JP7274984B2 - モータシミュレータ及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、機械装置に具備されるモータを制御するモータ制御装置における制御系の検証に用いるモータシミュレータ及びそのプログラムに関する。
一般的に、モータ制御装置には、機械装置の特性を補正する制御系が含まれている。モータ制御装置において、この制御系は、複数の処理部で実装される。
下記特許文献1に記載のモータ制御装置では、電流検出器の検出値に含まれるオフセット成分である電流検出オフセットにより生ずるトルク変動を抑制する制御系の構成が開示されている。具体的に、特許文献1の図2には、電流検出オフセットを補正する制御系として、速度指令及びトルク指令が一定である場合に有効な制御系の構成が開示されている。また、特許文献1の図4及び図6には、電流検出オフセットを補正する制御系として、トルク指令が一定でない場合に有効な制御系の構成が開示されている。更に、特許文献1の図8には、電流検出オフセットを補正する制御系として、速度指令が一定でない場合に有効な制御系の構成が開示されている。
特開2006-121860号公報
近年、製品開発に要する期間の削減、又は製品開発のコスト削減を目的として、モータシミュレータが利用されている。モータシミュレータは、モータ制御装置が制御する機械装置に組み込まれたモータの特性を模擬し、実際の機械装置を使用することなく、モータ制御装置の特性を試験するために用いられる。つまり、モータシミュレータを使用することにより、モータ制御装置を用いて実際の機械装置を制御したときの特性の確認、及び実際の機械装置を制御したときに起こり得る問題の抽出を行うことが可能となる。
しかしながら、モータシミュレータにより、機械装置に組み込まれたモータの特性を具現するには、機械装置の特性に合わせた様々なパラメータを入力して演算させ、機械装置の特性ごとに合わせた機械装置モデルが必要となる。このため、機械装置の特性を変更する場合、機械装置モデルの変更に大幅な時間が必要とされる。従って、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができるモータシミュレータを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、機械装置に具備されるモータを制御するモータ制御装置における制御系の検証に用いるモータシミュレータである。モータシミュレータは、電圧信号に基づいてモータトルク信号を出力する模擬モータ部、及びモータトルク信号に基づいて角度信号を出力する模擬機械装置部を備える。模擬機械装置部は、モータの駆動に伴う機械装置ごとに異なる機械トルク特性から得られる模擬機械トルクの情報を含む機械トルク情報を記憶する記憶部、及び記憶部から読み出される機械トルク情報に基づいてモータトルク信号に含まれるモータトルクを補正し、補正後のモータトルクである補正トルクを含む補正トルク信号を出力する補正演算部を備える。更に、模擬機械装置部は、補正トルク信号に基づいて角度信号を演算する模擬回転検出器部を備える。
本発明に係るモータシミュレータによれば、機械装置ごとに異なる機械トルク情報を記憶する記憶部、機械トルク情報に基づいて補正トルク信号を出力する補正演算部、補正トルク信号に基づいて角度信号を演算する模擬回転検出器部を備えている。従って、本発明に係るモータシミュレータを用いることで、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができるという効果を奏する。
実施の形態1に係るモータシミュレータの構成例を示すブロック図 実施の形態1における模擬機械装置部の構成例を示すブロック図 実施の形態1における模擬機械装置部の動作説明に使用する第1の図 実施の形態1の記憶部に構築されるテーブルの説明に使用する図 実施の形態1における模擬機械装置部の動作説明に使用する第2の図 図2に示される模擬回転検出器部の構成例を示すブロック図 図1及び図2に示される模擬機械装置部の機能を実現するハードウェア構成の一例を示す図 実施の形態2における模擬機械装置部の構成例を示すブロック図 実施の形態2における模擬機械装置部の動作説明に使用する第1の図 実施の形態2の記憶部に構築されるテーブルの説明に使用する図 実施の形態2における模擬機械装置部の動作説明に使用する第2の図 実施の形態2における検証方法の幾つかの例を示す図 実施の形態3における模擬機械装置部の構成例を示すブロック図 実施の形態3における模擬機械装置部の動作説明に使用する第1の図 実施の形態3の記憶部に構築されるテーブルの説明に使用する図 実施の形態3における模擬機械装置部の動作説明に使用する第2の図
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係るモータシミュレータ及びそのプログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るモータシミュレータ1の構成例を示すブロック図である。実施の形態1に係るモータシミュレータ1は、模擬インバータ部2と、模擬モータ部10と、模擬機械装置部20とを備える。図1に示されるように、モータシミュレータ1には、モータ制御装置3から出力されるスイッチング信号が入力される。モータ制御装置3は、機械装置に具備されるモータを制御する制御装置である。モータの一例は、永久磁石モータであるが、どのようなモータが用いられてもよい。モータシミュレータ1は、モータ制御装置3における制御系の検証に用いるシミュレーション装置である。
モータ制御装置3が機械装置に具備されるモータを制御する際、モータに接続される不図示のインバータには、不図示の交流電源から出力される交流電圧を整流して得られる直流電圧が印加される。インバータに印加される直流電圧は、スイッチング信号によって交流電圧に変換される。交流電圧は、モータに印加される。モータは、交流電圧によって駆動される。スイッチング信号は、インバータに具備される不図示の半導体素子の導通及び非導通を制御する制御信号である。
スイッチング信号の一例は、パルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWM)信号である。PWM信号は、正弦波状の相電圧制御値と三角波状の搬送波とを比較して得られる信号である。正弦波状の相電圧制御値に代えて、直流の相電圧制御値が用いられる場合もある。また、三角波状の搬送波に代えて、のこぎり波状の搬送波が用いられる場合もある。PWM信号の周波数は、PWM信号のパルス幅の変動周期により定められる。
模擬インバータ部2は、インバータを模擬する構成部である。模擬インバータ部2には、モータ制御装置3によって生成されるスイッチング信号が入力される。模擬インバータ部2は、スイッチング信号に基づいて三相電圧信号を生成する。三相電圧信号は、三相の交流電圧信号、即ち互いに120°の位相角差を有する交流電圧信号である。三相電圧信号は、模擬モータ部10に入力される。なお、模擬インバータ部2は、モータ制御装置から出力されるスイッチング信号に基づいて三相電圧信号を生成する模擬インバータ部の一例である。また、三相電圧信号は、電圧信号の一例であり、電圧信号は単相電圧信号を用いることも可能である。
模擬モータ部10は、不図示のモータを模擬する構成部である。模擬モータ部10は、三相電圧信号に基づいてモータトルク信号及び三相電流信号を生成する。模擬モータ部10が生成したモータトルク信号は、模擬機械装置部20に入力される。模擬モータ部10が生成した三相電流信号は、モータ制御装置3に入力される。
模擬機械装置部20は、モータを具備する機械装置の特性を模擬する構成部である。模擬機械装置部20は、模擬モータ部10から出力されるモータトルク信号に基づいてモータの回転角度位置を示す角度信号を生成する。模擬機械装置部20が生成した角度信号は、モータ制御装置3に入力される。
次に、模擬モータ部10における模擬の内容、及び模擬モータ部10の動作について説明する。前述の通り、模擬モータ部10は、模擬インバータ部2から出力される三相電圧信号に基づいて、三相電流信号及びモータトルク信号を生成する。三相電圧信号は、U相、V相及びW相による三相座標系の電圧値である三相電圧値V,V,Vを含む信号である。三相電流信号は、U相、V相及びW相による三相座標系の電流値である三相電流値I,I,Iを含む信号である。ここで、モータの磁極がつくる磁束の方向をd軸とし、このd軸よりもπ/2進んだ方向をq軸とする。このとき、モータの特性を規定するdq座標系の電圧方程式は、以下の(1)式で表すことができる。
Figure 0007274984000001
上記(1)式は、モータが永久磁石モータである場合の電圧方程式である。上記(1)式において、Vは電機子電圧のd軸成分値であり、Vは電機子電圧のq軸成分値である。Iは電機子電流のd軸成分値であり、Iは電機子電流のq軸成分値である。Rは電機子巻線の抵抗値である巻線抵抗である。Lはd軸のインダクタンス成分値であり、Lはq軸のインダクタンス成分値である。φは永久磁石による電機子鎖交磁束であり、ωは電気角速度であり、pは微分演算子である。模擬モータ部10から出力される三相電流信号に含まれる三相電流値I,I,Iは、上記(1)式に基づいて演算される電機子電流のd軸成分値I及びq軸成分値Iを三相座標系の電流値に変換することで得ることができる。
次に、模擬モータ部10で演算されるモータトルクについて説明する。まず、三相電流値I,I,Iと、dq座標系におけるd軸成分値I及びq軸成分値Iとの間には、以下の(2)式に示す関係がある。
Figure 0007274984000002
上記(2)式において、δは、d軸成分値I及びq軸成分値Iを有するdq座標系の電流ベクトルのd軸を基準とする進み角である。模擬モータ部10から模擬機械装置部20に出力されるモータトルクは、以下の(3)式に基づいて演算することができる。
Figure 0007274984000003
上記(3)式において、Tはモータトルクであり、単位は[Nm]である。Pは極対数である。φは永久磁石による電機子鎖交磁束であり、単位は[V/rad/s]である。
次に、模擬機械装置部20の詳細構成及び動作について、図2から図6を参照して説明する。図2は、実施の形態1における模擬機械装置部20の構成例を示すブロック図である。模擬機械装置部20は、図2に示されるように、記憶部21と、補正演算部22と、模擬回転検出器部23とを備えている。
図3は、実施の形態1における模擬機械装置部20の動作説明に使用する第1の図である。図4は、実施の形態1の記憶部21に構築されるテーブルの説明に使用する図である。図5は、実施の形態1における模擬機械装置部20の動作説明に使用する第2の図である。
記憶部21は、図3に示されるように、機械装置の機械トルク特性を模擬した複数の模擬機械トルクのデータを格納するためのテーブル21aを有している。テーブル21aには、機械角θ(θ1,θ2,…,θn-1,θn)と、機械角θに対応する模擬機械トルク(トルク1,トルク2,…,トルクn-1,トルクn)とが記憶されている。なお、図3の例では、θを機械角としているが、θを電気角としてもよい。機械角を用いるか、電気角を用いるかは、操作者が選択可能である。また、以下の説明において、テーブル21aに記憶されている模擬機械トルク、即ち模擬機械トルクに関する複数のデータからなる集合体を「機械トルク情報」と呼ぶ。即ち、機械トルク情報には、モータの駆動に伴う機械装置ごとに異なる機械トルク特性から得られる模擬機械トルクの情報が含まれている。なお、本実施の形態1では、機械角θと模擬機械トルクとを対応させて機械トルク情報としている。
図4には、テーブル21aのテーブルサイズと機械角θの分解能との関係が示されている。テーブル21aのテーブルサイズをXとすると、機械角θの分解能は360/X[deg]となる。図3には、機械装置における機械トルク特性の一例として、機械角θに応じて変化する機械トルク特性が示されている。図3は、機械角θの1周期において1つのピーク点を有する1f特性の例を示したものである。ここで言うfはモータの回転周波数であり、1f特性は回転周波数fの1倍に関係する特性である。機械装置の他の特性、例えば2f特性、3f特性、又は6f特性を検証する場合には、当該特性をデータをテーブルに登録すればよい。
機械角θに対応する曲線K1の値は記憶部21に読み込まれて、テーブル21aに記憶される。なお、テーブル21aに記憶されるデータは、操作者が手動で入力してもよい。
補正演算部22は、図3に示されるように、読み出し部222と、演算器224とを備える。演算器224は、加算器224aと、乗算器224bと、選択器224cとを備える。読み出し部222は、入力される角度信号を受信して機械角θの情報を認識し、機械角θに対応する模擬機械トルクの情報をテーブル21aから読み出して演算器224に出力する。
読み出し部222から出力される模擬機械トルクは、加算器224aと、乗算器224bとに入力される。また、加算器224a及び乗算器224bのそれぞれには、モータトルク信号が入力される。加算器224aからは、モータトルク信号に含まれるモータトルクと模擬機械トルクとの加算結果が出力される。乗算器224bからは、モータトルク信号に含まれるモータトルクと模擬機械トルクとの乗算結果が出力される。選択器224cは、加算器224aの出力及び乗算器224bの出力のうちの何れかを選択し、補正トルク信号として出力する。なお、選択器224cが加算器224aの出力及び乗算器224bの出力のうちの何れを選択するのかについて、操作者が任意に設定できるように構成されていてもよい。
上記のように、補正演算部22は、機械トルク情報に基づいてモータトルクを補正する。補正演算部22は、補正後のモータトルクである補正トルクを含む補正トルク信号を模擬回転検出器部23に出力する。
図5には、補正演算部22における処理の流れが視覚化されて示されている。図5(a)には、模擬モータ部10から出力されるモータトルクの例が示されている。本説明では、モータトルクは2[N・m]の一定トルクであるとする。図5(b)には、記憶部21のテーブル21aに格納された機械トルク情報が、図3で示していた機械トルク特性の波形で示されている。図5(c)には、時間tに対してリニアに変化する機械角θが示されている。テーブル21aに記憶された機械トルク情報は、機械角θに基づいて読み出し部222で読み出される。読み出し部222で読み出されたデータによる出力は、図5(d)に示されるような、モータが1回転する時間、即ちモータの回転周期ごとに変動を繰り返す波形となる。
加算器224aからは、図5(a)の波形と、図5(d)の波形との加算結果が出力される。図5(e)に示されるように、加算器224aの出力は、模擬機械トルクに、2[N・m]のオフセット成分が付加された波形となる。加算器224aの出力は、モータを具備する機械装置において、例えばベアリングの故障診断に用いることができる。
また、乗算器224bからは、図5(a)の波形と、図5(d)の波形との乗算結果が出力される。図5(f)に示されるように、乗算器224bの出力は、模擬機械トルクが2倍された波形となる。乗算器224bの出力は、例えば回転数に応じて機械トルクが非線形で増えて行く機械装置の検証に用いることができる。
図6は、図2に示される模擬回転検出器部23の構成例を示すブロック図である。模擬回転検出器部23は、図6に示されるように、増幅器23aと、積分器23b,23cとを備えている。
補正トルクから角速度ωを求めるには、以下の(4)式を用いることができる。
Figure 0007274984000004
上記(4)式において、Jは慣性力であり、単位は[kgm]である。tは時間であり、単位は[s]である。角速度ωの単位は[rad/s]である。
また、角速度ωから角度θを求めるには、以下の(5)式を用いることができる。
Figure 0007274984000005
上記(5)式において、角度θの単位は[rad]である。
上記(4)式の演算を行う構成部が増幅器23a及び積分器23bである。増幅器23aにより慣性力Jの逆数のゲインを与え、その出力を積分器23bで積分することにより、角速度ωを求めることができる。また、上記(5)式の演算を行う構成部が積分器23cである。積分器23bの出力を更に積分器23cで積分することにより、角度θを求めることができる。
以上の構成とすることで、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の角度特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができる。
以上説明したように、実施の形態1によれば、模擬機械装置部は、記憶部から順次読み出される機械トルク情報に基づいて、モータトルク信号に含まれるモータトルクを補正し、補正後のモータトルクである補正トルクを含む補正トルク信号を演算する。つまり、模擬機械装置部の記憶部は、機械角θと模擬機械トルクとを対応させて機械トルク情報として記憶している。模擬機械装置部の補正演算部は、補正演算部に入力された角度信号に対応する機械トルク情報に基づいて補正トルクを演算する。また、模擬機械装置部は、補正トルク信号に基づいて角度信号を演算し、演算した角度信号をモータ制御装置に出力する。これにより、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができる。
また、実施の形態1によれば、模擬機械装置部の記憶部には、機械装置ごとに異なる機械装置の特性に関する情報を記憶することができる。これにより、異なる機械装置の特性、及び異なる種類の機械装置の特性は、記憶部に記憶する機械トルク特性の情報を変更することで模擬することができる。このため、機械装置の特性ごとに合わせた複雑な機械装置モデルを作成する必要がない。これにより、機械装置の特性の変更に要する時間を含むシミュレーション時間を、従来よりも短縮することができる。
次に、実施の形態1における模擬機械装置部20の機能を実現するハードウェア構成について説明する。図1及び図2に示される模擬機械装置部20の機能の全部又は一部は、例えば、図7に示すハードウェア構成で実現され得る。図7は、図1及び図2に示される模擬機械装置部20の機能を実現するハードウェア構成の一例を示す図である。模擬機械装置部20は、演算を行うプロセッサ300、プロセッサ300によって読みとられるプログラム及びデータが記憶されるメモリ302、及び信号の入出力を行うインタフェース304を含む構成とすることができる。模擬機械装置部20の記憶部21におけるテーブル21aは、メモリ302に構築することができる。
図1及び図2に示される模擬機械装置部20が図7の構成で実現される場合には、模擬機械装置部20は、例えば、図7に示されるプロセッサ300がメモリ302に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。なお、模擬機械装置部20の機能のうちの一部を回路又は制御器で実装し、他の部分をプロセッサ300及びメモリ302を用いて実現してもよい。
プロセッサ300は、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はDSP(Digital Signal Processor)といった演算手段であってもよい。メモリ302としては、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)、BRAM(ブロックRAM)といった不揮発性又は揮発性の半導体メモリを例示することができる。
プロセッサ300は、インタフェース304を介して必要な情報を授受し、メモリ302に格納されたプログラムをプロセッサ300が実行することにより、上述した処理を行うことができる。プロセッサ300による演算結果は、メモリ302に記憶することができる。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2における模擬機械装置部20Aの構成例を示すブロック図である。実施の形態2における模擬機械装置部20Aでは、図2に示される実施の形態1における模擬機械装置部20の構成において、記憶部21が記憶部21Aに置き替えられ、補正演算部22が補正演算部22Aに置き替えられている。実施の形態1の模擬機械装置部20では、補正演算部22に角度信号が入力されていたが、これに代えて、実施の形態2の模擬機械装置部20Aでは、補正演算部22Aに補正開始タイミング信号が入力されている。なお、その他の構成は図2に示される実施の形態1の構成と同一又は同等であり、同一又は同等の内容には、同一の符号及び同一の名称を付して重複する説明は省略する。
次に、実施の形態2における模擬機械装置部20Aの要部の動作について、図8に加え、図9から図12を参照して説明する。図9は、実施の形態2における模擬機械装置部20Aの動作説明に使用する第1の図である。図10は、実施の形態2の記憶部21Aに構築されるテーブルの説明に使用する図である。図11は、実施の形態2における模擬機械装置部20Aの動作説明に使用する第2の図である。図12は、実施の形態2における検証方法の幾つかの例を示す図である。
記憶部21Aは、図9に示されるように、機械装置の機械トルク特性を模擬した複数の模擬機械トルクのデータを格納するためのテーブル21A1を有している。テーブル21A1には、時間t(t1,t2,…,tn-1,tn)と、時間tに対応する模擬機械トルク(トルク1,トルク2,…,トルクn-1,トルクn)とが記憶されている。テーブル21A1に記憶されるデータは、機械トルク情報であり、機械トルク情報は、機械装置ごとに異なる機械トルク特性から得られる模擬機械トルクの情報である。なお、本実施の形態2では、モータシミュレータの演算周期と模擬機械トルクとを対応させて機械トルク情報としている。
図10には、テーブル21A1のテーブルサイズと時間tの分解能との関係が示されている。時間tの分解能は、時間間隔と言い替えることができる。テーブル21A1のテーブルサイズをXとすると、時間tの分解能である時間間隔は、nm+1で表すことができる。ここで、nは制御周期であり、mはマスク回数である。マスク回数mは、データのサンプリング時間を決めるパラメータである。マスク回数mは、操作者が、例えば0から15の任意の整数で設定することができる。例えば、モータ制御装置3の制御周期nが2[μsec]であり、マスク回数mを15とすると、時間間隔は、2[μsec]^(15+1)=65.536[msec]となる。テーブルサイズをXとすると、テーブル全体で、0[sec]からn^(m+1)×(X-1)[sec]までの機械トルク特性のデータを記憶させることができる。
図9には、機械トルク特性を再現した波形の例が示されている。時間tに対応する曲線K2の値は記憶部21Aに読み込まれて、テーブル21A1に記憶される。なお、テーブル21A1に記憶されるデータは、操作者が手動で入力してもよい。
補正演算部22Aにおいて、読み出し部222には、補正の開始を指示する補正開始タイミング信号が入力される。読み出し部222は、補正開始タイミング信号を開始点として、時間によって変化する模擬機械トルクの情報をテーブル21A1から読み出して演算器224に出力する。以降の演算器224の動作及び模擬回転検出器部23の動作は実施の形態1と同様であり、ここでの説明は省略する。
図11には、補正演算部22Aにおける処理の流れが視覚化されて示されている。図11(a)には、模擬モータ部10から出力されるモータトルクの例が示されている。本説明では、モータトルクは2[N・m]の一定トルクであるとする。図11(b)には、記憶部21Aのテーブル21A1に記憶された機械トルク情報が、図9で示していた機械トルク特性の波形で示されている。図11(c)には、補正開始タイミング信号が示されている。テーブル21A1に記憶された機械トルク情報は、補正開始タイミング信号をトリガにして読み出し部222で読み出される。読み出し部222で読み出されたデータによる出力は、図11(d)に示されるように、補正開始タイミング信号を開始点とする模擬機械トルクの波形となる。
加算器224aからは、図11(a)の波形と、図11(d)の波形との加算結果が出力される。乗算器224bからは、図11(a)の波形と、図11(d)の波形との乗算結果が出力される。図11(e)に示されるように、加算器224aの出力は、模擬機械トルクに、2[N・m]のオフセット成分が付加された波形となる。また、図11(f)に示されるように、乗算器224bの出力は、模擬機械トルクが2倍された波形となる。
図12には、実施の形態2における検証方法に関する3つの例が示されている。何れの検証方法も、補正を開始してテーブル21A1に記憶された機械トルク情報を読み出して、モータ制御装置3を動作させるところまでは同じである。それぞれの差異について説明すると、図12(a)は、モータ制御装置3を動作させた後に、模擬機械トルクの最終値、即ち最後に読み出された模擬機械トルクを出力したままにする検証方法である。図12(b)は、モータ制御装置3を動作させた後に、模擬機械トルクの最終値、即ち最後に読み出された模擬機械トルクを0クリアする検証方法である。図12(c)は、モータ制御装置3を動作させた後に、最初の模擬機械トルクに戻って、同じ一連の模擬機械トルクを周期的に連続して出力する検証方法である。図12(a)、図12(b)及び図12(c)のうちの何れの検証方法を用いるのかは、操作者によって選択可能である。図12(a)、図12(b)及び図12(c)のうちの少なくとも1つの検証方法を用いることにより、モータ制御装置3における制御系の挙動を評価することができる。これにより、モータ制御装置3を用いて実際の機械装置を制御したときに起こり得る問題の抽出が可能となる。
以上説明したように、実施の形態2によれば、模擬機械装置部の記憶部は、モータシミュレータの演算周期を表す時間tと模擬機械トルクとを対応させて機械トルク情報として記憶している。模擬機械装置部の補正演算部は、補正演算部に入力された演算周期を表す時間tに対応する機械トルク情報に基づいて補正トルクを演算する。これにより、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の時間周期特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができる。更に、本実施の形態2においても、機械装置の特性ごとに合わせた複雑な機械装置モデルを作成する必要がない。従って、機械装置の特性の変更に要する時間を含むシミュレーション時間を、従来よりも短縮することができる。
実施の形態3.
図13は、実施の形態3における模擬機械装置部20Bの構成例を示すブロック図である。実施の形態3における模擬機械装置部20Bでは、図2に示される実施の形態1における模擬機械装置部20の構成において、記憶部21が記憶部21Bに置き替えられ、補正演算部22が補正演算部22Bに置き替えられ、模擬回転検出器部23が模擬回転検出器部23Bに置き替えられている。実施の形態1の模擬機械装置部20では、補正演算部22に角度信号が入力されていたが、これに代えて、実施の形態3の模擬機械装置部20Bでは、補正演算部22Bに角速度信号が入力されている。なお、図13では、模擬回転検出器部23Bの内部で生成される信号を角速度信号として用いているが、これに限定されない。角速度信号は、模擬機械装置部20Bの外部から入力される信号であってもよい。また、その他の構成は図2に示される実施の形態1の構成と同一又は同等であり、同一又は同等の内容には、同一の符号及び同一の名称を付して重複する説明は省略する。
次に、実施の形態3における模擬機械装置部20Bの要部の動作について、図13に加え、図14から図16を参照して説明する。図14は、実施の形態3における模擬機械装置部20Bの動作説明に使用する第1の図である。図15は、実施の形態3の記憶部21Bに構築されるテーブルの説明に使用する図である。図16は、実施の形態3における模擬機械装置部20Bの動作説明に使用する第2の図である。
記憶部21Bは、図14に示されるように、機械装置の機械トルク特性を模擬した複数の模擬機械トルクのデータを格納するためのテーブル21B1を有している。テーブル21B1には、角速度ω(ω1,ω2,…,ωn-1,ωn)と、角速度ωに対応する模擬機械トルク(トルク1,トルク2,…,トルクn-1,トルクn)とが記憶されている。テーブル21B1に記憶されるデータは、機械トルク情報である。この機械トルク情報は、機械装置ごとに異なる機械トルク特性から得られる模擬機械トルクの情報である。なお、本実施の形態3では、モータの角速度ωと模擬機械トルクとを対応させて機械トルク情報としている。
図15には、テーブル21B1のテーブルサイズと角速度ωの分解能との関係が示されている。テーブル21B1のテーブルサイズをXとすると、角速度ωの分解能は、ωmax/X[r/min]となる。ωmaxは速度の最大値であり、操作者が任意に設定することができる。
図14には、機械装置における機械トルク特性の一例として、角速度ωに応じて変化する機械トルク特性が示されている。角速度ωに対応する曲線K3の値は記憶部21Bに読み込まれて、テーブル21B1に記憶される。なお、テーブル21B1に記憶されるデータは、操作者が手動で入力してもよい。
補正演算部22Bにおいて、読み出し部222には、角速度信号が入力される。読み出し部222は、角速度信号の値によって変化する模擬機械トルクの情報をテーブル21B1から読み出して演算器224に出力する。以降の演算器224の動作及び模擬回転検出器部23の動作は実施の形態1と同様であり、ここでの説明は省略する。
図16には、補正演算部22Bにおける処理の流れが視覚化されて示されている。図16(a)には、模擬モータ部10から出力されるモータトルクの例が示されている。本説明では、モータトルクは2[N・m]の一定トルクであるとする。図16(b)には、記憶部21Bのテーブル21B1に記憶された機械トルク情報が、図14で示していた機械トルク特性の波形で示されている。図16(c)には、時間tに対してリニアに変化し、0[r/min]からωmax/2[r/min]まで増加する角速度ωが示されている。テーブル21B1に記憶された機械トルク情報は、角速度ωに基づいて読み出し部222で読み出される。読み出し部222で読み出されたデータによる出力は、図16(d)に示されるような、時間の経過に従って模擬機械トルクの値が変化する波形となる。
加算器224aからは、図16(a)の波形と、図16(d)の波形との加算結果が出力される。乗算器224bからは、図16(a)の波形と、図16(d)の波形との乗算結果が出力される。図16(e)に示されるように、加算器224aの出力は、模擬機械トルクに、2[N・m]のオフセット成分が付加された波形となる。また、図16(f)に示されるように、乗算器224bの出力は、模擬機械トルクが2倍された波形となる。
以上の構成とすることで、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の速度特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができる。
以上説明したように、実施の形態3によれば、模擬機械装置部の記憶部は、モータの角速度ωと模擬機械トルクとを対応させて機械トルク情報として記憶している。模擬機械装置部の補正演算部は、補正演算部に入力されたモータの角速度に対応する機械トルク情報に基づいて補正トルクを演算する。これにより、モータ制御装置の制御系に含まれる機械装置の速度特性を補正する処理部の検証を簡易に行うことができる。更に、本実施の形態3においても、機械装置の特性ごとに合わせた複雑な機械装置モデルを作成する必要がない。従って、機械装置の特性の変更に要する時間を含むシミュレーション時間を、従来よりも短縮することができる。
なお、実施の形態1から3に係るモータシミュレータの機能をコンピュータにて実行させるための命令群で構成されるプログラムを作成して、記憶媒体に保持してもよい。記憶媒体に保持されたプログラムは、コンピュータのメモリ内に読み出され、若しくは展開されることで、上述した実施の形態1から3に係るモータシミュレータの機能を実行することができる。
また、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 モータシミュレータ、2 模擬インバータ部、3 モータ制御装置、10 模擬モータ部、20,20A,20B 模擬機械装置部、21,21A,21B 記憶部、21a,21A1,21B1 テーブル、22,22A,22B 補正演算部、23,23B 模擬回転検出器部、23a 増幅器、23b,23c 積分器、222 読み出し部、224 演算器、224a 加算器、224b 乗算器、224c 選択器、300 プロセッサ、302 メモリ、304 インタフェース。

Claims (6)

  1. 機械装置に具備されるモータを制御するモータ制御装置における制御系の検証に用いるモータシミュレータであって、
    実機である前記モータ制御装置から出力されるスイッチング信号に基づいて電圧信号を生成する模擬インバータ部と、
    前記電圧信号に基づいてモータトルク信号を出力する模擬モータ部と、
    前記モータトルク信号に基づいて生成した角度信号を前記モータ制御装置に出力する模擬機械装置部と、
    を備え、
    前記模擬機械装置部は、
    前記モータの駆動に伴う前記機械装置ごとに異なる機械トルク特性から得られる模擬機械トルクの情報を含む機械トルク情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から読み出される前記機械トルク情報に基づいて前記モータトルク信号に含まれるモータトルクを補正し、補正後のモータトルクである補正トルクを含む補正トルク信号を出力する補正演算部と、
    前記補正トルク信号に基づいて前記角度信号を演算する模擬回転検出器部と、
    を備えることを特徴とするモータシミュレータ。
  2. 前記記憶部は、前記角度信号に対応付けて前記模擬機械トルクの情報を前記機械トルク情報として記憶し、
    前記補正演算部は、入力された前記角度信号に対応する前記機械トルク情報に基づいて前記補正トルクを演算する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータシミュレータ。
  3. 前記記憶部は、前記モータシミュレータの演算周期に対応付けて前記模擬機械トルクの情報を前記機械トルク情報として記憶し、
    前記補正演算部は、入力された前記演算周期に対応する前記機械トルク情報に基づいて前記補正トルクを演算する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータシミュレータ。
  4. 前記記憶部は、前記モータの角速度に対応付けて前記模擬機械トルクの情報を前記機械トルク情報として記憶し、
    前記補正演算部は、入力された前記角速度に対応する前記機械トルク情報に基づいて前記補正トルクを演算する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータシミュレータ。
  5. 前記補正演算部は、
    前記記憶部から読み出された前記機械トルク情報に含まれる模擬機械トルクと前記モータトルクとの乗算値を演算する乗算器と、
    前記模擬機械トルクと前記モータトルクとの加算値を演算する加算器と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のモータシミュレータ。
  6. 機械装置に具備されるモータを制御するモータ制御装置における制御系の検証に用いるモータシミュレータとしてコンピュータを動作させるモータシミュレータのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    実機である前記モータ制御装置から出力されるスイッチング信号に基づいて電圧信号を生成する模擬インバータ部、
    前記電圧信号に基づいてモータトルク信号を出力する模擬モータ部、及び
    前記モータトルク信号に基づいて生成した角度信号を前記モータ制御装置に出力する模擬機械装置部、
    として機能させ、
    前記模擬機械装置部を、
    前記モータの駆動に伴う前記機械装置ごとに異なる機械トルク特性から得られる模擬機械トルクの情報を含む機械トルク情報を記憶する記憶部、
    前記記憶部から読み出される前記機械トルク情報に基づいて前記モータトルク信号に含まれるモータトルクを補正し、補正後のモータトルクである補正トルクを含む補正トルク信号を出力する補正演算部、及び
    前記補正トルク信号に基づいて前記角度信号を演算する模擬回転検出器部、
    として機能させる
    モータシミュレータのプログラム。
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