JP7293737B2 - 超音波探触子、端末装置、超音波診断装置及び超音波診断システム - Google Patents

超音波探触子、端末装置、超音波診断装置及び超音波診断システム Download PDF

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Description

本発明は超音波探触子、端末装置、超音波診断装置及び超音波診断システムに関する。
超音波診断は、超音波探触子を体表又は体腔内から当てるという簡単な操作で心臓や胎児の様子が超音波画像として得られ、かつ安全性が高いため繰り返して検査を行うことができる。このような超音波診断を行うために用いられる超音波診断装置が知られている。
超音波診断装置としては、超音波診断専用の超音波診断装置のほかに、スマートフォンなどの汎用の端末装置に、超音波探触子を接続し、超音波診断用のソフトウェアをインストールすることで、超音波診断装置として機能させる構成が知られている。
例えば、処理ユニットを有する超音波探触子と、情報端末とにより、ポータブル超音波診断装置を構成することが知られている(特許文献1参照)。この情報端末は、表示部のサイズや、タッチパネル有無に応じて、タブレット端末などの小型情報装置、スマートフォンなどの小型情報装置、又はパーソナルコンピューターの3種類に分類されるものとする。処理ユニットには、情報端末の種類に応じた第1~第3のソフトウェアが予め記憶されている。処理ユニットは、超音波探触子が情報端末に接続されると、情報端末の種類を取得し、取得した情報端末の種類に対応する第1、第2又は第3のソフトウェアを実行して、超音波診断の表示/操作系の制御を情報端末に行わせる。
特許第5134721号公報
しかし、特許文献1に記載のポータブル超音波診断装置では、処理ユニットに、想定される全ての情報端末用のソフトウェアが記憶されており、容量の大きいメモリーを備える必要があるため、ハードウェアのコストが高い。
本発明の課題は、端末装置に適切なソフトウェアをインストールするとともに、ハードウェアのコストを低下することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
端末装置に接続される超音波探触子であって、
前記端末装置にインストールされる準備用プログラムを記憶する記憶部と、
前記超音波探触子が前記端末装置に接続された場合に、前記準備用プログラムを前記記憶部から読み出して当該端末装置に送信する送信制御部と、を備え、
前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
前記端末装置に適切な超音波診断に関するソフトウェアを通信ネットワーク上に配置され前記超音波探触子とは異なるサーバーから取得して当該端末装置にインストールする処理部、として機能させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の超音波探触子において、
前記処理部は、
前記端末装置の性能を示す端末情報を収集する収集部と、
前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうち、前記収集された端末情報に対応するソフトウェアを抽出する抽出部と、
前記抽出されたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして前記端末装置にインストールする第1のインストール部と、を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の超音波探触子において、
前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
前記サーバーに記憶されたソフトウェアのバージョンアップを確認する確認部、
前記確認されたバージョンアップされたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードし、当該バージョンアップされたソフトウェアを用いて、前記端末装置にインストールされているソフトウェアを更新する更新部、
として機能させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の超音波探触子において、
前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうちのオプションソフトウェアのリスト情報を表示部に表示させる表示制御部、
前記リスト情報からインストールするオプションソフトウェアの選択入力を受け付ける操作部、
前記選択入力されたオプションソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして前記端末装置にインストールする第2のインストール部、
として機能させる。
請求項に記載の発明の超音波診断装置は、
請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波探触子と、
前記端末装置と、を備える。
請求項6に記載の発明は、
超音波探触子が接続される端末装置であって、
前記超音波探触子が前記端末装置に接続された場合に、当該端末装置にインストールされる準備用プログラムを当該超音波探触子から受信して当該端末装置にインストールする準備用インストール部を備え、
前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
前記端末装置に適切な超音波診断に関するソフトウェアを通信ネットワーク上に配置され前記超音波探触子とは異なるサーバーから取得して当該端末装置にインストールする処理部、として機能させる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の端末装置において、
前記処理部は、
前記端末装置の性能を示す端末情報を収集する収集部と、
前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうち、前記収集された端末情報に対応するソフトウェアを抽出する抽出部と、
前記抽出されたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして自装置にインストールする第1のインストール部と、を有する。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の端末装置において、
前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
前記サーバーに記憶されたソフトウェアのバージョンアップを確認する確認部
前記確認されたバージョンアップされたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードし、当該バージョンアップされたソフトウェアを用いて、自装置にインストールされているソフトウェアを更新する更新部、として機能させる
請求項に記載の発明は、請求項からのいずれか一項に記載の端末装置において、
前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうちのオプションソフトウェアのリスト情報を表示部に表示させる表示制御部
前記リスト情報からインストールするオプションソフトウェアの選択入力を受け付ける操作部
前記選択入力されたオプションソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして前記端末装置にインストールする第2のインストール部、として機能させる
請求項10に記載の発明の超音波診断装置は、
請求項からのいずれか一項に記載の端末装置と、
前記端末装置に接続される超音波探触子と、を備える。
請求項11に記載の発明の超音波診断システムは、
請求項5又は10に記載の超音波診断装置と、
前記サーバーと、を備える。
本発明によれば、端末装置に適切なソフトウェアをインストールできるとともに、ハードウェアのコストを低下できる。
本発明の実施の形態の超音波診断システムを示す図である。 サーバーの機能構成を示すブロック図である。 超音波診断装置の機能構成を示すブロック図である。 サーバーの記憶部に記憶されているソフトウェアと、端末装置の記憶部に記憶されるソフトウェアと、を示す図である。 準備用ソフトウェア処理を示すフローチャートである。 オプションリスト画面を示す図である。
添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、図1を参照して、本実施の形態の超音波診断システム1の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態の超音波診断システム1を示す図である。
図1に示すように、超音波診断システム1は、サーバー10と、超音波診断装置2と、を備える。サーバー10は、通信ネットワークNを介して、超音波診断装置2に通信接続されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネットである。サーバー10は、通信ネットワークNに有線通信接続されているものとする。超音波診断装置2は、通信ネットワークNに基地局又はアクセスポイントを介して無線通信接続されている。
サーバー10は、超音波診断に関するソフトウェアを超音波診断装置2に提供するサーバー装置である。
超音波診断装置2は、端末装置20と、超音波探触子30と、を備える。端末装置20は、例えば、汎用型の携帯型端末装置であり、ここでは、端末種類がスマートフォンであるものとする。ただし、端末装置20は、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPCなど、他の端末種類の端末装置としてもよい。また、端末装置20は、ユーザーが超音波診断用途以外にも使用しており、使い慣れている端末装置であるものとする。端末装置20のユーザーは、医師、技師、看護士、介護士などとする。また、超音波診断装置2は、例えば、救急用、患者の在宅ケア用などの用途で使用される。
超音波探触子30は、電気信号としての駆動信号により超音波を出力し、患者の生体などの被検体で反射された超音波を受信して電気信号を出力する。超音波探触子30は、ケーブル36を有し、ケーブル36を介して端末装置20に有線通信接続されているものとする。ケーブル36は、USB(Universal Serial Bus)の通信方式のケーブルとし、信号線及び給電線を有するものとして説明するが、この通信方式に限定されるものではない。また、超音波探触子30が、電池などの電源部を有し、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)などの無線通信方式により、端末装置20に無線通信接続され動作する構成としてもよい。
図1では、超音波診断装置2(端末装置20)を1台で表現して説明するものとするが、実際には、様々な端末種類の性能の超音波診断装置2(端末装置20)が通信ネットワークNを介して、サーバー10に通信接続されうる。
ついで、図2及び図3を参照して、サーバー10、端末装置20及び超音波探触子30の内部の機能構成を説明する。図2は、サーバー10の機能構成を示すブロック図である。図3は、超音波診断装置2の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバー10は、制御部11と、操作部12と、記憶部13と、表示部14と、通信部15と、を備える。サーバー10の各部は、バス16を介して通信接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)を有する。制御部11のCPUは、記憶部13に記憶されているプログラムのうち指定されたプログラムを読み出してRAMのワークエリアに展開し、当該展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
操作部12は、カーソルキー、文字、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードや、マウスなどのポインティングデバイスを含む構成とし、ユーザーによる各キーの押下入力、位置入力を受け付けてその操作情報を制御部11に出力する。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの情報の読み出し及び書き込みが可能な記憶部である。記憶部13には、制御部11又は端末装置20で実行される各種プログラム(ソフトウェア)や、各種データなどが記憶されている。特に、記憶部13には、端末装置20に提供するための後述する超音波診断に関する各種ソフトウェアが記憶されている。これらのプログラム(ソフトウェア)は、コンピューター読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部13に格納されている。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどで構成され、制御部11からの表示情報に従って画面表示を行う。
通信部15は、ルータ、ネットワークカードなどにより構成され、通信ネットワークNに接続されている。制御部11は、通信部15を介して、通信ネットワークN上の端末装置20などの機器と通信接続してデータの送受信を行う。
次いで、図3を参照して、超音波診断装置2の端末装置20及び超音波探触子30の内部構成を説明する。図3に示すように、端末装置20は、処理部、収集部、抽出部、第1~第3のインストール部、確認部、更新部、表示制御部としての制御部21と、操作部22と、記憶部23と、表示部24と、有線通信部25と、無線通信部26と、音声入出力部27と、を備える。端末装置20の各部は、バス28を介して接続されている。
制御部21は、CPU、RAMを有する。制御部21のCPUは、記憶部23に記憶されているプログラムのうち指定されたプログラムを読み出してRAMのワークエリアに展開し、当該展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
操作部22は、表示部24の表示画面上に設けられたタッチパネルであり、ユーザーからのタッチ入力を受け付け、その操作情報を制御部21に出力する。
記憶部23は、フラッシュメモリーなどの情報の読み取り及び書き込みが可能な不揮発性のメモリーにより構成される。記憶部23には、制御部21で実行される各種プログラム(ソフトウェア)、各種データなどが記憶されている。特に、記憶部23には、ソフトウェアインストールプログラムP1が記憶されている。これらのプログラム(ソフトウェア)は、コンピューター読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。
ソフトウェアインストールプログラムP1は、準備用ソフトウェア41を超音波探触子30から受信してインストールするソフトウェアインストール処理を実行するためのプログラムである。また、記憶部23には、後述する準備用ソフトウェア41や、超音波診断に関するソフトウェアが適宜記憶可能とされている。
有線通信部25は、有線の通信方式としての例えばUSBの通信部であり、例えば超音波探触子30のUSBのポートを有し、ケーブル36のプラグが差し込まれる。制御部21は、有線通信部25、ケーブル36の信号線を介して有線接続された超音波探触子30などの機器とデータの送受信を行う。なお、端末装置20の電池などの電源部(図示略)から、ケーブル36の電源線を介して、超音波探触子30に電力供給される。
無線通信部26は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有し、通信ネットワークN上の基地局又はアクセスポイントと、モバイル通信方式、無線LAN通信方式などの通信方式で無線通信を行う。制御部21は、無線通信部26を介して、通信ネットワークN上のサーバー10などの機器と通信接続してデータの送受信を行う。
音声入出力部27は、マイク、スピーカーを有し、例えば通話用に、制御部21の制御に従い、マイクを介してユーザーの音声入力を受け付けて音声データを生成して制御部21に出力し、またマイク又は相手先で入力された音声データをスピーカーから音声出力する。
端末装置20は、図示しないが、リチウムイオン電池などの電源部を備え、また、撮像部、NFC(Near Field Communication)などの近距離通信部など、他の構成部を備える構成としてもよい。
超音波探触子30は、送信制御部としての制御部31と、有線通信部32と、記憶部33と、超音波送受信部34と、を備える。超音波探触子30の各部は、バス35を介して通信接続されている。
制御部31は、CPU、RAMを有する。制御部31のCPUは、記憶部33に記憶されているプログラムのうち指定されたプログラムを読み出してRAMのワークエリアに展開し、当該展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
有線通信部32は、有線の通信方式としての例えばUSBの通信部である。制御部31は、有線通信部32、ケーブル36の信号線を介して有線接続された端末装置20などの機器とデータの送受信を行う。
記憶部33は、フラッシュメモリーなどの情報の読み取り及び書き込みが可能な不揮発性のメモリーや、情報の読み取りが可能なROM(Read Only Memory)などにより構成される。特に、記憶部23には、ソフトウェア送信プログラムP2と、準備用ソフトウェア41と、が記憶されている。これらのプログラム(ソフトウェア)は、コンピューター読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部33に格納されている。
ソフトウェア送信プログラムP2は、準備用ソフトウェア41を端末装置20に送信するソフトウェア送信処理を実行するためのプログラムである。準備用ソフトウェア41は、送信先の端末装置で後述する準備用ソフトウェア処理を実行するためのプログラムである。
超音波送受信部34は、送信部、振動子、受信部を備え、制御部31の制御に従い、電気信号である駆動信号により超音波を被検体に送信し、その反射超音波を受信して受信信号(音線データ)を生成する。制御部31は、有線通信部32を介して、超音波の送受信用の制御情報を端末装置20から受信して超音波送受信部34に出力する。
超音波送受信部34の送信部は、制御部31の制御に従い、端末装置20から受信された制御情報に応じて、超音波を出力するための駆動信号を生成する。
超音波送受信部34の振動子は、送信部により生成された駆動信号が入力されて超音波を出力し、また反射超音波を受信して受信信号を出力する圧電素子である。超音波送受信部34の振動子は、例えば、方位方向(走査方向)に一次元アレイ状に複数(例えば、192個)配列されている。なお、振動子は、二次元アレイ状に配列されたものであってもよい。また、振動子の個数は、任意に設定することができる。また、本実施の形態では、超音波探触子30としてリニア電子スキャンプローブを用いて、コンベックス走査方式による超音波の走査を行うものとするが、リニア走査方式又はセクタ走査方式の何れの方式を採用することもできる。
超音波送受信部34の受信部は、例えば、増幅器、A/D変換回路、整相加算回路を備える。超音波送受信部34の受信部は、制御部31の制御に従って、増幅器により、振動子から入力された受信信号を、振動子毎に対応した個別経路毎に、予め設定された増幅率で増幅させ、A/D変換回路により、増幅された受信信号をアナログ-デジタル変換(A/D変換)し、整相加算回路により、A/D変換された受信信号に対して、振動子毎に対応した個別経路毎に遅延時間を与えて時相を整え、これらを加算(整相加算)して音線データを生成する。制御部31は、有線通信部32を介して、超音波送受信部34の受信部から出力された音線データを端末装置20に送信する。
つぎに、図4~図6を参照して、超音波診断システム1の動作を説明する。図4は、サーバー10の記憶部13に記憶されているソフトウェアと、端末装置20の記憶部23に記憶されるソフトウェアと、を示す図である。図5は、準備用ソフトウェア処理を示すフローチャートである。図6は、オプションリスト画面200を示す図である。
まず、図4を参照して、予めサーバー10の記憶部13に記憶されているソフトウェアを説明する。超音波診断に関連し、端末装置20などの端末装置にインストールさせるためのソフトウェアは、超音波表示制御ソフトウェアと、超音波画像生成ソフトウェアと、オプションソフトウェアと、に大別される。超音波表示制御ソフトウェアは、超音波診断における超音波画像などの表示制御を行うためのソフトウェアであり、超音波診断に必要である。超音波画像生成ソフトウェアは、超音波診断における超音波画像データを生成するためのソフトウェアであり、超音波診断に必要である。オプションソフトウェアは、超音波診断に関する補助的な処理を行うソフトウェアであり、超音波診断に必要ではない。
図4に示すように、記憶部13には、超音波表示制御ソフトウェア50Sと、超音波画像生成ソフトウェア60Sと、オプションソフトウェア80Sと、が記憶されている。超音波表示制御ソフトウェア50Sは、想定される端末装置(スマートフォン)の画面サイズ及び表示ピクセル数ごとに、複数のソフトウェアが用意されている。超音波表示制御ソフトウェア50Sは、ソフトウェア51,52などを有する。ソフトウェア51は、画面サイズが5インチで表示ピクセル数が1280×720用の超音波表示制御ソフトウェアである。ソフトウェア52は、画面サイズが7インチで表示ピクセル数が1024×600用の超音波表示制御ソフトウェアである。
超音波画像生成ソフトウェア60Sは、想定されるB(Brightness)モードなどの超音波診断モード(画像モード)ごとと、時間平滑化などの画像処理ごととに、複数のソフトウェアが用意されている。超音波画像生成ソフトウェア60Sは、ソフトウェア61~64,71,72などを有する。ソフトウェア61は、Bモードの超音波画像生成の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア62は、M(Motion)モードの超音波画像生成の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア63は、(パルス)ドプラモードの超音波画像生成の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア64は、カラーフローモード(カラードプラモード)の超音波画像生成の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア71は、時間平滑化の画像処理の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア72は、輪郭強調処理の機能を提供するソフトウェアである。超音波画像生成ソフトウェア60Sのソフトウェアは、端末装置のCPU種別、記憶部のメモリーサイズなどの性能に応じて、インストール(実行)可能なものと不可能なものとが用意されている。
オプションソフトウェア80Sは、想定される計測、管理、参照の機能ごとに、複数のソフトウェアが用意されている。オプションソフトウェア80Sは、ソフトウェア81~83,91,101などを有する。ソフトウェア81は、超音波画像中の対象物の長さなどの直線計測の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア82は、超音波画像中の対象物の面積計測の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア83は、超音波画像中の対象物の体積計測の機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア91は、インストール先の端末装置の記憶部に記憶された患者情報の管理機能を提供するソフトウェアである。ソフトウェア101は、インストール先の端末装置の記憶部に記憶された超音波画像データの参照機能を提供するソフトウェアである。オプションソフトウェア80Sのソフトウェアも、端末装置のCPU種別、記憶部のメモリーサイズなどの性能に応じて、インストール(実行)可能なものと不可能なものとが用意されている。
記憶部13に記憶されているソフトウェアのうち、端末装置20に適切なソフトウェアが記憶部23に記憶されてインストールされる。具体的には、後述する。
ついで、図5及び図6を参照して、端末装置20で実行される準備用ソフトウェア処理を説明する。あらかじめ、端末装置20には、超音波探触子30が接続されたことがない(準備用ソフトウェア41がインストールされたことがない)ものとする。
そして、端末装置20の有線通信部25のUSBポートにケーブル36のプラグが挿されて、超音波探触子30が端末装置20に接続される。超音波探触子30の制御部31は、記憶部33に記憶されたソフトウェア送信プログラムP2に従い、超音波探触子30が端末装置20に接続されたことを認識すると、記憶部33から準備用ソフトウェア41を読み出し、有線通信部32を介して、準備用ソフトウェア41を端末装置20に送信する。
端末装置20の制御部21は、記憶部33に記憶されたソフトウェアインストールプログラムP1に従い、有線通信部25を介して、準備用ソフトウェア41を端末装置20から受信して記憶部23に記憶して準備用ソフトウェア41を自装置にインストールし、インストール完了とともに、準備用ソフトウェア41に従い準備用ソフトウェア処理を実行する。
図5に示すように、制御部21は、自装置の端末情報を記憶部23などから収集する(ステップS11)。端末情報は、自装置の端末装置20の性能の情報であり、表示部14の画面サイズ、表示ピクセル、制御部21のCPU種別、記憶部23のメモリーサイズなどである。
そして、制御部21は、無線通信部26を介して、サーバー10の記憶部13に記憶されている超音波診断に関するソフトウェアの識別情報と、各ソフトウェアの実行に必要な端末装置の性能とを示すソフトウェア情報を要求し、サーバー10のソフトウェア情報をサーバー10から受信する(ステップS12)。サーバー10の制御部11は、通信部15を介して、サーバー10のソフトウェア情報の要求を受信すると、記憶部13に記憶されている超音波診断に関するソフトウェアのソフトウェア情報を生成して端末装置20に送信する。
そして、制御部21は、ステップS12で受信されたサーバー10のソフトウェア情報のソフトウェアの識別情報のうち、ステップS11で収集された端末情報がサーバー10のソフトウェア情報の必要な性能を満たす最適なソフトウェアの識別情報を抽出する(ステップS13)。最適なソフトウェアの識別情報は、超音波表示制御ソフトウェア、超音波画像生成ソフトウェア、オプションソフトウェアの識別情報を含む。
そして、制御部21は、ステップS13で抽出された最適なソフトウェアの識別情報のうち、オプションソフトウェアの識別情報を用いて、インストール可能なオプションソフトウェアの候補リストを示すオプションリスト画面データを生成して表示部14に表示し、操作部12を介してインストールしたいオプションソフトウェアの選択入力を受け付ける(ステップS14)。
ステップS14では、例えば、図6に示すオプションリスト画面200が表示される。オプションリスト画面200では、オプションソフトウェア80Sのうち、直線計測のソフトウェア81、面積計測のソフトウェア82、体積計測のソフトウェア83及び患者管理のソフトウェア91の情報と、各ソフトウェアのチェックボックスと、を含む。ソフトウェア81,82,83,91は、端末装置20の性能で実行可能であるが、ソフトウェア101は、端末装置20の性能で実行不可能であるものとする。このため、オプションリスト画面200には、ソフトウェア101の情報及びチェックボックスは、含められていない。
そして、制御部21は、無線通信部26を介して、ステップS13で抽出された識別情報の超音波表示制御ソフトウェア及び超音波画像生成ソフトウェアと、ステップS14で選択されたオプションソフトウェアとをサーバー10にダウンロード要求しダウンロードして記憶部23に記憶し、ダウンロードしたソフトウェアを自装置にインストールする(ステップS15)。サーバー10の制御部11は、通信部15を介して、ソフトウェアのダウンロード要求を受信すると、記憶部13に記憶されている要求対象のソフトウェアを読み出して端末装置20に送信する。
例えば、図4に示すように、サーバー10の記憶部13に、超音波表示制御ソフトウェア50S、超音波画像生成ソフトウェア60S、オプションソフトウェア80Sの各ソフトウェアが予め記憶されているものとする。また、ステップS11の端末装置20の端末情報が、表示部14の画面サイズ:5インチ、表示ピクセル1280×7120、制御部21のCPU種別、記憶部23のメモリーサイズであるものとする。
そして、ステップS13で、端末装置20の端末情報の画面サイズ及び表示ピクセルに対応するソフトウェア51が抽出され、端末装置20の端末情報のCPU種別及びメモリーサイズで実行可能なソフトウェア61,64,72が抽出される。また、ステップS14で、端末装置20の端末情報のCPU種別及びメモリーサイズで実行可能なソフトウェア81~83,91のうち、ソフトウェア91が選択入力されたものとする。
すると、図4に示すように、ステップS15では、抽出又は選択入力されたソフトウェアがダウンロードされ、記憶部23に、超音波表示制御ソフトウェア50T、超音波画像生成ソフトウェア60T、オプションソフトウェア80Tとして記憶される。超音波表示制御ソフトウェア50Tは、ソフトウェア51を有する。超音波画像生成ソフトウェア60Tは、ソフトウェア61,64,72を有する。オプションソフトウェア80Tは、ソフトウェア91を有する。
図5に戻り、制御部21は、ステップS15又は前回のステップS17~S22の実行後から、所定周期経過したか否かを判別する(ステップS16)。所定周期は、サーバー10の記憶部13に記憶されているソフトウェアのバージョンアップを確認する周期である。所定周期経過していない場合(ステップS16;NO)、ステップS16に移行される。
所定周期経過した場合(ステップS16;YES)、制御部21は、記憶部23を参照し、記憶部23に記憶されている超音波診断に関するソフトウェアの識別情報とバージョン情報とを示すソフトウェア情報を取得する(ステップS17)。ステップS18は、ステップS12と同様である。ただし、ステップS18で受信されるソフトウェア情報は、ソフトウェアの識別情報と、各ソフトウェアのバージョン情報と、追加されたオプションソフトウェアの実行に必要な端末装置の性能と、を示すものとする。また、記憶部13に記憶されている超音波診断に関するソフトウェアは、時間経過とともに、適宜バージョンアップされ、適宜オプションソフトウェアが追加されているものとする。
そして、制御部21は、ステップS18で受信されたサーバー10のソフトウェア情報のソフトウェアのバージョン情報のうち、ステップS17で取得されたソフトウェア情報のバージョン情報よりも大きいソフトウェアの識別情報と、ステップS11で収集された端末情報がサーバー10のソフトウェア情報の必要な性能を満たすオプションソフトウェアの識別情報と、を抽出する(ステップS19)。ステップS20は、ステップS14と同様である。
そして、制御部21は、ステップS19で抽出されたバージョンアップ対象のソフトウェア(の識別情報)と、ステップS19で選択されたオプションの追加対象のソフトウェアと、の少なくとも一方があるか否かを判別する(ステップS21)。バージョンアップ対象及び/又はオプションの追加対象のソフトウェアがない場合(ステップS21;NO)、ステップS16に移行される。
バージョンアップ対象及び/又はオプションの追加対象のソフトウェアがある場合(ステップS21;YES)、制御部21は、無線通信部26を介して、ステップS19で抽出された識別情報のバージョンアップ対象の超音波表示制御ソフトウェア、超音波画像生成ソフトウェアと、ステップS20で選択されたオプションソフトウェアとをサーバー10にダウンロード要求しダウンロードして記憶部23に記憶し、ダウンロードしたバージョンアップ対象のソフトウェアで記憶部23に記憶されているソフトウェアを更新し、ダウンロードした追加対象のオプションソフトウェアを自装置にインストールし(ステップS22)、ステップS16に移行する。
なお、バージョンアップの確認のため、ステップS17を実行するタイミングは、ステップS16の所定周期経過に限定されるものではない。例えば、ステップS17を実行するタイミングは、サーバー10の記憶部13に記憶されているソフトウェアがバージョンアップされた場合に、そのバージョンアップ情報がサーバー10から端末装置20に送信され、端末装置20で受信されたタイミングや、操作部22を介してユーザーからソフトウェアのバージョンアップ確認指示が入力されたタイミングとしてもよい。また、バージョンアップの確認時に、ステップS20などによるオプションソフトウェアの追加インストールを実行しない構成としてもよい。例えば、操作部22を介してユーザーからオプションソフトウェアの追加指示が入力されたタイミングで、ステップS20などを実行してオプションソフトウェアの追加インストールが実行されることとしてもよい。
以上、本実施の形態によれば、準備用ソフトウェア41は、端末装置20のコンピューターを、端末装置20に適切な超音波診断に関するソフトウェアを通信ネットワークN上のサーバー10から取得して端末装置20にインストールする制御部21、として機能させる。
このため、端末装置20に適切なソフトウェアを容易にインストールできるとともに、端末装置20(超音波診断装置2)で、あらゆる端末装置に対応するソフトウェアを記憶しなくてよいので、端末装置20(超音波診断装置2)のハードウェアのコストを低下できる。
また、制御部21は、端末装置20の性能(表示部24の画面サイズ、表示ピクセル数、制御部21のCPU種別、記憶部23のメモリーサイズなど)を示す端末情報を収集し、前記サーバー10に記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうち、収集された端末情報に対応するソフトウェアを抽出し、抽出されたソフトウェアをサーバー10からダウンロードして端末装置20にインストールする。このため、ユーザーによる煩雑なインストール作業が不要であり、端末装置20の性能に合った適切なソフトウェアを容易にインストールでき、超音波診断装置を使用するための準備が簡単にできる。さらに、端末装置20の画面サイズ、表示ピクセル数を踏まえた適切な見栄えと、CPU種別、メモリーサイズを踏まえた適切な機能と、を実現できる。
また、準備用ソフトウェア41は、端末装置20のコンピューターを、サーバー10に記憶されたソフトウェアのバージョンアップを確認し、確認されたバージョンアップされたソフトウェアをサーバー10からダウンロードし、バージョンアップされたソフトウェアを用いて、端末装置20にインストールされているソフトウェアを更新する制御部21として機能させる。このため、ユーザーによる煩雑なソフトウェアのバージョンアップ作業が不要であり、ソフトウェアを容易にバージョンアップでき、時間経過とともにソフトウェアが順次バージョンアップされていく中で、端末装置20でバージョンアップされた適切なソフトウェアを使用できる。
また、準備用ソフトウェア41は、端末装置20のコンピューターを、サーバー10に記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうちのオプションソフトウェアのリスト情報を表示部24に表示させる制御部21、リスト情報からインストールするオプションソフトウェアの選択入力を受け付ける操作部22、として機能させる。制御部21は、選択入力されたオプションソフトウェアをサーバー10からダウンロードして端末装置20にインストールする。このため、ユーザーによる煩雑なオプションソフトウェアのインストール作業が不要であり、オプションソフトウェアを容易に選択してインストールでき、時間経過とともにオプションソフトウェアが準備されていく中で、端末装置20で適切なオプションソフトウェアを使用できる。
また、超音波探触子30は、準備用ソフトウェア41を記憶する記憶部33を備える。超音波探触子30は、超音波探触子30が端末装置20に接続された場合に、準備用ソフトウェア41を記憶部33から読み出して端末装置20に送信する有線通信部32を備える。端末装置20は、超音波探触子30が接続された場合に、準備用ソフトウェア41を超音波探触子30から受信して自装置にインストールする制御部21を備える。このため、超音波探触子30だけを購入して、端末装置20に接続することで、超音波診断装置2として使用できる。また、ユーザーは、個人保有する使い慣れた端末装置20に超音波探触子30を接続でき、超音波診断装置2の使いやすさを向上できる。
また、超音波診断装置2は、端末装置20と、超音波探触子30と、を備える。このため、超音波診断装置2において、端末装置20に適切なソフトウェアを容易にインストールできるとともに、超音波診断装置2のハードウェアのコストを低下できる。
また、超音波診断システム1は、超音波診断装置2と、サーバー10と、を備える。このため、超音波診断システム1において、端末装置20に適切なソフトウェアを容易にインストールできるとともに、超音波診断装置2のハードウェアのコストを低下できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリーなどの不揮発性メモリー、CD-ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適超音波探触子、端末装置、超音波診断装置及び超音波診断システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、超音波探触子30に準備用ソフトウェア41が記憶され、端末装置20への初回の接続時に、準備用ソフトウェア41がインストールされ、準備用ソフトウェア処理が実行される構成としたが、これに限定されるものではない。超音波探触子に準備用ソフトウェア41が記憶されず、準備用ソフトウェア41がサーバー10の記憶部13に記憶され、端末装置20の制御部21が、操作部22を介するユーザーの手動で又は(例えば、超音波探触子30が接続されると)自動的に、準備用ソフトウェア41をサーバー10からダウンロードして記憶部23に記憶して、インストール及び実行する構成としてもよい。また、準備用ソフトウェア41がSD(Secure Digital)カードなどの可搬型の記録媒体に記憶され、当該可搬型の記録媒体が端末装置20の情報読取部(図示略)に接続されると、端末装置20の制御部21が、操作部22を介するユーザーの手動で又は自動的に、準備用ソフトウェア41を当該記録媒体から読み出して記憶部23に記憶して、インストール及び実行する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、超音波探触子30に記憶されている準備用ソフトウェア41と、インストール後に端末装置20に記憶される準備用ソフトウェア41と、が同一である構成を説明したが、これに限定されるものではない。超音波探触子30に記憶されている準備用ソフトウェアがインストーラーを含む場合に、インストール後に端末装置20に記憶される準備用ソフトウェアが、インストーラーを含まなく、超音波探触子30の準備用ソフトウェアと異なる構成としてもよい。この構成では、端末装置20に記憶される超音波探触子30から受信した準備用ソフトウェアが、インストール後に記憶部23から削除される構成としてもよい。これらの事項は、サーバー10に記憶されているソフトウェアと、サーバー10からダウンロードされて端末装置20に記憶及びインストールされるソフトウェアと、についても同様である。
また、上記実施の形態では、サーバー10に記憶されているソフトウェアにバージョンアップが発生する際に、端末装置20が、サーバー10に記憶されているバージョンアップ後のソフトウェア全てをダウンロードして自装置にインストールする構成を説明したが、これに限定されるものではない。バージョンアップされたソフトウェアへの更新に、バージョンアップされたソフトウェアの更新に必要な一部のプログラムデータを用いればよい場合には、端末装置20が、サーバー10に記憶されているバージョンアップ後のソフトウェアの必要な一部をダウンロードして自装置にインストールする構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、準備用ソフトウェア処理において、バージョンアップされたソフトウェアは、端末装置20で自動的に更新される構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、ソフトウェアのバージョンアップにより、端末装置20の性能ではもはや実行できなくなるケースも考えられる。このため、ステップS19において、端末装置20の端末情報の性能に対応する(実行できる)バージョンアップ後のソフトウェアが抽出される構成としてもよい。さらに、端末装置20がノートPCなどである場合に、記憶部23の交換などにより、端末装置20の性能が変化することも考えられる。このため、ステップS16~S19の間で、ステップS11と同様に端末装置20の端末情報が取得され、ステップS19のソフトウェアの抽出に用いられる構成としてもよい。
また、以上の実施の形態における超音波診断システム1を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 超音波診断システム
10 サーバー
11,21,31 制御部
12,22 操作部
13,23,33 記憶部
14,24 表示部
15 通信部
16,28,35 バス
2 超音波診断装置
20 端末装置
25,32 有線通信部
26 無線通信部
27 音声入出力部
30 超音波探触子
34 超音波送受信部
36 ケーブル

Claims (11)

  1. 端末装置に接続される超音波探触子であって、
    前記端末装置にインストールされる準備用プログラムを記憶する記憶部と、
    前記超音波探触子が前記端末装置に接続された場合に、前記準備用プログラムを前記記憶部から読み出して当該端末装置に送信する送信制御部と、を備え、
    前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
    前記端末装置に適切な超音波診断に関するソフトウェアを通信ネットワーク上に配置され前記超音波探触子とは異なるサーバーから取得して当該端末装置にインストールする処理部、として機能させる超音波探触子。
  2. 前記処理部は、
    前記端末装置の性能を示す端末情報を収集する収集部と、
    前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうち、前記収集された端末情報に対応するソフトウェアを抽出する抽出部と、
    前記抽出されたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして前記端末装置にインストールする第1のインストール部と、を有する請求項1に記載の超音波探触子。
  3. 前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
    前記サーバーに記憶されたソフトウェアのバージョンアップを確認する確認部、
    前記確認されたバージョンアップされたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードし、当該バージョンアップされたソフトウェアを用いて、前記端末装置にインストールされているソフトウェアを更新する更新部、
    として機能させる請求項1又は2に記載の超音波探触子。
  4. 前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
    前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうちのオプションソフトウェアのリスト情報を表示部に表示させる表示制御部、
    前記リスト情報からインストールするオプションソフトウェアの選択入力を受け付ける操作部、
    前記選択入力されたオプションソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして前記端末装置にインストールする第2のインストール部、
    として機能させる請求項1から3のいずれか一項に記載の超音波探触子。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波探触子と、
    前記端末装置と、を備える超音波診断装置。
  6. 超音波探触子が接続される端末装置であって、
    前記超音波探触子が前記端末装置に接続された場合に、当該端末装置にインストールされる準備用プログラムを当該超音波探触子から受信して当該端末装置にインストールする準備用インストール部を備え、
    前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
    前記端末装置に適切な超音波診断に関するソフトウェアを通信ネットワーク上に配置され前記超音波探触子とは異なるサーバーから取得して当該端末装置にインストールする処理部、として機能させる端末装置。
  7. 前記処理部は、
    前記端末装置の性能を示す端末情報を収集する収集部と、
    前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうち、前記収集された端末情報に対応するソフトウェアを抽出する抽出部と、
    前記抽出されたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして自装置にインストールする第1のインストール部と、を有する請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
    前記サーバーに記憶されたソフトウェアのバージョンアップを確認する確認部、
    前記確認されたバージョンアップされたソフトウェアを前記サーバーからダウンロードし、当該バージョンアップされたソフトウェアを用いて、自装置にインストールされているソフトウェアを更新する更新部、として機能させる請求項6又は7に記載の端末装置。
  9. 前記準備用プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、
    前記サーバーに記憶された超音波診断に関するソフトウェアのうちのオプションソフトウェアのリスト情報を表示部に表示させる表示制御部、
    前記リスト情報からインストールするオプションソフトウェアの選択入力を受け付ける操作部、
    前記選択入力されたオプションソフトウェアを前記サーバーからダウンロードして前記端末装置にインストールする第2のインストール部、として機能させる請求項6から8のいずれか一項に記載の端末装置。
  10. 請求項6から9のいずれか一項に記載の端末装置と、
    前記端末装置に接続される超音波探触子と、を備える超音波診断装置。
  11. 請求項5又は10に記載の超音波診断装置と、
    前記サーバーと、を備える超音波診断システム。
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