JP7275293B2 - 真空断熱材の製造方法及び真空断熱材 - Google Patents

真空断熱材の製造方法及び真空断熱材 Download PDF

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Description

本発明は、乾式グラスウールを用いて形成されたグラスウール体を芯材として用いた真空断熱材の製造方法及び真空断熱材に関する。
従来の真空断熱材の芯材は、乾式グラスウール製のシート又は湿式グラスウール製のシートのどちらか一方を規定の形に切断し、切断されたシートを複数枚積層することにより形成されている。そして、従来の真空断熱材は、バリア性を有する外被材でこのように形成された芯材を被覆し、外被材の内部を減圧して芯材を外被材で密封することで、製造される。
乾式グラスウールは、溶融ガラスを高速回転スピナにより遠心力で飛ばすことによってガラスを繊維化する遠心法によって、形成される。あるいは、乾式グラスウールは、ガラス棒の先端部を火炎で溶融しながら吹き飛ばすことによりガラスを繊維化する火炎法によって、形成される。すなわち、乾式グラスウール製のシートは、綿状の素材で形成されたシートである。このため、乾式グラスウール製のシートは、寸法精度良く切断することが難しい。したがって、乾式グラスウール製のシートを切断して形成した芯材は、湿式グラスウール製のシートを切断して芯材を形成する場合と比べ、寸法精度が悪くなる。すなわち、乾式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材は、湿式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材と比べ、寸法精度が悪くなる。
一方、湿式グラスウールのシートは、次のように形成される。まず、遠心法又は火炎法によって、綿状のグラスウールを製造する。次に、この綿状のグラスウールをバインダー溶液中に拡散させ、抄造法によってバインダー溶液中のグラスウールをすくい取る。このすくい取られたグラスウールを乾燥させることにより、湿式グラスウールのシートが完成する。このため、湿式グラスウールのシートは、乾式グラスウール製のシートと比べ、寸法精度良く切断することができる。したがって、湿式グラスウール製のシートを切断して形成した芯材は、乾式グラスウール製のシートを切断して芯材を形成する場合と比べ、寸法精度を向上させることができる。
一方、湿式グラスウール製のシートを切断して形成した芯材は、乾式グラスウール製のシートを切断して芯材を形成する場合と比べ、熱伝導率が高くなる。すなわち、湿式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材と、乾式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材とを同じ芯材の厚さで比べた場合、湿式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材は、乾式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材と比べ、断熱性能が低くなる。このため、湿式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材は、乾式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材と同等の断熱性能を確保するには、乾式グラスウール製の芯材を用いた真空断熱材よりも芯材の厚みを大きくしなければならない。
そこで、従来の真空断熱材には、規定の形に切断された乾式グラスウール製のシートと規定の形に切断された湿式グラスウール製のシートとを積層して芯材を形成し、寸法精度の向上と断熱性能の低下の抑制とを図ったものも提案されている(特許文献1参照)。
特開2012-159144号公報
上述のように、特許文献1に記載の真空断熱材では、規定の形に切断された乾式グラスウール製のシートと規定の形に切断された湿式グラスウール製のシートとを積層して、芯材が形成される。このため、特許文献1に記載の真空断熱材は、規定の形に切断された乾式グラスウール製のシートと規定の形に切断された湿式グラスウール製のシートとの寸法が一致せず、依然として寸法精度が悪いという課題があった。
本発明は、上述の課題を背景としてなされたものであり、乾式グラスウール製のシートと乾式グラスウール製以外のシートとが積層された芯材を用いる真空断熱材において、寸法精度を従来よりも向上させることができるグラスウール体を芯材として用いた真空断熱材の製造方法を提供することを、第の目的とする。また、本発明は、本発明に係る真空断熱材の製造方法によって製造された真空断熱材を提供することを、第2の目的とする。
本発明に係る真空断熱材の製造方法は、第1シート及び該第1シートに重ねられた第2シートを有する積層シートを備え、前記第1シートは、乾式グラスウールがシート状に形成されたシートであり、前記第2シートは、湿式グラスウール又はグラスファイバーがシート状に形成されたシートであり、前記第2シートが前記第1シートの内側又は外側となるように前記積層シートがロール状に巻かれているグラスウール体を複数用いた真空断熱材の製造方法であって、複数の前記グラスウール体を延ばして、複数の前記積層シートを上下方向に重ね合わせる積層工程と、前記積層工程で重ね合わされた複数の前記積層シートを切断して芯材を形成する芯材形成工程と、前記芯材を外被材で覆う被覆工程と、を備えている
また、本発明に係る真空断熱材は、上述の製造方法によって製造されたものである
本発明に係るグラスウール体を用いて真空断熱材の芯材を作成する場合、寸法精度良く切断することが難しい第1シートを、第2シートと一緒に切断することができる。このため、本発明に係るグラスウール体を用いて真空断熱材の芯材を作成することにより、乾式グラスウールである第1シートと、湿式グラスウール又はグラスファイバーである第2シートとの寸法を一致させやすくなる。したがって、本発明に係るグラスウール体を用いて真空断熱材の芯材を作成することにより、乾式グラスウール製のシートと乾式グラスウール製以外のシートとが積層された芯材を用いる真空断熱材において、寸法精度を従来よりも向上させることができる。
本実施の形態に係るグラスウール体を示す斜視図である。 本実施の形態に係るグラスウール体の別の一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係るグラスウール体の製造工程を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るグラスウール体の製造方法を説明するための図である。 本実施の形態に係るグラスウール体の製造方法を説明するための図である。 本実施の形態に係る真空断熱材を示す断面図である。 本実施の形態に係る真空断熱材の製造工程を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る真空断熱材の製造方法を説明するための図である。 本実施の形態に係る真空断熱材の製造方法を説明するための図である。 本実施の形態に係る真空断熱材の芯材を示す図である。 本実施の形態に係る真空断熱材の芯材を示す図である。 本実施の形態に係る真空断熱材の芯材を示す図である。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係るグラスウール体を示す斜視図である。
グラスウール体10は、後述のように、規定の形に切断され、真空断熱材30の芯材31として用いられるものである。グラスウール体10は、積層シート20を備えている。また、積層シート20は、第1シート21と、該第1シート21に重ねられた第2シート22とを備えている。
第1シート21は、乾式グラスウールがシート状に形成されたシートである。乾式グラスウールは、溶融ガラスを高速回転スピナにより遠心力で飛ばすことによってガラスを繊維化する遠心法によって、形成される。あるいは、乾式グラスウールは、ガラス棒の先端部を火炎で溶融しながら吹き飛ばすことによりガラスを繊維化する火炎法によって、形成される。すなわち、第1シート21は、綿状の素材で形成されたシートである。乾式グラスウール製のシートは、湿式グラスウール製のシートと比べ、寸法精度良く切断することが難しい。
第2シート22は、湿式グラスウールがシート状に形成されたシートである。湿式グラスウールのシートは、次のように形成される。まず、遠心法又は火炎法によって、綿状のグラスウールを製造する。次に、この綿状のグラスウールをバインダー溶液中に拡散させ、抄造法によってバインダー溶液中のグラスウールをすくい取る。このすくい取られたグラスウールを乾燥させることにより、湿式グラスウールのシートが完成する。湿式グラスウールのシートは、乾式グラスウール製のシートと比べ、寸法精度良く切断することができる。一方、湿式グラスウールのシートは、乾式グラスウール製のシートと比べ、断熱性能が低くなる。
なお、第2シート22は、グラスファイバーがシート状に形成されたシートであってもよい。グラスファイバーは、連続フィラメント法で紡糸ノズルから引き出された略直線状のガラス繊維である。グラスファイバー製のシートは、湿式グラスウールのシートと同様に、乾式グラスウール製のシートと比べて寸法精度良く切断することができ、乾式グラスウール製のシートと比べて断熱性能が低くなる。
グラスウール体10は、上述のように構成された積層シート20がロール状に巻かれたものとなっている。なお、図1に示すグラスウール体10は、第2シート22が第1シート21の内側となるように、積層シート20がロール状に巻かれている。しかしながら、このような構成は、本実施の形態に係るグラスウール体10の一例である。
図2は、本実施の形態に係るグラスウール体の別の一例を示す斜視図である。
図2に示すグラスウール体10は、第2シート22が第1シート21の外側となるように、積層シート20がロール状に巻かれている。本実施の形態に係るグラスウール体10は、このように構成されていてもよい。
続いて、本実施の形態に係るグラスウール体10の製造方法について説明する。
図3は、本実施の形態に係るグラスウール体の製造工程を示すフローチャートである。図4及び図5は、本実施の形態に係るグラスウール体の製造方法を説明するための図である。なお、図4及び図5は、積層シート20をロール状に巻いている途中のグラスウール体10を示している。
グラスウール体10の製造工程のステップS1は、積層シート20を形成する積層シート形成工程である。積層シート形成工程では、第1シート21に第2シート22が重ねられ、積層シート20が形成される。具体的には、第2シート22が第1シート21の内側となるように巻かれている図1に示すグラスウール体10を製造する場合、図4に示すように、第1シート21の上面に第2シート22を重ねる。また、第2シート22が第1シート21の外側となるように巻かれている図2に示すグラスウール体10を製造する場合、図5に示すように、第1シート21の下面に第2シート22を重ねる。
グラスウール体10の製造工程のステップS2は、積層シート形成工程で形成された積層シート20を巻き取る巻き取り工程である。積層シート形成工程で形成された積層シート20を巻き取ることにより、グラスウール体10が完成する。例えば、第1シート21の上面に第2シート22が重ねられた図4に示す積層シート20を巻き取ることにより、第2シート22が第1シート21の内側となるように巻かれている図1に示すグラスウール体10を製造することができる。また、第1シート21の下面に第2シート22が重ねられた図5に示す積層シート20を巻き取ることにより、第2シート22が第1シート21の外側となるように巻かれている図2に示すグラスウール体10を製造することができる。
続いて、本実施の形態に係るグラスウール体10を芯材31として用いた真空断熱材30について説明する。
図6は、本実施の形態に係る真空断熱材を示す断面図である。
真空断熱材30は、芯材31と、この芯材31を覆う外被材32とを備えている。外被材32で囲まれた空間は、すなわち芯材31が配置されている空間は、例えば1Pa~3Pa程度の真空度に減圧された真空空間となっている。この外被材32で囲まれた真空空間は、一部が開口した袋形状の外被材32の内部を減圧した状態で、開口部をヒートシール等により熱溶着することにより、形成される。真空断熱材30は、該真空断熱材30の厚み方向に観察した際、換言すると図6の紙面上下方向に観察した際、例えば、全体として概略長方形の板状に形成されている。なお、本実施の形態においては、真空断熱材30は、外被材32で囲まれた真空空間に、水分を吸着する水分吸着剤33も備えている。つまり、本実施の形態に係る真空断熱材30は、芯材31及び水分吸着剤33が、外被材32によって覆われている。水分吸着剤33を備えることにより、外被材32で囲まれた真空空間に存在する水分を水分吸着剤33で吸着することで、真空断熱材30の経時劣化を抑制することができる。
芯材31は、例えば四角形等の規定の形に切断された複数の積層シート20が真空断熱材30の厚み方向に積層されて、構成されている。すなわち、芯材31は、規定の形に切断された複数の積層シート20が図6の上下方向に積層されて、構成されている。
外被材32は、ガスバリア性を有するものである。外被材32は、少なくとも、ガスバリア層及び熱溶着層を備えている。ガスバリア層としては、金属、金属酸化物及びダイヤモンドライクカーボンを蒸着したプラスチックフィルム及び金属箔等を用いることができる。プラスチックフィルム及び金属箔等に蒸着する金属酸化物は、例えば、シリカ及びアルミナ等である。なお、外被材32のガスバリア層は、特に限定されるものでなく、ガス透過を低減する目的で従来から用いられている種々のガスバリア層を用いることができる。
外被材32の熱溶着層は、外被材32を袋形状に形成する際、及び袋形状の外被材32の開口部を閉じる際に、熱溶着される部分である。図6では、熱溶着層における熱溶着された部分を熱溶着部34として示している。熱溶着層は、外被材を構成する層の中で、最もガス透過度が大きい部分である。このため、熱溶着層の性質は、真空断熱材30の経時的な断熱性能の変化に大きく影響する。熱溶着部34の端面から真空断熱材30の内部に空気等のガスが侵入することの抑制、及び、ガスバリア層として金属箔を使用した場合における熱伝導によるヒートリークを考慮すると、熱溶着層の厚さは25μm~60μmが好ましい。熱溶着層としては、例えば、無延伸ポリプロピレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム、及び直鎖状低密度ポリエチレンフィルム等を用いることができる。ただし、熱溶着層は、これらの材質で形成されたものに限定されるものではなく、従来から用いられている種々の熱溶着層を用いることができる。
なお、外被材32は、ガスバリア層の外側に、換言するとガスバリア層を基準として芯材31とは反対側となる面に、表面保護層をさらに備えていてもよい。表面保護層としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルム等を用いることができる。ただし、熱溶着層は、これらに限定されるものではなく、従来から用いられている種々の表面保護層を用いることができる。表面保護層を設けることにより、表面保護層がない場合と比べ、真空断熱材30が折り曲げられた際、及び真空断熱材30の表面に突起物が接触した際等に、外被材32が破れることをより抑制できる。
水分吸着剤33は、例えば、通気性の良い袋に挿入された酸化カルシウム等である。水分吸着剤33は、酸化カルシウムに限定されず、ゼオライト等の水分吸着性を有するものであれば、特に限定されるものではない。
続いて、本実施の形態に係る真空断熱材30の製造方法について説明する。
図7は、本実施の形態に係る真空断熱材の製造工程を示すフローチャートである。図8及び図9は、本実施の形態に係る真空断熱材の製造方法を説明するための図である。なお、図8及び図9に示す円弧状の矢印は、グラスウール体10が延ばされて行く際の、グラスウール体10の回転方向を示している。また、図8及び図9に示す白抜き矢印は、グラスウール体10が延ばされて行った際の、積層シート20の進み方向を示している。
真空断熱材30は、複数のグラスウール体10を用いて製造される。真空断熱材30の製造工程のステップS11は、積層工程である。積層工程では、図8及び図9に示すように、複数のグラスウール体10を延ばして、複数の積層シート20を上下方向に重ね合わせる。なお、本実施の形態では、4つのグラスウール体10を延ばし、4枚の積層シート20を上下方向に重ね合わせる例を示している。
真空断熱材30の製造工程におけるステップS11の後のステップS12は、芯材形成工程である。芯材形成工程では、積層工程で重ね合わされた複数の積層シート20を切断して芯材31を形成する。具体的には、重ね合わされた複数の積層シート20は、上下方向に切断される。このため、重ね合わされた積層シート20の積層方向が、芯材31の厚み方向となる。換言すると、重ね合わされた積層シート20の積層方向が、真空断熱材30の厚み方向となる。
従来の真空断熱材では、規定の形に切断された乾式グラスウール製のシートと規定の形に切断された湿式グラスウール製のシートとを積層して、芯材が形成される。乾式グラスウール製のシートを切断する場合、湿式グラスウール製のシートを切断する場合と比べ、寸法精度が悪くなる。このため、従来の真空断熱材は、規定の形に切断された乾式グラスウール製のシートと規定の形に切断された湿式グラスウール製のシートとの寸法が一致せず、寸法精度が悪くなってしまう。
一方、本実施の形態では、真空断熱材30の芯材31を作成する場合、寸法精度良く切断することが難しい第1シート21を、第2シート22と一緒に切断することができる。このため、本実施の形態に係るグラスウール体10を用いて真空断熱材30の芯材31を作成することにより、乾式グラスウールである第1シート21と、湿式グラスウール又はグラスファイバーである第2シート22との寸法を一致させやすくなる。したがって、本実施の形態に係るグラスウール体10を用いて真空断熱材30の芯材31を作成することにより、乾式グラスウール製のシートと乾式グラスウール製以外のシートとが積層された芯材を用いる真空断熱材において、寸法精度を従来よりも向上させることができる。
また、従来の真空断熱材では、規定の形に切断されたシートのそれぞれを切断後に積層し、芯材を形成していた。このため、従来の真空断熱材では、各シートの積層に時間がかかり、芯材を製作する際の作業効率が悪かった。
一方、本実施の形態に係るグラスウール体10を延ばして、積層シート20を規定の形に切断することにより、第1シート21と第2シート22とが既に積層された状態となっている。このため、本実施の形態に係るグラスウール体10を用いて真空断熱材30の芯材31を作成することにより、芯材31を構成するシートを積層する時間を従来よりも短縮でき、芯材31を製作する際の作業効率を向上させることができる。特に、本実施の形態で説明している、複数のグラスウール体10を用いる芯材31の製造方法の場合、重ね合わされた複数の積層シート20を切断した際、芯材31を構成する全てのシートの積層が終了した状態となっている。このため、本実施の形態で説明している、複数のグラスウール体10を用いる芯材31の製造方法の場合、芯材31を構成するシートを積層する時間をさらに短縮でき、芯材31を製作する際の作業効率をさらに向上させることができる。
図10~図12は、本実施の形態に係る真空断熱材の芯材を示す図である。図10~図12に示す芯材31は、ステップS12の芯材形成工程において形成された芯材31を側方から見た図となっている。なお、図10~図12では、第1シート21と第2シート22との識別を容易とするため、第2シート22にハッチングを施している。
本実施の形態では、芯材形成工程において形成される芯材31の上面及び下面が第2シート22となるように、積層工程において複数の積層シート20が上下方向に重ね合わされる。すなわち、芯材31は、該芯材31の厚み方向に対向する面が第2シート22となっている。このため、本実施の形態に係る真空断熱材30では、第2シート22と外被材32とが接触する構成となっている。湿式グラスウール又はグラスファイバーである第2シート22の表面は、乾式グラスウールである第1シート21の表面と比べ、凹凸が小さい。このため、芯材31の厚み方向に対向する面を第2シート22にすることにより、真空断熱材30の表面の凹凸が目立ちにくくなり、真空断熱材30の意匠性が向上する。
また、芯材31の厚み方向に対向する面を第2シート22にすることにより、次のような効果も得られる。乾式グラスウール、湿式グラスウール及びグラスファイバーには、未延伸ガラス粒子の塊であるショットが含まれている。ショットが外被材32に接触していると、ショットによって外被材32に貫通孔が形成され、該貫通孔から真空断熱材30の内部に空気が侵入し、真空断熱材30の断熱性能が低下する可能性がある。ここで、湿式グラスウール及びグラスファイバーに含まれるショットの量は、乾式グラスウールに含まれるショットの量と比べて少ない。このため、芯材31の厚み方向に対向する面を湿式グラスウール又はグラスファイバーである第2シート22にすることにより、芯材31の厚み方向に対向する面を乾式グラスウールである第1シート21にする場合と比べ、ショットに起因する真空断熱材30の断熱性能の低下を抑制できる。
厚み方向に対向する面が第2シート22となる芯材31は、積層工程において複数の積層シート20を以下のように重ね合わせることにより得られる。ここで、積層工程において複数の積層シート20を重ね合わせる際に最も上方に配置される積層シート20で構成されたグラスウール体10を、第1グラスウール体11と称することとする。また、積層工程において複数の積層シート20を重ね合わせる際に最も下方に配置される積層シート20で構成されたグラスウール体10を、第2グラスウール体12と称することとする。この場合、第1グラスウール体11の積層シート20は、積層工程において複数の積層シート20を重ね合わせる際、第1シート21の上方に第2シート22が位置していればよい。また、第2グラスウール体12の積層シート20は、積層工程において複数の積層シート20を重ね合わせる際、第1シート21の下方に第2シート22が位置していればよい。積層工程において、第1グラスウール体11の積層シート20及び第2グラスウール体12の積層シート20をこのような姿勢で重ね合わせることにより、厚み方向に対向する面が第2シート22となる芯材31が得られる。
具体的には、例えば、図8に示すように、第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12は、第2シート22が第1シート21の内側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものとする。この場合、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を延ばす際、第1グラスウール体11が、第2グラスウール体12の回転方向とは逆方向に回転すればよい。より具体的には、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を図8のように紙面右側に延ばす際、第1グラスウール体11は反時計回りに回転し、第2グラスウール体12は時計回りに回転するとよい。これにより、厚み方向に対向する面が第2シート22となる芯材31が得られる。
また例えば、第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12は、第2シート22が第1シート21の外側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものとする。この場合も、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を延ばす際、第1グラスウール体11が、第2グラスウール体12の回転方向とは逆方向に回転すればよい。より具体的には、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を図8のように紙面右側に延ばす際、第1グラスウール体11は時計回りに回転し、第2グラスウール体12は反時計回りに回転するとよい。これにより、厚み方向に対向する面が第2シート22となる芯材31が得られる。
また例えば、図9に示すように、第1グラスウール体11は、第2シート22が第1シート21の内側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものとする。そして、第2グラスウール体12は、第2シート22が第1シート21の外側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものとする。この場合、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を延ばす際、第1グラスウール体11が、第2グラスウール体12の回転方向と同方向に回転すればよい。より具体的には、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を図9のように紙面右側に延ばす際、第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12は、反時計回りに回転するとよい。これにより、厚み方向に対向する面が第2シート22となる芯材31が得られる。
また例えば、第1グラスウール体11は、第2シート22が第1シート21の外側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものとする。そして、第2グラスウール体12は、第2シート22が第1シート21の内側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものとする。この場合も、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を延ばす際、第1グラスウール体11が、第2グラスウール体12の回転方向と同方向に回転すればよい。より具体的には、積層工程において第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12を図9のように紙面右側に延ばす際、第1グラスウール体11及び第2グラスウール体12は、時計回りに回転するとよい。これにより、厚み方向に対向する面が第2シート22となる芯材31が得られる。
なお、第1グラスウール体11の積層シート20と第2グラスウール体12の積層シート20との間に挟まれる積層シート20で構成されたグラスウール体10は、第2シート22が第1シート21の外側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものであってもよいし、第2シート22が第1シート21の内側となるように積層シート20がロール状に巻かれているものであってもよい。また、第1グラスウール体11の積層シート20と第2グラスウール体12の積層シート20との間に挟まれる積層シート20で構成されたグラスウール体10は、積層工程において延ばされる際、回転方向は特に限定されない。このため、図10~図12に示すように、第1グラスウール体11の積層シート20と第2グラスウール体12の積層シート20との間に挟まれる積層シート20は、第1シート21の下方に第2シート22が位置している場合もあれば、第1シート21の上方に第2シート22が位置している場合もある。
真空断熱材30の製造工程におけるステップS12の後のステップS20は、芯材31を外被材32で覆う被覆工程である。本実施の形態では、被覆工程は、ステップS21の芯材挿入工程、ステップS22の乾燥工程、ステップS23の水分吸着剤挿入工程、ステップS24の減圧工程、及びステップS25の密封工程を備えている。
ステップS21の芯材挿入工程では、袋形状に形成された外被材32の内部に、芯材31を挿入する。なお、外被材32の袋形状は、四方シール袋の形状、ガゼット袋の形状、三方シール袋の形状、ピロー袋の形状、及びセンターテープシール袋の形状等、特に限定されない。
芯材挿入工程の後、ステップS22の乾燥工程では、芯材31及び外被材32を乾燥させ、芯材31及び外被材32から水分を除去する。本実施の形態では、袋形状に形成された外被材32の内部に芯材31が挿入された状態で、芯材31及び外被材32を110℃で2時間程度加熱処理する。なお、芯材31及び外被材32を乾燥させる条件は、芯材31及び外被材32から水分を除去できれば、特に限定されない。
乾燥工程の後、ステップS23の水分吸着剤挿入工程では、袋形状に形成された外被材32の内部に、水分吸着剤33を挿入する。水分吸着剤挿入工程の後、ステップS24の減圧工程では、袋形状に形成された外被材32の内部を、1Pa~3Pa程度の真空度に減圧する。減圧工程の後、ステップS25の密封工程では、袋形状に形成された外被材32の開口部をヒートシール等により熱溶着し、芯材31及び水分吸着剤33を外被材32で密封する。これにより、真空断熱材30が完成する。なお、水分吸着剤挿入工程の位置は、上述の位置に限定されない。水分吸着剤挿入工程の位置は、密封工程の前であればよい。
以上、本実施の形態に係るグラスウール体10は、第1シート21及び該第1シート21に重ねられた第2シート22を有する積層シート20を備えている。第1シート21は、乾式グラスウールがシート状に形成されたシートである。第2シート22は、湿式グラスウール又はグラスファイバーがシート状に形成されたシートである。そして、グラスウール体10は、第2シート22が第1シート21の内側又は外側となるように積層シート20がロール状に巻かれている。
本実施の形態に係るグラスウール体10を用いて真空断熱材30の芯材31を作成する場合、寸法精度良く切断することが難しい第1シート21を、第2シート22と一緒に切断することができる。このため、本実施の形態に係るグラスウール体10を用いて真空断熱材30の芯材31を作成することにより、乾式グラスウールである第1シート21と、湿式グラスウール又はグラスファイバーである第2シート22との寸法を一致させやすくなる。したがって、本実施の形態に係るグラスウール体10を用いて真空断熱材30の芯材31を作成することにより、乾式グラスウール製のシートと乾式グラスウール製以外のシートとが積層された芯材を用いる真空断熱材において、寸法精度を従来よりも向上させることができる。
10 グラスウール体、11 第1グラスウール体、12 第2グラスウール体、20 積層シート、21 第1シート、22 第2シート、30 真空断熱材、31 芯材、32 外被材、33 水分吸着剤、34 熱溶着部。

Claims (7)

  1. 第1シート及び該第1シートに重ねられた第2シートを有する積層シートを備え、
    前記第1シートは、乾式グラスウールがシート状に形成されたシートであり、
    前記第2シートは、湿式グラスウール又はグラスファイバーがシート状に形成されたシートであり、
    前記第2シートが前記第1シートの内側又は外側となるように前記積層シートがロール状に巻かれているグラスウール体を複数用いた真空断熱材の製造方法であって、
    複数の前記グラスウール体を延ばして、複数の前記積層シートを上下方向に重ね合わせる積層工程と、
    前記積層工程で重ね合わされた複数の前記積層シートを切断して芯材を形成する芯材形成工程と、
    前記芯材を外被材で覆う被覆工程と、
    を備えた真空断熱材の製造方法。
  2. 前記積層工程において複数の前記積層シートを重ね合わせる際に最も上方に配置される前記積層シートで構成された前記グラスウール体を第1グラスウール体とし、
    前記積層工程において複数の前記積層シートを重ね合わせる際に最も下方に配置される前記積層シートで構成された前記グラスウール体を第2グラスウール体とした場合、
    前記積層工程において複数の前記積層シートを重ね合わせる際、
    前記第1グラスウール体の前記積層シートは、前記第1シートの上方に前記第2シートが位置しており、
    前記第2グラスウール体の前記積層シートは、前記第1シートの下方に前記第2シートが位置している請求項に記載の真空断熱材の製造方法。
  3. 前記第1グラスウール体及び前記第2グラスウール体は、前記第2シートが前記第1シートの内側となるように前記積層シートがロール状に巻かれており、
    前記積層工程において前記第1グラスウール体及び前記第2グラスウール体を延ばす際、前記第1グラスウール体は、前記第2グラスウール体の回転方向とは逆方向に回転する
    請求項に記載の真空断熱材の製造方法。
  4. 前記第1グラスウール体及び前記第2グラスウール体は、前記第2シートが前記第1シートの外側となるように前記積層シートがロール状に巻かれており、
    前記積層工程において前記第1グラスウール体及び前記第2グラスウール体を延ばす際、前記第1グラスウール体は、前記第2グラスウール体の回転方向とは逆方向に回転する
    請求項に記載の真空断熱材の製造方法。
  5. 前記第1グラスウール体は、前記第2シートが前記第1シートの内側となるように前記積層シートがロール状に巻かれており、
    前記第2グラスウール体は、前記第2シートが前記第1シートの外側となるように前記積層シートがロール状に巻かれており、
    前記積層工程において前記第1グラスウール体及び前記第2グラスウール体を延ばす際、前記第1グラスウール体は、前記第2グラスウール体の回転方向と同方向に回転する
    請求項に記載の真空断熱材の製造方法。
  6. 前記第1グラスウール体は、前記第2シートが前記第1シートの外側となるように前記積層シートがロール状に巻かれており、
    前記第2グラスウール体は、前記第2シートが前記第1シートの内側となるように前記積層シートがロール状に巻かれており、
    前記積層工程において前記第1グラスウール体及び前記第2グラスウール体を延ばす際、前記第1グラスウール体は、前記第2グラスウール体の回転方向と同方向に回転する
    請求項に記載の真空断熱材の製造方法。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の真空断熱材の製造方法によって製造された真空断熱材。
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