JP7286346B2 - 医薬品の飛散状態のモニタリングシステム及び医薬品の飛散状態のモニタリング方法 - Google Patents
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Description
高薬理活性医薬品とは、人体に対する作用が強い医薬品であり、僅か1μg/m3以下の気中濃度で、人体に対する何らかの生理活性作用をもたらすものとされている。このため、高薬理活性医薬品の取扱い施設では、製品の品質管理(クロスコンタミネーション防止)、作業者の健康被害の防止(作業者への曝露防止)及び環境汚染の防止の観点から、製造装置及び製造設備における医薬品粉体及び原薬粉体の封じ込め(飛散防止)対策が重要とされている。一般には、物理的に囲われた封じ込め装置(アイソレータ)又は気流制御されたブース内で作業が行なわれ、外部への漏洩が無いことが確認された作業手順を遵守しながら、医薬品粉体及び原薬粉体を取り扱うというプロセス管理が実施されている。
医薬品の製造又は研究開発の現場では、医薬品粉体の飛散性を把握し、現地環境での封じ込め状態を測定し、解析することが不可欠である。医薬品粉体の飛散性評価及び封じ込め評価を行う場合、薬理活性の高い医薬品をそのまま使用することは、皮膚への付着、吸引による作業者の健康状態への悪影響が懸念される。このため、通常は、安全性の高い代替粉末を模擬粉体として使用して評価を行うケースが多い。例えば、模擬粉体としてラクトース(乳糖)の粉体を用いることが推奨されている(非特許文献1)。ラクトースは、人間に無害であり、水に溶けやすく、しかも安定性が良好であるため汎用されている。しかし、ラクトースの定量分析は、高価で大がかりな装置が必要であるうえ、定量分析の手順が煩雑であることから、データを得るまでに数日の時間を要する。
これに対して、粉体の飛散状態を高精度かつリアルタイムで効率よく評価する技術が提案されている(特許文献1、非特許文献2)。この技術は、ラクトース等の模擬粉体に蛍光発光物質を微量(0.01~1質量%)添加して粒子レベルで複合化した粉体(蛍光性模擬粉体)を用いて作業を行い、その際に飛散した粉体の量を蛍光検出装置を用いて測定し、気中濃度に換算するという方法である。この技術によれば、非特許文献1に示す従来のサンプリング~分析~解析の一連の作業に比べて、医薬品の製造又は研究開発の現場において、医薬品粉体の飛散性及び封じ込め状態を短時間で評価することが可能となる。
[1] 空気中に浮遊している医薬品の粉体を捕集する捕集装置と、
前記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物を定量分析する分析装置と、
前記医薬化合物の前記空気中の濃度を算出する処理を実行する処理装置と、
前記処理の結果を出力する出力装置と
を備え、
前記捕集装置において捕集した医薬品の粉体又は前記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から搬出した後、直ちに、前記分析装置において定量分析する、医薬品の飛散状態のモニタリングシステム。
[2] 前記処理装置は、さらに、前記濃度と予め設定した値とを比較する処理及び前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価する処理を実行する、[1]に記載のモニタリングシステム。
[3] 前記捕集装置と前記分析装置との間に、前記医薬品の粉体又は前記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から前記分析装置に直接搬送するための試料搬送手段を有する、[1]または[2]に記載のモニタリングシステム。
[4] 前記分析装置は、前記試料をリアルタイムで定量分析するリアルタイム分析装置である、[1]~[3]のいずれか1つに記載のモニタリングシステム。
[5] 前記出力装置は、前記処理の結果を表示する表示装置である、[1]~[4]のいずれか1つに記載のモニタリングシステム。
[6] 前記医薬品が高薬理活性医薬品である、[1]~[5]のいずれか1つに記載のモニタリングシステム。
[7] 捕集装置と、分析装置と、処理装置と、出力装置とを備え、前記捕集装置において捕集した医薬品の粉体又は上記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から搬出した後、直ちに、前記分析装置において定量分析する、医薬品の飛散状態のモニタリングシステムを用いる医薬品の飛散状態のモニタリング方法であって、
前記捕集装置を用いて、空気中に浮遊している医薬品の粉体を捕集し、
前記分析装置を用いて、捕集した医薬品の粉体に含まれる医薬化合物を定量分析し、
前記処理装置を用いて、前記医薬化合物の前記空気中の濃度を算出する処理を実行し、
前記出力装置を用いて、前記処理の結果を出力する、
医薬品の飛散状態のモニタリング方法。
[8] 前記濃度を算出する処理を実行した後、
前記処理装置を用いて、前記濃度と予め設定した値とを比較する処理を実行し、
前記処理装置を用いて、前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価する処理を実行し、
前記出力装置を用いて、前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価した結果を出力する、[7]に記載のモニタリング方法。
[9] 前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価する処理において、前記濃度が前記予め設定した濃度以下でないと評価した場合に、前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価した結果として警報を出力する、[8]に記載のモニタリング方法。
[10] 前記医薬品が高薬理活性医薬品である、[7]~[9]のいずれか1つに記載のモニタリング方法。
図1は、本発明のモニタリングシステムを示すブロック図である。本発明のモニタリングシステムは、医薬品の製造又は研究開発の現場のうち、医薬品の粉体が飛散していないことが望まれる環境において、空気中に浮遊している医薬品の粉体をモニタリングするものである。
図1(A)に示すモニタリングシステム1は、捕集装置11、分析装置12、処理装置13及び出力装置14を備えている。モニタリングシステム1は、さらに、入力装置15を備えていてもよい。
捕集装置11は、モニタリング対象である空間内の空気を導入するとともに、導入した空気中に浮遊している医薬品の粉体を捕集する。
本発明のモニタリングシステムは、空気中の医薬品の粉体、すなわち実薬、を捕集し、分析するので、医薬品の粉体の飛散状態を直接的に評価できることとなる。
本発明のモニタリングシステムは、試料搬送手段を有することにより、医薬品の粉体の飛散状態をより短時間で評価できることとなる。
ここで、予め設定した濃度(閾値)としては、例えば、許容濃度(OEL:Occupational Exposure Limits)が挙げられる。許容濃度とは、労働者が1日8時間、週間40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物質に曝露される場合に、当該有害物質の平均曝露濃度がこの数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度である。多くの医薬化合物では許容濃度が定められている。
処理装置13において、医薬化合物の空気中の濃度を算出した場合は、出力装置14において、例えば、その算出した濃度を出力することができる。
また、処理装置13において、医薬化合物の空気中の濃度が閾値以下であるか否かを評価した場合は、出力装置14において、例えば、その評価の結果を出力することができる。
出力装置14の好適な例は、ディスプレイ装置である。出力装置がディスプレイ装置である場合には、ディスプレイ装置に、空気中の医薬化合物の濃度を表示したり、空気中の医薬化合物の濃度が閾値以下であるか否かを表示したりできる。特に、処理装置13において、空気中の医薬化合物の濃度が閾値以下でない、換言すれば、閾値を超えている、と評価した場合には、出力装置14には、警報を出力することが好ましい。
出力装置14の別の好適な例は、外部装置との通信インターフェイスである。出力装置14が外部装置との通信インターフェイスである場合には、通信インターフェイスを通じて、外部機器に、空気中の医薬化合物の濃度が設定した値以下である、又は空気中の医薬化合物の濃度が設定した値を超えている、ということを示す信号を送出することが考えられる。信号を受信した外部機器は、所定の動作を行うことが好ましい。例えば、空気中の医薬化合物の濃度が設定した値を超えているということを示す信号を受信した外部機器は、作業者に避難指示を出して作業者の安全を確保したり、強制的に換気をして作業環境の安全を確保したりすることが考えられる。
図2に示すGC-MSは、ガスクロマトグラフ部21及びマススペクトル部22を備える。ガスクロマトグラフ部21の試料注入口23から注入された試料は、カラム24を通過して成分ごとに分画され、マススペクトル部22に注入される。注入された成分はイオン源でイオン化され、マスフィルタ27を通過して、検出部28で検出される。GC-MSを制御するため、処理装置13との通信インターフェイスイス及び制御部25、29を有することが好ましい。
GC又はGC-MSを用いる定性定量分析では、既知の医薬化合物を用いて検量線を作成しておくことが必要である。すなわち、クロマトグラムデータのピーク面積と医薬化合物の質量との関係を求め、医薬化合物の質量とピーク面積との関係から検量線を予め用意しておく。
空気中に浮遊している医薬品の粉体に含まれる医薬化合物のクロマトグラムと検量線から、医薬化合物の質量を求め、捕集した空気体積で除して、空気中の医薬化合物の濃度(例えば、μg/m3)を算出することができる。
このような条件を満たすガスクロマトグラフ装置として、例えば、8610Cガスクロマトグラフ(SRI Instruments社製)を挙げることができ、ガスクロマトグラフ質量分析装置として、例えば、プロセスガスモニターMICROPOLE System(堀場エステック社製)及びポータブル質量分析計MS-200(堀場製作所社製)を挙げることができる。
分析装置の検出感度を1ppbとする。
分子量92の医薬化合物を含む医薬品の粉体を吸着剤に捕集し、加熱してガス化して分析した場合、固体から気体に変化するガス化率を100%と仮定すると、約3.8μg/m3以上の気中濃度の医薬化合物を分析することが可能である。捕集時間は通常10分程度であるため、もし、約3.8μg/m3以下の気中濃度を測定したい場合には、捕集時間を延長して吸着剤上で濃縮する。例えば、1μg/m3であれば、約40分間空気を捕集することが必要である。
図4は、本発明のモニタリング方法を示すフローチャートである。
本発明のモニタリング方法は、捕集装置と、分析装置と、処理装置と、出力装置とを備え前記捕集装置において捕集した医薬品の粉体又は上記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から搬出した後、直ちに、前記分析装置において定量分析する、医薬品の飛散状態のモニタリングシステムを用いる医薬品の飛散状態のモニタリング方法である。
S1、S2及びS3は、図4(A)を参照して説明した本発明のモニタリング方法の一実施形態において説明したとおりである。
例えば、出力装置がディスプレイ装置である場合には、ディスプレイ装置に、空気中の医薬化合物の濃度を表示したり、空気中の医薬化合物の濃度が閾値以下であるか否かを表示したりできる。特に、処理装置において、空気中の医薬化合物の濃度が閾値以下でない、換言すれば、閾値を超えている、と評価した場合には、出力装置には、算出した濃度が予め設定した値以下であるか否かを評価した結果として、警報を出力することが好ましい。
例えば、出力装置が外部装置との通信インターフェイスである場合には、通信インターフェイスを通じて、外部機器に、空気中の医薬化合物の濃度が設定した値以下である、又は空気中の医薬化合物の濃度が設定した値を超えている、ということを示す信号を送出することが考えられる。信号を受信した外部機器は、所定の動作を行うことが好ましい。例えば、空気中の医薬化合物の濃度が設定した値を超えているということを示す信号を受信した外部機器は、作業者に避難指示を出して作業者の安全を確保したり、強制的に換気をして作業環境の安全を確保したりすることが考えられる。
11 捕集装置
12 分析装置
13 処理装置
14 出力装置
15 入力装置
Claims (10)
- 空気中に浮遊している医薬品の粉体を捕集する捕集装置と、
前記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物を定量分析する分析装置と、
前記医薬化合物の前記空気中の濃度を算出する処理を実行する処理装置と、
前記処理の結果を出力する出力装置と
を備え、
前記捕集装置は、モニタリング対象である空間内の空気を導入する導入口と、モニタリング対象である空間内の空気を連続して捕集するためのターンテーブルとを備え、前記ターンテーブルを周方向に等分する位置には、それぞれ、捕集管を搭載しており、
前記捕集装置において捕集した医薬品の粉体又は前記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から搬出した後、直ちに、前記分析装置において定量分析する、医薬品の飛散状態のモニタリングシステム。 - 前記処理装置は、さらに、前記濃度と予め設定した値とを比較する処理及び前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価する処理を実行する、請求項1に記載のモニタリングシステム。
- 前記捕集装置と前記分析装置との間に、前記医薬品の粉体又は前記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から前記分析装置に直接搬送するための試料搬送手段を有する、請求項1または2に記載のモニタリングシステム。
- 前記分析装置は、前記試料をリアルタイムで定量分析するリアルタイム分析装置である、請求項1~3のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
- 前記出力装置は、前記処理の結果を表示する表示装置である、請求項1~4のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
- 前記医薬品が高薬理活性医薬品である、請求項1~5のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
- 捕集装置と、分析装置と、処理装置と、出力装置とを備え、前記捕集装置において捕集した医薬品の粉体又は上記医薬品の粉体に含まれる医薬化合物である試料を前記捕集装置から搬出した後、直ちに、前記分析装置において定量分析する、医薬品の飛散状態のモニタリングシステムを用いる医薬品の飛散状態のモニタリング方法であって、
前記捕集装置は、モニタリング対象である空間内の空気を導入する導入口と、モニタリング対象である空間内の空気を連続して捕集するためのターンテーブルとを備え、前記ターンテーブルを周方向に等分する位置には、それぞれ、捕集管を搭載しており、
前記捕集装置を用いて、空気中に浮遊している医薬品の粉体を捕集し、
前記分析装置を用いて、捕集した医薬品の粉体に含まれる医薬化合物を定量分析し、
前記処理装置を用いて、前記医薬化合物の前記空気中の濃度を算出する処理を実行し、
前記出力装置を用いて、前記処理の結果を出力する、
医薬品の飛散状態のモニタリング方法。 - 前記濃度を算出する処理を実行した後、
前記処理装置を用いて、前記濃度と予め設定した値とを比較する処理を実行し、
前記処理装置を用いて、前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価する処理を実行し、
前記出力装置を用いて、前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価した結果を出力する、請求項7に記載のモニタリング方法。 - 前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価する処理において、前記濃度が前記予め設定した濃度以下でないと評価した場合に、前記濃度が前記予め設定した値以下であるか否かを評価した結果として警報を出力する、請求項8に記載のモニタリング方法。
- 前記医薬品が高薬理活性医薬品である、請求項7~9のいずれか1項に記載のモニタリング方法。
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