JP7289463B2 - 巻線型ポテンショメータ - Google Patents

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Description

本発明は、巻線型ポテンショメータに関する。
従来、回転角度に応じた電気信号を出力する回転型ポテンショメータが広く用いられている。回転型ポテンショメータの一つである多回転型ポテンショメータには、巻線を抵抗体に用いた巻線型ポテンショメータがある。また、巻線型ポテンショメータの中には、電圧印加用の端子や出力電圧取り出し用の端子をケースの側面に配置したものがある(たとえば、特許文献1を参照)。
図14は、従来の巻線型ポテンショメータの外観を示す斜視図であり、図15は、図14に示す巻線型ポテンショメータの分解斜視図である。また、図16は、図14に示す巻線型ポテンショメータの平面図であり、図17は、図16におけるA-A断面図、図18は、図17におけるB部拡大図である。
図14~図18に示すように、従来の巻線型ポテンショメータ100は、シャフト101と、パネル102と、スリップリード103と、スライド絶縁部104と、スライドレバー105と、抵抗体106と、ケース107と、端子板108と、裏蓋109と、を備えている。
シャフト101は、大径部101aと小径部101bとを一体に有する金属製のシャフトである。シャフト101には、樹脂の一体成形によってシャフト絶縁部111が設けられている。
パネル102は、雄ネジが形成されたカラー112を有する。パネル102とカラー112は、樹脂の一体成形によって形成することが可能である。シャフト101は、カラー112に挿入され、止め輪113によってカラー112に固定される。パネル102は、ケース107の下側の開口を閉じるように、ケース107に取り付けられる。
スリップリード103は、バネ性を有する金属によって構成されている。スリップリード103の長手方向の一端部はC字形に形成され、このC字形の部分の先端2箇所に接点103aが設けられている。接点103aは、第2端子116との電気的な接続のための接点である。
スライド絶縁部104は、樹脂の成形品である。スライド絶縁部104は、円環状に形成されている。スライド絶縁部104には、一対の羽部104a(図18参照)が形成されている。一対の羽部104aは、抵抗体106の線材を上下方向で挟むように配置される。スライド絶縁部104は、シャフト101と一体に回転するようにシャフト絶縁部111に取り付けられる。また、スライド絶縁部104は、シャフト101の中心軸方向に移動自在(スライド自在)な状態でシャフト絶縁部111に取り付けられる。
スライドレバー105は、バネ性を有する金属によって構成されている。スライドレバー105には、第1接点105aと第2接点105bが設けられている。第1接点105aは、抵抗体106との電気的な接続のための接点である。第2接点105bは、スリップリード103との電気的な接続のための接点である。スライドレバー105は、スライド絶縁部104に取り付けられる。
抵抗体106は、螺旋状の巻線によって構成されている。抵抗体106の線材は、絶縁被膜がコーティングされた銅線、すなわち被覆銅線を芯線とし、この芯線の外周面に、細い抵抗線を等間隔で螺旋状に巻き付けた構造になっている。
ケース107は、樹脂の成形品である。ケース107は、円筒状に形成されている。ケース107の内周面には、螺旋状の溝107aが形成されている。抵抗体106の線材は、ケース107の溝107aに嵌合される。
端子板108は、樹脂の成形品である。端子板108には、第1端子115と第3端子117とが組み付けられている。端子板108は、ケース107の外周面に取り付けられる。ケース107の周壁には、端子板108の取付位置に対応して2つの貫通孔107b,107c(図17参照)が設けられている。貫通孔107bは、抵抗体106のパネル102側の端部に第1端子115を電気的に接続するための孔である。貫通孔107cは、抵抗体106の裏蓋109側の端部に第3端子117を電気的に接続するための孔である。
裏蓋109は、樹脂の成形品である。裏蓋109は、平面視円形に形成されている。裏蓋109には第2端子116が組み付けられている。また、裏蓋109には凹部109a(図17参照)が形成されている。凹部109aは、シャフト101の小径部101bの先端部を回転自在に支持する部分である。裏蓋109は、ケース107の上側の開口部を閉じるように、ケース107に取り付けられる。
上記構成からなる巻線型ポテンショメータ100において、シャフト101を時計回り方向(CW方向)に回転させると、スライド絶縁部104は、シャフト絶縁部111と一体に回転しながら、抵抗体106の線材に案内されて裏蓋109側に移動する。また、シャフト101を反時計回り方向(CCW方向)に回転させると、スライド絶縁部104は、シャフト絶縁部111と一体に回転しながら、抵抗体106の線材に案内されてパネル102側に移動する。その際、スライドレバー105は、スライド絶縁部104の回転に従って周方向に移動する。また、スライドレバー105の接点105aは、抵抗体106の線材に適度な与圧で接触しながら、抵抗体106の線材上を摺動する。
したがって、たとえば第1端子115に外部電源(図示せず)のマイナス端子を電気的に接続し、第3端子117に外部電源のプラス端子を電気的に接続して、第1端子115と第3端子117との間、すなわち抵抗体106の両端に基準電圧を印加した状態では、抵抗体106の螺旋方向におけるスライドレバー105の接点105aの位置に応じた分圧を、巻線型ポテンショメータ100の出力電圧として第2端子116から取り出すことができる。このとき、第2端子116から取り出される出力電圧は、シャフト101の回転角度と1対1で対応する。このため、巻線型ポテンショメータ100においては、第2端子116から取り出される出力電圧に基づいて、シャフト101の回転角度を検出することができる。
特開2012-114280号公報
しかしながら、従来の巻線型ポテンショメータ100においては、ケース107の外周面に端子板108が取り付けられ、この端子板108がケース107の径方向外側に突き出して配置されている。また、第1端子115、第2端子116及び第3端子117の各端子は、端子板108よりもケース107の径方向外側に突き出して配置されている。
また、従来の巻線型ポテンショメータ100においては、第2端子116から出力電圧を取り出すために、シャフト絶縁部111、スリップリード103、スライド絶縁部104、スライドレバー105などが、ケース107の内部に組み込まれている。
このため、従来の巻線型ポテンショメータ100では、ポテンショメータの小型化及びスリム化を図るのに限界があった。
なお、巻線型ポテンショメータの機種によっては、第1端子、第2端子及び第3端子を裏蓋側に配置しているものもある。ただし、この種の巻線型ポテンショメータでは、ケース側面の端子の代わりにリード線を使って、巻線の端末と裏蓋側の端子とを電気的に接続する必要がある。その場合、リード線はケースの外側面の配線することになる。このため、ポテンショメータの小型化及びスリム化を図るには限界がある。
本発明の目的は、従来よりも小型でスリムな巻線型ポテンショメータを提供することにある。
本発明に係る巻線型ポテンショメータは、それぞれ螺旋状に巻かれて二条巻線を構成する抵抗体及びリードと、抵抗体及びリードが内周面に取り付けられるケースと、ケースの中心軸上に回転自在に設けられるシャフトと、シャフトと一体に回転するとともに、シャフトの中心軸方向に移動可能な状態でシャフトに嵌合されるスライド絶縁部と、抵抗体の線材上を摺動する第1接点と、リードの線材上を摺動する第2接点とを有し、スライド絶縁部に取り付けられるスライドレバーと、第1端子、第2端子及び第3端子を有し、ケースの中心軸方向の端部に取り付けられる裏蓋と、抵抗体及びリードと、第1端子、第2端子及び第3端子とを電気的に接続するために、ケースの内部に取り付けられる中継基板と、を備え、抵抗体の線材は、芯線導体部を芯線被覆部で被覆してなる芯線と、芯線に巻かれた抵抗線とによって構成されるとともに、芯線導体部の一端部と抵抗線の一端部とが電気的に接続され、リードの一端部は電気的に開放され、芯線導体部の他端部と抵抗線の他端部とを通して抵抗線に基準電圧を印加可能に構成されるとともに、基準電圧の分圧を、スライドレバー及びリードを介してリードの他端部から取り出し可能に構成され、第1端子、第2端子及び第3端子は、ケースの中心軸方向に沿って突出する状態に配置され、第1端子は、芯線導体部の他端部に電気的に接続され、第2端子は、リードの他端部に電気的に接続され、第3端子は、抵抗線の他端部に電気的に接続されている。
本発明によれば、従来よりも小型でスリムな巻線型ポテンショメータを提供することができる。
本発明の実施形態に係る巻線型ポテンショメータの外観を示す斜視図である。 図1に示す巻線型ポテンショメータの分解斜視図である。 図1に示す巻線型ポテンショメータの平面図である。 図3におけるC-C断面図である。 図4におけるD部拡大図である。 図3におけるE-E断面図である。 抵抗体の全体構造を示す斜視図である。 図7におけるF部拡大図である。 中継基板を用いた電気的接続関係を説明する模式図である。 抵抗体の構成を説明する図である。 リードの構成を説明する図である。 抵抗線と各端子の接続関係を示す図である。 巻線型ポテンショメータにおけるシャフト回転角度と出力電圧比との関係を示す図である。 従来の巻線型ポテンショメータの外観を示す斜視図 図14に示す巻線型ポテンショメータの分解斜視図である。 図14に示す巻線型ポテンショメータの平面図である。 図16におけるA-A断面図である。 図17におけるB部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本明細書および図面において、実質的に同一の機能または構成を有する構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る巻線型ポテンショメータの外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示す巻線型ポテンショメータの分解斜視図である。また、図3は、図1に示す巻線型ポテンショメータの平面図であり、図4は、図3におけるC-C断面図、図5は、図4におけるD部拡大図、図6は、図3におけるE-E断面図である。
図1~図6に示すように、本実施形態に係る巻線型ポテンショメータ10は、シャフト11と、パネル12と、スライド絶縁部13と、スライドレバー14と、抵抗体15と、リード16と、ケース17と、中継基板18と、裏蓋19と、を備えている。
本実施形態においては、一例として、巻線型ポテンショメータ10が10回転型のポテンショメータである場合について説明する。
シャフト11は、大径部11aとガイド部11bと小径部11cとを一体に有する金属製のシャフトである。大径部11aと小径部11cは、シャフト11の中心軸方向から見て円形に形成されている。ガイド部11bは、シャフト11の長さ方向において、大径部11aと小径部11cの間に配置されている。ガイド部11bは、シャフト11の中心軸方向から見て、円形の両側を同量ずつ平坦に切り欠いた形状、すなわち略楕円形に形成されている。
パネル12は、雄ネジが形成されたカラー21と一体に形成されている。パネル12は、樹脂の一体成形によって形成することが可能である。パネル12は、平面視円形に形成されている。シャフト11は、パネル12の軸孔に大径部11aを挿入した状態で、2つの止め輪22によりパネル12に取り付けられている。各々の止め輪22は、シャフト11の大径部11aの外周面に形成された溝に嵌め込まれ、この状態でシャフト11がパネル12に回転自在に支持されている。パネル12の内部には、シャフト11のオーバー回転を防止するストッパー機構(図示せず)が設けられている。パネル12は、ケース17の下側の開口部を閉じるように、ケース17に取り付けられている。パネル12にはフランジ部12aが形成されている。また、パネル12には3つのネジ孔12bが形成されている。3つのネジ孔12bは、パネル12の円周方向に等間隔に設けられている。
スライド絶縁部13は、樹脂の成形品である。スライド絶縁部13は、円筒状に形成されている。スライド絶縁部13には、一対の羽部13aと、凸部13bとが形成されている。一対の羽部13aは、図5に示すように、抵抗体15の線材とリード16の線材とを上下方向で挟むように配置される。凸部13bは、一対の羽部13aの間に配置されている。凸部13bは、スライド絶縁部13にスライドレバー14を位置決めして取り付けるための部分である。また、スライド絶縁部13の中心には、嵌合孔13cが設けられている。嵌合孔13cは、シャフト11のガイド部11bに嵌合する孔である。スライド絶縁部13は、ガイド部11bに嵌合孔13cを嵌合させることにより、シャフト11と一体に回転するとともに、シャフト11の中心軸方向に移動可能に支持される。
スライドレバー14は、バネ性を有する金属によって構成されている。スライドレバー14には、上述した凸部13bに対応する凹部(図示せず)が形成されている。スライドレバー14は、スライドレバー14の凹部にスライド絶縁部13の凸部13bを嵌合して、凸部13bを加締めることにより、スライド絶縁部13に固定される。また、スライドレバー14は二股に分かれた構造になっており、二股に分かれた一方の端部に第1接点25が溶着され、他方の端部に第2接点26が溶着されている。図5に示すように、第1接点25は、適度な与圧で抵抗体15の線材に接触した状態に保持され、第2接点26は、適度な与圧でリード16の線材に接触した状態に保持される。
抵抗体15は、図7に示すように、螺旋状の巻線によって構成されている。抵抗体15の線材は、図8に示すように、絶縁被膜がコーティングされた銅線、すなわち被覆銅線を芯線27とし、この芯線27の外周面に、細い抵抗線28を等間隔で螺旋状に巻き付けた構造になっている。抵抗線28は、所望の抵抗値が得られる金属材料によって構成される。抵抗線28の径は、芯線27の径に比べて十分に小さい。また、抵抗線28の巻線ピッチも、芯線27の巻線ピッチに比べて十分に小さい。
リード16は、抵抗体15と同様に、螺旋状の巻線によって構成されている。リード16の線材は、極低抵抗の金属線を用いて構成されている。リード16を構成する金属線としては、銅線を用いることが好ましい。また、スライドレバー14の第2接点26が抵抗体15の線材上を摺動することを考慮すると、リード16の線材を構成する金属線の表面が金のメッキ層によって被覆されていることが好ましい。
ここで、抵抗体15とリード16は、それぞれ螺旋状に巻かれて二条巻線を構成している。本明細書において、二条巻線とは、同じ巻線ピッチで螺旋状に巻かれた2つの巻線を互いの線材が等間隔で隣り合うように組み合わせた構造をいう。本実施形態においては、抵抗体15の線材とリード16の線材が互いに同じ巻線ピッチで螺旋状に巻かれている。そして、図5に示すように、抵抗体15とリード16は、抵抗体15の線材とリード16の線材とがシャフト11(ガイド部11b)の中心軸方向で隣り合うように、抵抗体15とリード16を組み合わせることにより、二条巻線を構成している。リード16の線材の外径(直径)は、抵抗線28を含めた抵抗体15の線材の外径d(図8を参照)と同じであることが好ましい。なお、図4に示すように巻線型ポテンショメータ10を組み立てた状態では、ケース17の中心軸上にシャフト11が配置されるため、シャフト11の中心軸とケース17の中心軸は同軸になる。
ケース17は、樹脂の成形品である。ケース17は、図2に示すように、円筒状に形成されている。ケース17の下端部近傍には3つのネジ取付孔31が形成され、ケース17の上端部近傍にも3つのネジ取付孔32が形成されている。3つのネジ取付孔31は、ケース17の円周方向に等間隔に設けられている。また、ネジ取付孔31は、ケース17の肉厚を部分的に薄くしてケース17の外周面に段差をつけた部分に設けられている。同様に、3つのネジ取付孔32は、ケース17の円周方向に等間隔に設けられている。また、ネジ取付孔32は、ケース17の肉厚を部分的に薄くしてケース17の外周面に段差をつけた部分に設けられている。上述したパネル12は、図4に示すように、ケース17の下端部にパネル12のフランジ部12aを突き当てた状態で、3つのパネル固定ネジ35によりケース17に固定されている。パネル固定ネジ35は、ケース17のネジ取付孔31を通してパネル12のネジ孔12bに噛み合い、その状態で適度に締め付けられている。
また、ケース17の内周面には、図5に示すように、抵抗体15の螺旋形状に対応する第1の溝33と、リード16の螺旋形状に対応する第2の溝34とが形成されている。第1の溝33と第2の溝34は、二条溝を構成している。本明細書において、二条溝とは、同じピッチで螺旋状に形成された2つの溝を互いに等間隔で隣り合うように配置した構造をいう。本実施形態においては、第1の溝33と第2の溝34が互いに同じピッチで螺旋状に形成されている。また、第1の溝33と第2の溝34は、ケース17の中心軸方向において、互いに半ピッチずつ位置をずらして形成されている。そして、第1の溝33と第2の溝34は、ケース17の中心軸方向で隣り合うように配置されることにより、二条溝を構成している。また、第1の溝33及び第2の溝34からなる二条溝は、ケース17の中心軸方向において、パネル12の取付位置から中継基板18の取付位置との間に形成されている。
上述した抵抗体15は第1の溝33に取り付けられ、リード16は第2の溝34に取り付けられている。第1の溝33と第2の溝34は、上述のように半ピッチずつ位置がずれているため、抵抗体15の線材とリード16の線材は物理的に接触していない。また、抵抗体15は、抵抗体15の線材が第1の溝33から外れたり位置ずれしたりしないよう、第1の溝33に接着等によって固定されている。同様に、リード16は、リード16の線材が第2の溝34から外れたり位置ずれしたりしないよう、第2の溝34に接着等によって固定されている。
中継基板18は、抵抗体15及びリード16の各巻線と、裏蓋19の各端子とを電気的に接続するために、ケース17の内部に取り付けられる基板である。中継基板18は、円板状に形成されている。中継基板18の中心には孔18aが形成されている。孔18aは、シャフト11の小径部11cを通すための孔である。中継基板18には、図示はしないが、ランド部及びスルーホールを含む配線パターンが形成されている。また、中継基板18の上面には、3つの上側ランド部(図示せず)が形成され、中継基板18の下面には、3つの下側ランド部(図示せず)が形成されている。
本明細書においては、説明の便宜上、図9に示すように、3つの上側ランド部を、第1の上側ランド部1A、第2の上側ランド部2A及び第3の上側ランド部3Aと区別するとともに、3つの下側ランド部を、第1の下側ランド部1B、第2の下側ランド部2B及び第3の下側ランド部3Bと区別する。そして、中継基板18においては、第1の上側ランド部1Aと第1の下側ランド部1BとがスルーホールH1を介して電気的に接続されるとともに、第2の上側ランド部2Aと第2の下側ランド部2BとがスルーホールH2を介して電気的に接続され、かつ、第3の上側ランド部3Aと第3の下側ランド部3BとがスルーホールH3を介して電気的に接続されるものとする。
裏蓋19は、樹脂の成形品である。裏蓋19は、平面視円形に形成されている。裏蓋19は、ケース17の中心軸方向の端部に取り付けられる。具体的には、裏蓋19は、ケース17の上側の開口部を閉じるように、ケース17に取り付けられる。裏蓋19は、第1端子41、第2端子42及び第3端子43を有している。また、裏蓋19の中心部には軸受部材45が取り付けられている。裏蓋19の外周面には、裏蓋19の外径を部分的に小さくした段差面19aが形成されている。段差面19aの外径は、この段差面19aの部分をケース17内に挿入できるように、ケース17の内径よりも僅かに小さく設定されている。段差面19aには3つのネジ孔46が形成されている。3つのネジ孔46は、裏蓋19の円周方向に等間隔に設けられている。裏蓋19は、3つの裏蓋固定ネジ36によってケース17の上端部に固定されている。裏蓋固定ネジ36は、ケース17のネジ取付孔32を通して裏蓋19のネジ孔46に噛み合い、その状態で適度に締め付けられている。
第1端子41、第2端子42及び第3端子43は、それぞれL字形に形成されるとともに、裏蓋19の円周方向に等間隔に配置されている。第1端子41の上端側は、裏蓋19の上面からケース17の中心軸方向に沿って突出する状態で配置されている。同様に、第2端子42の上端側は、裏蓋19の上面からケース17の中心軸方向に沿って突出する状態で配置され、第3端子43の上端側も、裏蓋19の上面からケース17の中心軸方向に沿って突出する状態で配置されている。一方、第1端子41の下端部41a(図2参照)は、ほぼ直角に折れ曲がっており、この折れ曲がった部分が裏蓋19の下面から突出する状態に配置されている。同様に、第2端子42の下端部42a(図6参照)は、ほぼ直角に折れ曲がっており、この折れ曲がった部分が裏蓋19の下面から突出する状態に配置されている。また、第3端子43の下端部43a(図2参照)も、ほぼ直角に折れ曲がっており、この折れ曲がった部分が裏蓋19の下面から突出する状態に配置されている。
第1端子41は、中継基板18の第1の上側ランド部1Aに第1端子41の下端部41aをハンダ付け等によって接合することにより、第1の上側ランド部1Aに電気的に接続される。一方、第2端子42は、中継基板18の第2の上側ランド部2Aに第2端子42の下端部42aをハンダ付け等によって接合することにより、第2の上側ランド部2Aに電気的に接続される。また、第3端子43は、中継基板18の第3の上側ランド部3Aに第3端子43の下端部43aをハンダ付け等によって接合することにより、第3の上側ランド部3Aに電気的に接続される。第1端子41、第2端子42及び第3端子43は、裏蓋19の本体部を樹脂の射出成形によって形成した後に、その本体部に組み付けてもよいし、インサート成形によって裏蓋19と一体に形成してもよい。
軸受部材45は、シャフト11の小径部11cを回転自在に支持する部材である。軸受部材45は、樹脂の射出成形によって裏蓋19と一体に形成してもよい。つまり、裏蓋19と軸受部材45は、同じ樹脂材料からなる一体構造になっていてもよい。
ここで、抵抗体15及びリード16と、第1端子41、第2端子42及び第3端子43との電気的な接続関係について、図9~図11を用いて説明する。
図10に示すように、抵抗体15の線材は、芯線27と抵抗線28とによって構成されている。また、抵抗体15の芯線27は、銅線からなる芯線導体部271と、この芯線導体部271を被覆する絶縁性の芯線被覆部272とによって構成されている。抵抗線28のパネル12側の端部28aは、たとえば溶着、ハンダ付け、導電性接着剤などにより、芯線導体部271のパネル12側の端部271aに電気的に接続される。一方、芯線導体部271の裏蓋19側の端部271bは、中継基板18の第1の下側ランド部1Bに電気的に接続される。芯線導体部271の端部271bについては、第1の下側ランド部1Bに直接接続してもよいし、図示しない細いリード線を介して第1の下側ランド部1Bに接続してもよい。また、抵抗線28の裏蓋19側の端部28bは、たとえばハンダ付け、導電性接着剤などにより、中継基板18の第3の下側ランド部3Bに電気的に接続される。
一方で、図11に示すように、リード16の線材は、金属線によって構成されている。リード16のパネル12側の端部16aは、電気的にどこにも接続されていない状態、すなわち開放された状態になっている。また、リード16の裏蓋19側の端部16bは、中継基板18の第2の下側ランド部2Bに電気的に接続されている。リード16の端部16bについては、第2の下側ランド部2Bに直接接続してもよいし、図示しない細いリード線を介して第2の下側ランド部2Bに接続してもよい。
これにより、抵抗体15及びリード16と、第1端子41、第2端子42及び第3端子43との電気的な接続関係は、図9のようになる。具体的には、第1端子41は、第1の上側ランド部1AとスルーホールH1と第1の下側ランド部1Bとを介して、芯線導体部271の裏蓋19側の端部271bに電気的に接続される。また、第2端子42は、第2の上側ランド部2AとスルーホールH2と第2の下側ランド部2Bとを介して、リード16の裏蓋19側の端部16bに電気的に接続される。また、第3端子43は、第3の上側ランド部3AとスルーホールH3と第3の下側ランド部3Bとを介して、抵抗線28の裏蓋19側の端部28bに電気的に接続される。
続いて、本発明の実施形態に係る巻線型ポテンショメータ10の動作について説明する。
まず、スライド絶縁部13は、シャフト11の中心軸方向に移動可能な状態でガイド部11bに嵌合している。また、スライド絶縁部13に形成された一対の羽部13aは、シャフト11の中心軸方向で隣り合う抵抗体15の線材とリード16の線材とを、上下方向から挟むように配置されている。このため、シャフト11が回転すると、スライド絶縁部13は、二条巻線を構成する抵抗体15及びリード16の各線材にガイドされながら、二条巻線の螺旋方向に沿ってパネル12側又は裏蓋19側に移動する。
このとき、スライドレバー14は、スライド絶縁部13と一緒に移動する。また、スライドレバー14の第1接点25は抵抗体15の線材上を摺動し、スライドレバー14の第2接点26はリード16の線材上を摺動する。抵抗体15の線材の最外周には、図8及び図10に示すように、抵抗線28が存在する。このため、第1接点25は抵抗線28上を摺動する。また、スライドレバー14は、抵抗体15の抵抗線28と、リード16とに常に接触(電気的に接続)しながら、スライド絶縁部13と一緒に移動する。
次に、本発明の実施形態に係る巻線型ポテンショメータ10における電気的出力の伝達関係について説明する。本実施形態では、一例として、第1端子41に外部電源(図示せず)のマイナス端子を電気的に接続し、第3端子43に外部電源のプラス端子を電気的に接続する場合を想定する。
まず、第1端子41は、中継基板18を介して抵抗体15の芯線導体部271に電気的に接続されている。また、芯線導体部271は、中継基板18と反対側で抵抗線28の端部28aに電気的に接続されている。つまり、第1端子41は、芯線導体部271を介して抵抗線28の端部28aに導通した状態となっている。
また、第3端子43は、中継基板18を介して抵抗線28の端部28bに電気的に接続されている。つまり、第3端子43は、中継基板18を介して抵抗線28の端部28bに導通した状態になっている。
したがって、外部電源によって第1端子41と第3端子43とに基準電圧を印加すると、この基準電圧がそのまま抵抗体15の抵抗線28に印加される。
一方、第2端子42は、中継基板18を介してリード16の端部16bに電気的に接続されている。つまり、第2端子42は、中継基板18を介してリード16の端部16bに導通した状態になっている。
また、スライドレバー14の第1接点25は、抵抗体15の抵抗線28に電気的に接続され、スライドレバー14の第2接点26は、リード16に電気的に接続されている。また、第1接点25が抵抗線28に接続する位置は、二条巻線の螺旋方向に沿ってスライド絶縁部13と一緒に移動するスライドレバー14の位置に依存する。
したがって、抵抗体15の線材上を摺動する第1接点25は、上述のように抵抗線28に印加される基準電圧、すなわち第1端子41と第3端子43とに印加された基準電圧に対する、現在の第1接点25の摺動位置に応じた出力電圧である分圧を検出することになる。また、第1接点25が検出する分圧は、第2接点26からリード16に伝達され、さらに中継基板18を介して第2端子42に伝達される。これにより、抵抗体15の螺旋方向における第1接点25の位置に応じた分圧を、巻線型ポテンショメータ10の出力電圧として第2端子42から取り出すことができる。このとき、第2端子42から取り出される出力電圧は、シャフト11の回転角度と1対1で対応する。このため、巻線型ポテンショメータ10においては、第2端子42から取り出される出力電圧に基づいて、シャフト11の回転角度を検出することができる。
図12は、抵抗線28と各端子41,42,43の接続関係を示す図である。
図12に示すように、第1端子41は、抵抗線28の一方の端部28aに電気的に接続され、第3端子43は、抵抗線28の他方の端部28bに電気的に接続されている。また、第2端子42は、抵抗線28の端部28a,28b間に電気的に接続されている。抵抗線28に対する第2端子42の接続位置は、たとえばシャフト11がCW方向に回転すると抵抗線28の端部28b側に移動し、シャフト11がCCW方向(CW方向と反対方向)に回転すると抵抗線28の端部28a側に移動する。
図13は、巻線型ポテンショメータ10におけるシャフト回転角度と出力電圧比との関係を示す図である。
図13に示すように、巻線型ポテンショメータ10の出力電圧比は、シャフト11をCCW方向の終端からCW方向に回転させると、0%から100%まで変化する。巻線型ポテンショメータ10の電気的回転角度は、3600°に設定されている。また、巻線型ポテンショメータ10の機械的回転角度は、3600°+αに設定されている。つまり、機械的回転角度は、電気的回転角度よりも僅かに大きく設定されている。
巻線型ポテンショメータ10の出力電圧比は、巻線型ポテンショメータ10の第1端子41と第3端子43とに印加される基準電圧に対して、巻線型ポテンショメータ10の第2端子42から取り出される出力電圧の比率をパーセントで表したものである。このため、たとえば第1端子41と第3端子43とに印加される基準電圧が5Vであり、第2端子42から取り出される出力電圧が2.5Vであると、巻線型ポテンショメータ10の出力電圧比は50%になる。つまり、巻線型ポテンショメータ10の電気的出力とこれに基づく出力電圧比とは、数値を取り扱う単位が異なるだけで実質的に等価である。
したがって、巻線型ポテンショメータ10の出力電圧比から、シャフト11の回転角度を検出することができる。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態に係る巻線型ポテンショメータ10では、芯線導体部271の一端部271aと抵抗線28の一端部28aとが電気的に接続された抵抗体15と、抵抗体15との組み合わせで二条巻線を構成するリード16と、第1接点25及び第2接点26を有するスライドレバー14とを用いて、抵抗線28への基準電圧の印加と、抵抗線28からの分圧の取り出しとを実現している。これにより、本実施形態に係る巻線型ポテンショメータ10によれば、従来の巻線型ポテンショメータ(図14~図18を参照)と比較して、第2端子から出力電圧(分圧)を取り出すために必要な部品の占有スペースを縮小することができるとともに、ケース17の外周面に端子板を取り付ける必要がなくなる。このため、従来よりも小型でスリムな巻線型ポテンショメータを提供することができる。
また、本実施形態においては、第1端子41、第2端子42及び第3端子43が、ケース17に取り付けられる裏蓋19に設けられている。これにより、裏蓋19は、ケース17の開口部を閉じる機能と端子板としての機能を兼ね備えるため、裏蓋19と別個に端子板を設ける必要がなくなる。
また、本実施形態においては、ケース17に設けられる各端子41,42,43がケース17の中心軸方向に突出する状態に配置されている。これにより、各端子41,42,43はケース17の径方向外側に突出しないため、巻線型ポテンショメータ10のスリム化に寄与することができる。
また、本実施形態において、第1端子41は、芯線導体部271の端部271bに電気的に接続され、第2端子42は、リード16の端部16bに電気的に接続され、第3端子43は、抵抗線28の端部28bに電気的に接続されている。これにより、第1端子41と第3端子43とによって抵抗線28に基準電圧を印加した場合に、基準電圧の分圧である巻線型ポテンショメータ10の出力電圧を、第2端子42から取り出すことができる。
また、本実施形態においては、抵抗体15及びリード16と、第1端子41、第2端子42及び第3端子43とを電気的に接続するために、ケース17の内部に中継基板18が取り付けられている。これにより、抵抗体15及びリード16と、第1端子41、第2端子42及び第3端子43との間をリード線等で直接つなぐ場合に比べて、巻線型ポテンショメータ10の組み立てを容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、ケース17の内周面に、第1の溝33及び第2の溝34からなる二条溝が形成され、この二条溝を利用してケース17の内周面に抵抗体15及びリード16が取り付けられている。これにより、二条溝が形成されていないケース17の内周面に接着剤等を用いて抵抗体15及び抵抗体15を取り付ける場合に比べて、抵抗体15及びリード16の位置ずれ等を抑制し、抵抗体15とリード16との接触(電気的な接続)を確実に防止することができる。
<変形例等>
本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件、あるいは、その構成要件の組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記実施形態においては、10回転型の巻線型ポテンショメータ10を例に挙げて説明したが、本発明は10回転型以外の多回転型ポテンショメータに広く適用可能である。
また、リード16は、極低抵抗の金属線を用いて構成する以外にも、たとえば抵抗体15の線材と同様に、芯線導体部及び芯線被覆部からなる芯線の外周面に、極低抵抗の細い金属線を巻き付けた構成であってもよい。
また、二条巻線を構成する抵抗体15及びリード16のうち、少なくとも一方の巻線は、導電性樹脂を塗布したハイブリッドタイプの巻線であってもよい。その場合、一方の巻線だけに導電性樹脂を塗布する場合は、抵抗体15の巻線に塗布するとよい。また、両方の巻線に導電性樹脂を塗布する場合は、抵抗体15の巻線とリード16の巻線が同じ構成になる場合が好ましい。
10…巻線型ポテンショメータ
11…シャフト
13…スライド絶縁部
13a…羽部
14…スライドレバー
15…抵抗体
16…リード
17…ケース
18…中継基板
19…裏蓋
25…第1接点
26…第2接点
27…芯線
28…抵抗線
41…第1端子
42…第2端子
43…第3端子
271…芯線導体部
272…芯線被覆部

Claims (2)

  1. それぞれ螺旋状に巻かれて二条巻線を構成する抵抗体及びリードと、
    前記抵抗体及び前記リードが内周面に取り付けられるケースと、
    前記ケースの中心軸上に回転自在に設けられるシャフトと、
    前記シャフトと一体に回転するとともに、前記シャフトの中心軸方向に移動可能な状態で前記シャフトに嵌合されるスライド絶縁部と、
    前記抵抗体の線材上を摺動する第1接点と、前記リードの線材上を摺動する第2接点とを有し、前記スライド絶縁部に取り付けられるスライドレバーと、
    第1端子、第2端子及び第3端子を有し、前記ケースの中心軸方向の端部に取り付けられる裏蓋と、
    前記抵抗体及び前記リードと、前記第1端子、前記第2端子及び前記第3端子とを電気的に接続するために、前記ケースの内部に取り付けられる中継基板と、
    を備え、
    前記抵抗体の線材は、芯線導体部を芯線被覆部で被覆してなる芯線と、前記芯線に巻かれた抵抗線とによって構成されるとともに、前記芯線導体部の一端部と前記抵抗線の一端部とが電気的に接続され、
    前記リードの一端部は電気的に開放され、
    前記芯線導体部の他端部と前記抵抗線の他端部とを通して前記抵抗線に基準電圧を印加可能に構成されるとともに、前記基準電圧の分圧を、前記スライドレバー及び前記リードを介して前記リードの他端部から取り出し可能に構成され
    前記第1端子、前記第2端子及び前記第3端子は、前記ケースの中心軸方向に沿って突出する状態に配置され、
    前記第1端子は、前記芯線導体部の他端部に電気的に接続され、前記第2端子は、前記リードの他端部に電気的に接続され、前記第3端子は、前記抵抗線の他端部に電気的に接続されている
    巻線型ポテンショメータ。
  2. 前記ケースの内周面には、前記抵抗体が取り付けられる第1の溝及び前記リードが取り付けられる第2の溝からなる二条溝が形成されている
    請求項1に記載の巻線型ポテンショメータ。
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