JP7279390B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、車両後部からの距離を示す距離表示線を撮像画像に重ねて表示することによって、運転者に物体と車両との距離を把握させる技術が開示されている。
その結果、注意状況であるか否かの判断結果に基づく出力が行われるので、該出力に基づいて、例えば、鳥瞰図画像を見た運転者による誤認や、鳥瞰図画像の認識に基づく車両制御の誤り等といった、注意状況における誤認による不都合を抑制することができる。
[1.構成]
図1に示す運転支援装置1は、乗用車等の車両に搭載され、車両の運転者による運転を支援するための装置である。以下では、運転支援装置1が搭載された車両を自車両ともいう。運転支援装置1は、電子制御装置(以下、ECU)30を備える。運転支援装置1は、カメラ部10と、センサ群20と、報知制御装置40と、車両制御装置50と、距離検出装置70と、を備えていてもよい。
スピーカ44は、車両9の室内に配置される。マイコン41は、ECU30から出力される音声出力信号に基づき、スピーカ44に音声を出力する。ここでいう音声出力信号とは、報知制御装置40を作動させる、きっかけとなる信号(以下、トリガ信号)である。なお、スピーカ44から出力される音声信号は、予め報知制御装置40に記憶された音声信号であってもよいし、ECU30から送信される音声信号であってもよい。
軌道推定部37は、センサ群20から出力される車両情報に基づいて、予測軌道を推定する。予測軌道とは、車両9がこれから進行すると予測される軌道である。例えば、軌道推定部37は、車速、操舵角、及び後進しているか否か、進行方向といった上述の車両情報に基づいて、予測軌道を推定する。軌道推定部37は、現時点から予め定められた予測期間後迄の予測軌道を推定する。予測時間は、例えば数秒-数十秒後に設定され得る。
出力生成部38は、後述する出力生成処理を実行し、注意状況にあると判断された場合に、判断結果に基づく出力を行うように構成される。注意状況とは、例えば、鳥瞰図画像における立体物の表示が誤認を生じさせることが有り得る状況をいう。
次に、出力生成部38が実行する出力生成処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。出力生成処理は、例えば数msec-数十msecといった、予め定められた周期で繰り返し実行される。
次に、出力生成部38は、S110では、鳥瞰変換部61にて生成された鳥瞰図画像を取得し、取得した鳥瞰図画像を表示装置43へ出力する。これにより、表示装置43に鳥瞰図画像が表示される。
次に、出力生成部38は、S130では、軌道推定部37による推定結果である、予測軌道の位置を取得する。
例えば、図9では、柵200の脚部210に含まれる接地点211のうちの少なくとも1つが予測軌道130に接しているので、非注意状況である、と判断される。接地点については、カメラ部10による撮像画像が鳥瞰図画像に変換された際に車両9からの距離が正確に反映される。そのため、対象物体の接地点が予測軌道130に接している場合、該対象物体については誤認が生じ難いと考えられ、非注意状況と判断されるのである。
出力生成部38は、S160では、注意状況であるか否かを判断する。具体的には、出力生成部38は、上述の少なくとも1つの接地点が予測軌道に接していない場合に、注意状況であると判断する。接地点が予測軌道に接していないとは、接地点が路面に表される予測軌道の範囲外に存在すること、をいう。
出力生成部38は、S170では、対象物体の下端部の高さを推定する。ここでいう対象物体は、予測軌道の上方に存在する非接地点を含む物体であって、宙に浮いている物体である。高さとは、路面からの高さである。例えば、図10の状況において、出力生成部38は、本体部220を対象物体として、本体部200の下端部の高さを推定する。出力生成部38は、物体検出部63による検出結果に基づいて、路面から本体部200の下端部における特徴点までの高さを、本体部200の下端部の高さとして推定する。
出力生成部38は、非注意状況であると判断されて移行するS200では、近接非接地点、が有るか否かを判断する。ここでいう近接非接地点とは、予測軌道130の上方に存在する非接地点であって、車両9からの距離が車両9からS150で特定された予測軌道130に接する接地点迄の距離よりも小さい非接地点をいう。S150で特定された、予測軌道130に接する接地点、を含む物体が対象物体に相当する。
なお、本実施形態では、出力生成部38は、近接非接地点が有ると判断した場合には、近接非接地点との衝突の可能性があることについて車両9の乗員に注意を促すための報知を行う。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(3c)ECU30は、S180では、注意状況であると判断された場合に、対象物体の下端部の高さを取得し、対象物体の下端部の高さと車高との差が許容閾値未満であるか否かを判断する。この結果、高さ方向において対象物体と車両9との衝突のおそれがあるか否か、を判断することができる。そして、この判断結果を利用した各種の出力や制御等を行うことが可能となる。
この結果、例えば図11に示すように、接地点が予測軌道に接しており、且つ、車両9に近づく側に突出しているような物体Qが存在する場合、注意状況であるとして報知が行われるので、車両9の乗員に注意を促すことができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(4d)上記実施形態では、ECU30では、出力生成部38は、S150では、接地点が予測軌道130に位置しているか否かに基づいて、注意状況であるか否かを判断していた。また、出力生成部38は、S160では、非接地点が予測軌道130の上方に位置していることに基づいて、注意状況でないと判断していた。但し、これに限定されるものではない。
Claims (7)
- 車両に搭載される電子制御装置(30)であって、
前記車両に搭載されたカメラから地面を含む前記車両の周囲が撮像された撮像画像を繰り返し取得する撮像画像取得部(35)と、
前記撮像画像に基づいて、鳥瞰図画像を生成する鳥瞰図画像生成部(36、61)と、
前記車両の軌道を予測する軌道推定部(37)と、
前記軌道推定部にて予測された前記車両の軌道である予測軌道に存在する物体である対象物体について、前記鳥瞰図画像における前記対象物体の表示が注意状況であるか否かを判断するように構成された状況判断部(38、S150、S160)と、
前記状況判断部にて前記注意状況であると判断された場合に、前記状況判断部による判断結果に基づく出力を行うように構成された出力部(38、S210)と、
を備え、
前記状況判断部(S160)は、前記対象物体について前記対象物体と路面とが接している点である接地点が前記予測軌道に接するか否かを判断し、前記対象物体について前記接地点が前記予測軌道に接していない場合に、前記注意状況であると判断するように構成された
電子制御装置。 - 請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記注意状況であると判断された場合に、前記対象物体について下端部の高さを取得し、前記下端部の高さと前記車両の高さとの差が予め定められた許容閾値未満であるか否かを判断するように構成された高さ判断部(38、S180)
を更に備える電子制御装置。 - 請求項2に記載の電子制御装置であって、
前記出力部は、前記状況判断部にて前記注意状況であると判断され、且つ、前記対象物体の下端部の高さと前記車両の高さとの差が予め定められた許容閾値未満であると判断された場合に、前記判断結果に基づく出力を行うように構成された
電子制御装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の電子制御装置であって、
前記出力部は、前記状況判断部にて前記注意状況であると判断され、且つ、前記対象物体の下端部の高さと前記車両の高さとの差が予め定められた許容閾値以上であると判断された場合に、前記判断結果に基づく出力を行わないように構成された
電子制御装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子制御装置であって、
前記車両の速度が予め定められた車速閾値以上であるか否かを判断するように構成された車速判断部(38、S190)を更に備え、
前記出力部は、前記状況判断部にて前記注意状況であると判断され、且つ、前記車両の速度が前記車速閾値以上であると判断された場合に、前記判断結果に基づく出力を行うように構成された
電子制御装置。 - 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の電子制御装置であって、
前記状況判断部(S150)は、前記対象物体について前記接地点が前記予測軌道に接している場合に、前記注意状況でないと判断するように構成された
電子制御装置。 - 請求項6に記載の電子制御装置であって、
前記注意状況でないと判断された場合に、前記対象物体における非接地点であって、前記車両からの距離が前記車両から前記対象物体の前記接地点迄の距離よりも小さい近接非接地点、が有るか否かを判断するように構成された近接判断部(38、S200)と、
前記近接判断部によって、前記近接非接地点が有ると判断された場合に、報知を行う報知装置に報知を行わせるように構成された近接報知部(38、S210)と、
を更に備える電子制御装置。
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