JP7294770B2 - 皮膚外用組成物、紫外線吸収剤の機能低下抑制用組成物及び紫外線吸収剤の機能低下抑制方法 - Google Patents

皮膚外用組成物、紫外線吸収剤の機能低下抑制用組成物及び紫外線吸収剤の機能低下抑制方法 Download PDF

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本発明は、皮膚外用組成物、紫外線吸収剤の機能低下抑制用組成物及び紫外線吸収剤の機能低下抑制方法に関する。
紫外線は、過度に浴びると皮膚に紅斑を惹起させ、急性の炎症反応を引き起こし、その後黒化をもたらして皮膚癌の原因の一つとなることが知られている。また、紫外線への長期暴露が皮膚の早期老化の原因となることも明らかになってきている。そのため、紫外線遮断効果の高い日焼け止め化粧料に対する要求は年々高まっている。
上記日焼け止め化粧料には、皮膚への紫外線照射を遮断して高いSPF(Sun Protection Factor)値を得るために、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が配合されている。このような日焼け止め化粧料は、これらの紫外線吸収剤や紫外線散乱剤によって形成される塗膜で皮膚を覆うことにより、UVA及びUVBを吸収又は散乱させて皮膚に到達する紫外線量を抑制し、紫外線の害から皮膚を守ることを意図した化粧料である。
上記紫外線吸収剤は、光エネルギーを吸収することによって紫外線を遮蔽するものであるが、紫外線の影響により、紫外線吸収剤自体が分解することも知られている。そこで、紫外線吸収剤の光安定性を向上させることにより、より長時間にわたって、日焼け止め効果が持続する日焼け止め化粧料が求められている。そこで、紫外線吸収剤の光安定性を向上させるための方法としては、日焼け止め剤をカプセル化する方法(特許文献1参照)、紫外線吸収剤を特定の樹脂に分散させて所定の粒子径を持つ複合粒子とする方法(特許文献2参照)などが知られている。しかし、これら従来の方法では、まだ十分に紫外線吸収剤の光安定性を向上させることができない。
米国特許第5733531号明細書 特表2011-526271号公報
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、紫外線遮断効果に優れ、その効果が長時間持続する、新しいタイプの皮膚外用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究した結果、紫外線吸収剤と共に、
ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分、並びに多価アルコールを配合することで、紫外線吸収剤の光安定性を向上させ、さらに耐水性にも優れ、二次付着も起こり難い新しいタイプの皮膚外用組成物が得られることを見出した。すなわち、本発明の要旨は以下のとおりである。
[1](A)紫外線吸収剤、(B)ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分、並びに(C)多価アルコール
を含有する皮膚外用組成物。
[2](A)紫外線吸収剤が、油溶性紫外線吸収剤である、[1]に記載の皮膚外用組成物。
[3](A)紫外線吸収剤が、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、オクトクリレン、ポリシリコーン-15、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸エチルヘキシル、及びt-ブチルメトキシジベンゾイルメタンからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]又は[2]に記載の皮膚外用組成物。
[4](C)多価アルコールが、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,3-プロピレングリコール、1,3-ブタンジオールからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]から[3]のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
[5]ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分と、多価アルコールとを含む、紫外線吸収剤の機能低下抑制用組成物。
[6]ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分と、多価アルコールとを用いる、紫外線吸収剤の機能低下抑制方法。
本発明によれば、紫外線吸収剤と共に、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種、並びに多価アルコールを配合することで、紫外線遮断効果に優れ、その効果が長時間持続し、かつ白残りや白浮きを起こすことがない、新しいタイプの皮膚外用組成物を提供することができる。さらに、本発明の皮膚外用組成物は、耐水性に優れると共に、二次付着による紫外線吸収能の低下も起こしにくいという効果も奏する。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書中で使用される用語は、特に言及しない限り、当該技術分野で通常用いられる意味で解釈される。
[皮膚外用組成物]
本発明の皮膚外用組成物は、(A)紫外線吸収剤、(B)ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分、並びに(C)多価アルコールを含有する。さらに、本発明の皮膚外用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の成分を含んでもよい。以下に各成分について詳細に説明する。
<(A)紫外線吸収剤>
(A)紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して熱、振動、蛍光、ラジカル等に変換し、皮膚を保護するような機能を有する化合物をいい、例えばケイ皮酸誘導体、ベンザルマロナート誘導体、トリアジン誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、安息香酸誘導体、サリチル酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体、ベンジリデンショウノウ誘導体、フェニルベンゾイルイミダゾール誘導体、アントラニル誘導体、イミダゾリジン誘導体等の有機紫外線吸収剤が挙げられる。紫外線吸収剤は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
ケイ皮酸誘導体としては、例えばメトキシケイ皮酸エチルヘキシル(ユビナールMC80、ユビナールMC80N、BASFジャパン社;パルソールMCX、DSMニュートリションジャパン社等)、メトキシケイ皮酸イソアミル(ネオヘリパンTS、ハーマンアンドレイマー社等)、α-シアノ-β-フェニルケイ皮酸2-エチルヘキシル(別名:オクトクリレン、パルソール340、DSMニュートリションジャパン社等)、メトキシケイ皮酸イソプロピル、シノキサート、DEAメトキシシンナマート、メチルケイ皮酸ジイソプロピル、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシメキシ)シリルイソペンチル、2,5-ジイソプロピルケイ皮酸メチル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等が挙げられる。
ベンザルマロナート誘導体としては、例えばポリシリコーン-15(別名:ジメチコジエチルベンザルマロネート、パルソールSLX、DSMニュートリションジャパン社等)が挙げられる。
トリアジン誘導体としては、例えばビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(2,4-ビス-[{4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}-フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン)(チノソルブS、BASFジャパン社等)、2,2’-メチレンビス(6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール(チノソルブM、BASFジャパン社等)、エチルヘキシルトリアゾン(2,4,6-トリス[4-(2-エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジン)(ユビナールT150、BASFジャパン社等)、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾリン(ユバソーブHEB、シグマ3V社等)等が挙げられる。
ジベンゾイルメタン誘導体としては、例えばt-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(別名:4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン、パルソール1789、DSMニュートリションジャパン社等)、4-イソプロピルジベンゾイルメタン(ユーソレックス8020、メルク社等)等が挙げられる。
安息香酸誘導体としては、例えばジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(ユビナールAプラス、BASFジャパン社等)、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸(PABA)、グリセリルPABA、エチルPABA、エチル-ジヒドロキシプロピルPABA、エチルヘキシル-ジメチルPABA等が挙げられる。
サリチル酸誘導体としては、例えばサリチル酸ホモメンチル(パルソールHMS、DSMニュートリションジャパン社等)、エチルヘキシルサリチラート(ネオヘリオパンOS、ハーマンアンドレイマー社等)、ジプロピレングリコールサリチラート(ディピサル、スケル社)、TEAサリチラート(ネオヘリオパンTS、ハーマンアンドレイマー社等)、サリチル酸エチレングリコール等が挙げられる。
ベンゾフェノン誘導体としては、例えばベンゾフェノン-1(ユビナール400、BASFジャパン社等)、ベンゾフェノン-2(ユビナールD50、BASFジャパン社等)、ベンゾフェノン-3(ユビナールM40、BASFジャパン社等)、ベンゾフェノン-4(ユビナールMS40、BASFジャパン社等)、ベンゾフェノン-5(ヘリソーブ11、ノルクアイ社等)、ベンゾフェノン-8(スペクトラソーブ、アメリカン・シアナミド社等)、ベンゾフェノン-9(ユビナールDS49、BASFジャパン社等)等が挙げられる。
ベンジリデンショウノウ誘導体としては、例えば3-ベンジリデンショウノウ(メギゾリルSD、シメックス社等)、ベンジリデンショウノウスルホン酸(メギゾリルSL、シメックス社等)、メト硫酸ショウノウベンザルコニウム(メギゾリルSO、シメックス社等)、テレフタリリデンジショウノウスルホン酸(メギゾリルSX、シメックス社等)、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノウ(メギゾリルSW、シメックス社等)等が挙げられる。
フェニルベンゾイルイミダゾール誘導体としては、例えばフェニルベンズイミダゾールスルホン酸(パルソールHS、DSMニュートリションジャパン社等)、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム(ネオヘリオパンAP、ハーマンアンドレイマー社等)等が挙げられる。
アントラニル誘導体としては、例えばアントラニル酸メンチル等が挙げられる。
イミダゾリジン誘導体としては、例えばジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸エチルヘキシル(別名;ジメトキシベンジリデンオキソイミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル)等が挙げられる。
(A)紫外線吸収剤としては、後述する(B)成分及び(C)成分を配合することによって光安定性が顕著に向上するという観点から、ケイ皮酸誘導体、ベンザルマロナート誘導体、トリアジン誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、安息香酸誘導体が好ましく、中でも、油溶性紫外線吸収剤がより好ましく、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、オクトクリレン、ポリシリコーン-15、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸エチルヘキシル、及びt-ブチルメトキシジベンゾイルメタンがさらに好ましく、メトキシケイ皮酸エチルヘキシルが特に好ましい。
本発明の皮膚外用組成物中の(A)紫外線吸収剤の含有量は、皮膚外用組成物の全量に対して、0.01重量%以上30重量%以下が好ましく、0.05重量%以上25重量%以下がより好ましく、0.1重量%以上20重量%以下がさらに好ましい。(A)紫外線吸収剤の含有量が上記数値範囲であれば、皮膚外用組成物による紫外線遮断効果が十分に得られる。
<(B)ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分>
(B)成分は、後述する(C)成分と共に、(A)紫外線吸収剤を含む皮膚外用組成物に配合することにより、(A)紫外線吸収剤の光安定性を顕著に向上させることができる成分である。なお、(B)成分は一般的には、増粘剤、被膜形成剤等として使用される成分である。(B)成分は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
(ポリアミド-3;Polyamide-3)
ポリアミド-3は、ジリノール酸、エチレンジアミンとポリプロピレングリコールジアミンを縮合させて得られる共重合体の両末端をPEG/PPG-32/10アミノプロピルメチルエーテルでブロックしたものである。これらの市販品としては、例えば、OleoCraft MP-30、OleoCraft HP-31、OleoCraft MP-32(以上、CRODA社製)等が挙げられる。
(ポリアミド-8;Polyamide-8)
ポリアミド-8は、エチレンジアミン、ネオペンチルグリコールと水添ダイマージリノール酸の共重合体の末端をステアリルアルコールでブロックしたものである。これらの市販品としては、例えば、OleoCraft LP-20(CRODA社製)等が挙げられる。
(エチルセルロース)
エチルセルロースは、β-グルコースが縮合重合したセルロースのグルコース単位のヒドロキシル基の一部又は全部をエチルエーテルに置換したものである。これらの市販品としては、例えば、ETHOCEL Standard 7 Premium、ETHOCEL Standard 10 Premium、ETHOCEL Standard 45 Premium、ETHOCEL Standard 100 Premium(The Dow Chemical Company社製)等が挙げられる。
(アミノ酸系油ゲル化剤)
アミノ酸系油ゲル化剤は、N-アシルアミノ酸のアミド、エステル、アミン塩などの誘導体であり、例えば、ジブチルラウロイルグルタミド、ジブチルエチルヘキサノイルグルタミド、ラウロイルグルタミン酸ステアリルアミド、ジカプロイルリジンラウリルアミド、ジカプロイルリジンラウリルアミン塩、ジカプロイルリジンラウリルエステル、ラウロイルフェニルアラニンラウリルアミド等が挙げられる。これらのうち、本発明の効果の観点から、ジブチルラウロイルグルタミド、ジブチルエチルヘキサノイルグルタミドが好ましい。これらの市販品としては、例えば、GP-1、EB-21(味の素ヘルシーサプライ社製)等が挙げられる。
本発明の皮膚外用組成物が含有する(B)成分としては、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース、ジブチルラウロイルグルタミドがより好ましく、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロースがさらに好ましく、ポリアミド-8が特に好ましい。
本発明の皮膚外用組成物中の(B)成分の含有量は、皮膚外用組成物の全量に対して、0.01重量%以上30重量%以下が好ましく、0.05重量%以上25重量%以下がより好ましく、0.1重量%以上20重量%以下がさらに好ましい。(B)成分の含有量が上記数値範囲であれば、後述する(C)成分と共に、皮膚外用組成物中の(A)紫外線吸収剤の光安定性の顕著な向上効果を奏する。
本発明の皮膚外用組成物が含有する(A)紫外線吸収剤と(B)成分との比は、(A)紫外線吸収剤(重量%)に対する(B)成分(重量%)の割合が、1/50~10であり、1/20~5であることが好ましく、1/10~3であることがより好ましく、1/5~1.5であることがさらに好ましい。
<(C)多価アルコール>
(C)多価アルコールは、上述した(B)成分と共に、(A)紫外線吸収剤を含む皮膚外用組成物に配合することにより、(A)紫外線吸収剤の光安定性を向上させることができる成分である。(C)多価アルコールは、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
(C)多価アルコールとしては、炭素数2~10のものが好ましく、例えば、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、プロピレングリコール、1,3-プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブタンジオール(1、3-ブチレングリコール)、エチレングリコール、ジエチレングリコール、イソプレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、オクタンジオール、デカンジオール、ネオペンチルグリコール等が挙げられる。
これらの中でも、本発明の効果の観点から、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、プロピレングリコール、1,3-プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、イソプレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、オクタンジオールが好ましく、グリセリン、プロピレングリコール、1,3-プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2-ヘキサンジオールがより好ましい。
本発明の皮膚外用組成物中の(C)成分の含有量は、皮膚外用組成物の全量に対して、0.01重量%以上30重量%以下が好ましく、0.05重量%以上20重量%以下がより好ましく、0.1重量%以上15重量%以下がさらに好ましい。(C)成分の含有量が上記数値範囲であれば、上述した(B)成分と共に、皮膚外用組成物中の(A)紫外線吸収剤の光安定性の向上効果を奏する。
本発明の皮膚外用組成物が含有する(A)紫外線吸収剤と(C)成分との比は、(A)紫外線吸収剤(重量%)に対する(C)成分(重量%)の割合が、1/50~20であり、1/20~10であることが好ましく、1/15~5であることがより好ましく、1/10~1であることがさらに好ましい。
本発明の皮膚外用組成物が含有する(B)成分と(C)成分との比は、(B)成分(重量%)に対する(C)成分(重量%)の割合が、1/50~20であり、1/20~10であることが好ましく、1/15~5であることがより好ましく、1/5~2.5であることがさらに好ましい。
<その他の成分>
本発明の皮膚外用組成物が含む任意成分としては、例えば、美白有効成分、ターンオーバー促進剤、抗糖化成分、抗酸化成分、老化防止成分、抗炎症剤、清涼化剤、殺菌剤、ビタミン類、有機酸、保湿成分、スクラブ剤、紫外線散乱成分、収斂成分、ペプチド又はその誘導体、アミノ酸又はその誘導体、洗浄成分、角質柔軟成分、細胞賦活化成分、血行促進作用成分等が挙げられる。なお、本発明の皮膚外用組成物において、これらの成分は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記美白有効成分としては、例えば、トコフェロール、ビタミンC及びその誘導体、アルブチン、コウジ酸、プラセンタ、エラグ酸、ニコチン酸アミド、トラネキサム酸及びその誘導体、ハイドロキノン、ルシノール(登録商標)、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、リノール酸及びその誘導体、等が挙げられる。
上記ターンオーバー促進剤としては、例えば、後述するビタミン類、角質柔軟成分、細胞賦活化成分、血行促進成分等が挙げられる。
上記抗糖化成分としては、例えば、ブドレジャアキシラリス葉エキス等の植物エキス、月見草油、アムラーの果実、果汁又はそれらの抽出物、L-アルギニン、L-リジン、加水分解カゼイン、加水分解性タンニン、カルノシン等が挙げられる。
上記抗酸化成分としては、例えば、植物(例えば、ブドウ、オタネニンジン、及びコンフリー等)に由来する成分;プロアントシアニジン、トコフェロール及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、へスペリジン及びその誘導体、エルゴチオネイン、亜硫酸水素ナトリウム、エリソルビン酸及びその塩、フラボノイド、グルタチオン等が挙げられる。
上記老化防止成分としては、例えば、加水分解大豆タンパク、レチノイド(レチノール及びその誘導体、レチノイン酸、及びレチナール等)、パンガミン酸、カイネチン、ウルソール酸、ウコンエキス、スフィンゴシン誘導体、ケイ素、ケイ酸、N-メチル-L-セリン、メバロノラクトン等が挙げられる。
上記抗炎症剤としては、例えば、アラントイン及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体、サリチル酸誘導体、アミノカプロン酸、アズレン及びその誘導体、酸化亜鉛、酢酸トコフェロール等が挙げられる。
上記清涼化剤としては、例えば、メントール、カンフル、ゲラニオール等のテルペン類(これらはd体、l体又はdl体のいずれでもよい。);ユーカリ油、ベルガモット油、ペパーミント油、クールミント油、スペアミント油、ハッカ油等の精油等が挙げられる。
上記殺菌剤としては、例えば、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム、エタノール、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸及びその誘導体、ポ感光素101号、感光素201号、パラベン、フェノキシエタノール、ピロクトオラミン、ミコナゾール等が挙げられる。
上記ビタミン類としては、水溶性ビタミン及び油溶性ビタミンのいずれであってもよく、例えば、ビタミンB6類、パントテン酸類、ニコチン酸類、ビタミンB1類、ビタミンB2類、ビオチン類葉酸類、ビタミンB12類、水溶性のビタミンC類、油溶性のビタミンC類、ビタミンK類;フェルラ酸等のビタミン様作用因子等が挙げられる。
上記有機酸としては、例えば、グルコン酸、アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸、クエン酸、グルタミン酸、コハク酸、シュウ酸、フマル酸、プロピオン酸、リンゴ酸、サリチル酸、グリコール酸、フィチン酸、酒石酸、酢酸、乳酸、及びこれらの塩等が挙げられる。塩としては、例えば、硫酸、塩酸又はリン酸等の鉱酸の塩、マレイン酸又はメタンスルホン酸等の有機酸の塩、ナトリウム又はカリウム等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
上記保湿成分としては、例えば、ヒアルロン酸ナトリウム、ヘパリン類似物質、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、ケラチン、キチン、キトサン等の高分子化合物;グリシン、アスパラギン酸、アルギニン等のアミノ酸;乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿因子;セラミド、コレステロール、リン脂質等の脂質;カミツレエキス、ハマメリスエキス、チャエキス、シソエキス等の植物抽出エキス等が挙げられる。
上記スクラブ剤としては、例えば、アプリコット核粉末、アーモンド殻粉末、アンズ核粉末、塩化ナトリウム粒、オリーブ核粉末、海水乾燥物粒、キャンデリラワックス、くるみ殻粉末、さくらんぼ核粉末、サンゴ粉末、炭粉末、はしばみ殻粉末、ポリエチレン末、無水ケイ酸等が挙げられる。
上記紫外線散乱成分としては、例えば、含水ケイ酸、ケイ酸亜鉛、ケイ酸セリウム、ケイ酸チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、無水ケイ酸等の無機化合物、これらの無機化合物を含水ケイ酸、水酸化アルミニウム、マイカやタルク等の無機粉体で被覆したり、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエステル、ポリスチレン、ナイロン等の樹脂粉体に複合化したもの、さらにシリコーン油や脂肪酸アルミニウム塩等で処理したもの等が挙げられる。
上記収斂成分としては、例えば、ミョウバン、硫酸亜鉛、塩化アルミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、タンニン酸等が挙げられる。
上記ペプチド又はその誘導体としては、例えば、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、エラスチン分解ペプチド、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、加水分解大豆蛋白、小麦蛋白、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド(パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等)等が挙げられる。
上記アミノ酸又はその誘導体としては、例えば、ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、β-アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、ヒスチジン、タウリン、γ-アミノ酪酸、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸、カルニチン、カルノシン、クレアチン等が挙げられる。
上記洗浄成分としては、例えば、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パルミチン酸カリウム又はステアリン酸カリウム等のアルカリ金属塩、アルカノールアミド塩又はアミノ酸塩等から選ばれる石けん類;ココイルグルタミン酸Na、ココイルメチルタウリンNa等のアミノ酸系界面活性剤;ラウレス硫酸Na等のエーテル硫酸エステル塩;ラウリルエーテル酢酸Na等のエーテルカルボン酸塩;アルキルスルホコハク酸エステルNa等のスルホコハク酸エステル塩;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド;ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等のモノアルキルリン酸エステル塩;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン及びラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等のベタイン型両性界面活性剤;ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等のアミノ酸型両性界面活性剤等が挙げられる。
上記角質柔軟成分としては、例えば、乳酸、サリチル酸、グルコール酸、クエン酸、リンゴ酸、フルーツ酸、フィチン酸、尿素、イオウ等が挙げられる。
上記細胞賦活化成分としては、例えば、γ-アミノ酪酸等のアミノ酸類;レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸類等のビタミン類;グリコール酸、乳酸等のα-ヒドロキシ酸類;タンニン、フラボノイド、サポニン、感光素301号等が挙げられる。
上記血行促進作用成分としては、植物(例えば、オタネニンジン、アシタバ、アルニカ、イチョウ、ウイキョウ、エンメイソウ、オランダカシ、カミツレ、ローマカミツレ、カロット、ゲンチアナ、ゴボウ、コメ、サンザシ、シイタケ、ショウガ、セイヨウサンザシ、セイヨウネズ、センキュウ、センブリ、タイム、チョウジ、チンピ、トウガラシ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、ニンニク、ブッチャーブルーム、ブドウ、ボタン、マロニエ、メリッサ、ユズ、ヨクイニン、リョクチャ、ローズマリー、ローズヒップ、チンピ、トウキ、トウヒ、モモ、アンズ、クルミ、トウモロコシ等)に由来する成分;アセチルコリン、イクタモール、カンタリスチンキ、ガンマーオリザノール、セファランチン、トラゾリン、ニコチン酸トコフェロール、グルコシルヘスペリジン等が挙げられる。
<皮膚外用組成物の製造方法>
本発明の皮膚外用組成物の製造方法は特に制限されず、必須成分である(A)紫外線吸収剤、(B)成分及び(C)成分、並びに、必要に応じて配合される成分(上記その他の成分、後述する基剤又は担体、添加剤等)を適宜選択、配合して、常法により製造することができる。本発明の皮膚外用組成物においては、(A)紫外線吸収剤、(B)成分及び(C)成分は、均一に分散している。
<皮膚外用組成物の用途>
本発明の皮膚外用組成物は、紫外線遮断効果、日焼け止め効果を期待して使用されるものである。本発明の皮膚外用組成物は、光安定性に優れるため、長時間にわたって効果が持続する。さらに、耐水性に優れ、二次付着もおこしにくいため、あらゆる環境下で効果的に使用することができる。このような目的で使用する本発明の皮膚外用組成物は、例えば、日焼け止め、美容液、化粧水、乳液、クリーム、ジェルクリーム、化粧下地、ファンデーション、リップケア剤、クレンジング、洗浄剤等として好適に使用することができ、より好ましくは、日焼け止め、美容液、化粧水、乳液、クリーム、ジェルクリーム等のスキンケア製品として使用することができる。
<製剤>
本発明の皮膚外用組成物は、その必須成分及び上記で説明したその他の成分等を、化粧品、医薬品、医薬部外品に通常使用される基剤又は担体、及び必要に応じて、後述する添加剤と共に常法に従い混合して、必要に応じて乳化又は可溶化を行い、各種の製剤形態の皮膚外用組成物とすることができる。
上記基剤又は担体としては、例えば、流動パラフィン、パラフィンワックス、スクワラン、ワセリン、ゲル化炭化水素(プラスチベース等)、オゾケライト、ミネラルオイル、α-オレフィンオリゴマー、軽質流動パラフィン等の炭化水素;メチルポリシロキサン(ジメチコン)、環状シリコーン(シクロペンタシロキサン)、変性シリコーン(ジフェニルジフェニルシロキシフェニルトリメチコン等)、シリコーンレジン等のシリコーン油;ヤシ油、オリーブ油、コメヌカ油、シアバター等の油脂;ホホバ油、ミウロウ、キャンデリラロウ、ラノリン等のロウ類;セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、フィトステロール、コレステロール等の高級アルコール;メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースポリビニルピロリドン、カラギーナン、ポリエチレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、エチルヘキサン酸セチル、安息香酸アルキル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、コハク酸ジエチルヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、トリメリト酸トリエチルヘキシル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリット)等のエステル類;デキストリン、マルトデキストの多糖類;エタノール等の低級アルコール;ジエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル;水等が挙げられる。
以上説明した基剤又は担体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。またそれらの使用量は当業者に公知の範囲から適宜選択される。
<添加剤>
本発明の皮膚外用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品、医薬部外品に添加される公知の添加剤、例えば、界面活性剤、酸化防止剤、着色剤、パール光沢付与剤、キレート剤、pH調整剤、保存剤、増粘剤((B)成分を除く)、使用感改良剤等を添加することができる。これらの添加剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
上記界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤等のいずれでもよく、例えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40(HCO-40)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50(HCO-50)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60(HCO-60)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油80(HCO80)等の硬化ヒマシ油誘導体;モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル;グリセリンアルキルエーテル;アルキルグルコシド;ポリオキシエチレンセチルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ステアリルアミン、オレイルアミン等のアミン類;ショ糖カプリル酸エステル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖イソステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-12ジメチコン等のシリコーン系界面活性剤等が挙げられる。
上記酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類およびその誘導体またはそれらの塩(α-トコフェロール、δ-トコフェロール、酢酸-α-トコフェロール、トコトリエノール等)、ピロロキノリンキノンおよびその誘導体またはそれらの塩、ユビキノン類およびその誘導体またはそれらの塩、レチノール類およびその誘導体またはそれらの塩、パントテン酸類およびその誘導体またはそれらの塩、アスコルビン酸類およびその誘導体またはそれらの塩、エリソルビン酸類およびその誘導体またはそれらの塩等のビタミン系酸化防止剤、システイン、ホモシステイン、アセチルシステイン、チオタウリン、メチオニン、チオグリセロール、亜硫酸ナトリウム等の含硫黄系酸化防止剤、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、マロン酸ビスエチルヘキシルヒドロキシジメトキシベンジル、マロン酸ジエチルヘキシルシリンギリデン、クロロゲン酸類およびその誘導体またはそれらの塩、没食子酸類およびその誘導体またはそれらの塩等のフェノール系酸化防止剤、植物(ブドウ、オタネニンジン、コンフリーなど)に由来するプロアントシアニジン、ヘスペリジン、グルコシルヘスペリジン、フラボノイド等のポリフェノール系酸化防止剤等が挙げられる。
上記着色剤としては、例えば、無機顔料、天然色素等が挙げられる。
上記キレート剤としては、例えば、EDTA・2ナトリウム塩(エデト酸ナトリウム)、ヒドロキシエタンジホスホン酸・カルシウム・2ナトリウム塩等が挙げられる。
上記pH調整剤としては、例えば無機酸(塩酸、硫酸等)、有機酸(乳酸、乳酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナトリウム等)、無機塩基(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等)、有機塩基(トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)等が挙げられる。
上記保存剤としては、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、ソルビン酸、フェノキシエタノール等が挙げられる。
上記増粘剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系増粘剤、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース系増粘剤、グアーガム、ペクチン、プルラン、ゼラチン、ローカストビーンガム、カラギーナン、寒天、キサンタンガム、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ポリエチレングリコール、ベントナイト、アルギン酸、アルギン酸プロピレングリコール、マクロゴール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー等が挙げられる。
上記使用感改良剤としては、例えば、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、アクリレーツコポリマー、アクリレーツクロスポリマー、(アクリル酸ブチル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、メタクリル酸メチルクロスポリマー、(メタクリル酸メチル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、(スチレン/ジビニルベンゼン)クロスポリマー、ラウロイルリシン、ナイロンー12、ポリメチルシルセスキオキサン等が挙げられる。
<製剤形態>
本発明の皮膚外用組成物の製剤形態は特に限定されず、例えば、液剤(化粧水、ローション、美容液等)、クリーム製剤(乳液、クリーム、ジェルクリーム、バーム等)、ジェル製剤、ゼリー製剤、シャーベット製剤、エアゾール剤、フォーム製剤、スプレー製剤、スティック製剤、その他軟膏剤、固形剤等が挙げられる。これらの製剤は、常法、例えば第17改正日本薬局方製剤総則に記載の方法等に従い製造することができる。また目的とする安定性、使用感等を考慮し、適宜、W/O、O/W、W/O/W、O/W/O型エマルション等の剤型が選択できる。
<pH>
本発明の皮膚外用組成物のpHは、通常pH3.0~8.0であり、pH3.5~7.5であることが好ましい。なお、このpHは、例えば後述するpH調整剤の使用により調整することができる。ただし、pH測定が不能又は困難な製剤形態については、この限りではない。
[紫外線吸収剤の機能低下抑制用組成物]
本発明は、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分(上記(B)成分)と、多価アルコール(上記(C)成分)とを含む、紫外線吸収剤(上記(A)成分)の機能低下抑制用組成物も含む。本発明の皮膚外用組成物の項において詳述したとおり、紫外線吸収剤を含む皮膚外用組成物において、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分(上記(B)成分)と、多価アルコール(上記(C)成分)とを配合することにより、紫外線吸収剤の光安定性を向上させることができる。すなわち、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種の成分(上記(B)成分)と、多価アルコール(上記(C)成分)とを含む組成物を、紫外線吸収剤を含む皮膚外用組成物等に添加することで、紫外線によって紫外線吸収剤の機能が低下するのを抑制することができる。なお、各成分の詳細な説明、(B)成分と(C)成分との比率、(A)成分に対してそれぞれを添加する比率等については、上述の本発明の皮膚外用組成物の項の説明を適用できる。
[紫外線吸収剤の機能低下抑制方法]
本発明は、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種と、多価アルコールとを用いる紫外線吸収剤の機能低下抑制方法も含む。本発明の紫外線吸収剤の機能低下抑制方法によると、日焼け止め料等の皮膚外用組成物において、上記成分を配合するだけで、紫外線吸収剤の光安定性を容易に向上させることができ、しかも、得られる皮膚外用組成物の安全性、使用感にも優れる。なお、各成分の詳細な説明、使用する際の(B)成分と(C)成分との比率、(A)成分に対してそれぞれを添加する比率等については、上述の本発明の皮膚外用組成物の項の説明を適用できる。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されない。
<皮膚外用組成物の調製>
下記表1~5の処方に従い、均一に分散された皮膚外用組成物(日焼け止め化粧料)を調製した。
[試験1]光安定性評価試験
下記表1に記載の組成の皮膚外用組成物(日焼け止め化粧料)を、常法にて調製した。得られた各皮膚外用組成物を、縦50mm、横50mmのポリメチルメタクリレート(PMMA)製の板に2mg/cmになるように均一に塗布し、市販のin vitro SPF評価装置を用いて、波長が290~400nmの分光透過スペクトルを測定した。このとき、波長ステップを1nm、分光透過スペクトルの測定箇所は1箇所とし、測定回数は7回とした。得られた分光スペクトルから、メトキシケイ皮酸エチルヘキシルのλmax(310nm)の吸光度を算出し、測定1回目の吸光度を100%としたときの7回目測定時の吸光度の割合(%)を示した。結果は下記表1から5に示した。
[試験2]耐水性評価試験(水処理後の残存試験)
各皮膚外用組成物を、PMMA製の板に1.3mg/cmになるように均一に塗布し、乾燥させた。試料乾燥後、紫外可視分光光度計(UV-2450:島津製作所社製)にて、各PMMA板におけるメトキシケイ皮酸エチルヘキシルのλmax(310nm)の吸光度を算出した。その後、水処理を行い、再度、同様の方法にて310nmの吸光度を測定して、水処理前後での吸光度を比較することで、残存率を算出した。算出式は下記の式の通りである。なお、本試験例において水処理とは、組成物を塗布したPMMA製の板を、水浴の攪拌羽根の一端に取り付け、撹拌羽根ごと20~25℃の水浴(水道水)に浸し、5分間水浴を攪拌し続け、その後、PMMA製板をゆっくり取り外し、暗所で30分放置して乾燥させることを指す。また、紫外線吸収スペクトルは同一のPMMA板内の異なる5点を測定し、それらの平均値を採った。結果は下記表1から4に示した。

水処理による残存率(%)
=[(水処理後の吸光度)/(水処理前の吸光度)]×100(%)
[試験3]二次付着性評価試験
各皮膚外用組成物を、PMMA板上に、試料を2mg/cmとして均一に塗布し、乾燥させた。試料乾燥後、紫外可視分光光度計(UV-2450;島津製作所社製)にて、各PMMA板におけるメトキシケイ皮酸エチルヘキシルのλmax(310nm)の吸光度を算出した。その後、ティッシュペーパー上にPMMA板の塗布面を下にして置き、500gの負荷をPMMA板の上から10分間かけ、ティッシュペーパーに付着させた後、再び310nmの吸光度を算出し、付着前後での吸光度を比較することで残存率を算出した。付着前後での吸光度の差が小さいほど二次付着性が低いとして評価した。算出式は下記の式の通りである。なお、紫外線吸収スペクトルは同一のPMMA板内の異なる5点を測定し、それらの平均値を採った。結果は下記表1から4に示した。

紫外線吸収能の残存率(%)
=[(付着後の吸光度)/(付着前の吸光度)]×100(%)
[試験4]白残り評価
各皮膚外用組成物について、5cm角の黒色人工皮革に50μL塗布したときの色を目視で観察し、塗布時の白残りを以下の基準により評価した。結果は下記表1から5に示した。

評価基準
-:白残り なし
+:白残り あり
Figure 0007294770000001
Figure 0007294770000002
Figure 0007294770000003
Figure 0007294770000004
Figure 0007294770000005
表1~5に示したとおり、実施例の皮膚外用組成物は、比較例と比べて、7回目測定時の吸光度の残存率が高く、光安定性に優れることがわかった。また、水処理による吸光度の低下が抑えられ、耐水性にも優れることがわかった。さらに、二次付着も起こりにくいため、二次付着が原因となる紫外線吸収能の低下も抑制されるため、本発明の皮膚外用組成物は、長時間にわたって、紫外線遮断効果が維持されることがわかった。
以下に、本発明の皮膚外用組成物の製剤処方例を示す。
Figure 0007294770000006
Figure 0007294770000007
本発明によれば、紫外線吸収剤と共に、ポリアミド-3、ポリアミド-8、エチルセルロース及びアミノ酸系油ゲル化剤からなる群より選択される少なくとも1種、並びに多価アルコールを配合することで、紫外線遮断効果に優れ、その効果が長時間持続し、かつ白残りや白浮きを起こすことがない、新しいタイプの皮膚外用組成物を提供することができる。さらに、本発明の皮膚外用組成物は、耐水性に優れると共に、二次付着による紫外線吸収能の低下も起こしにくいという効果も奏するものである。

Claims (3)

  1. (A)メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、ポリシリコーン-15、及びジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸エチルヘキシルからなる群より選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤、
    (B)ポリアミド-8、並びに
    (C)多価アルコール
    を含有し、
    (C)成分の含有量が、皮膚外用組成物の全量に対して、0.1重量%以上15重量%以下であり、かつ
    皮膚外用組成物が含有する(B)成分(重量%)に対する(C)成分(重量%)の割合が、1/50~20である皮膚外用組成物(但し、屈折率が1.45~1.55の範囲のシリカを粉末として配合しているもの、(A)成分と(B)成分によって形成された複合粒子を含むもの、リノール酸を含むものを除く)。
  2. (C)多価アルコールが、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,3-プロピレングリコール、1,3-ブタンジオールからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の皮膚外用組成物。
  3. リアミド-8と、多価アルコールとを含む、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、ポリシリコーン-15、及びジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸エチルヘキシルからなる群より選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤の機能低下抑制用組成物(但し、屈折率が1.45~1.55の範囲のシリカを粉末として配合しているもの、紫外線吸収剤と、ポリアミド-8によって形成された複合粒子を含むもの、リノール酸を含むものを除く)。
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