JP7277348B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
従来、インバータ及び回転電機を備えた電力変換装置において、インバータに異常が発生した場合でも、回転電機の駆動を継続することができる電力変換装置が知られている。
特許文献1には、回転電機を構成する巻線の一端に第1インバータを介して第1蓄電池が接続され、巻線の他端に第2インバータを介して第2蓄電池が接続された電力変換装置が開示されている。この構成では、例えば、第1インバータを構成する1相の上アームスイッチ及び下アームスイッチに上下アーム短絡異常が発生した場合、第1インバータの上下アーム短絡異常が発生していない相の上アームスイッチがオンされ、下アームスイッチがオフされる。そして、第2インバータがスイッチング制御されることで、回転電機の駆動を継続することができる。
特許第6426465号公報
第1インバータの異常以外にも、第1蓄電池に異常が発生し得る。この場合、回転電機は、第2蓄電池のみを電源として駆動される。そのため、第1蓄電池に異常が発生した場合の電源電圧は、異常発生前よりも小さくなる。その結果、第1蓄電池に異常が発生した場合の回転電機の回転速度は、異常発生前に比べて低くなり得る。なお、第2蓄電池に異常が発生した場合にも、同様な問題が発生し得る。このため、蓄電池に異常が発生した場合においても、回転電機の駆動に用いる電源電圧の大きさを高めつつ、回転電機の駆動を継続することができる技術が望まれる。
そこで、本発明の主たる目的は、蓄電池に異常が発生した場合において、回転電機の駆動に用いる電源電圧の大きさを高めつつ、回転電機の駆動を継続することができる電力変換装置を提供することである。
本発明は、星形結線された巻線を有する回転電機と、上アームスイッチ及び下アームスイッチの直列接続体を有するインバータと、前記直列接続体に並列接続されたコンデンサと、各相の前記上アームスイッチの高電位側端子、第1蓄電池の正極端子及び前記コンデンサの一端を接続する正極母線と、各相の前記下アームスイッチの低電位側端子、第2蓄電池の負極端子及び前記コンデンサの他端を接続する負極母線と、を備える電力変換装置において、前記正極母線又は前記負極母線の少なくとも一方に備えられ、オフにされることにより前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池を前記インバータ及び前記コンデンサから電気的に遮断する遮断スイッチと、直列接続された前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池において前記第1蓄電池の負極側及び前記第2蓄電池の正極側と、前記巻線の中性点とを電気的に接続する接続経路と、前記回転電機の駆動要求があるか否かを判定する駆動判定部と、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のいずれか一方に異常が発生していることを判定する異常判定部と、前記駆動要求があり、かつ、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のうち、いずれか一方であって前記遮断スイッチが接続された蓄電池に異常が発生していると判定した場合、異常が発生した蓄電池に接続された前記遮断スイッチをオフし、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のうち異常が発生していない蓄電池の電圧を昇圧して前記コンデンサに供給しつつ、前記コンデンサの端子電圧を用いて前記回転電機を駆動するように、前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチのスイッチング制御を実施する制御部と、を備える。
本発明では、第1蓄電池の負極側及び第2蓄電池の正極側と、巻線の中性点とが接続経路により電気的に接続されている。これにより、第1蓄電池及び第2蓄電池のいずれか一方と、各相巻線と、インバータと、コンデンサとは昇圧チョッパ回路を構成する。このため、第1蓄電池及び第2蓄電池のうち、いずれか一方であって遮断スイッチが接続された蓄電池に異常が発生していると判定された場合、その遮断スイッチがオフされ、異常が発生していない蓄電池を電源として、昇圧チョッパ回路によりコンデンサの端子電圧を昇圧することができる。これにより、回転電機の駆動に用いるコンデンサの端子電圧を異常が発生していない蓄電池の電圧よりも高めつつ、回転電機の駆動を継続することができる。
第1実施形態に係る電力変換装置の構成図。 駆動制御処理の手順を示すフローチャート。 等価回路を示す図。 異常時駆動モードにおける駆動制御の機能ブロック図。 駆動制御の各波形を示す図。 第1実施形態の変形例1に係る電力変換装置の構成図。 第1実施形態の変形例2に係る駆動制御の機能ブロック図。 第2実施形態に係る電力変換装置の構成図。 第3実施形態に係る電力変換装置の構成図。 異常時駆動モードにおける駆動制御の機能ブロック図。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る電力変換装置を具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の電力変換装置は、例えば電気自動車やハイブリッド車に搭載されている。
図1に示すように、電力変換装置10は、インバータ30と、回転電機40とを備えている。回転電機40は、3相の同期機であり、ステータ巻線として星形結線されたU,V,W相巻線41U,41V,41Wを備えている。各相巻線41U,41V,41Wは、電気角で120°ずつずれて配置されている。回転電機40は、例えば永久磁石同期機である。本実施形態において、回転電機40は車載主機であり、車両の走行動力源となる。
インバータ30は、U,V,W相上アームスイッチQUH,QVH,QWHとU,V,W相下アームスイッチQUL,QVL,QWLとの直列接続体を3相分備えている。本実施形態では、各スイッチQUH,QVH,QWH,QUL,QVL,QWLとして、電圧制御形の半導体スイッチング素子が用いられており、具体的にはIGBTが用いられている。このため、各スイッチQUH,QVH,QWH,QUL,QVL,QWLの高電位側端子はコレクタであり、低電位側端子はエミッタである。各スイッチQUH,QVH,QWH,QUL,QVL,QWLには、フリーホイールダイオードとしての各ダイオードDUH,DVH,DWH,DUL,DVL,DWLが逆並列に接続されている。
U相上アームスイッチQUHのエミッタと、U相下アームスイッチQULのコレクタとには、バスバー等のU相導電部材32Uを介して、U相巻線41Uの第1端が接続されている。V相上アームスイッチQVHのエミッタと、V相下アームスイッチQVLのコレクタとには、バスバー等のV相導電部材32Vを介して、V相巻線41Vの第1端が接続されている。W相上アームスイッチQWHのエミッタと、W相下アームスイッチQWLのコレクタとには、バスバー等のW相導電部材32Wを介して、W相巻線41Wの第1端が接続されている。U,V,W相巻線41U,41V,41Wの第2端同士は、中性点Oで接続されている。なお、本実施形態において、各相巻線41U,41V,41Wは、ターン数が同じに設定されている。これにより、各相巻線41U,41V,41Wは、例えばインダクタンスが同じに設定されている。
各上アームスイッチQUH,QVH,QWHのコレクタと、組電池20の正極端子とは、バスバー等の正極母線Lpにより接続されている。各下アームスイッチQUL,QVL,QWLのエミッタと、組電池20の負極端子とは、バスバー等の負極母線Lnにより接続されている。
電力変換装置10は、正極母線Lpと負極母線Lnとを接続するコンデンサ31を備えている。なお、コンデンサ31は、インバータ30に内蔵されていてもよいし、インバータ30の外部に設けられていてもよい。
組電池20は、単電池としての電池セルの直列接続体として構成されており、端子電圧が例えば数百Vとなるものである。本実施形態では、組電池20を構成する各電池セルの端子電圧(例えば定格電圧)が互いに同じに設定されている。電池セルとしては、例えば、リチウムイオン電池等の2次電池を用いることができる。なお、組電池20は、例えば電力変換装置10の外部に設けられている。
本実施形態では、組電池20を構成する電池セルのうち、高電位側の複数の電池セルの直列接続体が第1蓄電池21を構成し、低電位側の複数の電池セルの直列接続体が第2蓄電池22を構成している。つまり、組電池20が2つのブロックに分けられている。本実施形態では、第1蓄電池21を構成する電池セル数と、第2蓄電池22を構成する電池セル数とが同じである。このため、第1蓄電池21の端子電圧(例えば定格電圧)と、第2蓄電池22の端子電圧(例えば定格電圧)とが同じである。
組電池20において、第1蓄電池21の負極端子と第2蓄電池22の正極端子とには中間端子Bが接続されている。
電力変換装置10は、接続経路60と、接続スイッチ61とを備えている。接続経路60は、組電池20の中間端子Bと中性点Oとを電気的に接続する。接続スイッチ61は、接続経路60上に設けられている。本実施形態では、接続スイッチ61としてリレーが用いられている。接続スイッチ61がオンされることにより、中間端子Bと中性点Oとが電気的に接続される。一方、接続スイッチ61がオフされることにより、中間端子Bと中性点Oとの間が電気的に遮断される。
電力変換装置10は、第1遮断スイッチ62及び第2遮断スイッチ63を備えている。各遮断スイッチ62,63は、例えばリレーである。ここで、正極母線Lpには、組電池20の正極端子から順に、コンデンサ31の高電位側端子、U,V,W相上アームスイッチQUH,QVH,QWHのコレクタが接続されている。第1遮断スイッチ62は、正極母線Lpのうち、組電池20の正極端子との接続点及びコンデンサ31の高電位側端子との接続点の間に備えられている。第1遮断スイッチ62がオフにされることで、第1蓄電池21は、電力変換装置10から電気的に遮断される。
また、正極母線Lpには、組電池20の負極端子から順に、コンデンサ31の低電位側端子、U,V,W相下アームスイッチQUL,QVL,QWLのエミッタが接続されている。第2遮断スイッチ63は、負極母線Lnのうち、組電池20の負極端子との接続点及びコンデンサ31の低電位側端子との接続点の間に備えられている。第2遮断スイッチ63がオフされることで、第2蓄電池22は、電力変換装置10から電気的に遮断される。
電力変換装置10は、相電流センサ64を備えている。相電流センサ64は、各導電部材32U~32Wに流れる相電流を検出する。相電流センサ64の検出値は、電力変換装置10が備える制御装置70に入力される。本実施形態において、制御装置70が制御部に相当する。
電力変換装置10は、電圧センサ65を備えている。電圧センサ65は、コンデンサ31に並列接続されており、コンデンサ31の端子電圧を検出する。電圧センサ65の検出値は、制御装置70に入力される。
電力変換装置10は、監視ユニット50を備えている。監視ユニット50は、組電池20を構成する各電池セルの端子電圧、温度及び内部抵抗等の検出値を検出する。
制御装置70は、マイコンを主体として構成され、回転電機40の制御量をその指令値にフィードバック制御すべく、インバータ30を構成する各スイッチのスイッチング制御を行う。制御量は、例えばトルクである。各相において、各相上アームスイッチQUH,QVH,QWHと各相下アームスイッチQUL,QVL,QWLとは交互にオンされる。
制御装置70は、接続スイッチ61、第1遮断スイッチ62及び第2遮断スイッチ63をオンオフする。ちなみに、制御装置70は、自身が備える記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、各種制御機能を実現する。各種機能は、ハードウェアである電子回路によって実現されてもよいし、ハードウェア及びソフトウェアの双方によって実現されてもよい。
続いて、制御装置70により実行される駆動制御について説明する。図2は、駆動制御処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、制御装置70により、例えば所定の制御周期で繰り返し実行される。
ステップS10では、回転電機40の駆動要求があるか否かを判定する。この駆動要求には、回転電機40の駆動により車両を走行させる要求が含まれる。なお、本実施形態において、ステップS10が駆動判定部に相当する。
ステップS10において、駆動要求がないと判定した場合には、ステップS11に進み、待機モードに設定する。そして、ステップS12において、接続スイッチ61をオフし、第1遮断スイッチ62及び第2遮断スイッチ63をオフする。待機モードにおいて、インバータ30の各スイッチQUH~QWLはオフする。
ステップS10において駆動要求があると判定した場合には、ステップS13に進み、第1蓄電池21に異常が発生しており、かつ、第2蓄電池22に異常が発生していないか否かを判定する。
ステップS13において否定判定した場合には、ステップS14に進み、第1蓄電池21に異常が発生しておらず、かつ、第2蓄電池22に異常が発生しているか否かを判定する。ここで、制御装置70は、監視ユニット50と通信可能とされており、監視ユニット50から受け取った各電池セルの検出値が、その設定範囲を超えていた場合又は監視ユニット50から検出値を受け取ることができない場合、その電池セルが含まれる第1蓄電池21又は第2蓄電池22に異常が発生していると判定する。ここで、検出値には、電池セルの電圧、温度及び内部抵抗のうち少なくとも1つが含まれる。なお、本実施形態において、ステップS13及びステップS14が異常判定部に相当する。
ステップS14において否定判定した場合には、第1蓄電池21及び第2蓄電池22に異常が発生していないと判定し、ステップS15に進み、駆動モードに設定する。そして、ステップS16において、接続スイッチ61をオフし、第1遮断スイッチ62及び第2遮断スイッチ63をオンする。その後、ステップS17において、駆動PWM制御を行う。駆動PWM制御では、回転電機40を駆動させるべく、インバータ30の各スイッチQUH~QWLのスイッチング制御を行う。これにより、車両の駆動輪が回転し、車両を走行させることができる。
ステップS13において肯定判定した場合には、ステップS18に進み、異常時駆動モードに設定する。そして、ステップS19において、接続スイッチ61をオンし、第1遮断スイッチ62をオフし、第2遮断スイッチ63をオンする。その後、ステップS20において、異常時駆動PWM制御を行う。
ステップS14において肯定判定した場合には、ステップS21に進み、異常時駆動モードに設定する。そして、ステップS22において、接続スイッチ61をオンし、第1遮断スイッチ62をオンし、第2遮断スイッチ63をオフする。その後、ステップS23において異常時駆動PWM制御を行う。
以下、第1蓄電池21に異常が発生しており、かつ、第2蓄電池22に異常が発生していない場合における異常時駆動モードの駆動制御について説明する。図3(a)に、第1蓄電池21に異常が発生した場合における駆動制御で用いられる電力変換装置10の等価回路を示す。第1蓄電池21に異常が発生しているためステップS19で説明したように、接続スイッチ61はオンされ、第1遮断スイッチ62はオフされ、第2遮断スイッチ63はオンされる。図3(a)では、各相巻線41U~41Wを巻線41として示し、各上アームスイッチQUH,QVH,QWHを上アームスイッチQHとして示し、各上アームダイオードDUH,DVH,DWHを上アームダイオードDHとして示している。また、各下アームスイッチQUL,QVL,QWLを下アームスイッチQLとして示し、各下アームダイオードDUL,DVL,DWLを下アームダイオードDLとして示している。
図3(a)の等価回路は、図3(b)の等価回路として示すことができる。図3(b)の回路は、第2蓄電池22とコンデンサ31との間で電力伝達が可能な昇圧チョッパ回路である。図3(b)において、VBLは第2蓄電池22の端子電圧を示す。VRは巻線41の端子電圧を示す。IMrは巻線41の中性点Oに流れる電流を示し、第2蓄電池22の放電電流が流れる場合にIMrを負とし、充電電流が流れる場合にIMrを正とする。Vcはコンデンサ31の端子電圧を示す。
図3(b)を参照して、上アームスイッチQHがオフされ、下アームスイッチQLがオンされると、第2蓄電池22、巻線41及び下アームスイッチQLを含む回路が形成される。これにより、巻線41に中性点電流IMrが負の方向に流れる。一方、上アームスイッチQHがオンされ、下アームスイッチQLがオフされると、第2蓄電池22、巻線41、上アームスイッチQH及びコンデンサ31を含む回路が形成される。これにより、第2蓄電池22の端子電圧が昇圧されてコンデンサ31に供給され、コンデンサ31が充電される。
図4に、異常時駆動モードにおける駆動制御のブロック図を示す。図4は、回転電機40の駆動後における車両走行中に実施される駆動制御の機能ブロック図である。
制御装置70において、d,q軸指令電流設定部80は、回転電機40のトルク指令値Trq*に基づいて、d軸指令電流Id*及びq軸指令電流Iq*を設定する。d軸偏差算出部81dは、d軸指令電流Id*からd軸電流Idrを減算することにより、d軸電流偏差ΔIdを算出する。q軸偏差算出部81qは、q軸指令電流Iq*からq軸電流Iqrを減算することにより、q軸電流偏差ΔIqを算出する。ここで、d軸電流Idr及びq軸電流Iqrは、相電流センサ64の検出値及び回転電機40の電気角に基づいて算出される。なお、電気角は、レゾルバ等の回転角センサの検出値であってもよいし、位置センサレス制御で推定された推定値であってもよい。
d軸制御部82dは、d軸偏差算出部81dにより算出されたd軸電流偏差ΔIdを0にフィードバック制御するための操作量として、d軸電圧Vdを算出する。q軸制御部82qは、q軸偏差算出部81qにより算出されたq軸電流偏差ΔIqを0にフィードバック制御するための操作量として、q軸電圧Vqを算出する。本実施形態では、各制御部82d,82qのフィードバック制御として比例積分制御が用いられる。なお、フィードバック制御としては、比例積分制御に限らず、例えば比例積分微分制御であってもよい。
3相変換部83は、d軸電圧Vd、q軸電圧Vq及び上記電気角に基づいて、3相固定座標系におけるU~W相指令電圧Vu~Vwを算出する。駆動要求があると判定された場合のU~W相指令電圧Vu~Vwは、振幅が同じで、電気角で120度ずつ位相がずれた正弦波状の信号である。
制御装置70は、異常時駆動制御部90を備えている。異常時駆動制御部90は、指令値設定部91と、電圧偏差算出部92と、電圧制御部93と、U~W相重畳部94U~94Wとを備えている。
指令値設定部91は、コンデンサ31の指令端子電圧Vc*を設定する。例えば、指令端子電圧Vc*は、組電池20の端子電圧に設定される。この場合、組電池20の端子電圧は、監視ユニット50から取得した組電池20の端子電圧の検出値でもよいし、組電池20の定格電圧でもよい。
電圧偏差算出部92は、コンデンサ31の指令端子電圧Vc*から、電圧センサ65により検出されたコンデンサ31の端子電圧Vcを減算することにより、電圧偏差ΔVcを算出する。
電圧制御部93は、算出された電圧偏差ΔVcを0にフィードバック制御するための操作量として、オフセット補正量CFを算出する。本実施形態では、このフィードバック制御として比例積分制御が用いられる。なお、フィードバック制御としては、比例積分制御に限らず、例えば比例積分微分制御であってもよい。
U相重畳部94Uは、U相指令電圧Vuにオフセット補正量CFを加算することにより、U相最終指令電圧「Vu+CF」を算出する。V相重畳部94Vは、V相指令電圧Vvにオフセット補正量CFを加算することにより、V相最終指令電圧「Vv+CF」を算出する。W相重畳部94Wは、W相指令電圧Vwにオフセット補正量CFを加算することにより、W相最終指令電圧「Vw+CF」を算出する。
制御装置70は、U~W相変調部95U~95Wを備えている。U相変調部95Uは、U相最終指令電圧を電源電圧Vdcで除算することにより、U相変調率Muを算出する。ここで、電源電圧Vdcは、電圧センサ65から取得したコンデンサ31の端子電圧Vcである。V相変調部95Vは、V相最終指令電圧を電源電圧Vdcで除算することにより、V相変調率Mvを算出する。W相変調部95Wは、W相最終指令電圧を電源電圧Vdcで除算することにより、W相変調率Mwを算出する。
制御装置70は、算出した各変調率Mu,Mv,Mwに基づいて、各スイッチQUH~QWLのスイッチング制御を行う。具体的には例えば、制御装置70は、各変調率Mu,Mv,Mwとキャリア信号(例えば三角波信号)との大小比較に基づくPWM制御によりスイッチング制御を行えばよい。
図5に、本実施形態における駆動制御の各波形を示す。図5(a)は各相電流Iu、Iv、Iwの推移を示し、図5(b)は中性点電流IMrの推移を示し、図5(c)はコンデンサ31の端子電圧Vcの推移を示し、図5(d)は第2蓄電池22の端子電圧VBLの推移を示し、図5(e)は回転電機40におけるトルクの推移を示す。
図5(b)に示すように、中性点電流IMrが負であることから、第2蓄電池22が放電され、コンデンサ31が充電される。そして、図5(c),(d)に示すように、コンデンサ31の端子電圧Vcは、第2蓄電池22の端子電圧VBLよりも大きな電圧に昇圧されている。なお、図5(c),(d)中の符号SCは、第2蓄電池22の端子電圧VBLを示すスケールである。
コンデンサ31の端子電圧Vcが、第1,第2蓄電池21,22のうち異常が発生していない蓄電池(以下、正常側蓄電池)の端子電圧よりも高くされているため、図5(a)に示すように、トルク指令値Trq*に応じた各相電流Iu,Iv,Iwを流すことができる。
なお、第1蓄電池21に異常が発生しておらず、かつ、第2蓄電池22に異常が発生していると判定した場合の駆動制御は、第1蓄電池21に異常が発生しており、かつ、第2蓄電池22に異常が発生していないと判定した場合の駆動制御に対応する処理を行うことで実施することができる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
第1蓄電池21の負極端子及び第2蓄電池22の正極端子と、各相巻線41U,41V,41Wの中性点Oとが接続経路60により電気的に接続されている。これにより、第1蓄電池21又は第2蓄電池22と、インバータ30と、コンデンサ31と各相巻線41U,41V,41Wは昇圧チョッパ回路を構成する。このため、例えば、第1蓄電池21に異常が発生しており、かつ、第2蓄電池22に異常が発生していないと判定された場合、昇圧チョッパ回路により異常が発生していない第2蓄電池22を電源として、コンデンサ31の端子電圧Vcをコンデンサ31の指令端子電圧Vc*に昇圧することができる。この昇圧されたコンデンサ31の端子電圧Vcを用いることで、第1蓄電池21に異常が発生する前における回転電機40の駆動に用いる電圧の大きさを維持しつつ、回転電機40を駆動することができる。
第1蓄電池21及び第2蓄電池22のいずれか一方に異常が発生していると判定された場合、接続経路60に備えられた接続スイッチ61がオンされる。一方、第1蓄電池21及び第2蓄電池22に異常が発生していないと判定された場合、接続スイッチ61はオフされる。これにより、昇圧制御を実施しない場合に中性点Oと中間端子Bとの間に電流が流れることを抑制できる。
<第1実施形態の変形例1>
第1実施形態では、第1遮断スイッチ62及び第2遮断スイッチ63が備えられているが、電力変換装置10は、そのいずれか一方を備えていてもよい。図6に、負極母線Lnに第2遮断スイッチ63が備えられている例を示す。なお、図6において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。
本実施形態においては、ステップS10で駆動要求があると判定された後、ステップS13の判定は実施せず、ステップS14の判定を実施する。ステップS14で、第1蓄電池21に異常が発生しておらず、かつ、第2蓄電池22に異常が発生していると判定された場合のみ、異常時駆動モードに移行する。そして、接続スイッチ61をオンし、第2遮断スイッチ63をオフすることで、異常時駆動PWM制御を実施する。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第1実施形態の変形例2>
本実施形態では、第1実施形態で説明した駆動制御に加え、回転電機40のトルクに制限を課す。
第1実施形態では、第1蓄電池21及び第2蓄電池22のいずれか一方に異常が発生していると判定された場合、昇圧制御を実施することで、回転電機40の駆動に用いるコンデンサの端子電圧Vcを正常側蓄電池の端子電圧よりも高めた。これにより、電源電圧に比例する回転電機40の回転速度が異常発生前に比べて小さくなることを抑制しつつ、回転電機40を駆動することができる。
しかし、第1蓄電池21及び第2蓄電池22のいずれか一方に異常が発生した場合、組電池20の出力は半減するため、回転電機40のトルクに制限を課す必要がある。
そこで、本実施形態では、第1蓄電池21及び第2蓄電池22のいずれか一方に異常が発生していると判定された場合、回転電機40のトルク指令値Trq*の制限値を異常発生前よりも小さくする。図7に、本実施形態の異常時駆動モードにおける駆動制御のブロック図を示す。トルク指令値Trq*は、トルク指令値制限部84により異常発生前に比べて小さい制限値に制限される。制限されたトルク指令値Trq*は、指令電流設定部80に入力される。
<第2実施形態>
第1実施形態において、回転電機40及びインバータ30としては、5相又は7相等、3相以外のものであってもよい。図8に、5相の場合における電力変換装置10を示す。図8において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。
図8では、インバータ30において、X相上,下アームスイッチQXH,QXL及び各ダイオードDXH,DXLが追加され、Y相上,下アームスイッチQYH,QYL及び各ダイオードDYH,DYLが追加されている。また、回転電機40において、X相巻線41XとY相巻線41Yとが追加されている。また、電力変換装置10において、X相導電部材32XとY相導電部材32Yとが追加されている。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図9に、本実施形態における電力変換装置10の構成を示す。電力変換装置10は、中性点電流センサ66を備えている。中性点電流センサ66は、中性点Oに流れる電流を検出する。中性点電流センサ66の検出値は、電力変換装置10が備える制御装置70に入力される。なお、図9において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。
図10に、異常時駆動モードにおける駆動制御のブロック図を示す。異常時駆動制御部90は、電流偏差算出部96と、電流制御部97とを備えている。なお、図10において、先の図4に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。
指令値設定部91は、回転電機40の駆動要求に基づき中性点電流指令値IMr*を設定する。例えば、指令値設定部91は、回転電機40のトルク指令値Trq*を入力値とし、トルク指令値Trq*が大きいほど、中性点電流指令値IMr*を大きな値に設定する。なお、指令値設定部91は、回転電機40の回転速度指令値を入力値とし、回転速度指令値が大きいほど、中性点電流指令値IMr*を大きな値に設定してもよい。
電流偏差算出部96は、中性点電流指令値IMr*から、中性点電流センサ66により検出された中性点電流IMrを減算することにより、中性点電流偏差ΔIMrを算出する。
電流制御部97は、算出された中性点電流偏差ΔIMrを0にフィードバック制御するための操作量として、オフセット補正量CFを算出し、このオフセット補正量CFをU~W相重畳部94U~94Wに出力する。本実施形態では、このフィードバック制御として比例積分制御が用いられる。なお、フィードバック制御としては、比例積分制御に限らず、例えば比例積分微分制御であってもよい。
以上詳述した本実施形態によれば、第1蓄電池21及び第2蓄電池22のいずれか一方に異常が発生していると判定された場合、中性点電流IMrを制御することで、コンデンサ31の端子電圧Vcを回転電機40の駆動要求に応じた電圧に昇圧することができる。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・インバータ30を構成する上,下アームスイッチQUH~QYLとしては、IGBTに限らず、例えばNチャネルMOSFETであってもよい。この場合、高電位側端子はドレインとなり、低電位側端子はソースとなる。
・接続スイッチ61としては、リレーに限らない。接続スイッチ61として、例えば、ソース同士が接続された一対のNチャネルMOSFETや、IGBTが用いられてもよい。
・指令端子電圧Vc*は、正常側蓄電池の端子電圧よりも高い値であって、かつ、組電池20の端子電圧より低い値に設定されていてもよい。この場合、正常側蓄電池の端子電圧は、監視ユニット50から取得した正常側蓄電池の端子電圧の検出値を用いればよい。
・本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
10…電力変換装置、30…インバータ、QUH,QVH,QWH…U,V,W相上アームスイッチ、QUL,QVL,QWL…U,V,W相下アームスイッチ、31…コンデンサ、41U,41V,41W…U,V,W相巻線、Lp…正極母線、Ln…負極母線、60…接続経路、62,63…第1,2遮断スイッチ、70…制御装置。

Claims (6)

  1. 星形結線された巻線(41U,41V,41W,41X,41Y)を有する回転電機(40)と、
    上アームスイッチ(QUH,QVH,QWH,QXH,QYH)及び下アームスイッチ(QUL,QVL,QWL,QXL,QYL)の直列接続体を有するインバータ(30)と、
    前記直列接続体に並列接続されたコンデンサ(31)と、
    各相の前記上アームスイッチの高電位側端子、第1蓄電池(21)の正極端子及び前記コンデンサの一端を接続する正極母線(Lp)と、
    各相の前記下アームスイッチの低電位側端子、第2蓄電池(22)の負極端子及び前記コンデンサの他端を接続する負極母線(Ln)と、を備える電力変換装置(10)において、
    前記正極母線又は前記負極母線の少なくとも一方に備えられ、オフにされることにより前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池を前記インバータ及び前記コンデンサから電気的に遮断する遮断スイッチ(62,63)と、
    直列接続された前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池において前記第1蓄電池の負極側及び前記第2蓄電池の正極側と、前記巻線の中性点(O)とを電気的に接続する接続経路(60)と、
    前記回転電機の駆動要求があるか否かを判定する駆動判定部(70)と、
    前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のいずれか一方に異常が発生していることを判定する異常判定部(70)と、
    前記駆動要求があり、かつ、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のうち、いずれか一方であって前記遮断スイッチが接続された蓄電池に異常が発生していると判定した場合、異常が発生した蓄電池に接続された前記遮断スイッチをオフし、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のうち異常が発生していない蓄電池の電圧を昇圧して前記コンデンサに供給しつつ、前記コンデンサの端子電圧を用いて前記回転電機を駆動するように、前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチのスイッチング制御を実施する制御部(70)と、を備える電力変換装置。
  2. 前記遮断スイッチとして、前記正極母線に設けられた第1遮断スイッチ(62)と、前記負極母線に設けられた第2遮断スイッチ(63)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記駆動要求があり、かつ、前記第1蓄電池に異常が発生していると判定した場合、前記第1遮断スイッチをオフしてかつ前記第2遮断スイッチをオンにし、前記第2蓄電池の電圧を昇圧して前記コンデンサに供給しつつ、前記コンデンサの端子電圧を用いて前記回転電機を駆動するように、前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチのスイッチング制御を実施し、
    前記駆動要求があり、かつ、前記第2蓄電池に異常が発生していると判定した場合、前記第2遮断スイッチをオフしてかつ前記第1遮断スイッチをオンにし、前記第1蓄電池の電圧を昇圧して前記コンデンサに供給しつつ、前記コンデンサの端子電圧を用いて前記回転電機を駆動するように、前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチのスイッチング制御を実施する請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記接続経路に設けられた接続スイッチ(61)を備え、
    前記制御部は、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のいずれか一方に異常が発生していると判定された場合、前記接続スイッチをオンした状態において前記スイッチング制御を行い、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池に異常が発生していないと判定された場合、前記接続スイッチをオフする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記制御部は、前記駆動要求に基づき設定される前記巻線の指令電圧に、前記コンデンサの指令端子電圧に基づき設定される補正量を反映させた最終指令電圧に基づいて、前記スイッチング制御を行う請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記制御部は、前記回転電機のトルク指令値を制限値以下に制限し、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池のいずれか一方に異常が発生していると判定された場合、前記制限値を前記異常が発生していると判定される前よりも小さくする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 前記制御部は、前記第1蓄電池及び前記第2蓄電池の検出値を取得し、取得した前記第1蓄電池の検出値がその設定範囲を超えていた場合、前記第1蓄電池に異常が発生していると判定し、取得した前記第2蓄電池の検出値がその設定範囲を超えていた場合、前記第2蓄電池に異常が発生していると判定する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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