JP7286956B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
本出願人は、180度より広い画角を持つ広角レンズと、この広角レンズによる像を撮像する撮像センサとを有する同一構造の撮像系を2つ組み合わせ、各撮像系によって撮像された像を合成して4πラジアンの立体角内の像を得る、全天球型の撮像システム(撮像装置)について、特許出願を行い、特許権を取得している(例えば特許文献1、2)。
特開2014-056048号公報 特許第6019970号公報
全天球型の撮像システムは、一定の光学性能や画角を維持しながら、小型化(薄型化)により携帯性を向上することが要求される。
しかしながら、特許文献1を含む従来の全天球型の撮像システムは、小型化(薄型化)の要求に十分に応えられていない点で、改良の余地がある。
例えば、高品質な画像を得るために大型の撮像センサ(例えばCMOSセンサ)を搭載した場合、撮像センサの配置スペースを確保するために撮像システムが大型化(厚肉化)してしまう。また、高品質な画像を得るために光学系のレンズ枚数を増やしたりレンズ径を大きくしたりした場合、光学系の配置スペースを確保するために撮像システムが大型化(厚肉化)してしまう。さらに、多種多様な撮像を可能にする撮像機能部を搭載する場合、撮像機能部の配置スペースを確保するために撮像システムが大型化(厚肉化)してしまう。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、筐体内部のスペース効率を向上して小型化(薄型化)を図ることができる撮像装置を提供することを目的とする。
本実施形態の撮像装置は、複数の光学系と、前記複数の光学系による像が結像する複数の撮像センサと、前記複数の光学系において前記複数の撮像センサに至る光路を変更する複数の光路変更部と、を有する撮像ユニットと、前記撮像ユニットを保持すると共に、前記撮像ユニットの保持領域において、前記複数の光学系の少なくとも一部を露出させ、その露出部を除く前記撮像ユニットの最大外形部に直接的に対向する筐体ユニットと、を有し、前記複数の光学系は、前群と、後群とを有し、前記複数の光路変更部は、前記前群と前記後群の間に位置する第1、第2の光路変更部と、前記後群と前記撮像センサの間に位置する第3の光路変更部とを有し、前記筐体ユニットは、前記最大外形部を除いた前記撮像ユニットの最大幅と最大厚さの範囲内かつ前記第3の光路変更部の背面領域に、撮像装置の撮像機能部を保持し、前記複数の撮像センサは、それぞれの撮像面が互いに逆方向を向き、それぞれの背面が対向して前記筐体ユニットの内部に支持された2つの撮像センサを有し、前記複数の光学系は、前記撮像ユニットと前記筐体ユニットの幅方向と厚さ方向に直交する方向に延びる2つの後群を有し、前記2つの後群が、前記撮像ユニットの前記最大外形部を規定する、ことを特徴としている。
本発明によれば、筐体内部のスペース効率を向上して小型化(薄型化)を図ることができる撮像装置を提供することができる。
本実施形態による撮像装置を前方、後方から見た外観構成図(正面図、背面図)である。 本実施形態による撮像装置を右方、左方から見た外観構成図(右側面図、左側面図)である。 本実施形態による撮像装置を上方、下方から見た外観構成図(平面図、底面図)である。 筐体の内部に保持された広角レンズ系と撮像センサを左方から見た図である。 筐体の内部に保持された広角レンズ系と撮像センサを後方から見た図である。 筐体の内部に保持された広角レンズ系と撮像センサを上方から見た図である。 筐体の内部に保持された広角レンズ系と撮像センサを展開して描いた図である。 撮像ユニットの構成を示す斜視図である。 撮像ユニットの構成を示す正面図である。 筐体ユニットに撮像ユニットを組み付けた状態における両者の位置関係を示す図である。 撮像ユニットを組み付けた筐体ユニットを示す図である。 図1のXII-XII線に沿う断面図である。 図1のXIII-XIII線に沿う断面図である。 図1のXIV-XIV線に沿う断面図である。 撮像ユニットと筐体ユニットの最大外形部における幅と厚さの関係を示す図である。 第3プリズムの背面領域に撮像機能部としてのマイクロフォンを配置した場合の一例を示す図である。 第3プリズムの背面領域に撮像機能部としての蓄熱部材を配置した場合の一例を示す図である。
図1~図17を参照して、本実施形態による撮像装置1について詳細に説明する。以下の説明中の前、後、上、下、左、右の各方向は、各図に記載した矢線方向を基準とする。また、左右方向が幅方向に一致しており、前後方向が厚さ方向に一致している。
図1A、図1B、図2A、図2B、図3A、図3Bの六面図に示すように、撮像装置1は、撮像装置1の各構成要素が組み付けられてこれを保持する筐体(筐体ユニット)10を有している。筐体10は、左右方向に短く、上下方向に長く、前後方向に所定の厚みを持ち、上面が丸みを帯びた輪郭を有している。筐体10は、後側金属筐体20と前側金属筐体30を有している。後側金属筐体20と前側金属筐体30は、後述する後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80と接続樹脂筐体90と比較して相対的に高剛性の金属材料(例えばマグネシウム合金)から構成された一体成形品とすることができる。
後側金属筐体20と前側金属筐体30は、左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60によって接続されている。左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60は、例えば、後側金属筐体20と前側金属筐体30と同一の金属材料から構成することができるが、その材料には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
後側金属筐体20と前側金属筐体30の一方には、位置決めボス(図示略)が形成されており、後側金属筐体20と前側金属筐体30の他方には、ボス挿入孔(図示略)が形成されており、位置決めボスをボス挿入孔に挿入することにより、後側金属筐体20と前側金属筐体30が接近した状態で位置決めされる。後側金属筐体20と前側金属筐体30は、左側面と右側面と下面に、上記位置決め状態で重なって共締め可能なネジ孔(図示略)を有している。
後側金属筐体20と前側金属筐体30の間の左側面と右側面と下面の隙間に、左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60を嵌め込んで、これらに挿通した共締めネジ(図示略)を上記ネジ孔に螺合する(締め付ける)ことにより、後側金属筐体20と前側金属筐体30と左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60が一体化される。なお、後側金属筐体20と前側金属筐体30と左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60を一体化するための構成には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
後側金属筐体20の上方には、略円形のレンズ露出孔21が形成されており、前側金属筐体30の上方には、略円形のレンズ露出孔31が形成されている。後側金属筐体20の上下方向の中間部よりやや下方には、撮像(静止画撮像、動画撮像)のトリガとなるシャッターボタン(撮像機能部、操作部)22が設けられている。シャッターボタン22の下方には、撮像装置1の操作画面や設定画面等の各種情報を表示する表示ユニット(撮像機能部、状態表示部)23が設けられている。表示ユニット23は、例えば、有機ELディスプレイから構成することができる。
左側面接続筐体40の上下方向の中間部には、例えば、音声案内メッセージ等を発するスピーカ(撮像機能部)41が設けられている。右側面接続筐体50の上下方向の中間部には、撮像装置1の電源のオンオフを切り替えるための電源ボタン(撮像機能部、操作部)51が設けられており、電源ボタン51の下方には、撮影モードや無線接続モードの設定操作を行うための操作ボタン(撮像機能部、操作部)52、53、54が設けられている。
後側金属筐体20のシャッターボタン22のやや上方の右側には、上下方向に離間する2つのマイクロフォン(撮像機能部、集音部)24が設けられている。前側金属筐体30の上下方向の中間部よりやや上方には、左右方向に離間する2つのマイクロフォン(撮像機能部、集音部)32が設けられている。表裏に位置する後側金属筐体20の2つのマイクロフォン24と前側金属筐体30の2つのマイクロフォン32の計4つのマイクロフォンによって3D音声が取得可能となっている。
後側金属筐体20と前側金属筐体30と左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60の結合体は、上下方向の中間部より下方がグリップ部GPを構成している。撮影者は、グリップ部GPを把持した状態で、シャッターボタン22、電源ボタン51、操作ボタン52~54を押圧操作することができる。
後側金属筐体20と前側金属筐体30と左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60の結合体は、上方が開放された開口部OSを有している。開口部OSは、後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80と接続樹脂筐体90によって埋められている。後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80と接続樹脂筐体90は、後側金属筐体20と前側金属筐体30と比較して相対的に低剛性の樹脂材料(例えばPC(ポリカーボネート)若しくはABS樹脂又はこれらの混合材)から構成された一体成形品とすることができる。
後側樹脂筐体70は、後側金属筐体20の上方に形成された開口部OSの湾曲切欠部に嵌め込まれる湾曲形状を有している。前側樹脂筐体80は、前側金属筐体30の上方に形成された開口部OSの湾曲切欠部に嵌め込まれる湾曲形状を有している。後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80は、前後方向に逆方向を向いた対称形状を有している。接続樹脂筐体90は、後側金属筐体20と前側金属筐体30の上方に形成された開口部OSのうち、後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80の間に嵌め込まれる湾曲形状を有している。
図示は省略しているが、後側金属筐体20のレンズ露出孔21のやや上方には、左右方向に離間した一対のネジ孔付凸部が形成されており、後側樹脂筐体70には、一対のネジ孔付凸部に対応する一対のネジ挿通孔が形成されている。一対のネジ孔付凸部と一対のネジ挿通孔を位置合わせして、一対の締付ネジを一対のネジ挿通孔に挿通して一対のネジ孔付凸部のネジ孔に螺合する(締め付ける)ことで、後側金属筐体20と後側樹脂筐体70が接続される。なお、ここでは後側金属筐体20と後側樹脂筐体70の接続構造を説明したが、前側金属筐体30と前側樹脂筐体80の接続構造も同様となっている。
図4~図6に示すように、筐体10の内部には、互いに対称に配置される2つの広角レンズ系(魚眼レンズ系、光学系、撮像光学系)A、Bと、2つの広角レンズ系A、Bによる像が結像する2つの撮像センサAI、BIが保持(収納)されている。図4~図6では、筐体10を模式的に仮想線(二点鎖線)で描いている。各2つの広角レンズ系A、Bと撮像センサAI、BIは、同一仕様とすることができる。広角レンズ系A、Bは、180度より広い画角を有している。撮像装置1は、撮像センサAI、BIが結像した2つの像を合成することにより4πラジアンの立体角内の像を得る、全天球型の撮像装置とすることができる。
広角レンズ系Aは、物体側から像側に向かって順に、負の前群AFと、第1プリズム(第1の光路変更部)AP1と、可変開口絞りASと、第2プリズム(第2の光路変更部)AP2と、正の後群ARと、第3プリズム(第3の光路変更部)AP3とを有している。負の前群AFは、180°より大きい高画角の光線を取り込む機能を持ち、正の後群ARは、結像画像の収差を補正する機能を持つ。可変開口絞りASは、図4~図6では図示を省略して、図7の展開図のみに描いている。
負の前群AFは、前方から入射した被写体光束を発散させながら後方に出射する。第1プリズムAP1は、負の前群AFから入射した被写体光束を左方に90°反射する。可変開口絞りASは、第1プリズムAP1が反射した被写体光束の透過量を調整(光量調整)する。第2プリズムAP2は、可変開口絞りASが光量調整した被写体光束を下方に90°反射する。正の後群ARは、第2プリズムAP2が反射した被写体光束を収束させながら下方に出射する。第3プリズムAP3は、正の後群ARから入射した被写体光束を右方に90°反射して、撮像センサAIの撮像面に結像させる。第3プリズムAP3の出射面には、撮像センサAIの撮像面に向かって突出する凸面AP3Xが形成されている。負の前群AF及び正の後群ARは、それぞれ、図7に示すように複数枚のレンズで構成される(図4~図6では代表的な符号としてAF及びARを示している)。
広角レンズ系Bは、物体側から像側に向かって順に、負の前群BFと、第1プリズム(第1の光路変更部)BP1と、可変開口絞りBSと、第2プリズム(第2の光路変更部)BP2と、正の後群BRと、第3プリズム(第3の光路変更部)BP3とを有している。負の前群BFは、180°より大きい高画角の光線を取り込む機能を持ち、正の後群BRは、結像画像の収差を補正する機能を持つ。
負の前群BFは、後方から入射した被写体光束を発散させながら前方に出射する。第1プリズムBP1は、負の前群BFから入射した被写体光束を右方に90°反射する。可変開口絞りBSは、第1プリズムBP1が反射した被写体光束の透過量を調整(光量調整)する。第2プリズムBP2は、可変開口絞りBSが光量調整した被写体光束を下方に90°反射する。正の後群BRは、第2プリズムBP2が反射した被写体光束を収束させながら下方に出射する。第3プリズムBP3は、正の後群BRから入射した被写体光束を左方に90°反射して、撮像センサBIの撮像面に結像させる。第3プリズムBP3の出射面には、撮像センサBIの撮像面に向かって突出する凸面BP3Xが形成されている。負の前群BF及び正の後群BRは、それぞれ、図7に示すように複数枚のレンズで構成される(図4~図6では代表的な符号としてBF及びBRを示している)。
広角レンズ系A、Bの撮像センサAI、BIは、撮像センサAIの撮像面が左方を向き、撮像センサBIの撮像面が右方を向き、撮像センサAI、BIの背面(撮像面とは反対側の面)が背中合わせとなるように支持されている。
図7は、広角レンズ系A、B及び撮像センサAI、BIを展開して描いた図である。図7は、第1プリズムAP1~第3プリズムAP3及び第1プリズムBP1~第3プリズムBP3による反射方向を無視して描いている。従って、図7における広角レンズ系A、B及び撮像センサAI、BIの構成は同一(共通)となる。
負の前群AF、BFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、両凹負レンズL3とを有している。
正の後群AR、BRは、物体側から順に、両凸正レンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6と、両凹負レンズL7と、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10とを有している。両凸正レンズL6と両凹負レンズL7は、接合されている。両凸正レンズL8と両凹負レンズL9は、接合されている。
上記で説明した負の前群AF、BFと正の後群AR、BRの構成はあくまで一例であり、負の前群AF、BFと正の後群AR、BRの構成については、種々の設計変更が可能である。また、前群AF、BFは負のパワーでなく正のパワーを有していてもよいし、後群AR、BRは正のパワーではなく負のパワーを有していてもよい。
以上のように構成された撮像装置1では、広角レンズ系Aの負の前群AFと広角レンズ系Bの負の前群BFが前後方向に逆向き且つ同一(共通)の光軸上に配置される。また、第1プリズムAP1と第2プリズムAP2によって各90°折り曲げられて上下方向に延びる正の後群ARと、第1プリズムBP1と第2プリズムBP2によって各90°折り曲げられて上下方向に延びる正の後群BRとが、左右方向に離間して互いに平行をなすように配置される。また、第3プリズムAP3によって90°右方に折り曲げられた箇所にある撮像センサAIと、第3プリズムBP3によって90°左方に折り曲げられた箇所にある撮像センサBIとが、両者の撮像面を左右方向に向けるとともに、撮像面と反対側の面を背中合わせにして配置される。撮像装置1では、広角レンズ系Aの負の前群AFの物体側のレンズが前側金属筐体30のレンズ露出孔31から前方に突出(露出)し、広角レンズ系Bの負の前群BFの物体側のレンズが後側金属筐体20のレンズ露出孔21から後方に突出(露出)し、その他の構成要素が筐体10の内部に収納される。
すなわち、広角レンズ系A、Bは、筐体10の上方において前後方向に対向する前群AF、BFと、筐体10の上方から下方に向かって平行に延びる後群AR、BRと、を有している。また、広角レンズ系A、Bの各々は、プリズム(光路変更部)として、筐体10の上方において前群AF、BFを通過した被写体光束の光路を左右方向に変更する第1プリズム(第1の光路変更部)AP1、BP1と、筐体10の上方において第1プリズム(第1の光路変更部)AP1、BP1を通過した被写体光束の光路を上下方向に変更する第2プリズム(第2の光路変更部)AP2、BP2と、筐体10の下方において後群AR、BRを通過した被写体光束の光路を左右方向に変更する第3プリズム(第3の光路変更部)AP3、BP3とを有している。これにより、撮像装置1の各構成要素を筐体10の内部に高いレイアウト効率で配置してコンパクト化を図ることが可能になる。
広角レンズ系Aの第1プリズムAP1及び広角レンズ系Bの第1プリズムBP1は、広角レンズ系A、Bに共通の反射面(光路変更部)を有している。すなわち、第1プリズムAP1と第1プリズムBP1は、互いの斜面どうしが近接して反射面を共有している。広角レンズ系A、Bの反射面は、広角レンズ系A、Bに共通化された反射膜からなり、この反射膜が、光学的に等価な2つの透明部材である第1プリズムAP1と第1プリズムBP1の斜面の間に挟持される。この状態で、第1プリズムAP1と第1プリズムBP1と反射膜が一体化され、広角レンズ系A、Bに共通の反射面(光路変更部)が形成される。これにより、広角レンズ系A、Bの入射光軸方向の幅を小さくすることが可能になる。
広角レンズ系Aの第1プリズムAP1と第2プリズムAP2の間には、可変開口絞りASが配置されており、広角レンズ系Bの第1プリズムBP1と第2プリズムBP2の間には、可変開口絞りBSが配置されている。光量調整用の可変開口絞りASの近く(前後)に第1プリズムAP1と第2プリズムAP2を設け、光量調整用の可変開口絞りBSの近く(前後)に第1プリズムBP1と第2プリズムBP2を設けることで、小さい直角プリズムを用いることができ、広角レンズ系A、Bの相互間隔を小さくすることができる。また、可変開口絞りASを中心として、その両側に第1プリズムAP1と第2プリズムAP2があり、その両側に負の前群AFと正の後群ARがあるという対称構成、及び、可変開口絞りBSを中心として、その両側に第1プリズムBP1と第2プリズムBP2があり、その両側に負の前群BFと正の後群BRがあるという対称構成を実現することができる。
可変開口絞りASと可変開口絞りBSは、撮像センサAIと撮像センサBIの出力に基づいて、別個独立に開度調整される。例えば、撮像装置1を屋外で使用する場合には、広角レンズ系A、Bの一方だけに太陽光が多く入射する結果、広角レンズ系A、Bによる明るさ(露光状態)が大きく異なることがある。この状態で、撮像センサAIと撮像センサBIによる像を合成すると、明るい部分と暗い部分の境界が映り込んだ不自然な全天球画像となってしまう。そこで、広角レンズ系A、Bの一方だけに太陽光が多く入射する場合には、その一方の広角レンズ系の可変開口絞りを他方の広角レンズ系の可変開口絞りより絞り込むことで、広角レンズ系A、Bによる明るさ(露光状態)が均一となるように調整して、明るい部分と暗い部分の境界が存在しない自然な全天球画像を得ることが可能になる。
広角レンズ系Aの第3プリズムAP3は、撮像センサAIに向かって突出する凸面(非球面)AP3Xを有しており、広角レンズ系Bの第3プリズムBP3は、撮像センサBIに向かって突出する凸面(非球面)BP3Xを有している。広角レンズ系A、Bは焦点距離が短いので、本実施形態のように、広角レンズ系A、Bの最後の面を曲げる場合、焦点距離が短いにもかかわらずバックフォーカスが長いという事態が発生してしまう。この事態を避けるために、凸面AP3Xと凸面BP3Xを設けて射出位置を変更している。
以上のように構成された広角レンズ系A、B(第1プリズム~第3プリズムAP1~AP3、BP1~BP3を含む)と、撮像センサAI、BIとは、撮像ユニット(光学ユニット)100として一体化(ブロック化)されている。撮像ユニット100にはネジ孔(図示略)が形成されている。撮像ユニット100を筐体ユニット10(後側金属筐体20と前側金属筐体30と左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60の結合体)の内部に収容した状態で、これらに挿通した共締めネジ(図示略)を上記ネジ孔に螺合する(締め付ける)ことで、撮像ユニット100が組み付けられる。なお、撮像ユニット100を筐体ユニット10に組み付けるための構成には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
図8、図9に示すように、撮像ユニット100は、大別して、第1保持筐体101と、第2保持筐体102と、第3保持筐体103と、第4保持筐体104とを有している。
第1保持筐体101は、広角レンズ系A、Bの前群AF、BFと第1プリズムAP1、BP1と第2プリズムAP2、BP2を保持する。第1保持筐体101は、前方筐体101Aと後方筐体101Bを前後方向から突き合わせて結合することにより構成されている。
第2保持筐体102は、広角レンズ系A、Bの後群AR、BRを保持する。第2保持筐体102は、広角レンズ系A、Bの後群AR、BRに対応する形状を有しており、広角レンズ系A、Bの後群AR、BRに対応する左右方向に離間して一対設けられている。
第3保持筐体103は、広角レンズ系A、Bの第3プリズムAP3、BP3を保持する。第3保持筐体103は、広角レンズ系A、Bの第3プリズムAP3、BP3に対応する形状を有しており、広角レンズ系A、Bの第3プリズムAP3、BP3に対応する左右方向に離間して一対設けられている。
第4保持筐体104は、撮像センサAI、BIを保持する。第4保持筐体104は、撮像センサAI、BIに対応する形状を有しており、撮像センサAI、BIに対応する左右方向に隣接して背中合わせになるように一対設けられている。
図10A、図10Bは、筐体(筐体ユニット)10に撮像ユニット100を組み付けた状態における両者の位置関係を示す図である。図10A、図10Bでは、筐体(筐体ユニット)10における撮像ユニット100の占有領域を太線で囲んで強調して描いている。
図10A、図10Bに示すように、撮像ユニット100を保持する筐体(筐体ユニット)10は、上下方向に見たとき、上方に位置する撮像ユニット100の保持領域と、下方に位置する撮像ユニット100の非保持領域とに区画される。撮像ユニット100の第1保持筐体101は、光学系A、Bの少なくとも一部である前群AF、BFの前方レンズ(例えば負レンズL1)を露出させ、その露出部を除く最大外形部を形成する。図10A、図10Bでは、最大外形部における撮像ユニット100の幅(左右方向の長さ)をwで示しており、最大外形部における撮像ユニット100の厚さ(前後方向の長さ)をdで示している。
図11A、図11Bは、撮像ユニット100を組み付けた筐体(筐体ユニット)10を示す図である。図11A、図11Bに示すように、筐体(筐体ユニット)10は、撮像ユニット100の保持領域において、光学系A、Bの少なくとも一部である前群AF、BFの前方レンズ(例えば負レンズL1)を露出させ、その露出部を除く最大外形部を形成する。図11A、図11Bでは、撮像ユニット100の保持領域における筐体(筐体ユニット)10の最大外形部の幅(左右方向の長さ)をWで示しており、撮像ユニット100の保持領域における筐体(筐体ユニット)10の最大外形部の厚さ(前後方向の長さ)をDで示している。
また、図11Bに示すように、筐体(筐体ユニット)10は、撮像ユニット100の非保持領域における最大外形部(グリップ部GPの最大外形部)を有している。撮像ユニット100の非保持領域における筐体(筐体ユニット)10の最大外形部(グリップ部GPの最大外形部)の厚さ(前後方向の長さ)D’は、撮像ユニット100の保持領域における筐体(筐体ユニット)10の最大外形部の厚さ(前後方向の長さ)Dより僅かに大きくなっている(D’>D)。但し、撮像ユニット100の非保持領域における筐体(筐体ユニット)10の最大外形部(グリップ部GPの最大外形部)の前後方向への突出量は、光学系A、Bの前群AF、BFの視野範囲内に入らない程度に抑えられている。
図12、図13、図14は、図1のXII-XII線、XIII-XIII線、XIV-XIV線に沿う断面図である。
図13、図14に示すように、筐体(筐体ユニット)10の撮像ユニット100の非保持領域には、撮像センサAI、BIによる撮像信号を無線信号に変換する無線モジュール基板(撮像機能部、回路基板)110が保持(収納)されている。無線モジュール基板110は、前方側に位置するサブ基板111と後方側に位置するメイン基板112を前後方向に重ね合わせて電気的に接続可能に結合してなる。サブ基板111は、相対的に小型の平面視略矩形形状をなしており、メイン基板112は、相対的に大型の平面視略矩形形状をなしている。メイン基板112には、後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80と接続樹脂筐体90の内方空間に向かって上方に延びる伝送部材113が取り付けられている(図16A、図16B参照)。この伝送部材113は、例えば、同軸ケーブル又はFPCにより構成することができる。
図14に示すように、後側樹脂筐体70と前側樹脂筐体80と接続樹脂筐体90の内方空間には、通信アンテナ(撮像機能部、アンテナ基板)120が設けられている。一端部がメイン基板112に接続された伝送部材113の他端部は、通信アンテナ120に接続されている。伝送部材113は、撮像センサAI、BIによる撮像信号を通信アンテナ120に伝送し、通信アンテナ120は、当該撮像信号を外部機器に無線送信する。また、通信アンテナ120は、外部機器との間で各種信号を送受信することができる。
図示は省略しているが、通信アンテナ120は、アンテナ本体と、このアンテナ本体を保持するアンテナ基板とを有している。アンテナ本体は、例えば、FPC又はリジッドFPCにより構成することができる。アンテナ基板は、筐体10(後側金属筐体20と前側金属筐体30と左側面接続筐体40と右側面接続筐体50と下面接続筐体60)の上面に形成された開口部OSの形状に沿った湾曲形状(円弧形状)をなしており、該湾曲形状の上面に伝送部材113の他端部が接続されるともにアンテナ本体が貼り付けられている。
図13、図14に示すように、筐体(筐体ユニット)10の撮像ユニット100の非保持領域には、撮像装置1の各構成要素に電力を供給する電池130が保持(収納)されている。電池130は、無線モジュール基板110と上下方向の位置を重複させて、且つ、無線モジュール基板110よりも前方に配置されている。
図15は、撮像ユニット100と筐体ユニット10の最大外形部における幅と厚さの関係を示す図である。図15に示すように、筐体ユニット10は、撮像ユニット100を保持すると共に、撮像ユニット100の保持領域において、光学系A、Bの少なくとも一部である前群AF、BFの前方レンズ(例えば負レンズL1)を露出させている。そして、筐体ユニット10は、上記の露出部を除いた撮像ユニット100の最大外形部に直接的に対向している。すなわち、撮像ユニット100の最大外形部と筐体ユニット10の最大外形部の間には、撮像装置1の撮像機能部やその他の各種部品が存在していない。
図15に示すように、撮像ユニット100の最大外形部における幅wと厚さd、及び、筐体ユニット10の最大外形部における幅Wと厚さDは、W>w、D>dを満足している。このように、撮像ユニット100と筐体ユニット10の最大外形部どうしを直接的に対向させて寸法を詰めることにより、撮像装置1の小型化(薄型化)を図ることができる。
このように、撮像ユニット100と筐体ユニット10の最大外形部における寸法を詰めて撮像装置1の小型化(薄型化)を図った場合、撮像装置1の撮像機能部やその他の各種部品をどこにどのように配置するかが問題となる。
そこで、本実施形態の撮像装置1では、筐体ユニット10が、最大外形部を除いた撮像ユニット100の最大幅wの範囲内、及び、最大外形部を除いた撮像ユニット100の最大厚さdの範囲内の少なくとも一方に位置させて、撮像装置1の撮像機能部やその他の各種部品を配置している。これにより、筐体ユニット10の内部のスペース効率を向上して、撮像装置1の小型化(薄型化)に寄与することができる。
ここで、撮像装置1の撮像機能部として、例えば、シャッターボタン22、表示ユニット23、マイクロフォン24、マイクロフォン32、スピーカ41、電源ボタン51、操作ボタン52~54、無線モジュール基板110、通信アンテナ120及び電池130等が挙げられる。
上述した撮像装置1の撮像機能部の中でも、図16A、図16Bに示すように、上下一対のマイクロフォン24と左右一対のマイクロフォン32の計4つのマイクロフォンは、最大外形部を除いた撮像ユニット100の最大幅wと最大厚さdの範囲内かつ光学系A、Bの第3プリズム(第3の光路変更部)AP3、BP3の背面領域に位置するようにして、筐体ユニット10に保持されている。
すなわち、4つのマイクロフォン24、32は、筐体ユニット10による撮像ユニット100の保持領域のうち、撮像ユニット100の占有領域のデットスペースとなるおそれがある光学系A、Bの第3プリズム(第3の光路変更部)AP3、BP3の裏側に配置されている。これにより、筐体ユニット10の内部のスペース効率を向上して、撮像装置1の小型化(薄型化)に寄与することができる。
さらに、図17に示すように、光学系A、Bの第3プリズム(第3の光路変更部)AP3、BP3の背面領域(裏側)には、4つのマイクロフォン24、32に加えて、撮像センサAI、BIからの熱を蓄熱するための蓄熱部材(撮像機能部)140が設けられる。これにより、筐体ユニット10の内部のスペース効率を向上して、撮像装置1の小型化(薄型化)に寄与することができる。
なお、筐体ユニット10が、最大外形部を除いた撮像ユニット100の最大幅wと最大厚さdの範囲内かつ光学系A、Bの第3プリズム(第3の光路変更部)AP3、BP3の背面領域に位置するようにして保持する撮像機能部は、上述の4つのマイクロフォン24、32に限定されることはない。例えば、シャッターボタン22、表示ユニット23、スピーカ41、電源ボタン51、操作ボタン52~54、無線モジュール基板110、通信アンテナ120及び電池130の少なくとも1つを筐体ユニット10の上記領域に保持してもよい。
以上の実施形態では、撮像装置1が2つの広角レンズ系A、Bを搭載する場合を例示して説明したが、撮像装置1が搭載する広角レンズ系の数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。この場合、撮像装置1が搭載する撮像センサの数を広角レンズ系の数と一致させてもよい。
1 撮像装置
10 筐体(筐体ユニット)
20 後側金属筐体
21 レンズ露出孔
22 シャッターボタン(撮像機能部、操作部)
23 表示ユニット(撮像機能部、状態表示部)
24 マイクロフォン(撮像機能部、集音部)
30 前側金属筐体
31 レンズ露出孔
32 マイクロフォン(撮像機能部、集音部)
40 左側面接続筐体
41 スピーカ(撮像機能部)
50 右側面接続筐体
51 電源ボタン(撮像機能部、操作部)
52 53 54 操作ボタン(撮像機能部、操作部)
60 下面接続筐体
70 後側樹脂筐体
80 前側樹脂筐体
90 接続樹脂筐体
100 撮像ユニット(光学ユニット)
101 第1保持筐体
101A 前方筐体
101B 後方筐体
102 第2保持筐体
103 第3保持筐体
104 第4保持筐体
110 無線モジュール基板(撮像機能部、回路基板)
111 サブ基板
112 メイン基板
113 伝送部材
120 通信アンテナ(撮像機能部、アンテナ基板)
130 電池(撮像機能部)
140 蓄熱部材
GP グリップ部
OS 開口部
A 広角レンズ系(魚眼レンズ系、光学系、撮像光学系)
AF 前群
AR 後群
AS 可変開口絞り
AP1 第1プリズム(第1の光路変更部)
AP2 第2プリズム(第2の光路変更部)
AP3 第3プリズム(第3の光路変更部)
AP3X 凸面
AI 撮像センサ
B 広角レンズ系(魚眼レンズ系、光学系、撮像光学系)
BF 前群
BR 後群
BS 可変開口絞り
BP1 第1プリズム(第1の光路変更部)
BP2 第2プリズム(第2の光路変更部)
BP3 第3プリズム(第3の光路変更部)
BP3X 凸面
BI 撮像センサ
L1 負レンズ
L2 負レンズ
L3 負レンズ
L4 正レンズ
L5 正レンズ
L6 正レンズ
L7 負レンズ
L8 正レンズ
L9 負レンズ
L10 正レンズ

Claims (8)

  1. 複数の光学系と、前記複数の光学系による像が結像する複数の撮像センサと、前記複数の光学系において前記複数の撮像センサに至る光路を変更する複数の光路変更部と、を有する撮像ユニットと、
    前記撮像ユニットを保持すると共に、前記撮像ユニットの保持領域において、前記複数の光学系の少なくとも一部を露出させ、その露出部を除く前記撮像ユニットの最大外形部に直接的に対向する筐体ユニットと、
    を有し、
    前記複数の光学系は、前群と、後群とを有し、
    前記複数の光路変更部は、前記前群と前記後群の間に位置する第1、第2の光路変更部と、前記後群と前記撮像センサの間に位置する第3の光路変更部とを有し、
    前記筐体ユニットは、前記最大外形部を除いた前記撮像ユニットの最大幅と最大厚さの範囲内かつ前記第3の光路変更部の背面領域に、撮像装置の撮像機能部を保持し、
    前記複数の撮像センサは、それぞれの撮像面が互いに逆方向を向き、それぞれの背面が対向して前記筐体ユニットの内部に支持された2つの撮像センサを有し、
    前記複数の光学系は、前記撮像ユニットと前記筐体ユニットの幅方向と厚さ方向に直交する方向に延びる2つの後群を有し、前記2つの後群が、前記撮像ユニットの前記最大外形部を規定する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記最大外形部における前記撮像ユニットの幅をw、厚さをdとし、前記筐体ユニットの幅をW、厚さをDとしたときに、W>w、D>dを満足する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記筐体ユニットは、前記最大外形部を除いた前記撮像ユニットの最大幅の範囲内に、前記撮像装置の撮像機能部を保持する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記筐体ユニットは、前記最大外形部を除いた前記撮像ユニットの最大厚さの範囲内に、前記撮像装置の撮像機能部を保持する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記前群の一部が、前記筐体ユニットの前記露出部から露出する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記撮像機能部は、電池と、回路基板と、表示ユニットと、アンテナ基板と、操作部と、蓄熱部材と、スピーカと、マイクロフォンとの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記複数の光路変更部の前記第3の光路変更部は、前記2つの後群と前記2つの撮像センサの間に位置する2つのプリズムを有し、
    前記撮像機能部は、上下一対のマイクロフォンと、左右一対のマイクロフォンとの4つのマイクロフォンを含み、前記4つのマイクロフォンは、前記最大外形部を除いた前記撮像ユニットの最大幅と最大厚さの範囲内かつ前記2つのプリズムの背面領域に位置するようにして、前記筐体ユニットに保持される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記筐体ユニットによる前記撮像ユニットの非保持領域には、前記2つの撮像センサによる撮像信号を無線信号に変換する略矩形形状の回路基板が保持され、
    前記回路基板の略矩形形状の平面は、前記2つの撮像センサの撮像面と異なる方向に配置される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
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