JP7287338B2 - 位置決め装置および位置決め方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加工を要するワークを加工用の金型へ移動する際の位置決め装置および位置決め方法に関する。
例えば、チャックを用いた柱状ワークの搬送装置では、柱状ワークの一端をチャック機構で挟み、パレットから引き上げて取り出し、別のパレット上のハウジングへ載せ替えていた。ハウジングは、柱状ワークが挿入される穴を有しており、柱状ワークの搬送装置は、チャックの中心軸がずれないようにして柱状ワークを持ち上げ、ハウジングへ組み込んでいた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-274171号公報
この柱状ワークの搬送装置では、複数の柱状ワークを一度につかんで、それぞれを別々の穴に挿入する場合、位置決めを容易に行うことができなかった。
例えば、発明者は、成形を行う対象として複数の柱状ワークをそれぞれロボットチャックで一度につかみ、ワークの成形用金型内へ挿入する際の位置決め装置の構成を検討した。柱状ワークは、電気鋼板を積層した円柱形状を有し、柱状体の中心軸であるシャフトが両底面側に突出している。ロボットチャックがシャフトの一方の端をつかみ、他方の端を成形用金型内の受容穴へ挿入していた。
この装置において、あらかじめ、成形用金型の位置情報が入力または伝送されていて、ロボットチャッックと成形用金型の相対的な位置関係は把握できていた。しかし、ワークの樹脂モールド加工装置では、特に、柱状ワークのシャフトと成形用金型のクリアランスが小さく、さらに、成形用金型を載せた回転テーブルの位置、回転テーブル上での金型の位置にばらつきが生じるため、挿入不良が発生しやすかった。そのため、複数のワークを同時に扱うことが困難であった。すなわち柱状ワークと成形用金型のクリアランスを考慮した精密な位置決めが必要であった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、ワークの挿入不良の発生を低減する位置決め装置を提供することにある。
本発明に係る位置決め装置(8)は、ハンドリング部(9)によって把持される複数個のワーク(11)を金型(4)の複数個の受容穴(14)内へ挿入可能な位置決め装置である。
本体(16)と、第1スライダ本体(25)と第1ロッド(35)と第1ピン(36)と第2ピン(37)とを備える。第1スライダ本体は、本体に対し第1軸(X軸)及び、第2軸(Y軸)に選択的に稼働可能である。第1ロッド(35)は、前記第1スライダ本体から第3軸(Z軸)に伸縮自在である。第1ピンは、前記第1スライダ本体に固定し、前記ハンドリング部に設けた第1位置合わせ部(17)を案内可能である。前記第2ピンは、前記第1ロッドに連結し、前記金型に設けた第2位置合わせ部(19)を嵌合可能である。
また、第2スライダ本体(26)と第2ロッド(45)と第3ピン(38)と第4ピン(39)とを備える。第2スライダ本体は、本体に対し第1軸(X軸)及び、第2軸(Y軸)方向に選択的に移動可能である。第2ロッド(45)は、第2スライダ本体から第3軸に伸縮自在である。第3ピンは、第2スライダ本体に固定し、ハンドリング部に設けた第3位置合わせ部(18)を案内可能である。第4ピンは、第2ロッドに連結し、金型に設けた第4位置合わせ部(20)を嵌合可能である。
第1ピンと第3ピンがそれぞれ第1位置合わせ部(17)と第2位置合わせ部(18)を案内して、ハンドリング部が位置決め装置に装着される。第1スライダ本体と第2スライダ本体の追従動作に支えられて、第1ロッドと第2ロッドの動作によって第3位置決めピンと第4位置決めピンは、それぞれ第3位置決め部と第4位置決め部に嵌合する。ハンドリング部の位置が金型の位置へ位置決めされ、複数のワークを受容穴に一度に挿入できる。
また、本発明に係る位置決め方法は、位置決め装置を用いて、複数のワークを金型の複数個の受容穴内へ挿入する位置決め方法であって、前記ハンドリング部が前記ワークを把持する工程と、前記ハンドリング部の押し込みによって、前記第1位置合わせ部を前記第1ピンへ案内し、前記第2位置合わせ部を前記第3ピンへ案内する工程と、前記第1ロッドの移動によって、前記第2ピンが第3位置合わせ部へ嵌合し、前記第2ロッドの移動によって、前記第4ピンが第4位置合わせ部へ嵌合する工程と、前記ハンドリング部の押し込みによって、前記ワークを受容穴へ挿入する工程とを含む方法である。
これにより、ハンドリング部が複数個のワークを一度にはさみこみ、それぞれを金型内の受容穴へ挿入することができ、挿入不良を減少できる。
第1実施形態の位置決め装置の設置状態を示す斜視図。 第1実施形態の位置決め装置と金型とハンドリング部の位置関係を示すもので、図1のA方向斜視図。 第1実施形態のハンドリング部の形状を示すもので、図2のB方向拡大図。 第1実施形態の位置決め装置の構成を示すもので、図1のA方向斜視図。 第1実施形態の位置決め装置の第1ピンと第3ピンがそれぞれハンドリング部の第1位置決め部と第3位置決め部を案内するときの動作を示す断面図。 第1実施形態の位置決め装置の第2ピンと第4ピンがそれぞれ第2位置決め部と第4位置決め部に嵌合するときの動作を示すもので、図1のA方向斜視図。 第1実施形態の位置決め装置が使用される状態を示すもので、図1のA方向斜視図。 第1実施形態で説明するワークと金型と第1スライダ本体と第2スライダ本体の位置関係を示す概念図。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的同一の構成には同一の符号を付する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の位置決め装置は、柱状ワークを成形用金型に投入する位置決め装置に本発明を適用したものである。
位置決め装置15は、ロボットアーム7に装着したハンドリング部9によって把持される複数個の柱状ワーク11を金型4の複数個の受容穴14内へ挿入可能とする装置である。
図1に示すように、加工場に設置される定盤6に回転可能にターンテーブル5が備えられる。ターンテーブル5は、ワーク投入領域2と加工領域3に区分けされる。このターンテーブル5は、定盤6に対し中心軸(Ax)の周りに回転可能に設けられ、ワーク加工領域3から金型4をワーク投入領域2へと移動をする。ターンテーブル5は、ワーク加工用の金型4をロボットアーム7の下方に移動させる。ロボット1のロボットアーム7のハンドリング部9は、位置決め装置15を使って、ターンテーブル5のワーク投入領域2に載置される金型4にワークを投入する。
この位置決め装置15の本体16は、図2に示すように、複数個の柱状ワーク11を金型4へ投入するハンドリング部9と、柱状ワーク11の一方の端部である挿入側端部13をそれぞれ挿入する受容穴14を有した金型4との間に配置される。ハンドリング部9に設けたチャック10が、柱状ワーク11の他方の端部であるチャック側端部12(図3を参照)をはさみ、一方の端部である挿入側端部13を金型4に設けた受容穴14に挿入する際の位置決めを行う。
図3の二点鎖線で示すように、柱状ワーク11は、両底面にシャフトが突出したワークである。ハンドリング部9は、複数個の柱状ワーク11のシャフトであるチャック側端部12をはさみこむチャック10を有する。また、図2に示すように、金型4には、柱状ワーク11の一方の端部である挿入側端部13(シャフトの他端に相当)をそれぞれが挿入される受容穴14を備える。
位置決め装置15は、挿入側端部13を受容穴14へ挿入できるように、ハンドリング部9の位置を金型4の位置へ合わせる。
なお、図2に示すように、金型4に第2位置合わせ部19と第4位置合わせ部20(後述する)が設けられている。また、図3に示すように、ハンドリング部9に第1位置合わせ部17と第3位置合わせ部18が設けられている。また、金型4にセットされる柱状ワーク11の位置精度を確保するために、例えば、受容穴14は、挿入側端部13であるシャフトの径5mm(設計上の寸法φ5+0.02/0)に対してクリアランスが0.025mmと非常に小さく設定される。
図2に示すように、位置決め装置15の本体16は、第1アーム21と第2アーム22と、第1アーム21を支える第1脚23と、第2アーム22を支える第2脚24とで構成される。位置決め装置15は、第1脚23と第2脚24によって平面6上に固定される。
図4に示すように、第1アーム21と第2アーム22は、ターンテーブル5上に張り出した骨組みの一部である。第1アーム21には、第1スライダ本体25が装着されている。同様に第2アーム22には第2スライダ本体26が装着される。第1スライダ本体25と第2スライダ本体26は、複数の柱状ワーク11の列の一端側と他端側に配置可能に備える。
第1スライダ25本体および第2スライダ本体26は、同一の構成を有する。
まず、第1スライダ25本体側の構成について説明をする。図4に示すように、第1スライダ本体25は第1アーム21に固定した第1スライダ固定板27と第1スライダ可動板28とを有する。第1スライダ可動板28は、第1スライダ固定板27に対して平行な面上の移動を可能にした移動体である。具体的には、第1スライダ固定板27に第1スライドレール55を介して一つの方向(図4のX軸)にスライドする第1スライド板31を装着する。さらに第1スライド板31には、第2スライドレール56を介して90度ずらした方向(図4のY軸)へスライドする第2スライド板32を装着する。
第2スライド板32に、第1ハンドリング部受け部33と第1シリンダ34を固定する。柱状ワーク11を金型4内へ挿入する方向は、図4のZ方向である。第1シリンダ34は、図4のZ方向へ第1ロッド35を移動させるアクチュエータである。第1ロッド35の移動方向は第2スライド板32の面に対して垂直方向である。第1ロッド35は、第1シリンダ34の下面から突出する。
図2に示すように、第1ハンドリング部受け部33の上面には、第1ピン36が配置される。図5に示すように、第1ピン36は、第1位置合わせ部17を案内する。第1位置合わせ部17は位置決め用に備えた穴である。また、図2に示すように、第1ロッド35の先端には第2ピン37が配置される。第1ロッド35の移動時に第2ピン37は、第2位置合わせ部19に嵌合する。第2位置合わせ部19は金型4に備えた位置決め用の穴である。
図5に示すように、第1ハンドリング部受け部33内部には、第1付勢手段として第1バネ51がある。第1バネ51は、第1ピン36に第1位置合わせ部17に対して付勢力を付加する。図5において、付勢力の向きは上方向である。ハンドリング部9を位置決め装置15に案内した時、図7に示すように、柱状ワーク11は、すでに、金型4内に入っている。しかし、第1バネ51の付勢力によって、第1ピン36がハンドリング部9の重量を支えるため、挿入側端部13は受容穴14には到達しない。
次に、第2スライダ26本体側の構成について説明をする。
第1スライダ本体25と同様に、第2スライダ本体26は、第2アーム22に固定した第2スライダ固定板47と第2スライダ可動板48とを有する。第2スライダ可動板48は、第2スライダ固定板47に対して平行な面上の移動を可能にした移動体である。具体的には、第2スライダ固定板47に第3スライドレール53を介して一つの方向(X軸方向)にスライドする第3スライド板41を装着する。さらに第3スライド板41には、第4スライドレール54を介して90度ずらした方向(Y軸方向)へスライドする第4スライド板42を装着する。
第4スライド板42に、第2ハンドリング部受け部43と第2シリンダ44が接続される。第2シリンダ44は、柱状ワーク11が金型4内へ挿入される方向(図4のZ軸)へ第2ロッド45を移動させるアクチュエータである。第2ロッド45の移動方向は第4スライド板42の面に対して垂直方向である。第2ロッド45は、第2シリンダ44の下面からZ方向へ突出する。
第2ハンドリング部受け部43について説明する。第2ハンドリング部受け部43は第1ハンドリング部受け部33同一の構成を備えている。
図5に示すように、第2ハンドリング部受け部43内部には、第2付勢手段として第2バネ52がある。第2バネ52は、第3ピン38に第3位置合わせ部18に対して付勢力を付加する。図5において、付勢力の向きは上方向である。ハンドリング部9を位置決め装置15に案内した時、図6に示すように、柱状ワーク11は、すでに、金型4内に入っている。しかし、第2バネ52の付勢力によって、第3ピン38がハンドリング部9の重量を支えるため、挿入側端部13は受容穴14には到達しない。
挿入側端部13が受容穴14に到達しない状態で、第1シリンダ34と第2シリンダ44が動作すると、第1ロッド35と第2ロッド45がZ方向へ下降する。第1ロッド35の先端に配置した第2ピン37が下降して、第2位置合わせ部19に嵌合する。また、第2ロッド45の先端に配置した第4ピン39が下降して、第4位置合わせ部20に嵌合する。第2ピン37の第2位置合わせ部19への嵌合と第4ピン39の第4位置合わせ部20への嵌合によって、挿入側端部13と受容穴14の位置決めが完了する。ハンドリング部9は、第1バネ51と第2バネ52の付勢力に逆らって柱状ワーク11を下降させる。位置決めが完了してから柱状ワーク11を下降させることで、挿入側端部13を受容穴14に挿入できる。
図5に示すように、第1ピン36は、根元部分に比べて先端部を細くした円錐台形状を有する。第1位置合わせ部17は第1ピン36の形状に合わせて、テーパ状に形成している。同様に、第3ピン38は、根元部分に比べて先端部を細くした円錐台形状を有する。第3位置合わせ部18は第3ピン38の形状に合わせてテーパ状に形成している。これにより、第1ピン36が第1位置合わせ部17を案内して、また第3ピン38が第3位置合わせ部18を案内して、ハンドリング部9を位置決め装置15に装着できる。
一方、図6に示すように、第2ピン37と第4ピン39は、円柱形状を有する。柱状ワーク11の挿入方向は、図6に示すZ方向である。第1ロッド35と第2ロッド45の動作によって、第2ピン37と第4ピン39をZ方向へ下げる。そうすると、第1スライダ本体25と第2スライダ本体26の追従動作に支えられて、第2ピン37と第4ピン39がそれぞれ第2位置合わせ部19と第4位置合わせ部20へ嵌合する。第2ピン37と第4ピン39が第2位置合わせ部19と第4位置合わせ部20へ嵌合すると、ハンドリング部9が金型4へ位置決めできる。
上記位置決め装置15の作動を説明する。図7に示すように、第1に、ハンドリング部9が柱状ワーク11のチャック側端部12を挟み込む。第2に、図5に示すように、ロボットアーム7のX軸、Y軸での制動力を解除した状態で、ロボットアーム7が第1ピン36に第1位置合わせ部17を押し込み、第3ピン38を第3位置合わせ部18に押し込むことで、ハンドリング部9が位置決め装置15へ案内される。第3に、図6に示すように、第1シリンダ34を用いて金型4側の第2位置合わせ部19に第2ピン37を嵌合し、第2シリンダ44を用いて第4位置合わせ部20に第4ピン39を嵌合することで、ハンドリング部9の位置が金型4の位置に位置決めできる。第4に、第2ピン37が第2位置合わせ部19へ嵌合し、第4ピン39が第4位置合わせ部20へ嵌合した状態で、ロボットアーム7がハンドリング部9をZ方向へ下降させる。この時、ハンドリング部9の下降時のぶれ、または、ずれを低減することができるので、複数の柱状ワーク11を一度に金型4内の受容穴14に挿入することができる。柱状ワーク11の挿入不良を低減することができる。特に、第1スライダ本体25と第2スライダ26本体がそれぞれ独立して動作するので、位置決め動作の自由度を増やすことができる。
図8では、金型4のセンターラインをMCLで示す。また、柱状ワーク11の初期の列をWCLで示す。金型4のセンターラインに対する柱状ワーク11の初期の列は角度θのずれがある。複数の柱状ワーク11を並べて受容穴14へ挿入させる場合、角度θのずれを調整して一度に挿入することが容易になる。チャック10が柱状ワーク11をつかんだ後、ロボットアーム7がハンドリング部9を位置決め装置15上に移動した時、ハンドリング部9は、図8の二点鎖線で示される位置にある。このとき柱状ワーク11の並びは二点鎖線上に位置している。その後、ロボットアーム7の押し込みによって、ハンドリング部9が位置決め装置15に案内される。さらに、位置決め装置15において、第1シリンダ34と第2シリンダ44の動作によって、第1ロッド35と第2ロッド45が、それぞれ第2ピン37と第4ピン39を金型4側の第2位置合わせ部19と第4位置合わせ部20に篏合する。この時ハンドリング部9の位置を図8の破線で示す位置に修正できる。ハンドリング部9の位置が修正されることで、柱状ワーク11の列を金型4のセンターラインに合わせることができる。第1実施形態では、第1スライダ本体25、第2スライダ26本体が独立して追従移動するので、極座標系で金型の位置が変動する場合でも、XY座標系の動作で位置決めを行える。これにより、複数の柱状ワーク11の挿入側端部13を受容穴14に一度に挿入できる。柱状ワーク11の挿入不良の発生を低減する位置決め装置を提供できる。
また、アーマチャを製作する工程で、アーマチャに相当する柱状ワークにモールド成形を加えることがある。本発明による位置決め装置は、アーマチャを製造するためのワークに適用することができる。この場合、ワークの挿入側端部は、アーマチャ本体から突出したシャフトに相当する。シャフトを金型の受容穴へ挿入する時、精度の高い位置決めを行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明の位置決め装置において、第1スライダ本体と第2スライダ本体に配置した位置決めピンは、位置と数量の限定はない。ハンドリング部を位置決め装置側へ案内できればよい。また、第1スライダ本体と第2スライダ本体に配置した位置決めピンは、位置と数量に限定はない。第1シリンダと第2シリンダの動作により位置決めピンを位置決め穴に嵌合することができればよい。特に水平度を安定させるために、位置決めピンと対応する位置決め穴の数量をそれぞれ増やすことができる。
本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
4・・・金型、 9・・・ハンドリング部、
11・・・柱状ワーク、 14・・・受容穴、
15・・・位置決め装置、 16・・・本体
17・・・第1位置合わせ部、 18・・・第3位置合わせ部、
19・・・第2位置合わせ部、 20・・・第4位置合わせ部、
34・・・第1シリンダ、 35・・・第1ロッド、
36・・・第1ピン、 37・・・第2ピン、
38・・・第3ピン、 39・・・第4ピン、
44・・・第2シリンダ、 45・・・第2ロッド。

Claims (6)

  1. ハンドリング部(9)によって把持される複数個のワーク(11)を金型(4)の複数個の受容穴(14)内へ挿入可能な位置決め装置であって、
    本体(16)と、
    本体に対し第1軸(X軸)及び第2軸(Y軸)方向に選択的に移動可能な第1スライダ本体(25)と、
    前記第1スライダ本体から第3軸(Z軸)方向に伸縮自在な第1ロッド(35)と、
    前記第1スライダ本体に固定し、前記ハンドリング部に設けた第1位置合わせ部(17)を案内可能にする第1ピン(36)と、
    前記第1ロッドに連結し、前記金型に設けた第2位置合わせ部(19)を嵌合可能にする第2ピン(37)と、
    本体に対し第1軸及び第2軸方向に選択的に移動可能な第2スライダ本体(26)と、
    前記第2スライダ本体にから第3軸方向に伸縮自在な第2ロッド(45)と、
    前記第2スライダ本体に固定し、前記ハンドリング部に設けた第3位置合わせ部(18)を案内可能にする第3ピン(38)と、
    前記第2ロッドに連結し、前記金型に設けた第4位置合わせ部(20)を嵌合可能にする第4ピン(39)と、
    を備える位置決め装置。
  2. 前記第1スライダ本体は、前記ワークの並ぶ列方向の一端側に設けられ、前記第2スライダ本体は、前記ワークの並ぶ列方向の他端側に設けられる請求項1記載の位置決め装置。
  3. 前記第1スライダ本体は、前記第1ピンを前記第1位置合わせ部に対して付勢する第1付勢手段(51)を備え、
    前記第2スライダ本体は、前記第3ピンを前記第3位置合わせ部に対して付勢する第2付勢手段(52)を備える請求項1または2に記載の位置決め装置。
  4. 前記第1ピンと第3ピンは、テーパピンである請求項1から3のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  5. 前記第2ピンと第4ピンは、ストレートピンである請求項1から4のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の位置決め装置を用いて、複数のワークを金型の複数個の受容穴内へ挿入する位置決め方法であって、
    前記ハンドリング部が前記ワークを把持する工程と、
    前記ハンドリング部の押し込みによって、前記第1位置合わせ部が前記第1ピンへ案内され、前記第2位置合わせ部が前記第3ピンへ案内される工程と、
    前記第1ロッドの移動によって、前記第2ピンが第3位置合わせ部へ嵌合し、前記第2ロッドの移動によって、前記第4ピンが第4位置合わせ部へ嵌合する工程と、
    前記ハンドリング部の押し込みによって、前記ワークを受容穴へ挿入する工程と、
    を含む位置決め方法。
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