JP7282645B2 - カテーテルシステム及び支持デバイス - Google Patents

カテーテルシステム及び支持デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP7282645B2
JP7282645B2 JP2019175308A JP2019175308A JP7282645B2 JP 7282645 B2 JP7282645 B2 JP 7282645B2 JP 2019175308 A JP2019175308 A JP 2019175308A JP 2019175308 A JP2019175308 A JP 2019175308A JP 7282645 B2 JP7282645 B2 JP 7282645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
tip
support
outer tube
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019175308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021049247A (ja
Inventor
浩一 早川
侑右 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2019175308A priority Critical patent/JP7282645B2/ja
Publication of JP2021049247A publication Critical patent/JP2021049247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7282645B2 publication Critical patent/JP7282645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、カテーテルシステム及び支持デバイスに関する。
例えば、特許文献1には、卵管の病変部(狭窄部又は閉塞部)を治療するためのバルーンカテーテルが開示されている。このバルーンカテーテルは、可撓性を有する外管と、外管に対して軸線方向に移動可能なように外管の内腔に配設された内管と、外管の先端部と内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーンとを備える。
特許第3921108号公報
バルーンカテーテルを用いた卵管鏡下卵管形成術では、外管の径方向内方に膨らませたバルーンを外管の先端側に導出させて卵管の病変部(閉塞部又は狭窄部)を押し広げるバルーン導出工程を行う。
具体的に、バルーン導出工程では、バルーンを膨らませて卵管鏡に密着(支持)させた状態でバルーン及び卵管鏡を外管に対して前進させる。この際、バルーンは、その先端部が捲り返されながら外管の先端開口から先端方向に突出するため、バルーンの前進距離は卵管鏡の前進距離の半分になる。そして、操作者(術者)は、モニタに表示される卵管鏡の映像により卵管鏡の先端がバルーンの先端部に到達したことを確認すると、バルーンを膨らませるための流体の圧力を減圧して卵管鏡をバルーンに対して後退させる。
このように、従来のバルーンカテーテルでは、バルーンを卵管鏡に押し付けているため卵管鏡(内視鏡)が損傷し易くなる。また、操作者は、バルーン導出工程において、モニタに表示される卵管鏡の映像を確認する必要があるため、バルーン導出工程を効率的に行うことができないおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、内視鏡の損傷を低減することができるとともにバルーン導出工程を効率的に行うことができるカテーテルシステム及び支持デバイスを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、可撓性を有する外管と、前記外管に対して軸線方向に移動可能なように前記外管の内腔に配設された内管と、前記外管の先端部と前記内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーンと、を有するバルーンカテーテルを備え、前記バルーンは、先端方向への押込み力が前記内管から前記バルーンへと伝達されることで前記バルーンの先端部が捲り返されながら前記外管の先端開口から先端方向に突出する、カテーテルシステムであって、前記バルーンカテーテルと一緒に使用される支持デバイスを備え、前記支持デバイスは、前記バルーンの内側に挿入された状態で前記外管の径方向内方に膨らんだ前記バルーンを支持するワイヤ状の支持体と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部と、前記物理量の変化に基づいて前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したか否かを判定する判定部と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したと前記判定部が判定した場合に報知する報知部と、を有する、カテーテルシステムである。
本発明の他の態様は、可撓性を有する外管と、前記外管に対して軸線方向に移動可能なように前記外管の内腔に配設された内管と、前記外管の先端部と前記内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーンと、を有するバルーンカテーテルにおいて、前記バルーンは、先端方向への押込み力が前記内管から前記バルーンへと伝達されることで前記バルーンの先端部が捲り返されながら前記外管の先端開口から先端方向に突出する、前記バルーンカテーテルと一緒に使用される支持デバイスであって、前記バルーンの内側に挿入された状態で前記外管の径方向内方に膨らんだ前記バルーンを支持するワイヤ状の支持体と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部と、前記物理量の変化に基づいて前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したか否かを判定する判定部と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したと前記判定部が判定した場合に報知する報知部と、を備える、支持デバイスである。
本発明によれば、内視鏡に代えて支持デバイスの支持体をバルーンの内側に挿入するため、バルーン導出工程の際に、内視鏡がバルーンに押し付けられることがない。よって、内視鏡の損傷を低減することができる。また、支持体の先端がバルーンの先端部から露出した場合に報知部が報知するため、操作者は、モニタを確認する必要がなくなる。従って、バルーン導出工程を効率的に行うことができる。
本発明の実施形態に係るカテーテルシステムの概略構成図である。 図1の一部省略縦断面図である。 図1の支持デバイスのブロック図である。 図1のカテーテルシステムを用いた卵管鏡下卵管形成術の第1説明図である。 図1のカテーテルシステムを用いた卵管鏡下卵管形成術の第2説明図である。 図1のカテーテルシステムを用いた卵管鏡下卵管形成術の第3説明図である。 図1のカテーテルシステムを用いた卵管鏡下卵管形成術の第4説明図である。 図1のカテーテルシステムを用いた卵管鏡下卵管形成術の第5説明図である。
以下、本発明に係る支持デバイス及びそれを備えたカテーテルシステムについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態に係るカテーテルシステム10は、例えば、卵管の病変部(狭窄部又は閉塞部等)を治療する卵管鏡下卵管形成術に用いられる。ただし、カテーテルシステム10は、卵管以外のもの、例えば、血管、胆管、気管、食道、尿道、その他の臓器等の生体器官内の病変部を治療するためのものであってもよい。
図1に示すように、カテーテルシステム10は、バルーンカテーテル12と、バルーンカテーテル12と一緒に使用される支持デバイス14とを備える。
図1及び図2において、バルーンカテーテル12は、外側カテーテル16と、外側カテーテル16に設けられたスライダ18と、外側カテーテル16内に挿入された内側カテーテル20と、内側カテーテル20の先端部に設けられたバルーン22と、操作部23とを備える。
外側カテーテル16は、可撓性を有する長尺な外管24と、外管24の基端部に設けられた外管ハブ26と、外管ハブ26に設けられた固定ねじ28とを有する。外管24の全長は、100mm以上1500mm以下に設定するのが好ましく、200mm以上1000mm以下に設定するのがより好ましい。
図2において、外管24は、外管本体30と、外管本体30の先端部に設けられた先端チップ32とを含む。外管本体30及び先端チップ32のそれぞれの構成材料としては、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等)、オレフィン系エラストマー、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート等)、ポリエステル系エラストマー、軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ウレタン系エラストマー、ポリアミド、アミド系エラストマー、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素樹脂エラストマー、ポリイミド、エチレン-酢酸ビニル共重合体、シリコーンゴム等の可撓性を有する高分子材料が挙げられる。
外管本体30は、先端から基端まで貫通した第1内腔30aを有するチューブ体である。外管本体30は、先端から基端まで略一定内径及び略一定外径を有する。外管24の外径は、1.8mm以上10mm以下に設定するのが好ましく、2.3mm以上8mm以下に設定するのがより好ましい。外管24の内径は、1.2mm以上7.8mm以下に設定するのが好ましく、1.5mm以上5.8mm以下に設定するのがより好ましい。外管本体30の先端側は、軸線方向に沿って円弧状に湾曲するように形状付けられている。
先端チップ32の外面は、バルーンカテーテル12や生体組織の損傷を防止するために湾曲している。先端チップ32には、バルーン22を先端チップ32よりも先端方向に導出させるためのバルーン導出孔32aが形成されている。
外管ハブ26は、硬質樹脂又は金属(ステンレス鋼、チタン、チタン合金等)によって構成されている。硬質樹脂としては、例えば、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリオレフィン、スチレン系樹脂、ポリアミド、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルイミド等が挙げられる。
外管ハブ26は、人手によって操作し易い大きさに中空状に形成されている。外管ハブ26には、外管24の第1内腔30aに連通する第1空間34と、第1空間34の基端側に位置して内側カテーテル20が挿通する第1挿通孔36と、第1空間34に連通する導入ポート38とが形成されている。
導入ポート38は、図示しないシリンジ等から供給されたバルーン操作用流体を第1空間34に導入する。バルーン操作用流体は、バルーン22を外管24の径方向内方に膨らませるための流体であって、例えば、生理食塩水である。外管ハブ26には、第1空間34内の流体が第1挿通孔36を介して外部に漏出することを防止する第1シール部材42が設けられている。
固定ねじ28は、外管ハブ26の基端部に形成されたねじ穴44に螺合することにより、外管ハブ26に対して内側カテーテル20を固定する。固定ねじ28の構成材料は、外管ハブ26と同様のものが挙げられる。
スライダ18は、外管24の外周面に外管24の軸線方向に移動可能(スライド可能)な状態で設けられている。スライダ18の全長は、外管24の全長よりも短い。スライダ18は、長尺な管状のスライダ本体46と、スライダ本体46の基端部に設けられたスライダハブ48とを有する。スライダ本体46及びスライダハブ48のそれぞれは、上述した外管ハブ26と同様の材料によって構成される。
スライダハブ48は、人手によって操作し易い大きさに環状に形成されている。
スライダ18を外管24に対して最も基端側に移動させた状態(スライダ18の基端を外管ハブ26の先端に位置させた状態)で、外管24の先端側は、スライダ18よりも先端側に露出するとともに軸線方向に円弧状に湾曲する。スライダ18を外管24に対して最も先端側に移動させた状態(スライダ18の先端を外管24の先端に位置させた状態)で、外管24の先端側は、スライダ本体46の形状に沿って直線状に延在する。
内側カテーテル20は、長尺な内管50と、内管50の基端部に設けられた内管ハブ52とを備える。内管50の全長は、100mm以上1500mm以下に設定するのが好ましく、200mm以上1000mm以下に設定するのがより好ましい。
内管50の構成材料としては、比較的硬質な樹脂(例えば、フッ素樹脂、ポリカーボネート、ポリイミド、PEEK樹脂等)又は金属(例えば、ステンレス鋼、チタン、チタン合金等)によって構成されている。内管50は、先端から基端まで貫通した第2内腔50aを有するチューブ体である。内管50は、先端から基端まで略一定内径及び略一定外径を有する。内管50の外径は、0.8mm以上6.8mm以下に設定するのが好ましく、1mm以上5mm以下に設定するのがより好ましい。内管50の肉厚は、0.025mm以上1mm以下に設定するのが好ましく、0.03mm以上0.5mm以下に設定するのがより好ましい。
内管50は、外管ハブ26の第1空間34及び第1挿通孔36を挿通するとともに外管24の第1内腔30aに配設されている。内管50の先端は、外管24の先端よりも基端方向に位置している。内管50と外管24との間には、バルーン操作用流体が流通する外側ルーメン54が設けられている。
内管50の第2内腔50aには、支持デバイス14を形成する支持体74が挿入される。内管50の第2内腔50aに支持体74が挿入された状態で、内管50と支持体74との間には、灌流用流体が流通する内側ルーメン56(灌流用ルーメン)が形成される。灌流用流体は、例えば、生理食塩水である。
内管ハブ52は、外管ハブ26と同様の材料によって構成される。内管ハブ52は、中空状に形成されている。内管ハブ52には、内管50の第2内腔50aに連通する第2空間58と、第2空間58の基端側に位置して支持体74が挿通する第2挿通孔60と、第2空間58に連通する導入ポート62とが形成されている。なお、第2挿通孔60には、支持体74に代えて卵管鏡15が使用される際には卵管鏡15が挿通される(図4参照)。
導入ポート62は、図示しない灌流ポンプ等から供給された灌流用流体を第2空間58に導入する。内管ハブ52には、第2空間58内の流体が第2挿通孔60を介して外部に漏出することを防止する第2シール部材66が設けられている。
バルーン22は、外管24の先端部と内管50の先端部とを互いに繋ぐ環状部材である。バルーン22は、外管24の径方向内方に膨らむ。換言すれば、バルーン22は、径方向に弾性変形可能に形成されている。バルーン22の構成材料としては、例えば、天然ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、ポリイソプレン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンゴム等が挙げられる。バルーン22は、ポリアミドエラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステルエラストマーで構成するのが好ましい。
バルーン22の一端部は、外管24の先端部に接着又は融着されている。換言すれば、バルーン22の一端部は、外管24のうちバルーン導出孔32aの基端側の近傍に接着又は融着されている。バルーン22の他端部は、内管50の外面の先端部に接着又は融着されている。ただし、バルーン22の他端部は、内管50の内面の先端部に接着又は融着されてもよい。
バルーン22は、内管50が外管24に対して相対的に先端方向に移動することにより、バルーン導出孔32aを介して外管24の先端開口24aから先端方向に突出する。バルーン22は、バルーン22の内面の色が卵管の内面の色とは異なる色(例えば、黄緑色)になるように形成されている。
バルーン22と外管24との間には、先端が閉じた袋状の外側空間Sが形成されている。バルーン22の内側は、先端方向に開口する。
操作部23は、支持体74を前進及び後退(軸線方向に沿って移動)させるためのものであって、内管ハブ52の基端部に設けられている。なお、操作部23は、支持体74に代えて卵管鏡15が使用される際には、卵管鏡15を前進及び後退(軸線方向に沿って移動)させる(図4参照)。操作部23は、支持体74(卵管鏡15)を挟むように配置された一組の送りローラ70と、これら送りローラ70を回転自在に支持するカバー部72とを有する。送りローラ70の外周面は、支持体74(卵管鏡15)の外周面に接触する。
図1及び図2において、支持デバイス14は、ワイヤ状(線状)の支持体74と、支持体74の基端部に設けられたデバイス本体76(図3参照)とを有する。支持体74は、硬質樹脂又は金属(ステンレス鋼、チタン、チタン合金等)によって構成されている。支持体74は、バルーンカテーテル12と一緒に使用される卵管鏡15の外形と略同じ外形を有する。支持体74は、バルーン22の内側に挿入される先端側支持部74aと、先端側支持部74aよりも基端側に設けられた基端側支持部74bとを含む。先端側支持部74aの外径は、例えば、0.6mmに設定される。基端側支持部74bの外径は、先端側支持部74aの外径よりも太い。
基端側支持部74bは、内管50の第2内腔50a、内管ハブ52の第2空間58及び第2挿通孔60に挿入される。基端側支持部74bは、操作部23の一組の送りローラ70によって挟持されている。基端側支持部74bの外周面の表面粗さは、先端側支持部74aの外周面の表面粗さよりも大きい。
図3に示すように、デバイス本体76は、検出部78、制御部80、報知部82及び電源84を有する。
検出部78は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出する前後において変化する光の強度(物理量)を検出する。具体的に、検出部78は、発光部86(発信部)、第1導光路88(第1伝送路)、第2導光路90(第2伝送路)及び受光部92(受信部)を含む。発光部86は、LEDが好適に用いられるが、蛍光灯及び白熱電球等であってもよい。
第1導光路88及び第2導光路90は、支持体74の内部に設けられるとともに支持体74の全長に亘って延在している。第1導光路88及び第2導光路90のそれぞれは、例えば、光ファイバである。ただし、第1導光路88及び第2導光路90は、1本の光ファイバによって形成されてもよい。この場合、発光部86から出た光と反射光とは同一の光ファイバを通る。すなわち、第1導光路88は、第2導光路90を兼ねている。第1導光路88は、発光部86が発光した光を支持体74の先端に導く。第2導光路90には、第1導光路88から導出された光の反射光が導かれる。受光部92は、第2導光路90から導出された反射光を受光する。受光部92としては、フォトダイオードが好適に用いられるが、この構成に限定されない。
制御部80は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM、RAM等を有しており、CPUがROMに記憶されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部として機能する。
制御部80は、発光部86及び報知部82の駆動を制御する。制御部80は、判定部94を含む。判定部94は、反射光の強度(物理量)の変化(受光部92からの検出信号)に基づいて支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したか否かを判定する。
報知部82は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したと判定部94が判定した場合に報知する。報知部82としては、例えば、表示灯、スピーカ、振動部等である。すなわち、報知部82は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したことを光、音又は振動によって報知する。報知部82が振動部である場合、デバイス本体76を振動させる。電源84は、制御部80等に電力を供給する。
次に、このように構成されるカテーテルシステム10を用いた卵管鏡下卵管形成術について説明する。
卵管鏡下卵管形成術では、図4に示すように、操作者(術者)は、バルーンカテーテル12を経頸管的に子宮底200まで挿入し、外管24の先端を卵管202の卵管口202aに近づける(挿入工程)。そして、操作者は、操作部23の送りローラ70を回転させることにより、卵管鏡15を前進させ、図示しないモニタに表示される卵管鏡15の映像によって卵管口202aを観察する。
続いて、外管24の径方向内方に膨らませたバルーン22を外管24の先端側に導出させて卵管202の病変部204を押し広げるバルーン導出工程を行う。すなわち、図5に示すように、卵管鏡15をバルーンカテーテル12から抜去し、支持デバイス14の支持体74をバルーンカテーテル12内に挿入する。つまり、操作者は、操作部23の送りローラ70を回転させることにより支持体74をバルーン22の内側に前進させる。この際、支持体74の先端は、バルーン22の先端よりも所定長だけ基端側に位置している。その後、導入ポート38にバルーン操作用流体を供給する(加圧工程)。
そうすると、バルーン操作用流体は、導入ポート38から第1空間34及び外側ルーメン54を介してバルーン22の外側空間Sに供給される。バルーン22は、外側空間Sに供給されたバルーン操作用流体によって径方向内方に押圧されて弾性変形する。つまり、バルーン22のうち支持体74の外周側に位置する部位は、支持体74の外周面に密着する。バルーン22のうち支持体74の先端よりも先端側に位置する部位は、内面同士が互いに接触する。
そして、図6に示すように、術者は、固定ねじ28を緩めた状態で内管ハブ52及び操作部23を操作して内管50及び支持体74を外管24に対して前進させる(前進工程)。そうすると、内管50によって先端方向に押されたバルーン22は、支持体74とともに外管24に対して前進し、バルーン導出孔32aを介して外管24の先端方向に導出する。
この際、バルーン22の一端部が外管24の先端部に固定されているため、バルーン22は、その先端部が捲り返されながら前進する。つまり、バルーン22は、その先端部で内面が外側を向くように捲り返される。そのため、バルーン22は、支持体74の前進距離の半分の距離相当前進する。
また、制御部80は、発光部86を発光させる。そうすると、発光部86が発光した光は、第1導光路88を介して支持体74の先端から導出される。支持体74の先端から導出された光は、支持体74の先端側に位置するもの(バルーン22の内面又は卵管202の内面)に反射し、その反射光が第2導光路90に導入される。第2導光路90に導入された反射光は、受光部92に導かれる。
この際、判定部94は、受光部92が受光した反射光の強度が基準強度よりも大きいか否かを判定する。ここで、支持体74の先端がバルーン22の内側に位置した(バルーン22に覆われている)状態での反射光の強度は、支持体74の先端がバルーン22から露出した状態での反射光の強度よりも大きい。
具体的に、受光部92が受光した反射光の強度が閾値よりも大きい場合、判定部94は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出していない(支持体74の先端がバルーン22の先端部に到達していない)と判定する。一方、受光強度が基準強度以下になった場合、判定部94は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出した(支持体74の先端がバルーン22の先端部に到達した)と判定する。なお、閾値は、制御部80のメモリに記憶されている。基準強度は、発光部86から発光した光がバルーン22の内面に反射した反射光の強度に対応する大きさに設定されている。
支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したと判定部94が判定した場合、報知部82は報知する。具体的に、報知部82は、例えば、表示灯(表示ランプ)を点灯又は点滅させたり、音声を出力したり、デバイス本体76を振動させたりする。これにより、操作者は、モニタを注意深く確認することなく支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したことを知ることができる。
続いて、図7に示すように、バルーン操作用流体を減圧するとともに導入ポート62に灌流用流体を供給する(減圧工程)。次いで、操作者は、支持体74を所定距離だけ後退させる(後退工程)。その後、上述した加圧工程及び前進工程を再度行う。そして、図8に示すように、バルーン22が病変部204に到達すると、バルーン22によって病変部204が押し広げられる。すなわち、卵管202の狭窄又は閉塞が改善される。
病変部204を広げた後、操作者は、支持体74をバルーンカテーテル12から抜去し、卵管鏡15をバルーンカテーテル12に挿入する。そして、モニタに表示される卵管鏡15の映像により病変部204の改善状態や卵管202の状態を確認しながらバルーンカテーテル12を抜去する(抜去工程)。なお、バルーンカテーテル12の抜去前に、導入ポート62を介して生理食塩水を注入してから卵管鏡15を挿入し、卵管鏡15によって卵管202内を観察しながらバルーンカテーテル12を抜去してもよい。これにより、卵管鏡下卵管形成術が終了する。
この場合、本実施形態に係るバルーンカテーテル12は、以下の効果を奏する。
支持デバイス14は、バルーン22の内側に挿入された状態で外管24の径方向内方に膨らんだバルーン22を支持するワイヤ状の支持体74と、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部78と、物理量の変化に基づいて支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したか否かを判定する判定部94と、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したと判定部94が判定した場合に報知する報知部82と、を有する。
このような構成によれば、卵管鏡15に代えて支持デバイス14の支持体74をバルーン22の内側に挿入するため、バルーン導出工程の際に、卵管鏡15がバルーン22に押し付けられることがない。よって、卵管鏡15の損傷を低減することができる。また、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出した場合に報知部82が報知するため、操作者は、モニタを確認する必要がなくなる。従って、バルーン導出工程を効率的に行うことができる。
検出部78は、発光部86と、発光部86が発光した光を支持体74の先端に導く第1導光路88と、第1導光路88から導出された光の反射光が導かれる第2導光路90と、第2導光路90から導出された反射光を受光する受光部92と、を有し、第1導光路88及び第2導光路90は、支持体74の内部に設けられている。
このような構成によれば、簡易な構成によって、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出したか否かを判定することができる。
検出部78は、発光部86及び受光部92を支持体74の先端部の内部に設けるとともに第1導光路88及び第2導光路90を省略するように形成されてもよい。この場合、発光部86及び受光部92は、例えば、支持体74の内部に配置された導線を介して制御部80に電気的に接続されてもよい。
検出部78が検出する物理量は、光の強度に限定されず、音の強度、圧力、温度、電気抵抗のいずれかであってもよい。すなわち、検出部78は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出した際に変化する音の強度を検出してもよい。
この場合、検出部78は、例えば、音波を発生する発信部と、音波発生部から発生された音波を支持体74の先端に導く第1伝送部と、第1伝送部から導出された音波の反射波が導かれる第2伝送部と、第2伝送部から導かれた反射波を受信する受信部とを有する。また、検出部78は、発信部及び受信部を支持体74の先端部の内部に設けるとともに第1伝送部及び第2伝送部を省略してもよい。この場合、発信部及び受信部は、例えば、支持体74の内部に配置された導線を介して制御部80に電気的に接続されてもよい。
検出部78は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出した際に変化する圧力を検出してもよい。この場合、検出部78は、支持体74の先端部に設けられた圧力センサを有する。なお、圧力センサは、支持体74の内部に配置された導線を介して制御部80に電気的に接続されてもよい。
検出部78は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出した際に変化する温度を検出してもよい。この場合、検出部78は、支持体74の先端部に設けられた温度センサを有する。なお、温度センサは、支持体74の内部に配置された導線を介して制御部80に電気的に接続されてもよい。
検出部78は、支持体74の先端がバルーン22の先端部から露出した際に変化する電気抵抗を検出してもよい。この場合、検出部78は、支持体74の先端部に設けられた電極及び患者の体表面に張り付けられた対極板間の電気抵抗を測定するセンサを有する。具体的に、支持体74の先端部に設けられた電極がバルーン22内にある状態で検出部78によって検出される電気抵抗は、支持体74の先端部に設けられた電極がバルーン22の先端部から露出した状態で検出部78によって検出される電気抵抗よりも高くなる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
以上の実施形態をまとめると、以下のようになる。
上記実施形態は、可撓性を有する外管(24)と、前記外管に対して軸線方向に移動可能なように前記外管の内腔(30a)に配設された内管(50)と、前記外管の先端部と前記内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーン(22)と、を有するバルーンカテーテル(12)を備え、前記バルーンは、先端方向への押込み力が前記内管から前記バルーンへと伝達されることで前記バルーンの先端部が捲り返されながら前記外管の先端開口(24a)から先端方向に突出する、カテーテルシステム(10)であって、前記バルーンカテーテルと一緒に使用される支持デバイス(14)を備え、前記支持デバイスは、前記バルーンの内側に挿入された状態で前記外管の径方向内方に膨らんだ前記バルーンを支持するワイヤ状の支持体(74)と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部(78)と、前記物理量の変化に基づいて前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したか否かを判定する判定部(94)と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したと前記判定部が判定した場合に報知する報知部(82)と、を有する、カテーテルシステムを開示している。
上記のカテーテルシステムにおいて、前記物理量は、光の強度、音の強度、圧力、熱、電気抵抗のいずれかであってもよい。
上記のカテーテルシステムにおいて、前記検出部は、発光部(86)と、前記光源部が発光した光を前記支持体の先端に導く第1導光路(88)と、前記第1導光路から導出された前記光の反射光が導かれる第2導光路(90)と、前記第2導光路から導出された前記反射光を受光する受光部(92)と、を有し、前記第1導光路及び前記第2導光路は、前記支持体の内部に設けられてもよい。
上記のカテーテルシステムにおいて、前記報知部は、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したことを光、音又は振動によって報知してもよい。
上記実施形態は、可撓性を有する外管と、前記外管に対して軸線方向に移動可能なように前記外管の内腔に配設された内管と、前記外管の先端部と前記内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーンと、を有するバルーンカテーテルにおいて、前記バルーンは、先端方向への押込み力が前記内管から前記バルーンへと伝達されることで前記バルーンの先端部が捲り返されながら前記外管の先端開口から先端方向に突出する、前記バルーンカテーテルと一緒に使用される支持デバイスであって、前記バルーンの内側に挿入された状態で前記外管の径方向内方に膨らんだ前記バルーンを支持するワイヤ状の支持体と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部と、前記物理量の変化に基づいて前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したか否かを判定する判定部と、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したと前記判定部が判定した場合に報知する報知部と、を備える、支持デバイスを開示している。
10…カテーテルシステム 12…バルーンカテーテル
14…支持デバイス 24…外管
30a…第1内腔(内腔) 50…内管
74…支持体 78…検出部
82…報知部 86…発光部
88…第1導光路 90…第2導光路
92…受光部 94…判定部

Claims (5)

  1. 可撓性を有する外管と、前記外管に対して軸線方向に移動可能なように前記外管の内腔に配設された内管と、前記外管の先端部と前記内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーンと、を有するバルーンカテーテルを備え、前記バルーンは、先端方向への押込み力が前記内管から前記バルーンへと伝達されることで前記バルーンの先端部が捲り返されながら前記外管の先端開口から先端方向に突出する、カテーテルシステムであって、
    前記バルーンカテーテルと一緒に使用される支持デバイスを備え、
    前記支持デバイスは、
    前記バルーンの内側に挿入された状態で前記外管の径方向内方に膨らんだ前記バルーンを支持するワイヤ状の支持体と、
    前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部と、
    前記物理量の変化に基づいて前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したか否かを判定する判定部と、
    前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したと前記判定部が判定した場合に報知する報知部と、を有する、カテーテルシステム。
  2. 請求項1記載のカテーテルシステムであって、
    前記物理量は、光の強度、音の強度、圧力、熱、電気抵抗のいずれかである、カテーテルシステム。
  3. 請求項2記載のカテーテルシステムであって、
    前記検出部は、
    発光部と、
    前記発光部が発光した光を前記支持体の先端に導く第1導光路と、
    前記第1導光路から導出された前記光の反射光が導かれる第2導光路と、
    前記第2導光路から導出された前記反射光を受光する受光部と、を有し、
    前記第1導光路及び前記第2導光路は、前記支持体の内部に設けられている、カテーテルシステム。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のカテーテルシステムであって、
    前記報知部は、前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したことを光、音又は振動によって報知する、カテーテルシステム。
  5. 可撓性を有する外管と、前記外管に対して軸線方向に移動可能なように前記外管の内腔に配設された内管と、前記外管の先端部と前記内管の先端部とを互いに繋ぐ環状のバルーンと、を有するバルーンカテーテルにおいて、前記バルーンは、先端方向への押込み力が前記内管から前記バルーンへと伝達されることで前記バルーンの先端部が捲り返されながら前記外管の先端開口から先端方向に突出する、前記バルーンカテーテルと一緒に使用される支持デバイスであって、
    前記バルーンの内側に挿入された状態で前記外管の径方向内方に膨らんだ前記バルーンを支持するワイヤ状の支持体と、
    前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出する前後において変化する物理量を検出する検出部と、
    前記物理量の変化に基づいて前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したか否かを判定する判定部と、
    前記支持体の先端が前記バルーンの先端部から露出したと前記判定部が判定した場合に報知する報知部と、を備える、支持デバイス。
JP2019175308A 2019-09-26 2019-09-26 カテーテルシステム及び支持デバイス Active JP7282645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019175308A JP7282645B2 (ja) 2019-09-26 2019-09-26 カテーテルシステム及び支持デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019175308A JP7282645B2 (ja) 2019-09-26 2019-09-26 カテーテルシステム及び支持デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021049247A JP2021049247A (ja) 2021-04-01
JP7282645B2 true JP7282645B2 (ja) 2023-05-29

Family

ID=75156169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019175308A Active JP7282645B2 (ja) 2019-09-26 2019-09-26 カテーテルシステム及び支持デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7282645B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4946440A (en) 1988-10-05 1990-08-07 Hall John E Evertible membrane catheter and method of use
JP2006204378A (ja) 2005-01-25 2006-08-10 Gifu Univ カテーテル用圧力センサ
JP2011512997A (ja) 2008-03-05 2011-04-28 ホック,ロバート 圧力検知カテーテル
WO2019046769A1 (en) 2017-08-31 2019-03-07 Piccolo Medical, Inc. DEVICES AND METHODS FOR VASCULAR NAVIGATION, EVALUATION AND / OR DIAGNOSIS
JP2019515718A (ja) 2016-03-28 2019-06-13 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company 光ファイバセンサ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0852218A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Nippon Zeon Co Ltd スライディングカテーテル
JP4536054B2 (ja) * 2006-12-18 2010-09-01 テルモ株式会社 バルーンカテーテル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4946440A (en) 1988-10-05 1990-08-07 Hall John E Evertible membrane catheter and method of use
JP2006204378A (ja) 2005-01-25 2006-08-10 Gifu Univ カテーテル用圧力センサ
JP2011512997A (ja) 2008-03-05 2011-04-28 ホック,ロバート 圧力検知カテーテル
JP2019515718A (ja) 2016-03-28 2019-06-13 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company 光ファイバセンサ
WO2019046769A1 (en) 2017-08-31 2019-03-07 Piccolo Medical, Inc. DEVICES AND METHODS FOR VASCULAR NAVIGATION, EVALUATION AND / OR DIAGNOSIS

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021049247A (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090247880A1 (en) Ultrasonic diagnosis system and pump apparatus
US11963715B2 (en) Balloon-in-balloon irrigation balloon catheter
EP2157996A2 (en) Catheter including a bendable portion
JPWO2011016428A1 (ja) 医療システム
CN107949332B (zh) 治疗物质输送器件及治疗物质输送套件
WO2012132114A1 (ja) 耳鼻咽喉用治療装置
US10952678B2 (en) Devices and systems for tissue engagement and methods of using the same
JP7282645B2 (ja) カテーテルシステム及び支持デバイス
US9810836B2 (en) External tube, laser transmission path, and laser treatment tool
JP2005270335A (ja) 内視鏡及び内視鏡装置
JP2011083487A (ja) 内視鏡カバーおよび内視鏡カバーセット
US20210038909A1 (en) Optical medical treatment device
JP2015083021A (ja) 拡張カテーテル
JP6048946B2 (ja) バルーンダイレーター
JP7462522B2 (ja) バルーンカテーテル
JP2009284956A (ja) 内視鏡
JP2003265614A (ja) バルーンカテーテル
US20200230378A1 (en) Balloon catheter system and method for optical tumor treatment
WO2021153090A1 (ja) バルーン支持デバイス
WO2021059935A1 (ja) カテーテル
JP4092155B2 (ja) エネルギー照射型の治療装置
WO2021059943A1 (ja) バルーンカテーテル
CN114247029A (zh) 球囊导管及导管***
JP2021049256A (ja) バルーンカテーテル
CN114849025A (zh) 球囊导管及导管***

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220615

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7282645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150