
35 測定孔
40 制御部
E 第1基準位置
F 第2基準位置
W ワーク

Claims (8)

  1. 下定盤と、上定盤と、前記下定盤及び前記上定盤の間に配置されて円板状のワークを保持するキャリアと、を具備する両面研磨装置であって、
    前記キャリアは、前記下定盤及び前記上定盤の中心周りに回転され、且つ前記キャリアの中心周りに回転される構成であり、
    前記上定盤の上方若しくは前記下定盤の下方である固定位置、又は前記上定盤の上部若しくは前記下定盤の下部である可動位置に厚さ測定センサを有しており、
    前記キャリアは、前記キャリアの中心に対して偏心した位置で前記ワークを保持する円形状の透孔を有しており、
    前記上定盤又は前記下定盤の中心と、ユーザが事前に設定したいずれかの前記透孔の中心の距離が最短又は最長となる前記透孔の中心位置を第1基準位置として、
    前記透孔の半径の30%以内の所定の長さである第1距離に対して、前記第1基準位置から前記キャリアの中心の方向に前記第1距離の1/2の長さ離れた位置を第2基準位置として、
    前記厚さ測定センサは、平面視で前記第2基準位置を中心として前記第1距離の範囲内に設けられており、
    前記厚さ測定センサは、前記厚さ測定センサを配設した側の前記上定盤又は前記下定盤に設けられた測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成であること
    を特徴とする両面研磨装置。
  2. 前記上定盤又は前記下定盤の中心と、前記透孔の中心との距離が最短となる前記透孔の中心位置を第1基準位置とすること
    を特徴とする請求項1記載の両面研磨装置。
  3. 制御部をさらに有しており、
    前記制御部は、
    前記測定孔又は前記厚さ測定センサの前記ワークに対する通過軌跡が前記透孔の中心からの所定の範囲であってユーザが事前に設定したデータ取得範囲を通過する場合、前記通過軌跡に対応する前記キャリアの回転速度を、他の通過軌跡に対応する前記キャリアの回転速度よりも減速させる構成であること
    を特徴とする請求項1記載の両面研磨装置。
  4. 前記厚さ測定センサは、
    前記固定位置に有する場合には、上定盤の上方に位置する支持フレーム若しくは前記下定盤の下方に位置する支持フレームに設けられて、前記測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成、
    又は前記可動位置に有する場合には、前記上定盤若しくは前記下定盤に設けられて前記上定盤若しくは前記下定盤と共に回転し、前記測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成であること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項記載の両面研磨装置。
  5. 下定盤と、上定盤と、前記下定盤及び前記上定盤の間に配置されて三角形、長方形、正方形又は正多角形の平板状のワークを保持するキャリアと、を具備する両面研磨装置であって、
    前記キャリアは、前記下定盤及び前記上定盤の中心周りに回転され、且つ前記キャリアの中心周りに回転される構成であり、
    前記上定盤の上方若しくは前記下定盤の下方である固定位置、又は前記上定盤の上部若しくは前記下定盤の下部である可動位置に厚さ測定センサを有しており、
    前記キャリアは、前記キャリアの中心に対して偏心した位置で前記ワークを保持する前記ワークと同形状の透孔を有しており、
    前記上定盤又は前記下定盤の中心と、ユーザが事前に設定したいずれかの前記透孔の全頂点の外接円の中心との距離が最短又は最長となる前記透孔の中心位置を第1基準位置として、
    前記外接円の半径の30%以内の所定の長さである第1距離に対して、前記第1基準位置から前記キャリアの中心の方向に前記第1距離の1/2の長さ離れた位置を第2基準位置として、
    前記厚さ測定センサは、平面視で前記第2基準位置を中心として前記第1距離の範囲内に設けられており、
    前記厚さ測定センサは、前記厚さ測定センサを配設した側の前記上定盤又は前記下定盤に設けられた測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成であること
    を特徴とする両面研磨装置。
  6. 前記上定盤又は前記下定盤の中心と、前記外接円の中心との距離が最短となる前記外接円の中心位置を第1基準位置とすること
    を特徴とする請求項5記載の両面研磨装置。
  7. 制御部をさらに有しており、
    前記制御部は、
    前記測定孔又は前記厚さ測定センサの前記ワークに対する通過軌跡が前記外接円の中心からの所定の範囲であってユーザが事前に設定したデータ取得範囲を通過する場合、前記通過軌跡に対応する前記キャリアの回転速度を、他の通過軌跡に対応する前記キャリアの回転速度よりも減速させる構成であること
    を特徴とする請求項5記載の両面研磨装置。
  8. 前記厚さ測定センサは、
    前記固定位置に有する場合には、上定盤の上方に位置する支持フレーム若しくは前記下定盤の下方に位置する支持フレームに設けられて、前記測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成、
    又は前記可動位置に有する場合には、前記上定盤若しくは前記下定盤に設けられて前記上定盤若しくは前記下定盤と共に回転し、前記測定孔を通じて前記透孔に保持された状態の前記ワークの厚さを測定する構成であること
    を特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項記載の両面研磨装置。
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