JP7279831B1 - 電力変換器のゲート駆動回路 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007279831000001
【課題】パルストランスの製造ばらつき等による印加電圧のアンバランスを解消した電力変換器のゲート駆動回路を提供する。
【解決手段】直列接続された半導体デバイスを有する電力変換器のゲート駆動回路において、複数のパルストランスtr1,tr2は、1次巻線tr1a,tr2aが直列接続され、2次巻線tr1b,tr2bが各半導体デバイスS1,S2に直接又は間接的に接続され、1次側と2次側を絶縁しつつ、1次側から2次側へ電力又は電力及び制御信号を伝送する。補助巻線3は、複数のパルストランスtr1,tr2を互いに磁気結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換器のゲート駆動回路におけるパルストランスの製造ばらつき等による印加電圧アンバランスの低減方法に関する。
図6に特許文献1における回路構成を示す。特許文献1(図6)は半導体デバイスのゲート駆動回路に関する発明であり、AC/DCコンバータ13、トランスドライブ回路14によりパルストランス15を駆動することでゲート駆動用の電力を伝送しつつ絶縁を確保している。
特許第5221203号
しかしながら、図6の回路構成の場合、パルストランス15の1次巻線16を直列接続し電圧を印加するため、パルストランス15の励磁インダクタンスがばらつき、次のような問題が生じる。
2次側電圧のばらつきによってダイオードブリッジ整流回路27等の責務が増大する。
また、パルストランス15の印加電圧アンバランスによって鉄損が増大し、コアが大型化する。
以上示したようなことから、パルストランスの製造ばらつき等による印加電圧のアンバランスを解消した電力変換器のゲート駆動回路を提供することが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、直列接続された半導体デバイスを有する電力変換器のゲート駆動回路であって、1次巻線が直列接続され、2次巻線が各前記半導体デバイスに直接又は間接的に接続され、1次側と2次側を絶縁しつつ、1次側から2次側へ電力又は電力及び制御信号を伝送する複数のパルストランスと、複数の前記パルストランスを互いに磁気結合するための補助巻線と、を備えたことを特徴とする。
また、その一態様として、n(n=2以上の自然数)段の前記パルストランスを有し、1段目の前記パルストランスには、次段の前記パルストランスと磁気結合するための次段結合補助巻線を設け、1段目とn段目の間の前記パルストランスには、前段の前記パルストランスと磁気結合するための前段結合補助巻線と、次段の前記パルストランスと磁気結合するための次段結合補助巻線と、を設け、n段目の前記パルストランスには、前段の前記パルストランスと磁気結合するための前段結合補助巻線を設け、k(k=1~n-1の自然数)段目の前記パルストランスに設けられた前記次段結合補助巻線と、k+1段目の前記パルストランスに設けられた前記前段結合補助巻線を接続したことを特徴とする。
本発明によれば、パルストランスの製造ばらつき等による印加電圧のアンバランスを解消した電力変換器のゲート駆動回路を提供することが可能となる。
実施形態1における電力変換器のゲート駆動回路を示す図。 特許文献1のシミュレーション結果を示すタイムチャート。 実施形態1のシミュレーション結果を示すタイムチャート。 実施形態2における電力変換器のゲート駆動回路を示す図。 実施形態3における電力変換器のゲート駆動回路を示す図。 特許文献1における電力変換器のゲート駆動回路を示す図。
以下、本願発明における電力変換器のゲート駆動回路の実施形態1~3を図1~図5に基づいて詳述する。
[実施形態1]
本実施形態1における電力変換器のゲート駆動回路の回路構成を図1に示す。
図1において、1は交流電源、2は変調回路、tr1,tr2はパルストランス、3は補助巻線、4a,4bは復調回路、S1,S2は直列接続された半導体デバイスである。半導体デバイスS1,S2が直列接続されることで高耐圧化を実現する。
本実施形態1の電力変換器のゲート駆動回路は、2つのパルストランスtr1,tr2を直列接続した場合の例について説明する。
1段目のパルストランスtr1は1次巻線tr1aと2次巻線tr1bを有する。また、1段目のパルストランスtr1には、次段のパルストランスtr2と磁気結合するための次段結合補助巻線tr1cを設ける。
2段目のパルストランスtr2は1次巻線tr2aと2次巻線tr2bを有する。また、2段目のパルストランスtr2には、前段のパルストランスtr1と磁気結合するための前段結合補助巻線tr2dを設ける。
パルストランスtr1,tr2は、1次巻線tr1a,tr2aが直列接続され、2次巻線tr1b、tr2bが各半導体デバイスS1,S2に復調回路4a,4bを介して(間接的)に接続される。パルストランスtr1,tr2は、1次側と2次側を絶縁しつつ、1次側から2次側へ電力または電力及び制御信号を伝送する。
次段結合補助巻線tr1cと前段結合補助巻線tr2dを接続し、これを補助巻線3とする。補助巻線3はパルストランスTr1,Tr2を互いに磁気結合する。なお、i1はパルストランスtr1,tr2の1次巻線tr1a,tr2aに流れる電流を示し、i2は補助巻線3に流れる電流を示す。
パルストランスtr1,tr2の励磁インダクタンスのばらつきによりパルストランスtr1,tr2に印加される電圧に差が生じると補助巻線3を通して電流i2が流れ、パルストランスtr1,tr2に印加される電圧がバランスする。補助巻線3の効果を数式にて表すと次のように証明できる。
パルストランスtr1の自己インダクタンスをL1,次段結合補助巻線tr1cとの相互インダクタンスをM1,パルストランスtr2の自己インダクタンスをL2,前段結合補助巻線tr2dとの相互インダクタンスをM2とすると、パルストランスtr1に印加される電圧vtr1は(1)式、パルストランスtr2に印加される電圧vtr2は(2)式で表せる。
Figure 0007279831000002
Figure 0007279831000003
パルストランスtr1の次段結合補助巻線tr1cの自己インダクタンスをL3,磁気結合率をk1、パルストランスtr2の前段結合補助巻線tr2dの自己インダクタンスをL4、磁気結合率をk2とすると、相互インダクタンスM1,M2は、以下の(3)式、(4)式となる。
Figure 0007279831000004
Figure 0007279831000005
次に、補助巻線3内の電圧方程式はキルヒホッフの法則より、以下の(5)式が成り立つ。
Figure 0007279831000006
この時、パルストランスtr1の1次巻線tr1aと次段結合補助巻線tr1cの巻数比、パルストランスtr2の1次巻線tr2aと前段結合補助巻線tr2dの巻数比が等しく磁気結合が理想的に行われていると仮定する(結合率k1,k2=1)とL3=L1,L4=L2が成り立つ。そのため、M1=L1,M2=L2となることから、(5)式を次の(6)式ように変形することができる。
Figure 0007279831000007
(1),(2)式を(6)式に代入すると、(7)式となることから、補助巻線3を設けることでパルストランスtr1とパルストランスtr2の励磁インダクタンス値が異なった場合においても印加される電圧値を等しくできることが分かる。
Figure 0007279831000008
図2に特許文献1のシミュレーション結果を示し、図3に本実施形態1のシミュレーション結果を示す。パルストランスtr1とパルストランスtr2を直列に接続しインダクタンス値に27.5%の差を設けた時のシミュレーション結果である。
シミュレーション結果より、図3のパルストランスtr1の電圧Vtr1とパルストランスtr2の電圧Vtr2はほぼ同じ波形になっている。よって、補助巻線3を設けることによりパルストランスtr1とパルストランスtr2に印加される電圧が均一化されていることから上述した数式が正しいことがわかる。
(効果)
本実施形態1のように、1次巻線が直列接続されたパルストランスtr1,tr2に補助巻線3を設けて磁気結合させることで、パルストランスの製造ばらつき等により励磁インダクタンスにばらつきがあった場合でも、パルストランスtr1,tr2に印加される電圧の分担を均一化することができる。
これにより、以下の(1)、(2)の効果を実現する。
(1)パルストランスtr1,tr2の鉄損低減により、コアを小型化できる。
(2)2次側回路の部品責務を平準化および緩和できるため高信頼化、もしくは責務の低い回路部品を採用でき、低コスト化を図ることが可能となる。
なお、本実施形態1では、従来技術のパルストランスと比べて補助巻線が追加される。一方、パルストランス鉄損低減によりコア小形化の効果を有している。
これは、パルストランスを用いた回路は、従来技術においても本実施形態1においても、絶縁距離確保の観点から一次側と二次側の距離を確保したうえで、1次巻線、2次巻線のいずれも巻数が少ないものから構成されるところ、二次巻線の近くに1巻程度の補助巻線を追加しても、寸法には影響しないことによる。
よって、本実施形態1により、パルストランス単体の小型化、ひいては電力変換装置の小型化が期待できる。
[実施形態2]
本実施形態2における電力変換器のゲート駆動回路の回路構成を図4に示す。本実施形態2では、半導体デバイスS1,S2,S3及びパルストランスtr1,tr2,tr3を3直列した場合の例について記載する。なお、半導体デバイスS1~S3、パルストランスtr1~tr3を3つずつ設けたことに応じて、復調回路4a~4cも3つ設ける。
1段目のパルストランスtr1は1次巻線tr1aと2次巻線tr1bを有する。また、1段目のパルストランスtr1には、次段のパルストランスtr2と磁気結合するための次段結合補助巻線tr1cを設ける。
2段目のパルストランスtr2は1次巻線tr2aと2次巻線tr2bを有する。また、2段目のパルストランスtr2には、前段のパルストランスtr1と磁気結合するための前段結合補助巻線tr2dと、次段のパルストランスtr3と磁気結合するための次段結合補助巻線tr2cと、を設ける。
3段目のパルストランスtr3は1次巻線tr3aと2次巻線tr3bを有する。また、3段目のパルストランスtr3には、前段のパルストランスtr2と磁気結合するための前段結合補助巻線tr3dを設ける。
1段目のパルストランスtr1に設けられた次段結合補助巻線tr1cと、2段目に設けられたパルストランスtr2の前段結合補助巻線tr2dを接続する。また、2段目のパルストランスtr2に設けられた次段結合補助巻線tr2cと、3段目のパルストランスtr3に設けられた前段結合補助巻線tr3dを接続する。
次段結合補助巻線tr1cと前段結合補助巻線tr2dを接続し、これを補助巻線3aとする。次段結合補助巻線tr2cと前段結合補助巻線tr3dを接続し、これを補助巻線3bとする。補助巻線3aはパルストランスTr1,Tr2を互いに磁気結合する。補助巻線3bはパルストランスTr2,Tr3を互いに磁気結合する。
2段目のパルストランスtr2は1段目のパルストランスtr1と3段目のパルストランスtr3の補助巻線と接続されており、これにより直接的に補助巻線が接続されないパルストランスtr1とパルストランスtr3の印加電圧もバランスさせることができる。
パルストランスtr1~tr3の1次巻線tr1a~tr3aに流れる電流をi1とし、補助巻線3aに流れる電流をi2とし、補助巻線3bに流れる電流をi3とする。
パルストランスtr1~tr3の励磁インダクタンスのばらつきによりパルストランスtr1~tr3に印加される電圧に差が生じると補助巻線3a,3bを通して電流が流れ、パルストランスtr1~tr3に印加される電圧がバランスする。補助巻線3a,3bの効果を数式にて表すと次のように証明できる。
パルストランスtr1の自己インダクタンスをL1,パルストランスtr1と次段結合補助巻線tr1cとの相互インダクタンスをM1,パルストランスtr2の自己インダクタンスをL2,パルストランスtr2と前段結合補助巻線tr2dとの相互インダクタンスをM2、パルストランスtr2と次段結合補助巻線tr2cとの相互インダクタンスをM3、パルストランスtr3の自己インダクタンスをL3、パルストランスtr3と前段結合補助巻線tr3dとの相互インダクタンスをM4とすると、パルストランスtr1に印加される電圧vtr1は以下の(8)式、パルストランスtr2に印加される電圧vtr2は以下の(9)式、パルストランスtr3に印加される電圧vtr3は以下の(10)式のように表せる。
Figure 0007279831000009
Figure 0007279831000010
Figure 0007279831000011
パルストランスtr1の次段結合補助巻線tr1cの自己インダクタンスをL4,磁気結合率をk1、パルストランスtr2の前段結合補助巻線tr2dの自己インダクタンスをL5、磁気結合率をk2、パルストランスtr2の次段結合補助巻線tr2cの自己インダクタンスをL6、磁気結合率をk3、パルストランスtr3の前段結合補助巻線tr3dの自己インダクタンスをL7、磁気結合率をk4,補助巻線3aと補助巻線3bの磁気結合率をk5とするとパルストランスtr1と次段結合補助巻線tr1cの相互インダクタンスM1は以下の(11)式、パルストランスtr2と前段結合補助巻線tr2dの相互インダクタンスM2は以下の(12)式、パルストランスtr2と次段結合補助巻線tr2cの相互インダクタンスM3は以下の(13)式、パルストランスtr3と前段結合補助巻線tr3dの相互インダクタンスM4は以下の(14)式、補助巻線3aと補助巻線3bの相互インダクタンスM5は以下の(15)式となる。
Figure 0007279831000012
Figure 0007279831000013
Figure 0007279831000014
Figure 0007279831000015
Figure 0007279831000016
次に、補助巻線3a内の電圧方程式はキルヒホッフの法則により以下の(16)式が成り立ち、補助巻線3b内の電圧方程式はキルヒホッフの法則より以下の(17)式が成り立つ。
Figure 0007279831000017
Figure 0007279831000018
この時、パルストランスtr1の1次巻線tr1aと次段結合補助巻線tr1cの巻数比、パルストランスtr2の1次巻線tr2aと前段結合補助巻線tr2dの巻数比、パルストランスtr2の1次巻線tr2aと次段結合補助巻線tr2cの巻数比、パルストランスtr3の1次巻線tr3aの1次巻線tr3aと前段結合補助巻線tr3dの巻数比が等しく磁気結合が理想的に行われていると仮定する(結合率k1=k2=k3=k4=k5=1)とL4=L1,L5=L2,L6=L2,L7=L3が成り立つのでM1=L1,M2=L2,M3=L2,M4=L3,M5=L2となることから、(8)式、(9)式、(10)式、(16)式、(17)式は、以下の(18)式、(19)式、(20)式、(21)式、(22)式のように変形することができる。
Figure 0007279831000019
Figure 0007279831000020
Figure 0007279831000021
Figure 0007279831000022
Figure 0007279831000023
(21)式に(18)式、(19)式を代入すると、以下の(23)式となる。
Figure 0007279831000024
(22)式に(19)式、(20)式を代入すると、以下の(24)式となる。
Figure 0007279831000025
よって、本実施形態2のように補助巻線3a,3bを設けることでパルストランスtr1,tr2,tr3の励磁インダクタンス値がそれぞれ異なった場合においても印加される電圧vtr1,vtr2,vtr3をそれぞれ等しくできることが分かる。
このように、3つのパルストランスtr1~tr3を直列接続した場合も実施形態1と同様の作用効果を奏する。
[実施形態3]
本実施形態3における電力変換器のゲート駆動回路の回路構成を図5に示す。本実施形態3では、半導体デバイスS1~Sn(n=2以上の任意の自然数)及びパルストランスtr1~trnをn直列した場合の例について記載する。なお、半導体デバイスS1~Sn、パルストランスtr1~trnをn個直列接続したことに応じて、復調回路4a~4nもn個設ける。
1段目のパルストランスtr1は1次巻線tr1aと2次巻線tr1bを有する。また、1段目のパルストランスtr1には、次段のパルストランスtr2と磁気結合するための次段結合補助巻線tr1cを設ける。
1段目とn段目の間のパルストランスtr2~trn-1は、1次巻線と2次巻線を有する。また、1段目とn段目の間のパルストランスtr2~trn-1には、前段のパルストランスと磁気結合するための前段結合補助巻線と、次段のパルストランスと磁気結合するための次段結合補助巻線と、を設ける。
n段目のパルストランスtrnは1次巻線trnaと2次巻線trnbを有する。また、n段目のパルストランスtrnには、前段のパルストランスtrn-1と磁気結合するための前段結合補助巻線trndを設ける。
k(k=1~n-1の自然数)段目のパルストランスの次段結合補助巻線と、k+1段目のパルストランスの前段結合補助巻線を接続する。1段目とn段目以外は上段と下段のパルストランスの補助巻線と接続されている点に特徴がある。
実施形態1はn=2の場合であり、1段目とn段目の間のパルストランスが存在しない構成である。
実施形態2はn=3の場合であり、1段目とn段目の間のパルストランスはパルストランスTr2である。
よって、本実施形態3のように、パルストランスの励磁インダクタンスのばらつきによりパルストランスに印加される電圧に差が生じると補助巻線を通して電流が流れ、パルストランスに印加される電圧がバランスする。動作の詳細に関しては実施形態1,2と同様であるため割愛する。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
tr1~trn:パルストランス
tr1a~trna…1次巻線
tr1b~trnb…2次巻線
tr1c,tr2c…次段結合補助巻線
tr2d,tr3d…前段結合補助巻線
1…交流電源
2…変調回路
3,3a~3n…補助巻線
4a~4n…復調回路
S1~Sn…半導体デバイス

Claims (2)

  1. 直列接続された半導体デバイスを有する電力変換器のゲート駆動回路であって、
    1次巻線が直列接続され、2次巻線が各前記半導体デバイスに直接又は間接的に接続され、1次側と2次側を絶縁しつつ、1次側から2次側へ電力又は電力及び制御信号を伝送する複数のパルストランスと、
    複数の前記パルストランスを互いに磁気結合するための補助巻線と、
    を備えたことを特徴とする電力変換器のゲート駆動回路。
  2. n(n=2以上の自然数)段の前記パルストランスを有し、
    1段目の前記パルストランスには、次段の前記パルストランスと磁気結合するための次段結合補助巻線を設け、
    1段目とn段目の間の前記パルストランスには、前段の前記パルストランスと磁気結合するための前段結合補助巻線と、次段の前記パルストランスと磁気結合するための次段結合補助巻線と、を設け、
    n段目の前記パルストランスには、前段の前記パルストランスと磁気結合するための前段結合補助巻線を設け、
    k(k=1~n-1の自然数)段目の前記パルストランスに設けられた前記次段結合補助巻線と、k+1段目の前記パルストランスに設けられた前記前段結合補助巻線を接続したことを特徴とする請求項1記載の電力変換器のゲート駆動回路。
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