JP7283164B2 - ダイヤフラム型圧縮機、冷却ユニット、プロジェクター、記録装置及び三次元造形物製造装置 - Google Patents

ダイヤフラム型圧縮機、冷却ユニット、プロジェクター、記録装置及び三次元造形物製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、ダイヤフラム型圧縮機、冷却ユニット、プロジェクター、記録装置及び三次元造形物製造装置に関する。
従来から、ダイヤフラムと、該ダイヤフラムを押圧することで流体を流入及び流出することが可能な圧縮部と、を備える、様々なダイヤフラム型圧縮機が使用されている。例えば、特許文献1には、ダイヤフラムとポンプ室とを有し、ダイヤフラムを往復運動させて流体を移送するダイヤフラムポンプが開示されている。
特開2002-106468号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるダイヤフラムポンプなど、従来のダイヤフラム型圧縮機では、流体を効果的に圧縮することができなかった。また、ダイヤフラムと流体が圧縮される圧縮室とを有する構造体を単純に2以上連結させるだけでは、流体を効果的に移動させることができても流体を効果的に圧縮することができない場合があるうえ、装置全体が大型化してしまう。
上記課題を解決するための本発明のダイヤフラム型圧縮機は、押圧部と、ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと一部で離間し一部で接合されている基板と、を備えた構造体と、を含み、前記押圧部は、前記ダイヤフラムの前記基板とは反対側に配置され、前記ダイヤフラムと前記基板との間の離間部分は流体が流れる流路の一部であり、2以上の前記構造体の各々の前記流路が直列に配置されることを特徴とする。
本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機のプロジェクターでの使用例を表す概略図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機を使用可能な記録装置の例を表す概略図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機の記録装置での使用例を表す概略図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機を使用可能な三次元造形装置の例を表す概略図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機の三次元造形装置での使用例を表す概略図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機を表す正面断面図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機の圧縮ユニットを表す正面断面図。 本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機の圧縮ユニットを表す斜視断面図。 本発明の実施例2に係るダイヤフラム型圧縮機を表す正面断面図。 本発明の実施例3に係るダイヤフラム型圧縮機を表す斜視図。 図10とは異なる角度から見た、本発明の実施例3に係るダイヤフラム型圧縮機を表す斜視図。 本発明の実施例4に係るダイヤフラム型圧縮機を表す正面断面図。
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様のダイヤフラム型圧縮機は、押圧部と、ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと一部で離間し一部で接合されている基板と、を備えた構造体と、を含み、前記押圧部は、前記ダイヤフラムの前記基板とは反対側に配置され、前記ダイヤフラムと前記基板との間の離間部分は流体が流れる流路の一部であり、2以上の前記構造体の各々の前記流路が直列に配置されることを特徴とする。
本態様によれば、2以上の構造体により効果的に流体を圧縮できる。また、2以上の構造体の各々の流路が直列に配置される一つの部材であることで、装置の小型化が可能になる。したがって、小型で流体を効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機とすることができる。
本発明の第2の態様のダイヤフラム型圧縮機は、前記構造体で圧縮された流体を収容するバッファー室を備え、前記バッファー室は、弁を介して2以上の前記構造体の前記離間部分の各々と接続されていることを特徴とする。
本態様によれば、構造体で圧縮された流体を収容するバッファー室を備え、該バッファー室においても流体を圧縮できるので、流体を特に効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機とすることができる。
本発明の第3の態様のダイヤフラム型圧縮機は、前記第2の態様において、前記バッファー室は、2以上の前記構造体が直列に配置される方向と交差する方向から見て、2以上の前記構造体の前記離間部分のうちのいずれか1つと、オーバーラップしていることを特徴とする。
本態様によれば、バッファー室は、2以上の構造体が直列に配置される方向と交差する方向から見て、2以上の構造体の離間部分のうちのいずれか1つと、オーバーラップしている。このため、特に効果的に装置の小型化が可能になる。
本発明の第4の態様のダイヤフラム型圧縮機は、前記第2または第3の態様において、前記ダイヤフラムが形成される第1板部と、前記バッファー室が形成される第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間に前記ダイヤフラムを前記押圧部が押圧することで圧縮される圧縮室と前記バッファー室とを繋ぐ経路が形成される第3板部と、を備え、前記第3板部は、前記第1板部及び前記第2板部よりも剛性が高いことを特徴とする。
本態様によれば、ダイヤフラムが形成される第1板部とバッファー室が形成される第2板部との間に剛性の高い第3板部を設けることにより、ダイヤフラム型圧縮機の性能を低下させることなくダイヤフラム型圧縮機を高剛性にすることができる。
本発明の第5の態様のダイヤフラム型圧縮機は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記押圧部は、2以上の前記構造体の各々の前記ダイヤフラムを跨ぐ押圧力伝達板が配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、押圧部は、2以上の構造体の各々のダイヤフラムを跨ぐ押圧力伝達板が配置されている。このため、2以上のダイヤフラムを同期して押圧できるので、ダイヤフラムの押圧制御を簡単にすることができる。
本発明の第6の態様のダイヤフラム型圧縮機は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、2以上の前記構造体の各々の前記離間部分の容積は、大きさが異なることを特徴とする。
本態様によれば、離間部分の容積を異ならせることで、ダイヤフラム型圧縮機の設置場所や求められる性能などに応じて、2以上の構造体を最適化できる。
本発明の第7の態様の冷却ユニットは、前記第1から第6のいずれか1つの態様のダイヤフラム型圧縮機と、流体の放熱部と、流体の熱交換部と、流体の膨張部と、を備え、前記ダイヤフラム型圧縮機が前記熱交換部と前記放熱部との間に配置されることを特徴とする。
本態様によれば、小型で流体を効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機を備えるので、小型で高性能の冷却ユニットとすることができる。
本発明の第8の態様のプロジェクターは、光源と、光を吸収するパネルと、熱交換媒体と、前記第7の態様の冷却ユニットと、を備え、前記熱交換媒体は、前記光源及び前記パネルの一方と前記熱交換部との間に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、小型で流体を効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機を備えるので、小型で高性能のプロジェクターとすることができる。
本発明の第9形態の記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドと接続される電子回路基板と、熱交換媒体と、前記第7の態様の冷却ユニットと、を備え、前記熱交換媒体は、前記記録ヘッド及び前記電子回路基板の一方と前記熱交換部との間に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、小型で流体を効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機を備えるので、小型で高性能の記録装置とすることができる。
本発明の第10の態様の三次元造形物製造装置は、三次元造形物の構成材料となる原料を収容するホッパーと、前記原料を溶融する溶融部と、前記ホッパーから前記溶融部に前記原料を供給する供給経路と、熱交換媒体と、前記第7の態様の冷却ユニットと、を備え、前記熱交換媒体は、前記供給経路と前記熱交換部との間に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、小型で流体を効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機を備えるので、小型で高性能の三次元造形物製造装置とすることができる。
以下に、本発明の一実施例に係るダイヤフラム型圧縮機について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1](図1から図10)
本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機1について説明する。
<プロジェクター>
最初に、図1を参照して、本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機1を使用している装置の一例であるプロジェクター100について説明する。
図1で表されるプロジェクター100は、光源114、蛍光体111及びダイクロイックミラー113などを備える光源ユニット102を備えている。また、赤色光用の光学素子112a、緑色光用の光学素子112b及び青色光用の光学素子112cを有するパネル112、並びに、投射レンズ104などを備える光学素子ユニット103を備えている。また、光源ユニット102及び光学素子ユニット103を冷却するための冷却ユニット101を備えている。ここで、パネル112は、光源114から照射される光を吸収する光学素子である。
冷却ユニット101は、詳細は後述する本実施例のダイヤフラム型圧縮機1、熱交換部107、冷媒である流体の膨張部108及び放熱部としての蒸発器106などを備えており、1次冷媒管109を1次冷媒が方向Fに流れるよう構成されている。そして、このような構成をしていることにより、冷却ユニット101は、被冷却物である光源ユニット102及び光学素子ユニット103、すなわち、光源114及びパネル112を冷却することができる。
1次冷媒は、ダイヤフラム型圧縮機1で圧縮され、昇温する。ここで、ダイヤフラム型圧縮機1に流入する1次冷媒は低圧の気体であり、ダイヤフラム型圧縮機1から流出する1次冷媒は高圧の気体である。
ダイヤフラム型圧縮機1で圧縮された1次冷媒は、熱交換部107で所定の温度に冷却される。ここで、熱交換部107で冷却された1次冷媒は、高圧の液体である。
熱交換部107で冷却された1次冷媒は、膨張部108で膨張させられ、温度が低下する。ここで、膨張部108で膨張させられた1次冷媒は、低圧の液体である。
蒸発器106では、該蒸発器106の内部で1次冷媒を液体から気体に変化させ、蒸発器106の内部の熱を吸収する。ここで、光源ユニット102、光学素子ユニット103及び冷却ユニット101は2次冷媒管110で接続されており、送液ポンプ105により2次冷媒が2次冷媒管110を循環する構成になっている。すなわち、熱交換媒体としての2次冷媒及び2次冷媒管110が光源114及びパネル112と熱交換部107との間に設けられている。そして、冷却ユニット101の蒸発器106の内部で1次冷媒管109と2次冷媒管110とが並んで配置されている。蒸発器106はこのような内部構成になっているので、1次冷媒を液体から気体に変化させることで低温となった蒸発器106の内部で2次冷媒は冷却される。冷却された2次冷媒が光源ユニット102及び光学素子ユニット103を循環することで、光源ユニット102及び光学素子ユニット103は冷却される。
このように、熱交換部107は、光源114及びパネル112からの熱を受け取り可能に構成されている。このように、熱交換部107が光源114及びパネル112の少なくとも一方からの熱を受け取り可能に構成されることで、小型で高性能のプロジェクターとすることができる。
<記録装置>
次に、本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機1を使用している装置の一例である記録装置200を図2及び図3を参照して説明する。なお、記録装置200で使用されている冷却ユニット101は、図1の冷却ユニット101と同様の構成であるため、冷却ユニット101の詳細な説明は省略する。
図2に示すように、記録装置200は、四角箱状の本体212を有しており、本体212の中央領域には、キャリッジ213が、図2における主走査方向Aに沿って延びるように架設されたガイド主軸214に案内されて、主走査方向Aに往復移動自在に設けられている。
図2に示すように、本体212の中央領域にはキャリッジ213と対向する下側位置に、長尺板状の媒体支持部としてのプラテン215がその長手方向が主走査方向と平行となる状態で配置されている。記録装置200の前面の下部には、給紙用のカセット216が、前面側が開口するように本体212に形成された凹状の被装着部212Aに挿抜可能な状態で装着されている。また、本体212の右端部前面を覆っているカバー212Bの内側には、複数個のインクカートリッジ217が装填されている。
各インクカートリッジ217のインクは、フレキシブル配線板218に付設された図示しない複数本のインク供給チューブを通じてキャリッジ213にそれぞれ供給され、図3で表されるようにキャリッジ213の下部に設けられた記録ヘッド219からインク滴が吐出される。なお、記録ヘッド219には、インクを吐出させるための圧力をインクに付与する加圧素子(圧電素子、静電素子、発熱素子等)がノズル毎に内蔵され、加圧素子に所定の電圧が印加されることで対応するノズルからインク滴が吐出される構成となっている。
記録時は、カセット216から被記録媒体が給紙され、プラテン215上に位置する被記録媒体に対して、キャリッジ213と共に主走査方向Aへ移動する過程の記録ヘッド219からインク滴が吐出されることにより、1ライン分の記録が施される。こうしてキャリッジ213の一走査による記録動作と、次行までの搬送方向Bへの被記録媒体の搬送動作とが交互に繰り返されることにより、被記録媒体に対する記録が進められる。また、本体212の左端前面下部には、電源スイッチを含む各種の操作スイッチ220が設けられている。なお、記録に伴い、記録ヘッド219及び記録ヘッド219に駆動信号を送る電子回路基板211は、昇温する。記録ヘッド219が昇温すると、ノズルを含む記録ヘッド219内でのインク供給路におけるインクの性状が変わり、吐出性能が低下する虞がある。また、電子回路基板211が昇温すると、駆動信号の誤送信などをする虞がある。
そこで、図3で表されるように、キャリッジ213には、図1のプロジェクター100と同様、冷却ユニット101と、送液ポンプ105と、2次冷媒管110と、が設けられている。ここで、熱交換媒体としての2次冷媒及び2次冷媒管110が記録ヘッド219及び電子回路基板211と熱交換部107との間に設けられている。キャリッジ213には記録ヘッド219と該記録ヘッド219と接続された電子回路基板211とを備えるヘッドユニット210が設けられているが、冷却ユニット101の熱交換部107は、記録ヘッド219及び電子回路基板211からの熱を受け取り可能に構成されている。このように、熱交換部107が記録ヘッド219及び電子回路基板211の少なくとも一方からの熱を受け取り可能に構成されていることで、小型で高性能の記録装置とすることができる。
<三次元造形物製造装置>
次に、本発明の実施例1に係るダイヤフラム型圧縮機1を使用している装置の一例である三次元造形物製造装置300を図4及び図5を参照して説明する。なお、記録装置200で使用されている冷却ユニット101は、図1の冷却ユニット101と同様の構成であるため、冷却ユニット101の詳細な説明は省略する。ここで、図4及び図5中のX方向は水平方向であり、Y方向は水平方向であるとともにX方向と直交する方向である。また、Z方向は鉛直方向である。
なお、本明細書における「三次元造形」とは、いわゆる立体造形物を形成することを示すものであって、例えば、平板状、例えば1層分の層で構成される形状のように、いわゆる二次元形状の形状であっても厚さを有する形状を形成することも含まれる。
図4で表されるように、三次元造形物製造装置300は、三次元造形物を構成する構成材料(原料)としてのペレット319を収容するホッパー302を備えている。ホッパー302に収容されたペレット319は、供給経路303を介して、略円柱状のフラットスクリュー304の円周面304aに供給される。
フラットスクリュー304の底面には、円周面304aから中央部分304cまで至る螺旋状の切欠き304bが形成されている。このため、フラットスクリュー304をモーター306でZ方向に沿う方向を回転軸として回転させることにより、ペレット319が円周面304aから中央部分304cまで送られる。
フラットスクリュー304の底面と対向する位置には、バレル305が所定の間隔を有して設けられている。そして、バレル305の上面近傍には、ヒーター307及びヒーター308が設けられている。フラットスクリュー304とバレル305とがこのような構成をしていることにより、フラットスクリュー304を回転させることで、フラットスクリュー304の底面とバレル305の上面との間に形成される切欠き304bによる空間部分320にペレット319は供給され、円周面304aから中央部分304cに移動する。なお、ペレット319が切欠き304bによる空間部分320を移動する際、ペレット319は、ヒーター307及びヒーター308の熱により溶融すなわち可塑化され、また、狭い空間部分320を移動することに伴う圧力で加圧される。こうして、ペレット319が可塑化されることで、流動性の構成材料がノズル310aから射出される。
平面視でバレル305の中央部分には、溶融したペレット319である構成材料の移動経路305aが形成されている。移動経路305aは、構成材料を射出する射出部310のノズル310aと繋がっている。
射出部310は、流体状態の構成材料をノズル310aから連続的に射出することが可能な構成になっている。なお、射出部310には、構成材料を所望の粘度にするためのヒーター309が設けられている。射出部310から射出される構成材料は、線形の形状で射出される。そして、射出部310から線状に構成材料を射出することで構成材料の層を形成する。
図4の三次元造形物製造装置300では、ホッパー302、供給経路303、フラットスクリュー304、バレル305、モーター306及び射出部310などで射出ユニット321を形成している。なお、本実施例の三次元造形物製造装置300は、構成材料を射出する射出ユニット321を1つ備える構成であるが、構成材料を射出する射出ユニット321を複数備える構成としてもよい。
また、三次元造形物製造装置300は、射出ユニット321から射出されることで形成される層を載置するためのステージユニット322を備えている。ステージユニット322は、実際に層が載置されるプレート311を備えている。また、ステージユニット322は、プレート311が載置され、第1駆動部315を駆動することによりY方向に沿って位置を変更可能な第1ステージ312を備えている。また、ステージユニット322は、第1ステージ312が載置され、第2駆動部316を駆動することによりX方向に沿って位置を変更可能な第2ステージ313を備えている。そして、ステージユニット322は、第3駆動部317を駆動することによりZ方向に沿って第2ステージ313の位置を変更可能な基体部314を備えている。
また、三次元造形物製造装置300は、射出ユニット321の各種駆動及びステージユニット322の各種駆動を制御する、制御ユニット318と電気的に接続されている。
さらに、三次元造形物製造装置300は、供給経路303を冷却するための供給経路冷却部323を備えている。供給経路冷却部323は、ヒーター307、ヒーター308及びヒーター309などによる熱が供給経路303を加熱し、供給経路303のペレット319が溶融して供給経路303におけるペレット319の供給不良を生じる、ということを抑制するために供給経路303を冷却するための装置である。
図5で表されるように、供給経路冷却部323は、図1のプロジェクター100や図2のキャリッジ213と同様、冷却ユニット101と、送液ポンプ105と、2次冷媒管110と、が設けられている。2次冷媒管110は、供給経路303の近傍に配置されており、冷却ユニット101の熱交換部107は、供給経路303からの熱を受け取り可能に構成されている。すなわち、熱交換媒体としての2次冷媒及び2次冷媒管110が供給経路303と熱交換部107との間に設けられている。このように、冷却ユニット101の熱交換部107が供給経路303からの熱を受け取り可能に構成されていることで、小型で高性能の三次元造形物製造装置とすることができる。
<ダイヤフラム型圧縮機>
次に、図6から図8を参照して、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1の構成について詳細に説明する。なお、図6から図8においては、構造の概要が分かり易いように一部の構成部材を簡略化して表すなど実際の形状とは異ならせて表している場合がある。
図6で表されるように、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、外壁部21を備え、該外壁部21の内部に、ダイヤフラム11を有する圧縮ユニット10と、ダイヤフラム11を押圧する押圧部22を有する押圧ユニット20と、を備えている。なお、本実施例の押圧部22はピエゾ素子であり、電圧を印加することで変形してダイヤフラム11を押圧方向Pに押圧可能な構成となっている。ただし、押圧部22はピエゾ素子を有するものに限定されない。
本実施例の圧縮ユニット10は、図6から図8で表されるように、2つのダイヤフラム11及び2つの圧縮室としてのチャンバー14が形成された第1板部12と、バッファー室15、吸入口16及び吐出口17が形成された第2板部13と、第1板部12と第2板部13との間に形成された第3板部30と、を備えている。第1板部12は、2つのダイヤフラム11が形成された第1板状部材12aと、該第1板状部材12aとともに2つのチャンバー14を形成する第2板状部材12bと、を有している。また、第2板部13は、図7及び図8で表されるように、吸入口16と2つのチャンバー14のうちのチャンバー14Aとを繋ぐ流体経路16b、2つのチャンバー14のうちのチャンバー14Bと吐出口17とを繋ぐ流体経路17b、を有している。そして、第3板部30は、図7及び図8で表されるように、吸入口16とチャンバー14Aとを繋ぐ流体経路16b、チャンバー14Aとバッファー室15とを繋ぐ流体経路18を開閉する弁18a、バッファー室15とチャンバー14Bとを繋ぐ流体経路19、チャンバー14Bと吐出口17とを繋ぐ流体経路17bを開閉する弁17a、を有している。なお、図7及び図8で表されるように、第2板状部材12bには、流体経路16b開閉する弁16aと、流体経路19開閉する弁19aと、が設けられている。
そして、本実施例の圧縮ユニット10は、図6から図8で表されるように、2つのダイヤフラム11のうちのダイヤフラム11Aとチャンバー14Aとを含む構造体10Aと、2つのダイヤフラム11のうちのダイヤフラム11Bとチャンバー14Bとを含む構造体10Bと、が一体的に直列に並べられて1のユニットとして形成されている。
また、本実施例の押圧ユニット20は、図6で表されるように、押圧部22として、ダイヤフラム11Aを押圧可能な押圧部22Aと、ダイヤフラム11Bを押圧可能な押圧部22Bと、を備えている。本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、2つの押圧部22を押圧方向Pに移動させて2つのダイヤフラム11を押圧することで、流体である冷媒を効果的に圧縮する。具体的には、押圧部22Aによりダイヤフラム11Aを押圧及び押圧解除することで、冷媒を吸入口16から吸入し、チャンバー14Aに導入する。さらに、押圧部22Aによりダイヤフラム11Aを押圧することで、チャンバー14Aからバッファー室15に冷媒を導入する。そして、押圧部22Bによりダイヤフラム11Bを押圧及び押圧解除することで、冷媒をバッファー室15からチャンバー14Bに導入する。そして、押圧部22Bによりダイヤフラム11Bを押圧することで、チャンバー14Bから吐出口17を介して冷媒を吐出する。なお、本実施例の押圧ユニット20においては、押圧部22A及び押圧部22Bの押圧方向Pへの移動は同期して行われる。また、これらの動作に伴い、冷媒はチャンバー14A及びチャンバー14Bにおいて圧縮されるが、バッファー室15においても冷媒は圧縮される。
ここで一旦まとめると、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、ダイヤフラム11と流体が圧縮される圧縮室としてのチャンバー14とを有する構造体を構造体10A及び構造体10Bと2つ備え、2つの構造体が直列に配置される1のユニットとして形成されている。
別の表現をすると、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、押圧部22と、ダイヤフラム11と、ダイヤフラム11と一部で離間し一部で接合されている基板である第2板部13及び第3板部30と、を備えた構造体10A及び10Bと、を含み、押圧部22は、ダイヤフラム11の第2板部13及び第3板部30とは反対側に配置され、ダイヤフラム11と第2板部13及び第3板部30との間の離間部分(流体経路16b、流体経路17b、流体経路18及び流体経路19)は流体が流れる流路の一部を構成し、2以上の構造体10A及び10Bの各々の流路が直列に配置されている。本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、このような構成であるため、2以上の構造体10A及び10Bにより効果的に流体である冷媒を圧縮できる。また、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、2以上の構造体10A及び10Bの各々の流路が直列に配置される一つの部材であることで、装置の小型化が可能になっている。したがって、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、小型で流体を効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機となっている。
なお、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、2つの構造体10A及び10Bを備える構成であるが、構造体を3つ以上備え、これら3つ以上の構造体が直列に配置される1のユニットとして形成されている構成であってもよい。
また、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、構造体10A及び10Bで圧縮された流体を収容するバッファー室15を備えている。バッファー室15は、弁18a及び19aを介して2つの構造体10A及び10Bの圧縮室であるチャンバー14A及び14Bの各々と接続されている。そして、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、2つの構造体10A及び10Bとバッファー室15とを含む1のユニットを形成している。すなわち、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、弁18a及び19aを介してチャンバー14A及びチャンバー14Bの各々と接続され構造体10Aで圧縮された流体を収容するバッファー室15を備え、該バッファー室15においても流体を圧縮できる構成となっている。このため、流体を特に効果的に圧縮可能なダイヤフラム型圧縮機となっている。
また、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1においては、図6から図8で表されるように、バッファー室15は、2以上の構造体10A及び10Bが直列に配置される方向と交差する方向である押圧方向Pから見て、2以上の構造体10A及び10Bの離間部分のうちの流体経路18及び流体経路19と、オーバーラップしている。このため、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、特に効果的に装置の小型化を可能にしている。
また、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1においては、図6から図8で表されるように、チャンバー14A及び14Bのダイヤフラム11側の面は共に曲面状となっている。チャンバー14のダイヤフラム11側の面が曲面状となっていることで、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、押圧された際のチャンバー14にできる隙間を小さくでき、チャンバー14を効果的に押圧でき、流体を特に効果的に圧縮可能となっている。
なお、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1においては、構造体10A及び10Bの各々の離間部分の容積は異なっている。離間部分の容積を異ならせることで、ダイヤフラム型圧縮機1の設置場所や求められる性能などに応じて、2以上の構造体10A及び10Bを最適化できる。
また、上記のように、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、ダイヤフラム11及びチャンバー14が形成される第1板部12と、バッファー室15が形成される第2板部13と、第1板部12と第2板部13との間にチャンバー14とバッファー室15とを繋ぐ経路である流体経路18及び19が形成される第3板部30と、を備えている。ここで、本実施例の第3板部30は、金属製であり、樹脂製の第1板部12及び第2板部13よりも剛性が高くなっている。例えば、第1板部12はダイヤフラム11を有するので高剛性にするのが難しい。しかしながら、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1のように、第3板部30を第1板部12及び第2板部13よりも高剛性とすることで、ダイヤフラム型圧縮機1の性能を低下させることなくダイヤフラム型圧縮機1を高剛性にすることができる。また、本実施例においては、第1板部12及び第3板部30、並びに、第2板部13及び第3板部30は、共に、接着剤により接着されているが、このような構成の場合、第3板部30を第1板部12及び第2板部13よりも高剛性とすることで、第1板部12及び第3板部30、並びに、第2板部13及び第3板部30の剥がれを抑制できる。
なお、上記のように、本実施例の押圧ユニット20においては、押圧部22A及び押圧部22Bの押圧方向Pへの移動は同期して行われる。すなわち、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、ダイヤフラム11を押圧する2つの押圧部22を備え、押圧部22は、2つのダイヤフラム11を同期して押圧することが可能に構成されている。本実施例のダイヤフラム型圧縮機1のように、2以上のダイヤフラム11を同期して押圧する構成とすることで、ダイヤフラム11の押圧制御を簡単にすることができる。また、上記のように本実施例においては、第1板部12及び第3板部30は接着剤により接着されているが、このような構成の場合、押圧部22A及び押圧部22Bの移動を同期させることで、構造体10A及び構造体10Bの動作の偏りを抑制でき、第1板部12及び第3板部30の剥がれを抑制できる。
[実施例2](図9)
次に、本発明の実施例2に係るダイヤフラム型圧縮機1について図9を参照して説明する。なお、図9は、実施例1のダイヤフラム型圧縮機1における図6に対応する図である。また、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
実施例1のダイヤフラム型圧縮機1においては、2以上のダイヤフラム11を同期して押圧する押圧部22を複数備えていた。一方、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、図9で表されるように、押圧部22を1つだけ備えており、押圧部22とダイヤフラム11A及びダイヤフラム11Bとの間の位置に、押圧部22からの押圧力を各々のダイヤフラム11に同時に伝える押圧力伝達板31を備えている。すなわち、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1においては、押圧部22は、2以上の構造体10A及び10Bの各々のダイヤフラム11A及び11Bを跨ぐ押圧力伝達板31が配置されている。このため、2以上のダイヤフラム11を同期して押圧できるので、ダイヤフラム11の押圧制御を簡単にすることができる。また、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1のように、1つの押圧部22を用いる構成とすることで、低コスト化が可能になるとともに、ダイヤフラム11の押圧制御を特に簡単にすることができる。また、押圧部22を大きく構成することができるので、変位量を大きくでき、流体を特に効果的に圧縮可能となる。
[実施例3](図10及び図11)
次に、本発明の実施例3に係るダイヤフラム型圧縮機1について図10及び図11を参照して説明する。また、上記実施例1及び実施例2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
図10及び図11で表されるように、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、2つの構造体10A及び10Bが直列に配置される圧縮ユニット10を備えている。また、本実施例のダイヤフラム型圧縮機1は、電圧が印加されることで伸縮方向Eに伸縮するアクチュエーター2を有するとともに圧縮ユニット10に形成されたダイヤフラム11を押圧方向Pに押圧可能な押圧部22を有する押圧ユニット20を備えている。具体的には、電圧が印加されてアクチュエーター2が伸縮方向Eに伸びると、押圧ユニット20は伸縮方向Eに伸びるとともに押圧方向Pにおいて縮み、押圧部22のうちのダイヤフラム押圧部22aが構造体10Aのダイヤフラム11A及び構造体10Bのダイヤフラム11Bを押圧する。
圧縮ユニット10は、図11で表されるように、構造体10Aに吸入口16が形成され、構造体10Bに吐出口17が形成されている。なお、圧縮ユニット10の内部構成は、実施例1のダイヤフラム型圧縮機1と同様の構成となっている。また、圧縮ユニット10は、ダイヤフラム11Aと不図示のチャンバー14とを有する構造体10Aと、ダイヤフラム11Bと不図示のチャンバー14とを有する構造体10Bと、を備えている。そして、圧縮ユニット10は、2つの構造体10A及び10Bが直列に配置される1のユニットとして形成されている。
押圧ユニット20は、図10及び図11で表されるように、圧縮ユニット10を内側に収容可能な筒形状をしている。そして、第1板部12側であってダイヤフラム11A及びダイヤフラム11Bと接触する位置に押圧部22のうちのダイヤフラム押圧部22aが設けられ、第2板部13側であって該第2板部13と接触する位置に押圧部22のうちの第2板部押さえ部22bが設けられている。また、押圧ユニット20は、押圧部22の長手方向の両端部に、押圧部22の長手方向と交差する方向である伸縮方向Eを長手方向として該伸縮方向Eに伸縮可能なアクチュエーター2a及び2bを備えている。
押圧ユニット20は、このような構成をしていることにより、アクチュエーター2a及び2bに電圧が印加され、アクチュエーター2a及び2bが伸縮方向Eに伸縮することにより圧縮ユニット10の全体が伸縮方向Eだけでなく押圧方向Pにおいても変形する。そして、圧縮ユニット10の全体が押圧方向Pに変形することで、第2板部押さえ部22bが第2板部13を押さえた状態でダイヤフラム押圧部22aがダイヤフラム11A及び11Bを押圧する。
[実施例4](図12)
次に、本発明の実施例4に係るダイヤフラム型圧縮機1について図12を参照して説明する。また、上記実施例1から実施例3と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
実施例1のダイヤフラム型圧縮機1は、チャンバー14A及び14Bのダイヤフラム11側の面は曲面状であった。しかしながら、図12で表される本実施例のダイヤフラム型圧縮機1のように、チャンバー14A及び14Bのダイヤフラム11側の面は平面状であってもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。例えば、本発明のダイヤフラム型圧縮機1を、プロジェクター100、記録装置200及び三次元造形物製造装置300以外にも、ロボットなど他の様々な装置に適用できる。また、上記実施例1から実施例3の押圧ユニット20とは全く異なる構成の押圧ユニット20を備えていてもよい。
1…ダイヤフラム型圧縮機、2…アクチュエーター、2a…アクチュエーター、
2b…アクチュエーター、10…圧縮ユニット、10A…構造体、
10B…構造体、11…ダイヤフラム、11A…ダイヤフラム、
11B…ダイヤフラム、12…第1板部、12a…第1板状部材、
12b…第2板状部材、13…第2板部(基板)、14…チャンバー(圧縮室)、
14A…チャンバー(圧縮室)、14B…チャンバー(圧縮室)、15…バッファー室、
16…吸入口、16a…弁、16b…流体経路、17…吐出口、17a…弁、
17b…流体経路、18…流体経路、18a…弁、19…流体経路、19a…弁、
20…押圧ユニット、21…外壁部、22…押圧部、22A…押圧部、
22B…押圧部、22a…ダイヤフラム押圧部、22b…第2板部押さえ部、
30…第3板部(基板)、31…押圧力伝達板、100…プロジェクター、
101…冷却ユニット、102…光源ユニット、103…光学素子ユニット、
104…投射レンズ、105…送液ポンプ、106…蒸発器(放熱部)、
107…熱交換部、108…膨張部、109…1次冷媒管、
110…2次冷媒管(熱交換媒体)、111…蛍光体、112…パネル、
112a…赤色光用の光学素子、112b…緑色光用の光学素子、
112c…青色光用の光学素子、113…ダイクロイックミラー、114…光源、
200…記録装置、210…ヘッドユニット、211…電子回路基板、
212A…被装着部、212B…カバー、213…キャリッジ、214…ガイド主軸、
215…プラテン、216…カセット、217…インクカートリッジ、
218…フレキシブル配線板、219…記録ヘッド、220…操作スイッチ、
300…三次元造形物製造装置、302…ホッパー、303…供給経路、
304…フラットスクリュー、304a…円周面、304b…切欠き、
304c…中央部分、305…バレル、305a…移動経路、306…モーター、
307…ヒーター、308…ヒーター、309…ヒーター、310…射出部、
310a…ノズル、311…プレート、312…第1ステージ、
313…第2ステージ、314…基体部、315…第1駆動部、316…第2駆動部、
317…第3駆動部、318…制御ユニット、319…ペレット、320…空間部分、
321…射出ユニット、322…ステージユニット、323…供給経路冷却部

Claims (9)

  1. 押圧部と、
    ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと一部で離間し一部で接合されている基板と、を備えた構造体と、を含み、
    前記押圧部は、前記ダイヤフラムの前記基板とは反対側に配置され、
    前記ダイヤフラムと前記基板との間の離間部分は流体が流れる流路の一部であり、
    2以上の前記構造体の各々の前記流路が直列に配置され
    前記押圧部は、2以上の前記構造体の各々の前記ダイヤフラムを押圧する第1押圧部と、前記第1押圧部が設けられる側とは反対側から前記基板と接触して前記基板を押さえる第2押圧部と、を有することを特徴とするダイヤフラム型圧縮機。
  2. 請求項1に記載のダイヤフラム型圧縮機において、
    前記構造体で圧縮された流体を収容するバッファー室を備え、
    前記バッファー室は、弁を介して2以上の前記構造体の前記離間部分の各々の一部と接続されていることを特徴とするダイヤフラム型圧縮機。
  3. 請求項2に記載のダイヤフラム型圧縮機において、
    前記バッファー室は、2以上の前記構造体が直列に配置される方向と交差する方向から見て、2以上の前記構造体の前記離間部分のうちのいずれか1つと、オーバーラップしていることを特徴とするダイヤフラム型圧縮機。
  4. 請求項2または3に記載のダイヤフラム型圧縮機において、
    前記ダイヤフラムが形成される第1板部と、前記バッファー室が形成される第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間に前記ダイヤフラムを前記押圧部が押圧することで圧縮される圧縮室と前記バッファー室とを繋ぐ経路が形成される第3板部と、を備え、
    前記第3板部は、前記第1板部及び前記第2板部よりも剛性が高いことを特徴とするダイヤフラム型圧縮機。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のダイヤフラム型圧縮機において、
    2以上の前記構造体の各々の前記離間部分の容積は、大きさが異なることを特徴とするダイヤフラム型圧縮機。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載のダイヤフラム型圧縮機と、
    流体の放熱部と、
    流体の熱交換部と、
    流体の膨張部と、を備え、
    前記ダイヤフラム型圧縮機が前記熱交換部と前記放熱部との間に配置されることを特徴とする冷却ユニット。
  7. 光源と、
    光を吸収するパネルと、
    熱交換媒体と、
    請求項に記載の冷却ユニットと、
    を備え、
    前記熱交換媒体は、前記光源及び前記パネルの一方と前記熱交換部との間に設けられることを特徴とするプロジェクター。
  8. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドと接続される電子回路基板と、
    熱交換媒体と、
    請求項に記載の冷却ユニットと、
    を備え、
    前記熱交換媒体は、前記記録ヘッド及び前記電子回路基板の一方と前記熱交換部との間に設けられることを特徴とする記録装置。
  9. 三次元造形物の構成材料となる原料を収容するホッパーと、
    前記原料を溶融する溶融部と、
    前記ホッパーから前記溶融部に前記原料を供給する供給経路と、
    熱交換媒体と、
    請求項に記載の冷却ユニットと、
    を備え、
    前記熱交換媒体は、前記供給経路と前記熱交換部との間に設けられることを特徴とする三次元造形物製造装置。
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