JP7293827B2 - サポート情報提供システム、サポート情報提供装置及びサポート情報提供プログラム - Google Patents

サポート情報提供システム、サポート情報提供装置及びサポート情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続されたサポート情報提供装置に関する。本発明は、さらに、このサポート情報提供装置が実行するサポート情報提供プログラムに関する。本発明は、さらに、このサポート情報提供装置及び電子機器を有するサポート情報提供に関する。
エンドユーザーが使用する電子機器からチャットシステムを介して投稿された問い合わせメッセージに対して、回答メッセージを投稿する技術が知られている。
特開2004-7477号公報 特開2016-45557号公報
サポート情報提供装置は、問い合わせメッセージに対して適切な回答メッセージを投稿することが望ましい。
本発明の一形態に係るサポート情報提供システムは、
第1の電子機器と、
前記第1の電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続され、制御回路を有するサポート情報提供装置と
を具備し、
前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
前記第1の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージを検出し、
前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に、前記問い合わせメッセージに対する回答として、回答メッセージを投稿し、
前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、
前記機密タームを、前記機密タームを特定しない文字列に置換することにより、代替メッセージを生成し、
前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報と関連付けて記憶し、
第2の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された、前記問い合わせ情報を意味する問い合わせメッセージを検出すると、前記問い合わせ情報と関連付けて記憶された前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記チャットシステムを介して前記第2の電子機器に投稿する。
(1)本実施形態によれば、サポート情報提供装置は、第1の電子機器からの問い合わせメッセージ又は回答メッセージに含まれる機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより生成した代替メッセージを含むチャット履歴を、問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報と関連付けて記憶する。これにより、サポート情報提供装置は、その後、第2の電子機器から投稿された問い合わせメッセージに対する回答として、記憶されたチャット履歴を投稿できる。サポート情報提供装置は、チャット履歴を投稿することで、第2の電子機器のユーザーから投稿することが予測される一連の問い合わせメッセージに対する一連の回答メッセージを一度に投稿できるので、サポート情報提供装置のデータ処理量や処理時間を削減できる。また、第2の電子機器のユーザーにとっても、一連の回答メッセージを一度に閲覧できるため、第2の電子機器に生じた問題に対して、短時間で効率的且つ容易に対応できる。さらに、サポート情報提供装置は、機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換した代替メッセージを含むチャット履歴を投稿する。これにより、第2の電子機器のユーザーに対して、第1の電子機器から投稿された機密タームが漏洩することを防止できる。
前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記問い合わせ情報と関連付けられた複数の選択肢を投稿する。
(2)本実施形態によれば、第1の電子機器のユーザーは、選択肢を選択すればよいので、問い合わせメッセージを手動入力する機会が減り、結果的に、機密タームが入力する機会が減る。これにより、記憶すべきチャット履歴が機密タームを含まない確実性をより高めることができる。また、機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより代替メッセージを生成する必要も減り、効率的である。
前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含まない場合、
前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージを含むチャット履歴を、前記問い合わせ情報と関連付けて記憶する。
(3)本実施形態によれば、機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより代替メッセージを生成する必要も減り、効率的である。
前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
前記機密タームを、前記機密タームを特定しない前記文字列に置換することにより、前記代替メッセージとして、前記機密タームを含む前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージの構文と同じ構文のメッセージを生成し、前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記問い合わせ情報と関連付けて記憶する。
(4)本実施形態によれば、代替メッセージは、機密タームを伏せつつ、文として何を意味するかをユーザーが意味的に理解可能である。
本発明の一形態に係るサポート情報提供装置は、
第1の電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続されるサポート情報提供装置であって、
前記第1の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージを検出し、
前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に、前記問い合わせメッセージに対する回答として、回答メッセージを投稿し、
前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、
前記機密タームを、前記機密タームを特定しない文字列に置換することにより、代替メッセージを生成し、
前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報と関連付けて記憶し、
第2の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された、前記問い合わせ情報を意味する問い合わせメッセージを検出すると、前記問い合わせ情報と関連付けて記憶された前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記チャットシステムを介して前記第2の電子機器に投稿する
制御回路
を具備する。
本発明の一形態に係るサポート情報提供プログラムは、
第1の電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続されるサポート情報提供装置の制御回路を、
前記第1の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージを検出し、
前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に、前記問い合わせメッセージに対する回答として、回答メッセージを投稿し、
前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、
前記機密タームを、前記機密タームを特定しない文字列に置換することにより、代替メッセージを生成し、
前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報と関連付けて記憶し、
第2の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された、前記問い合わせ情報を意味する問い合わせメッセージを検出すると、前記問い合わせ情報と関連付けて記憶された前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記チャットシステムを介して前記第2の電子機器に投稿する
よう動作させる。
本発明によれば、サポート情報提供装置が、問い合わせメッセージに対して適切な回答メッセージを投稿することを図れる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本発明中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本発明の一実施形態に係るサポート情報提供システムを示す。 電子機器のハードウェア構成を示す。 サポート情報提供装置のハードウェア構成を示す。 データベース装置のハードウェア構成を示す。 サポート情報提供システムの機能的構成を示す。 データベース装置が記憶する情報を模式的に示す。 サポート情報提供装置の動作フローを示す。 辞書が記憶する情報を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。 チャット画面の例を模式的に示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
1.サポート情報提供システム
図1は、本発明の一実施形態に係るサポート情報提供システムを示す。
サポート情報提供システム1は、電子機器10と、サポート情報提供装置20と、データベース装置30とを有する。電子機器10と、サポート情報提供装置20とは、インターネットを含むネットワークN1上で提供されるチャットシステムを介してを介して通信可能に接続される。サポート情報提供装置20と、データベース装置30とは、インターネット又はLAN等のネットワークN2を介して通信可能に接続される。以下、ネットワークN1及びN2を単にネットワークNと図示および説明することがある。サポート情報提供システム1は、複数の電子機器10と、複数のサポート情報提供装置20とを有してもよい。本実施形態では、サポート情報提供システム1は、単数の電子機器10と、単数のサポート情報提供装置20とを有する。
電子機器10は、エンドユーザーが使用する。電子機器10は、表示装置(ディスプレイ又はタッチパネル)を有する。電子機器10は、例えば、画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)である。あるいは、電子機器10は、パーソナルコンピューター、タブレットコンピューター、スマートフォン等でもよい。電子機器10は、チャットシステムを介してサポート情報提供装置20に、問い合わせメッセージを投稿する。
サポート情報提供装置20は、電子機器10のサポートサービスに従事するオペレーターが使用する。サポート情報提供装置20は、例えば、パーソナルコンピューター、タブレットコンピューター等である。サポート情報提供装置20は、チャットシステムを介して電子機器10に、問い合わせメッセージに対する回答メッセージを投稿する。
本実施形態では、便宜的に、電子機器10が投稿するメッセージを「問い合わせメッセージ」と称し、サポート情報提供装置20が投稿するメッセージを「回答メッセージ」と称する。言い換えれば、メッセージの内容が厳密に問い合わせ又は回答であるかを問題としない。
データベース装置30は、サポート情報提供装置20が電子機器10に提供する回答メッセージ等を記憶する。
サポート情報提供装置20が単数の場合、サポート情報提供装置20及びデータベース装置30は単一の情報処理装置でもよい。言い換えれば、サポート情報提供装置20が、ローカルな記憶装置としてデータベース装置30を有してもよい。しかしながら、サポート情報提供装置20が複数の場合、データベース装置30は、複数のサポート情報提供装置20とは独立するのがよい。その理由は、複数のサポート情報提供装置20が、共通のデータベース装置30にアクセス可能とするためである。
2.電子機器のハードウェア構成
図2は、電子機器のハードウェア構成を示す。
電子機器10が画像形成装置である場合のハードウェア構成を説明する。電子機器10は、制御回路11を備える。制御回路11は、プロセッサーであるCPU11a(Central Processing Unit)、RAM11b(Random Access Memory)、メモリーであるROM11c(Read Only Memory)及び専用のハードウェア回路等から構成され、電子機器10の全体的な動作制御を司る。CPU11aは、ROM11cが記憶する情報処理プログラムをRAM11bにロードして実行する。ROM11cは、CPU11aが実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM11cは、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
制御回路100は、画像読取部12(イメージスキャナー)、画像処理部14(GPU(Graphics Processing Unit)を含む)、画像メモリー15、画像形成部16(プリンター)、表示部17aを備える操作部17(タッチパネル)、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量の不揮発性の記憶装置18、ファクシミリ通信部19及びネットワーク通信インターフェース13等と接続されている。制御回路100は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。操作部17(タッチパネル)は、入力装置の一形態であり、入力装置として、マイクロフォンを含む音声入力装置が設けられてもよい。
3.サポート情報提供装置のハードウェア構成
図3は、サポート情報提供装置のハードウェア構成を示す。
サポート情報提供装置20は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶装置24、ネットワーク通信インターフェース25、操作装置26及び表示装置27と、これらを相互に接続するバス28とを有する。
CPU21、ROM22、及びRAM23は、制御回路200を構成する。CPU21は、ROM22が記憶する情報処理プログラムをRAM23にロードして実行する。ROM22は、CPU21が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM22は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
4.データベース装置のハードウェア構成
図4は、データベース装置のハードウェア構成を示す。
データベース装置30は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶装置34、ネットワーク通信インターフェース35、操作装置36及び表示装置37と、これらを相互に接続するバス38とを有する。
CPU31、ROM32、及びRAM33は、制御回路300を構成する。CPU31は、ROM32が記憶する情報処理プログラムをRAM33にロードして実行する。ROM32は、CPU31が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM32は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
5.サポート情報提供システムの機能的構成
図5は、サポート情報提供システムの機能的構成を示す。
サポート情報提供装置20の制御回路200において、CPU21は、ROM22が記憶するチャットアプリケーション210をRAM23にロードして実行する。電子機器10の制御回路11において、CPU11aは、ROM11cが記憶するチャットアプリケーション110をRAM11bにロードして実行する。これにより、電子機器10及びサポート情報提供装置20は、チャットシステムを介して通信する。
サポート情報提供装置20の制御回路200において、CPU21は、ROM22が記憶する情報処理プログラム(サポート情報提供プログラム)をRAM23にロードして実行することにより、問い合わせ検出部201、回答投稿部202、チャット履歴使用管理部203、機密ターム置換部204及びチャット履歴記憶部205として動作する。
6.データベース装置が記憶する情報
図6は、データベース装置が記憶する情報を模式的に示す。
データベース装置30の記憶装置34は、回答情報データベース310を記憶する。回答情報データベース310は、問い合わせ情報301、回答メッセージ302、選択肢303及びチャット履歴304を、互いに関連付けて記憶する。問い合わせ情報301に対して、少なくとも回答メッセージ302が関連付けて記憶される。一方、選択肢303及びチャット履歴304は記憶されていないこともある。
問い合わせ情報301は、サポート情報提供装置20に投稿された問い合わせメッセージが意味する情報である。問い合わせ情報301は、問い合わせメッセージそのものでもよい。あるいは、問い合わせ情報301は、問い合わせメッセージに含まれるキーワードなどでも良い。
回答メッセージ302は、問い合わせ情報301を意味する問い合わせメッセージに対する回答としての、回答メッセージの定型句である。
選択肢303は、問い合わせ情報301を意味する問い合わせメッセージに対する回答としての、複数の選択肢である。
チャット履歴304は、問い合わせ情報301を意味する問い合わせメッセージに対する回答としての、過去のチャット履歴である。
7.サポート情報提供装置の動作
図7は、サポート情報提供装置の動作フローを示す。
前提として、電子機器10に問題が発生する。エンドユーザーは、使用中の電子機器10の操作部17を操作して、チャットシステムにアクセスし、問い合わせメッセージを投稿する。
サポート情報提供装置20の問い合わせ検出部201は、電子機器10(第1の電子機器)からチャットシステムを介してサポート情報提供装置20に投稿された問い合わせメッセージを検出する(ステップS201、YES)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージに対する回答を、回答情報データベース310から検索する(ステップS202)。具体的には、回答投稿部202は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報301に関連付けて、チャット履歴304が記憶されているか否かを判断する(ステップS203)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、チャット履歴304が記憶されていなければ(ステップS203、NO)、問い合わせ情報301に関連付けて記憶された回答メッセージ302を読み出す。回答投稿部202は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージに対する回答として、回答メッセージ302を、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する(ステップS205)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、さらに、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報301に関連付けて、選択肢303が記憶されているか否かを判断する(ステップS206)。回答投稿部202は、問い合わせ情報301に関連付けて選択肢303が記憶されていれば(ステップS206、YES)、選択肢303を読み出す。回答投稿部202は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージに対する回答として、選択肢303を、チャットシステムを介して電子機器10にさらに投稿する(ステップS207)。
その後、ステップS201乃至ステップS207のループが繰り返される。サポート情報提供装置20の問い合わせ検出部201は、サポート情報提供装置20又は電子機器10からチャットシステムを介して投稿された問い合わせ終了のメッセージを検出する(ステップS201、NO)。
サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、記憶装置24から、チャット履歴提供確認メッセージ211を読み出す。チャット履歴使用管理部203は、チャット履歴提供確認メッセージ211を、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する(ステップS208)。チャット履歴提供確認メッセージ211は、今回のチャット履歴(問い合わせメッセージ及び回答メッセージを含む)を、事後的に、このチャットシステムで他の電子機器10(第2の電子機器)に提供することを許可するか否かを問い合わせるためのメッセージである。
サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、電子機器10からチャットシステムを介してサポート情報提供装置20に投稿された回答として、チャット履歴を提供することを許可しないことを意味する投稿を検出すると、処理を終了する(ステップS209、NO)。
一方、サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、電子機器10からチャットシステムを介してサポート情報提供装置20に投稿された回答として、チャット履歴を提供することを許可することを意味する投稿を検出する(ステップS209、YES)。すると、チャット履歴使用管理部203は、記憶装置24から、チャット履歴機密確認メッセージ212を読み出す。チャット履歴使用管理部203は、チャット履歴機密確認メッセージ212を、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する(ステップS210)。チャット履歴機密確認メッセージ212は、今回のチャット履歴(問い合わせメッセージ及び回答メッセージを含む)が機密タームを含むか否かを問い合わせるためのメッセージである。
サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、電子機器10からチャットシステムを介してサポート情報提供装置20に投稿された回答として、チャット履歴が機密タームを含むことを意味する投稿を検出する(ステップS211、YES)。
すると、サポート情報提供装置20の機密ターム置換部204は、記憶装置24に記憶された辞書220を参照し、チャット履歴に含まれる問い合わせメッセージ及び/又は回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、抽出した機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより、代替メッセージを生成する(ステップS212)。
図8は、辞書が記憶する情報を模式的に示す。
辞書220は、機密ターム221と、置換後文字列222とを互いに関連付けて記憶する。
機密ターム221は、例えば、人名、会社名及び部署名等の固有名詞、メールアドレス、電話番号等の少なくとも一部を示す語、句及び文である。
置換後文字列222は、機密タームを特定しない無意味な文字列(例えば、aaabbb)である。さらに、置換後文字列222は、機密ターム221を置換することにより、機密ターム221を含む問い合わせメッセージ又は回答メッセージの構文と同じ構文のメッセージである代替メッセージとなる文である。例えば、機密ターム221「( )@( )に変更したことで」に対し、置換後文字列222は、「メールアドレスを修正したことで」である。
サポート情報提供装置20の機密ターム置換部204は、生成した代替メッセージを、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する。あるいは、サポート情報提供装置20の機密ターム置換部204は、代替メッセージを含むチャット履歴を、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する(ステップS213)。
これにより、サポート情報提供装置20を使用するオペレーターと、電子機器10を使用するエンドユーザーとは、チャットシステムに投稿された代替メッセージを参照することができる。サポート情報提供装置20を使用するオペレーターは、置換後の代替メッセージが不適切(例えば、置換されていない機密タームがある)場合(ステップS214、NO)、操作装置26を介して適切な代替メッセージを入力すればよい。
サポート情報提供装置20の機密ターム置換部204は、操作装置26を介して入力された代替メッセージを検出すると(ステップS215)、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する(ステップS213)。
サポート情報提供装置20のチャット履歴記憶部205は、置換後の代替メッセージが適切であると、操作装置26を介して入力されたことを検出する(ステップS214、YES)。すると、チャット履歴記憶部205は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージ(ステップS201、YES)が意味する問い合わせ情報301に関連付けて、置換後の代替メッセージを含むチャット履歴304を、回答情報データベース310に記憶する(ステップS216)。
一方、サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、チャット履歴が機密タームを含まないことを意味する投稿を検出する(ステップS211、NO)。この場合、チャット履歴記憶部205は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージ(ステップS201、YES)が意味する問い合わせ情報301に関連付けて、チャット履歴304(置換しない)を、回答情報データベース310に記憶する(ステップS216)。
その後、サポート情報提供装置20の問い合わせ検出部201は、電子機器10(第2の電子機器。第1の電子機器と同じでも異なってもよい)からチャットシステムを介してサポート情報提供装置20に投稿された問い合わせメッセージ(上記と同じと仮定する)を検出する(ステップS201、YES)。
すると、サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、検索の結果(ステップS202)、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報301に関連付けて、チャット履歴304が記憶されていると判断する(ステップS203、YES)。この場合、回答投稿部202は、問い合わせ情報301に関連付けて記憶されたチャット履歴304を読み出す。回答投稿部202は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージに対する回答として、チャット履歴304のチャット画面を、チャットシステムを介して電子機器10に投稿する(ステップS204)。
8.サポート情報提供装置の動作の具体例
図9乃至図17は、チャット画面の例を模式的に示す。
サポート情報提供装置20の動作の具体例を、サポート情報提供装置20の表示装置27及び/又は電子機器10の表示部17aに表示されるチャット画面の例を参照しながら説明する。
図9に示すように、サポート情報提供装置20の問い合わせ検出部201は、電子機器10から投稿された問い合わせメッセージ「特定のメールアドレスにスキャンデータを送信できません」M1を検出する(ステップS201、YES)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、回答情報データベース310を検索した結果(ステップS202)、問い合わせメッセージ「特定のメールアドレスにスキャンデータを送信できません」M1が意味する問い合わせ情報301(図6)に関連付けて、チャット履歴304が記憶されていない(Null)と判断する(ステップS203、NO)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、問い合わせ情報301「特定のメールアドレスにスキャンデータを送信できません」に関連付けて記憶された回答メッセージ302「メールアドレスに誤りはありませんか?確認お願いします。」を読み出す(図6)。
図10に示すように、サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、問い合わせメッセージ「特定のメールアドレスにスキャンデータを送信できません」M1に対する回答として、回答メッセージ「メールアドレスに誤りはありませんか?確認お願いします。」M2を投稿する(ステップS205)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、さらに、問い合わせ情報301「特定のメールアドレスにスキャンデータを送信できません」に関連付けて記憶された選択肢303「問題ありません/誤っていました/手動入力」(図6)を読み出す(ステップS206、YES)。回答投稿部202は、問い合わせメッセージ「特定のメールアドレスにスキャンデータを送信できません」M1に対する回答として、選択肢「問題ありません/誤っていました/手動入力」M3を投稿する(ステップS207)。なお、選択肢M3をチャット画面に表示するためのアイコンI1(図9)がまず投稿され、電子機器10がアイコンI1を選択したら、選択肢M3(図10)が表示されてもよい。
図11に示すように、電子機器10は、選択肢「問題ありません/誤っていました/手動入力」M3から選択した問い合わせメッセージ「誤っていました」M4を投稿する。
図12に示すように、あるいは、電子機器10が選択肢「問題ありません/誤っていました/手動入力」M3から選択した問い合わせメッセージ「手動入力」を投稿すると、手動入力欄M5が表示される。
図13に示すように、電子機器10は、操作部17に対するエンドユーザーからの入力に従って、コメントM6を入力する。
図14に示すように、サポート情報提供装置20の問い合わせ検出部201は、電子機器10から入力されたコメントM6(図13)に従って投稿された問い合わせメッセージ「[email protected]とすべきところが、[email protected]となっていました。」M7を検出する(ステップS201、YES)。
サポート情報提供装置20の回答投稿部202は、回答情報データベース310(図6)を検索した結果(ステップS202)、回答メッセージ「[email protected]に変更したことで解決したのですね。すぐに解決してよかったです。」M8を投稿する(ステップS205)。
サポート情報提供装置20の問い合わせ検出部201は、問い合わせ終了のメッセージ「すぐに解決してよかったです。」M8を検出する(ステップS201、NO)。
図15に示すように、サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、チャット履歴提供確認メッセージ211「サービス向上のため、今回の履歴を、今後、別のサポートで利用しても良いですか?」を投稿する(ステップS208)。
サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、電子機器10から投稿された回答として、チャット履歴を提供することを許可することを意味する「はい」211Aの投稿を検出する(ステップS209、YES)。
図16に示すように、サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、チャット履歴機密確認メッセージ212「今回の履歴に、他者へ開示できない情報は含まれていませんか?」を投稿する(ステップS210)。
サポート情報提供装置20のチャット履歴使用管理部203は、電子機器10から投稿された回答として、チャット履歴が機密タームを含むことを意味する「含まれる」212Aの投稿を検出する(ステップS211、YES)。
図17に示すように、サポート情報提供装置20の機密ターム置換部204は、辞書220(図8)を参照し、チャット履歴に含まれる問い合わせメッセージ「[email protected]とすべきところが、[email protected]となっていました。」M7に含まれる機密ターム221「user001@business」を抽出する。機密ターム置換部204は、機密ターム221「user001@business」を、機密タームを特定しない文字列222「aaabbb@xxxx」に置換することにより、代替メッセージ「[email protected]とすべきところが、[email protected]となっていました。」M9を生成する(ステップS212)。
サポート情報提供装置20の機密ターム置換部204は、辞書220(図8)を参照し、チャット履歴に含まれる回答メッセージ「[email protected]に変更したことで解決したのですね。すぐに解決してよかったです。」M8に含まれる機密ターム221「user001@businessに変更したことで」を抽出する。機密ターム置換部204は、機密ターム221「user001@businessに変更したことで」を、機密タームを特定しない文字列222「メールアドレスを修正したことで」に置換することにより、代替メッセージ「メールアドレスを修正したことで解決したのですね。すぐに解決してよかったです。」M10を生成する(ステップS212)。
9.変形例
本実施形態では、問題が発生した電子機器10(画像形成装置)と、サポート情報提供装置20とが、チャットシステムを介して通信する。この場合、問題が発生した電子機器10は、例えば、エラーを示す情報が表示された画面をキャプチャーして、チャットシステムに投稿することができる。
しかしながら、電子機器10は、問題が発生した電子機器とは別の電子機器でもよい。例えば、電子機器(画像形成装置)に問題が発生した場合、別の電子機器10(スマートフォン等)と、サポート情報提供装置20とが、チャットシステムを介して通信してもよい。問題が発生した電子機器とは別の電子機器10がサポート情報提供装置20と通信する場合、例えば、別の電子機器10は、問題が発生した電子機器の写真を撮って、チャットシステムに投稿することができる。あるいは、問題が発生した電子機器がオフラインの場合、別の電子機器10がサポート情報提供装置20と通信することができる。
10.結語
(1)本実施形態によれば、サポート情報提供装置20は、電子機器10(第1の電子機器)からの問い合わせメッセージ又は回答メッセージに含まれる機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより生成した代替メッセージを含むチャット履歴を、問い合わせメッセージが意味する問い合わせ情報と関連付けて記憶する(ステップS212-S216)。これにより、サポート情報提供装置20は、その後、電子機器10(第2の電子機器)から投稿された問い合わせメッセージに対する回答として、記憶されたチャット履歴を投稿できる(ステップS204)。サポート情報提供装置20は、チャット履歴を投稿することで、電子機器10(第2の電子機器)のユーザーから投稿することが予測される一連の問い合わせメッセージに対する一連の回答メッセージを一度に投稿できるので、サポート情報提供装置20のデータ処理量や処理時間を削減できる。また、電子機器10のユーザーにとっても、一連の回答メッセージを一度に閲覧できるため、電子機器10(第2の電子機器)に生じた問題に対して、短時間で効率的且つ容易に対応できる。さらに、サポート情報提供装置20は、機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換した代替メッセージを含むチャット履歴を投稿する。これにより、電子機器10(第2の電子機器)のユーザーに対して、電子機器10(第1の電子機器)から投稿された機密タームが漏洩することを防止できる。
(2)本実施形態によれば、サポート情報提供装置20は、問い合わせメッセージに対する回答として、複数の選択肢を投稿する(ステップS207)。電子機器10のユーザーは、選択肢を選択すればよいので、問い合わせメッセージを手動入力する機会が減り、結果的に、機密タームが入力する機会が減る。これにより、記憶すべきチャット履歴が機密タームを含まない確実性をより高めることができる。また、機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより代替メッセージを生成する必要も減り、効率的である。
(3)本実施形態によれば、サポート情報提供装置20は、問い合わせメッセージ及び回答メッセージが機密タームを含まない場合、問い合わせメッセージ及び回答メッセージを含むチャット履歴を、問い合わせ情報と関連付けて記憶する(ステップS211、NO)。これにより、機密タームを、機密タームを特定しない文字列に置換することにより代替メッセージを生成する必要も減り、効率的である。
(4)本実施形態によれば、サポート情報提供装置20は、代替メッセージとして、機密タームを含む問い合わせメッセージ又は回答メッセージの構文と同じ構文のメッセージを生成する。このため、代替メッセージは、機密タームを伏せつつ、文として何を意味するかをユーザーが意味的に理解可能である。
本技術の各実施形態及び各変形例について上に説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
サポート情報提供システム1
電子機器10
サポート情報提供装置20
データベース装置30
問い合わせ検出部201
回答投稿部202
チャット履歴使用管理部203
機密ターム置換部204
チャット履歴記憶部205

Claims (5)

  1. 第1の電子機器と、
    前記第1の電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続され、制御回路を有するサポート情報提供装置と
    前記サポート情報提供装置の前記制御回路が検索可能な回答情報データベースと、
    を具備し、
    前記回答情報データベースは、問い合わせ情報に対して少なくとも回答メッセージを関連付けて記憶し、さらに、前記問い合わせ情報に対してチャット履歴を関連付けて記憶することが可能であり、
    前記問い合わせ情報は、前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージが意味する情報であり、
    前記回答メッセージは、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての定型句であり、
    前記チャット履歴は、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての、過去のチャット履歴であり、
    前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
    前記第1の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージを検出し、
    前記回答情報データベースに、前記問い合わせメッセージが意味する前記問い合わせ情報に関連付けて、前記チャット履歴が記憶されているか否かを判断し、
    前記チャット履歴が記憶されていなければ、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に、前記問い合わせメッセージに対する回答として、前記問い合わせ情報に関連付けて前記回答情報データベースに記憶された回答メッセージを投稿し、
    前記チャットシステムを介して投稿された問い合わせ終了のメッセージを検出すると、投稿された前記問い合わせメッセージ及び投稿された前記回答メッセージを含む今回のチャット履歴を第2の電子機器に提供することを許可するか否かを問い合わせるためのチャット履歴提供確認メッセージを、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に投稿し、
    前記第1の電子機器から投稿された、前記今回のチャット履歴を提供することを許可することを意味する投稿を検出すると、前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含むか否かを問い合わせるためのチャット履歴機密確認メッセージを、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に投稿し、
    前記第1の電子機器から投稿された、前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含むことを意味する投稿を検出すると、前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、前記機密タームは、固有名詞、メールアドレス又は電話番号の少なくとも一部を示す語、句及び文であり、
    前記機密タームを、前記機密タームを特定しない文字列に置換することにより、前記機密タームを含む前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージの構文と同じ構文の代替メッセージを生成し、
    生成された前記代替メッセージ又は前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記チャットシステムを介して投稿し、
    前記サポート情報提供装置を使用する使用者は、前記チャットシステムを介して投稿された前記代替メッセージが不適切である場合に前記サポート情報提供装置の操作装置を介して別の代替メッセージを入力可能であり、さらに、生成された又は入力した前記代替メッセージが適切であると前記操作装置を介して入力可能であり、
    前記代替メッセージが適切であると前記操作装置を介して入力されたことを検出すると、前記代替メッセージを含む前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージが意味する前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶し、
    前記第2の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された、前記問い合わせ情報を意味する問い合わせメッセージを検出すると、前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶された前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記チャットシステムを介して前記第2の電子機器に投稿する
    サポート情報提供システム。
  2. 請求項1に記載のサポート情報提供システムであって、
    前記回答情報データベースは、さらに、前記問い合わせ情報に対して選択肢を関連付けて記憶することが可能であり、
    前記選択肢は、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての、複数の選択肢であり、
    前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
    前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶された前記複数の選択肢を投稿する
    サポート情報提供システム。
  3. 請求項1又は2に記載のサポート情報提供システムであって、
    前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
    前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含まない場合、
    前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージを含むチャット履歴を、前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶する
    サポート情報提供システム。
  4. 第1の電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続され、制御回路を有し、前記制御回路が回答情報データベースを検索可能であるサポート情報提供装置であって、
    前記回答情報データベースは、問い合わせ情報に対して少なくとも回答メッセージを関連付けて記憶し、さらに、前記問い合わせ情報に対してチャット履歴を関連付けて記憶することが可能であり、
    前記問い合わせ情報は、前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージが意味する情報であり、
    前記回答メッセージは、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての定型句であり、
    前記チャット履歴は、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての、過去のチャット履歴であり、
    前記サポート情報提供装置の前記制御回路は、
    前記第1の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージを検出し、
    前記回答情報データベースに、前記問い合わせメッセージが意味する前記問い合わせ情報に関連付けて、前記チャット履歴が記憶されているか否かを判断し、
    前記チャット履歴が記憶されていなければ、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に、前記問い合わせメッセージに対する回答として、前記問い合わせ情報に関連付けて前記回答情報データベースに記憶された回答メッセージを投稿し、
    前記チャットシステムを介して投稿された問い合わせ終了のメッセージを検出すると、投稿された前記問い合わせメッセージ及び投稿された前記回答メッセージを含む今回のチャット履歴を第2の電子機器に提供することを許可するか否かを問い合わせるためのチャット履歴提供確認メッセージを、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に投稿し、
    前記第1の電子機器から投稿された、前記今回のチャット履歴を提供することを許可することを意味する投稿を検出すると、前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含むか否かを問い合わせるためのチャット履歴機密確認メッセージを、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に投稿し、
    前記第1の電子機器から投稿された、前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含むことを意味する投稿を検出すると、前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、前記機密タームは、固有名詞、メールアドレス又は電話番号の少なくとも一部を示す語、句及び文であり、
    前記機密タームを、前記機密タームを特定しない文字列に置換することにより、前記機密タームを含む前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージの構文と同じ構文の代替メッセージを生成し、
    生成された前記代替メッセージ又は前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記チャットシステムを介して投稿し、
    前記サポート情報提供装置を使用する使用者は、前記チャットシステムを介して投稿された前記代替メッセージが不適切である場合に前記サポート情報提供装置の操作装置を介して別の代替メッセージを入力可能であり、さらに、生成された又は入力した前記代替メッセージが適切であると前記操作装置を介して入力可能であり、
    前記代替メッセージが適切であると前記操作装置を介して入力されたことを検出すると、前記代替メッセージを含む前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージが意味する前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶し、
    前記第2の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された、前記問い合わせ情報を意味する問い合わせメッセージを検出すると、前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶された前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記チャットシステムを介して前記第2の電子機器に投稿する
    を具備するサポート情報提供装置。
  5. 第1の電子機器とチャットシステムを介して通信可能に接続され、制御回路を有し、前記制御回路が回答情報データベースを検索可能であるサポート情報提供装置の制御回路を動作させるサポート情報提供プログラムであって
    前記回答情報データベースは、問い合わせ情報に対して少なくとも回答メッセージを関連付けて記憶し、さらに、前記問い合わせ情報に対してチャット履歴を関連付けて記憶することが可能であり、
    前記問い合わせ情報は、前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージが意味する情報であり、
    前記回答メッセージは、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての定型句であり、
    前記チャット履歴は、前記問い合わせ情報を意味する前記問い合わせメッセージに対する回答としての、過去のチャット履歴であり、
    前記サポート情報提供プログラムは、前記サポート情報提供装置の前記制御回路を、
    前記第1の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された問い合わせメッセージを検出し、
    前記回答情報データベースに、前記問い合わせメッセージが意味する前記問い合わせ情報に関連付けて、前記チャット履歴が記憶されているか否かを判断し、
    前記チャット履歴が記憶されていなければ、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に、前記問い合わせメッセージに対する回答として、前記問い合わせ情報に関連付けて前記回答情報データベースに記憶された回答メッセージを投稿し、
    前記チャットシステムを介して投稿された問い合わせ終了のメッセージを検出すると、投稿された前記問い合わせメッセージ及び投稿された前記回答メッセージを含む今回のチャット履歴を第2の電子機器に提供することを許可するか否かを問い合わせるためのチャット履歴提供確認メッセージを、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に投稿し、
    前記第1の電子機器から投稿された、前記今回のチャット履歴を提供することを許可することを意味する投稿を検出すると、前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含むか否かを問い合わせるためのチャット履歴機密確認メッセージを、前記チャットシステムを介して前記第1の電子機器に投稿し、
    前記第1の電子機器から投稿された、前記今回のチャット履歴に含まれる前記問い合わせメッセージ及び前記回答メッセージが機密タームを含むことを意味する投稿を検出すると、前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージに含まれる機密タームを抽出し、前記機密タームは、固有名詞、メールアドレス又は電話番号の少なくとも一部を示す語、句及び文であり、
    前記機密タームを、前記機密タームを特定しない文字列に置換することにより、前記機密タームを含む前記問い合わせメッセージ又は前記回答メッセージの構文と同じ構文の代替メッセージを生成し、
    生成された前記代替メッセージ又は前記代替メッセージを含むチャット履歴を、前記チャットシステムを介して投稿し、
    前記サポート情報提供装置を使用する使用者は、前記チャットシステムを介して投稿された前記代替メッセージが不適切である場合に前記サポート情報提供装置の操作装置を介して別の代替メッセージを入力可能であり、さらに、生成された又は入力した前記代替メッセージが適切であると前記操作装置を介して入力可能であり、
    前記代替メッセージが適切であると前記操作装置を介して入力されたことを検出すると、前記代替メッセージを含む前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージが意味する前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶し、
    前記第2の電子機器から前記チャットシステムを介して前記サポート情報提供装置に投稿された、前記問い合わせ情報を意味する問い合わせメッセージを検出すると、前記問い合わせ情報と関連付けて前記回答情報データベースに記憶された前記チャット履歴を、前記問い合わせメッセージに対する前記回答として、前記チャットシステムを介して前記第2の電子機器に投稿する
    よう動作させる
    サポート情報提供プログラム。
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