JP7286263B2 - サンバイザ - Google Patents

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Description

本開示は、可視光透過率を調整可能な調光装置に関する。あるいは、本開示は、そのような調光装置を用いたサンバイザに関する。
従来より、液晶変調素子等を利用した調光シートを有する調光装置が知られている。調光シートには、基材がガラス板の場合と樹脂フィルムの場合とがあり、樹脂フィルムである方が、量産性、耐衝撃性(割れにくさ)に優れると共に、軽量かつ薄型の構成とすることができる。このような調光シートは、例えば、本件出願人による特許文献1に記載されている。
調光シートは、量産性に優れるため製品化が比較的容易であるという利点があるものの、可撓性を有するため形状を自己保持することができず、また、外力によって傷が付きやすいという弱点がある。このため、例えば特許文献2に示されるように、調光シート515の上面及び下面を保護部材511、512で保護することが行われている。図8は、特許文献2の図3(b)であり、従来の調光装置510の一例を示している。保護部材511、512としては、ガラス板や樹脂板(アクリルやポリカーボネートなどの薄板)が採用されている。
しかしながら、図8に示す層構成では、調光シート515、接着層513、514及び保護部材511、512の側端面が外部から容易に触れられるようになっている。このため、例えば調光シート515と保護部材511、512との間に異物が入り込んで堆積し易い。更に、上下の保護部材511、512間に剪断応力もしくは圧縮応力が加わると調光シート515に容易に歪みが生じ、当該調光シート515の透過率に面内ムラが発生してしまう。また、側端面に異なる材料が現れるため、外観も劣る。特に、調光シートに液晶材料を用いる場合は、わずかな厚みムラにより透過率の面内ムラが顕著に発生する。
更に、以上のような調光装置を、例えば自動車のサンバイザに採用する場合には、安全性や視認性の観点から、保護部材等に様々な機能(例えば反射防止機能、防汚機能等)を付与することが望まれている。
特許第5910788号公報 特開2014-182287号公報
本発明は、以上の問題に鑑みて創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、調光シート及び保護板の端面を保護するとともに保護板と保護部材とを機械的に固定することにより、調光シートに外力(剪断力及び圧縮力)による歪を生じにくくさせると共に、美観にも優れた調光装置を提供することである。
更に、本発明の目的は、反射防止機能等の各種の機能を有する調光装置を提供することにより、自動車等のサンバイザへの利用に適する調光装置を提供することである。
本開示は、第1保護板及び当該第1保護板に対向して配置された第2保護板と、
前記第1保護板と前記第2保護板との間に設けられた調光シートと、
前記第1保護板及び前記第2保護板によって支持され、前記調光シートの側端面に対面して配置される保護部材と、を備え、
前記調光シートは、電子制御により可視光透過率を調整可能である
ことを特徴とする調光装置である。
このような調光装置において、前記保護板は、反射防止機能、ハードコート機能、防汚機能、紫外線反射ないし吸収機能、及び、赤外線反射ないし吸収機能、のうちの少なくとも1つの機能を有していて良い。
前記保護部材は、反射防止機能、ハードコート機能、防汚機能、紫外線反射ないし吸収機能、及び、赤外線反射ないし吸収機能、のうちの少なくとも1つの機能を有していて良い。
あるいは、本開示は、第1保護板及び当該第1保護板に対向して配置された第2保護板と、
前記第1保護板と前記第2保護板との間に設けられた調光シートと、を備え、
前記保護部材は、反射防止機能、ハードコート機能、防汚機能、紫外線反射ないし吸収機能、及び、赤外線反射ないし吸収機能、のうちの少なくとも1つの機能を有し、
前記調光シートは、電圧印加により可視光透過率を調整可能である
ことを特徴とする調光装置である。
以上の調光装置において、前記反射防止機能は、前記第1及び第2保護板の少なくとも一方の表面と空気界面との反射率が1%以下であることにより実現されて良い。
あるいは、前記ハードコート機能は、JIS K5600-5-4に基づく鉛筆硬度がB以上であることにより実現されて良い。
あるいは、前記防汚機能は、純水の接触角が95°以上であることにより実現されていて良い。
より好ましくは、第1及び第2保護板の少なくとも一方の表面、すなわち防汚層表面の純水の接触角が112°以上であり、更に好ましくは114°以上である。また、防汚層表面は、純水の滑落角が好ましくは30°以下であり、より好ましくは15°以下であり、更に好ましくは8°未満である。なお、接触角は、JIS R3257に準じて測定された。
純水の接触角が95°以上であれば、防汚層が低い表面自由エネルギーを有しているため、汚れを付き難くすることができる。また、滑落角が30°以下であると、防汚層表面の滑落性が向上して汚れが付き難くなり、かつ、付いた汚れを拭き取りやすくすることができる。
なお、接触角は、接触角測定装置(例えば、協和界面科学(株)製の接触角計「DM 500」)を用いて、純水及びn-ヘキサデカンに対する接触角をθ/2法により測定することで求められる。
また、本発明の部材は、防汚層表面のn-ヘキサデカンの接触角が好ましくは50°以上であり、より好ましくは55°以上であり、更に好ましくは60°以上である。また、防汚層表面のn-ヘキサデカンの滑落角が好ましくは15°以下であり、より好ましくは10°以下であり、更に好ましくは6°以下である。
あるいは、前記紫外線反射ないし吸収機能は、350nmの波長の紫外線の透過率が0.1%以下であることにより実現されていて良い。
あるいは、前記赤外線反射ないし吸収機能は、波長800nm以上2,000nm以下の赤外線の平均透過率が40%以下、更に好ましくは30%以下であることにより実現されていて良い。
また、前記保護部材は、可視光吸収性を有していても良い。
以上の調光装置において、前記第1保護板または前記第2保護板と前記調光シートとの間に空気層が介在していても良い。
また、この時、前記第1保護板または前記第2保護板の、前記空気層に面する側と、前記調光シートの、前記空気層に面する側と、のうち少なくとも一方には、反射防止層が設けられていて良い。
前記調光シートは、光学粘着シートを介して前記第1保護板及び/または前記第2保護板に貼合されており、
前記光学粘着シートは、厚みが100μm以上1,000μm以下であって良い。
あるいは、本開示は、以上のような調光装置と、
前記調光装置を保持する保持部材と、を備えた
ことを特徴とするサンバイザである。
本開示によれば、調光シート及び保護板の端面を保護部材により保護するとともに保護板と保護部材を機械的に固定することにより、調光シートに外力(剪断力及び圧縮力)による歪を生じにくくさせると共に、美観にも優れた調光装置を提供することができる。
あるいは、本開示によれば、反射防止機能等の各種の機能を有することにより、自動車等のサンバイザへの利用に適する調光装置を提供することができる。
本開示による調光装置が採用されたサンバイザを搭載した車両の一例を示す概略斜視図である。 図1のサンバイザを示す概略正面図である。 図1のサンバイザを示す概略上面図である。 図2A及び図2Bのサンバイザを示す概略的な分解斜視図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用されている調光装置の製造工程を説明するための図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用されている調光装置の製造工程を説明するための図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用されている調光装置の製造工程を説明するための図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用される保護部材を示す部分的な概略断面図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用される保護部材の変形例を示す概略断面図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用される保護部材の他の変形例を示す概略断面図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用される保護部材の更に他の変形例を示す概略断面図である。 図2A及び図2Bのサンバイザに採用されている調光装置の変形例を示す部分的な概略断面図である。 図6の調光装置の他の変形例を示す部分的な概略断面図である。 従来の調光装置の層構成の一例を示す概略断面図である。
以下に、添付の図面を参照して、本開示の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本開示による調光装置10が採用されたサンバイザ100を搭載した車両1の一例を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態による調光装置10は、一例として、サンバイザ100として利用することが可能である。調光装置10は、後述されるように、可視光の透過率を調節可能である。このため、サンバイザ100として使用した際には、運転者の好みに合わせて可視光の透過率を所望に調節でき、便利である。本明細書においては、本開示の一実施の形態による調光装置10が採用されたサンバイザ100について、図2乃至図5を参照して以下説明する。
図2は、本開示の一実施の形態によるサンバイザ100の概略図である。図2Aはサンバイザ100の概略平面図であり、図2Bはサンバイザ100の概略上面図である。また、図3は、図2A及び図2Bのサンバイザ100を示す概略的な分解斜視図である。
図2A及び図2Bに示すように、サンバイザ100は、調光装置10と、この調光装置10を保持する保持部材20と、を備えている。本実施の形態の調光装置10は、図3に示すように、調光シートとしてのフィルム液晶15と、このフィルム液晶15の一方の側(図3における上側)に第1光学粘着シート(OCA:Optical Clear Adhesive)13によって貼合された第1保護板11と、当該フィルム液晶15の他方の側(図3における下側)に第2光学粘着シート14によって貼合された第2保護板12と、を有している。
図3に示すように、フィルム液晶15は、配線15cを有している。配線15cは、車両1に設けられた制御装置(不図示)に接続され、駆動電力や制御信号をフィルム液晶15に提供するためのものである。一例として、保持部材20が透明な場合、透明な導電体にて配線15cを構成することにより、外部から配線15cを実質的に視認できないようにしてもよい。この場合、サンバイザ100の外観を向上させることができる。
また、第1保護板11及び第2保護板12は、フィルム液晶15の形状を一定に維持し、当該フィルム液晶15を傷や汚れから保護するためのものである。本実施の形態の第1保護板11及び第2保護板12は、厚みが3mmのポリカーボネート樹脂の透明な板である。本実施の形態による調光装置10では、サンバイザ100としての利用を考慮すると、前記ポリカーボネート樹脂の分子量が17,000以上、望ましくは20,000以上であることが好ましい。これは、調光装置10が破損しても、第1及び第2保護板11、12の割れた破片の縁部が鋭利にならず、搭乗者にけがをさせる可能性が低減されるからである。
本実施の形態の第1及び第2光学粘着シート13、14は、光透過性を有する、すなわち透明な、厚みが500μmの粘着シートであり、第1及び第2保護板11、12を構成するポリカーボネート樹脂と実質的に同じ屈折率を有している。このことにより、第1及び第2保護板11、12と第1及び第2光学粘着シート13、14との各界面における光の反射が低減される。第1及び第2光学粘着シート13、14は、厚みが100μm以上1,000μm以下であることが好ましい。厚みが100μmよりも薄いと、第1及び第2光学粘着シート13、14を第1及び第2保護板11、12に貼合する際に気泡を抱き込みやすく、その一方、厚みが1,000μmよりも厚いと、量産性、価格及び強度の点で不利となるからである。
もちろん、第1及び第2保護板11、12としてガラス板を採用することも可能である。但し、そのような調光装置をサンバイザ100に利用する際には、破損時に搭乗者にけがをさせないよう、表面に飛散防止用のシートを設けて安全性を高める必要がある。
本実施の形態による調光装置10は、図2A及び図3に示すように、フィルム液晶15、第1及び第2光学粘着シート13、14、並びに、第1及び第2保護板11、12による積層体の側端面に対面して配置された保護部材16を更に有している。換言すれば、例えば前記積層体が矩形であれば、後述される保持部材20によって覆われていない2つの長辺及び1つの短辺に対応する側端面が、保護部材16で覆われている。
保護部材16は、前記積層体の側端面を保護し、当該側端面から例えば第1及び第2保護板11、12とフィルム液晶15との間にゴミや汚れが付着することを防止するものである。本実施の形態の保護部材16は、例えば、図3に示すような、凹溝16gが画定された断面がコ字状のポリカーボネート樹脂の部材である。本実施の形態では、搭乗者の安全を考慮して、保護部材16は、分子量が17,000以上、望ましくは20,000以上のポリカーボネート樹脂から製造されている。
本実施の形態の調光装置10は、保護部材の凹溝16g内に前記積層体の側端部が嵌め合わせられ、この状態で互いに接着固定されている。特に、保護部材16は、第1及び第2保護板11、12に接着固定されている。このような構成によって、第1保護板と第2保護板との間に剪断力が作用しても、保護部材16が第1保護板11と第2保護板12との相対移動を防止し、フィルム液晶15に歪が生じることを防止するようになっている。更に、第1保護板11と第2保護板12との間に圧縮力が作用した場合にも、当該圧縮力が保護部材16にも分散されるため、フィルム液晶15に生じる歪が効果的に低減される。なお、図3においては、図面の煩雑さを避けるために、矩形の調光装置10の一方の短辺に対応する位置にのみ保護部材16を示している。
本実施の形態によるサンバイザ100は、調光装置10を保持し当該調光装置10を車両の天井に連結するための保持部材20を有している。本実施の形態では、図2A乃至図3に示すように、保護部材16が取り付けられていない短辺を含む領域が保持部材20によって保持されている。本実施の形態の保持部材20は、調光装置10の短辺領域を上方(図3における上方)から覆う第1カバー21と、当該端部領域を下方から(図3における下方)から覆う第2カバー22と、第1カバーに固定された軸23(図2A及び図2B参照)と、を有している。第1及び第2カバー21、22は、矩形の平板21p、22pと、この平板21p、22pの3辺に設けられた壁21w、22wと、によって構成されている。壁21w及び壁22wは、第1及び第2カバー21、22が調光装置10に取り付けられる際に互いに対向するように配置されており、平板21p、22pと壁21w、22wとで囲まれた空間内に調光装置10の短辺領域が収容されるようになっている。
また、軸23は、第1及び第2カバー21、22を車両1の天井に連結するためのものである。具体的には、軸23は、車両1の天井に設けられた支持部(不図示)に固定されるようになっている。この支持部は、調光装置10が回動自在かつ任意の回動角度で静止するように、軸23を支持するようになっている。換言すれば、サンバイザ100は、上面が車両1の天井に面するように畳まれた格納位置と、当該天井に対して所定の角度となるように立ち上がった使用位置と、の間を移動可能となっており、この移動が、支持部を中心とする回動によって実現されるようになっている。
次に、図4を参照して、サンバイザ100の製造方法について説明する。
図4は、図2A及び図2Bのサンバイザ100の製造工程を説明するための図である。まず、図4Aに示すように、第1保護板11の片面に第1光学粘着シート13が貼り付けられる。同様に、第2保護板12の片面に第2光学粘着シート14が貼り付けられる。
そして、図4Bに示すように、第2光学粘着シート14の上にフィルム液晶15が重ねられて、フィルム液晶15の一方の面に第2保護板12が貼合される。
その後、図4Cに示すように、フィルム液晶15のもう一方の面に第1保護板11が貼合される。この貼合は、第1保護板11に予め貼り付けられた第1光学粘着シート13によって実現される。
以上の各工程は、低圧環境下、好ましくは真空環境下で、行われる。このことにより、貼り合わせの界面に気泡が混入することが回避され、美観に優れた調光装置10が提供される。
以上のようにして作製された調光装置10は、図3に示すように、保持部材20によって保持される短辺領域を除く3辺において、側端面に保護部材16が取り付けられる。
図5Aは、図2A及び図2Bのサンバイザ100に採用される保護部材16を示す部分的な概略断面図である。前記側端面と保護部材16との具体的な取り付けの態様は、図5Aに示すとおりである。すなわち、フィルム液晶15とこれを第1及び第2光学粘着シート13、14を介して挟み込んでいる第1及び第2保護板11、12との積層体の側端部が、保護部材16の凹溝16g内に嵌め込まれて接着固定される。
そして、保護部材16が取り付けられていない短辺領域に対して、保持部材20が取り付けられる。具体的には、第2カバー22の矩形の平板22pと壁22wとで囲まれた部分に調光装置10の前記端部領域が配置され、この状態で第1カバー21が第2カバー22に対してボルトなどの適宜の連結部材によって連結される。図示されていないが、第1及び第2カバー21、22と調光装置10との間には、互いの連結状態を維持するための固定機構が設けられており、保持部材20から調光装置10が脱落しないようになっている。
次に、本実施の形態によるサンバイザ100の作用について説明する。
サンバイザ100は、通常、上面が車両1の天井に面するように畳まれた格納位置にある。運転者がサンバイザ100を使用する際には、当該サンバイザ100を把持して下方へ引き下げ、車両1の天井に対して所定の角度を有する使用位置へと移動させる。この移動は、サンバイザ100がその軸23周りに回動することによって実現される。これにより、フロントガラス越しに差し込む日差しを適宜に遮断し、安全で快適な運転が可能となる。特に、本実施の形態によるサンバイザ100は、可視光透過率を所望に調節することが可能である。すなわち、例えば車両1のインパネに設けられたスイッチを運転者が操作することによって、制御信号が配線15cを介してフィルム液晶15に伝達され、調光装置10の可視光透過率が調節されるのである。
このように、サンバイザ100を格納位置から使用位置に移動させる際には、サンバイザ100に運転者の手や指が触れるため、特に調光装置10の側端部に汚れが付着しやすい。しかしながら、本実施の形態によるサンバイザ100は、調光装置10の側端面に保護部材16が設けられているため、汚れが第1及び第2保護板11、12とフィルム液晶15との間に入り込むことが無い。このことにより、長期間の使用によっても、サンバイザ100の美観が維持される。
以上のような本実施の形態によるサンバイザ100によれば、保護部材16によってフィルム液晶15並びに第1及び第2保護板11、12の側端面を保護することにより、当該側端面に汚れが付着することを防止でき、美観に優れた調光装置10及びサンバイザ100を提供することができる。更に、保護部材16によって第1保護板11と第2保護板12とが互いに固定されているため、第1保護板11に対して第2保護板12が位置ずれ(相対移動)することが無く、フィルム液晶15に歪が生じることを防止することができる。
なお、以上の実施の形態においては、フィルム液晶15と第1及び第2保護板11、12とを接着させるためにOCAが採用されたが、例えばヒートシールによって接着させることも可能である。この場合、1回の工程でフィルム液晶15の両面に第1及び第2保護板11、12を貼合することができ(片面ずつ貼合する必要が無く)、製造工程を簡素化することができる。
以上のような調光装置10の第1及び第2保護板11、12の少なくとも一方は、反射防止機能、ハードコート機能、防汚機能、紫外線反射ないし吸収機能、及び、赤外線反射紫外線反射ないし吸収機能、のうちの少なくとも1つの機能を有していて良い。
一例として、第1及び第2保護板11、12の表面に低反射層ないし無反射層を設ければ、当該表面における可視光の反射が低減ないし抑止されるため、可視光の透過率が向上される。ここでの低反射層ないし無反射層は、前記第1及び第2保護板の少なくとも一方の表面と空気界面との反射率が1%以下である層を意味している。もちろん、低反射層ないし無反射層は、第1及び第2保護板11、12の表面に代えて、あるいは第1及び第2保護板11、12の表面に加えて、フィルム液晶15の表面に設けられても良い。この場合も、フィルム液晶15の表面における可視光の反射が低減ないし抑止されるため、可視光の透過率が向上される。なお、反射率の測定に当たっては、日本分光株式会社の紫外可視分光光度計V-7100を用いて透過光のスペクトル波形を測定した。
あるいは、第1及び第2保護板11、12の表面に紫外線の低反射層ないし無反射層を設ければ、運転者に直達する紫外線を低減させることができる。更には、第1及び第2保護板11、12の表面に赤外線の低反射層ないし無反射層を設ければ、運転者が日差しの直射熱を感じにくくなるため、快適に運転操作を行うことができる。
あるいは、紫外線吸収性を有する物質を第1及び第2保護板11、12を構成するポリカーボネート樹脂に混合することによっても、サンバイザ100の使用時に、運転者に直達する紫外線を効果的に低減させることができる。加えて、接着層や液晶フィルムに到達する紫外線を低減させて、紫外線による材料の劣化を防ぐことができる。更には、紫外線吸収性を有する物質に代えて、あるいは紫外線吸収性を有する物質に加えて、赤外線吸収性を有する物質を第1及び第2保護板11、12を構成するポリカーボネート樹脂に混合すれば、サンバイザ100の使用時に、運転者に直達する赤外線を効果的に低減させることができる。
運転者に到達する紫外線を効果的に低減させるには、第1及び第2保護板11、12の350nmの波長の紫外線の透過率が0.1%以下であるようにすればよい。また、運転者に到達する赤外線を効果的に低減させるには、第1及び第2保護板11、12の波長800nm以上2,000nm以下の赤外線の平均透過率が40%以下、更に好ましくは30%以下であるようにすれば良い。なお、平均透過率の測定に当たっては、可視光と同様に、透過光のスペクトル波形を測定した。
あるいは、第1及び第2保護板11、12の表面に耐擦傷性を有したハードコート層を設ければ、第1及び第2保護板11、12に傷が付きにくく、長期間にわたって美観を維持することができる。ハードコート層は、例えば、JIS K5600-5-4に基づく鉛筆硬度がB以上であれば良く、UVないしEB硬化樹脂を用いて形成することができる。
あるいは、第1及び第2保護板11、12の外表面に防汚機能を付与することも効果的である。具体的には、前述したように、第1及び第2保護板11、12の表面に純水の接触角が95°以上、好ましくは112°以上、より好ましくは114°以上である防汚層を設けることにより、第1及び第2保護板11、12の表面に汚れが付着しにくくなる。また汚れが付着しても、当該汚れを容易に除去することができ、長期間にわたって美観を維持することができる。
以上の各機能は、単独で用いられても良いし、複数を組み合わせて用いられても良い。
更に、以上の各機能は、保護部材16に対しても採用可能である。
保護部材16は、調光装置10の側端面を取り囲んでいる部材であるため、例えば、保護部材16の表面に低反射層ないし無反射層を設ければ、調光装置10の全域にわたって可視光の反射が低減ないし抑止される。また、保護部材16の表面に紫外線ないし赤外線を反射する反射層を設ければ、調光装置10の全域にわたって、運転者に直達する紫外線ないし赤外線を低減させることができる。
あるいは、保護部材16を構成するポリカーボネート樹脂に紫外線ないし赤外線の吸収性を有する物質を混合すれば、サンバイザ100の使用時に運転者に直達する紫外線ないし赤外線をより広い範囲にわたって、低減させることができる。
あるいは、保護部材16の表面に耐擦傷性を有したハードコート層や防汚層を設けることにより、長期間にわたって保護部材16の美観を維持することができる。特に、保護部材16には、サンバイザ100の使用時に運転者の手が確実に触れるため、当該保護部材16にハードコート層や防汚層を設けることは美観の維持において効果的である。
また、保護部材16には、以下のような機能をも有する。すなわち、フィルム液晶15の両面に第1保護板11と第2保護板12とを貼合する際に、両者のアライメントがずれてしまうことがある。この場合、第1保護板11と第2保護板12との側端面がずれてしまうことになるが、当該側端面に保護部材16を配置すれば、このようなずれを目立たなくすることができる。この場合、保護部材16としては、可視光透過率の低い(光遮蔽性がある)材料を選択することが効果的である。
更には、フィルム液晶15の両面に第1保護板11と第2保護板12とを貼合させただけでは、温度、湿度、紫外線等によって第1保護板11及び第2保護板12に反りが発生し、フィルム液晶15に歪みが生じてしまうことがある。保護部材16は、第1保護板11と第2保護板とを連結する機能を有するため、このような反りを抑制することができる。
更に、保護部材16は、可視光吸収性を有していても良い。この場合、フィルム液晶15、第1及び第2光学粘着シート13、14、並びに、第1及び第2保護板11、12による積層体の側端面において発生する迷光が保護部材16に吸収される。このことにより、当該迷光によって前記側端面が不所望に光ってしまうことが回避される。更に、当該側端面が保護部材16に覆い隠されることにより、サンバイザ100の見栄えが向上され、商品価値を高めることができる。
次に、保護部材16の変形例について図5B乃至図5Dを参照して説明する。
図5B乃至図5Dは、図2A及び図2Bのサンバイザ100に採用可能な保護部材16の様々な変形例を示す概略断面図である。図5Bに示す変形例では、断面コ字状の保護部材16に代えて、矩形の断面を有する平板状の保護部材216が採用されている。この保護部材216は、例えば厚さ3mmのポリカーボネート樹脂から構成される。図示されるように、保護部材216は、適宜の接着剤17によって、フィルム液晶15、第1及び第2光学粘着シート13、14、並びに、第1及び第2保護板11、12による積層体の側端面に接着固定されている。また、保護部材216の幅(図5Bにおける上下方向の長さ)は、前記積層体の厚さと同一になるように寸法決めされており、第1及び第2保護板11、12の表面と保護部材216の幅方向両端部とが滑らかに連続している。
あるいは、図5Cに示す変形例では、断面凸状の保護部材316が採用されている。この場合、図示されるように、調光装置10は、第1及び第2保護板11、12がフィルム液晶15並びに第1及び第2光学粘着シート13、14の外周よりも外側に延び出るように構成されている。そして、第1及び第2保護板11、12とフィルム液晶15及び第1及び第2光学粘着シート13、14の外周とで囲まれた部分に保護部材316の突起部316pが嵌合した状態で、当該保護部材316が、第1及び第2保護板11、12に接着固定されている。本変形例においても、保護部材316の幅(図5Cにおける上下方向の長さ)は、フィルム液晶15、第1及び第2光学粘着シート13、14、並びに、第1及び第2保護板11、12による積層体の厚さと同一になるように寸法決めされており、調光装置10の表面と保護部材316の幅方向両端部とが滑らかに連続している。
あるいは、図5Dに示す変形例では、Oリング状の保護部材416が採用されている。具体的には、図5Cに示す調光装置10と同様に、第1及び第2保護板11、12がフィルム液晶15並びに第1及び第2光学粘着シート13、14の外周よりも外側に延び出るように構成されている。そして、第1及び第2保護板11、12とフィルム液晶15及び第1及び第2光学粘着シート13、14の側端面とで囲まれた部分に保護部材416が嵌め込まれている。本変形例においては、保護部材416は第1及び第2保護板11、12に接着固定されている。
なお、各保護部材16、216、326、416は、調光装置10の4辺を取り囲むように装着されても良い。但し、この場合、各保護部材16、216、326、416には、フィルム液晶15に設けられた配線15cを通過させるための開口ないし切り欠きを設けることが必要である。
また、更なる変形例として、保護部材416と断面コ字状の保護部材16または平板状の保護部材216とを組み合わせた態様も採用可能である。この場合、調光装置10の周縁部が二重に封止されるため、サンバイザ100の繰り返しの使用によって縁部からゴミや汚れが侵入してしまうことがより確実に防止される。更に、第1保護板11と第2保護板12とがより強固に固定されるため、第1保護板と第2保護板との間に剪断力が作用しても、保護部材16が第1保護板11と第2保護板12との相対移動がより確実に防止される。更に、第1保護板11と第2保護板12との間に圧縮力が作用しても、当該圧縮力が保護部材16にも分散されるため、フィルム液晶15に生じる歪が効果的に低減される。
また、本実施の形態による調光装置10では、フィルム液晶15の両面に光学粘着シート13、14が設けられているが、他の実施の形態においては、フィルム液晶15の片面にのみ光学粘着シート14が設けられた態様も可能である。
図6は、図2A及び図2Bのサンバイザ100に採用されている調光装置10の変形例として、フィルム液晶15の片面にのみ光学粘着シート14が設けられた調光装置10を示す、部分的な概略断面図である。図6に示す調光装置10では、フィルム液晶15と第1保護板11との間に、光学粘着シートに代えて空気層が存在している。また、この変形例では、Oリング状の保護部材416が第1保護板11と第2保護板12とに接着固定されており、これによって第1保護板11が第2保護板12に対して固定されている。
このような調光装置10では、製造時に第1保護板11の片面に第1光学粘着シート13を貼合する工程、及び、第1保護板11をフィルム液晶15に貼合する工程、が不要であるため、製造工程が簡素化される。更に、第1保護板11とフィルム液晶15とが接触していない。このため、運転者がサンバイザ100を把持した際などに調光装置10の厚み方向に圧縮力が作用しても、この圧縮力がフィルム液晶15に伝達されず、当該フィルム液晶15に表示ムラが発生することが無い。
また、図7は、図6の調光装置10の他の変形例を示す部分的な概略断面図である。図7に示す調光装置10では、第1保護板11の空気層に面する側と、フィルム液晶15の空気層に面する側と、に低反射層ないし無反射層18が設けられている。この低反射層ないし無反射層18の存在によって、第1保護板11と空気層との界面及びフィルム液晶15と空気層との界面における光の反射が低減される。このことにより、調光装置10全体としての可視光透過率が向上される。換言すれば、第1保護板11と空気層との界面及びフィルム液晶15と空気層との界面における光の反射に起因する視認性の低下が回避される。もちろん、この低反射層ないし無反射層18は、第1保護板11の空気層に面する側と、フィルム液晶15の空気層に面する側と、のいずれか一方にのみ設けられても良い。
以上に説明したサンバイザ100に設けられている調光装置10は、車両1から駆動力となる電力を供給されてもよいが、サンバイザ100の一部(例えば保持部材20の一部)に太陽電池(不図示)を設け、この太陽電池から駆動力を供給するように構成されても良い。更には、太陽電池の出力により照射光量を判断し、それに応じて透過率を自動制御してもよい。
また、調光シートとしてフィルム液晶15が採用されたサンバイザ100について説明を行ったが、電子制御に基づく加熱によって透過率を調整するタイプの調光シート等が採用されても良い。
以上の説明においては、調光装置10がサンバイザ100に採用された例を用いたが、調光装置10の用途は、サンバイザには限定されない。他の用途の例としては、自動車のサイドウィンドウやサンルーフ、あるいは電車や航空機などの乗り物の窓に採用することが可能である。
1 車両
10 調光装置
11 第1保護板
12 第2保護板
13 第1光学粘着シート
14 第2光学粘着シート
15 フィルム液晶
15c 配線
16 保護部材
16g 凹溝
17 接着剤
18 無反射層
20 保持部材
21 第1カバー
21p 平板
21w 壁
22 第2カバー
22p 平板
22w 壁
23 軸
100 サンバイザ
216 保護部材
316 保護部材
316p 突起部
326 保護部材
416 保護部材

Claims (10)

  1. 調光装置と、前記調光装置を保持する保持部材と、を備えたサンバイザであって、
    前記調光装置は、
    第1保護板及び当該第1保護板に対向して配置された第2保護板と、
    前記第1保護板と前記第2保護板との間に設けられた調光シートと、
    前記第1保護板および前記調光シートの両方に接触して前記第1保護板および前記調光シートを接合する第1粘着層と、
    前記第2保護板および前記調光シートの両方に接触して前記第2保護板および前記調光シートを接合する第2粘着層と、
    前記第1保護板及び前記第2保護板によって支持され、前記調光シートの側端面に対面して配置される保護部材と、を備え、
    前記保護部材は、可視光吸収性を有し、
    前記調光シートは、電子制御により可視光透過率を調整可能であり、
    前記保護部材は、前記第1保護板および前記第2保護板のうちの前記調光シートの外周より外側に延び出た部分の間に位置して前記第1保護板および前記第2保護板に接合し、前記調光シートの前記側端面に対面する
    ことを特徴とするサンバイザ。
  2. 前記第1保護板及び前記第2保護板の少なくとも一方は、反射防止機能、ハードコート機能、防汚機能、紫外線反射ないし吸収機能、及び、赤外線反射ないし吸収機能、のうちの少なくとも1つの機能を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサンバイザ。
  3. 前記反射防止機能は、前記第1及び第2保護板の少なくとも一方の表面と空気界面との反射率が1%以下であることにより実現される
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンバイザ。
  4. 前記ハードコート機能は、JIS K5600-5-4に基づく鉛筆硬度がB以上であることにより実現される
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンバイザ。
  5. 前記防汚機能は、純水の接触角が95°以上であることにより実現される
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンバイザ。
  6. 前記紫外線反射ないし吸収機能は、350nmの波長の紫外線の透過率が0.1%以下であることにより実現される
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンバイザ。
  7. 前記赤外線反射ないし吸収機能は、波長800nm以上2,000nm以下の赤外線の平均透過率が40%以下であることにより実現される
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンバイザ。
  8. 前記調光シートは、前記第1粘着層を構成する光学粘着シートを介して前記第1保護板に貼合されており、
    前記調光シートは、前記第2粘着層を構成する光学粘着シートを介して前記第2保護板に貼合されており、
    前記第1粘着層を構成する前記光学粘着シートは、厚みが100μm以上1,000μm以下であり、
    前記第2粘着層を構成する前記光学粘着シートは、厚みが100μm以上1,000μm以下であり、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のサンバイザ。
  9. 前記保持部材は、前記調光装置の周縁の一部に固定されたカバーと、カバーに固定されて自動車に接続する軸と、を有し、
    前記調光シートの前記側端面は、その全周を、前記保持部材および前記保護部材のいずれかによって覆われている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のサンバイザ。
  10. 前記調光装置は、前記調光シートに電気的に接続して、前記第1保護板と前記第2保護板との間から延び出した配線を有し、
    前記配線は、前記調光装置から前記カバー内へ延び出している、
    ことを特徴とする請求項に記載のサンバイザ。
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