JP7289459B2 - 透水性コンクリートの吹付工法 - Google Patents
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Description
従来技術の透水性コンクリートの吹付工法として、特許文献1及び2には、透水性を確保可能な粒径の骨材にセメントペーストをまぶした混練材料を施工面に吹き付けることで、高い空隙率を備えた透水性コンクリート(ポーラスコンクリート)を構築する技術が開示されている。
<1>高圧で噴射したコンクリート吹付材が高速で施工面上に打ち重なることで、施工面上に吹付けたコンクリート吹付材が、(特に下層において)圧密されて内部の空隙が潰れてしまう。このため、コンクリート層の空隙率が低く、十分な透水性能を発揮することができない。
<2>コンクリート吹付材を施工面に対し高圧で噴射することで、コンクリート吹付材内の材料が分離してリバウンド(跳ね返り)が生じやすい。リバウンドの発生によって、コンクリート層にリバウンド材が混入することで、コンクリート層の品質が低下する。また、リバウンド量だけ材料の浪費となるため、材料コストが嵩む。更に、リバウンド材の廃棄費用も高額となる。
<3>混和剤をコンクリート吹付材の混練の時点で添加すると、圧送時にプラグ体が形成されにくくなることで圧送能力が低下し、施工性が著しく低下する。一方、圧送能力を維持するために、混和剤を吹付ノズル内やデリバリーホース内で添加すると、混和剤が塊状に圧送されるコンクリート吹付材の表面にしか付着しないため、混和剤によって期待される機能を十分に発揮することができない。
この構成によれば、吹付ノズル外においてプラグ体が破壊された状態のコンクリート吹付材に微泡体が満遍なく混和し、小塊となったコンクリート吹付材の表面を微泡体で包み込むことで、施工面への吹付け時に微泡体がクッション材となってコンクリート吹付材のリバウンドや圧密を低減することができる。また、微泡体がコンクリート層内で気体となって消失する際に、コンクリート層内に連続空隙を形成することで、吹付工法によって高い透水性能のコンクリート層を造成することができる。
この構成によれば、コンクリート吹付材の噴射と同時に、簡易な操作でもって正確に微泡体を噴霧することができる。
この構成によれば、安価で入手が容易な界面活性剤溶液によって微泡体を生成することができる。
この構成によれば、コンクリート吹付材の硬化を促進し、気泡が抜ける前に硬化させることで、コンクリート層の高い空隙率を確保することができる。
この構成によれば、コンクリート吹付材の粘性を高めることによって、吹付によるリバウンドを更に低減することできる。
この構成によれば、段差部で吹付ノズルの管内を減圧することで、コンクリート吹付材の吹付速度を低下して、施工面への吹付によるコンクリート吹付材の圧密やリバウンドを低減させることができる。また、減圧によってプラグ体が破壊され小塊となったコンクリート吹付材を微泡体や霧状の混和剤の内部に潜らせることで、微泡体や混和剤をコンクリート吹付材の内部までムラなく混和させることができる。
<1>コンクリート吹付材の内部に無数の微泡体を噴霧することで、施工面への吹付け後、この微泡体がコンクリート吹付材の内部で気体となって消失し、これに伴ってコンクリート層内に微細な連続空隙が形成される。これによって、透水性能の高いコンクリート層を、吹付工法によって容易に施工することができる。
<2>小塊状になったコンクリート吹付材の表面を、噴霧ノズルから噴射した無数の微泡体で被覆することで、吹付け時にこの微泡体がコンクリート吹付材のクッション材となり、リバウンド量を低減させることができる。
<1>吹付ノズルの段差部においてノズル内を急激に減圧し、コンクリート吹付材の吹付速度を減速することで、コンクリート吹付材の圧密による空隙率の低下やリバウンドの発生を抑制することができる。
<2>吹付ノズルの段差部で小塊状に破砕したコンクリート吹付材を、噴霧ノズルから噴射した無数の微泡体又は霧状の混和剤の内部に潜らせることで、微泡体や混和剤をコンクリート吹付材全体にムラなく付着させることができる。これによって、吹付装置による圧送能力を損なうことなく、混和剤に期待される機能を十分に発揮することができる。
<3>構造が簡単で操作しやすいため、導入コストが安価で作業性が高い。
説明の便宜上、透水性コンクリート吹付用ノズルユニット、透水性コンクリートの吹付工法の順に記載する。
<1>全体の構成(図2)。
本発明のノズルユニット10は、透水性コンクリートの吹付工法において、吹付装置1に付設する先端ユニットである。
ノズルユニット10は、吹付ノズル11と、吹付ノズル11に外設した噴霧器12と、を少なくとも備える。
吹付ノズル11と噴霧器12とを連結手段13で連結する。
本例では連結手段13として噴霧器12の取付金具を採用する。ただし連結手段13はこれに限らず、例えば吹付ノズル11の外周に噴霧器12を直接溶接してもよい。
吹付ノズル11は、コンクリート吹付材Aを噴射するノズルである。
吹付ノズル11は、吹付装置1の圧送ホースの先端に付設する。
吹付ノズル11は、ノズル先端側の単一径の大径管11aと、ノズル基端側の単一径の小径管11bと、を備える。
大径管11aの内径は小径管11bの内径より大きく、大径管11aと小径管11bの間には段差部11cが構成される。
本例では大径管11aの内径を、小径管11bの内径の2倍とする。本例の場合、段差部11cを挟んで、大径管11aの内空の断面積が、小径管11bの内空の断面積の4倍となる。
本発明のノズルユニット10は、吹付ノズル11が、大径管11aと小径管11bの内径差による減圧機能を有する点に一つの特徴を有する。吹付ノズル11の減圧機能については後述する噴射工程S31の項で説明する。
噴霧器12は、吹付ノズル11のノズル外に微泡体Cを噴霧する部材である。
噴霧器12は、噴霧管12aと、噴霧管12aの先端に付設した噴霧ノズル12bと、を少なくとも有する。
本例では噴霧管12aを吹付ノズル11と略平行に配向した後、先端を曲折し、噴霧ノズル12bの噴射方向を吹付ノズル11の吐出口の先端側に向けて、両者を連結手段13によって連結する。
噴霧管12aの基端は、タンク、コンプレッサ、ホース等を備えた公知の噴霧装置と接続する。
噴霧ノズル12bは、気泡剤B1から微泡体Cを生成して噴霧する部材である。
噴霧ノズル12bは、噴霧管12aと連結し、噴霧管12a内から圧送されてくる気泡剤B1を霧状に噴出すると共に周囲の空気と混合して、微細なバブル状の微泡体Cを生成する。
また、噴霧ノズル12bは、気泡剤B1以外の噴霧液Bを霧状に噴霧することもできる。このような噴霧ノズル12bの構造は公知なのでここでは詳述しない。
噴霧ノズル12bの吐出口の延伸方向と、吹付ノズル11の吐出口の延伸方向とは交角lを構成する。本例では、交角lを約60°に設定する。
交角lは5°~90°の範囲から選択することができるが、交角lが大きすぎると、吹付ノズル11から噴射するコンクリート吹付材Aによって微泡体Cが早期に破壊され、コンクリート吹付材Aに空隙を保持させることができなくなってしまう。
一方、交角lが小さすぎると、コンクリート吹付材Aの噴射によって微泡体Cが弾かれ、コンクリート吹付材Aを微泡体C内に潜らせることができなくなる。
以上より、交角lは、30°~80°の範囲内にあることが望ましい。
従来技術では、吹付ノズルの内部、又は吹付ノズル近傍のデリバリーホース内で、混和剤(材)をコンクリート吹付材に添加していた。
これは、コンクリート吹付材が圧送される際、高圧の圧縮空気(5kg/cm2~8kg/cm2の高圧)によって混和剤も吹き飛ばされることで噴霧と同様の作用が生じると考えていたからである。
しかし実際には、混和剤は塊状となったコンクリート吹付材の表面に付着するのみであって、内部までは侵入しないため、その付着率は低く、混和剤の効果も限定的であった。
これに対し、本発明のノズルユニット10は、噴霧器12の噴霧ノズル12bを吹付ノズル11の吐出口の外側に向けて設置することで、吹付ノズル11の減圧効果によってプラグ体が崩壊し小塊状になったコンクリート吹付材Aを、気中に噴射した微泡体Cや霧状の噴霧液Bの内部に潜らせることができる。
これによって、微泡体Cや噴霧液Bを、コンクリート吹付材Aの小粒子一つ一つの表面に付着させることができるため、微泡体Cや噴霧液Bの付着率が極めて高い。
<1>全体の構成(図1)。
本発明の透水性コンクリートの吹付工法は、高い透水性能を有するコンクリート層を吹付によって形成可能な工法である。
本例では、湿式工法について説明する。
本発明の透水性コンクリートの吹付工法は、コンクリート吹付材Aを吹付ノズル11へプラグ圧送する圧送工程S2と、コンクリート吹付材Aを施工面に向かって噴射する噴射工程S31と、噴射したコンクリート吹付材Aに微泡体Cを噴霧する噴霧工程S32と、を少なくとも備える。
噴射工程S31と噴霧工程S32とは、並行して行う。
本例では、圧送工程S2の前工程である混練工程S1から説明する。
吹付の対象である施工面は予め清掃を行い、根株や浮石、土砂を除去しておく。
混練工程S1は、セメント及び骨材に水を添加して混練し、コンクリート吹付材Aを生成する工程である。
本例では、セメントとして普通ポルトランドセメント、骨材として7号砕石を採用する。但しこれに限らず適宜の材料を採用することができる。
骨材をホッパーに投入し、これをベルトコンベアによって計量ミキサーへ運搬し、ミキサー内で、セメント、骨材、及び水を混合撹拌することで、コンクリート吹付材Aを得る。
なお、コンクリート吹付材Aの配合や混練の手順は公知なのでここでは詳述しない。
圧送工程S2は、コンクリート吹付材Aを吹付ノズル11へ圧送する工程である。
コンクリート吹付材Aを、ミキサーから吹付装置1のタンク内に搬送する。
続いて、タンク内のコンクリート吹付材Aを、吹付ノズル11側にプラグ圧送する。
プラグ圧送とは、輸送管内の連続粉粒体を一定長の群体(プラグ体)に分割し、プラグ体間に圧縮空気を介在させつつ移動させる空気圧送方式である(図4)。
圧送ホース内のコンクリート吹付材Aを圧縮空気によって塊状のプラグ体に分割し、圧縮空気と交互に吹付ノズル11へ送り出す。
噴射工程S31は、コンクリート吹付材Aを施工面に向けて噴射する工程である。
圧送ホース内をプラグ状態で圧送されたコンクリート吹付材Aが、吹付ノズル11内の小径管11bから大径管11aに入ると、段差部11cで管内の断面積が4倍に急拡大することで、管内が急激に減圧される。
これによって、コンクリート吹付材Aの吹付速度が急減すると共に、コンクリート吹付材Aのプラグ体が破壊され、コンクリート吹付材Aは概ね直径10mm~30mm程度の小塊となって吹付ノズル11の外側に噴射される。
吹付速度の低下によって、施工面への高速吹付によるコンクリート吹付材Aの圧密を防ぎ、コンクリート層の空隙率を維持することが可能となる。
噴霧工程S32は、コンクリート吹付材Aに微泡体Cを噴霧する工程である。
噴霧装置のタンク内から噴霧ノズル12bへ、噴霧液Bをポンプ圧送する。
噴霧液Bは、少なくとも気泡剤B1を含む。
本例では、気泡剤B1として 濃度2質量%の界面活性剤溶液を採用する。なお、微泡体Cの大きさ及び持続性の面から、界面活性剤溶液の濃度は、概ね3質量%~30質量%とするのが望ましい。
界面活性剤には合成界面活性剤系、樹脂石鹸系、蛋白系等があるが、いずれかに限定されるものではなく、溶液の溶媒も限定されない。要は噴霧ノズル12bの噴霧性能との組み合わせによって、微細な微泡体Cを噴霧可能な種類及び濃度であればよい。ここで「微細」とは微泡体Cの直径が概ね5mm以下であることを意味する。
噴霧器12の噴霧ノズル12bから、コンクリート吹付材Aに対して微泡体Cを噴霧して付着させる。
詳細には、噴霧ノズル12bから吹付ノズル11先端側の気中に微泡体Cを噴霧する。すると、噴射工程S31によって、吹付ノズル11の吐出口から噴射されたコンクリート吹付材Aが、噴霧された無数の微泡体Cの内部を潜ることによって、コンクリート吹付材Aに微泡体Cが付着する。
この際、コンクリート吹付材Aはプラグ体が炸裂した直径10mm~30mm程度の小塊となっているため、噴射軌道上に浮遊する微泡体Cが、コンクリート吹付材Aの小塊の表面に満遍なく付着することで、微泡体Cの付着率が大幅に高まる。
以上のように、噴射工程S31と噴霧工程S32とを並行しつつ、微泡体Cの中に潜らせたコンクリート吹付材Aを施工面へ噴射し、所定の厚さまでコンクリート吹付材Aを吹き付ける。
本発明の透水性コンクリートの吹付工法は、吹付速度の減速作用及び微泡体Cのクッション作用によって、従来技術に比べてリバウンドの発生量を大幅に低減することができる。
すなわち、吹付ノズル11の段差部11cにおいて、コンクリート吹付材Aの吹付速度を減速することで、施工面に対するコンクリート吹付材Aの高速吹付けによるリバウンドの発生を抑止することができる。
また、小塊状になったコンクリート吹付材Aの表面を無数の微泡体Cで被覆し、微泡体Cをクッション材として機能させることで、コンクリート吹付材Aのリバウンド量を低減させることができる。
施工面に吹付けたコンクリート吹付材Aによって、施工面上にコンクリート層が構築される。
このコンクリート層は、吹付け時にコンクリート吹付材Aの内部に取り込んだ微泡体Cが消滅して気体になるのに伴って、層内に微細な連続空隙が形成される。
コンクリート吹付材Aが硬化することによって、内部に無数の連続空隙を備えた透水性能の高いコンクリート層が形成される。
本発明の透水性コンクリートの吹付工法は、乾式工法としても実施可能である。
本例では、混練工程S1において、セメントと骨材を混練して混練体を生成し、圧送工程S2において、混練体を浮遊輸送方式で吹付ノズル11へ圧送し、吹付ノズル11内で水を会合させることで、コンクリート吹付材Aを生成する。
その他の工程は湿式工法と同様である。
本例では、噴霧液Bとして気泡剤B1に急結剤B2を混和する。
急結剤B2は、水溶性アルミニウム塩を主成分とするアルカリフリーの急結剤が至適である。ただし急結剤B2の種類はこれに限られない。
噴霧工程S32において、噴霧液Bを噴霧ノズル12bに圧送すると、噴霧ノズル12bから、気泡剤B1による微泡体Cと急結剤B2が同時に噴霧される。
本例の場合、急結剤B2の急結機能によって、施工面に吹付けたコンクリート吹付材Aが3分から5分程度で硬化を始める。
これによって、微泡体Cによってコンクリート吹付材Aの内部に導入した連続空隙が時間の経過によって抜ける前にコンクリート吹付材A硬化させることができるため、コンクリート層の内部に連続空隙を確実に捕捉して、高い空隙率を維持することができる。
本例では、第一液B31及び第二液B32の組合せからなる、二液反応型増粘剤B3を使用する。
二液反応型増粘剤B3は、別々に圧送した二種類の液剤をノズル付近で会合させることで増粘機能を発現する混和剤である。本例では二液反応型増粘剤B3として、アルキルアリルスルホン酸塩系増粘剤(第一液B31)と、アルキルアンモニウム塩系増粘剤(第二液B32)の組合せを採用する。この二液反応型増粘剤B3は、例えば花王株式会社の「ビスコトップ(登録商標)」として入手することができる。
本例では、混練工程S1において、コンクリート吹付材Aに第一液B31を混和し、噴霧液Bに第二液B32を混和する。
噴霧工程S32において、噴霧ノズル12bによってコンクリート吹付材Aに噴霧液Bを噴霧することで、コンクリート吹付材A内の第一液B31と、噴霧液B内の第二液B32とが会合する。
これによって、コンクリート吹付材Aが高い粘性を有する弾性体となり、吹付の圧力による反発力を吸収して安定して施工面に付着することで、吹付によるリバウンドロスを大幅に減量することができる。
また、二液反応型増粘剤B3を別経路で圧送してノズル外で会合させる構成であるため、コンクリート吹付材Aが圧送時に粘性を有さず、スムーズに圧送できる。
10 ノズルユニット
11 吹付ノズル
11a 大径管
11b 小径管
11c 段差部
12 噴霧ノズル
12a 噴霧管
12b 噴霧ノズル
13 連結手段
A コンクリート吹付材
B 噴霧液
B1 気泡剤
B2 急結剤
B3 二液反応型増粘剤
B31 第一液
B32 第二液
C 微泡体
l 交角
S1 混練工程
S2 圧送工程
S31 噴射工程
S32 噴霧工程
Claims (5)
- ノズル基端側の単一径の小径管と、ノズル先端側の単一径の大径管と、前記小径管と前記大径管の間に構成される段差部と、を有する吹付ノズルと、前記吹付ノズルに外設した噴霧ノズルと、を備え、前記噴霧ノズルによる噴霧方向が、前記吹付ノズルの外部先端側を向くノズルユニットを用いる、透水性コンクリートの吹付工法であって、
吹付装置によって、セメント、骨材、及び水を混練してなるコンクリート吹付材を前記吹付ノズルへ圧送し、前記段差部において管内を減圧させつつ前記コンクリート吹付材を施工面へ噴射する、噴射工程と、
前記噴射工程と並行して、前記噴霧ノズルに気泡剤を圧送することによって、前記吹付ノズルの吐出口前方の気中に複数の微泡体を噴霧する、噴霧工程と、を備え、
前記吹付ノズルの吐出口前方の気中に噴霧した前記複数の微泡体内に、前記吹付ノズルから噴射した前記コンクリート吹付材を潜らせることで、前記施工面に付着した前記コンクリート吹付材の内部に、前記微泡体による連続空隙を形成せしめたことを特徴とする、
透水性コンクリートの吹付工法。 - 前記噴霧ノズルの吐出口の延伸方向と、前記吹付ノズルの吐出口の延伸方向が、30°~80°の交角で交差することを特徴とする、請求項1に記載の透水性コンクリートの吹付工法。
- 前記気泡剤が、界面活性剤溶液であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の透水性コンクリートの吹付工法。
- 前記噴霧工程において、前記気泡剤に急結剤を混和したことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の透水性コンクリートの吹付工法。
- 前記噴射工程において、前記コンクリート吹付材に二液反応型増粘剤の第一液を混和し、前記噴霧工程において、前記気泡剤に二液反応型増粘剤の第二液を混和したことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の透水性コンクリートの吹付工法。
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