JP7289159B2 - 緑化システム及びそれに用いられる植栽ユニット - Google Patents
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Description
また、屋上緑化等に用いる植物としては、土壌が不要であり、苛酷な環境でも枯死することがない、といった特性から、苔が用いられることが多くなっている。
所定の緑化植物を収容する植栽ユニットと、前記植栽ユニットを前記露出面において支持する支持ユニットと、を備え、
前記植栽ユニットは、前記緑化植物が敷設される植栽面を有し、
前記支持ユニットは、前記露出面が露出するように敷設されたフレーム部と、前記植栽ユニットと前記フレーム部とを着脱可能に連結する着脱手段と、を有し、
前記植栽面は、前記着脱手段により前記植栽ユニットと前記フレーム部とが連結されることで、前記露出面の所定領域を覆うように敷設される。
また、植栽面が露出面の所定領域を覆うように敷設されるため、上記の通り植栽ユニットを取外せば、露出面が露出する。
このため、施工者は、本緑化システムを露出面に構成した後であっても、植栽ユニットのメンテナンスに加え、露出面のメンテナンスも、容易に実施することが可能となる。
所定の緑化植物を収容する植栽ユニットが有する植栽面に、所定の緑化植物を敷設する植物敷設工程と、前記植栽ユニットを、支持ユニットにより前記露出面において支持させる支持工程と、を備え、
前記支持工程は、フレーム部を前記露出面が露出するように敷設するフレーム部敷設工程と、前記植栽ユニットと前記フレーム部とを着脱手段により着脱可能に連結することで、前記植栽面を、前記露出面の所定領域を覆うように敷設する植栽面敷設工程と、を有する。
しかし、上記のような構成とすることで、施工者は、苔への成長を待たずとも、種苔の段階で植栽ユニットを露出面に搬入することができ、また、露出面で種苔を成長・繁殖させ、屋上緑化等を実現することができる。
このため、施工業者側は、植栽ユニットの納期を短縮できる上、需要予測を見誤ることによる苔の処分作業が発生せず、納入サイクルを効率化することが可能となる。
前記植栽面には、水抜き穴が設けられている。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。
また、本実施形態に係る緑化システムを適用する露出面は、建設物の屋上面であるが、これに限られず、外壁等に対しても当然に適用可能である。
また、これらの図において、符号Sは、本実施形態に係る緑化システムを示す。
緑化システムSは、建設物の露出面X(屋上面X、図4等参照)を緑化するシステムであって、図1及び図2に示すように、所定の緑化植物G(図5等参照)を収容する植栽ユニット1を備えている。
なお、植栽ユニット1は、例えばプラスチック等の、軽量かつ一定の剛性を有する素材により形成されることが好ましい。
また、植栽面11には、貫通孔である複数の水抜き穴hと、植栽面11に敷設されるネット部材n(図5参照)が係止される係止突起jと、が設けられている。
さらに、植栽面11には、その下面側に、複数の補強リブrと、後述する着脱手段22を構成するブラケット22bと、が設けられている。
また、傾斜溝11bは、植栽面11の長辺方向に沿って、所定の間隔を空けて5つ配置されている。
さらに、傾斜溝11bの中央は、植栽面本体11aの面方向と略平行な、中央面部tが設けられている。
これにより、後述する種苔mが、植栽面11(不織布f)上を転がっていくことなく、施工者は、種苔mを、植栽面11上に均一に散布することができる。
また、各傾斜溝11bに配置される水抜き穴列Hは、5つの水抜き穴hから構成され、各水抜き穴hの大きさは異なるものの、それぞれが略小判形状を呈している。
また、ブラケット22bは、植栽面11の各長辺近傍に2つずつ設けられ、特に図2(b)に示すように、正面視で対称となるように配置されている。
これにより、植栽ユニット1の軽量化を図りつつ、各ブラケット22bの基端側の強度を担保している。
このとき、一の植栽ユニット1の鍔部12bが、他の植栽ユニット1の段付きフランジ部12aの段部に当接し、安定した積層状態が維持される。
なお、以下説明の便宜上、図4(a)に示すx軸方向を前後方向、y軸方向を左右方向とし、x軸の矢印方向を前方、y軸の矢印方向を左方とする。
また、図4(b)は、図4(a)に示す状態の支持ユニット2に、後述するストッパー部24及び風防部25を取付けた状態の拡大斜視図である。
なお、第一フレーム部21a及び第二フレーム部21bは、スチールやステンレス等、軽量且つ一定の剛性を有する金属素材で形成されていることが好ましい。
また、第一フレーム部21aは、必ずしも断面略エ字状の長尺体である必要はなく、シンプルな略直方体状の長尺体であっても良い。
各第二フレーム部21bは、左右方向に所定の間隔を置いて、各第一フレーム部21a上に複数載置されている。
各第一フレーム部21aと各第二フレーム部21bとをこのように敷設することで、平面視で略格子状の骨組みが構成される。
なお、特に図4(c)に示すように、各第一フレーム部21aと各第二フレーム部21bとは、それぞれの当接部分で、ボルトc1とナットc2とにより連結されている。
また、ブラケット22bは、上記したように、植栽面11の下方から一対突設して構成されている。
これにより、施工者は、ブラケット22bを介した植栽ユニット1の摺動動作を容易に行うことができる。
各土台部構成体23aは、例えばコンクリートや煉瓦等の、ある程度重量のあるブロック体であり、各第一フレーム部21aの両端を支持するように配置されている。
なお、特に図4(c)に示すように、各土台部構成体23aと各第一フレーム部とは、それぞれの当接部分で、各土台部構成体23aに打ち込まれたアンカーボルトc3とナットc2とにより連結されている。
なお、ストッパー部24は、後述する緑化方法において、植栽面敷設工程が完了した後に取付けられるが、図4(b)では、説明の便宜上、植栽面11を敷設する前のフレーム部21に対して取付けた状態を示している。
また、左右方向に延びる風防部25は、前端及び後端の第一フレーム部21aの下方、且つフレーム部21の外周に配置された各土台部構成体23aの間に配置される。
そして、各風防部25は、第一フレーム部21a又は第二フレーム部21bと、ボルトc1及びナットc2により連結される。
詳述すれば、本実施形態では、防水施工前の屋上面(以下、下地面Bと称する)に対して、防水シートWを敷設することで、防水シートWの表面が屋上面Xとなされている。
以下、図5~図11を用いて、任意の建設物の下地面Bに対して、上記した緑化システムSを適用して、本実施形態における緑化方法を実施する流れについて説明する。
なお、本実施形態に係る緑化方法において用いられる緑化植物Gは、種苔m或いはこれが成長・繁殖した苔Mである。
また、苔M(種苔m)としては、例えばスナゴケやスギゴケ等、種々のコケ植物が好適に用いられる。
また、施工者は、この種苔mを不織布fに散布し(散布工程)、種苔mを不織布fと共に植栽面11に敷設する(敷設工程)。
また、施工者は、植栽面11に敷設された種苔m及び不織布fを、ネット部材nで被覆する(被覆工程)。
なお、種苔mに添加する増粘剤としては、CMC(カルボキシメチルセルロース)等の食品添加物が好適に用いられる。
なお、防水施工の方法としては、防水シートWの敷設に限られず、ウレタンを用いた塗膜防水や改質アスファルトを用いたアスファルト防水等であっても良い。また、防水シートWについても、塩ビやゴムシート等、防水施工に通常用いられている任意のシートが用いられる。
なお、防水施工工程についての図示は省略する。
また、施工者は、植栽ユニット1とフレーム部21とを着脱手段22により連結することで、植栽面11を、屋上面Xの所定領域を覆うように敷設する(植栽面敷設工程)。
また、施工者は、ストッパー部24により有端レール部22aの端部を閉塞する(端部閉塞工程)。
また、施工者は、風防部25により、フレーム部21と土台部23との間に形成される空間の周囲を閉塞する(風防工程)。
また、施工者は、複数の第一フレーム部21aの両端を、左右方向に沿って配置された各土台部構成体23a上に載置し、アンカーボルトc3及びナットc2により連結する。
また、施工者は、各第一フレーム部21a上に、複数の第二フレーム部21bを載置し、ボルトc1及びナットc2により連結することで、平面視で略格子状の骨組みを構成する。
ここで、以下、隣接する第二フレーム部21b間に形成されるスペースを、植栽列Lと称する。
なお、支持ユニット2に用いる第一フレーム部21aや第二フレーム部21b、土台部構成体23aの数は特に限定されず、屋上面Xの広さ等に応じて任意に変更可能である。
また、施工者は、フレーム部21に連結させた植栽ユニット1を、さらに前方に摺動させることで、この植栽列に他の植栽ユニット1を連結可能なスペースを形成し、上記と同様に、他の植栽ユニット1を順次嵌合及び摺動させていく(図7(b))。
そして、施工者は、上記のようにして、全ての植栽列Lに対して、植栽面敷設工程を完了させる。
なお、図8(b)は、図8(a)を、図4に示すRR線で切断した断面図である。また、図8(b)において、植栽ユニット1は、図2(b)と同様の断面図で示している。
なお、端部閉塞工程についての図示は省略する。
なお、風防工程についての図示は省略する。
これにより、図10に示すように、緑化システムSによる屋上緑化が実現される。
なお、緑化方法の各工程を実施する順番は、図11に示した順番に限られず、施工者により任意の順番での実施が可能である。
このため、施工業者側は、植栽ユニット1の納期を短縮できる上、需要予測を見誤ることによる苔Mの処分作業が発生せず、納入サイクルを効率化することが可能となる。
或いは、施工者は、第二フレーム部21bが上下方向に延びるように、フレーム部21を直接外壁に取付け、ストッパー部24をフレーム部21の下方に取付けた後、植栽ユニット1を上方から植栽列Lに敷設していく流れで、緑化方法を実施することができる。
なお、緑化システムSを屋上面Xに適用する場合も、土台部23は、必ずしも緑化システムSの構成に含める必要はなく、フレーム部21を直接屋上面Xに取付けることで、緑化方法を実施しても良い。
以下、図11~図13を用いて、植栽ユニット1の変更例(植栽ユニット1´)について説明する。
なお、植栽ユニット1は、例えばプラスチック等の、軽量かつ一定の剛性を有する素材により形成されることが好ましい。
詳述すれば、植栽面11´は、全体が、植栽面11´を屋上面Xへ敷設した際に、屋上面Xの面方向と略平行となる面体である植栽面本体11aにより構成されており、傾斜溝11bは設けられていない。
なお、水抜き穴hは、図12(a)に示すように、植栽ユニット1と同様に、植栽面11´の短辺方向に沿って一列に複数配置されることで、水抜き穴列Hを形成している。そして、水抜き穴列Hは、植栽面11´の長辺方向に沿って、所定の間隔を空けて11列配置されている。
詳述すれば、植栽ユニット1´は、側壁12´が、植栽ユニット1の側壁12と比較して上方に長く構成されていることで、底深の容器として概略構成され、これにより、特に図12(b)に示すように、保水材収容空間13が形成されている。
なお、図12(b)において、保水材収容空間13とこれよりも上方の空間との境界線を、仮想的に点線で示している。
詳述すれば、固定手段14は、植栽面11´から上方に向かって10個突設された、略円筒状の固定手段本体14aと、各固定手段本体14aの孔に差し込まれる固定ビス14b(図13参照)とにより構成されている。
なお、固定手段本体14aの孔は、植栽面11´を貫通している。
また、緑化植物Gを定着させる部材は、不織布fのみならず、一定の厚みを有する3Dネットであっても良い。
また、植栽ユニット1´は、植栽ユニット1と同様に、一の植栽ユニット1´の鍔部12bが、他の植栽ユニット1´の段付きフランジ部12aの段部に当接することで、安定的に複数積層することができる。
図13(a)における例で用いられる固定ビス14bは、その上部に、四方に延びる鉤状突起が設けられている。
これにより、固定ビス14bを固定手段本体14aに挿し込んだ際、各鉤状突起が不織布fやネット部材nを貫通し、緑化植物Gが、安定的に植栽ユニット1´の内部に固定される。
なお、保水材Kとしては、例えばパーライトやロックウール等が好適に用いられる。
図13(b)における使用例で用いられる固定ビス14bは、その上部が略U字状の可撓性部材により形成されている。
また、図13(b)における例では、固定ビス14bを挿し込む固定手段本体14aの上端に、固定手段本体14aと連通する略円筒状のスペーサsが載置されている。
これにより、固定ビス14bを左右両端の固定手段本体14a(及びスペーサs)に挿し込むことで、土壌への灌水作業を行うためのチューブを、各固定ビス14bの上部に嵌め込み、土壌の上方に架設することができる。
図13(c)における例で用いられる固定ビス14bは、図13(a)で用いられているものと同様である。
また、図13(c)における例では、保水材Kを収容せず、緑化植物Gのみを植栽ユニット1´に収容している。
植栽ユニット1´は、このような構成とすることも可能であり、底浅とされていることで、植栽ユニット1と同様に、外壁の緑化に好適に用いることができる。
以下、図14及び図15を用いて、フレーム部21及びストッパー部24の変更例(フレーム部21´及びストッパー部24´)について説明する。
また、各第二フレーム部21b´の上部は、第二フレーム部21bと同様に、着脱手段22における有端レール部22aとして構成されている。
また、第一フレーム部21a´は、第一フレーム部21aと同様に、複数の土台部構成体23a上に載置されている。
また、嵌合溝p1は、第二フレーム部21b´の上部及び下部に、互いに対向するように形成されている。
これにより、緑化システムS全体として、強風時当における空気抵抗を軽減することができる。
また、サイドカバー部24a´には、各嵌合溝p1に嵌合する嵌合突起p2が上下一対設けられている。
また、各嵌合突起p2は、それぞれ、図15(a)に示すように、90度回転させた略T字状の断面を呈しており、その上部及び下部それぞれが、嵌合溝p1及び後述する連結溝p3に嵌合可能に構成されている。
また、サイドコーナー部24b´の内周面には、各嵌合突起p2の端部に嵌合する連結溝p3が設けられている。
また、各第一連結溝p31及び各第二連結溝p32は、各嵌合突起p2の端部外周を覆うような、略断面コ字状の溝である。
このため、図11等に示した底深の植栽ユニット1´を取付けるためには、サイドカバー部24a´の高さを延長する。
そして、施工者は、延長用サイドカバーR2の内周面上部に設けられた延長用窪みv3に、継ぎ手R1の他端を嵌込み、延長用サイドカバーR2の内周面下部の突起を、サイドカバー部24a´の外周面上部に設けられた延長用窪みv2に嵌込む。
なお、継ぎ手R1や延長用サイドカバーR2は、当然に、サイドカバー部24a´と略同一の長さを有している。このため、施工者は、継ぎ手R1や延長用サイドカバーR2を、サイドカバー部24a´の端部から嵌合摺動させることで取付けることができる。
なお、高さが延長されたサイドカバー部24a´に合わせて、サイドコーナー部24b´も、図15に示したものよりも上下方向に長いものが用いられる。
1 植栽ユニット
11 植栽面
12 側壁
2 支持ユニット
21 フレーム部
22 着脱手段
23 土台部
24 ストッパー部
25 風防部
M 苔
m 種苔
X 屋上面
B 下地面
Claims (12)
- 建設物の所定の露出面を緑化する緑化システムであって、
所定の緑化植物を収容する植栽ユニットと、前記植栽ユニットを前記露出面において支持する支持ユニットと、を備え、
前記植栽ユニットは、前記緑化植物が敷設可能な植栽面を有し、
前記支持ユニットは、前記露出面が露出するように敷設された断面略エ字状の長尺体であるフレーム部を有し、
前記支持ユニットには、前記露出面の面方向に沿って延び、端部が開放された有端レール部が設けられており、
前記有端レール部は、前記フレーム部における上部を構成する板状部分であり、
前記植栽ユニットには、前記有端レール部に対して嵌合摺動するブラケットが設けられており、
前記ブラケットは、前記植栽面から下方に突設された断面略L字状の係合爪であり、嵌合摺動方向から見て、前記植栽面に左右対称に設けられており、
前記有端レール部及び前記ブラケットによって、前記植栽ユニットと前記フレーム部とが、着脱可能に連結され、
前記植栽面は、前記ブラケットが前記有端レール部に対して、この有端レール部の長さ方向にのみ摺動可能に嵌合されて、前記植栽ユニットと前記フレーム部とが連結されることで、前記露出面の所定領域を覆うように敷設され、
前記有端レール部の一方の端部と他方の端部には、前記ブラケットが前記有端レール部の各端部から脱離することを防止するストッパー部が設けられ、
前記フレーム部は、前記ブラケットの前記嵌合摺動方向に沿って複数の前記植栽ユニットが敷設される植栽列を複数形成し、
隣接する2つの前記植栽列は、前記嵌合摺動方向に延びる一の前記フレーム部によって区画され、
隣接する2つの前記植栽列に敷設される前記植栽ユニットにおけるそれぞれの前記ブラケットは、前記嵌合摺動方向から見て、一の前記フレーム部の前記有端レール部における左端部及び右端部にそれぞれ嵌合される、緑化システム。 - 前記ストッパー部は、複数の前記植栽列に亘って、前記有端レール部の端部を閉塞する、請求項1に記載の緑化システム。
- 前記フレーム部と前記ストッパー部とは、互いに嵌合摺動可能に連結される、請求項1又は2に記載の緑化システム。
- 前記ストッパー部は、複数のサイドカバー部と、各サイドカバー部に連結される複数のサイドコーナー部と、を含み、
前記フレーム部は、前記各サイドカバー部及び前記各サイドコーナー部により、その周囲を囲われて構成される、請求項3に記載の緑化システム。 - 前記支持ユニットは、前記フレーム部を前記露出面から所定の間隔空けて支持する土台部を有する、請求項1~4の何れかに記載の緑化システム。
- 前記緑化植物は、苔である、請求項1~5の何れかに記載の緑化システム。
- 前記露出面に敷設される防水シートを備える、請求項1~6の何れかに記載の緑化システム。
- 請求項1~7の何れかに記載の緑化システムに用いられる植栽ユニットであって、
前記植栽面には、水抜き穴が設けられている、植栽ユニット。 - 前記植栽面には、漸次下方に傾斜して構成された傾斜溝が設けられ、
前記水抜き穴は、前記傾斜溝に配置されている、請求項8に記載の植栽ユニット。 - 前記植栽面には、前記緑化植物上に敷設されるネット部材が係止される、係止突起が設けられている、請求項8又は9に記載の植栽ユニット。
- 前記植栽面の周縁から立設された側壁をさらに有し、
前記植栽面は、前記露出面と略平行に構成され、
前記植栽面と前記緑化植物との間に、所定の保水材を収容可能な保水材収容空間が設けられている、請求項8に記載の植栽ユニット。 - 前記植栽面には、前記保水材上に配置された前記緑化植物を、前記保水材上に固定するための固定手段が設けられている、請求項11に記載の植栽ユニット。
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