JP7295580B1 - 歯科矯正具 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯科矯正時の歯肉部に生じる問題を軽減する歯科矯正具を提供する。【解決手段】下顎歯列部を覆うように装着されて個々の歯を矯正する歯科矯正具10であって、下顎歯列部の歯冠部6に嵌合して個々の歯を矯正する本体部10aと、この本体部10aから歯根部7側に延びるように形成した延長部11とを備え、装着状態において、延長部11と歯肉部8との間に隙間14が形成されるように構成した。【選択図】図3

Description

本発明は、歯列部の個々の歯を整列すべき方向に移動させるか、あるいは移動させた後の歯を元に戻らないようにするための歯科矯正具に関する。
従来、歯列部を矯正する装置には、特許文献1に記載された歯科矯正治療用アライナーがある。この歯科矯正治療用アライナーは、患者の歯と歯肉の実際の形状に基づいて形成されている。
特許第4184427号公報
ところで、特許文献1に記載された歯科矯正治療用アライナーは、患者の歯肉部にアライナー自体が直接接触することになる。そのため、患者は歯肉への違和感を感じるという問題があった。また、この歯科矯正治療用アライナーを長期間装着した場合、接触している歯肉部が歯肉退縮を起こす虞もあった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、歯科矯正時の歯肉部に生じる問題を軽減する歯科矯正具を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、歯列部を覆うように装着されて個々の歯を矯正する歯科矯正具であって、前記歯列部の歯冠部に嵌合して個々の歯を矯正する本体部と、該本体部から歯根部側に延びるように形成した延長部とを備え、装着状態において、前記延長部と歯肉部との間に隙間が形成されるように構成し、前記本体部が前記歯肉部及び口蓋部に接触しないように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記延長部は、端縁部のカットラインが各歯の歯頚部と前記歯肉部との境界線を接続した形状よりもなだらかに形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記本体部と前記延長部との境界部分に段差が形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の構成に加え、前記隙間は、0.05mm以上であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、歯列部の歯冠部に嵌合して個々の歯を矯正する本体部と、この本体部から歯根部側に延びるように形成した延長部とを備え、装着状態において、延長部と歯肉部との間に隙間が形成されるように構成し、本体部が歯肉部及び口蓋部に接触しないように構成されていることにより、歯科矯正具の高強度を保持し、高い矯正力を維持しつつ、歯肉退縮を未然に防止することが可能となる。また、歯肉部への違和感も減らすことができ、歯科矯正時の歯肉部に生じる問題を軽減することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、延長部は、端縁部のカットラインが各歯の歯頚部と歯肉部との境界線を接続した形状よりもなだらかに形成されていることにより、カットラインが歯頚部と歯肉部との境界線を接続したものよりも強度を高め、矯正力を一段と高めることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、本体部と延長部との境界部分に段差が形成されていることにより、全体としての強度を確実に保持し、矯正力を一段と高めることが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、隙間は、0.05mm以上であることから、歯肉部に対する違和感を一段と減らして装着感を高めることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る歯科矯正具を下顎歯列部に装着した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る歯科矯正具を下顎歯列部に装着した状態を示す平面図である。 図1のA-A線による拡大断面図である。 図3のC部拡大図である。 図1のB-B線による拡大断面図である。 図5のD部拡大図である。
以下、本発明に係る歯科矯正具の一実施形態について説明する。
[歯科矯正具の一実施形態]
図1乃至図6は、本発明に係る歯科矯正具の一実施形態を示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯科矯正具を下顎歯列部に装着した状態を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る歯科矯正具を下顎歯列部に装着した状態を示す平面図である。図3は、図1のA-A線による拡大断面図である。図4は、図3のC部拡大図である。図5は、図1のB-B線による拡大断面図である。図6は、図5のD部拡大図である。ここで、図3及び図4は、歯科矯正具を装着したときの側切歯の断面を示し、図5及び図6は、歯科矯正具を装着したときの第1大臼歯の断面を示している。
なお、以下の実施形態では、歯科矯正具を口腔部内に挿入し、下顎歯列部に装着した状態で、その前歯側を前側、奥歯側を後側とし、舌側を内側、頬側を外側として説明する。ここで、下顎歯列部は、前歯、犬歯、及び奥歯を有する。前歯は、切歯であって、左右の中切歯、左右の側切歯を備える。奥歯は、臼歯であって、左右の第1、第2小臼歯、左右の第1~第2大臼歯を備える。
図1及び図2に示すように、歯科矯正具10は、口腔1内に挿入され、例えば下顎歯列部2に装着されるマウスピース型である。本実施形態の歯科矯正具10は、下顎歯列部2の個々の歯を整列すべき方向に移動させ、あるいは移動させた歯を元に戻らないように成型した成型物(アライナー)である。
歯科矯正具10は、例えば複数異なる大きさのもの、あるいは異なる硬さのものを段階的に用意して、それらを定期的に交換することにより矯正治療を進めていくものである。例えば、一番最初に用意される歯科矯正具10は、患者の当初の下顎歯列部2の個々の歯の位置から、0.2~0.5mm程度個々の歯を移動させたあとの歯列形状に対応させて作られる。この歯列矯正具10を1~3週間程度装着すると、下顎歯列部2の個々の歯は徐々に移動していくことになる。その後、さらに個々の歯を移動させた形状に対応させた歯列矯正具10を順次用意し、少しずつ個々の歯を移動させることにより、患者の矯正治療を行う。
なお、本実施形態の矯正とは、個々の歯を整列すべき方向に移動させて矯正すること以外に、矯正することによって移動させた歯を元に戻らないようにする保定のことを含むものとする。以下の実施形態では、個々の歯を整列すべき方向に移動させて矯正する場合について説明する。
本実施形態の歯科矯正具10は、患者の下顎歯列部2の前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯冠部6の形状と同形状の内側面を有する本体部10aと、この本体部10aからさらに歯根部7に向けて延長された延長部11とを有している。この本体部10aを患者の口腔1内の各歯に合わせてはめ込むこみ、矯正を進めていくことになる。ここで、本体部10aは、下顎歯列部2の歯冠部6に嵌合して個々の歯を整列すべき方向に移動させて矯正する。
本実施形態の歯科矯正具10は、全体が弾性を有する樹脂材料で、例えば0.40~0.50mmの厚さに一体成形されている。具体的に、上記樹脂材料は、例えばポリウレタン等のウレタン樹脂、シリコン樹脂、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂及びアクリル樹脂等から選択される。なお、歯科矯正具10は、装着前の患者の歯列に対応した形状とは異なり、矯正後の歯列に対応した形状に成型されている。すなわち、患者が最初に歯科矯正具10を装着する際には、歯科矯正具10に負荷をかけて少し弾性変形させながらはめ込むことになる。そのように変形された歯科矯正具10は、その弾性ゆえに、最初に一体成型された形状に復元する力が発生し、少しずつ歯列を矯正する方向に整列させていく。上記樹脂材料は、無色透明又は乳白色であることが望ましく、これにより口腔1内に挿入した場合、下顎歯列部2に装着していることが目立たず、審美性に優れたものとなる。
本体部10aは、口腔1内の下顎歯列部2の全ての歯、すなわち下顎歯列部2の前歯3、犬歯4及び奥歯5を覆って所定の形状を保持する硬度を有している。本体部10aは、下顎歯列部2の歯列弓(アーチ)に沿った形状に形成されて前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯冠部6に嵌合して覆うように形成されている。本体部10aには、歯根部7側に位置する歯肉部8まで延びるように形成した延長部11が、本体部10aと同一の樹脂材料で一体に設けられている。
延長部11は、図1に示すように端縁部のカットライン11aが各歯の歯頚部と歯肉部8との境界線(歯頚ライン)を接続した形状よりもなだらかなに形成されている。換言すると、延長部11の端縁部のカットライン11aは、各歯の歯頸部の、一番深い箇所よりも0.5~2.0mm程度深い位置を結んだ線(歯肉形状にも合わせ、3次元的に急激な曲がりが少ない連続的な線、正面視直線状に近い線)で作られる。また、延長部11は、歯根部7側に位置する歯肉部8に対して、歯科矯正具10を装着した際に延長部11が歯肉部8に接触しない距離をおいてその舌側及び頬側の表面形状とほぼ同一の形状に形成されている。
延長部11は、図3~図6に示すように本体部10aとの境界部分に段差部12を介して連続的に形成されている。すなわち、段差部12は、前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯冠部6とそれらの歯肉部8との間の位置、歯頚ラインに沿って形成されている。
段差部12には、本体部10aの上端縁から舌側及び頬側にそれぞれ折曲する歯列側折曲部12aと、これらの歯列側折曲部12aから舌側及び頬側に連続してそれぞれ斜め下方に傾斜する傾斜部12bと、これらの傾斜部12bから舌側及び頬側に連続してそれぞれ折曲する歯肉側折曲部12cとが形成されている。これら歯列側折曲部12a、傾斜部12b、及び歯肉側折曲部12cは、歯肉部8に沿った形状に形成されている。
段差部12と延長部11とには、舌側及び頬側のそれぞれの側と前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯肉部8との間に狭小な間隔をあけた隙間14が形成されている。この隙間14の間隔距離(歯面からの垂線で測られる距離)は、例えば段差部12及び延長部11の全体にわたって0.05mm以上に設定されている。なお、この隙間14の間隔距離は、0.05mm以上に設定されているが、好適には0.05~1.0mm、さらに好適には0.1~0.3mmの範囲に設定されることが望ましい。この結果、患者が歯科矯正具10を装着した際には、段差部12及び延長部11と歯肉部8との間に隙間14が形成されるため、歯科矯正具10が歯肉部8に触れなくなる。なお、この隙間14の間隔距離は、前歯3、犬歯4、奥歯5に対応する位置にあわせて、段階的に小さくしてもよい。矯正治療においては、前歯3を大きく移動させる必要があるとともに、相対的に奥歯5を大きく動かす必要がないことがある。この場合、歯科矯正具10の前歯3に対応する箇所は、矯正が進むにつれて(歯科矯正具10の装着後時間が経過するにつれて)、歯の移動とともに延長部11も少し移動することになる。そのため、奥歯5よりも前歯3の隙間14を大きくしておけば、矯正が進んだとしても歯肉部8と延長部11とが接触することを避けることができるようになる。また、歯科矯正具10の奥歯5に対応する箇所は、極力隙間14を小さくして頬等に直接延長部11が触れないようにすることで、装着時の違和感を緩和することができる。
なお、本実施形態では、下顎歯列部2の前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯肉部8に対応する箇所に隙間14を形成した例について説明したが、少なくとも下顎歯列部2の前歯3である中切歯、側切歯に対応する箇所に隙間14を形成することが望ましい。一般的に、下顎歯列部2の中切歯、側切歯が他の歯に比べて歯肉退縮が生じ易いことが分かっている。そのため、隙間14を形成しておくことで、歯肉退縮を起きにくくすることができる。歯肉退縮を軽減することにより、隣り合う前歯3と歯肉部8との間に形成される3角形の隙間(一般的に、ブラックトライアングルとよばれる)の発生を防ぐことができる。さらに、歯頸ラインが下がりにくくなるため、歯が長く見えることも軽減でき、審美的に有利になる。そして、歯肉部8がしっかりと残ることで、歯根部7の露出による不快感や、歯のぐらつきも予防できるようになる。
次に、本実施形態の歯科矯正具10の作用を説明する。
本実施形態の歯科矯正具10は、アライナーとして使用する場合、口腔1内に挿入して下顎歯列部2の前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯冠部6に装着したとき、前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯冠部6に嵌合して個々の歯を整列すべき方向に徐々に移動させるようにしている。この歯科矯正具10の装着時には、延長部11及び段差部12は、図3及び図4に示すように舌側及び頬側のそれぞれの側と前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯肉部8との間に狭小な隙間14が形成される。
そのため、本実施形態では、歯科矯正具10の装着時、段差部12の歯列側折曲部12aから延長部11の端縁部までが下顎歯列部2の前歯3、犬歯4及び奥歯5の歯肉部8と接触することがなくなる。
なお、本実施形態とは異なる従来の歯科矯正具では、延長部11を形成せずに歯頸部とカットラインを一致させているものがある(本体部10aのみで形成されている形状に相当)。このような歯科矯正具では、歯肉部8に相当する箇所に樹脂材料がないため、歯肉退縮を防ぐことができるように見えるが、樹脂材料が少ないことによる強度不足・弾性力不足が起こり、十分に矯正が進まないことがある。
これに対して、本実施形態では、歯肉部8に相当する箇所まで樹脂材料を使いつつ、歯肉部8には樹脂材料が触れることがないように歯根部7側に延びる延長部11を形成したことにより、高強度を保持しつつ、歯肉退縮を未然に防止することが可能となる。
なお、本実施形態の歯科矯正具10は、整列すべき方向に移動させた後に、移動させた歯を元に戻らないようにリテーナーとして使用することもできる。
このように本実施形態によれば、下顎歯列部2の歯冠部6に嵌合して個々の歯を矯正する本体部10aと、この本体部10aから歯根部7側に延びるように形成した延長部11とを備え、装着状態において、延長部11と歯肉部8との間に隙間14が形成されるように構成したことにより、高強度を保持しつつ、歯肉退縮を未然に防止する(矯正具としての矯正力を低下させることなく高め、歯肉部8に対する違和感を減らして装着感を高める)ことが可能となる。
加えて、本実施形態によれば、延長部11と歯肉部8との間に隙間14が形成されているので、歯科矯正具10を下顎歯列部2に装着した状態から取り外す場合には、隙間14に引っ掛けて取り外すことができるため、歯科矯正具10を容易に取り外すことが可能となる。
また、本実施形態によれば、延長部11は、その端縁部のカットライン11aが正面視直線状に各歯の歯頚部と歯肉部8との境界線を接続した形状よりもなだらかに形成されていることにより、カットライン11aが歯頚部と歯肉部8との境界線点を接続した形状のものよりも強度を高める(矯正力を一段と高め審美感を損なうのを防止する)ことができる。
また、本実施形態によれば、本体部10aと延長部11は、同じ樹脂材料で一体的にほぼ同じ肉厚で形成され、本体部10aと延長部11との境界部分に段差部12が形成されていることにより、全体としての強度を確実に保持し、矯正力を一段と高めることが可能となる。
また、本実施形態によれば、隙間14は、0.05mm以上であることから、歯肉部8に対する違和感を一段と減らして装着感を高めることが可能となる。
[発明の他の実施形態]
本発明の各実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これらの実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記各実施形態では、歯科矯正具10を下顎歯列部2に装着した例について説明したが、これに限らず上顎歯列部に装着するようにしても同様の効果を得ることができる。加えて、歯科矯正具10を上顎歯列部及び下顎歯列部2に装着するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、歯科矯正具10の素材、形状については、口腔内に挿入することができるもので同様の機能を有するものであれば、適宜の素材で構成されていてもよい。
1 口腔
2 下顎歯列部
3 前歯
4 犬歯
5 奥歯
6 歯冠部
7 歯根部
8 歯肉部
10 歯科矯正具
10a 本体部
11 延長部
11a カットライン
12 段差部
12a 歯列側折曲部
12b 傾斜部
12c 歯肉側折曲部
14 隙間

Claims (4)

  1. 歯列部を覆うように装着されて個々の歯を矯正する歯科矯正具であって、
    前記歯列部の歯冠部に嵌合して個々の歯を矯正する本体部と、該本体部から歯根部側に延びるように形成した延長部とを備え、
    装着状態において、前記延長部と歯肉部との間に隙間が形成されるように構成し、前記本体部が前記歯肉部及び口蓋部に接触しないように構成されていることを特徴とする歯科矯正具。
  2. 前記延長部は、端縁部のカットラインが各歯の歯頚部と前記歯肉部との境界線を接続した形状よりもなだらかに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯科矯正具。
  3. 前記本体部と前記延長部との境界部分に段差が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科矯正具。
  4. 前記隙間は、0.05mm以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の歯科矯正具。
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