JP7284913B2 - 印刷装置及びデータ処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷設定データに基づき印刷を行う印刷装置、及び、この印刷装置を備えたデータ処理システムに関する。
印刷設定データを用いて印刷を行う印刷装置を備えたシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、ネットワーク上に接続された2つのプリンタ間で1つのプリンタから別のプリンタへフォントを転送する技術が開示されている。
特開2000-289267号公報
上記従来技術では、1つの印刷装置(プリンタ)から別の印刷装置へ印刷設定データ(この例ではフォント)を転送する構成であるが、1つの印刷装置の印刷設定データが更新されたとき、その更新内容を別の印刷装置に反映させることまでは特に配慮されていなかった。
本発明の目的は、1つの印刷装置の印刷設定データが更新されたとき、その更新内容を別の印刷装置に反映させることで、ユーザの利便性を向上できる印刷装置及びデータ処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字媒体に対して印刷を行う印刷手段と、更新可能な設定項目に係わる印刷設定データを記憶した記憶手段と、前記印刷設定データに基づき前記印刷手段を制御する制御手段と、第1無線通信方式により情報送受信可能な通信インタフェースと、を有する印刷装置であって、前記通信インタフェースが、前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第1通信インタフェースを備え、複数の設定項目に係わる第1印刷設定データに基づき印刷を行う少なくとも1つの第1印刷装置の、前記第1通信インタフェースに対し情報送受信可能に構成され、前記制御手段は、所定の第1基準タイミングより更新済みである前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、当該第1印刷装置の前記第1通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する第1データ取得処理;前記第1データ取得処理で取得した前記第1印刷設定データを用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する、データ更新処理;を実行することを特徴とする。
本願発明の印刷装置は、通信インタフェースを備え、これによって他の印刷装置と情報送受信可能に構成され、印刷制御に用いられる印刷設定データを他の印刷装置から取得可能である。
すなわち、第1印刷装置に第1通信インタフェースが備えられており、上記印刷装置の通信可能なインタフェースは、この第1通信インタフェースと第1無線通信方式により情報送受信可能に構成されている。これにより、制御手段が実行する第1データ取得処理において、第1印刷装置で更新済みの最新の印刷設定データ(第1印刷設定データ)が取得される。
その後、制御手段が実行するデータ更新処理において、以上のようにして取得された第1印刷設定データが用いられつつ、記憶手段に記憶された印刷設定データが更新される。
以上のように、本願発明の印刷装置においては、他の印刷装置における印刷設定データを用いて、自らの記憶手段に記憶された印刷設定データを更新することができる。これにより、1つの印刷装置の印刷設定データが更新されたときに、その更新内容を別の印刷装置に反映させることができるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
本発明によれば、1つの印刷装置の印刷設定データが更新されたとき、その更新内容を別の印刷装置に反映させることで、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態のデータ処理システムの全体構成を表すシステム構成図である。 ラベルプリンタの機能的構成を表す機能ブロック図である。 ラベルプリンタにおける印刷設定データの更新反映の手法の概要を表す説明図である。 ラベルプリンタにおける印刷設定データの更新反映の手法の概要を表す説明図である。 ラベルプリンタの制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。 本発明の第2実施形態のデータ処理システムの全体構成を表すシステム構成図である。 ラベルプリンタの機能的構成を表す機能ブロック図である。 ラベルプリンタにおける印刷設定データの更新反映の手法の概要を表す説明図である。 ラベルプリンタの制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。 タイマー時刻をトリガーに全項目の印刷設定データを取得する変形例において、ラベルプリンタの制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。 複数のラベルプリンタのうち特定のプリンタ群内のラベルプリンタからのみデータ取得する変形例における、データ処理システムの全体構成の一例を表すシステム構成図である。 テープ種類が異なるラベルプリンタを介し印刷データを取得する変形例、及び、機種が異なるラベルプリンタを介し印刷データを取得する変形例、におけるデータ処理システムの全体構成の一例を表すシステム構成図である。 ラベルプリンタの制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1~図5により説明する。
<印刷処理システムの構成>
まず、図1を参照しつつ、本実施形態のデータ処理システムの全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態のデータ処理システム1は、複数(ここでは3台)のラベルプリンタ3A,3B,3Cを有する。なお、以下適宜、「ラベルプリンタ3A,3B,3C」等を区別せず総称する場合、単に「ラベルプリンタ3」という。
ラベルプリンタ3Aは、Bluetooth(登録商標)による無線通信(以下適宜、単に「Bluetooth通信」という)によってラベルプリンタ3Bと接続可能であり(言い替えればBluetooth通信による通信範囲内にあり、以下同様)、また上記Bluetooth通信によってラベルプリンタ3Cとも接続可能となっている。この結果、ラベルプリンタ3Bとラベルプリンタ3Aとの間、及び、ラベルプリンタ3Cとラベルプリンタ3Aとの間で、互いにデータ送受信を行うことができる。なお、上記Bluetooth通信が請求項記載の第1無線通信方式の一例に相当している。また、ラベルプリンタ3Aがこの例における印刷装置の一例に相当し、ラベルプリンタ3B,3Cがそれぞれ第1印刷装置の一例に相当している。
ラベルプリンタ3は、図示しない操作端末2(後述の図4(a)参照)との間で各種の情報や指示信号を送受し、例えばスマートフォンからなる操作端末2でのユーザの操作に基づき、所望のテキストや画像等の印字を備えた印字ラベルLを作成する。なお、操作端末2は、いわゆるフィーチャーフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ等でもよい。
<ラベルプリンタの機能的構成>
図2に示すように、ラベルプリンタ3は、制御回路202と、操作部206と、BT通信制御部208と、テープロールホルダ部210と、印字ヘッド205と、カッタ207と、搬送装置209と、メモリ211と、を有する。なお、制御回路202が請求項記載の制御手段の一例に相当し、BT通信制御部208が通信インタフェース、第1通信インタフェースの一例に相当し、印字ヘッド205及び搬送装置209が印刷手段の一例に相当し、メモリ211が記憶手段の一例に相当し、操作部206が操作手段の一例に相当する。
制御回路202は、CPU、RAM、及びROM等を有している。ROMには、制御回路202のCPUに対し後述の図5に示すフローチャートの各手順を実行させるための処理プログラム(後述図9、図10に示すフローチャートについても同様)が記憶されている。
BT通信制御部208は、他のラベルプリンタ3との間で行われる上記Bluetooth通信の制御を行う。なお、図示を省略しているが、ラベルプリンタ3A~3Cには、後述のように操作端末2から印刷ジョブ等を受信するための、操作端末2との間の通信を制御する通信制御部も別途設けられている(後述のラベルプリンタ3E,3X等も同様)。
テープロールホルダ部210には、テープ203を卷回したテープロール204(本来は渦巻き状であるが同心円で略示している)が着脱可能である。あるいは、テープロール204を備えたカートリッジを着脱可能としてもよい。なお、テープ203が請求項記載の被印字媒体の一例に相当する。
搬送装置209は、印字ヘッド205に対向して設けられており、テープロール204から繰り出されるテープ203を搬送する。
メモリ211には、予め設定された(あるいは、操作端末2から受信された印刷ジョブ等により都度指定された)印刷設定データが記憶されている。この印刷設定データは、例えば、上記テープ203の幅寸法、印字ヘッド205による印刷時の印刷濃度、印刷時の解像度、等の更新可能な各設定項目についての、具体的な数値や度合い(高・中・低、濃・淡など)で表されるデータである。
印字ヘッド205は、上記メモリ211内の印刷設定データに基づく制御回路202の上記CPUの制御により、搬送装置209により搬送されるテープ203に対し、操作端末2から受信された印字データに基づく印字を行う。
カッタ207は、印字後のテープ203を所定の長さに切断して印字ラベルLとする。
<印刷設定データの更新反映手法>
本実施形態の要部は、上記のようにラベルプリンタ3Aとラベルプリンタ3B,3Cとがデータ送受信可能に構成されている場合において、あるラベルプリンタ3の上記印刷設定データが更新されたとき、その更新内容を別のラベルプリンタ3に反映させることにある。以下、その詳細を順を追って説明する。
上述の印刷設定データの更新反映の手法の概要を、図3及び図4により説明する。
例えば図3(a)に示す例では、上記ラベルプリンタ3A~3Cのメモリ211には、それぞれ印刷設定データとして、印刷濃度の項目について「淡」が記憶されると共に解像度の項目について「低」(以下、単に「印刷濃度:淡」「解像度:低」のように称する)が適宜のタイミングで予め記憶された状態である。なお、ラベルプリンタ3B,3Cについて、メモリ211に上記「印刷濃度:淡」「解像度:低」が記憶されたタイミングが、請求項記載の第1基準タイミングの一例に相当している。
その後、図3(b)に示すように、ラベルプリンタ3Cにおいて、ユーザによる適宜の操作(あるいは、操作端末2から受信された印刷ジョブ等による指定)によって、それまでの上記「印刷濃度:淡」「解像度:低」の印刷設定データが、「印刷濃度:中」「解像度:高」へと変更され、その内容で上書き更新される。
さらにその後、図3(c)に示すように、ラベルプリンタ3Bにおいて、ユーザによる適宜の操作(あるいは、操作端末2から受信された印刷ジョブ等による指定)によって、それまでの上記「印刷濃度:淡」の印刷設定データが、「印刷濃度:濃」へと変更され、その内容で上書き更新される。
以上の状態の後、図4(a)に示すように、例えばラベルプリンタ3Aにおいて、上記操作端末2からの印刷ジョブが受信されると、これを契機に、当該ラベルプリンタ3Aから、上記2つのラベルプリンタ3B,3Cに対し、データ要求指令(図中では単に「データ要求」と略示。以下同様)が送信される。このデータ要求指令は、ラベルプリンタ3B,3Cに対し、更新済である上記印刷設定データが存在するか否かを問い合わせるとともに、もし更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する指令である。なお、上記の印刷ジョブの受信に代えて、ユーザがラベルプリンタ3Aの上記操作部206(又は操作端末2)に対し適宜の更新実行指示の操作を行ったことを契機としてもよい。
上記データ要求指令を受信したラベルプリンタ3B,3Cは、図4(b)に示すように、当該受信に応じて更新済の印刷設定データをラベルプリンタ3Aへ送信し、送信された印刷設定データがラベルプリンタ3Aにより取得される(図中では単に「データ取得」と略示。以下同様)。すなわちラベルプリンタ3Cは、上記「印刷濃度:中」「解像度:高」の印刷設定データをラベルプリンタ3Aへ送信し、ラベルプリンタ3Bは、上記「印刷濃度:濃」の印刷設定データをラベルプリンタ3Aへ送信する。
上記ラベルプリンタ3B,3Cからそれぞれ送信された上記印刷設定データを取得したラベルプリンタ3Aは、図4(c)に示すように、その取得した印刷設定データを用いて、メモリ211に記憶されていた印刷設定データの内容を更新する。この例では、まず解像度については、ラベルプリンタ3Cから「解像度:高」の印刷設定データが取得されていることから、ラベルプリンタ3Aでは、もともとの上記「解像度:低」の印刷設定データが、「解像度:高」へと変更され、その内容で上書き更新される。
一方、印刷濃度については、ラベルプリンタ3Bから「印刷濃度:濃」の印刷設定データが取得されるとともに、ラベルプリンタ3Cから「印刷濃度:中」の印刷設定データが取得されている。ラベルプリンタ3Aでは、これら2つの印刷設定データに対し予め定められた所定の規則性を適用していずれか1つを選択し、その選択された印刷設定データを用いて更新を行う。この例では、更新タイミングが新しいほう、すなわちラベルプリンタ3Bからの「印刷濃度:濃」を優先して使用する。なお、上記ラベルプリンタ3B,3Cからそれぞれ取得された上記印刷設定データが、請求項記載の第1印刷設定データの一例に相当している。また、上記「所定の規則性」の他の例として、先に取得された(=ラベルプリンタ3Aにおける取得順序が先である)ラベルプリンタ3Cからの「印刷濃度:中」の印刷設定データを優先して使用するようにしてもよい。
以上の結果、ラベルプリンタ3Aでは、もともとの上記「解像度:低」の印刷設定データが「解像度:高」へと変更されその内容で上書き更新されるとともに、もともとの上記「印刷濃度:淡」の印刷設定データが「印刷濃度:濃」へと変更されその内容で上書き更新される。このようにして、本実施形態では、ラベルプリンタ3Bの上記印刷設定データの更新、及び、ラベルプリンタ3Cの上記印刷設定データの更新、それぞれの更新内容を、ラベルプリンタ3Aに反映させることができる。なお、このようにして更新されたラベルプリンタ3Aのメモリ211内の「解像度:高」「印刷濃度:淡」の印刷設定データを、さらに上記ラベルプリンタ3B,3C(あるいはいずれか一方でも良い)に送信して、それらラベルプリンタ3B,3Cのメモリ211の印刷設定データの更新を行わせるようにしてもよい。なお、このときのラベルプリンタ3Aからラベルプリンタ3B,3Cへの送信が、請求項記載のデータ送信処理の一例に相当している。
<制御手順>
上記の手法を実現するために、ラベルプリンタ3Aの制御回路202の上記CPUが実行する制御手順を、図5のフローチャートにより説明する。
図5において、まずステップS10で、上記CPUは、前述したように操作端末2から印刷ジョブが受信されたか否かを判定する。印刷ジョブが受信されるまでは判定が満たされず(S10:NO)ループ待機し、印刷ジョブが受信されると判定が満たされ(S10:YES)、ステップS20に処理を移す。
ステップS20では、上記CPUは、更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する上記データ要求指令を、ラベルプリンタ3B,3Cに対し送信する。このときのラベルプリンタ3B,3Cに対するデータ要求指令が請求項記載の第1データ要求指令の一例に相当し、このステップS20で実行する処理が、請求項記載の第1データ要求処理の一例に相当する。
その後、ステップS30で、上記CPUは、上記データ要求指令に対応してラベルプリンタ3B,3CがBT通信制御部208を介しBluetooth通信により送信してきた上記更新済の印刷設定データを、BT通信制御部208を介して受信する。このステップS30で実行する処理が、請求項記載の第1データ取得処理の一例に相当する。
そして、ステップS90で、上記CPUは、上記ステップS30でラベルプリンタ3B,3Cから取得された印刷設定データを用いて、対応するメモリ211内の印刷設定データを更新する。このステップS90で実行する処理が、請求項記載のデータ更新処理の一例に相当する。その後、このフローを終了する。
<第1実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、ラベルプリンタ3B,3Cにおける印刷設定データを用いて、ラベルプリンタ3Aのメモリ21に記憶された印刷設定データを更新することができる。その際、ラベルプリンタ3B,3Cの印刷設定データが更新された後の内容をラベルプリンタ3Aの印刷設定データに反映させて更新することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
なお、上記ラベルプリンタ3Aと同様の処理をラベルプリンタ3Bやラベルプリンタ3Cでも実行することにより、ラベルプリンタ3A,3B,3Cにおける印刷設定データの内容をすべて同じにする(共通化する)ことも可能となる。
また、本実施形態では特に、ラベルプリンタ3Aにおける印刷ジョブの受信(又はユーザからの更新実行指示の操作の受付)を契機として、ラベルプリンタ3B,3Cの印刷設定データに基づくラベルプリンタ3Aの印刷設定データの更新処理を実行する。このように、種々の適宜のタイミングをトリガーとして、他のラベルプリンタ3B,3Cにおける印刷設定データを用いて、ラベルプリンタ3Aのメモリ21に記憶された印刷設定データを更新することができる。
また、本実施形態では特に、印刷ジョブの受信をトリガーとして、更新済みであるラベルプリンタ3B,3Cの印刷設定データを要求するデータ要求指令がラベルプリンタ3B,3Cに対し出力され(ステップS20参照)、そのデータ要求指令に応じてラベルプリンタ3B,3Cから送信された更新済みの印刷設定データが受信される(ステップS30参照)。これにより、ラベルプリンタ3Aにおける印刷設定データを、他のラベルプリンタ3B,3Cにおける最新の印刷設定データを用いて確実に更新することができる。
また、本実施形態では特に、同一の設定項目について複数のラベルプリンタ3から印刷設定データが取得された場合に、適宜のルールにより選択された(前述の例では、更新タイミングが新しいほうを選択等)いずれか1つのラベルプリンタ3の印刷設定データを用いて、ラベルプリンタ3Aの印刷設定データの更新を行うことができる。またユーザの好みや使用態様等に合わせて上記ルールを可変に設定することで、利便性をさらに向上させることもできる。
また、本実施形態では特に、前述したように、前述のようにして更新されたラベルプリンタ3Aのメモリ211内の印刷設定データを、さらに上記ラベルプリンタ3B,3C(あるいはいずれか一方でも良い)に送信して、それらの印刷設定データの更新を行わせることもできる。この場合、ラベルプリンタ3B,3Cにおける印刷設定データを、前述の手法で更新されたラベルプリンタ3Aのメモリ211内の印刷設定データと同等の内容に更新することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図6~図9により説明する。本実施形態は、異なる通信方式を備えたラベルプリンタからも印刷設定データを取得可能とする実施形態である。上記第1実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜、説明を省略又は簡略化する。
<印刷処理システムの構成>
本実施形態のデータ処理システムの全体構成を、上記図1に対応する図6に示す。図6において、本実施形態のデータ処理システム1′では、上記第1実施形態のデータ処理システム1におけるラベルプリンタ3Bに代えて、ラベルプリンタ3B′が設けられる。このラベルプリンタ3B′は、上記ラベルプリンタ3Bと同様、Bluetooth通信によりラベルプリンタ3Aと接続可能である。またラベルプリンタ3B′は、Bluetooth通信とは別方式の無線通信、この例ではWLANによる無線通信(以下適宜、単に「WLAN通信」という)よって、新たに設けられたラベルプリンタ3Dと接続可能(言い替えればWLAN通信による通信範囲内にある、以下同様)となっている。
この結果、上記第1実施形態と同様、ラベルプリンタ3Cとラベルプリンタ3Aとの間、及び、ラベルプリンタ3B′とラベルプリンタ3Aとの間で、互いにデータ送受信を行うことができるとともに、ラベルプリンタ3B′とラベルプリンタ3Dとの間でも、互いにデータ送受信を行うことができる。なお、上記第1実施形態と同様に上記Bluetooth通信が請求項記載の第1無線通信方式の一例に相当するとともに、上記WLAN通信が第2無線通信方式の一例に相当している。また、ラベルプリンタ3Aがこの例における印刷装置の一例に相当するとともに、受信側印刷装置の一例にも相当している。またラベルプリンタ3Cが第1印刷装置の一例に相当し、ラベルプリンタ3B′が第3印刷装置の一例に相当する。またラベルプリンタ3Dが第2印刷装置の一例に相当するとともに、送信側印刷装置の一例にも相当している。
<ラベルプリンタの機能的構成>
ラベルプリンタ3B′,ラベルプリンタ3Dの機能的構成を図7(a)及び図7(b)に示す。
図7(a)に示すように、ラベルプリンタ3B′は、前述の図2に示した構成に加え、WLAN通信制御部201を有している。BT通信制御部208は、ラベルプリンタ3Aとの間で行われる上記Bluetooth通信の制御を行い、WLAN通信制御部201は、ラベルプリンタ3Dとの間で行われる上記WLAN通信の制御を行う。それ以外の構成は図2と同様である。なお、制御回路202が請求項記載の制御手段の一例に相当する。また、BT通信制御部208が第3通信インタフェースの一例に相当するとともに、第1中継インタフェースの一例にも相当する。またWLAN通信制御部201が第4通信インタフェースの一例に相当するとともに、第2中継インタフェースの一例にも相当する。印字ヘッド205及び搬送装置209が印刷手段の一例に相当し、メモリ211が記憶手段の一例に相当する。
図7(b)に示すように、ラベルプリンタ3Dは、前述の図2に示した構成のBT通信制御部208に代えて、WLAN通信制御部201を有している。WLAN通信制御部201は、ラベルプリンタ3B′との間で行われる上記WLAN通信の制御を行う。それ以外の構成は図2と同様である。なお、制御回路202が請求項記載の制御手段の一例に相当している。また、WLAN通信制御部201が第2通信インタフェースの一例に相当するとともに、送信側インタフェースの一例にも相当している。さらに、印字ヘッド205及び搬送装置209が印刷手段の一例に相当し、メモリ211が記憶手段の一例に相当する。
なお、本実施形態におけるラベルプリンタ3A,3Bは、上記第1実施形態と同様、前述の図2に示した構成を備えている。その際、ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208は、請求項記載の受信側インタフェースの一例に相当しており、またラベルプリンタ3Aのメモリ211に記憶されている上記印刷設定データは受信側印刷設定データの一例に相当している。
<印刷設定データの更新反映手法>
本実施形態にける印刷設定データの更新反映の手法の概要を、上記第1実施形態の図3及び図4に対応する、図8により説明する。
図8(a)において、上記ラベルプリンタ3A,3C,3B′,3Dそれぞれのメモリ211には、前述と同様、予め所望の印刷設定データ(詳細な図示及び説明は省略)が記憶された状態である。なお、ラベルプリンタ3Cのメモリ211に上記印刷設定データが記憶されたタイミングが請求項記載の第1基準タイミングの一例に相当し、ラベルプリンタ3Dのメモリ211に上記印刷設定データが記憶されたタイミングが第2基準タイミングの一例に相当している。
その後、前述の図3(b)や図3(c)と同様、図示を省略する適宜のタイミングで、ラベルプリンタ3C,3B′,3Dそれぞれにおいて、ユーザによる適宜の操作(あるいは、操作端末2から受信された印刷ジョブ等による指定)によって、それまでの印刷設定データが変更され、その内容で上書き更新される。
以上の状態の後、図8(a)に示すように、上記図4(a)と同様、ラベルプリンタ3Aにおいて上記操作端末2からの印刷ジョブが受信されたことを契機に、当該ラベルプリンタ3Aから、2つのラベルプリンタ3B′,3Cに対し、データ要求指令がBluetooth通信により送信される。なお、上記の印刷ジョブの受信に代えて、ユーザがラベルプリンタ3Aに対し適宜の更新実行指示の操作を行ったことを契機としてもよい。
上記データ要求指令をそれぞれ受信したラベルプリンタ3B′,3Cは、図4(b)に対応する図8(b)示すように、当該受信に応じてメモリ211に記憶されている更新済の印刷設定データをラベルプリンタ3AへBluetooth通信により送信し、送信された印刷設定データがラベルプリンタ3Aにより取得される。このとき、ラベルプリンタ3Aは、前述のように適用される無線通信方式が異なることからラベルプリンタ3Dの存在を検知し得ない。一方、ラベルプリンタ3B′は、ラベルプリンタ3Dとの間で、共通の無線通信方式である上記WLAN通信を実行可能であるため、ラベルプリンタ3Dの存在を検知している。したがって、ラベルプリンタ3B′は、上記のようにしてメモリ211内の更新済の印刷設定データをラベルプリンタ3Aへ送信するとき(同時でもよいし、後のタイミングでもよい)に併せて、ラベルプリンタ3Dが自らの通信範囲内に存在していることをラベルプリンタ3AにBluetooth通信により報告する。
すると、図8(c)に示すように、ラベルプリンタ3Aでは、上記ラベルプリンタ3B′からのラベルプリンタ3Dの存在報告が受信されたことを契機に、再度ラベルプリンタ3B′に対し、データ追加要求指令をBluetooth通信により送信する。このデータ追加要求指令は、ラベルプリンタ3Dに対し更新済である上記印刷設定データが存在するか否かを問い合わせるとともに、もし更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する指令を出力するように、ラベルプリンタ3B′に対し依頼する指令である。このデータ追加要求指令をBluetooth通信により受信したラベルプリンタ3B′は、上記図8(a)と同様、ラベルプリンタ3Dに対し、更新済である上記印刷設定データが存在するか否かを問い合わせるとともに、もし更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求するためのデータ要求指令を、WLAN通信により送信する。なお、ラベルプリンタ3B′がラベルプリンタ3Dの存在を上述のように事前に検知しておらず、ラベルプリンタ3Dの存在報告を行えなかった場合もあり得る。この場合も、ラベルプリンタ3Aからラベルプリンタ3B′へ、「他にも印刷設定データを収集可能なラベルプリンタ3があればそのラベルプリンタ3に対し更新済の印刷設定データを要求して欲しい」旨の依頼を含む上記データ追加要求指令を送信し、これを受信したラベルプリンタ3B′が上記に該当する他のラベルプリンタ3を探索するようにしてもよい。
上記データ要求指令を受信したラベルプリンタ3Dは、図8(d)に示すように、当該受信に応じてメモリ211に記憶されている更新済の印刷設定データをラベルプリンタ3B′へWLAN通信制御部201を介したWLAN通信により送信する。このとき送信される印刷設定データが請求項記載の送信側印刷設定データの一例に相当する。送信された印刷設定データは、ラベルプリンタ3B′のWLAN通信制御部201により受信して取得される。このときの受信処理が請求項記載の中継受信処理の一例に相当している。受信したラベルプリンタ3B′は、当該受信されたラベルプリンタ3Dからの上記更新済の印刷設定データを、ラベルプリンタ3AへBluetooth通信により送信する。このときの送信処理が請求項記載の中継送信処理の一例に相当している。これにより、その送信されたラベルプリンタ3Dからの上記印刷設定データが、ラベルプリンタ3Aにおいて(追加して)取得される。
以上のようにして、上記ラベルプリンタ3B′,3Cそれぞれから取得されたそれらラベルプリンタ3B′,3Cの上記印刷設定データ、及び、上記ラベルプリンタ3B′を中継して取得されたラベルプリンタ3Dの上記印刷設定データ、を用いて、ラベルプリンタ3Aは、メモリ211に記憶されていた印刷設定データの内容を更新する。なお、このとき、詳細な説明は省略するが、前述と同様、ラベルプリンタ3Aでは、上記ラベルプリンタ3B′,3C,3Dそれぞれからの印刷設定データに対し、(例えば各設定項目ごとに)前述と同様の所定の規則性を適用して選択を行い、その選択された印刷設定データを用いて更新を行う。なお、上記ラベルプリンタ3Cの印刷設定データが、請求項記載の第1印刷設定データの一例に相当し、上記ラベルプリンタ3Dの印刷設定データが第2印刷設定データの一例に相当し、上記ラベルプリンタ3B′の印刷設定データが第3印刷設定データの一例に相当している。
<制御手順>
上記の手法を実現するために、本実施形態におけるラベルプリンタ3Aの制御回路202の上記CPUが実行する制御手順を、図9のフローチャートにより説明する。上記図5のフローの各手順と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図9において、まず、図5と同様のステップS10で、上記CPUは、前述したように操作端末2から印刷ジョブが受信されたか否かを判定する。印刷ジョブが受信されると判定が満たされ(S10:YES)、ステップS20に処理を移す。
ステップS20では、上記図5と同様、CPUは、更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する上記データ要求指令を、ラベルプリンタ3B′,3Cに対し送信する。このときのラベルプリンタ3Cに対するデータ要求指令が請求項記載の第1データ要求指令の一例に相当し、ラベルプリンタ3Cに対する送信処理が第1データ要求処理の一例に相当している。
その後、上記図5と同様のステップS30で、上記CPUは、上記データ要求指令に対応してラベルプリンタ3B′,3CがBT通信制御部208を介しBluetooth通信により送信してきた上記更新済の印刷設定データを、BT通信制御部208を介して受信する。このステップS30で実行する処理は、請求項記載の第1データ取得処理の一例に相当している。なお、図8(b)を用いて前述したように、このステップS30でのラベルプリンタ3B′からの印刷設定データの受信時に、併せて、別の通信方式(この例ではWLAN通信)のインタフェースを備えたラベルプリンタ(この例ではラベルプリンタ3D)がラベルプリンタ3B′の通信範囲内に存在しているという、ラベルプリンタ3Dの存在報告もBT通信制御部208を介して受信する。
その後、新たに設けられたステップS50に移り、上記CPUは、当該ラベルプリンタ3Aとは異なる通信方式を備えたラベルプリンタが存在しているという報告があったか否かを判定する。例えば前述したように、ラベルプリンタ3B′より、通信範囲内に別インタフェースのラベルプリンタ3Dが存在しているという存在報告を上記ステップS30で受信していれば判定が満たされ(S50:YES)、後述のステップS60に処理を移す。ステップS50で上記のような別インタフェースのラベルプリンタ3の存在報告を受信していなければ判定が満たされず(S50:NO)、後述のステップS90に処理を移す。
ステップS60では、上記CPUは、更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する上記データ要求指令をラベルプリンタ3Dに対し送信するようにラベルプリンタ3B′に対し依頼する、上記データ追加要求指令を、BT通信制御部208を介したBluetooth通信により、当該ラベルプリンタ3B′のBT通信制御部208に対し送信する。このときのラベルプリンタ3B′に対するデータ追加要求指令が第2データ要求指令の一例に相当し、このラベルプリンタ3B′に対する送信処理が第2データ要求処理の一例に相当している。このデータ追加要求指令の送信の結果、前述したように、ラベルプリンタ3B′のWLAN通信制御部201が、ラベルプリンタ3DのWLAN通信制御部201に対し、上記同様のデータ要求指令をWLAN通信により送信する。
その後、前述したように、上記データ要求指令を受信したラベルプリンタ3DのWLAN通信制御部201から、更新済の印刷設定データがWLAN通信により送信され、ラベルプリンタ3B′のWLAN通信制御部201により受信される。さらに上記印刷設定データを受信したラベルプリンタ3B′は、当該受信されたラベルプリンタ3Dからの上記更新済の印刷設定データを、BT通信制御部208を介し、ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208へとBluetooth通信により送信する。
これに対応して、上記ステップS60の後のステップS80において、ラベルプリンタ3Aの上記CPUは、上記ラベルプリンタ3B′のBT通信制御部208からBluetooth通信により送信されてきた、ラベルプリンタ3Dの上記更新済の印刷設定データをBT通信制御部208を介して受信する。このステップS80で実行する処理が、請求項記載の第2データ取得処理の一例に相当する。
その後、上記図5と同様のステップS90で、上記CPUは、上記ステップS30でラベルプリンタ3B′,3Cから取得された当該ラベルプリンタ3B,3Cの印刷設定データと、上記ステップS80でラベルプリンタ3B′から取得された上記ラベルプリンタ3Dの印刷設定データと、を用いて、対応するラベルプリンタ3Aのメモリ211内の印刷設定データを前述の手法により更新する。このステップS90で実行する処理が、請求項記載のデータ更新処理の一例に相当する。その後、このフローを終了する。
<第2実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様、ラベルプリンタ3B′,3Cにおける印刷設定データを用いて、ラベルプリンタ3Aのメモリ21に記憶された印刷設定データを更新することができる。その際、ラベルプリンタ3B′,3Cの印刷設定データが更新された後の内容をラベルプリンタ3Aの印刷設定データに反映させて更新することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、上記第1実施形態と同様、印刷ジョブの受信をトリガーとして、更新済みであるラベルプリンタ3B′,3Cの印刷設定データを要求するデータ要求指令がラベルプリンタ3B′,3Cに対し出力され(ステップS20参照)、そのデータ要求指令に応じてラベルプリンタ3B′,3Cから送信された更新済みの印刷設定データが受信される(ステップS30参照)。また、更新済みであるラベルプリンタ3Dの印刷設定データを要求するデータ追加要求指令がラベルプリンタ3B′に対し出力され(ステップS60参照)、そのデータ要求指令に応じてラベルプリンタ3Dから送信された更新済みの印刷設定データがラベルプリンタ3B′を介し受信される(ステップS80参照)。これにより、ラベルプリンタ3Aにおける印刷設定データを、他のラベルプリンタ3B′,3C,3Dにおける最新の印刷設定データを用いて確実に更新することができる。
また、本実施形態では特に、ラベルプリンタ3とは異なるWLAN通信によるインタフェースであるWLAN通信制御部201を備えた、ラベルプリンタ3Dの印刷設定データが取得される(ステップS80参照)。そして、ステップS30で取得されたラベルプリンタ3B′,3Cの印刷設定データと、上記ステップS80で取得されたラベルプリンタ3Dの印刷設定データと、を用いて、ラベルプリンタ3Aの印刷設定データが更新される(ステップS90参照)このように、異なる無線通信方式(この例ではWLAN通信)が用いられる他のラベルプリンタ3における印刷設定データを用いて、ラベルプリンタ3A自らのメモリ211に記憶された印刷設定データを更新できることにより、ユーザにとっての利便性をさらに向上することができる。
また、本実施形態では特に、前述のように、ラベルプリンタ3Aに備えられる通信インタフェースが、Bluetooth通信に対応したBT通信制御部208である。このとき、ラベルプリンタ3B′,3Cにも、上記Bluetooth通信に対応したBT通信制御部208が備えられている。これにより、図9に示すフローの上記ステップS30において、それらラベルプリンタ3B′,3Cでそれぞれ更新済みの最新の印刷設定データが取得される。
一方、ラベルプリンタ3Aの通信インタフェースである上記BT通信制御部208は、上記Bluetooth通信方式とは異なるWLAN通信に対応したインタフェースとは通信不可能である。したがって、上記ラベルプリンタ3Aとは異なりWLAN通信制御部201のみを備えているラベルプリンタ3Dとは、そのままでは上記のような印刷設定データの取得を行うことができない。
そこで本実施形態においては、ラベルプリンタ3Aは、上記Bluetooth通信に対応したBT通信制御部208と上記WLAN通信に対応したWLAN通信制御部201との両方を備えたラベルプリンタ3B′と通信可能に構成される。上記ラベルプリンタ3B′のBT通信制御部208は、Bluetooth通信により、本実施形態のラベルプリンタ3Aの上記BT通信制御部208と情報送受信可能である。その一方で、ラベルプリンタ3B′の上記WLAN通信制御部201は、WLAN通信により、ラベルプリンタ3DのWLAN通信制御部201と情報送受信可能である。
これにより、本実施形態では、上記図9のフローのステップS80において、ラベルプリンタ3Dで更新済みの最新の印刷設定データがラベルプリンタ3B′を介し取得される。すなわち、その印刷設定データは、ラベルプリンタ3DのWLAN通信制御部201→ラベルプリンタ3B′のWLAN通信制御部201→ラベルプリンタ3B′のBT通信制御部208→ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208、の経路で、ラベルプリンタ3Aにおいて取得される。その後、ステップS90において、以上のようにして取得されたラベルプリンタ3C,3B′の印刷設定データ及びラベルプリンタ3Dの印刷設定データが用いられつつ、メモリ211に記憶されたラベルプリンタ3Aの印刷設定データが更新される。
以上のように、本実施形態のラベルプリンタ3Aにおいては、通信方式が異なるインタフェースを備えているラベルプリンタ3Dの印刷設定データを用いて、自らのメモリ211に記憶された印刷設定データを更新することができるので、ユーザにとっての利便性を確実に向上することができる。
なお、本発明は、上記2つの実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。上記第1及び第2実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜、説明を省略又は簡略化する。
(1)タイマー時刻をトリガーに全項目の印刷設定データを取得する場合
すなわち、上記第2実施形態では、ラベルプリンタ3Aにおいて印刷ジョブが受信されたことを契機に、ラベルプリンタ3Aからラベルプリンタ3B′,3Cへデータ要求指令が送信されたが、これに限られない。すなわち、例えば、CPU内に備えられたタイマーに設定された適宜の起動時刻になったことを契機に、上記データ要求指令の送信を行っても良い。以下、そのような変形例を説明する。
図10は、上記第2実施形態の図9に対応する図であり、本変形例のラベルプリンタ3Aの制御回路202のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。図10に示すように、本変形例の上記CPUは、まず、上記図9のステップS10に代えて設けられるステップS10′において、上記タイマーに予め設定されている所定の時刻が到来したか否かを判定する。所定の時刻が到来するまでは判定が満たされず(S10′:NO)ループ待機し、所定の時刻が到来したら判定が満たされ(S10′:YES)、上記図9のステップS20に代えて設けられるステップS20′に処理を移す。
ステップS20′では、上記CPUは、(更新済か否かを問わず)すべての印刷設定データの送信を要求するデータ要求指令を、ラベルプリンタ3B′,3Cに対し送信する。このときのラベルプリンタ3Cに対するデータ要求指令が本変形例においても請求項記載の第1データ要求指令の一例に相当し、ラベルプリンタ3Cに対する送信処理が第1データ要求処理の一例に相当している。
その後、上記図9のステップS30に代えて設けられたステップS30′で、上記CPUは、上記データ要求指令に対応してラベルプリンタ3B′,3CがBT通信制御部208を介しBluetooth通信により送信してきた上記印刷設定データを、BT通信制御部208を介して受信する。なお、第2実施形態と同様、このステップS30′でのラベルプリンタ3B′からの印刷設定データの受信時に、ラベルプリンタ3Dの存在報告もBT通信制御部208を介して受信する。
その後、新たに設けられたステップS35に処理を移し、上記CPUは、上記ステップS30′でラベルプリンタ3B′,3Cから受信したすべての印刷設定データの中から、更新済のデータを抽出する。すなわち、本変形例においては、この図10のフローが実行されるとき、ステップS30′でラベルプリンタ3B′,3Cから受信するすべての印刷設定データは、少なくともその次の回に再度図10のフローが実行されるまでの間は、ラベルプリンタ3Aの適宜の箇所に保存されている。そして、ステップS35では、そのように保存されている前回のステップS30′で受信されたラベルプリンタ3B′,3Cの全印刷設定データと今回ステップS30′で受信されたラベルプリンタ3B′,3Cの全印刷設定データとが比較され、前回に比べて内容が変更されているデータのみが、上記更新済のデータとして抽出される。なお、このステップS35で実行する処理と、その直前の上記ステップS30′で実行する処理とが、本変形例における請求項記載の第1データ取得処理の一例に相当している。
その後、上記図9と同様のステップS50において、前述同様に、ラベルプリンタ3Aと異なる通信方式のラベルプリンタが存在していたか否かを判定した後、判定が満たされたら(S50:YES)、上記図9のステップS60に代えて設けられたステップS60′に処理を移す。ステップS60′では、上記CPUは、(更新済か否かに関係なく)すべての印刷設定データの送信を要求するデータ要求指令をラベルプリンタ3Dに対し送信するようにラベルプリンタ3B′に対し依頼する、データ追加要求指令を、BT通信制御部208を介したBluetooth通信により、当該ラベルプリンタ3B′のBT通信制御部208に対し送信する。このときのラベルプリンタ3B′に対するデータ追加要求指令が本変形例における第2データ要求指令の一例に相当し、このラベルプリンタ3B′に対する送信処理が第2データ要求処理の一例に相当している。このデータ追加要求指令の送信の結果、前述したように、ラベルプリンタ3B′のWLAN通信制御部201が、ラベルプリンタ3DのWLAN通信制御部201に対し、上記同様のデータ要求指令をWLAN通信により送信する。
その後、前述と同様、上記データ要求指令を受信したラベルプリンタ3DのWLAN通信制御部201から、全ての印刷設定データがWLAN通信により送信され、ラベルプリンタ3B′のWLAN通信制御部201により受信される。さらに上記印刷設定データを受信したラベルプリンタ3B′は、当該受信されたラベルプリンタ3Dからの全ての印刷設定データを、BT通信制御部208を介し、ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208へとBluetooth通信により送信する。
これに対応して、上記ステップS60′の後に、上記図9のステップS80に代えて設けられたステップS80′において、ラベルプリンタ3Aの上記CPUは、上記ラベルプリンタ3B′のBT通信制御部208からBluetooth通信により送信されてきた、ラベルプリンタ3Dの印刷設定データをBT通信制御部208を介して受信する。
その後、新たに設けられたステップS85に処理を移し、上記CPUは、上記ステップS80′でラベルプリンタ3B′から受信したラベルプリンタ3Dのすべての印刷設定データの中から、更新済のデータを抽出する。すなわち、上記同様、この図10のフローが実行されるとき、ステップS80′で受信したラベルプリンタ3Dのすべての印刷設定データは、少なくともその次の回に再度図10のフローが実行されるまでの間は、ラベルプリンタ3Aの適宜の箇所に保存されている。そして、ステップS85では、そのように保存されている前回のステップS80′で受信されたラベルプリンタ3Dの全印刷設定データと今回ステップS80′で受信されたラベルプリンタ3Dの全印刷設定データとが比較され、前回に比べて内容が変更されているデータのみが、上記更新済のデータとして抽出される。なお、このステップS85で実行する処理と、その直前の上記ステップS80′で実行する処理とが、本変形例における請求項記載の第2データ取得処理の一例に相当している。
その後、上記CPUは、上記図9と同様のステップS90に処理を移し、上記ステップS30′でラベルプリンタ3B,3Cから取得されステップS35で抽出された更新済の印刷設定データ、及び、上記ステップS80′で取得されステップS85で抽出されたラベルプリンタ3Dの更新済の印刷設定データ、を用いて、対応するメモリ211内の印刷設定データを更新する。本変形例においても、このステップS90で実行する処理が、請求項記載のデータ更新処理の一例に相当する。その後、このフローを終了する。
本変形例においても、上記第2実施形態と同様の効果を得る。
また本変形例においては特に、タイマー設定による実行タイミングの到来をトリガーとして、ラベルプリンタ3Aの印刷設定データを、他のラベルプリンタ3B′,3C,3Dにおける印刷設定データを用いつつ円滑に更新することができる。
なお、上記同様の手法を、前述の第1実施形態の構成に適用しても良い。この場合も上記同様の効果を得る。
(2)複数のラベルプリンタのうち特定のプリンタ群内のラベルプリンタからのみデータ取得する場合
ラベルプリンタ3が多数設けられている場合、例えば1つのラベルプリンタ3Aのデータ更新のために印刷設定データの取得を行う対象を、上記多数のラベルプリンタ3のうち、ラベルプリンタ3Aが属する特定のプリンタ群内のものに限定しても良い。すなわちこの場合、上記特定プリンタ群内に属する他のラベルプリンタ3が、ラベルプリンタ3Aのデータ更新のために印刷設定データのデータ取得対象として予め定められることとなる。
例えば上記図1を用いて説明した第1実施形態の構成において、ラベルプリンタ3A,3B,3Cのうち、ラベルプリンタ3Aとラベルプリンタ3Cとが上記同一の1つのプリンタ群Gに属している(ラベルプリンタ3Bはプリンタ群Gに属していない)場合を図11に示す。図11に示すように、この場合は、プリンタ群G内に属するラベルプリンタ3Cのみが、ラベルプリンタ3Aのデータ更新のために印刷設定データのデータ取得対象として予め定められている。この場合には、図5に示したフローのステップS20では、上記CPUは、上記データ要求指令を、(ラベルプリンタ3Bには送信することなく)ラベルプリンタ3Cに対してのみ送信する。また上記CPUは、ステップS30で、上記データ要求指令に対応してラベルプリンタ3Cから送信されてきた更新済の印刷設定データを受信し、ステップS90では、その受信したラベルプリンタ3Cの印刷設定データを用いてラベルプリンタ3Aの印刷設定データを更新する。
なお、上記において、プリンタ群Gに属するラベルプリンタ3が(例えばリスト形式により)ラベルプリンタ3Aにおいて既知であれば、上記のように最初からプリンタ群G内に属するラベルプリンタ3Cのみからデータ取得すれば足りる。あるいは、プリンタ群Gに属するラベルプリンタ3がラベルプリンタ3Aにおいて分かっていない場合は、データ取得可能な全てのラベルプリンタ3B,3Cから印刷設定データを取得する。その際、各印刷設定データには、対応するラベルプリンタ3がどのプリンタ群に属するかのプリンタ群情報が添付されており、上記のようにラベルプリンタ3B,3Cの印刷設定データを取得したラベルプリンタ3Aが、上記プリンタ群情報に基づき、自らと同一であるプリンタ群Gに属するラベルプリンタ3Cの印刷設定データのみを選別すればよい(後述の図12(a)、図12(b)の例においても同様)。
上記変形例では、データ取得対象として予め定められたラベルプリンタ3Cからの印刷設定データを取得するとともに、データ取得対象でない他のラベルプリンタ3Bからの印刷設定データが無駄に取得されないようにすることができる。
(3)印刷設定データのうち特定項目のみを対象とする場合
すなわち、以上においては、ラベルプリンタ3Aにおいて、すべての項目(上記図3等を用いて説明した例では印刷濃度及び解像度)の印刷設定データを更新の対象とし、これに応じて、対応する他のラベルプリンタ3から更新済の全項目の印刷設定データを取得(前述の抽出する場合を含む。以下同様)して更新を行ったが、これに限られない。すなわち、すべての項目の印刷設定データのうちの一部の特定の項目のみが予め更新対象項目として指定されていてもよい。その場合は、上述のすべての例において、当該指定された項目の印刷設定データのみが取得され、これを用いてラベルプリンタ3Aのメモリ211に記憶された当該指定された項目の印刷設定データの更新が行われる。
この場合、複数の上記設定項目のうち、更新する必要のない項目の印刷設定データについては更新を行わないようにし、無駄な処理をなくすことができる。
(4)テープ種類が異なるラベルプリンタを介し印刷データを取得する場合
すなわち、図12(a)に示すように、この変形例では、前述のラベルプリンタ3A,3Bと、ラベルプリンタ3Eとが設けられている。ラベルプリンタ3Eは、上記図2を用いて前述した、ラベルプリンタ3A,3Bと同様の構成を備えている。
このとき、図示のように、ラベルプリンタ3Aは、ラベルプリンタ3Bに対してはデータ送受信が可能な通信範囲(破線の同心円参照。以下同様)の外に位置する一方、ラベルプリンタ3Eに対してはデータ送受信が可能な通信範囲内に位置している。ラベルプリンタ3Eは、ラベルプリンタ3Aに対してもラベルプリンタ3Bに対してもデータ送受信が可能な通信範囲内に位置している。またラベルプリンタ3A,3Bに装着されるテープロール204には幅W1のテープ203が巻回されて使用されるのに対し、ラベルプリンタ3Eに装着されるテープロール204には、上記とは別種類となる、幅W2(幅W1よりも小さい)のテープ203が巻回されて使用される。すなわち、ラベルプリンタ3Eでは、上記幅W2のテープ203を含むテープロール204がテープロールホルダ部210に装着され、そのテープ203に対し、上記印刷設定データに基づき印字ヘッド205によって印刷が行われる。
なお、この例においても、上記Bluetooth通信が請求項記載の第1無線通信方式の一例に相当し、ラベルプリンタ3Aが印刷装置の一例に相当し、ラベルプリンタ3Bが第1印刷装置の一例に相当している。またラベルプリンタ3Eは第4印刷装置の一例に相当し、ラベルプリンタ3EのBT通信制御部208が第5通信インタフェースの一例に相当している。またラベルプリンタ3A,3Bで用いられる上記幅W1のテープ203が第1種類の被印字媒体に相当し、ラベルプリンタ3Eで用いられる上記幅W2のテープ203が第2種類の被印字媒体に相当している。
このような構成において、上記第2実施形態でラベルプリンタ3Aが(異なる通信方式の通信インタフェースを備えた)ラベルプリンタ3Dにおける印刷設定データをラベルプリンタ3B′の中継により取得したのと同様に、本変形例では、ラベルプリンタ3Aが、同一種類のテープ203を用いるラベルプリンタ3Bにおける印刷設定データを(異なる種類のテープ203を用いる)ラベルプリンタ3Eの中継により取得する。
<制御手順>
上記の手法を実現するために、本変形例におけるラベルプリンタ3Aの制御回路202の上記CPUが実行する制御手順を、図13のフローチャートにより説明する。上記図5及び図9のフローの各手順と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図13において、まず、図9と同様のステップS10で、上記CPUは、前述したように操作端末2から印刷ジョブが受信されたか否かを判定する。印刷ジョブが受信されると判定が満たされ(S10:YES)、ステップS20に処理を移す。
ステップS20では、上記図9と同様、CPUは、更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する上記データ要求指令を、通信範囲内に位置するラベルプリンタ3Eに対し送信する。
その後、上記図9と同様のステップS30で、上記CPUは、上記データ要求指令に対応してラベルプリンタ3EがBT通信制御部208を介しBluetooth通信により送信してきた上記更新済の印刷設定データを、BT通信制御部208を介して受信する。このステップS30で実行する処理は、請求項記載の第1データ取得処理の一例に相当している。なお、前述と同様、このステップS30でのラベルプリンタ3Eからの印刷設定データの受信時に、併せて、ラベルプリンタ3Aと同一種類のテープ203(この例では幅W1のテープ)が用いられているラベルプリンタ(この例ではラベルプリンタ3B)がラベルプリンタ3Eの通信範囲内に存在しているという、ラベルプリンタ3Bの存在報告もBT通信制御部208を介して受信する。
その後、新たに設けられたステップS50Aに移り、上記CPUは、当該ラベルプリンタ3Aと同じ種類のテープ203が用いられているラベルプリンタが存在しているという報告があったか否かを判定する。例えば前述したように、ラベルプリンタ3Eより、通信範囲内に上記同じ種類のテープ203を用いるラベルプリンタ3Bが存在しているという存在報告を上記ステップS30で受信していれば判定が満たされ(S50A:YES)、後述のステップS60Aに処理を移す。ステップS50Aで上記のような同一種類のテープ203を用いるラベルプリンタ3の存在報告を受信していなければ判定が満たされず(S50A:NO)、後述のステップS90に処理を移す。
ステップS60Aでは、上記CPUは、更新済の印刷設定データが存在していればその送信を要求する上記データ要求指令をラベルプリンタ3Bに対し送信するようにラベルプリンタ3Eに対し依頼する、上記データ追加要求指令を、BT通信制御部208を介したBluetooth通信により、当該ラベルプリンタ3EのBT通信制御部208に対し送信する。このデータ追加要求指令の送信の結果、ラベルプリンタ3EのBT通信制御部208が、ラベルプリンタ3BのBT通信制御部208に対し、上記同様のデータ要求指令をBluetooth通信により送信する。
その後、前述したように、上記データ要求指令を受信したラベルプリンタ3BのBT通信制御部208201から、更新済の印刷設定データがBluetooth通信により送信され、ラベルプリンタ3EのBT通信制御部208により受信される。さらに上記印刷設定データを受信したラベルプリンタ3Eは、当該受信されたラベルプリンタ3Eからの上記更新済の印刷設定データを、BT通信制御部208を介し、ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208へとBluetooth通信により送信する。
これに対応して、上記ステップS60Aの後のステップS80Aにおいて、ラベルプリンタ3Aの上記CPUは、上記ラベルプリンタ3EのBT通信制御部208からBluetooth通信により送信されてきた、ラベルプリンタ3Bの上記更新済の印刷設定データをBT通信制御部208を介して受信する。このステップS80Aで実行する処理が、請求項記載の第2データ取得処理の一例に相当する。
その後、上記図9と同様のステップS90で、上記CPUは、上記ステップS30でラベルプリンタ3Eから取得された当該ラベルプリンタ3Eの印刷設定データと、上記ステップS80Aでラベルプリンタ3Eから取得された上記ラベルプリンタ3Bの印刷設定データと、を用いて、対応するラベルプリンタ3Aのメモリ211内の印刷設定データを前述の手法により更新する。このステップS90で実行する処理が、請求項記載のデータ更新処理の一例に相当する。その後、このフローを終了する。
なお、以上では、ステップS30においてラベルプリンタ3Eの印刷設定データを受信し、ステップS90ではこのラベルプリンタ3Eからの印刷設定データも用いて更新を行ったが、これに限られない。すなわち、ラベルプリンタ3Eで用いられるテープ203は前述のようにラベルプリンタ3Aで用いられるテープ203とは種類が異なることから、ステップS30におけるラベルプリンタ3Eの印刷設定データの受信を省略(ステップS90ではラベルプリンタ3Bからの印刷設定データのみを用いて更新)するようにしてもよい。
本変形例においては、同一種類のテープ(幅W1)203を共通に用いるラベルプリンタ3(この例ではラベルプリンタ3B)がラベルプリンタ3Aからの通信範囲外に存在していた場合であっても、別種類のテープ(幅W2)203を用いる、通信範囲内のラベルプリンタ3Eによる中継の態様で、ラベルプリンタ3BのBT通信制御部208→ラベルプリンタ3EのBT通信制御部208→ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208の経路によって、当該ラベルプリンタ3Bの印刷設定データを取得することができる。
なお、上記図12(a)では、ラベルプリンタ3Aと同一種類のテープ203を共通に用いるラベルプリンタ3が通信範囲外に存在し、別種類のテープ203を用いるラベルプリンタ3が通信範囲内に存在した場合の例であったが、これに限られない。すなわち、ラベルプリンタ3Aと別種類(別の機種)のラベルプリンタ3が通信範囲内に存在する一方、同一機種のラベルプリンタ3が通信範囲外に存在する場合も、上記と同様の手法を適用できる。
すなわち、図12(b)に示すように、この場合は、前述のラベルプリンタ3A,3Bと、ラベルプリンタ3Xとが設けられる。ラベルプリンタ3Xは、上記ラベルプリンタ3A,3Bと同等の性能である(図2に示す機能的構成を備える)が、ラベルプリンタ3A,3Bとは別の機種のラベルプリンタである。
このとき、前述と同様、ラベルプリンタ3Aは、ラベルプリンタ3Bに対してはデータ送受信が可能な通信範囲の外に位置する一方、ラベルプリンタ3Xに対してはデータ送受信が可能な通信範囲内に位置している。ラベルプリンタ3Xは、ラベルプリンタ3Aに対してもラベルプリンタ3Bに対してもデータ送受信が可能な通信範囲内に位置している。
なお、この例においても、上記Bluetooth通信が請求項記載の第1無線通信方式の一例に相当し、ラベルプリンタ3Aが印刷装置の一例に相当し、ラベルプリンタ3Bが第1印刷装置の一例に相当している。またラベルプリンタ3Xは第4印刷装置の他の例に相当し、ラベルプリンタ3XのBT通信制御部208は第5通信インタフェースの他の例に相当している。またラベルプリンタ3A,3Bの機種が第1機種に相当し、ラベルプリンタ3Xの機種が第2機種に相当している。
そして、本変形例では、ラベルプリンタ3Aが、同一機種のラベルプリンタ3Bにおける印刷設定データを、異なる機種のラベルプリンタ3Xの中継により取得する。
本変形例におけるラベルプリンタ3Aの制御回路202の上記CPUが実行する制御内容は、上記図13に示すフローの各手順の処理を、「ラベルプリンタ3E」を「ラベルプリンタ3X」に置き換え、「同じ(異なる)種類のテープを用いるラベルプリンタ3」を「同じ(異なる)機種のラベルプリンタ3」と置き換えて適用すれば足りるため、説明を省略する。
この変形例の場合、同一機種のラベルプリンタ3(この例ではラベルプリンタ3B)がラベルプリンタ3Aからの通信範囲外に存在していた場合であっても、通信範囲内に存在している別機種のラベルプリンタ3Xによる中継の態様で、ラベルプリンタ3BのBT通信制御部208→ラベルプリンタ3XのBT通信制御部208→ラベルプリンタ3AのBT通信制御部208の経路によって、当該ラベルプリンタ3Bの印刷設定データを取得することができる。
(5)その他
なお、以上は、印刷装置として、被印字テープに所望の印刷を行って印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置(ラベルプリンタ3)に対し、本発明を適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、印刷装置の別の例として、バッテリ電源により駆動される携帯用プリンタや、例えばA4、A3、B4、B5サイズ等の通常の被印刷用紙に画像を形成したり文字を印刷するプリンタ等、に対し、本発明を適用してもよい。この場合も同様の効果を得る。
また、以上において、図2、図7等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図5、図9、図10等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 データ処理システム
3A,B,C ラベルプリンタ
3D,E,X ラベルプリンタ
201 WLAN通信制御部
202 制御回路(制御手段)
203 テープ(被印字媒体)
205 印字ヘッド(印刷手段)
208 BT通信制御部
209 搬送装置(印刷手段)
211 メモリ(記憶手段)

Claims (12)

  1. 被印字媒体に対して印刷を行う印刷手段と、
    更新可能な設定項目に係わる印刷設定データを記憶した記憶手段と、
    前記印刷設定データに基づき前記印刷手段を制御する制御手段と、
    第1無線通信方式により情報送受信可能な通信インタフェースと、
    を有する印刷装置であって、
    前記通信インタフェースが、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第1通信インタフェースを備え、複数の設定項目に係わる第1印刷設定データに基づき印刷を行う少なくとも1つの第1印刷装置の、前記第1通信インタフェースに対し情報送受信可能に構成され、
    前記制御手段は、
    所定の第1基準タイミングより更新済みである前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、当該第1印刷装置の前記第1通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する第1データ取得処理;
    前記第1データ取得処理で取得した前記第1印刷設定データを用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する、データ更新処理;
    を実行し、
    前記制御手段は、さらに、
    前記第1無線通信方式と異なる第2無線通信方式により情報送受信可能な第2通信インタフェースを備え、複数の設定項目に係わる第2印刷設定データに基づき印刷を行う少なくとも1つの第2印刷装置の、所定の第2基準タイミングより更新済みである前記第2印刷設定データを取得する第2データ取得処理を実行し、
    前記データ更新処理では、
    前記第1データ取得処理で取得した前記第1印刷設定データ、及び、前記第2データ取得処理で取得した前記第2印刷設定データ、を用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記通信インタフェースは、
    前記第1無線通信方式により前記通信インタフェースと情報送受信可能な第3通信インタフェースを有するとともに、前記第2無線通信方式により前記第2通信インタフェースと情報送受信可能な第4通信インタフェースを有し、複数の設定項目に係わる第3印刷設定データに基づき印刷を行う第3印刷装置の、前記第3通信インタフェースに対し情報送受信可能に構成されており、
    前記第2データ取得処理では、
    前記第2印刷装置の前記第2印刷設定データを、前記第3印刷装置の前記第3通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記データ更新処理でのデータ更新対象となる対象設定項目が、予め定められており、
    前記データ更新処理では、
    前記対象設定項目とされた前記設定項目に係わる前記第1印刷設定データ及び前記第2印刷設定データを用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    タイマー設定による実行タイミングの到来、若しくは、操作手段を介した実行指示の受付、若しくは、前記通信インタフェースを介した印刷ジョブの受信、を契機として、前記第1データ取得処理、前記第2データ取得処理、及び、前記データ更新処理を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4記載の印刷装置において、
    前記タイマー設定による実行タイミングの到来を前記契機とする場合には、
    前記制御手段は、
    前記第1データ取得処理では、
    全ての前記設定項目に係わる前記第1印刷設定データを受信後、その受信されたデータのうち、前記第1基準タイミングより更新済みであるデータを抽出して取得し、
    前記第2データ取得処理では、
    全ての前記設定項目に係わる前記第2印刷設定データを受信後、その受信されたデータのうち、前記第2基準タイミングより更新済みであるデータを抽出して取得する
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項4記載の印刷装置において、
    前記実行指示の受付若しくは前記印刷ジョブの受信を前記契機とする場合には、
    前記制御手段は、さらに、
    前記更新済みである前記第1印刷設定データを要求する第1データ要求指令を前記第1印刷装置に対し出力する第1データ要求処理;
    前記更新済みである前記第2印刷設定データを要求する第2データ要求指令を前記第3印刷装置に対し出力する第2データ要求処理;
    を実行し、
    前記第1データ取得処理では、
    前記第1データ要求処理に応じて前記第1印刷装置から送信された更新済みの前記第1印刷設定データを受信して取得し、
    前記第2データ取得処理では、
    前記第2データ要求処理に応じて前記第3印刷装置から送信された更新済みの前記第2印刷設定データを受信して取得する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記第1データ取得処理で取得された前記第1印刷設定データと、前記第2データ取得処理で取得された前記第2印刷設定データとで、同一の前記設定項目のデータが共通に含まれる場合は、前記データ更新処理では、前記第1印刷設定データ及び前記第2印刷設定データのうち所定の規則性に沿い選択されたデータを用いて、前記更新を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    前記データ更新処理により更新された前記印刷設定データを、前記第1印刷装置及び前記第2印刷装置を含む複数の印刷装置のうち少なくとも1つの印刷装置へ送信する、データ送信処理;
    を実行することを特徴とする印刷装置。
  9. 被印字媒体に対して印刷を行う印刷手段と、
    更新可能な設定項目に係わる印刷設定データを記憶した記憶手段と、
    前記印刷設定データに基づき前記印刷手段を制御する制御手段と、
    第1無線通信方式により情報送受信可能な通信インタフェースと、
    を有する印刷装置であって、
    前記通信インタフェースが、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第1通信インタフェースを備え、複数の設定項目に係わる第1印刷設定データに基づき印刷を行う少なくとも1つの第1印刷装置の、前記第1通信インタフェースに対し情報送受信可能に構成され、
    前記制御手段は、
    所定の第1基準タイミングより更新済みである前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、当該第1印刷装置の前記第1通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する第1データ取得処理;
    前記第1データ取得処理で取得した前記第1印刷設定データを用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する、データ更新処理;
    を実行し、
    前記第1印刷装置に対してデータ送受信が可能な通信範囲の外に位置しており、
    前記通信インタフェースは、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第5通信インタフェースを備えた第4印刷装置の、前記第5通信インタフェースに対してデータ送受信が可能に構成されており、
    前記印刷手段は、第1種類の被印字媒体に対し印刷を行い、
    前記第1印刷装置は、
    前記第1種類の被印字媒体に対し前記第1印刷設定データに基づく印刷を行い、
    前記第4印刷装置は、
    前記第1種類とは異なる第2種類の被印字媒体に対し印刷を行い、
    前記制御手段は、
    前記第1データ取得処理では、前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、前記第4印刷装置の前記第5通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する
    ことを特徴とする印刷装置。
  10. 被印字媒体に対して印刷を行う印刷手段と、
    更新可能な設定項目に係わる印刷設定データを記憶した記憶手段と、
    前記印刷設定データに基づき前記印刷手段を制御する制御手段と、
    第1無線通信方式により情報送受信可能な通信インタフェースと、
    を有する印刷装置であって、
    前記通信インタフェースが、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第1通信インタフェースを備え、複数の設定項目に係わる第1印刷設定データに基づき印刷を行う少なくとも1つの第1印刷装置の、前記第1通信インタフェースに対し情報送受信可能に構成され、
    前記制御手段は、
    所定の第1基準タイミングより更新済みである前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、当該第1印刷装置の前記第1通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する第1データ取得処理;
    前記第1データ取得処理で取得した前記第1印刷設定データを用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する、データ更新処理;
    を実行し、
    前記第1印刷装置に対してデータ送受信が可能な通信範囲の外に位置しており、
    前記通信インタフェースは、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第5通信インタフェースを備えた第4印刷装置の、前記第5通信インタフェースに対してデータ送受信が可能に構成されており、
    前記印刷装置は、第1機種の装置であり、
    前記第1印刷装置は、
    前記第1機種の装置であり、
    前記第4印刷装置は、
    前記第1機種とは異なる第2機種の装置であり、
    前記制御手段は、
    前記第1データ取得処理では、前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、前記第4印刷装置の前記第5通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する
    ことを特徴とする印刷装置。
  11. 被印字媒体に対して印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段を制御する制御手段と、
    第1無線通信方式により情報送受信可能な第1中継インタフェースと、
    前記第1無線通信方式と異なる第2無線通信方式により情報送受信可能な第2中継インタフェースと、
    を有する印刷装置であって、
    前記第2中継インタフェースが、
    前記第2無線通信方式により情報送受信可能な送信側インタフェースを有し、複数の設定項目に係わる送信側印刷設定データに基づき印刷を行う送信側印刷装置の、前記送信側インタフェースに対し情報送受信可能に構成されており、
    前記第1中継インタフェースが、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な受信側インタフェースを有し、複数の設定項目に係わる受信側印刷設定データに基づき印刷を行う受信側印刷装置の、前記受信側インタフェースに対し情報送受信可能に構成され、
    前記制御手段は、
    所定の基準タイミングより更新済みである前記送信側印刷装置の前記送信側印刷設定データを、当該送信側印刷装置の前記送信側インタフェースから前記第2中継インタフェースを介して受信する中継受信処理;
    前記中継受信処理で受信され取得した前記送信側印刷設定データを、前記第1中継インタフェースから前記受信側印刷装置の前記受信側インタフェースへ送信する中継送信処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  12. 被印字媒体に対して印刷を行う印刷手段、複数の設定項目に係わる印刷設定データを記憶した記憶手段、前記印刷設定データに基づき前記印刷手段を制御する制御手段、及び、第1無線通信方式により情報送受信可能な通信インタフェース、を有する印刷装置と、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第1通信インタフェースを有し、複数の設定項目に係わる第1印刷設定データに基づき印刷を行う第1印刷装置と、
    前記第1無線通信方式により情報送受信可能な第3通信インタフェース、及び、前記第1無線通信方式と異なる第2無線通信方式により情報送受信可能な第4通信インタフェース、を有し、複数の設定項目に係わる第3印刷設定データに基づき印刷を行う第3印刷装置と、
    前記第2無線通信方式により情報送受信可能な第2通信インタフェースを有し、複数の設定項目に係わる第2印刷設定データに基づき印刷を行う第2印刷装置と、
    を有するデータ処理システムであって、
    前記印刷装置の前記通信インタフェースは、
    前記第1印刷装置の前記第1通信インタフェース、及び、前記第3印刷装置の前記第3通信インタフェース、に対し情報送受信可能に構成され、
    前記第3印刷装置の前記第4通信インタフェースは、前記第2印刷装置の前記第2通信インタフェースに対し情報送受信可能に構成されており、
    前記印刷装置の前記制御手段は、
    所定の第1基準タイミングより更新済みである前記第1印刷装置の前記第1印刷設定データを、当該第1印刷装置の前記第1通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する第1データ取得処理;
    を実行し、
    前記第3印刷装置の制御手段は、
    所定の第2基準タイミングより更新済みである前記第2印刷装置の前記第2印刷設定データを、当該第2印刷装置の前記第2通信インタフェースから前記第4通信インタフェースを介して受信する中継受信処理;
    を実行し、
    前記印刷装置の前記制御手段は、
    所定の第2基準タイミングより更新済みである前記第2印刷装置の前記第2印刷設定データを、前記第3印刷装置の前記第3通信インタフェースから前記通信インタフェースを介して取得する第2データ取得処理;
    前記第1データ取得処理で取得した前記第1印刷設定データ、及び、前記第2データ取得処理で取得した前記第2印刷設定データ、を用いて、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定データを更新する、データ更新処理;
    を実行する
    ことを特徴とするデータ処理システム。
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